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JPH08239318A - ヘモグロビン含有リポソーム - Google Patents

ヘモグロビン含有リポソーム

Info

Publication number
JPH08239318A
JPH08239318A JP7042918A JP4291895A JPH08239318A JP H08239318 A JPH08239318 A JP H08239318A JP 7042918 A JP7042918 A JP 7042918A JP 4291895 A JP4291895 A JP 4291895A JP H08239318 A JPH08239318 A JP H08239318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hemoglobin
liposome
membrane
lipid
fatty acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7042918A
Other languages
English (en)
Inventor
Saori Endou
さおり 遠藤
Koji Awai
浩二 粟井
Yoshihiro Yano
嘉宏 矢野
Yoshiro Nakano
善郎 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority to JP7042918A priority Critical patent/JPH08239318A/ja
Publication of JPH08239318A publication Critical patent/JPH08239318A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カプセル化効率とリポソームの凝集抑制能が
高く、しかも内水相のメト化上昇が抑制された、人工赤
血球として有用なヘモグロビン含有リポソームの提供。 【構成】 内水相にヘモグロビンを含有するヘモグロビ
ン含有リポソームにおいてリポソーム膜の構成脂質成分
中に1〜30モル%の脂肪酸塩を含み、ヘモグロビン重
量/リポソーム膜構成脂質重量が0.5〜2.5で、粒
径が100〜300nmであることを特徴とするヘモグ
ロビン含有リポソーム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内包されたヘモグロビン
のメト化が抑制され、酸素運搬能を長期に維持すること
ができるヘモグロビン含有リポソームに関する。ヘモグ
ロビン含有リポソームはリポソーム型人工赤血球として
有用である。
【0002】
【従来の技術】人工赤血球として、動物や人の赤血球か
ら赤血球膜を除去したヘモグロビン溶液をリポソームの
内水相に内包させ、ヘモグロビン含有リポソームとする
ことが知られている。ヘモグロビン含有リポソームは溶
液全体の粘度や膠質浸透圧が低いという優れた点があ
り、リポソーム型人工赤血球として有効である。
【0003】ヘモグロビン含有リポソームはリポソーム
内へのヘモグロビンのカプセル化効率を増大させるた
め、及びリポソームの凝集を抑制するために負荷電リン
脂質や脂肪酸を構成脂質内に含有させることが不可欠と
されている。構成膜脂質に脂肪酸を含有した人工赤血球
は特開平1−180245にも記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、膜脂質に脂肪
酸を含有したリポソームに内包されたヘモグロビンはメ
ト化(メトヘモグロビンへの酸化)が起こり易いという
問題点があった。従って、内水相のメト化上昇を抑制
し、しかもカプセル化効率とリポソームの凝集抑制能の
高い人工赤血球の開発が望まれている。
【0005】本発明の発明者らは上記の問題点を解決す
るため検討した結果、リポソーム膜の構成脂質成分中に
特定量の脂肪酸塩を含有させたリポソームにヘモグロビ
ンを内包させることにより、この目的が達成できること
を見出した。従って本発明の目的は内水相のヘモグロビ
ンのメト化上昇を抑制し、かつ、カプセル化効率と凝集
抑制能の高いヘモグロビン含有リポソームを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、内水相にヘモ
グロビンを含有するヘモグロビン含有リポソームにおい
て、リポソーム膜の構成脂質成分中に1〜30モル%の
脂肪酸塩を含み、ヘモグロビン重量/リポソーム膜構成
脂質重量比が0.5〜2.5で、粒径が100〜300
nmであることを特徴とするヘモグロビン含有リポソー
ムである。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明において使用されるリポソーム膜の
構成成分となる脂質は、飽和リン脂質、不飽和リン脂質
のいずれを用いてもよく、また、これらを組み合わせて
もよい。
【0008】飽和リン脂質は例えば卵黄レシチン、大豆
レシチン、水添卵黄レシチン、水添大豆レシチンなどの
天然系リン脂質及びその誘導体、また、ジミリストイル
ホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジル
コリン、ジステアロイルホスファチジルコリン、ジオレ
イルホスファチジルコリン、ジミリストイルホスファチ
ジルエタノールアミン、ジパルミトイルホスファチジル
エタノールアミン、ジミリストイルホスファチジン酸、
ジパルミトイルホスファチジン酸、ジステアリルホスフ
ァチジン酸、ジオレイルホスファチジン酸、ジミリスト
イルホスファチジルグリセロール、ジパルミトイルホス
ファチジルグリセロール、ジステアリルホスファチジル
グリセロール、などのアシル基組成を操作した合成系の
リン脂質、さらにホスファチジルイノシトール、ホスフ
ァチジルセリンなどが利用可能で特に限定されるもので
はない。
【0009】不飽和リン脂質としては、重合性残基を有
する重合性リン脂質、例えば、1,2−ビス(2,4−
オクタデカジエノイル)−sn−グリセロ−3−ホスホ
コリン、1,2−ビス(2,4−ヘキサデカジエノイ
ル)−sn−グリセロ−3−ホスホコリン、1−(オク
タデカノイル)−2−(2,4−オクタデカジエノイ
ル)−sn−グリセロ−3−ホスホコリン、1−(ヘキ
サデカノイル)−2−(2,4−オクタデカジエノイ
ル)−sn−グリセロ−3−ホスホコリン、1−(オク
タデカノイル)−2−(2,4−ヘキサデカジエノイ
ル)−sn−グリセロ−3−ホスホコリン、1−(ヘキ
サデカノイル)−2−(2,4−ヘキサデカジエノイ
ル)−sn−グリセロ−3−ホスホコリン、1−(2,
4−オクタデカジエノイル)−2−オクタデカノイル−
sn−グリセロ−3−ホスホコリン、1−(2,4−ヘ
キサデカジエノイル)−2−ヘキサデカノイル−sn−
グリセロ−3−ホスホコリン、1,2−ビス−(8,1
0,12−オクタデカトリエノイル)−sn−グリセロ
−3−ホスホコリンなどの誘導体が利用可能である。重
合性リン脂質には非重合性脂肪酸残基が含有されてもよ
く、非重合性脂肪酸残基としては炭素数2〜24の直鎖
あるいは分岐鎖のアルキル基、アシル基、非重合性アル
ケニル基、非重合性アルケノイル基などがあげられる。
【0010】本発明において使用される脂肪酸塩は、他
のリポソーム形成脂質とともに、リポソームを形成し得
るものであれば特に限定はないが炭素数12〜22、好
ましくは14〜18の脂肪酸残基である。
【0011】このような脂肪酸塩を構成する脂肪酸とし
ては、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、
ヘプタデカン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール
酸、リノレイン酸、アラキドン酸、ドコサペンタエン酸
などの飽和もしくは不飽和の脂肪酸が用いられる。
【0012】脂肪酸の塩としては、ナトリウム塩、カリ
ウム塩などのアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシ
ウム塩などのアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等が
用いられる。
【0013】リポソーム膜構成脂質成分中の脂肪酸塩の
含有量は1〜30モル%であり、特に5〜20モル%が
望ましい。上記脂肪酸塩の含有量が1モル%未満である
場合には脂肪酸によるカプセル化効率増大効果や人工赤
血球の凝集防止効果が発現されにくいので望ましくな
く、また、30モル%を越える場合には脂肪酸塩の界面
活性作用によりリポソームが不安定となり崩壊し易いの
で好ましくない。
【0014】リポソーム膜構成脂質中には膜の安定化剤
としてステロール類を添加することができる。このよう
なステロール類としては例えば、エルゴステロール、コ
レステロール等が挙げられるが、好ましくはコレステロ
ールである。
【0015】本発明のヘモグロビン含有リポソームは脂
肪酸塩を含むリポソーム膜構成脂質と赤血球膜を除去し
たヘモグロビン溶液とを水和させリポソーム化すること
によって得られる。リポソーム化は常法に従って行うこ
とが可能であり、例えば薄膜法、超音波処理法、エタノ
ール注入法、フレンチプレス法、押し出し法、透析法、
逆相法等いずれの方法を用いてもよい。特に好ましくは
押し出し法によって形成するのがよい。
【0016】このようにして形成されるヘモグロビン含
有リポソームの粒径は100nm〜300nmである。
粒径が100nm以下の場合は膜融合が起こり易く、大
きな粒子を形成しやすい。また300nm以上であると
生体内に静脈投与などした場合、毛細血管を通らずに閉
塞する可能性がある。
【0017】本発明のヘモグロビン含有リポソームにお
いて、ヘモグロビン重量/リポソーム膜構成脂質重量比
(Hb/L)は0.5〜2.5である。この重量比が
0.5未満であると生体内での十分な酸素運搬能力が低
下するので好ましくない。また2.5を超えると膜厚が
薄くなり内水相のヘモグロビンが漏出しやすくなる。
【0018】このようにして得られたヘモグロビン含有
リポソームは、人工赤血球としてそのまま用いることも
できるが、膜成分中に重合性リン脂質を含有している場
合、それを重合させることにより、またその際重合度
や、重合率を調整することにより、保存安定性や血中安
定性に優れた人工赤血球を得ることができる。重合法は
特に限定されず、開始剤重合、紫外線重合、γ線重合、
X線重合、電子線重合などの公知の方法を用いることが
でき、これらを組み合わせることもできる。重合後に精
製の必要がないという点からは、紫外線重合、γ線重
合、電子線重合などが好ましい。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例とそれに対する比較例
により詳しく説明する。なお、特に明示しない限り、ヘ
モグロビン溶液調製およびヘモグロビン含有リポソーム
調製の各工程は、4℃で行い無菌的環境下で行った。
【0020】[参考例](ヘモグロビン溶液の調製) ヒト濃厚赤血球2,500mlに等量の生理食塩水を加
え、ゆるやかに混合後、遠心分離操作(2,000G
× 30min at +4℃)を行い、血漿、白血
球、血小板を吸引して除去し、赤血球層を得た。この操
作を3回繰り返して洗浄赤血球2,300mlを得た。
この洗浄赤血球に蒸留水を2倍容量添加し、ゆるやかに
混合し1時間静置した後、連続遠心操作(20,000
G)によって細胞膜を除去した。さらに、フィルター濾
過を行い、細胞膜を完全に除去した粗ヘモグロビン溶液
5,000mlを得た。
【0021】粗ヘモグロビン溶液は、限外濾過操作によ
り、脱塩、濃縮を行い精製されたヘモグロビン溶液を得
た。さらに得られたヘモグロビン溶液をPH8.0のH
EPES−NaOH緩衝液を用いてPH7.2−7.4
に調整し、ヘモグロビン1molに対して0.3gのN
ADH及び、酸素親和性調節因子としてヘモグロビンの
3当量のピリドキサル−5−リン酸、75mMの塩化ナ
トリウムを添加した。
【0022】[実施例1](ヘモグロビン含有リポソー
ムの調製) 重合性リン脂質である1−アシル−2−オクタデカジエ
ノイルホスファチジルコリン(以下AODPCという)
944mg(1.23mmol)と非重合性リン脂質で
あるジパルミトイルホスファチジルコリン(以下、DP
PCという)906mg(1.23mmol)とコレス
テロール954mg(2.47mmol)にパルミチン
酸ナトリウムを196mg(0.70mmol)添加
し、ナス型フラスコに加え、クロロホルム/メタノール
/水混合物(容量比65/25/4)60mlを添加し
て溶解し、エバポレーターを用いて溶媒を留去した。こ
れに水を添加し液体窒素により凍結させ、二晩凍結乾燥
させてパルミチン酸ナトリウム12.4mol%を含む
乾燥粉末からなる混合脂質を調製した。
【0023】次に参考例により調製したヘモグロビン溶
液30mlと上記混合脂質を撹伴、混合することによ
り、ヘモグロビン含有脂質分散液を得た後、エクストル
ーダー(日油リポソーム社製)を用いてポリカーボネー
ト製のフィルターを通過させることにより、0.2μm
の大きさとなるようにサイジングした。つぎに封入され
なかったヘモグロビンを取り除くために遠心分離操作
(20,000G×30min)を行い、上澄を除去し
た。沈澱を10mMのHEPES緩衝液(PH7.4)
を用いて懸濁し、ヘモグロビン含有リポソーム懸濁液を
調製した。
【0024】得られたヘモグロビン含有リポソームは平
均粒径228nm、Hb/L値1.5を示した。得られ
た試料について下記に示す保存安定性試験及び血中安定
性試験を行ない物性を評価し、表1の結果が得られた。
【0025】<保存安定性試験>(メト化率の測定) 得られたヘモグロビン含有リポソーム試料について、3
7℃遮光下でインキュベーションを行い、インキュベー
ション開始時及び、12,24,36,48時間後のメ
トヘモグロビン量を測定し、37℃、24時間後のメト
化率(%)を比較した。メトヘモグロビン量の測定は、
メトヘモグロビンが407nm付近に吸収を持つことを
利用した。
【0026】<血中安定性試験>得られたヘモグロビン
含有リポソーム懸濁液をSD系雄ラット(6週齢)2,
000mg/kg体重となるように静脈投与し、経時的
に100μlずつ採血し、等量の12%ヒドロキシエチ
ルスターチ溶液と混合して、キャピラリーにとり遠心分
離操作を行った。(11,000rpm×45min)
全長に対するリポソーム層の長さの割合(liposo
me−crit値)を測定し、投与直後を100%とし
て血中半減期を測定し、血中安定性を評価した。
【0027】[実施例2]実施例1において、パルミチ
ン酸ナトリウムの添加量を98mg(0.35mmo
l)に代えた以外は実施例1と同様の操作により、AO
DPC、DPPC、コレステロールとパルミチン酸ナト
リウムを混合して、パルミチン酸ナトリウム6.63m
ol%を含む乾燥粉末からなる混合脂質を調製し、ヘモ
グロビン含有リポソーム懸濁液を得た。得られたヘモグ
ロビン含有リポソームは平均粒径232nm、Hb/L
値1.0を示した。実施例1と同様にして保存安定性試
験及び血中安定性試験を行ない物性を評価した。結果を
表1に示す。
【0028】[比較例1]実施例1において、パルミチ
ン酸ナトリウムの添加量を9.8mg(0.035mm
ol)に代えた以外は実施例1と同様の操作により、A
ODPC、DPPC、コレステロールとパルミチン酸ナ
トリウムを混合して、パルミチン酸ナトリウム0.70
mol%を含む乾燥粉末からなる混合脂質を調製し、ヘ
モグロビン含有リポソーム懸濁液を得た。得られたヘモ
グロビン含有リポソームは平均粒径223nm、Hb/
L値0.45を示した。実施例1と同様にして保存安定
性試験及び血中安定性試験を行なった。結果を表1に示
す。
【0029】[比較例2]実施例1において、パルミチ
ン酸ナトリウムの代わりに同モル数のパルミチン酸を使
用した以外は、実施例1と同様にしてパルミチン酸1
2.4mol%を含む乾燥粉末からなる混合脂質を調製
し、ヘモグロビン含有リポソーム懸濁液を調製した。得
られたヘモグロビン含有リポソームは平均粒径240n
m、Hb/L値1.0を示した。実施例1と同様にして
保存安定性試験及び血中安定性試験を行なった。結果を
表1に示す。
【0030】
【表1】未重合ヘモグロビン含有リポソームの評価
【0031】表1の結果から明らかなように、本発明の
ヘモグロビン含有リポソームは、膜脂質に脂肪酸を含有
したリポソームに内包されたヘモグロビンに比べてメト
化率が低く、人工赤血球として優れた性能を有してい
る。またリポソームに含有させる脂肪酸塩の量を本発明
で特定された範囲内にすることにより、特に優れた効果
が発揮される。
【0032】[実施例3]実施例1で得られたヘモグロ
ビン含有リポソーム懸濁液にγ線照射を行い脂質膜を重
合し、平均粒径218nm、Hb/L値1.1のヘモグ
ロビン含有リポソームが得られた。実施例1と同様にし
て保存安定性試験及び血中安定性試験を行ない物性を評
価した。結果を表2に示す。
【0033】[比較例3]比較例2で得られたヘモグロ
ビン含有リポソーム懸濁液に実施例3と同様にしてγ線
照射を行い脂質膜を重合した。得られたヘモグロビン含
有リポソームは平均粒径235nm、Hb/L値0.9
であり、保存安定性試験及び血中安定性試験の結果は表
2のとおりであった。
【0034】
【表2】重合ヘモグロビン含有リポソームの評価
【0035】脂質膜を重合処理することにより、血中安
定性の優れた重合ヘモグロビン含有リポソームが得られ
るが、この場合でも本発明の重合ヘモグロビン含有リポ
ソームは、脂肪酸を使用したものに比べてメト化率上昇
抑制の効果が優れていることがわかる。
【0036】
【発明の効果】本発明により、内水相のヘモグロビンの
メト化上昇を抑制し、しかもカプセル化効率とリポソー
ムの凝集抑制能の高い人工赤血球が提供される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内水相にヘモグロビンを含有するヘモグ
    ロビン含有リポソームにおいて、リポソーム膜の構成脂
    質成分中に1〜30モル%の脂肪酸塩を含み、ヘモグロ
    ビン重量/リポソーム膜構成脂質重量比が0.5〜2.
    5で、粒径が100〜300nmであることを特徴とす
    るヘモグロビン含有リポソーム。
JP7042918A 1995-03-02 1995-03-02 ヘモグロビン含有リポソーム Pending JPH08239318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7042918A JPH08239318A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 ヘモグロビン含有リポソーム

Applications Claiming Priority (1)

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JP7042918A JPH08239318A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 ヘモグロビン含有リポソーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08239318A true JPH08239318A (ja) 1996-09-17

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ID=12649407

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7042918A Pending JPH08239318A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 ヘモグロビン含有リポソーム

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JP (1) JPH08239318A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001097A (ja) * 2001-06-22 2003-01-07 Techno Network Shikoku Co Ltd ナノサイズ脂質ベシクルの製造方法
JP2006188440A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Tokai Univ 創傷治癒促進剤

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