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JPH03505462A - 治療用化合物、組成物およびその使用 - Google Patents

治療用化合物、組成物およびその使用

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JPH03505462A
JPH03505462A JP2505651A JP50565190A JPH03505462A JP H03505462 A JPH03505462 A JP H03505462A JP 2505651 A JP2505651 A JP 2505651A JP 50565190 A JP50565190 A JP 50565190A JP H03505462 A JPH03505462 A JP H03505462A
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JP
Japan
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calcium
blood
vasodilators
nimodipine
blood supply
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JP2505651A
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English (en)
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ネイ,アースラ,メリイ
ベネット,テレンス
ガーディナー,シエイラ マーガレット
Original Assignee
セルテック リミテッド
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 治療用化合物、組成物およびその使用 本発明は、脳への血液供給の欠乏の処置における血管拡張剤とカルシウム拮抗剤 の併用便用およびそれらを含有する医薬組成物に関する。と(に本発明は、脳へ の血液供給の欠乏の処置における0GRPとニモジピンの使用およびそれらχ含 有する組成物に関する。
発明の背景 カルシウムは細胞機能の必須成分である。全身および冠の動脈、ならびに脳組織 を含む体内の多くの他の組織が、細胞膜を横切るカルシウムの移動によって影響 される。たとえば、心臓Sよび血管平滑筋の収縮過程は、細胞膜に存在する特異 的なイオンチャネルを通過して、細胞外カルシウムが細胞内へ移動することに依 存している。カルシウムチャネル遮断剤は、スローチャネル遮断剤またはカルシ ウム拮抗剤とも呼ばれ、細胞膜を横切るカルシウムイオンの移動を抑制する能力 を有する。
カルシトニン遺伝子関連ペプチドは、カルシトニン遺伝子発現系の産物である。
カルシトニン遺伝子から転写されるRNAの別のプロセッシングにより、神経組 織ではC0RP 、 37アミノ酸ペゾチドの産生が起こる。
CGRPは多くの種、たとえばラット、ニワトリおよびヒトで発見されている。
C0RPは、互いに数個未満のアミノ酸が異なるのみのきわめて類似した近縁化 合物群である。C0RPは、これIで、血管を拡張させ血圧を低下させるという その心脈管系に対する性質により、主として高血圧症の処置に有用であると報告 されている。C0RPはまた、カルシウムの調節および胃酸分布にも関与すると 考えられている。
脳への血液供給は、多くの原因、たとえば脳血管筆線によって欠乏することがあ る。頚動脈の脳血管重縮は脳出血に対する生体の自然の反応で、脳への血液の供 給を遮断する。
脳出血たとえばクモ膜下出血は、脳内の脆弱化血管の破裂や頭部の機械的傷害( 外傷)等、多くの原因がある。脳への血液の供給、すなわち酸素の供給が回復し ないと、脳血管筆線は通常、脳傷害t1そして時には死を招くことになる。
脳への血液の供給は、梗塞すなわち脳血管の閉塞または脳出血を生じる脳血管の 破裂のいずれかによる卒中の場合にも欠乏する。
脳への血液供給はまた、片頭痛発作の間にも遮断され、したがって脳への血液供 給の回復により片頭痛発作の症状ン緩和させることが可能である。
本発明者らは、カルシウム拮抗剤と血管拡張剤の併用が、ヒトでの脳への血液供 給の欠乏の処置に有用であることを見出した。
発明の要約 したがって、本発明はその第一の態様として、脳血管への血液供給の欠乏の処置 に併用するための血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤を提供する。
脳への血液供給の欠乏の処置に有用であるためには、治療剤は、血液供給が所望 の部位において上昇するように、脳血管床に選択的に作用できることが必須であ る。さらに必須な要求としては、血液供給は血圧?実質的に低下させることなく 上昇されねばならないことがある。また、治療剤は所望の効果を、心拍数を有意 に上昇させることなく達成することが望ましい。脳血管の収縮を逆転させるため に現在性われている治療法は、同時に血圧を低下させ、そのために根源的問題を 増悪させることから満足できるものではない。さらに、現在用いられている治療 法の一部は、望1しくない心拍数の増加t#うことがある。したがって、現在の 治療法に付随する副作用のない、脳血流の回復および/または脳血管電線の逆転 のための有効な処置が現実に望1れている。本発明者らは、適当量のカルシウム 拮抗剤と血管拡張剤の併用投与によって、要求さする作用部位の選択性と所望の 脳への血液供給の増大の両者が、血圧への実質的影響および心拍数の有意な上昇 な生じることなく達成できることを見出したのである。
カルシウム拮抗剤のニモジピンと血管拡[13のC0RPの併用は、全く予期し 得なかった相剰効果を生じる。
公告された国際特許出願%117089705686号に記載の脳血管血流の欠 乏の処置へのC0RPの使用は一部に、心拍数の増加を伴い、これを減弱または 消失させることが望ましい。本発明者らは、0GRPとニモジピンの併用により 、驚くべきことに、CGRP関連の心拍数の増加の減弱または消失を生じること を見出した。
標準的な薬理学的原則からの期待では、心拍数に対する0GRPの作用は強力で 、CG′RPにニモジピンを併用してもなお心拍数の上昇が起こるものと考えら れた。
さらに、0GRPのニモジピンとの併用では、肉類動脈への血流の改善を生じる 。血流は、各薬剤を単独に使用した場合より高レベルに達し、それは個々の場合 のレベルの和よりも高くなる。
これは、CGRPとカルシウム拮抗剤の併用によって、望1しくない作用を生じ ることなく、所望の治療効果が達成できることを意味し、この場合、各活性成分 は、いずれかの化合物を単独で投与して同じ効果を達成するために要求されるよ りも低用量、たとえば10分の1の用量投与すればよい。
カルシウム拮抗剤と血管拡張剤の併用は、驚くべきことに、望ましくない付卯的 な作用は何ら生じない。
たとえば、CGRPもニモジピンも十分高用量を投与すれば降圧作用を発現し、 両者の併用はいずれかの化合物の単独では血圧に影響しない用量でも血圧への作 用が認められる相υ口的降圧作用を生じることが予測された。しかしながら、こ のような作用は全く入られなかった。
カルシウム拮抗活性を有する化合物には多くの種類がある。たとえば、フェニル アルキルアミンとその誘導体たとえばベラパミール;ベンゾチアゼピンとその誘 導体たとえばゾルチアゼム;ジフェニルアルキルアミンとその誘導体たとえばプ レニルアミン;シンナミル;ジフェニルメチルピペラジンとその誘導体たとえば シンナリジンおよびフルナリジン、ならびに英国特許第1.173.862号、 ドイツ特許第DT22,407.115号および米国特許第3.485.847 号に記載のジヒドロピリジン誘導体がある。ジヒドロピリジン誘導体たトエハ二 7エゾピン〔1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(2−ニドaフェニル )−3,5−ビリジンジカルボン酸ジメチルエステル〕、ニフェジピン〔1,4 −ジヒドロ−2,6−シメチルー4−(3−二トロフェニル)−3,5−ピリジ ンジカルボン酸メチル2−〔メチル(フェニルメチル)アミノコエチルエステル 〕およびニモゾビンC1,4−ゾヒドロ−2゜6−シメチルー4−(6−二トロ フエニル)−3,5−ピリジンジカルボン酸イソプロピル(2−メトキシエチル )エステル〕が好ましい。本発明者らは、ニモジピンがとくに有用であり、ニモ ジピンと血管拡張剤の併用がとくに好ましい。
本明細書で用いられる血管拡張剤の語は、血管の拡張を生じ、直接カルシウムチ ャネルの遮断を起こさず、カルシウム拮抗剤と併用した場合には脳血管床に優先 的に作用して血圧には実質的に影響をもたらすことなく脳への血液の供給を特異 的に増大する化合物を指している。
本発明に使用される血管拡張剤は好ましくは、単独でもまたカルシウム拮抗剤と 併用、しても、実質的に血圧に影響することなく、脳血管床に優先的に作用して 脳への血液供給を特異的に増大させる。所望の活性像を示すこのような血管拡張 剤の例には、C0RP#よび本明細書においては0GRPの語で呼ばれる天然の C0RP以外の、C0RPに%徴的な脳血管血流供給作用を有する、すなわち、 実質的に血圧に影響することなく脳血管床に優先的に作用して脳への血液供給を 特異的に増大させる、たとえば1989年10月20日出願の国際特許出願第p cTAE89 / 01249号に記載されているような、その生物活性フラグ メント、類縁体Rよび誘導体が包含される。CGRP 、フラグメント、類縁体 および誘導体は、天然に存在するものであってもよく、1だ化学的にたとえば化 学的修飾、切断もしくは合成により製造されてもよく、また組換えDNA技術を 用いて製造されてもよい。フラグメント、類縁体および誘導体は非ペプチド化合 物1定ペプチド化合物を包含してもよい。C1GRPは、動物0GRPたとえば ラットもしくはニワトリCGRPでもよいが、ヒトカルシトニン遺伝子関連ペゾ チド(hcGRp )であることが好ましい。ヒトカルシトニン遺伝子関連ペゾ チドは、たとえば米国特許第4.549.986号に記載されているα−hcG RPおよび欧州特許出願第EP 188400 A号に記載されているβ−hO GRPとして短られている少なくとも2種の型で存在する。α−hOGRPの使 用がとくに好ましい。
本発明においては、C0RPとニモジピンの併用がとくに好ましい。血管拡張剤 とカルシウム拮抗剤の併用は、たとえばクモ膜下出血、卒中、外傷および片頭痛 に伴うヒトの脳血管血液供給の欠乏の処置にとくに有用である。
本発明の第二の態様によれば、本発明は、脳血管血液供給の欠乏を生じているヒ ト対象の処置方法において、その対象にカルシウム拮抗剤と血管拡張剤の有効量 ン投与する方法を提供する。
通常用いられる血管拡張剤とカルシウム拮抗剤の食は、その併用が血圧に実質的 に影響を与えず、心拍数を有意に上昇させることなく脳血管の血液供給ン特異的 に増大させるのに有効な量である。
第三の態様においては、本発明は、血管拡張剤ならびにカルシウム拮抗剤からな る医薬組成物を提供する。
第四の態様においては、本発明は単位剤形からなる医薬組成物を提供し、この場 合、各単位剤形は、血圧に実質的に影響を与えず、心拍数を有意に上昇させるこ となく脳血管の血液供給を特異的に増大させる血管拡張剤とカルシウム拮抗剤の 量を、医薬的に許容される担体、賦形剤または希釈剤と混合したものである。
本発明の第四の態様による医薬組成物は、好ましくはC!GRP 0.01〜1 620μg 、 CGRPを好ましくは0.08μg〜1260μg、C0RP をさらに好ましくは5〜1260μg、C0RP’gとくに好ましくは5〜90 0μg;好ましくはニモジピンを0.07〜84tq、ニモジf7をさらに好ま しくは0.35〜4.2 W 、ニモゾぎンをとくに好1しくは0.7〜3.0 岬含有する。
本発明の第五の態様にSいては、本発明は、血管拡張剤とカルシウム拮抗剤を、 医薬的に許容される担体、賦形剤または希釈剤と緊密に混合することからなる本 発明の第四の態様の医薬組成物の製造方法を提供する。
第五の態様においては、本発明は、血圧に実質的に影響を与えず、心拍数を有意 に上昇させることなく、脳血管血流の供給を特異的に増大させるのに十分な単位 用量の約数になる量を医薬的に許容される担体、賦形剤または希釈剤と緊密に混 合することからなる単位剤形の医薬組成物”rai造する方法を提供する。
第六の態様においては、本発明は、脳血管血痕供給カルシウム拮抗剤との併用に よる使用を提供する。
第七の態様においては、本発明は、活性成分として、血管拡張剤をカルシウム拮 抗剤と組合せた、脳の血液供給の欠乏の治療用薬剤を提供する。
第への態様においては、本発明は、血管拡張剤をカルシウム拮抗剤と組合せてな る脳の血液供給改善剤を提供する。
第九の態様においては、本発明は、患者に血管拡張剤をカルシウム拮抗剤と組合 せて投与することからなる脳の血液供給欠乏の処置方法を提供する。
本発明の方法による血管拡張剤とカルシウム拮抗剤の投与に際しては多数の方法 があって、任意に選択できることを理解すべきである。たとえば、血管拡張剤と カルシウム拮抗剤は任意の順序で、各投与間に任意の間隔を置いて順次投与する ことができる。別法として、血管拡張剤とカルシウム拮抗剤は共投与することも できる。本明細書において用いられる共投与の語は、血管拡張剤とカルシウム拮 抗剤を一緒に処方して単一の医薬製剤で投与する場合、1だ血管拡張剤とカルシ ウム拮抗剤を別個に処方して同時に投与する場合を包含する。血管拡張剤とカル シウム拮抗剤は、たとえば一方は経口投与用に処方し、他方は静脈内投与用に処 方するなど、別個に処方することもできる。
好1しくは、血管拡張剤は静脈内投与用に、カルシウム拮抗剤は経口投与用に処 方される。とくに好1しくは、血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤の両者が静脈 内投与用に処方される。
本発明に使用される医薬組成物は、慣用の方式によって、所望により1種または 2種以上の生理的に許容される担体、希釈剤または賦形剤とともに製剤化するこ とができる。
本発明に使用される血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤は、経口、経頬、非経口 もしくは経直腸投与用に、または経鼻投与もしくは吸入あるいは気体担体中投与 に適当な形態に処方できる。
経口投与用には、医薬組成物はたとえば、医薬的に許容される賦形剤たとえば結 合剤(たとえば、rル化トーモロコシヂンプン、ポリビニルピロリドンまたはヒ ドロキシプロピルメチルセルロース)、充填剤(たとえば、乳糖、微結晶セルロ ースまたはリン酸水素カルシウム)、ffi沢剤(ステアリン酸マグネシウム、 タルクまたはシリカ)、崩壊剤(たとえば馬鈴薯デンプンまたはグリ゛コール酸 ナトリウム)、または湿潤剤(たとえばラウリル硫酸ナトリウム)を用いて慣用 手段で製造される錠剤またはカプセル剤の形態とすることができる。錠剤は本技 術分野においてよく知られた方法によってコーティングを施してもよい。経口投 与用の液体製剤は、たとえば、溶液、シロンfまたは懸濁液の形態とすることが でき、また使用前に水もしくは他の適当なビヒクルにより調製される乾燥製品と して提供することもできる。このような液体製剤は、医薬的に許容される添加剤 、たとえば、懸濁剤、乳化剤、非水性ビヒクルおよび防腐剤を用い、慣用手段に よって製造することができる。これらの製剤にはまた、緩衝塩、フレーバー、着 色剤および甘味剤を適宜加えることもできる。
経口投与用製剤は、活性化合物の制御放出が可能なように適当に製剤化すること もできる。
経頬投与用には、組成物を慣用様式により、錠剤またはロゼフジの形態とするこ とができる。
血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤は、注射たとえば単回注射または連続注入に よる非経口投与用に製剤化することもできる。注射用製剤は単位用量剤形として 提供することができる。組成物は、油性または水性ビヒクル中、たとえば懸濁液 、溶液または乳化液のような形態とし、懸濁剤、安定剤および/または分散剤の ような調剤試薬を含有させることができる。別法として、活性成分は、使用前に 適当なビヒクルたとえば滅菌したパイロジエンを含まない水で調製するための粉 末形態とすることもできる。
血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤は、たとえばココア脂または他のグリセライ ドのような慣用の全開基剤を含有する全開または停滞浣腸剤のような経直腸組成 物に製剤化することもできる。
上述の製剤に卯えて、血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤はデボ製剤として製剤 化することもできる。このような長時間作用型製剤は埋没1Lは筋肉内注射によ って投与できる。
経鼻投与または吸入投与用には、本発明に用いられる化合物は、適当な噴射剤た とえばジクooジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラ フルオロエタン、二酸化炭素、または他の適当な気体を用い、エアゾルスプレー の形態で耐圧容器またはネプライデーから送達させるのが便利である。
所望により、この組成物は、活性成分含有単位用量剤形1個または2個以上を含 むパックまたはディスペンサー装置として提供することもできる。パンクまたは ディスペンサー装置には投与の指示書が添付される。
本発明の第一から第九までの態様の好ましい実施態様においては、カルシウム拮 抗剤はニモジピンであることが好1しく、血管拡張剤は(:!GRPであること が好1しく、さらに好1しくはヒトCGRP 、とくに好1しくはヒトα−CG RPである。
カルシウム拮抗剤と血管拡張剤を組合せてヒトに投与する場合の用量は、脳血流 が選択的に上昇し、血圧には実質的に影響がなく、萱だ心拍数には有意な上昇の ないような用量である。血管拡張剤とカルシウム拮抗剤の正確な用量は、投与経 路、その血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤の強さ、ならびに患者の体重および 病状によって決定される。重要な因子は、標的血管床に存在する血管拡張剤およ びカルシウム拮抗剤の濃度と考えられる。所望の効果を得るために患者に投与す べき血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤の用量は、個々の患者につき、カルシウ ム拮抗剤と組合せて低用量の血管拡張剤を10〜20分間投与し、ついで所望の 効果が認められるまで10〜20分毎に用量を増加させて決定される。血管拡張 剤たとえばC!GRPは、平均的な70ゆのヒトの場合、0.01〜32ng/ m々の範囲、好筐しくは0.06〜24 ng /m1分の範囲、さらに好1し くは2〜24 ng /ゆ7分の範囲、とくに好1しくは2〜16ng/ky/ 分の範囲の用量で工V注入によって投与できる。たとえばα−CGRPおよびβ −CGRPは平均的な70kgのヒトの場合、2ng/1Kg/分〜6ng/m /分の用量を20分の時間を要して工V注入により投与される。場合によっては 、患者に、CGRPをもつと長時間、たとえば1時間1でもしくはそれ以上たと えば12時間、または24時間以上にわたって注入することが望でしい。
カルシウム拮抗剤たとえばニモジピンは、平均的な70kl?のヒトの場合、1 〜100μg / Kg/時の範囲、好1しくは5〜50μg/ k!? /時 の範囲、とくに好ましくは10〜35μg / kg /時の範囲の用量で工V 注入により投与できる。
経口投与の場合は、カルシウム拮抗剤は、平均的な70kgのヒトで、0,05 〜20■/kgの範囲、好1しくは0.5〜8■/kljlの範囲の用量を投与 できる。
カルシウム拮抗剤およびカルシウム非依存性血管拡張剤は、必要なだけ頻回に投 与することができる。たとえば1日に2回以上、たとえば1日に2〜6回投与さ れる。処置時間はたとえば20分〜24時間であり、この処置時間はたとえば2 1日1で継続してもよい。
本発明に使用されるカルシウム拮抗剤は、標準的化学操作を用いて得ることがで きる。たとえば、ニモジピンは英国特許第1173862号の記載に従い、ニカ ルジピンはドイツ特許第DE2407115号の記載に従い、またニフエジぎン は米国特許第3485847号の記載に従って製造できる。
本発明に使用されるC0RPは、英国特許第2141430B号および公開欧州 特許出願第Ep−A−188400号の記載に従い、組換えDNA技術を用いて 得ることができる。別法として、C0RPは、本技術分野においてよく知られて いる慣用方法により、たとえば公開欧州特許出願第1P−A−188400号の 記載に従い、化学合成によっても製造できる。
CGRPとニモジぎンのようなカルシウム拮抗剤との組合せは、所望の作用像す なわち、脳血管床に選択的に作用し、血圧に実質的に影響せず、心拍数を有意に 上昇させないことから、脳への血液供給の欠乏の処置にとくに有用である。
液供給を選択的に増大させる能力は、以下の実施例に述べるように、ドプラー法 を用いて動物およびヒトで試験できる。血管拡張剤およびカルシウム拮抗剤の血 圧および心拍数に対する作用は、慣用方法を用いて測定できる。
図面の簡単な説明 0GRPおよびニモジぎンによって生じる脳血管血液供給の選択的増加は、以下 に記載するドプラー法を用いラットにおいて、添付の図面に示すように明らかに された。
第1図は、ラットに30分間fibな濃度のl:!GRPおよびニモジピンをそ れぞれ別個に注入した場合の心拍数、平均動脈圧、ならびに同類動脈への血流量 および血流速度に対する影響を示すグラフである。
・−・ Q、Q (5nmol  0GRP /時〇−Q  O,6nmol   C0RP /時II  II  6Qnmo1  ニモジピン/時ローロ 6 Q Q nmol  ニモジピン/時第2図は、ラットに30分間Q、Q 6n mol /時のC0RPと(5Q nmol /時のニモジピンを併用注入した 場合の、心拍数、平均動脈圧、ならびに同類動脈への血流量および血流速度に対 する影響を示すグラフである。
第3図は、無麻酔Lang Bvans ラフト(n=8 >におけるヒトα− f:!GRPおよび/またはニモジピンに対する心脈管系応答を示すグラフであ る。
左側のパネルは、ヒトα−capp (・−・、0.06nmo1− h−1) もしくはニモジピン(ムーム、60nmol ・h−1) jたはヒトα−CG RP (Q、Q 6 nmol−h−l)fラスニモシヒy (6Q nmol  −h−1) (〇−〇)。
30分注入に対する応答を示す。値は平均±8EMである。
右側のパネルは1.ヒトα−caRP(・−・、 Q、6nmol・h−1)も しくはニモジぜン(ムーム、600nmo1・h−1)またはヒトα−cGRP (Q、6nmo1・h−” )プラスニモジビ7 (600nmol −h−1 ) (○−0)、30分注入に対する応答を示す。値は平均上SKMである(n =8)。
特定の態様の説明 例1 この一連の実験は、様々な用量の0CRP Mよびニモジピンを別個にまたは併 用して投与した場合の脳血流および血圧への影響音測定するために企画された。
雄性Long 1ffan51ラツト(350〜400g)を使用した( n= 8 ) ナトリウムメトヘキシトン(601Iv/ky、工P)麻酔下に、左側外頚動脈 を結紮しく410絹縫糸)、小型パルスドプラー消息子を左側総頚動脈の周囲に 縫合した(同頚動脈流量のモニタリング用)。
消息子移植後7〜10日に、動物を再び麻酔しくナトリウムメトヘキシトン、4 0q/に9.工P)、カテーテルを血圧記録のために腹大動脈に(尾動脈を介し て)、また薬剤/ペグチド投与のために右頚靜脈に植え込んだ。
実験は、カテーテルの植え込み後7〜2日目に、完全な覚醒し自由に運動させた 動物で実施した。
第1日:ニモジピンビヒクル ニモジビy (6Q nmol 7時)ニモジピン(600nmol 7時) −第2日: CGRP (Q−Q 6nmol 7時)CORP (0,6nm ol 7時) CGRP (0,06nzol 7時)プラスニモジピン(6Q nmol 7 時) 注入は50分間0.3m/時で行った。
各注入の間には少なくとも60分の間隔を置いた。
ニモジピンビヒクルの組成は 969gポリエチレングリコール400100g蒸留水 60Iグリセリン とした。
ニモジピン溶液はすべて暗室中黄色フィルター(約550 nm )下に調製し た。
ニモジピンの投与に使用したシリンジおよびカテーテルは黒の遮蔽で光から保護 した。
(!GRP (ヒトα)は1優つシ血清アルデミン含有食塩水に溶解した。
結果は、表11図1および図2に示す。
C()RP O,06nmol 7時およびニモジビy 60 nmol/時の 併用投与により、いずれかの化合物の単独投与で認められる効果より大きく、マ たそれらの用量での相加効果より大きい脳血流量の増加を生じた。これは相別的 な降圧作用を生じることなく達成された。
表1 CGRP O、Q (5nmo1/時 値は平均(S、 K、 M)、 n=8CDS =同類動脈ドゾラーシフト(血 流)OVR=同類動脈血管抵抗 例2 この一連の実験は、C0RPおよびニモジピンの、肉類動脈血管、局所循環、な らびに心拍数および血圧のような生理学的パラメーターに対する作用をみるため に企画された。
実験はすべて、雄性LOnlE xvantsラット(350〜450、li+ )について実施された。動物は麻酔しくナトリウムメトヘキシトン、 60 M 9/に9. i、p、、必要に応じて追710 ) 、以下の操作のひとつが行 われた。
a)左側外頚動脈を結紮したのち、同側の総頚動脈の周囲にパルスドプラー消息 子を植え込む(Haywoodら、1981)。この配置により、開存の8頚動 脈を通過する血流の評価が可能であった。
b)左側腎および上湯間膜動脈ならびに回置動脈のレベル以下の遠位腹大動脈の 周囲へのパルスドプラー消息子を植え込む(下肢への血流のモニタリングン7〜 14日間の回復期ののち、動物を再び軽く麻酔しくナトリウムメトヘキシトン、 40■/に9)、IIJIJまたはベノチド投与用(頚静脈)、ならびに腹大動 脈からの瞬間心拍数(HR)および血圧(BP )記録用(尾動脈を介して)の カテーテルを植え込んだ。実験は翌日から開始し、3日間にわたって実施した。
ゾロトコールは、無麻酔、無拘束動物からの、平均BP、ILRおよびドプラー シフトの植え込み消息子からの連続記録を包含した。局所血流Sよび血管抵抗の 百分率変化は、他の記載(Gardinarら、1989゜m、 :r、 Ph yaxolo、 256. R332〜338 )K従って計算した。
以下のプロトコールを実施した。
同類動脈消息子を施した動物 1、 ヒトα−C!GRPの作用 ヒトα−cGRp (0,06’tたは0.6nJZIolZ時)を30分間注 入した。
測定は、注入前、注入時および注入30分後に実施した。
2、 ニモジピンビヒクルの作用 ニモジピンビヒクル(以下参照)を30分間注入した。測定は注入前、注入時お よび注入30分後に実施した。
3、 ニモジピンの作用 ニモシピ:/C6O−zたは(5Q Q nmol/時)を30分間注入した。
測定は注入前、注入時および注入30分後に実施した。
4、 ヒトα−(!GRPシラスニモジピンの作用ヒトα−CORPとニモジピ ン(それぞれ0.06および(5Q nmol 7時、またはそれぞれ0.6お よび600nmol/時)を同時に30分間注入した。測定は注入前、注入時お よび注入30分後に実施した。
腎、腸間膜および下肢消息子を施した動物上記プロトコール1)〜4)を腎、腸 間膜および下肢消息子を施した動物< n=s >にも実施した。
!剤およびペゾチド ヒトα−cGRP (Ce1ltech Ltd )を1%r7/血清アルブミ ン含有等張性食塩水に溶解し、ニモジピン(純品。
Bay@r、σ、に、)は、PE0400 、滅菌水およびグリセリンBPの9 .69:1.00:0.6(重量比)混合物に溶解した。ニモジピン溶液は、暗 室で濾光下(波長soonmtx下)に調製し、カテーテルおよびシリンジはす べて自然光に溶液が暴露されるのを避けるために遮蔽した。注入速度は0.4  m 7時とした。
統計処理 すべてのデータは、適宜ウィルコクノンの順位和検定またはマンーホイツトニ− のα検定により、ノンパラメトリックな分散分析(フリートマン検定)に付した 。
ヒト・α−CGRP Q、06nmol 7時の注入はHR(7)増710 ト 中等度の肉類動脈充血を生じ、それに伴って血管抵抗が低下した(図3および表 2参照)。
ヒトα−CGRP Q、6nmol 7時の注入は、頻脈、血圧降下および同順 動脈血管床に著しい充血性血管拡張を生じた(囚3および表2参照)。
2、 ニモジピンビヒクルの作用 ニモジピンビヒクルの注入は、HRの有意な(P(0,05)低下(30分で一 23±9回/分)およびわずかな平均BPの上昇(30分で+5±2axHg; P<0.05)を生じたが、同類動脈の血行動態には変化は認められなかった。
3、 ニモジピンの作用 ニモジピン(5Q nmol 7時の注入は、一過性の8頚動脈流量の増加と血 管抵抗の低下を生じた(図3)。
高用量のニモジピン(600nmol/時)は、血圧降下と、同順動脈血管床に かなりの充血性血管拡張を生じた。これらの作用は、ヒトα−CORPの場合と 異なり、注入中止後も持続した(図3)。
4、 ヒトα−0GRPシラスニモジピンの作用ヒトα−CGRP (Q、Q  6nmol 7時)をニモジピン(60nmol/時)と−緒に注入すると、各 化合物単独で認められたよりも有意に(p<0.05)に大きな8頚動脈流量の 増加と血管抵抗の低下を生じた(図3および表2.3.4)。しかしながら、平 均BP f’j 、t、びRには有意な変化はなかった(図3)。
ヒトα−CGRP (Q、(5nmol 7時)と=−v−ジビ/(600nm ol/時)の同時投与では、各化合物単独で認められた血管拡張は有意に増強さ れなかった(図3)。ヒトα−CORPの注入後、血管拡張は持続しなかったが 、ニモジピンとヒトα−CORPの注入後には、持続的な血管拡張がみられた( 図3)。しかしながら、この効果は、ニモジピン単独で認められた効果以上のも のではなかった(図3)。
ヒトα−CORPの注入は、用量依存性の頻脈、血圧降下ならびに腎および腸間 膜血流の低下を生じ、これに下肢血流の増大を随伴した(表2)。しかしながら 、注入時には、下肢抵抗の変化のみが有意であった(表2)。高用量の注入後に は、腸間膜血管抵抗の有意な増大を生じた(表2)。
ニモジピンビヒクルの注入は総体的な頻脈を生じたが、これは特定の時点におい て有意になることはなかった。平均BP’Eたは局所血流の変化はみられなかっ た。
6、 ニモジピンの作用 ニモジピン(5Q nmol 7時の注入では有意な作用はなかった。しかしな がら、60 Q nmox 7時の速度でのニモジピンの注入は、平均BPおよ び腎血流量の低下を生じ、これに伴ってHRおよび下肢血流量が上昇したが、腸 間膜血流量には変化はなかった(表3)。
注入時、腸間膜および下肢抵抗は低下したが、腎血管抵抗は上昇の傾向を示した 。実鰺、注入後には腎血管抵抗はわずかながらさらに上昇し、全体的な変化は有 意となった(表3参照)。
曲線下面積から評価すると、ニモジピン(600nmol 7時)の心脈管系作 用はすべて、とトα−CORP(0,6nmol 7時)の作用に比べ有意差( P<0.05)ヒトα−CGRP (Q、Q 6nmo’l 7時)と=%SF ビン(6Q nmol 7時)との共注入時には、ヒトα−CORP単独で認め られた頻脈および腸間膜血流量の低下とは対照的に、有意な頻脈も、腎または腸 間膜血行動態の変化も認められなかった。ヒトα−0GRP単独でみられた一過 性の作用と異なり、ヒトα−CORPとニモジピンの注入時を通じて下肢の血管 拡張は持続し、この場合には注入後の遅延下肢血管中綿もみられた。
ヒトα−C!GF、P (0,6nmol 7時)とニモジピン(6,00nm o17時)の同時注入では、HRと腸間膜血流量を除くすべての心脈管系変数に 、ヒトα−CORP単独の場合よりも有意に(P<0.05)大きな作用を生じ た。しかしながら、ヒトα−CGEFとニモジピンt′−緒に投与した場合には 、ニモジぎン単独で認められた以上の有意な血圧降下または腸間膜もしくは下肢 血管拡張の増大は生じなかった(表3および4)。一方、ヒトα−(1!GRP とニモジピンの併用投与は、ニモジぎンまたはヒトα−0GRP単独で認められ たよりも有意に大きな腎血流量の低下と腎血管重縮の増大を生じた(表3および 4) 級竺 以上のll@果は、低用量のヒトα−CORPとニモジピンは、相剰的な内題動 脈血管拡張作用を発揮し、しかも他の局所循環への悪影響または全身の血圧降下 を生じないことを示している。高用量のヒトα〜0GRPとニモジピンの共投与 は、いずれかの化合物の単独に比べて、また低用量のヒトα−CGRPとニモジ ピンの同時投与の効果に比べて、内題動脈血管拡張作用の増大を生じることはな かった。
手続補正書(自発) 平成 3年 1 月し?日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)脳血管への血液供給の欠乏の処置に併用して使用するための血管拡張剤と カルシウム拮抗剤(2)脳血管への血液供給の欠乏の処置に併用して使用するた めのカルシトニン遺伝子関連ペプチドとニモジピン (3)有効量のカルシウム拮抗剤と血管拡張剤を投与する、脳血管への血液供給 が欠乏したヒト対象の処置方法 (4)血管拡張剤とカルシウム拮抗剤からなる医薬組成物 (5)単位用量剤形の医薬組成物であつて、各単位用量は脳血管への血液供給を 選択的に上昇させる作用を示し、血圧には実質的に影響せずまた心拍数を有意に 上昇させない量の血管拡張剤とカルシウム拮抗剤からなり、これらを医薬的に許 容される担体、賦形剤または希釈剤と配合してなる医薬組成物 (6)医薬的に許容される担体、賦形剤または希釈剤、血管拡張剤およびカルシ ウム拮抗剤を混合することからなる請求項(5)記載の医薬組成物の製造方法( 7)脳血管への血液供給の欠乏の処置用の医薬の製造のための血管拡張剤とカル シウム拮抗剤の組合せての使用 (8)活性成分として血管拡張剤をカルシウム拮抗剤を組合せた脳への血液供給 の欠乏の治療用薬剤(9)血管拡張剤をカルシウム拮抗剤と組合せてなる脳血液 供給改善剤 (10)患者に血管拡張剤をカルシウム拮抗剤と組合せて投与する脳への血液供 給の欠乏の処置方法
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WO1997006813A1 (fr) * 1995-08-15 1997-02-27 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Preparation pour muqueuses a base de peptides a activite physiologique

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