JPH08116145A - リジット基板とフレキシブル基板の接続構造および接続方法 - Google Patents
リジット基板とフレキシブル基板の接続構造および接続方法Info
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- JPH08116145A JPH08116145A JP24930294A JP24930294A JPH08116145A JP H08116145 A JPH08116145 A JP H08116145A JP 24930294 A JP24930294 A JP 24930294A JP 24930294 A JP24930294 A JP 24930294A JP H08116145 A JPH08116145 A JP H08116145A
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- flexible
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- circuit board
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/303—Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
- H05K3/363—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リジット基板とフレキシブル基板との接続強
度の向上、接続部分の小形化、および接続不良の低減を
実現を図ることを目的とする。 【構成】 リジット基板11とフレキシブル基板10の
互いに対向する面にそれぞれ形成された接続用リ−ド1
6、13どうしをハンダ付けしてなるハンダ接続部22
と、このハンダ接続部22を挟む両側近傍に設けられ、
上記リジット基板11とフレキシブル基板10とをこれ
らの厚さ方向に貫通する貫通孔18と、この貫通孔18
に挿着され、上記リジット基板11とフレキシブル基板
10を締結する締結具24とを有するものである。
度の向上、接続部分の小形化、および接続不良の低減を
実現を図ることを目的とする。 【構成】 リジット基板11とフレキシブル基板10の
互いに対向する面にそれぞれ形成された接続用リ−ド1
6、13どうしをハンダ付けしてなるハンダ接続部22
と、このハンダ接続部22を挟む両側近傍に設けられ、
上記リジット基板11とフレキシブル基板10とをこれ
らの厚さ方向に貫通する貫通孔18と、この貫通孔18
に挿着され、上記リジット基板11とフレキシブル基板
10を締結する締結具24とを有するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、電子機器内
に組み込まれるリジットプリント基板とフレキシブルプ
リント基板の接続構造および接続方法に関するものであ
る。
に組み込まれるリジットプリント基板とフレキシブルプ
リント基板の接続構造および接続方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンやワ−プロなどの電子機
器の小形化の要請に伴い、電子部品の高密度実装の必要
性が高まっている。このような必要性に応える技術とし
て、電子部品が実装されてなるリジットプリント基板
(剛性のあるプリント配線基板)を複数枚積層し、この
状態で電子機器内に組み込むことでスペ−スの有効活用
を行う方法がある。
器の小形化の要請に伴い、電子部品の高密度実装の必要
性が高まっている。このような必要性に応える技術とし
て、電子部品が実装されてなるリジットプリント基板
(剛性のあるプリント配線基板)を複数枚積層し、この
状態で電子機器内に組み込むことでスペ−スの有効活用
を行う方法がある。
【0003】そして、これら複数枚のリジットプリント
基板を互いに接続するための部品として、フレキシブル
プリント基板(フレキシブル基板)が一般的に用いられ
ている。
基板を互いに接続するための部品として、フレキシブル
プリント基板(フレキシブル基板)が一般的に用いられ
ている。
【0004】このフレキシブルプリント基板は、柔軟性
がある絶縁基板を用いた可撓性の薄いフィルムの表面に
上記リジットプリント基板間を電気的に接続するための
接続用リ−ドを形成したものである。
がある絶縁基板を用いた可撓性の薄いフィルムの表面に
上記リジットプリント基板間を電気的に接続するための
接続用リ−ドを形成したものである。
【0005】図6中1は、フレキシブルプリント基板で
ある。このフレキシブルプリント基板1の特徴は、同図
に示すようにして上記リジットプリント基板2、2どう
しを接続した後、折り曲げられることで、図に一点鎖線
で示すようにリジットプリント基板2間の3次元的な接
続を実現でき、かつ誤配線の防止や配線作業の合理化を
行えることである。
ある。このフレキシブルプリント基板1の特徴は、同図
に示すようにして上記リジットプリント基板2、2どう
しを接続した後、折り曲げられることで、図に一点鎖線
で示すようにリジットプリント基板2間の3次元的な接
続を実現でき、かつ誤配線の防止や配線作業の合理化を
行えることである。
【0006】しかし、近年の高密度実装化の要請によ
り、上記リジットプリント基板2の接続用リ−ドおよび
これに接続されるフレキシブルプリント基板1の接続用
リ−ドは、ますます狭ピッチ化する傾向にある。
り、上記リジットプリント基板2の接続用リ−ドおよび
これに接続されるフレキシブルプリント基板1の接続用
リ−ドは、ますます狭ピッチ化する傾向にある。
【0007】狭ピッチで設けられた接続用リ−ドどうし
をハンダ付けする場合、リ−ド一本あたりの接合幅が非
常に狭くなるので、引張力等の外力を受けた場合にハン
ダ接続部分が簡単に破断してしまうおそれがある。
をハンダ付けする場合、リ−ド一本あたりの接合幅が非
常に狭くなるので、引張力等の外力を受けた場合にハン
ダ接続部分が簡単に破断してしまうおそれがある。
【0008】このため、従来、図7(a)、(b)に示
すように、リジットプリント基板2の接続用リ−ド3と
上記フレキシブルプリント基板1の接続用リ−ド4とが
ハンダ付けされた部分(ハンダ接続部5)の内側に、上
記リジットプリント基板2とフレキシブルプリント基板
1とを固着する両面粘着シ−ト6を配設し、ハンダ接続
部の補強を図ることが行われている。
すように、リジットプリント基板2の接続用リ−ド3と
上記フレキシブルプリント基板1の接続用リ−ド4とが
ハンダ付けされた部分(ハンダ接続部5)の内側に、上
記リジットプリント基板2とフレキシブルプリント基板
1とを固着する両面粘着シ−ト6を配設し、ハンダ接続
部の補強を図ることが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の上記リジットプリント基板2とフレキシブルプリン
ト基板1との接続構造には、以下に説明する解決すべき
課題がある。第1に、上述したように両面粘着シ−ト6
あるいは熱圧着シ−トを用いて補強を行った場合でも、
それぞれのリジットプリント基板2が重い場合には、製
品の製造工程におけるハンドリングによる外力、特にね
じり方向の外力が作用した場合に、やはり接続部に「ず
れ」や「剥がれ」等が生じる可能性があり、接続強度の
さらなる向上が望まれているということがある。
来の上記リジットプリント基板2とフレキシブルプリン
ト基板1との接続構造には、以下に説明する解決すべき
課題がある。第1に、上述したように両面粘着シ−ト6
あるいは熱圧着シ−トを用いて補強を行った場合でも、
それぞれのリジットプリント基板2が重い場合には、製
品の製造工程におけるハンドリングによる外力、特にね
じり方向の外力が作用した場合に、やはり接続部に「ず
れ」や「剥がれ」等が生じる可能性があり、接続強度の
さらなる向上が望まれているということがある。
【0010】第2に、両面粘着シ−ト6などを用いた補
強では、それらを貼着するために、上記ハンダ付けのた
めのエリアとは別にこれと略同じ大きさのエリアが必要
であり、高密度実装の妨げになっているということがあ
る。
強では、それらを貼着するために、上記ハンダ付けのた
めのエリアとは別にこれと略同じ大きさのエリアが必要
であり、高密度実装の妨げになっているということがあ
る。
【0011】第3に、上記両面粘着シ−ト6とハンダ接
続部5とが若干離れているため、上記両面粘着テ−プ6
の粘着面に剥がれ等が生じなくとも上記ハンダ接続部5
のみが破断してしまうことも考えれ、ハンダ接続部5の
十分な補強が成されていないということがある。
続部5とが若干離れているため、上記両面粘着テ−プ6
の粘着面に剥がれ等が生じなくとも上記ハンダ接続部5
のみが破断してしまうことも考えれ、ハンダ接続部5の
十分な補強が成されていないということがある。
【0012】第5に、上記フレキシブルプリント基板1
を上記リジットプリント基板2に接続するには、上記熱
圧着シ−ト6を軟化させるためのツ−ルおよび上記ハン
ダ材5を溶融させるためのツ−ルの2種類のツ−ルを用
意するか、あるいは、一つのツ−ルを2か所に順次移動
させる必要があり、装置が複雑になると共に作業性が悪
いということがある。
を上記リジットプリント基板2に接続するには、上記熱
圧着シ−ト6を軟化させるためのツ−ルおよび上記ハン
ダ材5を溶融させるためのツ−ルの2種類のツ−ルを用
意するか、あるいは、一つのツ−ルを2か所に順次移動
させる必要があり、装置が複雑になると共に作業性が悪
いということがある。
【0013】第6に、接続不良があった場合に上記フレ
キシブルプリント基板1を上記リジットプリント基板2
からリペアする必要性が生じる場合があるが、上述した
構成ではリペア性が悪く、またリペアした後両者を再接
続する場合には、こびりついた上記粘着シ−ト6の残り
かすを洗浄する必要などがあり、取扱いに難点があると
いうことがある。
キシブルプリント基板1を上記リジットプリント基板2
からリペアする必要性が生じる場合があるが、上述した
構成ではリペア性が悪く、またリペアした後両者を再接
続する場合には、こびりついた上記粘着シ−ト6の残り
かすを洗浄する必要などがあり、取扱いに難点があると
いうことがある。
【0014】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、リジット基板とフレキシブル基板と接続す
る場合に、接続強度の向上、接続部分の小形化、および
接続不良の低減を実現できるリジット基板とフレキシブ
ル基板の接続構造および接続方法を提供することを目的
とするものである。
れたもので、リジット基板とフレキシブル基板と接続す
る場合に、接続強度の向上、接続部分の小形化、および
接続不良の低減を実現できるリジット基板とフレキシブ
ル基板の接続構造および接続方法を提供することを目的
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、リジット基板とフレキシブル基板とを接続するリジ
ット基板とフレキシブル基板の接続構造において、上記
リジット基板とフレキシブル基板の互いに対向する面に
それぞれ形成された接続用リ−ドどうしをハンダ付けし
てなるハンダ接続部と、このハンダ接続部の近傍に設け
られ、上記リジット基板とフレキシブル基板とをこれら
の厚さ方向に貫通する貫通孔と、上記貫通孔に挿着さ
れ、上記リジット基板とフレキシブル基板を締結する締
結具とを有することを特徴とするリジット基板とフレキ
シブル基板の接続構造である。
は、リジット基板とフレキシブル基板とを接続するリジ
ット基板とフレキシブル基板の接続構造において、上記
リジット基板とフレキシブル基板の互いに対向する面に
それぞれ形成された接続用リ−ドどうしをハンダ付けし
てなるハンダ接続部と、このハンダ接続部の近傍に設け
られ、上記リジット基板とフレキシブル基板とをこれら
の厚さ方向に貫通する貫通孔と、上記貫通孔に挿着さ
れ、上記リジット基板とフレキシブル基板を締結する締
結具とを有することを特徴とするリジット基板とフレキ
シブル基板の接続構造である。
【0016】第2の手段は、第1の手段のリジット基板
とフレキシブル基板の接続構造において、上記貫通孔
は、上記ハンダ接続部を挟む両側近傍に設けられている
ことを特徴とするものである。
とフレキシブル基板の接続構造において、上記貫通孔
は、上記ハンダ接続部を挟む両側近傍に設けられている
ことを特徴とするものである。
【0017】第3の手段は、第1の手段のリジット基板
とフレキシブル基板の接続構造において、上記締結具
は、上記貫通孔の内径よりも若干小なる外径を有する円
筒部を有し、上記貫通孔に挿着される中間部材と、軸部
を有し、この軸部を上記貫通孔に挿着された中間部材の
円筒部内に圧入されることで、上記中間部材の外径を拡
張し、この円筒部を上記貫通孔の内面と嵌合させる中心
部材とを有することを特徴とするものである。
とフレキシブル基板の接続構造において、上記締結具
は、上記貫通孔の内径よりも若干小なる外径を有する円
筒部を有し、上記貫通孔に挿着される中間部材と、軸部
を有し、この軸部を上記貫通孔に挿着された中間部材の
円筒部内に圧入されることで、上記中間部材の外径を拡
張し、この円筒部を上記貫通孔の内面と嵌合させる中心
部材とを有することを特徴とするものである。
【0018】第4の手段は、リジット基板とフレキシブ
ル基板とを接続する接続方法において、リジット基板に
設けられた貫通孔とフレキシブル基板に設けられた貫通
孔の軸線を一致させこれらに位置決めピンを挿入するこ
とで、上記リジット基板とフレキシブル基板の位置合わ
せを行う工程と、位置合わせされたリジット基板とフレ
キシブル基板のそれぞれの対向面に形成された接続用リ
−ドどうしをハンダ付けにより接続するハンダ付け工程
と、上記貫通孔に締結具を挿着することで、上記リジッ
ト基板とフレキシブル基板とを締結する工程とを有する
ことを特徴とするものである。
ル基板とを接続する接続方法において、リジット基板に
設けられた貫通孔とフレキシブル基板に設けられた貫通
孔の軸線を一致させこれらに位置決めピンを挿入するこ
とで、上記リジット基板とフレキシブル基板の位置合わ
せを行う工程と、位置合わせされたリジット基板とフレ
キシブル基板のそれぞれの対向面に形成された接続用リ
−ドどうしをハンダ付けにより接続するハンダ付け工程
と、上記貫通孔に締結具を挿着することで、上記リジッ
ト基板とフレキシブル基板とを締結する工程とを有する
ことを特徴とするものである。
【0019】第5の手段は、リジット基板とフレキシブ
ル基板とを接続するリジット基板とフレキシブル基板の
接続構造において、上記リジット基板とフレキシブル基
板の互いに対向する面に設けられた接続用リ−ドどうし
をハンダ付けにより接続してなるハンダ接続部と、上記
ハンダ接続部の周囲に充填され、上記リジット基板とフ
レキシブル基板どうしを接着する接着剤とを有すること
を特徴とするものである。
ル基板とを接続するリジット基板とフレキシブル基板の
接続構造において、上記リジット基板とフレキシブル基
板の互いに対向する面に設けられた接続用リ−ドどうし
をハンダ付けにより接続してなるハンダ接続部と、上記
ハンダ接続部の周囲に充填され、上記リジット基板とフ
レキシブル基板どうしを接着する接着剤とを有すること
を特徴とするものである。
【0020】第6の手段は、第5の手段のリジット基板
とフレキシブル基板の接続構造において、上記接着剤
は、上記リジット基板あるいはフレキシブル基板のどち
らか一方の接続用リ−ドにあらかじめ貼着されていた熱
圧着シ−トを軟化させたものであり、その軟化温度は上
記ハンダの溶融温度以下であることを特徴とするもので
ある。
とフレキシブル基板の接続構造において、上記接着剤
は、上記リジット基板あるいはフレキシブル基板のどち
らか一方の接続用リ−ドにあらかじめ貼着されていた熱
圧着シ−トを軟化させたものであり、その軟化温度は上
記ハンダの溶融温度以下であることを特徴とするもので
ある。
【0021】第7の手段は、リジット基板とフレキシブ
ル基板とを接続する接続方法において、リジット基板に
設けられた接続用リ−ドとフレキシブル基板に設けられ
た接続用リ−ドとを対向させる工程と、上記フレキシブ
ル基板とリジット基板とを相対的に近接する方向に駆動
し、上記フレキシブル基板の接続用リ−ドに貼着された
熱圧着シ−トとリジット基板の接続用リ−ドに供給され
たハンダ材とを所定の圧力で接触させると共に、上記リ
ジット基板側から上記熱圧着シ−トおよびハンダ材を加
熱する工程と、上記熱圧着シ−トが所定の温度で軟化す
ることで接着剤となり上記ハンダ材の周囲に充填すると
共に上記ハンダ材が溶融したならば、加熱を終了し接続
部を冷却することで上記接続用リ−ドどうしのハンダ付
けと上記リジット基板とフレキシブル基板の接着とを行
う工程とを有することを特徴とするものである。
ル基板とを接続する接続方法において、リジット基板に
設けられた接続用リ−ドとフレキシブル基板に設けられ
た接続用リ−ドとを対向させる工程と、上記フレキシブ
ル基板とリジット基板とを相対的に近接する方向に駆動
し、上記フレキシブル基板の接続用リ−ドに貼着された
熱圧着シ−トとリジット基板の接続用リ−ドに供給され
たハンダ材とを所定の圧力で接触させると共に、上記リ
ジット基板側から上記熱圧着シ−トおよびハンダ材を加
熱する工程と、上記熱圧着シ−トが所定の温度で軟化す
ることで接着剤となり上記ハンダ材の周囲に充填すると
共に上記ハンダ材が溶融したならば、加熱を終了し接続
部を冷却することで上記接続用リ−ドどうしのハンダ付
けと上記リジット基板とフレキシブル基板の接着とを行
う工程とを有することを特徴とするものである。
【0022】
【作用】第1〜第4の手段によれば、ハンダ接続部を締
結具により補強することで、接続部に要する面積が小さ
くかつ強固な接続を行うことができる。第5〜第7の手
段によれば、ハンダ接続部の周囲に接着剤を充填し、ハ
ンダ接続部をこの接着剤により補強することで接続に要
する面積が小さくかつ強固な接続を行うことができる。
結具により補強することで、接続部に要する面積が小さ
くかつ強固な接続を行うことができる。第5〜第7の手
段によれば、ハンダ接続部の周囲に接着剤を充填し、ハ
ンダ接続部をこの接着剤により補強することで接続に要
する面積が小さくかつ強固な接続を行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図3中10は、フレキシブルプリント基板で
ある。このフレキシブルプリント基板10は、厚さ60
μm〜100μmのポリイミド製の可撓性フィルム12
の片面(図では下面)に、このフィルム12の幅方向全
長に亘る複数本の接続用リ−ド13を例えば0.3mm
ピッチで形成してなるものである。
説明する。図3中10は、フレキシブルプリント基板で
ある。このフレキシブルプリント基板10は、厚さ60
μm〜100μmのポリイミド製の可撓性フィルム12
の片面(図では下面)に、このフィルム12の幅方向全
長に亘る複数本の接続用リ−ド13を例えば0.3mm
ピッチで形成してなるものである。
【0024】なお、図3では、このフレキシブルプリン
ト基板10の一端部のみ図示し、他端部についてはこの
一端部と同じ構成であるので図示を省略している。この
フレキシブルプリント基板10の幅方向両端部(一端部
のみ図示)は、上記リジットプリント基板に接続される
接続部14となっている。そして、この接続部14の上
記複数本の接続用リ−ド13を挟む両側には、このフレ
キシブルプリント基板10の厚さ方向に貫通する貫通孔
15が設けられている。
ト基板10の一端部のみ図示し、他端部についてはこの
一端部と同じ構成であるので図示を省略している。この
フレキシブルプリント基板10の幅方向両端部(一端部
のみ図示)は、上記リジットプリント基板に接続される
接続部14となっている。そして、この接続部14の上
記複数本の接続用リ−ド13を挟む両側には、このフレ
キシブルプリント基板10の厚さ方向に貫通する貫通孔
15が設けられている。
【0025】次に、リジットプリント基板11について
説明する。上記リジットプリント基板2は、剛性を有す
る平板状の例えば厚さ0.5mm〜2mmのプリント基
板である。この図には、このリジットプリント基板11
の一端部しか図示しないが、このリジットプリント基板
11の図示しない他端側の表面には、所定形状の配線パ
タ−ンが形成され、多種多数の電子部品が表面実装され
るようになっている。
説明する。上記リジットプリント基板2は、剛性を有す
る平板状の例えば厚さ0.5mm〜2mmのプリント基
板である。この図には、このリジットプリント基板11
の一端部しか図示しないが、このリジットプリント基板
11の図示しない他端側の表面には、所定形状の配線パ
タ−ンが形成され、多種多数の電子部品が表面実装され
るようになっている。
【0026】そして、このリジットプリント基板11の
一端部には、上記配線パタ−ンから導出された複数本の
接続用リ−ド16が、上記フレキシブルプリント基板に
設けられた接続用リ−ド13と同じピッチで設けられて
いる。
一端部には、上記配線パタ−ンから導出された複数本の
接続用リ−ド16が、上記フレキシブルプリント基板に
設けられた接続用リ−ド13と同じピッチで設けられて
いる。
【0027】そして、この接続用リ−ド16を挟む両側
には、上記フレキシブルプリント基板10と同様に、一
対の貫通孔18が設けられている。これら上記リジット
プリント基板2とフレキシブルプリント基板10とに設
けられた貫通孔15、18どうしは、上記接続用リ−ド
13、16を対向位置決めした場合に互いに連通するよ
うに形成されている。
には、上記フレキシブルプリント基板10と同様に、一
対の貫通孔18が設けられている。これら上記リジット
プリント基板2とフレキシブルプリント基板10とに設
けられた貫通孔15、18どうしは、上記接続用リ−ド
13、16を対向位置決めした場合に互いに連通するよ
うに形成されている。
【0028】次に、このような構成のリジットプリント
基板2と上記フレキシブルプリント基板10の接続方法
について説明する。図3に示すのは、このリジットプリ
ント基板11とフレキシブルプリント基板10とを位置
合わせすると共に、これらに設けられた接続用リ−ド1
3、16どうしをハンダ付けにより接続する位置合わせ
・ハンダ付け機構である。
基板2と上記フレキシブルプリント基板10の接続方法
について説明する。図3に示すのは、このリジットプリ
ント基板11とフレキシブルプリント基板10とを位置
合わせすると共に、これらに設けられた接続用リ−ド1
3、16どうしをハンダ付けにより接続する位置合わせ
・ハンダ付け機構である。
【0029】この機構は、上記リジットプリント基板1
1の裏面を支持するバックアップ19を有する。このバ
ックアップ19は、上記リジットプリント基板2を支持
する支持面19aを具備すると共に、この支持面19a
からは上記リジットプリント基板2に設けられた貫通孔
18内に挿入される挿入ピン20が突設されている。
1の裏面を支持するバックアップ19を有する。このバ
ックアップ19は、上記リジットプリント基板2を支持
する支持面19aを具備すると共に、この支持面19a
からは上記リジットプリント基板2に設けられた貫通孔
18内に挿入される挿入ピン20が突設されている。
【0030】このバックアップ19の上方には、上記バ
ックアップ19に支持されたリジットプリント基板2に
上記フレキシブルプリント基板10の接続部を押圧し加
熱することでハンダ付けするハンダ付けツ−ル21が設
けられている。
ックアップ19に支持されたリジットプリント基板2に
上記フレキシブルプリント基板10の接続部を押圧し加
熱することでハンダ付けするハンダ付けツ−ル21が設
けられている。
【0031】このハンダ付けツ−ル21は、上記フレキ
シブルプリント基板10の接合部14全体を一括的に押
圧することができる押圧面21aを具備すると共に、こ
のツ−ル21を所定の温度に加熱し保温する加熱ヒ−タ
(図示しない)を具備する。
シブルプリント基板10の接合部14全体を一括的に押
圧することができる押圧面21aを具備すると共に、こ
のツ−ル21を所定の温度に加熱し保温する加熱ヒ−タ
(図示しない)を具備する。
【0032】そして、このツ−ル21は、上記バックア
ップ19に保持された上記リジットプリント基板11お
よびフレキシブルプリント基板10に対して接離する方
向、すなわち上下方向に駆動されるようになっている。
ップ19に保持された上記リジットプリント基板11お
よびフレキシブルプリント基板10に対して接離する方
向、すなわち上下方向に駆動されるようになっている。
【0033】次に、この装置を用いて上記リジットプリ
ント基板11とフレキシブルプリント基板10とを位置
合わせしハンダ付けする作業について説明する。まず、
上記リジットプリント基板11を上記バックアップ19
にセットする。このリジットプリント基板11は、上記
一対の貫通孔18を上記挿入ピン20に外挿させ、上記
バックアップ19の支持面19a上に支持される。
ント基板11とフレキシブルプリント基板10とを位置
合わせしハンダ付けする作業について説明する。まず、
上記リジットプリント基板11を上記バックアップ19
にセットする。このリジットプリント基板11は、上記
一対の貫通孔18を上記挿入ピン20に外挿させ、上記
バックアップ19の支持面19a上に支持される。
【0034】なお、上記リジットプリント基板11の接
続用リ−ド16の先端部には、あらかじめ、接合用のハ
ンダ材22がスクリ−ン印刷やメッキ等の手法により供
給されている。
続用リ−ド16の先端部には、あらかじめ、接合用のハ
ンダ材22がスクリ−ン印刷やメッキ等の手法により供
給されている。
【0035】ついで、上記フレキシブルプリント基板1
0は、上記接続部14を上記リジットプリント基板11
に対向させ、同じく、上記貫通孔15を上記挿入ピン2
0に外挿させた状態で上記バックアップ19にセットさ
れる。
0は、上記接続部14を上記リジットプリント基板11
に対向させ、同じく、上記貫通孔15を上記挿入ピン2
0に外挿させた状態で上記バックアップ19にセットさ
れる。
【0036】このことで、上記リジットプリント基板1
1と上記フレキシブルプリント基板10は、上記バック
アップ19の支持面19a上に支持され、かつそれらに
設けられた接続用リ−ド13、16どうしは互いに対向
位置決めされる。
1と上記フレキシブルプリント基板10は、上記バック
アップ19の支持面19a上に支持され、かつそれらに
設けられた接続用リ−ド13、16どうしは互いに対向
位置決めされる。
【0037】ついで、この状態で上記ハンダ付けツ−ル
21が下降し、上記フレキシブルプリント基板10の接
続部14を上記リジットプリント基板11に加圧すると
共に所定の温度に加熱する。
21が下降し、上記フレキシブルプリント基板10の接
続部14を上記リジットプリント基板11に加圧すると
共に所定の温度に加熱する。
【0038】このことで、上記リジットプリント基板1
1の接続用リ−ド16の先端部に供給されたハンダ材2
2が溶融し、上記リジットプリント基板11の接続用リ
−ド16と上記フレキシブルプリント基板10の接続用
リ−ド13どうしはハンダ付けにより互いに接合され
る。以下、各ハンダ付け部をハンダ接続部22と称す
る。
1の接続用リ−ド16の先端部に供給されたハンダ材2
2が溶融し、上記リジットプリント基板11の接続用リ
−ド16と上記フレキシブルプリント基板10の接続用
リ−ド13どうしはハンダ付けにより互いに接合され
る。以下、各ハンダ付け部をハンダ接続部22と称す
る。
【0039】上記リジットプリント基板11と上記フレ
キシブルプリント基板10とがハンダ付けされたなら
ば、この状態で、上記リジットプリント基板11と上記
フレキシブルプリント基板10は上記バックアップ19
から取り出される。
キシブルプリント基板10とがハンダ付けされたなら
ば、この状態で、上記リジットプリント基板11と上記
フレキシブルプリント基板10は上記バックアップ19
から取り出される。
【0040】ついで、上記リジットプリント基板11と
上記フレキシブルプリント基板10の貫通孔15、18
内には図に24で示すようなプラスチック製の締結具が
嵌入され、この締結具24によって両者は機械的に結合
される。
上記フレキシブルプリント基板10の貫通孔15、18
内には図に24で示すようなプラスチック製の締結具が
嵌入され、この締結具24によって両者は機械的に結合
される。
【0041】この締結具24は、頭部25aと軸部25
bとからなる中心部材25と、この中心部材25の軸部
25bの下端側に外挿されこの中心部材25と上記貫通
孔15、18の内壁との間に介在する中間部材26とか
らなる。
bとからなる中心部材25と、この中心部材25の軸部
25bの下端側に外挿されこの中心部材25と上記貫通
孔15、18の内壁との間に介在する中間部材26とか
らなる。
【0042】この中間部材26は、上記貫通孔15、1
8の内径より若干小なる外径を有する筒状に形成されて
いると共に、上端部に上記貫通孔15、18の内径より
も大径に形成されたフランジ部26aを有し、下端部に
は軸方向に沿うスリット26aが設けられている。ま
た、この中間部材26の内径は、上記スリット26bが
設けられた部分に向かって上記中心部材25の軸部25
bの径よりも小径となるように形成されている。
8の内径より若干小なる外径を有する筒状に形成されて
いると共に、上端部に上記貫通孔15、18の内径より
も大径に形成されたフランジ部26aを有し、下端部に
は軸方向に沿うスリット26aが設けられている。ま
た、この中間部材26の内径は、上記スリット26bが
設けられた部分に向かって上記中心部材25の軸部25
bの径よりも小径となるように形成されている。
【0043】この締結具24は、上記中間部材26を上
記貫通孔15、18内に挿入した後、上記中心部材25
をこの中間部材26内に押し込むことでセットされる。
このことで、上記中間部材26は、上記中心部材25の
軸部25bによって押し広げられ、上記リジットプリン
ト基板11とフレキシブルプリント基板10とに固定さ
れる。
記貫通孔15、18内に挿入した後、上記中心部材25
をこの中間部材26内に押し込むことでセットされる。
このことで、上記中間部材26は、上記中心部材25の
軸部25bによって押し広げられ、上記リジットプリン
ト基板11とフレキシブルプリント基板10とに固定さ
れる。
【0044】さらに、上記中間部材26の上記リジット
基板11の下面から突出した下端部は、図に示すように
広がるから、この広がった部分と上端フランジ部26a
(図では上記中心部材の頭部によって覆い隠されてい
る)とで上記リジット基板11とフレキシブル基板10
は厚さ方向に挟まれる。
基板11の下面から突出した下端部は、図に示すように
広がるから、この広がった部分と上端フランジ部26a
(図では上記中心部材の頭部によって覆い隠されてい
る)とで上記リジット基板11とフレキシブル基板10
は厚さ方向に挟まれる。
【0045】このことで、上記中間部材26の上記貫通
孔15、18からの離脱が有効に防止され、かつ上記リ
ジットプリント基板11とフレキシブルプリント基板1
0は強固締結される。
孔15、18からの離脱が有効に防止され、かつ上記リ
ジットプリント基板11とフレキシブルプリント基板1
0は強固締結される。
【0046】したがって、上記リジットプリント基板1
1とフレキシブルプリント基板10とは、ハンダ接続部
22とこの締結具24による締結とにより互いに電気
的、機械的に接続される。
1とフレキシブルプリント基板10とは、ハンダ接続部
22とこの締結具24による締結とにより互いに電気
的、機械的に接続される。
【0047】このようにして、上記フレキシブルプリン
ト基板10の一端部が2枚のリジットプリント基板11
のうちの一方に接続されたならば、同様の方法で、上記
フレキシブルプリント基板10の他端部も他方のリジッ
トプリント基板10に接続される。
ト基板10の一端部が2枚のリジットプリント基板11
のうちの一方に接続されたならば、同様の方法で、上記
フレキシブルプリント基板10の他端部も他方のリジッ
トプリント基板10に接続される。
【0048】2枚のリジットプリント基板11がフレキ
シブルプリント基板10によって接続されたならば、こ
のフレキシブルプリント基板10の部分で、一方のリジ
ットプリント基板11を他方のリジットプリント基板1
1に対して約180°折り返すことで、従来例と同様に
上記リジットプリント基板11を3次元的に配置するこ
とができる。(図6参照) このような構成によれば、以下に説明する効果がある。
シブルプリント基板10によって接続されたならば、こ
のフレキシブルプリント基板10の部分で、一方のリジ
ットプリント基板11を他方のリジットプリント基板1
1に対して約180°折り返すことで、従来例と同様に
上記リジットプリント基板11を3次元的に配置するこ
とができる。(図6参照) このような構成によれば、以下に説明する効果がある。
【0049】第1に、上記締結具24による結合は、従
来例に示す粘着シ−ト6による結合と異なり上記中間部
材26をリジットプリント基板11とフレキシブルプリ
ント基板10とに係合させることにより両者を結合して
いるので、上記軸部25bや中間部材26が破断しない
かぎり、ずれや剥離を生じることがなく、信頼性が高
い。
来例に示す粘着シ−ト6による結合と異なり上記中間部
材26をリジットプリント基板11とフレキシブルプリ
ント基板10とに係合させることにより両者を結合して
いるので、上記軸部25bや中間部材26が破断しない
かぎり、ずれや剥離を生じることがなく、信頼性が高
い。
【0050】第2に、従来例のように両面粘着シ−ト6
のための特別のエリアを設ける必要がないから、その分
装置を小型化することが可能となる。第3に、上記締結
具24を挿着するための貫通孔15、18をリジットプ
リント基板11とフレキシブルプリント基板10の位置
合わせに使用するようにしたので、上記貫通孔15、1
8を揃えると同時に上記リジットプリント基板とフレキ
シブルプリント基板との位置決めが行える。
のための特別のエリアを設ける必要がないから、その分
装置を小型化することが可能となる。第3に、上記締結
具24を挿着するための貫通孔15、18をリジットプ
リント基板11とフレキシブルプリント基板10の位置
合わせに使用するようにしたので、上記貫通孔15、1
8を揃えると同時に上記リジットプリント基板とフレキ
シブルプリント基板との位置決めが行える。
【0051】また、上記締結具24は、特別な工具を要
することなく、ワンタッチで上記貫通孔15、18内に
挿着することができる。したがって、リジットプリント
基板11とフレキシブルプリント基板10の接続作業自
体も従来と比較して簡略化され容易になる。
することなく、ワンタッチで上記貫通孔15、18内に
挿着することができる。したがって、リジットプリント
基板11とフレキシブルプリント基板10の接続作業自
体も従来と比較して簡略化され容易になる。
【0052】第4に、接続不良が発見され、リペアの必
要性が生じた場合、特殊工具を用いて上記中心部材25
の軸部25bの下端突出部分を上方に押圧し、上記中間
部材26から上方に押し出すことにより、締結具24を
上記貫通孔15、18から取り外すことができる。
要性が生じた場合、特殊工具を用いて上記中心部材25
の軸部25bの下端突出部分を上方に押圧し、上記中間
部材26から上方に押し出すことにより、締結具24を
上記貫通孔15、18から取り外すことができる。
【0053】したがって、上記リジットプリント基板1
1からフレキシブルプリント基板10を取り外すこと、
すなわちリペアが必要となった場合であっても、このリ
ペアを簡単に行うことができ、かつ、接着剤のかす等も
残らないから、リペア時の取扱いが容易になる。
1からフレキシブルプリント基板10を取り外すこと、
すなわちリペアが必要となった場合であっても、このリ
ペアを簡単に行うことができ、かつ、接着剤のかす等も
残らないから、リペア時の取扱いが容易になる。
【0054】なお、上記締結具24は、上述したように
して特殊工具を用いた場合には、容易に上記中心部材2
5と中間部材26とを分離させることができるのである
が、単に上記リジットプリント基板11からフレキシブ
ルプリント基板10を引き剥がす方向に引っ張っただけ
では、上記リジットプリント基板11とフレキシブルプ
リント基板10は中間部材26のフランジ部26aと下
端部とにより挟持されているので、それらを分離させる
ことはできない。
して特殊工具を用いた場合には、容易に上記中心部材2
5と中間部材26とを分離させることができるのである
が、単に上記リジットプリント基板11からフレキシブ
ルプリント基板10を引き剥がす方向に引っ張っただけ
では、上記リジットプリント基板11とフレキシブルプ
リント基板10は中間部材26のフランジ部26aと下
端部とにより挟持されているので、それらを分離させる
ことはできない。
【0055】したがって、通常の接合強度は強固である
が、リペアは容易に行える接続構造を実現することがで
きる。次に、この発明の第2の実施例について説明す
る。なお、上記第1の実施例と同一の構成要素について
は、同一符号を付してその説明は省略する。
が、リペアは容易に行える接続構造を実現することがで
きる。次に、この発明の第2の実施例について説明す
る。なお、上記第1の実施例と同一の構成要素について
は、同一符号を付してその説明は省略する。
【0056】この第2の実施例のフレキシブルプリント
基板10´およびリジットプリント基板11´は図5に
示すようなもので、上記第1の実施例と異なり接続部1
4研修には貫通孔(図3に示す15、18)は形成され
ていない。
基板10´およびリジットプリント基板11´は図5に
示すようなもので、上記第1の実施例と異なり接続部1
4研修には貫通孔(図3に示す15、18)は形成され
ていない。
【0057】ついで、第2の実施例におけるリジットプ
リント基板11´とフレキシブルプリント基板10´と
の接続方法について説明する。図4(a)は、フレキシ
ブルプリント基板10´の接続部14を、上記リジット
プリント基板11´に対向させた状態を示すものであ
る。
リント基板11´とフレキシブルプリント基板10´と
の接続方法について説明する。図4(a)は、フレキシ
ブルプリント基板10´の接続部14を、上記リジット
プリント基板11´に対向させた状態を示すものであ
る。
【0058】上記フレキシブルプリント基板10´およ
びリジットプリント基板11´には上記第1の実施例と
同様に接続用リ−ド13、16が所定のピッチで形成さ
れている。また、上記リジットプリント基板11´に設
けられた接続用リ−ド16の先端部には、ハンダ材22
があらかじめ供給されている。
びリジットプリント基板11´には上記第1の実施例と
同様に接続用リ−ド13、16が所定のピッチで形成さ
れている。また、上記リジットプリント基板11´に設
けられた接続用リ−ド16の先端部には、ハンダ材22
があらかじめ供給されている。
【0059】上記リジットプリント基板11´は、上記
接続部を上方に向けた状態で図4(b)に示すようにバ
ックアップ19´上に保持される。なお、このバックア
ップ19´は、第1の実施例のバックアップ19とは異
なり、位置決めピンを具備するものではない。
接続部を上方に向けた状態で図4(b)に示すようにバ
ックアップ19´上に保持される。なお、このバックア
ップ19´は、第1の実施例のバックアップ19とは異
なり、位置決めピンを具備するものではない。
【0060】また、上記フレキシブルプリント基板10
´の接続用リ−ド13の先端部には、これらすべての接
続用リ−ド13に亘る帯状の熱圧着シ−ト30が貼着さ
れている。この熱圧着シ−ト30は、例えば約150℃
付近で完全に軟化し接着剤となる性質のもので、その軟
化温度は、上記ハンダ材22の融点(例えば180℃)
に比べて低く設定されている。
´の接続用リ−ド13の先端部には、これらすべての接
続用リ−ド13に亘る帯状の熱圧着シ−ト30が貼着さ
れている。この熱圧着シ−ト30は、例えば約150℃
付近で完全に軟化し接着剤となる性質のもので、その軟
化温度は、上記ハンダ材22の融点(例えば180℃)
に比べて低く設定されている。
【0061】ついで、上記フレキシブルプリント基板1
0´の接続用リ−ド13と、上記リジットプリント基板
11´の接続用リ−ド16とが精密位置合わせされる。
この位置合わせは、例えば、上記リジットプリント基板
11´とフレキシブルプリント基板10´に設けられた
位置合わせ用マークを画像認識することで行っても良い
し、上記互いの接続用リ−ド13、16を直接認識する
ことで行っても良い。
0´の接続用リ−ド13と、上記リジットプリント基板
11´の接続用リ−ド16とが精密位置合わせされる。
この位置合わせは、例えば、上記リジットプリント基板
11´とフレキシブルプリント基板10´に設けられた
位置合わせ用マークを画像認識することで行っても良い
し、上記互いの接続用リ−ド13、16を直接認識する
ことで行っても良い。
【0062】このような位置合わせがなされたならば、
図4(c)に示すように、熱圧着ツ−ル31を用いて上
記フレキシブルプリント基板10´を上記リジットプリ
ント基板11´に対して加圧すると共に加熱する。
図4(c)に示すように、熱圧着ツ−ル31を用いて上
記フレキシブルプリント基板10´を上記リジットプリ
ント基板11´に対して加圧すると共に加熱する。
【0063】上記熱圧着ツ−ル31が、上記フレキシブ
ルプリント基板10´に接触すると、その熱伝導により
上記熱圧着シ−ト30が加熱され、約150℃付近で完
全に軟化し接着剤30´となる。この接着剤30´は、
加圧されることで、図4、(d)に示すように、上記ハ
ンダ材22の前後に回りこむ他、上記接続用リ−ド1
3、16と接続用リ−ド13、16との間に押し出さ
れ、この部分に充填される。
ルプリント基板10´に接触すると、その熱伝導により
上記熱圧着シ−ト30が加熱され、約150℃付近で完
全に軟化し接着剤30´となる。この接着剤30´は、
加圧されることで、図4、(d)に示すように、上記ハ
ンダ材22の前後に回りこむ他、上記接続用リ−ド1
3、16と接続用リ−ド13、16との間に押し出さ
れ、この部分に充填される。
【0064】一方、上記ハンダ材22は硬化したままの
状態で、対応する部分に存在する接着剤30´を突き破
り、上記フレキシブルプリント基板10´の接続用リ−
ド13に直接接触する。
状態で、対応する部分に存在する接着剤30´を突き破
り、上記フレキシブルプリント基板10´の接続用リ−
ド13に直接接触する。
【0065】さらに、上記熱圧着ツ−ル31による加熱
が進行すると、180℃付近から上記ハンダ材22が溶
融しはじめ、上記リジットプリント基板11´とフレキ
シブルプリント基板10´の接続用リ−ド13、16ど
うしは互いにハンダ付けされる。
が進行すると、180℃付近から上記ハンダ材22が溶
融しはじめ、上記リジットプリント基板11´とフレキ
シブルプリント基板10´の接続用リ−ド13、16ど
うしは互いにハンダ付けされる。
【0066】この後、この接続部を150℃以下に冷却
させることで、上記溶融したハンダ材22および接着剤
30´は固化し、接続は終了する。なお、この冷却は、
上記ツ−ル31による加圧状態を保ったまま行っても良
いし、上記ツ−ル31を上昇させた後に行っても良い。
させることで、上記溶融したハンダ材22および接着剤
30´は固化し、接続は終了する。なお、この冷却は、
上記ツ−ル31による加圧状態を保ったまま行っても良
いし、上記ツ−ル31を上昇させた後に行っても良い。
【0067】このようにして、上記フレキシブルプリン
ト基板10´の一端部が2枚のリジットプリント基板1
1´のうちの一方に接続されたならば、同様の方法で、
上記フレキシブルプリント基板10´の他端部も他方の
リジットプリント基板11´に接続される。
ト基板10´の一端部が2枚のリジットプリント基板1
1´のうちの一方に接続されたならば、同様の方法で、
上記フレキシブルプリント基板10´の他端部も他方の
リジットプリント基板11´に接続される。
【0068】2枚のリジットプリント基板11´がフレ
キシブルプリント基板10´によって接続されたなら
ば、このフレキシブルプリント基板10の部分で、一方
のリジットプリント基板11´を他方のリジットプリン
ト基板11´に対して約180°折り返すことで、従来
例と同様に上記リジットプリント基板11´を3次元的
に配置することができる。(図6参照) このような構成によれば、以下に説明する効果がある。
キシブルプリント基板10´によって接続されたなら
ば、このフレキシブルプリント基板10の部分で、一方
のリジットプリント基板11´を他方のリジットプリン
ト基板11´に対して約180°折り返すことで、従来
例と同様に上記リジットプリント基板11´を3次元的
に配置することができる。(図6参照) このような構成によれば、以下に説明する効果がある。
【0069】第1に、この実施例では、従来例(図7
(b))と異なり、図5に示すように、ハンダ接続部2
2は、このハンダ接続部22の周囲に充填された接着剤
30´によって直接的に補強されることとなる。
(b))と異なり、図5に示すように、ハンダ接続部2
2は、このハンダ接続部22の周囲に充填された接着剤
30´によって直接的に補強されることとなる。
【0070】すなわち、補強部とハンダ接続部22が離
間していないので、上記ハンダ接続部22の補強がより
強固なものとなり、このハンダ接続部22の破断を有効
に防止できる効果がある。
間していないので、上記ハンダ接続部22の補強がより
強固なものとなり、このハンダ接続部22の破断を有効
に防止できる効果がある。
【0071】第2に、ハンダ付けのエリア内で補強が行
えるから、従来例のように補強のための特別のエリアを
設ける必要がなく、装置の小型化を行える効果がある。
第3に、狭ピッチで設けられた接続用リ−ド13、16
間の接続を行う場合、隣り合う接続用リ−ド16に供給
されたハンダ材22どうしが接触してショ−トを起こす
ハンダブリッジが生じる恐れがある。
えるから、従来例のように補強のための特別のエリアを
設ける必要がなく、装置の小型化を行える効果がある。
第3に、狭ピッチで設けられた接続用リ−ド13、16
間の接続を行う場合、隣り合う接続用リ−ド16に供給
されたハンダ材22どうしが接触してショ−トを起こす
ハンダブリッジが生じる恐れがある。
【0072】しかし、この実施例では、ハンダ材22が
溶融する前に、上記隣合う接続用リ−ド16とリ−ド1
6との間に接着剤30´が充填され、ダムの役割を果た
すから、ハンダブリッジを有効に防止できる効果があ
る。
溶融する前に、上記隣合う接続用リ−ド16とリ−ド1
6との間に接着剤30´が充填され、ダムの役割を果た
すから、ハンダブリッジを有効に防止できる効果があ
る。
【0073】したがって、不良の少ない良好な接続を行
うことができる効果がある。第4に、狭ピッチで設けら
れた接続用リ−ド13、16間の接続を行う場合、外気
によるマイグレ−ションを生じ易くなるが、この実施例
の場合には、上記ハンダ材22の周囲に充填された上記
接着剤30´が外気を遮断する保護コ−トの役割を果た
す。
うことができる効果がある。第4に、狭ピッチで設けら
れた接続用リ−ド13、16間の接続を行う場合、外気
によるマイグレ−ションを生じ易くなるが、この実施例
の場合には、上記ハンダ材22の周囲に充填された上記
接着剤30´が外気を遮断する保護コ−トの役割を果た
す。
【0074】このことにより、マイグレ−ションの少な
い信頼性の高い接続を行うことができる効果がある。な
お、この発明は、上記一実施例に限定されるものではな
く、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能であ
る。
い信頼性の高い接続を行うことができる効果がある。な
お、この発明は、上記一実施例に限定されるものではな
く、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能であ
る。
【0075】例えば、上記第1、第2の実施例では、2
枚のリジットプリント基板11をフレキシブルプリント
基板10で接続したが、これに限定されるものではな
く、三つ又状(Y字状)に設けられたフレキシブルプリ
ント基板10を用いて3枚のリジット基板11どうしを
接続するようにしても良い。
枚のリジットプリント基板11をフレキシブルプリント
基板10で接続したが、これに限定されるものではな
く、三つ又状(Y字状)に設けられたフレキシブルプリ
ント基板10を用いて3枚のリジット基板11どうしを
接続するようにしても良い。
【0076】また2枚のリジットプリント基板を2枚の
フレキシブルプリント基板で接続するような構成であっ
ても良い。さらに、このフレキシブルプリント基板10
を用いて製造されるモジュ−ルとして、3枚以上のリジ
ットプリント基板11…を複数枚のフレキシブルプリン
ト基板10を用いて直列状に連結し、それらをジャバラ
状に折り曲げて積層するようにしても良い。
フレキシブルプリント基板で接続するような構成であっ
ても良い。さらに、このフレキシブルプリント基板10
を用いて製造されるモジュ−ルとして、3枚以上のリジ
ットプリント基板11…を複数枚のフレキシブルプリン
ト基板10を用いて直列状に連結し、それらをジャバラ
状に折り曲げて積層するようにしても良い。
【0077】上記第1の実施例において、締結具として
最も適当なものとして図に24で示すようなものを用い
たが、これに限定されるものではなく、単なるリベット
であっても良い。
最も適当なものとして図に24で示すようなものを用い
たが、これに限定されるものではなく、単なるリベット
であっても良い。
【0078】また、上記締結具24は2つであったが、
中間部分にさらに1又は2以上の締結具を設けて3つ以
上としても良い。また、第2の実施例において、接続工
程において、上記リジットプリント基板11´に設けら
れた接続用リ−ド16側にハンダ材22を供給し、上記
フレキシブルプリント基板10´に設けられた接続用リ
−ド13側に熱圧着シ−ト30を貼着していたが、これ
に限定されるものではない。
中間部分にさらに1又は2以上の締結具を設けて3つ以
上としても良い。また、第2の実施例において、接続工
程において、上記リジットプリント基板11´に設けら
れた接続用リ−ド16側にハンダ材22を供給し、上記
フレキシブルプリント基板10´に設けられた接続用リ
−ド13側に熱圧着シ−ト30を貼着していたが、これ
に限定されるものではない。
【0079】上記フレキシブルプリント基板10´の接
続用リ−ド13に熱圧着シ−ト30を設けるのではな
く、リジットプリント基板11´の接続用リ−ド16に
供給されたハンダ材22に重ねて熱圧着シ−ト30を貼
着するようにしても良い。
続用リ−ド13に熱圧着シ−ト30を設けるのではな
く、リジットプリント基板11´の接続用リ−ド16に
供給されたハンダ材22に重ねて熱圧着シ−ト30を貼
着するようにしても良い。
【0080】このような状態で上記リジットプリント基
板11と上記フレキシブルプリント基板を接続しても、
上記ハンダ接続部22の周囲に接着剤30´を充填させ
ることができ、このハンダ接続部22の補強を行うこと
が可能である。
板11と上記フレキシブルプリント基板を接続しても、
上記ハンダ接続部22の周囲に接着剤30´を充填させ
ることができ、このハンダ接続部22の補強を行うこと
が可能である。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、リジッ
ト基板の接続用リ−ドとフレキシブル基板の接続用リ−
ドとのハンダ接続部を、このハンダ接続部の近傍に設け
られ、上記リジット基板とフレキシブル基板とをこれら
の厚さ方向に貫通する貫通孔と、上記貫通孔に挿着さ
れ、上記リジット基板とフレキシブル基板を締結する締
結具とで補強したものである。
ト基板の接続用リ−ドとフレキシブル基板の接続用リ−
ドとのハンダ接続部を、このハンダ接続部の近傍に設け
られ、上記リジット基板とフレキシブル基板とをこれら
の厚さ方向に貫通する貫通孔と、上記貫通孔に挿着さ
れ、上記リジット基板とフレキシブル基板を締結する締
結具とで補強したものである。
【0082】また、第2に、上記ハンダ接続部を、この
ハンダ接続部の周囲に充填された接着剤で補強したもの
である。このような構成によれば、リジット基板とフレ
キシブル基板の接続強度の向上、接続部分の小形化、お
よび接続不良の低減を実現することができる効果があ
る。
ハンダ接続部の周囲に充填された接着剤で補強したもの
である。このような構成によれば、リジット基板とフレ
キシブル基板の接続強度の向上、接続部分の小形化、お
よび接続不良の低減を実現することができる効果があ
る。
【図1】(a)は、この発明の第1の実施例を示す斜視
図、(b)は、同じく縦断面図。
図、(b)は、同じく縦断面図。
【図2】(a)は、同じく、締結具の締結工程を示す斜
視図、(b)は、同じく縦断面図。
視図、(b)は、同じく縦断面図。
【図3】同じく、ハンダ付けの工程を示す斜視図。
【図4】(a)〜(d)は、第2の実施例を示す工程
図。
図。
【図5】同じく、接続部を示す斜視図
【図6】一般的なリジット基板とフレキシブル基板の接
続を示す全体斜視図。
続を示す全体斜視図。
【図7】(a)は、従来例を示す縦断面図、(b)は、
同じく斜視図。
同じく斜視図。
10…フレキシブルプリント基板(フレキシブル基
板)、11…リジットプリント基板(リジット基板)、
13…接続用リ−ド、15…貫通孔、16…接続用リ−
ド、18…貫通孔、20…位置決めピン、22…ハンダ
接続部、24…締結具、25…中心部材、25b…軸
部、26…中間部材、30…熱圧着シ−ト、30´…接
着剤。
板)、11…リジットプリント基板(リジット基板)、
13…接続用リ−ド、15…貫通孔、16…接続用リ−
ド、18…貫通孔、20…位置決めピン、22…ハンダ
接続部、24…締結具、25…中心部材、25b…軸
部、26…中間部材、30…熱圧着シ−ト、30´…接
着剤。
Claims (7)
- 【請求項1】 リジット基板とフレキシブル基板とを接
続するリジット基板とフレキシブル基板の接続構造にお
いて、 上記リジット基板とフレキシブル基板の互いに対向する
面にそれぞれ形成された接続用リ−ドどうしをハンダ付
けしてなるハンダ接続部と、 このハンダ接続部の近傍に設けられ、上記リジット基板
とフレキシブル基板とをこれらの厚さ方向に貫通する貫
通孔と、 上記貫通孔に挿着され、上記リジット基板とフレキシブ
ル基板を締結する締結具とを有することを特徴とするリ
ジット基板とフレキシブル基板の接続構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のリジット基板とフレキシ
ブル基板の接続構造において、 上記貫通孔は、 上記ハンダ接続部を挟む両側近傍に設けられていること
を特徴とするリジット基板とフレキシブル基板の接続構
造。 - 【請求項3】 請求項1記載のリジット基板とフレキシ
ブル基板の接続構造において、 上記締結具は、 上記貫通孔の内径よりも若干小なる外径を有する円筒部
を有し、上記貫通孔に挿着される中間部材と、 軸部を有し、この軸部を上記貫通孔に挿着された中間部
材の円筒部内に圧入されることで、上記中間部材の外径
を拡張し、この円筒部を上記貫通孔の内面と嵌合させる
中心部材とを有することを特徴とするリジット基板とフ
レキシブル基板の接続構造。 - 【請求項4】 リジット基板とフレキシブル基板とを接
続する接続方法において、 リジット基板に設けられた貫通孔とフレキシブル基板に
設けられた貫通孔の軸線を一致させこれらに位置決めピ
ンを挿入することで、上記リジット基板とフレキシブル
基板の位置合わせを行う工程と、 位置合わせされたリジット基板とフレキシブル基板のそ
れぞれの対向面に形成された接続用リ−ドどうしをハン
ダ付けにより接続するハンダ付け工程と、 上記貫通孔に締結具を挿着することで、上記リジット基
板とフレキシブル基板とを締結する締結工程とを有する
ことを特徴とするリジット基板とフレキシブル基板の接
続方法。 - 【請求項5】 リジット基板とフレキシブル基板とを接
続するリジット基板とフレキシブル基板の接続構造にお
いて、 上記リジット基板とフレキシブル基板の互いに対向する
面に設けられた接続用リ−ドどうしをハンダ付けにより
接続してなるハンダ接続部と、 上記ハンダ接続部の周囲に充填され、上記リジット基板
とフレキシブル基板どうしを接着する接着剤とを有する
ことを特徴とするリジット基板とフレキシブル基板の接
続構造。 - 【請求項6】 請求項5記載のリジット基板とフレキシ
ブル基板の接続構造において、 上記接着剤は、上記リジット基板あるいはフレキシブル
基板のどちらか一方の接続用リ−ドにあらかじめ貼着さ
れていた熱圧着シ−トを軟化させたものであり、その軟
化温度は上記ハンダの溶融温度以下であることを特徴と
するリジット基板とフレキシブル基板の接続構造。 - 【請求項7】 リジット基板とフレキシブル基板とを接
続する接続方法において、 リジット基板に設けられた接続用リ−ドとフレキシブル
基板に設けられた接続用リ−ドとを対向させる工程と、 上記フレキシブル基板とリジット基板とを相対的に近接
する方向に駆動し、上記フレキシブル基板の接続用リ−
ドに貼着された熱圧着シ−トとリジット基板の接続用リ
−ドに供給されたハンダ材とを所定の圧力で接触させる
と共に、上記リジット基板側から上記熱圧着シ−トおよ
びハンダ材を加熱する工程と、 上記熱圧着シ−トが所定の温度で軟化することで接着剤
となり上記ハンダ材の周囲に充填すると共に上記ハンダ
材が溶融したならば、加熱を終了し接続部を冷却するこ
とで上記接続用リ−ドどうしのハンダ付けと上記リジッ
ト基板とフレキシブル基板の接着とを行う工程とを有す
ることを特徴とするリジット基板とフレキシブル基板の
接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24930294A JPH08116145A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | リジット基板とフレキシブル基板の接続構造および接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24930294A JPH08116145A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | リジット基板とフレキシブル基板の接続構造および接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08116145A true JPH08116145A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17190965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24930294A Pending JPH08116145A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | リジット基板とフレキシブル基板の接続構造および接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08116145A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5904581A (en) * | 1996-07-17 | 1999-05-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Electrical interconnection system and device |
| JP2011211045A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 基板実装構造 |
| JP2012033954A (ja) * | 2006-10-10 | 2012-02-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 配線板接続体および配線板モジュール |
| CN106695107A (zh) * | 2017-01-19 | 2017-05-24 | 深圳天邦达科技有限公司 | 锂电池控制模组热压焊接方法及焊接后的锂电池控制模组 |
| US9949380B2 (en) | 2015-02-27 | 2018-04-17 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Manufacturing method of electronic component, electronic component, and manufacturing apparatus of electronic component |
| WO2019073868A1 (ja) * | 2017-10-13 | 2019-04-18 | 株式会社小糸製作所 | 灯具 |
| CN109757034A (zh) * | 2019-03-01 | 2019-05-14 | 京东方科技集团股份有限公司 | 电路板结构及其制备方法、显示面板及其制备方法 |
| KR20230114982A (ko) * | 2022-01-26 | 2023-08-02 | 엔브이에이치코리아(주) | 연성회로기판과 연성평판케이블의 결합체의 제조방법, 그리고 이를 통해 제작된 연성회로기판과 연성평판케이블의 결합체 |
| JP7677705B1 (ja) * | 2024-05-14 | 2025-05-15 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電子部品、コネクタユニット、コネクタ部材、電子部品の組立方法 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP24930294A patent/JPH08116145A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11234332B2 (en) | 2019-03-01 | 2022-01-25 | Ordos Yuansheng Optoelectronics Co., Ltd. | Circuit board structure and fabricating method thereof, display panel and fabricating method thereof |
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| JP7677705B1 (ja) * | 2024-05-14 | 2025-05-15 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電子部品、コネクタユニット、コネクタ部材、電子部品の組立方法 |
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