JPH11123097A - ジグリセリドの製造法 - Google Patents
ジグリセリドの製造法Info
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- JPH11123097A JPH11123097A JP10085576A JP8557698A JPH11123097A JP H11123097 A JPH11123097 A JP H11123097A JP 10085576 A JP10085576 A JP 10085576A JP 8557698 A JP8557698 A JP 8557698A JP H11123097 A JPH11123097 A JP H11123097A
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Abstract
やグリセロリシス法に比較して低コストで効率よく製造
することができ、且つ着色等の油の品質低下や原料油脂
由来の微量有効成分の損失を抑制するジグリセリドの製
造法を提供する。 【解決手段】 油脂の部分加水分解反応を行う第1段反
応と、得られた分解物にグリセリンを添加してエステル
化を行う第2段反応からなるジグリセリドの製造法。
Description
を行い、分解物にグリセリンを添加してエステル化反応
を行うジグリセリドの製造法に関するものである。
セリドは油脂の可塑性改良用添加剤、あるいは食品、医
薬品、化粧品などの分野で基材として利用されている。
ジグリセリドの製造法としては、エステル化またはエス
テル交換法とグリセロリシス法が挙げられる。 エステル化またはエステル交換法の代表例としては、特
公平6−65311号公報があり、脂肪酸またはその低
級アルコールエステルとグリセリンとを、固定化した
1,3位選択的リパーゼの存在下で反応させ、反応により
生成する水もしくは低級アルコールを減圧により系外へ
除去していくことでジグリセリドを得ることが示されて
いる。このようにエステル化またはエステル交換法は、
脂肪酸またはその低級アルコールエステルとグリセリン
を1段反応で部分グリセリドとする製造法であるが、各
々の原料は高価であり、コスト的に満足できるものとは
いえない。また、油脂を原料とした場合、一般に油脂の
水蒸気分解反応は、通常50〜60kg/cm2 、250 〜260 ℃
の条件で行われるが、分解物の着色が激しく蒸留処理が
必要となる。蒸留処理を行うと、植物油などを原料とし
た場合には約10%の収率低下となることや、植物油に存
在する植物ステロール等の有効成分が蒸留残渣として失
われてしまう。さらに、油脂を原料として行うグリセロ
リシス反応では、代表例として特公平6−65310号
公報が挙げられる。これによると、油脂とグリセリンと
のアルコール基交換反応を固定化した 1,3位選択的リパ
ーゼの存在下で行い、ジグリセリドを得ることが示され
ている。しかし、この方法では反応終了までに10時間以
上を要し、工業的な生産性において満足できない。
な油脂を原料としてジグリセリドを効率的かつ高純度に
製造する方法を検討し、本発明を完成した。即ち本発明
は、油脂の部分加水分解反応を行う第1段反応と、得ら
れた分解物にグリセリンを添加してエステル化を行う第
2段反応からなることを特徴とするジグリセリドの製造
法である。
する。本発明では、先ず、油脂の部分加水分解反応を主
とする第1段反応を行う。本発明で使用する油脂として
は、炭素数4〜22までの飽和または不飽和の脂肪酸基を
有する一般的な植物性、動物性の油脂もしくは加工油
脂、あるいはこれらの混合油脂が挙げられる。例えば、
菜種油、大豆油、綿実油、オリーブ油、コーン油、ヤシ
油、牛脂、豚脂、魚油等を用いることができる。
なく、従来公知の方法に基づき、油脂100 重量部に対し
て水を好ましくは20〜180 重量部加え、部分加水分解を
行えばよい。具体的な手法としては、酵素を用いて分解
する方法、並びに水蒸気分解法による方法がある。酵素
法により部分加水分解を行う場合、好ましくは20〜70℃
の温度条件下で行う。酵素の形態は、固定化酵素、菌体
内酵素、あるいは固定化していない遊離の酵素として使
用できる。用いる装置としては、攪拌槽、固定床、流動
槽あるいはこれらを組み合わせたもの等が挙げられ、回
分式、連続式あるいは半連続式の反応を行える。一方、
水蒸気分解法により部分加水分解を行う場合、190 〜24
0 ℃、好ましくは200 〜235 ℃の温度条件下で反応を行
うのが望ましい。用いる装置としてはオートクレーブま
たは連続分解塔等が挙げられ、回分式、連続式あるいは
半連続式の反応を行える。本発明では最終的にジグリセ
リドを得るのが目的であるため、第1段目の油脂の加水
分解反応では 100%分解する必要はなく、部分グリセリ
ドやトリグリセリドが存在していても良く、分解時の脂
肪酸量が67〜96重量%、好ましくは75〜93重量%となる
ように操作するのが好ましい。部分グリセリドが残存し
た状態で第2段目のエステル化を行うことにより、反応
時間が短縮できる。1段目の部分加水分解反応により得
られた分解油は、着色が少ないほうが好ましく、具体的
にはロビボンド法の10R+Y(Red 値×10+Yellow
値)として40以下、好ましくは30以下を示すような色相
であることが望ましい。
により油相と水相を分離し、水相中に分配されたグリセ
リンは、水を除去して第2段目のエステル化反応に使用
することもできる。また、油相と水相を分離せず、その
まま第2段目のエステル化反応に使用してもよい。部分
分解物は、蒸留処理せずに第2段目のエステル化反応に
使用することが好ましい。尚、硬度調整を目的とする硬
化、分別等の処理を、微量成分の損失がない範囲で行っ
てもよい。
に、蒸留処理を行わずにエステル化反応を行うので、植
物油を原料とした場合、植物油中に存在する植物ステロ
ールを最終的なジグリセリド製品に残存させることがで
きるという利点を有する。
の反応で得られた部分分解物に、グリセリン基1モルに
対する脂肪酸基の割合が 0.8〜2.5 モルになるようにグ
リセリンを添加してエステル化反応を行う。本反応は、
好ましくはリパーゼやエステラーゼ等のエステル活性を
もつ酵素の存在下で、より好ましくは固定化もしくは菌
体内1,3 位選択性的リパーゼの存在下で行う。固定化の
ための公知の方法は、例えば、「固定化酵素」千畑一郎
編、講談社刊、9〜85頁および「固定化生体触媒」千畑
一郎編、講談社刊、12〜101頁に記載されており、イオ
ン交換樹脂に固定化することが好ましい。固定化に用い
られる 1,3位選択的リパーゼとしてはリゾプス(Rhizop
us)属、アスペルギルス(Aspergillus )属、ムコール
(Mucor )属等の微生物由来のリパーゼ、膵臓リパーゼ
等がある。例えば、リゾプス・デレマー(Rhizopus del
emar)、リゾプス・ジャポニカス(Rhizopus japonicu
s)、リゾプス・ニベウス(Rhizopus niveus )、アス
ペルギルス・ニガー(Aspergillus niger )、ムコール
・ジャバニカス(Mucor javanicus )、ムコール・ミー
ハイ(Mucor miehei)などを起源とするリパーゼを使用
することができる。市販の固定化 1,3位選択的リパーゼ
としては、ノボ・ノルディスク・バイオインダストリー
社製の商品名「Lipozyme IM」がある。菌体内 1,3位選
択的リパーゼは、微生物菌体に 1,3位選択的リパーゼが
吸着または結合したもので、市販品としては、長瀬産業
社製の商品名「オリパーゼ」がある。
得られた部分分解物、及びグリセリン等に含まれる水分
以外には水を添加せず、またヘキサンなどの有機溶媒な
どは添加しない系で行う。エステル化反応を促進するた
め、原料由来の水分や反応生成水を反応系外へ可及的に
除去することが好ましく、例えば減圧による脱水の他、
反応槽中に乾燥した不活性ガスを通気したり、モレキュ
ラーシーブス等の吸水材を用いる脱水が考えられるが、
反応系の汚染が少ない減圧脱水法が好ましい。用いる装
置としては、攪拌槽、固定床、流動槽あるいはこれらを
組み合わせたもの等が挙げられ、回分式、連続式あるい
は半連続式の反応を行える。
た反応物をリパーゼ製剤と分離し、未反応の脂肪酸とモ
ノグリセリドを、従来周知の分離・精製手段を単独また
は適宜併用して除去し、高純度のジグリセリドを収率よ
く得ることができる。特に、分子蒸留処理を行えば、留
分として脂肪酸とモノグリセリドを分離し、残渣として
一部トリグリセリドを含みジグリセリドに富んだ組成物
が得られる。従って、本法では、ジグリセリド純度の定
義として、分子蒸留後のジグリセリド濃度を想定し、
[ジグリセリド重量%/(ジグリセリド重量%+トリグ
リセリド重量%)×100 ]を採用した。本発明によれ
ば、80%以上の高純度ジグリセリドを得ることができ
る。尚、分離したリパーゼ製剤は繰り返し反応に用いる
ことができる。
と水 343gを混合し、200℃で攪拌しながら10時間加水
分解を行った。反応終了後、冷却し遠心分離により油相
と水相を分離した。次にリゾプス・ジャポニカス(Rhiz
opus japonicus)起源の 1,3位選択的リパーゼである
「リリパーゼA-10、長瀬産業社製」を特開平1−174384
号公報の実施例1記載の固定化方法により、市販のアニ
オン交換樹脂(商品名デュオライトA-568 、ダイヤモン
ドシャムロック社製)に固定化して得た固定化リパーゼ
34g、第1段目の反応で得た油相 300gおよびグリセリ
ン39gを4つ口フラスコ内で混合し(脂肪酸基/グリセ
リン基=2)、40℃で攪拌しながら系内を5mmHgに減圧
した状態で4時間反応を行った。その後、反応生成物か
らリパーゼ製剤を濾別した。第1段目の反応生成物およ
び第2段目の反応生成物のサンプルを一部取り、アルカ
リ滴定することにより脂肪酸量を求めた。また、サンプ
ルをトリメチルシリル化してガスクロマトグラフィーに
よりトリグリセリド、ジグリセリドおよびモノグリセリ
ドの組成を求めた。結果を表1に示す。
と水 343gを混合し、220℃で攪拌しながら5時間加水
分解を行った。反応終了後、冷却し遠心分離により油相
と水相を分離した。次に実施例1で使用したものと同じ
固定化リパーゼ45g、第1段目の反応で得た油相 400g
およびグリセリン51gを4つ口フラスコ内で混合し(脂
肪酸基/グリセリン基=2)、40℃で攪拌しながら系内
を5mmHgに減圧した状態で4時間反応を行った。その後
反応生成物からリパーゼ製剤を濾別した。以下実施例1
と同じ操作により反応生成物の組成を求めた。結果を表
1に示す。
と水 343gを混合し、250 ℃で攪拌しながら4時間加水
分解を行った。反応終了後、冷却し遠心分離により油相
と水相を分離した。次に実施例1で使用したものと同じ
固定化リパーゼ35g、第1段目の反応で得た油相 300g
およびグリセリン48gを4つ口フラスコ内で混合し(脂
肪酸基/グリセリン基=2)、40℃で攪拌しながら系内
を5mmHgに減圧した状態で4時間反応を行った。その後
反応生成物からリパーゼ製剤を濾別した。また、第1段
目の反応で得た油相を、160 〜250 ℃、1mmHg以下の条
件で蒸留し、脂肪酸を得た。脂肪酸の収率は89%であっ
た。この蒸留脂肪酸 300gおよびグリセリン49g及び実
施例1で使用したものと同じ固定化リパーゼ35gを4つ
口フラスコ内で混合し、以下実施例1と同じ操作により
反応生成物の組成を求めた。結果を表1に示す。
F」、名糖産業製)5gと水500 gを4つ口フラスコ内
で混合し、40℃で攪拌しながら1時間加水分解を行っ
た。反応終了後、遠心分離により油相と水相を分離し
た。次に実施例1で使用したものと同じ固定化リパーゼ
34g、第1段目の反応で得た油相 300gおよびグリセリ
ン38gを4つ口フラスコ内で混合し(脂肪酸基/グリセ
リン基=2)、以下実施例1と同じ操作により反応生成
物の組成を求めた。結果を表1に示す。
実施例3と同条件で反応を行った。結果を表1に示す。
段目の部分加水分解物の色相をロビボンド法により測定
し、10R+Y(Red ×10倍+Yellow)値で定量化し
た。この値が大きいほど着色が激しいことになる。更
に、上記実施例1〜3と比較例1の第2段目の反応物を
分子蒸留処理し、ジグリセリドに富んだ組成物を得た
後、通常の油脂精製処理である脱色処理を施した。これ
により得られた組成物の色相を測定し、また組成物中の
植物ステロール量を下記方法により測定した。結果を表
2に示す。表2に示すように、比較例1の第1段目の部
分加水分解物を蒸留せず、第2段反応に使用し得られた
組成物は、脱色処理を行っても色相(10R+Y)が31
であり、着色を低減できず、茶褐色を呈していた。 (植物ステロールの定量)各工程で得られた油性組成物
1gに、1NのKOHエタノール溶液10mlを添加し、80
℃、1時間のケン化分解の後、蒸留水15mlを添加した。
更にn−ヘキサン10mlと、内標としてコレステロールを
10mg/mlの濃度でn−ヘキサンに溶解させた溶液1mlを
添加、混合した後、ヘキサン層をサンプリング・脱溶剤
し、トリメチルシリル化し、ガスクロマトグラフィーに
て分析した。コレステロールと植物ステロールとの面積
比より植物ステロール量を算出した。尚、通常の植物ス
テロールは、遊離のステロールと脂肪酸とのエステル体
が共存しているが、本分析法はケン化分解しているた
め、遊離ステロールを定量している。
Claims (6)
- 【請求項1】 油脂の部分加水分解反応を行う第1段反
応と、得られた分解物にグリセリンを添加してエステル
化を行う第2段反応からなることを特徴とするジグリセ
リドの製造法。 - 【請求項2】 第1段反応として油脂の部分加水分解を
分解脂肪酸量が67〜96重量%となるまで行い、第2段反
応として得られた分解物にグリセリンを添加してエステ
ル化反応を行うことでジグリセリド純度[ジグリセリド
重量%/(ジグリセリド重量%+トリグリセリド重量
%)×100 ]が80%以上の高純度ジグリセリドを得るこ
とを特徴とするジグリセリドの製造法。 - 【請求項3】 1段目の部分加水分解を、分解物の着色
を抑制する条件で行う請求項1又は2記載のジグリセリ
ドの製造法。 - 【請求項4】 1段目の部分加水分解を、水蒸気分解法
により190 〜240 ℃で行う請求項1〜3の何れか1項記
載のジグリセリドの製造法。 - 【請求項5】 1段目の部分加水分解を、酵素の存在下
で行う請求項1〜3の何れか1項記載のジグリセリドの
製造法。 - 【請求項6】 2段目のエステル化を、固定化酵素又は
菌体内酵素の存在下で行う請求項1〜5の何れか1項記
載のジグリセリドの製造法。
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