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JPH02234679A - ヒトラミニンb1鎖ポリペプチド断片及びこれを生産するための発現ベクター - Google Patents

ヒトラミニンb1鎖ポリペプチド断片及びこれを生産するための発現ベクター

Info

Publication number
JPH02234679A
JPH02234679A JP5283589A JP5283589A JPH02234679A JP H02234679 A JPH02234679 A JP H02234679A JP 5283589 A JP5283589 A JP 5283589A JP 5283589 A JP5283589 A JP 5283589A JP H02234679 A JPH02234679 A JP H02234679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
cell
human laminin
polypeptide
laminin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5283589A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kato
誠志 加藤
Kyoko Miwa
三輪 恭子
Hiroshi Osada
寛 長田
Yuri Umezawa
梅澤 ゆり
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
Priority to JP5283589A priority Critical patent/JPH02234679A/ja
Publication of JPH02234679A publication Critical patent/JPH02234679A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒトラミニンBl鎖の細胞結合部位を含むポ
リペプチド、それを生産するための発現ベクター、この
発現ベクターによって形質転換された大腸菌に関する。
〔従来の技術〕
ラミニンは分子量約90万の糖タンパク質であり、血管
、腎臓、筋など各種組織の基底膜を構成する成分の一つ
である。1979年マウスのEHS肉種からラミニンの
大量精製法が確立されて以来、ラミニンに関する研究が
著しく進展した(R.Timplet al.,J.B
io1.Chem.254:9933(1979) )
 .ラミニン分子は分子量44万のA鎖並びに分子量2
2万のBl鎖とB2鎖の三本鎖から構成されており、電
子顕微鏡観察によれば十字形をとっている(第2図参照
}。この中には、基底膜の他の構成成分であるタイプI
Vコラーゲンやヘパリンと結合するドメイン、上皮細胞
や内皮細胞の表面にあるラミニンレセブターと結合する
細胞結合ドメインが存在する。
ラミニンの生理活性についてはまだ不明な点も多いが、
細胞接着、細胞増殖、細胞分化、細胞遊走などの促進と
言った多くの機能を有していることが示唆されている〔
ラミニンに関する総説、河野ら、蛋白質核酸酵素 32
:397 (1987)、■.κ.KIeinman 
et al.,J,Ce11.Biochem.27:
317(1985),R.Timpl et a+.,
Trends Biochem.Sci.8:207(
1983) )。また自己免疫疾患、トリバノソーマ感
染症、糖尿病、癌の転移、細菌感染など各種病気との関
連も明らかにされつつある。このような多様な機能を有
し、各種疾患と関連があることから、ラミニンを医薬や
診断薬、細胞培養用添加剤、化粧品などへ応用しようと
する試みもなされている。例えば、プロテアーゼ処理し
て得られるラミニン1断片が癌細胞の転移を抑制する(
S.H.Barsky et al..J.c1in.
Inv.74:843(1984) )ことから、これ
を癌の転移防止剤として使用しようとする試みや、ある
種の細胞はラミニンを添加すると増殖が促進する(H.
K.K1eirv+an et al.+^nal.B
iochem.166:1(1987) )ことから、
細胞培養時に添加する細胞増殖因子として用いる試みな
どが行われている。しかしまだ大量生産法が確立されて
おらず、遺伝子工学による生産が期待されている物質の
一つである 最近、マウスラミニンB1鎖のcDNAがクローン化さ
れ、全アミノ酸配列が決定されたCM.Sasaki 
 et al.,Proc.Natl.Acad.Sc
i.[lSA  84:935(1987) )。この
アミノ酸配列の解析に基づいて、タンパク質化学及び電
子顕微鏡観察から推定されていたドメイン構造に対応す
る6個のドメインからなる構造モデルが提出された(第
2図)。その後の研究によりドメイン3に細胞結合部位
があることが示された(J.Graf et al.,
Cell 48:989(1987) )。さらにこの
ドメインの一部アミノ酸配列を有する合成ベプチドがイ
ン ビボで癌の転移を抑制することも示されている(Y
.Iwamoto etal.,Science 23
8:1132(19B?).WO−8806039 )
一方、ヒトラミニンに関する研究は大量の材料を得るこ
とが困難であることなどから余り進んでいない。最近、
B1鎖に対するcDNAクローンが報告され、このアミ
ノ酸配列解析の結果、ヒトラミニンB1鎖もマウスラミ
ニンB1鎖同様に6個のドメイン構造を有することが示
された(T.Pikkarainen  et  al
.,J.Bio1.Chem.262:10454(1
987))ので、今後ヒトラミニンについても研究の進
展が期待される。cDNAクローンを用いてドメイン1
とドメイン2の一部を含むC末端を大腸菌で発現させた
例(BP−0204302A2)も報告されているが、
発現産物の精製や活性の検討は行われていない。ヒトラ
ミニンB1鎖、特に細胞結合部位を含むドメイン3を遺
伝子工学技術を用いて大量生産できれば、先に述べたよ
うな多くの応用分野が開けてくるが、まだそのような報
告はない。
一般に分子量の大きなポリペプチドやCys含量の高い
ポリペプチドを大腸菌内で大量発現させ、しかも生理活
性を有するものを得るのは困難であるとされている。こ
のような観点からすると、ヒトラミニンB1鎖の場合、
分子量が約20万と大きく、Cysが126残基も含ま
れており、大腸菌による大量発現には多くの困難が予想
される。
特に細胞結合部位が存在すると言われているドメイン3
のCys含量は、408アミノ酸残基中67残基と異常
に高い。このようにCys含量の高いポリペプチドを大
腸菌で大量発現させた例は、これまで知られていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、ヒトラミニンB1鎖の細胞結合ドメインをコ
ードするcDNAの一部を大腸菌により発現させ、ヒト
ラ之ニンB1幀の細胞結合部位を含むポリペプチドを大
量生産しようとするものである。
すなわち、本発明は、ヒトラミニンB1鎖の細胞結合部
位を含み、細胞結合活性を有するポリペプチドを提供す
る。さらにまた、この発明は、上記発明のヒトラミニン
B1鎖ポリペプチド断片をコードするDNA領域を有し
、該ポリペプチド断片を発現することのできる発現ベク
ターを提供す〔課題を解決するための手段〕 ヒ1・ラミニンB1鎖cDNAがコードしているタンパ
ク質は、1765アミノ酸残基からなり、第2図に示す
ような6個のドメイン構造に分けられる。細胞結合ドメ
インはドメイン3に相当し、第751番目から第115
8番目のアミノ酸残基からなるCys含量の高い領域で
ある(第1図では第33番目から第440番目のアミノ
酸残基に対応する)。本発明のポリベプチドは、このド
メインの全部あるいは一部を含むものである。細胞結合
活性を有するものであれば、この中の何れの部位でも構
わない。また一般にペブチドの生理活性は、一部のアミ
ノ酸が置換し、欠落しまたは少数のアミノ酸が付加され
た場合でも維持されることがあることは、当業者によっ
て良く認識されているところである。従って、このドメ
インの一部のアミノ酸が置換し、欠落しまたは少数のア
ミノ酸が付加されたものであっても、細胞結合活性を有
するものは本発明のポリペプチド断片に採用する事がで
きる。
ポリベブナドを遺伝子工学的に生産するためには、N末
端にMetを必要とする。従って、本発明のポリペプチ
ドのN末端にはMetから始まる−個以上のアミノ酸残
基が付加している。付加するアミノ酸残基は、本ポリペ
プチドの機能を著しく損なわないものであれば特に限定
されない。後述する実施例では、シュードモナス・プチ
ダ由来のカテコール酸化酵素であるメタビロ力テカーゼ
のN末端12アミノ酸残基を有している。
本発明のポリペブチトはC末端に一個以上のアミノ酸残
基が付加していても細胞結合活性を著しく損なわないも
のであれば構わない。実施例では、発現一・クターのゾ
ン力一に由来するアミノ酸残基が付加している。
本発明は、上記したヒトラミニンB1鎖cDNAの一部
をコー1・するD N A t+1域を有し、該ポリペ
プチドを発現することのできる発現ベクターを提供する
。この発現ベクターに組み込まれる、ヒトラミニンB1
鎖をコードするD N A 領域は、公知の方法により
ヒト由来細胞からm R N Aを調製し、これから逆
転写酵素を用いてcDNAを調製し、さらにこれを二本
鎖とすることにより得たものであっても良いし、合成さ
れた物であってもよい。
本発明の発現ベクターは、従来の通常の発現ベクターと
同様、複製に必要な複製開始点、制御可能なプロモータ
ー/オペレーター、リポソームが結合するためのSD配
列、転写終結のだめのターミネーター及びオペレーター
に結合する制御タンパク質をコードする遺伝子を含む。
これらは各々の機能を有するものであれば公知の何れの
ものをも用いることができる。例えば、複製に必要な複
製開始点としては、pBR322やpUC系ブラスミド
の複製開始点、プロモーター/オペレーターとしてはl
acUV5、trp..tac,PL,P,l,11)
!)などを、SD配列としてはメタピロカテカーゼのS
D配列〔特開昭61−158787)、lacのSD配
列(D.V.Geddel et al.+Natur
e281:544(1979) )やコンセンサスSD
配列CG.Jay et al .,Proc.Nat
l.Acad.Sci.υS^78:5543(198
1) )などを、ターミネーターとしてはrrnBT+
Tzなどを採用することができる。また、プロモーター
/オペレーターとしてlac系の物を使用する場合には
、オペレーターに結合して転写を制御できるIacリプ
レッサーをコードしているlacl遺伝子あるいはla
ceQ遺伝子を有していることが望ましい。また、薬剤
耐性のような適当な選択マーカーを有していることが好
ましい。
本発明の発現ベクターは、複製開始点、プロモーター/
オペレーター、SD配列、開始コドン、ポリリンカ一部
位、停止コドン、ターミネーター及び好ましくはオペレ
ーター制御遺伝子と選択マーカーを有するベクターにヒ
トラミニンBl鎖の細胞結合活性を有するポリペプチド
をコードするD N A jiff域をクローニングす
ることにより構築することができる。後述の実施例では
、pUC9の複製開始点、tacプロモーター/オペレ
ーターメタピロカテカーゼのSD配列とN末端12アミ
ノ酸残基、rrnBターミネーターを有するプラスミド
であるpMK3C(特願昭63−164935記載)に
、ヒトフィブロザルコーマ細胞株HT− 1 0 8 
0のmRNAから調製したヒトラミニンB1鎖をコード
するcDNAの細胞結合部位を含む領域と、laclq
遺伝子(例えば特願昭63−9396, p R P 
2由来)をクローニングすることにより本発明の発現ベ
クターを構築したが、構築方法はこれに限定されないこ
とは明らかである。
本発明のヒトラミニンB1鎖ボリペプチド断片は、上記
した発現ベクターで宿主微生物、好ましくは大腸菌、特
に例えば大腸菌(E.coli) K−1 2株に由来
する例えばJMIOI.JM103,JM105,  
JM109,  RRI  HBIOI.RB791,
W31]0,  C600,  KY1436などのよ
うな腸管寄生性の無い大腸菌株を形質転換し、該形質転
換株を培養することにより形質転換株中に産生ずること
ができる。
培養した形質転換株から本発明のヒトラミニンB1鎖ボ
リペプチド断片の回収、精製は、大腸菌の菌体に生産さ
れるポリベプチドを回収、精製するための常法を用いる
ことができる。例えば、菌体を遠心により回収し、これ
を適当な手段により破砕して遠心分離により沈澱を集め
る。目的とするポリペプチドはこの沈澱中に回収される
。次にこの沈澱物を尿素またはグアニジンで処理するこ
とにより目的ポリペプチドを可溶化する。次にこのポリ
ペプチド溶液をリフォールディング後タンパク質精製の
常法である各種力ラムクロマトグラフィーを組み合わせ
ることによって精製することができる。本ペプチドの場
合、特に疎水カラムクロフトグラフィーにより一段で精
製できる。この具体例は、下記実施例7に記載されてい
る。
以下、実施例及び参考例に基づき本発明をさらに具体的
に説明するが,,本発明はこれらの例に限定されるもの
ではない。
nNAの組み換えに関する以下の基本的な操作及び反応
は文献(T.Maniatis et al.(198
2),” Molecular Cloning.^L
aboratory Manualll+Cold S
pring Harbor Laboratory )
に従って行った。制限酵素及び各種修飾酵素は特に記載
が無い場合宝酒造社製の物を用いた。制限酵素反応は付
属の説明書に記戟してある緩衝液組成及び反応条件で行
った。一般的には0.1μg−100μgのDNAを用
い、10倍濃度の緩衝液を10分の1量と酵素1〜IO
OUを加え、総量20〜100μlで37℃、1〜24
時間反応を行った。制限酵素で切断したDNA断片は0
.J〜1.5%のアガロースゲル電気泳動にかけて分離
した後、目的とずる断片を含むバンドをゲルから切り出
し、透析チューブ内で電気溶出させた後フェノール抽出
を行いエタノール沈澱によりDNA断片を回収した。
5′一突出末端の平滑末端化はDNAポリメラーゼ■ク
レノウ断片を用いて行った.DNA断片をクレノウ緩衝
液(50mM  Tris−HCI,pH7.2.I 
OmM  MgSO=.,0.1mMジチオスレイトー
ル、50,ug/ml牛血清アルブミン)と80pM 
 dNTPs (dATP.dGTP,dCTP,dT
TP)を含む25μlの反応液中で2単位のクレノウ断
片を加えて、37℃、30分間反応させた。反応液を5
分間70℃で加熱し酵素を失活させた後、フェノール抽
出、エタノール沈澱を行った。
3′一突出末端の平滑末端化はT4DNAポリメラーゼ
を用いて行った。DNA断片を74DNAボリメラーゼ
緩衝液(33mM  Trisアセテート、p H 7
.9.  6 6 mM酢酸カリウム、10m M酢酸
マグネシウム、0.5mMジチオスレイ1・ール、10
0μg / m l牛血清アルプミン)と100μMd
NTP5を含む反応液中で37℃5分間反応させた後、
0 .5M  E D T A  1μβを添加してフ
ェノール抽出後、エタノール沈澱を行った。
5′一末端の脱リン酸化は子牛腸アルカリホスフブター
ゼ(CIP)により行った。DNA断片をCIP緩衝液
(5 0mM  Tr i s−HC 1pI{9.0
.1mM  MgCIz,0.1mMZnCL+1mM
スペルミジン)を含む総量50μlの反応液中で、2単
位のCIP (ベーリンガーマンハイム社製}を加え、
37”C3G分間反応ざせた後、水50,ul、lox
sTE (LM  NaCl100mM  Trfs−
HCI,pH8.0.10mM  EDTA)1 07
jC  l O%SDS  51JIlを加えて68℃
、15分間加熱し、フェノール抽出を2回行った後、エ
タノール沈澱を行った。
ライゲーション反応は宝酒造社製ライゲーションキソト
を用い付属の説明書に従って総量20μ!、16℃、3
0分間〜24時間反応という条件で行った。大腸菌の形
質転換はライゲーション反応液5μlを用いてハナハン
法CD.Hanahan,J.Mo1.Bio1.16
6,557(1983))によって行った。ブラスミド
の単離は、形質転換菌を50pe/rnIアンビシリン
含有し−ブロス(1%バタトトリプトン、0.5%バク
トイーストエクストラクト〜 1%NaCI,pH7.
5)2ml中で8〜24時間培養した後、アルカリリシ
ス法により行った。
参考例1 HT−1080ポリ (A)”RNAの調製ヒトフィブ
口ザルコーマ細胞株HT−1080(ATCCより入手
可能)をMEM培地(4mMCO。気流下37℃で培養
し、6gの細胞を得た6mRNA及びボリ (Δ)”R
NAO単離は上掲マニアチスらの文献に準じた。すなわ
ち、細胞ペレソトをグアニジウム溶液(6Mグアニジウ
ムイソチオシア翠−ト、5mMクエン酸ナトリウム、p
H7.0、0.5%ザルコシル、0.1mM  2一メ
ルカブトエタノール)30mlに懸濁し、ホモジナイズ
した後、ヘソクマンSW2 8用遠心管内の5.7MC
sCl、0.1mMEDTA,pH7.5水溶液IQm
l上に重層し、26.00Orpm、15℃、20時間
遠心した。遠心管底部に沈澱したmRNAを80%エタ
ノールで洗浄した後、10mM  Trls−HCI 
 pH7.5.5mMEDTA.I%SDS溶液2ml
に溶解した。ついでクロロホルムーn−ブタノール(4
 : 1)抽出、エタノール沈澱後、水2mlに溶解し
、260nmの吸光度からmRNAの濃度を求めた。
グルタミン、10%牛胎児血清を含む)中で5%mRN
Aの収量は13.9■であった。これを20mM  T
ris−HCI   pH7.6.  0.5mMNa
CI,1mM  ED’l”A.0.1%SDSで飽和
したオリゴd Tセルロース(コラボラティプ・リサー
チ社製、0.5g)カラムにかけた後、吸着したポリ 
(A)′″RNAをlomM  Tris−HCI  
pH7.5、1mMEDTA,0.05%SDSi液で
溶出させた。これをエタノール沈澱後、水500μEに
溶解した。このようにして490μgのポリ (A)”
RNAが得られた。
参考例2 cDNAライブラリーの作製 二本tN c D N Aの作製はガブラー−ホフマン
の方法(U.Gublar and B.J.Hoff
man+Gene 25:263(1983) )に準
じた。HT−1080のポリ (A)9RNA  1μ
gから、オリゴ(d T) +z−+a(ファルマシア
社製)2μgをプライマーとして逆転写酵素(ライフヅ
イエンス社製)27.4Uと37℃1時間反応させ、第
一鎖c D N Aを合成した。これに大腸菌RNas
aH(宝酒造社製)0.8U,大腸菌DNAボリメラー
ゼI(ニューイングランドハイオラボス社製)30U,
大腸菌DNAリガーゼ(ニューイングラントバイオラボ
ス社製)4Uを加えて12゜c,1時間、続いて22℃
、1時間反応させ、第二鎖cDNAを合成した。さらに
T’4DNAポリメラーゼ(宝酒造社製)1.5Uを加
えて37℃、10分間反応させ、平滑末端化した後、E
coRIメチラーゼ(ニューイングランドバイオラボス
社製)20U,80μMSアデノシルメチオユン存在下
37゜C1時間反応させ、ECOR1部位のメチル化を
行った。ついでリン酸化したEcoRIリンカー(dG
GAATTCC、宝酒造社製)を付加し、a r p処
理したpUc9のEcoRI断片とライゲーション反応
を行った。得られたライゲーション混合物で大2〇一 腸菌RRIの形質転換を行い、形質転換菌を50μg 
/ m 1アンピシリン含有しプロス100ml中で3
7℃一晩培養してライブラリーを増幅した後、一部を1
5%グリセロール溶液として−80℃で保存した。
参考例3 スクリーニング cDNA形質転換菌の凍結グリセロール保存液20#l
を、Lプロスで5,000倍希釈し、希釈液をアンビシ
リン含有しブロス寒天培地プレート上に置いたニトロセ
ルロースフィルターの上に広げ、37℃で一晩培養した
。ニトロセルロース上のコロニーを2枚のニトロセルロ
ース上に移した。
このレプリカをLブロス寒天培地上で3時間培養した後
、200μj!/mlクロラムフェニコール含有寒天培
地上に移し、さらに一晩培養した。フィルターを順次5
分間ずつ10%SDS水溶液、アルカリ変性溶液(0.
5N  NaOH、1.5MNaC1)、中和溶液(1
.5M  NaC1、0 .5MTr i s−HCI
  pH8.0)上に置いた後、80℃、3時間加熱処
理した。
クローンII) 2 4 (M.Sasaki et 
al.+上掲文献)からマウスラミニンcDNAを含む
EcoRI断片を切り出し、ベセスダリサーチラボラト
リー社製ニソクトランスレーションキソトを用いて32
Pで標議し、スクリーニング用ブローブを作製した。
このプローブを用いて先に調製したレプリカフィルター
とハイブリダイゼーションを行った。ハイブリダイゼー
ションの条件は、50%ホルムアミド、6xSSC,1
0xデンハルト溶液中42℃16時間、洗浄の条件は、
2XSSC、0.1%SDS中65℃を用いた。スクリ
ーニングの結果、1個の陽性クローンが得られたので、
このクローンをpI{TBllと命名した。
プラスミドpHTB11の制限酵素地図を第3図に示す
。,HTBIIは3.4kbのcDNAインサートを有
していた。ついで各種制限酵素で切り出したDNA断片
をpUc19のSmar部位にサブクローニングU7た
後、ジデオキシ法により5′及び3′両方向からシーケ
ンスを行った6その結果、このc DNAはヒトラミニ
ンB1鎖のドメイン4の途中から始まるクローンである
ことが分かった。マウスに於いて細胞結合ドメイン(ド
メイン3)と推定されている、Cysリノチなアミノ酸
配列を含むXt+:11−Stul断片の塩基配列を、
第1図に示す。文献(T.Pikkarainen e
t al.,上掲文献)記載のcDNAと比較すると2
箇所に違いがみられた。第1図の第211番目の塩基G
が文献ではAに〜まだ第848番目の塩基Aが文献では
Gとなっている。その結果アミノ酸配列も異なり、第1
図に示すアミノ酸配列のうち、第71番目のAla及び
第283番目のG 1 uが、文献一23 ではそれぞれ’]” h r及びArgとなっている。
実施例l ブラスミドpMLAMlの作製(第4図)ブラスミドp
HT811  10μ6を120UのXbal、ついで
120Uの5Luiで切断し、約1.4kbpのcDN
A断片をアガロースゲル電気泳動にかけた後単離した。
このD N A断片約1μgをクレノウ断片で平滑末端
化した。
一方、メタピロ力テカーゼのN末端12アミノ酸残基を
含む発現ベクターpMK3’(特願昭63164935
号記載のpMK3作製時に生じた副産物の一つであり、
Sma I部位に続く4個のGのうち1個が欠失したヘ
クター)1μgを、10Uの3 rn a Iで切断し
た後、CIP処理を行い、これと上記で作製したラミニ
ンcDNA断片をライゲーションさせた後、大腸菌JM
109の形質転換一24 を行い、50μg / m lのアンビシリン含有寒天
培地上で培養した。形質転換体コロニーをLブロス中で
培養してから、アルカリリシス法によりプラスミドを単
離し、制限酵素切断地図により目的とするプラスミドで
あることを確認した物について、さらに融合部分の塩基
配列を決定して、フレームがあっていることを確認した
。融合部分の塩基配列及びアミノ酸配列を第7図に示す
。このようにして得られたブラスミドをpMLAM1と
命名した。
実施例2 pMLAM5の作製(第5図) 発現ベクターpMK3 (特願昭63−164935号
記載)1,c+gを3maI  IOU1ついでEco
RV10Uで切断した後セルフライゲーションを行い、
pMK7を作製した。pMK7は、pMK3の3mal
からEcoRVまでのポリリンカ一部分を除去したヘク
ターである。pMK7、1μgを10UのPvu T 
Iで切断した後、CIP処理を行った。
実施例1で作製したχbal−StuI断片約2μgを
Dde+(東洋紡社製)15Uで消化した後、約550
bpの断片をアガロースゲル電気泳動後単離し、さらに
クレノウ断片によって平滑末端化し、上記で作製したP
vu I I消化pMK70.1μgとライゲーション
させた。実施例1と同様に大腸菌JM109の形質転換
を行い、目的とするブラスミドを得た。融合部の塩基配
列及びアミノ酸配列を第7図に示す。得られたプラスミ
ドをpMLAM5と命名した。
実施例3 実施例4 pMLAM6の作製(第6図) pMLAMn (n=3.4.7.1 4)の作製実施
例1で作製したXbal−Stul断片2pgをHap
ll  IOUで消化した後、約650bpの断片をア
ガロースゲル電気泳動後単離し、さらにクレノウ断片に
よって平滑末端化した。この断片0.1μgと実施例l
で作製したSmar消化pMK3’のCIP処理物0.
1μgをライゲーシジンさせた。実施例1と同様に大腸
菌JM109の形質転換を行い、目的とするプラスミド
を得た。
融合部の塩基配列及びアミノ酸配列を第7図に示す。得
られたプラスミドをpMLAM6と命名し実施例1,2
.3と同様にして、pHTB11のXbal−Stul
断片から適当な制限酵素切断によってDNA断片を切り
出し、ベクターとフレームが合うようにクレノウあるい
はT4DNAポリメラーゼで平滑末端化した後、pMK
3’あるいはpMK7のポリクローニング部位に挿入し
、pMLAM3、pMLAM4、pMLAM7、pML
AM14を作製した。各々について、用いたベクターの
種類と切断部位、ラミニンc DNAの5′側並びに3
′側の制限酵素部位、平滑末端化の方法、発現産物のア
ミノ酸残基数をまとめて第1表に示した。何れについて
も、制限酵素地図並びにベクターとの融合部位の塩基配
列は確認し実施例5 p M l. A M n Q ( n =1.3,4
,5,6,7.14)の作製(第8図) pMK3C(特願昭63−164935号記載)1μg
をIOUのClaIで切断し、CIP処理した。
一方、pRP2 (特願昭63−9696号記載)5μ
gを50UのEcoRTついで5 0 LlのHind
lllで切断し、laqlq遺伝子を含む2.5kbp
のDNA断片をアガロースゲル電気泳動により単離した
。この断片をクレノウ断片により平滑末端化した後、リ
ン酸化C1aIリンカーを付加した後、さらに20Uの
C1aIで消化を行った。この断片を上記ヘクター0.
1μCとライゲーションし、大腸菌HBIOIの形質転
換を行い、目的とするプラスミドを得た。制限酵素切断
(Clal.Pstl)によりlaqlQ遺伝子がta
cプロモーターと同一方向に挿入された物をpMK3Q
1と命名した。
pML.AMn (n=1.3,4.5.6,7.14
) 5,ljgを5 0 UのEcoRrついで50U
の}lindlllで切断した後、アガロースゲル電気
泳動にかけ、ラミニンをコードするDNA断片を単離し
た。
方、上記で作製したpMK3Q1  5μgを50Uの
HindlII、ついで50UのMlulで切断後、約
4.3kbpの遺伝子断片を、また、同じくpMK3Q
1  ・5μgを50UのEcoRI、ついで50Uの
M 1 u Iで切断後、約1 .2k b pの遺伝
子断片を、それぞれアガロースゲル電気泳動により牟離
した。各遺伝子断片約0.1μgづつをライゲーション
し、大腸菌JM109の形質転換を行い、ブラスミドp
MLAMnQ (n−1.3.4,5,6,7. 14
)を得た。何れも制限酵素切断により目実施例6 KY1 4 3 6/pMLAM5Q及びK Y ]−
 4. 3 6 /遣伝子産物の発現 実施例5で作製した発現プラスミドp M L A M
 n Q(n・」,3,4,5,6,7.14)で大腸
菌KY1436《′特開昭63−129981号記載、
黴工研菌寄第8818号)の形質転換を行い、形質転換
体、KY1436/p M L AM n Q (.n
 =].3,4,5,6,7.14)を得た。
KYI 4 3 6/pMI.A.MIQ,KYI 4
 3 6/’■!MLAM5Q及ひKYI 436/p
MLAM6Qを50μg / xn ]アンビシリン含
有しブロス培地に懸濁し、一晩培養後、15m!を2I
.の三角フラスコGこいれた5 0 0 m lの同培
地中にい丸でOr)aooが約1.0になるまで培養後
、最終濃度1mMになるようにII)TG(イソプロビ
ルチオガラクトビラノシド)を加え、4時間培養後菓菌
した。培養はすべて30℃で行った。2l培養すること
によりK Y I 4 3 6 / I) M L A
 M I Q、一31 pMLAM6Qの培養液からそれぞれ10.9g.1 
3.4g,1 3.6gの温菌体が得られた。
実施例7 遺伝子産物の精製 KYI 436/pMLAMnQ (n=5.6)の湿
菌体約5gを、50mM  Tris−HCIpH8.
0,1mMEDTA (以下TEと略す)100ml拍
加えてよく懸濁した。これに0.1μg/mlになるよ
うにリゾヂームを加え、2℃で1o分間3回超音波破砕
(久保ロ」TSONATOR MODEL200旧吏用
)したのぢ、1 6,00 0 r pm、20分間遠
心して上清を除き、沈澱に30mlの50mM′rri
s−HCI  pH8.0.10mM  EDTA.0
.5%TritonX−100を加えてよく懸濁して3
0分間室温で放置した。この溶液を16.000rpm
、20分間遠心して上清を捨て、そこに再び30mlの
1゛Eで沈澱をよく洗浄し、再び16.00O r p
 m、20分間遠心し、沈澱画分を得た。
沈l#(不溶画分)と上滑(可溶画分)についてSDS
−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE
)を行ったところ、I PTG添加した場合の不溶画分
に、目的とするポリペプチド産物に期待される分子量の
位置にバンドが認められた。そこで沈澱を4mlのTE
を加えてよく懸濁し“ζから、IOM尿素6 m l及
びLM  2メルカプトエタノール10μl加え(終濃
度 6M尿素、1.mM2−メルカプトエタノール)、
室温で16時間放置した後、1 2.00 O r p
m、10分間遠心し、上清を6M尿素可溶画分として得
た。上滑には約30■の蛋白が含まれていた。
この溶液を用いてリフォールディング操作を行った。リ
フォールディング溶液の組成は、蛋白濃度が、0 .5
mg/m l ,  2 M尿素、1mMEDTA,2
0mM  Tr  i  s−HCI  (pH8.5
).  0.4Mアルギニン、4mM還元型グルタチオ
ン、0.4mM酸化型グルクチオンである。リフォール
ディングは室温で16時間行った。リフォールディング
操作後、12.OOOrpm.10分間遠心し、析出し
てきた沈澱を除いた。上清を回収し、これに7%になる
ように硫安を加え、あらかじめ50mM  Tris−
HCI  pH8.0,ImMEDTA,IM尿素、7
%硫安で平衡化したフェニルセファロースCL−4B 
(ファルマシア社製)100mlを用いて、カラムクロ
マトグラフィーを行った。7%硫安濃度に調整したりフ
ォールディング溶液の上清を50ml/時間の流速でカ
ラム担体に循環吸着させた後、非吸着成分を除き、開始
緩衝液300mlで洗浄して、緩衝液中の硫安濃度を2
%に低下させて、溶出してきた画分を集めて回収した。
さらに硫安を含まない緩衝液で溶出を行った。回収した
2%ならびにθ%硫安溶出画分はそれぞれ限外濾過によ
り2 m l程度まで濃縮し、ミニ力ラムPD−10(
ファルマシア社製)を用いて硫安を除き、限外濾過セン
トリコン10 (アミコン社製)を用いて500μlに
濃縮した。この操作で得られた最終蛋白量は約1■であ
った。
実施例8 ラミニンボリペプチド断片の同定 KY 1 4 3 6/pMLAMnQ  (n =1
.3,4,5,6,7.14)の発現産物の不溶画分を
SDS−PAGEにかけたところ、何れも目的とするポ
リベプチドに期待される分子量の位置にバンドが認めら
れた。
p M L A M n Qによってコードされ、大腸
菌で発現されるポリペプチドを以後M L A M n
と呼ぶ。
MLAM5とMLAM6の精製産物をSDSPAGEに
かけたところ銀染色で単一バンドとなった。バンドの位
置から求められる分子量は、それぞれのポリベプチドの
予想分子量(MLAM5 :22kDa,MLAM6 
: 26kDa)と一致した。MLAM6について、N
末端アミノ酸配列を決定したところ、20アミノ酸残基
まで決定でき、予想通りの配列をしている事が示された
MLAM5,MLAM6についてアミノ酸組成分析を行
ったところ、実測値と予想値は良い一致を示した。
MLAMI,MLAM5,MLAM6のSDSPAGE
を行った後、常法に従い、ウェスタンプロテイングを行
いペプチドをニトロセルロースフィルターに移行し、つ
いで抗体染色を行った。抗体としてマウスラミニン細胞
結合部位のペプチドに対するウサギボリクローナル抗体
を用いた(J.Graf et al.,上掲文献〕。
その結果、それぞれの発現産物の位置に特異的な発色が
認められた。
実施例9 ラミニンボリペプチド断片の細胞結合活性精製したML
AM5,MLAM6各20μgづつをヨードジエン(ピ
アス社製)とエンザイモビーズ(バイオランド社製)を
用いてI!S■ (ヨード)標識を行った。
CHO細胞を24穴マイクロタイタープレートに1穴当
たり5xlO’個(lml)入れて、10%牛胎児血清
を含むF12培地で2日間、37℃、5%COt気流下
インキユベートした後、培養上清を除去し、A培地(0
.1%牛血清アルブミン、20rr+MHEPES  
pH7.3を含むMEM培地)500μlを加え37℃
、2時間インキユベートした。上清を除去した後、A培
地で希釈したヨード標@Ml.AM5あるいはMLAM
6200μlを加え、さらに10分、30分、60分間
インキユベートした。上清を除去した後、0.2%牛血
清アルブミンを含むリン酸緩衡液で3回洗浄し、2N 
 NaOH  300μlを加えて、10分間以上放置
した。この溶液を回収した後リン酸緩衝液で2回洗浄し
、これらの液を合わせて、ガンマーカウンターにより放
射活性を測定した。
標識したサンプルに100倍量の未標識サンプルを混合
した物についても同様の実験を行った。その結果、第9
図に示す様に何れのポリペプチドもCHO細胞に結合し
、その結合は未標識サンプルを大過剰添加することによ
って阻害されることが示された。すなわち、両ポリペプ
チドは、細胞に特異的に結合することが示された。
〔発明の効果〕
本発明により得られるヒトラミニンB1鎖ポリベプチド
断片は細胞結合活性を有することが示された。従って、
本発明により、癌の転移防止剤、傷治療薬、病原菌の感
染防止薬、細胞培養用細胞増殖因子、ラミニンアノセイ
用試薬、診断薬などの用途が期待ざれるヒ1・ラミニン
B1鎖ボリベブチド断片を大量に提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はヒトラミニンBl鎖の細胞結合ドメインの塩基
配列とアミノ酸配列を示す図、第2図はラミニンの構造
モデルを示す図、第3図はプラスミドpHTB11の制
限酵素切断地図を示す図、 第4図は本発明の実施例のプラスミドpMLAM1の作
製法を示す図、 第5図は本発明の実施例のプラスミドpMLAM5の作
製法を示す図、 39一 第6図は本発明の実施例のプラスミドpMLAM6の作
製法を示す図、 第7図は本発明で得られるポリベプチドのN末端とC末
端のアミノ酸配列並びにそれをコードする塩基配列を示
す図、 第8図は本発明の実施例のブラスミド p M L A M n Qの作製法を示す図、第9図
は本発明で得られるポリベプチドの細胞結合活性を示す
図である。 82冒=2尾N二3寓H二R Q 口り0コ ○ニフ ヒり  01 0にや イφ1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトラミニンB1鎖の細胞結合部位を含むポリペ
    プチド。
  2. (2)第1図のアミノ酸配列の全部あるいは一部を有す
    る請求項1記載のポリペプチド。
  3. (3)請求項1ないし2の何れか1項に記載のヒトラミ
    ニンB1鎖の細胞結合部位を含むポリペプチドをコード
    するDNA領域を有し、該ポリペプチドを発現すること
    のできる発現ベクター。
  4. (4)tacプロモーター/オペレーター、メタピロカ
    テカーゼのSD配列及び1aq I ^q遺伝子を含有す
    る請求項3記載の発現ベクター。
  5. (5)pMLAM1Q、pMLAM5Q、 pMLAM6Qである請求項4記載の発現ベクター。
  6. (6)大腸菌KY1436/pMLAM1Q、KY14
    36/pMLAM5Q、KY1436/pMLAM6Q
JP5283589A 1989-03-07 1989-03-07 ヒトラミニンb1鎖ポリペプチド断片及びこれを生産するための発現ベクター Pending JPH02234679A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0606617A1 (en) 1992-12-22 1994-07-20 Sanyo Electric Co. Ltd Organic waste disposal method and organic waste disposal system
WO2000032631A3 (en) * 1998-12-04 2001-06-14 Entremed Inc Proteins that bind angiogenesis-inhibiting proteins, compositions and methods of use thereof
WO2001081384A1 (fr) * 2000-04-27 2001-11-01 Biowindow Gene Development Inc. Shanghai Nouveau polypeptide, laminine 16, et polynucleotide codant pour ce polypeptide
WO2001087945A1 (fr) * 2000-04-29 2001-11-22 Shanghai Biowindow Gene Development Inc. Nouveau polypeptide, chaine 12 de laminine b2 humaine, et polynucleotide codant ce polypeptide
JP2013522252A (ja) * 2010-03-17 2013-06-13 バイオジェネリックス ゲーエムベーハー 生物学的活性型組換えヒトg−csfを得るための方法

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