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JPH09238205A - スピーカホン装置の構成方法及び情報処理装置 - Google Patents

スピーカホン装置の構成方法及び情報処理装置

Info

Publication number
JPH09238205A
JPH09238205A JP8043544A JP4354496A JPH09238205A JP H09238205 A JPH09238205 A JP H09238205A JP 8043544 A JP8043544 A JP 8043544A JP 4354496 A JP4354496 A JP 4354496A JP H09238205 A JPH09238205 A JP H09238205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
codec
speakerphone
sound
modem
speaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8043544A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kuwabara
和義 桑原
Koichi Kaji
孝一 鍛治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8043544A priority Critical patent/JPH09238205A/ja
Priority to US08/795,941 priority patent/US5848133A/en
Publication of JPH09238205A publication Critical patent/JPH09238205A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/253Telephone sets using digital voice transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/60Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers
    • H04M1/6033Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers for providing handsfree use or a loudspeaker mode in telephone sets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、情報処理装置に内蔵され、又は着脱
可能に設けられる、音声入出力部、音声処理部、モデム
通信回線等を選択的に電話機の構成要素として活用する
もので、例えばサウンドコーデックを備えた情報処理装
置に於いて、サウンドコーデックの符号化信号入出力端
を選択的にモデムコーデックに接続し、サウンドコーデ
ックの音声信号入出力端に接続されたマイクロフォン及
びスピーカをスピーカホンの送受話器として用いて、サ
ウンドコーデックをスピーカホンコーデックとして動作
させることを特徴とする。 【解決手段】サウンドコーデック106の符号化信号入
出力端を選択的にモデムコーデック103に接続し、サ
ウンドコーデック106の音声信号入出力端に接続され
たマイクロフォン109及びスピーカ108をスピーカ
ホンの送受話器にし、サウンドコーデック106をスピ
ーカホンコーデックとして動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に適
用されるスピーカホン装置の構成方法、及びスピーカホ
ン機能を備えた情報処理装置に係り、例えばパーソナル
コンピュータに於いて、当該コンピュータに設けられ
る、マイクロフォン及びスピーカ、モデムコーデック、
サウンドコーデック等を有効に利用して、スピーカホン
機能を実現するスピーカホン装置の構成方法、及びスピ
ーカホン機能をもつ情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置に音声通信機能を付加する
手段として、スピーカホン装置が存在する。このスピー
カホン装置は、音声信号を、情報処理装置内の回線制御
回路等を経て電話網に接続することで、ハンドセットや
ヘッドセット等を使用せずに音声通信を行なうものであ
る。
【0003】従来のこの種スピーカホン装置は、音声入
出力装置を含めて1セットになった、独立モジュールと
して提供されることから、例えばこの種スピーカホン装
置をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に搭載し
ようとすると、スピーカホンのための付属回路及び付属
部品がかさみ、装置の大型化、重量化を招き、又は限ら
れたスペースへの実装が困難となる等、種々の問題があ
った。更に、装置本体に内蔵される、又は装置本体に接
続される、スピーカ、マイクロホン、増幅回路、サウン
ドコーデック等のハードウェアを全く活用することがで
きないことから、コスト面に於いても問題があった。
又、従来のこの種スピーカホン装置に於いては、スピー
カホン装置を用いて通信している音声を情報処理装置側
で録音することができない等、機能性の面でも問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、スピーカホン装置をパーソナルコンピュータ等の
情報処理装置に搭載しようとすると、スピーカホンのた
めの付属回路及び付属部品がかさみ、装置の大型化、重
量化を招き、又は限られたスペースへの実装が困難とな
る等、種々の問題があった。更に装置本体に内蔵される
又は装置本体に接続される、スピーカ、マイクロホン、
増幅回路、サウンドコーデック等のハードウェアを全く
活用することができないことから、コスト面に於いても
問題があった。又、スピーカホン装置を用いて通信して
いる音声を情報処理装置側で録音することができない
等、機能性の面でも問題があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
例えばパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、携
帯型情報端末等の情報処理装置に於いて、当該装置に設
けられる又は装着できる、マイクロフォン、スピーカ、
増幅回路、モデムコーデック、サウンドコーデック等の
ハードウェアを有効に利用して、スピーカホン機能を実
現することのできるスピーカホン装置の構成方法、及び
スピーカホン機能をもつ情報処理装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、スピーカ及び
マイクロフォンを使用できる情報処理装置に於いて、前
記スピーカ及びマイクロフォンをスピーカホンコーデッ
クの音声信号入出力端に接続し、スピーカホンコーデッ
クの符号化信号入出力端をモデムコーデックに接続し
て、情報処理装置が既にもつスピーカ及びマイクロフォ
ンを選択的にスピーカホンに用いることを特徴とする。
【0007】又、本発明は、サウンドコーデックを備え
た情報処理装置に於いて、サウンドコーデックの符号化
信号入出力端を選択的にモデムコーデックに接続し、サ
ウンドコーデックの音声信号入出力端に接続されたマイ
クロフォン及びスピーカをスピーカホンの送受話器とし
て用いて、サウンドコーデックをスピーカホンコーデッ
クとして動作させることを特徴とする。
【0008】又、本発明は、サウンドコーデック及びモ
デムコーデックを使用できる情報処理装置に於いて、ス
ピーカホンコーデックを設け、前記サウンドコーデック
の音声信号入出力端に接続されたマイクロフォン及びス
ピーカを前記スピーカホンコーデックの音声信号入出力
端に接続するとともに、前記スピーカホンコーデックの
符号化信号入出力端を前記モデムコーデックに選択的に
接続して、サウンドコーデックによる音声処理機能と、
スピーカホンコーデックによるスピーカホン機能とを共
通のマイクロフォン及びスピーカを用いて実現したこと
を特徴とする。
【0009】又、本発明は、サウンドコーデックによる
音声処理機能とスピーカホンコーデックによるスピーカ
ホン機能をもつ情報処理装置に於いて、スピーカホンコ
ーデックに入力される送話信号とスピーカホンコーデッ
クより出力される受話信号を合成してサウンドコーデッ
クに入力し、サウンドコーデックよりスピーカホンの送
受話データを得ることにより、スピーカホンの送受話デ
ータを記録できることを特徴とする。
【0010】又、本発明は、サウンドコーデックによる
音声処理機能とスピーカホンコーデックによるスピーカ
ホン機能をもつ情報処理装置に於いて、特定の制御信号
をもとに、サウンドコーデックの音声信号出力端を選択
的にスピーカより切離し、スピーカホンコーデックで扱
う音声信号のみを選択的に出力することのできることを
特徴とする。
【0011】又、本発明は、システムインタフェースを
介してモデムコーデック及びサウンドコーデックが接続
される情報処理装置に於いて、装置本体内のCPUの処
理制御により、モデムコーデックとサウンドコーデック
をシステムインタフェースを介しリンクして、サウンド
コーデックをスピーカホンコーデックとし、サウンドコ
ーデックに接続されたマイクロフォン及びスピーカを送
受話器として、スピーカホン回路を選択的に構成するこ
とを特徴とする。
【0012】本発明によれば、情報処理装置本体に内蔵
され、または着脱可能な、例えば集音用マイクロフォン
及び音声出力用スピーカを、スピーカホン装置の入出力
装置として使用することができ、これにより、情報処理
装置が既にもつマイクロフォン及びスピーカを有効に活
用したスピーカホン機能を実現できる。
【0013】又、本発明によれば、音声信号を符号化/
復号化するサウンドコーデック(音声変復調回路)が本
体に内蔵され、または着脱可能な情報処理装置に於い
て、当該サウンドコーデックを電話網に接続して、サウ
ンドコーデックをスピーカホン装置のコーデックとして
有効に活用したスピーカホン機能が実現できる。
【0014】又、本発明によれば、情報処理装置本体
に、内蔵されまたは着脱可能な、音声信号を符号化/復
号化するサウンドコーデックと、音声信号を符号化/復
号化するスピーカホンコーデックと、サウンドコーデッ
ク及びスピーカホンコーデックに音声信号を入出力する
マイクロフォン及びスピーカとを設けることにより、マ
イクロフォン及びスピーカを共通に用いた、サウンドコ
ーデックによる音声処理機能、及びスピーカホンコーデ
ックによるスピーカホン機能が実現できる。
【0015】更に、上記した音声処理機能及びスピーカ
ホン機能をもつ情報処理装置に於いて、マイクロフォン
からの音声入力をサウンドコーデック及びスピーカホン
コーデックに入力する入力回路と、スピーカから発せら
れた音がマイクロフォンから周り込んで入力されたもの
をフィルタリングするスピーカホンコーデックのフィル
タリング手段と、サウンドコーデックからの音声出力を
記録する録音手段とを設けることにより、スピーカホン
の通話内容を記録する機能をもつスピーカホン回路が実
現できる。
【0016】又、上記した音声処理機能及びスピーカホ
ン機能をもつ情報処理装置に於いて、スピーカホンコー
デックからの音声出力とマイクロフォンからスピーカホ
ンコーデックへ入力された音声とを加算して、サウンド
コーデックへ入力された音声を加算してサウンドコーデ
ックに入力する手段と、該サウンドコーデックからの音
声出力を記録する録音手段を設けることにより、スピー
カホンの通話内容を記録する機能を有するスピーカホン
回路が実現できる。
【0017】又、上記した音声処理機能及びスピーカホ
ン機能をもつ情報処理装置に於いて、サウンドコーデッ
クからの音声出力を遮断するスイッチを設けることによ
り、スピーカホン回路にサウンドコーデックからの音声
出力が混入してスピーカホンの動作に支障をきす不都合
を確実に回避することができる。
【0018】又、本発明によれば、装置本体内のCPU
の処理制御により、モデムコーデックとサウンドコーデ
ックをシステムインタフェースを介しリンクして、サウ
ンドコーデックをスピーカホンコーデックとし、サウン
ドコーデックに接続されたマイクロフォン及びスピーカ
を送受話器として、スピーカホン回路を選択的に構成す
ることにより、モデムコーデックがサウンドコーデック
と音声データの授受を直接行なうことなく、情報処理装
置本体のCPU処理でスピーカホンコーデック機能を実
現することができ、特にスピーカホン機能用の回路を何
等付加することなくスピーカホン機能を容易に実現でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。本発明に係るスピーカホン装置は、情
報処理装置に内蔵され、又は着脱可能に設けられる、例
えば音声入出力部、音声処理部、モデム通信回線等を選
択的に電話機の構成要素として活用するものである。
【0020】図1は本発明の第1実施形態による、情報
処理装置内蔵型スピーカホン装置の構成を示すブロック
図であり、ここではサウンドコーデックをスピーカホン
装置のコーデックとして活用したスピーカホン機能の実
現例を示している。
【0021】図1に於いて、101は情報処理装置のシ
ステムインタフェースであり、ここでは情報処理装置の
システムと情報処理装置に内蔵されるスピーカホン装置
とを接続するインタフェース部分となる。
【0022】102はシステムインタフェース101と
後述するモデムコーデック103との間に設けられたM
PUであり、システム本体のCPUの制御の下にモデム
コーデック103、及びNCU104を制御する。
【0023】103はMPU102とNCU104とサ
ウンドコーデック106との間に設けられたモデムコー
デック(MCD)であり、DSP(Digital Signal Pro
cessor)103a、フィルタ(Filter)103b、D/
Aコンバータ(D/A Cnv.)103c、A/Dコンバータ
(A/D Cnv.)103d、レジスタ(Register)103e
等を内蔵し、電話回線(L)105を介して送受される
データ、及びスピーカホンコーデックとして動作するサ
ウンドコーデック106を介して送受される音声信号の
符号化/復号化を行なう。また、内蔵したDSP103
aによりエコーキャンセリングを行ない、送話音声と受
話音声を分離する。また内蔵のレジスタ103eによ
り、サウンドコーデック106との接続をオン/オフす
ることができる。
【0024】104はNCU(回線制御回路)であり、
電話回線(L)105のオンフック/オフフック、発信
/着信等の回線接続処理を行なう。105はNCU10
4に接続された電話回線(L)であり、ここではスピー
カホン装置を電話網へ接続する。
【0025】106はスピーカホンコーデックとして動
作するサウンドコーデック(SCD)であり、フィルタ
(Filter)106a、D/Aコンバータ(D/A Cnv.)1
06b、A/Dコンバータ(A/D Cnv.)106c等を内
蔵し、マイクロフォン(MIC)110より入力された
送話音声を符号化してモデムコーデック103へ送出す
るとともに、モデムコーデック103から入力されたデ
ィジタル化された受話音声信号を復号化(アナログ化処
理)してスピーカ108へ送出する。
【0026】107はサウンドコーデック106で復号
化された受話音声信号を増幅するパワーアンプ(A)、
108は当該パワーアンプ107により増幅された受話
音声信号を可聴音に変換し音声出力するスピーカ(S
P)である。
【0027】109は音声を入力し電気信号に変換する
マイクロフォン(MIC)、110はマイクロフォン1
09から入力された音声信号を増幅し、サウンドコーデ
ック106へ入力するマイクアンプ(A)である。
【0028】図2は本発明の第2実施形態による、情報
処理装置内蔵型スピーカホン装置の構成を示すブロック
図であり、ここではサウンドコーデックによる音声処理
機能を実現するハードウェアを有効に活用して、サウン
ドコーデックによる音声処理機能とスピーカホンコーデ
ックによるスピーカホン機能とを同時に実現した構成を
例示している。
【0029】図2に於いて、201は情報処理装置のシ
ステムインタフェースであり、ここでは情報処理装置の
システムと情報処理装置に内蔵されるスピーカホン装置
とを接続するインタフェース部分となる。
【0030】202はシステムインタフェース201と
後述するモデムコーデック203との間に設けられたM
PUであり、システム本体のCPUの制御の下にモデム
コーデック203、及びNCU204を制御する。
【0031】203は、MPU202とNCU204と
スピーカホンコーデック206との間に設けられたモデ
ムコーデック(MCD)であり、DSP(Digital Sign
al Processor)203a、フィルタ(Filter)203
b、D/Aコンバータ(D/A Cnv.)203c、A/Dコ
ンバータ(A/D Cnv.)203d、レジスタ(Register)
203e等を内蔵し、電話回線(L)205を介して送
受されるデータ、及びスピーカホンコーデック206を
介して送受される音声信号の符号化/復号化を行なう。
また、内蔵したDSP203aによりエコーキャンセリ
ングを行ない、送話音声と受話音声を分離する。また内
蔵のレジスタ203eにより、スピーカホンコーデック
206との接続をオン/オフすることができる。
【0032】204はNCU(回線制御回路)であり、
電話回線(L)105のオンフック/オフフック、発信
/着信等の回線接続処理を行なう。205はNCU10
4に接続された電話回線(L)であり、ここではスピー
カホン装置を電話網へ接続する。
【0033】206はスピーカホン機能を実現するスピ
ーカホンコーデック(SPCD)であり、フィルタ(Fi
lter)206a、D/Aコンバータ(D/A Cnv.)206
b、A/Dコンバータ(A/D Cnv.)206c等を内蔵
し、マイクロフォン(MIC)207より入力された送
話音声を符号化してモデムコーデック203へ送出する
とともに、モデムコーデック203から入力されたディ
ジタル化された受話音声信号を復号化(アナログ化処
理)してスピーカ213へ送出する。
【0034】207は音声を入力し電気信号に変換する
マイクロフォンであり、208はマイクロフォン207
から入力された音声信号を増幅し、サウンドコーデック
209へ入力するマイクアンプ(A)である。
【0035】209は音声処理機能を実現するサウンド
コーデック(SCD)であり、フィルタ(Filter)20
9a、D/Aコンバータ(D/A Cnv.)209b、A/D
コンバータ(A/D Cnv.)209c等を内蔵し、入出力さ
れる音声を符号化/復号化処理し、更にフィルタリング
等の処理を行なって、サウンドコーデック209に内蔵
された(又は外部の)録音手段へ符号化音声データを送
出する。
【0036】210はサウンドコーデック209からの
音声出力を物理的に接続/遮断するスイッチであり、こ
こではモデムコーデック203に内蔵されたレジスタ2
03eの特定情報(RB)によりオン/オフ制御され
る。
【0037】211はアナログ音声信号を混合するミキ
サ(MX)であり、ここではスピーカホンコーデック2
06で復号処理された音声出力とサウンドコーデック2
09で復号処理された音声出力とを合成する。
【0038】212はこのミキサ211より出力された
音声信号を増幅するパワーアンプ(A)であり、213
は当該パワーアンプ212により増幅された音声信号を
可聴音に変換し音声出力するスピーカ(SP)である。
【0039】図3は本発明の第3実施形態による、情報
処理装置内蔵型スピーカホン装置の構成を示すブロック
図であり、ここではサウンドコーデックを介してスピー
カホンの通話内容を記録する機能を実現したスピーカホ
ン回路の実現例を示している。この図3に示す構成は、
上記図2に於けるブロック10の構成部分に相当するも
ので、従ってモデムコーデック、スピーカホンコーデッ
ク等の構成部分については省略して示している。
【0040】図3に於いて、301は図2の符号207
に相当するマイクロフォン、302は図2の符号208
に相当するマイクアンプ、304は図2の符号209に
相当するサウンドコーデック、305は図2の符号21
0に相当するスイッチ、306は図2の符号211に相
当するミキサ、307は図2の符号212に相当するパ
ワーアンプ、308は図2の符号213に相当するスピ
ーカ、309は図2の符号201に相当するシステムイ
ンタフェースである。
【0041】303は上記マイクアンプ302とサウン
ドコーデック304との間に介在されたミキサ(MX)
であり、マイクロフォン301からの音声入力とスピー
カホンコーデック304で復号処理された音声出力とを
受けて、その各音声信号を合成し、サウンドコーデック
304へ入力する。
【0042】サウンドコーデック304は入出力される
音声を符号化/復号化処理し、更にフィルタリング等の
処理を行なって、サウンドコーデック209に内蔵され
た(又は外部の)録音手段へ符号化音声データを送出す
る。
【0043】尚、上記ミキサ303の出力信号をそのま
ま録音手段で録音することにより、スピーカホンの通話
内容をアナログ記録することも可能である。図4は、上
記各実施形態に於いてモデムコーデック103(20
3)に設けられたレジスタ103e(203e)の一部
の情報内容を示す図であり、図中、RAはシステム本体
のCPUの制御の下に設定されるスピーカホンイネーブ
ル信号を保持するスピーカホンイネーブルレジスタ(Sp
eaker Phone Enable Register)であり、第1実施形態
に於いては、スピーカホンコーデックとして動作するサ
ウンドコーデック103の符号化入出力端とモデムコー
デック103との間の信号伝送路(パス)をスピーカホ
ン使用時に選択的に接続(オン)してスピーカホン装置
を電話網へ接続する。
【0044】又、第2実施形態、及び第3実施形態に於
いては、スピーカホンコーデック206の符号化入出力
端とモデムコーデック203との間の信号伝送路(パ
ス)をスピーカホン使用時に選択的に接続(オン)して
スピーカホン装置を電話網へ接続する。
【0045】又、RBはシステム本体のCPUの制御の
下に設定されるサウンドコーデック出力イネーブル信号
を保持するサウンドコーデックアウトプットイネーブル
レジスタ(Sound CODEC Output Enable Register)であ
り、サウンドコーデック209(304)の音声出力信
号路に介在されたスイッチ210(305)を選択的に
オン/オフ制御する。
【0046】図5は本発明の第4実施形態による、情報
処理装置内蔵型スピーカホン装置の構成を示すブロック
図であり、ここでは、装置本体内のCPUの処理制御に
より、モデムコーデックとサウンドコーデックをシステ
ムインタフェースを介しリンクして、サウンドコーデッ
クをスピーカホンコーデックとし、サウンドコーデック
に接続されたマイクロフォン及びスピーカを送受話器と
して、スピーカホン回路を選択的に構成するスピーカホ
ン機能の実現例を示している。
【0047】図5に於いて、30はモデムコーデックを
含むモデム部、40はサウンドコーデックを含むサウン
ド部である。501は情報処理装置に於けるシステム全
体の制御を司るCPUであり、情報処理装置本体のシス
テムプロセッサとして動作する。ここでは、RAM内の
スピーカホンログラム格納領域502に格納されたスピ
ーカホンログラム(SPP)に従う処理の実行で、サウ
ンド部40のサウンドコーデック507をスピーカホン
コーデックとして動作制御する。
【0048】502は上記CPU501により実行され
るスピーカホンログラム(SPP)を格納するRAM内
のスピーカホンログラム格納領域であり、サウンド部4
0のサウンドコーデック507をスピーカホンコーデッ
クとして動作制御し、サウンドコーデック507に接続
されたマイクロフォン511及びスピーカ509を送受
話器として、スピーカホン装置を選択的に実現する。
【0049】503,504,505はそれぞれモデム
部30の構成要素をなすもので、503はシステムイン
タフェース512とモデムコーデック504との間に設
けられたMPUであり、システム本体のCPU501の
制御の下にモデムコーデック504、及びNCU505
を制御する。
【0050】504はMPU202とNCU204との
間に設けられたモデムコーデック(MCD)であり、D
SP(Digital Signal Processor)504a、フィルタ
(Filter)504b、D/Aコンバータ(D/A Cnv.)5
04c、A/Dコンバータ(A/D Cnv.)504d等を内
蔵し、電話回線(L)506を介して送受されるデー
タ、及びスピーカホン機能に於ける電話回線(L)50
6とのインタフェースとして動作する。またこの際、内
蔵したDSP203aによりエコーキャンセリングを行
ない、送話音声と受話音声を分離する。
【0051】505はNCU(回線制御回路)であり、
電話回線(L)506のオンフック/オフフック、発信
/着信等の回線接続処理を行なう。506はNCU50
5に接続された電話回線(L)であり、ここではスピー
カホン装置を電話網へ接続する。
【0052】507乃至511はそれぞれサウンド部4
0の構成要素をなす。このうち、507はスピーカホン
コーデックとして動作するサウンドコーデック(SC
D)であり、フィルタ(Filter)507a、D/Aコン
バータ(D/A Cnv.)507b、A/Dコンバータ(A/D
Cnv.)507c等を内蔵する。ここでは、マイクロフォ
ン(MIC)510より入力された送話音声を符号化
し、スピーカホンログラム(SPP)で処理可能なデー
タとしてシステムインタフェース512に送出する。
又、スピーカホンログラム(SPP)の処理でシステム
インタフェース512を介して入力された符号化音声デ
ータを復号化(アナログ化処理)してスピーカ509へ
送出する。
【0053】508はサウンドコーデック507より出
力された音声信号を増幅するパワーアンプ(A)であ
り、509は当該パワーアンプ508により増幅された
音声信号を可聴音に変換し音声出力するスピーカ(S
P)である。
【0054】510は音声を入力し電気信号に変換する
マイクロフォンであり、511はマイクロフォン510
から入力された音声信号を増幅し、サウンドコーデック
507へ入力するマイクアンプ(A)である。
【0055】512は情報処理装置のシステムインタフ
ェースであり、ここではCPU501のスピーカホンロ
グラム(SPP)実行時に於いて、CPU501の制御
の下に、モデム部30とサウンド部40との間のインタ
フェース接続に供される。
【0056】ここで上記各実施形態の動作を説明する。
先ず、本発明の第1実施形態の動作を図1を参照して説
明する。この第1実施形態によるスピーカホン装置は、
情報処理装置を電話機に見立て、情報処理装置本体に着
脱可能に設けられるマイクロフォン109をスピーカホ
ンの送受器として、装置本体に内蔵された又は着脱可能
に設けられるスピーカ108をスピーカホンの受話器と
して使用する。更にこの実施形態では、装置本体に内蔵
された又は着脱可能に設けられるサウンドコーデック1
06をスピーカホンコーデックとして動作させ活用して
いる。
【0057】マイクロフォン109から入力された送話
音声はマイクアンプ110で増幅され、スピーカホンコ
ーデックとして動作するサウンドコーデック106へア
ナログ音声信号として入力される。
【0058】サウンドコーデック106は、マイクロフ
ォン109より入力されたアナログの送話音声を符号化
し、ディジタル信号(送話音声データ)としてモデムコ
ーデック103へ送出する。
【0059】モデムコーデック103は、サウンドコー
デック106より受けた、符号化された送話音声データ
を復号化し、アナログ音声信号に変換した後、NCU1
04を介して電話回線105へ送信する。
【0060】この際、電話のオンフック/オフフック、
発信/着信等の操作は、MPU102の指示により、モ
デムコーデック103、及びNCU104によって行な
われる。
【0061】このように、マイクロフォン109を送話
器とし、サウンドコーデック106をスピーカホンコー
デックとして送話動作が行なわれる。一方、電話回線1
05より送られてきた受話音声は、上記送話動作と逆の
手順を経て再生される。
【0062】即ち、NCU104を経由してモデムコー
デック103へ入力されたアナログ受話音声はモデムコ
ーデック103によって符号化され、ディジタル受話音
声(受話音声データ)に変換される。
【0063】符号化された音声(受話音声データ)はス
ピーカホンコーデックとして動作するサウンドコーデッ
ク106によって復号化され、パワーアンプ107によ
り増幅されてスピーカ108により再生される。
【0064】このようにスピーカ108を受話器とし、
サウンドコーデック106をスピーカホンコーデックと
して受話動作が行なわれる。上述したように、本発明の
第1実施形態に於いては、音楽の録音再生等の目的のた
めに情報処理装置に設けられるサウンドコーデック10
6が使用する内蔵又は着脱式のマイクロフォン109、
及びスピーカ108をスピーカホンに併用することによ
り、情報処理装置が既に装備しているハードウェアを有
効に活用してスピーカホン機能を実現できる。
【0065】更に、サウンドコーデック106をスピー
カホンコーデックとして使用することにより、情報処理
装置が既に装備しているハードウェアを有効に活用して
スピーカホン機能を実現できる。
【0066】これにより、例えばパーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ、携帯型情報端末等の各種情報処
理装置に於いて、スピーカホン機能を実現する際に、部
品点数の減少、実装面積の減少、コストダウン等が図れ
る。
【0067】次に、本発明の第2実施形態の動作を図2
を参照して説明する。この第2実施形態によるスピーカ
ホン装置は、サウンドコーデックによる音声処理機能を
実現するハードウェアを有効に活用して、サウンドコー
デックによる音声処理機能とスピーカホンコーデックに
よるスピーカホン機能とを同時に実現したものである。
【0068】マイクロフォン207から入力された送話
音声はマイクアンプ208で増幅され、スピーカホンコ
ーデック206へアナログ信号として入力される。スピ
ーカホンコーデック206は、マイクロフォン207よ
り入力された送話音声を符号化し、ディジタル信号(送
話音声データ)としてモデムコーデック203へ送出す
る。
【0069】モデムコーデック203は、スピーカホン
コーデック206より受けた、符号化された送話音声デ
ータを復号化し、アナログ音声信号に変換した後、NC
U204を介して電話回線205へ送信する。
【0070】この際、電話のオンフック/オフフック、
発信/着信等の操作は、MPU202の指示により、モ
デムコーデック203、及びNCU204によって行な
われる。
【0071】このようにサウンドコーデック206が使
用するマイクロフォン207を送話器としてスピーカホ
ンの送話動作が行なわれる。一方、電話回線205より
送られてきた受話音声は、上記送話動作と逆の手順を経
て再生される。
【0072】即ち、NCU204を経由でモデムコーデ
ック203へ入力されたアナログ受話音声はモデムコー
デック203によって符号化され、ディジタル受話音声
(受話音声データ)に変換される。
【0073】符号化された音声(受話音声データ)はス
ピーカホンコーデック206によって復号化され、ミキ
サ211を介しパワーアンプ212により増幅されてス
ピーカ213により再生される。
【0074】このようにサウンドコーデック206が使
用するスピーカ213を受話器としてスピーカホンの受
話動作が行なわれる。上記したように情報処理装置にス
ピーカホンコーデック206とサウンドコーデック20
9の双方を搭載することにより、音声処理機能、及びス
ピーカホン機能の双方を、スピーカ213、及びマイク
ロフォン207を共通に用いて同時に行なうことができ
る。
【0075】更に、上記第2実施形態に於いては、図2
に示すように、マイクアンプ208の出力(送話音声)
をスピーカホンコーデック206と、サウンドコーデッ
ク209の両方に入力している。
【0076】この際、マイクロフォン207はスピーカ
213で再生された受話音声も拾うことになるので、受
話音声もスピーカホンコーデック206と、サウンドコ
ーデック209の両方に入力される。
【0077】スピーカホンコーデック206から出力さ
れた受話音声は、サウンドコーデック209から音声出
力とミキサ211で合成され、スピーカ213にて再生
される。
【0078】スピーカホンコーデック206は、受話音
声が混ざった送話音声をモデムコーデック203へ送出
する。モデムコーデック203は、内蔵のDSP203
aにより、エコーキャンセル演算を行ない、送話音声の
みを電話回線へ送出する。
【0079】サウンドコーデック209は、当該サウン
ドコーデック内部に設けられた、又は外部の録音手段に
スピーカホンの通話内容を送出する。これにより、録音
手段にてスピーカホンの通話内容を記録することができ
る。
【0080】更に、この実施形態では、サウンドコーデ
ック209の音声出力端に、スイッチ210を設け、ス
ピーカ213へのサウンド出力をカットできるようにし
ている。
【0081】サウンドコーデック209とスピーカホン
コーデック206との各出力の合成音声がスピーカホン
動作に悪影響を与える等の不都合がある場合、サウンド
コーデック209からの出力を選択的にカットすること
ができる。
【0082】この際のサウンドコーデック209の出力
制御は、装置本体のCPUの制御の下に図4に示すサウ
ンドコーデックアウトプットイネーブルレジスタRBに
保持されたサウンドコーデック出力イネーブル信号によ
り、スイッチ210がオン/オフ制御されることにより
実現される。
【0083】また、上記実施形態に於いて、一点鎖線で
囲ったブロック20の回路を同一のコーデック内に内蔵
することも可能である。即ち、ブロック20で示すよう
に、サウンドコーデック209とスピーカホンコーデッ
ク206を同一のコーデック内に内蔵する。
【0084】これにより、サウンドコーデックによる音
声処理機能を実現するハードウェアを有効に活用して、
サウンドコーデックによる音声処理機能とスピーカホン
コーデックによるスピーカホン機能とを同時に実現する
際に、より部品点数の減少、実装面積の減少、コストダ
ウン等が図れる。
【0085】次に、本発明の第3実施形態の動作を図2
乃至図4を参照して説明する。この第3実施形態は、サ
ウンドコーデックを介してスピーカホンの通話内容を記
録する他の実現例を示している。
【0086】この図3に示す構成は、上記図2に於ける
ブロック10の構成部分に相当するもので、従ってモデ
ムコーデック、スピーカホンコーデック等の構成部分に
ついては省略して示している。
【0087】図3に於いて、マイクロフォン301、マ
イクアンプ302、ミキサ306、パワーアンプ30
7、スピーカ308は、それぞれ図2に於けるマイクロ
フォン207、マイクアンプ208、ミキサ211、パ
ワーアンプ212、スピーカ213に対応している。
【0088】この第3実施形態は、スピーカホンコーデ
ック206から出力された受話音声がミキサ303にて
マイクロフォン301からの送話音声と合成された後、
サウンドコーデック304へ入力される。
【0089】サウンドコーデック304は、ミキサ30
3にて合成された送受話音声を受け、当該サウンドコー
デックの内部に設けられた、又は外部に設けられた録音
手段により、上記スピーカホンの通話内容(受話及び送
話音声)を記録する。
【0090】更に、この実施形態に於いても、サウンド
コーデック304の音声出力端に、スイッチ305を設
け、スピーカ308へのサウンド出力をカットできるよ
うにしている。これによりサウンドコーデック304と
スピーカホンコーデック206との各出力の合成音声が
スピーカホン動作に悪影響を与える等の不都合がある場
合に、サウンドコーデック304からの出力を選択的に
カットすることができる。この際のサウンドコーデック
304の出力制御は、図4に示すサウンドコーデックア
ウトプットイネーブルレジスタRBに保持されたサウン
ドコーデック出力イネーブル信号により、スイッチ30
5がオン/オフ制御されることにより実現される。
【0091】次に、本発明の第4実施形態の動作を図5
を参照して説明する。この第4実施形態によるスピーカ
ホン装置は、サウンドコーデックとモデムコーデックと
の間が直接接続されない場合のスピーカホン構成例を示
している。ここでは、装置本体内のCPUの処理制御に
より、モデムコーデックとサウンドコーデックをシステ
ムインタフェースを介しリンクして、サウンドコーデッ
クをスピーカホンコーデックとし、サウンドコーデック
に接続されたマイクロフォン及びスピーカを送受話器と
して、スピーカホン回路を選択的に構成している。
【0092】図5に於いて、30はモデムコーデックを
含むモデム部、40はサウンドコーデックを含むサウン
ド部である。RAM内のスピーカホンログラム格納領域
502には、スピーカホン機能を実現するためのスピー
カホンログラム(SPP)が格納されている。CPU5
01は、上記スピーカホンログラム(SPP)を実行
し、サウンド部40のサウンドコーデック507をスピ
ーカホンコーデックとして動作制御する。
【0093】マイクロフォン510から入力された送話
音声はマイクアンプ511で増幅され、スピーカホンコ
ーデックとして動作するサウンドコーデック507へア
ナログ信号として入力される。
【0094】サウンドコーデック507は、スピーカホ
ンログラム(SPP)に従うCPU501の制御の下
に、マイクロフォン510より入力された送話音声を符
号化し、その符号化した送話音声データをシステムイン
タフェース512上へ送出する。
【0095】CPU501は、システムインタフェース
512を介してサウンドコーデック507より送話音声
データを受けると、当該送話音声データを、システムイ
ンタフェース512、及びMPU503を介してモデム
コーデック504に受け渡す。この際の音声データの転
送制御は、CPU501がシステムインタフェース51
2を介して送話音声データを受けると、当該送話音声デ
ータをMPU503に転送し、更にMPU503が当該
送話音声データをモデムコーデック504に転送する制
御、又は、MPU503が介在せず、CPU501が直
接、送話音声データをモデムコーデック504に転送す
る制御のいずれであってもよい。
【0096】モデムコーデック504はCPU501の
制御の下に、システムインタフェース512を介して送
話音声データを受けると、当該送話音声データを復号化
し、アナログ音声信号に変換した後、NCU505を介
して電話回線506へ送信する。
【0097】この際、電話のオンフック/オフフック、
発信/着信等の操作は、MPU503の指示により、モ
デムコーデック504、及びNCU505によって行な
われる。
【0098】このように、サウンドコーデック507で
符号化された送話音声がシステムインタフェース512
を介してモデムコーデック504に渡され、モデムコー
デック504で復号化された後、電話回線506に送信
される。
【0099】一方、電話回線506からNCU505を
介してモデムコーデック504に入力された受話音声
は、当該モデムコーデック504により符号化され、デ
ィジタル信号(受話音声データ)としてMPU503を
介してシステムインタフェース512に送出される。
【0100】CPU501は、システムインタフェース
512を介して受けた受話音声データをサウンドコーデ
ック507に受け渡す。サウンドコーデック507はシ
ステムインタフェース512を介して受けた受話音声デ
ータを復号化し、アナログの受話音声信号に変換する。
【0101】サウンドコーデック507で復号化された
受話音声信号は、パワーアンプ508により増幅されて
スピーカ509により再生される。このようにして、情
報処理装置に、特にスピーカホンの専用ハードウェアを
設けることなく、スピーカホン機能を実現できる。これ
により、スピーカホン機能を実現するための部品点数の
増加を招くことなく、しかもスピーカホン機能のための
装置内スペースを必要とせず、安価にスピーカホン装置
を実現できる。特に、ポータブルコンピュータ、ポータ
ブルワードプロセッサ、PDA等の容易に携帯できるこ
とを必要条件とする小型電子機器に於いて、装置の大型
化、重量化を招くことなく、スピーカホンを搭載でき
る。
【0102】尚、上記した実施形態に於いては、モデム
コーデック内のレジスタに、システム本体のCPUの制
御の下に設定されるサウンドコーデック出力イネーブル
信号、サウンドコーデック出力イネーブル信号等を保持
する構成としているが、その他のレジスタに設ける構成
であってもよく、この際、サウンドコーデック出力イネ
ーブル信号は必ずしも必要としない。
【0103】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、例
えばパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、携帯
型情報端末等の情報処理装置に於いて、当該装置に設け
られる又は装着できる、マイクロフォン、スピーカ、増
幅回路、モデムコーデック、サウンドコーデック等のハ
ードウェアを有効に利用して、スピーカホン機能を実現
することのできるスピーカホン装置の構成方法、及びス
ピーカホン機能をもつ情報処理装置が提供できる。
【0104】即ち、本発明によれば、情報処理装置本体
に内蔵され、または着脱可能な、例えば集音用マイクロ
フォン及び音声出力用スピーカを、スピーカホン装置の
入出力装置として使用することができ、これにより、情
報処理装置が既にもつマイクロフォン及びスピーカを有
効に活用したスピーカホン機能を実現できる。
【0105】又、本発明によれば、音声信号を符号化/
復号化するサウンドコーデック(音声変復調回路)が本
体に内蔵され、または着脱可能な情報処理装置に於い
て、当該サウンドコーデックを電話網に接続して、サウ
ンドコーデックをスピーカホン装置のコーデックとして
有効に活用したスピーカホン機能が実現できる。
【0106】又、本発明によれば、情報処理装置本体
に、内蔵されまたは着脱可能な、音声信号を符号化/復
号化するサウンドコーデックと、音声信号を符号化/復
号化するスピーカホンコーデックと、サウンドコーデッ
ク及びスピーカホンコーデックに音声信号を入出力する
マイクロフォン及びスピーカとを設けることにより、マ
イクロフォン及びスピーカを共通に用いた、サウンドコ
ーデックによる音声処理機能、及びスピーカホンコーデ
ックによるスピーカホン機能が実現できる。
【0107】更に、上記した音声処理機能及びスピーカ
ホン機能をもつ情報処理装置に於いて、マイクロフォン
からの音声入力をサウンドコーデック及びスピーカホン
コーデックに入力する入力回路と、スピーカから発せら
れた音がマイクロフォンから周り込んで入力されたもの
をフィルタリングするスピーカホンコーデックのフィル
タリング手段と、サウンドコーデックからの音声出力を
記録する録音手段とを設けることにより、スピーカホン
の通話内容を記録する機能をもつスピーカホン回路が実
現できる。
【0108】又、上記した音声処理機能及びスピーカホ
ン機能をもつ情報処理装置に於いて、スピーカホンコー
デックからの音声出力とマイクロフォンからスピーカホ
ンコーデックへ入力された音声とを加算して、サウンド
コーデックへ入力された音声を加算してサウンドコーデ
ックに入力する手段と、該サウンドコーデックからの音
声出力を記録する録音手段を設けることにより、スピー
カホンの通話内容を記録する機能を有するスピーカホン
回路が実現できる。
【0109】又、上記した音声処理機能及びスピーカホ
ン機能をもつ情報処理装置に於いて、サウンドコーデッ
クからの音声出力を遮断するスイッチを設けることによ
り、スピーカホン回路にサウンドコーデックからの音声
出力が混入してスピーカホンの動作に支障をきす不都合
を確実に回避することができる。
【0110】又、本発明によれば、装置本体内のCPU
の処理制御により、モデムコーデックとサウンドコーデ
ックをシステムインタフェースを介しリンクして、サウ
ンドコーデックをスピーカホンコーデックとし、サウン
ドコーデックに接続されたマイクロフォン及びスピーカ
を送受話器として、スピーカホン回路を選択的に構成す
ることにより、モデムコーデックがサウンドコーデック
と音声データの授受を直接行なうことなく、情報処理装
置本体のCPU処理でスピーカホンコーデック機能を実
現することができ、特にスピーカホン機能用の回路を何
等付加することなくスピーカホン機能を容易に実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の第2実施形態の構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の第3実施形態の構成を示すブロック
図。
【図4】上記各実施形態に於ける一部のレジスタ構成を
示す図。
【図5】本発明の第4実施形態の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
101…システムインタフェース、102…MPU、1
03…モデムコーデック(MCD)、103a…DSP
(Digital Signal Processor)、103b…フィルタ
(Filter)、103c…D/Aコンバータ(D/A Cn
v.)、103d…A/Dコンバータ(A/D Cnv.)、10
3e…レジスタ(Register)、104…NCU(回線制
御回路)、105…電話回線(L)、106…サウンド
コーデック(SCD)、106a…フィルタ(Filte
r)、106b…D/Aコンバータ(D/A Cnv.)、10
6c…A/Dコンバータ(A/D Cnv.)、107…パワー
アンプ(A)、108…スピーカ(SP)、109…マ
イクロフォン(MIC)、110…マイクアンプ
(A)。201…システムインタフェース、202…M
PU、203…モデムコーデック(MCD)、203a
…DSP(Digital Signal Processor)、203b…フ
ィルタ(Filter)、203c…D/Aコンバータ(D/A
Cnv.)、203d…A/Dコンバータ(A/D Cnv.)、2
03e…レジスタ(Register)、204…NCU(回線
制御回路)、205…電話回線(L)、206…スピー
カホンコーデック(SPCD)、206a…フィルタ
(Filter)、206b…D/Aコンバータ(D/A Cn
v.)、206c…A/Dコンバータ(A/D Cnv.)、20
7…マイクロフォン(MIC)、208…マイクアンプ
(A)、209…サウンドコーデック(SCD)、20
9a…フィルタ(Filter)、209b…D/Aコンバー
タ(D/A Cnv.)、209c…A/Dコンバータ(A/D Cn
v.)、210…スイッチ、211…ミキサ(MX)、2
12…パワーアンプ(A)、213…スピーカ(S
P)。301…マイクロフォン(MIC)、302…マ
イクアンプ(A)、303…ミキサ(MX)、304…
サウンドコーデック(SCD)、304a…フィルタ
(Filter)、304b…D/Aコンバータ(D/A Cn
v.)、304c…A/Dコンバータ(A/D Cnv.)、30
5…スイッチ、306…ミキサ(MX)、307…パワ
ーアンプ(A)、308…スピーカ(SP)、309…
システムインタフェース。RA…スピーカホンイネーブ
ルレジスタ(Speaker Phone Enable Register )、RB
…サウンドコーデックアウトプットイネーブルレジスタ
(Sound CODEC Output Enable Register)。501…C
PU、502…RAM内のスピーカホンログラム格納領
域、503…MPU、504…モデムコーデック(MC
D)、504a…DSP(DigitalSignal Processo
r)、504b…フィルタ(Filter)、504c…D/
Aコンバータ(D/A Cnv.)、504d…A/Dコンバー
タ(A/D Cnv.)、505…NCU(回線制御回路)、5
06…電話回線(L)、507…サウンドコーデック
(SCD)、507a…フィルタ(Filter)、507b
…D/Aコンバータ(D/A Cnv.)、507c…A/Dコ
ンバータ(A/D Cnv.)、508…パワーアンプ(A)、
509…スピーカ(SP)、510…マイクロフォン
(MIC)、511…マイクアンプ(A)、512…シ
ステムインタフェース、SPP…スピーカホンログラ
ム。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ及びマイクロフォンを使用でき
    る情報処理装置に於いて、前記スピーカ及びマイクロフ
    ォンをスピーカホンコーデックの音声信号入出力端に接
    続し、スピーカホンコーデックの符号化信号入出力端を
    モデムコーデックに接続して、情報処理装置が既にもつ
    スピーカ及びマイクロフォンを選択的にスピーカホンに
    用いることを特徴としたスピーカホン装置の構成方法。
  2. 【請求項2】 サウンドコーデックを備えた情報処理装
    置に於いて、サウンドコーデックの符号化信号入出力端
    を選択的にモデムコーデックに接続し、サウンドコーデ
    ックの音声信号入出力端に接続されたマイクロフォン及
    びスピーカをスピーカホンの送受話器として用いて、サ
    ウンドコーデックをスピーカホンコーデックとして動作
    させることを特徴としたスピーカホン装置の構成方法。
  3. 【請求項3】 情報処理装置の特定の制御信号をもと
    に、スピーカホンコーデック又はサウンドコーデックの
    符号化信号入出力端が選択的にモデムコーデックに接続
    される請求項1又は2記載のスピーカホン装置の構成方
    法。
  4. 【請求項4】 サウンドコーデック及びモデムコーデッ
    クを使用できる情報処理装置に於いて、スピーカホンコ
    ーデックを設け、前記サウンドコーデックの音声信号入
    出力端に接続されたマイクロフォン及びスピーカを前記
    スピーカホンコーデックの音声信号入出力端に接続する
    とともに、前記スピーカホンコーデックの符号化信号入
    出力端を前記モデムコーデックに選択的に接続して、サ
    ウンドコーデックによる音声処理機能と、スピーカホン
    コーデックによるスピーカホン機能とを共通のマイクロ
    フォン及びスピーカを用いて実現したことを特徴とした
    スピーカホン装置の構成方法。
  5. 【請求項5】 スピーカホンコーデックに入力される送
    話信号とスピーカホンコーデックより出力される受話信
    号を合成してサウンドコーデックに入力し、サウンドコ
    ーデックよりスピーカホンの送受話データを得ることを
    特徴とした請求項4又は5記載のスピーカホン装置の構
    成方法。
  6. 【請求項6】 特定の制御信号をもとに、サウンドコー
    デックの音声信号出力端を選択的にスピーカより切離
    し、スピーカホンコーデックで扱う音声信号のみを選択
    的に出力することのできる請求項4又は5記載のスピー
    カホン装置の構成方法。
  7. 【請求項7】 特定の第1の制御信号をもとに、スピー
    カホンコーデックの符号化信号入出力端を選択的にモデ
    ムコーデックに接続し、特定の第2の制御信号をもと
    に、サウンドコーデックの音声信号出力端を選択的にス
    ピーカより切離す請求項4又は5又は6記載のスピーカ
    ホン装置の構成方法。
  8. 【請求項8】 合成されたスピーカホンの送受話データ
    を記録する請求項5記載のスピーカホン装置の構成方
    法。
  9. 【請求項9】 システムインタフェースを介してモデム
    コーデック及びサウンドコーデックが接続される情報処
    理装置に於いて、モデムコーデックとサウンドコーデッ
    クをソフトウェア処理によりシステムインタフェースを
    介しリンクして、サウンドコーデックをスピーカホンコ
    ーデックとし、サウンドコーデックに接続されたマイク
    ロフォン及びスピーカを送受話器として、スピーカホン
    回路を選択的に構成することを特徴としたスピーカホン
    装置の構成方法。
  10. 【請求項10】 スピーカ及びマイクロフォンが使用可
    能な情報処理装置に於いて、 電話回線に接続可能なモデムコーデックと、 音声情報を符号化/復号化処理するスピーカホンコーデ
    ックと、 前記スピーカホンコーデックの音声信号入出力端に前記
    スピーカ及びマイクロフォンを接続する手段と、 前記スピーカホンコーデックの符号化信号入出力端に前
    記モデムコーデックを接続する手段とを具備し、 既に装備されたスピーカ及びマイクロフォンを選択的に
    用いてスピーカホン装置を構成することを特徴とした情
    報処理装置。
  11. 【請求項11】 モデムコーデック、及びサウンドコー
    デックと、 前記サウンドコーデックの音声信号入出力端に接続され
    るスピーカ及びマイクロフォンと、 前記サウンドコーデックの符号化信号入出力端を前記モ
    デムコーデックに選択的に回路接続する手段とを具備
    し、 サウンドコーデックを選択的にスピーカホンコーデック
    として用いることを特徴とした情報処理装置。
  12. 【請求項12】 モデムコーデック内の特定レジスタ情
    報により、スピーカホンコーデック又はサウンドコーデ
    ックの符号化信号入出力端を選択的にモデムコーデック
    に接続する請求項10又は11記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 モデムコーデック、及びサウンドコー
    デックを備えた情報処理装置に於いて、 スピーカホンコーデックと、 前記サウンドコーデックに接続されたスピーカ及びマイ
    クロフォンを前記スピーカホンコーデックの音声信号入
    出力端に回路接続する手段と、 前記スピーカホンコーデックの符号化信号入出力端を前
    記モデムコーデックに選択的に回路接続する手段とを具
    備し、 サウンドコーデックが使用するマイクロフォン及びスピ
    ーカを選択的にスピーカホンに用いて、サウンドコーデ
    ックによる音声処理機能と、スピーカホンコーデックに
    よるスピーカホン機能とを実現することを特徴とした情
    報処理装置。
  14. 【請求項14】 スピーカホンコーデックに入力される
    送話信号とスピーカホンコーデックより出力される受話
    信号を合成する手段と、合成された送受話信号をサウン
    ドコーデックに入力し、サウンドコーデックよりスピー
    カホンの送受話データを得る手段とを具備してなる請求
    項13記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 モデムコーデック内の特定レジスタ情
    報により、サウンドコーデックの音声信号出力端を選択
    的にスピーカより切離し、スピーカホンコーデックで扱
    う音声信号のみを選択的に出力する手段をもつ請求項1
    3又は14記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 モデムコーデック内の第1の特定レジ
    スタ情報により、スピーカホンコーデックの符号化信号
    入出力端を選択的にモデムコーデックに接続し、モデム
    コーデック内の第1の特定レジスタ情報により、サウン
    ドコーデックの音声信号出力端を選択的にスピーカより
    切離す請求項13又は14記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 合成されたスピーカホンの送受話デー
    タを記録する手段をもつ請求項14記載の情報処理装
    置。
  18. 【請求項18】 システムインタフェースを介して接続
    されるモデムコーデック、及びサウンドコーデックと、 前記モデムコーデックと前記サウンドコーデックとをシ
    ステムインタフェースを介しリンクして、前記モデムコ
    ーデックと前記サウンドコーデックとの間の音声信号の
    受け渡しを制御する処理手段とを具備し、 サウンドコーデックをスピーカホンコーデックとし、サ
    ウンドコーデックに接続されるマイクロフォン及びスピ
    ーカを送受話器として、スピーカホン機能を実現するこ
    とを特徴とした情報処理装置。
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