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JPH1056604A - プリンタ内蔵型電子カメラおよび被記録体 - Google Patents

プリンタ内蔵型電子カメラおよび被記録体

Info

Publication number
JPH1056604A
JPH1056604A JP8208503A JP20850396A JPH1056604A JP H1056604 A JPH1056604 A JP H1056604A JP 8208503 A JP8208503 A JP 8208503A JP 20850396 A JP20850396 A JP 20850396A JP H1056604 A JPH1056604 A JP H1056604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
image data
recording
cassette
electronic camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8208503A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Nagasaki
達夫 長崎
Yutaka Adachi
豊 安達
Kuniaki Saito
邦昭 斉藤
Akira Shimizu
清水  晃
Toshiyuki Ebihara
利行 海老原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP8208503A priority Critical patent/JPH1056604A/ja
Priority to US08/906,310 priority patent/US6317156B1/en
Publication of JPH1056604A publication Critical patent/JPH1056604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/44Typewriters or selective printing mechanisms having dual functions or combined with, or coupled to, apparatus performing other functions
    • B41J3/445Printers integrated in other types of apparatus, e.g. printers integrated in cameras
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00278Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a printing apparatus, e.g. a laser beam printer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/21Intermediate information storage
    • H04N1/2104Intermediate information storage for one or a few pictures
    • H04N1/2112Intermediate information storage for one or a few pictures using still video cameras
    • H04N1/2154Intermediate information storage for one or a few pictures using still video cameras the still video camera incorporating a hardcopy reproducing device, e.g. a printer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2101/00Still video cameras
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/0402Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
    • H04N2201/0426Scanning an image in a series of contiguous zones

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント用記録テープカセットの装填を容易に
行うことができ、しかも、安価であるプリンタ内蔵型電
子カメラを提供する。 【解決手段】主に、撮影レンズ8とCCD109を含む
撮像部と、プリンタ部130と、カセット情報検出/記
録部118と、裏面に接着剤付き記録テープが収納され
る着脱可能なテープカセット30と、外部データ入力部
と、各要素の制御を司るコントローラ101とで構成さ
れ、撮像部により取り込まれた被写体画像をプリンタ部
130によりカセット30の記録テープにプリントする
ことができる。また、そのプリント画像には外部より取
り込んだ画像をはめ込む等の処理も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ内蔵型カ
メラおよび被記録体、詳しくは、プリンタを内蔵するプ
リンタ内蔵型電子カメラおよびその被記録体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像素子を内蔵した電子スチルカ
メラが各メーカから発売され、広く利用されるようなっ
ている。さらに、上記電子スチルカメラにプリンタを内
蔵したものも各種開発、または、市販されている。上記
従来のプリンタ内蔵型電子スチルカメラは、モノクロ形
式のものが多いが、そのプリント方式としては、感熱紙
を用いる感熱方式のものと、普通紙とインクリボンを用
いる熱昇華方式、および、熱溶融方式がある。何れの場
合もシート状、または、ロールテープ状のプリント用記
録紙を電子カメラ本体に直接挿入してプリントが行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来のプリンタ内蔵型電子スチルカメラは、モ
ノクロ形式のものが多く、これをカラー化すると高価な
ものになってしまう。さらに、プリンタ部を内蔵するた
めにはカメラ本体の外形が大型化する可能性もあった。
また、上記従来のプリンタ内蔵型電子スチルカメラは、
使用者が上述のようにシート状、または、ロールテープ
状のプリント用記録紙を直接カメラ本体に装填する必要
があって、取り扱いが非常に難しいという不具合もあっ
た。
【0004】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、撮像素子をもつプリンタ内蔵型電
子カメラにおいて、プリント用被記録体の装填を容易に
行うことができ、しかも、安価であるプリンタ内蔵型電
子カメラおよび該電子カメラ用の被記録体を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
プリンタ内蔵型電子カメラは、撮像光学系による被写体
の像に対応した画像データを形成する画像データ形成部
と、この画像データ形成部により形成された画像データ
によって表される画像をプリントするためのプリンタ部
とが一つの筐体に配設されてなるプリンタ内蔵型電子カ
メラであって、上記プリンタ部は、記録テープが巻回収
納されてなるテープカセットを適用してプリント動作を
行なうように構成されてなる。上記プリンタ内蔵型電子
カメラにおいては、上記画像データ形成部で形成された
画像データに基づいた画像が上記プリンタ部により上記
記録紙上にプリントされる。
【0006】本発明の請求項2記載のプリンタ内蔵型電
子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カ
メラにおいて、上記プリンタ部は、記録テープ搬送機構
部とプリンタヘッド部とを含むプリンタ機構を有し、感
熱式記録テープが巻回収納されてなるテープカセットを
適用してプリント動作を行なうように構成されてなる。
上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記画像デ
ータ形成部で形成された画像データに基づいた画像が上
記プリンタ部にて上記感熱式記録テープ上にプリントさ
れる。
【0007】本発明の請求項3のプリンタ内蔵型電子カ
メラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カメラ
において、上記プリンタ部は裏面に粘着剤が塗布されて
なる感熱記録紙とこの感熱記録紙の裏面に対して剥脱可
能に貼付けられた台紙とを含んで構成される記録テープ
が巻回収納されてなるテープカセットを適用する。上記
プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記画像データ
形成部で形成された画像データに基づいた画像が上記プ
リンタ部にて上記台紙上に貼付された感熱式記録テープ
上にプリントされる。
【0008】本発明の請求項4記載のプリンタ内蔵型電
子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カ
メラにおいて、上記プリンタ部は、記録テープ搬送機構
部とプリンタヘッド部とを含むプリンタ機構を有し、上
記記録テープとインクテープとが各別にまたは双方共に
巻回収納されてなるテープカセットを適用してプリント
動作を行なうように構成されてなる。上記プリンタ内蔵
型電子カメラにおいては、上記プリント用テープカセッ
トを上記カメラに装着し、記録テープ搬送機構部により
上記記録テープを搬送させて、記録テープの記録紙にプ
リントを行う。
【0009】本発明の請求項5記載のプリンタ内蔵型電
子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カ
メラにおいて、上記プリンタ部は、裏面に粘着剤が塗布
されてなる記録紙とこの記録紙の裏面に対して剥脱可能
に貼付けられた台紙とを含んで構成される記録テープお
よび該記録テープの記録紙にプリントするためのインク
テープとが各別にまたは双方共に巻回収納されてなるテ
ープカセットを適用するものである。上記プリンタ内蔵
型電子カメラにおいては、上記記録テープおよびインク
テープが各別に、または、双方共に巻回収納されている
テープカセットを用いてプリントを行う。
【0010】本発明の請求項6記載のプリンタ内蔵型電
子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カ
メラにおいて、上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方
向となる姿勢にしたとき垂直方向に沿ういずれかの外面
が水平方向に沿う底面または上面よりも広いような概略
直方体状の外形に形成され、更に、この広い面のうちの
一のものに上記カセットの挿脱を行なうための開口と、
この開口を開閉自在に覆うようになされ且つ少なくとも
自己の開動作に伴って当該カセットを保持しつつ開位置
に変位せしめる蓋体とを有するものであり、上記プリン
タ部は、上記蓋体の開動作に連動して該カセット内の記
録テープに対する押圧を解除する位置に退避するように
なされた押さえローラが配設されてなるものである。上
記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記カセット
を筐体から取り出す場合、上記蓋体を開放すると、その
動作に連動して上記カセット内の記録テープを押圧して
いる押さえローラが退避し、上記カセットが取り出し可
能になる。
【0011】本発明の請求項7記載のプリンタ内蔵型電
子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カ
メラにおいて、上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方
向となる姿勢にしたとき垂直方向に沿ういずれかの外面
が水平方向に沿う底面または上面よりも広いような概略
直方体状の外形に形成され、更に、上記上面に上記カセ
ットの挿脱を行なうための開口が設けられてなるもので
あり、更に、この開口を通しての当該カセットの挿入お
よび排出を行なうためのローディング機構が備えられて
いる。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記
ローディング機構により上記開口を通してカセットの挿
入、排出が行われる。
【0012】本発明の請求項8記載のプリンタ内蔵型電
子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カ
メラにおいて、上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方
向となる姿勢にしたとき垂直方向に沿ういずれかの外面
が水平方向に沿う底面または上面よりも広いような概略
直方体状の外形に形成され、更に、この広い面のうちの
一のものに上記カセットの挿脱を行なうための開口と、
この開口を開閉自在に覆うようになされ且つ当該カセッ
トの挿脱の変位と自己の開閉による変位とが独立した変
位となるように配設された蓋体とを有するものであり、
上記プリンタ部は所定の操作部材への操作に基づいて該
カセット内の記録テープに対する押圧を解除する位置に
退避するようになされた押さえローラが配設されてなる
ものである。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいて
は、上記カセットを筐体から取り出す場合、上記操作部
材を操作して、上記カセット内の記録テープを押圧して
いる押さえローラを退避させる。その後、上記蓋体を開
いて上記カセットを上記筐体の開口から取り出すことが
できる。
【0013】本発明の請求項9記載のプリンタ内蔵型電
子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カ
メラにおいて、上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方
向となる姿勢にしたとき垂直方向に沿う外面よりも水平
方向に沿う底面または上面の方が広いような概略直方体
状の外形に形成され、更に、この底面または上面に上記
カセットの挿脱を行なうための開口と、この開口を開閉
自在に覆うようになされ且つ少なくとも自己の開動作に
伴って当該カセットを保持しつつ開位置に変位する蓋体
とを有するものであり、上記プリンタ部は上記蓋体の開
動作に連動して該カセット内の記録テープに対する押圧
を解除する位置に退避するようになされた押さえローラ
が配設されてなるものである。上記プリンタ内蔵型電子
カメラにおいては、上記カセットを筐体から取り出す場
合、上記蓋体の開放すると、その動作に連動して上記カ
セット内の記録テープを押圧している押さえローラが退
避し、上記カセットが取り出し可能となる。
【0014】本発明の請求項10記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子
カメラにおいて、上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平
方向となる姿勢にしたとき垂直方向に沿う外面よりも水
平方向に沿う底面または上面の方が広いような概略直方
体状の外形に形成され、更に、この底面または上面に上
記カセットの挿脱を行なうための開口が設けられてなる
ものであり、更に、この開口を通しての当該カセットの
挿入および排出を行なうためのローディング機構が備え
られている。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいて
は、上記ローディング機構により上記開口を通してカセ
ットの挿入、排出が行われる。
【0015】本発明の請求項11記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子
カメラにおいて、上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平
方向となる姿勢にしたとき垂直方向に沿う外面よりも水
平方向に沿う底面または上面の方が広いような概略直方
体状の外形に形成され、更に、この底面または上面に上
記カセットの挿脱を行なうための開口と、この開口を開
閉自在に覆うようになされ且つ当該カセットの挿脱の変
位と自己の開閉による変位とが独立した変位となるよう
に配設された蓋体とを有するものであり、上記プリンタ
部は所定の操作部材への操作に基づいて該カセット内の
記録テープに対する押圧を解除する位置に退避するよう
になされた押さえローラが配設されてなるものである。
上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記カセッ
トを筐体から取り出す場合、上記操作部材を操作して、
上記カセット内の記録テープを押圧している押さえロー
ラを退避させる。その後、上記蓋体を開いて上記カセッ
トを上記筐体の開口から取り出す。
【0016】本発明の請求項12記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子
カメラにおいて、上記カセットとして、内部に収納され
た記録テープの記録紙にはこれに対応する台紙からの剥
離作業を容易にするための切り込みが設けられており且
つこの記録紙は巻回された状態での記録テープの外面側
となり台紙が内面側となるようにして巻回されて収納さ
れてなるものを適用可能になされ、且つ、上記筐体内で
カセットから導出された記録テープの搬送経路はその最
大曲率が上記カセット内での巻回に関する最大曲率以下
となるように構成されてなるものである。上記プリンタ
内蔵型電子カメラにおいては、プリントされた記録テー
プを使用するときには切り込み部分で記録紙が剥脱でき
るが、プリント後の収納状態では、巻回して収納されて
いる記録テープが搬送経路に送り出されたとき、巻回時
の曲率より小さくなるように保持され、記録紙が台紙か
ら剥離しにくいようになっている。
【0017】本発明の請求項13記載の被記録体は、撮
像光学系による被写体の像に対応した画像データを形成
する画像データ形成部と、この画像データ形成部により
形成された画像データによって表される画像をプリント
するためのプリンタ部とが一つの筐体に配設されてなる
プリンタ内蔵型電子カメラに適合するようになされ、裏
面に粘着剤が塗布されてなる感熱記録紙とこの感熱記録
紙の裏面に対して剥脱可能に貼付けられた台紙とを含ん
で構成される記録テープが巻回収納されてなるテープカ
セット、または、裏面に粘着剤が塗布されてなる記録紙
とこの記録紙の裏面に対して剥脱可能に貼付けられた台
紙とを含んで構成される記録テープおよび該記録テープ
の記録紙にプリントするためのインクテープとが各別に
または双方共に巻回収納されてなるテープカセットとし
て構成された被記録体であって、内部に収納された記録
テープの記録紙にはこれに対応する台紙からの剥離作業
を容易にするための切り込みが設けられており、且つ、
この記録紙は巻回された状態での記録テープの外面側と
なり台紙が内面側となるようにして巻回されて収納され
てなるものを適用可能になされ、且つ、上記テープカセ
ット内での巻回部から導出された記録テープの搬送経路
はその最大曲率が上記カセット内での巻回に関する最大
曲率以下となるように構成されてなる。上記被記録体に
おいては、収納された記録テープの記録紙が内面側にな
るように収納され、搬送経路上に導出された場合は、カ
セット内巻回状態での最大曲率以下となる。
【0018】本発明の請求項14記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、撮像光学系による被写体の像に対応した
画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
タ形成部により形成された画像データによって表される
画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、外
部からのパターン乃至画像等の被プリントデータの供給
を受るための被プリントデータ入力部と、上記被プリン
トデータ入力部を通して供給される被プリントデータお
よび上記画像データ形成部により形成された画像データ
を混合して上記プリンタ部に供給してプリントせしめる
ための混合処理部とを供えてなるものである。上記プリ
ンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記被プリントデー
タ入力部を通して供給される被プリントデータおよび上
記画像データ形成部により形成された画像データを混合
処理し、上記プリンタ部に供給してプリントする。
【0019】本発明の請求項15記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、撮像光学系による被写体の像に対応した
画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
タ形成部により形成された画像データによって表される
画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、外
部からのパターン乃至画像等の被プリントデータの供給
を受るための被プリントデータ入力部と、上記被プリン
トデータ入力部を通して供給される被プリントデータま
たは上記画像データ形成部により形成された画像データ
に対して双方のデータに対するフリーズ操作を行なうた
めの共通のトリガ手段に対する操作によってフリーズさ
れた該双方のデータのうちの一のデータを選択的に上記
プリンタ部に供給してプリントせしめるための選択処理
部とを供えてなるものである。上記プリンタ内蔵型電子
カメラにおいては、上記共通のトリガ手段に対する操作
によってフリーズされた該双方のデータのうちの一のデ
ータを選択的に上記プリンタ部に供給してプリントす
る。
【0020】本発明の請求項16記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、撮像光学系による被写体の像に対応した
画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
タ形成部により形成された画像データによって表される
画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、上
記プリンタ部は、自己の内部に収納された記録テープの
記録面を視認可能な窓が外装体の所定部に設けられたカ
セット式記録体を所定の姿勢に維持して保持するための
カセット式記録体保持部が設けられてなり、上記筐体
は、撮像光学系の光軸が水平方向となる姿勢にしたとき
垂直方向に沿ういずれかの外面が水平方向に沿う底面ま
たは上面よりも広いような概略直方体状の外形に形成さ
れ、更に、上記カセット式記録体保持部に保持されたカ
セット式記録体の窓を外側から見通せる位置に上記プリ
ンタ部による該カセット式記録体の記録テープへのプリ
ントの状況を視認するための窓が設けられてなる。上記
プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記カセット式
記録体の窓を外部から見通せる位置に設けられた窓を介
して、上記記録テープへのプリントの状況を視認するこ
とができる。
【0021】本発明の請求項17記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、撮像光学系による被写体の像に対応した
画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
タ形成部により形成された画像データによって表される
画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、上
記プリンタ部は、自己の内部に収納された記録テープの
記録面を視認可能な窓が外装体の所定部に設けられたカ
セット式記録体を所定の姿勢に維持して保持するための
カセット式記録体保持部が設けられてなり、上記筐体
は、撮像光学系の光軸が水平方向となる姿勢にしたとき
垂直方向に沿う側面または背面よりも水平方向に沿う底
面または上面の方が広いような概略直方体状の外形に形
成され、更に、この側面または背面の上記カセット式記
録体保持部に保持されたカセット式記録体の窓を外側か
ら見通せる位置に上記プリンタ部による該カセット式記
録体の記録テープへのプリントの状況を視認するための
窓が設けられてなる。上記プリンタ内蔵型電子カメラに
おいては、上記カセット式記録体の窓を外部から見通せ
る位置に設けられた窓を介して、上記記録テープへのプ
リントの状況を視認することができる。
【0022】本発明の請求項18記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子
カメラにおいて、上記プリンタ部によってプリントされ
た記録テープを上記筐体内または当該カセット内に収納
する第1の搬送機構、または、上記筐体外に導出する第
2の搬送機構に選択的に供給する搬送切り換え機構を更
に供えている。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいて
は、上記搬送切り換え機構により記録テープの搬送方向
を切り換えて、第1の搬送機構側、または、第2の搬送
機構側へ記録テープを搬送できるようにして、筐体内部
に収納するか、または、筐体外部に導出する。
【0023】本発明の請求項19記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項18記載のプリンタ内蔵型電
子カメラにおいて、上記第1の搬送機構はプリントされ
た記録テープを当該カセット内に収納するようになされ
たものであり、上記筐体には該プリントされた記録テー
プのプリント状況を視認するための窓および視認のため
に該記録テープを所要量移送するための視認用移送機構
が備えられてなる。上記プリンタ内蔵型電子カメラにお
いては、上記視認用移送機構により上記記録テープを所
要量だけ移送させて、記録テープを窓に対して適切な場
所に位置させる。
【0024】本発明の請求項20記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項18記載のプリンタ内蔵型電
子カメラにおいて、上記第2の搬送機構は、プリントさ
れた当該記録テープの記録紙と台紙とを分離して該分離
された記録紙のみを上記筐体外に導出し台紙を筐体内に
巻回収納する分離機構と、筐体外に導出される記録紙を
裁断するための裁断機構とを含んでなる。上記プリンタ
内蔵型電子カメラにおいては、上記第2の搬送機構の分
離機構にて記録紙と台紙を分離し、裁断機構にて記録紙
を裁断する。
【0025】本発明の請求項21記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子
カメラにおいて、上記プリンタ部は、当該記録テープの
複数回の移送によるプリント工程によりプリントを達成
するように構成され、該プリントが達成される以前のプ
リント工程においては、記録テープが上記筐体外に搬出
されないようにするための予備搬送経路が設けられてな
る。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、複数回
のプリント工程中、プリント中の記録テープは予備搬送
経路内にあって、筐体外に排出されない。
【0026】本発明の請求項22のプリンタ内蔵型電子
カメラは、上記請求項1記載のプリンタ内蔵型電子カメ
ラにおいて、上記画像データ形成部およびプリンタ部は
共通のバスによってシステムコントローラと結ばれるこ
とによって該システムコントローラの制御下で動作する
ようになされ、且つ上記バスには外部のパーソナルコン
ピュータまたは本プリンタ内蔵型電子カメラに適合する
アダプタからのコマンドを受け付けるための外部コマン
ド入力部が設けられ、該バスを通して伝送されるコマン
ドに応じて上記画像データ形成部および/またはプリン
タ部が制御され得る。上記プリンタ内蔵型電子カメラに
おいては、上記外部コマンド入力部から上記バスを通し
て伝送されるコマンドに応じて上記画像データ形成部お
よび/またはプリンタ部が制御される。
【0027】本発明の請求項23記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項2または請求項4に記載のプ
リンタ内蔵型電子カメラにおいて、上記プリンタヘッド
部は、ライン状に配列された発熱抵抗体と、この発熱抵
抗体の駆動を行なうヘッド駆動部を有し、該発熱抵抗体
の素子数は上記プリンタ部でプリントされる画像のう
ち、発熱抵抗体の配列方向の画像に対応する上記画像デ
ータ形成部で形成される画像データの画素数よりも少な
くなるように構成され、上記画像データ形成部で形成さ
れた1画面の画像データの略々全体を用いて上記プリン
タ部により全体画像のプリントを行わしめる通常動作モ
ードと、上記画像データ形成部で形成された1画面の画
像データから該画面内の横長の部分領域に対応した画像
データを生成し該生成された画像データを用いて上記プ
リンタ部によりパノラマ画像のプリントを行わしめるパ
ノラマ動作モードとの両モードでの動作を選択的に実行
可能な制御部を有し、上記制御部は、上記通常モードが
選択されたときには、少なくとも上記発熱抵抗体の配列
方向の画像に対応する上記画像データ形成部で形成され
る画像データに対して、間引き処理や平均化処理等のデ
ータを減らす処理を用いてプリント動作を行わしめ、パ
ノラマ動作モードが選択さたときには、上記発熱抵抗体
の配列方向の画像に対応する上記画像データ形成部で形
成される画像データの一部分のデータをそのまま用いて
プリントを行なわしめるように構成されてなる。上記プ
リンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記制御部にて通
常モードではデータを減らす処理、すなわち、間引き処
理や平均化処理等を行ってプリントし、また、パノラマ
動作モードでは画像データの一部分のデータをそのまま
を用いてプリントが行われる。
【0028】本発明の請求項24記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項2または請求項4記載のプリ
ンタ内蔵型電子カメラにおいて、上記プリンタヘッド部
は、ライン状に配列された発熱抵抗体と、この発熱抵抗
体の駆動を行なうヘッド駆動部を有し、該発熱抵抗体の
素子数は上記プリンタ部でプリントされる画像のうち、
発熱抵抗体の配列方向の画像に対応する上記画像データ
形成部で形成される画像データの画素数よりも少なくな
るように構成され、上記画像データ形成部で形成された
1画面の画像データの略々全体を用いて上記プリンタ部
により全体画像のプリントを行わしめる通常動作モード
と、上記画像データ形成部で形成された1画面の画像デ
ータから該画面内の水平および垂直の各方向に限定され
た部分領域に対応した画像データを生成し該生成された
画像データを用いて上記プリンタ部によりズーム画像の
プリントを行わしめるズーム動作モードとの両モードで
の動作を選択的に実行可能な制御部を有し、上記制御部
は、上記通常モードが選択されたときには、少なくとも
上記発熱抵抗体の配列方向および該方向に直交する方向
の画像に対応する上記画像データ形成部で形成される画
像データに対して、間引き処理や平均化等のデータを減
らす処理を用いてプリント動作を行わしめ、ズーム動作
モードが選択さたときには、上記発熱抵抗体の配列方向
および該方向に直交する方向の画像に対応する上記画像
データ形成部で形成される画像データの一部分のデータ
をそのまま用いてプリントを行なわしめるように構成さ
れてなる。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、
上記制御部にて通常動作モードではデータを減らす処
理、すなわち、間引き処理や平均化処理等を行ってプリ
ントし、また、ズーム動作モードでは画像データの一部
分のデータをそのままを用いてプリントが行われる。
【0029】本発明の請求項25記載の被記録体は、撮
像光学系による被写体の像に対応した画像データを形成
する画像データ形成部とこの画像データ形成部により形
成された画像データによって表される画像をプリントす
るためのプリンタ部とが一つの筐体に配設されてなるプ
リンタ内蔵型電子カメラに適合するカセット式の被記録
体であって、裏面に粘着剤が塗布されてなる記録紙とこ
の記録紙の裏面に対して剥脱可能に貼付けられた台紙と
を含んで構成される記録テープが巻回収納され、この有
効プリント領域の少なくとも一方の端縁部には同領域の
外側縁部および台紙との分離を容易ならしめるための切
り込みが記録紙の長手方向に沿って設けられるか、また
は上記記録紙の幅は対応する台紙の幅よりも狭くされて
なる。上記被記録体においては、有効プリント領域の少
なくとも一方の端縁部には切り込みが記録紙の長手方向
に沿って設けられるか、または、上記記録紙の幅は対応
する台紙の幅よりも狭い。
【0030】本発明の請求項26記載の被記録体は、撮
像光学系による被写体の像に対応した画像データを形成
する画像データ形成部とこの画像データ形成部により形
成された画像データによって表される画像をプリントす
るためのプリンタ部とが一つの筐体に配設されてなるプ
リンタ内蔵型電子カメラに適合するカセット式の被記録
体であって、記録テープが巻回収納され、上記プリンタ
内蔵型電子カメラ側のプリンタ部における当該記録テー
プの複数回の移送による複数のプリント工程の内の少な
くとも一のプリント工程を含む期間中は、記録テープが
略々1画面相応の長さだけ順方向に移送されて一のプリ
ント工程が実行された後この記録テープを略々1画面相
応の長さだけ逆方向に巻き戻すための巻き戻し力を該記
録テープに対して伝達する巻き戻し力伝達機構が備えら
れている。上記被記録体においては、上記複数のプリン
ト工程の内の少なくとも一のプリント工程を含む期間中
は、記録テープが略1画面相応の長さだけ順方向に移送
されて、一のプリント工程が実行された後、この記録テ
ープを略1画面相応の長さだけ逆方向に巻き戻すための
巻き戻し力を該記録テープに対して伝達する。
【0031】本発明の請求項27記載の被記録体は、撮
像光学系による被写体の像に対応した画像データを形成
する画像データ形成部とこの画像データ形成部により形
成された画像データによって表される画像をプリントす
るためのプリンタ部とが一つの筐体に配設されてなるプ
リンタ内蔵型電子カメラに適合するカセット式の被記録
体であって、記録テープが巻回収納され、この記録テー
プの残量が所定量に達したことを検知することを許容す
るための被検知機構が備えられている。上記被記録体に
おいては、上記被検知機構により検出動作が許容される
検知手段によって、記録テープの残量が所定量に達した
ことを検知する。
【0032】本発明の請求項28記載の被記録体は、上
記請求項27記載の被記録体において、上記被検知機構
は記録テープの巻回の外径寸法の検出を行うに適合した
ものである。上記被記録体においては、上記残量の検知
を記録テープの外径寸法の検出により行う。
【0033】本発明の請求項29記載の被記録体は、上
記請求項27記載の被記録体において、上記被検知機構
は記録テープの搬送経路上での当該記録テープの張力の
検出を行うに適合したものである。上記被記録体におい
ては、上記残量の検知を記録テープの張力の検出により
行う。
【0034】本発明の請求項30記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、撮像光学系による被写体の像に対応した
画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
タ形成部により形成された画像データによって表される
画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、上
記プリンタ部によるプリントに適合するカセット式の被
記録体であって、記録テープが巻回収納され、この記録
テープの残量が所定量に達したことを検知することを許
容するための被検知機構が備えられた被記録体を装填し
たときには、上記被検知機構を通して検知動作を行なっ
て得た検出出力に基づいて、上記プリンタ部でのプリン
ト動作の停止、上記画像データ形成部での画像データ形
成動作の停止、操作者に対する検出情報の報知、また
は、被記録体への所定情報の供与のうちのいずれか一の
または複数の動作を実行する制御手段を備えてなる。上
記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記検出出力
に基づいて、上記プリンタ部でのプリント動作の停止、
上記画像データ形成部での画像データ形成動作の停止、
操作者に対する検出情報の報知、または、被記録体への
所定情報の供与のうちのいずれか一のまたは複数の動作
が実行される。
【0035】本発明の請求項31記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、撮像光学系による被写体の像に対応した
画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
タ形成部により形成された画像データによって表される
画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、上
記プリンタ部によるプリントに適合する被記録体であっ
て、記録テープが巻回されてなるものに対し、この記録
テープの残量を定量的に表示するための残量定量表示手
段を備えてなる。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおい
ては、上記記録テープの残量が定量的に表示される。
【0036】本発明の請求項32記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項30記載のプリンタ内蔵型電
子カメラにおいて、上記残量定量表示手段は当該記録紙
の余白部に画像の記録枚数に相応する値を上記プリンタ
部によりプリントするように構成されてなる。上記プリ
ンタ内蔵型電子カメラにおいては、記録テープの記録紙
の余白部に記録枚数に相応する値がプリントされる。
【0037】本発明の請求項33記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項31記載のプリンタ内蔵型電
子カメラにおいて、上記残量定量表示手段は当該記録紙
の余白部に画像の記録枚数に相応する値を上記プリンタ
部によりプリントするに際して、適合する記録テープの
記録紙に当初からプリントされている当該記録テープに
おける当初の記録可能画像枚数の値から漸次のプリント
動作に従って減算表示するように構成されてなる。上記
プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記被記録体の
装填時に設定される所定の初期設定値から減算計数され
た値が残量表示手段に表示される。
【0038】本発明の請求項34記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項32記載のプリンタ内蔵型電
子カメラにおいて、上記記録テープの記録紙に当初から
プリントされている当該記録テープにおける当初の記録
可能画像枚数の値は符号化パターンによって表されたも
のであり、この符号化パターンを判読することにより上
記当初の記録可能画像枚数を認識するように構成され
る。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、記録紙
に予めプリントされている当初の記録可能画像枚数の値
は符号化パターンであり、このパターンを判読すること
によって、記録可能枚数を認識する。
【0039】本発明の請求項35記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項34記載のプリンタ内蔵型電
子カメラにおいて、上記符号化パターンを判読すること
により認識された上記当初の記録可能画像枚数の値を表
示するための液晶表示部を備える。上記プリンタ内蔵型
電子カメラにおいては、上記符号化パターンを判読して
認識した記録可能画像枚数は液晶表示部に表示される。
【0040】本発明の請求項36記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、撮像光学系による被写体の像に対応した
画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
タ形成部により形成された画像データによって表される
画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、上
記プリンタ部によるプリントに適合する被記録体であっ
て、記録テープが巻回されてなるものの残量を、当該被
記録体の装填時に設定される所定の初期設定値から減算
計数することにより定量的に表示するための残量表示手
段を備えてなる。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおい
ては、上記被記録体の装填時に設定される所定の初期設
定値から減算計数された値が残量表示手段に表示され
る。
【0041】本発明の請求項37記載の被記録体は、撮
像光学系による被写体の像に対応した画像データを形成
する画像データ形成部とこの画像データ形成部により形
成された画像データによって表される画像をプリントす
るためのプリンタ部とが一つの筐体に配設されてなるプ
リンタ内蔵型電子カメラに適合するカセット式の被記録
体であって、当該被記録体の状態に係る情報を上記プリ
ンタ内蔵型電子カメラで判読可能な形態で保持する情報
保持手段を備えてなる。上記被記録体においては、上記
情報保持手段に被記録体の状態に係る情報を上記プリン
タ内蔵型電子カメラで判読可能な形態で保持される。
【0042】なお、上記被記録体の状態に係る情報とし
ては、例えば、インクテープが熱溶融型か、熱昇華型
か、熱転写型かを区別する情報、記録テープの印刷可能
枚数情報と、記録テープの幅寸法情報、使用済みか否か
の情報、メーカ名情報、インクテープの色の順番情報、
記録用かクリーニング用かの情報などがある。また、伝
達される情報としては、カセットがカメラに正常にセッ
トされたかの情報、台紙/記録紙の色、または、反射率
情報、記録テープに切り込みがあるかの情報、記録テー
プに最初から印刷されている背景等のフォーム、パノラ
マ印刷可能かの情報、記録テープの厚み情報等がある。
さらに、上記被記録体の状態に係る情報を判読する形態
としては、カセットに切り欠きを設けその切り欠きを検
出する検出手段や、接点の導通,不導通で検出する手段
や、記録シート上に印刷されたバーコード等のパターン
を検出する検出手段や、カセット側面に貼られた磁気シ
ートに記録された磁気記録信号を読み取る手段や、カセ
ット内に設けられたROMのデータを読み出す手段など
がある。
【0043】本発明の請求項38記載の被記録体は、上
記請求項37記載の被記録体において、上記情報保持手
段は当該被記録体の外装体の所定部に設けられた特定形
状部の形状が被記録体の状態に係る情報としてプリンタ
内蔵型電子カメラ側で判読可能な形態になされることに
よって構成される。上記被記録体においては、その被記
録体の外装体の所定部に特定形状部の形状が設けられて
おり、その形状が被記録体の状態に係る情報として上記
プリンタ内蔵型電子カメラ側で判読される。
【0044】本発明の請求項39記載の被記録体は、上
記請求項37記載の被記録体において、上記情報保持手
段は当該被記録体の外装体の所定部に設けられた電気的
特性部の状態が被記録体の状態に係る情報としてプリン
タ内蔵型電子カメラ側で判読可能な形態になされること
によって構成されるものである。上記被記録体において
は、その被記録体の外装体の所定部に設けられた電気的
特性部の形状が被記録体の状態に係る情報としてプリン
タ内蔵型電子カメラ側で判読される。
【0045】本発明の請求項40記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、撮像光学系による被写体の像に対応した
画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
タ形成部により形成された画像データによって表される
画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、自
己に適合するカセット式の被記録体であって該被記録体
の状態に係る情報をこのプリンタ内蔵型電子カメラで判
読可能な形態で保有する情報保持手段を備えてなるもの
が装填されたときには、この被記録体の情報保持手段に
より保持された情報を判読するための保持情報判読手段
を備えてなる。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいて
は、上記被記録体が装填されたときに上記保持情報判読
手段により情報保持手段の情報を判読する。
【0046】本発明の請求項41記載のプリンタ内蔵型
電子カメラは、上記請求項40記載のプリンタ内蔵型電
子カメラにおいて、上記保持情報判読手段によって判読
された情報に応じて自己の制御を行なうように構成され
る。上記プリンタ内蔵型電子カメラにおいては、上記保
持情報判読手段によって判読された情報に応じて自己の
制御を行う。
【0047】なお、上記保持情報判読手段によって判読
される情報とその情報により制御されるものは、インク
テープが熱溶融型か、熱昇華型か、熱転写型かを区別す
る情報により、ヘッドのドライブ方式を制御する。記録
テープが印刷できる枚数情報によりカセット装着時に枚
数を設定する。なお、情報を記憶する手段としてバーコ
ード,磁気テープ,ROMを適用すれば、使用途中で取
り出したカセットを再装着した場合にも対応させること
ができる。また、記録テープの幅情報により記録サイズ
の決定とヘッドの制御が行われる。使用済み情報の検出
によりエラー表示し、カメラの動作停止させる。また、
メーカ情報から該当するメーカのものにのみ印刷可能と
する。また、クリーニング用であることが検出されれ
ば、クリーニングモードに入るように制御される。
【0048】本発明の請求項42記載の被記録体は、カ
セット式の被記録体であって、撮像光学系による被写体
の像に対応した画像データを形成する画像データ形成部
とこの画像データ形成部により形成された画像データに
よって表される画像をプリントするためのプリンタ部と
が一つの筐体に配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメ
ラに適合するように構成されてなる。上記被記録体は、
上記プリンタ内蔵型電子カメラのプリンタ部にて上記画
像データによって表される画像をプリント可能である。
【0049】本発明の請求項43記載の被記録体は、上
記請求項42記載の被記録体において、上記プリンタ部
によってプリントされた記録テープを上記筐体内または
当該カセット内に収納する第1の搬送機構、または、上
記筐体外に導出する第2の搬送機構に選択的に供給する
搬送切り換え機構を更に供えてなるプリンタ内蔵型電子
カメラに適合すべく、上記第1の搬送機構により搬送さ
れた記録テープを収容するための収容機構が設けられて
なる。上記被記録体においては、上記第1の搬送機構に
より搬送された記録テープを収容機構にて収容する。
【0050】本発明の請求項44記載の被記録体は、上
記請求項43記載の被記録体において、上記収容機構に
収容された記録テープを少なくとも記録状況を視認する
に要する量だけ手動にて移送するための記録テープ移送
手段が更に設けられてなる。上記被記録体においては、
上記収容機構に収容された記録テープを記録テープ移送
手段により移送して記録状況を視認することができる。
【0051】本発明の請求項45記載の被記録体は、上
記請求項43記載の被記録体において、当該カセットに
記録テープのプリント状況を視認するための窓が更に設
けられてなる。上記被記録体においては、上記収容機構
に収容された記録テープのプリント状況は上記窓を通し
て視認することができる。
【0052】本発明の請求項46記載の被記録体は、上
記請求項43記載の被記録体において、カセット外に導
出される記録紙を裁断するための裁断機構を備えてな
る。上記被記録体においては、裁断機構によりカセット
外に導出される記録紙を裁断することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示
すプリンタ内蔵型電子カメラの電気制御回路、および、
接続装置のブロック構成図である。図2は上記電子カメ
ラの外観の斜視図であり、図3は、上記電子カメラに装
着可能なプリンタカセットの内部を示す斜視図である。
【0054】本実施の形態のプリンタ内蔵型電子カメラ
10は、C(シアン),M(マゼンダ),Y(イエロ
ー)の3色テープが1画面分ずつ連結されて形成された
インクテープ(インクリボン)および記録テープが収納
されたカセット式の被記録体であるテープカセット30
(図3参照)が装着可能であり、撮像素子を介して電気
信号に変換された被写体の画像データ、または、外部画
像データ等に基づき、内蔵のプリンタ部130(図1参
照)にて記録紙に静止画像を印刷することができる。な
お、上記プリンタ部のプリント方式としては、熱昇華転
写方式、または、熱溶融転写方式を採用する。さらには
感熱方式を採用してもよいが、この場合はインクテープ
は不要となり、記録紙として感熱紙を用いることにな
る。
【0055】上記プリンタ内蔵型電子カメラ10につい
て、まず、本電子カメラの電気制御回路の構成と動作か
ら図1等を用いて説明する。上記電気制御回路において
は、システムコントローラであるCPU101により、
全制御要素が共通のバスライン105を介してコントロ
ールされるものとする。なお、上記共通のバスライン1
05によるCPU101と各制御要素間のデータ授受の
具体的な手法については、特開平3−58685号公報
に開示のデジタル電子スチルカメラに記載されている。
【0056】また、上記CPU101は、ワークメモリ
102と共に1チップ上に配設されていてもよい。上記
ワークメモリ102には、後述する色変換マトリックス
演算や画像数変換の平均化演算などのためのRAM、お
よび、各種画像処理のための演算方式に関するデータ等
が格納されたROMで構成されている。
【0057】また、上記電気制御回路には、操作スイッ
チとしてパワースイッチSW1と、外部データ取り込み
指示する入力データ切り換えスイッチSW2と、プリン
ト画面形状(ノーマル,ズーム,パノラマ,マルチ画面
分割)を指定するための画面モード切り換えスイッチS
W3と、プリント画像の色(カラー,モノクロ,セピ
ア)を指定する色指定スイッチSW4と、プリント枚数
を指定するプリント枚数スイッチSW5と、トリガ手段
である2段シャッタスイッチSW6と、印刷開始を指示
するプリントスイッチSW7が設けられている。
【0058】それらのスイッチの出力信号は、各入力I
/F、すなわち、パワースイッチI/F121、外部デ
ータ切り換えI/F122、ズーム,パノラマ,分割モ
ード切り換えI/F123、カラー,モノ,セピア切り
換えI/F124、プリント枚数切り換えI/F12
5、シャッタI/F126、プリント開始I/F127
にそれ入力され、共通バスライン105を介してCPU
101に伝達される。
【0059】上記電気制御回路において、パワースイッ
チSW1をオンにした状態で、2段シャッタスイッチS
W6が操作されて1段目のオン信号が出力されると、パ
ワースイッチI/F121とシャッタI/F126の出
力によって、電源部119が動作し、CPU101等が
立ち上げられる。上述のCPU等の立ち上がり状態にて
撮像光学系である撮影レンズ8に入射した被写体光は、
撮像素子であるCCD109で光電変換され、撮像信号
として出力される。なお、CPU101で制御されるS
SG( Synchronous SignalGenerator)106の同期
信号によりTG(Timing Genarator)107の駆動タイ
ミング信号が生成され、そのタイミング信号によりドラ
イバ108を介してCCD109が駆動され、撮像信号
が生成される。
【0060】上記撮像信号は、CDS(Correlation do
uble Sampling 回路)110にてサンプルホールド処理
され、さらに、AGC回路111を介し、A/D変換回
路112にてA/D変換され、1フレーム目の撮像信号
としてメモリ103に取り込まれる。そのメモリ103
のデータに基づいて、AE処理、すなわち、素子シャッ
タの調節やAGC111のゲイン調整が行われる。
【0061】続いて、シャッタスイッチSW6の2段目
のオン信号が出力されると、上記AE処理に基づいた露
光条件で、被写体像がCCD109により撮像信号とし
て取り込まれ、そのA/D変換後の撮像データがデータ
I/F113を介して、被写体像の画像データとして、
フレームメモリ114に格納される。フレームメモリ1
14へのデータの格納は、メモリコントローラ104に
よりコントロールされる。このフレームメモリ114に
は、メモリカード等のマスストレージを適用してもよ
い。
【0062】なお、上記CPU101と、CCD109
からデータI/F113までの撮像データ処理回路と、
メモリコントローラ104,フレームメモリ114とが
被写体像に対応した画像データを形成する画像データ形
成部を構成している。
【0063】次に、印刷開始を指示するプリントスイッ
チSW7が押圧されると、その出力信号は、プリント開
始I/F127を介してCPU101に印刷開始の指示
がなされる。そして、プリンタコントローラ116を介
して電子カメラ内蔵のプリントヘッド16等(図2参
照)で構成されるプリンタ部130を駆動し、フレーム
メモリ114上の画像データに基づいてプリンタカセッ
ト30に収納された記録紙テープ42上にプリントが行
われる。
【0064】しかし、フレームメモリ114の格納され
た画像データは、CCD109で撮像されたデータがR
(レッド)G(グリーン)B(ブルー)系の画像データ
であることから、その画像データをプリンタ出力用であ
るC(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)系への変
換を行う必要がある。さらに、CCD109の撮像画素
数とプリンタ部130のプリントヘッドのプリント画素
数とが異なっているため、さらには、拡大(ズーム)プ
リント、または、パノラマサイズプリントを行うため、
上記格納画像データの複数の画像データを平均化処理し
て単一画素データへ変換処理を行う必要もある。
【0065】CPU101とともに1チップ化されてい
るワークメモリ102にRGB系からCMY系への上記
マトリックス変換データや、上記平均化演算処理データ
等が格納されており、そのデータに基づいてCPU10
1にて上記変換処理が行われる。
【0066】さらに、プリンタ部130でプリントを行
うに際しては、ガンマ補正等の色補正を行う必要がある
が、その補正データはプリンタの色補正データROM1
15に補間のためのデータが格納されており、そのデー
タを用いてCPU101にて補正処理が行われる。
【0067】フレームメモリ114のデータに基づいて
変換、および、補正されたデータはバッファメモリ11
7に出力され、そのバッファメモリ117のデータに基
づいてプリンタ部130によりプリントが行われる。な
お、CCD109におけるRGB系のカラーフィルタに
替えてCMY系のフィルタを適用し、画像処理を総て補
色系で行うようにすれば、上記CPU101におけるR
GB系からCMY系への色変換の演算処理は不要とな
り、回路が簡素化される。
【0068】次に、データ切り換えスイッチSW2を操
作することによって、外部の機器、例えば、他の映像機
器131やパソコン133からの画像データ、あるい
は、画像処理コマンドが取り込み可能となる。すなわ
ち、テレビ,ビデオ,チューナ等の映像機器131をア
ダプタ132を介して外部コネクタ12に接続し、上記
データ切り換えスイッチSW2を操作することによっ
て、外部の画像データ、または、文字データを被プリン
トデータ入力部である外部データI/F120により本
電子カメラ10内の上記フレームメモリ114に取り込
むことができる。上記アダプタ132にはキーボード,
バーコード入力キー,背景用データROM,ビデオキャ
プチャー,データ変換処理部等が組み込まれており、上
記テレビ等の画像データの他にキーボードによる文字デ
ータやバーコードや背景データ等をも取り込み可能であ
る。
【0069】また、上記コネクタ12にはパーソナルコ
ンピュータ(パソコン)133も接続可能であって、上
記パソコン133で制作したCG画像データ等も取り込
み可能である。さらに、上記パソコン133からの画像
処理コマンドを取り込むことも可能であり、そのコマン
ドに従って処理された画像をプリントすることもでき
る。
【0070】上記外部データは、共通バスライン105
を介して、CPU101の制御のもとにフレームメモリ
114に取り込まれるが、例えば、外部データをCCD
109を介して撮像された被写体の画像に対する背景や
スーパインポーズ等の画像データとして用いる場合、C
PU101に内蔵される混合処理部により、上記被写体
画像データに上記外部データを嵌め込む処理がなされ
る。その混合処理後の画像データがプリンタ部130に
出力され、同一記録紙コマ上にプリントが行われる。
【0071】なお、上記テレビ等の映像機器131の画
像データを取り込む場合、上記被写体撮像用の2段シャ
ッタスイッチSW6を利用し、その2段目操作によっ
て、動画画像データをフリーズ処理することによって、
静止画像データとして取り込まれる。また、上記映像機
器131から取り込んだ画像データをプリントするか、
前記CCD109を介して取り込んだ被写体像の画像デ
ータをプリントするかの選択は、上記データ切り換えス
イッチSW2の出力に従って、CPU101に内蔵され
る選択処理部により選択され、プリンタ部130にてプ
リントされる。
【0072】上記テープカセット30(図3参照)をカ
メラ本体11(図2参照)に装着した場合、該カセット
に収納されている記録紙の仕様や記録紙の使用状態等の
情報など、電子カメラ10側にプリント動作に必要な情
報を伝達する必要がある。また、収納記録紙がすべて使
用済みであるかなどの使用状態の情報等をプリンタカセ
ット30に記録する必要がある。
【0073】そこで、本電子制御回路においては、カセ
ット情報検出/記録部118が設けられており、プリン
タカセット30に対して情報の授受が可能となってい
る。なお、該カセット情報検出,記録部118も共通バ
スライン105を介してCPU101により情報の取り
込み、または、出力が行われる。そして、上記カセット
情報検出/記録部は、後述するカセット情報検出スイッ
チ25(図5参照)や記録テープ残量検出スイッチ26
(図6参照)、また、テープカセット30が使用済みで
あることをカセットテープ30に記録する記録手段であ
る押圧機構63(図20参照)や保持情報判読手段であ
る使用済み検知スイッチ62(図21参照)等で構成さ
れる。また、記録テープ42のプリント位置検出のため
の反射式光センサ27が配設されている。
【0074】本電子制御回路においては、画面モード切
り換えスイッチSW3を操作することによって、被写体
像等の原画像データをノーマル,ズーム,パノラマ,マ
ルチ分割等のそれぞれの画面対応して展開させた画像デ
ータに変換してプリントするが、その原画像データ変換
処理は、CPU101に内蔵されているノーマル画像成
形手段,ズーム画像成形手段,パノラマ画像成形手段,
マルチ分割画像成形手段により行われる。
【0075】なお、上記電子制御回路では、撮像素子と
してCCD109を適用しているが、他にMOSタイ
プ,CMOSタイプ,CMD 等のいずれのタイプの撮
像素子であってもよい。上記MOSタイプ,CMOSタ
イプ,CMDの撮像素子を適用する場合、図1のブロッ
ク構成図において、破線で囲んだブロック部129は、
アナログCMOSタイプの1チップLSIで構成するこ
とが可能であり、コスト低減に有効である。
【0076】次に、本実施の形態の電子カメラ10の機
械的構造等について説明する。図2の斜視図に示すよう
に、本プリンタ内蔵型電子カメラの筐体であるカメラ本
体11は、撮影レンズ8の光軸Oを水平とする姿勢にて
光軸Oと垂直方向に沿う外面を外装側面11fとし、上
方の面を外装上面11gとすると、外装側面11fは外
装上面11gよりも広い面を有する略直方体を形成して
いる。
【0077】上記外装側面11fには、テープカセット
装着部の開口11aが設けられ、蓋体であるカセット蓋
9が支持ピン11eに回動自在に支持されて配設されて
いる。上記カセット蓋9は、テープカセット30を定位
置で保持可能で、逆保持防止のための傾斜受け面9bが
形成され、保持爪9aも設けられている。
【0078】また、上記外装側面11fには、プリント
開始スイッチSW7の操作釦7aと、外部コネクタ12
が配設されている。さらに、開口11aの上方部にはプ
リント済み記録テープ42の搬送方向切り換え、すなわ
ち、カメラ外部に排出するか、あるいは、テープカセッ
ト30内に収容するかの切り換え操作用の回動自在の搬
送切り換えツマミ13と、排出されるプリント済み記録
テープ42のカット操作用のカット操作ツマミ14が配
設されている。
【0079】上記外装上面11gには、前記電気制御回
路のパワースイッチSW1,入力データ切り換えスイッ
チSW2,画面モード切り換えスイッチSW3,色指定
スイッチSW4プリント枚数スイッチSW5,2段シャ
ッタスイッチSW6のを操作する操作釦1a,2a,3
a,4a,5a,6aがそれぞれ配設されている。さら
に、プリント済み記録テープ42が排出される排出口1
1bと、本体内部に収容されるプリント済み記録紙のプ
リント状況を確認するための覗き窓11cも配設されて
いる。
【0080】上記テープカセット装着部開口11aの内
部には、図4に示すようにプリントヘッド16と、該ヘ
ッド16に対向し、D1 方向に進退可能に支持される押
さえローラであるプラテンローラ17と、記録テープ搬
送機構部を構成するD2 方向進退可能なフィードローラ
18,ローラ19と、インクテープ駆動軸21,22
と、搬送切り換えツマミ13により駆動される軸であっ
て、テープカセット30の搬送切り換え板36の軸部と
係合可能な切り換え駆動軸24とが配設されている。
【0081】なお、記録テープ搬送経路上に記録テープ
42の搬送位置検出用の反射式光センサ27が配設され
ている。また、図4には示していないがテープカセット
30内の記録テープ42の残量検出スイッチ26(図6
参照)とテープカセット使用済み検知スイッチ62(図
21参照)とが開口11aの内部に配設されている。
【0082】また、テープカセット装着部上面部には、
切り換えツマミ14を操作することによりD4 方向にス
ライド駆動される裁断機構としてのカッタ刃15が配設
されている。また、テープカセット装着部側面部には、
テープカセット本体31に設けられる凹部31gの有無
を検出するスイッチであって、前記検出/記録部118
を構成する4つのカセット情報検出スイッチ25が配設
されている。
【0083】次に、上記プリンタ内蔵型電子カメラに装
着可能な被記録体であるテープカセット30の構造につ
いて説明する。上記テープカセット30の外形は、図3
の斜視図に示すようにカセット本体31が非対称形状で
あり、底面部が傾斜面31rを形成しており、上記カセ
ット蓋9への取り付け時の逆差しを防止している。カセ
ット本体31の上面には、カセットをカメラに装着した
際に上記カメラ本体の排出口11bおよび覗き窓11c
に対向する位置に開口31aと31bが設けられてい
る。
【0084】さらに、カセット本体31の側面の上記カ
メラ側のカセット情報検出スイッチ25のアクチュエー
タが接触可能な位置に情報保持手段としての櫛状の凹部
31gが設けられている。この凹部31gの有無により
収納されているカセット情報であるテープインクテープ
と記録テープ等の固有のカセット情報が4ビットデータ
として記録されている。
【0085】上記インクテープに関するカセット情報と
しては、収納されているインクテープ41が熱溶融型
か、熱転写型かの情報、テープ幅情報、1画面当たり長
さ情報、インク色の順序情報(C−M−Y,Y−M−C
等)、パノラマプリント可能かどうかの情報、メーカ名
などの情報がある。
【0086】また、記録テープに関するカセット情報と
しては、収納記録テープの記録可能枚数情報、収納され
ている記録テープ42が切り込み付きかどうかの情報、
切り込み付きの場合は、画面ピッチ情報や切り込み枠形
状情報、残り枚数コード付きかの情報、記録紙または台
紙の色、または、反射率情報、背景の印刷付きであるか
どうかの情報、また、背景の種類等の情報、パノラマ印
刷可能かの情報、記録テープの厚み,幅情報、プリント
用かクリーニング用かの区別情報等がある。また、カセ
ット装着状態が正しいかどうかもカセット情報として伝
達される。
【0087】なお、上記カセット情報がカメラ側に取り
込まれると、CPU101によって次のようにカメラが
制御される。すなわち、まず、装着されたテープカセッ
ト30のカセット情報をカセット情報検出スイッチ25
を介して読み込む。その情報に基づき、インクテープ4
1が熱溶融型か、熱転写型かの情報によりプリントヘッ
ド16のドライブ方式が選択される。記録テープの記録
可能枚数情報によりカセット装着時の記録可能枚数を設
定する。なお、記録枚数は24枚でも36枚でも対応可
能である。また、記録手段としてバーコードや磁気テー
プやROMを適用する場合は、カセットを再装着しても
使用可能である。
【0088】さらに、記録テープの幅情報により記録画
面サイズを設定し、それに合わせてプリントヘッド16
の駆動状態を制御する。また、メーカ情報により特定さ
れたメーカのカセットのみプリント可能とすることもで
きる。また、クリーニング用である情報により、カメラ
はクリーニングモードに切り換えられ、クリーニングが
実行される。使用済みカセットであることが検出されれ
ば、エラー表示を行い、カメラの動作を停止させ、再記
録を防止する。
【0089】◎このようにカメラ側に取り込まれたカセ
ット情報によって、カメラ側の動作の制御を行う。この
制御は、主にコントローラ101によって行われる。
【0090】カセット本体31の内部には回転自在に支
持された中空軸32,33が配設されており、該中空軸
32にはインクテープ41が巻回されて支持されてお
り、そのインクテープ41の一端は、中空軸32に固着
されている。また、該インクテープ41の他の一端は、
中空軸33に固着されている。また、ロール室31vに
は支持軸31pに筒状ロール芯材34が回転自在に嵌入
され、その筒状芯材34にテープ状の記録テープ42が
巻回されている。該記録テープ42の末端は上記芯材3
4に固着されている。
【0091】また、上記インクテープ41と記録テープ
42のカメラ装着時の干渉を防止するためのガイドピン
31d,31eが搬送経路に沿って配設されている。さ
らに、記録テープ42の搬送方向を決める回動自在の搬
送切り換え機構を構成する搬送切り換え板36が開口3
1aの下方に配設されている。この切り換え板36の軸
部は、テープカセット30をカメラ本体31に装着した
とき、前記カメラ側の切り換え駆動軸24に係合し、該
軸24により回動駆動される。なお、この切り換え板3
6は、上述のようにテープカセット内に配置せず、カメ
ラ本体内に持つようにしてもよい。このようにするとテ
ープカセットをさらに安価にすることができる。
【0092】また、記録テープ42を収納するロール室
31vは、送り側と反対側を膨らました形状とし、所定
の画面数、例えば、5画面のプリントコマ分の記録テー
プが逆方向の搬送されてきても記録テープ42がジャム
状態になることを避けるための空間となる逃げ部31c
が形成されている。
【0093】また、上記記録テープ42のロール室31
vに対向する位置にプリント済みの記録テープ42をカ
ールさせて収納する円筒状、または、曲面状の収納室3
1fが設けられている。なお、この収納室31fに回転
可能なローラ35を配設してもよく、このローラ35に
よって、ジャムを起こすことなく、より確実にプリント
済み記録テープ42を収納することができる。
【0094】なお、上記インクテープ41と記録テープ
42は、カセット本体31の蓋を開放可能とすれば、容
易に詰め替えることができる。また、テープカセット本
体31内には電子カメラ駆動用電池(図示せず)が内蔵
されている。この電池はテープカセット30に収納され
た記録テープへのプリント動作をサポートするだけの電
力を有していればよい。
【0095】図5の(A),(B)は、前記カセット情
報検出スイッチ25のオン/オフ状態を示す断面図であ
り、テープカセット30がカメラ本体11に装着された
ときの状態を示す。図5の(A)は、検出スイッチ25
に対向する凹部31gがある場合、上記検出スイッチ2
5がオフ状態を保っていることを示し、図5の(B)
は、検出スイッチ25に対向する凹部31gがない場合
で、検出スイッチ25がオンとなることを示している。
このように4つの検出スイッチ25がオンオフすること
によって、4ビットで示されるカセット情報がCPU1
01に取り込まれる。
【0096】図6は、前記巻回して収納された記録テー
プ残量を検知するための残量検出部を示す図である。テ
ープカセット30が装着されると、カメラ本体11に取
り付けられた残量検出スイッチ26のアクチュエータ部
50が被検知機構としての開口部31jを通してテープ
カセット本体内に挿入され、上記巻回記録テープ42の
外径部にバネ51の付勢力で当接した状態になる。
【0097】プリント実行により収納された記録テープ
42がテープエンドに達すると、検出スイッチ26の出
力がオンに切り換わり、その出力信号が制御手段である
CPU101に伝達される。CPU101は、テープエ
ンド到達を検知したことによってプリント動作停止(プ
リントヘッド退避等)の指示、画像データ形成動作の停
止(シャッタを動作させない)の指示、操作者に対する
報知(LCD表示,ブザー)、また、テープカセットに
対して記録テープを使い切ったことを示すカセット使用
情報を記録、例えば、図35の金属片31nを折り曲げ
る等を行う。
【0098】なお、上記残量検出スイッチ26に代えて
ポテンショメータを適用すれば、記録テープの残量を、
常時、定量的に検出することができ、上記プリント動作
停止等の制御をきめ細かく行うことができ、より使いや
すくなる。また、テープカセット30を途中で、一旦、
取り出した場合を考慮して、残り枚数の手入力を可能に
しておくと都合がよい。
【0099】図7は、上記テープカセット30に収納さ
れるノーマルサイズのプリント用のインクテープ41の
展開図である。上記インクテープ41は、C,M,Y色
順に各インクテープ部が連結されて形成され、それぞれ
ノーマルサイズ1画面のプリントに必要な長さL0 をそ
れぞれ有している。なお、上記C,M,Yの3色の他に
K(黒)を加えてもよい。
【0100】図8は、テープカセット30に収納可能な
パノラマサイズのプリント用のインクテープ41′の一
部を示す展開図である。上記インクテープ41′は、各
色C,M,Y順のパノラマサイズ1画面のプリントに必
要な長さ、例えば、上記L0の2倍の長さを有するテー
プで形成されている。
【0101】図9は、上記テープカセット30に収納さ
れるノーマルサイズのプリント用の記録テープ42の一
部を示す展開図である。また、図10は、図9のA−
A′断面図である。上記記録テープ42は、実際にプリ
ントされるプリント用紙であって、裏面に粘着剤が塗布
されたテープ状記録紙42aと、この記録紙42aの裏
面に対して剥脱可能に貼付けられた台紙42bとで構成
される。そして、上記記録紙42aには1プリント画面
P0 に対応する四辺形枠状の切り込み42cが設けられ
ている。プリント後、上記切り込み42cに沿ってプリ
ント画面P0 部分を剥脱し、目的とする箇所に貼付する
ことができる。なお、上記記録紙42a上に予め背景等
のフォームが印刷してあってもよい。
【0102】次に、以上のように構成された本実施の形
態の電子カメラ10の撮影,プリント動作について、図
11,図12のテープカセット装填状態断面図等を用い
て説明する。まず、テープカセット30を所定の姿勢で
図2のカセット蓋9に装填し、該蓋9を閉じると、テー
プカセット30が装着状態となり、カメラ本体11側の
プリントヘッド16,プラテンローラ17,フィードロ
ーラ18等がカセット開口部31h,31iを通して、
カセット本体31内に進入する。上記カセット蓋9の閉
動作に連動してプラテンローラ17がインクテープ41
と記録テープ42を介した状態でプリントヘッド16に
圧接する。同時にフィードローラ18も上記テープを介
してローラ19に圧接する。その後、プラテンローラ1
7,フィードローラ18が回転して記録テープ42をプ
リント可能な初期位置まで送り、オートロードを完了す
る。
【0103】なお、本電子カメラ10では、プリントヘ
ッド16に対してテープを介して当接させるためにプラ
テンローラ17の方を進退移動させる構造を適用した
が、逆にプリントヘッド16側を進退移動させてもよ
く、あるいは、双方を同時に進退移動させるようにして
もよい。
【0104】プリント済み記録テープ42をカメラ本体
外に排出(導出)しようとする場合、切り換えツマミ1
3を操作して切り換え板36を図11のようにD3a方向
に回動させると、記録テープ42は排出口11bから外
部へ搬送可能になる。また、プリント済みの記録テープ
42をカセット本体31内に収納しようとする場合、切
り換えツマミ13を操作して切り換え板36を図12の
ようにD3b方向に回動させると、記録テープ42は覗き
窓11cを経由して収納室31f側に搬送され収納され
る。
【0105】さて、テープカセット30をカメラ本体に
装填した状態で、2段シャッタスイッチSW6の1段目
と、続いて、2段目とをオンすると、被写体の画像デー
タがフレームメモリ114に取り込まれる。その後、プ
リントスイッチSW7をオンすると、インクテープ41
と記録テープ42とを同時に給送しながらプリントヘッ
ド16により各画素のプリントが行われる。
【0106】ノーマルサイズのプリント工程は、1画面
につきインクテープ41のC(シアン),M(マゼン
ダ),Y(イエロ)の各色について順次行われる。すな
わち、上記各色についてインクテープ41と記録テープ
42がノーマルサイズ分の1画面長L0 だけ(図9)送
られる。その後、記録テープ42側は1画面長分送り出
した量だけ戻され、次の色のプリント開始の初期状態に
する必要がある。
【0107】上述のプリント動作において、最初の色
(C)のプリント開始時の記録テープ42のプリントヘ
ッド16に対する相対位置は、切り込み42c位置に対
してのプリント画面の位置を与えるので、この最初のプ
リント色に対する初期記録テープ位置精度は、切り込み
42cに対するプリント画面の位置ずれの精度となる。
また、続くプリント色(M、または、Y)に対する記録
テープの戻し位置精度は、色ずれに精度を与える。従っ
て、このテープ戻し位置精度は特に高精度に設定する必
要がある。
【0108】また、本電子カメラ10においては、テー
プ搬送機構部上に反射式光センサ27を配設しており、
プリント開始時に記録テープ42の表面の反射率、また
は、色の差により、切り込み42c縦線の位置を検出す
ることによって、記録テープ42のプリント開始位置お
よび戻し位置への到達を検出する。なお、記録テープ4
2の記録紙42aの表面が光沢のある表面を有しておれ
ば、台紙42bと色を変えなくても反射率の違いから切
り込み42cの検出は可能である。また、反射率の少な
い記録紙の場合、記録テープ42の台紙42bを黒色に
すると、上記切り込み42cの縦線検出がより確実にな
り、記録中の記録紙の切り込み位置の検出が確実にな
る。
【0109】また、予め記録テープ42上に切り込み4
2cのプリント始め位置に関連して別途に標識42hを
付し、上記光センサ27により上記所定の位置に到達し
たことを検出するようにしてもよい。また、上記標識4
2hに代えて記録テープの記録紙と台紙を貫通する穴、
または、切り欠きを用いてもよい。
【0110】なお、上述したように色ずれに関連する2
色目,3色目の記録テープ戻し位置の位置出しは、パル
ス制御駆動源が適用される場合は、記録テープ搬送機構
であるピンチローラ17,フィードローラ18の送り,
戻し量をパルスにより制御して、高い位置精度を保つこ
とができる。
【0111】なお、上述の方式ではC,M,Y3色のプ
リント動作では記録テープを送り出し方向に給送すると
きにのみプリントしたが、この方式に対する変形例とし
て、C色プリントはテープ送り出し時にプリントし、M
色プリントは、テープ戻し時にプリントし、Y色プリン
ト時は再びテープ送り出し時にプリントするような方式
を採用してもよい。前述の実施の形態のプリント方式で
は、1画面プリント工程に記録テープを2往復半〜3往
復(次画面リセットまで)させる必要があったが、この
変形例のプリント方式では1往復半〜2往復(次画面リ
セットまで)でよく、プリント時間が短縮される。
【0112】上述したように各色プリント動作後、記録
テープ42が逆方向に戻されるが、その逆送された記録
テープ42がジャム状態にならないように、カセット本
体31にはロール室31vに逃げ部31cが設けられて
いる。また、プリント動作は、1画面毎に行われるとは
限らず、数画面分のプリントを1回のプリント動作で行
う場合もある。この場合、記録テープ42の各単色プリ
ント後の記録テープ42の戻し量も数画面分となる。し
たがって、上記カセット本体の逃げ部31cは、前述し
たように5画面分の逃げを許容する。
【0113】図8に示すインクテープ41′を使ってパ
ノラマサイズプリントを行う場合のプリント1画面の長
さは、上記ノーマルサイズの2倍となる。インクテープ
41′は、各色毎に長さ2×L0 分給送され、パノラマ
用記録テープも上記長さ2×L0 に対応した量だけ給送
される。したがって、各色のプリント毎にパノラマ用記
録テープは、上記長さ2×L0 だけ戻されることにな
り、その分の逃げ部は必要である。
【0114】上記図8に示すパノラマサイズ用のインク
テープ41′を使って、ノーマルサイズのプリントを行
う場合、まず、1画面目のプリントではC,M,Y3色
についてインクテープ41′のa1 ,a2 ,a3 の部分
を使用する。その後、2画面目のプリントではC,M,
Y3色についてインクテープ41′のb1 ,b2 ,b3
の部分を使用してノーマルサイズのプリントを行うこと
になる。
【0115】記録テープ42をカメラ外に排出(導出)
する状態にあっては、上述のように記録テープが各色毎
の上記1回プリント動作時の送り戻しがあるため、完全
にプリントされる前の状態の記録テープ42先端部がカ
メラ本体11から露呈する可能性がある。そのような状
態になると、操作者の手が触れてプリント部分を汚して
しまう可能性がある。そこで、本電子カメラ10ではプ
リントヘッド16から排出口11b間の記録テープ42
の搬送経路長さが上記1回のプリント動作時のテープ送
り量より長く形成され、プリント終了以前の記録テープ
42をカメラ本体11より外に露出しないようにして上
述の汚れの発生を防止している。また、2枚以上を同時
にプリントする際には、収納室31fに退避させるよう
にしてもよい。
【0116】また、記録テープ42をカメラ外に排出す
る状態では、上カット操作ツマミ14を操作し、カッタ
刃15をスライドさせてプリントされた記録テープ42
をカットすることができる。そのカット位置は、フィー
ドローラ18を回転させて微調整することができる。
【0117】一方、記録テープ42をカセット30内に
収納する状態では、収納前にプリント状態を覗き窓11
cを通して観察することが可能である。この観察位置も
プラテンローラ17,フィードローラ18を回転させる
ことによって微調節することができる。覗き窓11cを
通過後、記録テープ42は、収納室31f内にカールし
た状態で収納されていく。
【0118】図13は、記録テープ42の搬送/収納状
態を示す図である。本図に示すように、プリント前の記
録テープ42は、切り込み42cが入った記録紙42a
側を外側にした状態で、曲率半径ra 以上のロール状に
巻回されて保持されている。プリント中の記録テープ4
2は、搬送プラテンローラ17,フィードローラ18等
で形成される搬送経路上での曲率、さらに、プリント後
の記録テープ42も収納室31f内でカールした状態で
の曲率も、上記巻回保持状態の曲率より小さい。例え
ば、カール状態では上記曲率半径ra より大きい曲率半
径rb となっている。なお、曲率は曲率半径の逆数で示
される。
【0119】このように記録テープ42は、プリント前
ではロール状態で記録紙42aを外側にして巻回保持さ
れているが、搬送中、また、プリント後の収納状態でテ
ープの曲率として上記巻回保持状態よりも小さく保持す
ることによって、記録紙42aが切り込み42c(図9
参照)の部分で台紙42bから剥離することを防止して
いる。
【0120】なお、切り込みを有しない記録テープを用
いる場合は、剥離しないことから必ずしも上述のような
曲率の差を考慮する必要はなく、また、ロール状態で記
録紙側を内側にして巻回してもよい。この場合は、記録
紙側が内側であることから汚れが付着しにくく、プリン
ト不良を防止できる。
【0121】次に、本実施の形態の電子カメラ10にお
けるプリント処理における画素データの変換動作につい
て説明する。CCD109により取り込まれ、フレーム
メモリ114に格納されている原画像データである被写
体の撮像画面81の画素数は、図14の画素データ図に
示すように1画面当たり、縦256画素×横512画素
で構成されている。一方、ノーマルプリント状態でのプ
リントヘッド16によるプリント画像画面82の画素数
は、記録テープ42が比較的狭い幅のテープであること
から1画面当たり縦128画素×横256画素で構成さ
れている。
【0122】したがって、原画像データの縦横4画素に
対して、CPU101にて平均化演算がなされ、その平
均値データを1画素の画素データとしてプリントされる
ことになる。図14の場合、例えば、原画像画面上の4
画素a11,a12,a21,a22の平均値データがプリント
画面上では1画素b11としてプリントされる。なお、上
記平均化処理を間引き処理で代用してもよいがモアレ縞
が発生する場合がある。そこで、モアレ縞の発生を抑え
るために、間引き処理時には通常の半分の帯域の周波数
成分までしか通さないような光学フィルタを用いるよう
にしてもよい。
【0123】パノラマサイズのプリントの場合、図15
の画素データ図に示すように撮像画像の画面83のう
ち、縦方向の中央部の128画素で、横方向の全長部の
512画素について、長さがノーマルサイズの2倍の長
さであるパノラマ画面84のプリントを行う。したがっ
て、撮像画面83上の画素a31,a32,a33,…の画像
データは、平均化処理されることなく、そのままの画像
データがプリントされる。但し、パノラマサイズの長さ
方向がノーマルサイズの2倍(512画素)以下である
場合、平均化処理が必要になる。
【0124】ズーム画面のプリントにおいて、図16の
画素データ図に示すように撮像画像の画面85のうち、
縦方向が中央部の128画素で、横方向が中央部の25
6画素について、プリント画面86上にプリントを行う
ような場合、平均化処理することなく、そのままの画像
データがプリントされる。但し、ズーム率が上記の場合
と異なる場合、平均化処理を行ってプリントを行う必要
がある。
【0125】以上、説明した本従来の形態のプリンタ内
蔵の電子カメラ10によると、CCDを用いた撮像部を
持つ電子カメラに簡単な構成をもつカラープリンタ部を
内蔵し、さらに、テープカセット30を容易に着脱可能
にしたことから、従来のように撮影画像データを取り込
み、そのデータを転送してプリント画面を得るなどの処
理を行うことなく、直接プリントアウトすることがで
き、小型かつ安価な電子カメラにより撮影現場で間単に
プリント画面が得られる。
【0126】さらに、記録テープとして台紙上に貼付さ
れた剥脱可能な記録紙テープを適用していることからプ
リント後、台紙から記録紙を剥がして、目的とする箇所
に貼付することができ、その点もプリンタとして有用で
ある。さらに、テープカセット30に対してカセット固
有の情報、収納されている記録テープの種類、記録可能
画面枚数等の情報が装着時に電子カメラ側に取り込まれ
るので、操作者が上記各情報を入力する必要がない。
【0127】以下、上述した一実施の形態のプリンタ内
蔵の電子カメラ10のプリンタ部や記録テープ、あるい
は、テープカセットに対する変形例等について説明す
る。上述した実施の形態の電子カメラのプリント部での
プリント工程は、1画面プリントに際して上記C,M,
Yの各プリント色毎に記録紙42aを3回往復させる必
要があった。それに対して1回の記録テープの送りでカ
ラープリントが可能とするプリント部として、図17に
示すプリントヘッド88とマトリックスインクテープ8
7を適用した変形例のプリント方式のプリンタ部につい
て、次に説明する。
【0128】すなわち、上記プリントヘッド88には、
画素に対応するC,M,Y3色のヘッドユニット88
a,88b,…が組み込まれている。インクテープ87
には1画素当たりC,M,Y3色のドットがカラーフィ
ルタの配列と対応してマトリックス状に配列されてい
る。1ドットの大きさは、記録ヘッド88のユニットの
大きさに対応する大きさとする。上記インクテープ87
上をプリントヘッド88で1回走査することによりカラ
ープリントができる。但し、プリント時にプリントヘッ
ド88に対するインクテープ87の相対位置を上記3色
のドットのピッチ精度で位置決めする必要がある。
【0129】そこで、上記インクテープ87は、搬送方
向の送りはインクテープ搬送用ローラで行い、上記搬送
方向と直交する方向は、インクテープ87がずれたとき
プリントヘッド88に与える信号をシフトし、選択する
ヘッド素子を変更してずれを修正する。なお、上記イン
クテープ87のずれの検出は、インクテープ87のエッ
ヂを検出することによって行う。あるいは、インクテー
プ87を透過式、または、反射式の色検出センサにより
検出してずれを検出する。
【0130】上述の記録テープ42に対する別の変形例
として、図18に示す記録テープ43を適用することも
可能である。この変形例の記録テープ43は、搬送方向
側の前記切り込み部をミシン目ライン43dとし、さら
に、逆Lの字状の切り込み43cが設けられている。そ
して、図18のA−A′断面図である図19にも示すよ
うに搬送方向に沿った下方端縁部43eで記録紙43a
が台紙43bより狭くなっており、台紙43bが露出し
ている。このような形状にすることにより記録紙43a
の搬送中での剥離を防止でき、さらに、プリント後の記
録紙の剥脱を容易に行うことができる。
【0131】上述の記録テープ42に対するさらに別の
変形例として、図20に示す記録テープ44を適用する
ことも可能である。上記記録テープ44は、切り込み4
4cが搬送方向に沿ってのみ設けられている。幅方向に
はミシン目ライン44dを設ける。この記録テープ44
も搬送中の記録紙44aの剥離が防止でき、また、切り
込み44cに沿っての剥脱が容易となる。なお、幅方向
のミシン目ライン44dは必ずしも必要ではない。43
bは、台紙を示している。
【0132】上述の記録テープ42に対するさらに別の
変形例として、図21に示す記録テープ45を適用する
ことも可能である。上記記録テープ45は、記録紙45
aの切り込み45cの枠形状を特殊形状、例えば、ハー
ト形状とする。なお、45bは台紙である。図22は、
上記記録テープ45を収納したテープカセット71の斜
視図であって、このテープカセット71の窓部71aに
上述の記録テープの切り込み形状71iを表示させる例
を示している。この表示によって、記録テープの切り込
み枠形状を知ることができる。
【0133】また、図23は、上記記録テープ45を適
用するプリンタ内蔵の電子カメラの斜視図であって、こ
の電子カメラでは、カメラ本体11′のファインダ11
d′に上記記録テープ45の切り込み枠形状11iが表
示される。なお、8′は、撮影レンズを示している。上
記電子カメラによると、被写体像が上記切り込み枠に対
してどのような状態で収まるかを観察しながら撮影する
ことができる。なお、上記切り込み枠形状11iはカセ
ットの交換によってカセット毎の切り込み枠形状となる
ことが望ましい。このためにカセットの窓71aの切り
込み枠表示71iを利用することも可能である。
【0134】次に、残りの記録可能枚数が記録テープ上
の切り込み枠外の空白部にプリント部にプリントされる
変形例の残量表示可能なプリンタ部について説明する。
図24は、上記変形例のプリンタ部における記録テープ
46のプリント時の覗き窓部1cからの観察される搬送
状態の流れ図である。この例では24枚のプリント記録
が可能な記録テープ46が装填された場合を示す。な
お、この当初の記録可能枚数情報は、カセット本体31
の櫛状の凹部31gに収納記録テープの記録可能画像数
情報として予め記録されている。
【0135】上記変形例のプリント部においては、初期
のローディングが終わった時点で残量定量表示手段によ
って、記録テープ46の先端部の切り込み46c枠外の
余白部に24画面分の記録テープが収納されていること
を示す「24/24」がプリントされる。その表示部分
は覗き窓1c部にて確認される。上記「24/24」の
印刷は、カセットを出荷する前にプリントしておいても
よい。これによって、カメラにカセットを装着せずとも
カセットの覗き窓から印刷可能枚数が確認できる。
【0136】続いて、1番目の画面がプリントされた
後、CPU101で減算処理を行って、現在の残量記録
可能枚数を示す「23/24」を切り込み枠間にプリン
トが行われ、カットライン46fで、一旦、カットす
る。すなわち、24/24枚目の画像と「23/24」
の印刷を同じ印刷過程で行う。なお、本変形例のプリン
ト部を適用した電子カメラには覗き窓1c側部位置にカ
ッタが装着されているものとする。カット後、記録テー
プを第2画面プリント可能位置に戻し、覗き窓1cに上
記残量「23/24」が表示された状態になる。以降、
プリント処理の度に上述の処理が繰り返される。
【0137】上述の本変形例のプリンタ部によると、予
めテープカセットに記録されている記録テープ46の総
プリント可能枚数情報をCPU101で取り込み、プリ
ントを行う度にテープカセットに残っている記録テープ
の残量を残り記録可能枚数として記録紙上にプリント
し、その残り枚数を覗き窓1から確認することができ
る。この場合、特に、記録テープに残り記録可能枚数を
予め印刷しておく必要がない。しかし、上記残りの記録
可能枚数を予め記録テープ上の切り込み枠外の空白部に
印刷しておいたものを用いるようにしてもよい。
【0138】次に、記録テープ上に予め印刷された残量
プリント枚数コード情報である符号化パターンを読み取
って残量表示する変形例のプリンタ部について説明す
る。図25は、上記変形例のプリンタ部に適用可能な残
量記録可能枚数コード47g付きの記録テープ47の展
開図である。上記記録テープ47には記録紙47a上の
切り込み47c外の下辺部に符号化パターンである5ビ
ットのコード残量記録可能枚数コード47gが予め印刷
されている。各画面のプリント開始に当たって、上記コ
ード47gを反射式光センサで読み込み、そのコード情
報から現在の残りの記録紙の枚数をCPU101が認識
し、別途に設けられた液晶表示部であるLCD表示部
(図45参照)128に上記残り枚数を表示する。
【0139】本変形例のプリンタ部によれば、LCD表
示部に残りの記録可能枚数が表示されるので記録テープ
の使用状態が容易に認識できる。また、記録テープ47
上にコード47gの印刷スペ−スが少なく、記録テープ
47の寸法をより小さくすることができる。また、記録
テープカセットを途中でカメラから一旦抜いて、再度装
着した場合でも、上記符号パターン47gを読み取るこ
とによって、正確な残り枚数を認識することができる。
【0140】次に、記録テープにプリントされた画像を
組み合わせることによって、大型のプリント画面を制作
可能な変形例のプリンタ部について説明する。図26
は、本変形例のプリンタ部によりプリントされた大型画
面制作のための一連のプリント画面の一部を展開した記
録テープ42を示す。図27は、上記一連のプリント画
面を組み合わせた大型画面48を示す。
【0141】本変形例のプリンタ部では、図26に示す
ように分割画面P1 ,P2 ,P3 ,…等を記録テープ4
2の記録紙42a上にプリント部にてプリントする。こ
の分割画面P1 〜P9 を図27に示すように大型台紙4
8上に貼り付けることによって、大きな画像の画面を得
ることができる。ここで、分割画面P1 ,P2 ,P3 …
の全体画面上の位置を示す位置情報を模式的に図示した
ものであって、図26に示す情報DP1,DP2,DP3,…
を枠外に印刷してもよい。これによって、貼付すべき位
置が解り、間違った場所に貼付する失敗が生じない。
【0142】次に、広幅の記録テープを適用し、マルチ
画面による大型プリント画面を得ることが可能な変形例
のプリンタ部について説明する。図28は、上記変形例
のプリンタ部によってプリントされた記録テープ49を
示す。図中、49aは記録紙を示し、49bは台紙を示
している。上記記録テープ49の記録紙49aは、幅方
向をノーマルサイズ幅の2画面に分割する切り込み49
cと、搬送方向をノーマルサイズの幅の切り込み49d
を有している。
【0143】被写体像の画像データは、CPU101に
よって4つのマルチ画面P11,P12,P13,P14に分割
される。図28に示すように上記各マルチ画面を記録テ
ープ49の記録紙49a上の格子状切り込み49c,4
9d枠にプリントする。上述のように本変形例のプリン
タ部によれば、大型の画面を記録テープ上にプリントす
ることができる。
【0144】次に、記録テープへ通常の画面をプリント
した後の記録テープ上の空白部、あるいは、上記プリン
ト画面に続く記録テープにドットコードによる各種情報
を記録可能な変形例のプリンタ部について説明する。本
変形例のプリンタ部において、通常のプリントに続いて
プリントされるドットコードとは、例えば、MMP(マ
ルチメディアペーパ)カードに印刷されるドットコード
であって、画像データ,音声データ,一般のデジタル情
報等を所定のフォーマットに従ってコード化し、ドット
パターンとしてプリント記録するものであり、従来の磁
気記録や光磁気記録とは異なり、光学的読み取り可能な
記録コード情報である。なお、このドットコードの情報
記録再生に関する技術は、特開平6−231466号公
報に開示の「ドットコード及びそれを記録再生するため
の情報記録再生システム」に詳しく説明されている。
【0145】例えば、CCD109で取り込んだ撮像画
面の全画像データを前記平均化処理等を施すことなく上
記ドットコードに変換して、記録テープ42にプリント
しておくことによって、別途、ドットコード再生装置に
て上記記録テープ42上のドットコードを読み取ること
によって、高解像度の撮像画面を復元することが可能に
なる。また、撮影時の音声データ、または、撮影データ
等を同時にドットコードに変換し、それを再生すること
により、音声等を再生することも可能になる。
【0146】次に、装着されたテープカセットの記録テ
ープの残量を検出する検出機構の変形例について説明す
る。図29,30は上記変形例の記録テープ残量検出機
構部の動作状態を示す図である。図29は、未だ記録テ
ープ42の終端に達していない状態を示し、図30は、
記録テープの終端に達した状態を示している。
【0147】本残量検出機構においては、テープカセッ
ト30がカメラへ装着されると、カメラ本体側に設けら
れた検出スイッチのアクチュエータ52がテープカセッ
ト本体31に設けられた被検知機構としての長穴状の挿
通口31sを通して、カセット本体31内に導入され、
記録テープ42のプリントヘッド16と記録テープロー
ル間の搬送路上に位置する。上記アクチュエータ52に
は搬送される記録テープ42のテンションに打ち勝っ
て、記録テープ42をD6a方向に変位されるだけの付勢
力が作用している。
【0148】したがって、記録テープロールに記録テー
プ42が残っている状態では、図29に示すようにアク
チュエータ52がD6a方向に降下している。記録テープ
の可能な限りのプリントが行われ、テープエンドに到達
した状態になると、記録テープ端末が筒状芯材34に固
着されているので、図30に示すように記録テープ42
が突っ張った状態になり、アクチュエータ52はD6b方
向に持ち上げられ、スイッチがオフからオンに切り換わ
る。このスイッチのオン信号によりCPU101は記録
テープ42を使い切ったものと判断する。そして、プリ
ント動作や画像データ形成動作を禁止し、報知等を行
う。
【0149】上述のように本変形例の残量検知機構によ
ると検知機構自体が簡単で少ないスペ−スでよく、しか
も、確実な検出を行うことができ、しかも、コスト的に
安価となる。
【0150】図31は、別の変形例の記録テープ残量検
出機構部のカセット装着前の状態を示す図であり、図3
1は、上記残量検出機構部の動作状態を示している。本
残量検出機構は、カメラ本体側に設けられた検出スイッ
チ接片54と、傾斜面部材部53aを有する金属製アク
チュエータ53と、付勢バネ55、および、上記接片と
アクチュエータとの接触状態を検出する入力IC56と
で構成される。テープカセット31側は、テープカセッ
ト本体31に被検知機構としての挿通口31tが設けら
れている。
【0151】テープカセット31をカメラへ装着する
と、上記アクチュエータ53の傾斜面部材53aが挿通
口31tからカセット本体31内に挿入され、傾斜面部
材53aが記録テープ42のロール外径部を滑って、ロ
ール部外径面に傾斜面部材53aの先端が付勢バネ55
の付勢力で当接する状態になる。
【0152】記録テープ42の残量が残っている状態で
は、アクチュエータ53と接片54は離間しているが、
記録テープ42が消費され、ロール外径が所定寸法より
小さくなるか、または、完全にテープが無い状態になる
と、傾斜面部材53aが軸31pで支持された芯材3
4、または、小さくなったロール外径に当接するように
なる。この状態ではアクチュエータ53と接片54は接
触し、入力IC56にオン信号が入力される。このスイ
ッチのオン信号によりCPU101は記録テープ42を
残量が所定量以下になったと判断する。そして、プリン
ト動作や画像データ形成動作を禁止し、報知等を行う。
【0153】上述のように本変形例の残量検知機構によ
ると、アクチュエータ部のテープカセットへの挿入が容
易に行え、しかも、機構的に簡単であり、確実な検出を
行うことができ、コスト的にも安価となる。
【0154】次に、前記各色ごとのプリント時の記録テ
ープの戻し動作における記録テープの引き込みを行うた
めの巻き戻し力伝達機構について説明する。前記一実施
の形態のプリンタ内蔵型電子カメラにおいては、テープ
カセット本体31内のロール室31vには上記記録テー
プの戻し動作に必要なテープの逃げ部31cが設けられ
ていたが、この巻き戻し力伝達機構を適用すればその逃
げ部31fが不要となる。
【0155】すなわち、本巻き戻し力伝達機構において
は、図33に示すようにテープカセット本体31のロー
ル室31vに配設される軸31pには巻き方向が記録テ
ープのロール巻き付け方向と一致するゼンマイバネ56
の一端が固着されており、記録テープ42のロール芯材
31uが上記ゼンマイバネ56の外側に挿入され、上記
芯材31u内周面とゼンマイバネ56の外方端部とが所
定の摩擦力を有する状態で圧接している。その摩擦力は
フリー状態の記録テープを引き戻すに十分な摩擦力であ
り、そのときのゼンマイバネ56を介しての芯材31u
の許容回転量は、記録テープの1画面分、または、1回
のプリント画面数分のストロ−クを与えるに十分な回転
量とする。
【0156】最初の1画面目のC,M,Yのうち1色目
(C)をプリントするとき、プラテンローラ17の搬送
力で記録テープ42をロールから引き出す。このとき、
芯材31uも同時にD7a方向に回転し、摩擦力の作用で
ゼンマイバネ56も巻き締めされた状態となる。次に、
2色目(M)のプリントを行うためにプラテンローラ1
7を1画面分だけ逆転させると、芯材31uとともにゼ
ンマイバネ56もその当接部で滑ることなくD7b方向に
巻き戻され、記録テープ42は殆ど弛むことなく引き戻
されて初期状態に戻る。そこで、2色目のプリントが実
行するために1画面分が送り出される。3色目(Y)の
プリントも同様にして記録テープの戻しと送り出し動作
が行われ、1画面のプリントが終了する。
【0157】そして、次の2画面目のプリントを行うと
き、1色目をプリントするが、そのときは、ゼンマイバ
ネ56は巻き締め状態にあるために芯材31uとの当接
部が滑って芯材31uがD7a方向に回転する。以後の動
作は、上述の動作の繰り返しになる。
【0158】上記巻き戻し力伝達機構によれば、上述の
ように逃げ部31cを必要としないころからテープカセ
ット本体31を小型化できる。記録テープ42の戻り動
作によるジャムが発生しにくい。また、機構が簡単であ
り、確実な動作が得られる。
【0159】次に、記録可能枚数等の収納記録テープの
仕様に関するカセット情報検出手段、および、その情報
保持手段の変形例について説明する。上記変形例のカセ
ット情報保持手段であるカセット情報記録部として、図
34の斜視図に示すようにカセット本体31の側面に設
けられた特定形状の導電パターン31k,31mを適用
するものである。また、上記変形例のカセット情報検出
手段であるカセット情報検出部としては、カセット本体
31が電子カメラ10に装着されたときに上記導電パタ
ーン31k,31mと接触可能な接点58a,58bと
該接点が接続される入力IC59が適用される。上記入
力IC59の出力は、CPU101に取り込まれ、CP
U101内の保持情報判読手段によってカセット情報が
判読され、インクテープや記録テープの送り制御等が実
行される。
【0160】本変形例のカセット情報保持手段において
は、上記導電パターン31k,31m等の5つパターン
によって、5ビットのテープカセット情報を記録するこ
とができる。また、本体に凹部を設ける必要もなく、検
出部のアクチュエータ等を必要としないことから、カセ
ット本体31と電子カメラ本体11を小型化することが
できる。また、機械的検出部を持たないことから検出に
もミスが生じないという効果を有している。さらに、上
記接点と導電パターンに代えて、磁気ヘッドを設け、カ
セット本体31側に情報が記録された磁気記録媒体を取
り付けるように構成してもよい。
【0161】次に、プリンタ内蔵の電子カメラにおける
記録テープ使用情報保持手段について説明する。上記記
録テープ使用情報は、テープカセット30内にプリント
可能な記録テープが収納されているかどうかに関する情
報である。この情報保持手段としては、従来のビデオカ
セットテープのようにカセット本体にプラスッチックの
爪を設け、収納記録テープのプリントが終了したカセッ
トについては、上記爪を折ることによって、使用不可能
を示すテープ使用情報を記録するようにしてもよい。
【0162】また、その変形例の記録テープ使用情報保
持手段である情報記録部およびその検出手段である検出
部として、図35に示すテープカセット30′の本体3
1′に設けた情報記録部の金属接片31nとカメラ本体
11側の検出部の接続接片61,62を適用したものを
提案することができる。
【0163】上記金属接片31nは、塑性変形可能であ
って、カセット内の記録テープの総てがプリントされた
時点でカメラ本体11側に設けられた押圧機構63によ
って、接続接片61を介して押圧変形される。上記押圧
機構63は、記録テープの緊張力を利用する機構であっ
てもよい。また、押圧操作を使用者が上記押圧機構63
を操作して押圧変形させてもよい。
【0164】テープカセット30に未プリントの記録テ
ープが収納されている場合は、上記金属接片31nは変
形していない状態であるので、テープカセット30をカ
メラ本体に装着すると、図36の接続状態の回路図に示
すように接続接片61,金属接片31n,接続接片62
が接触し、オン信号が入力IC64に入力され、CPU
101は、プリント可能であると判断する。
【0165】しかし、テープカセット30に収納記録テ
ープを使い切って記録可能な記録テープがない場合は、
上記金属接片31nは一旦押圧され、変形させられるの
で、そのテープカセット30をカメラ本体に装着したと
しても、図36の接続状態の回路図に示すように金属接
片31nが後退しており、接続接片61,接続接片62
が不導通状態で、オン信号が入力IC64に入力され
ず、CPU101は、テープカセット30がプリント不
可能であると判断する。
【0166】本変形例の記録テープ使用情報保持手段お
よびその検出手段によれば、特に使用者が注意してカセ
ットの爪を折る必要がなく、プリント可能な記録テープ
がカセット内になくなったとき自動的に金属接片を折り
曲げるので、不注意でプリント不可能のカセットでプリ
ントを行おうとすることが生じない。なお、上述のよう
に金属接片31nや接続接片61等を適用した電気接続
状態の検出方式の他にも、磁気記録再生装置をカセット
情報記録保持手段並びに検出手段として利用してもよ
い。
【0167】次に、プリンタ内蔵の電子カメラに組み込
み可能なプリントヘッド/プラテンローラ用保護カバー
装置について説明する。図37,38は、上記プリント
ヘッド/プラテンローラ用保護カバー装置の動作状態を
示す平面図であって、図37は、プリント動作状態を示
し、図38は、保護状態を示している。また、図39
は、上記保護カバー装置の縦断面図である。
【0168】本保護カバー装置は、カメラ本体11側に
組み込まれる装置であって、カメラ本体11に直進溝6
8cと、互いに逆方向のリード溝68a,68bを有す
る支持軸68と、プリントヘッド16,プラテンローラ
17を略密閉可能な部材であって、上記支持軸68に支
持される回動可能な左右の保護カバー66,67と、支
持軸68を軸方向D8b方向に付勢する戻しバネ69とで
構成されている。上記保護カバー66,67は、そのカ
バーの突起66a,67aが支持軸68の互いに反対方
向のリード溝68a,68bに摺動自在に嵌入してお
り、支持軸68の軸方向の移動に伴い開閉駆動される。
【0169】上述のように構成された保護カバーの開閉
動作について説明すると、テープカセットを装着する前
の状態では、支持軸68はD8b方向に戻されており、左
右の保護カバー66,67は、図38に示すように閉じ
た状態に保持されている。テープカセットをカメラ本体
11の装着すると支持軸68が押圧され、軸方向のD8a
方向にに移動する。この移動に伴って軸68のリード溝
68a,68bにガイドされて保護カバー66,67が
開放方向に回動駆動され、プリントヘッド16とプラテ
ンローラ17が開放される。そのとき、プラテンローラ
17はインクテープ41と記録テープ42を介してプリ
ントヘッド16に圧接され、プリント可能状態にセット
される。
【0170】本保護カバー装置によると、テープカセッ
トを装着しない未使用状態にあるときはプリントヘッド
16とプラテンローラ17が略密閉されて保持されるた
め、塵埃の付着を防止することができ、また、損傷を受
ける等のこともなくなる。また、保護カバー装置自体簡
単な構造であり、スペ−ス上,コスト上も不利にならな
い。
【0171】次に、被記録体であるテープカセットの変
形例であるカッタ/分離機構付きのテープカセットにつ
いて説明する。図40は、本変形例のテープカセット7
2のテープ分離排出状態を示す断面図である。また、図
41,42は、本変形例のテープカセット72の不分離
排出状態、または、不分離収納状態での分離部周りを示
す断面図である。
【0172】本変形例のテープカセット72は、搬送切
り換え/排出分離部の構造が前記テープカセット30と
異なっている。すなわち、搬送切り換え/排出分離部に
おいて、回動可能な搬送切り換え板39の他に、搬送切
り換え板39上方位置にスライド可能であって、操作部
38c,開口38bおよび分離爪38aを有する第2の
搬送機構(分離機構)を構成する分離板38と、切り換
え板39の後方にあって、第1の搬送機構を構成するガ
イドローラ73,74と、ガイドローラ74の下方のテ
ープ収納室71f内の台紙巻き取り軸72qと、カセッ
ト本体排出口72aと、第1の搬送機構を構成する覗き
窓72bと、排出口72aの上方に配設され、操作部3
6aをもつスライド可能な第2の搬送機構(裁断機構)
を構成するカッタ36とがそれぞれ配設されている。
【0173】なお、その他、プリントヘッド16,プラ
テンローラ17,フィードローラ18等の挿入口周りの
構造やテープロール室周りの支持軸72p,逃げ部72
cの構造等は前記テープカセット30の構造と同一であ
る。但し、記録テープの記録紙分離を行う場合に適用さ
れる記録テープ42の記録紙42a′には、図9に示す
枠状の切り込み42cでなく、図20に示した平行線状
の切り込み44cか、切り込み線のない記録紙を適用す
る。
【0174】上述のように構成された本変形例のテープ
カセット72において、プリント済み記録テープ42の
記録紙42a′と台紙42bを分離して記録紙42a′
のみを排出させる場合、搬送切り換え板39をD5b方向
に回動させ、操作部38cを介して分離板38をD9a方
向にスライドさせる。この状態でプリント済みの記録テ
ープ42がフィードローラ18で送り出されると搬送切
り換え板39で記録テープ42は分離板38の爪38a
の方にガイドされる。上記爪38aで記録紙42a′が
剥脱されて排出口72aを介して排出(導出)される。
一方、台紙42bは、ガイドローラ73,74でガイド
され、台紙巻き取り軸71gで巻き取られて行く。
【0175】プリント済み記録テープ42の記録紙42
a′と台紙42bを分離しない状態で排出させる場合
は、搬送切り換え板39をD5a方向に回動させ、分離板
38をD9a方向にスライドさせる。この状態でプリント
済みの記録テープ42がフィードローラ18で送り出さ
れると搬送切り換え板39で記録テープ42は、排出口
72a方向にガイドされ、分離されることなく外部に排
出される。
【0176】プリント済み記録テープ42の記録紙42
a′と台紙42bを分離しない状態でカセット内に収納
する場合は、搬送切り換え板39をD5b方向に回動さ
せ、分離板38をD9b方向にスライドさせる。この状態
でプリント済みの記録テープ42がフィードローラ18
で送り出されると搬送切り換え板39で記録テープ42
は、ガイドローラ73,74方向にガイドされ、分離さ
れることなく収納室71f内に収納されてゆく。
【0177】上述のカッタ/分離機構付きテープカセッ
トによると、まず、カッタ付きであることから、カメラ
側にカッタを設ける必要がなく、さらに、カセット単体
で記録テープのカットができる。また、分離機構付きで
あることから記録紙42a′の分離が自動的に行え、剥
脱する手間が不要になる。しかも、上記分離機構は構成
が簡単で、コスト上も有利である。
【0178】次に、プリントヘッド、並びに、搬送用ロ
ーラ(プラテンローラ,フィードローラ)をクリーニン
グするためのクリーニングテープカセットの構造につい
て説明する。図43は、本クリーニングテープカセット
75の断面図であり、図44は、上記カセット75に適
用されるクリーニングテープ76の断面拡大図である。
【0179】本クリーニングテープカセット75は、ク
リーニングテープ76が巻回されているロール軸75p
と、その巻き取り軸75qを有しており、プリントヘッ
ド16,ローラ17,18等の挿入開口75h,75i
がカセット本体に設けられている。適用されるクリーニ
ングテープ76は、図44に示すように、2重構造にな
っており、プリントヘッド16側に摺接可能なヘッドク
リーニングテープ76aと、ローラ17,18側に摺接
可能なローラクリーニングテープ76bとで構成されて
いる。
【0180】上述のように構成されたクリーニングテー
プカセット75を前記図2のプリンタ内蔵の電子カメラ
10に装填し、カセット蓋9を閉じると、プラテンロー
ラ17,フィードローラ18が移動して、クリーニング
テープ76がそれぞれプリントヘッド16とプラテンロ
ーラ17、ローラ19とフィードローラ18で挟んだ状
態に保持した状態となる。この状態でプラテンローラ1
7,フィードローラ18を回転させると上記プリントヘ
ッドと各ローラの表面のクリーニングが行われる。
【0181】本クリーニングテープカセットによると、
本カセット75を装填し、ローラを駆動することによっ
て、簡単にプリンタ内蔵の電子カメラのプリントヘッド
とローラ等のクリーニングを行うことができ、しかも、
本カセット75の構造は極めて簡単な構造のものであ
り、低コストのクリーニングテープカセットが実現でき
る。また、クリーニングテープ76がヘッド用とローラ
用の2層構造であることから双方のクリーニングを同時
に行うことができる。次に、変形例の電子カメラとして
薄型プリンタ内蔵型電子カメラについて説明する。前記
図2に示した一実施の形態のプリンタ内蔵型電子カメラ
10は、撮影レンズ光軸O方向がカメラ本体の長手方向
と一致する構造を有しているものであるが、本変形例の
プリンタ内蔵型電子カメラは、図2に示すように本体長
手方向と直交する方向O′を撮影レンズ8′の光軸とす
る薄型のカメラを提案することもできる。この変形例の
電子カメラでは、ファインダ窓11dをカメラ本体の広
い方の側面11f上に配置することができ、撮影が容易
となる。
【0182】次に、押さえローラのプリントヘッドへの
進退用操作レバー付きの変形例のプリンタ内蔵型電子カ
メラについて説明する。図45は、本変形例のプリンタ
内蔵型電子カメラ210の外観を示す斜視図である。本
電子カメラ210の本体211は、前記図2の電子カメ
ラのカメラ本体と同様の縦型の外形を有する。
【0183】カメラ本体211の上面には、図2の電子
カメラと同様のスイッチ群であるSW1〜SW6の操作
釦1a〜6aと排出口11bと覗き窓11cが配設され
ている。さらに、記録テープ残り記録可能枚数等の各種
の処理情報を表示するためのLCD表示部128が配設
されている。また、カメラ本体211の側面には、カセ
ット保持爪のない回動可能なカセット蓋219と、プリ
ントスイッチSW7の操作釦7aと、外部機器との接続
コネクタ12と、カット操作ツマミ14と、搬送切り換
えツマミ13と、ローラ17,18進退操作用の回動可
能な操作部材である操作レバー212等が配設されてい
る。電子カメラ210には前記図3に示したものと同一
のカセット30が適用可能である。
【0184】以上のように構成された本変形例の電子カ
メラにおいて、テープカセット30は、直接、カメラ装
着部211aに装着する。その後、カセット蓋219を
閉じる。この閉じ動作はカセット30の装着とは連動す
ることはなく、独立している。また、この状態ではプラ
テンローラ17やフィードローラ18は、未だ後退した
位置にある。そこで、操作レバー212をD10a 方向に
回動操作すると、プラテンローラ17とフィードローラ
18がテープを介してプリントヘッド16、および、ロ
ーラ19に当接するように移動し、プリント可能の状態
にセットされる。
【0185】テープカセット30をカメラ本体211か
ら取り出す場合は、まず、操作レバー212をD10b 方
向に戻すと、プラテンローラ17とフィードローラ18
がプリントヘッド16,ローラ19との当接位置から退
避する。そこで、カセット蓋219を開放し、テープカ
セット30を取り出すことができる。
【0186】上述のように本変形例のプリンタ内蔵型電
子カメラによれば、カセット蓋219の開閉動作とテー
プカセット30の装着動作とは独立した動作になってお
り、連動させる必要がなく、機構が簡単になる。そし
て、操作レバー212の操作により、直接、プラテンロ
ーラ17とフィードローラ18の進退駆動が行われるこ
とから、上記進退駆動が確実に行われ、プリントヘッド
16へのプラテンローラの進退駆動もスムーズに行われ
る。
【0187】次に、カセットオートローディング式の変
形例のプリンタ内蔵の電子カメラについて説明する。図
46は、本変形例のプリンタ内蔵型電子カメラ220の
外観を示す斜視図である。本電子カメラ220の本体2
21は、前記図2の電子カメラのカメラ本体と同様の縦
型の外形を有する。
【0188】カメラ本体211の上面にLCD表示部を
除いてスイッチ群,排出口等が前記図45の電子カメラ
210の場合と略同様に配設される。また、カメラ本体
221の側面には、プリントスイッチ等同様に配設され
るが、カセット蓋は配設されていない。
【0189】そして、電子カメラ220には前記図3に
示したものと略同一のカセット30が適用可能であり、
上記テープカセット30は、カメラ本体221の上面に
設けられるオートローディング用カセット挿入口229
より挿入する。そして、カメラに内蔵されているカセッ
トオートローディング機構によりテープカセット30が
所定の装着位置に位置決めされ、インクテープと記録テ
ープが図2に示したプリントヘッドやプラテンローラ等
に挟持される位置に搬送され、プリントが実行される。
【0190】上述のように本変形例のプリンタ内蔵の電
子カメラによれば、テープカセット30のオートローデ
ィングが可能でカセットの装填とカセット蓋の開閉操作
が不要となり、使い勝手がよくなる。
【0191】次に、変形例のプリンタ内蔵型電子カメラ
として横型のカメラについて説明する。図47は、本変
形例のプリンタ内蔵型電子カメラの外観の斜視図であっ
て、本電子カメラのカメラ本体231は、撮影レンズ8
の光軸O方向を水平とした姿勢で、垂直方向に沿う側面
231fが、水平方向に沿う上面231gよりも狭くな
っている横型のカメラ本体である。なお、この変形例の
電子カメラでもファインダ窓11dをカメラ本体の狭い
方の側面231f上に配置し、撮影レンズ8′を側面2
31fとの対向面に配設するような構成も可能である。
【0192】カメラ本体231の側面231f上には、
スイッチ群SW1〜SW5の操作釦1a〜5aやテープ
排出口11b,覗き窓11c等が配設される。上面23
1gにはテープカセット装着部の開口231aと、回動
可能なカセット蓋239と、2段シャッタスイッチSW
6やプリントスイッチSW7aの操作釦6a,7aが配
設されている。
【0193】上記カセット蓋239の構造作用等は、前
記図2に示した電子カメラ10のカセット蓋9と同様で
ある。また、その他の関連部材も同様の構造と作用を有
している。上述の変形例のプリンタ内蔵の電子カメラに
よると、カメラ本体が横型であることからカメラ自体が
ホールドし易く、撮影もやり易い。
【0194】次に、別の変形例の横型のプリンタ内蔵型
電子カメラについて説明する。図48は、上記別の変形
例のプリンタ内蔵型電子カメラの外観の斜視図である。
本電子カメラ240の本体241は、前記図47の変形
例の電子カメラのカメラ本体231と同様の横型の外形
を有しており、その上面241g上にカセット保持部を
有していないカセット蓋249と操作部材である操作レ
バー242が配設される以外は、図47の電子カメラ2
30の場合と同様である。
【0195】本変形例の電子カメラの動作としては、前
記図45の変形例の電子カメラの場合と略同様である。
したがって、本変形例のプリンタ内蔵の電子カメラによ
れば、カセット蓋249の開閉動作とテープカセット3
0の装着動作とは独立した動作になっており、連動させ
る必要がなく、機構が簡単になる。そして、操作レバー
242の操作により、直接、プラテンローラとフィード
ローラの進退駆動が行われることから、上記進退駆動が
確実に行われ、プリントヘッドへのプラテンローラの進
退駆動のスムーズに行われる。
【0196】次に、さらに別の変形例の横型のプリンタ
内蔵型電子カメラについて説明する。図49は、上記別
の変形例のプリンタ内蔵型電子カメラの外観の斜視図で
ある。本電子カメラ250のカメラ本体251も、前記
図47の変形例の電子カメラのカメラ本体231と同様
の横型の外形を有しているが、その上面251gにカセ
ット蓋は配設されていない。また、その側面251f上
にオートローディング用カセット挿入口252が設けら
れている。それ以外は、図47の電子カメラ230の場
合と同様の部材が配設されている。
【0197】本変形例の電子カメラの動作としては、前
記図46の変形例の電子カメラの場合と略同様である。
したがって、本変形例のプリンタ内蔵の電子カメラによ
れば、テープカセット30のオートローディングが可能
でカセットの装填とカセット蓋の開閉操作が不要とな
り、使い勝手がよくなる。
【0198】また、前記図3の斜視図に示したカセット
式被記録体であるテープカセット30の変形例として、
カセット内の記録済みテープを巻き戻し、そのプリント
状況を視認可能なテープカセットを提案することもでき
る。すなわち、図3のテープカセットにおいて、筒状芯
材34を外部から手動で回動操作するために記録テープ
移送手段としてのツマミを設ける。そして、上記筒状芯
材34を上記ツマミを介して回転させ、収容機構である
収容室31fに収容されている記録済みテープを巻き戻
し、窓部となる開口31bから上記記録済みテープのプ
リント状態を視認することができる。なお、上記テープ
巻き戻しとプリント状態の視認は、テープカセットを上
記プリンタ内蔵型電子カメラに装着したままで行っても
よく、テープカセットを上記カメラから取り外した状態
で行ってもよい。
【0199】
【発明の効果】上述したように本発明の請求項1記載の
プリンタ内蔵型カメラによれば、撮像光学系で取り込ま
れた画像を画像データ形成部にて画像データに変換し、
記録紙上にプリントするので、画像データを記録媒体等
に保存しておく必要がなく、直接、撮影画像を記録紙上
にプリントすることができる。
【0200】本発明の請求項2記載のプリンタ内蔵型カ
メラによれば、感熱式記録テープを用いて画像をプリン
トすることが可能となる。本発明の請求項3記載のプリ
ンタ内蔵型カメラによれば、台紙上に貼付された感熱式
記録紙にプリントが可能であり、そのプリントされた記
録紙は台紙から容易に剥脱することが可能であり、その
プリントされた記録紙を所望のところに貼付できる。
【0201】本発明の請求項4記載のプリンタ内蔵型カ
メラによれば、記録テープ搬送機構を有するプリンタ部
により、記録テープの記録紙上にプリントを行うように
したので、プリンタ部がコンパクトにまとめられる。本
発明の請求項5記載のプリンタ内蔵型カメラによれば、
インクテープと記録テープ各別、または、双方が巻回し
て収納されたテープカセットを適用できるので、使い勝
手がよい。
【0202】本発明の請求項6記載のプリンタ内蔵型カ
メラによれば、カセットを筐体から取り出す場合、上記
蓋体を開放すると、その動作に連動して上記カセット内
の記録テープを押圧している押さえローラが退避し、上
記カセットが取り出し可能になるように構成したので、
カセットの取り出しが容易になる。本発明の請求項7記
載のプリンタ内蔵型カメラによれば、ローディング機構
により開口を通してカセットの挿入、排出が行われるよ
うにしたので、カセットのローディングが容易となる。
【0203】本発明の請求項8記載のプリンタ内蔵型カ
メラによれば、上記カセットを筐体から取り出す場合、
上記操作部材を操作して、上記カセット内の記録テープ
を押圧している押さえローラを退避させ、その後、上記
蓋体を開いて上記カセットを上記筐体の開口から取り出
すことができる構造を有し、押さえローラの蓋体との連
動機構が不要となる。
【0204】本発明の請求項9記載のプリンタ内蔵型カ
メラによれば、上記カセットを筐体から取り出す場合、
上記蓋体の開放すると、その動作に連動して上記カセッ
ト内の記録テープを押圧している押さえローラが退避
し、上記カセットが取り出し可能となるので、カセット
の取り出しが容易になる。本発明の請求項10記載のプ
リンタ内蔵型カメラによれば、上記ローディング機構に
より上記開口を通してカセットの挿入、排出が行われる
ので、カセットのローディングが簡単に行える。
【0205】本発明の請求項11記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、上記カセットを筐体から取り出す場
合、上記操作部材を操作して、上記カセット内の記録テ
ープを押圧している押さえローラを退避させ、その後、
上記蓋体を開いて上記カセットを上記筐体の開口から取
り出すことができる構造を有し、押さえローラの蓋体に
対する連動機構が不要となる。
【0206】本発明の請求項12記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、切り込み部分で記録紙が剥脱可能な記
録テープを適用することができるものであって、プリン
ト後の収納状態では、巻回して収納されている記録テー
プが搬送経路に送り出されたとき、巻回時の曲率より小
さくなるように保持されることから、記録紙が台紙から
剥離しにくい。
【0207】本発明の請求項13記載の被記録体によれ
ば、切り込み部分で記録紙が剥脱可能な感熱式記録テー
プを適用することができるものであって、プリント後の
収納状態では、巻回して収納されている記録テープが搬
送経路に送り出されたとき、巻回時の曲率より小さくな
るように保持されることから、記録紙が台紙から剥離し
にくい。
【0208】本発明の請求項14記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、被プリントデータ入力部を通して供給
される被プリントデータおよび画像データ形成部により
形成された画像データを混合処理し、プリンタ部に供給
してプリントすることができるので、応用範囲が広が
り、被写体画像と外部データの画像とを合成した画像の
プリントが可能になる。
【0209】本発明の請求項15記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、共通のトリガ手段に対する操作によっ
てフリーズされた被写体画像と外部画像データの双方の
データのうちの一のデータを選択的に上記プリンタ部に
供給してプリントすることができる。本発明の請求項1
6記載のプリンタ内蔵型カメラによれば、上記カセット
式記録体の窓を外部から見通せる位置に設けられた窓を
介して、上記記録テープへのプリントの状況を視認する
ことができる。
【0210】本発明の請求項17記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、上記カセット式記録体の窓を外部から
見通せる位置に設けられた窓を介して、上記記録テープ
へのプリントの状況を視認することができ、プリントが
やり易い。本発明の請求項18記載のプリンタ内蔵型カ
メラによれば、上記搬送切り換え機構により記録テープ
の搬送方向を切り換えて、第1の搬送機構側、または、
第2の搬送機構側へ記録テープを搬送できるようにし
て、筐体内部に収納するか、または、筐体外部に導出す
るかの選択が可能であり、使い勝手がよい。
【0211】本発明の請求項19記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、上記視認用移送機構により上記記録テ
ープを所要量だけ移送させて、記録テープを窓に対して
適切な場所に位置させることができ、プリント画面が観
察し易い。本発明の請求項20記載のプリンタ内蔵型カ
メラによれば、上記第2の搬送機構の分離機構にて記録
紙と台紙を分離することができるので、記録紙の分離に
手間が掛からない。さらに、裁断機構にて記録紙を裁断
することができるので、必要なプリント画面を分離する
ことができる。
【0212】本発明の請求項21記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、複数回のプリント工程中、プリント中
の記録テープは予備搬送経路内にあって、筐体外に排出
されない状態に保持できるので、プリント中の記録紙に
操作者が触れてプリント画面を汚すことがない。本発明
の請求項22記載のプリンタ内蔵型カメラによれば、上
記外部コマンド入力部から上記バスを通して伝送される
コマンドに応じて上記画像データ形成部および/または
プリンタ部を制御することができるので、外部の様々な
コマンドによる画像データ生成やプリント方式を適用す
ることができる。
【0213】本発明の請求項23記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、画像データ形成部で得られた画像デー
タに基づいて、通常動作モードでは、間引きや平均化処
理によりデータ数を減じ、パノラマ動作モードでは、そ
の一部分をそのまま用いて、それぞれのモードでのプリ
ントに都合の良いデータによるプリントを行うことがで
きる。
【0214】本発明の請求項24記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、画像データ形成部で得られた画像デー
タに基づいて、通常動作モードでは、間引きや平均化処
理によりデータを減じ、ズーム動作モードでは、その一
部分をそのまま用いて、それぞれのモードでのプリント
に都合の良いデータによりプリントを行うことができ
る。
【0215】本発明の請求項25記載の被記録体によれ
ば、有効プリント領域の少なくとも一方の端縁部には切
り込みが記録紙の長手方向に沿って設けられるか、また
は、記録紙の幅を対応する台紙の幅よりも狭くして、記
録紙を台紙から分離させ易くする。
【0216】本発明の請求項26記載の被記録体によれ
ば、巻き戻し力伝達機構を適用して、複数のプリント工
程の内の少なくとも一のプリント工程を含む期間中は、
記録テープが略1画面相応の長さだけ順方向に移送され
て、一のプリント工程が実行された後、この記録テープ
を略1画面相応の長さだけ逆方向に巻き戻すための巻き
戻し力を該記録テープに対して伝達することが可能とな
り、巻き戻された記録テープのジャムが生じにくくな
る。
【0217】本発明の請求項27記載の被記録体によれ
ば、被検知機構により検出動作が許容される検知手段に
よって、記録テープの残量が所定量に達したことが検知
され、撮影、または、プリントの管理を具合良く行うこ
とができる。本発明の請求項28記載の被記録体によれ
ば、記録テープ残量の検知を記録テープの外径寸法の検
出により行うので、検知機構が簡単になり、検知動作も
確実になる。本発明の請求項29記載の被記録体によれ
ば、記録テープ残量の検知を記録テープの張力の検出に
より行うので、検知機構が簡単になる。
【0218】本発明の請求項30記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、検出出力に基づいて、プリンタ部での
プリント動作の停止、画像データ形成部での画像データ
形成動作の停止、操作者に対する検出情報の報知、また
は、被記録体への所定情報の供与のうちのいずれか一の
または複数の動作を実行させることができ、都合の悪い
状態での撮影、または、プリント動作が避けられる。
【0219】本発明の請求項31記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、記録テープの残量が定量的に表示され
ることから、撮影、または、プリント動作の適切な管理
ができる。本発明の請求項32記載のプリンタ内蔵型カ
メラによれば、記録テープの記録紙の余白部に記録枚数
に相応する値がプリントされるので、残りの記録可能枚
数が認識でき、さらに、記録テープの記録面も有効に利
用できる。
【0220】本発明の請求項33記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、上記記録紙の余白部にプリントされる
記録枚数は当初の記録可能枚数から漸次のプリント動作
に従って減算して表示されるので、確実に残りの記録可
能枚数が認識できる。本発明の請求項34記載のプリン
タ内蔵型カメラによれば、記録紙に予めプリントされて
いる当初の記録可能画像枚数の値は符号化パターンであ
り、このパターンを判読することによって、記録可能枚
数を認識することができる。
【0221】本発明の請求項35記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、符号化パターンを判読して認識した記
録可能画像枚数は液晶表示部に表示されるので、記録可
能枚数の確認が容易である。本発明の請求項36記載の
プリンタ内蔵型カメラによれば、被記録体の装填時に設
定される所定の初期設定値から減算計数された値が残量
表示手段に表示される。記録可能枚数が確実に求めら
れ、表示できる。
【0222】本発明の請求項37記載の被記録体によれ
ば、カセットの情報保持手段に被記録体の状態に係る情
報を上記プリンタ内蔵型電子カメラで判読可能な形態で
保持されているので、カセットを装着したとき、上記カ
セット情報を取り込むことができる。本発明の請求項3
8記載の被記録体によれば、この被記録体の外装体の所
定部に特定形状部の形状が設けられており、その形状が
被記録体の状態に係る情報としてプリンタ内蔵型電子カ
メラ側で判読されるようにしたので、被記録体の状態を
上記カメラで判読でき、適切な処理ができる。
【0223】本発明の請求項39記載の被記録体によれ
ば、その被記録体の外装体の所定部に設けられた電気的
特性部の形状が被記録体の状態に係る情報としてプリン
タ内蔵電子カメラ側で判読されようにしたので、被記録
体の状態を上記カメラで直接電気的に判読でき、適切な
処理ができる。
【0224】本発明の請求項40記載のプリンタ内蔵型
カメラによれば、被記録体が装填されたときに保持情報
判読手段により情報保持手段の情報を判読するようにし
たので、カメラ側での素早い対応が可能になる。本発明
の請求項41記載のプリンタ内蔵型カメラによれば、上
記保持情報判読手段によって判読された情報に応じて自
己の制御を行うようにしたので、適切に対応できる。
【0225】本発明の請求項42記載の被記録体によれ
ば、画像データ形成部とプリンタ部が一体的に組み込ま
れたプリンタ内蔵型電子カメラに装着可能であり、この
被記録体を用いることによって画像データ形成部で撮影
した画像を直ちにプリントすることができる。本発明の
請求項43記載の被記録体によれば、第1の搬送機構に
よりプリント済みの記録テープを収容することができ、
取り扱いが簡単となる。
【0226】本発明の請求項44記載の被記録体によれ
ば、記録済みの記録テープを視認するために収容機構か
ら手動にて巻き戻すことができる。本発明の請求項45
記載の被記録体によれば、記録済みの記録テープを収容
機構から手動にて巻き戻し、視認用の窓からプリント済
みの画像を視認することができる。本発明の請求項46
記載の被記録体によれば、カセット外に導出される記録
紙を裁断機構により裁断することができ、使い勝手がよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のプリンタ内蔵型電子カ
メラにおける電気制御回路のブロック構成図。
【図2】図1のプリンタ内蔵型電子カメラの外観の斜視
図。
【図3】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに装着可能な
テープカセット内部を示す斜視図。
【図4】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにおけるカメ
ラ本体のテープカセット装着部を示す図。
【図5】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにおけるカセ
ット情報検出スイッチの動作状態を示す断面図であっ
て、図5(A)はスイッチオフ状態、図5(B)はスイ
ッチオン状態を示す。
【図6】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにおけるテー
プ残量検出部を示す図。
【図7】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのテープカセ
ットに収納されるノーマルサイズのプリント用のインク
テープの展開図。
【図8】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのテープカセ
ットに収納されるパノラマサイズプリント用のインクテ
ープの展開図。
【図9】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのテープカセ
ットに収納されるノーマルサイズのプリント用の記録テ
ープの展開図。
【図10】図9のA−A′断面図。
【図11】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにテープカ
セットを装填し、記録テープを外部に排出する状態での
断面図。
【図12】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにテープカ
セットを装填し、記録テープを本体収納室に収納する状
態での断面図。
【図13】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにおける記
録テープ搬送時の記録テープの状態を示す図。
【図14】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにおけるノ
ーマルサイズのプリント時での撮像画面とプリント画面
の画素データの対比関係を示す図。
【図15】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにおけるパ
ノラマサイズのプリント時での撮像画面とプリント画面
の画素データの対比関係を示す図。
【図16】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにおけるズ
ーム画面のプリント時での撮像画面とプリント画面の画
素データの対比関係を示す図。
【図17】図1のプリンタ内蔵型電子カメラの1パスプ
リントが可能なプリント部の変形例における記録テープ
のプリント画素とプリントヘッドヘッドの拡大図。
【図18】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに適用可能
な記録テープの変形例を示す図。
【図19】図18のA−A′断面図。
【図20】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに適用可能
な記録テープの別の変形例を示す図。
【図21】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに適用可能
な記録テープのさらに別の変形例を示す図。
【図22】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに適用可能
な変形例のテープカセットに図21の記録テープを装着
した状態の斜視図。
【図23】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに対する変
形例であるプリンタ内蔵型電子カメラに図21の記録テ
ープを装着した状態の斜視図。
【図24】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのプリント
部の変形例を適用したプリンタ内蔵型電子カメラの覗き
窓から記録テープを観察した状態の動作流れ図。
【図25】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのプリント
部の変形例に適用可能な記録テープの展開図。
【図26】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのプリント
部の変形例にてプリントされた記録テープの展開図。
【図27】図27の記録テープのプリント済み記録紙を
剥脱して貼付して製作した大型画面を示す図。
【図28】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのプリント
部の変形例に適用可能な記録テープであって、マルチ画
面プリントが可能な記録テープの展開図。
【図29】図1のプリンタ内蔵型電子カメラの記録テー
プ残量検出部の変形例の動作状態のうちテープ残量が多
い状態の断面図。
【図30】図29の記録テープ残量検出部の変形例の動
作状態のうちテープ残量が無くなった状態の断面図。
【図31】図1のプリンタ内蔵型電子カメラの記録テー
プ残量検出部の別の変形例のテープカセット挿入前の状
態を示す図。
【図32】図31の記録テープ残量検出部にテープカセ
ットが挿入された状態を示す図。
【図33】図1のプリンタ内蔵型電子カメラの記録テー
プのロール室の逃げ部に代わる変形例としての巻き戻し
力伝達機構の断面図。
【図34】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのカセット
情報の記録部と検出部の変形例の斜視図。
【図35】図1のプリンタ内蔵型電子カメラにおける記
録テープ使用情報記録部をもつテープカセットと上記情
報検出部をもつカメラ本体の変形例の装着状態の断面
図。
【図36】図35の変形例の検出部の回路図。
【図37】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに適用可能
なプリントヘッド/プラテンローラ用保護カバー装置の
カバー開放状態を示す平面図。
【図38】図37のプリントヘッド/プラテンローラ用
保護カバー装置のカバー閉状態を示す平面図。
【図39】図37のプリントヘッド/プラテンローラ用
保護カバー装置の縦断面図。
【図40】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに適用可能
なテープカセットの変形例であって、記録紙を剥脱後、
外部に排出している状態の断面図。
【図41】図40のテープカセットにおいて、記録テー
プを分離しないで外部に排出している場合の分離部周り
の断面図。
【図42】図40のテープカセットにおいて、記録テー
プを分離しないでカセット内に収納している場合の分離
部周りの断面図。
【図43】図1のプリンタ内蔵型電子カメラに適用可能
なプリントヘッドと搬送用ローラのクリーニングテープ
カセットの断面図。
【図44】図43のクリーニングテープカセットに適用
されるクリーニングテープの拡大断面図。
【図45】図1のプリンタ内蔵型電子カメラの変形例で
あって、ヘッド進退操作レバー付きのカメラの外観を示
す斜視図。
【図46】図1のプリンタ内蔵型電子カメラの別の変形
例であって、テープカセットのオートローディング可能
なカメラの外観を示す斜視図。
【図47】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのさらに別
の変形例であって、横型タイプの外観を示す斜視図。
【図48】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのさらに別
の変形例であって、横型タイプでヘッド進退操作レバー
付きのカメラの外観を示す斜視図。
【図49】図1のプリンタ内蔵型電子カメラのさらに別
の変形例であって、横型タイプでテープカセットのオー
トローディング可能なカメラの外観を示す斜視図。
【符号の説明】
8,8′…撮影レンズ(撮像光学系) 6 ……2段シャッタ(トリガ手段) 9,219,239,249……カセット蓋(カセット
式記録体保持部) 11,210,220,230,240,250……カ
メラ本体(筐体) 11a……カセット装着開口部(カセットの挿脱を行う
ための開口) 11b……排出口(第2の搬送機構) 11c……覗き窓(プリント状況を視認するための窓) 11f……側面(垂直方向に沿う外面) 11g……上面(水平方向に沿う上面) 16 ……プリントヘッド(プリントヘッド部,プリン
タ部) 17 ……プラテンローラ(記録テープ搬送機構部,プ
リンタ部,押さえローラ) 18 ……フィードローラ(記録テープ搬送機構部,視
認用移送機構) 25 ……カセット情報検出スイッチ(保持情報判読手
段) 30 ……テープカセット(カセット式の被記録体) 31g……櫛状凹部(情報保持手段) 31j……開口部(被検知機構) 31f……収容室(収容機構) 31s……挿通口(被検知機構) 31t……挿通口(被検知機構) 36,39……切り換え板(搬送切り機構) 36 ……カッタ(裁断機構,第2の搬送機構) 38 ……分離板(分離機構,第2の搬送機構) 41 ……インクテープ 42,43……記録テープ 42a,43a……記録紙 42b,43b……台紙 42c,43c……切り込み 43e……縁端部 46e……残量記録テープ画面数(残量定量表示手段) 47g……残量プリント枚数コード(残量定量表示手
段,符号化パターン) 56 ……ゼンマイバネ(巻き戻し力伝達機構) 73,74……ローラ(第1の搬送機構) 101……CPU(画像データ形成部,混合処理部,選
択処理部,インクテープ搬送制御手段,パノラマ画像形
成手段,ズーム画像形成手段,制御手段,保持情報判読
手段) 109……CCD(画像データ形成部) 114……フレームメモリ(画像データ形成部) 120……外部I/F(被プリントデータ入力部,外部
コマンド入力部) 128……LCD表示部(液晶表示部,残量表示手段) 212,242……進退用操作レバー(操作部材)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 15/16 B41J 29/18 29/18 29/42 F 29/42 29/48 C 29/48 G03B 42/08 G03B 42/08 H04N 5/225 F H04N 5/225 B41J 3/00 Y 5/91 H04N 5/91 H (72)発明者 清水 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 海老原 利行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像光学系による被写体の像に対応した画
    像データを形成する画像データ形成部と、この画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 上記プリンタ部は、記録テープが巻回収納されてなるテ
    ープカセットを適用してプリント動作を行なうように構
    成されてなるものであることを特徴とするプリンタ内蔵
    型電子カメラ。
  2. 【請求項2】上記プリンタ部は、記録テープ搬送機構部
    とプリンタヘッド部とを含むプリンタ機構を有し、感熱
    式記録テープが巻回収納されてなるテープカセットを適
    用してプリント動作を行なうように構成されてなるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ内蔵
    型電子カメラ。
  3. 【請求項3】上記プリンタ部は、裏面に粘着剤が塗布さ
    れてなる感熱記録紙とこの感熱記録紙の裏面に対して剥
    脱可能に貼付けられた台紙とを含んで構成される記録テ
    ープが巻回収納されてなるテープカセットを適用するも
    のであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ内
    蔵型電子カメラ。
  4. 【請求項4】上記プリンタ部は、記録テープ搬送機構部
    とプリンタヘッド部とを含むプリンタ機構を有し、上記
    記録テープとインクテープとが各別にまたは双方共に巻
    回収納されてなるテープカセットを適用してプリント動
    作を行なうように構成されてなるものであることを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  5. 【請求項5】上記プリンタ部は、裏面に粘着剤が塗布さ
    れてなる記録紙とこの記録紙の裏面に対して剥脱可能に
    貼付けられた台紙とを含んで構成される記録テープおよ
    び該記録テープの記録紙にプリントするためのインクテ
    ープとが各別にまたは双方共に巻回収納されてなるテー
    プカセットを適用するものであることを特徴とする請求
    項1に記載のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  6. 【請求項6】上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方向
    となる姿勢にしたとき垂直方向に沿ういずれかの外面が
    水平方向に沿う底面または上面よりも広いような概略直
    方体状の外形に形成され、更に、この広い面のうちの一
    のものに上記カセットの挿脱を行なうための開口と、こ
    の開口を開閉自在に覆うようになされ且つ少なくとも自
    己の開動作に伴って当該カセットを保持しつつ開位置に
    変位せしめる蓋体とを有するものであり、 上記プリンタ部は上記蓋体の開動作に連動して該カセッ
    ト内の記録テープに対する押圧を解除する位置に退避す
    るようになされた押さえローラが配設されてなるもので
    あることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ内蔵型
    電子カメラ。
  7. 【請求項7】上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方向
    となる姿勢にしたとき垂直方向に沿ういずれかの外面が
    水平方向に沿う底面または上面よりも広いような概略直
    方体状の外形に形成され、更に、上記上面に上記カセッ
    トの挿脱を行なうための開口が設けられてなるものであ
    り、更に、この開口を通しての当該カセットの挿入およ
    び排出を行なうためのローディング機構が備えられたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプリンタ内蔵型電子カ
    メラ。
  8. 【請求項8】上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方向
    となる姿勢にしたとき垂直方向に沿ういずれかの外面が
    水平方向に沿う底面または上面よりも広いような概略直
    方体状の外形に形成され、更に、この広い面のうちの一
    のものに上記カセットの挿脱を行なうための開口と、こ
    の開口を開閉自在に覆うようになされ且つ当該カセット
    の挿脱の変位と自己の開閉による変位とが独立した変位
    となるように配設された蓋体とを有するものであり、 上記プリンタ部は所定の操作部材への操作に基づいて該
    カセット内の記録テープに対する押圧を解除する位置に
    退避するようになされた押さえローラが配設されてなる
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ
    内蔵型電子カメラ。
  9. 【請求項9】上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方向
    となる姿勢にしたとき垂直方向に沿う外面よりも水平方
    向に沿う底面または上面の方が広いような概略直方体状
    の外形に形成され、更に、この底面または上面に上記カ
    セットの挿脱を行なうための開口と、この開口を開閉自
    在に覆うようになされ且つ少なくとも自己の開動作に伴
    って当該カセットを保持しつつ開位置に変位する蓋体と
    を有するものであり、 上記プリンタ部は上記蓋体の開動作に連動して該カセッ
    ト内の記録テープに対する押圧を解除する位置に退避す
    るようになされた押さえローラが配設されてなるもので
    あることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ内蔵型
    電子カメラ。
  10. 【請求項10】上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方
    向となる姿勢にしたとき垂直方向に沿う外面よりも水平
    方向に沿う底面または上面の方が広いような概略直方体
    状の外形に形成され、更に、この底面または上面に上記
    カセットの挿脱を行なうための開口が設けられてなるも
    のであり、更に、この開口を通しての当該カセットの挿
    入および排出を行なうためのローディング機構が備えら
    れたことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ内蔵型
    電子カメラ。
  11. 【請求項11】上記筐体は、撮像光学系の光軸が水平方
    向となる姿勢にしたとき垂直方向に沿う外面よりも水平
    方向に沿う底面または上面の方が広いような概略直方体
    状の外形に形成され、更に、この底面または上面に上記
    カセットの挿脱を行なうための開口と、この開口を開閉
    自在に覆うようになされ且つ当該カセットの挿脱の変位
    と自己の開閉による変位とが独立した変位となるように
    配設された蓋体とを有するものであり、 上記プリンタ部は所定の操作部材への操作に基づいて該
    カセット内の記録テープに対する押圧を解除する位置に
    退避するようになされた押さえローラが配設されてなる
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ
    内蔵型電子カメラ。
  12. 【請求項12】上記カセットとして、内部に収納された
    記録テープの記録紙にはこれに対応する台紙からの剥離
    作業を容易にするための切り込みが設けられており且つ
    この記録紙は巻回された状態での記録テープの外面側と
    なり台紙が内面側となるようにして巻回されて収納され
    てなるものを適用可能になされ、且つ、上記筐体内でカ
    セットから導出された記録テープの搬送経路はその最大
    曲率が上記カセット内での巻回に関する最大曲率以下と
    なるように構成されてなるものであることを特徴とする
    請求項1に記載のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  13. 【請求項13】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部と、この画像デ
    ータ形成部により形成された画像データによって表され
    る画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体
    に配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラに適合する
    ようになされ、裏面に粘着剤が塗布されてなる感熱記録
    紙とこの感熱記録紙の裏面に対して剥脱可能に貼付けら
    れた台紙とを含んで構成される記録テープが巻回収納さ
    れてなるテープカセット、または、裏面に粘着剤が塗布
    されてなる記録紙とこの記録紙の裏面に対して剥脱可能
    に貼付けられた台紙とを含んで構成される記録テープお
    よび該記録テープの記録紙にプリントするためのインク
    テープとが各別にまたは双方共に巻回収納されてなるテ
    ープカセットとして構成された被記録体であって、 内部に収納された記録テープの記録紙にはこれに対応す
    る台紙からの剥離作業を容易にするための切り込みが設
    けられており且つこの記録紙は巻回された状態での記録
    テープの外面側となり台紙が内面側となるようにして巻
    回されて収納されてなるものを適用可能になされ、且
    つ、上記テープカセット内での巻回部から導出された記
    録テープの搬送経路はその最大曲率が上記カセット内で
    の巻回に関する最大曲率以下となるように構成されてな
    るものであることを特徴とする被記録体。
  14. 【請求項14】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 外部からのパターン乃至画像等の被プリントデータの供
    給を受るための被プリントデータ入力部と、 上記被プリントデータ入力部を通して供給される被プリ
    ントデータおよび上記画像データ形成部により形成され
    た画像データを混合して上記プリンタ部に供給してプリ
    ントせしめるための混合処理部と、を供えてなるもので
    あることを特徴とするプリンタ内蔵型電子カメラ。
  15. 【請求項15】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 外部からのパターン乃至画像等の被プリントデータの供
    給を受るための被プリントデータ入力部と、 上記被プリントデータ入力部を通して供給される被プリ
    ントデータまたは上記画像データ形成部により形成され
    た画像データに対して双方のデータに対するフリーズ操
    作を行なうための共通のトリガ手段に対する操作によっ
    てフリーズされた該双方のデータのうちの一のデータを
    選択的に上記プリンタ部に供給してプリントせしめるた
    めの選択処理部と、を供えてなるものであることを特徴
    とするプリンタ内蔵型電子カメラ。
  16. 【請求項16】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 上記プリンタ部は、自己の内部に収納された記録テープ
    の記録面を視認可能な窓が外装体の所定部に設けられた
    カセット式記録体を所定の姿勢に維持して保持するため
    のカセット式記録体保持部が設けられてなり、上記筐体
    は、撮像光学系の光軸が水平方向となる姿勢にしたとき
    垂直方向に沿ういずれかの外面が水平方向に沿う底面ま
    たは上面よりも広いような概略直方体状の外形に形成さ
    れ、更に、上記カセット式記録体保持部に保持されたカ
    セット式記録体の窓を外側から見通せる位置に上記プリ
    ンタ部による該カセット式記録体の記録テープへのプリ
    ントの状況を視認するための窓が設けられてなることを
    特徴とするプリンタ内蔵型電子カメラ。
  17. 【請求項17】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 上記プリンタ部は、自己の内部に収納された記録テープ
    の記録面を視認可能な窓が外装体の所定部に設けられた
    カセット式記録体を所定の姿勢に維持して保持するため
    のカセット式記録体保持部が設けられてなり、上記筐体
    は、撮像光学系の光軸が水平方向となる姿勢にしたとき
    垂直方向に沿う側面または背面よりも水平方向に沿う底
    面または上面の方が広いような概略直方体状の外形に形
    成され、更に、この側面または背面の上記カセット式記
    録体保持部に保持されたカセット式記録体の窓を外側か
    ら見通せる位置に上記プリンタ部による該カセット式記
    録体の記録テープへのプリントの状況を視認するための
    窓が設けられてなることを特徴とするプリンタ内蔵型電
    子カメラ。
  18. 【請求項18】上記プリンタ部によってプリントされた
    記録テープを上記筐体内または当該カセット内に収納す
    る第1の搬送機構、または、上記筐体外に導出する第2
    の搬送機構に選択的に供給する搬送切り換え機構を更に
    供えてなるものであることを特徴とする請求項1に記載
    のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  19. 【請求項19】上記第1の搬送機構はプリントされた記
    録テープを当該カセット内に収納するようになされたも
    のであり、上記筐体には該プリントされた記録テープの
    プリント状況を視認するための窓および視認のために該
    記録テープを所要量移送するための視認用移送機構が備
    えられてなるものであることを特徴とする請求項18に
    記載のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  20. 【請求項20】上記第2の搬送機構は、プリントされた
    当該記録テープの記録紙と台紙とを分離して該分離され
    た記録紙のみを上記筐体外に導出し台紙を筐体内に巻回
    収納する分離機構と、筐体外に導出される記録紙を裁断
    するための裁断機構とを含んでなるものであることを特
    徴とする請求項18に記載のプリンタ内蔵型電子カメ
    ラ。
  21. 【請求項21】上記プリンタ部は、当該記録テープの複
    数回の移送によるプリント工程によりプリントを達成す
    るように構成され、該プリントが達成される以前のプリ
    ント工程においては、記録テープが上記筐体外に搬出さ
    れないようにするための予備搬送経路が設けられてなる
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ
    内蔵型電子カメラ。
  22. 【請求項22】上記画像データ形成部およびプリンタ部
    は共通のバスによってシステムコントローラと結ばれる
    ことによって該システムコントローラの制御下で動作す
    るようになされ、且つ上記バスには外部のパーソナルコ
    ンピュータまたは本プリンタ内蔵型電子カメラに適合す
    るアダプタからのコマンドを受け付けるための外部コマ
    ンド入力部が設けられ、該バスを通して伝送されるコマ
    ンドに応じて上記画像データ形成部および/またはプリ
    ンタ部が制御され得るようになされたことを特徴とする
    請求項1に記載のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  23. 【請求項23】上記プリンタヘッド部は、ライン状に配
    列された発熱抵抗体と、この発熱抵抗体の駆動を行なう
    ヘッド駆動部を有し、該発熱抵抗体の素子数は上記プリ
    ンタ部でプリントされる画像のうち、発熱抵抗体の配列
    方向の画像に対応する上記画像データ形成部で形成され
    る画像データの画素数よりも少なくなるように構成さ
    れ、上記画像データ形成部で形成された1画面の画像デ
    ータの略々全体を用いて上記プリンタ部により全体画像
    のプリントを行わしめる通常動作モードと、上記画像デ
    ータ形成部で形成された1画面の画像データから該画面
    内の横長の部分領域に対応した画像データを生成し該生
    成された画像データを用いて上記プリンタ部によりパノ
    ラマ画像のプリントを行わしめるパノラマ動作モードと
    の両モードでの動作を選択的に実行可能な制御部を有
    し、 上記制御部は、上記通常モードが選択されたときには、
    少なくとも上記発熱抵抗体の配列方向の画像に対応する
    上記画像データ形成部で形成される画像データに対し
    て、データを減らす処理を用いてプリント動作を行わし
    め、パノラマ動作モードが選択さたときには、上記発熱
    抵抗体の配列方向の画像に対応する上記画像データ形成
    部で形成される画像データの一部分のデータをそのまま
    用いてプリントを行なわしめるように構成されてなるも
    のであることを特徴とする請求項2または請求項4に記
    載のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  24. 【請求項24】上記プリンタヘッド部は、ライン状に配
    列された発熱抵抗体と、この発熱抵抗体の駆動を行なう
    ヘッド駆動部を有し、該発熱抵抗体の素子数は上記プリ
    ンタ部でプリントされる画像のうち、発熱抵抗体の配列
    方向の画像に対応する上記画像データ形成部で形成され
    る画像データの画素数よりも少なくなるように構成さ
    れ、上記画像データ形成部で形成された1画面の画像デ
    ータの略々全体を用いて上記プリンタ部により全体画像
    のプリントを行わしめる通常動作モードと、上記画像デ
    ータ形成部で形成された1画面の画像データから該画面
    内の水平および垂直の各方向に限定された部分領域に対
    応した画像データを生成し該生成された画像データを用
    いて上記プリンタ部によりズーム画像のプリントを行わ
    しめるズーム動作モードとの両モードでの動作を選択的
    に実行可能な制御部を有し、 上記制御部は、上記通常モードが選択されたときには、
    少なくとも上記発熱抵抗体の配列方向および該方向に直
    交する方向の画像に対応する上記画像データ形成部で形
    成される画像データに対して、データを減らす処理を用
    いてプリント動作を行わしめ、ズーム動作モードが選択
    さたときには、上記発熱抵抗体の配列方向および該方向
    に直交する方向の画像に対応する上記画像データ形成部
    で形成される画像データの一部分のデータをそのまま用
    いてプリントを行なわしめるように構成されてなるもの
    であることを特徴とする請求項2または請求項4に記載
    のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  25. 【請求項25】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラに適合するカ
    セット式の被記録体であって、 裏面に粘着剤が塗布されてなる記録紙とこの記録紙の裏
    面に対して剥脱可能に貼付けられた台紙とを含んで構成
    される記録テープが巻回収納され、この有効プリント領
    域の少なくとも一方の端縁部には同領域の外側縁部およ
    び台紙との分離を容易ならしめるための切り込みが記録
    紙の長手方向に沿って設けられるか、または上記記録紙
    の幅は対応する台紙の幅よりも狭くされてなることを特
    徴とする被記録体。
  26. 【請求項26】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラに適合するカ
    セット式の被記録体であって、 記録テープが巻回収納され、上記プリンタ内蔵型電子カ
    メラ側のプリンタ部における当該記録テープの複数回の
    移送による複数のプリント工程のうちの少なくとも一の
    プリント工程を含む期間中は、記録テープが略々1画面
    相応の長さだけ順方向に移送されて一のプリント工程が
    実行された後この記録テープを略々1画面相応の長さだ
    け逆方向に巻き戻すための巻き戻し力を該記録テープに
    対して伝達する巻き戻し力伝達機構が備えられたことを
    特徴とする被記録体。
  27. 【請求項27】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラに適合するカ
    セット式の被記録体であって、 記録テープが巻回収納され、この記録テープの残量が所
    定量に達したことを検知することを許容するための被検
    知機構が備えられたことを特徴とする被記録体。
  28. 【請求項28】上記被検知機構は記録テープの巻回の外
    径寸法の検出を行うに適合したものであることを特徴と
    する請求項27に記載の被記録体。
  29. 【請求項29】上記被検知機構は記録テープの搬送経路
    上での当該記録テープの張力の検出を行うに適合したも
    のであることを特徴とする請求項27に記載の被記録
    体。
  30. 【請求項30】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 上記プリンタ部によるプリントに適合するカセット式の
    被記録体であって、記録テープが巻回収納され、この記
    録テープの残量が所定量に達したことを検知することを
    許容するための被検知機構が備えられた被記録体を装填
    したときには、上記被検知機構を通して検知動作を行な
    って得た検出出力に基づいて、上記プリンタ部でのプリ
    ント動作の停止、上記画像データ形成部での画像データ
    形成動作の停止、操作者に対する検出情報の報知、また
    は、被記録体への所定情報の供与のうちのいずれか一の
    または複数の動作を実行する制手段を備えてなることを
    特徴とするプリンタ内蔵型電子カメラ。
  31. 【請求項31】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 上記プリンタ部によるプリントに適合する被記録体であ
    って、記録テープが巻回されてなるものに対し、この記
    録テープの残量を定量的に表示するための残量定量表示
    手段を備えてなることを特徴とするプリンタ内蔵型電子
    カメラ。
  32. 【請求項32】上記残量定量表示手段は、当該記録紙の
    余白部に画像の記録枚数に相応する値を上記プリンタ部
    によりプリントするように構成されてなるものであるこ
    とを特徴とする請求項30に記載のプリンタ内蔵型電子
    カメラ。
  33. 【請求項33】上記残量定量表示手段は、当該記録紙の
    余白部に画像の記録枚数に相応する値を上記プリンタ部
    によりプリントするに際して、適合する記録テープの記
    録紙に当初からプリントされている当該記録テープにお
    ける当初の記録可能画像枚数の値から漸次のプリント動
    作に従って減算表示するように構成されてなるものであ
    ることを特徴とする請求項31に記載のプリンタ内蔵型
    電子カメラ。
  34. 【請求項34】上記記録テープの記録紙に当初からプリ
    ントされている当該記録テープにおける当初の記録可能
    画像枚数の値は符号化パターンによって表されたもので
    あり、この符号化パターンを判読することにより上記当
    初の記録可能画像枚数を認識するように構成されたこと
    を特徴とする請求項32に記載のプリンタ内蔵型電子カ
    メラ。
  35. 【請求項35】上記符号化パターンを判読することによ
    り認識された上記当初の記録可能画像枚数の値を表示す
    るための液晶表示部を備えたことを特徴とする請求項3
    4に記載のプリンタ内蔵型電子カメラ。
  36. 【請求項36】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 上記プリンタ部によるプリントに適合する被記録体であ
    って、記録テープが巻回されてなるものの残量を当該被
    記録体の装填時に設定される所定の初期設定値から減算
    計数することにより定量的に表示するための残量表示手
    段を備えてなることを特徴とするプリンタ内蔵型電子カ
    メラ。
  37. 【請求項37】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラに適合するカ
    セット式の被記録体であって、 当該被記録体の状態に係る情報を上記プリンタ内蔵型電
    子カメラで判読可能な形態で保持する情報保持手段を備
    えてなることを特徴とする被記録体。
  38. 【請求項38】上記情報保持手段は当該被記録体の外装
    体の所定部に設けられた特定形状部の形状が被記録体の
    状態に係る情報としてプリンタ内蔵型電子カメラ側で判
    読可能な形態になされることによって構成されるもので
    あることを特徴とする請求項37に記載の被記録体。
  39. 【請求項39】上記情報保持手段は当該被記録体の外装
    体の所定部に設けられた電気的特性部の状態が被記録体
    の状態に係る情報としてプリンタ内蔵型電子カメラ側で
    判読可能な形態になされることによって構成されるもの
    であることを特徴とする請求項37に記載の被記録体。
  40. 【請求項40】撮像光学系による被写体の像に対応した
    画像データを形成する画像データ形成部とこの画像デー
    タ形成部により形成された画像データによって表される
    画像をプリントするためのプリンタ部とが一つの筐体に
    配設されてなるプリンタ内蔵型電子カメラであって、 自己に適合するカセット式の被記録体であって該被記録
    体の状態に係る情報をこのプリンタ内蔵型電子カメラで
    判読可能な形態で保有する情報保持手段を備えてなるも
    のが装填されたときには、この被記録体の情報保持手段
    により保持された情報を判読するための保持情報判読手
    段を備えてなることを特徴とするプリンタ内蔵型電子カ
    メラ。
  41. 【請求項41】上記保持情報判読手段によって判読され
    た情報に応じて自己の制御を行なうように構成されたこ
    とを特徴とする請求項40に記載のプリンタ内蔵型電子
    カメラ。
  42. 【請求項42】カセット式の被記録体であって、撮像光
    学系による被写体の像に対応した画像データを形成する
    画像データ形成部とこの画像データ形成部により形成さ
    れた画像データによって表される画像をプリントするた
    めのプリンタ部とが一つの筐体に配設されてなるプリン
    タ内蔵型電子カメラに適合するように構成されてなるこ
    とを特徴とする被記録体。
  43. 【請求項43】上記プリンタ部によってプリントされた
    記録テープを上記筐体内または当該カセット内に収納す
    る第1の搬送機構、または、上記筐体外に導出する第2
    の搬送機構に選択的に供給する搬送切り換え機構を更に
    供えてなるプリンタ内蔵型電子カメラに適合すべく、上
    記第1の搬送機構により搬送された記録テープを収容す
    るための収容機構が設けられてなることを特徴とする請
    求項42に記載の被記録体。
  44. 【請求項44】上記収容機構に収容された記録テープを
    少なくとも記録状況を視認するに要する量だけ手動にて
    移送するための記録テープ移送手段が更に設けられてな
    ることを特徴とする請求項43に記載の被記録体。
  45. 【請求項45】当該カセットに記録テープのプリント状
    況を視認するための窓が更に設けられてなることを特徴
    とする請求項43に記載の被記録体。
  46. 【請求項46】カセット外に導出される記録紙を裁断す
    るための裁断機構を備えてなることを特徴とする請求項
    43に記載の被記録体。
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