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JPH09504335A - モジュラーシステムおよび水性コーティング組成物の製造法 - Google Patents

モジュラーシステムおよび水性コーティング組成物の製造法

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JPH09504335A
JPH09504335A JP7527981A JP52798195A JPH09504335A JP H09504335 A JPH09504335 A JP H09504335A JP 7527981 A JP7527981 A JP 7527981A JP 52798195 A JP52798195 A JP 52798195A JP H09504335 A JPH09504335 A JP H09504335A
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binder
cationically
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Application number
JP7527981A
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Inventor
ホイヴィンケル,ハイケ
レンハルト,ヴェルナー
パチュッケ,ハンス−ペーター
フォークトービルンブリッヒ,ベッティナ
Original Assignee
ヘルバーツ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 A)少なくとも1つの後述のモジュールと一緒に、1またはそれ以上のカチオン的に安定化された水希釈可能な(メタ)アクリルコポリマーおよびカチオン的に安定化された水希釈可能なポリウレタン樹脂および/またはカチオン的に安定化された水希釈可能な(メタ)アクリレート化ポリウレタン樹脂を、場合により、ノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダー、水と組み合わせられて、場合により有機溶媒および/または慣用のラッカー添加剤と一緒に含む少なくとも1つの水性バインダーモジュール、B)水、カラー顔料および/またはエクステンダーおよびカチオン的に安定化されたポリウレタンペーストレジン、少なくとも6重量%の水を、場合により水希釈可能なカチオン的におよび場合によりノニオン的に安定化されたバインダー、有機溶媒および/または慣用のラッカー添加剤と一緒に含む1またはそれ以上のカラーモジュール、および/または、C)水、イフェクト顔料、少なくとも6重量%の水、カチオン的に安定化された水希釈可能な(メタ)アクリレート化ポリウレタン樹脂(それは場合によりさらにカチオン的にまたはノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダーと組み合わせられて存在してもよい)を、場合により有機溶媒および/または慣用のラッカー添加剤と一緒に含む1またはそれ以上のイフェクトモジュール、および/または、D)1またはそれ以上の架橋剤を、場合により有機溶媒、水、および/または慣用のラッカー添加剤と一緒に含む1またはそれ以上の架橋モジュール、および/または、E)1またはそれ以上の有機および/または無機のレオロジカル制御剤を場合によりカチオン的にまたはカチオン的およびノニオン的におよび/またはノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダー、および/または有機溶媒および/または水と一緒に含む1またはそれ以上のレオロジカルモジュール。

Description

【発明の詳細な説明】 モジュラーシステムおよび水性コーティング組成物の製造法 本発明は、種々のタイプの水性コーティング組成物の製造に適したモジュラー システム(モジュールからなる混合システム)に関するものである。特に、それ は、調節可能なカラートーンおよび/またはイフェクトを持つ水性イフェクトベ ースラッカー、シングルトーン水性ベースラッカー、および水性シングルコート のトップコートラッカーの製造用、および、特に自動車および自動車構成要素に 使用される水性クリアラッカーの製造用の双方に適している。 水系のラッカーシステムは、自動車および自動車構成要素ラッカーコーティン グにおいて、常に増加する拡がりをもって使用され続けている。殊に水性ベース ラッカーに関しては、たとえば、絶えず変っていく多数のカラートーンおよびイ フェクトに対する要求があり、それは経済的な生産および貯蔵を益々困難にして いる。この問題を解く1つの方法は、所望のイフェクトおよびカラートーンに依 存してアプリケーションの少し前に組み合わせられて最終の水性ベースラッカー を製造する、限られた数の個別の貯蔵可能な成分を提供することにある。 かくしてEP−A−0399427には、組み合わせられたときに完全な水性 ベースラッカーを生成する5成分からなるモジュラー水性ベースラッカーシステ ムについて記述がある。このプロセスにおいて、イフェクト成分(イフェクト顔 料と共にある成分)は、水なしに製造されかつ貯蔵されなければならない。これ は、たとえば、金属顔料を、アルキッド、アクリレートまたはポリエステルの 溶媒ベースの溶液および有機溶媒に溶解することによって達成される。このイフ ェクト成分と共にフォーミュレートされた水性ベースラッカーは、このようにし て、望ましくない高い溶媒含有量を持つ。その上、イフェクト、樹脂および顔料 成分中の酸性樹脂を中和するためにアンモニアを含む別個の中和成分が必要であ る。 EP−A−0468293およびEP−A−0471972には、また、種々 の成分に基く水性ラッカーが述べられている。しかしながら、イフェクト成分の ためには無水であることが必要である。イフェクト成分および顔料成分中に含ま れる樹脂は、アニオン的にまたは場合によりノニオン的に変性される。これらの ケースにおいては、また、アンモニアを含む中和成分が供給される。 EP−A−4110520には、正確に調節されたカラー陰影を持つ水性顔料 化コーティング組成物の製造に適することが意図された混合システムにつき記載 がある。特に、水性ベースラッカーが、この方法を用いて製造される。混合シス テムは、種々の顔料化されたベースコーティング(A)(それは5重量%以下の 水を含んでいるが、好ましくは無水であり、かつ顔料、溶媒および水希釈可能な バインダーを含んでいる)と、水を含む顔料フリーの成分(B)(それは特に水 希釈可能なバインダーおよび/またはレオロジカル添加剤を含んでいる)からな る。成分(A)中に含まれる水希釈可能なバインダーは、有機溶媒中に存在して いる。かくして、この方法においてフォーミュレートされた水性ベースラッカー は、望ましくない高い溶媒含有量を有している。完全なコーティング組成物は、 アプリケーションの前に成分を直接に混合することによって製造されるが、それ らは貯蔵時に安定ではない。 この出願からは未だ公開されていないドイツ出願P4307498およびP4 301991には、水性シングルトーンおよびイフェクトベースラッカーの製造 のためのモジュラーシステム(混合システム)が示されており、そこではおのお のはバインダーモジュールとカラーおよび/またはイフェクトモジュールとから なる。バインダーモジュールとカラーおよびイフェクトモジュールとの双方は、 アニオン的におよび/またはノニオン的に安定化された水希釈可能な樹脂を含ん でいる。 本発明の目的は、標準バインダーモジュールから出発して、個々のモジュラー 成分の適当な組み合わせによって、ベースラッカー、シングルコート・トップラ ッカーおよび/またはクリアラッカーのような種々の水性コーティング組成物の 製造のために使用されるモジュラーシステム(混合システム)を提供することに ある。このシステムにおいては、そこから製造される個々のモジュラー成分およ びコーティング組成物は、長期にわたる貯蔵に安定でありかつ低い溶媒含有量を 持つことが意図される。システムの個々のモジュラー成分は、特に所望のコーテ ィング組成物を製造するために、互いに単純に混合可能であることが意図される 。 この目的は、カチオン的に安定化された樹脂に基く水性モジュラーシステムの 提供によって達成されることが判明した。モジュラーシステムは、少なくとも2 つのモジュラー成分からなり、そこではモジュラー成分の1つは各ケースにおい てバインダーモジュールであり、2番目のモジュラー成分は、モジュラーシステ ムと共に製造されるコーティング組成物の用途に依存してまたは所望の達成可能 なイフェクトの機能として、カラーモジュール、イフェクトモジュール、架橋モ ジュールおよび/またはレオロジカルモジュール の中から選択される。 従って本発明は、次のものを含む水性コーティング組成物の製造のためのモジ ュラーシステムを提供するものである。 A)少なくとも1つの後述のモジュールと一緒に、 1またはそれ以上のカチオン的に安定化された水希釈可能な(メタ)アクリルコ ポリマーおよび1またはそれ以上のカチオン的に安定化された水希釈可能なポリ ウレタン樹脂および/または1またはそれ以上のカチオン的に安定化された水希 釈可能な(メタ)アクリレート化ポリウレタン樹脂を、 場合により、ノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダー、水と組み合 わせられて、場合により1またはそれ以上の有機溶媒および/または慣用のラッ カー添加剤と一緒に 含む少なくとも1つの水性バインダーモジュール、 B)水、1またはそれ以上のカラー顔料および/またはエクステンダーおよび 1またはそれ以上のカチオン的に安定化されたポリウレタンペーストレジン、少 なくとも6重量%の水を、 場合により1またはそれ以上の水希釈可能なカチオン的におよび場合によりノ ニオン的に安定化されたバインダー、1またはそれ以上の有機溶媒および/また は慣用のラッカー添加剤と一緒に 含む1またはそれ以上のカラーモジュール、 および/または、 C)水、1またはそれ以上のイフェクト顔料、少なくとも6重量%の水、1ま たはそれ以上のカチオン的に安定化された水希釈可能な(メタ)アクリレート化 ポリウレタン樹脂(それは場合によりさ らにカチオン的にまたはノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダーと組 み合わせられて存在してもよい)を、 場合により1またはそれ以上の有機溶媒および/または慣用のラッカー添加剤 と一緒に 含む1またはそれ以上のイフェクトモジュール、 および/または、 D)1またはそれ以上の架橋剤を、 場合により1またはそれ以上の有機溶媒、水、および/または慣用のラッカー 添加剤と一緒に 含む1またはそれ以上の架橋モジュール、および/または、 E)1またはそれ以上の有機および/または無機のレオロジカル制御剤を 場合により1またはそれ以上のカチオン的にまたはカチオン的およびノニオン 的におよび/またはノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダーおよび/ または1またはそれ以上の有機溶媒および/または水と一緒に 含む1またはそれ以上のレオロジカルモジュール。 ここでモジュールは、そこから完全なコーティング組成物が混合によって製造 される貯蔵安定性のある成分であると受け取られ、その組成物は場合によりなお 適用粘度に調節されてもよい。 本発明により製造される個々のモジュールを混合することによって、たとえば 水性イフェクトベースラッカー、シングルトーンのベースラッカー、シングルコ ートのトップコートラッカーおよび クリアラッカーのような種々の水性コーティング組成物を、異なる出発材料を使 用させる必要なしに、調製することが可能であることが判明した。これは、異な る意図のアプリケーションのためのコーティング組成物が、標準成分から出発し て製造されるという便利さを招く。これは、本発明のモジュラーシステムで定義 されたモジュラー成分の適当な選択によって達成され、個々のモジュールを混合 することによって、所望の調節可能なカラートーンおよび/またはイフェクトを 得ることもまた可能である。 安定なモジュールおよび完全なシステムは、もしカラーおよびイフェクトモジ ュールが少なくとも6重量%、好ましくは少なくとも10重量%の水を含むなら ば、本発明に従って得られることが判明した。 本発明のモジュラーシステムから製造されるシングルコートのトップコートラ ッカーは、慣用のツーコートベースラッカー/クリアラッカーのラッカー構造の 代わりに、多コートのラッカーコーティングにおける最終層を形成するコーティ ング組成物であるようにここでは受け取られるべきである。 それぞれのモジュールA)〜E)の種々の態様が準備される。 上述のモジュラーシステムに加えて、本発明はまた、少なくとも1つの水性バ インダー成分をさらにコーティング組成物成分と混合することによる水性コーテ ィング組成物の製造のためのプロセスに関するものであり、そのプロセスは、少 なくとも1つの貯蔵安定性バインダーモジュールA)、これと共に、少なくとも 1つの貯蔵安定性カラーモジュールB)、イフェクトモジュールC)、架橋モ ジュールD)および/またはレオロジカルモジュールE)のサプライが、準備さ れ、そして場合により貯蔵されることを特徴とする。それらのモジュールは別個 に調製され、ここで個々のモジュールは、そこから提起される固形分含有量がコ ーティング組成物の合計固形分含有量に対して次のパーセンテージとみなされる ような量で要求されるように一緒に混合される。 バインダーモジュールA): 5〜99重量% カラーモジュールB): 0〜60重量% イフェクトモジュールC): 0〜50重量% 架橋モジュールD): 0〜50重量%および レオロジカルモジュールE):0〜50重量% ここで、パーセンテージの合計は100%に達するべきである。 特に、適用粘度で10〜80重量%の固形分含有量を持つ水性コーティング組 成物が製造される。本発明はまた、本発明の方法に従って製造された水性コーテ ィング組成物に関する。 好ましい態様によれば、本発明において使用されるバインダーモジュールA) は、10〜99重量%のカチオン的に安定化された(メタ)アクリルコポリマー 、2〜70重量%のカチオン的に安定化されたポリウレタン樹脂および 0.2〜6 0重量%のカチオン的に安定化された(メタ)アクリレート化ポリウレタン樹脂 を含む。ここで上述のパーセンテージは、バインダーモジュール中の合計バイン ダー固形分含有量に対するものであり、100%まで加えられるべきである。 カチオン的に安定化された水希釈可能なバインダーは、場合によ りノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダーと組み合わせられて、本発 明に従って調製されたモジュールの少なくとも一部の中で調製される。「カチオ ン的に安定化された」とは、ここおよび以下においては、また、「カチオン的に および付加的に場合によりノニオン的に安定化された」という用語を意味するも のと受け取られる。ここで用いる「水希釈可能な」という用語は、また、「水溶 性」を意味するものと受け取られる。バインダーは、一般に、たとえば、少なく とも部分的な中和によってカチオン性基を形成する塩基性基を持つ(メタ)アク リルコポリマー、ポリウレタン樹脂または(メタ)アクリレート化ポリウレタン 樹脂である。バインダーは、自己または外的架橋である。これらのバインダーお よび以下に述べるこれらのバインダーの特別の例は、言及したように、一般に本 発明のモジュールの中で使用可能である。それらは、バインダーモジュールA) として特に好都合に適している。 カチオン性(メタ)アクリルコポリマー、ポリウレタン樹脂および/または( メタ)アクリレート化ポリウレタンは、たとえば、500〜500000の数平 均分子量(Mn)、0〜450のOH価、20〜200のアミン価および−50〜+ 150℃のガラス転移点を持つものである。 そのようなカチオン性樹脂の例は、DE−A−4134301、DE−A−4 011633、DE−A−4134290およびDE−A−4203510に記 載されている。 塩基性基を含む(メタ)アクリルコポリマー樹脂は、好ましくは、30〜20 0のOH価、1000〜200000の数平均分子量(Mn)および15〜150の アミン価、特に好ましくは25〜 100のアミン価を有している。中和の際、それらは好ましくは5〜7のpH値 で水性系に存在している。特に好ましい(メタ)アクリルコポリマー樹脂は、4 000〜50000の数平均分子量(Mn)、60〜175のOH価、20〜100 のアミン価および−20〜+75℃のガラス転移点を有している。それらは、た とえば、溶液重合または乳化重合、またはたとえばDE−A−1546854、 DE−A−2325177またはDE−A−2357152に記載されているよ うな従来技術の方法を使用した共重合により製造される。それらは、たとえば、 (メタ)アクリレートモノマー、場合によりさらにフリーラジカル的に重合しう るモノマーとから製造される。たとえば、(メタ)アクリレートモノマーおよび /またはさらにフリーラジカル的に重合しうるモノマーは、少なくとも部分的に アミノ基を含むモノマーあるいはアミノ基およびヒドロキシル基の双方を含むフ リーラジカル的に重合しうるモノマーである。それらは、他のフリーラジカル的 に重合しうるモノマーと混合して使われてもよい。 ここにおける方法は、好ましくは、フリーラジカル的に重合可能なモノマー1 0〜90重量部当り、アミノ基を含むフリーラジカル的に重合可能なモノマー6 〜40重量部、およびヒドロキシル基を含むフリーラジカル的に重合可能なモノ マー4〜50重量部、またはヒドロキシルおよびアミノ基を含むフリーラジカル 的に重合可能なモノマー8〜60重量部を使用することであり、それはさらなる 反応基を含まない。使用されるフリーラジカル的に重合可能なモノマーの好まし くは50重量%以上、そして特に好ましくは70重量以上が(メタ)アクリレー トモノマーである。これらの(メタ)アクリレートモノマーは、それらのエステ ル官能のおかげで、アミノ基および/またはヒドロキシル基を含むか、さらなる 非官能性モノ マーとして存在する。 適当なフリーラジカル的に重合可能なモノマーは、フリーラジカル重合にとっ て普通であるように、事実上、いかなるエチレン性不飽和モノマーであってもよ く、そしてそれは、たとえば、共重合のためのアルフレイおよびプライス(Alfre y & Price)のQおよびeスキーム(Brandrup & Immergut,Polymer Handbuch,2 nd edition,John Wiley & Sons,New York 1975参照)に適合する。基礎となる ポリ(メタ)アクリレート樹脂は、また、アミノ基とは別にまたはそれに加えて 、第4級アンモニウム基、スルフォニウムまたはホスフォニウム基のようなオニ ウム基を含んでいてもよい。 ヒドロキシル基を含むフリーラジカル的に重合しうるモノマーの例は、たとえ ば2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート 、1,4−ブタンジオールモノアクリレート、2,3−ジヒドロキシプロピルメ タクリレート、ペンタエリスリトールモノメタクリレート、ポリプロピレングリ コールモノアクリレートなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル 、(メタ)アクリル酸とたとえばバーサチック酸のグリシジルエステルとのアダ クトあるいはまたフマール酸ジヒロキシアルキルエステルである。たとえば、N −ヒドロキシメチルアクリルアミドまたはN−(2−ヒドロキシプロピル)メタ クリルアミドのようなN−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミドまたはN −ヒドロキシアルキルフマール酸モノ−またはジアミドもまた、しかしながら使 用される。特に弾性的性質は、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとε− カプロラクトンとの反応生成物を用いることによって達成される。ヒドロキシル 基を含む他の化合物は、アリルアルコール、たとえばエチレングリコールまたは ブタンジオールの モノビニルエーテルのようなポリアルコールの(特にジオールの)モノビニルエ ーテル、同様に2,3−ジヒドロキシプロピルモノアリルエーテル、トリメチロ −ルプロパンモノアリルエーテルまたは2,3−ジヒドロキシプロパン酸アリル エーテルのようなヒドロキシル基を含むアリルエーテルまたはエステルである。 ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピルおよび/または1,4−ブタンジオール モノ(メタ)アクリレートが、特に適当である。 使用されるアミノ基を含むモノマーは、たとえば、一般式 R-CH=CH'-X-A-N(R")2 のモノマーである。ここで R は -R' または-X-CnH2n+1を意味し、 R'は -Hまたは-CnH2n+1を意味しかつ R"は -R'、-CnH2nOHおよび/または-CnH2nNR2(ここでR は上記で定義された もの)を意味し、そして X は -COO-、-CONH-、-CH2O-または-O-を意味し、 A は -CnH2n- または-CnH2n-CHOH-CH2を意味し、かつ n は 1〜8、好ましくは1〜3を意味する。 N基を含む不飽和モノマーの例は、たとえばN−ジエチルアミノエチルアクリ レートまたはN−tert−ブチルアミノエチルアクリレートのようなN−ジアルキ ル−またはN−モノアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートまたはその対 応するN−アルカノール化合物;たとえばN−ジメチルアミノエタノールアクリ ルアミドのようなN−ジアルキル−またはN−モノアルキルアミノアルキル(メ タ)アクリルアミドまたはその対応するN−アルカノール化合物、および/また は、たとえばN−ビニルイミダゾールのような1またはそれ以上の塩基性窒素原 子を持つビニル基を含む複素環式化合物 である。 成分A)のアミノポリ(メタ)アクリレート樹脂はまた、DE4011633 に記載されているように、ポリマー類似反応により製造される。かくしてアクリ ルアミド基を含むコポリマーは、たとえば、ホルムアルデヒドおよび第2級アミ ンおよび/またはアミノアルコールと反応される。特に好ましいプロセスは、D E−A−3436346に記載されている。このプロセスにおいては、エポキシ ド基を含むモノエチレン性不飽和モノマーが、コポリマーを生成するためにまず 共重合される。生成物は、ついで過剰のアンモニア、第1級および/または第2 級モノアミンおよび/またはモノアミノアルコールと反応され、そしてアミンの 過剰がついで蒸留によって除去される。 バインダーのさらなる適当なグループは、たとえば、カチオン的に、またはカ チオン的/ノニオン的に安定化されたポリウレタンからなる。これらは、当業者 にとって知られたいかなる慣用の構造単位から合成されてもよい。たとえば、ポ リウレタンの製造の間、使用されるジイソシアネートの当量比は、完全なポリウ レタン樹脂が好ましくは3000〜200000、特に好ましくは10000〜 40000の数平均分子量(Mn)、15〜120、特に好ましくは20〜100の アミン価を有するような仕方で、使用されるポリオールおよびジオールに対して 調節される。pH値は、中和で好ましくは5〜7に調節される。 ヒドロキシ官能性であってもよいウレタン化ポリエスルは、塩基性ポリウレタ ン樹脂の好ましい基を構成する。ここで、たとえば、アミノ基の形にある塩基性 基は、アミノアルコールとしてポリエス テル中に直接縮合されるか、あるいはより穏和な条件下にポリ付加によりポリマ ー鎖に組み込まれるかポリマー鎖に結びつけられるのかのどちらかである。この ようにして、たとえば、OH基を含む好ましくは線状のポリエステルが、ポリエ ステルをジアルキルアミノジアルコールおよびジイソシアネートと反応させるこ とによって合成される。もし反応がイソシアネートのサブ化学量論的な量で遂行 されるならば、樹脂は、酸で中和されたとき、直接に水に分散可能でなければな らない。一方、もしイソシアネートが過剰に使われるならば、得られるNCOプ レポリマーは水中に分散され、そしてポリアミンとの鎖延長によってポリウレタ ン(尿素)に変換される。そのようなポリウレタン(尿素)ディスパージョンは 、また、ポリウレタン樹脂として本発明に従って使用される。 塩基性基を含むポリウレタン(尿素)ディスパージョンは、公知の方法、たと えば、末端イソシアネート基を持つカチオン性プレポリマーと、ポリオール、ポ リアミンおよび/またはヒドラジン化合物との鎖延長によって製造される。そこ では、鎖延長が、これらとtert−アミノ基との中和の前または後に水中で達成さ れる。アミン価は、製造の間に使われたイソシアネート基を含むプレポリマー中 のカチオン性基を含む化合物の量によってコントロールされる。粒径は、使用さ れるポリオール、たとえばOHポリエステル(ポリエステルポリオール)の分子 量、アミン価および合成のシーケンスに依存する。数平均分子量(Mn)は、好まし くは3000と500000との間、特に好ましくは5000以上で50000 以下である。 NCOプレポリマー中に少なくとも2、好ましくは4のウレタン基と、少なく とも1つのtert−アミノ基、殊にジアルキルアミン基 を含む尿素基を含むポリウレタンディスパージョンが、好ましくは製造される。 上で議論したポリウレタンおよびポリウレタン(尿素)の製造の詳細な記述は 、たとえば、DE−A−4134301およびDE−A−4011633に与え られている。 バインダーモジュール中で容易に使われるさらなるバインダーは、カチオン性 ポリウレタン樹脂および(メタ)アクリルコポリマーが、互いに浸透し合う(int erpenetrating)樹脂分子の形態で一緒に結合されているものである。 (メタ)アクリレート化ポリウレタンディスパージョンは、イフェクトモジュ ールをフォーミュレートするためにまた適当なバインダーモジュールA)のため のさらなるグループから構成される。これらは、たとえば、ポリウレタンディス パージョン中での(メタ)アクリルモノマーの乳化重合により得られるいわゆる ポリマーディスパージョンであり、それはカチオン的および/ノニオン的に安定 化されている。使用される(メタ)アクリルモノマーは、また、カチオン性基、 カチオン性基に変換しうる基(アミノ基のような)および/またはノニオン性親 水性基を含む。そのようなモノマーは、すでに安定化されたポリウレタンディス パージョンを安定化するのみならず、それら自身未だいかなる安定基も含まない ポリウレタンを安定化するためにも使われる。特に好ましいポリウレタンディス パージョンは、いわゆるポリウレタンマクロマー(たとえば共有結合的に結合し た末端および/またはラテラルビニル基を持つポリウレタン)と、不飽和モノマ ー、好ましくは(メタ)アクリル酸誘導体との乳化重合によって共重合されるも のである。その ようなディスパージョンのアミン価は、5〜150、好ましくは10〜100、 ヒドロキシル価は0〜150、好ましくは15〜120である。 好ましい態様においては、混合物は、上述のように(メタ)アクリルコポリマ ーおよびポリウレタン樹脂を含むバインダーモジュールA)のためのバインダー として使われる。適当な(メタ)アクリルコポリマーは、特に、30〜200の OH価、100〜200000の数平均分子量(Mn)および15〜150のアミン 価を持つ上述のようなものである。適当なポリウレタン樹脂は、特に、3000 〜200000の数平均分子量(Mn)および15〜120のアミン価を持つ上述の ようなものである。これらの混合物は、また、5〜7のpH値でバインダーモジ ュール中に好ましくは存在する。 本発明において使われるカチオン的に安定化したバインダーにおいて、溶解度 は、アミノ基の数により影響される。アミン価は、好ましくは20〜200mg K OH/g樹脂固形物、好ましくは30と150との間であるべきである。第1級、第 2級および/または第3級アミノ基が存在する。第4級アミノ基が好ましい。 ヒドロキシル価は、架橋密度に影響を及ぼす。それは、好ましくは20と40 0との間であるべきである。各バインダー分子は、ここでは好ましくは、少なく とも平均して2つの反応性基、たとえばOHまたはNH基を含む。反応性は、そ れらの基の性質によって影響され、かくして第1級アミノ基またはヒドロキシル 基は第2級基よりもより反応性である。ここでNH基はOH基よりもより反応性 である。反応性アミノ基を含むことがバインダーとして好ましい。本発明におけ るバインダーは、さらに、結合された架橋可能な基、 たとえば、ブロックイソシアネート基、アルコキシシラン基またはエステル交換 可能な基を持っている。このケースにおいては、これらは自己架橋バインダーで ある。しかしながら、バインダー中に架橋剤を付加的に混合することも可能であ る。架橋剤の分子量(Mn)は、たとえば、500〜20000、特に1000〜1 0000である。架橋剤は、バインダーモジュールA)中に直接にあるいは別個 の架橋モジュールD)中のいずれかに存在している。 カチオン性バインダーは、物理的に乾燥され、自己または外的架橋されている 。これは、特に、バインダーモジュールA)中に含まれるカチオン性バインダー に当てはまる。カチオン性バインダーは、結合された架橋基、たとえばブロック イソシアネート基またはエステル交換可能な基を含む。このケースにおいては、 これらは自己架橋バインダーである。しかしながら、別個の架橋モジュールに付 加的な架橋剤を加えることが可能である。 モジュラー、特にバインダーモジュールA)は、場合によりまた、ノニオン的 に安定化されたバインダーを含んでいてもよい。 適当なノニオン的に安定化されたバインダーの例は、水稀釈性が、ポリエーテ ルセグメントを樹脂分子中に組み込むことによってなされるようなバインダーで ある。そのような安定化された樹脂の例は、EP−A−0354261、EP− A−0422357およびEP−A−0424705に記載されているようなポ リウレタンまたはポリウレタンアクリレート樹脂である。 本発明のモジュラーシステム中に必ず含有されるバインダーモジュールA)は 、水性バインダーを含むが、水性バインダーの組み 合わせがまた存在する。バインダーは、ここではそれぞれ別個に製造され、つい で個々のモジュールとして貯蔵されるか、バインダーの混合物が製造され、つい で1またはそれ以上の多成分バインダーモジュールとして貯蔵される。 バインダーモジュールA)は、レオロジカル制御剤、および少量割合、好まし くは5重量%以下の慣用の溶媒を含む。バインダーモジュールの固形分含有量は 、好ましくは10〜50重量%、特に好ましくは15〜40重量である。 バインダーモジュールA)は、塩基性樹脂のための中和剤を含む。これらは、 酸、好ましくはギ酸、酢酸、プロピオン酸のような有機モノカルボン酸である。 たとえば、乳酸、グリコール酸、ジグリコール酸、マレイン酸、クエン酸、マン デル酸、酒石酸、ヒドロキシプロピオン酸、ジメチロールプロピオン酸のような ヒドロキシカルボン酸は、特に都合よく適している。中和剤が、水相溶性または 水溶解性を達成するために所望の割合で加えられる。中和は完全にまたは部分的 になされる。バインダーモジュールA)のpH値は、好ましくは5〜7である。 カラーモジュールB)は、1またはそれ以上のカラー顔料および/またはエク ステンダー、1またはそれ以上のカチオン的に安定化されたポリウレタンペース トレジン、水、場合によりその上に水稀釈可能なカチオン性バインダー(場合に よりノニオン的に安定化されたバインダーとの組み合わせで)、1またはそれ以 上の有機溶媒および/または慣用のラッカー添加剤を含む水性プリパレーション である。水は、少なくとも6重量%、好ましくは少なくとも10重量%の量で存 在する。 各カラーモジュールB)は、好ましくは、多くとも4の異なるカラーの顔料お よび/またはエクステンダーを含み、水性カラーモジュールは特に好ましくはた だ1つのカラー顔料またはただ1つのエクステンダーを含む。本発明におけるシ ステムのカラーモジュールは、慣用の無機および/または有機のカラー顔料およ び/またはエクステンダーを透明顔料と同様に含んでもよい。無機または有機の カラー顔料またはエクステンダーの例は、二酸化チタン、微粒子二酸化チタン、 酸化鉄顔料、カーボンブラック、二酸化ケイ素、硫酸バリウム、微粒子マイカ、 タルク、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドンまたはピロロピロール顔 料である。 カラーモジュールにおいて使われるカチオン的に安定化されたポリウレタンペ ーストレジンは、20〜50重量%(カラーモジュールの合計重量に対し)の固 形分含有量、25℃で 0.5〜50mPasの粘度を有し、かつモノカルボン酸で好ま しくは70〜100%中和されている。適当なモノカルボン酸の例は、バインダ ーモジュールの記述においてすでに上述したものである。 カラーモジュールB)において好ましくは使われるポリウレタンペーストレジ ンは、たとえば塩基性ポリエステルウレタン樹脂であり、その製造の間、使用ジ イソシアネートの当量比は、使用ポリオールまたはジオールに対し、完全なポリ ウレタン樹脂(たとえばポリエステルウレタン樹脂)が、3000〜20000 0、好ましくは50000以下の数平均分子量(Mn)を持つようにして調節される 。OH価は、好ましくは0〜80、特に好ましくは10〜65であり、アミン価 は、好ましくは15〜150、特に好ましくは10〜100である。ポリオール (たとえばポリエステルポリオールおよびジオール)のOH基のイソシアネート NCO基に対する比率 は、好ましくは 1.0〜1.2 :1に保たれ、ポリウレタン樹脂(たとえばポリエス テルウレタン樹脂)の粘度は、ブタノール中25℃での60重量%溶液として測 定して、好ましくは1〜30Pas、特に好ましくは2以上で15Pas 以下である 。 本発明に従って使用されるカラーモジュールB)は、塩基性ポリウレタンペー ストレジンに加えて、場合によりノニオン的に安定化されたバインダーとの組み 合わせで、カチオン的に安定化された水稀釈可能なバインダーを含む。これらは 、たとえば、バインダーモジュールA)においてすでに述べたと同様の樹脂であ る。しかしながら、他のカチオン的に安定化されたバインダーもまた含まれる。 たとえばポリエステル樹脂である。 カラーモジュールB)は、さらに、アルコール、たとえば、ブタノール、n− プロパノール、イソプロパノールのようなモノアルコール;エーテルアルコール 、たとえばブトキシエタノール、ブトキシプロパノール、メトキシプロパノール 、グリコールのようなジアルコール、たとえばエチレングリコール、ポリエチレ ングリコール;グリセロールのようなトリアルコール;ケトン、たとえばアセト ン、メチルエチルケトン;N−メチルピロリドン;エーテル、たとえばジプロピ レングリコールジメチルエーテルのような、少なくとも1つの水混和性の溶媒の 少量割合を含んでもよい。 モジュールはまた、すでにA)において述べたように、中和剤として酸を含む 。例は、たとえば、ギ酸、酢酸、ジメチロールプロピオン酸のような有機モノカ ルボン酸である。 1またはそれ以上のレオロジカル制御剤を含むことは、カラーモ ジュールB)にとって好都合である。これらは、たとえば、レオロジカルモジュ ールE)の製造において述べられるような物質または混合物である。これらは、 カラーモジュールの製造の間に直接に加えられるか、あるいは後で完全なレオロ ジカルモジュールとして混入される。 水を含むカラーモジュールB)は、さらに、たとえば湿潤剤、消泡剤、レベリ ング剤、分散補助剤のような慣用のラッカー添加剤を含んでいてもよい。 水を含むカラーモジュールB)は、一般に、カラー顔料および/またはエクス テンダーがペーストレジン中でグラインドされるような仕方によって製造される 。ペーストレジンは、有機の少なくとも部分的に水混和可能な溶媒中でまたは水 溶液あるいはディスパージョン中において、未中和で、部分的に中和されまたは 完全に中和された形態で存在する。水を含む溶液またはディスパージョンが好適 である。これは、当業者にとってなじみのある慣用の装置中で遂行される。つい でモジュールは、さらなる割合のペーストレジンおよび/またはカチオン的にお よび場合によりノニオン的に安定化された水稀釈可能なバインダー(場合により カラーモジュールB)中に含まれている)、および/またはさらなる添加剤で、 場合によりフォーミュレートされる。 貯蔵安定な水性カラーモジュール(B)は、固形分重量に対し、顔料またはエ クステンダー:バインダーの比がたとえば0.01:1〜10:1で得られる。固形 分含有量は好ましくは20〜80重量%である。 カラーモジュールにおける水の含有量は、好ましくは少なくとも6重量%、特 に好ましくは少なくとも10重量%である。 イフェクトモジュールC)は、少なくとも1つまたはそれ以上のイフェクト顔 料および水、場合によりそれに加えて1またはそれ以上の有機溶媒、1またはそ れ以上のカチオン的に安定化された水稀釈可能な(メタ)アクリレート化ポリウ レタン樹脂(それはノニオン的に安定化された水稀釈可能なバインダーと組み合 わせられて存在してもよい)、場合によりそれに加えて1またはそれ以上の有機 溶媒および慣用のラッカー添加剤を含む水性プリパレーションである。 イフェクト顔料は、ラッカーコーティングにおいて装飾イフェクトをなしとげ 、そして付加的に(ただし排他的でなく)カラー化イフェクトをなしとげる顔料 である。イフェクト顔料は、特に、ラメラー構造によって区別される。イフェク ト顔料の例は、金属顔料、たとえばアルミニウム、銅または他の金属;たとえば 金属酸化物または複合酸化物でコートされた金属顔料(たとえば、二酸化チタン でコートされたアルミニウム)、たとえば二酸化チタンでコートされたマイカの ようなコーテッドマイカのような干渉顔料、およびグラファイトイフェクト顔料 である。 粒径および形状で変る多くのそのようなイフェクト顔料は、商業的に入手でき る。顔料は、ラッカーフィルムにおける所望のイフェクトの基礎のもとに選択さ れる。好ましくは、イフェクトモジュールはただ1つの顔料で製造される。しか しながら、2またはそれ以上の異なるイフェクト顔料を含むことがイフェクトモ ジュールにとって可能である。 イフェクトモジュールは、さらに、たとえばA)において述べたように、アル コール、たとえばブタノール、n−プロパノールのようなモノアルコール;エー テルアルコール、たとえばブトキシエタノール、ブトキシプロパノール、メトキ シプロパノール;グリコールのようなジアルコール、たとえばエチレングリコー ル、ポリエチレングリコール;グリセロールのようなトリアルコール;ケトン、 たとえばアセトン、メチルエチルケトン;N−メチルピロリドン;エーテルたと えばジプロピレングリコールジメチルエーテルのような、少なくとも1つの水混 和性の溶媒の少量割合のを含んでいてもよい。 イフェクトモジュールC)において使用可能な水稀釈可能なカチオン的に安定 化された(メタ)アクリレート化ポリウレタンの例は、特にバインダーモジュー ルA)のために(メタ)アクリレート化ポリウレタンディスパージョンとして上 で述べたようなもの、特に、5〜150、好ましくは10〜100のアミン価お よび0〜150、好ましくは15〜120のヒドロキシル価を持つものである。 イフェクトモジュールは、レオロジカル制御剤を含んでいてもよい。これらは 、たとえば、レオロジカルモジュールE)の記述において以下に述べるような物 質または混合物である。 それらは、カラーモジュールの製造の間に直接に加えられ、あるいは後で完全 なレオロジカルモジュールとして混入される。 水性イフェクトモジュールは、さらに、たとえば湿潤剤、消泡剤、中和剤、触 媒のような慣用のラッカー添加剤を含んでいてもよ い。 水を含むイフェクトモジュールは、イフェクト顔料がたとえば慣用の市販のペ ーストの形態でまず容器に導入され、水稀釈可能な有機溶媒および添加剤と組み 合わせられ、そして場合により後で水性樹脂溶液と剪断下に混合されるような方 法で一般に製造される。 貯蔵安定な水性イフェクトモジュールは、好ましい顔料と共に選らえる。バイ ンダー重量比は0.02:1〜10:1。完全なイフェクトモジュールの固形分含有 量は、好ましくは10〜40重量%である。イフェクトモジュール中の水含有量 は、少なくとも6重量%、特に好ましくは少なくとも10重量%である。 本発明のモジュールシステムは、また、架橋モジュールD)を含んでいてもよ い。架橋モジュールD)は、特に、製造されるべきコーティング組成物がその分 子内に架橋可能な基を含む樹脂を用いて製造される場合に使用される。架橋モジ ュールに含まれる架橋樹脂の例は、ポリイソシアネート、ポリアミン、ブロック ポリイソシアネート、アミノ樹脂、フェノール樹脂、シロキサン基および/また はエステル交換架橋剤のような慣用の架橋剤である。 ポリイソシアネートは、脂肪族的、脂環式的および/または芳香族的に結合し た遊離イソシアネート基を持ついかなる所望の有機ポリイソシアネートであって もよい。それらは、室温で液体であるか、有機溶媒の添加によって液体化される 。23℃において、ポリイソシアネートは、たとえば1〜6000mPas、好まし くは5以上で3000mPas以下の粘度を有する。 そのようなポリイソシアネートは、一般に知られており、かつたとえばDE− A−3829587またはDE−A−4226243に記載されている。 ポリイソシアネートは、好ましくは、1.5〜5、好ましくは2〜3の平均NC O官能性を有する専ら脂肪族的および/または脂環式的に結合したイソシアネー ト基を持つポリイソシアネートまたはポリイソシアネート混合物である。 特に適当な化合物は、たとえば、ヘキサメチレンジイソシアネート、1−イソ シアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサン( IPDI)および/またはビス(イソシアナトシクロヘキシル)メタンおよびこ れらのジイソシアネートのビウレット、アロハネート、ウレタンおよび/または イソシアヌレート基とのそれ自体知られた誘導体に基く「ラッカーポリイソシア ネート」である。過剰の出発ジイソシアネートは、製造の後、好ましくは蒸留に よって 0.5重量%以下の残存含有量にまで低減除去される。 一般式 の立体的にヒンダーされたポリイソシアネートもまた非常に適当である。ここで R1はHまたはR2、 R2はCnH2n+1 で、 n は1〜6である。 置換基R1およびR2は、線状か分岐されているかのどちらかであり、同一または 異なっている。母構造Aは、一重結合、芳香族または脂環式のリング、または1 〜12C原子を持つ脂肪族の線状または分岐C鎖からなる。 そのような物質の例は、1,1,6,6−テトラメチルヘキサメチレンジイソ シアネート、1,5−ジブチルペンタメチルジイソシアネート、一般式 のp−またはm−テトラメチルキシリレンジイソシアネート(ここでRはHまた はC1〜C4アルキル、および対応する水素化された同族体)、それに加えて、2, 3−ビス−(8−イソシアナトオクチル)−4−オクチル−5−ヘキシルシクロ ヘキサンおよび3(4)−イソシアナトメチル−1−メチルシクロヘキシルイソ シアネートである。これらのジイソシアネートは、また、適当な方法で反応され (たとえば、三量体化反応によって、または水またはトリメチロールプロパンと の反応によって)、より高次の官能性化合物を生成する。 ブロックイソシアネートの例は、イソシアネート基が活性水素を含む化合物と 反応されるどれかの所望のジ−および/またはポリイソシアネートである。イソ シアネート基を含む対応するプレポリ マーもまた、ジ−および/またはポリイソシアネートとして使用される。これら は、すでに例ということで上に述べたように、たとえば、脂肪族、脂環式、芳香 族、場合によりまた立体的にヒンダーされたポリイソシアネートである。3官能 性、たとえば、500〜1500の数平均分子量を持つトリないしペンタ官能性 の芳香族および/または脂肪族ブロックイソシアネートは好ましいものである。 慣用のブロッキング剤が使用される。かくして、たとえば、酸性水素を含む低 分子量の化合物がNCO基をブロックするために知られている。そのような化合 物の例は、たとえば、ピラゾールまたはトリアゾール、イミド、ヒドロキシアル キルエステル、マロン酸またはアセト酢酸のエステルのような、脂肪族または脂 環式アルコール、ジアルキルアミノアルコール、オキシム、ラクタム、NH基を 含む複素環である。 アミノ樹脂もまた、架橋樹脂として適当である。アミノ樹脂は、たとえば、「 Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry,5th edition, volume A2, A mino resins entry,pages 115−141(1985)」および「Houben-Weyl,Methoden d er Organischen Chemie,volume 14/2,pages 319-399 (1962)」に記載されて いる。その樹脂は、公知技術に従って製造され、市販製品として多くの企業によ って販売に供されている。 そのようなアミノ樹脂の例はアミン/ホルムアルデヒド縮合樹脂であり、それ はアルデヒデドとメラミン、グアナミン、ベンゾグアナミンまたはジシアンジア ミドとの反応によって製造される。アルデヒド縮合生成物のアルコール基は、つ いでアルコールで部分的に または完全にエーテル化される。 架橋モジュール中にまた含まれる架橋剤のさらなる例は、慣用のエステル交換 架橋剤である。エステル交換架橋剤は、ラテラルまたは末端β−ヒドロキシアル キルエステル基を持つカルボキシル基を有しないポリエステルである。これらは 、たとえばイソフタル酸、テレフタル酸、トリメリト酸、またはそれらの混合物 のような芳香族ポリカルボン酸のエステルである。これらは、たとえば、エチレ ングリコール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパンおよび/また はペンタエリスリトールと縮合される。カルボキシル基は、ついで、場合により 置換された1,2−グリコールと反応され、β−ヒドロキシアルキル化合物を形 成する。1,2−グリコールは、飽和または不飽和のアルキル、エーテル、エス テルまたはアミド基と置換される。ヒドロキシアルキルエステルの形成もまた可 能であり、そこではカルボキシル基が、たとえばグリシジルエーテルおよびグリ シジルエステルのような置換グリシジル基と反応される。 エステル交換架橋剤は、好ましくは1分子当り3以上のβ−ヒドロキシアルキ ルエステル基を含み、かつ1000〜10000、好ましくは1500以上で5 000以下の重量平均分子量を有している。ラテラルおよび末端β−ヒドロキシ アルキルエステル基を持つカルボキシル基を含まないポリエステルは、たとえば 、EP−A−0012463に記載されているようにして製造される。 架橋樹脂として適当なポリアミン架橋剤は、たとえば、ジアミンおよび2より も多いアミノ基を持つアミンであり、ここでアミノ基は第1級および/または第 2級である。適当なポリアミンは、 また、少なくとも2つの第1級アミノ基を持ちかつさらなる官能基(たとえばエ ポキシ基)により変性されていてもよいポリアミンと、ポリイソシアネートまた は(メタ)アクリロイル化合物とからなるアダクトである。アミノ官能基が後で のみ反応によって導入されるポリマーもまた、ポリアミンとして適当である。 適当なポリアミンの例は、EP−A−0240083またはEP−A−034 6982に記載されている。これらの例は、2〜24原子を持つ脂肪族および/ または脂環式のアミンであり、それは2〜10の第1級アミノ基および0〜5の 第2級アミノ基を含む。これらの例は、ヘキサメチレンジアミン、1,2−ジア ミノシクロヘキサン、イソホロンジアミン、ジエチレントリアミンまたはポリエ ーテルポリアミンである。 ジ−またはポリ官能性エポキシ化合物を持つ変性ポリ官能性アミン成分に基く 慣用のポリアミンの例は、たとえば、ビスフェノールAまたはビスフェノールF に基くジグリシジルまたはポリグリシジルエーテル、フェノールホルムアルデヒ ドまたはノボラックのポリグリシジルエーテル;6〜24のC原子を持つ脂肪酸 のグリシジルエーテル、エポキシ化ポリブタジエンまたはグリシジル基を含む樹 脂(ポリエステルまたはポリウレタンのような)を用いて製造されるものであり 、それらは1分子当り1またはそれ以上のグリシジル基を含む。 ポリアミドアミンも、たとえばEP−A−0262720に記載されているよ うに、また使用される。これらは、モノ−またはポリカルボン酸と第1級アミノ 基を含むポリアミンとから製造される反応生成物である。 ポリアミン/イソシアネートアダクトもまた使用される。この目的のための適 当なイソシアネートは、ラッカー分野において慣用の脂肪族、脂環式および/ま たは芳香族のジ−またはポリイソシアネートである。 アミノ官能化された硬化剤の合成のためのさらなる方法は、EP−A−000 2801およびEP−A−0179954に記載されている。これらは、ジアミ ンまたはアルキレンイミンと反応されかつ官能化される(メタ)アクリル酸誘導 体に基くコポリマーである。 架橋モジュールD)は架橋剤のみを含んでいてもよい。しかしながら、それは また、1またはそれ以上の有機溶媒、水および/または慣用のラッカー添加剤を 含んでいてもよい。これらは、たとえば、他のモジュールのために述べたのと同 じ溶媒および添加剤である。モジュールは、特に、バインダーと架橋成分との間 の反応を促進する触媒を含んでいてもよい。 アミン/ホルムアルデヒド樹脂が使われるときは、使用される触媒は、たとえ ば、慣用の市販製品として得られるように、アミン塩、または容易に加水分解さ れうる有機スルホン酸またはスルホンアミドのエステルである。ポリイソシアネ ートとの組み合わせの場合には、ジブチルスズジラウレートのような有機金属化 合物が、場合により1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンのような塩 基性触媒と組み合わせられて使用される。 本発明によるモジュラーシステムは、また、レオロジカルモジュールE)を含 む。これは、好ましくは、水および、レオロジカル成 分として、最終水性イフェクトベースラッカーの流れ特性を制御する1またはそ れ以上の物質を含む。 その例は、たとえばEP−A−0038127に記載されているようなポリマ ー微粒子、たとえばモントモリロナイト型のアルミニウム−マグネシウムシリケ ート、ナトリウム−マグネシウムフィロシリケートおよびナトリウム−マグネシ ウム−フルオロリチウムフィロシリケートのような無機のフィロシリケート、ポ リウレタンまたはセルロース、ポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリルア ミド、ポリビニルピロリドンおよびポリメリック尿素化合物、たとえばポリ(メ タ)アクリル酸のようなイオン性基を持つ合成ポリマーに基く会合性(associati ve)シックナーである。これらの物質は、多くの形態で商業上入手しうる。 ポリウレタンベースのカチオン性会合性シックナーが、ここでは好ましい。 ポリウレタンベースのカチオン性会合性シックナーは、次の概要の構造を持つ 樹脂である。ポリエーテル構造のような親水性セグメント(ここでこれらは、好 ましくは、ポリエーテル構造のみが存在する場合には、好ましくは35%または それ以上の割合のエチレンオキサイド単位を含む)および/またはカチオン性基 またはカチオン性基に変換しうる基が、ポリマー主鎖中に組み込まれる。一方、 長鎖の疎水性成分が鎖端に組み込まれる。それらは、そのようなシステムの濃厚 作用を招く。それらは、すでに述べたポリウレタン合成法に対するのと同様の方 法で合成される。当業者にとって入手しうるポリウレタン合成のためのいかなる 通常の出発材料も、この目的にとって適当である。長鎖の脂肪アルコールおよび 脂肪アミン が、好ましくは、疎水性変性剤として使用される。これらは、たとえば、少なく とも8、好ましくは少なくとも12の炭素原子を持つ線状の鎖を含み、ここで架 橋されたフラクションもまた可能である。 会合性シックナーのアミン価は、好ましくは5〜100、特に好ましくは10 〜90であり、ヒドロキシル価は0〜70、好ましくは5〜50である。もちろ ん、慣用の定義に従い、本発明の記述におけるアミン価およびOH価は、それぞ れ樹脂固形分1g当りのKOHのmgにかかる。 種々のモジュールは貯蔵中安定である。2またはそれ以上の同じまたは異なる モジュールが混合され、新規な超安定性のある結合されたモジュールを生成する 。たとえば、種々のイフェクトおよび/またはカラーモジュールが一緒に混合さ れる。 本発明は、標準バインダーに基く種々のタイプの水性コーティング組成物の製 造のための有利な方法を提供するものであり、その方法は、本発明によるモジュ ールA)〜E)のそれぞれの供給量が調製されかつ場合により貯蔵され、モジュ ールは別々に調製され、そして望まれるときには、調製されたモジュールA)の 特定のアプリケーションのために必要なモジュールが、たとえば所望のカラート ーンまたはイフェクトを達成するのに要求される量のように、B)および/また はC)および/またはD)および/またはE)と混合されることを特徴とする。 水性コーティング組成物は、バインダーモジュールA)を、カラーモジュール B)、イフェクトモジュールC)、架橋モジュー ルD)および/またはレオロジカルモジュールE)とシンプルに混合することに よって製造される。2番目の必要なモジュラー成分またはさらなる可能なモジュ ラー成分の選択に依存して、ベースラッカー、シングルコートのトップラッカー またはクリアアラッカーのような種々のコーティング組成物が製造される。 このようにして、たとえば、クリアラッカーを製造するために、少なくとも1 つのバインダーモジュールおよび少なくとも1つの架橋モジュールが一緒に混合 される。ここで使われるバインダーモジュールは、好ましくは、カチオン性(メ タ)アクリルコポリマー樹脂とカチオン性ポリエステルポリウレタン樹脂とのバ インダーコンビネーションに基く。この目的のために好ましい樹脂は、バインダ ーモジュールA)のために上述したようなものである。 特に好ましいポリ(メタ)アクリレート樹脂は、4000〜50000の数平 均分子量(Mn)、樹脂固形分1g当り60〜175mg KOHのヒドロキシル価、およ び−20〜+75℃のガラス転移点を有する。アミン価は、好ましくは、樹脂固 形分1g当り20〜100mg KOHである。架橋モジュールは、好ましくは、アミ ノおよび/またはOH基に対して反応性である1分子当り少なくとも2つの基を 持つブロックされまたはブロックされていないポリイソシアネートおよび/また はメラミン樹脂に基く架橋剤を含む。 クリアラッカーを製造するために、本発明のモジュールシステムは、好ましく は、少なくとも1つのレオロジカルモジュールを含む。別々のレオロジカルモジ ュールによって、コーティング組成物の製造の間に後でレオロジーに影響を与え ることが可能である。もしレオロジカル剤が、たとえば、すでにバインダーモジ ュールA) 中に含まれているならば、そのときは完全なコーティング組成物のレオロジーは バインダーによって予め決定される。ここで使用されるレオロジカル剤は、好ま しくは、すでにレオロジカルモジュールの記載の中で述べたように、ポリウレタ ンベースのカチオン的な会合性シックナーである。 モジュールシステムはまた、クリアラッカーの製造のために、たとえば透明二 酸化チタンのような透明顔料を含んでいてもよい。透明顔料は、別々の着色剤モ ジュール中に、または、存在する他のモジュールの一つの中に含まれる。 特にイフェクトベースラッカーの製造のための本発明のモジュラーシステムは 、好ましくは、カチオン性ポリ(メタ)アクリレート樹脂およびカチオン性ポリ ウレタン樹脂から調製されたバインダーコンビネーションに基くバインダーモジ ュールA)と、バインダーとして(メタ)アクリレート化ポリウレタンディスパ ージョンを持つイフェクトモジュールC)と、場合によりバインダーとしての好 ましくは1またはそれ以上のカチオン的に安定化されたポリエステルウレタンを 持つカラーモジュールB)と、それに加えて好ましくはポリウレタンベースのカ チオン的な会合性シックナーを持つレオロジカルモジュールE)とからなる。こ こで好適に使われる樹脂は、バインダーモジュールの中で記述されている。 特にシングルトーンのベースラッカーおよびシングルトーン、シングルコート のトップコートラッカーを製造するために、本発明のモジュラーシステムは、好 ましくは、カチオン性ポリ(メタ)アクリレート樹脂およびカチオン性ポリエス テルウレタン樹脂から調製されたバインダーコンビネーションに基く少なくとも 1つのバイン ダーモジュールA)、少なくとも1つのカラーモジュール(ここでそのカラーモ ジュールは好ましくは上述のカチオン性ポリウレタンペーストレジンを含む)、 および、ポリウレタンベースのカチオン性会合性シックナーに基くレオロジカル モジュールを含む。架橋モジュールは、シングルトーンのベースラッカーおよび シングルトーン、シングルコートのトップコートラッカーの双方に存在し、その モジュールは、たとえば、メラミン樹脂架橋剤および/またはブロックイソシア ネートを含む。好ましい樹脂は、バインダーおよびレオロジカルモジュールの中 で上述されている。 モジュールは、コーティング組成物の製造の間、どのような所望の順序でも加 えられる。しかしながら、好ましくは、最も高い粘度および最も高い体積割合を 持つモジュールが最初に導入される。混合の後、適用粘度が脱イオン水の添加に よって確立される。 本発明のモジュラーシステムから製造されるコーティング組成物は、好ましく は20重量%以下、特に好ましくは10重量%以下の溶媒含有量を有する。 完全なコーティング組成物は、混合後に直接に適用される。それらはまた、し かしながら、それらは12ケ月よりも長い期間貯蔵されてもよい。室温架橋2成 分コーティング組成物の場合には、しかしながら、架橋モジュールは別々に貯蔵 されなければならない。 本発明のモジュラーシステムの特別の有利な点は、たいていの変化に富んだコ ーティング組成物が標準の成分から簡単な方法で調製されることである。本発明 はまた、これらのコーティング組成物を提供するものである。 下記にリストした量は、たとえば、ここでは本発明のコーティング組成物の製 造に使われる。その量は、個々のモジュールからの固形分含有量に関係し、それ は、コーティング組成物の合計固形分含有量(100重量%)を構成する。 水性イフェクトベースラッカーを製造するときは、バインダーモジュールから の固形分含有量は、好ましくは10〜99、特に好ましくは40〜95重量%で ある。カラーモジュールからの固形分含有量は、0〜40、好ましくは0〜30 重量%である。イフェクトモジュールからの固形分含有量は、好ましくは0.01〜 50、特に好ましくは1〜30重量%である。架橋モジュールからの固形分含有 量は、好ましくは0〜40、特に好ましくは0〜25重量%である。そしてレオ ロジカルモジュールからの固形分含有量は、好ましくは0.01〜50、特に好まし くは1〜40重量%である。適用粘度を達成するため、水性イフェクトベースラ ッカーは、好ましくは10〜55重量%、特に好ましくは12〜40重量%の合 計ラッカー固形分含有量に調節される。 シングルトーンの水性ベースラッカーを製造するときは、バインダーモジュー ルからの固形分含有量は、好ましくは5〜60重量%、特に好ましくは8〜50 重量%である。カラーモジュールからは、好ましくは1〜60、特に好ましくは 3〜50重量%である。架橋モジュールからは、0〜40、好ましくは0〜25 重量%である。そしてレオロジカルモジュールからは、0〜40重量%、好まし くは1〜30重量%である。シングルトーンの水性ベースラッカーの固形分含有 量は、好ましくは10〜60重量%、特に好ましくは12〜45重量%の固形分 含有量を持つ適用粘度に調節される。 シングルコートのトップコートラッカーを製造するためには、バインダーモジ ュールからの固形分含有量は、好ましくは5〜60重量%、特に好ましくは8〜 50重量%である。カラーモジュールからの固形分含有量は、好ましくは 0.5〜 60重量%、特に好ましくは1〜45重量%である。イフェクトモジュールから は、0〜50重量%、好ましくは0〜30重量%である。架橋モジュールからは 、好ましくは 0.5〜40重量%、特に好ましくは1〜35重量%である。そして レオロジカルモジュールからは、0〜40重量%、好ましくは1〜30重量%で ある。適用粘度において、シングルコートのトップコートラッカーの合計固形分 含有量は、好ましくは10〜70重量%、特に好ましくは12〜50重量%であ る。 クリアラッカーを製造するときは、バインダーモジュールからの固形分含有量 は、好ましくは15〜90重量%、特に好ましくは35〜85重量%である。カ ラーモジュールからは、0〜20、好ましくは0〜10重量%である。イフェク トモジュールからは、0〜10、好ましくは0〜5重量%である。架橋モジュー ルからは、好ましくは0.01〜50重量%、特に好ましくは2〜40重量%である 。そしてレオロジカルモジュールからは、0〜40重量%、特に好ましくは1〜 30重量%である。適用粘度において、クリアラッカーの合計ラッカー固形分含 有量は、好ましくは10〜80重量%、特に好ましくは12〜65重量%である 。 本発明のモジュラーシステムから製造される水性コーティング組成物は、慣用 の方法を使用して、たとえばスプレー法によってアプライされる。硬化は、たと えば20℃と140℃との間で遂行される。 アプリケーションのための好適なオプションは、本発明のモジュラーシステム と共に製造されたベースラッカーをアプライし、そして、20℃〜80℃でのフ ラッシングオフ段階の後、慣用のクリアラッカーまたは本発明のモジュラーシス テムと共に製造されたクリアラッカーを、ウエット・オン・ウエット法を使用し てアプライしかつ2層を一緒にキュアすることである。 このようにして得られた多コートラッカーコーティングは、自動車ラッカーコ ーティングのための今日の通常の要求を満たしている。それらは、自動車のオリ ジナルなおよび修理のアラッカーコーティング用に適しているが、それらはまた 他の分野、たとえばプラスチックス、木またはセラミックスのラッカーコーティ ング用にも使用される。 本発明のモジュールシステムは、簡単かつ容易に一緒に混合される個々の貯蔵 安定なモジュールから構成されている。良好な長期間の貯蔵安定性を持つ低溶媒 の水性コーティング組成物が製造される。ベースラッカー、トップコートラッカ ーおよびクリアラッカーのような種々のコーティング組成物の貯蔵および製造は 、シングルモジュラーシステムによって合理的なものとされる。本発明のシステ ムおよび本発明のプロセスの特別の利点は、たいていの変化に富んだコーティン グ組成物が標準モジュールに基いて調製されることである。 次の実施例は、より詳細に本発明を説明することを意図している。バインダーの製造例 製造例1: 還流コンデンサーを用いて、エトキシプロパノール966gが不活性ガス下に 100℃に加熱された。4時間以内に、ヒドロキシエチルメタクリレート 195.5 g、ブタンジオールモノアクリレート599g、n−ブチルメタクリレート59 2g、2−エチルヘキシルメタクリレート483g、ブチルメタクリレート43 9g、メチルメタクリレート439g、スチレン893g、3−ジメチルアミノ プロピルメタクリルアミド358gおよびt−ブチルパーオクトエート46gの 混合物が加えられた。温度はついで110℃に1時間保たれ、エトキシプロパノ ール12.2g中に溶解されたt−ブチルパーオクトエート8.4gが加えられ、この 操作が1時間後に繰り返された。110℃で3時間後、次の中間値が決定された 。 固形分含有量:79.6%(150℃、30分) 粘度:12.5 Pas(エトキシプロパノール中50%、25℃) 水性ディスパージョンの製造: ギ酸溶液(水中で50%)4gおよびエチレングリコールモノブチルエーテル 32.6gが、上述のアミノアクリレート250g中に仕込まれ、そしてディスパー ジョンを生成するために完全に脱イオンされた水 713.4gがついで加えられた。 2時間の撹拌の後、微細に分割された水性アミノアクリレートディスパージョン が得られた。 特性値: 固形分含有量:20.4重量%(150℃、60分) 酸 mEq:21 mFq/100g 樹脂固形分 pH値:6.5製造例2: (DE−A−4011633における製造例1) 還流コンデンサーを用いて、ブトキシプロパノール725gが不活性ガス下に 110℃に加熱された。3時間以内に、ヒドロキシエチルメタクリレート192 g、ブタンジオールモノアクリレート137g、グリシジルメタクリレート28 8g、2−エチルヘキシルアクリレート364g、ブチルメタクリレート439 g、メチルメタクリレート439g、スチレン90gおよびアゾビスイソブチロ ニトリル44gの混合物が加えられた。ついで、110℃で1時間後、固形分含 有量72.2重量%が測定され、そしてブトキシエタノールで60重量%に稀釈後、 25℃で粘度2.14 Pasが測定された。50℃に冷却後、ジエチルアミン120g およびイソプロパノール201gの混合物が素早く加えられた(エポキシド1.00 モルに対しアミン1.10モル)。30分後、温度は65℃に上げられて2時間保た れ、ついで105〜110℃に上げられて3時間保たれた。80℃に冷却後、イ ソプロパノールおよび過剰のアミンが真空蒸留によって注意深く除去された。固 形分含有量は、ブトキシプロパノールで約80重量%に調節された。 中間値: 固形分含有量:79.7%(150℃、30分) アミン価:45 mg KOH/g樹脂固形分 粘度:3.44 Pas(ブトキシエタノール中60%、25℃)製造例3: 撹拌器、内部温度計、ヒーターおよび還流コンデンサーを備えた反応器中で、 ポリエステルポリオール(ネオペンチルグリコール、ヘキサンジオールおよびイ ソフタル酸から製造、OH価102、酸価1)855gが、不活性ガス下に約4 5℃で、メチルジエタノールアミン138gおよびアセトン300gと混合され た。ついでイソホロンジイソシアネート 410.5gが加えられ、遊離のイソシアネ ートが実質的にもはや検出されなくなるまで(NCO価 0.2以下)、発熱反応は 冷却および加熱によって80℃に保たれた。40℃において、水200g中の乳 酸88.6gが加えられかつ完全に含有された。ついで完全に脱イオン化した水29 02gがディスパージョンを生成するために加えられた。室温での2時間の撹拌 の後、微細に分割されたポリウレタンディスパージョンが得られた。 最終値: 固形分含有量:34.2重量%(150℃、60分) 酸 mEq:66 mEq/100樹脂固形分 pH値:5.6製造例4: 撹拌器、内部温度計、ヒーターおよび還流コンデンサーを備えた反応器中で、 ポリエステル(アジピン酸、イソフタル酸、1,6−ヘキサンジオールおよびネ オペンチルグリコールから製造、OH価113、酸価1)912gが、不活性ガ ス下に約45℃で、メチルジエタノールアミン191gおよびN−メチルピロリ ドン185gと混合された。ついでイソホロンジイソシアネート697gが加え られ、NCO価が約 3.3になるまで、発熱反応は冷却および加熱によって80℃ に保たれた。N−メチルピロリドン185gの添加の後、ヒドロキシエチルメタ クリレート184gが加えられ、温度は遊離のNCOがもはや検出されなくなる まで60℃に保たれた。 40℃において、水152g中のギ酸74.1gが加えられかつ完全に含有された 。ついで完全に脱イオン化した水2026gがディスパージョンを生成するため に加えられた。室温での2時間の撹拌の後、微細に分割されたポリウレタンディ スパージョンが得られた。 最終値: 固形分含有量:44.0重量%(150℃、60分) アミン価:45 mg KOH製造例5: 製造例4からのポリウレタンディスパージョン30gが完全に脱イオンされた 水25gで稀釈され、80℃に加熱された。製造例4からのポリウレタンディス パージョン14gおよび完全に脱イオンされた水10g中に、ヘキサンジオール ジアクリレート0.23g、ラウリルアクリレート0.45g、スチレン 2.0g、エチル ヘキシルアクリレート 1.2g、ヒドロキシエチルアクリレート 1.6g、n−ブチ ルメタクリレート 3.1gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.4gから製造され たエマルジョンが、3.5時間かけて80℃で加えられた。この温度はついで1時 間保たれ、ついで製造例4からのポリウレタンディスパージョン2.3g中にアゾ イソブチロニトリル0.1gのエマルジョンが加えられ、温度はもう1時間80℃ に保たれた。次の特性を持つ微細に分割されたディスパージョンが得られた。 固形分含有量:31.8重量%(150℃、1時間) アミン価:32 mg KOH/g pH値:5.1製造例6: 撹拌器、内部温度計、ヒーターおよび還流コンデンサーを備えた反応器中で、 OH価112および酸価1を持つポリカプロラクトンジオール909gが、不活 性ガス下に約45℃で、メチルジエタノールアミン 141.5gと混合された。つい でイソホロンジイソシアネート 442.5gが加えられ、遊離のイソシアネートが実 質的にもはや検出されなくなるまで(NCO価 0.2以下)、発熱反応は冷却およ び加熱によって80℃に保たれた。 60℃において、水152g中の乳酸96.5gが加えられかつ完全に含有された 。ついで完全に脱イオン化された水2759gがディスパージョンを生成するた めに加えられた。室温での2時間の撹拌の後、微細に分割されたポリウレタンデ ィスパージョンが得られた。 最終値: 固形分含有量:33.5重量%(150℃、60分) アミン価:45 mg/KOH 酸 mEq:75 mEq/100樹脂固形分製造例7: 撹拌器、内部温度計、ヒーターおよび還流コンデンサーを備えた反応器中で、 ポリエステルジオール(ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジカルボン酸 およびイソフタル酸から製造、OH価49、酸価 1.3)682.5g、ペンタエリス リトール27g、ドデカノール 148.3gおよびN−メチルピロリドン508gが 、不活性ガス下に約45℃で、メチルジエタノールアミン153gと混合された 。ついでイソホロンジイソシアネート529gが加えられ、遊離のイソシアネー トが実質的にもはや検出されなくなるまで(NCO価 0.2以下)、発熱反応は冷 却および加熱によって80℃に保たれた。 50℃において、ギ酸118g(水中50%)が加えられかつ完全に含有され た。ついで完全に脱イオン化された水2828gがディスパージョンを生成する ために加えられた。室温での2時間の撹拌の後、微細に分割されたポリウレタン ディスパージョンが得られた。 最終値: 固形分含有量:32.3重量%(150℃、60分) 酸 mEq:84 mEq/100g樹脂固形分 pH値:5.2個々のモジュールの製造例: バインダーモジュール: バインダーモジュールが、それらの成分を一緒に完全に撹拌することにより製 造される。 バインダーモジュールI: 成分 172.0g バインダー(製造例5による) 28.5g 製造例3によるバインダー 234.5g 製造例1によるバインダー 30.0g 完全に脱イオンされた水 バインダーモジュールII: 成分 70.4g 例1によるバインダー 5.3g 例3によるバインダー 4.3g 完全に脱イオンされた水 バインダーモジュールIII: 成分 47.3g 例2によるバインダー 5.2g 例3によるバインダー 3.2g 完全に脱イオンされた水 バインダーモジュールIV: 成分 31.3g 例5によるバインダー 24.5g 例2によるバインダー 2.5g 例3によるバインダー 1.2g エチレングリコールモノブチルエーテル 13.0g 完全に脱イオンされた水レオロジカルモジュールI: 例7によるバインダー100gが、エチレングリコールモノブチルエーテル2 gおよび完全に脱イオンされた水10gと混合された。イフェクトモジュール: イフェクトモジュールの製造のため、特別のイフェクト顔料がまず容器に導入 され、ついで溶媒、ウエッティング添加剤およびバインダーが完全に撹拌混入さ れた。 イフェクトモジュールI: 成分 8.4g アルミニウム65%を有する水性ベースラッカーに適した慣用 の市販のアルミニウムペースト 0.8g 有機リン酸誘導体に基くアルミニウムウエッティング添加剤 4.9g エチレングリコールモノブチルエーテル 2.0g N−メチルピロリドン 4.5g n−ブタノール 8.0g 製造例5によるバインダー このモジュールは、8.9重量%の水分含有量を有する。 イフェクトモジュールII: 成分 12.8g 慣用の市販のイリオジン(iriodine)顔料 2.7g 慣用の市販のウエッティング添加剤 2.7g n−ブタノール 1.1g N−メチルピロリドン 8.0g 製造例5によるバインダー このイフェクトモジュールは、9.3重量%の水分含有量を有する。カラーモジュール: 青色カラーモジュール: 41.1g 製造例6によるバインダー 1.1g 慣用の市販のディスパージョン補助物 0.6g エチレングリコールモノブチルエーテル 33.9g 慣用の市販の青色銅フタロシアニン顔料 10.5g 完全に脱イオンされた水 赤色カラーモジュール: 成分 44.0g 製造例6によるバインダー 1.6g 慣用の市販のディスパージョン補助物 2.9g エチレングリコールモノブチルエーテル 34.5g 慣用の市販の赤色顔料 17.1g 完全に脱イオンされた水 黒色カラーモジュール: 成分 48.9g 製造例6によるバインダー 1.2g 慣用の市販のディスパージョン補助物 5.0g エチレングリコールモノブチルエーテル 13.5g 慣用の市販のカーボンブラック顔料 15.6g 完全に脱イオンされた水 この顔料は、適当な装置で上述の混合物中にグラインドされる。架橋モジュール: 架橋モジュールI(メラミン樹脂混合物): 6.5g サイメル(Cymel)373 3.5g 完全に脱イオンされた水 架橋モジュールII: 9.7g ルウィパール(Luwipal)012 2.0g ブタノンオキシムでブロックされかつイソホロンジイソシアネ ートに基く慣用の市販のイソシアネート 1.3g エチレングリコールモノブチルエーテル 架橋モジュールIII: 3.0g サイメル(Cymel)373 7.0g 完全に脱イオンされた水 架橋モジュールIV: 8.1g セタミン(Setamin)US138 6.9g エチレングリコールモノブチルエーテル水性ベースラッカーの製造 貯蔵安定性のある水性イフェクトラッカーが、表に述べたモジュールを一緒に 均一に混合することによって製造される。それらは、水で所望の適用粘度に調節 される。述べられた値は、重量部である。イフェクトベースラッカー: シングルトーン・ベースラッカー、およびシグルトーンのシングルコート・トッ プコートラッカー 水性シングルトーン・ラッカーが、上述の成分を混合することによって得られ る。それらは、水で特定の所望の適用粘度に調節される。それらは、水性ベース ラッカー、およびシングルトーンのシングルコート・トップラッカーとして用い られる。水性クリアラッカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パチュッケ,ハンス−ペーター ドイツ連邦共和国 デー―42279 ヴッパ ータール アム ヘッケンドルン 71 (72)発明者 フォークトービルンブリッヒ,ベッティナ ドイツ連邦共和国 デー―42719 ゾーリ ンゲン ウンテニッター 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記のものを含む水性コーティング組成物の製造のためのモジュラーシス テム。 A)少なくとも1つの後述のモジュールと一緒に、 1またはそれ以上のカチオン的に安定化された水希釈可能な(メタ)アクリル コポリマーおよび1またはそれ以上のカチオン的に安定化された水希釈可能なポ リウレタン樹脂および/または1またはそれ以上のカチオン的に安定化された水 希釈可能な(メタ)アクリレート化ポリウレタン樹脂を、 場合により、ノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダー、水と組み合 わせられて、場合により1またはそれ以上の有機溶媒および/または慣用のラッ カー添加剤と一緒に 含む少なくとも1つの水性バインダーモジュール、 B)水、1またはそれ以上のカラー顔料および/またはエクステンダーおよび 1またはそれ以上のカチオン的に安定化されたポリウレタンペーストレジン、少 なくとも6重量%の水を、 場合により1またはそれ以上の水希釈可能なカチオン的におよび場合によりノ ニオン的に安定化されたバインダー、1またはそれ以上の有機溶媒および/また は慣用のラッカー添加剤と一緒に 含む1またはそれ以上のカラーモジュール、 および/または、 C)水、1またはそれ以上のイフェクト顔料、少なくとも6重量%の水、1ま たはそれ以上のカチオン的に安定化された水希釈可能な(メタ)アクリレート化 ポリウレタン樹脂(それは場合によりさ らにカチオン的にまたはノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダーと組 み合わせられて存在してもよい)を、 場合により1またはそれ以上の有機溶媒および/または慣用のラッカー添加剤 と一緒に 含む1またはそれ以上のイフェクトモジュール、 および/または、 D)1またはそれ以上の架橋剤を、 場合により1またはそれ以上の有機溶媒、水、および/または慣用のラッカー 添加剤と一緒に 含む1またはそれ以上の架橋モジュール、 および/または、 E)1またはそれ以上の有機および/または無機のレオロジカル制御剤を 場合により1またはそれ以上のカチオン的にまたはカチオン的およびノニオン 的におよび/またはノニオン的に安定化された水希釈可能なバインダー、および /または1またはそれ以上の有機溶媒および/または水と一緒に 含む1またはそれ以上のレオロジカルモジュール。 2.少なくとも1つの水性バインダー成分をさらにコーティング組成物成分と 混合することによる水性コーティング組成物の製造のためのプロセスであって、 そのプロセスは、請求項1による少なくとも1つの貯蔵安定性バインダーモジ ュールA)、場合によりこれと共に、請求項1によるB)、C)、D)および/ またはE)のそれぞれの少なくとも1つの貯蔵安定性モジュールのサプライが準 備され、そして場合により 貯蔵されることを特徴とし、 それらのモジュールは別個に調製され、そして個々の製造されたモジュールは 、そこから提起される固形分含有量がコーティング組成物の合計固形分含有量に 対して次のパーセンテージ バインダーモジュールA): 5〜99重量% カラーモジュールB): 0〜60重量% イフェクトモジュールC): 0〜50重量% 架橋モジュールD): 0〜50重量%および レオロジカルモジュールE):0〜50重量% (ここで、パーセンテージの合計は100%に達するべきである)とみなされる ような量で要求されるように一緒に混合されること。 3.請求項1または2によるモジュラーシステムおよびプロセスであって、バ インダーモジュールA)が、10〜99重量%のカチオン的に安定化された(メ タ)アクリルコポリマー、2〜70重量%のカチオン的に安定化されたポリウレ タン樹脂および 0.2〜60重量%のカチオン的に安定化された(メタ)アクリレ ート化ポリウレタン樹脂(ここで上述のパーセンテージはバインダーモジュール 中の合計バインダー固形分含有量に対するものでありかつ100%まで加えられ るべきである)を含むことを特徴とする。 4.先行の請求項の1つによるモジュラーシステムおよびプロセスであって、 カラーモジュールB)およびイフェクトモジュールC)が、それぞれ少なくとも 10重量%の水を含むことを特徴とする。 5.先行の請求項の1つによるモジュラーシステムおよびプロセスであって、 30〜200のOH価、1000〜200000の数 平均分子量(Mn)および15〜150のアミン価を持つ1またはそれ以上のカチオ ン的に安定化された(メタ)アクリルコポリマーが用いられることを特徴とする 。 6.請求項1〜4の1つによるモジュラーシステムおよびプロセスであって、 3000〜200000の数平均分子量(Mn)および15〜120のアミン価を持 つ1またはそれ以上のカチオン的に安定化されたポリウレタン樹脂が用いられる ことを特徴とする。 7.請求項1〜4の1つによるモジュラーシステムおよびプロセスであって、 5〜150のアミン価および0〜150のOH価を持つ1またはそれ以上のカチ オン的に安定化された(メタ)アクリレート化ポリウレタン樹脂が用いられるこ とを特徴とする。 8.先行の請求項の1つによるモジュラーシステムおよびプロセスであって、 バインダーモジュールが5〜7のpH値を持つことを特徴とする。 9.先行の請求項の1つによるモジュラーシステムおよびプロセスであって、 架橋剤が、1またはそれ以上のメラミン樹脂および/またはブロックされまたは ブロックされないポリイソシアネートを含むことを特徴とする。 10.先行の請求項の1つによるモジュラーシステムおよびプロセスであって、 レオロジカルモジュールが、ポリマー微粒子、無機フィロシリケートおよび/ま たは会合性(associative)シックナーを含むことを特徴とする。 11.請求項10によるモジュラーシステムおよびプロセスであって、使用され る会合性シックナーが、主鎖に親水性セグメントおよび鎖端に疎水性セグメント を持ち、5〜100のアミン価および0〜70のOH価を持つポリウレタン樹脂 に基く1またはそれ以上のカチオン性の会合性シックナーであることを特徴とす る。 12.先行の請求項の1つによるモジュラーシステムおよびプロセスであって、 コーティング組成物の合計固形分含有量が、適用粘度で10〜80重量%に調節 されることを特徴とする。 13.請求項12によるプロセスであって、水性イフェクトベースラッカー、シ ングルトーンの水性ベースラッカー、水性シングルコート・トップコートラッカ ーおよび/または水性クリアラッカーが、同じバインダーモジュールを用いて製 造されることを特徴とする。 14.請求項2、12または13によるプロセスであって、水性イフェクトベー スラッカーが、請求項2で規定した固形分含有量に従って、 10〜99重量%のバインダーモジュール、 0〜40重量%のカラーモジュール、 0.01〜50重量%のイフェクトモジュール、 0〜40重量%の架橋モジュール、 0.01〜50重量%のレオロジカルモジュール (ここでコーティング組成物の固形分含有量は適用粘度で10〜55重量%に調 節される)の割合で製造されることを特徴とする。 15.請求項2、12または13によるプロセスであって、シングルトーンの水 性ベースラッカーが、請求項2で規定した固形分含有量に従って、 5〜60重量%のバインダーモジュール、 1〜60重量%のカラーモジュール、 0〜40重量%の架橋モジュール、 0〜40重量%のレオロジカルモジュール (ここでコーティング組成物の固形分含有量は適用粘度で10〜60重量%に調 節される)の割合で製造されることを特徴とする。 16.請求項2、12または13によるプロセスであって、水性シングルコート ・トップコートラッカーが、請求項2で規定した固形分含有量に従って、 5〜60重量%のバインダーモジュール、 0.5〜60重量%のカラーモジュール、 0〜50重量%のイフェクトモジュール、 0.5〜40重量%の架橋モジュール、 0〜40重量%のレオロジカルモジュール (ここでコーティング組成物の固形分含有量は適用粘度で10〜70重量%に調 節される)の割合で製造されることを特徴とする。 17.請求項2、12または13によるプロセスであって、水性クリアラッカー が、請求項2で規定した固形分含有量に従って、 15〜90重量%のバインダーモジュール、 0〜20重量%のカラーモジュール、 0〜10重量%のイフェクトモジュール、 0.01〜50重量%の架橋モジュール、 0〜40重量%のレオロジカルモジュール (ここでコーティング組成物の固形分含有量は適用粘度で10〜80重量%に調 節される)の割合で製造されることを特徴とする。 18.請求項2〜17の1つのプロセスを用いて製造される水性コーティング組 成物。
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