JPH11116991A - コンタクトレンズ用一液型液剤組成物 - Google Patents
コンタクトレンズ用一液型液剤組成物Info
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- JPH11116991A JPH11116991A JP9282202A JP28220297A JPH11116991A JP H11116991 A JPH11116991 A JP H11116991A JP 9282202 A JP9282202 A JP 9282202A JP 28220297 A JP28220297 A JP 28220297A JP H11116991 A JPH11116991 A JP H11116991A
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- alkyl
- acids
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一液型のコンタクトレンズ用液剤組成物を提
供すること。 【解決手段】 プロテアーゼ、非還元性多価アルコー
ル、陰イオン界面活性剤および緩衝剤を、プロテアーゼ
の安定化および活性化が同時に発揮できるように配合し
た液剤組成物。
供すること。 【解決手段】 プロテアーゼ、非還元性多価アルコー
ル、陰イオン界面活性剤および緩衝剤を、プロテアーゼ
の安定化および活性化が同時に発揮できるように配合し
た液剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトレンズ
用一液型液剤組成物に関する。さらに詳しくは、コンタ
クトレンズの洗浄のために室温下長期安定であり且つ保
存効力を有する一液型液剤組成物に関する。
用一液型液剤組成物に関する。さらに詳しくは、コンタ
クトレンズの洗浄のために室温下長期安定であり且つ保
存効力を有する一液型液剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトレンズは、大別すると、含水
性コンタクトレンズと非含水性コンタクトレンズに区分
される。本発明が対象とするのは、一般に、ハードコン
タクトレンズおよび酸素透過性コンタクトレンズとよば
れるものと、非含水性ソフトコンタクトレンズである。
性コンタクトレンズと非含水性コンタクトレンズに区分
される。本発明が対象とするのは、一般に、ハードコン
タクトレンズおよび酸素透過性コンタクトレンズとよば
れるものと、非含水性ソフトコンタクトレンズである。
【0003】ところで、コンタクトレンズは、含水性、
非含水性にかかわらず、目に装着した場合、涙液成分に
由来する蛋白質や、眼脂等に由来する脂質などがコンタ
クトレンズに付着するため、装着後はそれらの汚れを除
去し、レンズを再装用した際の良好な視野を確保する必
要がある。
非含水性にかかわらず、目に装着した場合、涙液成分に
由来する蛋白質や、眼脂等に由来する脂質などがコンタ
クトレンズに付着するため、装着後はそれらの汚れを除
去し、レンズを再装用した際の良好な視野を確保する必
要がある。
【0004】そこで従来では、脂質汚れに対しては、界
面活性剤を含む洗浄液を用いて毎日の処理を、蛋白質汚
れに対しては、さらに週1回程度の割合で、蛋白分解酵
素を含む錠剤を用いて処理を行っていた。しかしなが
ら、このようなレンズケアは乱雑で手抜きとなってしま
う危険性が高かった。このような危険性を解消すべく、
近年では、より簡便なコンタクトレンズのケア方法の追
究により蛋白分解酵素の溶液中での安定化法に関する研
究が進み、それに伴い、蛋白分解酵素を液体の形態で提
供する様々な洗浄剤が上市されている。
面活性剤を含む洗浄液を用いて毎日の処理を、蛋白質汚
れに対しては、さらに週1回程度の割合で、蛋白分解酵
素を含む錠剤を用いて処理を行っていた。しかしなが
ら、このようなレンズケアは乱雑で手抜きとなってしま
う危険性が高かった。このような危険性を解消すべく、
近年では、より簡便なコンタクトレンズのケア方法の追
究により蛋白分解酵素の溶液中での安定化法に関する研
究が進み、それに伴い、蛋白分解酵素を液体の形態で提
供する様々な洗浄剤が上市されている。
【0005】具体的には、コンタクトレンズの保存液中
に蛋白分解酵素を含有させることを提案した特許第26
03491号公報がある。この特許が提案する製剤は、
第4級アンモニウム基と水酸基とを含む水溶性高分子と
微生物由来のプロテアーゼとを含有することを特徴と
し、さらに防腐剤が添加されている。
に蛋白分解酵素を含有させることを提案した特許第26
03491号公報がある。この特許が提案する製剤は、
第4級アンモニウム基と水酸基とを含む水溶性高分子と
微生物由来のプロテアーゼとを含有することを特徴と
し、さらに防腐剤が添加されている。
【0006】また、液体酵素型のコンタクトレンズ洗浄
液が、特公平5−77047号公報および特開平4−9
3919号公報に提案されている。前者は、水に混和性
の有機液体と水との配合比が50:50〜75:25の
溶液と蛋白分解酵素を含有することを、後者は、20重
量%以上の多価アルコールとバシルス スブチリス液体
培養物由来の蛋白分解酵素とを含有することを特徴とし
たコンタクトレンズ用洗浄液である。これらは、酵素活
性を発現させるために、希釈操作が必要な上、洗浄効果
も実用レベルでは充分ではなかった。
液が、特公平5−77047号公報および特開平4−9
3919号公報に提案されている。前者は、水に混和性
の有機液体と水との配合比が50:50〜75:25の
溶液と蛋白分解酵素を含有することを、後者は、20重
量%以上の多価アルコールとバシルス スブチリス液体
培養物由来の蛋白分解酵素とを含有することを特徴とし
たコンタクトレンズ用洗浄液である。これらは、酵素活
性を発現させるために、希釈操作が必要な上、洗浄効果
も実用レベルでは充分ではなかった。
【0007】さらに、ハードコンタクトレンズの1液型
製剤が、特開平7−146454号公報に提案されてい
る。すなわち、ピロリドン化合物と蛋白分解酵素を含有
することを特徴とするコンタクトレンズ用溶剤である
が、これもまた、洗浄効果は、用時調製型製剤(固形製
剤や2液型製剤)を用いた場合の洗浄力には及ばないも
のであった。
製剤が、特開平7−146454号公報に提案されてい
る。すなわち、ピロリドン化合物と蛋白分解酵素を含有
することを特徴とするコンタクトレンズ用溶剤である
が、これもまた、洗浄効果は、用時調製型製剤(固形製
剤や2液型製剤)を用いた場合の洗浄力には及ばないも
のであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
タクトレンズ用一液型液剤組成物を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、蛋白質汚れおよび脂肪汚れに
対し良好な洗浄効果を示すコンタクトレンズ用洗浄剤と
して好適な一液型液剤組成物を提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、コンタクトレンズのケア方法
の簡便化を可能とし、室温下長期間安定なプロテアーゼ
を含む一液型液剤組成物を提供することにある。本発明
のさらに他の目的は、保存液としても利用できるコンタ
クトレンズ用一液型液剤組成物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明
らかになろう。
タクトレンズ用一液型液剤組成物を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、蛋白質汚れおよび脂肪汚れに
対し良好な洗浄効果を示すコンタクトレンズ用洗浄剤と
して好適な一液型液剤組成物を提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、コンタクトレンズのケア方法
の簡便化を可能とし、室温下長期間安定なプロテアーゼ
を含む一液型液剤組成物を提供することにある。本発明
のさらに他の目的は、保存液としても利用できるコンタ
クトレンズ用一液型液剤組成物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明
らかになろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、本発明
の上記目的および利点は、 (A)プロテアーゼ10〜1,000PU/ml (B)非還元性多価アルコール10〜45g/100m
l (C)陰イオン界面活性剤0.001〜0.75g/10
0mlおよび (D)トリス(ヒドロキシC1〜2アルキル)アミノメタ
ンとホウ砂の組合せからなる緩衝剤 を含有してなることを特徴とするコンタクトレンズ用一
液型液剤組成物によって達成される。
の上記目的および利点は、 (A)プロテアーゼ10〜1,000PU/ml (B)非還元性多価アルコール10〜45g/100m
l (C)陰イオン界面活性剤0.001〜0.75g/10
0mlおよび (D)トリス(ヒドロキシC1〜2アルキル)アミノメタ
ンとホウ砂の組合せからなる緩衝剤 を含有してなることを特徴とするコンタクトレンズ用一
液型液剤組成物によって達成される。
【0010】本発明では、蛋白質汚れを除去するため
に、プロテアーゼが用いられる。プロテアーゼとして
は、細菌のバチルス属由来のセリンプロテアーゼ、動物
由来のトリプシン、キモトリプシン、放線菌のストレプ
トマイセス属由来のセリンプロテアーゼ、糸状菌のアス
ペルギルス属由来のセリンプロテアーゼ等を挙げること
ができる。また、遺伝子操作によりさらに安定性を高め
たセリンプロテアーゼを使用してもよい。上記のセリン
プロテアーゼの中でも、特には、バチルス属由来のセリ
ンプロテアーゼが望ましく、例としては、「ビオプラー
ゼ」(ナガセ生化学工業株式会社)、「アルカラー
ゼ」、「エスペラーゼ」、「サビナーゼ」、「スブチリ
シンA」、「PEM」(ノボインダストリー・ジャパン
株式会社)、「プロテアーゼN『アマノ』」、「プロテ
アーゼP『アマノ』」、「プロテアーゼS『アマノ』」
(天野製薬株式会社)「アクチナーゼ」(科研製薬株式
会社)等が挙げられる。
に、プロテアーゼが用いられる。プロテアーゼとして
は、細菌のバチルス属由来のセリンプロテアーゼ、動物
由来のトリプシン、キモトリプシン、放線菌のストレプ
トマイセス属由来のセリンプロテアーゼ、糸状菌のアス
ペルギルス属由来のセリンプロテアーゼ等を挙げること
ができる。また、遺伝子操作によりさらに安定性を高め
たセリンプロテアーゼを使用してもよい。上記のセリン
プロテアーゼの中でも、特には、バチルス属由来のセリ
ンプロテアーゼが望ましく、例としては、「ビオプラー
ゼ」(ナガセ生化学工業株式会社)、「アルカラー
ゼ」、「エスペラーゼ」、「サビナーゼ」、「スブチリ
シンA」、「PEM」(ノボインダストリー・ジャパン
株式会社)、「プロテアーゼN『アマノ』」、「プロテ
アーゼP『アマノ』」、「プロテアーゼS『アマノ』」
(天野製薬株式会社)「アクチナーゼ」(科研製薬株式
会社)等が挙げられる。
【0011】本発明の組成物においてセリンプロテアー
ゼの濃度は、酵素の活性として10〜1000PU/m
l(PUは、蛋白消化力の単位)を有する濃度である。
さらには、200〜400PU/mlであるのが好まし
い。本発明でいうPUとは、基本的には日局一般試験法
記載の消化力試験法(2)に従い、反応条件は30℃と
して測定した際に得られる単位である。このように低濃
度のセリンプロテアーゼに対する長期室温安定性を可能
にしたことも、本発明の優れた特徴の一つである。
ゼの濃度は、酵素の活性として10〜1000PU/m
l(PUは、蛋白消化力の単位)を有する濃度である。
さらには、200〜400PU/mlであるのが好まし
い。本発明でいうPUとは、基本的には日局一般試験法
記載の消化力試験法(2)に従い、反応条件は30℃と
して測定した際に得られる単位である。このように低濃
度のセリンプロテアーゼに対する長期室温安定性を可能
にしたことも、本発明の優れた特徴の一つである。
【0012】本発明の組成物には、上記のようなプロテ
アーゼと共に、その他に、糖質分解酵素、脂質分解酵素
を併用することができる。場合によっては、パパイン、
プロメライン等のシステインプロテアーゼや、サーモリ
シンなどの金属プロテアーゼを併用することもできる。
その場合には、還元剤や金属イオン等の補助剤が必要と
なるので、用いる酵素に対応した注意が必要である。
アーゼと共に、その他に、糖質分解酵素、脂質分解酵素
を併用することができる。場合によっては、パパイン、
プロメライン等のシステインプロテアーゼや、サーモリ
シンなどの金属プロテアーゼを併用することもできる。
その場合には、還元剤や金属イオン等の補助剤が必要と
なるので、用いる酵素に対応した注意が必要である。
【0013】本発明の組成物は、プロテアーゼ例えばセ
リンプロテアーゼの安定化剤および活性化剤として、そ
れぞれ非還元性多価アルコールおよび陰イオン界面活性
剤を含有する。少なくともこの3製剤の相互作用があっ
て初めて本発明は達成される。
リンプロテアーゼの安定化剤および活性化剤として、そ
れぞれ非還元性多価アルコールおよび陰イオン界面活性
剤を含有する。少なくともこの3製剤の相互作用があっ
て初めて本発明は達成される。
【0014】非還元性多価アルコールとしては、例えば
グリセリン、プロピレングリコール、ポリプロピレング
リコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ソルビトール、マンニトール、ポリビニルアルコー
ル等を挙げることができる。その中でも、食品添加物と
しても実績のあるグリセリン、プロピレングリコールな
どが特に好ましい。また、配合する多価アルコールの濃
度は、液剤組成物100ml当たり10〜45gであ
る。
グリセリン、プロピレングリコール、ポリプロピレング
リコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ソルビトール、マンニトール、ポリビニルアルコー
ル等を挙げることができる。その中でも、食品添加物と
しても実績のあるグリセリン、プロピレングリコールな
どが特に好ましい。また、配合する多価アルコールの濃
度は、液剤組成物100ml当たり10〜45gであ
る。
【0015】また、陰イオン界面活性剤としては、例え
ばスルホン酸、カルボン酸、リン酸、N−アシルアミノ
酸、N−アシルタウリンおよびこれらのアルカリ金属塩
を挙げることができる。これらは1種または2種以上一
緒に用いられる。アルカリ金属塩としては、例えばナト
リウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩が好ましく用い
られる。具体例としては、α−オレフィンスルホン酸
塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、ポリオキシエチレン鎖を有するカルボキシル化エ
ーテル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレン鎖を
有するアルキルエーテルリン酸塩/硫酸塩、アルキル硫
酸塩、アルキル硫酸エーテル、アルキルサルコシン塩、
アルキロイルメチルタウリン、アルキロイルベンザルコ
シン等が挙げられる。このなかでも、α−オレフィンス
ルホン酸塩がセリンプロテアーゼの安定化および活性化
剤として特に有効である。陰イオン界面活性剤の濃度
は、液剤組成物100ml当たり0.001〜0.75g
である。陰イオン界面活性剤をこのように低濃度で配合
することでセリンプロテアーゼの安定化に寄与すること
となる。このように、本発明では、セリンプロテアーゼ
の安定化剤および活性化剤として、陰イオン界面活性剤
を配合するため、蛋白汚れの他に脂肪汚れに対しても同
時に良好な洗浄効果を示すこととなる。陰イオン界面活
性剤の濃度は好ましくは0.01〜0.20g/100m
lである。
ばスルホン酸、カルボン酸、リン酸、N−アシルアミノ
酸、N−アシルタウリンおよびこれらのアルカリ金属塩
を挙げることができる。これらは1種または2種以上一
緒に用いられる。アルカリ金属塩としては、例えばナト
リウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩が好ましく用い
られる。具体例としては、α−オレフィンスルホン酸
塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、ポリオキシエチレン鎖を有するカルボキシル化エ
ーテル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレン鎖を
有するアルキルエーテルリン酸塩/硫酸塩、アルキル硫
酸塩、アルキル硫酸エーテル、アルキルサルコシン塩、
アルキロイルメチルタウリン、アルキロイルベンザルコ
シン等が挙げられる。このなかでも、α−オレフィンス
ルホン酸塩がセリンプロテアーゼの安定化および活性化
剤として特に有効である。陰イオン界面活性剤の濃度
は、液剤組成物100ml当たり0.001〜0.75g
である。陰イオン界面活性剤をこのように低濃度で配合
することでセリンプロテアーゼの安定化に寄与すること
となる。このように、本発明では、セリンプロテアーゼ
の安定化剤および活性化剤として、陰イオン界面活性剤
を配合するため、蛋白汚れの他に脂肪汚れに対しても同
時に良好な洗浄効果を示すこととなる。陰イオン界面活
性剤の濃度は好ましくは0.01〜0.20g/100m
lである。
【0016】本発明の液剤組成物は、陰イオン界面活性
剤の他に、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤など
を含有することができる。非イオン性界面活性剤の例と
しては、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブ
ロック共重合体、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンソルビタンアルキルエステル、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸モノグリセリド、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸ショ糖エス
テルおよびポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
エチレンジアミン縮合物等が挙げられる。
剤の他に、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤など
を含有することができる。非イオン性界面活性剤の例と
しては、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブ
ロック共重合体、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンソルビタンアルキルエステル、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸モノグリセリド、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸ショ糖エス
テルおよびポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
エチレンジアミン縮合物等が挙げられる。
【0017】両性界面活性剤の例としては、N−ラウロ
イルアミノプロピル−N、N−ジメチルグリシン、N−
ココイルアミノプロピル−N−ヒドロキシエチルグリシ
ン、N−3−ドデシル−2−ヒドロキシプロピル−N、
N−ジメチルグリシン、N−ココイルアミノプロピル−
N−ヒドロキシエチル−3−アミノプロピオン酸等が挙
げられる。
イルアミノプロピル−N、N−ジメチルグリシン、N−
ココイルアミノプロピル−N−ヒドロキシエチルグリシ
ン、N−3−ドデシル−2−ヒドロキシプロピル−N、
N−ジメチルグリシン、N−ココイルアミノプロピル−
N−ヒドロキシエチル−3−アミノプロピオン酸等が挙
げられる。
【0018】本発明の組成物は、上記のような3成分を
必須として含むため、防腐剤を別途添加しなくても、充
分な保存効果を示す。一般に、防腐剤の中には、眼科障
害の一因となりうるものもあるため、防腐剤を添加しな
くても充分な保存効果を示す液剤を提供できたことは、
本発明のさらなる優れた特徴の一つである。
必須として含むため、防腐剤を別途添加しなくても、充
分な保存効果を示す。一般に、防腐剤の中には、眼科障
害の一因となりうるものもあるため、防腐剤を添加しな
くても充分な保存効果を示す液剤を提供できたことは、
本発明のさらなる優れた特徴の一つである。
【0019】本発明の液剤組成物はさらに緩衝剤として
トリス(ヒドロキシC1〜2アルキル)アミノメタンとホ
ウ砂との組合せが用いられる。トリス(ヒドロキシC1
〜2アルキル)アミノメタンとはトリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメタンまたはトリス(ヒドロキシエチル)
アミノメタンを意味する。これらは単独であるいは一緒
に用いることができる。この緩衝剤は、コンタクトレン
ズ用液剤組成物を使用した際に目に対する刺激を少な
く、さらにはセリンプロテアーゼを活性化するのに特に
優れている。本発明の液剤組成物のpHは6〜8の範囲
が好ましい。その範囲になるように、上記緩衝剤の他
に、ホウ酸、塩酸、リン酸2水素ナトリウム(あるいは
カリウム)、リン酸1水素2ナトリウム(あるいは2カ
リウム)、酢酸ナトリウム、トリエタノールアミン等を
適宜組み合わせて使用できる。本発明の液剤組成物は、
さらに、必要に応じてキレート剤等を含有することがで
きる。
トリス(ヒドロキシC1〜2アルキル)アミノメタンとホ
ウ砂との組合せが用いられる。トリス(ヒドロキシC1
〜2アルキル)アミノメタンとはトリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメタンまたはトリス(ヒドロキシエチル)
アミノメタンを意味する。これらは単独であるいは一緒
に用いることができる。この緩衝剤は、コンタクトレン
ズ用液剤組成物を使用した際に目に対する刺激を少な
く、さらにはセリンプロテアーゼを活性化するのに特に
優れている。本発明の液剤組成物のpHは6〜8の範囲
が好ましい。その範囲になるように、上記緩衝剤の他
に、ホウ酸、塩酸、リン酸2水素ナトリウム(あるいは
カリウム)、リン酸1水素2ナトリウム(あるいは2カ
リウム)、酢酸ナトリウム、トリエタノールアミン等を
適宜組み合わせて使用できる。本発明の液剤組成物は、
さらに、必要に応じてキレート剤等を含有することがで
きる。
【0020】キレート剤は、レンズ表面に付着している
涙液中のカルシウム等の無機塩類と蛋白質との複合体を
除去するなどの目的から用いられる。具体的には、エチ
レンジアミン四酢酸、グルコン酸、クエン酸、酒石酸、
ジエチレンジアミン五酢酸およびそれらのナトリウムあ
るいはカリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、ニトリロ三
酢酸ナトリウム等が挙げられる。その中でも、特にエチ
レンジアミン四酢酸二ナトリウムが好ましい。
涙液中のカルシウム等の無機塩類と蛋白質との複合体を
除去するなどの目的から用いられる。具体的には、エチ
レンジアミン四酢酸、グルコン酸、クエン酸、酒石酸、
ジエチレンジアミン五酢酸およびそれらのナトリウムあ
るいはカリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、ニトリロ三
酢酸ナトリウム等が挙げられる。その中でも、特にエチ
レンジアミン四酢酸二ナトリウムが好ましい。
【0021】しかしながら、金属キレート剤がセリンプ
ロテアーゼの安定性を極端に低下させるということが知
られていることでもあるので、キレート剤の配合に際し
ては、細心の注意が必要である。
ロテアーゼの安定性を極端に低下させるということが知
られていることでもあるので、キレート剤の配合に際し
ては、細心の注意が必要である。
【0022】本発明では、プロテアーゼが低濃度でも充
分な洗浄効果を示すことと、プロテアーゼを安定および
活性化させるために配合させた必須成分が良好な保存効
果を示すような配合比となっているため、希釈操作を必
要としない洗浄液としての機能のみならず、保存液とし
ての機能も保証することが明らかになった。
分な洗浄効果を示すことと、プロテアーゼを安定および
活性化させるために配合させた必須成分が良好な保存効
果を示すような配合比となっているため、希釈操作を必
要としない洗浄液としての機能のみならず、保存液とし
ての機能も保証することが明らかになった。
【0023】以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、
本発明を具体的に開示する。しかしながらそれらは、本
発明を説明するためのものであって、本発明の範囲を制
限するものではない。
本発明を具体的に開示する。しかしながらそれらは、本
発明を説明するためのものであって、本発明の範囲を制
限するものではない。
【0024】
実施例1 表1に示す配合割合にて、各成分を約80mlの精製水
に溶解させた後、最後に全体量が100mlおよびpH
7となるように各試料を調製した。調製直後の各試料を
用いて、人工的に汚れを付けた酸素透過性ハードコンタ
クトレンズ(以下人工汚れレンズ)に対する洗浄効果
と、40℃で1週間保存した後の残存酵素活性とを測定
し、評価した。
に溶解させた後、最後に全体量が100mlおよびpH
7となるように各試料を調製した。調製直後の各試料を
用いて、人工的に汚れを付けた酸素透過性ハードコンタ
クトレンズ(以下人工汚れレンズ)に対する洗浄効果
と、40℃で1週間保存した後の残存酵素活性とを測定
し、評価した。
【0025】人工汚れレンズは、酸素透過性ハードコン
タクトレンズを、卵白リゾチーム、卵白アルブミン、脂
肪およびムチンからなる人工汚れモデル溶液中に浸漬し
たものを、65℃に加温してコンタクトレンズ表面に汚
れを固着させ調製した。次に、約9分目まで各試料を入
れたハードコンタクトレンズ用レンズケースを用いて、
人工汚れレンズを4時間浸漬した。浸漬後の人工汚れレ
ンズは、水道水で軽く濯いだ後、エリトロシン溶液に1
0秒程度浸け、再び水道水にて軽く濯ぎ、余分なエリト
ロシン溶液を取り除き、レンズ上に残った汚れとエリト
ロシンの赤い色素とを反応させ、その面積を用いて目視
評価を行った。目視を行なう際には、汚れを完全に除去
できているものを5点、80%程度は汚れが除去できて
いるものを4点、50%程度は汚れが除去できているも
のを3点、汚れが20%程度しか除去できていないもの
を2点、汚れがほとんど除去できていないものを1点と
する5段階を評価基準とした。各試料液に付き、5枚の
人工汚れレンズを用いて行い、その平均値を求め、小数
点以下の数字が生じた場合には四捨五入をした1〜5の
数字を評価点とした。
タクトレンズを、卵白リゾチーム、卵白アルブミン、脂
肪およびムチンからなる人工汚れモデル溶液中に浸漬し
たものを、65℃に加温してコンタクトレンズ表面に汚
れを固着させ調製した。次に、約9分目まで各試料を入
れたハードコンタクトレンズ用レンズケースを用いて、
人工汚れレンズを4時間浸漬した。浸漬後の人工汚れレ
ンズは、水道水で軽く濯いだ後、エリトロシン溶液に1
0秒程度浸け、再び水道水にて軽く濯ぎ、余分なエリト
ロシン溶液を取り除き、レンズ上に残った汚れとエリト
ロシンの赤い色素とを反応させ、その面積を用いて目視
評価を行った。目視を行なう際には、汚れを完全に除去
できているものを5点、80%程度は汚れが除去できて
いるものを4点、50%程度は汚れが除去できているも
のを3点、汚れが20%程度しか除去できていないもの
を2点、汚れがほとんど除去できていないものを1点と
する5段階を評価基準とした。各試料液に付き、5枚の
人工汚れレンズを用いて行い、その平均値を求め、小数
点以下の数字が生じた場合には四捨五入をした1〜5の
数字を評価点とした。
【0026】酵素活性は、第13改正日本薬局方一般試
験法記載の消化力試験法(2)に準拠し、反応条件を3
0℃として測定し、式(1)にて求めた。さらに残存活
性(%)は、式(2)に示したように、保存開始時の酵
素活性を100%とした相対活性で表した。 式(1): 酵素活性(PU/ml)=サンプルの吸光度/標準チロシンの
吸光度×10×希釈倍率 式(2): 残存酵素活性(%)=保存後の酵素活性/保存開始時の
酵素活性×100
験法記載の消化力試験法(2)に準拠し、反応条件を3
0℃として測定し、式(1)にて求めた。さらに残存活
性(%)は、式(2)に示したように、保存開始時の酵
素活性を100%とした相対活性で表した。 式(1): 酵素活性(PU/ml)=サンプルの吸光度/標準チロシンの
吸光度×10×希釈倍率 式(2): 残存酵素活性(%)=保存後の酵素活性/保存開始時の
酵素活性×100
【0027】
【表1】
【0028】表1の結果が示すように、溶液1は洗浄効
果および酵素の保存性共に良好な結果であったが、比較
例1は酵素の保存性が悪く、比較例2は洗浄効果が悪い
結果であった。比較例3では、洗浄効果および酵素の保
存性共に、あまり良好な結果ではなかった。
果および酵素の保存性共に良好な結果であったが、比較
例1は酵素の保存性が悪く、比較例2は洗浄効果が悪い
結果であった。比較例3では、洗浄効果および酵素の保
存性共に、あまり良好な結果ではなかった。
【0029】実施例2 表2に示す配合割合にて、各成分を約80mlの精製水
に溶解させた後、最後に全体量が100mlおよびpH
は7となるように各試料を調製した。かかる試料を用い
て、各試料溶液調製直後の洗浄効果と、40℃で1週間
保存した後の残存酵素活性とを測定し、評価した。溶液
2〜9にかけて、全て洗浄効果および酵素の保存性とも
良好な結果であった。
に溶解させた後、最後に全体量が100mlおよびpH
は7となるように各試料を調製した。かかる試料を用い
て、各試料溶液調製直後の洗浄効果と、40℃で1週間
保存した後の残存酵素活性とを測定し、評価した。溶液
2〜9にかけて、全て洗浄効果および酵素の保存性とも
良好な結果であった。
【0030】
【表2】
【0031】実施例3 表1および表2に示した溶液1、2および3と生理食塩
水からなる比較液4を用い、第13改正日本薬局方参考
情報4.保存効力試験法に準拠して保存効力を評価し
た。菌を添加後の各試料溶液の7日目および14日目の
保存効力の結果を表3に示した。試験に用いた細菌は、
大腸菌(E.coli)、緑膿菌(P.aerugino
sa)および黄色ブドウ球菌(S.aureus)の3
菌種、真菌は、酵母(C.albicans)および黒
カビ(A.niger)の2菌種を用いて行った。表3
に示すように、溶液1〜3は良好な保存効力を示した
が、比較例4は保存効果をほとんど示さなかった。
水からなる比較液4を用い、第13改正日本薬局方参考
情報4.保存効力試験法に準拠して保存効力を評価し
た。菌を添加後の各試料溶液の7日目および14日目の
保存効力の結果を表3に示した。試験に用いた細菌は、
大腸菌(E.coli)、緑膿菌(P.aerugino
sa)および黄色ブドウ球菌(S.aureus)の3
菌種、真菌は、酵母(C.albicans)および黒
カビ(A.niger)の2菌種を用いて行った。表3
に示すように、溶液1〜3は良好な保存効力を示した
が、比較例4は保存効果をほとんど示さなかった。
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
におけるコンタクトレンズ用一液型液剤組成物は、プロ
テアーゼ、非還元性多価アルコール、陰イオン界面活性
剤および特定の緩衝剤の相乗効果により、室温下でプロ
テアーゼの長期安定性を可能とし、さらに蛋白質および
脂肪汚れに対する良好な洗浄力を発揮すると共に、保存
液として使用するに充分な保存効果をも有する。そのた
め、希釈操作が不要な一液型の洗浄・保存液を提供する
ことが可能となった。本発明の使用に際しても、市販の
レンズケースの9割程度まで本発明品を満たした後、4
時間以上放置するだけで、十分な洗浄・保存効果が得ら
れるという非常に簡便なものである。
におけるコンタクトレンズ用一液型液剤組成物は、プロ
テアーゼ、非還元性多価アルコール、陰イオン界面活性
剤および特定の緩衝剤の相乗効果により、室温下でプロ
テアーゼの長期安定性を可能とし、さらに蛋白質および
脂肪汚れに対する良好な洗浄力を発揮すると共に、保存
液として使用するに充分な保存効果をも有する。そのた
め、希釈操作が不要な一液型の洗浄・保存液を提供する
ことが可能となった。本発明の使用に際しても、市販の
レンズケースの9割程度まで本発明品を満たした後、4
時間以上放置するだけで、十分な洗浄・保存効果が得ら
れるという非常に簡便なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3:30) (72)発明者 松本 融 兵庫県豊岡市神美台156−5番地 株式会 社オフテクス研究所内 (72)発明者 見市 博明 兵庫県豊岡市神美台156−5番地 株式会 社オフテクス研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)プロテアーゼ10〜1,000P
U/ml (B)非還元性多価アルコール10〜45g/100m
l (C)陰イオン界面活性剤0.001〜0.75g/10
0mlおよび (D)トリス(ヒドロキシC1〜2アルキル)アミノメタ
ンとホウ砂の組合せからなる緩衝剤 を含有してなることを特徴とするコンタクトレンズ用一
液型液剤組成物。 - 【請求項2】 プロテアーゼが微生物産生のセリンプロ
テアーゼかまたは動物由来のセリンプロテアーゼからな
る請求項1記載の液剤組成物。 - 【請求項3】 非還元性多価アルコールがグリセリン、
プロピレングリコール、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ポリビニルアルコール、マンニトール
およびソルビトールよりなる群から選ばれる請求項1記
載の液剤組成物。 - 【請求項4】 陰イオン界面活性剤が、アルキルまたは
オレフィンスルホン酸、エーテルカルボン酸、アルキル
リン酸、N−アシルアミノ酸、N−アシルタウリン、お
よびこれらのアルカリ金属塩よりなる群から選ばれる少
なくとも1種からなる請求項1記載の液剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9282202A JPH11116991A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | コンタクトレンズ用一液型液剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9282202A JPH11116991A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | コンタクトレンズ用一液型液剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11116991A true JPH11116991A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17649407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9282202A Pending JPH11116991A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | コンタクトレンズ用一液型液剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11116991A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008278898A (ja) * | 2001-01-31 | 2008-11-20 | Asahi Kasei Pharma Kk | 糖化蛋白質測定用組成物 |
| JP2017029129A (ja) * | 2015-07-30 | 2017-02-09 | 三菱化学フーズ株式会社 | プロテアーゼの活性維持方法およびプロテアーゼ溶液 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP9282202A patent/JPH11116991A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008278898A (ja) * | 2001-01-31 | 2008-11-20 | Asahi Kasei Pharma Kk | 糖化蛋白質測定用組成物 |
| JP2009034110A (ja) * | 2001-01-31 | 2009-02-19 | Asahi Kasei Pharma Kk | 糖化蛋白質測定用組成物 |
| US8105800B2 (en) | 2001-01-31 | 2012-01-31 | Asahi Kasei Pharma Corporation | Composition for assaying glycated proteins |
| JP2017029129A (ja) * | 2015-07-30 | 2017-02-09 | 三菱化学フーズ株式会社 | プロテアーゼの活性維持方法およびプロテアーゼ溶液 |
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