JPH08117276A - はかせる型おむつの製造方法 - Google Patents
はかせる型おむつの製造方法Info
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- JPH08117276A JPH08117276A JP6262637A JP26263794A JPH08117276A JP H08117276 A JPH08117276 A JP H08117276A JP 6262637 A JP6262637 A JP 6262637A JP 26263794 A JP26263794 A JP 26263794A JP H08117276 A JPH08117276 A JP H08117276A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各開口部のフィット性が良好なはかせる型お
むつの製造方法を提供する。 【構成】 第一の帯状体の中央側に所定間隔で湾曲する
第一の弾性部材を第一の帯状体の幅方向両側に伸長状態
で接合し、第二の帯状体を第一の帯状体に重ね合わせて
接合し、さらにこれを所定間隔で切断して液吸収性パッ
ドを有する矩形の積層体を得た後、この積層体を切断前
の形状を維持してその搬送面と垂直な軸回りに90度旋
回し、これを第三の帯状体に所定間隔で重ね合わせて接
合し、第二の弾性部材を第三の帯状体の幅方向両側縁部
に伸長状態で接合し、第一の弾性部材の湾曲部分に沿っ
て第三の帯状体の中央部を所定間隔で円形に繰り抜き、
第三の帯状体を積層体と共に二つ折りした後、積層体の
搬送方向に沿った前後両端部をその幅方向に接合してフ
ラップ部を形成し、相互に隣接する積層体のフラップ部
の間に位置する第三の帯状体をその幅方向に切断する方
法である。
むつの製造方法を提供する。 【構成】 第一の帯状体の中央側に所定間隔で湾曲する
第一の弾性部材を第一の帯状体の幅方向両側に伸長状態
で接合し、第二の帯状体を第一の帯状体に重ね合わせて
接合し、さらにこれを所定間隔で切断して液吸収性パッ
ドを有する矩形の積層体を得た後、この積層体を切断前
の形状を維持してその搬送面と垂直な軸回りに90度旋
回し、これを第三の帯状体に所定間隔で重ね合わせて接
合し、第二の弾性部材を第三の帯状体の幅方向両側縁部
に伸長状態で接合し、第一の弾性部材の湾曲部分に沿っ
て第三の帯状体の中央部を所定間隔で円形に繰り抜き、
第三の帯状体を積層体と共に二つ折りした後、積層体の
搬送方向に沿った前後両端部をその幅方向に接合してフ
ラップ部を形成し、相互に隣接する積層体のフラップ部
の間に位置する第三の帯状体をその幅方向に切断する方
法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエストの部分に対応
する開口部と、両脚の太股の部分に対応する一対の開口
部とを有するはかせる型おむつの製造方法に関する。
する開口部と、両脚の太股の部分に対応する一対の開口
部とを有するはかせる型おむつの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエストの部分に対応する開口部と、両
脚の太股の部分に対応する一対の開口部とを有するはか
せる型おむつは、これ以前の左右のサイドフラップ部を
閉じ合わせて装着する展開型おむつと比較すると、成人
着用者自身による着脱が容易であることに加え、特に立
ち姿勢での装着を容易かつ迅速に行うことが可能とな
る。また、はかせる型おむつは、成人着用者にとっては
おむつというよりも下着の感覚で装着することが可能と
なるため、展開型おむつよりも比較的抵抗なく受け入れ
られるようである。
脚の太股の部分に対応する一対の開口部とを有するはか
せる型おむつは、これ以前の左右のサイドフラップ部を
閉じ合わせて装着する展開型おむつと比較すると、成人
着用者自身による着脱が容易であることに加え、特に立
ち姿勢での装着を容易かつ迅速に行うことが可能とな
る。また、はかせる型おむつは、成人着用者にとっては
おむつというよりも下着の感覚で装着することが可能と
なるため、展開型おむつよりも比較的抵抗なく受け入れ
られるようである。
【0003】このようなことから、おむつを必要とする
成人用や離乳時期の幼児用として、はかせる型おむつ
は、展開型おむつに代わってその需要が増大しつつあ
る。そして、開口部のフィット性を高めると共に全体的
な装着感を良好にするため、伸縮性のある材料が多用さ
れる傾向にある。
成人用や離乳時期の幼児用として、はかせる型おむつ
は、展開型おむつに代わってその需要が増大しつつあ
る。そして、開口部のフィット性を高めると共に全体的
な装着感を良好にするため、伸縮性のある材料が多用さ
れる傾向にある。
【0004】このような、はかせる型おむつの製造方法
としては、特開平2−140163号公報や、特開平3
−176053号公報および特開平4−161152号
公報等に開示された方法が知られている。
としては、特開平2−140163号公報や、特開平3
−176053号公報および特開平4−161152号
公報等に開示された方法が知られている。
【0005】特開平2−140163号公報に開示され
た製造方法は、脇腹部分に伸縮性のサイドシートを設け
たおむつを対象とするものであり、矩形状をなす液吸収
性パッドの搬送方向をその長手方向に設定したいわゆる
縦流れ方式を採用している。そして、幅方向両側にサイ
ドシートが接合された裏面シートとなる帯状体にウエス
トギャザーとなる伸縮弾性部材を帯状体の幅方向に沿っ
て伸長状態で接合し、帯状体を切断してそれぞれ液吸収
性パッドと一対のウエストギャザーとを有する積層体を
得た後、この積層体のウエストギャザーが相互に重なり
合うように二つ折りし、中間部材によって左右のサイド
シートを接合している。
た製造方法は、脇腹部分に伸縮性のサイドシートを設け
たおむつを対象とするものであり、矩形状をなす液吸収
性パッドの搬送方向をその長手方向に設定したいわゆる
縦流れ方式を採用している。そして、幅方向両側にサイ
ドシートが接合された裏面シートとなる帯状体にウエス
トギャザーとなる伸縮弾性部材を帯状体の幅方向に沿っ
て伸長状態で接合し、帯状体を切断してそれぞれ液吸収
性パッドと一対のウエストギャザーとを有する積層体を
得た後、この積層体のウエストギャザーが相互に重なり
合うように二つ折りし、中間部材によって左右のサイド
シートを接合している。
【0006】また、特開平3−176053号公報や特
開平4−161152号公報に開示された製造方法は、
センタシートとなる帯状体に液吸収性パッドを縦流れ方
式により搬入し、この帯状体を切断してそれぞれ液吸収
性パッドを有する積層体を得る。そして、この積層体を
90度旋回して横流れ方式に切り換え、さらにこの積層
体をそれぞれ伸長状態にある左右一対の帯状をなす伸縮
性弾性部材に掛け渡し、これら積層体とウエスト周りを
囲むウエストベルトとなる前記伸縮性弾性部材とを接合
した後、左右一対の伸縮性弾性部材が重なり合うように
二つ折りし、この伸縮性弾性部材を間欠的に接合してい
る。
開平4−161152号公報に開示された製造方法は、
センタシートとなる帯状体に液吸収性パッドを縦流れ方
式により搬入し、この帯状体を切断してそれぞれ液吸収
性パッドを有する積層体を得る。そして、この積層体を
90度旋回して横流れ方式に切り換え、さらにこの積層
体をそれぞれ伸長状態にある左右一対の帯状をなす伸縮
性弾性部材に掛け渡し、これら積層体とウエスト周りを
囲むウエストベルトとなる前記伸縮性弾性部材とを接合
した後、左右一対の伸縮性弾性部材が重なり合うように
二つ折りし、この伸縮性弾性部材を間欠的に接合してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−14016
3号公報に開示された従来のはかせる型おむつの場合、
ウエストの部分に対応する開口部および両脚の太股の部
分に対応する一対の開口部のそれぞれ全周に亙って弾性
部材が介在していないため、開口部のフィット性が不充
分であり、漏れを防止するという点で問題がある。
3号公報に開示された従来のはかせる型おむつの場合、
ウエストの部分に対応する開口部および両脚の太股の部
分に対応する一対の開口部のそれぞれ全周に亙って弾性
部材が介在していないため、開口部のフィット性が不充
分であり、漏れを防止するという点で問題がある。
【0008】また、このはかせる型おむつの製造方法で
は、帯状体の幅方向に伸長状態で伸縮弾性部材を取り付
ける工程や、液吸収性パッドの長手方向に連続する帯状
体を切断し、製品となるおむつを展開した状態となる積
層体から、前後のウエストギャザーが重なり合うように
二つ折りし、中間部材を相互に接合する工程が必要であ
り、これらの工程を実行するためには複雑かつ高度な技
術が必要となる。しかも、積層体の折り曲げ方向がその
搬送方向に合致しているため、製造装置の生産速度が制
約され、これが大量生産による低価格化という使い捨て
おむつに要求される目的を達成する上での障害となる。
は、帯状体の幅方向に伸長状態で伸縮弾性部材を取り付
ける工程や、液吸収性パッドの長手方向に連続する帯状
体を切断し、製品となるおむつを展開した状態となる積
層体から、前後のウエストギャザーが重なり合うように
二つ折りし、中間部材を相互に接合する工程が必要であ
り、これらの工程を実行するためには複雑かつ高度な技
術が必要となる。しかも、積層体の折り曲げ方向がその
搬送方向に合致しているため、製造装置の生産速度が制
約され、これが大量生産による低価格化という使い捨て
おむつに要求される目的を達成する上での障害となる。
【0009】一方、特開平3−176053号公報や特
開平4−161152号に開示された従来のはかせる型
おむつの場合、先のはかせる型おむつの場合と同様に、
両脚の太股の部分に対応する一対の開口部のそれぞれ全
周に亙って弾性部材が介在していないため、これら開口
部のフィット性が不充分であり、漏れを防止するという
点で問題がある。
開平4−161152号に開示された従来のはかせる型
おむつの場合、先のはかせる型おむつの場合と同様に、
両脚の太股の部分に対応する一対の開口部のそれぞれ全
周に亙って弾性部材が介在していないため、これら開口
部のフィット性が不充分であり、漏れを防止するという
点で問題がある。
【0010】また、このはかせる型おむつの製造方法で
は、伸縮性弾性部材がその搬送方向に伸縮性を有するた
め、ウエストベルトとなる伸縮性弾性部材を搬送する際
の張力を適切に調整することが困難であり、生産速度が
制限されてしまう結果、使い捨ておむつの大量生産によ
る低価格化を実現し得ない。
は、伸縮性弾性部材がその搬送方向に伸縮性を有するた
め、ウエストベルトとなる伸縮性弾性部材を搬送する際
の張力を適切に調整することが困難であり、生産速度が
制限されてしまう結果、使い捨ておむつの大量生産によ
る低価格化を実現し得ない。
【0011】このように、着用者への追従性やフィット
性と製品の生産効率とは相反する関係にあり、品質を高
めると生産コストが上がり、低コストで生産するには使
用感を犠牲にしなければならないという問題があった。
性と製品の生産効率とは相反する関係にあり、品質を高
めると生産コストが上がり、低コストで生産するには使
用感を犠牲にしなければならないという問題があった。
【0012】
【発明の目的】本発明の第一の目的は、各開口部および
全体的なフィット性が良好なはかせる型おむつの製造方
法を提供することにある。
全体的なフィット性が良好なはかせる型おむつの製造方
法を提供することにある。
【0013】本発明の第二の目的は、大量生産による低
コスト化が可能なはかせる型おむつの製造方法を提供す
ることにある。
コスト化が可能なはかせる型おむつの製造方法を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の形態
は、ウエストの部分に対応する開口部と両脚の太股の部
分に対応する一対の開口部とを形成する液不透過性の裏
面シートと、この裏面シートの前記開口部に沿って設け
られ、かつ前記開口部をそれぞれ絞る伸縮自在の弾性部
材と、前記裏面シートの前記一対の開口部の間に設けら
れる液吸収性パッドと、この液吸収性パッドおよび前記
弾性部材を間に挟んで前記裏面シートに重ねられる液透
過性の表面シートとを有するはかせる型おむつの製造方
法であって、長手方向に沿って連続して搬送される液不
透過性の第一の帯状体の中央部に前記液吸収性パッドを
所定間隔で配置するステップと、前記第一の帯状体の幅
方向中央側に所定間隔で湾曲する一対の連続した第一の
弾性部材を前記第一の帯状体の幅方向両側に伸長状態で
接合するステップと、長手方向に沿って連続して搬送さ
れ、かつ前記表面シートとなる第二の帯状体を前記液吸
収性パッドおよび前記第一の弾性部材を介して前記第一
の帯状体に重ね合わせて接合し、連続積層体を得るステ
ップと、この連続積層体をその幅方向に沿って所定間隔
で切断し、前記液吸収性パッドを有する矩形の積層体を
得るステップと、前記積層体を切断前の形状を維持して
その搬送面と垂直な軸回りに90度旋回するステップ
と、長手方向に沿って連続して搬送される第三の帯状体
に対し、90度旋回した前記積層体を切断前の形状を維
持しつつ所定間隔で重ね合わせて接合するステップと、
連続した第二の弾性部材を前記第三の帯状体の幅方向両
側縁部に伸長状態で接合するステップと、相互に隣接す
る前記積層体の前記第一の弾性部材の湾曲部分に沿っ
て、前記第三の帯状体の中央部を前記積層体と共に所定
間隔でほぼ円形に繰り抜くステップと、前記第三の帯状
体の幅方向両側縁部が重なり合うように、この第三の帯
状体を前記積層体と共に二つ折りするステップと、二つ
折りされた前記積層体の搬送方向に沿った前後両端部を
前記第三の帯状体と共にその幅方向に接合してフラップ
部を形成するステップと、相互に隣接する前記積層体の
前記フラップ部の間に位置する前記第三の帯状体をその
幅方向に切断するステップとを具えたことを特徴とする
はかせる型おむつの製造方法にある。
は、ウエストの部分に対応する開口部と両脚の太股の部
分に対応する一対の開口部とを形成する液不透過性の裏
面シートと、この裏面シートの前記開口部に沿って設け
られ、かつ前記開口部をそれぞれ絞る伸縮自在の弾性部
材と、前記裏面シートの前記一対の開口部の間に設けら
れる液吸収性パッドと、この液吸収性パッドおよび前記
弾性部材を間に挟んで前記裏面シートに重ねられる液透
過性の表面シートとを有するはかせる型おむつの製造方
法であって、長手方向に沿って連続して搬送される液不
透過性の第一の帯状体の中央部に前記液吸収性パッドを
所定間隔で配置するステップと、前記第一の帯状体の幅
方向中央側に所定間隔で湾曲する一対の連続した第一の
弾性部材を前記第一の帯状体の幅方向両側に伸長状態で
接合するステップと、長手方向に沿って連続して搬送さ
れ、かつ前記表面シートとなる第二の帯状体を前記液吸
収性パッドおよび前記第一の弾性部材を介して前記第一
の帯状体に重ね合わせて接合し、連続積層体を得るステ
ップと、この連続積層体をその幅方向に沿って所定間隔
で切断し、前記液吸収性パッドを有する矩形の積層体を
得るステップと、前記積層体を切断前の形状を維持して
その搬送面と垂直な軸回りに90度旋回するステップ
と、長手方向に沿って連続して搬送される第三の帯状体
に対し、90度旋回した前記積層体を切断前の形状を維
持しつつ所定間隔で重ね合わせて接合するステップと、
連続した第二の弾性部材を前記第三の帯状体の幅方向両
側縁部に伸長状態で接合するステップと、相互に隣接す
る前記積層体の前記第一の弾性部材の湾曲部分に沿っ
て、前記第三の帯状体の中央部を前記積層体と共に所定
間隔でほぼ円形に繰り抜くステップと、前記第三の帯状
体の幅方向両側縁部が重なり合うように、この第三の帯
状体を前記積層体と共に二つ折りするステップと、二つ
折りされた前記積層体の搬送方向に沿った前後両端部を
前記第三の帯状体と共にその幅方向に接合してフラップ
部を形成するステップと、相互に隣接する前記積層体の
前記フラップ部の間に位置する前記第三の帯状体をその
幅方向に切断するステップとを具えたことを特徴とする
はかせる型おむつの製造方法にある。
【0015】ここで、前記裏面シートが、前記第一の帯
状体および前記第三の帯状体を有するものであっても良
い。
状体および前記第三の帯状体を有するものであっても良
い。
【0016】一方、本発明による第二の形態は、ウエス
トの部分に対応する開口部と両脚の太股の部分に対応す
る一対の開口部とを形成する液不透過性の裏面シート
と、この裏面シートの前記開口部に沿って設けられ、か
つ前記開口部をそれぞれ絞る伸縮自在の弾性部材と、前
記裏面シートの前記一対の開口部の間に設けられる液吸
収性パッドと、この液吸収性パッドおよび前記弾性部材
を間に挟んで前記裏面シートに重ねられる表面シートと
を有するはかせる型おむつの製造方法であって、長手方
向に沿って連続して搬送される第一の帯状体の中央部に
前記液吸収性パッドを所定間隔で配置するステップと、
前記第一の帯状体の幅方向両側縁部にその幅方向に伸縮
し得る一対の連続した帯状をなす伸縮部材を接合するス
テップと、前記第一の帯状体の幅方向中央側に所定の間
隔で湾曲する一対の連続した第一の弾性部材を前記伸縮
部材にそれぞれ伸長状態で接合するステップと、長手方
向に沿って搬送される液透過性の連続した第二の帯状体
の幅方向両側縁部にその幅方向に伸長し得る一対の連続
した帯状をなす伸長部材を接合するステップと、前記伸
縮部材と前記伸長部材とが少なくとも一部分で重なり合
うように、前記第二の帯状体および前記伸長部材を前記
液吸収性パッドおよび前記第一の弾性部材を介して前記
第一の帯状体および前記伸縮部材に重ね合わせて接合
し、連続積層体を得るステップと、この連続積層体をそ
の幅方向に沿って所定間隔で切断し、前記液吸収性パッ
ドを有する矩形の積層体を得るステップと、前記積層体
の切断前の形状を維持してその搬送面と垂直な軸回りに
90度旋回するステップと、前記伸縮部材と前記伸長部
材とが重なり合った前記積層体の部分をその幅方向に伸
長させて前記積層体を拡幅するステップと、長手方向に
沿って連続して搬送される第三の帯状体に対し、90度
旋回した前記積層体を拡幅状態を維持しつつ所定間隔で
重ね合わせて接合するステップと、連続した第二の弾性
部材を前記第三の帯状体の幅方向両側縁部に伸長状態で
接合するステップと、相互に隣接する前記積層体の前記
第一の弾性部材の湾曲部分に沿って、前記第三の帯状体
の中央部を前記積層体と共に所定間隔でほぼ円形に繰り
抜くステップと、前記第三の帯状体の幅方向両側縁部が
重なり合うように、この第三の帯状体を前記積層体と共
に二つ折りするステップと、二つ折りされた前記積層体
の搬送方向に沿った前後両端部を前記第三の帯状体と共
にその幅方向に接合してフラップ部を形成するステップ
と、相互に隣接する前記積層体の前記フラップ部の間に
位置する前記第三の帯状体をその幅方向に切断するステ
ップとを具えたことを特徴とするはかせる型おむつの製
造方法にある。
トの部分に対応する開口部と両脚の太股の部分に対応す
る一対の開口部とを形成する液不透過性の裏面シート
と、この裏面シートの前記開口部に沿って設けられ、か
つ前記開口部をそれぞれ絞る伸縮自在の弾性部材と、前
記裏面シートの前記一対の開口部の間に設けられる液吸
収性パッドと、この液吸収性パッドおよび前記弾性部材
を間に挟んで前記裏面シートに重ねられる表面シートと
を有するはかせる型おむつの製造方法であって、長手方
向に沿って連続して搬送される第一の帯状体の中央部に
前記液吸収性パッドを所定間隔で配置するステップと、
前記第一の帯状体の幅方向両側縁部にその幅方向に伸縮
し得る一対の連続した帯状をなす伸縮部材を接合するス
テップと、前記第一の帯状体の幅方向中央側に所定の間
隔で湾曲する一対の連続した第一の弾性部材を前記伸縮
部材にそれぞれ伸長状態で接合するステップと、長手方
向に沿って搬送される液透過性の連続した第二の帯状体
の幅方向両側縁部にその幅方向に伸長し得る一対の連続
した帯状をなす伸長部材を接合するステップと、前記伸
縮部材と前記伸長部材とが少なくとも一部分で重なり合
うように、前記第二の帯状体および前記伸長部材を前記
液吸収性パッドおよび前記第一の弾性部材を介して前記
第一の帯状体および前記伸縮部材に重ね合わせて接合
し、連続積層体を得るステップと、この連続積層体をそ
の幅方向に沿って所定間隔で切断し、前記液吸収性パッ
ドを有する矩形の積層体を得るステップと、前記積層体
の切断前の形状を維持してその搬送面と垂直な軸回りに
90度旋回するステップと、前記伸縮部材と前記伸長部
材とが重なり合った前記積層体の部分をその幅方向に伸
長させて前記積層体を拡幅するステップと、長手方向に
沿って連続して搬送される第三の帯状体に対し、90度
旋回した前記積層体を拡幅状態を維持しつつ所定間隔で
重ね合わせて接合するステップと、連続した第二の弾性
部材を前記第三の帯状体の幅方向両側縁部に伸長状態で
接合するステップと、相互に隣接する前記積層体の前記
第一の弾性部材の湾曲部分に沿って、前記第三の帯状体
の中央部を前記積層体と共に所定間隔でほぼ円形に繰り
抜くステップと、前記第三の帯状体の幅方向両側縁部が
重なり合うように、この第三の帯状体を前記積層体と共
に二つ折りするステップと、二つ折りされた前記積層体
の搬送方向に沿った前後両端部を前記第三の帯状体と共
にその幅方向に接合してフラップ部を形成するステップ
と、相互に隣接する前記積層体の前記フラップ部の間に
位置する前記第三の帯状体をその幅方向に切断するステ
ップとを具えたことを特徴とするはかせる型おむつの製
造方法にある。
【0017】ここで、前記裏面シートは、前記第一の帯
状体および前記一対の伸縮部材および前記第三の帯状体
を有するものであっても良い。また、前記表面シート
は、前記第二の帯状体および前記一対の伸長部材を有す
るものであっても良い。
状体および前記一対の伸縮部材および前記第三の帯状体
を有するものであっても良い。また、前記表面シート
は、前記第二の帯状体および前記一対の伸長部材を有す
るものであっても良い。
【0018】なお、前記第三の帯状体は、幅方向に相隔
てて並ぶと共に長手方向に沿って連続して搬送される帯
状をなす左右一対のウエスト部材と、左右両端部がこれ
らウエスト部材に所定間隔で接合される複数の連結シー
トとからなる梯子状構造を有し、前記積層体の周縁部が
これら一対のウエスト部材および隣接する二本の連結シ
ートに接合されるものであっても良い。
てて並ぶと共に長手方向に沿って連続して搬送される帯
状をなす左右一対のウエスト部材と、左右両端部がこれ
らウエスト部材に所定間隔で接合される複数の連結シー
トとからなる梯子状構造を有し、前記積層体の周縁部が
これら一対のウエスト部材および隣接する二本の連結シ
ートに接合されるものであっても良い。
【0019】
【作用】本発明の第一の形態によると、裏面シートの一
部を構成する第一の帯状体の中央部に液吸収性パッドを
所定間隔で重ね合わせ、さらに第一の帯状体の幅方向中
央側に所定の間隔で湾曲してレッグギャザーを形成する
ための一対の第一の弾性部材を第一の帯状体の幅方向両
側に伸長状態で接合する。そして、表面シートとなる第
二の帯状体を液吸収性パッドおよび第一の弾性部材を介
して第一の帯状体に重ね合わせて接合し、これによって
得られる連続積層体をその幅方向に沿って所定間隔で切
断し、縦流れ方式により液吸収性パッドを有する矩形の
積層体を得る。
部を構成する第一の帯状体の中央部に液吸収性パッドを
所定間隔で重ね合わせ、さらに第一の帯状体の幅方向中
央側に所定の間隔で湾曲してレッグギャザーを形成する
ための一対の第一の弾性部材を第一の帯状体の幅方向両
側に伸長状態で接合する。そして、表面シートとなる第
二の帯状体を液吸収性パッドおよび第一の弾性部材を介
して第一の帯状体に重ね合わせて接合し、これによって
得られる連続積層体をその幅方向に沿って所定間隔で切
断し、縦流れ方式により液吸収性パッドを有する矩形の
積層体を得る。
【0020】次に、この積層体をその切断前の形状を維
持してその搬送面と垂直な軸回りに90度旋回し、これ
以降、横流れ方式に切り換える。そして、切断前の形状
が維持された積層体を、裏面シートの一部を構成する第
三の帯状体に所定間隔で重ね合わせて接合する。さら
に、この第三の帯状体の幅方向両側縁部にウエストギャ
ザーを形成するための第二の弾性部材を伸長状態で接合
した後、相互に隣接する積層体の第一の弾性部材の湾曲
部分に沿って、第三の帯状体の中央部を積層体と共に所
定間隔でほぼ円形に繰り抜き、両脚の太股の部分に対応
する開口部となる部分を形成する。
持してその搬送面と垂直な軸回りに90度旋回し、これ
以降、横流れ方式に切り換える。そして、切断前の形状
が維持された積層体を、裏面シートの一部を構成する第
三の帯状体に所定間隔で重ね合わせて接合する。さら
に、この第三の帯状体の幅方向両側縁部にウエストギャ
ザーを形成するための第二の弾性部材を伸長状態で接合
した後、相互に隣接する積層体の第一の弾性部材の湾曲
部分に沿って、第三の帯状体の中央部を積層体と共に所
定間隔でほぼ円形に繰り抜き、両脚の太股の部分に対応
する開口部となる部分を形成する。
【0021】しかる後、第三の帯状体の幅方向両側縁部
が重なり合うように、この第三の帯状体を積層体と共に
二つ折りし、さらにこの状態で二つ折りされた積層体の
搬送方向に沿った前後両端部、すなわち脇腹相当部分を
第三の帯状体と共にその幅方向に接合してフラップ部を
形成し、相互に隣接する積層体のフラップ部の間に位置
する第三の帯状体をその幅方向に切断することにより、
ウエストの部分に対応する開口部が第二の弾性部材によ
り絞られ、両脚の太股の部分に対応する一対の開口部が
第一の弾性部材により絞られたはかせる型おむつを得
る。
が重なり合うように、この第三の帯状体を積層体と共に
二つ折りし、さらにこの状態で二つ折りされた積層体の
搬送方向に沿った前後両端部、すなわち脇腹相当部分を
第三の帯状体と共にその幅方向に接合してフラップ部を
形成し、相互に隣接する積層体のフラップ部の間に位置
する第三の帯状体をその幅方向に切断することにより、
ウエストの部分に対応する開口部が第二の弾性部材によ
り絞られ、両脚の太股の部分に対応する一対の開口部が
第一の弾性部材により絞られたはかせる型おむつを得
る。
【0022】本発明の第二の形態によると、裏面シート
の一部を構成する第一の帯状体の中央部に液吸収性パッ
ドを所定間隔で重ね合わせる。また、第一の帯状体の幅
方向両側縁部にその幅方向に伸長し得ると共に裏面シー
トの一部を構成して脇腹部分を覆うための一対の伸縮部
材を接合すると共に、第一の帯状体の幅方向中央側に所
定の間隔で湾曲してレッグギャザーを形成するための一
対の第一の弾性部材をこれら伸縮部材に伸長状態で接合
する。
の一部を構成する第一の帯状体の中央部に液吸収性パッ
ドを所定間隔で重ね合わせる。また、第一の帯状体の幅
方向両側縁部にその幅方向に伸長し得ると共に裏面シー
トの一部を構成して脇腹部分を覆うための一対の伸縮部
材を接合すると共に、第一の帯状体の幅方向中央側に所
定の間隔で湾曲してレッグギャザーを形成するための一
対の第一の弾性部材をこれら伸縮部材に伸長状態で接合
する。
【0023】一方、液透過性の連続した第二の帯状体の
幅方向両側縁部にその幅方向に伸長し得る一対の連続し
た帯状をなす伸長部材を接合する。そして、これら伸長
部材と伸縮部材とが少なくとも一部分で重なり合うよう
に、当該伸長部材および第二の帯状体を液吸収性パッド
および第一の弾性部材を介して第一の帯状体および伸縮
部材に重ね合わせて接合し、これによって得られる連続
積層体をその幅方向に沿って所定間隔で切断し、縦流れ
方式により液吸収性パッドを有する矩形の積層体を得
る。
幅方向両側縁部にその幅方向に伸長し得る一対の連続し
た帯状をなす伸長部材を接合する。そして、これら伸長
部材と伸縮部材とが少なくとも一部分で重なり合うよう
に、当該伸長部材および第二の帯状体を液吸収性パッド
および第一の弾性部材を介して第一の帯状体および伸縮
部材に重ね合わせて接合し、これによって得られる連続
積層体をその幅方向に沿って所定間隔で切断し、縦流れ
方式により液吸収性パッドを有する矩形の積層体を得
る。
【0024】次に、この積層体を切断前の形状を維持し
てその搬送面と垂直な軸回りに90度旋回し、これ以
降、横流れ方式に切り換える。また、伸縮部材と伸長部
材とが重なり合った積層体の部分をその幅方向に伸長さ
せて積層体を拡幅し、90度旋回した積層体の拡幅状態
を維持しつつ、この積層体を裏面シートの一部を構成す
る第三の帯状体に所定間隔で重ね合わせて接合する。さ
らに、この第三の帯状体の幅方向両側縁部にウエストギ
ャザーを形成するための第二の弾性部材を伸長状態で接
合した後、相互に隣接する積層体の第一の弾性部材の湾
曲部分に沿って、第三の帯状体の中央部を積層体と共に
所定間隔でほぼ円形に繰り抜き、両脚の太股の部分に対
応する開口部となる部分を形成する。
てその搬送面と垂直な軸回りに90度旋回し、これ以
降、横流れ方式に切り換える。また、伸縮部材と伸長部
材とが重なり合った積層体の部分をその幅方向に伸長さ
せて積層体を拡幅し、90度旋回した積層体の拡幅状態
を維持しつつ、この積層体を裏面シートの一部を構成す
る第三の帯状体に所定間隔で重ね合わせて接合する。さ
らに、この第三の帯状体の幅方向両側縁部にウエストギ
ャザーを形成するための第二の弾性部材を伸長状態で接
合した後、相互に隣接する積層体の第一の弾性部材の湾
曲部分に沿って、第三の帯状体の中央部を積層体と共に
所定間隔でほぼ円形に繰り抜き、両脚の太股の部分に対
応する開口部となる部分を形成する。
【0025】しかる後、第三の帯状体の幅方向両側縁部
が重なり合うように、この第三の帯状体を積層体と共に
二つ折りし、さらにこの状態で二つ折りされた積層体の
搬送方向に沿った前後両端部、すなわち脇腹相当部分を
第三の帯状体と共にその幅方向に接合してフラップ部を
形成し、相互に隣接する積層体のフラップ部の間に位置
する第三の帯状体をその幅方向に切断することにより、
ウエストの部分に対応する開口部が第二の弾性部材によ
り絞られ、両脚の太股の部分に対応する一対の開口部が
第一の弾性部材により絞られたはかせる型おむつを得
る。
が重なり合うように、この第三の帯状体を積層体と共に
二つ折りし、さらにこの状態で二つ折りされた積層体の
搬送方向に沿った前後両端部、すなわち脇腹相当部分を
第三の帯状体と共にその幅方向に接合してフラップ部を
形成し、相互に隣接する積層体のフラップ部の間に位置
する第三の帯状体をその幅方向に切断することにより、
ウエストの部分に対応する開口部が第二の弾性部材によ
り絞られ、両脚の太股の部分に対応する一対の開口部が
第一の弾性部材により絞られたはかせる型おむつを得
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明の第一の形態によるはかせる型
おむつの製造方法の一実施例について、図1〜図12を
参照しながら詳細に説明する。
おむつの製造方法の一実施例について、図1〜図12を
参照しながら詳細に説明する。
【0027】本実施例におけるはかせる型おむつの外観
を図1に示し、これを展開した状態の外観を図2に示す
と共に、この図2中の III−III 矢視断面構造を図3に
示す。すなわち、本実施例におけるはかせる型おむつ1
1は、ウエストの部分に対応するウエスト周り開口部1
2と、両脚の太股部分に対応する一対の脚周り開口部1
3と、これら開口部12, 13を形成する液不透過性の
裏面シート(以下、バックシートと記述する)14と、
ウエスト周り開口部12を絞ってウエストギャザー15
を形成するためのウエスト周り弾性部材16と、脚周り
開口部13を絞ってレッグギャザー17を形成するため
の脚周り弾性部材18と、脚周り開口部13の間の股下
部分から腹側および尻側にそれぞれ伸びる液吸収性パッ
ド19とを有する。また、バックシート14はその脇腹
部分に位置する接合フラップ部20を剥離することによ
り、図2に示すように展開可能に接合されている。つま
り、図2に示す展開状態からバックシート14の前後の
接合フラップ部20を重ね合わせ、これらの当接部分を
ホットメルト接着法や、加圧溶融接着法、あるいは超音
波溶融接着法などを単独または適宜組み合わせて接合す
ることにより、図1に示すはかせる型おむつ11を得る
ことができる。
を図1に示し、これを展開した状態の外観を図2に示す
と共に、この図2中の III−III 矢視断面構造を図3に
示す。すなわち、本実施例におけるはかせる型おむつ1
1は、ウエストの部分に対応するウエスト周り開口部1
2と、両脚の太股部分に対応する一対の脚周り開口部1
3と、これら開口部12, 13を形成する液不透過性の
裏面シート(以下、バックシートと記述する)14と、
ウエスト周り開口部12を絞ってウエストギャザー15
を形成するためのウエスト周り弾性部材16と、脚周り
開口部13を絞ってレッグギャザー17を形成するため
の脚周り弾性部材18と、脚周り開口部13の間の股下
部分から腹側および尻側にそれぞれ伸びる液吸収性パッ
ド19とを有する。また、バックシート14はその脇腹
部分に位置する接合フラップ部20を剥離することによ
り、図2に示すように展開可能に接合されている。つま
り、図2に示す展開状態からバックシート14の前後の
接合フラップ部20を重ね合わせ、これらの当接部分を
ホットメルト接着法や、加圧溶融接着法、あるいは超音
波溶融接着法などを単独または適宜組み合わせて接合す
ることにより、図1に示すはかせる型おむつ11を得る
ことができる。
【0028】前記バックシート14としては、ポリエチ
レン製のシートなどを採用することができる。より好ま
しくは、蒸れを防止するために液体分子を透過させない
程度の多数の微孔を設けたポリエチレン製シートや、熱
可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した透湿性のあるシ
ート、あるいはこれらのシートの外側に不織布を貼り合
わせた複合シートが、透湿性を有すると共に肌触りなど
の点で、より快適なものとすることができる。
レン製のシートなどを採用することができる。より好ま
しくは、蒸れを防止するために液体分子を透過させない
程度の多数の微孔を設けたポリエチレン製シートや、熱
可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した透湿性のあるシ
ート、あるいはこれらのシートの外側に不織布を貼り合
わせた複合シートが、透湿性を有すると共に肌触りなど
の点で、より快適なものとすることができる。
【0029】また、前記液吸収性パッド19としては、
フラッフパルプと高吸水性ポリマーとを併用したものが
好ましく、その他に吸収紙単独、または熱融着繊維等の
混合物や積層物が用いられ、全体をティシュで包み込ん
だ積層構造とすることが好ましい。本実施例では、液吸
収性パッド19を前後両端部の幅を拡げた砂時計形に形
成したが、一定の幅の矩形に形成しても良い。ただし、
砂時計形の方が装着時に良好なフィット性を確保するこ
とができる。
フラッフパルプと高吸水性ポリマーとを併用したものが
好ましく、その他に吸収紙単独、または熱融着繊維等の
混合物や積層物が用いられ、全体をティシュで包み込ん
だ積層構造とすることが好ましい。本実施例では、液吸
収性パッド19を前後両端部の幅を拡げた砂時計形に形
成したが、一定の幅の矩形に形成しても良い。ただし、
砂時計形の方が装着時に良好なフィット性を確保するこ
とができる。
【0030】液吸収性パッド19は、バックシート14
の中央部に配置されている。また、この液吸収性パッド
19の幅方向両側には、本発明による第一の弾性部材と
しての脚周り弾性部材18がバックシート14と左右一
対のサイドトップシート21との間に伸長状態で接合さ
れ、脚周り弾性部材18がこれらバックシート14とサ
イドトップシート21とに挟持された状態となってい
る。さらに、液吸収性パッド19には、サイドトップシ
ート21とで本発明の表面シート(以下、これをトップ
シートと記述する)を構成する液透過性のセンタトップ
シート22が重ね合わされ、液吸収性パッド19の側縁
部にてこれらセンタトップシート22とサイドトップシ
ート21とが一体的に接合されている。このセンタトッ
プシート22の幅方向両側縁部分には、立体ギャザー2
3を形成するための伸縮可能な弾性部材24が伸長状態
で巻き込まれ、センタトップシート22の幅方向両側縁
部に一体的に接合されている。
の中央部に配置されている。また、この液吸収性パッド
19の幅方向両側には、本発明による第一の弾性部材と
しての脚周り弾性部材18がバックシート14と左右一
対のサイドトップシート21との間に伸長状態で接合さ
れ、脚周り弾性部材18がこれらバックシート14とサ
イドトップシート21とに挟持された状態となってい
る。さらに、液吸収性パッド19には、サイドトップシ
ート21とで本発明の表面シート(以下、これをトップ
シートと記述する)を構成する液透過性のセンタトップ
シート22が重ね合わされ、液吸収性パッド19の側縁
部にてこれらセンタトップシート22とサイドトップシ
ート21とが一体的に接合されている。このセンタトッ
プシート22の幅方向両側縁部分には、立体ギャザー2
3を形成するための伸縮可能な弾性部材24が伸長状態
で巻き込まれ、センタトップシート22の幅方向両側縁
部に一体的に接合されている。
【0031】前記サイドトップシート21としては、ポ
リエチレンやポリプロピレン, ポリエステル、あるいは
その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維の不織布シ
ートを用いるが、このサイドトップシート21は疎水性
であることが望ましい。
リエチレンやポリプロピレン, ポリエステル、あるいは
その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維の不織布シ
ートを用いるが、このサイドトップシート21は疎水性
であることが望ましい。
【0032】また、センタトップシート22としては、
ポリエチレンやポリプロピレン, ポリエステル、あるい
はその他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維の液透過
性不織布シートを用いるが、立体ギャザー23を形成す
るセンタトップシート22の両側縁部分の漏れ防止効果
を高めるため、これらセンタトップシート22の両側縁
部分のみ、疎水性を持たせるような加工を施すことも有
効である。
ポリエチレンやポリプロピレン, ポリエステル、あるい
はその他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維の液透過
性不織布シートを用いるが、立体ギャザー23を形成す
るセンタトップシート22の両側縁部分の漏れ防止効果
を高めるため、これらセンタトップシート22の両側縁
部分のみ、疎水性を持たせるような加工を施すことも有
効である。
【0033】さらに、ウエスト周り開口部12に沿って
設けられるウエスト周り弾性部材16や、脚周り開口部
13に沿って設けられる脚周り弾性部材18、あるいは
立体ギャザー23を形成するための弾性部材24として
は、ウレタン糸やウレタンテープ、あるいは糸ゴム等を
そのまま使用することが可能であり、これらはバックシ
ート14やセンタトップシート22の所定位置に塗布さ
れるホットメルト接着剤に沿ってそれぞれ伸張状態で接
着固定される。
設けられるウエスト周り弾性部材16や、脚周り開口部
13に沿って設けられる脚周り弾性部材18、あるいは
立体ギャザー23を形成するための弾性部材24として
は、ウレタン糸やウレタンテープ、あるいは糸ゴム等を
そのまま使用することが可能であり、これらはバックシ
ート14やセンタトップシート22の所定位置に塗布さ
れるホットメルト接着剤に沿ってそれぞれ伸張状態で接
着固定される。
【0034】このような本実施例によるはかせる型おむ
つ11の製造手順を図4〜図12に示す。すなわち、本
発明の第一の帯状体に相当し、かつバックシート14の
主要部分を構成する帯状のバックシート素材25がその
長手方向(図4中、左右方向)に沿って連続的に搬送さ
れ、その搬送経路の所定位置で液吸収性パッド19がそ
の幅方向中央部に所定間隔で間欠的に重ね合わされて行
く(図4参照)。次に、これよりも下流のバックシート
素材25の搬送経路の所定位置において、液吸収性パッ
ド19の長手方向中央部で当該液吸収性パッド19の側
端縁に最接近するように、所定の間隔でバックシート素
材25の幅方向に湾曲する脚周り弾性部材18の連続体
をバックシート素材25の幅方向両側に伸長状態で接合
する(図5参照)。
つ11の製造手順を図4〜図12に示す。すなわち、本
発明の第一の帯状体に相当し、かつバックシート14の
主要部分を構成する帯状のバックシート素材25がその
長手方向(図4中、左右方向)に沿って連続的に搬送さ
れ、その搬送経路の所定位置で液吸収性パッド19がそ
の幅方向中央部に所定間隔で間欠的に重ね合わされて行
く(図4参照)。次に、これよりも下流のバックシート
素材25の搬送経路の所定位置において、液吸収性パッ
ド19の長手方向中央部で当該液吸収性パッド19の側
端縁に最接近するように、所定の間隔でバックシート素
材25の幅方向に湾曲する脚周り弾性部材18の連続体
をバックシート素材25の幅方向両側に伸長状態で接合
する(図5参照)。
【0035】そして、さらに下流のバックシート素材2
5の搬送経路の所定位置において、一対のサイドトップ
シート21の連続体を液吸収性パッド19の側端部およ
び脚周り弾性部材18の湾曲部分と重なり合うように、
バックシート素材25に接合する(図6参照)。さら
に、これよりも下流のバックシート素材25の搬送経路
の所定位置において、あらかじめ幅方向両側端部に弾性
部材24を伸長状態で接合して立体ギャザー23を形成
したセンタトップシート22の連続体を液吸収性パッド
19の上に重ね合わせ、サイドトップシート21の連続
体と接合し(図7参照)、連続積層体FC を得る。
5の搬送経路の所定位置において、一対のサイドトップ
シート21の連続体を液吸収性パッド19の側端部およ
び脚周り弾性部材18の湾曲部分と重なり合うように、
バックシート素材25に接合する(図6参照)。さら
に、これよりも下流のバックシート素材25の搬送経路
の所定位置において、あらかじめ幅方向両側端部に弾性
部材24を伸長状態で接合して立体ギャザー23を形成
したセンタトップシート22の連続体を液吸収性パッド
19の上に重ね合わせ、サイドトップシート21の連続
体と接合し(図7参照)、連続積層体FC を得る。
【0036】なお、上述したサイドトップシート21の
連続体とセンタトップシート22の連続体とで、本発明
の第二の帯状体が構成される。
連続体とセンタトップシート22の連続体とで、本発明
の第二の帯状体が構成される。
【0037】このように、縦流し方式で脚周り弾性部材
18の連続体をバックシート素材25の幅方向両側に伸
長状態で接合すると共に立体ギャザー23を形成したセ
ンタトップシート22の連続体も縦流れ方式で液吸収性
パッド19の上に重ねることができるため、効率良く作
業を進めることができる。
18の連続体をバックシート素材25の幅方向両側に伸
長状態で接合すると共に立体ギャザー23を形成したセ
ンタトップシート22の連続体も縦流れ方式で液吸収性
パッド19の上に重ねることができるため、効率良く作
業を進めることができる。
【0038】しかる後、上記よりも下流のバックシート
素材25の搬送経路の所定位置において、上述した連続
積層体FC の搬送方向に沿って隣接する液吸収性パッド
19の中間部分に位置するバックシート素材25, 脚周
り弾性部材18の連続体, サイドトップシート21の連
続体, センタトップシート22の連続体を図8に示す切
断線C1 に沿って所定間隔で切断し、一枚の液吸収性パ
ッド19を有する矩形の積層体Fを得る。そして、脚周
り弾性部材18および弾性部材24の自由開放に伴う収
縮によって、積層体Fが変形しないように、切断前の状
態を保持しつつ、その搬送面(図8の紙面と平行な面)
に対して垂直な軸回りに積層体Fを90度旋回し、これ
以降、横流れ方式に切り換える。
素材25の搬送経路の所定位置において、上述した連続
積層体FC の搬送方向に沿って隣接する液吸収性パッド
19の中間部分に位置するバックシート素材25, 脚周
り弾性部材18の連続体, サイドトップシート21の連
続体, センタトップシート22の連続体を図8に示す切
断線C1 に沿って所定間隔で切断し、一枚の液吸収性パ
ッド19を有する矩形の積層体Fを得る。そして、脚周
り弾性部材18および弾性部材24の自由開放に伴う収
縮によって、積層体Fが変形しないように、切断前の状
態を保持しつつ、その搬送面(図8の紙面と平行な面)
に対して垂直な軸回りに積層体Fを90度旋回し、これ
以降、横流れ方式に切り換える。
【0039】なお、積層体Fを切断前の状態に保持する
方法としては、図8の切断作業に先立ち、積層体Fとほ
ぼ同じ輪郭形状の搬送パレットをあらかじめ図8の右側
に示すバックシート素材25の裏面に当接させた状態で
このバックシート素材25と同期移動させ、さらにこの
搬送パレットの表面からバックシート素材25の裏面を
真空引きすることにより、切断後の積層体Fを搬送パレ
ットにて吸着保持することができ、この搬送パレットを
そのまま90度旋回すれば良い。
方法としては、図8の切断作業に先立ち、積層体Fとほ
ぼ同じ輪郭形状の搬送パレットをあらかじめ図8の右側
に示すバックシート素材25の裏面に当接させた状態で
このバックシート素材25と同期移動させ、さらにこの
搬送パレットの表面からバックシート素材25の裏面を
真空引きすることにより、切断後の積層体Fを搬送パレ
ットにて吸着保持することができ、この搬送パレットを
そのまま90度旋回すれば良い。
【0040】一方、90度旋回した後の積層体Fの長さ
寸法L(図8の左側を参照のこと)よりも多少狭い間隔
でバックシート素材25の搬送方向に沿って並列状態で
搬送される左右一対のウエストシート26の連続体の間
に、所定間隔で連結シート27の左右両側縁部を接合
し、梯子状構造を有する第三の帯状体28を得る(図9
参照)。
寸法L(図8の左側を参照のこと)よりも多少狭い間隔
でバックシート素材25の搬送方向に沿って並列状態で
搬送される左右一対のウエストシート26の連続体の間
に、所定間隔で連結シート27の左右両側縁部を接合
し、梯子状構造を有する第三の帯状体28を得る(図9
参照)。
【0041】ウエスト周りを囲む上記ウエストシート2
6の連続体としては、ポリプロピレンやポリエチレン、
あるいはポリエステルやその他の熱可塑性樹脂を原料と
した合成繊維からなる不織布を採用することができる。
ただし、装着時の胴周りのフィット性を高めるため、比
較的嵩だかで柔軟性に富む不織布であることが望まし
い。また、連結シート27は、はかせる型おむつ11と
なる製造途中の積層体Fを横流れ方式の搬送方向に沿っ
て連結するために用いられるため、安価でかつ引張力に
対して寸法安定性が優れていることが望ましく、ポリプ
ロピレンや、ポリエステル、あるいはナイロン等のフィ
ルムを採用することができる。
6の連続体としては、ポリプロピレンやポリエチレン、
あるいはポリエステルやその他の熱可塑性樹脂を原料と
した合成繊維からなる不織布を採用することができる。
ただし、装着時の胴周りのフィット性を高めるため、比
較的嵩だかで柔軟性に富む不織布であることが望まし
い。また、連結シート27は、はかせる型おむつ11と
なる製造途中の積層体Fを横流れ方式の搬送方向に沿っ
て連結するために用いられるため、安価でかつ引張力に
対して寸法安定性が優れていることが望ましく、ポリプ
ロピレンや、ポリエステル、あるいはナイロン等のフィ
ルムを採用することができる。
【0042】次に、この第三の帯状体28の搬送経路の
下流側の所定位置において、隣接する連結シート27の
間に90度旋回した積層体Fを切断前の状態を保持して
重ね合わせ、この積層体Fの搬送方向に沿った前後両端
部、すなわちはかせる型おむつ11の幅方向両端部をそ
れぞれ連結シート27に接合する(図9参照)。つま
り、90度旋回後の積層体Fを所定間隔で並べた時に、
この積層体Fの搬送方向に沿った前後両端部が連結シー
ト27と重なり合うように、これら連結シート27の搬
送方向に沿った幅寸法Wを適当な寸法に設定すると良
い。
下流側の所定位置において、隣接する連結シート27の
間に90度旋回した積層体Fを切断前の状態を保持して
重ね合わせ、この積層体Fの搬送方向に沿った前後両端
部、すなわちはかせる型おむつ11の幅方向両端部をそ
れぞれ連結シート27に接合する(図9参照)。つま
り、90度旋回後の積層体Fを所定間隔で並べた時に、
この積層体Fの搬送方向に沿った前後両端部が連結シー
ト27と重なり合うように、これら連結シート27の搬
送方向に沿った幅寸法Wを適当な寸法に設定すると良
い。
【0043】このように、90度旋回後の積層体Fの長
手方向および幅方向の長さの差を連結シート27によっ
て補うようにしているため、縦流し方式によるバックシ
ート素材25の搬送速度と横流し方式による第三の帯状
体28の搬送速度とを同一の速度に設定することができ
る。
手方向および幅方向の長さの差を連結シート27によっ
て補うようにしているため、縦流し方式によるバックシ
ート素材25の搬送速度と横流し方式による第三の帯状
体28の搬送速度とを同一の速度に設定することができ
る。
【0044】そして、上記よりも下流の第三の帯状体2
8の搬送経路の所定位置において、左右一対のウエスト
周り弾性部材16の連続体をウエストシート26の連続
体の上に伸長状態でそれぞれ接合する。さらに、これら
ウエスト周り弾性部材16を包むように、ウエストシー
ト26の連続体の幅方向外側縁部をそれぞれ内側に折り
返し、積層体Fの幅方向両側縁部に重ね合わせてこれら
を相互に接合する(図10参照)。
8の搬送経路の所定位置において、左右一対のウエスト
周り弾性部材16の連続体をウエストシート26の連続
体の上に伸長状態でそれぞれ接合する。さらに、これら
ウエスト周り弾性部材16を包むように、ウエストシー
ト26の連続体の幅方向外側縁部をそれぞれ内側に折り
返し、積層体Fの幅方向両側縁部に重ね合わせてこれら
を相互に接合する(図10参照)。
【0045】しかる後、さらに下流の第三の帯状体28
の搬送経路の所定位置において、連結シート27を介し
て相互に隣接する積層体Fの脚周り弾性部材18の湾曲
部分に沿って、第三の帯状体28の中央部を積層体Fと
共に所定間隔でほぼ円形に繰り抜き、脚周り開口部13
となる部分を形成する(図11参照)。そして、この第
三の帯状体28の幅方向両側に位置する一対のウエスト
シート26の連続体が重なり合うように、この第三の帯
状体28を積層体Fと共に二つ折りし、サイドトップシ
ート21で覆われていないバックシート素材25の部
分、つまり接合フラップ部20となる二つ折りされた積
層体Fの搬送方向に沿った前後両端部を幅方向に亙って
接合した後、相互に隣接する積層体Fの接合部分、すな
わち接合フラップ部20となる部分の間に位置する連結
シート27の部分を図12中の切断線C2 に沿って切断
し、はかせる型おむつ11と連結シート27を有する廃
棄部分29とを得る(図12参照)。
の搬送経路の所定位置において、連結シート27を介し
て相互に隣接する積層体Fの脚周り弾性部材18の湾曲
部分に沿って、第三の帯状体28の中央部を積層体Fと
共に所定間隔でほぼ円形に繰り抜き、脚周り開口部13
となる部分を形成する(図11参照)。そして、この第
三の帯状体28の幅方向両側に位置する一対のウエスト
シート26の連続体が重なり合うように、この第三の帯
状体28を積層体Fと共に二つ折りし、サイドトップシ
ート21で覆われていないバックシート素材25の部
分、つまり接合フラップ部20となる二つ折りされた積
層体Fの搬送方向に沿った前後両端部を幅方向に亙って
接合した後、相互に隣接する積層体Fの接合部分、すな
わち接合フラップ部20となる部分の間に位置する連結
シート27の部分を図12中の切断線C2 に沿って切断
し、はかせる型おむつ11と連結シート27を有する廃
棄部分29とを得る(図12参照)。
【0046】このように、本発明では一度切り離された
積層体Fを伸縮性のない強靱な連結シート27によって
連続した帯状物にすることができるため、ウエスト周り
開口部12および脚周り開口部13のほぼ全周に亙って
ウエスト周り弾性部材16および脚周り弾性部材18を
配置することが可能となる。
積層体Fを伸縮性のない強靱な連結シート27によって
連続した帯状物にすることができるため、ウエスト周り
開口部12および脚周り開口部13のほぼ全周に亙って
ウエスト周り弾性部材16および脚周り弾性部材18を
配置することが可能となる。
【0047】なお、第三の帯状体28を積層体Fと共に
二つ折りする際に、脚周り弾性部材18の湾曲部分によ
って脚周り開口部13となる部分が収縮変形しないよ
う、第三の帯状体28の中央部に形状保持用の板が差し
込まれ、これ以降は一対の搬送ベルトによって第三の帯
状体28が挟持された状態となって搬送される。
二つ折りする際に、脚周り弾性部材18の湾曲部分によ
って脚周り開口部13となる部分が収縮変形しないよ
う、第三の帯状体28の中央部に形状保持用の板が差し
込まれ、これ以降は一対の搬送ベルトによって第三の帯
状体28が挟持された状態となって搬送される。
【0048】このように、上述した実施例では第三の帯
状体28を左右一対のウエストシート26の連続体とこ
れらをつなぐ連結シート27とで梯子状に構成したが、
単一の帯状体とすることも当然可能である。この場合に
は、ウエストシート26と同じ材料を使用し、バックシ
ート素材25にそのまま重ね合わせ、二重のバックシー
トとして利用することができる。
状体28を左右一対のウエストシート26の連続体とこ
れらをつなぐ連結シート27とで梯子状に構成したが、
単一の帯状体とすることも当然可能である。この場合に
は、ウエストシート26と同じ材料を使用し、バックシ
ート素材25にそのまま重ね合わせ、二重のバックシー
トとして利用することができる。
【0049】また、上述した実施例では、はかせる型お
むつ11のウエストギャザー15をウエスト周り弾性部
材16によって形成するようにしたが、はかせる型おむ
つ11の脇腹の部分全体をその幅方向に伸縮させるよう
にした場合には、装着時における全体的なフィット性を
さらに良好にすることが可能である。
むつ11のウエストギャザー15をウエスト周り弾性部
材16によって形成するようにしたが、はかせる型おむ
つ11の脇腹の部分全体をその幅方向に伸縮させるよう
にした場合には、装着時における全体的なフィット性を
さらに良好にすることが可能である。
【0050】このような本発明の第二の形態によるはか
せる型おむつの製造方法の一実施例について、図13〜
図17を参照しながら詳細に説明する。ただし、本実施
例において図1〜図12に示した先の実施例と同一機能
の部材および部品には、これと同一の符号を記すに止
め、これ以上の説明は省略するものとする。
せる型おむつの製造方法の一実施例について、図13〜
図17を参照しながら詳細に説明する。ただし、本実施
例において図1〜図12に示した先の実施例と同一機能
の部材および部品には、これと同一の符号を記すに止
め、これ以上の説明は省略するものとする。
【0051】本実施例におけるはかせる型おむつの股下
部分の断面構造を図13に示す。すなわち、裏面シート
(以下、これをバックシートと記述する)は、液吸収性
パッド19が重ね合わされるセンタバックシート31
と、このセンタバックシート31の幅方向両側縁部に接
合される左右一対のサイドバックシート32とで主要部
が構成されており、これらサイドバックシート32が本
発明における一対の伸縮部材に相当し、それぞれその幅
方向に伸縮し得るようになっている。
部分の断面構造を図13に示す。すなわち、裏面シート
(以下、これをバックシートと記述する)は、液吸収性
パッド19が重ね合わされるセンタバックシート31
と、このセンタバックシート31の幅方向両側縁部に接
合される左右一対のサイドバックシート32とで主要部
が構成されており、これらサイドバックシート32が本
発明における一対の伸縮部材に相当し、それぞれその幅
方向に伸縮し得るようになっている。
【0052】このサイドバックシート32としては、エ
ラストマー製の不織布を採用することができる。この他
に、前記エラストマー製不織布の少なくとも片面にポリ
エチレンテレフタレート繊維などのポリエステル繊維,
ポリオレフィン繊維, ナイロン繊維などのポリアミド繊
維, パルプ繊維やコットン繊維などのセルロース繊維,
およびこれらの混合物を含むグループから選択される材
料により作られた繊維相互を高圧ジェット水流により機
械的に絡ませるスパンレース(以下、これを水流交絡と
記述する)か、あるいはこの繊維層を積層させたものな
どを採用することができる。さらに、5〜40μmの厚
さの透湿性および伸縮性を有するポリウレタン系のフィ
ルム, 天然ゴムシート, 発泡シートの少なくとも片面
に、前述のエラストマー製不織布に前記繊維層を水流交
絡あるいは積層させたものや、水流交絡による不織布を
積層して貼り合わせたものも採用可能である。
ラストマー製の不織布を採用することができる。この他
に、前記エラストマー製不織布の少なくとも片面にポリ
エチレンテレフタレート繊維などのポリエステル繊維,
ポリオレフィン繊維, ナイロン繊維などのポリアミド繊
維, パルプ繊維やコットン繊維などのセルロース繊維,
およびこれらの混合物を含むグループから選択される材
料により作られた繊維相互を高圧ジェット水流により機
械的に絡ませるスパンレース(以下、これを水流交絡と
記述する)か、あるいはこの繊維層を積層させたものな
どを採用することができる。さらに、5〜40μmの厚
さの透湿性および伸縮性を有するポリウレタン系のフィ
ルム, 天然ゴムシート, 発泡シートの少なくとも片面
に、前述のエラストマー製不織布に前記繊維層を水流交
絡あるいは積層させたものや、水流交絡による不織布を
積層して貼り合わせたものも採用可能である。
【0053】また、本実施例ではサイドトップシート3
3もその幅方向に伸長できる可塑性材料にて形成されて
おり、具体的にはポリエチレンテレフタレート繊維など
のポリエステル繊維, ポリオレフィン繊維, ナイロン繊
維などのポリアミド繊維, パルプ繊維やコットン繊維な
どのセルロース繊維, およびそれらの混合物を含むグル
ープから選択された材料により作られた繊維層を水流交
絡することにより得ることができる。この場合、センタ
トップシート22とで本発明の表面シート(以下、これ
をトップシートと記述する)を構成するサイドトップシ
ート33は、脚周り弾性部材18を挟んでサイドバック
シート32に接合され、はかせる型おむつの脇腹部分を
形成するが、後述するサイドバックシート32の拡幅操
作に伴って、このサイドバックシート32の弾性変形を
阻害することなく、その幅方向に変形、つまり塑性変形
しさえすれば良く、元の状態に戻るような弾性を持たせ
る必要はない。
3もその幅方向に伸長できる可塑性材料にて形成されて
おり、具体的にはポリエチレンテレフタレート繊維など
のポリエステル繊維, ポリオレフィン繊維, ナイロン繊
維などのポリアミド繊維, パルプ繊維やコットン繊維な
どのセルロース繊維, およびそれらの混合物を含むグル
ープから選択された材料により作られた繊維層を水流交
絡することにより得ることができる。この場合、センタ
トップシート22とで本発明の表面シート(以下、これ
をトップシートと記述する)を構成するサイドトップシ
ート33は、脚周り弾性部材18を挟んでサイドバック
シート32に接合され、はかせる型おむつの脇腹部分を
形成するが、後述するサイドバックシート32の拡幅操
作に伴って、このサイドバックシート32の弾性変形を
阻害することなく、その幅方向に変形、つまり塑性変形
しさえすれば良く、元の状態に戻るような弾性を持たせ
る必要はない。
【0054】このような本実施例によるはかせる型おむ
つの製造手順を図14〜図17に示す。すなわち、本発
明の第一の帯状体に相当するセンタバックシート31の
連続体がその長手方向(図14中、左右方向)に沿って
連続的に搬送され、その搬送経路の所定位置で液吸収性
パッド19がその幅方向中央部に所定間隔で間欠的に重
ね合わされて行く(図14参照)。
つの製造手順を図14〜図17に示す。すなわち、本発
明の第一の帯状体に相当するセンタバックシート31の
連続体がその長手方向(図14中、左右方向)に沿って
連続的に搬送され、その搬送経路の所定位置で液吸収性
パッド19がその幅方向中央部に所定間隔で間欠的に重
ね合わされて行く(図14参照)。
【0055】一方、これと並行して一対のサイドバック
シート32の連続体に所定の間隔でその幅方向に湾曲す
る脚周り弾性部材18の連続体を伸長状態で接合し、脚
周り弾性部材18の湾曲部分が液吸収性パッド19の中
央部分を挟んで対向するように、これらをセンタバック
シート31の連続体の幅方向両側縁部にそれぞれ接合す
る(図15参照)。
シート32の連続体に所定の間隔でその幅方向に湾曲す
る脚周り弾性部材18の連続体を伸長状態で接合し、脚
周り弾性部材18の湾曲部分が液吸収性パッド19の中
央部分を挟んで対向するように、これらをセンタバック
シート31の連続体の幅方向両側縁部にそれぞれ接合す
る(図15参照)。
【0056】この下流のセンタバックシート31の連続
体の搬送経路の所定位置において、本発明の伸長部材で
ある一対のサイドトップシート33の連続体を液吸収性
パッド19の側端部および脚周り弾性部材18の湾曲部
分と重なり合うように、センタバックシート31の連続
体およびサイドバックシート32の連続体に接合する
(図16参照)。さらに、これよりも下流のセンタバッ
クシート31の連続体の搬送経路の所定位置において、
あらかじめ幅方向両側端部に弾性部材24を伸長状態で
接合して図16に示す如き立体ギャザー23を形成した
センタトップシート22の連続体を液吸収性パッド19
の上に重ね合わせ、サイドトップシート33の連続体と
接合し、連続積層体FC を得る(図17参照)。
体の搬送経路の所定位置において、本発明の伸長部材で
ある一対のサイドトップシート33の連続体を液吸収性
パッド19の側端部および脚周り弾性部材18の湾曲部
分と重なり合うように、センタバックシート31の連続
体およびサイドバックシート32の連続体に接合する
(図16参照)。さらに、これよりも下流のセンタバッ
クシート31の連続体の搬送経路の所定位置において、
あらかじめ幅方向両側端部に弾性部材24を伸長状態で
接合して図16に示す如き立体ギャザー23を形成した
センタトップシート22の連続体を液吸収性パッド19
の上に重ね合わせ、サイドトップシート33の連続体と
接合し、連続積層体FC を得る(図17参照)。
【0057】なお、上述したサイドトップシート33の
連続体とセンタトップシート22の連続体とで、本発明
の第二の帯状体が構成される。
連続体とセンタトップシート22の連続体とで、本発明
の第二の帯状体が構成される。
【0058】しかる後、上記よりも下流のセンタバック
シート31の連続体の搬送経路の所定位置において、連
続積層体FC の搬送方向に沿って隣接する液吸収性パッ
ド19の中間部分に位置するセンタバックシート31の
連続体, サイドバックシート32の連続体, 脚周り弾性
部材18の連続体, サイドトップシート33の連続体,
センタトップシート22の連続体を図18に示す切断線
C2 に沿って所定間隔で切断し、一枚の液吸収性パッド
19を有する矩形の積層体Fを得る。そして、脚周り弾
性部材18および弾性部材24の自由開放に伴う収縮に
よって、積層体Fが変形しないように、切断前の状態を
保持しつつ、その搬送面(図18の紙面と平行な面)に
対して垂直な軸回りに積層体Fを90度旋回すると共
に、これ以降、横流れ方式に切り換える。さらに、この
積層体Fをはかせる型おむつの幅方向(図18中、左右
方向)に引っ張り、サイドバックシート32およびサイ
ドトップシート33の弾性変形によって積層体Fを所定
長だけ拡幅する(図18参照)。
シート31の連続体の搬送経路の所定位置において、連
続積層体FC の搬送方向に沿って隣接する液吸収性パッ
ド19の中間部分に位置するセンタバックシート31の
連続体, サイドバックシート32の連続体, 脚周り弾性
部材18の連続体, サイドトップシート33の連続体,
センタトップシート22の連続体を図18に示す切断線
C2 に沿って所定間隔で切断し、一枚の液吸収性パッド
19を有する矩形の積層体Fを得る。そして、脚周り弾
性部材18および弾性部材24の自由開放に伴う収縮に
よって、積層体Fが変形しないように、切断前の状態を
保持しつつ、その搬送面(図18の紙面と平行な面)に
対して垂直な軸回りに積層体Fを90度旋回すると共
に、これ以降、横流れ方式に切り換える。さらに、この
積層体Fをはかせる型おむつの幅方向(図18中、左右
方向)に引っ張り、サイドバックシート32およびサイ
ドトップシート33の弾性変形によって積層体Fを所定
長だけ拡幅する(図18参照)。
【0059】一方、図9に示す先の実施例と同様にして
得られる第三の帯状体28の搬送経路の所定位置におい
て、隣接する連結シート27の間に、拡幅した90度旋
回後の積層体Fを重ね合わせ、この積層体Fの搬送方向
に沿った前後両端部をそれぞれ連結シート27に接合す
る。このように、本実施例では積層体Fを拡幅している
ため、先の実施例よりも連結シート27の搬送方向に沿
った幅寸法Wを小さくすることができ、廃棄部分を少な
くすることが可能である。
得られる第三の帯状体28の搬送経路の所定位置におい
て、隣接する連結シート27の間に、拡幅した90度旋
回後の積層体Fを重ね合わせ、この積層体Fの搬送方向
に沿った前後両端部をそれぞれ連結シート27に接合す
る。このように、本実施例では積層体Fを拡幅している
ため、先の実施例よりも連結シート27の搬送方向に沿
った幅寸法Wを小さくすることができ、廃棄部分を少な
くすることが可能である。
【0060】なお、これ以降の作業は、基本的に図10
〜図12に示した先の実施例と全く同じである。すなわ
ち、左右一対のウエスト周り弾性部材16の連続体をウ
エストシート26の連続体の上に伸長状態でそれぞれ接
合し、これらウエスト周り弾性部材16を包むように、
ウエストシート26の連続体の幅方向外側縁部をそれぞ
れ内側に折り返し、積層体Fの幅方向両側縁部に重ね合
わせてこれらを相互に接合する。しかる後、相互に隣接
する積層体Fの脚周り弾性部材18の湾曲部分に沿っ
て、第三の帯状体28の中央部を積層体Fと共に所定間
隔でほぼ円形に繰り抜き、この第三の帯状体28の幅方
向両側に位置する一対のウエストシート26の連続体が
重なり合うように、この第三の帯状体28を積層体Fと
共に二つ折りし、サイドトップシート33で覆われてい
ないセンタバックシート31の部分、つまり接合フラッ
プ部20となる二つ折りされた積層体Fの搬送方向に沿
った前後両端部を幅方向に亙って接合した後、相互に隣
接する積層体Fの接合部分、すなわち接合フラップ部2
0となる部分の間に位置する連結シート27の部分を切
断し、はかせる型おむつ11と連結シート27を有する
廃棄部分とを得るのである。
〜図12に示した先の実施例と全く同じである。すなわ
ち、左右一対のウエスト周り弾性部材16の連続体をウ
エストシート26の連続体の上に伸長状態でそれぞれ接
合し、これらウエスト周り弾性部材16を包むように、
ウエストシート26の連続体の幅方向外側縁部をそれぞ
れ内側に折り返し、積層体Fの幅方向両側縁部に重ね合
わせてこれらを相互に接合する。しかる後、相互に隣接
する積層体Fの脚周り弾性部材18の湾曲部分に沿っ
て、第三の帯状体28の中央部を積層体Fと共に所定間
隔でほぼ円形に繰り抜き、この第三の帯状体28の幅方
向両側に位置する一対のウエストシート26の連続体が
重なり合うように、この第三の帯状体28を積層体Fと
共に二つ折りし、サイドトップシート33で覆われてい
ないセンタバックシート31の部分、つまり接合フラッ
プ部20となる二つ折りされた積層体Fの搬送方向に沿
った前後両端部を幅方向に亙って接合した後、相互に隣
接する積層体Fの接合部分、すなわち接合フラップ部2
0となる部分の間に位置する連結シート27の部分を切
断し、はかせる型おむつ11と連結シート27を有する
廃棄部分とを得るのである。
【0061】ただし、この切断作業が終了するまでは、
サイドバックシート32およびサイドトップシート33
を伸長させ続けておくことが、作業性の点から望まし
い。
サイドバックシート32およびサイドトップシート33
を伸長させ続けておくことが、作業性の点から望まし
い。
【0062】
【発明の効果】本発明のはかせる型おむつの製造方法に
よると、両脚の太股の部分に対応する一対の開口部を絞
る伸縮自在の弾性部材は、長手方向に沿って搬送される
第一の帯状体に対し、その搬送方向に沿った所定の間隔
で湾曲させながらおむつの実質的な開口部に沿って連続
する、いわゆる縦流れ方式で第一の帯状体の幅方向両側
に接合するため、横流れ方式でこの弾性部材を接合する
場合と比較すると、効率良く、しかも簡単に接合するこ
とができる。また、両脚の太股の部分に対応する一対の
開口部の全周に亙って弾性部材が配設された状態にする
ことができるため、これら開口部のフィット性が向上す
ると共に漏れを最小限に抑えることが可能である。
よると、両脚の太股の部分に対応する一対の開口部を絞
る伸縮自在の弾性部材は、長手方向に沿って搬送される
第一の帯状体に対し、その搬送方向に沿った所定の間隔
で湾曲させながらおむつの実質的な開口部に沿って連続
する、いわゆる縦流れ方式で第一の帯状体の幅方向両側
に接合するため、横流れ方式でこの弾性部材を接合する
場合と比較すると、効率良く、しかも簡単に接合するこ
とができる。また、両脚の太股の部分に対応する一対の
開口部の全周に亙って弾性部材が配設された状態にする
ことができるため、これら開口部のフィット性が向上す
ると共に漏れを最小限に抑えることが可能である。
【0063】さらに、ウエストの部分に対応する開口部
を絞る伸縮自在の弾性部材は、積層体をその切断前の状
態を保持してその搬送面に対して垂直な軸周りに90度
旋回し、横流れ方式に切り換えて第三の帯状体に所定間
隔で接合した後、この第三の帯状体の幅方向両側縁部に
連続的に接合するようにしたので、ウエストの部分に対
応する開口部の全周に亙ってウエストギャザーを形成す
ることが可能となり、ウエスト周りのフィット性を向上
させることができる。
を絞る伸縮自在の弾性部材は、積層体をその切断前の状
態を保持してその搬送面に対して垂直な軸周りに90度
旋回し、横流れ方式に切り換えて第三の帯状体に所定間
隔で接合した後、この第三の帯状体の幅方向両側縁部に
連続的に接合するようにしたので、ウエストの部分に対
応する開口部の全周に亙ってウエストギャザーを形成す
ることが可能となり、ウエスト周りのフィット性を向上
させることができる。
【0064】なお、はかせる型おむつの脇腹部分をその
幅方向に沿って伸縮し得る伸縮部材にて形成した場合に
は、全体的にフィット性に優れたはかせる型おむつとす
ることができる。
幅方向に沿って伸縮し得る伸縮部材にて形成した場合に
は、全体的にフィット性に優れたはかせる型おむつとす
ることができる。
【図1】本発明の対象となったはかせる型おむつの外観
を表す斜視図である。
を表す斜視図である。
【図2】図1に示したはかせる型おむつの接合フラップ
部を引き剥がして展開した状態の外観を表す斜視図であ
る。
部を引き剥がして展開した状態の外観を表す斜視図であ
る。
【図3】図2中の III−III 矢視断面図である。
【図4】図5〜図12と共に本発明の第一の形態による
製造方法の一実施例を表す作業工程図であり、バックシ
ート素材に液吸収性パッドを重ねた状態を示す。
製造方法の一実施例を表す作業工程図であり、バックシ
ート素材に液吸収性パッドを重ねた状態を示す。
【図5】図4および図6〜図12と共に本発明の第一の
形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図であ
り、バックシート素材にウエスト周り弾性部材を接合し
た状態を示す。
形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図であ
り、バックシート素材にウエスト周り弾性部材を接合し
た状態を示す。
【図6】図4, 図5および図7〜図12と共に本発明の
第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、バックシート素材および液吸収性パッドにサイ
ドトップシートを重ねた状態を示す。
第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、バックシート素材および液吸収性パッドにサイ
ドトップシートを重ねた状態を示す。
【図7】図4〜図6および図8〜図12と共に本発明の
第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、液吸収性パッドにセンタトップシートを重ねた
状態を示す。
第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、液吸収性パッドにセンタトップシートを重ねた
状態を示す。
【図8】図4〜図7および図9〜図12と共に本発明の
第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、積層体の分離および旋回工程を示す。
第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、積層体の分離および旋回工程を示す。
【図9】図4〜図8および図10〜図12と共に本発明
の第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程
図であり、第三の帯状物に積層体を接合した状態を示
す。
の第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程
図であり、第三の帯状物に積層体を接合した状態を示
す。
【図10】図4〜図9および図11, 図12と共に本発
明の第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工
程図であり、第三の帯状物にウエスト周り弾性部材を接
合した状態を示す。
明の第一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工
程図であり、第三の帯状物にウエスト周り弾性部材を接
合した状態を示す。
【図11】図4〜図10および図12と共に本発明の第
一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図で
あり、第三の帯状物に脚周り開口部となる部分を繰り抜
いた状態を示す。
一の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図で
あり、第三の帯状物に脚周り開口部となる部分を繰り抜
いた状態を示す。
【図12】図4〜図11と共に本発明の第一の形態によ
る製造方法の一実施例を表す作業工程図であり、第三の
帯状物を二つ折りしてはかせる型おむつと廃棄部分とに
切断した状態を示す。
る製造方法の一実施例を表す作業工程図であり、第三の
帯状物を二つ折りしてはかせる型おむつと廃棄部分とに
切断した状態を示す。
【図13】本発明の第二の形態に対応したはかせる型お
むつの股下部分の構造を表す断面図である。
むつの股下部分の構造を表す断面図である。
【図14】図15〜図18と共に本発明の第二の形態に
よる製造方法の一実施例を表す作業工程図であり、セン
タバックシートに液吸収性パッドを重ねると共にこのセ
ンタバックシートに脚周り弾性部材が接合されたサイド
バックシートを接合する前の状態を示す。
よる製造方法の一実施例を表す作業工程図であり、セン
タバックシートに液吸収性パッドを重ねると共にこのセ
ンタバックシートに脚周り弾性部材が接合されたサイド
バックシートを接合する前の状態を示す。
【図15】図14および図16〜図18と共に本発明の
第二の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、センタバックシート上の液吸収性パッドおよび
サイドバックシートにサイドトップシートを重ね合わせ
る前の状態を示す。
第二の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、センタバックシート上の液吸収性パッドおよび
サイドバックシートにサイドトップシートを重ね合わせ
る前の状態を示す。
【図16】図14, 図15および図17, 図18と共に
本発明の第二の形態による製造方法の一実施例を表す作
業工程図であり、サイドトップシート上にセンタトップ
シートを重ね合わせる前の状態を示す。
本発明の第二の形態による製造方法の一実施例を表す作
業工程図であり、サイドトップシート上にセンタトップ
シートを重ね合わせる前の状態を示す。
【図17】図14〜図16および図18と共に本発明の
第二の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、連続積層体を形成した状態を示す。
第二の形態による製造方法の一実施例を表す作業工程図
であり、連続積層体を形成した状態を示す。
【図18】図14〜図17と共に本発明の第二の形態に
よる製造方法の一実施例を表す作業工程図であり、連続
積層体を個々の積層体に分離して90度旋回すると共に
これを拡幅した状態を示す。
よる製造方法の一実施例を表す作業工程図であり、連続
積層体を個々の積層体に分離して90度旋回すると共に
これを拡幅した状態を示す。
11 はかせる型おむつ 12 ウエスト周り開口部 13 脚周り開口部 14 裏面シート(バックシート) 15 ウエストギャザー 16 ウエスト周り弾性部材 17 レッグギャザー 18 脚周り弾性部材 19 液吸収性パッド 20 接合フラップ部 21 サイドトップシート(第二の帯状体の一部) 22 センタトップシート(第二の帯状体の一部) 23 立体ギャザー 24 弾性部材 25 バックシート素材(第一の帯状体) 26 ウエストシート 27 連結シート 28 第三の帯状体 29 廃棄部分 31 センタバックシート(第一の帯状体) 32 サイドバックシート(伸縮部材) 33 サイドトップシート(伸長部材) C1,C2 切断線 F 積層体 FC 連続積層体 L 積層体の長さ寸法 W 連結シートの搬送方向に沿った幅寸法
Claims (6)
- 【請求項1】 ウエストの部分に対応する開口部と両脚
の太股の部分に対応する一対の開口部とを形成する液不
透過性の裏面シートと、この裏面シートの前記開口部に
沿って設けられ、かつ前記開口部をそれぞれ絞る伸縮自
在の弾性部材と、前記裏面シートの前記一対の開口部の
間に設けられる液吸収性パッドと、この液吸収性パッド
および前記弾性部材を間に挟んで前記裏面シートに重ね
られる液透過性の表面シートとを有するはかせる型おむ
つの製造方法であって、 長手方向に沿って連続して搬送される液不透過性の第一
の帯状体の中央部に前記液吸収性パッドを所定間隔で配
置するステップと、 前記第一の帯状体の幅方向中央側に所定間隔で湾曲する
一対の連続した第一の弾性部材を前記第一の帯状体の幅
方向両側に伸長状態で接合するステップと、 長手方向に沿って連続して搬送され、かつ前記表面シー
トとなる第二の帯状体を前記液吸収性パッドおよび前記
第一の弾性部材を介して前記第一の帯状体に重ね合わせ
て接合し、連続積層体を得るステップと、 この連続積層体をその幅方向に沿って所定間隔で切断
し、前記液吸収性パッドを有する矩形の積層体を得るス
テップと、 前記積層体を切断前の形状を維持してその搬送面と垂直
な軸回りに90度旋回するステップと、 長手方向に沿って連続して搬送される第三の帯状体に対
し、90度旋回した前記積層体を切断前の形状を維持し
つつ所定間隔で重ね合わせて接合するステップと、 連続した第二の弾性部材を前記第三の帯状体の幅方向両
側縁部に伸長状態で接合するステップと、 相互に隣接する前記積層体の前記第一の弾性部材の湾曲
部分に沿って、前記第三の帯状体の中央部を前記積層体
と共に所定間隔でほぼ円形に繰り抜くステップと、 前記第三の帯状体の幅方向両側縁部が重なり合うよう
に、この第三の帯状体を前記積層体と共に二つ折りする
ステップと、 二つ折りされた前記積層体の搬送方向に沿った前後両端
部を前記第三の帯状体と共にその幅方向に接合してフラ
ップ部を形成するステップと、 相互に隣接する前記積層体の前記フラップ部の間に位置
する前記第三の帯状体をその幅方向に切断するステップ
とを具えたことを特徴とするはかせる型おむつの製造方
法。 - 【請求項2】 前記裏面シートは、前記第一の帯状体お
よび前記第三の帯状体を有することを特徴とする請求項
1に記載したはかせる型おむつの製造方法。 - 【請求項3】 ウエストの部分に対応する開口部と両脚
の太股の部分に対応する一対の開口部とを形成する液不
透過性の裏面シートと、この裏面シートの前記開口部に
沿って設けられ、かつ前記開口部をそれぞれ絞る伸縮自
在の弾性部材と、前記裏面シートの前記一対の開口部の
間に設けられる液吸収性パッドと、この液吸収性パッド
および前記弾性部材を間に挟んで前記裏面シートに重ね
られる液透過性の表面シートとを有するはかせる型おむ
つの製造方法であって、 長手方向に沿って連続して搬送される第一の帯状体の中
央部に前記液吸収性パッドを所定間隔で配置するステッ
プと、 前記第一の帯状体の幅方向両側縁部にその幅方向に伸縮
し得る一対の連続した帯状をなす伸縮部材を接合するス
テップと、 前記第一の帯状体の幅方向中央側に所定の間隔で湾曲す
る一対の連続した第一の弾性部材を前記伸縮部材にそれ
ぞれ伸長状態で接合するステップと、 長手方向に沿って搬送される連続した第二の帯状体の幅
方向両側縁部にその幅方向に伸長し得る一対の連続した
帯状をなす伸長部材を接合するステップと、 前記伸縮部材と前記伸長部材とが少なくとも一部分で重
なり合うように、前記第二の帯状体および前記伸長部材
を前記液吸収性パッドおよび前記第一の弾性部材を介し
て前記第一の帯状体および前記伸縮部材に重ね合わせて
接合し、連続積層体を得るステップと、 この連続積層体をその幅方向に沿って所定間隔で切断
し、前記液吸収性パッドを有する矩形の積層体を得るス
テップと、 前記積層体の切断前の形状を維持してその搬送面と垂直
な軸回りに90度旋回するステップと、 前記伸縮部材と前記伸長部材とが重なり合った前記積層
体の部分をその幅方向に伸長させて前記積層体を拡幅す
るステップと、 長手方向に沿って連続して搬送される第三の帯状体に対
し、90度旋回した前記積層体を拡幅状態を維持しつつ
所定間隔で重ね合わせて接合するステップと、 連続した第二の弾性部材を前記第三の帯状体の幅方向両
側縁部に伸長状態で接合するステップと、 相互に隣接する前記積層体の前記第一の弾性部材の湾曲
部分に沿って、前記第三の帯状体の中央部を前記積層体
と共に所定間隔でほぼ円形に繰り抜くステップと、 前記第三の帯状体の幅方向両側縁部が重なり合うよう
に、この第三の帯状体を前記積層体と共に二つ折りする
ステップと、 二つ折りされた前記積層体の搬送方向に沿った前後両端
部を前記第三の帯状体と共にその幅方向に接合してフラ
ップ部を形成するステップと、 相互に隣接する前記積層体の前記フラップ部の間に位置
する前記第三の帯状体をその幅方向に切断するステップ
とを具えたことを特徴とするはかせる型おむつの製造方
法。 - 【請求項4】 前記裏面シートは、前記第一の帯状体お
よび前記一対の伸縮部材および前記第三の帯状体を有す
ることを特徴とする請求項3に記載したはかせる型おむ
つの製造方法。 - 【請求項5】 前記表面シートは、前記第二の帯状体お
よび前記一対の伸長部材を有することを特徴とする請求
項3または請求項4に記載したはかせる型おむつの製造
方法。 - 【請求項6】 前記第三の帯状体は、幅方向に相隔てて
並ぶと共に長手方向に沿って連続して搬送される帯状を
なす左右一対のウエスト部材と、左右両端部がこれらウ
エスト部材に所定間隔で接合される複数の連結シートと
からなる梯子状構造を有し、前記積層体の周縁部がこれ
ら一対のウエスト部材および隣接する二本の連結シート
に接合されるものであることを特徴とする請求項1また
は請求項2または請求項3または請求項4または請求項
5に記載したはかせる型おむつの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6262637A JPH08117276A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | はかせる型おむつの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6262637A JPH08117276A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | はかせる型おむつの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08117276A true JPH08117276A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17378556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6262637A Pending JPH08117276A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | はかせる型おむつの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08117276A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007044295A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Kao Corp | パンツ型使い捨ておむつの製造方法 |
| JP2007068987A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-03-22 | Kao Corp | パンツ型使い捨て吸収性物品の製造方法 |
| JP2007117226A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Kao Corp | 帯状シートの製造方法 |
| WO2009116306A1 (ja) * | 2008-03-18 | 2009-09-24 | ユニ・チャーム株式会社 | 着用物品 |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP6262637A patent/JPH08117276A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007044295A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Kao Corp | パンツ型使い捨ておむつの製造方法 |
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| JP2009219801A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Uni Charm Corp | 着用物品 |
| CN102014834A (zh) * | 2008-03-18 | 2011-04-13 | 尤妮佳股份有限公司 | 穿着物品 |
| EA017575B1 (ru) * | 2008-03-18 | 2013-01-30 | Юни-Чарм Корпорейшн | Предмет одежды |
| US8486040B2 (en) | 2008-03-18 | 2013-07-16 | Uni-Charm Corporation | Wearing article |
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