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JPH08158986A - 燃料噴射装置の燃料噴射圧制御装置 - Google Patents

燃料噴射装置の燃料噴射圧制御装置

Info

Publication number
JPH08158986A
JPH08158986A JP29943494A JP29943494A JPH08158986A JP H08158986 A JPH08158986 A JP H08158986A JP 29943494 A JP29943494 A JP 29943494A JP 29943494 A JP29943494 A JP 29943494A JP H08158986 A JPH08158986 A JP H08158986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
chamber
pressure receiving
pressure
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29943494A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Harufuji
茂 春藤
Taizo Shimada
泰三 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP29943494A priority Critical patent/JPH08158986A/ja
Publication of JPH08158986A publication Critical patent/JPH08158986A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で耐久性を保ち、機関低回転域か
ら高い燃料噴射圧を得られる燃料噴射装置の燃料噴射圧
制御装置を提供すること。 【構成】 常閉型ニードル弁20で開閉される噴孔17
と燃料通路10A、10Bを介して連通するプランジャ
室6内を往復動するプランジャ7、プランジャ室6内に
燃料を給排する燃料給排通路11に介装され一端に出口
側開口21Aが形成された燃料室21、ステム部32を
摺動自在に支持され電磁アクチュエータ28で駆動され
て出口側開口21Aを閉塞する弁体27、ステム部32
に形成され弁体27に閉弁方向への付勢力を与える第1
受圧部36、第1受圧部36より拡大された受圧面積を
持つ弁体27に開弁方向への付勢力を与える第2受圧部
37を有する電磁式ユニットインジェクタ2と、運転状
態検出手段30、31により検出されるエンジンの運転
状態に応じて電磁アクチュエータ28を駆動する制御手
段29とを備える燃料噴射圧制御装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料噴射装置の燃料噴
射圧制御装置、詳しくは、カム駆動式のユニットインジ
ェクタの燃料噴射圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射装置の一つであるユニットイン
ジェクタでは、ユニットのハウジング内に形成されたプ
ランジャ室にカム等の駆動部により往復動されるプラン
ジャが摺動自在に支持され、プランジャ室に燃料通路を
介して連通された噴孔を閉方向に付勢されたニードル弁
で閉じている。プランジャ室には、電磁弁によって開閉
される燃料給排通路を介して燃料が供給されていて、適
切な燃料噴射タイミングとなると制御手段からの信号に
よって電磁弁を閉じ、プランジャの往復動によりプラン
ジャ室の燃料を加圧してニードル弁をリフトさせて噴口
を開口して燃料の噴射を行なっている。このようにカム
等の駆動源によってプランジャが駆動されるユニットイ
ンジェクタの場合、プランジャで加圧される燃料の噴射
圧力はエンジン回転数によって決まってくる。即ち、エ
ンジン回転数の上昇に伴い駆動部の駆動速度やプランジ
ャの摺動速度が上昇するので噴射圧力も上昇するが、エ
ンジン回転が低い場合には、噴射圧力が低くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、カムの形状変
更などによってエンジン低回転域であっても高い噴射圧
力を確保することが考えられるが、このようにすると、
高回転域において噴射圧力、すなわち、燃料圧力が過度
に上昇して装置の破損のおそれや駆動力の増大、あるい
は、高回転域に短時間に多量の燃料が噴射されることで
燃焼排出物の悪化を招いてしまうので、実際には、低回
転域での噴射圧力を犠牲にして高回転域において理想的
な噴射圧力が得られるように設定しており、低回転域で
の噴射圧力の不足による排気ガスや燃費の悪化を招いて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明では、エンジンの燃焼室に臨む噴孔と、上記噴孔を
開閉する常閉型のニードル弁と、上記噴孔と燃料通路を
介して連通すると共に噴射用の燃料を収容するプランジ
ャ室と、一端が上記プランジャ室内に臨んでいて、上記
エンジンの回転に同期して同プランジャ室内を往復動さ
れ同プランジャ室の容積を増減するプランジャと、上記
プランジャ室内の燃料を給排すべく同プランジャ室に連
通された燃料給排通路と、上記燃料給排通路に介装され
一端に出口側開口が設けられた燃料室と、上記出口側開
口を開閉する傘部及び同傘部に連結されて上記燃料室を
貫通して同燃料室の他端側から燃料室外に突出するステ
ム部とを有する弁体と、上記ステム部に形成され、上記
燃料室内の圧力に基づき上記弁体に閉弁方向への付勢力
を与える第1受圧部と、上記ステム部または上記傘部の
何れかに形成され、上記燃料室内の圧力に基づき上記弁
体に開弁方向への付勢力を与えると共に、上記第1受圧
部より拡大された受圧面積を有する第2受圧部と、上記
プランジャの往復動に対応して上記出口側開口を閉塞す
べく上記弁体を駆動する電磁式アクチュエータとを有す
る電磁式ユニットインジェクタと、上記エンジンの運転
状態を検出する運転状態検出手段と、上記運転状態検出
手段により検出されたエンジンの運転状態に応じて上記
電磁式アクチュエータに制御信号を出力する制御手段と
を備えている。請求項2記載の発明では、ステム部を、
電磁式ユニットインジェクタのハウジング内に摺動自在
に嵌挿された第1ステム部と、同第1ステム部と傘部と
を連結し且つ、上記第1ステム部の断面積よりも小さい
断面積を有する第2ステム部とから構成し、上記燃料室
を上記第2ステム部の廻りに形成した。請求項3記載の
発明では、燃料室に、第1ステム部を嵌挿する摺動孔の
断面積と同一の断面積の内周壁と、出口側開口近傍の上
記内周壁を拡張して形成した拡張部とを形成し、第1受
圧部を上記第1ステム部と第2ステム部の段差部に形成
し、第2受圧部を上記拡張部に臨む傘部に形成した。請
求項4記載の発明では、燃料室に、第1ステム部が嵌挿
される摺動孔の断面積よりも大きな断面積の内周壁を形
成し、第1受圧部を上記第1ステム部と第2ステム部の
段差部に形成し、第2受圧部を傘部に形成した。請求項
5記載の発明では、第1受圧部の受圧面積をS1、第2
受圧部の受圧面積をS2としたとき、受圧面積S1と受
圧面積S2との面積比S2/S1を、S2/S1=1.
1〜2.0の範囲に設定した。請求項6記載の発明で
は、燃料給排通路が、少なくともプランジャ室と低圧燃
料供給源とを連通する燃料供給通路を有している。請求
項7記載の発明では、燃料給排通路が、燃料供給通路か
ら分岐する燃料搬出用の分岐通路を有し、同分岐通路に
出口側開口を介装した。請求項8記載の発明では、燃料
給排通路が、燃料供給通路から独立して設けられると共
にプランジャ室に連通する燃料排出通路を有し、上記燃
料排出通路を出口側開口に介装した。請求項9記載の発
明では、エンジンの中回転域を超える回転域において、
電磁式アクチュエータ及び第1受圧部による弁体への閉
弁方向の付勢圧よりも、第2受圧部による上記弁体への
開弁方向の付勢力が大きくなるように、プランジャ室及
びプランジャを形成した。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によると、制御手段の制御
信号に基づき電磁式アクチュエータが駆動されて弁体が
出口側開口を閉塞すると、プランジャの、プランジャ室
内の容積減少方向への移動によるプランジャ室内の燃料
の圧力上昇に伴い、噴孔に対して閉付勢されたニードル
弁がリフトされて燃焼室に燃料噴射が行なわれる。ま
た、弁体の第2受圧部にかかる開弁方向への付勢力が、
電磁式アクチュエータ及び第1受圧部による弁体の閉弁
方向への付勢力を超えると、上記弁体が開弁方向に自動
的に変位して上記出口側開口が開口して電磁式ユニット
インジェクタの燃料噴射圧力の上昇が抑えられる。請求
項2記載の発明によると、弁体のステム部を、電磁式ユ
ニットインジェクタのハウジング内に摺動自在に嵌挿さ
れた第1ステム部と、第1ステム部と弁体の傘部とを連
結する第1ステム部の断面積よりも小さい断面積を有す
る第2ステム部とから構成し、第2ステム部の廻りに燃
料室を形成したので、燃料室に向かうの燃料とステム部
との流動抵抗が低減される。請求項3記載の発明による
と、燃料室が、第1ステム部を嵌挿される摺動孔の断面
積と同一の断面積の内周壁と、燃焼室の出口側開口近傍
の上記内周壁を拡張して形成した拡張部とを有し、第1
受圧部が上記第1ステム部と第2ステム部の段差部に形
成され、第2受圧部が上記拡張部に臨む傘部に形成され
ているので、上記第2受圧部に対する内周壁の断面積が
上記第1受圧部に対する内周壁の断面積りも大きくな
り、上記第2受圧部にかかる燃料圧力が第1受圧部にか
かる燃料圧力よりも大きくなる。請求項4記載の発明に
よると、燃料室が、第1ステム部が嵌挿される摺動孔の
断面積よりも大きな断面積の内周壁を有し、第1受圧部
を上記第1ステム部と第2ステム部の段差部に形成し、
第2受圧部を傘部に形成したので、上記第2受圧部に対
する内周壁の断面積が上記第1受圧部に対する内周壁の
断面積よりも大きくなり、上記第2受圧部にかかる燃料
圧力が上記第1受圧部にかかる燃料圧力よりも大きくな
る。請求項5記載の発明によると、第1受圧部の受圧面
積S1と、第2受圧部の受圧面積S2との面積比S2/
S1を、S2/S1=1.1〜2.0に設定したところ
良好な結果が得られた。請求項6記載の発明によると、
燃料給排通路が、少なくともプランジャ室と低圧燃料供
給源とを連通する燃料供給通路を有するので、噴射用の
燃料が低圧燃料供給源によって燃料供給通路を通ってプ
ランジャ室に送られる。請求項7記載の発明によると、
燃料給排通路が、プランジャ室と低圧燃料供給源とを連
通する燃料供給通路から分岐する燃料搬出用の分岐通路
を有し、燃料室の出口側開口が上記分岐通路に介装され
ているので、燃料供給通路からプランジャ室に送られた
噴射用燃料の燃料圧力が上昇して、出口側開口の弁体が
開くと、余剰燃料が燃料室を介して分岐通路に導入され
る。請求項8記載の発明によると、燃料給排通路が、燃
料供給通路から独立して設けられると共にプランジャ室
に連通する燃料排出通路を有し、燃料室の出口側開口が
燃料排出通路に介装されているので、燃料供給通路から
プランジャ室に送られた噴射用燃料の燃料圧力が上昇し
て出口側開口の弁体が開くと、余剰燃料が燃料室を介し
て燃料排出通路に導入される。請求項9記載の発明によ
ると、エンジンの中回転域を超える回転域において、電
磁式アクチュエータ及び第1受圧部による弁体への閉弁
方向の付勢圧よりも、第2受圧部による上記弁体への開
弁方向の付勢力が大きくなるように、プランジャ室及び
上記プランジャを形成したので、エンジン回転が上昇す
るに従いプランジャ室のプランジャの摺動速度があがっ
てプランジャ室の燃料が加圧され、エンジン回転が中回
転域を超えると、第2受圧部にかかる燃料圧力による弁
体を開弁方向に付勢する付勢力が、第1受圧面に掛かる
燃料圧力と電磁アクチュエータの電磁力による弁体を閉
弁方向に付勢する付勢力より大きくなり、弁体が開弁方
向に自動的に変位する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1において、符号1は、燃料噴射装置である電
磁式ユニットインジェクタ2の燃料噴射圧制御装置を示
す。電磁式ユニットインジェクタ2は、エンジンEの燃
焼室E1内に噴射用の燃料38を噴射するもので、シリ
ンダーヘッドE2に装着されている。電磁式ユニットイ
ンジェクタ2は、噴射ノズル3と噴射ポンプ4、及び噴
射ポンプ4への燃料38の供給と排出を制御する燃料制
御部5とを備えている。
【0007】噴射ポンプ4は、電磁式ユニットインジェ
クタ2のハウジング2Aに形成され、燃料38を収容す
るプランジャ室6、同プランジャ室6内に摺動自在に支
持されプランジャ室6の容積を増減するプランジャ7、
プランジャ7を復帰バネ8の弾性力に抗して押圧する駆
動機構9から構成されている。プランジャ室6には、噴
射ノズル3と連通する高圧の燃料通路10Aの流入口1
0aと燃料給排通路11を構成する燃料供給通路22の
流出口22aとがそれぞれ開口している。プランジャ7
は、プランジャ室6の上方で摺動自在に支持され、復帰
バネ8によって上方に向かって付勢されたタペット12
の下端12aに係止されている。タペット12の上端1
2bには、駆動機構9を構成する支軸13に枢着された
ロッカーアーム14の一端14aが当接している。ロッ
カーアーム14の他端14bは、エンジンEの図示しな
いクランク軸の回転数の1/2で回転するカム15と、
同カムによって往復摺動されるプッシュロッド16を介
して接触している。カム15は、図4に実線で示すよう
に、噴孔17からの最高噴射圧力がエンジン低回転域か
ら十分に得られるカムプロフィールに形成されている。
【0008】噴射ノズル3は、プランジャ室6より下方
に位置するハウジング2Bに、ノズルホルダ3Aによっ
て一体締結されている。噴射ノズル3は、その先端に形
成され、燃焼室E2内に臨んだ複数の噴孔17とつなが
るノズル室18と、噴孔17を閉じるべくプレッシャス
プリング19によって閉付勢されたニードル弁20と、
燃料通路10Aとノズル室18とを連通する燃料通路1
0Bとを備えている。ニードル弁20は、図2に示すよ
うに、その先端寄りに形成された受圧部20Aをノズル
室18内に配置していて、ノズル室18内の圧力(以下
「ノズル内圧」と記す)がプレッシャスプリング19の
バネ力よりも大きくなると、上方に向かって摺動して噴
孔17を開口するようになっている。
【0009】一方、噴射ポンプ4の左方に位置するハウ
ジング2Aには、燃料給排通路11に介装された燃料室
21が形成されている。燃料室21には、フィードポン
プ23及び一方弁24を介して燃料タンク25とつなが
る燃料供給通路22から分岐した分岐通路26に介装さ
れる出口側開口21Aが形成されている。一方弁24
は、フィードポンプ23側から燃料38をプランジャ室
6に供給できる方向に開弁するように構成されている。
【0010】燃料制御部5は、出口側開口21Aを開閉
する弁体としてのポペット弁27、ポペット弁27を駆
動する電磁式アクチュエータ28、電磁式アクチュエー
タ28を制御する制御手段としてのコントローラ29、
エンジンの運転状態であるエンジン回転数やエンジン負
荷情報を検出する運転状態検出手段としての回転センサ
ー30やアクセル開度センサー31から構成されてい
る。
【0011】ポペット弁27は、ステム部32と傘部3
3とから形成されている。ステム部32は、燃料室21
の上方のハウジング2Aに形成され、燃料室21まで貫
通する摺動孔2Cに摺動自在に嵌挿された第1ステム部
32aと、第1ステム部32Aと傘部33とを連結し、
第1ステム部32Aよりも小径な第2ステム部32bと
に形成されている。第1ステム部32aと第2ステム部
32bの間には、段差が形成されていて、この段差をポ
ペット弁27に閉弁方向への付勢力を与える第1受圧面
36としている。ポペット弁27は、燃料噴射タイミン
グ以外は、出口側開口21Aを開放状態にさせるべく、
出口側開口21Aに形成される弁座21Bと傘部33と
を離間させる位置にコイルスプリング34で付勢されて
いる。
【0012】コントローラ29は、その主要部をマイク
ロコンピュータで構成されていて、回転数センサー30
とアクセル開度センサー31、その他エンジンの暖気情
報等を出力する図示しない温度センサー等が接続されて
いる。コントローラ29は、これら各センサーからの情
報に基づいて、適時、最適な燃料噴射タイミングを算出
し、燃料噴射タイミングになると電磁式アクチュエータ
28に通電して電磁力を発生させ、ポペット弁27を吸
引して傘部33で出口側開口21Aを閉塞させるように
なっている。そして、ポペット弁27は、図4に示すよ
うに、電磁式ユニットインジェクタ2の限界圧力範囲A
の燃料圧力よりも低い設定圧力で開弁するように構成さ
れている。つまり、エンジンEの回転数が上昇して設定
圧力となると、第2受圧部37及びコイルスプリング3
4による開弁方向の付勢力の総和が、第1受圧部36及
び電磁アクチュエータ28による閉弁方向への付勢力の
総和を越えるように各部の寸法が設定されている。
【0013】出口側開口21Aの内周壁21Cは、図3
に示すように、摺動孔2Cと同じ断面積に形成されてい
て、弁座21B近傍に拡張部35が形成されている。拡
張部35は、その断面積を内周壁21Cの断面積よりも
大きく形成されている。ポペット弁27に開弁方向への
付勢を与える第2受圧部37は、拡張部35内に位置す
る傘部33とされている。すなわち、第1受圧部36に
対する受圧面積S1よりも第2受圧部37に対する受圧
面積S2が大きくなるように設定されている。本実施例
では、受圧面積S2と受圧面積S1の面積比S2/S1
を、S2/S1=1.5に設定している。
【0014】このような構成の電磁式ユニットインジェ
クタ2の燃料噴射圧制御装置1によると、図示しないイ
グニッションスイッチがオン状態となると、図1に示す
フィードポンプ23が作動して燃料タンク25内の燃料
38が一定の吐出圧で燃料供給通路22からプランジャ
室6に供給される。エンジンEが始動してカム15がこ
こでは反時計方向に回転すると、プッシュロッド16、
ロッカアーム14を介してプランジャ7が下方に向かっ
て摺動してプランジャ室6の燃料を加圧する。この時、
燃料噴射タイミングでなければ、出口側開口21Aは開
状態のままであるので、加圧された燃料38は、燃料供
給通路22、分岐通路26を経て燃料タンク25に逃が
される。
【0015】燃料噴射タイミングとなると、コントロー
ラ29により電磁式アクチュエータ28に通電されてポ
ペット弁27がリフトし、出口側開口21Aが傘部33
によって閉塞される。出口側開口21Aが閉じると、加
圧された燃料38が燃料通路10A、10Bを経てノズ
ル室18に供給されてノズル内圧が上昇し、同ノズル内
圧による開弁方向の付勢力がプレッシャスプリング19
によるニードル弁20への閉弁付勢力を上回ると、ニー
ドル弁20が上方に摺動して燃料噴射が行なわれる。
【0016】ここで、図3に示すように、ポペット弁2
7にかかる閉弁方向の力をW、電磁式アクチュエータ2
8による電磁力をF、コイルスプリング34のバネ力を
fs、燃料噴射時における燃料の噴射圧をPとすると、 W=F−fs+Pf(S1−S2)となる。 本実施例では第1受圧部36の受圧面積S1よりも第2
受圧部37の受圧面瀬S2が大きく設定されているの
で、ポペット弁27の開弁する条件、すなわち、W<0
となるのは、 F−fs+Pf(S1−S2)<0 つまり、P>(F−fs)/(S2−S1)となる場合
である。
【0017】図4は、エンジン回転数と燃料の最高噴射
圧力の関係を示した図であり、横軸をエンジン回転数、
縦軸を最高噴射圧力としている。実線は本実施例のカム
プロフィールによって得られる最高噴射圧力特性、破線
は従来のカムプロフィールによって得られる最高噴射圧
力特性、一点鎖線は理想的な最高噴射圧力特性をそれぞ
れ示している。符号Aで示す範囲は、電磁式ユニットイ
ンジェクタ2の限界圧力範囲を示している。図5は、エ
ンジン回転数がNe1の時の噴射ノズル3の噴射圧力変
動を示すもので、縦軸を噴射圧力、横軸を時間としてい
る。
【0018】本実施例で用いたカム15のプロフィール
であると、本来、ポペット弁27が電磁式アクチュエー
タ28により出口側開口21Aを閉じた状態である燃料
噴射時の高回転側、例えば、エンジン回転数Ne1時に
は、最高噴射圧力Pfが限界圧力範囲Aに達してしまう
のであるが、第1受圧部36の受圧面積S1に対して第
2受圧部37の受圧面積S2が大きいので、最高噴射圧
Pfが設定圧力である(F−fs)/(S2−S1)よ
り大きくなると、ポペット弁27にかかる力Wがマイナ
スとなる。すなわち、第2受圧部37にかかる開弁方向
への付勢力が大きくなるので、図3に示すように、ポペ
ット弁27が燃料室21内に押されて傘部33と弁座2
1Bとの間に隙間が発生する。
【0019】従って、噴射ノズル3内の加圧された燃料
38が分岐通路26から出口側開口21Aを経て燃料室
21に漏れ、図5に実線で示す本来の最高噴射圧力Pf
が、破線で示すように設定圧力でカットされ、ノズル内
圧の上昇が抑えされる。よって、図4に示す限界圧力領
域Aまで達していたカムプロフィールによる最高噴射圧
力特性が、2点鎖線で示すように、設定圧力以上に上昇
しなくなり、電磁式ユニットインジェクタ2の耐久性が
確保できる。同時に、一度に多量の燃料が燃焼室E1内
に噴射されずに済むと共に、低回転域から十分な燃料噴
射を行なうことができる。よって、燃焼排気物であるN
Ox等の生成や、高回転域における駆動力の損失、ある
いは、燃料圧力不足による燃焼の不安定からくる燃費悪
化を低減することができる。また、第1受圧部36と第
2受圧部37に対する受圧面積S1、S2に差を付ける
という簡単な構成で、ポペット弁27が燃料噴射時期に
おいても自動的に開弁するリミットバルブ機能を実現す
ることができる。なお、本実施例では、受圧面積S2/
受圧面積S1=1.5に設定しているが、これに限定さ
れるものではなく、受圧面積S2/受圧面積S1=1.
1〜2.0の範囲であれば良い。
【0020】次に、図6に示す第1実施例の変形例を説
明する。この変形例は、第1実施例における電磁式ユニ
ットインジェクタ2の燃料噴射圧力制御装置1と、燃料
給排通路以外の構成を同一構成としているので、同一構
成部には、第1実施例で用いた符号を付しその説明及び
作用は省略する。変形例における燃料給排通路11’
は、プランジャ室6につながる燃料供給通路22と、燃
料供給通路22と独立していて一端がプランジャ室6に
直接つながり、他端が燃料タンク25に接続する燃料排
出通路26’とで構成されている。燃料排出通路26’
には、ポペット弁27で出口側開口21Aを開閉される
燃料室21が介装されている。
【0021】このような構成によると、フィードポンプ
23により燃料タンク25内から汲みあげられる燃料3
8は、燃料供給通路22を通ってプランジャ室6内に供
給される。燃料噴射時期になると、電磁式アクチュエー
タ28が駆動してポペット弁27で出口側開口21Aが
閉塞され、ロッカーアーム14で摺動されるプランジャ
7によって燃料38が加圧されて、噴射ノズル3の噴孔
17から燃焼室E1に噴射される。そして、燃料38の
圧力が設定圧力以上になると、ポペット弁27への開弁
方向への付勢力が同弁への閉弁方向への付勢力よりも大
きくなって、出口側開口21Aが僅かに開口されて、加
圧された燃料38がプランジャ室6、燃料排出通路2
6’から燃料室21に流入し、燃料タンク25へと戻さ
れる。このように、燃料供給通路22に対して燃料排出
通路26’を独立して設けることで燃料給排通路11’
の配管構成に自由度を持たせることができる。
【0022】上述した第1実施例及び変形例では、出口
側開口21Aの内周面21Cの断面積をポペット弁27
の第1ステム部32aが嵌挿される摺動孔2Cの断面積
と同一としたが、図7に示すように、摺動孔2Cの断面
積に対して断面積が大きくなる内周面21’Cに形成す
ることでも構わない。この場合においても第2ステム部
32bを出口側開口21A内に位置させて、第1受圧部
36と第2受圧部37とを、第1ステム部32aと第2
ステム部32bの段差と出口側開口21Aに位置する傘
部33にそれぞれ形成し、各受圧部の受圧面積S1,S
2をS2/S1=1.1〜2.0に設定することで、第
2受圧部37にかかる燃料圧力が第1受圧部36にかか
る燃料圧力よりも大きくなる。また、変形例において
は、燃料排出通路26’の一端がプランジャ室6に直接
つながるように構成したが、これに限定されるものでは
なく、プランジャ室6とノズル室18とを連通する燃料
通路10Aまたは燃料通路10Bにつながるように構成
しても無論構わない。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、燃料給排
通路に介装した出口側開口を閉塞する弁体に開弁方向へ
の付勢力を与える第2受圧部の受圧面積を、弁体に閉弁
方向への付勢力を与える第1受圧部の受圧面積よりも大
きくすることで、第2受圧部に掛かる燃料圧力による付
勢力が第1受圧部にかかる燃料圧力による付勢力と電磁
式アクチュエータによる付勢力の和より大きくなると弁
体が自動的に開き、燃料圧力の上昇が抑えられる。よっ
て、低回転域から高い燃料噴射圧力を出せるカムプロフ
ィールを持つカムを用いて高回転領域において燃料噴射
圧力が過剰に増大しても、第1受圧部にかかる閉方向へ
の付勢力を装置の限界圧力よりも低く設定することで燃
料噴射圧力の上昇が抑えられ、燃料噴射装置の耐久性を
保ちつつ、簡単な構成でエンジン低回転域から高い燃料
噴射圧力を得られる燃料噴射装置の燃料噴射圧制御装置
を提供することができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、電磁式ユニ
ットインジェクタのハウジング内に摺動自在に嵌挿され
た弁体の第1ステム部と傘部とを連結する第2ステム部
を第1ステム部の段面積よりも小さい段面積とし、第2
ステム部の廻りに燃料室を形成したので、燃料室に向か
う燃料とステム部との流動抵抗を低減でき、燃料噴射圧
力を速やかに減圧でき、燃料噴射装置の耐久性の向上に
つながる。請求項3,4,5記載の発明によれば、弁体
の傘部に対する受圧面積を弁体のステム部に対する受圧
面積よりも大きくしたので、燃料室を閉塞した弁体の傘
部にかかる燃料圧力がステム部にかかる燃料圧力よりも
大きくなり、弁体が開弁されて加圧燃料が燃料室に逃げ
て過度な燃料噴射圧力の上昇を防止でき、耐久性の向上
を図ることができる。
【0025】請求項6記載の発明によれば、燃料噴射圧
力の過度な上昇を防止できると共に、噴射燃料給排通路
が、少なくともプランジャ室と低圧燃料供給源とを連通
する燃料供給通路を有することで、噴射用燃料が低圧燃
料供給源によって燃料供給通路を通ってプランジャ室に
送られることにより、燃料の毎回噴射の安定化を図るこ
とができる。
【0026】請求項7記載の発明によれば、燃料噴射圧
力の過度な上昇を防止できると共に、プランジャ室と低
圧燃料供給源とを連通する燃料供給通路と分岐する燃料
搬出用の分岐通路を燃料室の出口側開口に介装すること
で、燃料供給通路からプランジャ室に送られた噴射用燃
料の圧力が上昇して出口側開口の弁体が開くと、加圧燃
料が燃料室を介して分岐通路に導入されるので、燃料室
に燃料が溜るのを防止できる。
【0027】請求項8記載の発明によれば、燃料供給通
路と独立してプランジャ室に連通する燃料排出通路を設
け、同燃料排出通路に燃料室の出口側開口を介装したの
で、燃料給排通路の配管構成の自由度が増す。
【0028】請求項9記載の発明によれば、エンジン回
転が中回転域を超えると、第2受圧部にかかる燃料圧力
による弁体を開方向に付勢する付勢力が、第1受圧面に
掛かる燃料圧力と電磁アクチュエータの電磁力とによる
弁体を閉方向に付勢する付勢力より大きくなって弁体が
自動的に開弁され、エンジン中回転域より高い回転領域
の燃料噴射圧力を一定にすることできる。よって、燃料
噴射装置の耐久性を向上を図ることができると共に、燃
焼排気物の改善や高回転域における駆動力の損失を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す燃料噴射装置の燃料
噴射圧制御装置の概略構成図である。
【図2】燃料噴射ノズルの先端の拡大断面図である。
【図3】電磁式アクチュエータと弁体及びその近傍の断
面図である。
【図4】エンジン回転数と最高噴射圧力の関係を示す線
図である。
【図5】燃料噴射ノズルの噴射圧力の変化を示す特性図
である。
【図6】第1実施例の変形例を示す概略構成図である。
【図7】燃料室の変形例を示す側面断面図である。
【符号の説明】 1 燃料噴射圧制御装置 2 電磁式ユニットインジェクタ 2A ハウジング 2C 摺動孔 6 プランジャ室 7 プランジャ 10A,10B 燃料通路 11,11’ 燃料給排通路 17 噴孔 20 ニードル弁 21 燃料室 21A 出口側開口 21C、21’C 内周壁 22 燃料供給通路 23 低圧燃料供給源 26 分岐通路 26’ 燃料排出通路 27 弁体 28 電磁式アクチュエータ 29 制御手段 30、31 運転状態検出手段 32 ステム部 32a 第1ステム部 32b 第2ステム部 33 傘部 35 拡張部 36 第1受圧部 37 第2受圧部 38 噴射用燃料 E エンジン E1 燃焼室 S1 第1受圧部の受圧面積 S2 第2受圧部の受圧面積

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの燃焼室に臨む噴孔と、上記噴孔
    を開閉する常閉型のニードル弁と、 上記噴孔と燃料通路を介して連通すると共に噴射用の燃
    料を収容するプランジャ室と、一端が上記プランジャ室
    内に臨んでいて、上記エンジンの回転に同期して同プラ
    ンジャ室内を往復動され同プランジャ室の容積を増減す
    るプランジャと、上記プランジャ室内の燃料を給排すべ
    く同プランジャ室に連通された燃料給排通路と、上記燃
    料給排通路に介装され一端に出口側開口が設けられた燃
    料室と、上記出口側開口を開閉する傘部及び同傘部に連
    結されて上記燃料室を貫通して同燃料室の他端側から燃
    料室外に突出するステム部とを有する弁体と、上記ステ
    ム部に形成され、上記燃料室内の圧力に基づき上記弁体
    に閉弁方向への付勢力を与える第1受圧部と、上記ステ
    ム部または上記傘部の何れかに形成され、上記燃料室内
    の圧力に基づき上記弁体に開弁方向への付勢力を与える
    と共に、上記第1受圧部より拡大された受圧面積を有す
    る第2受圧部と、上記プランジャの往復動に対応して上
    記出口側開口を閉塞すべく上記弁体を駆動する電磁式ア
    クチュエータとを有する電磁式ユニットインジェクタ
    と、 上記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段
    と、 上記運転状態検出手段により検出されたエンジンの運転
    状態に応じて上記電磁式アクチュエータに制御信号を出
    力する制御手段とを備えたことを特徴とする燃料噴射装
    置の燃料噴射圧制御装置。
  2. 【請求項2】上記ステム部が、上記電磁式ユニットイン
    ジェクタのハウジング内に摺動自在に嵌挿された第1ス
    テム部と、同第1ステム部と上記傘部とを連結し且つ、
    上記第1ステム部の断面積よりも小さい断面積を有する
    第2ステム部とからなり、上記燃料室が、上記第2ステ
    ム部の廻りに形成されたことを特徴とする請求項1記載
    の燃料噴射装置の燃料噴射圧制御装置。
  3. 【請求項3】上記燃料室が、上記第1ステム部を嵌挿す
    る摺動孔の断面積と同一の断面積の内周壁と、上記出口
    側開口近傍の上記内周壁を拡張して形成した拡張部とを
    有し、上記第1受圧部が上記第1ステム部と第2ステム
    部の段差部に形成され、上記第2受圧部が、上記拡張部
    に臨む上記傘部に形成されたことを特徴とする請求項2
    記載の燃料噴射装置の燃料噴射圧制御装置。
  4. 【請求項4】上記燃料室が、上記第1ステム部が嵌挿さ
    れる摺動孔の断面積よりも大きな断面積の内周壁を有
    し、上記第1受圧部が、上記第1ステム部と第2ステム
    部の段差部に形成され、上記第2受圧部が、上記傘部に
    形成されたことを特徴とする請求項2記載の燃料噴射装
    置の燃料噴射圧制御装置。
  5. 【請求項5】上記第1受圧部の受圧面積をS1、上記第
    2受圧部の受圧面積をS2としたとき、受圧面積S1と
    受圧面積S2との面積比S2/S1を、 S2/S1=1.1〜2.0の範囲に設定したことを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載の燃料噴射装置
    の燃料噴射圧制御装置。
  6. 【請求項6】上記燃料給排通路が、少なくとも上記プラ
    ンジャ室と低圧燃料供給源とを連通する燃料供給通路を
    有することを特徴とする請求項1、2、3、4、または
    5記載の燃料噴射装置の燃料噴射圧制御装置。
  7. 【請求項7】上記燃料給排通路が、上記燃料供給通路か
    ら分岐する燃料搬出用の分岐通路を有し、上記出口側開
    口が、上記分岐通路に介装されていることを特徴とする
    請求項6記載の燃料噴射装置の燃料噴射圧制御装置。
  8. 【請求項8】上記燃料給排通路が、上記燃料供給通路か
    ら独立して設けられると共に上記プランジャ室に連通す
    る燃料排出通路を有し、上記出口側開口が、上記燃料排
    出通路に介装されていることを特徴とする請求項6記載
    の燃料噴射装置の燃料噴射圧制御装置。
  9. 【請求項9】上記第2受圧部による上記弁体の開弁方向
    への付勢力が、上記電磁アクチュエータ及び第1受圧部
    による弁体への閉弁方向の付勢圧よりも上記エンジンの
    中回転域を超える回転域において大きくなるように、上
    記プランジャ室及び上記プランジャを形成した請求項1
    乃至8の何れかに記載の燃料噴射装置の燃料噴射圧制御
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998032965A1 (fr) * 1997-01-27 1998-07-30 Komatsu Ltd. Dispositif de commande et procede de commande pour injecteur a appareil de commande electronique du type a entrainement par came
US6439202B1 (en) 2001-11-08 2002-08-27 Cummins Inc. Hybrid electronically controlled unit injector fuel system

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US6167870B1 (en) 1997-01-27 2001-01-02 Komatsu Ltd. Control device and control method for cam driving type electronic control unit injector
US6439202B1 (en) 2001-11-08 2002-08-27 Cummins Inc. Hybrid electronically controlled unit injector fuel system

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