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JPH0285037A - 自動車警報音発生装置 - Google Patents

自動車警報音発生装置

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Publication number
JPH0285037A
JPH0285037A JP23650288A JP23650288A JPH0285037A JP H0285037 A JPH0285037 A JP H0285037A JP 23650288 A JP23650288 A JP 23650288A JP 23650288 A JP23650288 A JP 23650288A JP H0285037 A JPH0285037 A JP H0285037A
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JP
Japan
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signal
vehicle
signal receiving
acoustic sensors
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Application number
JP23650288A
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English (en)
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JP2790292B2 (ja
Inventor
Masami Kaneyasu
昌美 兼安
Toshiji Nogi
利治 野木
Masayuki Miki
三木 政之
Jiro Takezaki
次郎 竹崎
Naoto Tsuruta
鶴田 尚登
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63236502A priority Critical patent/JP2790292B2/ja
Publication of JPH0285037A publication Critical patent/JPH0285037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2790292B2 publication Critical patent/JP2790292B2/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、移動車両における情報の収集装置に係り、特
に、密閉度の良好な乗員居室を有する自動車における音
響による外部情報の収集に好適な移動車両用情報収集装
置に関する。
[従来の技術] 近年、自動車用空調装置の普及によって自動車居室は音
響的に密閉された状態となってきている6また、これに
加えて自動車用ラジオや自動車用オーディオ装置の音響
特性を改善するため、ますます自動車居室は音響的に密
閉された状態になりつつある。
[発明が解決しようとする課題] したがって、空調装置やラジオ、オーディオ装置を作動
させている場合には自動車居室内は自動車外部の情報、
特に音響的な情報と隔絶された状態となる。
このため、救急車面、消防車両等の緊急車両の近接音に
気付くのが遅れて緊急車間の進行をさまたげたりする問
題や、遮断機のない踏切等で列車の通過予告音が聞き取
れなくて人身事故を起こすという問題を惹起する。
また、基本的には自動車の間での情報交換が満足されれ
ば良いのにかかわらず、例えば前述したように自動車居
室が音響的に隔絶されているため。
クラクション等をひんばんにならすことになり、これに
よってそこの地域住民にも大きな迷惑をかけるという問
題も惹起する。
更には、自動車居室が音響的に隔絶されているため、車
体、エンジン等の異常音も判別できなくなるといった問
題も併せ惹起する。
このように自動車居室が音響的に隔絶されているために
生じる様々な問題の解決が要望されている。
[課題を解決するための手段] 本発明の第1の特徴は (a)。自動車の外部情報を取り込む外部情報取込み手
段; (b)、外部情報取込み手段から取り込まれた外部情報
のうち、必要な外部情報を選択する外部情報選択手段; (C)、外部情報選択手段で選択された外部情報を自動
車居室で再生する外部情報再生手段とよりなる自動車や
用外部情報再生装置にある。
本発明の第2の特徴は (a)、不特定の他車両に向けて自車両の運行情報を可
聴音以外の搬送媒体で発信する運行情報発信手段; (b)、他車両から発信された運行情報を受信する運行
情報受信手段: (C)、運行情報受信手段が他車両から発信された運行
情報を受信すると、その運行情報を自動車居室内で再生
する運行情報再生手段とよりなる自動車用外部情報再生
装置にある。
[作用] 本発明の第1の特徴に述べた構成によれば、外部情報取
込み手段によって自動車の外部情報を取り込み、この取
り込まれた外部情報のうち必要な外部情報を外部情報選
択手段によって選択し、この選択された外部情報を再生
手段で再生するように作動するため、音響的に密閉され
た居室内であっても必要最小限の外部情報を知り得るこ
とができる。
また1本発明の第2の特徴で述べた構成によれば、まず
自車両が運行情報を発信すると、その周囲にいる他車両
は受信手段でその運行情報を発信した車両の運行情報を
受信して再生するように作動するため、本質的に自動車
の間でだけ満足されれば良い情報交換が行なわれ、不必
要に過渡な情報を周囲に流すことが防止される。
[実施例] 以下、本発明による移動車両用情報収集装置について、
図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、図において、Aは路上走
行中の成る自動車(自車両)、Bは同一路上近傍にある
他の自動車(他の車両)である。
各車両A、Hには、それぞれ音響信号発生器11と、音
響信号受信器12、それにスピーカ13とマイクロホン
14とが備えられているつなお、15はクラクションス
イッチ、16は車室内スピーカである。
音響信号発生器11は人間が聞くことのできる周波数の
信号と、人には聞こえない周波数(たとえば数kHz〜
数百に&)の信号を発生してスピーカ13から音波を発
射させる働きをし、音響信号受信器12はマイクロホン
14で収音した音の大きさを検出する機能と、外部環境
音の中から他車両Bが音響信号発生器11とスピーカ1
3で発した信号を選択する機能を有する。
第2図に音響信号受信器12の一実施例を示す。
マイクロホン14からなる音波信号を収集する手段20
によって、音波を電気信号に変換する。
この信号をフーリエ変換器21で分析する。その後、信
号を特定周波数選別手段22により選別し、クラクショ
ン信号発生手段23によりクラクション信号を発生させ
る。同時にフーリエ変換した信号は信号積分手段24で
積分し、その積分値に応じて、外部ノイズレベル判別手
段25で信号を発生させる。
次に、この第2図の実施例について、第3図及び第4図
を用いて、さらに詳しく動作を説明する。
自動車のキースイッチをONにすると(SL)−音波信
号収集手段20により信号を集める(S2)。
集めた信号をフーリエ変換しくS4)、周波数成分に分
解する。フィルタ30によって、クラクション信号に合
致する特定周波数の信号を分離する(S5)、分離した
信号を積分しくS6)、分離信号の単位時間あたりの積
分量があらかじめ設定したしきい値よりも大きい場合(
S7)、クラクション音が発生したと判断し、スピーカ
16に信号を送り、車内に音を発する(S8)。またフ
ーリエ変換信号をフィルタを介さず、積分する(S9)
、この単位時間あたりの積分量によって、その大きさが
大きい場合、外部ノイズレベルが太きいと判断するので
ある(S 10)。
第5図に音響信号発生器11の一実施例を示す。
クラクションスイッチ15.音量調整手段50、発信手
段51から構成される。また外部音検出手段52及び外
部ノイズレベル判断手段53によって、外部環境のノイ
ズレベルを求める0発信手段51は可聴周波数信号発信
手段51aと超音波周波数発信手段51bの2種からな
る。
次に、この実施例の動作を第6図により説明する。
いま、キースイッチがON (S60)、がっクラクシ
ョンスイッチ15もONの場合(S61)。
外部ノイズレベル判断手段53によって外部ノイズレベ
ルを検出し、この検出した外部ノイズレベルに応じて、
音量調整手段50による発信音強度工ら、エイを決める
(S62)。
以後、発信音強度1.に応じて可聴周波数信号を発しく
563)、1.に応じて超音波周波数信号を発する(8
64)、なお、It、I)Iの計算に用いる定数G、、
GMは半径50mで、発信信号を人が聞いたり、信号を
受けたりできるような値にあらかじめ設定しておく。
第7@は、外部環境の音の強さを発信信号の強さ(ゲイ
ンGよ)の関係を示した図で、外部環境の音の強さに応
じて、発信信号の強さを変化させ、外部環境の音の強さ
が大きくなれば、発信信号も強くするのである。しかし
、外部環境の音が極めて小さい場合でも、発信信号が必
要であるので、最小値I MENをあらかじめ設定して
おく。また逆に、外部環境の音が極めて大きい場合では
、周囲への騒音公害を考慮し、最大値I MARを決め
ておくのである。
従って、以上の実施例によれば、クラクションの音を外
部の人及び車内の人に対して、別々の大きさで伝えるこ
とができるので、外部の人に対してクラクションの音が
大きすぎるという問題を解決できる。また外部環境の大
きさに応じてクラクションの大きさを変えることができ
るので、夜間に車のクラクションが大きすぎるというこ
とがない、逆に外部の環境のノイズが大きい場合でも、
警告を与えることができるので安全である。
ところで、以上の実施例では、音波受信手段を車の前部
に配置したが、車の前部、後部、又はそれ以上の個所に
配置してもよい。このようにすれば、超音波信号の指向
性によって、車の後からの音を受信しにくいという1問
題点が解決される。
第8図は、このような点を鑑みてなされた実施例で、こ
の実施例では第8図に示すように、マイクロホンなどの
音波受信手段を四すみに配ta(81a〜81d)する
、このときの受信信号の一例を第9図に示す、各受信手
段81a〜81dの受信信号の大きさは発信手段の方向
によって異なったものとなる。このようにすれば、前述
の信号処理手段82によって、発信音源の方向を選択し
、かつ車内でその方向に応じて、信号源の方向が判るよ
うに表示再生することができる。
ところで、自動車では、危険回避時には急激なブレーキ
操作やハンドル操作になる。ことが多い。
そこで、本発明の一実施例として、ブレーキ操作やハン
ドル操作が設定値以上の急激な操作となつたどきには、
自動的にクラクションが連動して警告が行なわれるよう
にしてもよい。
しかして、このような場合、上記実施例では。
外部環境の音のレベルに応じて1発信信号の強さが変る
ので、外部環境の音のレベルが小さい場合、非常時でも
警告を十分に与えることができないことがある。
そこで、このような場合には、第10図に示すように、
ブレーキやハンドルの操作量が所定値以上になったとき
には、環境の騒音レベルに関係なく、発信信号の強度が
最大値工、、、になるようにすればよい。
次に第11図は本発明の他の一実施例で、この第11図
において、まず車両Aには外部信号収集装置111が設
けてあり、車外から送出される音声信号あるいは電波信
号を適宜に受信、収集する。
この外部信号には人為的に送信された本来の信号が重畳
されて含まれる場合があり、また雑音も多く含まれる。
このため信号認識・再生情報生成装置112により、受
信した外部信号に必要とする信号が含まれることを認識
し、該必要信号を抽出する。ここで必要信号の認識には
、該信号が有する特徴、例えば周波数帯域、波形、音色
、繰返し規則などを把握すればよい。
再生情報の生成には、上記特徴を強調するか、または認
識信号に対応する予め定められた音声を使用するなどし
て、必要としていた信号を受信中であることを、再生装
置113を用いて運転者に報知する。
ここで外部信号収集装M111および再生装置113は
必要に応じて複数個具備するものとし、信号発信位置、
方向などの空間的情報をも運転者が認識し得る構成とし
てもよい。
次に、この実施例の主たる処理内容の流れを第12図に
示す。
外部信号収集1210には電波用アンテナあるいは音声
マイクなどを使用し、受信した生信号を必要に応じて電
気信号に変換1211するかディジタル信号に変換12
12するなどの前処理を施す、収集した信号は必要なら
ば記憶1221され。
信号認識1220の工程に備えられる。信号認識では■
フーリエ変換1222、■パターンマツチング1225
、■相関分析1226などの処理要素を必要に応じて選
択し、信号波形に含まれる特徴を抽出する。
また信号に含まれる雑音を除去する目的でフーリエ変換
した結果をスペクトル分析1223L、ディジタルろ波
1224により雑音を除去する。
認識および抽出された信号に従って再生すべき信号を生
成1230する。ツー1工変換を実施した場合にはフー
リエ逆変換1231を施して時系列信号に変換する。生
成された再生信号は再生装置により音声として再生12
40される。
第13図ないし第15図は、第12図に示す処理内容を
、実行する手順を具体的な例を挙げてブロック図として
示したものである。まず、第13図(a)は、外部音を
そのまま再生するようにした実施例を示したもので、外
部音響は集音器1310により音声信号1311として
収集される。音声信号は取捨選択などの操作をされるこ
となく収集した原音に近い状態1312で、車室内に設
けである音量調節器1313による設定値に対応して、
音量調節されてから再生器1315により再生される。
このような構成とすれば密閉遮音された車室内において
も外部音響情報を自由に取り入れることができる。
次に、同図(b)は車外に存在する電波信号を受信し車
室内に再生するようにした実施例を示している。なお、
ここで取扱う電波は音声信号の搬送媒体として用いるも
のである。
外部電波信号は受信器1320により電波信号1321
として受信される。電波信号は特に加工されずに音声信
号に変換1322され、電波として発信される以前の原
音に近い状)991323で、音量調節器1324の設
定にしたがって音量調節1325されて再生器1326
により再生される。
このような構成とすれば特定波長で搬送されてくる音声
情報を自由に車室内で聴取することができる。
また第14図は、収集した外部音響および電波情報から
特定の周波数もしくは周波数帯域にある信号だけを抽出
して再生するようにした実施例で。
まず、第14図(a)は外部の音響から特定波長の信号
だけを抽出して再生するようにした実施例を示しており
、外部音響は集音器1410により音声信号1411と
して収集される。音声信号からは共鳴器などによる選択
1412により特定周波数をもつ信号だけが抽出141
3され、音量調節器1414の設定に従って音量調節1
415されて再生器1416により再生される。
以上の構成とすれば密閉遮音された車室内においても外
部音響に含まれる特定信号だけを自由に抽出して車両に
取り入れることができる。
また同図(b)は電波信号を受信し特定周波数帯域に搬
送されている有意信号を抽出して再生する方式の実施例
で、外部電波信号は受信511420により電波信号1
421として受信される。電波信号の特定周波数帯域に
搬送されている有意信号は帯域通過ろ過器によってろ過
1422され、この有意信号だけが音声信号として変換
1423されるため、ろ過された有意信号だけが復調さ
れた状態1424で、音量調節器1425の設定に従っ
て音量調節1426されてから再生器1427により再
生される。
このような構成とすれば特定の周波数帯域に搬送された
音声情報だけを自由に車室内で聴取することができる。
さらに第15図は、よく知られたディジタル信号処理技
術を用いて収集した外部音響情報から必要な情報を抽出
して再生する方式の一実施例で。
外部音響は集音器1510により音声信号1520とし
て収集される。音声信号には時間軸に対する重みを意味
する窓関数1521を乗じて音声信号1520の前後の
両端に対する重みを軽減しフーリエ変換の演算精度向上
も図る。これは音声信号の時間長さが内含する有意信号
の周期の整数倍であれば理想的であるが、通常端数をも
つ周波数で有意信号が含まれるため、収集信号の前後端
の振巾を減少させて疑似的に整数の周期で有意信号を含
むと着せることを目的とする加工である。加工された音
声信号1520はフーリエ変換されたパワースペクトル
153oを得る。パワースペクトルは収集した音声信号
に含まれる様々な信号あるいは雑音の周波数分布を、横
軸を周波数、縦軸を成分の大きさとして表現したもので
ある。これに。
よく知られたディジタルフィルタ1531、たとえば■
低周波数域だけを残してそれ以外の周波数成分を抹消す
る低域通過フィルタ、■ある特定の周波数帯域だけを残
してその前後の周波数成分を抹消する帯域通過フィルタ
、あるいは■高周波数域だけを残す高域通過フィルタ、
を乗することにより、フィルタによって通過を許した周
波数域にどれだけの信号が含まれているか、つまり音声
信号の特徴を抽出1540する。
上記のように収集した音声信号の特徴を抽出することで
後述するように含まれる有意信号を認識1541および
分離でき、これらの信号について必要に応じて報知およ
び表示1542することが可能になる。また、有意信号
の認識と同時に含まれている雑音の大きさも検出154
3できるため。
S/N比を考慮して信号を報知する場合の音量を適宜に
定める1560ことができる。最後に上記のようにフィ
ルタ処理したパワースペクトル1540を逆フーリエ変
換1550すれば音声信号を生成することができ、これ
を再生器により音声再生157oするのである。
ところで、第11図で説明したように、これらの実施例
では、外部信号収集装置111や再生装置113が複数
個設置されているが、これらの配置について第16図に
より説明する。
まず、第16図(a)は1個の場合を示し、このときは
自動車の後方からの音を重点的に取り込むようになって
いる。
次に同図(b)は2個の場合、以下、(c)は3個、そ
して(d)は4個の場合である。
ここで第16図(c)の3個の場合には、第17図(a
)のような特性となり、従って、第17図(b)のよう
に、後方の斜め方向Xに発音源が存在する場合には、こ
れに対応した音場が自動車居室内に形成されるため、居
室内に居る人間には発音源の方向が容易に認識できるこ
とになる。
ところで、周知のように、自動車外部の情報としては、
エンジン、トランスミッション、車輪、ファンベルト等
から発せられている音響情報もある。
そこで、この音響情報を基に各々の異常音を検出してそ
の診断を行うことも可能である。
例えばエンジンのタペット音からタペット摩耗を検出し
たり、トランスミッション音からギヤの摩耗を検出した
りすることが可能である。
しかして、上記したように、自動車居室内は、自動車外
部の情報、特に音による情報とは、可能な限り隔絶され
た状態にするのが望ましい。
そこで、このような場合でも充分な異常診断が行なえる
ようにした本発明の一実施例について、第18図ないし
第21図により説明する。
まず第18図において、18A、18B、18C,18
Dは、それぞれ自動車Aのエンジンのタペット部、ファ
ンベルト部、トランスミッション部、それに車輪部に設
置してある集音マイクロホンを表わし、それぞれの部分
での音を検出する働きをする。
そして、これら集音マイクロホンHIA−180により
検出された音響は第19図に示す異常音診断装置で検出
されて診断に用いられる。
第19図において、各集音マイクロホン18A〜18D
で取り出された音響信号は特定周波数選別手段100A
〜100Dへ送られ、この部分で音響信号の特定周波数
帯域が選別される。そして、この特定周波数選別手段の
出力は周波数帯域比較手段300A〜300Dへ送られ
る。更にこの周波数帯域比較手段300A〜300Dに
は予め定められた特定周波数が記憶されたモデル周波数
発生手段200八〜200Dの出力が入力されるように
なっている。
このモデル周波数発生手段200A〜200Dに記憶さ
れているデータは例えばエンジンが1000回転の時の
正常なタペット音の特定周波数が記憶されている。した
がってエンジンが1000回転の時の実際のタペット音
を取り込んで特定周波数帯域を選別することでモデル周
波数と比較される。
そして、これらのデータからタペット音が正常か否かを
指示手段400A〜400Dで表示することができる。
以上は常に診断装置を働かせておくようにした実施例の
場合を示したが、音響信号を別に設けた記憶手段に記憶
しておいて診断することも可能である。
つまり、特定周波数選別手段100A〜100Dのデー
タを別に設けた記憶手段500A〜500Dに記憶させ
ておき、例えば車両停止時にこの記憶手段500A〜5
00Bのデータを周波数帯域比較手段300A〜300
Dに入力し、モデル周波数発生手段200A〜100D
のデータと比較して異常音を判別して診断を行うように
するのである。
次にこのような考えに基づいた制御をマイクロコンピュ
ータを用いて実施する場合を説明する。
第20図においてはエンジンのタペット音を診断する場
合のフローチャートを説明する、まずステップ600に
おいてエンジンの回転数を検出する。このエンジンの回
転数を検出する理由は、音響周波数が回転によって変化
するためモデル周波数との比較を確実化するためである
ステップ700では集音マイクロホン18Aでタペット
の音を検出する。そして1回転数が例えば11000p
pの時のタペット音を検出してマイクロコンピュータの
内部RAMや付加的なRAMに周波数データを記憶する
ステップ800ではステップ700で検出された周波数
データから特定の周波数帯域のデータを選別する。
次にステップ900では予めマイクロコンピュータの内
部ROMあるいは付加的なROMに記憶されたモデル周
波数を読み出して実際の周波数データと比較する準備す
る。このときのモデル周波数としては5例えばエンジン
回転数が1000 r p m付近の正常なタペット音
の複数の典型的な周波数データが記憶されている。尚、
実際にはROMから読み出された周波数データに±2%
の係数を掛けて余裕幅を持たせるようにしておくと良い
次にステップ1000で実際の周波数データとモデル周
波数データを比較して実際の周波数データにモデル周波
数データの一部が欠落しているか否かを求める。この場
合、実際の周波数データとモデル周波数データが一致し
ていると同じステップを繰り返す。
次に実際の周波数データとモデル周波数データが一致し
ていない場合にはステップ1100でタペット音が異常
になったとじで発光ダイオードやデイスプレィでこの表
示を行う。
更にステップ1200でバッテリバックアップRAMや
E”FROMに診断結果をコード化して記憶させておき
、以後の任意の時点でのチエツクに役立てることも可能
にしてある。
ところで、以上の実施例では、すべての診断をマイクロ
コンピュータに行なわせていたが、搭乗者にリアルタイ
ムで必要な情報を提供することも可能であり、以下、こ
の方式の実施例も併せ説明する。
第21図において、ステップ600においてエンジン回
転数を検出して特定回転数を設定する。
ステップ700ではエンジン回転数が1100Orpの
時の音響情報、例えばタペット音を検出する。
ステップ1300ではステップ700で検出された音響
情報を記憶する。
ステップ1400では診断要求があるか否かを検出する
。この場合、自動車運転者が自軍のタペット音を聞いて
診断を行いたいと考えた時に異常診断モードスイッチを
押すことで検出される。
この診断モードスイッチが押されていない場合にはステ
ップ600からステップ1300を繰り返し、常に最新
の音響情報を記憶させておく。
診断要求がされるとステップ1500で特定回転時、例
えば11000ppの時のタペット音をスピーカで再生
する。この場合のタペット音は正常な場合のタペット音
で記憶手段で記憶されている。
次にステップ1600で1100Orpの時の実際のタ
ペット音を再生ずン1.この再生はステップ1300で
記憶されたタペット音が再生される。
したがって運転者は正常なタペット音と実際のタペット
音を比較して聞けるので、タペット音の異常を容易に判
別することができる。
尚、ステップ1300で記憶される音響情報は自動車が
停止中でも残されるようにしておけば常時異常音の診断
が行なえる。
また、以上の説明では、タペット音によるエンジンの診
断について説明したが、ファンベルト音やトランスミッ
ション音の異常によるエンジンの診断も、同様に行なう
ことができるので、その詳しい説明については省略する
[発明の効果] 本発明によれば1乗員居室の密閉性が良好で、静かで乗
り心地の良い自動車などでも、必要に応じて常に確実に
外部の情報を取り込むことができる上、雑音がほとんど
である外部情報の中から。
自動車運行上不可欠な外部情報については、それだけが
自動的に抽出されてくるから、快適な運転環境のもとて
常に充分な安全性を容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による移動車両用情報収集装置の一実施
例が適用されたシステムの説明図、第2図は音響信号受
信器の一実施例を示すブロック図、第3図は音響信号受
信器の一実施例の機能説明図、第4図は同じく動作説明
用のフローチャート、第5図は音響信号発生器の一実施
例を示すブロック図、第6図はその動作説明用のフロー
チャート。 第7図は本発明の一実施例における制御特性図、第8図
は音響受信手段の配置説明図、第9図は音響信号の一実
施例を示す波形図、第10図は同じく本発明の一実施例
における制御特性図、第11図は本発明の他の一実施例
を示すブロック図、第12図はその動作説明用の流れ図
、第13図、第14図、それに第15図は動作説明用の
フローチャート、第16図は本発明の一実施例における
機器配置状態の説明図、第17図は動作特性図、第18
図は本発明の他の一実施例における集音器の配置説明図
、第19図は本発明を異常診断に適用した一実施例を示
すブロック構成図、第20図及び第21図はその動作説
明用のフローチャートである。 A・・・・・・自車両、B・・・・・・他車両、11・
・・・・・音響信号発生器、12・・・・・・音響信号
受信器、13・・・・・・スピーカ、14・・・・・・
マイクロホン、15・・・・・・クラクションスイッチ
、16・・・・・・スピーカ。 くω 第 図 第 3図 第 図 第 図 第 図 一0― 第 図 ハンドルを東作量 第 図 第 図 81.1ば4軒支 82食=jL吏4を蛾 第 図 第 12図 第 図 (a) (b) 第 図 (す (b) 第 図 第19 図 第 20図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外部と区画された乗員居室を有する移動車両におい
    て、上記乗員居室の周囲に存在する情報を対象とする情
    報採集手段と、この情報採集手段により取込まれた情報
    から所定の情報成分を抽出する情報選択手段とを設け、
    この情報選択手段で抽出した情報を上記乗員居室内で監
    視可能な態様で表示させるように構成したことを特徴と
    する移動車両情報収集装置。 2、外部と区画された乗員居室を有する移動車両におい
    て、自車両の周囲の所定の範囲に向けて自車両の運行情
    報を含む所定の信号を発信する信号発信手段と、他の車
    両から発信されている所定の信号を受信する信号受信手
    段と、この信号受信手段により取込まれた情報から所定
    の情報成分を抽出する情報選択手段とを設け、上記信号
    受信手段で受信された他の車両の運行情報を上記乗員居
    室内で監視可能な態様で表示させるように構成したこと
    を特徴とする移動車両用情報収集装置。 3、請求項1において、上記乗員居室の周囲に存在する
    情報が音響情報であることを特徴とする移動車両用情報
    収集装置。 4、請求項2において、上記所定の信号が可聴周波数以
    外の周波数の音響信号であることを特徴とする移動車両
    用情報収集装置。 5、請求項3において、上記情報採集手段が自車両内の
    異なる個所に独立して設置された複数の音響センサを有
    し、上記乗員居室内で監視可能な態様で表示される情報
    が、これら複数の音響センサのいずれから取込まれたも
    のであるかを併わせ表示させるように構成されているこ
    とを特徴とする移動車両用情報収集装置。 6、請求項4において、上記信号受信手段が自動車両内
    の異なる個所に独立して設置された複数の音響センサを
    有し、上記乗員居室内で監視可能な態様で表示される他
    の車両の運行情報が、これら複数の音響センサのいずれ
    から取込まれたものであるかを併わせ表示させるように
    構成されていることを特徴とする移動車両用情報収集装
    置。 7、請求項1又は2において、上記情報選択手段が、1
    00ミリ秒以上の周期を有する周期信号だけを抽出する
    ように構成されていることを特徴とする移動車両用情報
    収集装置。8、請求項1又は2において、上記情報選択
    手段が周波数パターンマッチング機能を備え、選択され
    た情報が予め登録してある所定の周波数パターンのいず
    れに類似しているかを併わせ表示するように構成したこ
    とを特徴とする移動車両用情報収集装置。 9、請求項1又は2において、上記情報選択手段が周波
    数分析機能を備え、その分析結果に応じて、選択された
    情報の発信物体の運動速度を併わせ表示するように構成
    したことを特徴とする移動車両用情報収集装置。 10、請求項1乃至9のいずれかにおいて、上記情報選
    択手段により選択された情報の重要度に応じた音量、輝
    度、打撃作用および所定の印象度の少なくとも1を伴つ
    て上記表示が行われるように構成したことを特徴とする
    移動車両用情報収集装置。
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