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JPH0740785B2 - 多チヤンネルインバ−タ回路 - Google Patents

多チヤンネルインバ−タ回路

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Publication number
JPH0740785B2
JPH0740785B2 JP62080937A JP8093787A JPH0740785B2 JP H0740785 B2 JPH0740785 B2 JP H0740785B2 JP 62080937 A JP62080937 A JP 62080937A JP 8093787 A JP8093787 A JP 8093787A JP H0740785 B2 JPH0740785 B2 JP H0740785B2
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Japan
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JP62080937A
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伸一 大橋
勇夫 福島
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Priority to US07/153,209 priority patent/US4847742A/en
Publication of JPS63249470A publication Critical patent/JPS63249470A/ja
Publication of JPH0740785B2 publication Critical patent/JPH0740785B2/ja
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回路システムの他、モータその他のアクチュ
エータ駆動用電力増幅器を含む装置に係り、とくにこれ
らの装置の電力効率を改善し、全体として小型,軽量
化,経済性を高めるに好適な手段に関する。
〔従来の技術〕
従来のDC・DCコンバータ装置においては、特開昭54−14
0153号公報及び長谷川著「スイッチング・レギュレータ
設計ノウハウ」(CQ出版発行)5・4節多電源回路の具
体例第154頁の図5−16〜第157頁の図5−20に記載のご
とく、複数の直流出力の安定化に注力されて来た。大き
く見ると、従来からの設計,開発においては、電源装置
と、その電源から給電されて働く増幅器その他の装置と
は切り離して、夫々別個に作られ、また、夫々の分野で
改良が重ねられて来た。したがって、本発明のように、
両者を一体化し、新たな装置と見做して改善を計る着想
は見当らない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のDC・DCコンバータ装置は、もっぱら、一方極
性の直流または脈流出力を得るために用いられ、その多
チャンネル出力化といっても複数の電源用直流出力を得
る程度で、出力の何れかを他の出力とは独立に変調する
場合は、出力側に更に別の変調用DC・DCコンバータまた
はインバータ或いは電力増幅器等を接続していた。した
がって多数の出力チャンネルを互に独立に変調する場
合、全体が大型化すると同時に、価格が著しく増加する
という難点があった。
本発明の目的は、単一のDC・DCコンバータ装置の出力を
時分割して多数の出力チャンネルの夫々に給電して多チ
ャンネル化し、同時に時分割時間巾の夫々を各出力に応
じて適切に変調し、互に独立な多チャンネル出力を得る
ことにある。かかる思想に基づく出願が同一出願人によ
り、既になされているが、本発明はとくに上記時間巾の
変調法に係り、より経済的かつ実用的な手段を提供す
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、DC・DCコンバータ(スイッチングレギュレ
ータ電源回路)の出力を、スイッチング回路を介し、複
数の負荷に振り分け、かつ、該スイッチング回路のスイ
ッチング時間巾を制御することにより達成できる。ま
ず、本発明がすべてのDC・DCインバータ回路に適用でき
ることを説明する。第3図の左欄に従来の回路方式を分
類して示した。これらは原理的に第4図と第5図の
(i)に示す2種類の回路構成に集約できる。第4図は
第3図の(b),(c),(d)の原理図であり、第5
図は第3図の(a),(d),(f),(g),(h)
の原理図である。両図共、一次電源V11からインダクタ
ンスLとスイッチS1を介して平滑コンデンサC0と負荷R
とからなる負荷回路に出力電流i0が流れる。第3図の
(e)ではこのLが見当らないが、この場合はトランス
の2次巻線インダクタンスが、このLと同等の働きをす
る。第4図と第5図の動作は同様なので第4図につき説
明する。インダクタンスLはスイッチS1の接点が1に接
する期間中に入力V11からエネルギを受け取り、2に接
する期間中に出力V0に向かって、このエネルギーを吐き
出す働きをしている。したがって、スイッチS1のONとOF
F時間巾を変えればインダクタンスLに伝えるエネルギ
量が変化するので、出力V0も変化するのである。即ち、
インダクタンスLが無ければ出力の制御が出来ないので
ある。
かかるDC・DCインバータ回路の動作原理からみて、第4
図を第1図のように、また、第5図を第2図のように変
更し、出力電流i0をスイッチS2により複数の負荷に分配
し、スイッチS2が各接点に接するON時間巾やデュティフ
ァクタ等に制御すれば多チャンネルの出力を得ることが
できる。第3図の右欄には、各回路方式に対し、スイッ
チS2を設け多チャンネル化した場合を併せて示した。各
チャンネルの出力電圧を制御するためには、このスイッ
チS2を適正に制御する手段が必要である。同時に全負荷
に過不足なく給電するためのスイッチS1の制御も必要で
ある。
第6図には本発明の基本的構成の一例として、フライバ
ック型への適用例を示した。スイッチS2の各接点にはス
イッチング回路5〜7が対応する。R 〜R は各
チャンネルの負荷インピーダンスである。C01〜C02は出
力電圧V01〜V04を平滑する平滑コンデンサである。スイ
ッチング回路5〜7のON時間巾は、夫々入力信号V1〜V3
によって制御せられる。例えばスイッチング回路5は、
出力電圧V01がV1より低い場合に導通し、コンデンサC01
が充電されて出力電圧V01が上昇し、V1を越えると遮断
する。また、以後、スイッチング回路6,7およびダイオ
ード4が順次導通し終る迄、スイッチング回路5は遮断
状態を持続する。このようにして、スイッチング回路5
から7およびダイオード4迄はサイクリックに順次導通
して行く動作をくり返す。
コンデンサC01からC03までが充電されると残余のエネル
ギーがダイオード4を介して流れ、コンデンサC04を充
電する。したがって、コンデンサC04端電圧V04は、各チ
ャンネルを充電するに必要な一巡エネルギの過不足を示
す指標になる。したがって、出力電圧V04を結合回路1
を介して1次スイッチング素子S11の制御回路2に伝
え、出力電圧V04を常に一定に保つ制御ループを形成す
れば、コンデンサC01〜C03は常に不足なく充電されるこ
とになる。
次に2次スイッチング回路5〜7につき説明する。
第7図は、その原理的回路構成図である。第6図と比べ
1次側回路やスイッチング回路7,以降の回路は便宜上,
省略した。Lは2次コイルインダクタンスである。1次
スイッチS11がOFFになるとL端には正極性の電圧v
発生する。この電圧vが入力電圧V1より小さいと、コ
ンパレータA1はスイッチS21を閉じる信号を発生する。
逆の場合はスイッチS21は開放になる。スイッチS11が閉
じれば、ダイオードD1を介し2次コイルインダクタンス
Lより電流が流れ、コンデンサC01を充電するから出力
電圧V01が上昇し始める。ダイオードD1の順方向電圧を
無視すればスイッチS1が閉じているのであるから電圧v
も出力電圧V01に等しい。出力電圧V02がV01より大き
ければスイッチS22の動作如何によらずダイオードD2
遮断されている。出力電圧V01の上昇によりコンパレー
タA1の出力はやがて反転してスイッチS11を遮断する。
このとき、電圧vはその電流が遮断されるのであるか
ら、跳ね上ってダイオードD2を導通させる。したがっ
て、電圧vは出力電圧V02にクランプされ、コンデン
サC02の充電により、やがてスイッチS22もOFFされる。
以上の動作により、各チャンネルは入力電圧の低い方か
ら順次導通され、最後に最も入力電圧の高いチャンネル
が充電される。スイッチS12とS22のON時間巾は、例えば
出力電圧V01がV21に達する迄の時間として自動的に定ま
る。
以上述べた本発明の要点を記すと、 1.出力平滑コンデンサを入力電圧に応じて必要量だけ自
動的に充電する出力チャンネルスイッチ回路 2.全出力チャンネルの充電完了を監視し、全供給エネル
ギーを適切に供給する制御方式 3.すべてのDC・DCインバータ回路に適用できる ということになる。
〔作用〕
先に述べた第1図,第2図,第6図,第7図本発明原理
回路は、多チャンネル出力回路の夫々が順次、必要量だ
け自動的に給電され、かつ、全チャンネルへの給電量が
不足せぬよう制御されるので、各チャンネル出力を互に
独立に制御することができる。
この結果、実施例を述べるように、チャンネル出力回路
をプッシュプルに構成して交流出力を得ることも容易に
なる。
即ち、従来のDC・DCコンバータ(スイッチング電源回
路)回路に本発明を適用することにより、その機能を安
定化直流電源の他に直流,および交流増幅機能を含む多
チャンネル装置に拡張できる。
〔実施例〕
以下、第8図,第9図により本発明に用いる出力スイッ
チング回路の具体的回路につき説明する。
第7図は出力スイッチング回路の具体的実施例である。
便宜上、ダイオードD1およびトランジスタQ2,Q3のベー
スエミッタ間順方向電圧(略0.7v)を無視する。電圧v
が入力電圧V1より低い間はトランジスタQ3は遮断され
ているのでトランジスタQ2のベース電流は抵抗R1を流れ
る。抵抗R1の抵抗値を適度に低く設定すればトランジス
タQ2は飽和し、そのコレクタ・エミッタ間電圧VCEは略
零となる。即ちトランジスタQ2はスイッチング素子とし
てONの動作をとる。したがって、V01とvは等しい。
が増加し、V1を越えるとトランジスタQ3が導通し、
その結果、トランジスタQ2が遮断される。コンデンサC1
は、実際上vに重畳するパルス性雑音によりトランジ
スタQ2が誤動作することを防止するコンデンサ素子であ
る。
第9図は第8図の静特性測定結果を示す図である。入力
電圧V1が、5vと10vの場合につき測定した。
V1=5vの場合、vが低いうちはV01はv1に直線的に比
例して増加し、トランジスタQ2がON状態にあることを示
している。vが略5.5vになると、V01は零に向かって
急落する。即ち、トランジスタQ2が遮断されたことを示
している。V1が10vの場合も同様である。
第10図は第8図のバイポーラトランジスタQ2の代りにエ
ンハンスメント型のPチャネルMOSトランジスタを用い
た場合である。VGGはトランジスタQ4のゲートバイアス
用の電源で、トランジスタQ3がOFF状態のとき、トラン
ジスタQ4をON状態に保つ働きをする。トランジスタQ3
動作は第8図の場合と同様である。
第11図は、第10図のバイポーラトランジスタQ3を同種の
Pチャネルエンハンスメント型MOSトランジスタQ5に置
換した場合である。トランジスタQ6も同種のMOSトラン
ジスタで、抵抗R3とVGGによって、そのドレイン・ソー
ス電極間に閾値電圧を発生させる。この結果、トランジ
スタQ5のソース電圧(ダイオードD1のカソード電圧)が
丁度V1に達すると、トランジスタQ5が導通し、トランジ
スタQ4のソース・ゲート間を短絡してトランジスタQ4
遮断し、第8図の場合と同様の働きをする。この回路は
MOS・IC回路として好適である。
第12図は本発明を自動式のフライバック型DC.DCコンバ
ータに適用した本発明の一実施例である。
1次電源V11はトランス3の1次巻線3−1を介しトラ
ンジスタ8によりスイッチングされる。2はトランジス
タ8のベース電流制御回路で巻線3−2とトランジスタ
8のベース間に電流制御用のトランジスタQ5を介在させ
てベース電流を制御する。また、トランジスタQ5はトラ
ンジスタQ6により制御される。
出力は3チャネル設けられている。V01は正の直流出力,
V02は負の直流出力,v03は交流出力である。正と負の出
力電圧を得るため、互に逆極性の2ケの2次巻線3−3
と3−4が設けられる。各出力スイッチング回路は第1
図の構成同一である。交流出力回路では2ケのスイッチ
ング回路がプッシュプル動作を行う。v03の正の半波
は、ダイオードD3を介するスイッチング回路により、ま
た負の半波はダイオードD4を介するスイッチング回路に
より得られる。即ち、2ケのスイッチング回路がB級の
プッシュプル動作を行う。第6図図のダイオード4を介
する整流回路,結合回路1が行う機能は、第12図では、
巻線3−5他で代行されている。即ち、第6図の電圧V
04は電圧変換された形で、3−5端電圧を整流して得ら
れる。これがV04′である。このV04′は、ツェナーダイ
オード9を経てトランジスタQ5のベースに印加される。
この結果、V04′は常に略,ツェナー電圧に固定される
ように制御される。換言すれば、第6図のV04が、V1〜V
3等の如何に拘らず常に一定に維持されることと同等の
働きをする。
第13図は第12図の動作波形図である。3ケの負荷インピ
ーダンスR 〜R は何れも10Ωである。同図
(a)の上側の波形は、2次巻線電圧v4,同下側の波形
は各チャネル電流i1〜i3を重ね撮りしたものである。同
図(a)では、V01=1,V02=−3v,v03=7vのときの波形
である。
v4波形が負のとき、2次側の各ダイオードD1〜D4は遮断
され、この間、1次スイッチ素子8がONとなっている。
8がOFFになると、v4は正方向に反転し、最初に、入力
電圧が最も低いチャネルが導通し、次いで入力電圧の大
きさの順に流れる。この場合はi1,i2,i3の順に流れる。
同図(b)はv3に正弦波と矩形波を入力したときのv03
波形である。このときV01とV02は(a)図と同じ+1v,
−3vに保たれている。これより、3つのチャネルの出力
から直流と交流のが任意に得られたことがわかる。
チャネル数を必要に応じて増減したり、各スイッチング
トランジスタにFET,その他の素子を用いても同等の動作
が得られることはいうまでもない。また、2次巻線の数
を増やし、複数の出力チャネルを必要に応じてそれらの
何れかに接続してもよい。
第14図は入出力特性測定結果図である。v3の正負の変化
に対し、v03は略直線的に変化し、利得は略1である。
原点附近の曲りは、従来のB級プッシュプル回路のクロ
スオーバ歪と類似のもので、B級プッシュプルの場合と
同様な手段で改善できる。またv0の変化によって、他の
チャネル出力V01,V02等が影響を受けないことがわか
る。
第15図は、v03の周波数特性測定結果図である。高域遮
断周波数は平滑コンデンサC03と負荷抵抗R により
定まっている。この場合、C03を減らすと通過帯域巾は
広がる。第15図は出力チャネルを交流の電力増幅器とし
て利用できることを示している。
また、この実験回路の電力効率は略70%であった。この
値は、通常のスイッチングレギュレータ電源のそれに匹
敵し、本発明が従来のDC・DCコンバータ装置の電力効率
を損わずに、DC/ACの多チャネル化を達成していること
を示している。
以上、第12図乃至第15図はフライバック型のDC・DCコン
バータを用いた本発明の実施例につき説明したものであ
る。
既に述べたように第3図の(b)と(c)の回路構成は
上記したフライバック型と同一の原理動作を行うので第
12図乃至第15図に示した本発明実施例をそっくり適用で
きる。
第5図に属する第3図の(a),(d),(f),
(g)および(h)の場合は、第4図の場合とは異なっ
て出力電流が同図(ii)に示すように連続して流れる。
このような回路の一例として、第3図の(g)を取り上
げ、以下に本発明の第2の実施例として、第16図により
説明する。
第16図において、インダクタンスL1およびL2は第2図
(b)のLに相当する。各入力電流の大きさが例えば
V1,V2,v3の順に大きければ、チャネル電流はi1,i2,i3
順に切替わって流れる。第12図の場合と同様、この切替
えが一順した後、また最初に戻してくり返す必要があ
る。このとき第12図の場合と異なってL1,L2電流は常時
連続して流れるため、この一順のくり返しは自動的に行
われない。方法としては、全チャネルを一順後に瞬時ON
させるか、またはL1およびL2端を一順後に瞬時短絡し
て、L1,L2端電圧v6およびv7を下げればよい。第16図で
は、後者の方法が実施されている。例えばV04はV1,v3
りも高い電圧に設定されているので、i1,i3が流れた後
にD5が導通する。このダイオード電流はC04を通し、ト
ランジスタQ4を駆動する。Q4は常時、遮断されている。
この結果、v6が下がりこの途中でD1が導通しくり返しの
初期状態に戻るのである。トランジスタQ5の動作につい
ても同様である。Q4,Q5はv6,v7等を必要なだけ低下させ
るに足るだけ導通すればよく、必ずしも完全に飽和する
必要はない。
以上の2つの実施例には本発明の思想を洩れなく含まれ
ているが、以上の実施例を若干簡易化した実施例として
以下、第17〜18図に示すような回路構成が挙げられる。
第19図は第17図に対する従来例である。第19図ではv
を整流して得た直流電圧V0を増幅器A3,A4等の電源とし
て用いる。通常、V0の大きさは各出力V01,V02等の最大
値よりも大きく設定される。その結果、V01,V02等がV0
に比べて著しく低い場合は、負荷R 1,R 等に出力
される電力に比べ、A1,A2等での消費電力は著しく大き
くなり、電力効率は極めて低くなる。
第17図は斯様な電力効率の低さを改善する。すなわち例
えば、A1が通電するとインダクタンスLより電圧降下が
発生してVが低下する。このVが隣接チャネルのV
02より低ければダイオードD2は遮断されている。コンデ
ンサC01の充電が進んでi1が減少するとVが上昇しi2
を流し始める。
この間、i1も若干流れ続ける点が第15図迄の本発明説明
と異るが、Vは同様に各出力電圧V01,V02等に追随し
て変化するので第19図に比べれば電力効率が相当に改善
されるのである。
第18図は第17図のA1,A2としてエミッタフォロワーを用
いた場合である。トランジスタQ6が飽和している間はv
はV01と略等しくなり、コンデンサC01の充電が進んで
i21が減少すると、vが上昇し、トランジスタQ7を導
通させる。
なお、多チャネル化に関する第1図のダイオード8,第6
図のダイオードD3,第11図のダイオードD5等に関する回
路は、同様に適用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来のDC・DCコンバータ(スイッチン
グレギュレータ電源回路)を直流および交流の多チャン
ネル出力化することができる。
すなわち、PWM(パルス巾変調)方式の直流および、交
流電力増幅器を多チャネル有する高能率で小型,軽量,
および経済性の高い装置を提供する。
本発明は一般に直流電源とモータや各種のアクチュエー
タを駆動する電力増幅装置に効果的に適用できる。例え
ば、VTR,VDD等の装置,各種ロボット,自動車用エレク
トロニクス装置等、回路システムの他に多くのサーボ増
幅回路やアクチュエータ駆動回路が必要な分野では電力
効率が良いため放熱の問題が少く、小型,軽量という利
点が実装上の多くの問題を改善し、設計の自由度を広め
る。経済性については言う迄もない。
また、装置の標準化が容易という利点も挙げられる。即
ち、出力チャネルスイッチ回路は他からの制御信号に依
らず、自身で自動的に開閉動作を行うから、出力チャネ
ル数の増減が自由に行える。したがって、標準化された
本体と、ユニット化された出力チャネルスイッチ回路の
組み合わせで多くの用途をカバーすることが出来、標準
化による経済効果が期待できるのである。
また、簡単な効果の例として、市販されているような直
流安定化電源装置の出力電圧を正負の極性に連続可変化
にし、さらに多電源化してその商品価値を高めることも
容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の基本的回路構成図、第2図
は本発明の他実施例の基本的回路構成図、第3図は従来
方式の分類とそれらに対する本発明適用例の比較図、第
4図と第5図は第3図の原理回路図、第6図は本発明の
一適用例を示す図、第7図は第6図のスイッチング回路
の原理的回路構成図、第8図は本発明のスイッチング回
路の具体的一実施例を示す図、第9図は第8図の静特性
測定結果を示す図、第10図は本発明の具体的な他の実施
例を示す図、第11図は本発明の具体的なさらに他の実施
例を示す図、第12図は本発明を自励式のフライバック型
DC・DCコンバータに適用した一実施例の回路図、第13図
は第12図の動作波形図、第14図は第12図の入出力静特性
測定結果図、第15図は周波数特性測定結果図、第16図は
本発明の別の実施例の回路図、第17図と第18図は各々本
発明のさらに他の簡易化した実施例の回路図、第19図は
第17図に対する従来の回路図である。 V11……一次電源, S1……一次スイッチング素子, 3……変成器, 6……2次スイッチング回路, V1〜V3……入力信号電圧, C01〜C05等……平滑コンデンサ, R 〜R 等……負荷, V01〜V03等……出力電圧, A1〜A2等……コンパレータ, D1〜Dn等……ダイオード, Q1,Q2,〜等……トランジスタ, i2〜i3等……2次スイッチ電流, v,v4〜v7等……2次スイッチに印加される電圧, S2……DC・DCインバータ動作に必要なスイッチ, L1……DC・DCインバータ動作に必要なインダクタンス, A1,A2等……増幅器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次スイッチング回路によって一次電源を
    オン,オフスイッチングすることにより、このオン期間
    に該一次電源からインピーダンス素子にエネルギーを供
    給し、このオフ期間に該インピーダンス素子の出力を互
    いに並列接続された複数の整流回路に供給し、夫々の整
    流回路に平滑コンデンサと負荷とからなる負荷回路を接
    続して、夫々の負荷に該インピーダンス素子の出力を整
    流平滑して供給するようにした多チャンネルインバータ
    回路において、 該整流回路と該負荷回路の間毎に、二次スイッチング回
    路を設け、 該二次スイッチング回路は夫々、これに接続された該負
    荷に印加すべき電圧レベルに等しい基準レベルが設定さ
    れて、これに接続される該整流回路の入力または出力レ
    ベルが該基準レベル以下の期間オンし、 かつ、該各二次スイッチング回路が全てオフしたときの
    該インピーダンス素子の出力レベルをピーク値として検
    出するピーク値検出回路を設け、 該一次スイッチング回路は、該ピーク値検出回路によっ
    て制御され、該ピーク値検出回路が検出する該ピーク値
    が該各二次スイッチング回路に設定された該基準レベル
    のいずれをも超える一定のレベルとなるように、該一次
    電源をオンする期間を設定し、 該一次スイッチング回路によって該一次電源をオフする
    期間毎に、該インピーダンス素子の出力の供給を該二次
    スイッチング回路に設定されている該基準レベルが小さ
    い負荷順に停止することを特徴とする多チャンネルイン
    バータ回路。
  2. 【請求項2】一次スイッチング回路によって一定の周期
    で一次電源をオン,オフスイッチングして該一次電源か
    らインピーダンス素子にエネルギーを供給し、該インピ
    ーダンス素子の出力を互いに並列接続された複数の整流
    回路に供給し、夫々の整流回路に平滑コンデンサと負荷
    とからなる負荷回路を接続して、夫々の負荷に該インピ
    ーダンス素子の出力を整流平滑して供給するようにした
    多チャンネルインバータ回路において、 該整流回路と該負荷回路の間毎に、二次スイッチング回
    路を設け、 該二次スイッチング回路は夫々、これに接続された該負
    荷に印加すべき電圧レベルに等しい基準レベルが設定さ
    れて、これに接続される該整流回路の入力または出力レ
    ベルが該基準レベル以下の期間オンし、 かつ、該各二次スイッチング回路が全てオフしたときの
    該インピーダンス素子の出力レベルをピーク値として検
    出するピーク値検出回路と、 該ピーク値検出回路によって制御され、該ピーク値検出
    回路が該ピーク値を検出たとき、該インピーダンス素子
    の出力レベルを該各二次スイッチング回路に設定された
    該基準レベルのいずれよりも低いレベルにする手段と を設け、 該二次スイッチング回路に設定されている該基準レベル
    が小さい負荷順に該インピーダンス素子の出力の供給を
    停止する動作を繰り返すようにしたことを特徴とする多
    チャンネルインバータ回路。
  3. 【請求項3】一次スイッチング回路によって一次電源を
    オン,オフスイッチングすることにより、このオン期間
    に該一次電源からインピーダンス素子にエネルギーを供
    給し、このオフ期間に該インピーダンス素子の出力を互
    いに並列接続された複数の整流回路に供給し、夫々の整
    流回路に平滑コンデンサと負荷とからなる負荷回路を接
    続して、夫々の負荷に該インピーダンス素子の出力を整
    流平滑して供給するようにした多チャンネルインバータ
    回路において、 該整流回路と該負荷回路の間毎に、該整流回路を電源端
    子に、該負荷回路を出力端子に夫々接続した増幅回路を
    設け、 該増幅回路は夫々、これに接続された該負荷に印加すべ
    き電圧レベルに等しい基準レベルが設定されて、これに
    接続される該整流回路の入力または出力レベルが該基準
    レベル以下の期間オンし、 かつ、該各増幅回路が全てオフしたときの該インピーダ
    ンス素子の出力レベルをピーク値として検出するピーク
    値検出回路を設け、 該一次スイッチング回路は、該ピーク値検出回路によっ
    て制御され、該ピーク値検出回路が検出する該ピーク値
    が該各増幅回路に設定された該基準レベルのいずれをも
    超える一定のレベルとなるように、該一次電源をオンす
    る期間を設定し、 該一次スイッチング回路によって該一次電源をオフする
    期間毎に、該インピーダンス素子の出力の供給を該増幅
    回路に設定されている該基準レベルが小さい負荷順に停
    止することを特徴とする多チャンネルインバータ回路。
  4. 【請求項4】一次スイッチング回路によって一定の周期
    で一次電源をオン,オフスイッチングして該一次電源か
    らインピーダンス素子にエネルギーを供給し、該インピ
    ーダンス素子の出力を互いに並列接続された複数の整流
    回路を供給し、夫々の整流回路に平滑コンデンサと負荷
    とからなる負荷回路を接続して、夫々の負荷に該インピ
    ーダンス素子の出力を整流平滑して供給するようにした
    多チャンネルインバータ回路において、 該整流回路と該負荷回路の間毎に、該整流回路を電源端
    子に、該負荷回路を出力端子に夫々接続した増幅回路を
    設け、 該増幅回路は夫々、これに接続された該負荷に印加すべ
    き電圧レベルに等しい基準レベルが設定されて、これに
    接続される該整流回路の入力または出力レベルが該基準
    レベル以下の期間オンし、 かつ、該各増幅回路が全てオフしたときの該インピーダ
    ンス素子の出力レベルをピーク値として検出するピーク
    値検出回路と、 該ピーク値検出回路によって制御され、該ピーク値検出
    回路が該ピーク値を検出したとき、該インピーダンス素
    子の出力レベルを該各増幅回路に設定された該基準レベ
    ルのいずれよりも低いレベルにする手段と を設け、 該増幅回路に設定されている該基準レベルが小さい負荷
    順に該インピーダンス素子の出力の供給を停止する動作
    を繰り返すようにしたことを特徴とする多チャンネルイ
    ンバータ回路。
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