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JPH08307011A - 発光素子およびその製造方法 - Google Patents

発光素子およびその製造方法

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Publication number
JPH08307011A
JPH08307011A JP10443595A JP10443595A JPH08307011A JP H08307011 A JPH08307011 A JP H08307011A JP 10443595 A JP10443595 A JP 10443595A JP 10443595 A JP10443595 A JP 10443595A JP H08307011 A JPH08307011 A JP H08307011A
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Japan
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light emitting
emitting device
manufacturing
microcrystalline silicon
substrate
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JP10443595A
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English (en)
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JP3666683B2 (ja
Inventor
Shigeyasu Mori
重恭 森
Masayuki Nakano
雅行 中野
Koichiro Adachi
浩一郎 足立
Satoshi Morishita
敏 森下
Kazuo Sugimoto
和雄 杉本
Takashi Fukushima
隆史 福島
Yukiko Mori
由紀子 森
Akira Okuto
章 奥藤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体材料としてシリコンを用いて量子効果
を発現でき、しかも均一にかつ再現性よく製造すること
ができる実用性のある発光素子及びその製造方法を得
る。 【構成】 発光素子において、発光領域を、50nm以
下の粒径をもった結晶粒2aからなる微結晶シリコン層
2により構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子およびその製
造方法に関し、特にその構成材料として微結晶シリコン
を用いたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発光素子としては、エレクトロル
ミネッセンス、発光ダイオード、レーザダイオード等が
あり、これらはいずれも、その構成材料として、II−VI
族や、III−V族の化合物半導体を用いたものである。
【0003】従来、シリコン、特に単結晶シリコンを用
いた発光素子はなく、単結晶シリコンは発光素子の材料
にはなり得ないというのが一般的な考え方であった。
【0004】しかしながら、単結晶シリコンは、多くの
半導体素子に用いられており、製造技術の進歩により微
細な各種の加工が可能であり、また、製造コストも比較
的安い優れた材料である。また、現状では、単結晶シリ
コンを用いた発光素子がないために、モノリシックなプ
ロセスを用いてオプトエレクトロニクス半導体素子を製
造することは不可能とされている。
【0005】このオプトエレクトロニクス半導体素子
は、電気的な信号処理及び光学的な信号処理が可能であ
るので、次世代の高速な信号処理素子として有望視され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
単結晶シリコン材料を用いて発光素子を作製することは
重要な課題となっている。
【0007】ところで、固体物理(Vol.27,N
o.2,P152〜158、1992)には、単結晶シ
リコンからの発光現象がナノメータ構造の量子効果によ
り生ずることが開示されている。このようなシリコン結
晶のナノメーター構造を作成する方法としては、単結晶
シリコンを電極としてHF水溶液中で一定電流を流し、
これにより単結晶シリコンを陽極化成処理する方法があ
り、この方法により図4に示すような多孔質シリコン層
4を形成することができる。このようなナノメーター構
造を有するシリコン層は、量子効果やその表面に形成し
た酸化膜の効果によって可視光領域の発光光が得られる
ことが確認されているが、このようなシリコン結晶の量
子効果による発光機構は、未だ十分に解明されるには至
っていない。
【0008】また、特開平6−53543号公報におい
ては、単結晶シリコン基板上にて、リソグラフィーによ
るマスク層を用いてパターニングを行い、さらにエッチ
ングによって基板表面に柱状構造を形成するという記載
があるが、現在のパターニング技術では、X線リソグラ
フィを使っても100nmの繰り返しパターンを形成す
ることが限界であり、数ナノメーターサイズの柱状結晶
を製造することはできない。この100nmサイズの結
晶では量子効果を発現するのは困難であり、発光素子に
はなりえない。
【0009】本発明はこのような従来の状況に鑑みてな
されたもので、半導体材料としてシリコンを用いて量子
効果を発現でき、しかも均一にかつ再現性よく製造する
ことができる実用性のある発光素子及びその製造方法を
得ることが本発明の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
係る発光素子は、50nm以下の粒径をもった微結晶シ
リコンから構成した発光領域を有し、該発光領域にて発
光を行うものであり、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0011】この発明(請求項2)は、請求項1の発光
素子において、前記発光領域への励起光の照射により、
該発光領域を構成する微結晶シリコンを励起させて、該
発光領域での発光を行うようにしたものである。
【0012】この発明(請求項3)は、請求項1の発光
素子において、前記発光領域への電界の印加により、該
発光領域を構成する微結晶シリコンを励起させて、該発
光領域での発光を行うようにしたものである。
【0013】この発明(請求項4)は、請求項1の発光
素子において、前記微結晶シリコンからなる発光領域の
表面を薄く酸化して酸化膜を形成したものである。
【0014】この発明(請求項5)に係る発光素子の製
造方法は、請求項1記載の発光素子を製造する方法であ
って、前記微結晶シリコンを、シラン化合物を原料とす
るCVD法によって基板上に堆積させる工程を含むもの
であり、そのことにより上記目的が達成される。
【0015】この発明(請求項6)は、請求項5記載の
発光素子の製造方法において、前記CVD法による微結
晶シリコンの堆積を、予備排気室を具備したCVD装置
を用いて行うようにしたものである。
【0016】この発明(請求項7)は、請求項5記載の
発光素子の製造方法において、前記CVD法による微結
晶シリコンの堆積を、非晶質と微結晶が混在する温度で
行うようにしたものである。
【0017】この発明(請求項8)は、請求項7記載の
発光素子の製造方法において、前記CVD法により堆積
した非晶質と微結晶が混在するシリコン層を、選択的溶
解性のある溶液により、その微結晶シリコンからなる部
分が残るよう、その微結晶シリコン以外の結晶及び非晶
質からなる部分を溶解する工程を含むものである。
【0018】この発明(請求項9)は、請求項8記載の
発光素子の製造方法において、前記選択的溶解性のある
溶液としてフッ酸、硝酸、及び酢酸の混合溶液を用いる
ものである。
【0019】この発明(請求項10)は、請求項9記載
の発光素子の製造方法において、前記選択的溶解性のあ
る混合溶液として、フッ酸:硝酸:酢酸の混合比が1:
100:100である溶液を用いるものである。
【0020】この発明(請求項11)に係る発光素子の
製造方法は、請求項1記載の発光素子を製造する方法で
あって、基板の表面の所定領域に結晶欠陥を形成する工
程と、該基板表面の結晶欠陥を形成した領域上に微結晶
シリコンが形成されるようシリコン層の成長を行う工程
とを含むものである。
【0021】この発明(請求項12)は、請求項11記
載の発光素子の製造方法において、前記結晶欠陥の形成
を、前記基板を構成する結晶に不純物を導入して行うも
のである。
【0022】この発明(請求項13)は、請求項11記
載の発光素子の製造方法において、前記結晶欠陥の形成
を、前記基板の表面をエッチングして行うものである。
【0023】この発明(請求項14)に係る発光素子の
製造方法は、請求項1記載の発光素子を製造する方法で
あって、基板の表面に多結晶シリコンを堆積する工程
と、該基板表面の多結晶シリコン層上に微結晶シリコン
が形成されるようシリコン層の成長を行う工程とを含む
ものである。
【0024】
【作用】この発明(請求項1)においては、発光領域
を、50nm以下の粒径をもった微結晶シリコンから構
成したから、50nm以下の粒径をもった微結晶シリコ
ンが、その発光のメカニズムは明確ではないが、量子サ
イズ効果等によって光励気あるいは電荷注入によって発
光することから、量子効果を発現するシリコン発光素子
を実現できる。
【0025】この発明(請求項2)においては、請求項
1の発光素子において、前記発光領域への励起光の照射
により、該発光領域を構成する微結晶シリコンを励起さ
せて、該発光領域での発光を行うようにしたので、光信
号によりシリコン発光素子を動作させることができる。
【0026】この発明(請求項3)においては、請求項
1の発光素子において、前記発光領域への電界の印加に
より、該発光領域を構成する微結晶シリコンを励起させ
て、該発光領域での発光を行うようにしたので、電気信
号によりシリコン発光素子を動作させることができる。
【0027】この発明(請求項4)においては、請求項
1の発光素子において、前記微結晶シリコンからなる発
光領域の表面を薄く酸化して酸化膜を形成したので、微
結晶シリコン中にエネルギーが閉じこめられて、発光強
度を高めることができる。
【0028】この発明(請求項5)においては、請求項
1記載の発光素子を構成する微結晶シリコンを、シラン
化合物を原料とするCVD法によって基板上に堆積させ
るようにしたので、シラン化合物を原料とするCVD処
理を行った時、まず基板上に種結晶が生成する。その種
結晶を中心として結晶成長が進み、50nm以下の粒径
をもった微結晶シリコン層が成長する。これにより、量
子効果を発現するシリコン発光素子を製造することがで
きる。
【0029】この発明(請求項6)においては、請求項
5記載の発光素子の製造方法において、前記CVD法に
よる微結晶シリコンの堆積を、予備排気室を具備したC
VD装置を用いて行うようにしたので、基板の装置内へ
の出し入れの際に、装置内の成長雰囲気が乱れるのを抑
制でき、このため基板表面の状態が均一になって粒径の
揃った微結晶シリコンを堆積することができる。
【0030】この発明(請求項7)においては、請求項
5記載の発光素子の製造方法において、前記CVD法に
よる微結晶シリコンの堆積を、非晶質と微結晶が混在す
る温度で行うので、多結晶層や非晶質層の成長を回避で
きる。
【0031】この発明(請求項8)においては、請求項
7記載の発光素子の製造方法において、前記CVD法に
より堆積した非晶質と微結晶が混在するシリコン層を、
選択的溶解性のある溶液により、その微結晶シリコンか
らなる部分が残るよう、その微結晶シリコン以外の結晶
及び非晶質からなる部分を溶解するので、発光の効率を
向上できる。
【0032】この発明(請求項9)においては、請求項
8記載の発光素子の製造方法において、前記選択的溶解
性のある溶液としてフッ酸、硝酸、及び酢酸の混合溶液
を用いるので、微結晶シリコンのみ残るよう、微結晶以
外の結晶や化合物を溶解する処理を実現できる。
【0033】この発明(請求項10)においては、請求
項9記載の発光素子の製造方法において、前記選択的溶
解性のある混合溶液として、フッ酸:硝酸:酢酸の混合
比が1:100:100である溶液を用いるので、最も
効率よく微結晶シリコン以外の結晶や化合物を溶解する
ことができる。
【0034】この発明(請求項11)においては、請求
項1記載の発光素子の製造方法において、基板の表面に
選択的に結晶欠陥領域を形成し、該基板表面の結晶欠陥
を形成した領域上に微結晶シリコンが形成されるようシ
リコン層の成長を行うようにしたので、基板表面の選択
適な処理により、基板表面の所定の領域に微結晶シリコ
ン層を形成できる。
【0035】つまり、シリコン結晶表面に微結晶シリコ
ンを堆積する際に、下地になる表面の結晶が揃っている
と、その表面にシリコンがエピタキシャル成長してしま
うので、堆積前に表面の結晶に結晶欠陥を導入すること
で微結晶シリコンを堆積することができる。
【0036】この発明(請求項12)においては、請求
項11記載の発光素子の製造方法において、前記結晶欠
陥の形成を、前記基板を構成する結晶に不純物を導入し
て行うので、上記基板表面上での選択的な微結晶シリコ
ンの成長を、半導体処理プロセスにおけるイオン注入処
理により実現できる。
【0037】この発明(請求項13)においては、請求
項11記載の発光素子を製造する方法において、前記結
晶欠陥の形成を、前記基板の表面をエッチングして行う
ので、基板表面上での選択的な微結晶シリコンの成長
を、半導体処理プロセスにおけるエッチング処理により
実現できる。このエッチング方法は湿式、乾式双方とも
有効である。湿式としては酸、アルカリ水溶液を用い、
乾式としてはプラズマを用いることが有効である。
【0038】この発明(請求項14)においては、請求
項1記載の発光素子におけるシリコン基板の表面に多結
晶シリコン層をあらかじめ堆積しておき、該多結晶シリ
コン層上でシリコン膜の成長を行うようにしたので、基
板表面への結晶欠陥の導入処理と同様のメカニズムによ
り、上記シリコン基板上に微結晶シリコン層を形成でき
る。
【0039】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例による発光素
子に用いられる微結晶シリコン層を示す図であり、図1
(a)は断面図、図1(b)は平面図である。
【0040】図において、2は基板1上に形成された微
結晶シリコン層で、その結晶粒2aの粒径は、50nm
以下となっている。
【0041】次に上記微結晶シリコン層の形成方法につ
いて説明する。
【0042】まず、6インチのシリコンウエハ(基板)
1を熱酸化法によって処理して、その表面に厚さ100
0オングストロームの酸化膜を形成する。そして、この
基板1をCVD装置の炉内に装填する。該炉内の基板を
585℃に昇温するとともに、該炉の中に、100%の
モノシランガスを圧力30Pa、流量50sccmの条
件下で導入し、該基板表面の酸化膜上にシリコン微結晶
を成長させて、微結晶シリコン層2を形成する。
【0043】ここでは、シリコン微結晶の堆積を行う
際、基板の温度を585℃に昇温しているため、シリコ
ン微結晶のCVD法による堆積は、非晶質と微結晶が混
在する温度で有効に行われる。なお、この温度以下で
は、非晶質が堆積され、また、この温度以上では、多結
晶シリコンの成長が起こってしまうため、微結晶シリコ
ンを得ることができない。
【0044】このようにして形成した微結晶シリコン層
の表面を、電子顕微鏡で観察したところ、図1に示すよ
うに30から40nmの粒径の微結晶2aが基板一面
に、厚さ1000オングストロームで形成されているこ
とが確認された。
【0045】このサンプル(微結晶シリコン層)に、室
温で514nmのArイオンレーザ光を照射したとこ
ろ、図5に示すように670nm付近にピークを持つブ
ロードな発光光を観測することができた。
【0046】図2は、光励起により上記微結晶シリコン
層を発光させるシステムの説明図であり、図中、10
は、波長488nm及び514nm付近にピークを持つ
アルゴンイオンレーザー光を発生する光源である。
【0047】このような光源10で発生したレーザー光
を励起光L1として、上記基板1上に形成された微結晶
シリコン層2に照射すると、そのシリコン微結晶2a中
にエネルギーが閉じ込められて、該微結晶2aから発光
光L2が出射する。
【0048】本実施例の発光素子は、図1に示すように
基板上に形成された微結晶シリコン層2をその発光領域
として用い、図2に示すような発光システムにより、発
光を行うものである。
【0049】このような構成の本実施例の発光素子は、
シリコン半導体素子製造プロセスに合致した方法で、論
理回路、演算回路、駆動回路等を構成する回路素子や受
光素子とモノリシックにシリコン基板上に形成できるの
で、特に、光通信、自発光型ディスプレイ、光集積回路
等の光源として好適である。
【0050】(実施例2)本実施例は、上記第1の実施
例で微結晶シリコンの成長材料として用いたモノシラン
ガスに代えて、ジシランを用いたものである。
【0051】本実施例の発光素子は、ジシランを基板上
に堆積した微結晶シリコン層をその発光領域として用
い、図2に示すような発光システムにより、発光を行う
ものである。
【0052】この実施例においても、上記第1の実施例
と同様の効果が得られた。
【0053】(実施例3)本実施例では、基板上に微結
晶シリコンを堆積するためのCVD装置として、ロード
ロックシステムを有するCVD装置を用いている。本実
施例のCVD装置では、微結晶シリコンのデポジション
を行う炉は、その容積が炉の容積に比べて十分小さい予
備排気室を有しており、炉内へのウエハ(基板)の出し
入れを、炉内の成長雰囲気を乱すことなく行うことがで
きる。
【0054】本実施例の発光素子は、予備排気室付きの
CVD装置により堆積した微結晶シリコン層をその発光
領域として用い、図2に示すような発光システムによ
り、発光を行うものである。
【0055】この実施例においても、上記第1の実施例
と同様の効果が得られた。
【0056】なお、上記第1ないし第3の実施例では、
微結晶シリコンの成長材料であるシラン化合物として、
シラン系ガスの代表的なモノシランあるいはジシランを
用いているが、該微結晶シリコンの成長材料には、直鎖
状シラン化合物、分岐状鎖状シラン化合物、環状構造を
有するシラン化合物を用いることが有効であり、具体的
には上記モノシランやジシランの他に、シラン系ガスの
代表例であるトリシラン、テトラシランを用いることが
できる。
【0057】また、上記各実施例においてCVD法によ
って堆積した微結晶シリコン膜は非晶質シリコンを含ん
でいるために、その非晶質部分が微結晶部分からの発光
の障害となっている。
【0058】そこで、CVD法によって堆積した微結晶
シリコン膜から微結晶部分以外のものを除去することに
より、発光の効率を向上させることができる。
【0059】以下、このようにして発光効率を向上した
実施例について説明する。
【0060】(実施例4)この実施例では、上記第1の
実施例において得られた微結晶シリコン層を、さらに微
結晶シリコンのみを溶解しない混合溶液により処理する
ようにしている。すなわち、上記第1の実施例と同様に
してモノシランをCVD法により基板上に堆積して微結
晶シリコン層を形成する。その後、この基板を、フッ
酸:硝酸:酢酸の混合比が1:100:100である混
合溶液に10分間浸積して、該基板上の微結晶シリコン
以外の結晶及び化合物を溶解する。
【0061】その試料,つまり上記混合溶液により処理
した微結晶シリコン層を電子顕微鏡で観察したところ、
結晶粒の径が20nm以下のものがほとんどであった。
【0062】この試料に、室温で514nmのArイオ
ンレーザ光を照射したところ発光を観測することができ
なかったが、光を照射し続けることで上記第1の実施例
で得られた発光より短波長シフトした650nmにピー
クを持つブロードな発光が認められ始めた。この発光強
度は照射時間と共に増加した。
【0063】この実施例では、CVD法により堆積した
微結晶シリコン層に対して、選択的溶解性のある溶液で
微結晶シリコン以外の結晶及び化合物を溶解し、微結晶
シリコンのみを残す処理を施しているため、上記第1の
実施例の効果に加えて、微結晶シリコンからの発光の効
率を向上させることが可能となる。
【0064】また、この実施例では、フッ酸、硝酸、及
び酢酸の混合溶液として、その混合比がフッ酸:硝酸:
酢酸=1:100:100であるものを用いているた
め、最も効率よく選択的に微結晶シリコン以外の結晶や
化合物を溶解することができる。
【0065】ただし、混合比は、上記のものに限らず、
フッ酸:硝酸:酢酸の比率が1:10〜1000:10
〜1000ではあれば、選択性を有しながら微結晶以外
のものを溶かすことができ、望ましくはフッ酸:硝酸:
酢酸の比率が1:50〜500:50〜500であれば
良い。また、前述の選択的溶解性のある溶液としては、
フッ酸、硝酸、酢酸の混合溶液を使うことが有効であ
る。
【0066】(実施例5)この実施例では、上記第4の
実施例で得られた微結晶シリコン層の表面に酸化膜を形
成するようにしている。
【0067】すなわち、上記第1の実施例と同様にして
モノシランをCVD法により基板上に堆積して微結晶シ
リコン層を形成する。その後、この基板を、フッ酸:硝
酸:酢酸の混合比が1:100:100である混合溶液
に10分間浸積して、該基板上の微結晶シリコン以外の
結晶及び化合物を溶解する。
【0068】そして、上記選択的溶解性のある溶液によ
り処理した基板を、さらに硫酸と過酸化水素水の混合溶
液で処理して、基板上の微結晶シリコン層の表面を薄く
酸化し、これにより、該微結晶シリコン層の表面に薄い
酸化膜を形成している。
【0069】このような処理を施した微結晶シリコン層
に、上記第4実施例と同様に、室温で514nmのAr
イオンレーザ光を照射したところ、上記第1の実施例で
得られた発光光より短波長シフトした650nmにピー
クを持つブロードな発光が認められた。
【0070】このように微結晶シリコン表面を薄く酸化
すると、その発光効率を向上させることができる。これ
は、薄い酸化膜が外部から与えられるエネルギーの閉じ
こめに有効であるためと考えられる。
【0071】なお、本実施例では、微結晶シリコンの酸
化方法としては、酸化剤溶液への浸積法を用いている
が、これは、熱酸化法、CVD法等の方法でもよい。ま
た、空気中に放置することにより、微結晶シリコンの表
面に酸化膜が自然に付着する自然酸化を用いることもで
きるが、CVD法等の積極的な酸化膜の形成方法がこの
自然酸化法より安定な成膜法であることは言うまでもな
い。
【0072】(実施例6)図3は本発明の第6の実施例
による発光素子に用いられる微結晶シリコン層を示す図
である。
【0073】図において、1aは基板1の表面の所定領
域上に形成された高濃度不純物領域であり、この高濃度
不純物領域1a上には、その結晶粒2aの粒径が50n
m以下である微結晶シリコン層2が形成され、該基板表
面の、領域1a以外の部分には、シリコンのエピタキシ
ャル成長層2bが形成されている。
【0074】次に上記微結晶シリコン層の形成方法につ
いて説明する。
【0075】まず、6インチのシリコンウエハ(基板)
1上でレジスト膜のパターニングを行い、続いて、該レ
ジスト膜のパターンをマスクとして、基板表面にAsを
不純物としてドーピングして高濃度不純物領域1aを形
成する。
【0076】そして、該レジスト膜を剥離した後、該基
板1をCVD炉内に導入する。該CVD炉内の基板1を
585℃に昇温するとともに、該CVD炉中にモノシラ
ンガスを導入して、シリコン微結晶を高濃度不純物領域
1a上に成長させる。この時、シリコン基板1の高濃度
不純物領域1a以外の表面領域には、シリコンのエピタ
キシャル成長が起こり、微結晶シリコンの成長は認めら
れない。
【0077】このような処理を施した基板の表面を、電
子顕微鏡で観察したところ、図3に示すように30から
40nmの粒径の微結晶2aが高濃度不純物領域1a一
面に、厚さ1000オングストロームで形成されている
ことが確認された。
【0078】さらに、この試料(基板)に電子ビーム蒸
着装置により処理を施して、上記微結晶シリコン層2上
に透明電極であるインジウムティンオキサイド(IT
O)を400〜700オングストローム堆積した。
【0079】このサンプル(微結晶シリコン層)に、図
3に示すように電荷注入による励起のための電界を印加
したところ、図5に示すように670nmにピークを持
つブロードな発光を観測することができた。
【0080】また、図3は電荷注入による発光のシステ
ムについても示しており、図中、5は一端が上記ITO
膜3に接続され、他端が上記高濃度不純物領域1aに接
続された電源である。
【0081】このような電源5により微結晶シリコン層
2に上下から電界を加え、該微結晶シリコン層に電荷注
入することにより、該微結晶シリコン層を発光させるこ
とができる。なお、発光のメカニズムは光励起の場合と
同じである。
【0082】本実施例の発光素子は、図3に示すように
基板上に形成された微結晶シリコン層2をその発光領域
として用い、図3の発光システムにより、発光を行うも
のである。
【0083】(実施例7)本実施例では、上記第6の実
施例における高濃度不純物領域に代えて、結晶欠陥領域
を形成している。
【0084】すなわち、上記第6の実施例と同様にし
て、6インチのシリコン基板上でレジストのパターニン
グによりレジスト膜を形成する。
【0085】そして、該レジスト膜のパターンをマスク
として、該基板表面の、レジスト膜で覆われていない部
分にプラズマエッチング等のドライエッチングを施して
結晶欠陥を導入し、該基板表面に結晶欠陥領域を形成す
る。
【0086】その後は、レジスト膜を剥離した基板を、
上記第6の実施例と同様にCVD炉に導入し、シリコン
のCVD処理により、上記基板1上にシリコンの成長を
行う。
【0087】これにより結晶欠陥を導入した領域には、
30から40nmの粒径の微結晶シリコン層を成長する
ことができた。また、上記基板の、結晶欠陥の導入され
ていない領域には、シリコンのエピタキシャル成長が起
こり、微結晶シリコンの成長は認められなかった。
【0088】(実施例8)この実施例では、第7の実施
例おける結晶欠陥の導入を、ドライエッチングに代え
て、ウエットエッチングにより行うようにしている。
【0089】すなわち、上記第6の実施例と同様にし
て、6インチのシリコン基板上でレジストのパターニン
グによりレジスト膜を形成する。
【0090】そして、該レジスト膜のパターンをマスク
として、該基板表面の、レジスト膜で覆われていない部
分に、40%HF水溶液によりウエットエッチングを施
して結晶欠陥を導入し、該基板表面に結晶欠陥領域を形
成する。
【0091】この基板を実施例6と同様にCVD炉に導
入し、シリコンの堆積を行うことにより、結晶欠陥を導
入した領域には、30から40nmの粒径の微結晶シリ
コンを1000オングストロームの膜厚に成長した。こ
こで、基板の、結晶欠陥の導入されていない領域にはシ
リコンのエピタキシャル成長が起こり微結晶シリコンの
成長は認められない。
【0092】なお、上記ウエットエッチングに用いる水
溶液は、酸、アルカリの何れの水溶液でもよい。
【0093】(実施例9)この実施例では、基板上に形
成した多結晶シリコン層上に微結晶シリコン層を形成す
るようにしている。
【0094】すなわち、6インチのシリコン基板の表面
を熱酸化法によって処理して、該基板表面に厚さ100
0オングストロームの酸化膜を形成する。次に、CVD
法によって、多結晶シリコン層を熱酸化膜上に1500
オングストローム堆積する。その後、この基板を上記第
6の実施例と同様にCVD炉に導入し、該多結晶シリコ
ン層上にシリコンの堆積を行うことにより、全面に、3
0から40nmの粒径の微結晶シリコンを1000オン
グストロームの膜厚に成長した。
【0095】なお、上記各実施例で使用される、微結晶
シリコン層を堆積する基板には、例えば、石英基板、ガ
ラス基板、シリコン基板等を用いることができ、特に限
定されるものではない。
【0096】しかし、電界発光型の発光素子では、導電
性を有する基板を使用するようにすれば、発光素子に電
極を付けるのが容易となる。
【0097】また、オプトエレクトロニクス素子では、
シリコン基板が最も有用な基板となる。つまりシリコン
基板を用いると、該基板上に電気回路を形成し、そこに
発光素子を形成することが可能となる。
【0098】また、この発光素子を使った表示素子で
は、透明な基板に発光素子を形成することが有効であ
り、石英基板、ガラス基板が有用なものとなる。
【0099】また、単結晶のシリコン基板を使用する場
合、基板の面方位が限定されることはなく、(10
0)、(110)、(111)の全ての基板上に発光素
子を形成でき、オフ基板でも問題なく発光素子を形成で
きる。
【0100】また、基板の不純物濃度や不純物の種類に
も依存せずに発光素子を形成できる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
VD法によって基板上に50nm以下の粒径をもった微
結晶シリコンを堆積することにより、従来のシリコン半
導体プロセスに合致した製造方法で発光素子を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による発光素子に用いら
れる微結晶シリコン層を示す図であり、図1(a)は断
面図、図1(b)は平面図である。
【図2】上記第1の実施例における光励起による発光の
システムを示す図である。
【図3】本発明の第6の実施例による発光素子に用いら
れる微結晶シリコン層を示すとともに、電荷注入による
発光のシステムを示す図である。
【図4】従来の方法により基板上に形成した多孔質シリ
コン層を示す図である。
【図5】上記第1〜第3及び第6の実施例の微結晶シリ
コン層からの発光光の強度分布を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 1a 高濃度不純物領域 2 微結晶シリコン層 2a 結晶粒 2b エピタキシャル層 3 ITO膜 5 電源 10 光源 L1 励起光 L2 発光光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森下 敏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 杉本 和雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 福島 隆史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 森 由紀子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 奥藤 章 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 50nm以下の粒径をもった微結晶シリ
    コンから構成した発光領域を有し、該発光領域にて発光
    を行う発光素子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発光素子において、 前記発光領域への励起光の照射により、該発光領域を構
    成する微結晶シリコンを励起させて、該発光領域での発
    光を行う発光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発光素子において、 前記発光領域への電界の印加により、該発光領域を構成
    する微結晶シリコンを励起させて、該発光領域での発光
    を行う発光素子。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発光素子において、 前記微結晶シリコンからなる発光領域は、その表面を薄
    く酸化して形成した酸化膜を有する発光素子。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発光素子を製造する方法
    において、 前記微結晶シリコンを、シラン化合物を原料とするCV
    D法によって基板上に堆積させる工程を含む発光素子の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発光素子の製造方法にお
    いて、 前記CVD法による微結晶シリコンの堆積は、予備排気
    室を具備したCVD装置を用いて行う発光素子の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の発光素子の製造方法にお
    いて、 前記CVD法による微結晶シリコンの堆積は、非晶質と
    微結晶が混在する温度で行う発光素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の発光素子の製造方法にお
    いて、 前記CVD法により堆積した非晶質と微結晶が混在する
    シリコン層を、選択的溶解性のある溶液により、その微
    結晶シリコンからなる部分が残るよう、その微結晶シリ
    コン以外の結晶及び非晶質からなる部分を溶解する工程
    を含む発光素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の発光素子の製造方法にお
    いて、 前記選択的溶解性のある溶液としてフッ酸、硝酸、及び
    酢酸の混合溶液を用いる発光素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の発光素子の製造方法に
    おいて、 前記選択的溶解性のある混合溶液として、フッ酸:硝
    酸:酢酸の混合比が1:100:100である溶液を用
    いる発光素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の発光素子を製造する方
    法において、 基板の表面の所定領域に結晶欠陥を形成する工程と、 該基板表面の結晶欠陥を形成した領域上に微結晶シリコ
    ンが形成されるようシリコン層の成長を行う工程とを含
    む発光素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の発光素子の製造方法
    において、 前記結晶欠陥の形成は、前記基板を構成する結晶に不純
    物を導入して行う発光素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の発光素子の製造方法
    において、 前記結晶欠陥の形成は、前記基板の表面をエッチングし
    て行う発光素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の発光素子を製造する方
    法において、 基板の表面に多結晶シリコンを堆積する工程と、 該基板表面の多結晶シリコン層上に微結晶シリコンが形
    成されるようシリコン層の成長を行う工程とを含む発光
    素子の製造方法。
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