JPH0317289B2 - - Google Patents
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- JPH0317289B2 JPH0317289B2 JP18780883A JP18780883A JPH0317289B2 JP H0317289 B2 JPH0317289 B2 JP H0317289B2 JP 18780883 A JP18780883 A JP 18780883A JP 18780883 A JP18780883 A JP 18780883A JP H0317289 B2 JPH0317289 B2 JP H0317289B2
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- Japan
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- weighing conveyor
- weighed
- signal
- weighing
- conveyor
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- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 59
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は計量コンベヤによつて被計量物を搬送
しつつその重量を測定する計量装置に関する。
しつつその重量を測定する計量装置に関する。
例えば重量選別装置では、第1図に示す如き計
量装置を備えている。この計量装置は搬送ベルト
1と、この搬送ベルト1に載つた被計量物Aの重
量を測定する秤2とから成る計量コンベヤ3を備
えていて、前段のコンベヤ4によつて被計量物A
を順次計量コンベヤ3へ搬入し、計量コンベヤ3
では搬送中に被計量物Aの重量を秤2で測定し、
そのまま後段のコンベヤ5によつて順次被計量物
Aを送り出している。
量装置を備えている。この計量装置は搬送ベルト
1と、この搬送ベルト1に載つた被計量物Aの重
量を測定する秤2とから成る計量コンベヤ3を備
えていて、前段のコンベヤ4によつて被計量物A
を順次計量コンベヤ3へ搬入し、計量コンベヤ3
では搬送中に被計量物Aの重量を秤2で測定し、
そのまま後段のコンベヤ5によつて順次被計量物
Aを送り出している。
しかして、計量コンベヤ3の秤2による測定値
は、被計量物Aが計量コンベヤ3に載り移つた際
の衝撃等によつて一定時間経過するまで減衰振動
して安定しないので、秤2が安定するまでの最も
短い時間後を測定タイミングとして選ばなければ
ならない。一般にこの種の計量コンベヤを用いた
計量装置では、計量コンベヤ3を空にして秤2の
零点補正を行なうため、計量コンベヤ3の搬入口
に第1図に示すように被計量物検出器6を設け
て、計量コンベヤ3への被計量物の搬入時を検出
している。このため従来では、検出器6による検
出信号出力時を起点として、秤2が安定するまで
の実測した最短の時間(第1図において被計量物
Aが安定点Cに達するまでの時間)を予め設定し
ておき、この設定時間経過時における秤2の測定
信号を重量値として取り出していた。
は、被計量物Aが計量コンベヤ3に載り移つた際
の衝撃等によつて一定時間経過するまで減衰振動
して安定しないので、秤2が安定するまでの最も
短い時間後を測定タイミングとして選ばなければ
ならない。一般にこの種の計量コンベヤを用いた
計量装置では、計量コンベヤ3を空にして秤2の
零点補正を行なうため、計量コンベヤ3の搬入口
に第1図に示すように被計量物検出器6を設け
て、計量コンベヤ3への被計量物の搬入時を検出
している。このため従来では、検出器6による検
出信号出力時を起点として、秤2が安定するまで
の実測した最短の時間(第1図において被計量物
Aが安定点Cに達するまでの時間)を予め設定し
ておき、この設定時間経過時における秤2の測定
信号を重量値として取り出していた。
しかして、計量コンベヤ3の搬送ベルト1の搬
送速度は、被計量物の種類に応じて変える必要が
ある。即ち、例えば、被計量物が重量が大きい種
類のものである場合には、重量が小さい種類のも
のに比べて、搬送ベルト1に乗り移つた際の衝撃
が大で秤が安定するまでの時間が長くなるから、
搬送速度を小にすることが望ましく、軽い種類の
ものの場合には早く秤が安定するから搬送速度を
できるだけ大にして計量能率を上げることが望ま
しい。また例えば、被計量物の形状が不安定な転
倒しやすい種類のものである場合には、被計量物
が転倒すると秤が安定しなくなるので転倒しない
程度に搬送速度を下げることが必要となる。この
ように被計量物の種類ごとに最適の搬送速度を自
由に選ぶことが、計量能率上必要である。
送速度は、被計量物の種類に応じて変える必要が
ある。即ち、例えば、被計量物が重量が大きい種
類のものである場合には、重量が小さい種類のも
のに比べて、搬送ベルト1に乗り移つた際の衝撃
が大で秤が安定するまでの時間が長くなるから、
搬送速度を小にすることが望ましく、軽い種類の
ものの場合には早く秤が安定するから搬送速度を
できるだけ大にして計量能率を上げることが望ま
しい。また例えば、被計量物の形状が不安定な転
倒しやすい種類のものである場合には、被計量物
が転倒すると秤が安定しなくなるので転倒しない
程度に搬送速度を下げることが必要となる。この
ように被計量物の種類ごとに最適の搬送速度を自
由に選ぶことが、計量能率上必要である。
ところが従来では前記したように予め設定時間
によつて測定タイミングを決定しているため、搬
送速度を変更した場合には、その都度実測によつ
て計量タイミングを設定しなおさなければなら
ず、大変煩雑であつた。このため実際には2スピ
ードにのみ変更できるようにし、各速度ごとの測
定タイミングを設定して計量を行なつていたの
で、被計量物の種類に応じた最適の搬送速度を選
ぶことができなかつた。
によつて測定タイミングを決定しているため、搬
送速度を変更した場合には、その都度実測によつ
て計量タイミングを設定しなおさなければなら
ず、大変煩雑であつた。このため実際には2スピ
ードにのみ変更できるようにし、各速度ごとの測
定タイミングを設定して計量を行なつていたの
で、被計量物の種類に応じた最適の搬送速度を選
ぶことができなかつた。
また、コンベヤの振動や床振動などの原因で秤
2の測定信号に重畳されるノイズ成分を除去する
ために、秤2の出力側回路にローパスフイルタが
挿入されているが、従来、このローパスフイルタ
のカツトオフ周波数が予め設定した値に固定して
いた。このため搬送速度を変化させた場合に、搬
送速度に最適のカツトオフ周波数からずれるの
で、ノイズ成分の除去が不充分になつたり、ある
いは測定信号を遅延させる結果となり測定精度の
劣化を招いていた。
2の測定信号に重畳されるノイズ成分を除去する
ために、秤2の出力側回路にローパスフイルタが
挿入されているが、従来、このローパスフイルタ
のカツトオフ周波数が予め設定した値に固定して
いた。このため搬送速度を変化させた場合に、搬
送速度に最適のカツトオフ周波数からずれるの
で、ノイズ成分の除去が不充分になつたり、ある
いは測定信号を遅延させる結果となり測定精度の
劣化を招いていた。
本発明は上記の欠点を改め、計量コンベヤの搬
送速度に応じて自動的に測定タイミングが変化す
るようにして常に最適のタイミングが選ばれるよ
うにし、更にまた、ノイズ成分除去のためのロー
パスフイルタのカツトオフ周波数が計量コンベヤ
の搬送速度に応じて自動的に変化するようにして
測定精度を向上させた計量装置を提供することを
目的としている。
送速度に応じて自動的に測定タイミングが変化す
るようにして常に最適のタイミングが選ばれるよ
うにし、更にまた、ノイズ成分除去のためのロー
パスフイルタのカツトオフ周波数が計量コンベヤ
の搬送速度に応じて自動的に変化するようにして
測定精度を向上させた計量装置を提供することを
目的としている。
以下、図面に示す本発明の一実施例について説
明する。
明する。
第2図は重量選別機に用いた本発明の一実施例
の計量装置の機構部の概略構成図、第3図は電子
回路のブロツク図であつて、第2図において13
は搬送ベルト11及び搬送ベルト11に載つた被
計量物の重量を測定して測定信号を出力する秤1
2とを備えた計量コンベヤである。14は被計量
物Aを計量コンベヤ13へ搬入する前段のコンベ
ヤ、15は計量コンベヤ13を経た被計量物Aを
搬送して選別部(図示せず)へと送る後段のコン
ベヤである。16は計量コンベヤ13の搬入口に
設けられた被計量物検出器である。
の計量装置の機構部の概略構成図、第3図は電子
回路のブロツク図であつて、第2図において13
は搬送ベルト11及び搬送ベルト11に載つた被
計量物の重量を測定して測定信号を出力する秤1
2とを備えた計量コンベヤである。14は被計量
物Aを計量コンベヤ13へ搬入する前段のコンベ
ヤ、15は計量コンベヤ13を経た被計量物Aを
搬送して選別部(図示せず)へと送る後段のコン
ベヤである。16は計量コンベヤ13の搬入口に
設けられた被計量物検出器である。
17は計量コンベヤ13の搬送ベルト11を駆
動する駆動モータ、18は駆動モータ17による
回転を減速して搬送ベルト11の駆動軸に伝える
減速装置、19は駆動モータ17の回転数を制御
して搬送ベルト11の搬送速度を制御する搬送速
度制御装置である。20は駆動モータ17の回転
数に比例した周波数のパルスを出力するパルス発
生器である。
動する駆動モータ、18は駆動モータ17による
回転を減速して搬送ベルト11の駆動軸に伝える
減速装置、19は駆動モータ17の回転数を制御
して搬送ベルト11の搬送速度を制御する搬送速
度制御装置である。20は駆動モータ17の回転
数に比例した周波数のパルスを出力するパルス発
生器である。
第3図において、21はパルス発生器20から
出力されるパルス信号を分周する分周器である。
22は前記被計量物検出器16の検出信号を受け
ると分周器21からのパルスの計数を開始し、所
定の計数値に達すると測定タイミングパルスを出
力すると共に、該計数値をリセツトし、次の検出
信号によつて再び計数を開始して同様の動作を行
なうカウンタである。
出力されるパルス信号を分周する分周器である。
22は前記被計量物検出器16の検出信号を受け
ると分周器21からのパルスの計数を開始し、所
定の計数値に達すると測定タイミングパルスを出
力すると共に、該計数値をリセツトし、次の検出
信号によつて再び計数を開始して同様の動作を行
なうカウンタである。
23は秤12から出力される測定信号を増幅す
る増幅器、24は増幅器23を経た測定信号に含
まれるノイズ成分(搬送ベルト11の振動や床振
動などに起因する)を除去するためのローパスフ
イルタであつて、そのカツトオフ周波数が分周器
21から出力されるパルスの周波数に比例するよ
うに、スイツチドキヤパシタフイルタが用いられ
ている。25はローパスフイルタ24を経た測定
信号をデイジタル値に変換し、前記カウンタ22
からの測定タイミングパルスを受けた時のデイジ
タル値を重量信号として出力するA/D変換器で
ある。
る増幅器、24は増幅器23を経た測定信号に含
まれるノイズ成分(搬送ベルト11の振動や床振
動などに起因する)を除去するためのローパスフ
イルタであつて、そのカツトオフ周波数が分周器
21から出力されるパルスの周波数に比例するよ
うに、スイツチドキヤパシタフイルタが用いられ
ている。25はローパスフイルタ24を経た測定
信号をデイジタル値に変換し、前記カウンタ22
からの測定タイミングパルスを受けた時のデイジ
タル値を重量信号として出力するA/D変換器で
ある。
26はA/D変換器25から出力された重量信
号を表示する表示器、27はこの重量信号に基づ
いて被計量物の重量が規格値内であるか否かを判
定して、選別部へ選別信号を送る重量判定回路で
ある。
号を表示する表示器、27はこの重量信号に基づ
いて被計量物の重量が規格値内であるか否かを判
定して、選別部へ選別信号を送る重量判定回路で
ある。
次に上記実施例の動作を第4図に示すタイムチ
ヤートによつて説明する。
ヤートによつて説明する。
まず搬送速度制御装置によつて、駆動モータ1
7の回転数を選定して被計量物の種類に最も適し
た搬送速度にする。パルス発生器20は駆動モー
タ17の回転数に比例した周波数のパルス信号を
出力し、分周器21はこれを分周したパルス信号
(第4A図のaに示す)を出力する。
7の回転数を選定して被計量物の種類に最も適し
た搬送速度にする。パルス発生器20は駆動モー
タ17の回転数に比例した周波数のパルス信号を
出力し、分周器21はこれを分周したパルス信号
(第4A図のaに示す)を出力する。
被計量物Aは前段のコンベヤ14によつて搬送
され、計量コンベヤ13に載り移る時に、被計量
物検出器16から検出信号(第4A図のbに示
す)が出力される。カウンタ22はこの検出信号
を受けると、分周器21の出力パルスの計数を開
始し、予め設定された数(例えば8)になると測
定タイミングパルス(第4A図のcに示す)を出
力する。
され、計量コンベヤ13に載り移る時に、被計量
物検出器16から検出信号(第4A図のbに示
す)が出力される。カウンタ22はこの検出信号
を受けると、分周器21の出力パルスの計数を開
始し、予め設定された数(例えば8)になると測
定タイミングパルス(第4A図のcに示す)を出
力する。
計量コンベヤ13の秤12からは測定信号が出
力され、増幅器23で増幅される。第4A図のd
に増幅器23の出力信号を示すように、被計量物
が計量コンベヤ13に載り移るとき、出力は次第
に増加し、減衰振動しつつ安定する。増幅器23
の出力信号はローパスフイルタ24に送られる。
ローパスフイルタ24のカツトオフ周波数は分周
器21の出力パルスの周波数に比例して変化する
(即ち計量コンベヤ13の搬送速度に比例して変
化する)。このため増幅器23の出力信号に含ま
れたノイズ成分は充分に除去されてローパスフイ
ルタ24から出力される。
力され、増幅器23で増幅される。第4A図のd
に増幅器23の出力信号を示すように、被計量物
が計量コンベヤ13に載り移るとき、出力は次第
に増加し、減衰振動しつつ安定する。増幅器23
の出力信号はローパスフイルタ24に送られる。
ローパスフイルタ24のカツトオフ周波数は分周
器21の出力パルスの周波数に比例して変化する
(即ち計量コンベヤ13の搬送速度に比例して変
化する)。このため増幅器23の出力信号に含ま
れたノイズ成分は充分に除去されてローパスフイ
ルタ24から出力される。
ローパスフイルタ24の出力信号(第4A図の
eに示す)はA/D変換器25でA/D変換さ
れ、カウンタ22から測定タイミングパルスを受
けたときのデイジタル値を被測定物Aの重量値と
して出力する。この重量値は表示器26で表示さ
れるとともに、重量判定回路27に送られる。被
計量物Aは後段のコンベヤ15から選別部へ送ら
れ、重量判定回路27からの選別信号に基づいて
選別される。
eに示す)はA/D変換器25でA/D変換さ
れ、カウンタ22から測定タイミングパルスを受
けたときのデイジタル値を被測定物Aの重量値と
して出力する。この重量値は表示器26で表示さ
れるとともに、重量判定回路27に送られる。被
計量物Aは後段のコンベヤ15から選別部へ送ら
れ、重量判定回路27からの選別信号に基づいて
選別される。
従つて、駆動モータ17の回転数を例えば2倍
にして計量コンベヤ13の搬送速度を2倍にする
と、第4B図に示すように、分周器21の出力パ
ルスの周波数は2倍になる(第4B図a)。カウ
ンタ22は同じ計数値8で測定タイミングパルス
を出力する(第4B図のcに示す)。このため計
量コンベヤ13に被計量物が載り移つた後、第4
A図の場合の1/2の時間経過後に測定タイミング
パルスが出力されることになるが、搬送速度が第
4A図の場合の2倍なので、被測定物が計量コン
ベヤ13の同一位置に達したときにこの測定タイ
ミングパルスは出力される。従つて駆動モータ1
7の回転数を任意に変化させると、この回転数に
応じて測定タイミングパルスの出力時が変化する
から、搬送速度を任意に変化させても、これに応
じて秤12が安定する最適のタイミングで重量信
号が取り出されることになる。また分周器の出力
パルスの周波数は搬送速度に比例するから、ロー
パスフイルタ24のカツトオフ周波数も搬送速度
に応じて最適値に自動的に調整されることにな
る。
にして計量コンベヤ13の搬送速度を2倍にする
と、第4B図に示すように、分周器21の出力パ
ルスの周波数は2倍になる(第4B図a)。カウ
ンタ22は同じ計数値8で測定タイミングパルス
を出力する(第4B図のcに示す)。このため計
量コンベヤ13に被計量物が載り移つた後、第4
A図の場合の1/2の時間経過後に測定タイミング
パルスが出力されることになるが、搬送速度が第
4A図の場合の2倍なので、被測定物が計量コン
ベヤ13の同一位置に達したときにこの測定タイ
ミングパルスは出力される。従つて駆動モータ1
7の回転数を任意に変化させると、この回転数に
応じて測定タイミングパルスの出力時が変化する
から、搬送速度を任意に変化させても、これに応
じて秤12が安定する最適のタイミングで重量信
号が取り出されることになる。また分周器の出力
パルスの周波数は搬送速度に比例するから、ロー
パスフイルタ24のカツトオフ周波数も搬送速度
に応じて最適値に自動的に調整されることにな
る。
第5図は本発明の他の実施例を示している。同
図において、30は駆動モータ17の回転数に比
例した電圧信号を出力する電圧発生器、31は電
圧によつてカツトオフ周波数が変化するローパス
フイルタである。32は被測定物検出器16の検
出信号を受けると、電圧発生器30の出力電圧の
積分を開始し、所定値に達すると、A/D変換器
25へ測定タイミングパルスを出力する積分器で
ある。上記以外の部分は第3図の実施例と同一で
ある。この実施例では、駆動モータ17の回転数
に比例した電圧信号が電圧発生器30から出力さ
れ、積分器32で電圧値を積分して予め定めた値
に達したときに測定タイミングパルスを発生す
る。従つて、搬送速度が大であるほど測定タイミ
ングパルスは短い時間で出力されるから、この実
施例によつても搬送速度に応じて測定タイミング
が自動的に最適のタイミングに調整される。
図において、30は駆動モータ17の回転数に比
例した電圧信号を出力する電圧発生器、31は電
圧によつてカツトオフ周波数が変化するローパス
フイルタである。32は被測定物検出器16の検
出信号を受けると、電圧発生器30の出力電圧の
積分を開始し、所定値に達すると、A/D変換器
25へ測定タイミングパルスを出力する積分器で
ある。上記以外の部分は第3図の実施例と同一で
ある。この実施例では、駆動モータ17の回転数
に比例した電圧信号が電圧発生器30から出力さ
れ、積分器32で電圧値を積分して予め定めた値
に達したときに測定タイミングパルスを発生す
る。従つて、搬送速度が大であるほど測定タイミ
ングパルスは短い時間で出力されるから、この実
施例によつても搬送速度に応じて測定タイミング
が自動的に最適のタイミングに調整される。
またローパスフイルタ31のカツトオフ周波数
は電圧発生器30の出力電圧によつて制御される
から、搬送速度に応じて自動的に最適値に調整さ
れる。
は電圧発生器30の出力電圧によつて制御される
から、搬送速度に応じて自動的に最適値に調整さ
れる。
以上本発明の実施例を説明したが、本発明の計
量装置は各部の構成において上記実施例に限定さ
れるものではなく、各部の構成において種々の変
形が可能であり、例えば、ローパスフイルタのカ
ツトオフ周波数を周波数あるいは電圧によつて制
御する場合を説明したが、他の方法でもよい。例
えば速度検出器の出力に対して、ローパスフイル
タのカツトオフ周波数やタイマーの時間は正比例
の外、上下限で制限を設けることや非直線な関係
にしてもよい。また駆動モータ17の回転数を変
化させる場合を説明したが、駆動モータは定速と
し、無段変速機によつて計量コンベヤの搬送速度
を可変にしてもよい。また前後段のコンベヤを計
量コンベヤに連動可変にしてもよい。
量装置は各部の構成において上記実施例に限定さ
れるものではなく、各部の構成において種々の変
形が可能であり、例えば、ローパスフイルタのカ
ツトオフ周波数を周波数あるいは電圧によつて制
御する場合を説明したが、他の方法でもよい。例
えば速度検出器の出力に対して、ローパスフイル
タのカツトオフ周波数やタイマーの時間は正比例
の外、上下限で制限を設けることや非直線な関係
にしてもよい。また駆動モータ17の回転数を変
化させる場合を説明したが、駆動モータは定速と
し、無段変速機によつて計量コンベヤの搬送速度
を可変にしてもよい。また前後段のコンベヤを計
量コンベヤに連動可変にしてもよい。
本発明の計量装置は上記したように計量コンベ
ヤの搬送速度を検出し、計量コンベヤへ被計量物
を搬入した後、この搬送速度に応じたタイミング
で重量信号を取り出すようにしたので、被計量物
の種類によつて計量コンベヤの搬送速度を任意に
変更した場合でも秤が安定する最適の測定タイミ
ングに自動的に調整することができる。このため
被計量物の種類に応じて最も適した搬送速度を選
ぶことが可能となる。またローパスフイルタのカ
ツトオフ周波数を計量コンベヤの搬送速度に応じ
て変化させて常に最適の周波数になるようにした
ので、測定精度を高くすることが可能となる。
ヤの搬送速度を検出し、計量コンベヤへ被計量物
を搬入した後、この搬送速度に応じたタイミング
で重量信号を取り出すようにしたので、被計量物
の種類によつて計量コンベヤの搬送速度を任意に
変更した場合でも秤が安定する最適の測定タイミ
ングに自動的に調整することができる。このため
被計量物の種類に応じて最も適した搬送速度を選
ぶことが可能となる。またローパスフイルタのカ
ツトオフ周波数を計量コンベヤの搬送速度に応じ
て変化させて常に最適の周波数になるようにした
ので、測定精度を高くすることが可能となる。
第1図は計量コンベヤを用いた従来の計量装置
を示す概略構成図、第2図は本発明の一実施例の
機構部を示す概略構成図、第3図はブロツク図、
第4A図、第4B図はタイムチヤート、第5図は
本発明の他の実施例のブロツク図である。 1……搬送ベルト、2……秤、3……計量コン
ベヤ、4,5……コンベヤ、6……被計量物検出
器、11……搬送ベルト、12……秤、13……
計量コンベヤ、14,15……コンベヤ、16…
…被計量物検出器、17……駆動モータ、18…
…減速装置、19……搬送速度制御装置、20…
…パルス発生器、21……分周器、22……カウ
ンタ、23……増幅器、24……ローパスフイル
タ、25……A/D変換器、26……表示器、2
7……重量判定回路、30……電圧発生器、31
……ローパスフイルタ、32……積分器。
を示す概略構成図、第2図は本発明の一実施例の
機構部を示す概略構成図、第3図はブロツク図、
第4A図、第4B図はタイムチヤート、第5図は
本発明の他の実施例のブロツク図である。 1……搬送ベルト、2……秤、3……計量コン
ベヤ、4,5……コンベヤ、6……被計量物検出
器、11……搬送ベルト、12……秤、13……
計量コンベヤ、14,15……コンベヤ、16…
…被計量物検出器、17……駆動モータ、18…
…減速装置、19……搬送速度制御装置、20…
…パルス発生器、21……分周器、22……カウ
ンタ、23……増幅器、24……ローパスフイル
タ、25……A/D変換器、26……表示器、2
7……重量判定回路、30……電圧発生器、31
……ローパスフイルタ、32……積分器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被計量物を搬送しつつ該被計量物の重量を測
定して測定信号を出力する計量コンベヤと;前記
計量コンベヤの搬入口近傍に設置され、計量コン
ベヤに搬入される被計量物を検出して検出信号を
出力する被計量物検出器と;前記計量コンベヤの
搬送速度に対応した信号を出力する速度検出器
と;前記被計量物検出器からの前記検出信号を受
領した後、前記速度検出器から出力される速度信
号に対応した時間経過時における前記計量コンベ
ヤの測定信号に基づいて被計量物についての重量
値信号を出力させるタイマ回路とを具備する計量
装置。 2 被計量物を搬送しつつ該被計量物の重量を測
定して測定信号を出力する計量コンベヤと;前記
計量コンベヤの搬入口近傍に設置され、計量コン
ベヤに搬入される被計量物を検出して検出信号を
出力する被計量物検出器と;前記計量コンベヤの
搬送速度に対応した信号を出力する速度検出器
と;前記速度検出器から出力される速度信号に対
応してカツトオフ周波数が変化し、前記計量コン
ベヤからの測定信号を濾波するローパスフイルタ
と;前記被計量物検出器からの前記検出信号を受
領した後、前記速度検出器から出力される速度信
号に対応した時間経過時における前記ローパスフ
イルタを通過した測定信号に基づいて被計量物に
ついての重量値信号を出力させるタイマ回路とを
具備する計量装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18780883A JPS6079227A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18780883A JPS6079227A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 計量装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6079227A JPS6079227A (ja) | 1985-05-07 |
| JPH0317289B2 true JPH0317289B2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=16212601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18780883A Granted JPS6079227A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 計量装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6079227A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010038592A1 (ja) * | 2008-10-04 | 2010-04-08 | 株式会社イシダ | 計量装置 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62285025A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-10 | Ishida Scales Mfg Co Ltd | 搬送計量方式 |
| JPH0481621A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-16 | Kubota Corp | 重量選別装置 |
| JP2640880B2 (ja) * | 1991-02-25 | 1997-08-13 | 株式会社 イシダ | 計量装置 |
| JPH0827209B2 (ja) * | 1990-10-30 | 1996-03-21 | 株式会社石田衡器製作所 | 計量装置 |
| JPH0643009A (ja) * | 1992-07-27 | 1994-02-18 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 重量測定装置 |
| DE102007040301B4 (de) * | 2007-08-24 | 2013-07-18 | Sartorius Weighing Technology Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur dynamischen Kontrollwägung |
| JP6177512B2 (ja) * | 2012-09-18 | 2017-08-09 | 大和製衡株式会社 | 計量装置 |
| JP6150379B2 (ja) * | 2013-02-12 | 2017-06-21 | 株式会社エー・アンド・デイ | 計量装置 |
| JP7453674B2 (ja) * | 2020-03-19 | 2024-03-21 | 株式会社イシダ | 計量装置 |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP18780883A patent/JPS6079227A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010038592A1 (ja) * | 2008-10-04 | 2010-04-08 | 株式会社イシダ | 計量装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6079227A (ja) | 1985-05-07 |
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