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JPH03204899A - ヒト肝再生因子、そのdna塩基配列、該配列を含むプラスミド及び形質転換体並びにリコンビナント肝再生因子 - Google Patents

ヒト肝再生因子、そのdna塩基配列、該配列を含むプラスミド及び形質転換体並びにリコンビナント肝再生因子

Info

Publication number
JPH03204899A
JPH03204899A JP2251327A JP25132790A JPH03204899A JP H03204899 A JPH03204899 A JP H03204899A JP 2251327 A JP2251327 A JP 2251327A JP 25132790 A JP25132790 A JP 25132790A JP H03204899 A JPH03204899 A JP H03204899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino acid
hgf
gly
asp
arg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2251327A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyoshi Nishino
西野 友善
Nobuko Kaise
貝瀬 信子
Hidemitsu Ko
洪 英満
Setsuko Yasuda
世津子 保田
Yoshihiro Masui
桝井 美弘
Tsutomu Nishida
勉 西田
Naoki Nishino
直樹 西野
Yutaka Shindo
進藤 裕
Yoshikatsu Hirai
嘉勝 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Publication of JPH03204899A publication Critical patent/JPH03204899A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はヒトの肝再生因子(肝細胞増殖因子、hepa
tocyte growth factor ; h−
HG p ) 、より詳しくはヒト血清に由来し、肝細
胞の増殖を可能とする新しい蛋白性物質、これをコード
する新規なりNA塩基配列(遺伝子)、該遺伝子を含む
h−HGF発現用プラスミド、該プラスミドで形質転換
された形質転換体及び該形質転換体を培養して得られる
リコンビナントh−HGF並びに之等の製造方法に関す
る。
従来技術とその課題 肝臓は、再生能力の旺盛な臓器であり、例えばラットの
肝臓はそのほぼ2/3を切除しても、残された組織が急
速に増殖を開始し、約2週間後には元の大きさに戻るこ
とが知られており、この事実を利用して、ヒトでも劇症
肝炎患者や肝癌患者等において肝組織の部分切除手術後
、残された正常肝組織からの増殖を待つ治療法が行なわ
れている。上記肝臓の増殖(肝再生)機序については、
従来より各種の研究が行なわれ、肝切除後のラットの血
液中に何らかの体液性の肝再生因子が出現することが示
唆され、該因子(rat hepatocytegro
wth factor: r−HGF) (7)部分精
製に成功した例も種々報告されている。また四塩化炭素
やチオアセトアミド等による肝障害ラット血清中にも上
記因子の存在することが報告されている。
ヒトにおいても上記ラットと同様の体液性肝再生因子の
存在は推定されているが、現在向、該因子の確認、証明
はなされるに至っていない。
本発明者らは、上記ヒトの肝再生因子につき鋭意研究を
重ねてきたが、その過程で劇症肝炎等の一定の肝疾患患
者の血清が、高い肝細胞増殖活性を有するという知見を
得、これを基礎として該活性物質(h−HGF)の単離
精製に成功した。
また引き続く研究の結果、上記h−HGFの部分的アミ
ノ酸配列を解明し、これをコードするオリゴヌクレオチ
ドを合成し、該オリゴヌクレオチドをプローブとして、
新たにh−HGFcDNAの単離に成功し、ここにh−
HGFをコードするDNA塩基配列(遺伝子)を解明し
、該配列を含むh−HGF発現プラスミド、該プラスミ
ドを保有する形質転換体及びその培養によるリコンビナ
ントh−HGFの製造という一連の研究開発に成功し、
ここに本発明を完成するに至った。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、(1)分子量(SDS−PAGE分析
による)が96000〜82000の範囲にあり且つ主
に92000と84000とであり、(2)メルカプト
エタノール存在下での還元処理により下記サブユニット
αとサブユニットβ1又はβ2とに分離され、(3)p
h eを基準(22モル)とするアミノ酸組成が以下の
ものである Asp l Q 6Thr  48Ser  51Gl
u  87   Gly  76Ala  31Val
  33   Met  17  11e  4QLe
u  5Q   Tyr  3(3Phe  22LY
S  58   H4S  27   Arg  52
ことを特徴とする肝再生因子が提供される。
サブユニットα: (1)分子量(SDS−PAGE分析による)は約62
000である、 (2)少なくとも次のアミノ酸配列を有する、(i)C
ys−Gin−Arg−Trp(ii)Asn−Me 
t−G 1u−Asp−Le u−Hi s−Arg−
Hi s −I 1 e−Phe−Trp−Glu−P
ro−Asp−Ala−3er−Lys(面A sn−
Tyr−Me t−G 1 y−Asn−Leu−Se
r−G l n −Th r−Arg−5er−Gly
−Leu−Thr−Cys−Ser−Met−Trp−
Asp−Lys($ As p−Leu−Arg−G 
1 u−Asn−Tyr−Cys−Arg−Asn−P
ro−Asp−Gly−5er−Glu−5er−Pr
o−Trp−Cys−Phe−ThrThr−Asp−
Pro−Asn−I 1e−Arg−Val−Gly−
Tyr−Cys−5er−Gln−11e−Pro−A
sn(y)Gly−Phe−Asp−Asp−Asn−
Tyr−Cys−Arg−Asn−Pr。
Asp−Gly−Gln−Pro−Arg−Pro−T
rp−Cys−Tyr−ThrLeu−Asp−Pro
−His−Thr−Arg−Trp−Glu−Tyr−
Cys−Ala−11e−Lys (y9 Leu−Asn−Glu−Asn−Tyr−C
ys−Arg−Pro−Asp−Asp−Asp−Al
a−Hls−Gly−Pro−Trp−Cys−Tyr
−Thr−GlyAsn−Pro−Leu−I 1e−
Pro−Trp−Asp−Tyr−Cys−Pr。
11e−5er−Arg−C:ys−Glu−Gly(
3)Pheを基準(18モル)として次のアミノ酸組成
を有する、 Co+c  38. 5   Asp  87. 5T
hr  37.  l   Ser  32. 7Gl
u  60. 8   G’)’  43. 0Ala
  14. 9   Val  13. 3Met  
IQ、  4  11e  22.4Leu  23.
 7   Tyr  23. 5Ph”  18.OL
ys  41.4His  20. 8Arg  36
. 8サブユニツトβ1 ; (1)分子量(SDS−PAGE分析による)は約34
000である、 (1)分子量(SDS−PAGE分析による)は次の通
りである、 Val−Val−Asn−Gly−I 1e−Pro−
Thr−Arg−Thr−Asn−I le−Gly−
Trp−Met−Val−5er−Leu−Arg−T
yr−ArgAsn−Lys−His−11e−Cys
−(3)Pheを基準(4モル)として次のアミノ酸組
成を有する、 Cmc  12. 2   Asp  28. 7Th
r  12. 3   Ser  19. 4Glu 
 28.  I   G’Y  41.  IAla 
 15. 3   Val  22.  QMet  
 3.2   He  15.7Leu  26.  
I   T)’r  14. 6Phe   4.Q 
  Lys  IB、5His   9.2Arg  
19゜0サブユニツトβ2 : (1)分子量(SDS−PAGE分析による)は約32
000である、 (1)分子量(SDS−PAGE分析による)は次の通
りであり、β1のそれと一致する、Val−Val−A
sn−Gly−11e−Pro−Thr−Arg−Th
r−AsnI le−Gly−Trp−Met−Val
−5er−Leu−Arg−Tyr−Arg−Asn−
Lys−His−11e−Cys−(3)Pheを基準
(4モル)として次のアミノ酸組成を有する、 Cmc  15. 0   Asp  32. 4Th
r  13.Q   Ser  21. 0Glu  
31.  OG’Y、  44. 2Ala  15.
 7   Val  24. 1Met   3.9 
 11e  17.8Leu  29. 5   Ty
r  15. 7Phe   4.OLys  21.
6His  10. 3   Arg  21. 3上
記及び以下の本明細書におけるアミノ酸、ペプチド、塩
基配列、核酸等等の略号による表示は、IUPAC,I
UBの規定もしくは当該分野における慣用される表示法
に従うものとする。
本発明の肝再生因子(以下これをrh−HGFJと略記
する)の上記特性及びその他の性状については、後記実
施例において詳述する。
本発明のh−HGFは急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、劇
症肝炎等の肝疾患の治療乃至は肝切除術後の治療薬とし
て、また上記各疾患の免疫学的診断を確立するための抗
原等として有用である。更に該h−HGFの利用によれ
ば、ヒトを始めとして各種動物由来の肝細胞を、該h−
HGFの存在下に生体外で極めて容易に増殖、維持する
ことができ、かくして増殖、維持される肝細胞は、例え
ば肝機能等の基礎的研究用、各種ホルモンもしくは薬剤
等の肝細胞に対する作用の研究用、肝疾患治療薬等のス
クリーニング試験用等に有用であり、更に発癌試験用及
び肝炎ウィルスの生体外培養における宿主細胞としても
有用である。本発明はかかる有用な生理活性物質を提供
するものである。
以下、本発明h−HGFの製造方法につき詳述する。
本発明h−HGFは、一定の肝疾患を有する患者の血清
、殊に劇症肝炎患者の血清より効率よく、しかも高収率
で単離することができる。ここで原料として用いられる
血清は、常法に従って得ることができる。
上記原料からの本発明h−HGFの製造は、基本的には
この種の生体物質からの蛋白性物質の分離に汎用される
通常の方法と同様にして、目的とするh−HGFの物理
的、化学的性質を利用した各種処理操作に従い実施する
ことができる。該処理操作としては、例えば通常の蛋白
沈澱剤による処理、限外が過、分子ふるいクロマトグラ
フィー(ゲル濾過)、遠心分離、電気泳動、イオン交換
クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィ
ー、逆相クロマトグラフィー、吸着クロマトグラフィー
、透析法、これらの組み合せ等が挙げられる。特に好ま
しい上記操作の一例としては、まず原料血清を陽イオン
交換クロマトグラフィーにかけて活性を有するピークを
集め、これを次いでHGFと特異的に結合する例えばヘ
パリン等を用いたアフィニティークロマトグラフィーに
かけ、更に得られる活性ピークを逆相クロマトグラフィ
ーに付すことにより精製することができる。上記各処理
の操作、条件等は、通常のこの種の方法におけるそれら
と同様のものとすることができ、これにより本発明h−
HGFが単離精製され、これは上記した特性にて特定さ
れる。
尚、本発明h−HGFは、上記精製操作により精製単品
とした後、これを2−メルカプトエタノール(2−ME
)やジチオスレイトール(DTT)等の存在下に還元処
理することによって、サブユニットαとサブユニットβ
1又はβ2とに分離させることができ、このことからα
鎖とβ鎖の2つのサブユニットから構成されていること
が確認される。
上記各サブユニットの単離のための還元処理は、2−M
EやDTTを始めとする各種の薬剤を用いた通常の方法
に従い実施できる。より好ましくはh−HGFのジサル
ファイド結合数の約50倍モル量程度のDTTを用いて
、例えば塩酸グアニジン等の変性剤の溶液中で還元処理
し、次いで該変性剤に対してほぼ倍量のヨードアセトア
ミドを用いて遊離したスルフィド基をブロックした後、
種々のクロマトグラフィー操作、より好適には逆相クロ
マトグラフィー操作により、各サブユニットを分離収得
できる。
かくして得られる本発明h−HGF及びそのサブユニッ
トの各々の緒性質(分子量、アミノ酸配列、アミノ酸組
成等)は、後記実施例に詳述する方法に従い測定される
また、本発明h−HGFの活性の測定は例えば次の方法
により行われる。即ち、肝より分離された肝細胞をプレ
ート上にまき、これを培養する。
肝としてはラット肝、ヒト肝等の種々の哺乳動物の肝を
使用することができるが、その入手容易性やHGFの研
究がラットを出発点としていることを考慮すれば、ラッ
ト肝の使用が好ましい。上記肝からの肝細胞の分離は例
えば常法に従いコラ−ゲナーゼ等の適当な酵素を作用さ
せて行なう方法を例示できる。また、上記肝の初期培養
は約6〜24時間程度を要して行なうのがよく、プレー
トでの細胞密度は約5×104/cm2程度とするのが
好ましい。上記培養のための培地としては、通常の細胞
培養用培地をいずれも使用でき、特にウィリアムスE培
地等を用いるのが好ましい。上記で初期培養されたプレ
ート中にサンプルを添加する。その添加量は50μ!程
度とするのがよい。
サンプルを添加したプレートを更に上記と同様の条件で
6〜24時間程度、好ましくは12時間程度培養した後
、放射性元素等で標識した核酸塩基、例えば  ■で標
識したデオキシウリジンや Hで標識したチミジン等を
添加して、之等の細胞核への取り込みの度合いを測定す
ることによって、サンプル添加後の肝細胞のDNA合成
の増加度を測定する。上記標識された核酸塩基の添加量
は、1μCi程度であるのが好ましい。
また本発明によれば、次式(1)で表わされ、本発明h
−HGFに関連する新規なりNA塩基配列と共に、該式
(1)のDNA塩基配列を含む次式(2)で表わされ、
本発明h−HGFをコードする新規なりNA塩基配列(
以下単に「本発明遺伝子」という)、これを含む発現プ
ラスミド及び形質転換体並びに該形質転換体の培養にょ
るリコンビナントh−HGFが提供される。
式(1): %式% : GTTCAATGTGGGACAAGAACATGGA
AGACTTACATCGTCATATCTTCTGG
GAACCAGATGCAAGTAAGCTGAATG
AGAATTACTGCCGAAATCCAGATGA
TGATGCTCATGGACCC:TGGTGCTA
CACGGGAAATCCACTCATTCCTTGG
GATTATTGCCCTATTTCTCGTTGTG
AAGGTGATACCACACCTACAATAGT
CAATTTAGACCATCCCGTAATATCT
TGTGCCAAAACGAAACAATTGCGAG
TTGTAAATGGGATTCCAACACGAAC
AAACATAGGATGGATGGTTAGTTTG
AGATACAGAAATAAACATATCTGCG
GAGGATCATTGATAAAGGAGAGTTG
GGTTCTTACTGCACGACAGTGTTTC
CCTTCTCGAGACTTGAAAGATTATG
AAGCTTGGCTTGGAATTCATGATGT
CCACGGAAGAGGAGATGAGAAATGC
AAACAGGTTCTCAATGTTTCCCAGC
TGGTATATGGCCCTGAAGGATCAGA
TCTGGTTTTAATGAAGCTTGCCAGG
CCTGCTGTCCTGGATGATTTTGTTA
GTACGATTGATTTACCTAATTATGG
ATGCACAATTCCTGAAAAGACCAGT
TGCAGTGTTTATGGCTGGGGCTACA
CTGGATTGATCAACTATGATGGCCT
ATTACGAGTGGCACATCTCTATATA
ATGGGAAATGAGAAATGCAGCCAGC
ATCATCGAGGGAAGGTGACTCTGAA
TGAGTCTGAAATATGTGCTGGGGCT
GAAAAGATTGGTCAG 式(2): %式% AATGAGAAATGCAGCCAGCATCATC
GAGGGAAGGTGACTCTGAATGAGTC
TGAAATATGTGCTGGGGCTGAAAAG
ATTGGATCAGGACCATGTGAGGGGG
ATTATGGTGGCCCACTTGTTTGTGA
GCAACATAAAATGAGAATGGTTCTT
GGTGTCATTGTTCCTGGTCGTGGAT
GTGCCATTCCAAATCGTCCTGGTAT
TTTTGTCCGAGTAGCATATTATGCA
AAATGGATACACAAAATTATTTTAA
CATATAAGGTACCACAGTCATAGCT
GAAGTAAGTGTGTCTGAAGCACCCA
CCAATACAACTGTCTTTTACATGAA
GATTTCAGAGAATGTGGAATTTAAA
ATGTCACTTACAACAATCCTAAGAC 上記式(1)で表わされるDNA塩基配列は、h−HG
Fに関連するもの、即ち本発明h−HGFのアミノ酸配
列の少なくとも一部をコードするものであり、また式(
2)で表わされるそれは本発明遺伝子である。之等はい
ずれもリコンビナントh−HGFの遺伝子工学手法によ
る製造を可能とする遺伝情報を包含し、この点より該リ
コンビナントh−HGFの製造に有利に利用できる。
特に本発明遺伝子は勿論のこと、上記式(1)のDNA
塩基配列には、h−HGFの活性中心をコードする配列
が含まれており、これを利用した遺伝子工学的手法によ
れば、活性なりコンビナンドh−HGFが製造できる。
以下、本発明のDNA塩基配列(本発明遺伝子)の製造
につき詳述すれば、これはヒト胎盤細胞を起源として、
該細胞より分離されたmRNAから調製できる。
上記細胞からのmRNAの分離は、基本的には通常の抽
出操作に従い実施される。より詳しくは、上記細胞を、
まず例えばCEM培地、CMRL−1066培地、DM
−160培地、イーグルの最小必須培地(Eagle’
s MEM) 、−フィッシャーの培地(Fisher
’s Medium) 、F −10培地、F−12培
地、L−15培地、NCTC−109培地、RPMI−
1640培地等又は必要に応じて牛胎児血清(F CS
)等の血清やアルブミン等の血清成分を添加した上記培
地で、約lX104〜l×107個/ xllの濃度範
囲で、通常の培養法例えば炭酸ガス培養法等に従い、約
30〜40℃程度、好ましくは約37℃前後で1〜5日
間を要して培養する。次いで培養上清中に目的物質が生
産蓄積される時期に、上記培養細胞を適当な界面活性剤
、例えばSDS、NP−40、トリトンX100、デオ
キシコール酸等を用いて、或いはホモジナイザーを用い
る方法や凍結融解等の物理的方法によって、部分的又は
完全に破壊、可溶化後、染色体DNAを、ホ+) ) 
(7ン(POLYTRON、 KinematicaS
witzerland)等のミキサーもしくは注射筒を
用いである程度せん断し、その後蛋白質と核酸分画とを
分別して全RNAの抽出を行なう。この抽出操作には、
グアニジニウム/セシウムクロライド法[Guanid
inium / Cesium Chloride m
ethod。
T、 Maniatis、 E、 F、 Fr1tsc
h and J、 Sambrook。
Mo1ecular Cloning、 p194−1
96 (Cold SpringHarbor Lab
oratory)、 19823等が一般ニ用イラレる
また上記各方法ではRNaseによるRNAの分解を防
ぐために、例えばRNaseインヒビター、ヘパリン、
ジエチルピロカーボネート、バナジウム複合体等を添加
使用することもできる。
上記操作に従い得られるRNAからのmRNAの分離、
精製は例えばオリゴdT−セルロース[コラボレイティ
プ リサーチ社(CollaborativeRese
arch Inc、) ] 、]ポリU−セファローし
ファルマシア(Pharmacia)社コ等を用いて吸
着カラム法又はバッチ法により実施できる。
また之等の抽出操作に代えて、市販のmRNA。
即ちヒト胎盤ポリ(A)” RNAを用いることも可能
である。
目的のh−HGFに対するmRNAの精製濃縮及び同定
は、例えば得られたmRNAを蔗糖密度勾配遠心等によ
って分画し、その分画につき、蛋白質の翻訳系、例えば
アフリカッメガエルの卵母細胞への注入やウサギ網状赤
血球ライゼート又は小麦胚芽等の無細胞系で蛋白質に翻
訳させ、その蛋白質のh−HGF活性を調べることによ
り実施できる。かくして目的m RN Aの存在を確認
できる。更に目的mRNAの確認は上記h−HGFの活
性測定に代えて、h−HGFに対する抗体を用いる免疫
法によっても行ない得る。
上記で得られる精製mRNAは通常不安定であるため、
これを安定なcDNAに変換し、目的遺伝子の増幅を可
能とするために微生物由来のレプリコンに接続する。イ
ンビトロでの上記m RN AのcDNAへの変換、即
ち本発明遺伝子の合成は、一般的な方法、例えばオカヤ
マーバーグ法〔H・Okayama and P、Be
rg、 Mo1ecular and Cellula
rBiology、 vol、3. p280 (19
83))やダブラ−ホフマン法(V、Gubler a
nd B、J、Hoffman、 Gene、 vol
25・p263−269 (1983) 3等に従い実
施できる。より詳しくはまずオリゴdTをプライマーと
しくこのプライマーはポリdTを付加したベクタープラ
イマーであってもよい) 、mRNAを鋳型としてdN
 T P (dATP 、 dGTP  dcTP又は
dTTP)の存在下で、逆転写酵素を用いてmRNAか
らこれに相補的な一本鎖cDNAを合成する。次のステ
ップは上記においてオリゴdTを用いたか、ベクタープ
ライマーを用いたかにより、それぞれ以下の如く異なる
前者の場合、鋳型としたmRNAをアルカリ処理等によ
り分解して除去し、その後−本鎖DNAを鋳型として逆
転写酵素又はDNAポリメラーゼ■を用いて二本鎖DN
Aを作成する。次に得られる二本鎖DNAの両端をエキ
ソヌクレアーゼで処理し、そのそれぞれに適当なリンカ
−DNA又はアニーリング可能な組合せの塩基を複数付
加し、これを適当なベクター、例えばEK系プラスミド
ベクターやλgt系ファージベクター等に組込む。
また後者の場合、鋳型としたm RN Aを残存させた
まま上記と同様のアニーリング可能な組合せの塩基を複
数付加した開環状プラスミドと、リンカ−DNA (L
ばしば動物細胞で自立複製できる領域とmRNAの転写
プロモーター領域を含むDNA断片が用いられる)とを
アニーリングさせて閉環状とした後、dNTPの存在下
でRNase HとDNAポリメラーゼIとを共存させ
てmRNAをDNA鎖に置換して完全なプラスミドDN
Aを作成できる。
上記のごとくして得られるDNAは、これをベクターの
宿主、例えばエシェリヒア コリ(Escherich
ia coli)  、バチルス  ズブチリス(Ba
cillus 5ubtilis) 、サツカロミセス
 セレビシ7工(Saccharomyces cer
evisiae)等の適当な宿主内に導入して、これを
形質転換できる。このDNAの宿主への導入及びこれに
よる形質転換方法としては、一般に用いられる方法、例
えば主として対数増殖期にある細胞を集め、CaCl2
処理して自然にDNAを取り込みやすい状態にしてプラ
スミドを取り込ませる方法等を採用できる。
上記方法においては通常知られているように形質転換の
効率を一層向上させるためにMgCl2やRbCA’を
更に共存させ得る。また宿主細胞をスフ二ロプラスト又
はプロトプラスト化してから形質転換させる方法も採用
できる。
上記により得られる形質転換株から、目的のh−HGF
のcDNAを有する株を選出するには、例えば以下に示
す各種方法を採用できる。
(1)合成オリゴヌクレオチドプローブを用いるスクリ
ーニング法 目的蛋白質のアミノ酸配列の全部又は一部が解明されて
いる場合(該配列は複数個連続した特異的配列であれば
目的蛋白のどの領域のものでもよい)、該アミノ酸に対
応するオリゴヌクレオチドを合成しくこの場合コドン使
用頻度を用いて導いた塩基配列又は考えられる塩基配列
の組合せの複数個のどちらでもよくまた後者の場合はイ
ノシンを含ませてその種類を減らすこ32    35 ともできる)、これをプローブ(P又は Sでラベルす
る)として、形質転換株のDNAを変性固定したニトロ
セルロースフィルタートハイブリダイゼーションし、得
られたポジティブ株を検索してこれを選出する。
(2)動物細胞でh−HGFを産生させてスクリニング
する方法 形質転換株を培養し遺伝子を増幅させ、その遺伝子を動
物細胞にトランスフェクトしくこの場合、自己複製可能
でmRNA転写プロモーター領域を含むプラスミドもし
くは動物細胞染色体にインチグレートするようなプラス
ミドのいずれでもよい)、遺伝子にコードされた蛋白質
を産生させてその培養上清もしくは細胞抽出物のh−H
GF活性を測定するか又はh−HGFに対する抗体を用
いてh−HGFを検出することにより元の形質転換株よ
り目的のh−HGFをコードするcDNAを有する株を
選出する。
(3)h−HGFに対する抗体を用いて選出する方法 予めcDNAを形質転換株内で蛋白質を発現し得るベク
ターに組込み、形質転換株内で蛋白質を産生させ、h−
HGFに対する抗体及び該抗体に対する第二抗体を用い
て、h−HGF産生株を検出し、目的株を得る。
(4)セレクティブ・ハイブリダイゼーション・トラン
スレーションの系を用いる方法 形質転換株から得られるcDNAをニトロセルロースフ
ィルターにプロットし、h−HGF産生細胞からのmR
NAをハイブリダイゼーション後−1cDNAに対応す
るm RN Aを回収する。回収されたmRNAを蛋白
翻訳系、例えばアフリカッメガエルの卵母細胞への注入
や、ウサギ網状赤血球ライゼートや小麦胚芽等の無細胞
系で蛋白質に翻訳させ、その蛋白質のh−HGF活性を
調べるか又はh−HGFに対する抗体を用いて検出して
、目的の株を得る。
得られた目的の形質転換株より本発明遺伝子を採取する
方法は一般的方法、例えば細胞よりプラスミドDNAに
相当する画分を分離し、該プラスミドDNAよりcDN
A領域を切り出すことにより行ない得る。
かくして、前記式(1)のDNA塩基配列及び式(2)
の本発明遺伝子を収得できる。之等はそれぞれ次式(3
)に示す588個のアミノ酸配列のh−HGF関連ポリ
ペプチド及び次式(4)に示す728個のアミノ酸配列
のh−HGFポリペプチドをコードしている。
式(3): %式% Arg−Trp−Glu−Tyr−Cys−Ala−1
1e−Lys−Thr−Cys−Ala−Asp−As
n−Thr−Met−Asn−Asp−Thr−Asp
−Val−Pro−Leu−Glu−Thr−Thr−
Glu−Cys−11e−Gln−Gly−Gln−G
ly−Glu−Gly−Tyr−Arg−Gly−Th
r−Val−Asn−Thr−Ile−Trp−Asn
−Gly(le−Pro−Cys−Gln−Arg−T
rp−Asp−Ser−Gln−Tyr−Pro−Hi
s−Glu−His−AspMet−Thr−Pro−
Glu−Asn−Phe−Lys−Cys−Lys−A
spLeu−Arg−Glu−Asn−Tyr−Cys
−Arg−Asn−Pro−Asp−Gly−5er−
Glu−5er−Pro−Trp−Cys−Phe−T
hr−Thr−Asp−Pro−Asn−Ile−Ar
g−Val−Gly−Tyr−Cys−5er−Gln
−11e−Pro−Asn−Cys−Asp−Met−
3er−His−Gly−Gln−Asp−Cys−T
yr−Arg−Gly−Asn−Gly−Lys−As
nTyr−Met−Gly−Asn−Leu−8er−
Gln−Thr−Arg−SerGly−Leu−Th
r−Cys−Ser−Met−Trp−Asp−Lys
−Asn−Met−Glu−Asp−Leu−Hls−
Arg−)(is−11e−Phe−Trp−Glu−
Pro−Asp−Ala−5er−Lys−Leu−A
sn−Glu−Asn−Tyr−Cys−Arg−As
n−Pro−Asp−Asp−Asp−Ala−His
−Gly−Pro−Trp−Cys−Tyr−Thr−
Gly−Asn−Pro−LeuAsn−Glu−Ly
s−Cys−5er−Gin−His−His−Arg
−GlyLys−Val−Thr−Leu−Asn−G
lu−5er−Glu−Ile−Cys−Ala−Gl
y−Ala−Glu−Lys−11e−Gly−3er
(4) : Met−Trp−Val−Thr−Lys−Leu−L
eu−Pro−Ala−Leu−Leu−Leu−Gl
n−His−Val−Leu−Leu−His−Leu
−Leu−Leu−Leu−Pro−11e−Ala−
11e−Pro−Tyr−Ala−Glu−Gly−G
ln−Arg−Lys−Arg−Arg−Asn−Th
r−11e−His−Glu−Phe−Lys−Lys
−3er−Ala−Lys−Thr−Thr−Leul
le−Lys−11e−Asp−Pro−Ala−Le
u−Lys(le−Lys−Thr−Lys−Lys−
Val−Asn−Thr−Ala−Asp−Gln−C
ysAla−Asn−Arg−Cys−Thr−Arg
−Asn−Lys−Gly−Leu−Pro−Phe−
Thr−Cys−Lys−Ala−Phe−Val−P
he−Asp−Lys−Ala−Arg−Lys−Gl
n−Cys−Leu−Trp−Phe−Pro−Phe
−Asn−3er−Met−5er−5er−Gly−
Val−Lys−Lys−Glu−Phe−Gly−H
is−Glu−Phe−Asp−Leu−Tyr−Gl
u−Asn−Lys−Asp−Tyr−11e−Arg
−Asn−Cys−11e−11e−Gly−Lys−
Gly−Arg−5er−Tyr−Lys−Gly−T
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r−Cys−Pro−11e−5er−ArgCys−
Glu−Gly−Asp−Thr−Thr−Pro、−
Thr−11e−Val−Asn−Leu−Asp−H
is−Pro−Val−11e−3er−Cys−Al
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Val−Val−Asn−Gly−Ile−Pro−T
hr−Arg−Thr−Asn−Ile−Gly−Tr
p−Met−Val−3er−Leu−Arg−Tyr
−Arg−Asn−Lys−His−Ile−Cys−
Gly−Gly−8er−Leu−I 1e−Lys−
Glu−3er−Trp−Val−Leu−Thr−A
la−Arg−Gln−Cys−Phe−Pro−5e
t−Arg−Asp−Leu−Lys−Asp−Tyr
−Glu−Ala−Trp−Leu−Gly−I 1e
−Hls−Asp−Val−His−Gly−Arg−
Gly−Asp−Glu−Lys−Cys−Lys−G
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n−Leu−Val−Tyr−Gly−Pro−Glu
−Gly−Ser−Asp−Leu−Val−Leu−
Met−Lys−Leu−Ala−Arg−Pro−A
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−Asn−Tyr−Gly−Cys−Thr(le−P
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Asp−Gly−Leu−Leu−Arg−Val−A
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y−Ser−11e−Thr−Lys−5er−Gly
−11e−Lys−Cys−Gln−Pro−Trp−
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−Leu−Gln−Glu−Asn−Tyr−Cys−
Arg−Asn−Pr。
Arg−Gly−Glu−Glu−Gly−Gly−P
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n−Pro−Glu−Val−Arg−Tyr−Glu
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Cys−5er−Glu−Val−Glu−Cys−M
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r−Tyr−Arg−Gly−Leu−Met−Asp
−His−Thr−Glu−5er−Gly−Lys−
11e−Cys−Gln−Arg−Trp−Asp−H
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Glu−Tyr−Cys−Ala−11e−Lys−T
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5er−Gln−Tyr−Pro−Hls−Glu−H
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n−Phe−Lys−Cys−Lys−Asp−Leu
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Gly−Tyr−Cys−5er−Gln−11e−P
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Gly−Asn−Gly−Lys−Asn−Tyr−M
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r−Arg−Ser−Gly−Leu−Thr−Cys
−5er−Met−Trp−Asp−Lys−Asn−
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Asp−Asp−Asp−Ala−His−Gly−P
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Tyr−Cys−Pro(le−5er−Arg−Cy
s−GluGly−Asp−Thr−Thr−Pro−
Thr−Ile−Val−Asn−LeuAsp−Hi
s−Pro−Val−11e−3er−Cys−Ala
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Val−Val−Asn−Gly−11e−Pro−T
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p−Met−Val−Ser−Leu−Arg−Tyr
−Arg−Asn−Lys−)(is−11e−Cys
−GlyGly−5er−Leu−I 1e−Lys−
Glu−5er−Trp−Val−Leu−Thr−A
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r−Arg−AspLeu−Lys−Asp−Tyr−
Glu−Ala−Trp−Leu−Gly−I 1e−
His−Asp−Val−Hls−Gly−Arg−G
ly−Asp−Glu−Lys−Cys−Lys−Gl
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Gly−3er−Asp−Leu−Val−Leu−M
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Asn−Tyr−Gly−Cys−Thr−11e−P
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r−Val−Tyr−Gly−Trp−Gly−Tyr
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−Asp−Gly−Leu−Leu−Arg−Val−
Ala−Hls−Leu−Tyr−11e−Met−G
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s−GluGly−Asp−Tyr−Gly−Gly−
Pro−Leu−Val−Cys−Glu−Gin−H
ls−Lys−Met−Arg−Met−Val−Le
u−Gly−Vallle−Val−Pro−Gly−
Arg−Gly−Cys−Ala−11e−Pro−A
sn−Arg−Pro−Gly(le−Phe−Val
−Arg−Val−AlaTyr−Tyr−Ala−L
ys−Trp−11e−Hls−Lys−11e−11
e−Leu−Thr−Tyr−Lys−Val−Pro
−Gln−8er本発明遺伝子(DNA塩基配列)は、
上記式(3)及び式(4)に示された情報に基づき、例
えばホスファイト トリエステル法(Nature・3
10、105. (1984))等の常法に従い、核酸
の化学合成により製造することもでき、また各式に示さ
れるアミノ酸配列のポリペプチドをコードするDNAを
原料として、上記化学合成手段を含む通常の方法に従い
製造することもでき、特に後者の方法は簡便であり好適
である。
この後者の方法において、一部DNAの化学合成やDN
A鎖の切断、削除、付加乃至は結合を目的とする酵素処
理やDNAの単離、精製乃至複製、選別等の各種操作乃
至手段は、いずれも常法に従うことができ、本発明遺伝
子以外の遺伝子もしくはDNA鎖について当該分野でよ
く知られている各種方法をいずれも採用することができ
る。例えば上記DNAの単離精製は、アガロースゲル電
気泳動法等に従うことができ、核酸配列のコドンの一部
の改変は、サイト−スペシフィック ミュータジェネシ
ス(Site 5pecific Mutagenes
ts )[Proc、Natl、Acad、Sci、、
 81.5662−5666 (1984) )等に従
うことができる。尚、上記において所望のアミノ酸に対
応する遺伝暗号の選択は、特に限定されるものではなく
、利用する宿主細胞のコドン使用頻度等を考慮して常法
に従い決定できる(Nucl、 Ac1ds Res、
、 9.43−74 (1981) )。
また上記に従い得られるDNA配列の決定及び確認は、
例えばマキサム−ギルバート(Maxam−Gilbe
rt)(7)化学修飾法[Meth、Enzym、、 
65.499−560 (1980)]やM13ファー
ジを用いるジデオキシヌクレオチド鎖終結法(Mess
ing、 J、 andVieira、 J、、 Ge
ne、 19.269−276 (1982))等ニヨ
り行なうことができる。
かくして得られる本発明遺伝子の利用によれば、遺伝子
組換え技術により、リコンビナントh−HGFを容易に
且つ大量に製造、収得できる。
このリコンビナントh−HGFの製造方法は、上記本発
明遺伝子(DNA)の利用を必須として、基本的には公
知の各種遺伝子組換え技術に従うことができ6 (Mo
lecular Cloning、 T、 Mania
tiset al、、 Co1d Spring Ha
rbor Laboratory (1982)等参照
〕。
より詳細には、本発明遺伝子が宿主細胞中で発現できる
ような組換えDNA (発現プラスミド等)を作成し、
これを宿主細胞に導入して形質転換し、該形質転換株を
培養すればよい。
ここで宿主細胞としては、真核生物及び原核生物のいず
れをも用いることができる。該真核生物の細胞には、を
推動物、酵母等の細胞が含まれ、を推動物細胞としては
、例えばサルの細胞であるCOS細胞(Y、 Gluz
man、 Ce1l、 23.175−182(198
1))やチャイニーズ・ハムスター卵巣細胞のジヒドロ
葉酸レダクターゼ欠損株(G、 Urlauband 
L、 A、 Chasin、 Proc、 Natl、
 Acad、 Sci、。
U、S、A、 、互、 4216−4220 (198
0))等がよく用いられているが、之等に限定される訳
ではない。を推動物細胞の発現ベクターとしては、通常
発現しようとする遺伝子の上流に位置するプロモーター
RNAのスプライス部位、ポリアデニル化部位及び転写
終了配列等を保有するものを使用でき、これは更に必要
により複製起点を保有していてもよい。該発現ベクター
の例としては、SV40の初期プ0−E−−ターを保有
するり S y 2dhfr [S。
Sabramani、 R,Mulligan and
 P、 Berg、Mol。
Ce11. Biol、、 1.854−864 (1
981))等を例示できるが之等に限定される訳ではな
い。
また真核微生物としては、酵母が一般によく用いられ、
中でもサツカロミセス属酵母を有利に利用できる。該酵
母等の真核微生物の発現ベクターとしては、例えば酸性
ホスファターゼ遺伝子に対するプロモーターを有するp
AM82[A・Miyanohara et al、 
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、。
U、S、A、、 80.1−5 (1983)]等を好
ましく利用できる。
原核生物の宿主としては、大腸菌や枯草菌が一般によく
用いられる。之等を宿主とする場合、本発明では、例え
ば該宿主菌中で複製可能なプラスミドベクターを用い、
このベクター中に本発明遺伝子が発現できるように、該
遺伝子の上流にプロモーター及びSD(シャイン・アン
ド・ダルガーノ)塩基配列、更に蛋白合成開始に必要な
開始コドン(例えばATG )を付与した発現プラスミ
ドを利用するのが好ましい。上記宿主としての大腸菌と
しては、エシェリヒア・コリ (Escherichi
a coli)K12株等がよく用いられ、ベクターと
しては、一般にpBR322がよく用いられるが、之等
に限定されず公知の各種の菌株及びベクターをいずれも
利用することができる。プロモーターとしては、例えば
トリプトファン(trp)プロモーターlppプロモー
ター 1acプ0(−一ター、PLプロモーター等を使
用でき、いずれも本発明遺伝子を発現できる。
上記大腸菌等の原核生物を宿主とする一つの方法につき
詳述すれば、発現ベクターとしてトリプトファン・プロ
モーター及びSD配列を有するベクターpTM1〔今本
文男2代謝、 Vol、22.289(1985))を
使用し、SD配列の下流に存在する制限酵素C1a I
部位に、必要に応じてATGを付与した所望のポリペプ
チドをコードする遺伝子を連結させればよい。尚、本発
明遺伝子の発現は上記の如き直接発現系に限らず、例え
ばβ−ガラクトンダーゼやβ−ラクタマーゼ等を利用し
て融合蛋白質発現系とすることもできる。
上記融合蛋白発現系の例としては、シグナルペプチドの
利用により目的ポリペプチドを細胞質膜外に分泌発現さ
せる方法を例示できる。ここでシグナルペプチドとして
は、例えばLpp 、 OmpA。
OmpF、 PhoE等の外膜蛋白質や、PhoA  
Bla等のペリプラズム蛋白質等の公知の各種のものを
使用できる。
本発明遺伝子の利用によるリコンビナントh−HGFの
製造の他の例としては、宿主細胞としてCO8細胞を用
いる方法を例示できる。この方法においては発現ベクタ
ーとしてSV40複製起点を保有しCO8細胞において
自律増殖可能で、更に転写プロモーター、転写終結シグ
ナル及びRNAスプライス部位等を備えたものを用い得
、例えばDNA取り込みによる形質転換可能な状態(コ
ンピテント)のE、 coliに本発明遺伝子を取り込
ませることにより目的発現プラスミドを収得できる。
かくして得られる所望の組換えDNAの宿主細胞への導
入及びこれによる形質転換方法としては、一般に用いら
れる各種方法を採用でき、例えば目的遺伝子が挿入され
た発現プラスミドは、アルカリ溶菌法(Molecul
ar Cloning −A LaboratoryM
anual (Cold Spring Harbor
 Laboratory)、 p36B(1982))
等により調製され、DEAE−デキストラン法やリン酸
カルシウム−DNA共沈澱法等によりCO8細胞に取込
ませることができ、かくして所望の形質転換細胞を容易
に収得できる。
本発明遺伝子の利用によるリコンビナントh−HGF製
造の他の方法としては、例えば宿主細胞としてチャイニ
ーズ・ハムスター卵巣細胞のジヒドロ葉酸レダクターゼ
欠損細胞株を用いる方法を例示できる。
かくして得られる所望の形質転換体は、常法に従い培養
でき、該培養により目的のりコンピナン)h−HGFが
生産、蓄積される。該培養に用いられる培地としては、
採用した宿主細胞に応じて慣用される各種のものを適宜
選択できる。例えば宿主細胞として大腸菌等を利用した
形質転換体の培養には、LB培地、E培地、M9培地、
M63培地等を使用でき、2等培地には更に必要に応じ
て通常知られている各種の炭素源、窒素源、無機塩、ビ
タミン類、天然物抽出物、生理活性物質等を添加するこ
ともできる。また、CO8細胞等を宿主とする形質転換
体は、例えばRPM I −1640培地、ダルベツコ
の修正イーグル最小必須培地(Dulbecco’s 
modified Eagle’s MEMDMEM)
等の培地に、必要に応じて牛胎児血清(F CS)等の
血清成分を添加したもの等を使用して培養できる。上記
形質転換体の培養条件としては、宿主細胞の生育に適し
た条件を採用でき、大腸菌の場合は例えばpH約5〜8
、好ましくは7又はその付近、温度的20〜43℃、好
ましくは37℃又はその付近を採用できる。
上記により、形質転換体の細胞内乃至細胞外に目的とす
含むことを特徴とするヒトh−HGFが生産、蓄積乃至
分泌される。該リコンビナントh−HGFはその物理的
性質、化学的性質等を利用した各種の分離操作(「生化
学データーブックII J 、1175−1259頁、
第1版第1刷、1980年6月23日株式会社東京化学
同人発行、 Biochemistry、 vol、2
5゜No、25.8274−8277 (1986) 
; Eur、 J、 Biochem、。
巧ム313−321 (1987)等参照)により分離
、精製できる。該方法としては、具体的には例えば通常
の再構成処理、蛋白沈澱剤による処理(塩析法)、遠心
分離、浸透圧ショック法、超音波破砕、限外濾過、分子
篩クロマトグラフィー(ゲルが過)、吸着クロマトグラ
フィー、イオン交換クロマトグラフィー、アブイニテイ
クロマトグラフイー、高速液体クロマトグラフィー(H
P L C)等の各種液体クロマトグラフィー、透析法
、之等の組合せ等を例示できる。特に好ましい分離方法
においては、まず培養上清より予め目的とする物質を部
分精製する。この部分精製は例えば硫酸アンモニウム、
硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム等の塩析剤を用いる
処理及び/又は透析膜、平板膜、中空繊維膜等を用いる
限外濾過処理により行なうことができる。之等各処理の
操作及び条件は、通常のこの種の方法のそれらと同様の
ものとすればよい。
次いで上記で得られた粗精製物を、吸着クロマトグラフ
ィー、アブィニティクロマトグラフィーゲル濾過、イオ
ン交換クロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィー等
に付すことにより、又は之等各操作の組合せにより、目
的物質の活性が認められる両分を収得でき、かくして目
的物質を均質な物質として単離できる。上記により、容
易に高収率、高純度で所望のりコンビナンドh−HGF
を工業的規模で製造できる。
かくして得られる本発明のりコンビナンドh−HGFは
、前述した本発明h−HGFと同様の各種用途に有利に
利用できる。
実  施  例 以下に実施例を示し、本発明をより具体的に述べるが、
本発明は之等に限定されるものではない。
実施例 1 (1)肝細胞増殖活性(HGF活性)の測定セグ17 
ン(Seglen) (7)方法(Methods i
n CellBiology、 vol、13. p2
9.Academic Press、 NewYork
(1976) )に従い、ウィスター系雄ラット(体重
150 g)より、0.05%コラ−ゲナーゼ(タイ1
1,9フフ社)を用いて肝実質細胞を単離した。この肝
実質細胞を直径2. 4anのウェルを有するマルチウ
ェル プラスチック デイツシュ(Nunc、社)に5
X104個/ 1 xi / cm 20:)濃度でま
き込み、30%CO2+70%02混合ガス気相下、3
7℃で単層培養した[Tomita、 Y、 etal
、、 Exp、 Ce11. Res、、 135.3
63−371 (1981) )。
培養培地としては5%牛血清(F B S、 Flow
 LabNarth Ryde、 Au5tralia
)、2μMインスリン、1μMデキサメサゾン、100
U/y/ペニシリン及び100μg / xllストレ
プトマイシンを添加したウィリアムスE培地(フローラ
ボラトリーズ社、以下「基本培地」と略す)を使用した
。培養開始後、24時間目にFBSを含まない基本培地
に培地交換し、同時に適量(50μl以下)の被検試料
を添加した。
h−HGF活性は、被検試料添加による被検細胞のDN
A合成の増加によって検討した。これは25 上記被検試料添加後、12時間目に  I−デオキシウ
リジン(アマジャム社製)1μCi / 50μlを加
え、更に24時間培養を継続し、この継続培養後、被検
細胞をPBSで2回、5%TCA(和光紬薬工業社製)
で1回洗浄し、次いでINN a OH12A7で可溶
化して、該細胞核中のDNA25 に取り込まれた  I−デオキシウリジン量を、ガンマ
カウンター(アロカ社製)を用いて測定することにより
実施した。
被検試料により肝実質細胞DNAに取り込まれ125 
  − た  ■−アオキシウリジン量を、被検試料無添加群と
のカウントの差として求め、これをDNA合成活性(c
pm /ウェル)とし、被検試料のHGF活性の指標と
した。
(2)本発明h−HGFの製造 ■ 劇症肝炎患者の血漿交換療法に際して得られた患者
血漿を原料として用いた。
まず原料血漿11を、50mM)リス塩酸緩衝液(pH
8,5)にて2倍に希釈し、N004ガラスフイルター
を用いて濾過し、炉液を直接S−セファロースファース
トクロー(ファルマシア社製)カラムに添加した。同カ
ラム(4X25cm)は、予め50mM)リス塩酸含有
0.15MNaCl、Q、1%CHAPS (片山化学
工業(株)製)(pH8,5)(以下「Aバッファー」
という)で平衡化しておき、サンプルを31!/分の速
度で添加後、2MNaCA’を含む同溶液(以下「Bバ
ッファー」という)を用いたリニアグラジェント(A、
Bそれぞれ400yA’)により溶出させた。
上記で得られた活性画分(0,5〜0,6MNaC/)
を蒸留水で3倍に希釈し、希塩酸でpHを7.8に調整
した後、Aバッファーで平衡化したヘパリン−セファロ
ースカラム(ファルマシア社、0.8N7cm)にかけ
た。
サンプルを0.5xll1分の速度で添加後、Bバッフ
ァーを用いてリニアグラジェントにより溶出させた(A
、B各バッファーそれぞれ50zlり。
上記で得られた活性画分(1〜1.2MNaCA’)を
、C4−逆相高速液体クロマトグラフィ−(HP L 
C)にて分画して、単品のh−HGFを得た。
即ち、0.1%TFA=水で平衡化したC4逆相カラム
(ハイボアーRP304.240X4/6InIn1バ
イオラッド社製)を用いたリニアグラジェント(平衡化
及び溶出液抜50zl)により溶出させた。
かくして原料血漿より30万倍以上に精製された純粋な
h−HGFを得た。
■ h−HGFの5DS−PAGEによる分子量の測定 レムリ(Laemmli)(7)方法[Nature、
 227.680−685 (1970))に従い、3
%スタッキングゲル及び10%分離ゲル(厚さ1.5m
m)を用いて5DS−PAGEを行ない、銀染色した後
、同時に泳動させた分子量マーカーのバンドと比較して
h−HGFの分子量を決定した。
その結果h−HGFの分子量は、約84000Dである
ことが判明した。
■ h−HGFのアミノ酸組成 上記■で精製されたh−HGF溶液約20μg相当量を
、硬質カラスサンプル管(日型理化硝子社製、6X40
+nm)にとり、加水分解用反応バイアル(ピアース社
製)に入れ、真空乾固後、6N−塩酸(含1%フェノー
ル)200μlを該反応バイアルに入れ、減圧密封し、
130℃で4時間加水分解反応を行なった。
反応終了後、サンプル管にNaSTM溶液(ベックマン
社製)200μlを加え、アミノ酸分析用サンプル管に
移し、その50μlを6300E型アミノ酸分析計(ベ
ックマン社製)に自動注入してアミノ酸分析を行なった
尚、検出法としては、ニンヒドリン法を用いた。
該方法ではトリプトファンは検出できない。
分離固定された各アミノ酸を3点の濃度の標準アミノ酸
(1ナノモル)にて作成した検量線により定量し、分子
量が80000位になるように、フェニルアラニンを2
2個含むものとして、その組成比を算出した。
上記に従う本発明h−HGFのアミノ酸組成比は下記第
1表の通りであった。
第   1   表 (3)h−HGFサブユニットの製造 ■ サブユニットα、β1及びβ2の製造上記(2)の
■で精製したh−HGFの純品を、遠心型エバポレータ
ーで濃縮後、4M塩酸グアニジン含有0.5M)リス塩
酸緩衝液(pH8,0)3xllに、1ナノモル/ z
lの濃度となるように溶解し、6マイクロモルのジチオ
スレイトール(DTT)を添加して50℃にて4時間還
元反応を施した。
12マイクロモルのヨードアセトアミドを加え、室温で
1時間反応させた後、C4−逆相HPLC(機種、条件
等は前記(2)の■と同様とした)により分画して、サ
ブユニットα、β1及びβ2のそれぞれを得た。
■ サブユニットの5DS−PAGEによる分子量の決
定 上記■で得た各サブユニットの分子量を前記(1)の■
と同様の方法により5DS−PAGEにて決定した。
その結果サブユニットαの分子量は、約62000であ
った。
サブユニットβ1の分子量は、約34000であった。
サブユニットβ2の分子量は、約32000であった。
■ サブユニットαの部分アミノ酸配列の決定前記(3
)の■により得られたサブユニットαの約60μg相当
量に、リジルエンドペプチダーゼ(シグマ社製)の0.
2ミリモルを、37℃で一晩作用させて、酵素処理断片
溶液を得た。
該酵素処理断片溶液を、C18−逆相HPLCにて分画
し、これを5つの画分に分け、再度これをC工8−逆相
HPLCにかけた(クロマトの機種、条件は前記(2)
の■と同様とした)。
その結果、得られたフラグメントより次の配列が同定さ
れた。
(i)Cys−Gin−Arg−Trp(ii)Asn
−Me t−G 1u−Asp−Leu−Hi s−A
rg−Hi s−I le−Phe−Trp−Glu−
Pro−Asp−Ala−5er−Lys(iii)A
sn−Tyr−Me t−G 1y−Asn−Leu−
5e r−G 1 n−Thr−Arg−3er−Gl
y−Leu−Thr−Cys−5er−Met−Trp
−Asp−Lys(pJ Asp−Leu−Arg−G
 1 u−A s n−Tyr−Cys−Arg−As
n−Pro−Asp−Gly−5er−Glu−5er
−Pro−Trp−Cys−Phe−Thr−Thr−
Asp−Pro−Asn−Ile−Arg−Val−G
ly−Tyr−CysSer−Gin−11e−Pro
−Asn(y) G 1y−Ph e −A 5p−A
sp−Asn−Tyr−Cys−A rg−As n−
Pro−Asp−Gly−Gln−Pro−Arg−P
ro−Trp−Cys−Tyr−Thr−Leu−As
p−Pro−His−Thr−Arg−Trp−Glu
−Tyr−CysAla−11e−Lys iDLeu−Asn−Glu−Asn−Tyr−Cys
−Arg−Pro−Asp−Asp−Asp−Ala−
H45−Gly−Pro−Trp−Cys−Tyr−T
hr−Gly−Asn−Pro−Leu−Ile−Pr
o−Trp−Asp−Tyr−Cys−Pro−I l
e−5er−Arg−Cys−Glu−Gly上記上記
サブユニット槽成する部分アミノ酸配列(i)〜(Vl
l中には、下記アミノ酸配列(1)  Cys−Gln
−Arg−Trp 。
(2)  Asn−Tyr−Cys−Asn−Pro−
Asp及び(3)  Pro−Trp−Cys というクリングル構造(Kringle )  (Ma
gnusson。
S、 et al、、 In Proteolysis
 and PhysiologicalRegulat
ion、  edited by D、  W、  R
ibbons and K。
Brew、 pp203−238. Academic
 Press New York) ニ特徴的な配列が
含まれており、このことから、サブユニットα中には、
少なくとも3つのクリングル構造が含まれると推定され
る。
HGFのサブユニットβのN末端アミノ酸配列がVa 
1−va lであることと、サブユニットαが上記クリ
ングル構造を有することは、プラスミノーゲン、ウロキ
ナーゼを始めとする因子と同様であり、このことから、
Pro)(GFが一本鎖であり、プラスミノーゲンと同
様のプロセスにより活性化され得ることが推定される。
またHGF分子の進化、作用機序の解明においても之等
の因子の性格は参考となる。
■ サブユニットβ1及びβ2のN末のアミノ酸の同定 前記(3)の■により得られたサブユニットβ1の約5
00ピコモル相当量を用いて、気相プロテインシークエ
ンサ−(アプライドバイオシステムズ社製、470A型
)にて、サブユニットβ1のN末端より25個のアミノ
酸残基の配列を決定した。
各反応サイクルで得られるPTH−アミノ酸溶液を、真
空乾固後、33%アセトニトリル水溶液に溶解させ、P
TH−アミノ酸分析用逆相高速液体クロマトグラフィー
(ベックマン社製)にて分離固定した。
上記により決定されたサブユニットβ1のN末アミノ酸
配列は次の通りであった。
Val−Val−Asn−Gly−I 1e−Pro−
Thr−Arg−Thr−Asn−I le−Gly−
Trp−Met−Val−5er−Leu−Arg−T
yr−Arg−Asn−Lys−His−I 1e−C
ys−前記(3)の■により得られたサブユニットβ2
の約500ピコモル相当量につき、同様にしてN末端よ
り25個のアミノ酸残基の配列を決定した結果は次の通
りであり、これはサブユニットβ1と同一であることが
確認された。
Val−Val−Asn−Gly−I 1e−Pro−
Thr−Arg−Thr−Asn−I le−Gly−
Trp−Met−Va 1−5er−Leu−Arg−
Tyr−Arg−Asn−Lys−Hls−11e−C
ys−■ サブユニットのアミノ酸組成 上記で得られたサブユニットα、β1及びβ2のそれぞ
れ約2μg相当量を、硬質ガラスサンプル管(日型理化
硝子社製、6X4mm)にとり、加水分解用反応バイア
ル(ピアース社製)に入れ、真空乾固後、6N塩酸(含
1%フェノール)200μノを該反応バイアルに入れ、
減圧密封し、130℃で4時間加水分解反応を行なった
反応終了後、サンプル管にNaSTM溶液(ベックマン
社製)200al!を加え、アミノ酸分析用サンプル管
に移し、その50μlを6300E型アミノ酸分析計(
ベックマン社製)に自動注入してアミノ酸分析を行なっ
た。
上記方法に従い求められたサブユニットαのアミノ酸組
成は下記第2表の通りである。
第   2   表 同様にして求めたサブユニットβ1のアミノ酸組成を第
3表に、サブユニットβ2のアミノ酸組成を第4表にそ
れぞれ示す。
実施例 2 この例は前記式(1)のDNA塩基配列の製造を示す例
であり、以下の通り実施された。
(1)cDNAライブラリーの調製 ヒト胎盤ポリ (A)” RNA (クローンチック社
製)の3μgを用い、ランダムプライマーを鋳型として
cDNA合成システムプラス(アマジャム社製)により
cDNAを合成した。
得られたcDNA (1μg)の末端にc DNAクロ
ーニングシステム−λgtlO(アマジャム社製)を用
いて、Eco RIリンカ−を連結し、連結物をランダ
ムファージλgtloに導入してcDNAライブラリー
を得た。このcDNAの合成及びλgtlOへの導入は
、いずれもアマジャム社のマニュアルに従った。
(2)h−HGFcDNAの単離 上記(1)で得たcDNAライブラリーの内の約170
万個のクローンにつき、h−HGFcDNAのスクリー
ニングを、以下に示すプラークハイブリダイゼーション
法により実施した。プローブとしては、精製h−HGF
α鎖のアミノ酸配列解析より得られた次のペプチド(ペ
プチドI及び■)から、それらにそれぞれ相当するオリ
ゴヌクレオチドを合成して用いた。之等各オリゴヌクレ
オチドの合成は常法(例えば特開昭63−152398
号公報参照)に従った。
〈ペプチド■〉 Asn−Met−Glu−Asp−Leu−His−A
rg−His−11e−PheTrp−Glu−Pro
−Asp−Ala−3er−Lys〈ペプチド■〉 Asp−Leu−Arg−Glu−Asn−Tyr−C
ys−Arg−Asn−Pr。
Asp−Gly−Ser−Glu−8er−Pro−T
rp−Cys−Phe−Thr−Thr−Asp−Pr
o−Asn−I le−Arg−Val−Gly−Ty
r−Cys−9er−Gln(le−Pro−Asn上
記各ペプチドより得られた各プローブ(プローブ550
〜555)のDNA配列は、それぞれ次の通りである′
ペプチドI→プローブ550(447−32種)Asn
−Met−Glu−Asp−Leu−His−Arg−
His−I 1e−Pheペプチド■→プローブ554
(657−256種)Glu−Asn−Tyr−Cys
−Arg−Asn−Pro−Asp−Gly−3er−
Trp−Glu−Pro−Asp−AlaTGG  G
AG  CCT  GAT  GC−3’ペプチドエ→
プローブ551(17マーHis−11e−Phe−T
rp−Glu−Pr。
8種) ペプチドエ→プローブ552(177−8種)His−
11e−Phe−Trp−Glu−Pr。
ペプチドエ→プローブ553(177−8種)His−
Tie−Phe−Trp−Glu−Pr。
Glu−5er−Pro−Trp−Cys−Phe−T
hr−Thr−Asp−Pr。
GT Asn−11e AACAT   −3’ ペプチド■→プローブ555(457−32種)Asn
−I le−Arg−Val−Gly−Tyr−Cys
−5er−Gln−I 1e−Pro−Asn−Cys
−Asp−MetCCCAACTGT  GACATG
  −3’15cmシャーレに調製したLB寒天培地(
1%バクトドリプトン、0.5%バクトイ−スト・エキ
ストラクト、1%NaC1,1,5%バクトアガー、p
H7,5)上に、大腸菌NM514株とプレート当り約
50000個のプラークができるように希釈したファー
ジとを混ぜたトップアガロース(1%バクトドリプトン
、0.5%イースト・エキストラクト、0.5%NaC
j?、0125%MgSO4,0,7%アガロース)を
重層した。
このプレートを34枚用意し37℃で7時間培養後、4
℃で1時間冷却した。このプレート表面にナイロンフィ
ルター(バイオダインAメンプラン、Pa1l Ult
rafine Fjltration Cooprat
ion社製)を1分間のせてから、フィルターを変性液
[0,5M  NaOH,1,5M  NaC/]で5
分間、次に中和液[0,5Mトリス塩酸(pH7,0)
、1.5M  NaC1+0で5分間それぞれ処理し、
2xSSC[1xSSC=0.15M  NaC1+0
.015Mクエン酸ナトリウム溶液]で洗浄して30分
間風乾後、80℃、真空下で1時間ベーキングを行なっ
た。尚、同様の操作を繰り返して同一プレートから2枚
のナイロンフィルターを得た。
このナイロンフィルターをプレハイブリダイゼーション
溶液[2×33 C,10)<Denhardt’s溶
液(I X Denhardt’s溶液=0.02%ポ
リビニルピロリドン十0.02%牛血清アルブミン+0
.02%フィコール)、100μg / z/熱変性サ
す精子DNA]中で50℃で2時間処理した。
次にハイブリダイゼーション溶液[2X S S C。
I Q )<Denhardt’s溶液、プローブ]ニ
フィルターを移し65℃、30分間、更に徐々に65℃
から45℃に温度を下げてそのまま一晩処理してハイブ
リダイゼーションを行なった。プローブとしてはプロー
ブ550をγ−32P−ATPで5′末端標識し、ニッ
クカラム(ファルマシア社製)で精製して3ng/11
1の濃度でハイブリダイゼーション溶液に加えた。ハイ
ブリダイゼーション後、フィルターを2XSSC中、室
温で5分間、合計3回洗浄し、更に2XSSC中、50
℃で2分間処理し、ZXSSC中でリンスして、30分
間風乾後、増感スクリーンを用いて、X線フィルム(X
AR5、コダック社製)に、−70℃で3日間オートラ
ジオグラフィーを行なった。
同一プレートから調製した2枚のナイロンフィルターの
同位置でプローブと強くハイブリダイズした27個を選
び、元のプレートより2等プラークを含むアガロースを
かきとり、8M溶液[100mM  NaCl、0.0
1%ゲラチン、トリス塩酸(pH7,5) 、8mM 
 MgSO4コに懸濁させて、ファージ懸濁液とした。
このファージ懸濁液を希釈して、上記のプラークハイブ
リダイゼーションを繰り返し、最終的に単一ファージ懸
濁液を得た。
大腸菌NM514株とトップアガロースとを混ぜて重層
したLB寒天培地に、上記の単一ファージ懸濁液を0.
5μlずつ別々にスポットし、37℃で12時間培養し
た。このプレートを用いて上記のプラークハイブリダイ
ゼーションを行なった。プローブとしてはプローブ55
1.552及び553の混合物、プローブ554及びプ
ローブ555を別々に用いた。混合プローブの場合はハ
イブリダイゼーションを65℃から徐々に室温に温度を
下げて、室温で1時間以上行ない、2×SSCによる洗
浄は40℃で行なった。
以上の結果、混合プローブ(551,552及び553
)、プローブ554及びプローブ555の全てとハイブ
リダイズするクローン24個を得た。
(3)h−HGFcDNAの塩基配列決定上記(2)で
得たcDNAのうち、最長のcDNAをもつ[λh−H
GF−4Jにつき、そのcDNAの塩基配列を以下の通
り決定した。
λh−HGF−4  DNAを制限酵素Eco R1で
切断後、約780 bp、約740bl]及び約350
bl’の各cDNA断片をアガロースゲル電気泳動法で
分離シ、ソノケルカラGENEcLEAN(B■o1o
1社製)で各断片を単離精製し、之等をそれぞれプラス
ミドpUc118 (宝酒造社製)の制限酵素Eco 
RI部位に挿入し、それぞれについて挿入方向が異なる
2種類の大腸菌JM109株トランストランスフォーマ
ント種)を得た。
之等を「E、coli JM109 / ph−HGF
−4J、[E。
coli JM109 / ph−HGF−4LRJ、
「E、coli JM109 /ph−1(GF−4M
J 、  [E、coli JM109 / ph−H
GF−4MRJ、[E、coli JM109 / p
h−HGF−4SJ及び「E、coli JM109 
/ ph−HGF−4SRJとする。
之等のトランスフォーマントから、アルカリ溶菌法[T
、 Maniatis、 E、 F、 Fr1tsch
 and J。
Sambrook、 Mo1ecular Cloni
ng、 p36B (ColdSpring Habo
r Laboratory)、 19B2) ニヨ?)
プラスミドDNAを調製し、キロシークエンスキットで
あルシークエナーゼ(5equenase   Uni
tedStates Biochemica1社製)を
用イテ、キラトノマニュアルに準じてcDNAの塩基配
列を決定した。
その結果、λh−HGF−4cDNAは、前記式(3)
に示す588アミノ酸残基をコードする前記式(1)に
示すものであり、これによりコードされる推定アミノ酸
配列は、h−HGFα鎖の部分アミノ酸配列と一致した
。またβ鎖のアミノ末端アミノ酸配列とも一致した。
実施例 3 この例は、本発明遺伝子及び遺伝子工学的手法によるリ
コンビナントh−HGFの製造の詳細を示す例であり、
以下の通り実施された。
(1)h−HGFcDNAの単離 ヒト胎盤cDNAライブラリー(クローンチック社製)
から、約1.3X106個のλファージについて、以下
に示すプラークハイブリダイゼーション法によりcDN
Aの単離、スクリーニングを実施した。プローブとして
は前記λh−HGF−4のcDNA領域を制限酵素Ec
o RIで切断して得られる3個のDNA断片の内、5
′側の736bp (以下これを「5′ プローブ」と
よぶ)と、3′側の351bp(以下これを13′プロ
ーブ」とよぶ)とを、ニックトランスレーション・キッ
ト(アマジャム社製)により、32Pでラベルしたもの
を用いた。
実施例2と同様にして、ファージDNAを固定したナイ
ロンフィルターをプレハイブリダイゼーション溶液[5
0%ホルムアミド、5×Denhardt ’ s溶液
、5xSSPE (20xSSPE”3M  NaCA
’ 十o、2M−NaH2PO4十0.02M  ED
TA (pH7,4))、0.1%SDS及び100μ
g / xll熱変性サケ精子DNA1中で、42℃で
4時間処理した。その後、ハイブリダイゼーション溶液
[5′プローブ及び3′プローブをそれぞれ106C1
)+111 /ill含む上記プレハイブリダイゼーシ
ョン溶液コにフィルターを移し、42℃で16時間イン
キュベーションを行なった。ハイブリダイゼーション後
、フィルターを2xSSC−0,1%SDS中で、室温
にて5分間、合計3回洗浄した後、更に0.1×5SC
−0,1%SDS中で、62℃で30分間、合計2回洗
浄した。フィルターを風乾後、増感スクリーンを用いて
、X線フィルム(XAR5、コダック社製)に、−70
℃で一晩オートラジオグラフィーを行なった。
その結果、5′プローブと3′プローブとの両方にポジ
ティブ・シグナルを示す10クローンを得た。之等につ
いて上記プラークハイブリダイゼーションを繰り返し、
それぞれを最終的に単一クローンとして単離した。
上記10クローンの内、5′プローブとのみハイブリダ
イズし、1.6kbのcDNAインサートを有するクロ
ーン(クローン8)及び5′プローブと3′プローブと
の両方共にハイブリダイズし、1.5kbのcDNAイ
ンサートを有するクローン(クローン12)を選び、之
等のそれぞれのcDNA領域の塩基配列を決定した。
その結果を、制限酵素切断部位と共に第1図に示す。
尚、図中制限酵素の後の括弧内数値は5′末端から数え
た塩基の数であり、白抜き部分はh−HGFのコーディ
ング領域を示し、実線部分は非コーディング部分を示す
また第1図に示された全DNA配列及びそのコーディン
グ領域の全アミノ酸配列(728アミノ酸残基からなる
)を第2図(第2−1図〜第2−3図)に示す。
上記図より、クローン8とクローン12との両者に亘っ
て、h−HGFの全コーディング領域が含まれることが
明らかである。
(2) phHGFの作製 この概略を第3図に示す。
上記(1)で得たクローン8のcDNAインサート由来
(7) l 47bpノBam HI −Eco RI
 DNA断片及び721 bpノEco RI −Sc
a I[) N A断片をそれぞれ単離し、之等をプラ
スミドpUc118のBam HlとHinc HI間
に挿入して、phHGFBam−5caを得た。
次に、上記(1)で得たクローン8のc DNAインサ
ート由来の771bl)のpst r −Eco RI
DNA断片と、同クローン12のcDNAインサート由
来(y) 555 bp(y)Eco RI−旧nd 
III l) NA断片とを単離し、之等をプラスミド
pUc118(y)PstlとHind III間に挿
入して、phHGFPst−Hindを得た。
更に、上記クローン12由来の427bl)のBglI
I −Eco RI DNA断片と、同クローン12由
来(7) 513 bp(y)Eco RI −Dra
 IDN A断片トラ単離し、之等’ft”jラスミF
pUC118(7)BamHIとHinc HI間に挿
入して、p h)(Gp Bgl−Draを得た。
上記3種のプラスミドにつき、1)hHGFBamSc
aからは331 bp(y)Bam HI−Nco I
[) N A断片を、p hHGp’ Pst−Hin
dからは8Q 8bp(7)Nco I−Xh。
I DNA断片を、またp hHG F Bgl−Dr
aからは658 bpノXho l−5ph I D 
N A断片ヲ、ツレツレ単離し、之等をプラスミドpU
c118のBam HIとSph I間に挿入して、目
的のphHGFを得た。
(3)pR8Vs−hHGF−dhfr17)作製上記
(2)で得たプラスミドphHGFを制限酵素Ban 
HI及びsph Iを用いて切断し、約2.3kbのh
−HGF  DNA断片をアガロースゲル電気泳動によ
り単離した。
得られたDNA断片の両末端をT4DNAポリメラーゼ
を用いて平滑化した後、これにT4DNAリガーゼを用
イテS81■ リンカ−[GGTCGACC,全酒造社
製コを連結し、次いで制限酵素Sal■で切断すること
により、両末端にSal I切断部位を有するh−HG
F  DNA断片を得た。
一方、プラスミドI) RS V S −dhfr [
特開平2−2391号公報参照]を、R8V−LTRプ
ロモーターの下流に存在するSal I部位で切断し、
得られた断片に、上記で得た両末端にSal I切断部
位を有するh−HGF  DNA断片をT4DNAリガ
ーゼを用いて連結して、目的とするh−HGF発現ベク
ターpR8Vs−hHGF−dhfrを構築した。
かくして得られたh−HGF発現ベクターpR8VS−
hHGF−dhfrを保有する大腸菌HBIOI株は、
「Escherichia coli T(BIOI 
/pR5VS−hHGF−dhfr Jなる表示テ、工
業技術院微生物工業技術研究所(微工研)に寄託されて
おり、その寄託番号は微工研菌寄第11733号(FE
RMP−11733) Jである。
(4)リコンビナントh−HGFを産生するCHO細胞
株の取得 3X108細胞(y)dhfr欠損CHO細胞株DXB
11 [G、 Urlaub and L、 A、 C
hasin、 Proc。
Natl、 Acad、 Sci、、 U、S、A、、
 77、4216 (1980)コに、上記(3)で得
たh−HGF発現ベクターp RS V S −h H
G F −dhfr(7) 20 μgを、エレクトロ
ポーレージaン法[Somatic Hybridiz
erSSH−1、島津製作所製コにより導入し、該導入
細胞を10%透析血清(ギブコ社製)及び1×非必須ア
ミノ酸液(フロー社製)を含むDMEM (ギブコ社製
)からなる完全培地を用いて培養し、dhfr  形質
転換細胞株をスクリーニングし、限界希釈法によりクロ
ーニングを行なってクローンを得た。
得られたクローンの内の24株を24ウエルプレートを
用いて4日間培養し、その培養上清中のh−HGF量を
h−HGFに対する抗体を利用したEL I SA法に
より測定した。
該ELISA法は次の通り実施された。
即ち、まずh−HGFモノクローナル抗体(H4−2)
(特開昭64−27491号参照)を、その濃度が1μ
g / illとなるように、0.1MNaHCOsで
調整し、これを100μl/ウエルの割合でプレートに
コード口、これを−晩4°Cで放置した後、リン酸緩衝
化生理食塩水(P B S)緩衝液で洗浄し、プレート
をブロッキングするため1%ウシ胎児血清アルブミン(
BSA)溶液250μII/ウエルを加え、−晩4℃で
放置した。
次に、1%BSA及び0.4MNaCA’を含t; 0
 、  I M IJ ン酸緩衝液(pH6,5)80
ttllと、被検試料20μlを加え、2時間インキュ
ベートした後、0.05%ツウィーン2Q (Twee
n20、シグマ社製)を含むPBS溶液で3回洗浄し、
更に0.1%BSAを含む0.1MIJン酸緩衝波緩衝
液00倍に希釈したモノクローナル抗体(H4−2)を
100μII/ウエルで加え、2時間インキュベートし
た後、0.05%ツウィーンを含むPBSで3回洗浄し
、1%BSA及び0.15M  NaCA’を含むO,
1Mリン酸緩衝液に3000倍希釈した抗体(抗−ラッ
トIgG−pox、カッペル社製)を加えて、2時間イ
ンキュベートした。0.05%ツウイーンを含むPBS
で3回洗浄後、オルトフェニレンジアミン(OPD、和
光紬薬工業社製)25■/100z/溶液を100μ!
添加して発色させた。10分後、2N硫酸100μlを
加えて反応を停止させ、OD 492の波長にて測定を
行なった。
予め同様の測定により作成した標準曲線より、h−HG
Fの産生量をイムノリアクティブHGF(Immuno
reactive HGF  ng/ll)として求め
た。
上記h−HGF産生量測定結果より、所望のりコンビナ
ンドh−HGF産生株CHO−hHGF2−1株を選択
した。
該CHO−hHGF2−1株の5X105/25cm2
/ 10xllとなる量を、200nMのメトトレキセ
ート(MTX)を含む完全培地[非必須アミノ酸液(X
 100非必須アミノ酸液、フロー社製)、11■/ 
illllラジウムベート(フロー社製)、10%牛脂
児血清(F CS、ギブコ社製)及び200nM  M
TXを含むDMEM (ギブコ社製)培地]中で、約3
週間培養し、得られたMTX耐性細胞を限界希釈法によ
りクローニングし、次にこれを24ウエルプレートにて
4日間培養し、得られた各培養上清中のh−HGF量を
、上記と同様にして測定した。
その結果を第5表に示す。
第 5 表 地に培地交換し、この培地でのMTX耐性株をスクリー
ニングした。
上記1μM  MTX耐性株をスクリーニング後、上記
と同様の条件下で該株の培養上清中のh−HGF産生量
を測定した。
結果は下記第6表の通りである。
第   6   表 上記第5表に示されるh−HGF高産生株CHO−hH
GF2−1クローン0.2’−16を、更に200nM
  MTXを含む完全培地で約2週開綿代培養した後、
1μM  MTXを含む完全培上記第6表に示されるよ
うに、この方法によりh−HGFを2μg / xi以
上産生ずるクローン(CHO−hHGF2−1クローン
1−6及び同クローン1−44)が得られた。
(5)リコンビナントh−HGFの精製■ モノSカラ
ムを用いた精製 上記(4)で得られた培養上清1000zA’を、予め
0.15M  NaC1,10mM  N−2−ヒドロ
キシエチルピペラジン−N′−2−エタンスルホン酸(
HEPES)及び2 m M Ca CA’ 2を含む
50mM)リス−塩酸緩衝液(pH8,5)で平衡化し
たモノSカラム(Mono S ;ファルマシア社製)
にアプライし、同緩衝液で洗浄後、0.1から1.OM
  NaC/の直線濃度勾配にて溶出させた(流速11
//分、211/チユーブ)。
その結果を第4図に示す。
図において縦軸は(1)が2801mにおける吸光度(
A 280nm)を、(2)がHGF活性(DNA合成
活性、cpmxlo’)を、(3)が免疫活性(イムノ
リアクティブHGF量、ng 7 xl! )を、(4
)がNaC1濃度(M)をそれぞれ示し、横軸はフラク
ションNo、を示す。
該図より、リコンビナントh−HGFを含む培養上清の
モノSカラム−FPLCのHGF活性と免疫活性との溶
出位置は、共に0.8M付近であることが判る。
■ ヘパリン−セファロースCL−6Bカラムを用いた
精製 上記■の溶出画分を、IN  HCA’にてpH7,9
に調整し、蒸留水にて3倍希釈した。これを0.3M 
 NaC/を含む50mM)リス塩酸緩衝液(pH7,
9)で平衡化したヘパリン−セファロースCL−6B 
(ファルマシア社製、ベツドボリウム2,2zl)にア
プライし、同緩衝液にて洗浄後、0.3から2.0M 
 NaClの直線濃度勾配により溶出させた(流速0.
5yll1分、111/チユーブ)。
上記溶出パターンを第5図に示す。
図において横軸はフラクションNo、を、縦軸は280
1mにおける吸光度(A2801m、曲線(1)) 、
HGFの免疫活性(曲線(2))、DNA合成活性(C
pm X 104 、曲線(3))及びNa CA’濃
度(曲線(4))をそれぞれ示す。
該図より、本発明リコンビナントh−HGFは、NaC
/濃度約1.2M付近に溶出されることが判る。
(6) リコンビナントh−HGFの同定■ 5DS−
PAGEによる分子量の測定上記(5)の■で精製され
たh−HGFを用いて、ラムリらの方法(Laemme
li et、al、、 Nature。
227、680=685 (1970)) ニ従ッテ、
5DS−PAGEを行なった。
その結果、本発明リコンビナントh−HGFの分子量は
、非還元条件下では約84kdであり、還元条件下では
約62kdの重鎮(サブユニットα)及び32kdと3
4kdの2種の軽鎖(サブユニットβ1及びβ2)が検
出された。
■ アミノ酸組成 上記(5)の■で精製されたりコンビナンドh−HGF
溶液約20μg相当量を、硬質カラスサンプル管(日型
理化硝子社製、6X40mm)にとり、加水分解用反応
バイアル(ピアース社製)に入れ、真空乾固後、6N−
塩酸(含1%フェノール)200μlを該反応バイアル
に入れ、減圧密封し、130℃で4時間加水分解反応を
行なった。
反応終了後、サンプル管にNaSTM溶液(ベックマン
社製)200μlを加え、アミノ酸分析用サンプル管に
移し、その50μlを63 ’00 E型アミノ酸分析
計(ベックマン社製)に自動注入してアミノ酸分析を行
なった。
尚、検出法としては、ニンヒドリン法を用いた。
該方法ではトリプトファンは検出できない。
分離固定された各アミノ酸を3点の濃度の標準アミノ酸
(1ナノモル)にて作成した検量線により定量し、分子
量が80000位になるように、フェニルアラニンを1
8個含むものとして、その組成比を算出した。
上記に従う本発明リコンビナントh−HGFのアミノ酸
組成比は下記第7表の通りであった。
尚、第7表には、実施例1で得た精製された天然型h−
HGFの同結果を併記する。
第 表 ■ HGF活性(DNA合成活性) 上記(5)の■で精製された本発明リコンビナントh−
HGFのDNA合成活性を、実施例1の(1)に記載の
方法に従い調べた。
結果を第6図に、線(1)として示す。
尚、第6図には、実施例1で得た精製された天然型h−
HGFの同結果(線(2))を併記する。
図において横軸は供試試料の濃度(ng/ウェル/11
)を、縦軸はDNA合成活性(CI)” X 104 
)をそれぞれ示す。
該図より、本発明リコンビナントh−HGFは、本発明
の天然型h−HGFとほぼ同等のDNA合成活性を示す
ことが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例3で得たクローン8とクローン12のc
DNA領域と制限酵素地図とを概略図である。 第2図(第2−1図〜第2−3図)は本発明h−HGF
遺伝子の全DNA塩基配列を示す図である。 第3図は実施例3に従いp 1n )(Gp Bam−
3caと、phHG F Pst−Hindと、ph)
(G F Bgl−Draとから、phHGFを作製す
る概略図である。 第4図は実施例3に従いリコンビナントh−HGFをモ
ノSカラムを用いて精製した結果を示す溶出パターンで
ある。 第5図は実施例3に従いリコンビナントh−HGFをヘ
パリン−セファロースCL−6Bカラムを用いて精製し
た結果を示す溶出パターンである。 第6図は実施例3に従い得られたりコンビナンドh−H
GFのDNA合成活性を調べた図である。 (以 上) ← − I−1I+1 くx く− + Q く−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1](1)分子量(SDS−PAGE分析による)が
    96000〜82000の範囲にあり且つ 主に92000と84000とであり、 (2)メルカプトエタノール存在下での還元処理により
    下記サブユニットαとサブユニット β_1又はβ_2とに分離され、 (3)Pheを基準(22モル)とするアミノ酸組成が
    以下のものである Asp106:Thr48:Ser51: Glu87:Gly76:Ala31: Val38:Met17:Ile40: Leu50:Tyr36:Phe22: Lys58:His27:Arg52 ことを特徴とする肝再生因子。 サブユニットα: (1)分子量(SDS−PAGE分析による)は約62
    000である、 (2)少なくとも次のアミノ酸配列を有する、(i)【
    遺伝子配列があります】 (ii)【遺伝子配列があります】 (iii)【遺伝子配列があります】 (iv)【遺伝子配列があります】 (v)【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 (vi)【遺伝子配列があります】 (3)Pheを基準(18モル)として次のアミノ酸組
    成を有する、 Cmc38.5:Asp87.5: Thr37.1:Ser32.7: Glu60.8:Gly43.0: Ala14.9:Val13.3: Met10.4:Ile22.4: Leu23.7:Tyr23.5: Phe18.0:Lys41.4: His20.8:Arg36.8 サブユニットβ_1: (1)分子量(SDS−PAGE分析による)は約34
    000である、 (2)N末端から25個のアミノ酸配列は次の通りであ
    る、 【遺伝子配列があります】 (3)Pheを基準(4モル)として次のアミノ酸組成
    を有する、 Cmc12.2:Asp28.7: Thr12.3:Ser19.4: Glu28.1:Gly41.1: Ala15.3:Val22.0: Met3.2:Ile15.7: Leu26.1:Tyr14.6: Phe4.0:Lys18.5: His9.2:Arg19.0 サブユニットβ_2: (1)分子量(SDS−PAGE分析による)は約32
    000である、 (2)N末端から25個のアミノ酸配列は次の通りであ
    り、β_1のそれと一致する、 【遺伝子配列があります】 (3)Pheを基準(4モル)として次のアミノ酸組成
    を有する、 Cmc15.0:Asp32.4: Thr13.0:Ser21.0: GIu31.0:Gly44.2: Ala15.7:Val24.1: Met3.9:Ile17.8: Leu29.5:Tyr15.7: Phe4.0:Lys21.6: His10.3:Arg21.3 [2]式 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 で表わされるヒト肝再生因子のDNA塩基配列。 [3]式 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 で表わされるヒト肝再生因子のDNA塩基配列。 [4]請求項[3]に記載のDNA塩基配列を含むこと
    を特徴とするヒト肝再生因子の発現用プラスミド。 [5]請求項[4]に記載のプラスミドで形質転換され
    た形質転換体。 [6]請求項[5]に記載の形質転換体を培養して、発
    現される肝再生因子を採取することを特徴とするリコン
    ビナント肝再生因子の製造方法。 [7]式 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 で表わされるアミノ酸配列を有することを特徴とするリ
    コンビナント肝再生因子。
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