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JPH0744197A - 音声復号装置 - Google Patents

音声復号装置

Info

Publication number
JPH0744197A
JPH0744197A JP5191097A JP19109793A JPH0744197A JP H0744197 A JPH0744197 A JP H0744197A JP 5191097 A JP5191097 A JP 5191097A JP 19109793 A JP19109793 A JP 19109793A JP H0744197 A JPH0744197 A JP H0744197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoding
error
code
data
selection switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5191097A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Miura
剛 三浦
Shigeru Hosoi
茂 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5191097A priority Critical patent/JPH0744197A/ja
Publication of JPH0744197A publication Critical patent/JPH0744197A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤りが検出された場合に復号でのデータの途
切れを少なくして、聴感上の音声品質の向上を図る。 【構成】 カウンタ12の限度数Nと、データバッファ
13で蓄積する伝送符号数Nを決定し、誤り検出器11
で誤りがないと判定した場合は、送信側からの伝送符号
を選択スイッチ14を通じて供給したADPCM復号器
15で復号し、この復号を選択スイッチ17から出力デ
ータとして送出する。誤りを検出した場合、カウンタ1
2は1,2,3…Nと増加し、データバッファ13中の
バッファ2、バッファ3…バッファNのデータを選択ス
イッチ14を通じてADPCM復号器15で復号する。
カウンタ12がNを越えた場合は、サプレス装置16で
振幅を抑圧した復号を選択スイッチ17から出力データ
として送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル移動通信な
どを利用し、国際電信電話諮問委員会勧告G.721に
規定される適応差分パルス符号変調(以下、ADPCM
と記載する)方式音声符号化による伝送符号を復号する
音声復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の音声復号装置の構成を示す
ブロック図である。図2において、この音声復号装置
は、送信機側からの所定の一定間長の音声符号を多重化
した伝送符号の誤りを検出するための誤り検出器2と、
伝送符号を復号するためのADPCM復号器3とを有し
ている。さらに、この音声復号装置は、誤り検出器2で
誤りを検出した場合に、出力データにおける振幅が
「0」になるような誤り時データ4が供給されるととも
に、ADPCM復号器3からの復号又は誤り時データ4
を選択した出力データを送出する選択スイッチ5を有し
ている。
【0003】次に、この従来例の構成の動作について説
明する。送信機側では、所定の一定間長の音声符号を多
重化した伝送符号を生成して送出する。受信機側の音声
復号装置では、送信側から伝送された伝送符号ごとに誤
りが検出されたどうか否かを誤り検出器2で判断して選
択スイッチ5を切り替える。この誤り検出器2で誤りを
検出しない場合には、受信した伝送符号をADPCM復
号器3で復号し、この復号を選択スイッチ5を通じて出
力データとして送出する。また、誤り検出器2が誤りを
検出した場合、この誤りが検出された伝送符号を復号せ
ずに、出力データにおける振幅が「0」になるような誤
り時データ4を選択スイッチ5を通じて出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声復号装置では、誤り検出器2で誤りを検出した
場合、出力データにおける振幅を「0」にしているた
め、以降の装置で音声出力を行う場合に、音声途切れが
感じられ、聴感上の音声品質が劣化するという欠点があ
る。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、誤りが検出された場合に復号でのデータ
途切れが少なくなり、音声の連続性が保たれるととも
に、誤りが続けて検出された場合の異音の発生が阻止さ
れて、音声出力を行う際に聴感上での音声品質が向上す
る優れた音声復号装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の音声復号装置は、誤り検出符号が付加され
るとともに音声符号を有する伝送符号を復号する際の誤
りを検出する誤り検出手段と、検出した誤りの連続回数
を計数する計数手段と、過去の伝送符号を蓄積するデー
タ蓄積手段と、伝送符号を復号する復号手段とを有し、
検出した誤りが計数限度数以内の場合に計数手段の計数
限度数と同数の蓄積した過去の伝送符号と置換し、復号
して出力する構成としている。
【0007】この構成にあって、誤り検出符号が付加さ
れた伝送符号は、適応差分パルス符号変調の波形符号化
方式による音声符号化処理で生成されるとともに、復号
手段は、適応差分パルス符号変調による伝送符号の復号
を行う構成としている。
【0008】また、前記の構成に加えて、復号の信号振
幅を抑圧するサプレス手段と、復号手段又はサプレス手
段からの復号又は信号振幅が抑圧された復号を選択して
出力する選択手段とを有し、検出した誤りが計数限度数
を越えた場合に復号の信号振幅を抑圧して出力する構成
としている。
【0009】
【作用】このような構成により、本発明の音声復号装置
は、誤り検出符号が付加されるとともに音声符号を有す
る過去に伝送された伝送符号を蓄積する。そして、誤り
が生じた伝送符号は、蓄積した伝送符号と置換し、復号
して出力される。また、誤りが続けて検出された場合に
は、復号の信号振幅を抑圧して出力している。したがっ
て、誤りが検出された場合に復号でのデータ途切れが少
なくなる。すなわち、音声の近接区間での相関、すなわ
ち、波形が類似する特質を利用して、音声の連続性が保
たれる。さらに、誤りが続けて検出された場合の異音の
発生が阻止されて、音声出力を行う際に聴感上での音声
品質が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の音声復号装置の実施例を図面
を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の音声復号装置の実施例にお
ける構成を示すブロック図である。図1において、この
音声復号装置は、送信機側からの所定の一定間長の音声
符号を多重化した伝送符号の誤りを検出するための誤り
検出器11と、誤り検出器11で検出した誤りの連続回
数を数えるカウンタ12と、過去の伝送符号を蓄積する
ためのデータバッファ13と、カウンタ12の値によっ
てデータバッファ13からの伝送符号を選択して出力す
る選択スイッチ14とを有している。さらに、この音声
復号装置は、選択スイッチ14で選択された伝送符号を
復号するADPCM復号器15と、このADPCM復号
器15からの復号の信号振幅を抑圧するためのサプレス
装置16と、ADPCM復号器15又はサプレス装置1
6からの復号又は信号振幅が抑圧された復号を選択する
ための選択スイッチ17とを有している。
【0012】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。予め過去の伝送符号を幾つ使用するかを
指定しておくことにより、カウンタ12の限度数Nと、
データバッファ13で蓄積する伝送符号数Nが決定され
る。まず、誤り検出器11で誤りがないと判定した場合
は、カウンタ12が「0」であり、選択スイッチ14を
通じて送信機側からの伝送符号をADPCM復号器15
に供給して復号する。音声伝送データから誤り検出器1
1が誤りを検出した場合、カウンタ12が「1」とな
り、選択スイッチ14によりデータバッファ13中のバ
ッファ1が選択される。このバッファ1に格納した伝送
符号がADPCM復号器15で復号され、この復号が選
択スイッチ17を通じて出力データとして送出される。
誤りが続けて検出された場合にカウンタ12は2,3…
Nと増加し、データバッファ13中のバッファ2、バッ
ファ3…バッファNの伝送符号が選択スイッチ14によ
りそれぞれ選択される。この後、ADPCM復号器15
で復号される。この場合、誤りが続いて検出されてカウ
ンタ12がNを越えた場合、過去の多数の伝送符号を続
けて復号すると、本来、復号すべき波形とは異なった波
形、すなわち、過去の蓄積された伝送符号が復号されて
しまう。この際、選択スイッチ14を通じて伝送符号が
そのまま復号されるが、この復号は、サプレス装置16
で信号の振幅が抑圧される。そして、この信号の振幅が
抑圧された復号が選択スイッチ17を通じて出力データ
として送出される。この振幅が抑圧された復号は、その
信号の振幅が小さいため異音の発生が阻止されて聴感上
の音声品質の劣化を抑えることが出来る。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の音声復号装置は、過去に伝送された伝送符号を蓄積
し、誤りが生じた伝送符号は、蓄積した伝送符号と置換
し、復号して出力されるため、復号でのデータの途切れ
が少なくなる。すなわち、音声の近接区間での相関、す
なわち、波形が類似する特質を利用して、音声の連続性
が保たれ、音声出力を行う際に聴感上での音声品質が向
上するという効果を有する。また、誤りが続けて検出さ
れた場合には、復号の信号振幅を抑圧して出力している
ため、誤りが続けて検出された場合の異音の発生が阻止
されて、音声出力を行う際に聴感上での音声品質が向上
するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声復号装置の実施例における構成を
示すブロック図
【図2】従来の音声復号装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
11 誤り検出器 12 カウンタ 13 データバッファ 14 選択スイッチ 15 ADPCM復号器 16 サプレス装置 17 選択スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り検出符号が付加されるとともに音声
    符号を有する伝送符号を復号する際の誤りを検出する誤
    り検出手段と、検出した誤りの連続回数を計数する計数
    手段と、過去の伝送符号を蓄積するデータ蓄積手段と、
    伝送符号を復号する復号手段とを有し、検出した誤りが
    前記計数限度数以内の場合に前記計数手段の計数限度数
    と同数の蓄積した過去の伝送符号と置換し、復号して出
    力することを特徴とする音声復号装置。
  2. 【請求項2】 誤り検出符号が付加された伝送符号は、
    適応差分パルス符号変調の波形符号化方式による音声符
    号化処理で生成されるとともに、復号手段は、適応差分
    パルス符号変調による伝送符号の復号を行うことを特徴
    とする請求項1記載の音声復号装置。
  3. 【請求項3】 復号の信号振幅を抑圧するサプレス手段
    と、復号手段又はサプレス手段からの復号又は信号振幅
    が抑圧された復号を選択して出力する選択手段とを有
    し、検出した誤りが計数限度数を越えた場合に復号の信
    号振幅を抑圧して出力することを特徴とする請求項1記
    載の音声復号装置。
JP5191097A 1993-08-02 1993-08-02 音声復号装置 Pending JPH0744197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191097A JPH0744197A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 音声復号装置

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JP5191097A JPH0744197A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 音声復号装置

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Publication Number Publication Date
JPH0744197A true JPH0744197A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16268810

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JP5191097A Pending JPH0744197A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 音声復号装置

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JP (1) JPH0744197A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516559A (ja) * 1999-12-08 2003-05-13 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ディジタルオーディオデータ復号化方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516559A (ja) * 1999-12-08 2003-05-13 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ディジタルオーディオデータ復号化方法
JP2012113318A (ja) * 1999-12-08 2012-06-14 Robert Bosch Gmbh デジタルオーディオデータ復号化方法

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