JPH08254536A - 自動化学分析装置 - Google Patents
自動化学分析装置Info
- Publication number
- JPH08254536A JPH08254536A JP5840095A JP5840095A JPH08254536A JP H08254536 A JPH08254536 A JP H08254536A JP 5840095 A JP5840095 A JP 5840095A JP 5840095 A JP5840095 A JP 5840095A JP H08254536 A JPH08254536 A JP H08254536A
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- JP
- Japan
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- water
- sample
- storage case
- automatic chemical
- chemical analyzer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サンプルの水分の蒸発を十分に防止できる自
動化学分析装置を提供する。 【構成】 この自動化学分析装置は、格納ケース114
内サンプル110を順次反応管に移送し、試験項目に対
応する試薬とを混合して、試薬と反応したサンプルの分
光分析することによって自動的に特定成分の濃度の検出
を行う自動化学分析装置において、格納ケース内に、水
を霧状にするための霧発生手段220を有することを特
徴とする。
動化学分析装置を提供する。 【構成】 この自動化学分析装置は、格納ケース114
内サンプル110を順次反応管に移送し、試験項目に対
応する試薬とを混合して、試薬と反応したサンプルの分
光分析することによって自動的に特定成分の濃度の検出
を行う自動化学分析装置において、格納ケース内に、水
を霧状にするための霧発生手段220を有することを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体から採取されたサ
ンプルの生化学分析を行なうのに用いられる自動化学分
析装置に関する。
ンプルの生化学分析を行なうのに用いられる自動化学分
析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人体などの生体から採取した血清などの
試料(サンプル)に所定の試薬を加えて反応させ、その
反応液の特定成分の濃度を比色法などにより測定する事
が可能である。測定項目として決められた、蛋白(T
P)、尿酸(UA)、中性脂肪(TG)などの濃度を自
動的に分析しようするための装置として自動化学分析装
置が用いられている。
試料(サンプル)に所定の試薬を加えて反応させ、その
反応液の特定成分の濃度を比色法などにより測定する事
が可能である。測定項目として決められた、蛋白(T
P)、尿酸(UA)、中性脂肪(TG)などの濃度を自
動的に分析しようするための装置として自動化学分析装
置が用いられている。
【0003】この自動化学分析装置は、例えば、「特開
平3−9262」公報に記載されているように、回転す
るサンプルディスク上のサンプルを順次反応管で試薬と
混合して反応させ、分光器で分光分析することによって
特定成分の濃度を検出するようになっている。
平3−9262」公報に記載されているように、回転す
るサンプルディスク上のサンプルを順次反応管で試薬と
混合して反応させ、分光器で分光分析することによって
特定成分の濃度を検出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の自動化学分析装
置では、サンプルを載せたサンプルディスクは、格納ケ
ースに格納されている。そして、サンプルの水分が蒸発
し乾燥するのを防ぐために、図3に示すように、収納ケ
ース114内のサンプル110をいれたサンプル管11
2の回りやその下に濡れたスポンジ113をおいたり、
内部を冷却することが行われている。
置では、サンプルを載せたサンプルディスクは、格納ケ
ースに格納されている。そして、サンプルの水分が蒸発
し乾燥するのを防ぐために、図3に示すように、収納ケ
ース114内のサンプル110をいれたサンプル管11
2の回りやその下に濡れたスポンジ113をおいたり、
内部を冷却することが行われている。
【0005】しかし、このような方法では蒸発防止の効
果が小さく、特に、サンプル数が非常に多い場合など、
最初の分析から最後の分析までは、ある程度時間を要す
ることから、サンプルが劣化する恐れがあった。そこ
で、本発明は、サンプルの水分の蒸発を十分に防止でき
る自動化学分析装置を提供することをその目的とする。
果が小さく、特に、サンプル数が非常に多い場合など、
最初の分析から最後の分析までは、ある程度時間を要す
ることから、サンプルが劣化する恐れがあった。そこ
で、本発明は、サンプルの水分の蒸発を十分に防止でき
る自動化学分析装置を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願請求項1の発明にかかる自動化学分析装置は、
格納ケース内サンプルを順次反応管に移送し、試験項目
に対応する試薬とを混合して、試薬と反応したサンプル
の分光分析することによって自動的に特定成分の濃度の
検出を行う自動化学分析装置において、格納ケース内
に、水を霧状にするための霧発生手段を有することを特
徴とする。
に、本願請求項1の発明にかかる自動化学分析装置は、
格納ケース内サンプルを順次反応管に移送し、試験項目
に対応する試薬とを混合して、試薬と反応したサンプル
の分光分析することによって自動的に特定成分の濃度の
検出を行う自動化学分析装置において、格納ケース内
に、水を霧状にするための霧発生手段を有することを特
徴とする。
【0007】本願請求項2の発明にかかる自動化学分析
装置は、請求項1の構成に加えて、格納ケース内に、格
納ケース内部の湿度または温度を検出するためのセンサ
ーと、格納ケース内の湿度または温度に応じて、水を霧
状にするのを制御するシステムコントローラとをさらに
有することを特徴とする。本願請求項3または4の発明
にかかる自動化学分析装置は、請求項1の構成に加え
て、水は冷却されているまたは5℃ないし15℃である
ことを特徴とする。
装置は、請求項1の構成に加えて、格納ケース内に、格
納ケース内部の湿度または温度を検出するためのセンサ
ーと、格納ケース内の湿度または温度に応じて、水を霧
状にするのを制御するシステムコントローラとをさらに
有することを特徴とする。本願請求項3または4の発明
にかかる自動化学分析装置は、請求項1の構成に加え
て、水は冷却されているまたは5℃ないし15℃である
ことを特徴とする。
【0008】本願請求項5の発明にかかる自動化学分析
装置は、請求項1の構成に加えて、霧発生手段は、水を
霧状にするノズルと、このノズルに水を加圧して与える
ポンプとを含んで構成されている。
装置は、請求項1の構成に加えて、霧発生手段は、水を
霧状にするノズルと、このノズルに水を加圧して与える
ポンプとを含んで構成されている。
【0009】
【作用】本願請求項1の発明にかかる自動化学分析装置
によれば、格納ケース内に、水を霧状にして微小な水滴
を発生させることにより、格納ケース内の湿度が高く保
たれ、サンプルの水分が蒸発し乾燥するのを十分に防止
する事ができる。
によれば、格納ケース内に、水を霧状にして微小な水滴
を発生させることにより、格納ケース内の湿度が高く保
たれ、サンプルの水分が蒸発し乾燥するのを十分に防止
する事ができる。
【0010】本願請求項2の発明にかかる自動化学分析
装置によれば、センサーと、システムコントローラとを
設けて格納ケース内の湿度または温度に応じて、霧の発
生を制御する事により、格納ケース内の状態をサンプル
を保存するのに良好に保ち得る。
装置によれば、センサーと、システムコントローラとを
設けて格納ケース内の湿度または温度に応じて、霧の発
生を制御する事により、格納ケース内の状態をサンプル
を保存するのに良好に保ち得る。
【0011】本願請求項3または4の発明にかかる自動
化学分析装置によれば、水を冷却し5℃ないし15℃に
することにより、格納ケース内の空気の温度を下げて飽
和水上気圧を下げ、よりサンプルの水分の蒸発を抑える
とともに、サンプルを冷やすことにより劣化を抑える事
ができる。
化学分析装置によれば、水を冷却し5℃ないし15℃に
することにより、格納ケース内の空気の温度を下げて飽
和水上気圧を下げ、よりサンプルの水分の蒸発を抑える
とともに、サンプルを冷やすことにより劣化を抑える事
ができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例にかかる自動化学分析装置の構
成を示したものである。同図に示す自動分析装置は、サ
ンプルの試験項目に対応する試薬をその種類毎に入れた
試薬瓶142を有する試薬部140を備え、この試薬部
140には、試薬瓶142に入れられた試薬を反応管1
62に注入する試薬アーム130が設けられている。
図1は、本発明の実施例にかかる自動化学分析装置の構
成を示したものである。同図に示す自動分析装置は、サ
ンプルの試験項目に対応する試薬をその種類毎に入れた
試薬瓶142を有する試薬部140を備え、この試薬部
140には、試薬瓶142に入れられた試薬を反応管1
62に注入する試薬アーム130が設けられている。
【0013】反応管162は、サンプルと試薬を混合さ
せて反応させるためのものであり、上面が開口されてい
る円柱上の外囲器内の反応管ディスク160の周上に複
数配置され、このディスク160の所定の位置に設けら
れた挿入孔に挿入されている。また、反応管ディスク1
60には、攪拌機190、分光器170、洗浄アーム1
80が設けられている。
せて反応させるためのものであり、上面が開口されてい
る円柱上の外囲器内の反応管ディスク160の周上に複
数配置され、このディスク160の所定の位置に設けら
れた挿入孔に挿入されている。また、反応管ディスク1
60には、攪拌機190、分光器170、洗浄アーム1
80が設けられている。
【0014】サンプル110をいれるためのサンプル管
は、回転可能なサンプルディスク115上に配置され、
サンプルディスク115は、格納ケース114内に格納
されている。格納ケース114の上部には穴114aが
設けられている。この穴からサンプリングアーム120
がサンプルディスク115に搭載されたサンプル110
を吸引し、反応管162に排出することにより、サンプ
ル110を移すようになっている。
は、回転可能なサンプルディスク115上に配置され、
サンプルディスク115は、格納ケース114内に格納
されている。格納ケース114の上部には穴114aが
設けられている。この穴からサンプリングアーム120
がサンプルディスク115に搭載されたサンプル110
を吸引し、反応管162に排出することにより、サンプ
ル110を移すようになっている。
【0015】システムコントローラ(制御装置)240
は、自動化学分析装置全体の制御を行うものであり、コ
ンピュータ装置を用いて構成される。これによって、自
動化学分析装置は次のように動作することによって自動
分析するようになっている。
は、自動化学分析装置全体の制御を行うものであり、コ
ンピュータ装置を用いて構成される。これによって、自
動化学分析装置は次のように動作することによって自動
分析するようになっている。
【0016】反応管ディスク160は図の左回りに回転
し、サンプリングアーム120は、そのサンプリングプ
ローブ122でサンプルディスク115上のサンプルを
吸引し反応管162に順次排出することによりサンプル
を反応管162に移送する。そして、試薬アーム130
は、その試薬プローブ132を用いて試薬瓶142から
試験項目に対応する試薬を吸引し反応管162に順次排
出することにより、サンプルと試薬とが混合される。そ
して、攪拌機190でサンプルと試薬を良くかき混ぜて
反応させた後に、分光器170で試薬と反応したサンプ
ルの分光分析が行われる。そして、分光分析が終わった
反応管162は、洗浄アーム180によって洗浄された
後、サンプルアーム120によって新たにサンプルが注
入され、再び同じ工程で分光分析が順次行われ、自動的
に特定成分の濃度の検出が行われる。
し、サンプリングアーム120は、そのサンプリングプ
ローブ122でサンプルディスク115上のサンプルを
吸引し反応管162に順次排出することによりサンプル
を反応管162に移送する。そして、試薬アーム130
は、その試薬プローブ132を用いて試薬瓶142から
試験項目に対応する試薬を吸引し反応管162に順次排
出することにより、サンプルと試薬とが混合される。そ
して、攪拌機190でサンプルと試薬を良くかき混ぜて
反応させた後に、分光器170で試薬と反応したサンプ
ルの分光分析が行われる。そして、分光分析が終わった
反応管162は、洗浄アーム180によって洗浄された
後、サンプルアーム120によって新たにサンプルが注
入され、再び同じ工程で分光分析が順次行われ、自動的
に特定成分の濃度の検出が行われる。
【0017】格納ケース114には、格納ケース114
内に、水を霧状にして微小な水滴を発生するための霧発
生手段220と、格納ケース114内の湿度及び温度を
検出するための湿度センサー及び温度センサー(符号2
10、以下センサーと略す)とが設けられており、図1
に示す自動分析装置は、この点に特徴がある。格納ケー
ス114の底部には、結露によって発生した水を排水す
るためのドレイン118も設けられている。
内に、水を霧状にして微小な水滴を発生するための霧発
生手段220と、格納ケース114内の湿度及び温度を
検出するための湿度センサー及び温度センサー(符号2
10、以下センサーと略す)とが設けられており、図1
に示す自動分析装置は、この点に特徴がある。格納ケー
ス114の底部には、結露によって発生した水を排水す
るためのドレイン118も設けられている。
【0018】図2は、図1の自動分析装置の主要部を示
したものである。霧発生手段220としては、霧吹きの
ノズルや自動車エンジンの燃料噴霧器のような機械式の
ものや超音波加湿器のような電気式のもののいずれも用
い得る。ここでは、機械式の例を示している。
したものである。霧発生手段220としては、霧吹きの
ノズルや自動車エンジンの燃料噴霧器のような機械式の
ものや超音波加湿器のような電気式のもののいずれも用
い得る。ここでは、機械式の例を示している。
【0019】格納ケース114内には、水から霧を発生
するための先端が細管状になったノズル220が設けら
れ、このノズルは水を霧状にして微小な水滴にする。そ
して、このノズル220への水は、冷却器250によっ
て5℃〜15℃に冷却されるようになっている。冷却器
250としては専用のものを用いることができるが、試
薬の冷蔵庫内に水を通すように熱交換器を設けることに
よって試薬の冷蔵庫と兼用する事が可能になり、5℃〜
15℃に冷却する装置を簡単に構成できる。
するための先端が細管状になったノズル220が設けら
れ、このノズルは水を霧状にして微小な水滴にする。そ
して、このノズル220への水は、冷却器250によっ
て5℃〜15℃に冷却されるようになっている。冷却器
250としては専用のものを用いることができるが、試
薬の冷蔵庫内に水を通すように熱交換器を設けることに
よって試薬の冷蔵庫と兼用する事が可能になり、5℃〜
15℃に冷却する装置を簡単に構成できる。
【0020】ポンプ260は、冷却器250に与える水
を加圧するためのものであり、ノズル220から霧を発
生させるとともに、冷却器250内を水が流れ、冷却し
た水をノズル220に与えるようになっている。モータ
270は、ポンプ260を駆動するためのものであり、
制御装置240によって制御されている。制御装置24
0は、格納ケース114内のセンサー270によって格
納ケース114内の湿度及び温度をモニターし、格納ケ
ース114内の湿度が高くなって或いは温度が低くなっ
て結露が生じる恐れがある場合に、ポンプ260の加圧
を小さくしたり或いはポンプ260を停止するなどによ
り、格納ケース114内の霧の発生を制御するようにな
っている。こうして、格納ケース114内の湿度または
温度に応じて、霧発生手段220の微小な水滴にして霧
状にするのを制御することにより格納ケース114内の
状態をサンプルを保存するのに良好に保ち得る。
を加圧するためのものであり、ノズル220から霧を発
生させるとともに、冷却器250内を水が流れ、冷却し
た水をノズル220に与えるようになっている。モータ
270は、ポンプ260を駆動するためのものであり、
制御装置240によって制御されている。制御装置24
0は、格納ケース114内のセンサー270によって格
納ケース114内の湿度及び温度をモニターし、格納ケ
ース114内の湿度が高くなって或いは温度が低くなっ
て結露が生じる恐れがある場合に、ポンプ260の加圧
を小さくしたり或いはポンプ260を停止するなどによ
り、格納ケース114内の霧の発生を制御するようにな
っている。こうして、格納ケース114内の湿度または
温度に応じて、霧発生手段220の微小な水滴にして霧
状にするのを制御することにより格納ケース114内の
状態をサンプルを保存するのに良好に保ち得る。
【0021】このような霧発生手段220を設けること
により、格納ケース114内の湿度が高く保たれ、サン
プルの水分が蒸発し乾燥するのを十分に防止する事がで
きる。また、冷却した水を与えて霧を発生させることに
より、格納ケース114内の空気の温度を下げて飽和水
上気圧を下げ、よりサンプルの水分の蒸発を抑えるとと
もに、サンプルを冷やすことにより劣化を抑える事がで
きる。特に、5℃〜15℃の温度は慣習上試薬を冷蔵保
存するための温度になっており、この温度に水を冷却す
ることは上述したように冷却のための装置を簡単にでき
るだけでなく、サンプルの良好な保存が可能になる。格
納ケース114を冷却するような場合と比較して構成が
簡単であり、コストがかからない。こうして、この自動
化学分析装置によれば、分析して得たデータはより精度
の高いものになり、装置に信頼性がより向上する。
により、格納ケース114内の湿度が高く保たれ、サン
プルの水分が蒸発し乾燥するのを十分に防止する事がで
きる。また、冷却した水を与えて霧を発生させることに
より、格納ケース114内の空気の温度を下げて飽和水
上気圧を下げ、よりサンプルの水分の蒸発を抑えるとと
もに、サンプルを冷やすことにより劣化を抑える事がで
きる。特に、5℃〜15℃の温度は慣習上試薬を冷蔵保
存するための温度になっており、この温度に水を冷却す
ることは上述したように冷却のための装置を簡単にでき
るだけでなく、サンプルの良好な保存が可能になる。格
納ケース114を冷却するような場合と比較して構成が
簡単であり、コストがかからない。こうして、この自動
化学分析装置によれば、分析して得たデータはより精度
の高いものになり、装置に信頼性がより向上する。
【0022】
【発明の効果】本願請求項1の発明にかかる自動化学分
析装置によれば、格納ケース内に、水を霧状にして微小
な水滴を発生させることにより、格納ケース内の湿度が
高く保たれ、サンプルの水分が蒸発し乾燥するのを十分
に防止する事ができる。
析装置によれば、格納ケース内に、水を霧状にして微小
な水滴を発生させることにより、格納ケース内の湿度が
高く保たれ、サンプルの水分が蒸発し乾燥するのを十分
に防止する事ができる。
【0023】本願請求項2の発明にかかる自動化学分析
装置によれば、センサーと、システムコントローラとを
設けて格納ケース内の湿度または温度に応じて、制御す
る事により、格納ケース内の状態をサンプルを保存する
のに良好に保ち得る。
装置によれば、センサーと、システムコントローラとを
設けて格納ケース内の湿度または温度に応じて、制御す
る事により、格納ケース内の状態をサンプルを保存する
のに良好に保ち得る。
【0024】本願請求項3または4の発明にかかる自動
化学分析装置によれば、水を冷却し5℃ないし15℃に
することにより、格納ケース内の空気の温度を下げて飽
和水上気圧を下げ、よりサンプルの水分の蒸発を抑える
とともに、サンプルを冷やすことにより劣化を抑える事
ができる。
化学分析装置によれば、水を冷却し5℃ないし15℃に
することにより、格納ケース内の空気の温度を下げて飽
和水上気圧を下げ、よりサンプルの水分の蒸発を抑える
とともに、サンプルを冷やすことにより劣化を抑える事
ができる。
【図1】本発明の実施例にかかる自動化学分析装置の構
成を示した図。
成を示した図。
【図2】図1の自動分析装置の主要部を示した図。
【図3】従来のサンプルの水分蒸発防止手段を示す図。
110 サンプル、 114 格納ケース、 162
反応管 210 センサー、 220 霧発生手段、ノズル、 240 システムコントローラ、 260 ポンプ
反応管 210 センサー、 220 霧発生手段、ノズル、 240 システムコントローラ、 260 ポンプ
Claims (5)
- 【請求項1】 格納ケース内サンプルを順次反応管に移
送し、試験項目に対応する試薬とを混合して、前記試薬
と反応したサンプルの分光分析することによって自動的
に特定成分の濃度の検出を行う自動化学分析装置におい
て、 前記格納ケース内に、水を霧状にするための霧発生手段
を有することを特徴とする自動化学分析装置。 - 【請求項2】 前記格納ケース内に、前記格納ケース内
部の湿度または温度を検出するためのセンサーと、 前記格納ケース内の湿度または温度に応じて、前記水を
霧状にするのを制御するシステムコントローラとをさら
に有することを特徴とする請求項1記載の自動化学分析
装置。 - 【請求項3】 前記水は冷却されていることを特徴とす
る請求項1記載の自動化学分析装置。 - 【請求項4】 前記水は5℃ないし15℃であることを
特徴とする請求項1記載の自動化学分析装置。 - 【請求項5】 前記霧発生手段は、水を霧状にするノズ
ルと、このノズルに前記水を加圧して与えるポンプとを
含んで構成されている請求項1記載の自動化学分析装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5840095A JPH08254536A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 自動化学分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5840095A JPH08254536A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 自動化学分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254536A true JPH08254536A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13083318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5840095A Pending JPH08254536A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 自動化学分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254536A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009244271A (ja) * | 1998-01-12 | 2009-10-22 | Massachusetts Inst Of Technol <Mit> | 微量分析方法及び装置 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP5840095A patent/JPH08254536A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009244271A (ja) * | 1998-01-12 | 2009-10-22 | Massachusetts Inst Of Technol <Mit> | 微量分析方法及び装置 |
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