JPH03127780A - アニリノピリミジン誘導体 - Google Patents
アニリノピリミジン誘導体Info
- Publication number
- JPH03127780A JPH03127780A JP26710089A JP26710089A JPH03127780A JP H03127780 A JPH03127780 A JP H03127780A JP 26710089 A JP26710089 A JP 26710089A JP 26710089 A JP26710089 A JP 26710089A JP H03127780 A JPH03127780 A JP H03127780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- general formula
- propynyl
- anilinopyrimidine derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、殺菌剤として有用なピリミジン誘導体の製造
中間体に関する。さらに詳細には、ヨーロッパ特許公開
224339号公報記載の殺菌剤=1− として公知の一般式 で示されるアニリノピリミジン誘導体の製造中間体とし
て有用なアニリノピリミジン誘導体に関する。
中間体に関する。さらに詳細には、ヨーロッパ特許公開
224339号公報記載の殺菌剤=1− として公知の一般式 で示されるアニリノピリミジン誘導体の製造中間体とし
て有用なアニリノピリミジン誘導体に関する。
(従来の技術)
従来、前記−形式(n)で示されるアニリノピリミジン
誘導体の製造方法としてはヨーロッパ特許公開2243
39号公報に以下の方法が提案されている。
誘導体の製造方法としてはヨーロッパ特許公開2243
39号公報に以下の方法が提案されている。
−
[1)
(M)
(式中、Zはアルキル基を示す。)
(発明が解決しようとする課題)
しかし、この製造方法においては一般式(nl)で示さ
れるピリミジン化合物の入手が困難であり、他の方法で
一般式(II)で示されるアニリノピリミジン類を製造
する方法が望まれていた。
れるピリミジン化合物の入手が困難であり、他の方法で
一般式(II)で示されるアニリノピリミジン類を製造
する方法が望まれていた。
(課題を解決するための手段)
このような現状に鑑み本発明者らは工業的に収率よく一
般式(II)で示されるアニリノピリミジ3 ン類を製造する方法を提供すべく鋭意研究を重ねた結果
、次に示される工程により製造することができることを
見出した。
般式(II)で示されるアニリノピリミジ3 ン類を製造する方法を提供すべく鋭意研究を重ねた結果
、次に示される工程により製造することができることを
見出した。
(Vり
〔■〕
〔■〕 〔■〕さらに上記反
応式中、一般式〔■〕および〔■〕で示されるアニリノ
ピリミジン誘導体が文献未記載の新規化合物であること
を見出し本発明を完成するに至った。なお、上記製造法
においてアセチル基のかわりに、スルホニル基、アルコ
キシカルボニル基等の電子吸引基を使用しても同様の結
果を得ることが出来る。
応式中、一般式〔■〕および〔■〕で示されるアニリノ
ピリミジン誘導体が文献未記載の新規化合物であること
を見出し本発明を完成するに至った。なお、上記製造法
においてアセチル基のかわりに、スルホニル基、アルコ
キシカルボニル基等の電子吸引基を使用しても同様の結
果を得ることが出来る。
すなわち本発明は、
一般式
(式中、Xは塩素原子または1−プロピニル基を示す。
)で表されるアニリノピリミジン誘導体であ る。
本発明の化合物は前記一般式CI)で示されるアニリノ
ピリミジン誘導体であるが、式中Xは塩素原子または1
−プロピニル基を示す。
ピリミジン誘導体であるが、式中Xは塩素原子または1
−プロピニル基を示す。
本発明の化合物中、Xが塩素原子である化合物(前記反
応式中、一般式〔■〕で示される化合物)は、前記反応
式中、一般式(VI)で示される2−アニリノ−4−ク
ロロ−6−メチルピリミジンとアセチル化剤とを反応さ
せることにより製造することが出来る。この除用いるア
セチル化剤としては、塩化アセチルまたは無水酢酸であ
る。反応は、− 塩基(例えば、 トリエチルアミン、ピリジン、ジメチ
ルアニリン等の有機塩基、水素化ナトリウム。
応式中、一般式〔■〕で示される化合物)は、前記反応
式中、一般式(VI)で示される2−アニリノ−4−ク
ロロ−6−メチルピリミジンとアセチル化剤とを反応さ
せることにより製造することが出来る。この除用いるア
セチル化剤としては、塩化アセチルまたは無水酢酸であ
る。反応は、− 塩基(例えば、 トリエチルアミン、ピリジン、ジメチ
ルアニリン等の有機塩基、水素化ナトリウム。
ナトリウムアミド等の無機塩基)の存在下、またルウジ
オキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン
類およびアセトニトリル、プロピオニル等のニトリル類
)中、または溶媒無しに行うことが出来る。反応温度は
、−20’C〜溶媒の沸点の範囲、好ましくは室温から
120°Cの範囲で反応させることにより製造すること
が出来る。
オキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン
類およびアセトニトリル、プロピオニル等のニトリル類
)中、または溶媒無しに行うことが出来る。反応温度は
、−20’C〜溶媒の沸点の範囲、好ましくは室温から
120°Cの範囲で反応させることにより製造すること
が出来る。
このようにして得られた2−(N−アセチルアニリノ)
−4−クロロ−6−メチルピリミジン〔■〕と1−プロ
ピンとを、触媒量の塩化ビス(トリフェニルホスフィン
)パラジウム(n)およびヨウ化鋼(I)の存在下、
トリエチルアミン6 またはトリエチルアミン−溶媒(例えば、上述の化合物
〔■〕の製造の除用いた溶媒)中で反応させ、化合物〔
■〕を製造することが出来る。反応次に化合物〔■〕を
塩酸、臭化水素酸、硫酸等−\ ・9酸、または水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、・
′ 等のアルカリ金属水酸化物等の存在下、水とアルコール
、テトラヒドロフラン等の有機溶媒との混合溶媒中、0
℃から溶媒の沸点の温度範囲で加水分解することにより
、目的とする一般式(II)で示される2−アニリノ−
4−メチル−6−(1−プロピニル)ピリミジンを得る
ことが出来る。
−4−クロロ−6−メチルピリミジン〔■〕と1−プロ
ピンとを、触媒量の塩化ビス(トリフェニルホスフィン
)パラジウム(n)およびヨウ化鋼(I)の存在下、
トリエチルアミン6 またはトリエチルアミン−溶媒(例えば、上述の化合物
〔■〕の製造の除用いた溶媒)中で反応させ、化合物〔
■〕を製造することが出来る。反応次に化合物〔■〕を
塩酸、臭化水素酸、硫酸等−\ ・9酸、または水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、・
′ 等のアルカリ金属水酸化物等の存在下、水とアルコール
、テトラヒドロフラン等の有機溶媒との混合溶媒中、0
℃から溶媒の沸点の温度範囲で加水分解することにより
、目的とする一般式(II)で示される2−アニリノ−
4−メチル−6−(1−プロピニル)ピリミジンを得る
ことが出来る。
(発明の効果)
本発明の一般式(I)で示される化合物は、殺菌剤とし
て公知のアニリノピリミジン類の製造中間体として有用
な化合物であり、本発明化合物を原料として用いること
により、従来の製造方法に比ベニ業的に収率よく目的と
するアニリノピリミジン類を製造することが可能となっ
た。
て公知のアニリノピリミジン類の製造中間体として有用
な化合物であり、本発明化合物を原料として用いること
により、従来の製造方法に比ベニ業的に収率よく目的と
するアニリノピリミジン類を製造することが可能となっ
た。
7
(実施例)
次に実施例により、本発明を更に詳細に説明する。
2−アニリノ−4−クロロ−6−メチルピリミジン2.
2gと、無水酢酸10m1をトルエン1011に溶解し
、還流下3時間撹拌した。次に反応液に水を加え、 ト
ルエン100m1で抽出した。 トルエン層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥した後、トルエンを濃縮留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、
融点55〜57℃の目的化合物2.0g(収率77%)
を得た。
2gと、無水酢酸10m1をトルエン1011に溶解し
、還流下3時間撹拌した。次に反応液に水を加え、 ト
ルエン100m1で抽出した。 トルエン層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥した後、トルエンを濃縮留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、
融点55〜57℃の目的化合物2.0g(収率77%)
を得た。
−
実施例2 2−(N−アセプルアニリノ)−4明メチ
ル−6−(1−プロピニル)ピリミジンの製造 ドライアイス−アセトントラップ、潟度肝を付ルアく7
20m1.アセトニトリル20m1を加え、50℃にて
撹拌しながらプロピン0.4gを10分かけて吹き込ん
だ。吹き込み後さらに1.5時間撹拌し、反応液に水を
加え、 トルエンで抽出した。 トルエン層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥した後、 トルエンを濃縮留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し
、目的化合物1.7g(収率90%)を得た。椙:
1.58589一 実施例32−アニリノ−4−メチル−6−(1−プロピ
ニル)ピリミジンの製造 2−(N−アセチルアニリノ)−4−メチル−6−(1
−プロピニル)ピリミジン0.8gをエタ、炭酸ナトリ
ウムでpH9とした後、酢酸エチルで\11\ 有機層を抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
ル−6−(1−プロピニル)ピリミジンの製造 ドライアイス−アセトントラップ、潟度肝を付ルアく7
20m1.アセトニトリル20m1を加え、50℃にて
撹拌しながらプロピン0.4gを10分かけて吹き込ん
だ。吹き込み後さらに1.5時間撹拌し、反応液に水を
加え、 トルエンで抽出した。 トルエン層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥した後、 トルエンを濃縮留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し
、目的化合物1.7g(収率90%)を得た。椙:
1.58589一 実施例32−アニリノ−4−メチル−6−(1−プロピ
ニル)ピリミジンの製造 2−(N−アセチルアニリノ)−4−メチル−6−(1
−プロピニル)ピリミジン0.8gをエタ、炭酸ナトリ
ウムでpH9とした後、酢酸エチルで\11\ 有機層を抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを濃縮留去し、残渣をヘキサンで洗浄して融
点125〜127℃の目的化合物0.6g(収率86%
)を得た。
点125〜127℃の目的化合物0.6g(収率86%
)を得た。
実施例42−アニリノ−4−メチル−6−(1−プロビ
ニル)ピリミジンの製造 2−(N−アセチルアニリノ)−4−メチル6−(1−
プロピニル)ピリミジン0.8gをテトラヒドロフラン
20m1に溶解し、これに10%苛性ソーダ水溶液7m
lを加え、還流下4時間撹拌した。反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、
酢酸エチルを濃縮0 留去した。
ニル)ピリミジンの製造 2−(N−アセチルアニリノ)−4−メチル6−(1−
プロピニル)ピリミジン0.8gをテトラヒドロフラン
20m1に溶解し、これに10%苛性ソーダ水溶液7m
lを加え、還流下4時間撹拌した。反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、
酢酸エチルを濃縮0 留去した。
残渣をシリカゲルカラムク
トゲラ
フィーにより精製し、
融点1
25〜
27℃目的
化合物0.5g(収率71%)
を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは塩素原子または1−プロピニル基を示す。 )で表されるアニリノピリミジン誘導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26710089A JPH03127780A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | アニリノピリミジン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26710089A JPH03127780A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | アニリノピリミジン誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03127780A true JPH03127780A (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=17440057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26710089A Pending JPH03127780A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | アニリノピリミジン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03127780A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993021162A1 (en) * | 1992-04-15 | 1993-10-28 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | 2-arylaminopyrimidinone derivative, and herbicide and plant growth regulator |
| US8944836B2 (en) | 2012-01-10 | 2015-02-03 | Nichifu Terminal Industries Co., Ltd. | Wire line connector |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP26710089A patent/JPH03127780A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993021162A1 (en) * | 1992-04-15 | 1993-10-28 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | 2-arylaminopyrimidinone derivative, and herbicide and plant growth regulator |
| US5518994A (en) * | 1992-04-15 | 1996-05-21 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | 2-arylaminopyrimidinone derivative, and herbicide and plant growth regulator |
| CN1041724C (zh) * | 1992-04-15 | 1999-01-20 | 日产化学工业株式会社 | 2-芳基氨基嘧啶酮衍生物,及使用该组分的除草组合物和植物生长调节组合物 |
| US8944836B2 (en) | 2012-01-10 | 2015-02-03 | Nichifu Terminal Industries Co., Ltd. | Wire line connector |
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