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JPH08301115A - 列車乗降監視システム - Google Patents

列車乗降監視システム

Info

Publication number
JPH08301115A
JPH08301115A JP10769095A JP10769095A JPH08301115A JP H08301115 A JPH08301115 A JP H08301115A JP 10769095 A JP10769095 A JP 10769095A JP 10769095 A JP10769095 A JP 10769095A JP H08301115 A JPH08301115 A JP H08301115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
video signal
video
monitor
monitoring system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10769095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Akiyama
健一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP10769095A priority Critical patent/JPH08301115A/ja
Publication of JPH08301115A publication Critical patent/JPH08301115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラットホームに設置されるテレビカメラで
撮影した乗降客等の映像を列車内のモニタに表示する列
車乗降監視システムにおいて、映像信号の送受信に要す
る装置構成を簡略化するとともに、モニタの操作性を高
める。 【構成】 複数のテレビカメラ#1〜#nで撮影された
映像を、それぞれ各テレビカメラ固有の周波数の無線信
号に変換し、さらにテレビカメラの設置部位に応じたレ
ベルに調整して映像信号送信装置1から出力する。列車
側では、上記複数の無線信号を映像信号受信装置2で受
信して映像信号を抽出するとともに、自列車の車両数に
応じて必要となる映像のみを選択的に切り替えてモニタ
に表示する。乗務員は、この表示に基づきホームにおけ
る乗降口付近の監視を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駅構内のプラットホー
ム(以下、ホームと称する)における列車の乗降口付近
の様子を、ホームに設けたテレビカメラと列車内に設け
たモニタを用いて監視する列車乗降監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の列車乗降監視システムと
して、例えば図4に示す構成のものが知られている。図
4において、送信部100は、ホームの乗降口付近の映
像を撮影して映像信号を生成する複数のテレビカメラ
と、この映像信号を通信ケーブルを介して送信する送信
装置(図示省略)とから構成され、受信部300は、送
信されてきた映像信号を通信ケーブルを介して受信する
受信装置(図示省略)と、受信した映像信号を表示する
複数のモニタとから構成される。
【0003】送信部100と受信部300とは1対1に
接続され、また、テレビカメラは、列車の連結車両数が
多い場合であっても各車両の乗降客を撮影できるように
するため、ホーム上に複数台(#1〜#n)設置されて
いる。運用に際しては、複数のテレビカメラで列車が停
止・通過する部位付近の乗降客の様子を撮影し、これに
より得た映像信号を列車内のモニタ(表示部)に表示す
る。このようにして、列車の乗務員が、ホームの様子を
実時間で把握できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
列車乗降監視システムでは、各駅のホームに設けれてい
るテレビカメラの台数と同数のモニタを列車内に設置し
なければならず、乗務員による操作性の点で問題があっ
た。しかも車両数は列車毎に異なるので、列車によって
は本来モニタを搭載する必要がない場合もある。また、
ホームに設置されているテレビカメラで撮影した映像
は、通信ケーブルにより伝送されるため、ケーブルの敷
設やケーブルから列車内の受信部300に送信するため
に通信ケーブルの端部に送光器を設けると共に、列車内
には受光器を設けなければならず、それ故に映像信号の
送受信のシステムが複雑になり、システム構築の経費が
高くなる問題があった。本発明の課題は、上記問題点に
鑑み、設置上の無駄がなく、乗務員操作性の良い列車乗
降監視システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の列車乗降監視シ
ステムは、ホームに所定間隔で設置した複数のテレビカ
メラにより列車の乗降口付近の映像を撮影し、その映像
信号を列車内に設置されたモニタに表示する。テレビカ
メラの台数は列車の車両の先頭部から最後尾までの乗客
を監視するために必要な台数であり、この台数は一台の
テレビカメラの撮影範囲によって任意に定める。その
際、複数のテレビカメラの各々に、自己が撮影した映像
信号を当該テレビカメラ固有の周波数の無線信号に変換
して送信する映像信号送信装置を設ける。一方、列車内
のモニタに、複数の映像信号送信装置から出力される無
線信号を受信して複数の映像信号を抽出する手段と抽出
した複数の映像信号のいずれかを選択的に切り替えて出
力する映像切換手段とを備えた映像信号受信装置を設け
る。そして、この映像信号受信装置から出力された映像
信号を列車内のモニタに表示させる。映像切換手段にお
ける映像信号の選択基準は、例えば当該列車の車両数と
の関係において乗降客の監視をする上で必要か否かによ
る。
【0006】なお、映像信号送信装置は、テレビカメラ
に固有の周波数に変換された無線信号の出力レベルを当
該テレビカメラの設置部位に応じて異ならしめるレベル
調整部を備える構成が好ましく、これにより隣接ホーム
に設置される同種のシステムとの識別を図る。この場
合、列車側の映像信号受信装置は、所定の閾値以下のレ
ベルの信号を映像信号と認識しないようにすることが好
ましい。
【0007】
【作用】テレビカメラで撮影された映像は、当該テレビ
カメラ固有の周波数の無線信号に変換され、さらにテレ
ビカメラの設置部位に応じたレベルに調整されて出力さ
れる。該出力レベルが調整される範囲は、例えば、隣接
ホームに設置されている同種の無線伝送システムに影響
を与えず、かつ列車との間で送受信可能な範囲とする。
このようにして出力される無線信号は、列車内に設置さ
れたモニタの映像信号受信装置で受信され、列車の車両
数との関係で必要となるもののみが適宜選択されてモニ
タに表示される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。本発明の一実施例による列車乗降監視シス
テムの構成図を図1に示す。この列車乗降監視システム
は、テレビカメラ10、無線送信部20、およびレベル
調整部30を備えた複数の映像信号送信装置1と、無線
受信部40、映像選択部50、および映像切替部60を
備えた複数の映像信号受信装置2とで構成している。映
像信号送信装置1は、乗降客の列車への乗り降りを監視
する為、ホーム内に適切な間隔でn(nは自然数)台設
置されている。また、映像信号受信装置2は、列車内そ
の車両数に応じて適当な数だけ設置される。なお、各映
像信号送信装置1の無線送信部20および映像信号受信
装置2の無線受信部40には、各々自装置に固有の周波
数に同調する空中線が接続されているものとする。
【0009】テレビカメラ#1〜#nで撮影された映像
信号は、各々の映像信号送信装置1の無線送信部20に
より当該テレビカメラに固有の周波数f1、f2、fnの
無線信号に変換される。送信に際しては、レベル調整部
30がその出力レベルを所定値に調整する。ここで調整
される出力レベルは、隣接ホームに設置されている同種
の列車乗降監視システムの映像信号の送受信に障害を与
えず、かつ映像信号受信装置2において正常に映像信号
が受信できる出力レベルである。
【0010】各映像信号送信装置1から送信された映像
信号は、無線伝送路を介して列車内の無線受信部40に
受信され、ここで検波等によって複数の映像信号が抽出
される。映像信号選択部50は、これら抽出された映像
信号から任意のものを選択する。この選択は、例えば当
該列車の車両数、あるいは個別の車両に対応する識別情
報を特定することにより行う。
【0011】映像信号選択部50で選択された映像信号
は、映像信号切替部60で自動あるいは手動により切り
替えられてモニタ70の表示部に出力される。なお、映
像信号受信装置2は、例えば、乗務員室に設置される。
乗務員は、映像信号選択部50で当該車両に必要となる
映像に絞りこまれたものの中から、映像信号切替部60
により切り替えられモニタに表示された映像を監視する
ことにより、乗降客の状況を実時間に把握することがで
きる。
【0012】図2は、列車乗降の監視対象となるホーム
に設置した映像信号送信装置1と列車内に設置された映
像信号受信装置2との関係を示すものである。列車Bに
比較して車両数が少ない列車Aにおいては、テレビカメ
ラ#1のみで乗客の乗降等を撮影することが可能であ
る。すなわち、テレビカメラ#2からの映像信号は、列
車Aでは必要とされないので、列車Aに設置されている
映像信号受信装置2の無線受信部40で周波数f2の無
線信号受信しても、映像選択部50でこれを不必要な映
像信号としてカットする。このカット処理は、例えば帯
域フィルタ等を用いることで容易に実現することができ
る。
【0013】これに対して列車Bでは、テレビカメラ#
1により撮影された映像だけではなく、テレビカメラ#
2により撮影された映像も同様に乗務員が乗降口付近の
状況を把握する上で必要な映像である。この場合には、
列車Bに設置された映像選択部50は、テレビカメラ#
1およびテレビカメラ#2双方の映像を、監視する上で
必要な映像と判断し、映像切替部60に両方の映像信号
を出力する。出力された2つの映像信号は、映像切替部
60により適宜切り替えられてモニタ70に出力され
る。
【0014】図3は、本発明の映像信号送信装置1から
出力される映像信号の出力レベルを示したものである。
本発明の一つの特徴は、乗降客を撮影した各映像信号を
周波数の異なる無線信号に変換して送信するところにあ
る。しかし、例えば、ある駅に設置された映像信号送信
装置1から送信する無線信号と、隣接する駅に設置され
た映像信号送信装置1から送信する無線信号とが混信す
ると、本システムの円滑な運用は期待できない。そこ
で、各駅における映像信号送信装置1から送信される無
線信号が混信しないように出力レベルを調整する必要が
ある。
【0015】この場合の出力レベルの調整例を図3に示
す。図3では、監視対象となるホームを有する駅とし
て、X駅、Y駅、Z駅を例にとった。各駅から送信され
る無線信号の出力レベルは、駅から離れるにしたがって
減衰する。映像信号受信装置2では、所定の閾値以下の
ものについては雑音と判断して受信しないように予め受
信レベル(基準値)を設定しておく。映像信号送信装置
1では、各駅の距離等に基づいて受信側の基準値を十分
上回り、かつ隣接する駅、例えば、Y駅の出力レベルを
Y駅で送信される無線信号がX駅とZ駅で混信をしない
程度の値以下となるように調整する。このようにすれ
ば、各駅において混信等の障害なく乗降客の監視を無線
信号を用いて行うことができる。
【0016】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明の列車
乗降監視システムによれば、ホームに設置されたテレビ
カメラで撮影した映像を当該テレビカメラ固有の周波数
の無線信号により列車内のモニタに送信できるため、従
来のようなホーム内の通信ケーブルの敷設工事や、送光
器、受光器の設置が不要となる。
【0017】また、当該テレビカメラ固有の周波数且つ
その設置部位に応じたレベルの無線信号を出力するよう
にしたので、モニタの数の削減化が図れるほか、列車の
車両数に応じた映像信号の選択が容易になり、乗務員に
よるモニタの操作性を高めることができる。これによ
り、乗務員は、従来のように不必要な映像を見ることが
なくなり、その結果、迅速に乗降口付近の監視を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る列車乗降システムのブ
ロック構成図。
【図2】本実施例による映像信号送信装置と映像信号受
信装置との関係説明図。
【図3】本実施例の映像信号送信装置から送信される無
線信号の出力レベルの調整例を示す説明図。
【図4】従来の列車乗降監視システムのブロック構成
図。
【符号の説明】 1 映像信号送信装置 2 映像信号受信装置 10 テレビカメラ 20 無線送信部 30 レベル調整部 40 無線受信部 50 映像選択部 60 映像切替部 70 モニタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホームに設置した複数のテレビ
    カメラで列車の乗降口付近の映像を撮影し、その映像信
    号を列車内に設置されたモニタに表示する列車乗降監視
    システムにおいて、 前記複数のテレビカメラの各々に、自装置の映像信号を
    当該テレビカメラ固有の周波数の無線信号に変換して送
    信する映像信号送信装置を設けるとともに、前記列車内
    のモニタに、各映像信号送信装置が送信した無線信号を
    受信して複数の映像信号を抽出する手段と抽出した複数
    の映像信号のいずれかを選択的に切り替えて出力する映
    像切換手段とを備えた映像信号受信装置を設け、前記出
    力された映像信号を前記モニタに表示させることを特徴
    とする列車乗降監視システム。
  2. 【請求項2】 前記映像信号送信装置は、前記変換され
    た無線信号の出力レベルをテレビカメラの設置部位に応
    じて異ならしめるレベル調整部を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の列車乗降監視システム。
JP10769095A 1995-05-01 1995-05-01 列車乗降監視システム Pending JPH08301115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10769095A JPH08301115A (ja) 1995-05-01 1995-05-01 列車乗降監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10769095A JPH08301115A (ja) 1995-05-01 1995-05-01 列車乗降監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08301115A true JPH08301115A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14465500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10769095A Pending JPH08301115A (ja) 1995-05-01 1995-05-01 列車乗降監視システム

Country Status (1)

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JP (1) JPH08301115A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003179909A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Sharp Corp 監視システム
JP2005295441A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線沿線監視システム
EP3751844A4 (en) * 2018-02-07 2021-08-18 Hitachi Kokusai Electric Inc. VIDEO DOOR DISPLAY SYSTEM AND MONITOR

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JP2005295441A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線沿線監視システム
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