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JPH08161261A - 情報サービスシステム及びそれに用いられる送受信端末 - Google Patents

情報サービスシステム及びそれに用いられる送受信端末

Info

Publication number
JPH08161261A
JPH08161261A JP30104594A JP30104594A JPH08161261A JP H08161261 A JPH08161261 A JP H08161261A JP 30104594 A JP30104594 A JP 30104594A JP 30104594 A JP30104594 A JP 30104594A JP H08161261 A JPH08161261 A JP H08161261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
icon
transmission
information
information service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP30104594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Yamane
一快 山根
Takashi Orimoto
孝 折本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP30104594A priority Critical patent/JPH08161261A/ja
Publication of JPH08161261A publication Critical patent/JPH08161261A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】サービスを楽しく選択して利用できる情報サー
ビスシステム及び端末を提供する。 【構成】サービスセンタ1はチケットセンタ1−1、ニ
ュースセンタ1−2等複数の情報センタに接続し、情報
センタ欄、履歴欄、ポイント欄、転送欄等からなる顧客
データベース6を備えている。パソコン3、携帯端末5
等のユーザは、ネットーワーク2、無線4等を介してサ
ービスセンタ1を呼び出してサービスを利用する。利用
の都度、情報センタ欄に対応する履歴欄に利用回数が累
算され、所定の回数になるとポイント欄のポイントが順
次高く設定され、所定のポイントになると、より目立つ
アイコン表示データがサービスセンタ1から端末に転送
されて、以後端末には利用頻度の高いサービスについて
はバージョンアップされたアイコンが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送受信端末に表示され
るアイコンによって、情報サービスシステムから提供さ
れるサービスを選択して利用できるような情報サービス
システム及びそれに用いられる送受信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯用の端末装置でグラフィ
カルユーザインターフェースを搭載したものが知られて
いる。これは、有線や無線からなる通信回線を介して情
報サービスセンタと送受信を行う通信機能と、絵柄のア
イコンを表示する表示画面を備え、更にその表示画面上
に重ねて設けられたペン等による入力タブレットを備え
たものである。
【0003】この携帯端末は、情報サービスセンタにア
クセスしてサービスを受ける際、所望のサービスを選択
する命令を入力するためのアイコン選択メニューを表示
画面に表示することができる。
【0004】このように表示画面に表示されるアイコン
選択メニューの中から所望のサービスに対応するアイコ
ンが選択されてペン等でタッチ入力されると、タッチ入
力されたアイコンに対応するコマンド信号が携帯端末か
ら発信されて、その携帯端末に対する所望のサービスが
情報サービスセンタによって開始される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、情報サービス
センタのサービスを利用するユーザは、各種あるサービ
スを手当り次第に利用するということは滅多になく、通
常は好みによって限られた種類のサービスを繰り返し利
用することのほうが多い。
【0006】それにも拘らず、上述した携帯端末のアイ
コン選択メニューに表示されるアイコンは、常に同じ表
示形式で表示されるだけであって、利用頻度に対応する
表示等についての考慮はなされておらず、携帯端末を使
用する者にとっては何とはなしに物足りなく、不満の残
るものであった。
【0007】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
ユーザの利用頻度によって使い勝手が良くなるようにア
イコン選択メニューを表示する情報サービスシステム及
びそれに用いられる送受信端末を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】以下に、本発明
の構成及び作用を述べる。請求項1記載の発明の情報サ
ービスシステムは、通信ネットワークを介してサービス
センタから送受信端末へ複数種類の情報を提供する情報
サービスシステムを前提とし、上記送受信端末は、上記
複数種類の情報サービスに夫々対応するアイコンが配置
される表示画面を有し、該表示画面に表示されるアイコ
ンによって上記複数種類の情報サービスの所望の情報サ
ービスにアクセス可能であり、該情報サービスの利用量
に応じて上記アイコン表示を変化させるように構成され
る。
【0009】請求項2記載の発明の情報サービスシステ
ムは、通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続
され表示画面を有する送受信端末と、該送受信端末の表
示画面に表示される各情報サービスに対応するアイコン
毎に基準とする表示から目立つ表示に順次変化する複数
の表示デ−タを記憶する記憶手段と、上記通信ネットワ
ークに接続され、上記送受信端末にアクセスされて情報
サービスを行うと共に、上記送受信端末に表示されるア
イコンの中の上記送受信端末にアクセスされた情報サー
ビスに対応するアイコンの表示を、上記記憶手段に記憶
されている複数の表示データに基づいて、上記送受信端
末にアクセスされた情報サービスの利用量に応じて変更
させるサービスセンタとから構成される。
【0010】上記通信ネットーワークは、例えば請求項
3記載のように、有線又は無線からなる公衆通信網であ
る。また、例えば請求項4記載のように、上記通信ネッ
トーワークは構内有線ネットワークであって上記送受信
端末は利用者と一定期間1対1に対応して使用される送
受信端末である。
【0011】上記記憶手段は、上記アイコンの基準とす
る表示から目立つ表示に順次変化する表示データとし
て、例えば請求項5記載のように、基準とする大きさか
ら順次大きくなる建物の表示データを記憶する。また、
例えば請求項6記載のように、基準とする色彩から目立
つ色彩に順次変化する表示データを記憶する。
【0012】上記サービスセンタは、例えば請求項7記
載のように、上記送受信端末によるサービス利用量を計
量してこの計量値が所定の値となる毎に、上記送受信端
末の表示画面に表示させる上記サービスに対応するアイ
コンの表示データをより目立つ表示データに変更する。
そして、例えば請求項8記載のように、上記送受信端末
によるサービス利用量を利用回数を計数することにより
計量する。また例えば請求項9記載のように、上記送受
信端末によるサービス利用量を利用金額を累計すること
により計量する。
【0013】また、例えば請求項10記載のように、上
記サービスセンタは、上記送受信端末の表示画面に表示
させるアイコンの表示データを分割し、該分割した表示
データを始端から終端まで、上記送受信端末からアクセ
スされる都度該送受信端末に順次転送し、一方、上記送
受信端末は、上記サービスセンタからアクセスの都度転
送されてくる上記分割された表示データを始端から順次
蓄積し、終端まで蓄積が完了したとき該蓄積が完了した
表示データによる表示にアイコン表示を切り換える。
【0014】請求項11記載の発明の送受信端末は、通
信機能と表示画面を備え種々の情報を提供する情報サー
ビスシステムに上記通信機能によりアクセスして該情報
サービスシステムから提供されるサービスを利用しサー
ビス利用量に応じて利用したサービスに対応するアイコ
ンを基準とする表示から目立つ表示に順次変化させて上
記表示画面に表示するように構成される。
【0015】請求項12記載の送受信端末は、通信機能
を有し、種々の情報を提供する情報サービスシステムに
アクセスして該情報サービスシステムから提供される複
数のサービスを選択的に利用する送受信端末を前提と
し、表示手段が上記情報サービスシステムから提供され
るサービスに対応する複数のアイコンの選択画面を表示
し、蓄積手段が通信機能で受信したデータに含まれる未
完成のアイコン表示データを順次蓄積し、切換手段が、
蓄積手段により蓄積されて完成したアイコン表示データ
に基づき表示手段に表示されるアイコン選択画面の表示
を切り換える。
【0016】請求項13記載の送受信端末は、通信機能
を有し、種々の情報を提供する情報サービスシステムに
アクセスして該情報サービスシステムから提供される複
数のサービスを選択的に利用する送受信端末に適用さ
れ、記憶手段が、上記情報サービスシステムから提供さ
れるサービスに対応する複数のアイコンの表示データを
記憶し、表示手段が、記憶手段に記憶される複数のアイ
コン表示データに基づいてアイコン選択画面を表示し、
切換手段が、通信機能で受信したデータに含まれる所定
の信号に基づき表示手段に表示されるアイコン選択画面
の表示を切り換える。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳述する。図1は、一実施例の情報サービスシス
テムの構成ブロック図である。同図に示すように、情報
サービスシステムは、サービスセンタ1に通信網(ネッ
トーワーク)2を介して接続されるパソコン3、及び無
線4を介して上記の通信網2と接続される携帯端末5等
の送受信端末から構成される。
【0018】上記のサービスセンタ1は、他の網により
更に複数の情報センタに接続している。これら複数の情
報センタは例えばホテル、飛行機、劇場等の予約を行う
チケットセンタ1−1、国内外の特に目立った事件等を
報知するニュースセンタ1−2、デパート、ディスカウ
ントストア等大型小売店の売り出し情報や通信販売商品
を報知するショッピングセンタ1−3、その他特には図
示しないが本日以降の各地の天気模様を予報する天気予
報センタ、上場株式の現物・先物の相場を報知する株式
市況サービスセンタ、各地、各所で行われる催物の案内
を行うイベント情報サービスセンタ等の各種情報ごとに
情報提供サービスを行う商用の専門情報センタで構成さ
れる。また、サービスセンタ1は、サービスを利用した
顧客の利用履歴等のデータからなる顧客データベース6
にも接続している。この顧客データベース6は、サービ
スセンタ1内に記憶装置を設けてその記憶装置上に構成
するようにしてもよく、またデータベースサービスセン
タの自己専用エリアに構成するようにしてもよい。
【0019】そして、ネットーワーク2には、例えば電
話回線や広域サービスデジタル通信網(ISDN)等の
公衆通信網を利用するようにする。勿論この公衆通信網
には、LANのような特定域内通信網を介して接続して
もよい。また、LANのみで同図に示す情報サービスシ
ステムを構築することもできる。また、これらのネット
ーワークとしては例えばコンピュータ、交換機、デジタ
ル信号等を一時的に保持するディジタルサーバ等の集合
体からなるホスト局を設け、このホスト局から光ファイ
バ網で各中継局を接続し、これら中継局から同軸ケーブ
ルにより宅内端末へ、或いは無線により移動端末へ接続
する網を構成することが考えられる。
【0020】送受信端末のパソコン3は、通信ソフト及
び通信インタフェースを備えたものであればどのような
機種であってもよく、勿論公衆通信網2と接続できるも
のであればワープロやLAN(企業内情報通信網)の端
末専用機であってもよい。
【0021】そして、携帯端末5は、例えば一般に知ら
れているような、自己ID番号に続く指示情報やメッセ
ージ情報を送受信して、受信したメッセージ情報を表示
できるようにしたページング受信機などである。この種
のページング受信機は、ポッド型(POD=プログラマ
ブル・オペレーション・ディスプレイ)の外形をしてお
り、装置の正面には各種情報を表示する例えばドットマ
トリクス型の液晶表示装置(液晶ディスプレイ装置)5
−1と、この液晶ディスプレイ装置5−1上の全面に重
ねて組み込まれた感圧式、電磁誘導方式等のタブレット
から成るペン入力装置5−2を備えている。この携帯端
末5は、送受信を行っていない時には電子手帳や計算機
として使用でき、さらにはアプリケーションROM(Rea
d Only Memory)カード等を差し替えて各種のゲームを楽
しむ等のことができる。
【0022】図2は、上記の携帯端末5内部の回路構成
を示すブロック図である。同図において、CPU(Centr
al Processing Unit) 10は、各種の処理を実行する中
央演算処理部であり、このCPU10には、バス11を
介して表示部12、入力部13、制御メモリ部14、第
1データメモリ部15、第2データメモリ部16、及び
通信部17が接続されている。
【0023】上記の表示部12は、図1において説明し
た液晶ディスプレイ装置5−1や、特には図示しないキ
ャラクタジェネレータ、イメージメモリ等で構成され、
後述すメモリ部から読み出したアイコン表示データ、受
信したメッセージに基づきキャラクタジェネレータによ
り作成されるドットパターンデータ、各種の表示用のデ
ータ等からなる1画面分の画像データをドットイメージ
でイメージメモリに一時的に記憶して、この記憶した1
画面分の画像データを液晶ディスプレイ装置5−1に表
示する。
【0024】入力部13はペン入力装置5−2等で構成
され、ペン等によるタッチ入力位置を検出してこの座標
データをCPU10に出力する。制御メモリ部14は、
ROM(Read-Only-Memory)領域とRAM(Random-Access
-Memory)領域を備え、ROM領域には制御プログラムが
格納されており、RAM領域には着脱自在なICカード
等から読み込まれる例えばゲームソフトや拡張機能ソフ
トなどの各種アプリケーションソフトが格納される。上
記のCPU10は、入力部12からのペン入力信号や不
図示のアンテナからの受信による受信割り込み信号等に
基づき、制御メモリ14から読み出したプログラムに従
って各部を制御し各種の処理を実行する。
【0025】第1データメモリ部15は、初期表示(基
準表示)のアイコン表示データを記憶する。この初期表
示に用いられる基準表示のアイコン表示データは、サー
ビスセンタと利用契約を行うとサービスセンタからIC
カード(パソコンであればフロッピーディスク)等によ
って提供される。
【0026】第2データメモリ部16は詳しくは後述す
るバージョンアップされたアイコンの表示データを記憶
する。通信部17は、アンテナ、受信部、送信部等から
なっている。アンテナは基地局から送信された無線信号
を受信し、あるいは携帯端末5から出力される無線信号
を発信する。受信部は、受信信号を検波、増幅、復調し
て、「0」及び「1」からなるシリアルのデジタルデー
タに変換し、この受信したデジタルデータの入力同期を
とると共に誤り訂正を行い、その受信データのアドレス
ビットで示される呼び出し番号と不図示のID−ROM
等に記憶されているアドレス番号とが一致するかどうか
を判別し、呼び出し番号が一致した時は、CPU10に
受信割り込み指令を出力すると共に、上記呼び出し番号
に引き続いて受信されるメッセージ情報をパラレルデー
タに変換してCPU10に出力し、一方、呼び出し番号
が一致しない時は受信を打ち切るように構成される。ま
た、送信部は、タッチ入力されたアイコンの位置に対応
するコマンドデータをエンコードし、IDコードを付加
し、シリアルデータに変換し、このシリアルデータをア
ンテナを介し所定の周波数の伝送波に乗せて発信するよ
うに構成される。
【0027】次に、図3に、顧客データベース6のデー
タ構成の例を示す。同図に示すように、顧客データベー
ス6は、顧客名6−1毎に、情報センタ欄6−2と、こ
の情報センタに対応する履歴欄6−3、ポイント欄6−
4、転送欄6−5、・・・等からなるテーブルを設けて
構成される。
【0028】上記顧客データベース6の顧客名6−1に
は顧客の名前が登録される。情報センタ欄6−2には夫
々のサービス元となる情報センタを表わす「Ticke
t」、「News」、「Shopping」、・・・等
のサービス内容名が設定される。履歴欄6−3にはその
欄に対応するサービスセンタへの顧客からのアクセス回
数が記憶される。ポイント欄6−4にはアクセス回数に
基づくユーザポイントが記憶される。転送欄6−5には
ユーザポイントに基づいて変更されたアイコン表示デー
タの転送状態が記憶される。
【0029】同図に示す顧客データベース6の例では、
顧客名6−1には「TARO」が登録されている。そし
て、情報センタ欄6−2のチケットセンタを表わす「T
icket」に対応する履歴欄6−3には「6」が記憶
され、ポイント欄6−4には「30」が記憶され、転送
欄6−5には「F」が記憶されている。履歴欄6−3の
「6」は、この顧客「TARO」がチケットセンタを6
回利用したことを示しており、ポイント欄6−4の「3
0」は、この情報サービスシステムでは利用回数が6回
であるときはユーザポイントが「30」与えられること
を示している。そして転送欄6−5の「F」は、ユーザ
ポイント「30」に対応するアイコン表示データの転送
が完了していることを示している。
【0030】また、次の情報センタ欄6−2のニュース
センタを表わす「News」に対応する各欄では、履歴
欄6−3に「3」、ポイント欄6−4に「0」、転送欄
6−5には「−」がそれぞれ記憶されている。履歴欄6
−3の「3」は、この顧客がニュースセンタを3回利用
し、ポイント欄6−4の「0」は、利用回数が3回のと
きはユーザポイントが無いことを示している。したがっ
て、表示されるアイコンはユーザポイントに対応する特
別なアイコンではなく初期表示に用いられる基準表示の
アイコンであり、このため、転送欄6−5には特別なア
イコンの転送状態を示す記号がないことを示す「−」が
記憶されている。
【0031】更に、次の情報センタ欄6−2のショッピ
ングセンタを表わす「Shopping」に対応する各
欄では、履歴欄6−3には「4」、ポイント欄6−4に
は「15」、転送欄6−5には「N」がそれぞれ記憶さ
れている。履歴欄6−3の「4」は、この顧客「TAR
O」がショッピングセンタを4回利用したことを示し、
ポイント欄6−4の「15」は、利用回数が4回ではユ
ーザポイントが「15」であることを示し、転送欄6−
5の「N」は、ユーザポイント「15」に対応するアイ
コン表示データの転送が未完了であることを示してい
る。
【0032】続いて、図4(a),(b) に、上記サービスセ
ンタ1から、パソコン3又は携帯端末5に送信されるデ
ータ構成の例を示す。同図(a) に示すように、送信パケ
ット20は、ヘッダ21と、データ部22とからなって
いる。ヘッダ21は、例えば高速データ伝送に用いるフ
レーム同期符号や伝送先アドレス、発信元アドレス等で
構成されている。そして、データ部22は実データ部
(テキストデータ部)22−1と余白部22−2で構成
される。通常パケット通信では、この余白部22−2の
ように予備のデータ領域を設けているものが多い。
【0033】本実施例では、この予備領域である余白部
22−2を、同図(b) に示すように、追加データで埋め
て送信する。この追加データは、上位バージョンに変更
されたアイコンの表示データを分割したものである。こ
の分割データを、アクセス毎に余白部22−2に付加し
て順次送信するようにしている。
【0034】図5(a),(b),(c) は、このような構成の本
実施例における携帯端末5の表示状態図であり、同図
(a) は初期のアイコン表示の例を示しており、同図(b)
はチケットセンタが選択入力されたときの次の入力メニ
ュー表示の例を示しており、同図(c) は、チケットセン
タのみが目立つようにバージョンアップされたアイコン
表示の例を示している。
【0035】同図(a) に示すように、初期の基準表示に
おけるアイコン表示では、携帯端末5の液晶ディスプレ
イ装置5−1上には、中央やや上に鳥居5−1aが表示
され、その鳥居5−1aから画面下方まで参道5−1b
が徐々に幅広く遠近法で表示されている。参道5−1b
の両側には、ほぼ同じ大きさと見られる家並み(アイコ
ン)が続いている。手前右側の家屋5−1cには「Sh
op」の表示があり、この家屋すなわちアイコン5−1
cが、図1に示したショッピングセンタ1−3を呼び出
すアイコンであることを示している。また、図5(a) の
参道5−1bの手前左側の家屋5−1dには「Tick
et Center」の表示があり、このアイコン5−
1dが、図1に示したチケットセンタ1−1を呼び出す
アイコンであることを示している。
【0036】図5(a) の参道5−1b上には、上下左右
方向をそれぞれ示す4個の矢印5−1eが表示されてい
る。これらの表示はカーソルキーの機能を有しており、
上向き矢印を入力ペン7でタッチ入力すると、あたかも
ユーザが画面内の参道5−1bを鳥居5−1aに向かっ
て歩いたかのように、参道5−1bの両側の家並みが画
面手前に前進して左右の「Ticket Cente
r」及び「Shop」のアイコン5−1d、5−1cが
画面の下方に消え、それらの後方の家屋が最前位置に表
示され、それらの家屋に他のセンタ例えばニュースセン
タや天気予報センタ等に対応する表示が付記される。
【0037】また、同図(a) で下向き矢印を入力ペン7
でタッチ入力すると、ユーザが参道5−1bを後退して
鳥居5−1aから遠ざかっているように、参道5−1b
の両側の家並みが画面上方に後退する。そして、左右の
アイコン5−1d、5−1cの「Ticket Cen
ter」及び「Shop」の表示が消え、それらの前方
に新たな家屋が現れて画面の最前位置に表示され、それ
ら新たな家屋に他のセンタ例えば株式市況サービスセン
タ、イベント情報サービスセンタ等の表示が付記されて
表示される。
【0038】左右の横向きの矢印は、同図の画面上を更
に後退して四つ角が現れたときユーザが画面内を左右に
移動するために用いられる。これによって、各種のセン
タすなわちアイコンで形成される街並が画面内に出現す
る。
【0039】同図(b) は、上記の同図(a) で「Tick
et Center」のアイコン5−1dが入力ペン7
によりタッチ入力された場合の表示を示している。同図
(b)に示すように、画面中央から左側にかけて横長の枠
内に、タッチ入力された情報センタのサービス内容を示
す「チケット予約サービス」の表示5−1f、その下方
には予約するチケットの種類を決めるよう指示するメッ
セージである「種類を選択して下さい」の表示5−1g
が表示されている。そして、その右側には、更に予約を
受け付けるチケットの種類を示す表示「映画」、「演
劇」、「航空券」が3区分された枠5−1h内にそれぞ
れ表示されている。この枠5−1h内のいずれか所望の
チケットの表示をタッチ入力すると、更にその入力に対
応するサービス内容の応答が開始される。
【0040】同図(c) は、この携帯端末5を使用してい
るユーザが、チケットセンタ1−1のサービスを度々利
用したことによって、サービスセンタ1の顧客データベ
ース6に登録されている各センタ対応テーブルの「Ti
cket」欄に対応するポイントが上がり、チケットセ
ンタ1−1を表わす同図(a) のアイコン5−1dの表示
バージョンが、次の上位バージョンであるアイコン5−
1Dの表示に変更され、より目立つような形で強調され
て表示されるようになったことを示している。これによ
って、ユーザは、度々利用するチケット予約サービスの
アイコンが、他のアイコンと比べて分かり易くなり、タ
ッチ入力が容易になる。また、度々利用するチケット予
約サービスのアイコンが、大きく目立つように変化した
ことで、チケット予約サービスを利用したことの満足感
が得られ、次に再びチケット予約サービスを利用すべく
アイコンで探す際に楽しい感じを味わうことができる。
【0041】尚、上記のように、変更した表示データを
サービスセンタ1から送信する際、変更した画面一枚分
の表示データを送信したのでは、テキストデータに比較
して画像データはデータ量が多量であるから通信トラフ
ィックの使用度が増大して好ましくない。したがって、
本実施例ではバージョンアップしたアイコンの表示デー
タのみを、更にそれを分割して送信するようにしてい
る。
【0042】図6は、そのように、アイコン表示データ
を分割する場合の例として、図5(c) のバージョンアッ
プしたチケットセンタのアイコン5−1Dの分割例を示
している。同図に示すように、バージョンアップしたチ
ケットセンタのアイコン5−1Dのイメージデータは、
10個に分割され、下部のイメージから1/10毎に図
4(b) に示した送信パケット20の余白部22−2に追
加データとして付加されて、応答データ送信の都度、順
次携帯端末5に送信される。
【0043】続いて、上記のように構成される情報サー
ビスシステムにおいて、その動作を図7に示すフローチ
ャートを用いて説明する。尚、この処理では、ユーザに
よる携帯端末5の操作を中心に、サービスセンタ1の動
作及び携帯端末5の動作が相互に関連し合って進行す
る。尚、端末としてパソコン3を使用した場合も処理は
同様である。
【0044】また、以下の説明では、情報サービスとし
てチケットサービスの場合を例にあげて説明する。ま
た、予めユーザによって携帯端末5に情報サービスの処
理モードが設定され、携帯端末5の表示画面には図5
(a) に示した基準表示のアイコン画面が表示されている
ものとする。
【0045】図7に示すフローチャートにおいて、端末
側では、先ずユーザが携帯端末5によってサービス元を
選択する。この場合は、チケットセンタを選択する(ス
テップT1)。この選択では、図5(a) のアイコン画面
で「Ticket Center」の表示のあるアイコ
ン5−1dを入力ペン7でタッチ入力する。
【0046】入力ペン7のタッチ入力は、入力部13で
検出され、その検出されたタッチ入力位置の座標データ
がCPU10に出力される。CPU10は、入力部13
から入力する座標データに基づいてチケットセンタが入
力されたことを認識し、チケット情報を要求する信号の
図4(a) に示す送信パケット20を生成し、このパケッ
ト20を通信部17を介してアンテナから送信する、す
なわちサービスセンタにアクセスする(ステップT
2)。
【0047】サービスセンタ1側で、パケット20が受
け取られると、先ず、次バージョンの(目立つように作
成されている上位バージョンの)絵データ(アイコンの
分割された表示データ、図6参照)が携帯端末5側に全
部揃っているか否かが判別される(ステップS1)。こ
の処理では、受信したパケット20のヘッダ21の発信
元アドレスに基づいて顧客名例えば「TARO」が認識
され、この認識に基づき顧客データベース6が検索され
て顧客名「TARO」のテーブルが読み出される。次
に、パケット20の実データ部22−1によりチケット
情報が要求されていることが認識され、この認識に基づ
き上記顧客名「TARO」のテーブルのチケット情報セ
ンタ「Ticket」に対応する欄が検索され、転送欄
6−5のデータが参照される。
【0048】そして、図3に示す顧客データベース6の
ように、チケット情報センタ「Ticket」に対応す
る転送欄6−5に格納されているデータが「F」であれ
ば、次バージョンの分割された絵データが全て携帯端末
5側に転送済みであると判断されて(S1がY)、要求
されたチケット情報のみのパケットが作成されて携帯端
末5宛に送信される(ステップS3)。
【0049】上記ステップS1の判別で、例えばこの処
理がショッピング情報であり、図3に示すように、顧客
データベース6のショッピング情報センタ「Shopp
ing」に対応する転送欄6−5のデータが「N」であ
れば、アイコン5−1cの次バージョンの分割された絵
データが携帯端末5側に転送済みではないと判断され
る。そして、その場合は、要求されたショッピング情報
のパケット20が作成されると共に、その余白部22−
2に次バージョンの分割絵データが下の分から順次格納
されて、携帯端末5宛に送信される。
【0050】したがって、この例におけるチケット情報
の処理において、アクセス回数がまだ少なかった場合
に、次バージョンの設定条件が整って(例えばアクセス
回数が「4」となって)、転送欄6−5のデータが
「N」であれば(S1がN)、作成されたチケット情報
のパケットの余白部22−2に、図6に示した次バージ
ョンの分割された絵データが、下の分から順次格納され
て携帯端末5宛に送信される(ステップS2)。この場
合、送信される情報の量によって送信されるパケットの
個数が異なる。したがって、情報センタの種類によっ
て、一度に送信される分割絵データの送信量も異なてく
る。
【0051】携帯端末5側では、サービスセンタ1から
送信されたパケット20を受け取ると、実データ部22
−1からチケット情報を読み出して、液晶ディスプレイ
装置5−1に、例えば図5(b) に示すように、チケット
情報を表示する(ステップT3)。このとき、上述した
アクセス回数がまだ少なかった場合のように、パケット
の余白部22−2に、次バージョンの分割された絵デー
タが格納されていれば、この絵データを読み出して、第
2データメモリ部16に順次蓄積する。
【0052】続いて、上記チケット情報の表示に基づい
て、ユーザがAのチケット例えば映画のチケットを入力
ペン7によるタッチ入力で選択すると(ステップT
4)、この入力位置座標に基づいて映画のチケットが選
択されたことを認識し、この認識に基づいてAのチケッ
ト(映画のチケット)の購入を示す信号からなるパケッ
ト20を作成してサービスセンタ1に送信する(ステッ
プT5)。
【0053】サービスセンタ1側で、パケット20が受
け取られると、先ず、Aのチケットの購入を示す信号に
基づいてAのチケットの予約が設定され(ステップS
4)、続いて、履歴欄6−3のアクセス回数が「1」イ
ンクリメントされ、この「1」インクリメント後のアク
セス回数が所定の回数に達していた場合はポイント欄6
−4のユーザポイントが上記の所定回数に対応するユー
ザポイントに設定される(ステップS5)。これによ
り、例えば図3に示したように、アクセス回数が「4」
になっていればユーザポイントが「15」に、また、ア
クセス回数が「6」になっていればユーザポイントが
「30」というようにユーザポイントがアップする。
【0054】続いて、上記のユーザポイントが所定の値
「B」になったか否かが判別される(ステップS6)。
この所定値「B」は、例えば「15」としてもよく「3
0」としてもよい。つまり統計等に基づいて適宜に設定
する。また、この所定値「B」は、全情報センタ共通と
してもよく、あるいは情報センタ毎に異なっていてもよ
い。
【0055】上記の判別で、ユーザポイントが所定値
「B」になっていれば(S6がY)、続いて、次バージ
ョンの分割された絵データが携帯端末5に全部揃ってい
るか否かが再び判別される(ステップS7)。
【0056】そして、例えば図3に示したように、顧客
データベース6の顧客名「TARO」のテーブルのチケ
ット情報センタ「Ticket」に対応す転送欄6−5
のデータが「F」であれば、次バージョンの分割された
絵データの転送は完了している即ち携帯端末5に全部揃
っていると判断される(S7がY)。そして、この判断
に基づいて、上述したようにユーザポイントが所定値
「B」になったことにより、次バージョンのアイコン表
示を指示する絵の変更要求信号が作成され、この絵の変
更要求信号からなるパケット20が携帯端末5に対して
送信される(ステップS9)。また、上記の判別で、転
送欄6−5のデータが「N」であって絵データの転送が
未完了(S7がN)の場合は、1個又は複数個のパケッ
ト20の実データ部22−1及び余白部22−2が用い
られて残りの絵データが全部携帯端末5に送信されてか
ら(ステップS8)、上記の絵の変更要求信号が送信さ
れる。
【0057】携帯端末5側では、上記残りの絵データが
送信されてきた場合は、順次第2データメモリ部16に
蓄積して次バージョンの絵データを完成させる(ステッ
プT6)。また、絵の変更要求信号が送信されてきた場
合は、第2データメモリ部16に完成している次バージ
ョンのアイコン表示データを読み出して、基準表示デー
タによるイメージメモリの当該アイコンの表示部分に上
書きして液晶ディスプレイ装置5−1上に表示する(ス
テップT7)。そして、この処理を行った場合は、以
後、情報サービスシステムによる処理を行う場合は、自
動的に次バージョンのアイコン表示データによる表示を
行う。
【0058】次に、サービスセンタ1側からは、予約が
受け付けられたことを示す(確認する)ための予約済み
予約番号からなるパケット20が送信される(ステップ
S12)。
【0059】携帯端末5側では、この予約済み予約番号
を液晶ディスプレイ装置5−1上に所定の表示フォーマ
ットで表示する(ステップT8)。また、サービスセン
タ1側における上記ステップS6の判別で、ユーザポイ
ントが所定値「B」未満又は所定値「B」を超えていた
場合は(S6がN)、再び次バージョンの分割された絵
データが携帯端末5に全部揃っているか否かが判別され
る(ステップS10)。上記ユーザポイントが所定値
「B」を超えている場合は前回のユーザポイントが所定
値「B」となったところで上述したようにステップS8
で残り絵データが送信され、ステップS9で次バージョ
ンのアイコン表示に変更されていることにより、転送欄
6−5のデータは「F」であり(S10がY)、したが
って、ただちに上記のステップS12が実行される。
【0060】また、ユーザポイントが所定値「B」未満
である場合は、転送欄6−5のデータは「F」、「N」
又は「−」である。転送欄6−5のデータが「−」の場
合は基準表示の絵データが揃っている、つまり、この場
合も「F」の場合と同様に次バージョンの絵データが揃
っていると判断することにする。したがって、転送欄6
−5のデータが「N」であるときのみ(S10がN)、
予約済み予約番号からなるパケット20の余白部22−
2に分割した絵データの未発信部分の絵データが格納さ
れて携帯端末5宛に送信される(ステップS11)。こ
れにより、通信トラフィックを出来るだけ無駄なく使用
して、次バージョンのアイコン表示データを送信するこ
とができる。
【0061】尚、上記の実施例においては、情報センタ
の利用回数「3」、「4」、「6」回にそれぞれ対応さ
せてユーザポイントとして「0」、「15」、「30」
を計上しているが、ユーザポイントの計上方法はこれに
限るわけではなく、利用回数に適宜に対応させて変化さ
せてよい。また、ポイントの計上方法を固定せず各セン
タ毎に同様の利用回数に対しそれぞれ異なるポイントを
対応させて計上するようにしてもよい。また、履歴欄6
−3には、利用回数ではなく、例えばチケットの購入枚
数、又は利用金額等の累計を記憶して、この累計値に対
応させてユーザポイントを計上するようにしてもよい。
【0062】また、一定長のパケット通信の場合を例に
とって説明しているが、一定長パケットの通信に限るこ
となく、不定長パケットであってもよく、この場合は例
えば実通信データの最後に識別符号に続くnビットのア
イコン表示データを付加して送信するようにすればよ
い。
【0063】また、アイコン表示のバージョンを変更す
る都度、対象となるアイコンの表示を大きくして目立つ
ようにしているが、目立つ表示は、大きさを大きくする
ことに限らず、例えば大きさを変更せずに基準表示を白
黒表示とし、目立つ表示に色彩を付加するようにしても
よい。あるいは基準表示を淡色とし、目立つ表示を濃色
で表わすようにしてもよい。
【0064】また、所定のポイント毎に、単にアイコン
表示のバージョンを目立つように変更しているが、表示
を変更するだけではなく、ポイントが所定の値に達した
とき、景品提供のメッセージを表示するようにしてもよ
い。
【0065】また、ユーザポイントが上がることに対応
して次バージョンのアイコン表示に変更するようにして
いるが、これに限ることなく、最初のアクセスから次回
以降のアクセス毎に、次バージョンの分割されたアイコ
ン表示データを一定量ずつ順次送信するようにし、その
アイコン表示データが全部揃ったところで、この全部揃
った次バージョンのアイコン表示を自動的に表示するよ
うにしてもよい。このようにすればポイントの計算を行
う必要はなくなり、サービスセンタ側における管理は簡
単になる。
【0066】また、アイコンの表示バージョンの変更を
次バージョン、即ち1回のみとしているが、ユーザポイ
ントがアップするに応じて複数回変更するようにしても
よい。例えば、大きさの変更を数段階、色彩の変更も数
段階にして大きさと色彩を組み合わせるようにすれば、
利用回数に応じて順次バージョンアップされるというよ
うに、より肌理の細かいアイコン表示が可能になる。
【0067】この場合、例えばバージョンの変更を2回
行うとすれば、図7のフローチャートにおいて、ステッ
プS6から直接ステップS10に移行せずに、更に高い
ユーザポイントCをステップS6同様に判別するステッ
プS6−1を新たに設定し、このステップS6−1に続
いて、ステップS7、S8、S9及びS10と同様の新
たなステップS7−1、S8−1、S9−1及びS10
−1を追加すればよい。この場合、携帯端末側でも、上
記サービスセンタ1側に追加される新たなステップS6
−1、S7−1、S8−1、S9−1及びS10−1に
対応するステップT6、T7同様の新たなステップT6
−1、T7−1を追加するようにする。
【0068】また、バージョンアップが3回の場合は、
上記のステップS6−1とステップS10−1間に上記
同様に新たなステップS6−2、S7−2、S8−2、
S9−2及びS10−2を追加し、携帯端末側にも新た
なステップT6−2、T7−2を追加する。このように
バージョンアップの回数が増える毎にステップS6−m
とステップS10−m(m=1、2、3・・・)間に、
新たなステップS6−n、S7−n、S8−n、S9−
n及びS10−n(n=m+1)を追加し、携帯端末側
にも新たなステップT6−n、T7−nを追加すればよ
い。
【0069】尚、上記の実施例では、バージョンアップ
されたアイコン表示データをサービスセンタ1から発信
するようにしているが、バージョンアップのアイコン表
示データを携帯端末側に持たせるようにしてもよい。こ
れを他の実施例として以下に説明する。
【0070】図8は、他の実施例の携帯端末の構成を示
すブロック図である。同図に示す携帯端末5aの構成
は、図2に示した先の実施例の携帯端末5の構成の第1
データメモリ部15及び第2データメモリ部16を取り
除き、これらに代って絵データメモリ部18が付加され
ている構成である。絵データメモリ部18には、基準表
示のアイコン表示データと、次バージョン更にはそれ以
上のバージョンアップに対応するアイコン表示データが
格納されている。
【0071】この実施例における情報サービスシステム
においては、上述した携帯端末5aの構成の他に、図1
に示した情報サービスシステムにおいて、顧客データベ
ース6の図3に示したテーブルのデータ構成がやや異な
る。すなわち、転送欄6−5が不用となるため、この転
送欄6−5が削除される。サービスセンタ1では、アク
セス回数と、この所定のアクセス回数に対応するユーザ
ポイントを記憶して、所定のユーザポイントになったと
き、アイコン表示を、次のバージョンのアイコン表示に
変更するよう携帯端末側に通知する。このようにすれ
ば、通信トラフィックの使用度を更に低減させることが
できる。
【0072】
【発明の効果】以上、詳細に述べたように、本発明によ
れば、ユーザ側における情報センタの利用回数、利用金
額等の利用状況に応じて携帯端末に表示するアイコンを
強調表示するので、利用頻度の高いアイコンを他のアイ
コンと容易に区別でき、したがって、入力し易くなり使
い勝手がよくなって便利である。また、同様にユーザが
よく利用するサービスに対応するアイコンを強調表示す
ることでユーザの利用頻度の高いサービスをユーザに感
覚的に伝えるので、よく使うサービスをアイコンで探す
際にユーザはそのサービスにおいて自分が特待されてい
るという快い印象をもって操作でき、したがって、楽し
みながら使用することのできる携帯端末を提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の情報サービスシステムの構成ブロッ
ク図である。
【図2】携帯端末内部の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】顧客データベースのデータ構成の例を示す図で
ある。
【図4】(a),(b) はサービスセンタからパソコン又は携
帯端末に送信されるデータ構成の例を示す図である。
【図5】携帯端末の表示状態図であり、(a) は初期のア
イコン表示の例を示す図、(b)はチケットセンタが選択
入力されたときの次の入力メニュー表示の例を示す図、
(c) はチケットセンタのみが目立つようにバージョンア
ップされたアイコン表示の例を示す図である。
【図6】分割されたバージョンアップしたアイコン表示
データの例を示す図である。
【図7】情報サービスシステムの動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】他の実施例の携帯端末の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】 1 サービスセンタ 1−1 チケットセンタ 1−2 ニュースセンタ 1−3 ショッピングセンタ 2 通信網(ネットーワーク) 3 パソコン 4 無線 5 携帯端末 5−1 液晶表示装置(液晶ディスプレイ装置) 5−1a 鳥居 5−1b 参道 5−1c、5−1d 家屋(アイコン) 5−1D 上位バージョンのアイコン 5−1e 4個の矢印 5−1f 「チケット予約サービス」の表示 5−1g 「種類を選択して下さい」の表示 5−1h 枠 5−2 ペン入力装置 6 顧客データベース 6−1 顧客名 6−2 情報センタ欄 6−3 履歴欄 6−4 ポイント欄 6−5 転送欄 7 入力ペン 10 CPU(Central Processing Unit) 11 バス 12 表示部 13 入力部 14 制御メモリ部 15 第1データメモリ部 16 第2データメモリ部 17 通信部 20 パケット 21 ヘッダ 22 データ部 22−1 実データ部(テキストデータ部) 22−2 余白部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介してサービスセン
    タから送受信端末へ複数種類の情報を提供する情報サー
    ビスシステムにおいて、 前記送受信端末は、前記複数種類の情報サービスに夫々
    対応するアイコンが配置される表示画面を有し、該表示
    画面に表示されるアイコンによって前記複数種類の情報
    サービスの所望の情報サービスにアクセス可能であり、
    該情報サービスの利用量に応じて前記アイコン表示を変
    化させることを特徴とする情報サービスシステム。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークと、 該通信ネットワークに接続され表示画面を有する送受信
    端末と、 該送受信端末の表示画面に表示される各情報サービスに
    対応するアイコン毎に基準とする表示から目立つ表示に
    順次変化する複数の表示デ−タを記憶する記憶手段と、 前記通信ネットワークに接続され、前記送受信端末にア
    クセスされて情報サービスを行うと共に、前記送受信端
    末に表示されるアイコンの中の前記送受信端末にアクセ
    スされた情報サービスに対応するアイコンの表示を、前
    記記憶手段に記憶されている複数の表示データに基づい
    て、前記送受信端末にアクセスされた情報サービスの利
    用量に応じて変更させるサービスセンタと、 を有することを特徴とする情報サービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記通信ネットーワークは、有線又は無
    線からなる公衆通信網であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の情報サービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記通信ネットーワークは、構内有線ネ
    ットワークであり、前記送受信端末は利用者と一定期間
    1対1に対応して使用される送受信端末であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の情報サービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記アイコンの基準と
    する表示から目立つ表示に順次変化する表示データとし
    て、基準とする大きさから順次大きくなる建物の表示デ
    ータを記憶することを特徴とする請求項2記載の情報サ
    ービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、前記アイコンの基準と
    する表示から目立つ表示に順次変化する表示データとし
    て、基準とする色彩から目立つ色彩に順次変化する表示
    データを記憶することを特徴とする請求項2記載の情報
    サービスシステム。
  7. 【請求項7】 前記サービスセンタは、前記送受信端末
    によるサービス利用量を計量してこの計量値が所定の値
    となる毎に、前記送受信端末の表示画面に表示させる前
    記サービスに対応するアイコンの表示データをより目立
    つ表示データに変更させることを特徴とする請求項2記
    載の情報サービスシステム。
  8. 【請求項8】 前記サービスセンタは、前記送受信端末
    によるサービス利用量を利用回数を計数することにより
    計量することを特徴とする請求項7記載の情報サービス
    システム。
  9. 【請求項9】 前記サービスセンタは、前記送受信端末
    によるサービス利用量を利用金額を累計することにより
    計量することを特徴とする請求項7記載の情報サービス
    システム。
  10. 【請求項10】 前記サービスセンタは、前記送受信端
    末の表示画面に表示させるアイコンの表示データを分割
    し、該分割した表示データを始端から終端まで、前記送
    受信端末からアクセスされる都度該送受信端末に順次転
    送し、一方、前記送受信端末は、前記サービスセンタか
    らアクセスの都度転送されてくる前記分割された表示デ
    ータを始端から順次蓄積し、終端まで蓄積が完了したと
    き該蓄積が完了した表示データによる表示にアイコン表
    示を切り換えることを特徴とする請求項2記載の情報サ
    ービスシステム。
  11. 【請求項11】 通信機能と表示画面を備え種々の情報
    を提供する情報サービスシステムに前記通信機能により
    アクセスして該情報サービスシステムから提供されるサ
    ービスを利用しサービス利用量に応じて利用したサービ
    スに対応するアイコンを基準とする表示から目立つ表示
    に順次変化させて前記表示画面に表示することを特徴と
    する送受信端末。
  12. 【請求項12】 通信機能を有し、種々の情報を提供す
    る情報サービスシステムにアクセスして該情報サービス
    システムから提供される複数のサービスを選択的に利用
    する送受信端末であって、 前記情報サービスシステムから提供されるサービスに対
    応する複数のアイコンの選択画面を表示する表示手段
    と、 前記通信機能で受信したデータに含まれる未完成のアイ
    コン表示データを順次蓄積する蓄積手段と、 該蓄積手段により蓄積されて完成したアイコン表示デー
    タに基づき前記表示手段に表示されるアイコン選択画面
    の表示を切り換える切換手段と、 を具備したことを特徴とする送受信端末。
  13. 【請求項13】 通信機能を有し、種々の情報を提供す
    る情報サービスシステムにアクセスして該情報サービス
    システムから提供される複数のサービスを選択的に利用
    する送受信端末であって、 前記情報サービスシステムから提供されるサービスに対
    応する複数のアイコンの表示データを記憶する記憶手段
    と、 該記憶手段に記憶される複数のアイコン表示データに基
    づいてアイコン選択画面を表示する表示手段と、 前記通信機能で受信したデータに含まれる所定の信号に
    基づき前記表示手段に表示されるアイコン選択画面の表
    示を切り換える切換手段と、 を具備したことを特徴とする送受信端末。
JP30104594A 1994-12-05 1994-12-05 情報サービスシステム及びそれに用いられる送受信端末 Abandoned JPH08161261A (ja)

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Cited By (7)

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