JPH09201857A - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
- Publication number
- JPH09201857A JPH09201857A JP8014364A JP1436496A JPH09201857A JP H09201857 A JPH09201857 A JP H09201857A JP 8014364 A JP8014364 A JP 8014364A JP 1436496 A JP1436496 A JP 1436496A JP H09201857 A JPH09201857 A JP H09201857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- die plate
- fixed die
- tie bar
- molding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 47
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 47
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims abstract description 45
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 11
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1748—Retractable tie-rods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/03—Injection moulding apparatus
- B29C45/07—Injection moulding apparatus using movable injection units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動ダイプレートと固定ダイプレートとの間
隙をメンテナンス時に広く確保してメンテナンス作業の
容易化を図ることのできる射出成形機を提供すること。 【解決手段】 固定ダイプレート5をフレーム8に対し
て型締時にタイバー12の伸びを逃がすため射出側3方
向への移動を許容して固定すると共に、メンテナンス時
に固定ダイプレート5を射出側3へ移動させる移動手段
20,30,16を設け、メンテナンス時に固定ダイプ
レート5を、常用運転時の成形位置からさらに射出側3
へ移動させることができるようにした。
隙をメンテナンス時に広く確保してメンテナンス作業の
容易化を図ることのできる射出成形機を提供すること。 【解決手段】 固定ダイプレート5をフレーム8に対し
て型締時にタイバー12の伸びを逃がすため射出側3方
向への移動を許容して固定すると共に、メンテナンス時
に固定ダイプレート5を射出側3へ移動させる移動手段
20,30,16を設け、メンテナンス時に固定ダイプ
レート5を、常用運転時の成形位置からさらに射出側3
へ移動させることができるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機に関
し、詳しくはコンパクトディスク,デジタルビデオディ
スク等の光ディスク成形等に適用される移動ダイプレー
トの移動ストロークの小さな射出成形機に関する。
し、詳しくはコンパクトディスク,デジタルビデオディ
スク等の光ディスク成形等に適用される移動ダイプレー
トの移動ストロークの小さな射出成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の射出成形機は、固定金型を保持
する固定ダイプレートに対して移動金型を保持する移動
ダイプレートを前進させて型閉じ及び型締め後、金型に
ノズルをタッチさせて該ノズルから溶融樹脂を金型内に
射出して成形し、その後射出側を後退させると共に型締
側を型開きして成形品を取出すようになっている。光デ
ィスク成形のときは固定ダイプレートもしくは移動ダイ
プレートには、固定金型もしくは移動金型と共にスタン
パが保持される。
する固定ダイプレートに対して移動金型を保持する移動
ダイプレートを前進させて型閉じ及び型締め後、金型に
ノズルをタッチさせて該ノズルから溶融樹脂を金型内に
射出して成形し、その後射出側を後退させると共に型締
側を型開きして成形品を取出すようになっている。光デ
ィスク成形のときは固定ダイプレートもしくは移動ダイ
プレートには、固定金型もしくは移動金型と共にスタン
パが保持される。
【0003】そしてこの従来の射出成形機においては、
そのメンテナンス作業が型開き状態で行なわれている。
そのメンテナンス作業が型開き状態で行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
射出成形機は、移動ダイプレートの移動ストロークは成
形に必要な最小限にする場合が多く、型開き状態では移
動ダイプレートと固定ダイプレートとの間隙をメンテナ
ンス作業に充分なものとすることができず、メンテナン
ス作業が面倒であるという課題を有している。
射出成形機は、移動ダイプレートの移動ストロークは成
形に必要な最小限にする場合が多く、型開き状態では移
動ダイプレートと固定ダイプレートとの間隙をメンテナ
ンス作業に充分なものとすることができず、メンテナン
ス作業が面倒であるという課題を有している。
【0005】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は移動ダイプレートと固定ダ
イプレートとの間隙をメンテナンス時に広く確保してメ
ンテナンス作業の容易化を図ることのできる射出成形機
を提供するにある。
れたものであり、その目的は移動ダイプレートと固定ダ
イプレートとの間隙をメンテナンス時に広く確保してメ
ンテナンス作業の容易化を図ることのできる射出成形機
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため請求項1記載の発明は、固定金型を保持する固定ダ
イプレートと、フレームに固定され内部に型締シリンダ
を内蔵したシリンダサポートとがタイバーを介して連結
されており、移動金型を保持する移動ダイプレートが前
記型締シリンダの型締ラムに連結されると共に型開閉シ
リンダにより前記固定ダイプレートに対して進退動する
ように設けられており、かつ型閉じ後に前記型締シリン
ダにより前記タイバーに張力を付与して型締めを行なう
型締側と、架台上にガイドバーを介して型開閉方向に移
動可能に設けられると共に、ノズルタッチシリンダのシ
リンダロッドを介して前記固定ダイプレートに連結して
おり、かつ前記ノズルタッチシリンダにより前記固定ダ
イプレートに対して進退動すると共に前進状態でノズル
が金型にタッチして金型内に溶融樹脂を射出するように
設けられた射出側とを備えた射出成形機において、前記
固定ダイプレートをフレームに対して型締時にタイバの
伸びを逃がすため射出方向に移動可能に設置すると共
に、メンテナンス時に前記固定ダイプレートを前記射出
側へ移動させる移動手段を設けたことを特徴としてい
る。
ため請求項1記載の発明は、固定金型を保持する固定ダ
イプレートと、フレームに固定され内部に型締シリンダ
を内蔵したシリンダサポートとがタイバーを介して連結
されており、移動金型を保持する移動ダイプレートが前
記型締シリンダの型締ラムに連結されると共に型開閉シ
リンダにより前記固定ダイプレートに対して進退動する
ように設けられており、かつ型閉じ後に前記型締シリン
ダにより前記タイバーに張力を付与して型締めを行なう
型締側と、架台上にガイドバーを介して型開閉方向に移
動可能に設けられると共に、ノズルタッチシリンダのシ
リンダロッドを介して前記固定ダイプレートに連結して
おり、かつ前記ノズルタッチシリンダにより前記固定ダ
イプレートに対して進退動すると共に前進状態でノズル
が金型にタッチして金型内に溶融樹脂を射出するように
設けられた射出側とを備えた射出成形機において、前記
固定ダイプレートをフレームに対して型締時にタイバの
伸びを逃がすため射出方向に移動可能に設置すると共
に、メンテナンス時に前記固定ダイプレートを前記射出
側へ移動させる移動手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0007】このため請求項1記載の発明では、メンテ
ナンス時に移動手段により固定ダイプレートを、常用運
転時の成形位置からさらに射出側へ移動させることがで
きるので移動ダイプレートと固定ダイプレートとの間隙
を広く確保することができる。
ナンス時に移動手段により固定ダイプレートを、常用運
転時の成形位置からさらに射出側へ移動させることがで
きるので移動ダイプレートと固定ダイプレートとの間隙
を広く確保することができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の射出成形機であって、前記移動手段が、前記タイバ
ーのシリンダサポートへの連結を常用運転時に維持する
と共にメンテナンス時に前記連結を解除するタイバーロ
ック手段と、前記射出側の進退動を常用運転時に維持す
ると共にメンテナンス時に前記ガイドバーの進退動をロ
ックして後退限に射出側を保持するガイドバーロック手
段と、前記固定ダイプレートをメンテナンス時に射出側
へ移動させる前記ノズルタッチシリンダとから構成され
ていることを特徴としている。
載の射出成形機であって、前記移動手段が、前記タイバ
ーのシリンダサポートへの連結を常用運転時に維持する
と共にメンテナンス時に前記連結を解除するタイバーロ
ック手段と、前記射出側の進退動を常用運転時に維持す
ると共にメンテナンス時に前記ガイドバーの進退動をロ
ックして後退限に射出側を保持するガイドバーロック手
段と、前記固定ダイプレートをメンテナンス時に射出側
へ移動させる前記ノズルタッチシリンダとから構成され
ていることを特徴としている。
【0009】このため請求項2記載の発明では、常用運
転時にはタイバーロック手段のロック機能によりタイバ
ーのシリンダサポートの連結が図られると共に、ガイド
バーロック手段のロック解除によりノズルタッチシリン
ダによる射出側の進退動を確保することができ、かつメ
ンテナンス時にはタイバーロック手段のロック解除によ
りタイバーのシリンダサポートへの連結が解除されると
共に、ガイドバーロック手段のロック機能により射出側
を後退限に保持し、かつノズルタッチシリンダにより固
定ダイプレートを射出側へ移動させることができる。
転時にはタイバーロック手段のロック機能によりタイバ
ーのシリンダサポートの連結が図られると共に、ガイド
バーロック手段のロック解除によりノズルタッチシリン
ダによる射出側の進退動を確保することができ、かつメ
ンテナンス時にはタイバーロック手段のロック解除によ
りタイバーのシリンダサポートへの連結が解除されると
共に、ガイドバーロック手段のロック機能により射出側
を後退限に保持し、かつノズルタッチシリンダにより固
定ダイプレートを射出側へ移動させることができる。
【0010】さらに請求項3記載の発明は、請求項1記
載の射出成形機であって、前記移動手段が、前記シリン
ダサポートに固定されタイバーのシリンダサポートへの
連結端が挿入されて常用運転時のタイバーのシリンダサ
ポートへの連結を維持すると共に、メンテナンス時にタ
イバーを介して前記固定ダイプレートを射出側に移動さ
せる移動シリンダと、前記射出側の後退限位置でメンテ
ナンス時に解放状態に切換る前記ノズルタッチシリンダ
とから構成されていることを特徴としている。
載の射出成形機であって、前記移動手段が、前記シリン
ダサポートに固定されタイバーのシリンダサポートへの
連結端が挿入されて常用運転時のタイバーのシリンダサ
ポートへの連結を維持すると共に、メンテナンス時にタ
イバーを介して前記固定ダイプレートを射出側に移動さ
せる移動シリンダと、前記射出側の後退限位置でメンテ
ナンス時に解放状態に切換る前記ノズルタッチシリンダ
とから構成されていることを特徴としている。
【0011】このため請求項3記載の発明では、常用運
転時には移動シリンダの型締力に打勝つ圧力によりタイ
バーを一方向に押圧してタイバーのシリンダサポートへ
の連結を維持することができ、かつメンテナンス時には
ノズルタッチシリンダを解放状態にすると共に移動シリ
ンダによりタイバーを他方向に押圧して固定ダイプレー
トを射出側へ移動させることができる。
転時には移動シリンダの型締力に打勝つ圧力によりタイ
バーを一方向に押圧してタイバーのシリンダサポートへ
の連結を維持することができ、かつメンテナンス時には
ノズルタッチシリンダを解放状態にすると共に移動シリ
ンダによりタイバーを他方向に押圧して固定ダイプレー
トを射出側へ移動させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて具体的に説明する。
基づいて具体的に説明する。
【0013】図1乃至図7は、一実施形態としての射出
成形機1を示す。
成形機1を示す。
【0014】この成形機1は、固定金型4を保持する固
定ダイプレート5と、移動金型6を保持する移動ダイプ
レート7と、型締シリンダ9を内蔵したシリンダサポー
ト11と、このシリンダサポート11に設けられた型開
閉シリンダ13とを備えた型締側2と、ノズルタッチシ
リンダ16,溶融樹脂を射出するノズル17,及びガイ
ドバー14を備えた射出側3とから大略構成されてい
る。
定ダイプレート5と、移動金型6を保持する移動ダイプ
レート7と、型締シリンダ9を内蔵したシリンダサポー
ト11と、このシリンダサポート11に設けられた型開
閉シリンダ13とを備えた型締側2と、ノズルタッチシ
リンダ16,溶融樹脂を射出するノズル17,及びガイ
ドバー14を備えた射出側3とから大略構成されてい
る。
【0015】まず、型締側2について述べる。
【0016】固定ダイプレート5は、フレーム8上に固
定されたシリンダサポート11に4本のタイバー12を
介して連結しており、かつその下部がフレーム8上に設
けた平行なリニアガイド18,18(図3参照)に沿っ
て型開閉方向に移動可能に設置されており、型締時にタ
イバー12の伸びを逃がすため射出側3方向への移動を
許容して固定されている。このときタイバー12は、そ
の一端12aが固定ダイプレート5に嵌入してナット4
5で連結されており(図3参照)、かつその他端12b
がタイバーロック手段20によりシリンダサポート11
に連結している。
定されたシリンダサポート11に4本のタイバー12を
介して連結しており、かつその下部がフレーム8上に設
けた平行なリニアガイド18,18(図3参照)に沿っ
て型開閉方向に移動可能に設置されており、型締時にタ
イバー12の伸びを逃がすため射出側3方向への移動を
許容して固定されている。このときタイバー12は、そ
の一端12aが固定ダイプレート5に嵌入してナット4
5で連結されており(図3参照)、かつその他端12b
がタイバーロック手段20によりシリンダサポート11
に連結している。
【0017】タイバーロック手段20は、図4に示すよ
うに4本のタイバー12の各々に対応してシリンダサポ
ート11の四隅に設けられており、シリンダサポート1
1に回動自在に設けられたリング部材23と、一端側が
シリンダロッド22を介してリング部材23のブラケッ
ト24に連結すると共に、他端側がシリンダサポート1
1の側方に突設したブラケット25に連結したシリンダ
21とから構成されている。リング部材23は、図5に
示すように内周に沿って等間隔に設けられた内方に開口
する複数の凹部23aと、内周に沿って刻設されたねじ
部23bとを有して構成されている。
うに4本のタイバー12の各々に対応してシリンダサポ
ート11の四隅に設けられており、シリンダサポート1
1に回動自在に設けられたリング部材23と、一端側が
シリンダロッド22を介してリング部材23のブラケッ
ト24に連結すると共に、他端側がシリンダサポート1
1の側方に突設したブラケット25に連結したシリンダ
21とから構成されている。リング部材23は、図5に
示すように内周に沿って等間隔に設けられた内方に開口
する複数の凹部23aと、内周に沿って刻設されたねじ
部23bとを有して構成されている。
【0018】一方タイバー12の他端部12bには、リ
ング部材23の凹部23aに対応する突起12cが外周
に沿って等間隔に形成されており、突起12cを凹部2
3aに対応させて挿入することによりタイバー12の他
端部12bをリング部材23に挿入することができ(図
5(a)参照)、この状態でシリンダ21によりリング
部材23をa方向に回動させることにより突起12cが
ねじ部23bに螺合してタイバー12の軸方向の移動が
ロックされ(図5(b)参照)、他端部12bのシリン
ダサポート11への連結を図ることができる。また、こ
のロック状態を解除するにはシリンダ21によりリング
部材23を図5(b)のb方向へ回動させて凹部23a
と突起12cとを合致させることにより行なうことがで
き、これによりタイバー12の軸方向移動が可能とな
る。
ング部材23の凹部23aに対応する突起12cが外周
に沿って等間隔に形成されており、突起12cを凹部2
3aに対応させて挿入することによりタイバー12の他
端部12bをリング部材23に挿入することができ(図
5(a)参照)、この状態でシリンダ21によりリング
部材23をa方向に回動させることにより突起12cが
ねじ部23bに螺合してタイバー12の軸方向の移動が
ロックされ(図5(b)参照)、他端部12bのシリン
ダサポート11への連結を図ることができる。また、こ
のロック状態を解除するにはシリンダ21によりリング
部材23を図5(b)のb方向へ回動させて凹部23a
と突起12cとを合致させることにより行なうことがで
き、これによりタイバー12の軸方向移動が可能とな
る。
【0019】また、移動ダイプレート7は、その四隅に
タイバー12を貫通させると共に(図2参照)、タイバ
ー12に沿って移動可能に設置されており、かつ型締シ
リンダ9の型締ラム10に連結されると共に型開閉シリ
ンダ13により固定ダイプレート5に対して進退動する
ように設けられている。このとき型開閉シリンダ13は
シリンダサポート11の両側の中間部位に2個設けられ
ており、そのシリンダロッド13aを介して移動ダイプ
レート7に連結している。
タイバー12を貫通させると共に(図2参照)、タイバ
ー12に沿って移動可能に設置されており、かつ型締シ
リンダ9の型締ラム10に連結されると共に型開閉シリ
ンダ13により固定ダイプレート5に対して進退動する
ように設けられている。このとき型開閉シリンダ13は
シリンダサポート11の両側の中間部位に2個設けられ
ており、そのシリンダロッド13aを介して移動ダイプ
レート7に連結している。
【0020】次に射出側3について述べる。
【0021】ノズル17は、内部にスクリュ27を装着
した加熱シリンダ26の先端に設けられている。この加
熱シリンダ26はその基端部を射出ブラケット43の略
中央部に連結して設けられている。このときスクリュ2
7のスラスト力はスラストボックス42で受けるように
なっており、かつスクリュ27の駆動は油圧モータ41
で行なうようになっている。
した加熱シリンダ26の先端に設けられている。この加
熱シリンダ26はその基端部を射出ブラケット43の略
中央部に連結して設けられている。このときスクリュ2
7のスラスト力はスラストボックス42で受けるように
なっており、かつスクリュ27の駆動は油圧モータ41
で行なうようになっている。
【0022】ノズルタッチシリンダ16は、その基端部
を射出ブラケット43に連結して加熱シリンダ26の両
側に位置するように2個設けられている(図2参照)。
そしてノズルタッチシリンダ16のシリンダロッド16
aの先端は固定ダイプレート5に連結している(図3参
照)。このときの連結はノズル17,スクリュ27等の
射出側3のメンテナンス時に解除できるように図外のナ
ット等により着脱可能になっている。
を射出ブラケット43に連結して加熱シリンダ26の両
側に位置するように2個設けられている(図2参照)。
そしてノズルタッチシリンダ16のシリンダロッド16
aの先端は固定ダイプレート5に連結している(図3参
照)。このときの連結はノズル17,スクリュ27等の
射出側3のメンテナンス時に解除できるように図外のナ
ット等により着脱可能になっている。
【0023】射出ブラケット43はガイドバー14に一
体的に固着されており、かつこのガイドバー14は、固
定ダイプレート5に対して遠近させて架台15に固着さ
れた前,後のガイド部40にその前,後部を摺動自在に
支持されている。したがって射出側3はガイドバー14
を介して固定ダイプレート5に対して進退動可能にガイ
ド部40に取付けられている。
体的に固着されており、かつこのガイドバー14は、固
定ダイプレート5に対して遠近させて架台15に固着さ
れた前,後のガイド部40にその前,後部を摺動自在に
支持されている。したがって射出側3はガイドバー14
を介して固定ダイプレート5に対して進退動可能にガイ
ド部40に取付けられている。
【0024】ガイド部40は図6及び図7に示すように
架台15への固着部40bの両側に設けられた2個のガ
イド孔40aを有しており、ガイドバー14はこの2個
のガイド孔40aにそれぞれ挿通して平行に2本設けら
れている。ガイドバー14には、射出側3が後退限に位
置したときに、固定ダイプレート5に近い前ガイド部4
0から突出する部分に環状の係合溝14aが形成されて
いる(図7参照)。そして前ガイド部40にはガイドバ
ーロック手段30が設けられている。
架台15への固着部40bの両側に設けられた2個のガ
イド孔40aを有しており、ガイドバー14はこの2個
のガイド孔40aにそれぞれ挿通して平行に2本設けら
れている。ガイドバー14には、射出側3が後退限に位
置したときに、固定ダイプレート5に近い前ガイド部4
0から突出する部分に環状の係合溝14aが形成されて
いる(図7参照)。そして前ガイド部40にはガイドバ
ーロック手段30が設けられている。
【0025】このガイドバーロック手段30は、ロック
板31と、このロック板31を摺動させるロックシリン
ダ32とから構成されている。ロック板31はその一側
縁部にガイドバー14の係合溝14aに係合する係合凹
部31aが形成されており、ガイド部40に固着された
カバー33内にガイドバー14の軸方向と直交する方向
に摺動可能に装着されている。したがってガイドバーロ
ック手段30は、射出側3が後退限位置にあるときにロ
ックシリンダ32によりロック板31をガイドバー14
に対して前進させることにより係合凹部31aを係合溝
14aに係合させてガイドバー14の摺動をロックする
ことができ、かつこのロック状態からロックシリンダ3
2によりロック板31をガイドバー14に対して後退さ
せることにより係合凹部31aを係合溝14aから離脱
させて、前記ロックを解除することができる。
板31と、このロック板31を摺動させるロックシリン
ダ32とから構成されている。ロック板31はその一側
縁部にガイドバー14の係合溝14aに係合する係合凹
部31aが形成されており、ガイド部40に固着された
カバー33内にガイドバー14の軸方向と直交する方向
に摺動可能に装着されている。したがってガイドバーロ
ック手段30は、射出側3が後退限位置にあるときにロ
ックシリンダ32によりロック板31をガイドバー14
に対して前進させることにより係合凹部31aを係合溝
14aに係合させてガイドバー14の摺動をロックする
ことができ、かつこのロック状態からロックシリンダ3
2によりロック板31をガイドバー14に対して後退さ
せることにより係合凹部31aを係合溝14aから離脱
させて、前記ロックを解除することができる。
【0026】以上のように構成された射出成形機1は次
の様に作動する。
の様に作動する。
【0027】常用運転は、タイバーロック手段20をロ
ックし、かつガイドバーロック手段30をロックフリー
にして行なう。
ックし、かつガイドバーロック手段30をロックフリー
にして行なう。
【0028】すなわち、型締側2は、型開閉シリンダ1
3による型閉じ後、型締シリンダ9によりタイバー12
に張力を付与して型締めを行ない、射出側3は前記型締
め後ノズルタッチシリンダ16により固定ダイプレート
5側へ前進してノズル17を金型へタッチさせて溶融樹
脂をキャビティ内へ射出する。成形完了後射出側3をノ
ズルタッチシリンダ16により固定ダイプレート5から
後退させると共に型締側2を型開閉シリンダ13により
型開きして成形品を取り出す。このとき図1に示すよう
に移動ダイプレート7はストロークS1 で固定ダイプレ
ート5に対して進退動し、ガイドバー14は、射出側3
が固定ダイプレート5側へ前進したとき共に摺動して、
その前部が二点鎖線で示すように前ガイド部40から突
出した状態となる。
3による型閉じ後、型締シリンダ9によりタイバー12
に張力を付与して型締めを行ない、射出側3は前記型締
め後ノズルタッチシリンダ16により固定ダイプレート
5側へ前進してノズル17を金型へタッチさせて溶融樹
脂をキャビティ内へ射出する。成形完了後射出側3をノ
ズルタッチシリンダ16により固定ダイプレート5から
後退させると共に型締側2を型開閉シリンダ13により
型開きして成形品を取り出す。このとき図1に示すよう
に移動ダイプレート7はストロークS1 で固定ダイプレ
ート5に対して進退動し、ガイドバー14は、射出側3
が固定ダイプレート5側へ前進したとき共に摺動して、
その前部が二点鎖線で示すように前ガイド部40から突
出した状態となる。
【0029】以上の一連の作動を繰り返すことにより常
用運転を行なうことができる。
用運転を行なうことができる。
【0030】メンテナンス時の作動は、タイバーロック
手段20をロックフリーにし、かつガイドバーロック手
段30をロックして行なう。
手段20をロックフリーにし、かつガイドバーロック手
段30をロックして行なう。
【0031】すなわち、型開きが完了し、かつ射出側3
が後退限に達したとき、金型4,6をダイプレート5,
7から離脱すると共にタイバーロック手段20をロック
フリーにし、かつガイドバーロック手段30をロックす
る。これによりタイバー12の他端部12bとシリンダ
サポート11との連結が解除され、かつ射出側3の摺動
がロックする。
が後退限に達したとき、金型4,6をダイプレート5,
7から離脱すると共にタイバーロック手段20をロック
フリーにし、かつガイドバーロック手段30をロックす
る。これによりタイバー12の他端部12bとシリンダ
サポート11との連結が解除され、かつ射出側3の摺動
がロックする。
【0032】この状態でノズルタッチシリンダ16を駆
動してシリンダロッド16aをシリンダ内へ後退させる
と、固定ダイプレート5はリニアガイド18で案内され
て射出側3方向へ移動して、移動ダイプレート7との間
にメンテナンス作業に必要な間隙が確保できる。
動してシリンダロッド16aをシリンダ内へ後退させる
と、固定ダイプレート5はリニアガイド18で案内され
て射出側3方向へ移動して、移動ダイプレート7との間
にメンテナンス作業に必要な間隙が確保できる。
【0033】そして、メンテナンス作業の完了後、ノズ
ルタッチシリンダ16を駆動してシリンダロッド16a
をシリンダ外へ進出させると固定ダイプレート5はリニ
アガイド18で案内されて常用運転時の成形位置に復帰
し、この状態でガイドバーロック手段30をロックフリ
ーにし、かつタイバーロック手段20をロックする。こ
れにより射出側3は固定ダイプレート5に対して進退動
可能となり、かつタイバー12の他端部12bとシリン
ダサポート11との連結が図られ、常用運転態勢をとる
ことができる。このメンテナンス時の固定ダイプレート
5は図1に示すようにストロークS2 で往復動する。
ルタッチシリンダ16を駆動してシリンダロッド16a
をシリンダ外へ進出させると固定ダイプレート5はリニ
アガイド18で案内されて常用運転時の成形位置に復帰
し、この状態でガイドバーロック手段30をロックフリ
ーにし、かつタイバーロック手段20をロックする。こ
れにより射出側3は固定ダイプレート5に対して進退動
可能となり、かつタイバー12の他端部12bとシリン
ダサポート11との連結が図られ、常用運転態勢をとる
ことができる。このメンテナンス時の固定ダイプレート
5は図1に示すようにストロークS2 で往復動する。
【0034】このように射出成形機1は、メンテナンス
時に移動ダイプレート7と固定ダイプレート5との間隙
を広く確保することができるので、メンテナンス作業の
容易化を図ることができると共に、特にノズルタッチシ
リンダ16により固定ダイプレート5を射出側3方向へ
移動させるようにしたので、移動のための専用シリンダ
が不要となって、ダイプレート5,7間隙の拡大機能の
増加にも拘らず、機構の複雑化及び大型化を避けること
ができる。
時に移動ダイプレート7と固定ダイプレート5との間隙
を広く確保することができるので、メンテナンス作業の
容易化を図ることができると共に、特にノズルタッチシ
リンダ16により固定ダイプレート5を射出側3方向へ
移動させるようにしたので、移動のための専用シリンダ
が不要となって、ダイプレート5,7間隙の拡大機能の
増加にも拘らず、機構の複雑化及び大型化を避けること
ができる。
【0035】図8乃至図10は他の実施形態としての射
出成形機50を示す。
出成形機50を示す。
【0036】この射出成形機50は、メンテナンス時の
固定ダイプレート5の移動手段が相違するのみで、他の
構成は前述した射出成形機1と同一構成になっている。
このため同一構成要素は同一符号を付して重複する説明
を省略する。なお、射出成形機50における型開閉シリ
ンダ13は図10に示すようにシリンダサポート11の
対角線上に2個設けられている。
固定ダイプレート5の移動手段が相違するのみで、他の
構成は前述した射出成形機1と同一構成になっている。
このため同一構成要素は同一符号を付して重複する説明
を省略する。なお、射出成形機50における型開閉シリ
ンダ13は図10に示すようにシリンダサポート11の
対角線上に2個設けられている。
【0037】すなわち、射出成形機50におけるメンテ
ナンス時の固定ダイプレート5の移動手段は、シリンダ
サポート11に固設されタイバー12のシリンダサポー
ト11への連結端(他端12b)が挿入されて常用運転
時のタイバー12のシリンダサポート11への連結を維
持すると共に、メンテナンス時にタイバー12を介して
固定ダイプレート5を射出側3方向へ移動させる移動シ
リンダ51と、射出側3の後退限位置でメンテナンス時
に解放状態に切換るノズルタッチシリンダ16とから構
成されている。したがってこの射出形成機50には、前
述したタイバーロック手段20,及びガイドバーロック
手段30が不要となっている。
ナンス時の固定ダイプレート5の移動手段は、シリンダ
サポート11に固設されタイバー12のシリンダサポー
ト11への連結端(他端12b)が挿入されて常用運転
時のタイバー12のシリンダサポート11への連結を維
持すると共に、メンテナンス時にタイバー12を介して
固定ダイプレート5を射出側3方向へ移動させる移動シ
リンダ51と、射出側3の後退限位置でメンテナンス時
に解放状態に切換るノズルタッチシリンダ16とから構
成されている。したがってこの射出形成機50には、前
述したタイバーロック手段20,及びガイドバーロック
手段30が不要となっている。
【0038】移動シリンダ51は、図10に示すように
シリンダサポート11の四隅に各タイバー12に対応さ
せて4個設けられている。タイバー12の他端は、図9
に示すようにシリンダサポート11を摺動可能に貫通し
て移動シリンダ51内に挿入するシリンダロッド12d
を構成しており、かつこのシリンダロッド12dの挿入
端にはピストン部12eが形成されている。このため移
動シリンダ51内は、ピストン部12eで仕切られて2
個の圧力室51a,51bが形成されており、この2個
の圧力室51a,51bに圧力差を生じさせることによ
ってタイバー12を軸方向に摺動できるようになってい
る。
シリンダサポート11の四隅に各タイバー12に対応さ
せて4個設けられている。タイバー12の他端は、図9
に示すようにシリンダサポート11を摺動可能に貫通し
て移動シリンダ51内に挿入するシリンダロッド12d
を構成しており、かつこのシリンダロッド12dの挿入
端にはピストン部12eが形成されている。このため移
動シリンダ51内は、ピストン部12eで仕切られて2
個の圧力室51a,51bが形成されており、この2個
の圧力室51a,51bに圧力差を生じさせることによ
ってタイバー12を軸方向に摺動できるようになってい
る。
【0039】ピストンロッド12dは、タイバー12の
移動ダイプレート7の案内部分よりも小径に形成されて
おり、このため前記案内部分とピストンロッド12dの
境界部位に段部12fが形成されている。
移動ダイプレート7の案内部分よりも小径に形成されて
おり、このため前記案内部分とピストンロッド12dの
境界部位に段部12fが形成されている。
【0040】この射出成形機50によれば、各移動シリ
ンダ51の圧力室51bの圧力を型締力に打ち勝つ圧力
にして段部12fを移動シリンダ51の前面部に押し付
けることによって、タイバー12の他端とシリンダサポ
ート11とを連結したと同様の状態になり、常用運転時
の移動ダイプレート7の平行度を確保することができ
る。このとき、固定ダイプレート5は常用運転時の成形
位置(図8の2点鎖線で示す)に保持される。
ンダ51の圧力室51bの圧力を型締力に打ち勝つ圧力
にして段部12fを移動シリンダ51の前面部に押し付
けることによって、タイバー12の他端とシリンダサポ
ート11とを連結したと同様の状態になり、常用運転時
の移動ダイプレート7の平行度を確保することができ
る。このとき、固定ダイプレート5は常用運転時の成形
位置(図8の2点鎖線で示す)に保持される。
【0041】この状態で射出成形機50は前述した射出
成形機1と同様に常用運転を行なうことができる。この
常用運転時の移動ダイプレート7はストロークS1 で往
復動する(図8参照)。
成形機1と同様に常用運転を行なうことができる。この
常用運転時の移動ダイプレート7はストロークS1 で往
復動する(図8参照)。
【0042】また、射出成形機50はメンテナンス時に
は次の様に作動する。
は次の様に作動する。
【0043】すなわち、型締側2の型開きが完了し、か
つ射出側3が後退限に達したとき、ノズルタッチシリン
ダ16が解放状態となって、シリンダ16に対するシリ
ンダロッド16aの進退動がフリーとなる。このとき射
出側3は、適宜のストッパ手段(図示せず)により後退
限以上に後退しないように保持される。
つ射出側3が後退限に達したとき、ノズルタッチシリン
ダ16が解放状態となって、シリンダ16に対するシリ
ンダロッド16aの進退動がフリーとなる。このとき射
出側3は、適宜のストッパ手段(図示せず)により後退
限以上に後退しないように保持される。
【0044】この状態で、各移動シリンダ51の圧力室
51aに圧油を供給すると、固定ダイプレート5はタイ
バー12を介して射出側3方向へ移動する。この移動後
の状態は、図8及び図9の実線で示し、固定ダイプレー
ト5の射出側3への移動により、移動ダイプレート7と
の間にメンテナンス作業に必要な広い間隙が確保でき
る。
51aに圧油を供給すると、固定ダイプレート5はタイ
バー12を介して射出側3方向へ移動する。この移動後
の状態は、図8及び図9の実線で示し、固定ダイプレー
ト5の射出側3への移動により、移動ダイプレート7と
の間にメンテナンス作業に必要な広い間隙が確保でき
る。
【0045】メンテナンス作業の完了後、圧力室51b
に圧油を供給することにより固定ダイプレート5を常用
運転時の成形位置に復帰させ、かつ圧力室51bの圧力
を型締力に打ち勝つ圧力にしてタイバー12の他端12
bを移動シリンダ51を介してシリンダサポート11に
連結する。このメンテナンス時の固定ダイプレート5は
ストロークS2 で往復動する(図8参照)。
に圧油を供給することにより固定ダイプレート5を常用
運転時の成形位置に復帰させ、かつ圧力室51bの圧力
を型締力に打ち勝つ圧力にしてタイバー12の他端12
bを移動シリンダ51を介してシリンダサポート11に
連結する。このメンテナンス時の固定ダイプレート5は
ストロークS2 で往復動する(図8参照)。
【0046】このように射出成形機50は、前述した射
出成形機と同様にメンテナンス作業の容易化を図ること
ができると共に、特にタイバー12のシリンダサポート
11への連結を兼ねた移動シリンダ51により固定ダイ
プレート5を射出側3へ移動させるようにしたので、タ
イバー12のシリンダサポート11への専用の連結機構
が不要となって、メンテナンス時のダイプレート5,7
間の間隙の拡大機能の増加にも拘らず、機構の複雑化及
び大型化を避けることができる。
出成形機と同様にメンテナンス作業の容易化を図ること
ができると共に、特にタイバー12のシリンダサポート
11への連結を兼ねた移動シリンダ51により固定ダイ
プレート5を射出側3へ移動させるようにしたので、タ
イバー12のシリンダサポート11への専用の連結機構
が不要となって、メンテナンス時のダイプレート5,7
間の間隙の拡大機能の増加にも拘らず、機構の複雑化及
び大型化を避けることができる。
【0047】また、本発明は前述した実施形態に限定さ
れるものではなく、その主旨に反する以外のものを全て
含むものであり、例えば、ガイドバーロック手段30
を、係合溝14aと係合凹部31aとの係合による以外
に、ガイドバー14とロック板31との間に摩擦部材を
介してガイドバー14の摺動を摩擦力でロックするよう
に構成しても良い。
れるものではなく、その主旨に反する以外のものを全て
含むものであり、例えば、ガイドバーロック手段30
を、係合溝14aと係合凹部31aとの係合による以外
に、ガイドバー14とロック板31との間に摩擦部材を
介してガイドバー14の摺動を摩擦力でロックするよう
に構成しても良い。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば次の効果を奏する。
ば次の効果を奏する。
【0049】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
メンテナンス時に移動手段により固定ダイプレートを、
常用運転時の成形位置からさらに射出側へ移動させるこ
とができるので移動ダイプレートと固定ダイプレートと
の間隙を広く確保することができ、この結果メンテナン
ス作業の容易化を図ることができる。
メンテナンス時に移動手段により固定ダイプレートを、
常用運転時の成形位置からさらに射出側へ移動させるこ
とができるので移動ダイプレートと固定ダイプレートと
の間隙を広く確保することができ、この結果メンテナン
ス作業の容易化を図ることができる。
【0050】また請求項2記載の発明によれば、ノズル
タッチシリンダにより固定ダイプレートを射出側へ移動
させるようにしたので前記移動のための専用シリンダが
不要となって、メンテナンス時のダイプレート間隙の拡
大機能の増加にも拘らず、機構の複雑化及び大型化を避
けることができる。
タッチシリンダにより固定ダイプレートを射出側へ移動
させるようにしたので前記移動のための専用シリンダが
不要となって、メンテナンス時のダイプレート間隙の拡
大機能の増加にも拘らず、機構の複雑化及び大型化を避
けることができる。
【0051】さらに請求項3記載の発明によれば、タイ
バーのシリンダサポートへの連結を兼ねて設けた移動シ
リンダにより固定ダイプレートを射出側へ移動させるよ
うにしたので、タイバーのシリンダサポートへの専用の
連結機構が不要となって、メンテナンス時のダイプレー
ト間隙の拡大機能の増加にも拘らず、機構の複雑化及び
大型化を避けることができる。
バーのシリンダサポートへの連結を兼ねて設けた移動シ
リンダにより固定ダイプレートを射出側へ移動させるよ
うにしたので、タイバーのシリンダサポートへの専用の
連結機構が不要となって、メンテナンス時のダイプレー
ト間隙の拡大機能の増加にも拘らず、機構の複雑化及び
大型化を避けることができる。
【図1】本発明の一実施形態としての射出成形機の全体
の一部破断した側面図である。
の一部破断した側面図である。
【図2】図1の射出成形機の一部破断した平面図であ
る。
る。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1のZ矢視図である。
【図5】図1の射出成形機に用いたタイバーロック手段
の作動説明図で、(a)は解放状態,(b)はロック状
態をそれぞれ示す。
の作動説明図で、(a)は解放状態,(b)はロック状
態をそれぞれ示す。
【図6】図1のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図6の一部破断した平面図である。
【図8】本発明の他の実施形態としての射出成形機の全
体の一部破断した側面図である。
体の一部破断した側面図である。
【図9】図8の射出成形機の一部破断した平面図であ
る。
る。
【図10】図8のZ矢視図である。
1,50 射出成形機 2 型締側 3 射出側 4 固定金型 5 固定ダイプレート 6 移動金型 7 移動ダイプレート 8 フレーム 15 架台 9 型締シリンダ 10 型締ラム 11 シリンダサポート 12 タイバー 13 型開閉シリンダ 14 ガイドバー 16 ノズルタッチシリンダ 16a シリンダロッド(ノズルタッチシリンダの) 17 ノズル 20 タイバーロック手段 30 ガイドバーロック手段 51 移動シリンダ
Claims (3)
- 【請求項1】 固定金型を保持する固定ダイプレート
と、フレームに固定され内部に型締シリンダを内蔵した
シリンダサポートとがタイバーを介して連結されてお
り、移動金型を保持する移動ダイプレートが前記型締シ
リンダの型締ラムに連結されると共に型開閉シリンダに
より前記固定ダイプレートに対して進退動するように設
けられており、かつ型閉じ後に前記型締シリンダにより
前記タイバーに張力を付与して型締めを行なう型締側
と、架台上にガイドバーを介して型開閉方向に移動可能
に設けられると共に、ノズルタッチシリンダのシリンダ
ロッドを介して前記固定ダイプレートに連結しており、
かつ前記ノズルタッチシリンダにより前記固定ダイプレ
ートに対して進退動すると共に前進状態でノズルが金型
にタッチして金型内に溶融樹脂を射出するように設けら
れた射出側とを備えた射出成形機において、 前記固定ダイプレートをフレームに対して型締時にタイ
バーの伸びを逃がすため前記射出側方向への移動を許容
して固定すると共に、メンテナンス時に前記固定ダイプ
レートを前記射出側へ移動させる移動手段を設けたこと
を特徴とする射出成形機。 - 【請求項2】 請求項1記載の射出成形機であって、 前記移動手段が、 前記タイバーのシリンダサポートへの連結を常用運転時
に維持すると共にメンテナンス時に前記連結を解除する
タイバーロック手段と、 前記射出側の進退動を常用運転時に維持すると共にメン
テナンス時に前記ガイドバーの進退動をロックして後退
限に射出側を保持するガイドバーロック手段と、 前記固定ダイプレートをメンテナンス時に射出側へ移動
させる前記ノズルタッチシリンダとから構成されている
ことを特徴とする射出成形機。 - 【請求項3】 請求項1記載の射出成形機であって、 前記移動手段が、 前記シリンダサポートに固定されタイバーのシリンダサ
ポートへの連結端が挿入されて常用運転時のタイバーの
シリンダサポートへの連結を維持すると共に、メンテナ
ンス時にタイバーを介して前記固定ダイプレートを射出
側に移動させる移動シリンダと、 前記射出側の後退限位置でメンテナンス時に解放状態に
切換る前記ノズルタッチシリンダとから構成されている
ことを特徴とする射出成形機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8014364A JPH09201857A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 射出成形機 |
| US08/787,009 US5916604A (en) | 1996-01-30 | 1997-01-29 | Injection molding machine |
| CN97102368A CN1063380C (zh) | 1996-01-30 | 1997-01-30 | 注射模塑机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8014364A JPH09201857A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 射出成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201857A true JPH09201857A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11859012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8014364A Pending JPH09201857A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 射出成形機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5916604A (ja) |
| JP (1) | JPH09201857A (ja) |
| CN (1) | CN1063380C (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1150821B1 (de) * | 1999-02-10 | 2002-12-11 | Netstal-Maschinen AG | Formschliesseinheit |
| US6537053B1 (en) | 2000-01-28 | 2003-03-25 | Plastic Moldings Company, Llc | Modular molding system, and modules for use therewith |
| US20020110618A1 (en) * | 2000-06-12 | 2002-08-15 | Lang-Fu Tsai | Apparatus having a moving mold clamping seat for high temperature fluid injection molding |
| JP2005104071A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Toyota Motor Corp | 成形装置および専用型の段替方法 |
| JP4684675B2 (ja) * | 2005-02-15 | 2011-05-18 | 東芝機械株式会社 | 型締装置 |
| DE202005021060U1 (de) * | 2005-09-14 | 2007-01-18 | Siemens Ag | Spritzgießmaschine |
| US20080102156A1 (en) * | 2006-11-01 | 2008-05-01 | Jui-Hsiang Wang | Mold closing device of an injection molding machine with a toggle mechanism |
| JP2015071278A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-16 | ファナック株式会社 | プラテン調整機構を有する射出成形機の型締装置 |
| JP6412061B2 (ja) * | 2016-06-13 | 2018-10-24 | ファナック株式会社 | 射出成形機 |
| JP6957321B2 (ja) * | 2017-11-22 | 2021-11-02 | テクノハマ株式会社 | 射出成形機 |
| CN109228119A (zh) * | 2018-09-07 | 2019-01-18 | 王佳琦 | 一种汽车注塑机 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4021181A (en) * | 1974-04-23 | 1977-05-03 | Karl Hehl | Tie rod connection for die closing unit of injection molding machine |
| US3951579A (en) * | 1974-05-08 | 1976-04-20 | Koehring Company | Apparatus for facilitating access to the mold halves of a molding machine |
| FR2355647A1 (fr) * | 1976-03-31 | 1978-01-20 | Poncet Pierre | Perfectionnements aux presses, notamment pour le moulage des matieres plastiques |
| DE2929676C2 (de) * | 1979-07-21 | 1981-06-19 | Hehl, Karl, 7298 Loßburg | Formenschließeinheit einer Spritzgießmaschine |
| DE3327806C1 (de) * | 1983-08-02 | 1984-06-20 | Karl 7298 Loßburg Hehl | Formenspannvorrichtung an einer Formschliesseinheit |
| DE3844432C1 (ja) * | 1988-12-31 | 1990-01-25 | Karl 7298 Lossburg De Hehl | |
| TW205018B (ja) * | 1990-11-30 | 1993-05-01 | Toshiba Machine Co Ltd | |
| US5417913A (en) * | 1993-11-29 | 1995-05-23 | Arend; Donald P. | Injection molding system with removable tie rods |
| US5618487A (en) * | 1995-02-21 | 1997-04-08 | Hettinga; Siebolt | Multi-clamp mold and method for clamping an injection mold assembly |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP8014364A patent/JPH09201857A/ja active Pending
-
1997
- 1997-01-29 US US08/787,009 patent/US5916604A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-01-30 CN CN97102368A patent/CN1063380C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1063380C (zh) | 2001-03-21 |
| CN1163184A (zh) | 1997-10-29 |
| US5916604A (en) | 1999-06-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7811497B2 (en) | Multi-color injection molded door panel and process | |
| KR100188562B1 (ko) | 국부가압식 사출성형기 | |
| JP4628476B2 (ja) | 射出成型装置 | |
| JPH09201857A (ja) | 射出成形機 | |
| US5656234A (en) | Mold apparatus and injection molding method for producing hollow-structured article by injection molding | |
| KR20070093998A (ko) | 이동식 플래튼이 사출 및 방출 작동을 가진 사출 성형 기계장치 및 방법 | |
| JPH07195413A (ja) | 2層発泡射出成形装置 | |
| JP4107987B2 (ja) | 成形用金型およびその段替え方法 | |
| JP3276883B2 (ja) | 射出成形機等の複合型締装置 | |
| JP7518753B2 (ja) | 金型装置および射出成形方法 | |
| JP3953159B2 (ja) | 成形用移動装置、射出圧縮成形機および射出圧縮成形方法 | |
| JPH1142670A (ja) | 中空成形品の多段成形方法および射出成形機 | |
| JPH09277332A (ja) | 型締装置 | |
| JP2915760B2 (ja) | 局部加圧式の射出成形機 | |
| JP2671602B2 (ja) | 樹脂成形機の成形品排出装置 | |
| JPH09207183A (ja) | 射出成形用型締装置 | |
| JPH0549448B2 (ja) | ||
| JPH06155528A (ja) | 成形用金型 | |
| JP3140486B2 (ja) | 厚肉品の射出成形方法 | |
| JPH0663989A (ja) | 複数材射出成形機 | |
| JP2001018273A (ja) | 3プレート金型を用いた射出圧縮成形方法およびその装置 | |
| JPH0131465Y2 (ja) | ||
| JPH0427014B2 (ja) | ||
| JPS61215030A (ja) | 射出成形機 | |
| JP3496968B2 (ja) | 射出成形方法および射出成形装置 |