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JPH087715A - 電力機器用操作装置 - Google Patents

電力機器用操作装置

Info

Publication number
JPH087715A
JPH087715A JP13923294A JP13923294A JPH087715A JP H087715 A JPH087715 A JP H087715A JP 13923294 A JP13923294 A JP 13923294A JP 13923294 A JP13923294 A JP 13923294A JP H087715 A JPH087715 A JP H087715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
contact
operating
limit switch
shock absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13923294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Uchida
和博 内田
Izumi Taki
泉 瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP13923294A priority Critical patent/JPH087715A/ja
Publication of JPH087715A publication Critical patent/JPH087715A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力用機器の操作装置に、部品点数およびス
ペースを増やすことなく簡単な構成で、極限,警報,開
閉表示の接点出力を出すリミットスイッチを得ることを
目的とする。 【構成】 可動コンタクトを操作する操作軸7に、アー
ム部62を一体に有する操作カム6を設け、このアーム
部と可動コンタクトの投入位置,引き外し位置で係合し
て、アーム部の回動を停止させるショックアブソーバ2
0,21を設けるともに、このショックアブソーバにア
ーム部62で操作されるリミットスイッチLS1,LS
2を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁開閉器等の電力
機器の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図7は本願の出願人が先に提案し
た電力機器の操作装置の構成図で、これらの図面を参照
して説明する。
【0003】第5図〜第7図において、1はモータ(図
示せず)によって回動されるボールねじ軸、2はねじ軸
1の回転によりねじ軸方向に動くナット、3は叉上部3
1,31がナット2と係合しナットの移動により回動する
左右に爪部32,32′を有する蓄勢用レバー、4は操作
ばね用レバーで、蓄勢用レバーの回動によりその一方の
爪部32又は32′が係合部41又は42に係合して回動さ
れる爪部42,42′を左右に有する。5は操作ばねで、
操作ばね用レバー4により蓄勢され操作ばね用レバー4
がデッドポイント位置を越えると放勢して操作ばね用レ
バー4を急速に回動させる。6は操作カムで、操作ばね
5の放勢により回動される操作ばね用レバー4の一方の
爪部42又は42′がカム面61又は61′に係合して回動
されるアーム部62を一体に形成してなる。7は操作カ
ム6に連結されたSF6ガスが封入されたケースを貫通
したシールされた操作軸、8は操作軸7に固着されたガ
ス中側操作レバー、9は操作レバー8の回動により駆動
され固定コンタクト10と接離する可動コンタクトで、
これら可動,固定両コンタクトで主接点を形成する。1
1,12は操作カムのアーム部62の正,逆回転方向に
対向して設けられた可動コンタクトの急激な投入,引き
外しを緩和するための投入用,引き外し用ショックアブ
ソーバである。
【0004】次に上記操作装置の動作について説明す
る。
【0005】第6図に示す投入状態から蓄勢するとき
は、モータ(図示せず)によりボール軸1を右回転させ
てナット2を右方に移動させる。ナット2右方向移動に
より蓄勢用レバー3が反時計方向に回動し、爪部32
操作ばね用レバー4の係合部41に係合して操作ばね用
レバー4を同方向に回動して操作ばね5を蓄勢する。
【0006】操作ばね用レバー4がデッドポイントを越
えると操作ばね5の放勢により操作ばね用レバー4は急
速に反時計方向に回動される。このため操作ばね用レバ
ー4の爪部42が操作カム6の係合部61に当接して操作
カム6を反時計方向に回動させて操作シール軸7,操作
レバー8を介して可動コンタクト9を固定コンタクト1
0から引き外す。このとき操作カム6がある角度回転し
た位置でそのアーム部62が上方にある引き外し用ショ
ックアブソーバ12を叩くので引き外し時のショックが
緩和され、第7図の引き外し状態で停止する。
【0007】また、第7図に示す引き外し状態から蓄勢
するときは、モータを逆方向に回転させてナット2を左
方に移動させる。ナット2の左方向移動により蓄勢用レ
バー3が時計方向に回動し、爪部32′が操作ばね用レ
バー4の係合部41′に係合して操作ばね用レバー4を
同方向に回動して操作ばね5を蓄勢する。
【0008】操作ばね用レバー4がデッドポイントを越
えると、操作ばね5の放勢により急速に時計方向に回動
されるため、爪部42′が操作カム6の係合部61′に当
接して操作カム6を時計方向に急速に回動させて可動コ
ンタクト9を投入する。このとき操作カム6がある角度
回転した位置でそのアーム部62が下方にある投入用シ
ョックアブソーバ11を叩くので投入時の衝撃が緩和さ
れ、第6図の投入状態で停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の操作装置は、操
作カムがショックアブソーバ用レバーを兼用しているの
で、シール操作軸を短くすることができて操作位置をコ
ンパクトにすることができ、また部品点数も少なく、組
み立ても容易であり、更にショックアブソーバは操作カ
ムを一体に形成されたアーム部と別位置になっていてレ
バー部と別個に動くので、可動部重量が少なくて済み、
ばね力とばねの蓄勢エネルギーが少なくて済む、などの
優れた効果を奏するが、リミットスイッチや補助開閉器
の接点数が多くなった場合、これらの取り付けスペース
が大きくなる等の課題がある。
【0010】即ち、可動コンタクトの投入,開極は、図
示を省略したモータによってボールねじ軸1を正転又は
逆転運転制御することで行われるので、操作カム6がシ
ョックアブソーバ11に当たる直前か、当たると同時に
モータの運転を停止しなければならないし、また、可動
コンタクトと固定コンタクトの位置関係は、閉路状態の
ときは通電性能上から、また開極状態のときは耐電圧性
能上から厳重に位置決めしなければならない。これらの
位置決めやモータの停止位置は図8図のようなリミット
スイッチLSによって行われている。即ち、LS3,L
4はモータ制御用リミットスイッチ、LS5,LS6
固定コンタクトの位置決め用リミットスイッチで、これ
らの各リミットスイッチは、操作カム6の頭部揺動部に
設けたリンク30,レバー31およびレバー31の回動
により回動操作されるカム軸32、このカム軸32に設
けられた半円状のカム33,34,35,36によって
入り,切りが行われる。
【0011】以上のリミットスイッチの他に、近年は需
要者において、開閉装置の保守管理の確実性を確保する
ために、動作時の極限接点(操作ばねの最終位置で主接
点が確実に圧接した状態)を出力することを要望された
り、また主接点の開閉表示や、警報表示用の接点出力の
要望が増えてきた。極限接点の出力は、図8のものにリ
ミットスイッチを単独に増設して対応し、また開閉表示
用については、補助開閉器を2連にして対応してきた
が、操作位置が大形となりより多くのスペースを必要と
していた。
【0012】本発明は以上の点に鑑み、スペースを増や
すことなく極限,開閉表示用や警報表示用の接点出力を
出すようにした此の種の操作装置を提供することを目的
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を解決するための手段は、操作軸に固設した操作レバ
ーの回動操作により可動コンタクトを投入,引き外しす
るとともに、この操作軸の回動操作は、蓄勢ばねを設け
た蓄勢ばね用レバーを回動して蓄勢ばねを蓄勢し、デッ
ドポイント位置を越えて放勢したとき前記操作軸に固設
した操作カムを介して回動するようになし、この操作カ
ムにアーム部を一体に形成し、前記可動コンタクトの投
入位置,引き外し位置でアーム部の回動を停止させるシ
ョックアブソーバを設けた操作装置において、該ショッ
クアブソーバにリミットスイッチを設けたことを特徴と
する。
【0014】また、ショックアブソーバは、先端部を開
口したU字状の溝を有し、該溝に操作カムのレバー部を
挿入するようにするとともに、リミットスイッチはレバ
ー部が溝に挿入し底部で受け止められたとき該レバー部
で操作するようにすることを好適とし、また、リミット
スイッチの接点出力を警報,極限,開閉表示の回路に選
択的に使用できるようにする。
【0015】
【作用】本発明は以上のように構成されているので、蓄
勢ばねの放勢によって操作ばね用レバーが回動し、この
操作ばね用レバーの回動によって操作軸に固定された操
作カムが回動され、操作軸に設けられた操作レバーを回
動して可動コンタクトの投入,引き外しが行われる。可
動コンタクトが完全に投入又は引き外しされた位置で操
作カムのアーム部がショックアブソーバに突き当たり回
動が停止される。このときショックアブソーバに設けら
れたリミットスイッチがアーム部で操作され、その接点
を閉成又は開放する。従って、このリミットスイッチか
ら出力される接点を警報,極限,開閉表示の1又は2以
上の回路に選択的に使用することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例の要部説明図を示
し、図2は本発明の一実施例の操作カムとショックアブ
ソーバの係合部分の説明図を示す。
【0017】これらの図において、図5〜図7と同一部
分又は相当部分には、これと同じ符号を付して説明を省
略する。
【0018】しかして、本発明はショックアブソーバに
リミットスイッチを設けて、該リミットスイッチで、極
限,開閉表示用,警報用の接点出力を出すようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0019】図1は操作カム6とショックアブソーバ部
分の説明図で、20,21は夫々投入用および引き外し
用ショックアブソーバで、可動,固定両コンタクトによ
る主接点が投入したとき、および引き外されたときに夫
々操作カム6のアーム部62を緩衝して受け止める。
【0020】これらのショックアブソーバ20,21
は、図2に示すように先端部を開口したU字状の溝22
を有し、その底部には操作カム6のアーム部62が強力
な回転力で挿入したときの力を緩衝するゴム等の緩衝部
材23が設けられている。
【0021】LS1,LS2はリミットスイッチで、リ
ミットスイッチLS1は、投入用ショックアブソーバ2
0に設けられ、主接点の投入時、操作カム6のアーム部
2が緩衝部材23を介して溝22の底部に当接する直
前又は当接と同時にアーム62によって操作され動作す
る。そして、主接点閉路位置確認の機能を果す。
【0022】同様に、リミットスイッチLS2は引き外
し用ショックアブソーバ21に設けられ、主接点の開路
位置確認の機能を果す。
【0023】図3は主接点とリミットスイッチの関係を
示すタイムチャートで、Aは可動コンタクトのストロー
ク、Bはこのストロークと主接点の開閉状態、C,Dは
夫々リミットスイッチLS1およびLS2の動作のタイ
ムチャートを示している。
【0024】引き外し状態から投入状態にする場合、可
動コンタクト10は操作ばね5の放勢によって瞬時に図
7から図6の投入状態となる。このときリミットスイッ
チLS2は操作カム6のアーム部62が離れたとき接点
が開き、リミットスイッチLS1は可動コンタクトが完
全に移動を終了してアーム部62が投入用ショックアブ
ソーバ20に係止されたとき動作して接点を閉じる。
【0025】図4は開閉装置の動作異常の監視回路図
で、LS1,LS2はリミットスイッチLS1,LS2の
常閉接点を示し、可動コンタクト10が何等かの事由に
より、完全な閉路位置又は開路位置まで移動しない場合
は、両リミットスイッチは動作しないので、その常閉接
点LS1,LS2は図4の閉じた状態となり、端子A
1,AL2に接続された警報器が動作し、開閉器が完全
に動作又は復帰していないことを知らせる。また、異常
がないときは、いずれか一方のリミットスイッチは動作
しているので、その常閉接点は開き、警報器は動作しな
い。
【0026】可動コンタクトが固定コンタクトと確実に
圧接しない場合でも、可動コンタクトと固定コンタクト
が接触を始めると電気的に通電が行われるので、電気的
に異常を検出することはできないが、本発明は可動コン
タクトが完全に投入されないときは、リミットスイッチ
は動作しないので、リミットスイッチは、主接点を確実
に圧接した状態、即ち極限接点を出力することができ
る。
【0027】また、このリミットスイッチを利用すれ
ば、閉路位置確認および開路位置確認ができ、開閉表示
が可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のようにショックアブソー
バにリミットスイッチを設けるという極めて簡単な方法
で、開閉装置としては極めて優れた次の効果を奏する。
【0029】(1)極限接点の出力に対する需要者の要
望を簡単に達成でき、しかも、部品点数も増加せず、組
み立ても簡単で、更に特別なスペースも必要としない。
【0030】(2)操作ばねの最終位置、即ち可動コン
タクトの最終位置を機械的に確実に検出することができ
るので、主接点の投入状態に異常があるときは警報器等
により検知されるので、信頼性が向上する。
【0031】(3)投入,引き外し状態の最終位置が検
知されるので、開閉表示用接点として使用でき、補助開
閉器の接点数を増やさなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要部説明図。
【図2】本発明の一実施例のショックアブソーバ部の説
明図。
【図3】本発明を説明するためのタイムチャート。
【図4】本発明の一実施例の警報回路図。
【図5】従来例の操作装置の説明図。
【図6】従来例の操作装置の動作説明図(投入状態)。
【図7】従来例の操作装置の動作説明図(引き外し状
態)。
【図8】従来例のリミットスイッチ部の説明図。
【符号の説明】
1…ボールネジ軸 3…蓄勢レバー 4…操作ばね用レバー 5…操作ばね 6…操作カム 7…操作軸 LS1,LS2…リミットスイッチ 20,21…ショックアブソーバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作軸に固設した操作レバーの回動操作
    により可動コンタクトを投入,引き外しするとともに、
    この操作軸の回動操作は、蓄勢ばねを設けた蓄勢ばね用
    レバーを回動して蓄勢ばねを蓄勢し、デッドポイント位
    置を越えて放勢したとき前記操作軸に固設した操作カム
    を介して回動するようになし、この操作カムにアーム部
    を一体に形成し、前記可動コンタクトの投入位置,引き
    外し位置でアーム部の回動を停止させるショックアブソ
    ーバを設けた操作装置において、該ショックアブソーバ
    にリミットスイッチを設けたことを特徴とする電力機器
    用操作装置。
  2. 【請求項2】 ショックアブソーバは、先端部を開口し
    たU字状の溝を有し、該溝に操作カムのレバー部を挿入
    するようにするとともに、リミットスイッチはレバー部
    が溝に挿入し底部で受け止められたとき該レバー部で操
    作するようにしたことを特徴とする請求項1記載の電力
    機器用操作装置。
  3. 【請求項3】 リミットスイッチの接点出力を警報,極
    限,開閉表示の回路に選択的に使用するようにしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の電力機器用操作装
    置。
JP13923294A 1994-06-22 1994-06-22 電力機器用操作装置 Pending JPH087715A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13923294A JPH087715A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 電力機器用操作装置

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JPH087715A true JPH087715A (ja) 1996-01-12

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ID=15240560

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JP13923294A Pending JPH087715A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 電力機器用操作装置

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