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JPH03124729A - 透過性材料 - Google Patents

透過性材料

Info

Publication number
JPH03124729A
JPH03124729A JP1262478A JP26247889A JPH03124729A JP H03124729 A JPH03124729 A JP H03124729A JP 1262478 A JP1262478 A JP 1262478A JP 26247889 A JP26247889 A JP 26247889A JP H03124729 A JPH03124729 A JP H03124729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
transparent
transmitting
resin
small stones
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1262478A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Tomae
雅春 吐前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1262478A priority Critical patent/JPH03124729A/ja
Publication of JPH03124729A publication Critical patent/JPH03124729A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光を成る程度透過させると共に視覚的効果に
優れた美観を奏させ、適宜形状に成形可能な新素材とし
て広範囲に利用出来る透過性材料に関するものである。
(従来の技術) 従来より、壁材、仕切板、装飾品等において、透明、半
透明の材料としてはガラス、透明樹脂等の素材(材質)
があげられが、これらは何れも着色を施すことによって
色付きの各種成形品として利用することが出来る。
(発明が解決しようとする課M) しかしながら、上記の色付き成形品は透明樹脂等の素材
自体に顔料等を混入して着色しているため、比較的美観
に欠けるものであって、又、透過性の面においても効果
的な透過手段を講じることが出来なかった。又、床面や
壁面において、下地(コンクリート下地など)上に塗り
込む床材、壁材の現場施工用材料があり、当該材料のな
かで下地面が成る程度見えるものも存在するが、これは
結果的に下地の色と材料の関係から単に透き通っている
だけであって、光を透過させることによって視覚的効果
を高めるものではない。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであって、従来
の材料では得られなかった透過性を醸し出すことにより
独特の美観を奏させ且つ壁材、仕切壁等に限らず日用品
から装飾品に至るまで広範囲にわたって利用可能な透過
性材料を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は透過性材料であって
、透過性樹脂、透過性ガラス、透過性磁器等に小粒石を
混入し、使用目的に応じて板状などの適宜形状に成形し
たことを特徴とするものである。
(作 用) 以上の如く本発明の透過性材料であれば、小粒石が透過
性を有するか否かにかかわらず、片面から入射した光は
当該材料内で屈折、乱反射して他面側へ通り抜けていく
から、自然光あるいは人工光を適宜透過して美観を奏さ
せることが出来、而も透過性樹脂や透過性ガラスによっ
て上表面の細かく白くなった傷を覆うため白い濁りが消
え、小粒石自体の透過効果を高めることが出来る。尚、
透過性を有する小粒石の場合は小粒石自体も透過し、透
過性を有さない小粒石の場合は、小粒石の間の樹脂部を
光が透過して透過性材料とすることが出来る。又、従来
の色付き樹脂とは異なり、混入した小粒石の色により本
透過性材料は光照射時(透過時)と照射しない時とで色
調、石の形影等に変化が生じるため、種々の小粒石の色
合いによって視覚的効果を高めることが出来、美術工芸
品的価値を持たせることも可能である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す部分断側面図、第2図
は表裏面に保護層を形成した透過性材料を示す部分断側
面図である。
図面において、(1)は透過性樹脂で、透明ないし半透
明の十分に光を透過させる樹脂材であって、特に無色透
明に限定されるものではないが、出来るだけ透過率に優
れた樹脂が好ましい、尚、透過性樹脂(1)は透過性ガ
ラス、透過性陶器であっても良い、(2)は小粒石で、
大理石、御影石等の各種石を細かく砕石して小粒石とし
たものや砂などであるが、そのまま上記透過性樹脂(1
)に混入しても該小粒石(2)に着色を施して混入して
も構わない、熱論、本実施例では、流動状態の透過性樹
脂(1)に小粒石(2)を混入したが、固体状態の透過
性樹脂(1)に高温に熱した小粒石(2)を強制的に押
し込め、透過性樹脂(1)内に小粒石り2〉が混入する
状態に設ける事も可能である。又、一種類の小粒石(2
〉だけでなく複数の小粒石(2)を混入して良く、例え
ば大きめの小粒石(2)の間に小さめの小粒石<2〉が
入る状態にしたり、異なる色の小粒石(2)を混合して
新たな色調が得られる状態とすることが出来る。尚、小
粒石(2)の着色方法としては顔料による着色、染料に
よる着色、焼き付けによる着色等が考えられるが、必要
に応じて適宜方法で行うものとする。又、以下の方法で
小粒石り2)に着色を施した場合は非常に奇麗な透過性
材料が得られる。まず、小粒石(2)を水洗いしてごみ
や石の粉等を取り除き、これにセメント、顔料、水を適
量ずつ加えてモルタル(又はバサモル)を成形し、当該
モルタルが硬化していく途中で一旦はぐす0次に、はぐ
したモルタルをふるいにかけて小粒石〈2)を−個ずつ
ほぐすと共にセメントや顔料の塊も奇麗にほぐしていき
、小粒石(2)表面にセメント及び顔料が付着した状1
F5とする。このまま適宜時間放置して完全に固まった
後に水洗いして余分なセメント及び顔料を取り除き、乾
燥させれば奇麗に着色された小粒石(2)が得られる。
尚、モルタル〈又はバサモル)を適宜厚みの板状に成形
し、硬化途中ないし硬化終了時に透過性樹脂(1)を流
し込んで浸透させ透過性材料を形成しても良いが、モル
タルを硬化途中でほぐさない場合、セメントや顔料の塊
がそのまま残った状態となってしまい、又、形成した透
過性材料を後処理で曲げ加工する際に細かい割れが入り
易いため、出来れば前記の如き方法により得られた着色
済み小粒石〈2)を透過性樹脂(1)に混入すると共に
適宜形状に成形した透過性材料とする方が好ましい。
又、小粒石(2〉を通常より少量にした透過率の高い透
過性樹脂(1)(エポキシ系樹脂等々)に混入して、各
小粒石(2)に当該透過性樹脂(1)をまぶした状態に
すると共に各小粒石(2)間に隙間を生じさせ、隙間に
強度性に優れた透過性樹脂り1)(アクリル系樹脂、ウ
レタン系樹脂等々)を充填し、板状に成形することによ
り透過性に優れ且つ耐久性に優れた透過性材料とするこ
とも出来る。
又、第2図に示す如く、表裏面(表出面)に保設層(3
a03b)を形成した透過性材料とすれば、透過性樹脂
(1)が表出している場合のほこり等が付着し易いとい
った問題点を解消すると共に強度性を更に高め且つ加工
面でも扱い易くした材料として提供し得る。保護層(3
a)(3b)は基本的には透過性樹脂板、ガラス板等の
透過性を有するものであるが他に薄布、紙、貝、金箔、
銀箔、着色樹脂板などある程度の透過性を有する薄材を
一方側に設けても良く、更に壁面などに本透過性材料を
利用する場合、一方(接着面側)は接着効果に優れた材
質によって保護層を形成しても良い。
尚、保護層(3a)(3b)の形成方法は、第1図で例
示した透過性材料(ViJ脂硬化済)を透過性樹脂板等
で挟着して保護層を形成しても、又、透過性樹脂板上に
小粒石(2)を混入した透過性樹脂(1)を適宜厚みに
塗布した後、別の透過性樹脂板を重着して透過性樹脂板
で挟着する如く保護層を形成しても良い、又、異なる小
粒石(2)を混入して成る二枚の透過性材料を重層する
と共に表出面に保護層(3a)(3b)を形成し、光線
の調整や方向によって異なる色調を醸し出す透過性材料
とすることも出来る。
例えば、強制透過させる光源を配し、当該光源を点灯さ
せなければ手前側の透過性材料だけが表出して視覚させ
、又、当該光源を点灯させる(強制透過させる)ことに
より反対側の透過性材料の色調等を手前側に映し出させ
ることが出来る。
尚、図面では例示しなかったが、小粒石の他に貝殻や貝
殻の砕片、金箔や金粉、銀箔や銀粉等々を混入しても良
く、又、炭素繊維やワイヤークロスで補強を図ったり、
ホトロミック化合物を混入して温度により様々な色に変
化するようにしたり、蛍光材を混入ないし塗布して透過
効果を高めたり、光ファイバーゲーグルを内設して部分
的に強い光を発光させることも出来、又、表面に艶消し
を施したり、熟ごて等により各種tlJ、様を施したり
することも出来、更に本透過性材料を板状に形成する場
合に周縁部に突出片(みみ)を突設して、施工時に目地
として利用出来るなど後加工を行い易くすることも可能
である。
又、本透過性材料による利用範囲は極めて広範囲に渡り
、透過、半透過を目的とする製品であれば、椅子やテー
ブル等の家具類、照明器具、看板類、食器類、コースタ
−、バッグ、ブローチやイヤリング等の装飾品、各種容
器、水槽、壁材、天井、タイル、灰皿、美術材、額縁等
々、全てのものに利用出来る。
(発明の効果) 以上説明してきた如く本発明によれば、本透過材料によ
り成形された各種成形品は光透過(自然透過ないし強制
透過)によって味わいある色感を与えることが出来、従
来の樹脂材、ガラス材では奏し得なかった透過時並びに
未透過時いずれの場合でも美観を有する、組み合せによ
り捏雑且つ繊細な色調を出すことが出来る等、光透過を
目的とした材料(素材)として多大な効果を発揮し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す部分断側面図。 第2図は表裏面に保護層を形成した透過性材料を示す部
分断側面図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透過性樹脂に小粒石を混入して適宜形状に成形した
    ことを特徴とする透過性材料。 2、表出面に保護層を形成したことを特徴とする請求項
    第1記載の透過性材料。
JP1262478A 1989-10-07 1989-10-07 透過性材料 Pending JPH03124729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1262478A JPH03124729A (ja) 1989-10-07 1989-10-07 透過性材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1262478A JPH03124729A (ja) 1989-10-07 1989-10-07 透過性材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03124729A true JPH03124729A (ja) 1991-05-28

Family

ID=17376345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1262478A Pending JPH03124729A (ja) 1989-10-07 1989-10-07 透過性材料

Country Status (1)

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JP (1) JPH03124729A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05279509A (ja) * 1992-04-02 1993-10-26 Masaharu Tomae 透光性材料

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936120A (ja) * 1982-08-24 1984-02-28 Kuniyoshi Masugi ポリエステルから人造石を製造する方法
JPS63254164A (ja) * 1987-04-11 1988-10-20 Sakai Chem Ind Co Ltd 樹脂組成物
JPS63295666A (ja) * 1987-05-27 1988-12-02 Sakai Chem Ind Co Ltd 樹脂組成物
JPH01168749A (ja) * 1987-12-24 1989-07-04 Kyowa Gas Chem Ind Co Ltd 光拡散性アクリル樹脂

Patent Citations (4)

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