JPH09503105A - リアルタイム音声パケットレイヤエンコーダ - Google Patents
リアルタイム音声パケットレイヤエンコーダInfo
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Abstract
(57)【要約】
2S通りのシステム状態が定義可能なSビット出力信号を供給する状態マシンと、様々な付加データの供給源と、付属回路とから構成されたパケットエンコーダであって、これにより状態マシンの出力ビットの内のNビット(N<S)が状態デコーダの介入なしにマルチプレクサを直接制御するように結合される。
Description
【発明の詳細な説明】
リアルタイム音声パケットレイヤエンコーダ
発明の要約
本発明のパケットエンコーダは、システム状態を2S通りに定義可能なSビッ
ト出力信号を提供する状態マシン(state machine)と、ヘッダ・データと圧縮音
声データの供給源と、マルチプレクサとから構成されている。
この状態マシンの出力ビットのうちNビット(N<S)はマルチプレクサに結
合されて直接マルチプレクサを制御する。この制御下で、マルチプレクサは所定
のプロトコルに従ってヘッダーと圧縮音声データとを連結させてパケットを生成
する。状態マシンのそれぞれの状態は、状態デコーダを介入することなしにNビ
ットでマルチプレクサを制御できるように選択される。
発明の背景技術
高精細度の映像、ステレオ音声および補助データを指定の帯域幅,互換性、コ
ストの制約内で提供する方式のことを高精細度テレビジョン(HDTV)と一般
に記述している。HDTVの主要な点は、高解像度信号をデジタル化し、標準テ
レビチャンネルに適合するようにデジタル信号を圧縮し、圧縮されたデジタル信
号を所定の制約内の6MHzのチャンネルで送信することにある。高解像度信号
はその映像、音声、データ成分にそれぞれ分離される。各成分は他の成分から別
々に圧縮され符号化される。
現方式における音声デジタル信号の圧縮と符号化をMPEG標準の点から説明
する。MPEGは、国際標準化機関の中の動画専門家グループがデジタル記憶媒
体に記憶された動画像や関連する音声のコード化表現法に関して開発した国際標
準である。
音声処理機能は、衛星によってあるいはその他の伝送媒体によって最終的には
地球規模で転送される圧縮音声信号を調節する。この音声処理機能は、CCSオ
ーディオ・プロダクツ社から入手できるCCS−CDQ−2000圧縮器のよう
なフレーム・エンコーダからの圧縮音声フレームの直列ストリームを受け入れる
。フレーム・エンコーダは音声MPEG信号を所要の出力品質に応じて56から
384Kbpsの範囲内でユーザーが選択可能な出力デジタルビット・レートで
提供する。音声プロセッサはビット・ストリームをバイト幅のデジタル信号に変
換し、適切なヘッダー情報を挿入してMPEGパケットを生成し、このパケット
を転送する。この音声プロセッサは、クロックとタイミングの発生器、フレーム
・シンクロナイザ、MPEGパケット・エンコーダ、転送プロセッサ、出力バッ
ファを包含してよい。本発明は、フレーム・シンクロナイザから供給されたバイ
ト幅デジタル信号を符号化してMPEG転送パケットを生成するMPEGパケッ
ト・エンコーダに関するものである。
MPEGパケット・エンコーダは、ヘッダ情報をデジタル音声データ信号に結
するマルチプレクサと、ヘッダ情報を供給する回路と、マルチプレクサへのヘッ
ダ情報の入力を制御するシーケンス・コントローラあるいは状態マシンを包含し
てよい。
発明の要約
フレーム・シンクロナイザはバイト幅データ信号で配列されたフレームを遅延
回路を通ってマルチプレクサへと供給する。遅延回路はこのデータ信号を遅延さ
せて所定のバイト数、例えば、8バイトの情報をフレーム・ヘッダとしてデータ
信号に挿入させる。ヘッダ情報の部分は、符号化セッション前に演算して記憶媒
体に記憶させてもよい。フレーム・シンクロナイザはパッケージ・シーケンス・
コントローラへフレーム開始信号を供給する。このフレーム開始信号に応答して
、パッケージ・シーケンス・コントローラは制御信号を生成し、この制御信号に
より記憶媒体からヘッダ情報をデータ信号に挿入する処理を制御したり、マルチ
プレクサの動作を制御する。パッケージ・シーケンス・コントローラには状態マ
シンが組み込まれており、この状態マシンはマルチプレクサあるいはその他の
回路を直接制御するための各定義済み状態(state)を有する。
図面の簡単な説明
図1は、本発明を具現化したリアルタイム音声MPEGパケットレイヤエンコ
ーダの一実施例のブロック図である。
図2は、MPEGパケット・シーケンス・コントローラの一実施例のブロック
図である。
図3は、状態マシンの具体例を示す。
図4および図5は、パケット・シーケンス・コントローラ内の状態マシンに関
する状態“バブル”図(state"bubble"diagrams)である。
図6は、時刻記録された(time-stamped)先頭パケット用のMPEGパケットレ
イヤエンコーダのタイミング図である。
図7は、時刻記録された続行パケット用のMPEGパケットレイヤエンコーダ
のタイミング図である。
図1は、提案された本発明の様々な実施形態を包含する音声エンコーダのブロ
ック図を表す。図1において、CCS−CDQ−2000のようなフレーム・エ
ンコーダ1からシリアルデータ入力信号とビットレート・クロック信号がフレー
ム・シンクロナイザおよびシリアル/パラレル変換器2に供給される。CCS−
CDQ−2000は、16ビットアナログ/デジタル変換器を用いて48Ksp
s(キロサンプル/秒)のレートで音声信号をサンプリングすることでアナログ
音声信号をそれらのデジタル等価に変換するのに使用される。このデジタル化し
た音声は、次にISO・MPEGレイヤ2のアルゴリズム(MUSICAM)を
用いて圧縮され、その結果得られたデジタル信号はV.35やX.21あるいは
RS422デジタル出力部を通って出力される。この出力のデジタルビット・レ
ートは、所要の出力品質に応じて56から384Kbps(キロビット/秒)の
範囲内でユーザーが選択できる。
シリアル・データ入力信号のフレームの長さとデータ転送速度は変更が可
能で、CCS−CDQ−2000の構成によって決まる。典型的なフレーム間は
256Kbpsで発生するシリアル・ビット・ストリームに圧縮された24ms
ecの連続リアルタイム音声信号を含む。このMPEG音声フレームは16ビッ
トの音声フレーム同期ワード(フレーム開始コード)を含む。さらに、伝送され
たMPEG音声フレームは、量子化した音声値は勿論のこと、ビット割り当てを
表す補助情報と位取り因数を含み、これらは全てデコーダによって音声情報を複
製するのに要求される。
フレーム・シンクロナイザ2とエンコーダ9はシリアル・データを整理しなお
し(reorder)、例えばヘッダ・データ等を追加してCDQ−2000デジタル出
力信号をMPEGパケット・プロトコルに適合させる。フレーム・シンクロナイ
ザ2はCCS−CDW−2000音声エンコーダ1からシリアル・データ入力信
号を受け入れる。このフレーム・シンクロナイザは、CDQ−2000デジタル
出力信号からバイト幅(8ビット・バイト)のデータ・ストリームを生成し、こ
のデータ・ストリームは音声フレーム同期開始ワードに揃えたバイト境界を伴っ
ている。フレーム・シンクロナイザ2はさらにバイト・レート・クロックと音声
フレーム同期パルスを生成し、この音声フレーム同期パルスは、1ビット・レー
ト・音声クロック期間の長さで、音声フレームの第1バイト期間中におけるバイ
トクロックの正の遷移に及ぶ。
フレーム・シンクロナイザ2からパケット・エンコーダ9へデータが供給され
る。エンコーダ9ではこの圧縮音声データに可変のヘッダ情報とタイミング情報
を付加する。このエンコーダ9には、補正遅延器3、ヘッダ情報および/または
補助情報の供給源4,6、データを結合するマルチプレクサ5、およびエンコー
ダ9内部の処理素子の互々を調整するコントローラ7とが包含されている。
パケット・エンコーダ9は、フレーム・シンクロナイザ2からバイト幅フォー
マットで音声フレームを受け入れる。エンコーダ9内にデータおよびヘッダ情報
を転送することはビット・レート・クロックの制御の下に成し遂げられ、このビ
ット・レート・クロックは、どのデータ転送速度を選択してもバイト幅データ転
送速度の8倍の速度で実行する。バイト幅データ・ストリームの転送は2段遅延
器3を通って緩衝され、それからマルチプレクサ5へ供給される。この遅延器
3は、連続したデータの流れを受け取る間に、ヘッダを本例では、16ヘッダ・
バイトまでバイト幅データ・ストリームに挿入するための時間をマルチプレクサ
5に提供することを含む。そのバイト情報(すなわちヘッダ・バイト)は上述の
データ信号内に存在するフレーム開始コードの前に挿入される。
フレーム・シンクロナイザ2は、フレームの開始が検出されたことを示すため
にパッケージ・シーケンス・コントローラ7へ音声同期パルスまたはフレーム開
始信号を供給する。シーケンス・コントローラ7はマルチプレクサ5、ヘッダ回
路6、およびトランスポート・プロセッサ8を制御する出力制御信号を生成する
。
図2に好例のシーケンス・コントローラを図示する。このシーケンス・コント
ローラ7は、状態マシン22、パケットの時刻記録(タイムスタンプ)を制御す
る回路23(TSHIFT)、および各パケットに含まれたフレームの数をカウ
ントする回路24(FRCOUNT)とを包含する。回路TSHIFT(Tシフ
ト)23は16対1・マルチプレクサ25とカウンタ26とを含んでいる。この
カウンタ26は循環(ラップ・アラウンド)で動作するアップカウンタである。
このカウンタは、状態マシン22から供給される信号TSPSに反応してそのカ
ウント値をインクリメント(増分)する。信号TSPSはそれぞれの音声パケッ
トの終了を示している。カウンタ26は、パケットカウントを示すカウンタ信号
CSを16対1・マルチプレクサ25の制御入力ポートへ供給する。16対1・
マルチプレクサ25は本例では、16個のスィッチからのユーザにより事前設定
された16の信号もまた受信する。これに代えて、これらの信号をマイクロプロ
セッサの制御の下で生成させることもできるはずである。これら16の信号は、
どのパケットがタイムスタンプされるべきか、すなわち、1つおきに、3つおき
に、あるいは全てのパケットにタイムスタンプするかを定める1つの“パターン
”を形成する。16対1・マルチプレクサ25はこの“パターン”と、タイムス
タンプを次のパケットに含めるべきかどうかを表すパケットカウントとに基づい
て信号TSを生成する。
補助回路であるFRCOUNT(FRカウント)24は各パケット内に含まれ
るフレームの数をカウントし、そのカウント値と所要の数値、本例では、一組の
スイッチ31に設定されている所要の数値とを比較し、これら2つが一致した時
を信号IMAXを介して状態マシンへ通知する。FRCOUNTは、状態デコー
ダ(状態復号器)29と、5ビットカウンタ28と、比較器27とを含む。状態
デコーダ29は状態マシン22の状態を監視し、ここでSTART CODE1
(SC1)とINCREMENT(INC)として指名された2つの特有の状態
(unique state)を認識するように整えられている。状態SC1は新しいパケット
の開始を示し、デコーダ29はこの状態を認識するとカウンタ28を所定値に、
例えば、0にリセットする。状態INCは現フレームの終了を示し、デコーダ2
9はこの状態を認識するとカウンタ28の値を1単位増分する。
状態マシン22はマルチプレクサ5を調整してパケット構築中に対応する入力
信号(appropriate input signal)を指定の回数通過させる。図3に好例の状態マ
シンを示す。この状態マシンにおいて、装置(ユニット)51(例えば、プログ
ラム可能アレイ論理装置)は、フレーム・シンクロナイザからのPビット幅の制
御信号とNビット幅の自身の出力信号とによってアドレス指定される。状態マシ
ンは従ってNビット幅の信号を生成する。この信号は部分アドレスとして装置5
1へフィードバックされる。装置51から提供された出力のN−Mビット(Nマ
イナスMビット)はマルチプレクサ5の制御入力ポートに結合される。その残り
のMビットはORゲート50で分析され、このORゲートは、有効なデータがマ
ルチプレクサを現に通過中の時だけ第1出力状態を示し、それ以外の時は第2状
態を示す。
ORゲート50の出力は他のDATA ENABLE&CONTROL(デー
タ・イネーブルおよび制御)信号と共にトランスポート・プロセッサ8に供給さ
れる。これらの信号は、マルチプレクサ5からの出力がパケットの一部であるか
、あるいは無視される出力であるかどうか、さらにパケット開始の場合か、パケ
ット終了の場合かを示す。
プログラム可能アレイ論理装置からのNビット幅信号はFRCOUNT回路2
4に供給される。ずっと前に説明したように、この回路は各パケット内にあるフ
レームの数をカウントする。カウントされたフレームの数が所定の固定値に等し
くなると、FRCOUNT回路24は、現パケットは十分であり、新規のパ
ケットが開始されるべきことを示す信号IMAXを状態マシンへ送る。
図4はコントローラに関する状態「バブル」図を示す。各バブルは状態マシン
のそれぞれの状態を表している。
状態マシンからの各出力をデコード(復号)する必要性を回避するために、マ
ルチプレクサを直接制御するのに使用できるように状態マシンの下位状態ビット
が選択されている。図5は図4のバブル図を状態名に置き換えてそれらの状態を
代表する2進等価値(binary equivalents)で示している。状態マシンは、マルチ
プレクサとは無関係ではあるが、他の回路を制御することのできる補助制御状態
だけでなく、マルチプレクサへの各入力信号についての2進数で表わされた状態
を定義する。状態は所要のマルチプレクサ・オペレーションに従って選択される
。この実施例では、4個の最下位ビット(LSB)がマルチプレクサを直接制御
するのに使用される。それ以外の状態を定義する補助的なビットも実際には含ま
れており、補助(付属)システム機能、例えば、“WAIT(待機)”期間の設
定、FIFO(first-in first-out;先入れ先出し)の初期化、カウンタ26の
インクリメントなどを実行するためのビットも含まれている。しかしながら、マ
ルチプレクサの制御に関連がある状態は特有のものでないということは、認めら
れるであろう。4個のLSB(最下位ビット)をマルチプレクサの制御に適用す
るのは残りの最上位ビット(MSB)が全てゼロの時だけである。従って、例え
ば、状態132において、最下位ビットの1000の組み合わせで判別されたと
きにマルチプレクサはデータを通過させるが、このデータはパケット構成(forma
tion)とは無関係である。
マルチプレクサのオペレーションに関する規格外の状態(extra states)にも適
応させるために、最上位ビットの全部の論理和をとってイネーブル/ディスエイ
ブル(使用可能/機能抑止)信号を生成し、この信号は、マルチプレクサによっ
て受け渡されたデータが有効の場合は0の状態、無効の場合は1の状態をそれぞ
れ示す。このイネーブル/ディスエイブル信号はマルチプレクサからのデータと
一緒にトランスポート・プロセッサへ受け渡される。当該技術の通常の熟練者で
あれば、ビットの数や位置を変更して回路を制御し、状態を規定することは容易
なことである。
システムの立ち上げ時に、状態マシンは初期RESET[131]となり、フ
レーム・シンクロナイザ2から有効なフレーム同期信号(/ASW)を受け取る
までこの状態を維持する。いったん/ASWが検出されると、システムはDEL
AY[132]およびFIFO[133]セット・アップ状態を通り抜け、この
間に、適切なDATA ENABLEおよびCONTROL信号(データ・イネ
ーブルおよび制御信号)がトランスポート・プロセッサに結合されて適切な入力
データがマルチプレクサのためにセットアップ(準備)される。
初期化の後、状態マシンはSTART CODE 1[134],START
CODE 2[135]、およびSTART CODE 3[136]の各状
態を通り抜けることでパケットの構築を開始するが、これら3つの状態はマルチ
プレクサを調整してヘッダ情報源回路4からのパケット開始コードの3バイトを
逐次選択する。STREAM ID[137]と示した次の状態は、マルチプレ
クサを調整してヘッダ情報源回路4からのサービス識別子(SID)を受け渡し
て、パケットが音声信号、映像信号、あるいはビジタル信号を含んでいるのかど
うかを指示させる。PACKET LENGTH 1[138]とPACKET
LENGTH 2[139]は、パケット当たりのフレーム数とフレーム・サ
イズを基にしてパケットの長さをバイト単位で示す2バイトを含む状態である。
このデータはヘッダルックアップ・テーブル6から供給され、状態138と状態
139の間にマルチプレクサ5によって受け渡される。マルチプレクサ25から
の信号TSの状態に従って、状態マシンは次にマルチプレクサ5を調整してDA
TA ID状態[146]にある時に1個の追加ヘッダ・バイトを挿入し、ある
いは、TIME STAMP状態、すなわち、TIME STAMP1[140
],TIME STAMP2[141],TIME STAMP3[142],
TIME STAMP4[143]およびTIME STAMP5[144]を
通過する間に5個の追加バイトを挿入させる。最後に、システムはDATA[1
45]状態に移行し、マルチプレクサ5を調整して音声デジタルデータ信号から
のデータを受け渡しする。データ・バイトの挿入が終わると、システムは別のデ
ータ・バイトがラッチに準備されるまでWAIT状態に入る。新規フレームが開
始された場合は、シ
ステムはSTART CODE1の状態に入る。そうでない場合は、システムは
WAIT状態とDATA状態の間を交互に起りながらその時間のほとんどをWA
IT状態で費やす。1/8ビットレート・クロックでデータが到着され続けてい
ることを思い出してほしい。
図6と図7は、パケットの構築に使用される制御信号の相関関係を示す。もっ
とはっきりといえば、図6と図7の両方において、SACはシリアル入力データ
のビットレート・クロックを表わし、BYCEはバイト・レート・クロックを表
わし、PACはバイト・クロックを表わし、/ASWはフレーム開始信号を表わ
す。STATEはシーケンス・コントローラの現在の状態を表わしている。TS
PSは状態マシンから回路TSHIFTへ供給された信号を表し、この信号は各
音声パケットの終端を示している。
図6において、T0の時点で状態マシンは初期のRESET状態にあると想定
される。最初の有効なフレーム開始信号を検出するとすぐに、フレーム・シンク
ロナイザはT1時に信号/ASWを生成し、シーケンス・コントローラをトリガ
して初期化を実行させるが、この初期化はT2時のDELAY状態とT4時のF
IFO状態で示されており、この間にシーケンス・コントローラからトランスポ
ート・プロセッサへ制御情報が送られる。図5に示したように、DELAY状態
とFIFO状態の両方の状態にある間は状態マシンの出力はその5番目のビット
が1となっている。従って、イネーブル/ディスエイブル信号は1であり、マル
チプレクサ5に結合されている回路はマルチプレクサ5によって同時に渡された
データを無視するように条件付けられている。この時点で、DATA(データ)
バイトは区間T2時からT10時の間に遅延器の第1ラッチ内にクロックで記録
される。T6の時点で、イネーブル/ディスエイブル信号はロー(low)になり、
マルチプレクサ5に結合されている回路はマルチプレクサ5によって受け渡され
たデータを利用できるようになる。
T6時のSC1(START CODE1)で表わされた状態になるとシステ
ムはヘッダ情報の挿入を開始する。シーケンスコントローラはヘッダバイトの残
り部分を(ビットクロック・レートで)データストリームに挿入し続ける。T8
の時点でSC2状態に入り、START CODE2のデータが連結
され、T10の時点でSC3状態に入り、START CODE3のデータが連
結され、T12の時点でSID状態に入り、STREAM IDデータが連結さ
れ、T14の時点でPL1状態に入り、PACKET LENGHT1のデータ
が連結され、T16の時点でPL2状態に入り、PACKET LENGTH2
のデータが連結される。
この実施例では、時刻記録(time-stamping)が選択された。それ故、T18、
T20、T22、T24およびT26の時点では、それぞれTS1、TS2、T
S3、TS4およびTS5の状態に入る。これら5つの状態の期間において、映
像システムクロックをカウントするモジュロ・R・カウンタから33ビット・タ
イムコードが標本抽出(サンプル)され、(MPEG標準に記述されているよう
に)それぞれ8ビット単位の5バイトにオペランド解析された(parsed into)7
つの固定マーカービットと上記33ビットタイムコードが音声パケットに連結さ
れる。この挿入期間において、すなわち、T17からT26までの期間にデータ
バイトは遅延器の第2ラッチへ移動する。ヘッダバイトが挿入されると、T28
のDATA状態においてそのデータ・バイトは第2遅延ラッチから読み出されて
パケットに挿入される。バイト幅データはSACクロックレートの1/8のレー
トでシステムに入力されるので、数クロック周期の間は追加データを利用できな
い。T30の時点で状態マシンは、WAIT状態に入り、T35の時点でBYC
E信号により新しいバイトが示されるまで8ビット・レート・クロック周期毎に
遅延ラッチから1バイトのデータを抽出する。WAIT状態の時においては、マ
ルチプレクサは状態マシンから関連のある信号を受け取ることはない。
/ASW信号によって示されているように新規フレームが検出された場合は、
図7に示すようにT2の時点で状態マシンはINC(INCREMENT)状態
を通り抜ける。INC状態の期間では、T4の時点のDATA状態の時に、遅延
器の第2ラッチ内のData Byte(データバイト)が転送される前にFR
COUNT(図2に示す)のフレームカウンタがインクリメントされる。遅延ラ
ッチのために、システムは新規パケットを開始する前に直前のフレームの最後の
バイトを転送しなければならない。パケット内に所要の数のフレー
ムが含まれていることをフレームカウンタが示した場合は、状態マシンはSC1
(START CODE1)の状態に移って新規MPEGパケットを開始する。
もしそうでなければ、状態マシンはWAIT状態に単に戻って現在のパケット内
に次のフレームを含ませる。
図7は後続のパケットを構築しなければならない時のエンコーダのオペレーシ
ョンを示す。音声MPEGレイヤパケットが整数の音声フレームで成り立ってい
るので、いつ新規パケットを開始するかを知るためにコントローラは入力データ
を監視し続けなければならない。必要数のフレームがパケット内に挿入されてし
まうと、コントローラはフレーム開始信号/ASWを監視する。遅延器のために
、T4時点の第1DATA状態で図示されているようにヘッダが挿入可能になる
前に、現在のパケットの最後のバイトを第2パイプラインラッチの中から読み出
さねばならない。次に、図6でしたと同様にシーケンス・コントローラはヘッダ
の作成をただちに開始する(T6の時点から始まってシステムはSC1、SC2
、SC3、SID,PL1,PL2,TS1,TS2,TS3,TS4およびT
S5状態を通り抜ける)。T28の時点でヘッダが完成するまでは、第2ラッチ
で第1データ・バイトが利用できる。図6の場合と同様に、(T28の時点で)
DATA状態に入って、第1データ・バイトが連結される。T30の時点でWA
IT状態に入り、第2データバイトがT36の時点で転送されてラッチ2で利用
可能となるまでWAIT状態となる。
本発明の状態マシンは、遅延器がない場合は最大8バイトまでが適応可能なデ
ータ・ストリーム内に16ヘッダバイトを挿入するのを許容する。しかし遅延器
は8ヘッダ・バイト以上を必要としない。もし、8ヘッダ・バイトより少ないヘ
ッダバイトが要求された場合は、コントローラはヘッダが構成された後にWAI
T状態に導入することができる。これにより、コントローラは遅延回路中に存在
する2つのラッチを通って転送されてくるデータを“待機”できる。
ヘッダ・バイトの成分の一つは、パケット全体の長さを識別する2バイト・文
字列(sequence)(PACKET LENGTH1とPACKET LENGTH
2)である。この数(quantity)は固定されておらず、パケット毎に変えても良い
。パケット長は、パケットが時刻記録情報を含むかどうか、パケッ
ト当たりのフレームの個数、およびフレーム当たりのバイト数を含むいくつかの
項目(item)で決まる。一般的に、定められた符号化期間中ではこれらの値は固定
されているものであるけれども、これらの値は変更可能である。
本実施例では、CCS−CDQ−2000は可能なフレーム長を8つ有する。
これらは3ビットで表すことができる。本実施例では、パケット当たりのフレー
ム数は5ビットで表わすことのできる28フレームまで許容する。2通りの起り
得る時刻記録オプション(時刻記録をする場合と、しない場合)を1ビットで表
すことができる。それゆえ、2(3+5+1)=512通りの有効な組み合わせ
が存在する。これらの値をリアルタイムに計算するには大規模な回路が必要とな
るであろう。その代わりに、符号化を開始する前にパケットサイズで取り得る組
み合わせの計算を一度実行して記憶させておくことができる。本実施例では、図
1においてヘッダ・ルックアップ・テーブル6に示すように、512バイトの2
個のROMにパケットサイズの上位バイトと下位バイトを記憶している。パケッ
トサイズを決める変数の全てはヘッダ・ルックアップ・テーブル6で解読され、
その解読結果がマルチプレクサ5が直接利用できるようにパケット・ヘッダに編
入される。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年6月6日
【補正内容】
(原文明細書第5頁)
コントローラ7はマルチプレクサ5、ヘッダ回路6、およびトランスポート・プ
ロセッサ8を制御する出力制御信号を生成する。
図2に好例のシーケンス・コントローラを図示する。このシーケンス・コント
ローラ7は、状態マシン22、パケットの時刻記録(タイムスタンプ)を制御す
る回路31(TSHIFT)、および各パケットに含まれたフレームの数をカウ
ントする回路24(FRCOUNT)とを包含する。回路TSHIFT(Tシフ
ト)31は16対1・マルチプレクサ25とカウンタ26とを含んでいる。この
カウンタ26は循環(ラップ・アラウンド)で動作するアップカウンタである。
このカウンタは、状態マシン22から供給される信号TSPSに反応してそのカ
ウント値をインクリメント(増分)する。信号TSPSはそれぞれの音声パケッ
トの終了を示している。カウンタ26は、パケットカウントを示すカウンタ信号
CSを16対1・マルチプレクサ25の制御入力ポートへ供給する。16対1・
マルチプレクサ25は本例では、16個のスィッチ30からのユーザにより事前
設定された16の信号もまた受信する。これに代えて、これらの信号をマイクロ
プロセッサの制御の下で生成させることもできるはずである。これら16の信号
は、どのパケットがタイムスタンプされるべきか、すなわち、1つおきに、3つ
おきに、あるいは全てのパケットにタイムスタンプするかを定める1つの“パタ
ーン”を形成する。16対1・マルチプレクサ25はこの“パターン”と、タイ
ムスタンプを次のパケットに含めるべきかどうかを表すパケットカウントとに基
づいて信号TSを生成する。
補助回路であるFRCOUNT(FRカウント)24は各パケット内に含まれ
るフレームの数をカウントし、そのカウント値と所要の数値、本例では、一組の
スイッチに設定されている所要の数値(FRAMES/PAKET)とを比較し
、これら2つが一致した時を信号IMAXを介して状態マシンへ通知する。FR
COUNTは、状態デコーダ(状態復号器)29と、5ビットカウンタ28と、
比較器27とを含む。状態デコーダ29は状態マシン22の状態を監視し、ここ
でSTART CODE1(SC1)とINCREMENT(INC)とし
て指名された2つの特有の状態(unique state)を認識するように整えられている
。状態SC1は新しいパケットの開始を示し、デコーダ29はこの状態を認識す
るとカウンタ28を所定値に、例えば、0にリセットする。状態INCは現フレ
ームの終了を示し、デコーダ29はこの状態を認識するとカウンタ28の値を1
単位増分する。
(原文明細書第6頁)
状態マシン22はマルチプレクサ5を調整してパケット構築中に対応する入力
信号(appropriate input signal)を指定の回数通過させる。図3に好例の状態マ
シンを示す。この状態マシンにおいて、装置(ユニット)51(例えば、プログ
ラム可能アレイ論理装置)は、フレーム・シンクロナイザからのPビット幅の制
御信号とNビット幅の自身の出力信号とによってアドレス指定される。状態マシ
ンは従ってNビット幅の信号を生成する。この信号は部分アドレスとして装置5
1へフィードバックされる。装置51から提供された出力のN−Mビット(Nマ
イナスMビット)はマルチプレクサ5の制御入力ポートに結合される。その残り
のMビットは比較器52で分析され、この比較器は、有効なデータがマルチプレ
クサを現に通過中の時だけ第1出力状態を示し、それ以外の時は第2状態を示す
。
比較器52の出力は他のDATA ENABLE&CONTROL(データ・
イネーブルおよび制御)信号と共にトランスポート・プロセッサ8に供給される
。これらの信号は、マルチプレクサ5からの出力がパケットの一部であるか、あ
るいは無視される出力であるかどうか、さらにパケット開始の場合か、パケット
終了の場合かを示す。
プログラム可能アレイ論理装置からのNビット幅信号はFRCOUNT回路2
4に供給される。ずっと前に説明したように、この回路は各パケット内にあるフ
レームの数をカウントする。カウントされたフレームの数が所定の固定値に等し
くなると、FRCOUNT回路24は、現パケットは十分であり、新規のパケッ
トが開始されるべきことを示す信号IMAXを状態マシンへ送る。
図4はコントローラに関する状態「バブル」図を示す。各バブルは状態マシン
のそれぞれの状態を表している。
状態マシンからの各出力をデコード(復号)する必要性を回避するために、マ
ルチプレクサを直接制御するのに使用できるように状態マシンの下位状態ビット
が選択されている。図5は図4のバブル図を状態名に置き換えてそれらの状態を
代表する2進等価値(binary equivalents)で示している。状態マシンは、マルチ
プレクサとは無関係ではあるが他の回路を制御することのできる補助制御状態だ
けでなく、マルチプレクサへの各入力信号についての2進数で表わされた状態を
定義する。状態は所要のマルチプレクサ・オペレーションに従って選択される。
請求の範囲
1.フレーム開始コードをそれぞれ備えた複数の音声フレーム内に生起する圧縮
音声データを所定のプロトコルに従ってデータのパケットに書式化する装置にお
いて、
前記圧縮音声データの供給源(2)と、
サービスタイプのデータとタイミング・データを含む各パケット・ヘッダ・デ
ータの供給源(4と6)と、
各前記ヘッダ・データの供給源(4と6)と前記圧縮音声データの供給源(2
)とに結合された各信号入力ポートと、マルチプレクサ制御信号を入力するNビ
ット制御入力ポートと、出力ポートとを有するマルチプレクサ(5)と、
SがNよりも大きく、SとNが正の整数である時に起り得るシステム状態を定
義するSビット出力信号を供給する状態マシンであって、前記Sビット出力信号
のうちNビットが前記制御信号入力ポートに結合されて前記マルチプレクサ(5
)を制御して前記プロトコルに従ってヘッダデータと音声データを受け渡しさせ
る状態マシン(22)と、
前記マルチプレクサ(5)の前記出力ポートに結合された利用手段(8)と
から構成されていることを特徴とする装置。
2.前記Sビット出力信号のうちのS−Nの残存ビットの論理結合を形成してイ
ネーブル/ディスエイブル信号を生成する手段(52)をさらに包含し、前記利
用手段(8)は該イネーブル/ディスエイブル信号によって実行可能化/実行不
可能化されることを特徴とする請求項1記載の装置。
3.前記論理結合を形成する手段(52)はOR(論理和)ゲート(52)であ
ることを特徴とする請求項2記載の装置。
【図2】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.フレーム開始コードをそれぞれ備えた複数の音声フレーム内に生起する圧縮 音声データを所定のプロトコルに従ってデータのパケットに書式化する装置にお いて、 前記圧縮音声データの供給源(2)と、 サービスタイプのデータとタイミング・データを含む各パケット・ヘッダ・デ ータの供給源(4と6)と、 各前記ヘッダ・データの供給源(4と6)と前記圧縮音声データの供給源(2 )とに結合された各信号入力ポートと、マルチプレクサ制御信号を入力するNビ ット制御入力ポートと、出力ポートとを有するマルチプレクサ(5)と、 SがNよりも大きく、SとNが正の整数である時に2S通りが起り得るシステ ム状態を定義するSビット出力信号を供給する状態マシンであって、前記Sビッ ト出力信号のうちNビットが前記制御信号入力ポートに結合されて前記マルチプ レクサ(5)を制御して前記プロトコルに従ってヘッダデータと音声データを受 け渡しさせる状態マシン(22)と、 前記マルチプレクサ(5)の前記出力ポートに結合された利用手段(8)と から構成されていることを特徴とする装置。 2.前記Sビット出力信号のうちのS−Nの残存ビットの論理結合を形成してイ ネーブル/ディスエイブル信号を生成する手段(52)をさらに包含し、前記利 用手段(8)は該イネーブル/ディスエイブル信号によって実行可能化/実行不 可能化されることを特徴とする請求項1記載の装置。 3.前記論理結合を形成する手段(52)はOR(論理和)ゲート(52)であ ることを特徴とする請求項2記載の装置。 4.前記状態マシンの所定の状態に応答して、当該装置によって受信されたフレ ームの数のカウント値を提供する手段(28と29)と、 比較手段(27)を含み、前記カウント値がプリセット値(事前設定値)と等 しくなった時に前記状態マシン(22)を所定状態に設定する手段とをさらに具 備していることを特徴とする請求項1記載の装置。 5.前記状態マシンの所定の状態に応答する手段は、 前記状態マシン(22)からの前記Sビット出力信号に結合されて、前記シス テム状態を解読して、該システム状態に基づいた制御信号を生成する状態デコー ダ(29)と、 前記制御信号に応答して前記マルチプレクサ(5)によって受信されたフレー ムの数のカウント値を提供し、かつプリセット値と比較するためのカウント信号 を生成するカウンタ(28)とを具備した請求項4記載の装置。 6.圧縮音声データとヘッダデータとを含み、前記マルチプレクサの前記出力ポ ートに供給されるデータの所定の区間をパケットと指名し、各パケットはあるパ ターンに従って前記ヘッダデータ内にタイミングデータが含まれることを特徴と しており、また、 前記状態マシン(22)の特定の状態に応答して該特定の状態の各出現毎にイ ンクリメントされるカウント値を発生するカウンタ(26)と、 前記カウント値に応答して前記状態マシン(22)を調整して、タイミングデ ータを有するあるいはタイミングデータを有しない各パケットに含まれているヘ ッダ・データによって判定される所定の交互に起る状態を、前記パターンに従っ て示す手段(25)とをさらに具備していることを特徴とする請求項1記載の装 置。 7.前記カウント値に応答する手段は、 前記パターンに配列されてどのパケットがどの所定の交互に起る状態を示すか を指示する複数の1と0の値(30)と、 該複数の値と結合して前記カウンタ(26)により制御を受ける各入力端子を 有し、前記複数の1および0の値と前記カウント値とに応じて1または0を生成 するマルチプレクサ(25)とを具備しており、該マルチプレクサ(25)で生 成された前記1または0はどの所定の交互に起る状態が示されるべきかを指示す ることを特徴とする請求項6記載の装置。 8.前記圧縮音声データの供給源(2)と前記マルチプレクサ(5)の前記各入 力部との間に結合されて、前記圧縮音声データの所定位置に所定ヘッダ・データ を含ませることを許容するための遅延手段(3)をさらに具備していることを特 徴とする請求項1記載の装置。 9.前記パケット・ヘッダ・データの供給源(6)は、予め計算しておいた前記 データのパケットの取り得るサイズを記憶するメモリ手段を具備しており、前記 取り得るパケットサイズはフレームサイズ、パケット当たりのフレーム数、およ び時刻記録の有無を変えることができることを特徴とする請求項1記載の装置。 10.前記圧縮音声データの供給源は、 アナログ音声信号をそれらのデジタル等価信号に変換し、該信号を圧縮する音 声符号器および圧縮器(1)と、 該音声符号器および圧縮器(1)と前記マルチプレクサ(5)の間に結合して 、シリアル・データを8ビットバイトのデータにするパラレル/シリアル変換器 (2)とを具備していることを特徴とする請求項1記載の装置。
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