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JPH08245370A - 水中油型乳化組成物 - Google Patents

水中油型乳化組成物

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Publication number
JPH08245370A
JPH08245370A JP7066395A JP7066395A JPH08245370A JP H08245370 A JPH08245370 A JP H08245370A JP 7066395 A JP7066395 A JP 7066395A JP 7066395 A JP7066395 A JP 7066395A JP H08245370 A JPH08245370 A JP H08245370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsion composition
oil
alcohol
fatty acid
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7066395A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ueda
光一 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noevir Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noevir Co Ltd filed Critical Noevir Co Ltd
Priority to JP7066395A priority Critical patent/JPH08245370A/ja
Publication of JPH08245370A publication Critical patent/JPH08245370A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般的な界面活性剤を用いずに、弱酸性で皮
膚に対する刺激性が低く、さらに保存安定性の高い水中
油型乳化組成物を得る。 【構成】 (A)高級脂肪酸、(B)高級アルコール、及び
(C)モノアルキルグリセリルエーテル及びモノアルケニ
ルグリセリルエーテルより選択した1種又は2種以上を
含有し、pHを5.0〜7.0として成る。(A)の高級
脂肪酸としては炭素数11〜22の脂肪酸が好ましく、
(B)の高級アルコールとしては炭素数12〜22の脂肪
族炭化水素鎖を有するものが好ましい。さらに(A)/(B)
を0.1〜1.0、[(A)+(B)]/(C)を1〜10とする
ことが好ましい。それにより、皮膚に対する刺激性が極
めて低く、保存安定性に優れ、微細で均一な乳化組成物
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的な界面活性剤を
用いず、弱酸性で且つ皮膚に対して安全で、良好な使用
感を有し、さらに保存安定性の高い水中油型乳化組成物
に関する。さらに詳細には、(A)高級脂肪酸、(B)高級ア
ルコール及び(C)モノアルキルグリセリルエーテル及び
モノアルケニルグリセリルエーテルより選択した1種又
は2種以上を特定の重量比で配合して成り、他に一般的
な界面活性剤を配合しない水中油型乳化組成物を提供す
るものである。そして、本発明に係る水中油型乳化組成
物は、特に化粧料や医薬品の分野で有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧料用の乳液やクリーム、
医薬品用クリーム基剤或いは乳剤等として、乳化組成物
がよく用いられている。特に、水中油型乳化組成物は、
しっとりして且つべたつかない使用感が好まれ、また親
水性基剤として多用されている。かかる水中油型乳化組
成物は、通常脂肪酸セッケンや種々の界面活性剤により
安定に調製される。また近年は、皮膚に対して温和な乳
化組成物を得るため、皮膚表面のpHに近い弱酸性のも
のが好まれる傾向も認められる。
【0003】しかしながら、脂肪酸セッケンを用いた場
合は弱酸性の乳化組成物は得られず、一方、界面活性剤
の皮膚に対する刺激性や眼粘膜刺激性が問題となってい
る。そこで、なるべくそれらの配合量を低減する試みが
なされており、HLB値の異なる界面活性剤を少量ずつ
組み合わせたり、高級アルコール等の乳化助剤を配合し
たり、一般的な界面活性剤ではないが、両親媒性を有す
る物質を補助的に添加したりする方法が検討されてい
る。特開平5−262619においては、炭素数18以
上の高級アルコールを2種組み合わせて配合し、特開昭
53−113787,特開昭55−59106,特開昭
56−154408及び特開平4−15289において
は、α-モノアルキルグリセリルエーテルや他のα,β
位にヒドロキシル基を有するジオール化合物といった両
親媒性物質を、長鎖アシル酸性アミノ酸或いはその塩,
高級脂肪酸塩や親水性界面活性剤等と組み合わせて配合
している。
【0004】高級アルコールは水中油型乳化組成物の連
続相中に界面活性剤とともにラメラ型液晶又はゲル構造
を形成し、分散された油滴を安定化するが、この乳化安
定化においては、界面活性剤の存在が不可欠である。ま
た上記の発明で用いられているモノアルキルグリセリル
エーテルは、両親媒性物質ではあるが親油性が強く、こ
れのみでは十分な界面活性を有さず、他の界面活性剤と
組み合わせて、乳化助剤的に使用されているのが現状で
あった。さらに高級アルコールを併用しても、油滴を十
分分散安定化することができなかった。モノアルキルグ
リセリルエーテルとして、α-モノ(メチル分岐アルキ
ル)グリセリルエーテルといった特殊な分岐グリセリル
エーテルを用いて乳化組成物を調製する試みがなされて
いる(特開昭56−39033)に過ぎない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、上記
したような従来の乳化組成物における問題点を解決し、
非イオン性界面活性剤や陰イオン性,陽イオン性,両性
の界面活性剤等一般に用いられる界面活性剤を配合しな
くても、優れた保存安定性を有し、しかも弱酸性で皮膚
に対する刺激性が低く、さらに良好な外観及び使用感を
有する水中油型乳化組成物を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め種々検討を行った結果、本発明者らは、従来より用い
られるモノアルキル(又はアルケニル)グリセリルエー
テルと、高級脂肪酸及び高級アルコールとを一定範囲の
重量比で組み合わせて配合することにより、一般的な界
面活性剤を用いなくても安定な弱酸性の水中油型乳化組
成物が得られることを見い出し、本発明を完成させるに
至った。
【0007】すなわち、本発明においては(A)高級脂肪
酸、(B)高級アルコール、及び(C)モノアルキルグリセリ
ルエーテル及びモノアルケニルグリセリルエーテルの1
種又は2種以上を必須成分とし、これに水及び油を加え
て水中油型の乳化組成物とする。
【0008】(A)の高級脂肪酸としては、ウンデシル
酸,ラウリン酸,トリデシル酸,ミリスチン酸,ペンタ
デシル酸,パルミチン酸,ヘプタデシル酸,ステアリン
酸,ノナデカン酸,アラキン酸,ベヘン酸といった直鎖
飽和脂肪酸、ウンデシレン酸,オレイン酸,エライジン
酸,セトレイン酸,エルカ酸,リノール酸,リノレン酸
といった直鎖不飽和脂肪酸、イソミリスチン酸,イソパ
ルミチン酸,イソステアリン酸等の分岐鎖を有する脂肪
酸、12-ヒドロキシ脂肪酸等の炭化水素鎖以外の置換基
を有するもの、ラノリン脂肪酸のような高級脂肪酸の混
合物などが挙げられるが、特に炭素数11〜22のもの
が好ましい。
【0009】(B)の高級アルコールとしては、ラウリル
アルコール,トリデシルアルコール,ミリスチルアルコ
ール,ペンタデシルアルコール,セチルアルコール,ヘ
プタデシルアルコール,ステアリルアルコールといった
直鎖脂肪族飽和アルコール、オレイルアルコール,リノ
レイルアルコール,リノレニルアルコールといった直鎖
不飽和脂肪族アルコール、ヘキシルドデカノール,イソ
ステアリルアルコール,オクチルドデカノール等の分岐
鎖脂肪族アルコール、セトステアリルアルコール,ラノ
リンアルコール等の脂肪族高級アルコールの混合物など
が挙げられ、特に炭素数12〜22の脂肪族炭化水素鎖
を有するものが好ましい。
【0010】(C)のモノアルキルグリセリルエーテルと
しては、モノパルミチルグリセリルエーテル(キミルア
ルコール),モノステアリルグリセリルエーテル(バチ
ルアルコール)等が、モノアルケニルグリセリルエーテ
ルとしては、モノオレイルグリセリルエーテル(セラキ
ルアルコール)等が挙げられる。
【0011】安定な乳化組成物を得る上で適切な上記各
成分の組成は、図1において斜線を付した領域の範囲内
にある。(A),(B)及び(C)の配合比は、それぞれこれら
の総量のほぼ5.3〜45.1重量%、24.7〜8
0.7重量%、及び10.0〜50.0重量%が適切で
ある。また、(A)/(B)の重量比が0.1〜1.0で、且
つ(A)及び(B)の合計量と(C)との重量比[(A)+(B)]/
(C)が1〜10であることが特に好ましい。
【0012】本発明に係る水中油型乳化組成物において
は、(A)の高級脂肪酸及び(B)の高級アルコールの他に、
スクワラン,流動パラフィン等の炭化水素油、ミリスチ
ン酸イソプロピル,ミリスチン酸オクチルドデシル,パ
ルミチン酸イソプロピル等のエステル油、アボカド油,
オリーブ油,大豆油,ヒマシ油等の植物油、ミンク油,
タートル油等の動物油、ミツロウ,ラノリン等の動物性
ロウ類、ホホバ油,カルナウバロウ,キャンデリラロウ
等の植物性ロウ類など、化粧料及び医薬品基剤として用
いられる一般的な油性原料であれば、特に制限なく使用
することができる。
【0013】また本発明に係る水中油型乳化組成物のp
Hの調製は、クエン酸緩衝液等の緩衝液、水酸化カリウ
ム,水酸化ナトリウム,アルギニン等の塩基性物質、乳
酸ナトリウム,ピロリドンカルボン酸ナトリウム等の弱
酸と強塩基との塩類などを用いて調整することができ
る。皮膚に対する刺激性を緩和するには、pHは5.0
〜7.0であることが好ましい。
【0014】さらに本発明に係る水中油型乳化組成物に
は、多価アルコール,糖類,アミノ酸等の保湿剤、ビタ
ミン類,核酸類,動植物抽出物等の生理活性成分、防腐
剤、紫外線吸収剤、色素等を、必要に応じて配合するこ
ともできる。
【0015】そして本発明に係る乳化組成物は、上記の
(A),(B)及び(C)の各成分と他の油性成分とを混合,加
熱して均一とし、これを水溶性成分を溶解させ加熱した
水相に攪拌しながら添加し、ホモミキサー等の乳化機で
乳化して得ることができる。さらに強力な高圧ホモジナ
イザーや超音波乳化機を用いることにより、安定性をよ
り向上させることができる。
【0016】
【作用】本発明に係る水中油型乳化組成物においては、
一般的な界面活性剤を用いないにもかかわらず油性成分
を安定に乳化することができ、良好な外観及び使用感が
得られる。また、弱酸性であり、pHや界面活性剤に由
来する皮膚刺激性や感作性もなく、さらに長期にわたっ
て安定に保存することができる。
【0017】
【実施例】さらに本発明の特徴について、実施例により
詳細に説明する。まず、本発明の実施例1に係る乳化組
成物の処方を比較例とともに表1に示した。表1中、
(1)〜(4)を混合し、80℃に加熱して均一化し、これを
(5)〜(7)を混合して70℃に加熱したものに攪拌しなが
ら添加し、70℃においてホモミキサーにて攪拌乳化し
て調製する。
【表1】
【0018】表1に示した実施例1及び比較例1〜比較
例3のpH,乳化状態及び安定性について観察した結果
を表2に示した。表2において明らかなように、実施例
1の乳化組成物は粒子径1〜10μmの均一で微細なエ
マルション粒子を有しており、pHは5.9の弱酸性
で、40℃で1カ月間保存しても安定であった。これに
対し、本発明の構成成分(A)に該当するステアリン酸を
含有しない比較例1と、本発明の構成成分(C)に該当す
るモノステアリルグリセリルエーテルを含有しない比較
例2においては、乳化組成物を得ることができなかっ
た。また、本発明の構成成分(A)と構成成分(B)との重量
比(A)/(B)が3.0である比較例3においては、乳化組
成物は得られるものの、エマルションの粒子径は10μ
m以上で大きく、さらに不均一であった。そして乳化安
定性が悪く、調製した翌日にはクリーミングと油相の分
離が見られた。
【表2】
【0019】次に、本発明の実施例2及び実施例3に係
る化粧クリームの処方を、表3及び表4に比較例ととも
に示した。実施例2及び比較例4は、表3中(5)〜(7)を
(9)に溶解して70℃に加熱し、これにあらかじめ混
合,溶解して80℃に加熱した(1)〜(4)の油相成分を徐
々に添加した後、ホモミキサーにて均一に乳化させ、冷
却して40℃にて(8)を添加して調製する。また、実施
例3及び比較例5は、表4中(7)及び(8)を(10)に溶解し
て70℃に加熱し、これにあらかじめ混合,溶解して8
0℃に加熱した(1)〜(6)の油相成分を添加した後、ホモ
ミキサーで均一に乳化させ、冷却して40℃にて(9)を
添加して調製する。
【表3】
【表4】
【0020】上記の実施例2及び実施例3と比較例4及
び比較例5について、皮膚刺激性を調べた。皮膚刺激性
は、各試料につき30名のパネラーを用いて48時間の
クローズドパッチテストを行い、結果を表5に示す判定
基準により評価し、30名の皮膚刺激指数の平均値にて
表6に各試料のpH値とともに表した。
【表5】
【0021】
【表6】 表6において明らかなように、本発明の実施例2及び実
施例3の化粧クリームはいずれもpHが5.8及び6.
0と弱酸性を示し、皮膚刺激指数もそれぞれ0.02及
び0.04と非常に低い値であった。これに対し、脂肪
酸セッケンと非イオン性界面活性剤を併用して乳化した
比較例4は8.3とややアルカリ性を示し、皮膚刺激指
数は1.33とわずかに刺激性を示した。また、非イオ
ン性界面活性剤を用いて乳化した比較例5については、
pHは5.5と弱酸性であったが、2.59とかなり高
い皮膚刺激指数を示し、若干の皮膚刺激性を認めた。
【0022】続いて本発明の実施例に係る乳化組成物の
処方を示す。
【0023】 [実施例4] 弱酸性化粧乳液 (1)パルミチン酸 0.4 (重量%) (2)セチルアルコール 1.5 (3)ラノリンアルコール 2.0 (4)ワセリン 3.0 (5)アボカド油 10.0 (6)モノパルミチルグリセリルエーテル 2.0 (7)グリセリン 3.0 (8)乳酸ナトリウム 2.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)香料 0.1 (11)精製水 75.9 [製法] (7)〜(9)を(11)に溶解して70℃に加熱し、
これにあらかじめ混合,溶解して80℃に加熱した(1)
〜(6)を添加した後、ホモミキサーにて乳化し、冷却し
て40℃にて(10)を加える。
【0024】 [実施例5] 弱酸性化粧乳液 (1)ミリスチン酸 0.7 (重量%) (2)12-ヒドロキシステアリン酸 0.5 (3)オレイルアルコール 5.0 (4)ベヘニルアルコール 1.2 (5)ホホバ油 15.0 (6)モノオレイルグリセリルエーテル 0.8 (7)酢酸トコフェロール 0.5 (8)1,3-ブタンジオール 5.0 (9)アルギニン 2.0 (10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (11)香料 0.1 (12)精製水 69.1 [製法] (8)〜(10)を(12)に溶解して70℃に加熱
し、これにあらかじめ混合,溶解して80℃に加熱した
(1)〜(7)を添加した後、ホモミキサーにて乳化し、冷却
して40℃にて(11)を加える。
【0025】 [実施例6] 弱酸性乳剤型軟膏基剤 (1)リノール酸 0.5 (重量%) (2)セトステアリルアルコール 5.0 (3)スクワラン 10.0 (4)ワセリン 6.0 (5)モノステアリルグリセリルエーテル 1.0 (6)酢酸トコフェロール 0.2 (7)プロピレングリコール 10.0 (8)クエン酸ナトリウム 3.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)精製水 64.2 [製法] (7)〜(9)を(10)に溶解して70℃に加熱し、
これにあらかじめ混合,溶解して80℃に加熱した(1)
〜(6)を添加した後、ホモミキサーにて乳化し、冷却す
る。
【0026】 [実施例7] 弱酸性乳剤型軟膏基剤 (1)ラノリン脂肪酸 1.0 (重量%) (2)セチルアルコール 2.0 (3)イソステアリルアルコール 3.0 (4)ミリスチン酸イソプロピル 5.0 (5)流動パラフィン 5.0 (6)モノパルミチルグリセリルエーテル 0.8 (7)モノオレイルグリセリルエーテル 0.2 (8)酢酸トコフェロール 0.2 (9)プロピレングリコール 5.0 (10)乳酸ナトリウム 4.0 (11)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (12)精製水 73.7 [製法] (9)〜(11)を(12)に溶解して70℃に加熱
し、これにあらかじめ混合,溶解して80℃に加熱した
(1)〜(8)を添加した後、ホモミキサーにて乳化し、冷却
する。
【0027】上記の実施例4及び実施例5の弱酸性化粧
用乳液、さらに実施例6及び実施例7の弱酸性乳剤型軟
膏基剤は、いずれも粒子径1〜10μmの均一で細かい
エマルション粒子を有しており、5℃及び40℃保存で
1カ月間以上安定であった。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により一般
的な界面活性剤を用いなくても、安定で良好な水中油型
乳化組成物を得ることができる。さらに本発明による水
中油型乳化組成物は弱酸性であり、皮膚に対する刺激性
も極めて低く、乳液,クリーム等の化粧料用、或いは乳
剤,軟膏基剤等の医薬品用乳化組成物として有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における構成成分(A),(B)及び(C)の適
切な組成を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)高級脂肪酸、(B)高級アルコール及び
    (C)モノアルキルグリセリルエーテル及びモノアルケニ
    ルグリセリルエーテルより選択した1種又は2種以上を
    含有し、且つpHが5.0〜7.0であることを特徴と
    する水中油型乳化組成物。
  2. 【請求項2】 (A)の高級脂肪酸が、炭素数11〜22
    の脂肪酸であることを特徴とする、請求項1に記載の水
    中油型乳化組成物。
  3. 【請求項3】 (B)の高級アルコールが、炭素数12〜
    22の脂肪族炭化水素鎖を有するものであることを特徴
    とする、請求項1又は請求項2に記載の水中油型乳化組
    成物。
  4. 【請求項4】 高級脂肪酸:高級アルコールの重量比
    (A)/(B)が0.1〜1.0であり、且つ高級脂肪酸と高
    級アルコールの合計量と、モノアルキルグリセリルエー
    テル及びモノアルケニルグリセリルエーテルより選択し
    た1種又は2種以上との重量比[(A)+(B)]/(C)が1
    〜10である、請求項1乃至請求項3に記載の水中油型
    乳化組成物。
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Cited By (4)

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