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JPH0242069A - ベンズアミド類 - Google Patents

ベンズアミド類

Info

Publication number
JPH0242069A
JPH0242069A JP12824289A JP12824289A JPH0242069A JP H0242069 A JPH0242069 A JP H0242069A JP 12824289 A JP12824289 A JP 12824289A JP 12824289 A JP12824289 A JP 12824289A JP H0242069 A JPH0242069 A JP H0242069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
amino
atom
alkylamino
benzyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12824289A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Kon
近 達也
Shirou Kato
志朗 賀登
Toshiya Morie
俊哉 森江
Kazunori Oono
大野 一教
Katsuhiko Hino
克彦 日野
Tadahiko Karasawa
唐沢 忠彦
Naoyuki Yoshida
直之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharma Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Publication of JPH0242069A publication Critical patent/JPH0242069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、lI′I化管a能冗進作用を有する新規で作
用なベンズアミド額に関する。 従来の技術 特開昭53−90274号明細吉には、ある杜のN−[
(411’(lアルキル−2(又は3)−モルホリニル
)メチル]−置換ペンズアミド誘導体がレセルピン拮抗
作用、 tA痛作用等を存し、例えば抗うつ剤、鎮痒剤
等としてa用である、と開示されている。 一方、4−7ミ/−5−り0O−N−EC2−ジエチル
アミ/)エチル]−2−メトキシベンズアミド[一般名
 メトクロプラミド;例えばMercklnde++、
第10版、 0019 (1983)参照]が1960
年代の半ばに制吐剤あるいは消化管機能亢進剤として開
発されて以来、種々の置換ベンズアミド誘導体が合成さ
れ、その薬理学的性質が研究されてきた。 本発明の目的 本発明者らは、優れた消化管機能亢進作用を有する置換
べ/ズアミド誘導体を見いだすべく研究を続けてきたが
、アミド部分の窒素原子とモルホリン部分の2位の炭素
原子がアルキレフ基を介して結合する置換ベンズアミド
誘導体がその要外を膚たずことを見いだし、更に研究を
続けた結果、本発明を完成した。 発明の構成及び効果 本発明によれば、−形成(I) (以下余白) [式中、Rは低級アルコキシカルボニル基、シクロアル
牛ル基、置換基を有する低級アルキル基(該置換基はジ
低級アルキルアミノ基、シクロアルキル基、シクロアル
ケニル基、フリル基。 ヂエニノシ基又はベンズイソオ手すゾリル甚である)、
低級アルケニル基、低級アルキニル基。 (Vは低級アルキレフ基を意味する)で示される基又は
−T−(W) p−Re (Re、 T 、 W及びp
は後記定義の通りである)で示される基を意味し、lセ
1は水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基。 低級アルコキシ基、酸素原子で中断された低級アルコキ
シ基、置換基を何する低級アルコキシ基(該置換基はカ
ルボキシル基、アミノ基又はフタルイミド基である)、
低級アルキルチオ基。 は低級アルキル基を意味し、Raは低級アルキル基、シ
クロアルキル基、フェニル(低級)アルキル基を意味す
る)で示される基又はアシルアミノ基を意味し、 R2は水素原子、ハロゲン原子、低級アルコキシ基又は
ニトロ基を意味するか、 あるいはR+とR2が一緒になってウレイレ7基を形成
してもよ転 R3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、ア
ミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ
基、低級アルカ/イルアミノ基又はニトロ基を意味し、 R4は水素原子、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、ニ
トロ基、アミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低線アル
カノイルアミノ基、スルファモイル基又はジ低級アルキ
ルスルファモイル基を意味するか、 あるいはR3とR4が一緒になって−NH−N=N−で
示される基を形成してもよ(、 Re ハ水素i;i 子、ハロゲン原子又は低級アルコ
キシ基を意味するか、 あるいはR+、 Rz、 Rs、  Ra及びR6のう
ち隣接するいずれか2個が一緒になって低級アルキレン
ジオキシ基を形成してもよく、 Raはフェニル基、置換フェニル基(置換基はハロゲン
R3子、低級アルキル基、低級アルコキシ双、カルボキ
シル基及びアミノ基からij!ばれる1〜3個の原子又
は基である)又はジフェニルメチル基を意味し、 Xは低級アルキレン基を意味し、 Tは単結合又は低級アルキレン基を意味し、Wは酸素原
子又はイミノ基を意味し、 pはO又は1を意味する。 但し、(i) R11R1,R3,R4及びR8のうち
少な(とも2個は水素原子以外の葬子又は基を意味し、
(HATが単結合のとき、pはOを意味し、(iii)
 R+がヒドロキシ基又は低級アルコキシ基であり、R
ilがアミノ基、ジ低級アルキルアミノ法又は低級アル
カノイルアミノ基であり、R4がハロゲン原子であり、
R2及びR6が水素原子のとき、Rは−T’ −(W’
 ) p−Re’ (Pは前掲に同じものを意味し、R
8′はフェニル基又はハロゲノフェニル基を意味し、T
′は低級アルキレフ基を意味し、W′は酸M原子を意味
する)で示される基以外の基を意味する。] で表される化合物及びその生理的に許容される酸付加塩
類が提供される。 式(1)で表される化合物の生理的に許容される酸付加
塩類とは、構造中に酸付加塩を形成しうる基を存する式
(I)の化合物の生理的に許容される酸付加塩を意味す
る。具体例としては塩酸塩。 臭化水′I7i酸塩、酸塩化ヨウ化水素酸塩塩、リン酸
塩等の無機酸塩、及びンユウ酸塩、マレイ/酸10フマ
ル酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、クエン酸塩。 酒石酸塩、安息香酸塩、メタ/スルホ7M塩等の有機酸
塩が挙げられる。 式(I)の化合物は、少なくとも1個の不斉炭素原子を
イrするので、数種の立体異性体が存在しうる。これら
の立体異性体、それらの混合物及びラセミ体は本発明の
化合物に包含される。 本明細書における用語を以下に説明する。 「低級」とは、特にことわらない限り、1〜6個の炭素
原子を意味する。低級アルキル基、低級アルキル部分、
低級アルキレフ基又は低級アルキレン部分は、直鎖状で
も分枝鎖吠でもよい。「低級アルコキンカルボニル基J
の具体例としては、メトキシカルボニル、エトキシカル
ボニル、プaボキシ力ルボニル等が挙げられる。「シク
ロアルキルIA Jとは、炭素原子数3〜6のものを意
味する。 「低級アルキル基」の具体例としては、メチル。 エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソプヂル
、ペンチル、ヘキシル等が挙げられる。「置換基を有す
る低級アルキル基」とは、任意の位置に前掲の置換基の
1個をイrするものを意味する。 「ジ低級アルキルアミノ基」の具体例としては、ジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、メヂルエチルアミノ、メチ
ルプロピルアミノ等が挙げられる。 「シクロアルケニル基」とは、二重結合を1個有する、
炭素原子数5〜6のものを意味する。[低級アルケニル
基」とは、1−2位間以外の位置に二重結合を1個「す
る、炭素原子数3〜6のものを意味し、例えばアリル、
2−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、3−もしく
は4−ペンテニル、2−.3−.4−もしくは6−ヘキ
セニル等が挙げられる。「低級アルキニル基」とは、1
−2位間以外の位置に三重結合を1個有する、炭素原子
数3〜6のものを意味し、例えば2−プロピニル、3−
ブチニル、5−へキシニル等が挙げられる。「フェニル
(低級)アルケニル基jの具体例としてはシンナミル等
が挙げられる。「ハロゲノ原子」とは、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素を意味する。「低級アルコキシ基」の具体
例としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、インプ
ロポキシ、ブトキン、インブトキシ等が挙げられる。「
酸素原子で中断された低級アルコキシ基」とは、低級ア
ルキル部分の任意の位置が1〜2個の酸素原子で中断さ
れている低級アルコキシ基を意味し、例えば2−メトキ
シエトキシ、(2−メトキシエトキシ)メトキシ、2.
2−ジメトキシエトキシ等が挙げられる。「置換基をイ
rする低級アルコキシ基」とは、任意の位置に前掲の置
換基を存するものを意味するが、置換基が7ミノ基であ
るとき、これらの71Vは1位以外の炭素原子に結合し
ている。 具体例としては、カルボキシメトキシ、3−アミツブ1
ボtン、3−フタルイミドプロポキシ等が挙げられる。 「低級アルキルチオ基」の具体例としては、メチルチオ
、エヂルチオ、プロピルチオ。 イソプロピルチオ、ブヂルヂオ、インプヂルチオ等が挙
げられる。「アシル基」とは、フェニル置換不飽和術I
l/I族カルボン酸残基又はハロゲン原子。 低級アル午ル基、低級アルコキシ基もしくはニドロバで
置換されていてもよい安息香酸残基を章味シ、例エハン
ンナモイル、ベンゾイル、クロロベンゾイル、メチルベ
ンゾイル、メトキシベンゾイルル、ニトロベンゾイル等
が挙げられる。「低級アルキルアミノ′II5」の具体
例としては、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルア
ミノ等が挙げられる。「低級アルカノイル基」の具体例
としては、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブ
チリル等が挙げられる。「ジ低級アルキルスルフイル基
」の具体例として3才、ジメチルスルファモイル 「低級アルキレン基」の具体例1としてt!、メチレン
、エチレン、メチルメチレン、ト1Jメチレン。 プロビレ/l ジメチルメチレ/,テトラメチレン。 ペンタメチレ乙へキサメチレフ等が才芥番fられる。 本発明の化合物のうちで好適なもの(才、式(1)にお
いてRがべ/ジル基であり、Xがメチレン基であり、 (1) R1,  R21  R3,  Ra及びR6
のうち隣接する0ずれか2個が一緒になってCI−C!
1アルキレンジオキシ基を形成し、残りの3個カ≦水索
【子である、 (2)  RIがC1〜C4アルコキシ基又LtCt〜
C4アルキルチオ基であり、R4がスルファモイルりs
 Rtr R3及びRlIが水素原子である、(31 
 R + fJ’アミノ基又はCt〜C3アルキルアミ
ノであり、R3が/10ゲン原子(特に塩素原子)又は
ニトロ基であり、Rtr  Ra及びR6が水素原子で
ある、 +4J  RIがアミノ基又はC1〜C3アルキルアミ
ノ基であり. Raがニトロ基.スルファモイル基又は
ジ(C1〜C2アルキル)スルフ1モイル基であり, 
R2.R3及びR11が水素ロチであるか、(5)  
RIがアミノ基又はCI++C3アルキルアミノ基であ
り、R3が7%ロゲン原子(特に塩素原子)又はC1〜
C3アルキルアミノ基であり、R4力≦ニトロ基であり
、R2及びRsが水素原子である、 化合物及びその生理的に許容される酸体カロ塩頬である
。 本発明の化合物は例えば以下の方法により製造すること
ができる。 方法(a)ニ 一般式(夏■) (以下余白) (式中.R2, Ra. R4及びR6は前掲に同じも
のを意味し、R1′はアシルアミノ基及び置換基として
カルボキシル基を有する低級アルフキシ基以外の前掲R
+と同じものを意味する。) で表される化合物又はその反応性誘導体と、−形成(I
n) R′ (式中、Xは前掲に同じものを意味し、R′はカルボキ
シル基をイ丁する基以外の前掲Rと同じものを意味する
。) で表される化合物とを反応させることにより、式(1)
においてRがR′で、RIがR+’である化合物を得る
ことができる。 式(II)の化合物の反応性MW体としては、例えば低
級アルキルエステル、活性エステル、酸無水物,酸ハラ
イド(特に酸クロリド)等を挙げることができる。活性
エステルの具体例としてはpニド[Iフェニルエステル
、2,4.5−トリクロロフェニルエステル、ペンタク
ロロフェニルエステル、シアンメチルエステル、N−ヒ
ドロキシコハク酸イミドエステル、N−ヒドロキシフタ
ルイミドエステル、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン
−2.3−ジカルボキシイミドエステル、N−ヒドロキ
シピペリジンエステル、8−ヒドロキシキノリ7エステ
ル、2−ヒドロキシフェニルエステル。 2−ヒドロキシ−4,5−ジクロロフェニルエステル、
2−ヒドロキシピリジンエステル、2−ピリジルチオー
ルエステル等が挙げられる。酸無水物としては、対称酸
無水物又は混合酸無水物が用いられ、混合酸無水物の具
体例としてはクロル炭酸エチル、クロル炭酸インブチル
のようなりロル炭酸アルキルエステルとの混合酸無水物
、クロル炭酸ベンジルのようなりロル炭酸アラルキルエ
ステルとの混合酸無水物、クロル炭酸フェニルのような
りロル炭酸アリールエステルとの混合酸無水物、イソ吉
草酸、ピバリン酸のようなアルカ7酸との混合酸無水物
等が挙げられる。 式(■)の化合物を用いる場合には、ジシクロへキンル
力ルポジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、N、N’−カルボ
ニルジイミダゾール、1−エトキシカルボニル−2−エ
トキシ−1,2−ジヒドロキノリンのような縮合剤の存
在下に反応させることができる。縮合剤きしてシンクロ
へキシルカルボジイミド又は1−エチル−3−(3−ジ
メチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩を用いる
場合には、N−ヒドロキシコハク酸イミド、1−ヒドロ
キシベ/シトリアゾール、3−ヒドロキシ−4−オキソ
−3,4−ジヒドロ−1,2,3−ベンゾトリアジン、
N−ヒドロキシ−5−ノルボルネ/−23−ジカルボキ
シイミド等を添加して反応させてもよい。 式(II)の化合物又はその反応性MW体と式(III
)の化合物との反応は、溶媒中又は無溶媒下に行われる
。使用する溶媒は、原r[化合物の種類等に従って適宜
選択されるべきであるが、例えばべ/ゼ/、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類
、塩化メチレン、クロロホルムのようなハロゲノ化炭化
水素類、酢酸エチル、アセトニトリル、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、エチレングリコール、
水等が挙げられ、これらの溶媒はそれぞれ単独で、ある
いは2種以上混合して用いられる。本反応は必要に応じ
て塩基の存在下に行われ、塩基の具体例としては、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウムのような重炭酸アルカリ
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのような炭酸アルカリ
あるいはトリエチルアミン。トリブチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、N−メチルモルホリンのような
有機塩基が挙げられるが、式(III)の化合物の過剰
量で兼ねることもできる。反応温度は用いる原料化合物
の1m等により異なるが、通常的−30℃ないし約20
0℃、好ましくは約−1θ℃ないし約150℃である。 なあ、式(IT)の化合物又は式(Iff)の化合物の
構造中に反応に関与する基が存在するときは、これらの
基は常法に従って保護しておき、反応後に脱離させるの
が望ましい。 方法(b)ニ 一般式(Iα) (式中、R1,R2,R3,R4,Rs及びXは前掲に
同じものを意味する。) で表される化合物と一般式(IV) Z −R’ (IV) (式中、R#はTが単結合でReがフェニル基又は置換
フェニル基である場合を除き前掲Rと同じものを意味し
、Zはアルコールの反応性エステル残基を意味する。) で表される化合物とを反応させることに上り、式(I)
においてRがR#である化合物を得ることができる。 式(IV)においてZで表されるアルコールの反応性エ
ステル残基としては、例えば塩素、臭素。 ヨウ素のようなハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ
、エフ/スルホニルオキシのような低級アルキルスルホ
ニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオ牛シ、p−トルエ
ンスルホニルオキシ、m−二トロベ/ゼ/スルホニルオ
キシのようなアリールスルホニルオキシ基等が挙げられ
る。 式(■α)の化合物と式(IV)の化合物との反応は、
通常、適当な溶媒中で行われ、溶媒の具体例としては、
ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素
類、アセトン、メチルエチルケト/のようなケトン類、
テトラヒドロフラ乙ジオヤサンのようなエーテル類、エ
タノール、イソプロピルアルコールのようなアルコール
類、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド等が挙げら
れる。これらの溶媒はそれぞれ単独で、又は2種以上を
混合して用いられる。本反応は塩基の存在下に行うのが
好ましく、塩基の具体例としては、(a)法の部分で述
べた塩基の具体例をそのまま挙げることができる。また
、式(■)においてZが塩素又は臭素である化合物を用
いるときは、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムのよう
なアルカリ金属ヨウ化物を添加すると反応は円滑に進行
する。反応温度は用いる原料化合物の種子等により異な
るが、通常的50℃ないし約200℃である。なお、式
(■α)の化合物又は式(IV)の化合物の構造中に反
応に関与する基が存在するときは、これらの基は常法に
従って保護しておき、反応後に脱離させるのが望ましい
。 方法(C)ニ 一般式(Iβ) (式中、R+ R!* R3* R4+ Rs及びXは
前掲に同じものを意味する。) で表される化合物と一般式(V) Z’−Re                (V)(
式中%R9はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル2!、 il!lI素原子で中断され
たアルキル基又は置換基を作するアルキル基を意味し、
Z′はアルコールの反応性エステル残基を意味する。) で表される化合物とを反応させることにより、式(1)
においてRIがOR9である化合物を得ることができる
。 式(V)においてZ′で表されるアルコールの反応性エ
ステル残基としては、(b)法の部分で述べた具体例を
そのまま挙げることができる。 本反応は通常、塩基の存在下に適当な溶媒中で行われる
。塩基の具体例としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムのような炭酸アルカリ、テトラブチルアンモニウムヒ
ト「1キシド、ペンジルトリエチルアンモニウムヒドロ
キンドのような第4級水酸化アンモニウム、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシドのようなアルカリ金
属アルコキシド、水素化ナトリウム、水素化カリウムの
ようなアルカリ金属水素化物等が挙げられる。使用する
溶媒は、原料化合物・塩基の8i類等に従って゛適宜選
択されるべきであるが、例えば塩化メチレン、アセト/
、アセトニトリル、メタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコール、ジグリム。 ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等が挙げ
られる。式(V)において2′が塩素又は臭素である化
合物を用いるときは、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウ
ムのようなアルカリ金属ヨウ化物を添加すると反応は円
滑に進行する。 本反応はまた、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのよ
うな強111!基と相間移動触媒の存在下に、塩化メチ
レン−水のような相間移動触媒反応に通j7+′使用さ
れる溶媒系を用いて行うこともできる。 相間移動触媒としては、例えばテトラブチルアンモニウ
ムプロミド、セヂルトリメチルアンモニウムブロミド、
ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド、テトラブチ
ルアンモニウムビスルフェー反応昌度は用いる原料化合
物の種類等により異なるが、通常的5℃ないし約150
℃である。なお、式(■β)の化合物又は式(V)の化
合物の構造中に反応に閃l)する基が存在するときは、
これらの基は常法に従って保護しておき、反応後に脱離
させるのが望ましい。 方法(d)ニ 一般式(Vl) (式中、R2,R3,Ra及びR5は前掲に同じものを
意味し、Rhoはアシル基からカルボニル部分を除いた
残基を意味する。) で表される化合物と、−形成(m)で表される化合物と
を反応させることにより、式(I)においてRがR′で
、RIがアシルアミノ基である化合物を得ることができ
る。 本反応は、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロト等が挙
げられる。 フラ乙 ジオキサ乙 リルのような溶媒中、 れる。 方法(e)ニ 一般式(■γ) クロロホル!い、アセトニド 約40℃ないし約90℃で行わ (式中、R,R2,R3,Ra、  Rs及びXは前掲
に同じものを意味し、Z#はハロゲン原子を意味する。 )で表される化合物と一般式(■) (式中、R7及びR8は前掲に同じものを意味する。)
で表される化合物とを反応させることにより、式化合物
を得ることができるヶ 本反応は、無溶媒下、又はエタノール、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシドのような溶媒中、約60
°Cないし約150℃で行われる。 製法(a)、(b)、(c)。 (d)及び(C) によって得られる生成物がその晴遣中にニド0基をイf
するときは、常法に従って還元することにより、対応す
るアミン誘導体に変換することができる。(1■造中に
アミノ基又は低級アルキルアミノ基をイ「するときは、
常法に従って適当なアシル化剤と反応させることにより
、対応するアシルa 71体に変換することができる。 また、式(I)において、RIがアミノ基又はそ/置換
アミノ基で、R2がニトロJJ、である化合物は、常法
に従って還元した後、ホスゲ7.N、N’−カルボニル
シイミグゾールのような試薬と反応させることにより、
対応する2、3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オ
ン誘導体に変換することができる。 上記各製法により生成する化合物は、クロマトグラフィ
ー、再結晶、再沈殿等の常法により単Nl +精製され
る。 (1カ造中に酸付加塩を形成しうる基を有する式(1)
の化合物は、原料化合物の選定1反応・処理条件等によ
り、遊離塩基又は酸付加塩の形で得られるa酸付加塩は
、常法、例えば炭酸アルカリ。 水酸化アルカリのような塩基で処理することにより、遊
離塩基に変えることができる。一方、遊離塩基は、常法
に従って各種の酸と処理することにより酸付加塩に導く
ことができる。 式(I)の化合物及びその生理的に許容される酸付加塩
類は、制吐#Iあるいは消化管機11ヒ瓦進剤七して、
急・慢性胃炎、胃・−二(h腸潰瘍、胃神経庁、胃下垂
などの疾患における食欲不振、悪心嘔吐、腹部膨満感等
の治療及び予防に、また食道・胆遵系疾患1便秘症の治
療及び予防に用いることができる。更にまた、ンスプラ
テンのような抗癌剤投与時の悪心、嘔吐の治療及び予防
にも用いることができる。その投与経路としては、経口
投与。 Jl−経口投与あるいは直腸内投与のいずれでもよい。 投与量は、化合物の種類、投与方法、患者の症吠・年令
等により異なるが、通常0.001〜20fg/kg7
日、好ましくは0.004〜5w*/kg/日である。 式(I)の化合物又はその塩は通常、製剤用担体と混合
して調製した製剤の形で投与される。製剤用担体として
は、製剤分野において常用され、かつ式(I)の化合物
又はその塩と反応しない物質が用いられる。具体的には
、例えば乳糖、ブドウ糖、マンニット、デキストリン、
シクロデキストリン、デンプ7.白糖、メクケイ酸アル
ミン酸マグネシウム。 合[戊ケイ酸アルミニウム、結晶セルU−ス、カルボキ
ンメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプ[Iピル
デンプン、カルボキシメチルセルロースカルシウム、イ
オン交換樹脂、メチルセルロース。 ゼラチン アラビアゴム、プルラン、ヒドロキンプロピ
ルセルロース、低置換度ヒドロキンプロピルセルロース
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピ
ロリド/、ポリビニルアルコール、軽質無水ケイ酸、ス
テアリン酸マグネシウム。 タルク、トラガント、ベントナイト、ビーガム。 カルボキシビニルポリマー、酸化チタ/、ンルビタ/脂
肪酸エステル、ラウリル硫酸ナトリウム。 グリセリン、脂肪酸グリセリンエステル、精製ラノリン
、グリセロゼラチン、ポリソルベート、マクロゴール、
植物Mh、 ロウ、プロビレ/グリコール、水等が挙げ
られる。剤型としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散
剤、シロップ剤、懸濁剤。 注射剤、小割等が挙げられる。これらの製剤は常法に従
って調製される。なお液体製剤にあっては、用時、水又
は他の適当な媒体に溶解又は懸濁する形であってもよい
。また錠剤、顆粒剤は周知の方法でコーティングしても
よい。 これらの製剤は、式(I>の化合物又はその生理的に許
容される酸付加塩を0.5%以上、好ましくは1〜70
%の割合で含をすることができる。これらの製剤はまた
、治療上価値ある他の成分を含有していてもよい。 本発明を更に具体的に説明するために、以下に参考例及
び実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。なお、化合物の同定は元素分析値、マ
ス・スペクトル、  IRスペクトル、NMRスペクト
ル等により行った。 また、以下の参考例及び実施例において記αの簡略化の
ために次の略号を使用することもある。 Me:メチル基 :エチル基 :プロピル基 :フェニル基 :アセチル基 :エタノール :ア七ト/ ニア七ト二トリル :クロロホルム :ジオキサン :塩化メチレン :ジエチルエーテル :ヘキサン :シクロヘキサン :イソプロビルアルコール :メタノール :ジイソプロピルエーテル :トルエン 参考例I 2−アミノメチル−4−ベンジルモルホリンの製造: (J)  Syn、 Commun、、 10.59〜
73 (1980)に記αの方法に従って合成した、4
−ベンジル−2−クロロメチルモルホリン80.4g 
、  フタルイミドカリウム78.0g及びジメチルホ
ルムアミド700■1から成る混合物を撹拌しながら5
時間加熱還流する。反応液を氷水中に注ぎ、析出する結
晶を濾取し、水洗後インプロピルアルコールから再結晶
してN−[(4−べ/ジルー2−モルホリニル)メチル
コツタルイミド107 gを得る。 融点 136〜1
39℃(2)上記フタルイミド体67.2gにエタノー
ル+801と85%抱水ヒドラジン20.0gを加え、
撹拌しながら30分加熱a流する。析出結晶を濾去し、
d液にクロロホルムと水を加えて振盪する。有機層を飽
和食地水で洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、溶媒を減圧で留去して油状の目的物33.5gを得る
。この遊離塩基の一部を少量のエタノールに溶解し、フ
マル酸のエタノール溶液を加え、濃縮したのち冷却する
と目的物の3/2フマル酸塩・1/2水和物が結晶とし
て析出する。 融点166〜108℃ 参考例2 2−アミツメデル−4−フェニルモルホリンの製造: 参考例1(1)における4−ベンジル−2−クロロメチ
ルモルホリンの代わりに2−クロロメチル−4−フェニ
ルモルホリンを用い、参考(PH(Ilび(2)と同様
に反応・処理して目的物を得る。 参考例3 2−アミ/メチル−4−べ/ジルモルホリンの製i0: (+1 4−ベンジル−2−クロロメチルモルホリン1
5.0g、アジ化ナトリウム8.6g及びジメチルホル
ムアミド150■「から成る混合物を130℃で2時間
撹拌する。反応液に水を加えジエチルエーテルで抽出す
る。有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧で留去して油状の2
−アジドメチル−4−ベンジルモルホリフ15gを得る
。 ■ 上記アジド体15gのトルエン401溶液を、予め
一5℃に冷却しておいた水素化ビス(2−メトキシエト
キシ)アルミニウムナトリウムの70%トルエン溶液6
01中に少しずつ滴下する。滴下終了後室温で1.5時
間撹拌する。反応液中に10%水酸化ナトリウム水溶液
を少しずつ加えて残余の還元剤を分解した後、有機層を
分取し水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムでQ2.燥する。溶媒を減圧で留去して浦吠の目
的物11gを得る。 参考例4 2−アセチルアミノメチル−4−べ/ジルモルホリンの
製造: N−[(4−ベンジル−2〜モルホリニル)メチル]フ
タルイミド1132 g+ 85%抱水ヒドラジン43
.3ff及びエタノール100 mlから成る混合物を
撹拌しながら20分加熱a流する。析出結晶をd・2去
し、濾液にクロロホルムと水を加えて振盪する。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥す
る。不溶物を濾去し、濾液に無水酢酸98.3gを加え
、室温で2時間撹拌する。反応液に水酸化ナトリウム水
溶液を加えて振役後、有機層を水、次いで飽和食塩水で
洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥した有機層を減
圧で濃縮し、残渣をトルエンから再結晶して目的物10
1 gを得る。 融点110〜111℃ 参考例5 2−アセチルアミノメチルモルホリンの製造:2−アセ
チルアミツメデル−4−ベンジルモルホリン120F、
  エタ/−ル1000■!及び酢酸301から成る混
合物を10%パラジウム炭素5gを触媒として加温上常
圧で水素添加する。計算量の水素を吸収した後、触媒を
濾去し、濾液を減圧で濃縮して7+11伏の目的物を得
る。 参考例6 2−アセデルアミノメチル−4−(4−メチルベ/ジル
)モルホリノの製造: 2−アセチルアミノメチルモルホリン4.0g。 4−メチルベンジルクロリド3.5g、無水炭酸カリウ
ム17.5g、  ヨウ化カリウム0.4g及びメチル
エヂルケトン4001から成る混合物を17時間加熱還
流する。不溶物をσ・!去し、濾液を減圧で濃縮する。 残渣にクロロホルムと水を加えて振盪し、有機層を飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶
媒を減圧で留去し、残渣をトルエン−ヘキサンから再結
晶して目的物5.1gを得る。 融点97〜98℃ 参考例7〜23 参考例6における4−メチルベンジルクロリドの代わり
に対応するアルキル化剤を用い、参考例6と同様に反応
・処理して表1に示す化合物を得る。 表  1 表  1 (続き) 参考例24 2−アミツメデル−4 メチルベンジル) モルホリ/の製造: 2−アセデルアミノメチル−4−(4−メチルベンジル
)そルホリン3.0gにlθ%塩ff150m+を加え
、4時間加熱還流する。反応液に水酸化ナトリウム水溶
液を加えてアルカリ性にし、クロロホルムで抽出する。 有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。 溶媒を減圧で留去して油状の目的物を得る。 参考例25 2−アミノメチル−4−置換モルホリンの製造:参考例
24における2−アセチルアミツメデル−4−(4−メ
チルベンジル)モルホリノの代わりに参考例4.7.0
.14.1[+及び19〜22の生成物を用い、参考例
24と同様に反応・処理して、対応する2−アミノメチ
ル体を得る。 参考例26 2−アミノメチル−4−(4−メトキシベンジル)モル
ホリンの製造: 2−アセチルアミノメチル−4−(4−メトキシベンジ
ル)モルホリン3.3gにIθ%水ffi化すトリウム
水溶液001を加え、20時間加熱還流する。 反応液をクロロホルムで抽出し、有機層を水、次いで飽
和食塩水で洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥す
る。tB媒を減圧で留去して油状の目的物を得る。 参考例27 2−アミノメチル−4−置換モルホリンの製造:参考例
26における2−アセチルアミノメチル−4−(4−メ
トキシベンジル)モルホリンの代わりに、参考例8.1
0〜13.15.17.18及び23の生成物を用い、
参考例2Bと同様に反応・処理して、対応する2−アミ
ノメチル体を得る。 参考例28 2−アミノメチル−4−エトキシカルボ二ルモルホリン
の製造: (1)N−[:(4−べ/ジルー2−モルホリニル)メ
チル]フタルイミド30.0gにトルエン200■1を
加え、60℃に加温する。クロル炭酸エチル19.4g
を滴下した後、1時間加熱還流する。反応液を水、次い
で飽和食塩水で洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾
燥する。溶媒を減圧で留去し、残渣をイソプロピルアル
コール−ジエチルエーテルから再結晶してN−[(4−
エトキシカルボニル−2−モルホリニル)メチル]フタ
ルイミド27.8gを得る。 融点 1貫3〜115℃ (2) 上記エトキシカルボ二ル体10.0g及び85
%抱水ヒドラジン2.9g及びエタノール10m1から
成る混合物を10分加熱還流する。析出結晶を濾去し、
濾液にクロロホルムと水を加えて振盪する。有機層を飽
和食塩水で洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、溶媒を減圧で、留去して油状の目的物5.8gを得る
。 参考例29 2−ベンジルアミノ−5−ニトロ安息香酸の製造: 2−クロロ−5−二トロ安息香酸5gとベンジルアミン
15 gのエタノール40m1溶液を10時間加熱還流
した後、減圧で溶媒を留去する。残渣を水1001に懸
濁し、酢酸で弱酸性(PH約4)にする。 室温で1時間撹拌し、析出結晶を濾取して目的物4.8
gを得る。 @点23B〜248℃(エタノールから再
結晶) 参考例30 2−へキシルアミノ−5−二トロ安息香酸の製造: 参考例29におけるベンジルアミンの代わりにヘキシル
アミンを用い、参考例29と同様に反応・処理して目的
物を得る。融点101〜!63℃(ジインプロピルエー
テル−ヘキサンから再結晶)参考例31 2−アセチルアミノ−4−ジメチルアミノ−5−ニトロ
安息香酸の製造: 2−アセチルアミノ−4−クロロ−5−二トロ安息香f
i11.3g、 40%ジメチルアミン水溶液4011
及びエタノール100■1から成る混合物を5時間加熱
還流した後、減圧で濃縮する。残渣に水100■1を加
え、酢酸で弱酸性(PH約4)にし、析出結晶を濾取し
て目的物8.6gを得る。 融点230〜255℃(エタノールから再結晶)参考例
32 2−アミノ−4−9メチルアミノ−5−ニトロ安息香酸
の製造: 2−アセチルアミノ−4−ジメチルアミノ−5ニトロ安
息香酸8.5g、+C1塩酸201及び水80■から成
る混合物を10(1℃で30分撹拌する。冷後、反応液
に水酸化ナトリウム5gを加え、更に10%水酸化ナト
リウム水溶液を均一溶液になるまで加える。次いで酢酸
で弱酸性(pH約4)にし、析出結晶を4取して目的物
番、8gを得る。 融点240〜250℃(メタノールから再結晶)参考例
33 2〜アミノ−4−メチルアミノ−5−ニトロ安息香酸の
製造: 2−アセチルアミノ−4−クロo−5−二トロ安息香W
IilOgと40%モノメチルアミン水溶液60−の混
合物を80℃で10時間撹拌する。反応液を減圧で15
縮し、残渣に40%モノメチルアミン水溶液1001を
加え、更に80℃で20時間撹拌する。冷後、水501
1を加え、酢酸で弱酸性(pH約4)にし、析出結晶を
4取して目的物7.6gを得る。 EA点200〜272℃(アセトニトリルから再結晶)
参考例34 2−アセチルアミ/−4−クロロ−5−ジメチルアミノ
スルホニル安息香酸の製造: (+)  クロルスルホン#25gに、室温で2−アセ
チルアミノ−4−りaa安息香f@8.5gを徐々に加
え、次いで温度を150℃までゆっくりと上げ、4.5
時間加熱する。冷後、水中に反応液をゆっくりと注ぎ、
析出する結晶をめ3取し、水洗したのち乾燥して2−ア
セチルアミノ−4−クロn−5−り[10スルホニル安
息香酸4,5gを得る。 C) 上J己5−りrjOスルホニル体4.5gのテト
ラヒビ0フラン50w+lfJ液に、水冷下30%ジメ
チルアミン水溶液301を加え、同温度で1時間撹拌す
る。反応液に水100■1を加え、濃塩酸で酸性にし、
析出する結晶を濾取し、よく水洗したのち乾燥して目的
物3.9gを得る。 参考例35 2−アミノ−4−り0o−5−ジメチルアミノスルホニ
ル安息香酸の製造: 2−アセチルアミノ−4−クロロ−5−ジメチルアミノ
スルホニル安息香酸3.9gのIθ%塩ffi+001
懸濁液を4時間加熱還流する。減圧で水を留去した後、
20%炭酸カリウム水溶液でpH5にし、析出する結晶
をidI&し、水洗したのち乾燥して目的物2.8gを
得る。 参考例36 2−アミ/−5−プaモー3−ニトロ安息香酸の製造: 3−ニトロアントラニル酸5.0gのジメチルホルムア
ミド20mlTtg液にN−プロモスクシ/イミド5.
5gを加え、室温で一夜放置する。反応液を氷水中に注
ぎ、析出する結晶を濾取し、よく水洗したのち乾燥して
目的物6.5gを得る。 融点206〜213℃ 参考例37 ツージメチルアミ/−6−ニトロ−2−フェニル−4H
−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンの製造: 2−アミ/−4−ジメチルアミノ−5−二トロ安息香#
3.Ogのピリジン301溶液に室温でべ7ゾイルクロ
リド5.1gを加えた後、80〜100 ’Cで21+
!!間撹拌する。反応液を氷水中1=注ぎ、酢酸で弱酸
性(pH約0)にし、析出する結晶を’a2取し、アセ
トニトリルから再結晶して目的物3.7gを得る。 融
点 178〜179℃ 参考例38〜46 対応する原料化合物を用い、参考例37と同様に反応・
処理して表2に示す化合物を得る。 (以下余白) 表2 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキン−N−(2−モ
ルホリニルメチル 後記実施例2に記αの方法に従って製造した4−アミノ
−5−クロロ−N− [ (4−エトキシカルボニル−
2−モルホリニル)メチル]ー2ーメトキシペ/ズアミ
ド0.1g,水酸化カリウムlO.1g及びインプロピ
ルアルコール801から成る混合物を撹拌しながら3時
間加熱還流する.tB媒を減圧で留去し、残渣にクロロ
ホルムと水を加えて振りする。イ「機層を飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減
圧で留去する。残渣をインプロピルアルコールからTI
Tm品して目的物1.4gを得る。融点101〜162
℃参考例48 4−アミノ−N− [ (4−ベンジル−2−モルホリ
ニル)メチル]ー5ークロロー2ーヒドロキシベンズア
ミドの製造: (+)2−アミノメチル−4−ベンジルモルホリフ[1
.0gの塩化メチレン601溶液に4−アミノ−5−ク
ロロ−2−メトキシ安息香1!IIO.O g 1次い
で1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミド塩酸塩e.o gを加え、室温で3時間撹
拌する。反応液を水,水酸化ナトリウム水溶液,水,飽
和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥す
る。溶媒を減圧で留去し、残渣をア七トン−トルエンか
ら再Pi品して4−アミノ−N−[(4−ベンジル−2
−モルホリニル)メチル]ー5ークロロー2ーメトキシ
ベンズアミド8.6gを得る。融点148〜150℃■
 60%水素化ナトリウム0.52gのジメチルホルム
アミド201懸濁液に、水冷下エラ/チオール0、81
 gのジメチルホルムアミド51溶液を加え、室温で0
.5時間撹拌する。反応液に4−アミノ−N − [(
4−べ/ジルー2ーモルホリニル)メチル]ー5ークロ
ロー2ーメトキシベンズアミド3.4gを加え、100
℃で1時間撹拌する。6後、溶媒を減圧で留去する。残
渣に水を加え、クロロホルムで洗浄した後、10%塩酸
で中和する。析出物を濾取し、水洗した後イソプロピル
アルコールから再結晶して目的物の1水和物2.3gを
得る。 融点153〜155℃ 参考例49 4−アミノ−5−クロcj−2−メトキシ−N−[[:
4− [3−(4−ニトロフェノキシ)プロピル]ー2
ーモルホリニル]メチル]ベンズアミドの製造: 参考例4g(1)における2−アミノメチル−4−ベン
ジルモルホリンの代わりに、2−アミツメデル−4− 
[3− (4−二トロフェノキシ)プロピル1モルホリ
ンを用い、参考例48(1)と同様に反応・処理して、
目的物・1 15 EtOllを得る。 融点149〜153℃(エタノールから再結晶)実施例
I N−[(/l−ベンジル−2−モルホリニル)メヂル]
ー6ーブロモー2.3ージメトキシベンズアミ ドの製
造: クロロホルム301に6−ブロモ−2.3−ジメトキシ
安息香ffi1.5g,塩化チオニル1.O g及びジ
メチルホルムアミド1滴を加え、撹拌しながら1時間加
熱還流する.減圧でクロロホルムを留去した後、トルエ
ン201を加え更に減圧で0縮する。 残渣をクロロホルム201に溶解し、トリエチルアミン
81を加えた後、室温で2−アミノメチル−4−ベンジ
ルモルホリフ 1ITB液を滴下する。反応液を室温で一夜撹拌した後
、水、水酸化ナトリウム水溶液、t!和食塩水の順で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。 溶媒を減圧で留去して油状の目的物2.1gを得る。 マス・スペクト/L# m/z : 448 (M” 
)実施例2 4−7ミノー5−クロロ−N−[(4−エトキシカルボ
二ルー2−モルホリニル)メチル]−2−メトキシベン
ズアミドの製造: 2−7ミノメチルー4−エトキシカルボニルモルホリン
5.8gの塩化メチレン100m1m液に4アミノ−5
−クロロ−2−メトキシ安息香酸5.021次いで1−
エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジ
イミド塩酸塩5.2gを加え、室温で4時間撹拌する。 反応液を水、水酸化ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水
の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒
を減圧で留去し、残渣をクロロホルムに溶解し、シリカ
ゲル80gを用いてカラムクロマトグラフィーを行う。 クロロホルム溶出部を捨て、10%0%メタノ−ルーフ
10ホルム部を集め、li1媒を留去して油状の目的物
7.5gを得る。 この遊離塩基をエタノールに溶解し、シュウ酸1.9g
のエタノール溶液を加えて約10m1まで0縮した後ジ
エチルエーテルを加える。析出する結晶を6取して目的
物のシュウ酸塩を得る。 融点!40〜151℃ 実施例3〜65 対応する原r4化合物を用い、実施例1及び2と同様に
反応・処理して表3〜5に示す化合物を得る。 表3 表 (続き) 表5 実施例66 4−アミノ N−[(4−ベンジル−2−モル ホリニル)メチル]−5−クロロ−2−(3−フタルイ
ミドプロポキシ)べ/ズアミドの製造:4−アミ/−N
−[(4−ベンジル−2−モルホリニル)メチル]−5
−クロロー2−ヒドロキシベンズアミド2.0gをIN
水酸化ナトリウム水溶液20−1に溶解し、撹拌下、臭
化テトラブヂルアンモ二つム1.7gを加える。続いて
、塩化メチレン20m1.3−フタルイミドプロピルプ
ロミド1.7gを加え、室温で15時間撹拌する。反応
液を減圧で濃縮し、残渣に酢酸エチルを加え、水、次い
で飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥する
。溶媒を減圧で留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、5%メタノール−クロロホルムで
溶出し、油接物2.2gを得る。 これをエタ/−ル201に溶解し、フマル酸0.6gを
加え、しばらく撹拌する。析出する結晶をσり取し、イ
ンプロピルアルコールから再結晶して目的物の7マル酸
塩・1/2水和物2.1gを得る。 融点139〜143℃ 実施例67 4−アミノ−N−[(4−ベンジル−2−モル:1.リ
ニル)メチルコーラ−クロロ−2−[(2−メトキシエ
トキシ)メトキシ]ベンズアミドの製造: 実施例6Gにおける3−フタルイミドプロピルプロミド
の代わりに、(2−メトキシエトキシ)メチルクロリド
を用い、実施例6Gと同様に反応・処理して目的物の2
7マル酸塩を得る。 融点153〜156°C(イソプ
ロピルアルコールから再結晶)実施例68 5− [N−(4−ベンジル−2−モルホリニル)メチ
ル]カルバモイル−6−メドキシー111−べ/シトリ
アゾールの製造: 実施例2における4−アミ/−5−クロロ−2−メトキ
ン安息香酸と2−アミノメチル−4−エトキンカルボニ
ルモルホリンの代わりに、それぞれ5−カルボキシ−6
−メドキシー11−1−ベンゾトリアゾールと2−アミ
ノメチル−4−ベンジルモル;j、リンを用い、実施例
2の第1バラグラフと同様に反応・処理して目的物を得
る。融点145〜147°C(酢酸エチル−アセトンか
ら再結晶)実施例69 2−ベンゾイルアミノ−N −[(4−ベンジル−2−
モルホリニル)メチル]−4−ジメチルアミン−5−ニ
トロベンズアミドの製造ニ ア−ジメチルアミノ−6−ニトロ−2−フェニル−4H
−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン3.3g、2−
アミノメチル−4−ベンジルモルホリフ2.2gのテト
ラヒドロフラン601溶液を4時間加熱還流する。減圧
で溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルのカラムクロマ
トグラフィーに付す。 2%メタノール−クロロホルムで溶出し、溶媒を留去し
て目的物4.5gを得る。融点161〜104℃(エタ
ノールから再結晶) 実施例70〜78 対応する原料化合物を用い、実施例69と同様に反応・
処理して表6に示す化合物を得る。 表6 1) マス・スペクトルにおけるm/z (M”)(以
下同じ)実施例79 N −[(4−ベンジル−2−モルホリニル)メチルゴ
ー2−メチルアミノ−5−ジメチルアミ/スk +t、
ニルベンズアミドの製造: N −[(4−ベンジル−2−モルホリニル)メチル]
−5−ジメチルアミノスルホニル−2−フルオロベンズ
アミド1.0gのエタノール101溶液に30%′メチ
ルアミンエタノール溶液11を加え、48時間加熱ig
流する。溶媒を減圧で留去し、残渣をクロロホルムに溶
解し、水洗したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥する。 溶媒を減圧を留去し、残渣をエタ/−ルから再結晶して
目的物0.6gを得る。 融点 145〜140℃ 実施例80〜81 対応する原料化合物を用い、実施例79と同様に反応・
処理して表7に示す化合物を得る。 (以下余白) 表7 5−アミ/−2−べ/シイルアミノーN −[(4−べ
/ジルー2−モルホリニル)メチル]−4−ジメチルア
ミノベンズアミドの製造: 2−ベアシイルアミノ−N −[(4−ベンジル−2−
モルホリニル)メチル]−4−ジメチルアミン−5−ニ
トロベンズアミド2.4gと製塩fi15m+のメタノ
ール350 m1Fj濁液に塩化第一スズ・2水和物5
gを加え、室温でl 111間撹拌する。反応液に水2
00菖lを加え、10%水酸化ナトリウム水溶液でアル
カリ性にした後、クロロホルムで抽出する。 クロロホルム層を乾燥したのち減圧で濃縮し、残渣をシ
リカゲルのカラムクロマトグラフィーに付す、2%メタ
ノール−クロロホルムで溶出し、溶媒を留去して粉末状
の目的物1.9gを得る。 マス・スペクトルm/z : 487 (M” )実施
例83 5−ベンゾイルアミノ−N −[(4−ベンジル−2−
モルホリニル)メチル]−2−ジメチルアミノベンズア
ミドの製造: N −[(4−ベンジル−2−モルホリニル)メチル】
−2−ジメチルアミノ−5−ニトロベンズアミド1.1
gとメタノール1001の混合物を5%パラジウム炭素
100■を触媒として室m、’rt圧で水素添加する。 計算量の水素を吸収したのち触媒を〜去し、濾液を減圧
で濃縮する。残渣をクロロホルム2011に溶解し、ベ
ンゾイルクロリド0.5gを加えて室温で1時間撹拌す
る。反応液を希水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥
したのち減圧で濃縮する。残渣をシリカゲルのカラムク
ロマトグラフィーに付し、2%メタノール−クロロホル
ムで溶出し、溶媒を留去して粉末状の目的物0.8gを
得る。 マス・スペクトルm/z : 472 (M”
 )実施例84 5−アセチルアミノ−2−ベンゾイルアミノ−N −[
(4−ベンジル−2−モルホリニル)メチル−コイ−ジ
メチルアミノベンズアミドの製造:5−アミノ−2−ベ
ンゾイルアミノ−N −[(4−ベンジル−2−モルホ
リニル)メチル]−4−ジメチルアミノベ/ズアミド0
.6gと無水酸l!!211のピリジン51溶液を室温
で一夜放置した後、水100 mlを加え、酢酸で弱ア
ルカリ性(1))(約8)にする。水層を傾去し、残渣
の油接物質をクロロホルムで抽出し、クロロホルム層を
乾燥したのち減圧でa縮する。残渣をシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフィーに付し、2%メタノール−クロロ
ホルムで溶出し、溶媒を留去して粉末状の目的物0.4
gを得る。マス・スペクトルm/z : 529 (M
” )実施例85 4−[N−[(4−ベンジル−2−モルホリニル)メチ
ル〕カルバモイル]−2,3−ジヒドロベンズイミダゾ
ール−2−オンの製造: 2−アミノ−N −[(4−ベンジル−2−モルホリニ
ル)メチル]−3−二トロペンズアミド0.9gのメタ
ノールIOm+溶液に、水冷下、塩化第一スズ1.7g
の製塩113m1溶液を滴下した後、徐々に室温にもど
し一夜撹拌する。反応液に水酸化ナトリウム水溶液を加
えてアルカリ性にし、クロロホルムで抽出し、無水硫酸
マグネシウムで92 燥t ル。 溶媒を減圧で留去し、残渣を無水テトラヒドロ7う75
1に溶解し、N、N’−カルボニルジイミダゾール0.
5gを加え、室温で一夜放置する。溶媒を威圧で留去し
、残渣をクロロホルムに溶解し、シリカゲルのカラムク
ロマトグラフィーに付す。 2%クロロホルム−メタノールで溶出し、溶媒を留去し
て粉末状の目的物を得る。 マス・スペクトルm/z : 308 (M” )実施
例86 4−アミノ−N−[[4−(4−カルボキシベンジル)
−2−モルホリニル]メチル]−5−クロロ−2−メト
キシベンズアミドの製造:4−アミ/−5−クロロ−2
−メトキシ−N−(2−モルホリニルメチル)ベンズア
ミド3.8g。 4−ブロモメチル安息香酸2.7g、 ヨウ化カリウム
Igと無水炭酸カリウム18gにメチルエチルヶ) 7
80m1とジメチルホルムアミド時間加熱還流する。不
溶物を濾取し、水に溶解し、濃塩酸で酸性にすると結晶
が析出する。これを濾取し、エタノールから再結晶して
目的物の塩酸塩・1水和物2.0gを得る。融点240
〜242°C実施例87 4−アミノ−5−クロロ−N− [[− [3−(2.
3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン−1−イル
)プロピル]ー2ーモルホリニル]メヂル]−2−メト
キシベンズアミドの製造=4ーアミノー5ークロロ−2
−メトキシ−N−(2−モルホリニルメチル)ベンズア
ミ3.8g。 1−(3−クロロプロピル)−2.3−ジヒドロベンズ
イミダゾール−2−オン2.7g,  ヨウ化カリウム
1gと無水炭酸カリウム18gにメチルエチルケトン8
01とジメチルホルムアミド 21時間加熱還流する。不溶物を濾去し、濾液を減圧′
tJ縮する。残渣にクロロホルムと水を加えて振盪し、
存機層を飽和食塩水で洗i9後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥する。溶媒を減圧で留去し、残渣をシリカゲル5
0gのカラムクロマトグラフィーに付す。lO%メタ/
−ルークロロホルム溶出部を集め、溶媒を減圧で留去し
て油伏の目的物を得る。 これをシュウ酸のエタノール溶液で処理してシュウ酸塩
となし、メタノールから再結晶して目的物の2シユウ酸
塩・1 /2 MeOl−1を得る。 融点191〜!95℃ 実施例88 4−アミノ−N− [ [4− [3− (4−アミノ
フェノキシ)プロビルコー2ーモルホリニル]メチル]
−5−クロロ−2−メトキシベンズアミドの製造: 4−アミノ−5−クロロ−3−メトキシ−N−[ [4
− [3− (4−二トロフェノキシ)プロピル〕ー2
ーモルホリニル]メチル]ベンズアミド・1 15 E
tO)1 1.7 gとエタノール50■1の混合物を
酸化白金0.3gを触媒として室温、常圧で水素添加す
る。計算量の水素を吸収したのち触媒を濾去し、濾液を
減圧で約101まで濃縮する。この残液にシ、つ酸のエ
タノール51溶液を加え、再び約101まで濃縮した後
ジエチルエーテルを加える。 析出する結晶を濾取し、エタノールから再結晶して目的
物のシュウ酸塩・3/2EtOH・l/2水和物0.8
gを得る。 融点212〜218℃実施例89 4−アミノ−2−(3−7ミノプロボキシ)−N−[(
4−べ/ジルー2−モルホリニル)メチル]−5−クロ
ロベンズアミドの製造:4−アミノ−N−[(4−ベン
ジル−2−モルホリニル)メチル]−5−クロI=1−
2− (3−フタルイミドプロポキシ)ベンズアミド1
.2 gのエタノール30■1溶液に、85%抱水ヒド
ラジン0.22gを加え、撹拌しながら2時間加熱還流
する。析出結晶を濾去し、濾液にクロロホルムを加え、
水。 飽和食塩水の順で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。溶媒を減圧で留去し、得られる油吠物を酢酸エ
チルで結晶化して目的物の1水和物0.7gを得る。融
点177〜179℃実施例90 4−アミノ−N−[(4−ベンジル−2−モルホリニル
)メチル]−2−カルボキシメトキシ−5−クロロベン
ズアミドの製造: 実施例6Bにおける3−フタルイミドプロピルプロミド
の代わりに、ブロモ酢酸エチルエステルを用い、実施例
66の第1パラグラフと同様に反応・処理して油接の4
−アミノ−N −[(4−ベンジル−2−モルホリニル
)メチル]−5−クロロー2−エトキシカルボニルメト
キシベンズアミドを得る。 この生成物0.7gのエタノール1511溶液に、IN
水酸化ナトリウム水溶液4.511を加え、1時間加熱
還流する。エタノールを留去し、残液を10%塩酸で中
和したのち濃縮乾固する。残渣を水−エタノール(1:
 1)から再結晶して目的物の1/4水和物0.3gを
得る。融点252〜255℃特許出願人  大日本製薬
株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは低級アルコキシカルボニル基、シクロアル
    キル基、置換基を有する低級ア ルキル基(該置換基はジ低級アルキルアミ ノ基、シクロアルキル基、シクロアルケニ ル基、フリル基、チエニル基又はベンズイ ソオキサゾリル基である)、低級アルケニ ル基、低級アルキニル基、フェニル(低級)アルケニル
    基、▲数式、化学式、表等があります▼(Vは低級ア ルキレン基を意味する)で示される基又は −T−(W)_p−R_6(R_6、T、W及びpは後
    記定義の通りである)で示される基を意味し、R_1は
    水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級アルコキ
    シ基、酸素原子で中断さ れた低級アルコキシ基、置換基を有する低 級アルコキシ基(該置換基はカルボキシル 基、アミノ基又はフタルイミド基である)、低級アルキ
    ルチオ基、ニトロ基、アミノ基、▲数式、化学式、表等
    があります▼(R_7は水素原子又は低級アルキル基を
    意味し、R_8は低級アルキル基、シクロアルキル基、
    フェニル(低級)アルキル基を 意味する)で示される基又はアシルアミノ 基を意味し、 R_2は水素原子、ハロゲン原子、低級アルコキシ基又
    はニトロ基を意味するか、 あるいはR_1とR_2が一緒になってウレイレン基を
    形成してもよく、 R_3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、
    アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミ
    ノ基、低級アルカノイ ルアミノ基又はニトロ基を意味し、 R_4は水素原子、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、
    ニトロ基、アミノ基、ジ低級アル キルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基、スルファモ
    イル基又はジ低級アルキルスル ファモイル基を意味するか、 あるいはR_3とR_4が一緒になって−NH−N=N
    −で示される基を形成してもよく、 R_5は水素原子、ハロゲン原子又は低級アルコキシ基
    を意味するか、 あるいはR_1、R_2、R_3、R_4及びR_5の
    うち隣接するいずれか2個が一緒になって低級ア ルキレンジオキシ基を形成してもよく、 R_6はフェニル基、置換フェニル基(置換基はハロゲ
    ン原子、低級アルキル基、低級ア ルコキシ基、カルボキシル基及びアミノ基 から選ばれる1〜3個の原子又は基である)又はジフェ
    ニルメチル基を意味し、 Xは低級アルキレン基を意味し、 Tは単結合又は低級アルキレン基を意味し、Wは酸素原
    子又はイミノ基を意味し、 pは0又は1を意味する。 但し、(i)R_1、R_2、R_3、R_4及びR_
    5のうち少なくとも2個は水素原子以外の原子又は 基を意味し、(ii)Tが単結合のとき、pは0を意味
    し、(iii)R_1がヒドロキシ基又は低級アルコキ
    シ基であり、R_3がアミノ基、ジ低級アルキルアミノ
    基又は低級アルカノ イルアミノ基であり、R_4がハロゲン原子であり、R
    _2及びR_5が水素原子のとき、Rは−T′−(W′
    )_p−R_6′(Pは前掲に同じものを意味し、R_
    6′はフェニル基又はハロゲノフェニル基を意味し、T
    ′は低級アルキレン基を意味し、W′は酸素原子を意味
    する)で示される基以外の基を意味する。] で表される化合物及びその生理的に許容される酸付加塩
    類。
  2. (2)Rがベンジル基であり、R_1、R_2、R_3
    、R_4及びR_5のうち隣接するいずれか2個が一緒
    になってC_1〜C_3アルキレンジオキシ基を形成し
    、残りの3個が水素原子であり、Xがメチレン基である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物及びその生理的に許
    容される酸付加塩類。
  3. (3)Rがベンジル基であり、R_1がC_1〜C_4
    アルコキシ基又はC_1〜C_4アルキルチオ基であり
    、R_4がスルファモイル基であり、R_2、R_3及
    びR_5が水素原子であり、Xがメチレン基である特許
    請求の範囲第1項記載の化合物及びその生理的に許容さ
    れる酸付加塩類。
  4. (4)Rがベンジル基であり、R_1がアミノ基又はC
    _1〜C_3アルキルアミノ基であり、R_3が塩素原
    子又はニトロ基であり、R_2、R_4及びR_5が水
    素原子であり、Xがメチレン基である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物及びその生理的に許容される酸付加塩
    類。
  5. (5)Rがベンジル基であり、R_1がアミノ基又はC
    _1〜C_3アルキルアミノ基であり、R_4がニトロ
    基、スルファモイル基又はジ(C_1〜C_2アルキル
    )スルファモイル基であり、R_2、R_3及びR_5
    が水素原子であり、Xがメチレン基である特許請求の範
    囲第1項記載の化合物及びその生理的に許容される酸付
    加塩類。
  6. (6)Rがベンジル基であり、R_1がアミノ基又はC
    _1〜C_3アルキルアミノ基であり、R_3が塩素原
    子又はC_1〜C_3アルキルアミノ基であり、R_4
    がニトロ基であり、R_2及びR_5が水素原子であり
    、Xがメチレン基である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物及びその生理的に許容される酸付加塩類。
JP12824289A 1986-04-30 1989-05-22 ベンズアミド類 Pending JPH0242069A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997011054A1 (fr) * 1995-09-22 1997-03-27 Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. Composes d'acide benzoique et leur emploi medical
JP2011063586A (ja) * 2009-08-19 2011-03-31 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd アミド誘導体からなる医薬

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WO1997011054A1 (fr) * 1995-09-22 1997-03-27 Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. Composes d'acide benzoique et leur emploi medical
JP2011063586A (ja) * 2009-08-19 2011-03-31 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd アミド誘導体からなる医薬

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MX6263A (es) 1993-11-01
ZA873022B (en) 1987-10-20

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