JPH11258618A - 液晶表示素子およびその製法 - Google Patents
液晶表示素子およびその製法Info
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- JPH11258618A JPH11258618A JP6242598A JP6242598A JPH11258618A JP H11258618 A JPH11258618 A JP H11258618A JP 6242598 A JP6242598 A JP 6242598A JP 6242598 A JP6242598 A JP 6242598A JP H11258618 A JPH11258618 A JP H11258618A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーバーコート用樹脂を何回も重ね塗りしな
くても、ICなどの半導体チップを完全に遮光すること
ができると共に、表示部以外の絶縁性透明基板の部分の
面積をできるだけ小さくすることができる構造にする。 【解決手段】 電極パターン(図示せず)が形成された
2枚の絶縁性透明基板1、2により液晶層(図示せず)
が挟持されて液晶パネル10が形成されている。一方の
絶縁性透明基板1の幅広部1aに電極端子部(リードピ
ン4)と半導体チップ3とが共に絶縁性透明基板1の幅
広部1aの側縁部1bに面して設けられ、かつ、半導体
チップ3の上面から絶縁性透明基板1の半導体チップ3
の裏面部分までが絶縁性透明基板1の側縁部1bを経て
遮光テープ6で覆われている。
くても、ICなどの半導体チップを完全に遮光すること
ができると共に、表示部以外の絶縁性透明基板の部分の
面積をできるだけ小さくすることができる構造にする。 【解決手段】 電極パターン(図示せず)が形成された
2枚の絶縁性透明基板1、2により液晶層(図示せず)
が挟持されて液晶パネル10が形成されている。一方の
絶縁性透明基板1の幅広部1aに電極端子部(リードピ
ン4)と半導体チップ3とが共に絶縁性透明基板1の幅
広部1aの側縁部1bに面して設けられ、かつ、半導体
チップ3の上面から絶縁性透明基板1の半導体チップ3
の裏面部分までが絶縁性透明基板1の側縁部1bを経て
遮光テープ6で覆われている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体チップが絶縁
性透明基板上にマウントされたチップオンガラス(CO
G)タイプの液晶表示素子およびその製法に関する。さ
らに詳しくは、半導体チップが外部からの光により誤作
動しないような構造の液晶表示素子およびその製法に関
する。
性透明基板上にマウントされたチップオンガラス(CO
G)タイプの液晶表示素子およびその製法に関する。さ
らに詳しくは、半導体チップが外部からの光により誤作
動しないような構造の液晶表示素子およびその製法に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、たとえば2枚のガラス
基板のそれぞれに透明電極パターンが形成され、一定間
隙で対向させてその間に液晶材料を挟持したもので、各
セグメント電極(画素電極)のそれぞれにデータ信号が
入力されることにより、各セグメント電極ごとにオンオ
フが制御されて所望の表示をすることができる。この各
セグメント電極へのデータ信号の入力は、従来各セグメ
ント電極をそれぞれ回路基板と接続して、回路基板に設
けられる信号処理回路から直接各セグメント電極へデー
タ信号が送られる。しかし、このセグメント電極の数が
多いとその接続配線も非常に多くなり、取扱が不便であ
るため、最近では絶縁性透明基板上に直接信号処理用の
ICがマウントされるCOGタイプが用いられている。
基板のそれぞれに透明電極パターンが形成され、一定間
隙で対向させてその間に液晶材料を挟持したもので、各
セグメント電極(画素電極)のそれぞれにデータ信号が
入力されることにより、各セグメント電極ごとにオンオ
フが制御されて所望の表示をすることができる。この各
セグメント電極へのデータ信号の入力は、従来各セグメ
ント電極をそれぞれ回路基板と接続して、回路基板に設
けられる信号処理回路から直接各セグメント電極へデー
タ信号が送られる。しかし、このセグメント電極の数が
多いとその接続配線も非常に多くなり、取扱が不便であ
るため、最近では絶縁性透明基板上に直接信号処理用の
ICがマウントされるCOGタイプが用いられている。
【0003】このようなCOGタイプの液晶表示素子
は、たとえばその一例の平面図およびその一部の断面図
が図4(a)〜(b)にそれぞれ示されるような構造に
なっている。図4において、21、22はたとえばガラ
ス基板で、一方のガラス基板21は他方のガラス基板2
2より幅広で、そのはみ出し部21aにICチップ23
および電極端子部に接続されたリードピン24が設けら
れている。そして、図示しない電極パターンの端部がは
み出し部21aに導出されると共に、リードピン24に
接続される電極端子部にも配線がITOなどにより形成
され(図示されていない)、その配線および電極パター
ンの端子との間にICチップ23が接続して設けられて
いる。
は、たとえばその一例の平面図およびその一部の断面図
が図4(a)〜(b)にそれぞれ示されるような構造に
なっている。図4において、21、22はたとえばガラ
ス基板で、一方のガラス基板21は他方のガラス基板2
2より幅広で、そのはみ出し部21aにICチップ23
および電極端子部に接続されたリードピン24が設けら
れている。そして、図示しない電極パターンの端部がは
み出し部21aに導出されると共に、リードピン24に
接続される電極端子部にも配線がITOなどにより形成
され(図示されていない)、その配線および電極パター
ンの端子との間にICチップ23が接続して設けられて
いる。
【0004】このICチップ23と接続するためにガラ
ス基板21のはみ出し部21a上に導出されている電極
パターンや配線およびICチップ23を外気から保護し
たり、ICチップ23に光が入射して誤動作をしないよ
うにするため、表面にオーバーコートと呼ばれるシリコ
ーン樹脂やエポキシ樹脂などからなる保護膜25が塗布
されている。また、ICチップ23は透明なガラス基板
21上にマウントされているため、裏面側からも光は入
射し誤動作の危険性がある。そのため、たとえば特開平
6−112371号公報に示されるように、ICチップ
23の裏面に相当するガラス基板21の裏面に遮光テー
プ26を貼着することが提案されている。なお、図4に
おいて、27、28は偏光板、29は液晶材料を注入後
その注入口を封止した封口部である。
ス基板21のはみ出し部21a上に導出されている電極
パターンや配線およびICチップ23を外気から保護し
たり、ICチップ23に光が入射して誤動作をしないよ
うにするため、表面にオーバーコートと呼ばれるシリコ
ーン樹脂やエポキシ樹脂などからなる保護膜25が塗布
されている。また、ICチップ23は透明なガラス基板
21上にマウントされているため、裏面側からも光は入
射し誤動作の危険性がある。そのため、たとえば特開平
6−112371号公報に示されるように、ICチップ
23の裏面に相当するガラス基板21の裏面に遮光テー
プ26を貼着することが提案されている。なお、図4に
おいて、27、28は偏光板、29は液晶材料を注入後
その注入口を封止した封口部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ガラス
基板21のはみ出し部21a上の配線や電極パターンお
よびICチップ23の上面側はオーバーコート樹脂の塗
布により保護されれる構造であるが、図4(b)に示さ
れるように、樹脂の粘性が低いとその樹脂が垂れやすく
ICチップ23に露出する部分Aが現れる。また、樹脂
の粘性が高いと塗布の作業性が悪くなる。そのため、あ
る程度粘性の低い樹脂を用い、ICチップを完全に覆う
ためには、オーバーコート樹脂の塗布を数回重ね塗りを
しなければならず、工数増になると共に、それでも完全
にはICチップ23を保護することができず、完全な遮
光効果が得られないという問題がある。
基板21のはみ出し部21a上の配線や電極パターンお
よびICチップ23の上面側はオーバーコート樹脂の塗
布により保護されれる構造であるが、図4(b)に示さ
れるように、樹脂の粘性が低いとその樹脂が垂れやすく
ICチップ23に露出する部分Aが現れる。また、樹脂
の粘性が高いと塗布の作業性が悪くなる。そのため、あ
る程度粘性の低い樹脂を用い、ICチップを完全に覆う
ためには、オーバーコート樹脂の塗布を数回重ね塗りを
しなければならず、工数増になると共に、それでも完全
にはICチップ23を保護することができず、完全な遮
光効果が得られないという問題がある。
【0006】さらに、前述の構造ではICチップとリー
ドピンなどが接続される電極端子部とが表示パネルの表
示部(偏光板が設けられている部分)側からガラス基板
の側縁部に向って順次設けられる構造であるため、はみ
出し部の幅が広くなる。そのため、表示部位外の面積が
非常に大きくなり、液晶表示素子に占める利用者にとっ
て不必要な面積(表示部と関係のない面積)が大きくな
るという問題がある。
ドピンなどが接続される電極端子部とが表示パネルの表
示部(偏光板が設けられている部分)側からガラス基板
の側縁部に向って順次設けられる構造であるため、はみ
出し部の幅が広くなる。そのため、表示部位外の面積が
非常に大きくなり、液晶表示素子に占める利用者にとっ
て不必要な面積(表示部と関係のない面積)が大きくな
るという問題がある。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、オーバーコート用樹脂を何回も重ね塗
りしなくても、ICなどの半導体チップを完全に遮光す
ることができると共に、表示部以外の絶縁性透明基板の
部分の面積をできるだけ小さくすることができる構造の
液晶表示素子およびその製法を提供することを目的とす
る。
なされたもので、オーバーコート用樹脂を何回も重ね塗
りしなくても、ICなどの半導体チップを完全に遮光す
ることができると共に、表示部以外の絶縁性透明基板の
部分の面積をできるだけ小さくすることができる構造の
液晶表示素子およびその製法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示素
子は、電極パターンが形成された2枚の絶縁性透明基板
により液晶層が挟持され、該2枚の絶縁性透明基板の一
方は他方の絶縁性透明基板よりその側部が幅広に形成さ
れ、前記一方の絶縁性透明基板の幅広によりはみ出した
部分に前記電極パターンの端部が導出されると共に外部
回路と接続するための電極端子部およびその配線が形成
され、該配線と前記電極パターンの端部との間に半導体
チップが接続されてなる液晶表示素子であって、前記電
極端子部と前記半導体チップとが共に前記絶縁性透明基
板のはみ出した側縁部に面して設けられ、かつ、前記半
導体チップの上面から前記絶縁性透明基板の半導体チッ
プの裏面部分までが前記絶縁性透明基板の側縁部を経て
遮光テープ(フィルム)で覆われている。
子は、電極パターンが形成された2枚の絶縁性透明基板
により液晶層が挟持され、該2枚の絶縁性透明基板の一
方は他方の絶縁性透明基板よりその側部が幅広に形成さ
れ、前記一方の絶縁性透明基板の幅広によりはみ出した
部分に前記電極パターンの端部が導出されると共に外部
回路と接続するための電極端子部およびその配線が形成
され、該配線と前記電極パターンの端部との間に半導体
チップが接続されてなる液晶表示素子であって、前記電
極端子部と前記半導体チップとが共に前記絶縁性透明基
板のはみ出した側縁部に面して設けられ、かつ、前記半
導体チップの上面から前記絶縁性透明基板の半導体チッ
プの裏面部分までが前記絶縁性透明基板の側縁部を経て
遮光テープ(フィルム)で覆われている。
【0009】この構造にすることにより、電極端子部と
異なるところにICチップが設けられるため、ICチッ
プを絶縁性透明基板の側縁部に面して(側縁部の近傍
に)設けることができる。その結果、ICチップの上面
から裏面にかけて絶縁性透明基板の側縁部を経て遮光テ
ープを張り付けることができ、ICチップの上面にオー
バーコート用の樹脂を塗布する際の樹脂の垂れによりI
Cチップの露出部があっても遮光テープにより完全に被
覆される。
異なるところにICチップが設けられるため、ICチッ
プを絶縁性透明基板の側縁部に面して(側縁部の近傍
に)設けることができる。その結果、ICチップの上面
から裏面にかけて絶縁性透明基板の側縁部を経て遮光テ
ープを張り付けることができ、ICチップの上面にオー
バーコート用の樹脂を塗布する際の樹脂の垂れによりI
Cチップの露出部があっても遮光テープにより完全に被
覆される。
【0010】前記電極端子部が、前記半導体チップを挟
んで両側に分離して設けられることにより、半導体チッ
プから電極端子部への配線を両側に分けて延出すればよ
いため、半導体チップから絶縁性透明基板の側縁部まで
の幅を小さくすることができ、絶縁性透明基板のはみ出
し部の幅をさらに小さくすることができる。
んで両側に分離して設けられることにより、半導体チッ
プから電極端子部への配線を両側に分けて延出すればよ
いため、半導体チップから絶縁性透明基板の側縁部まで
の幅を小さくすることができ、絶縁性透明基板のはみ出
し部の幅をさらに小さくすることができる。
【0011】本発明の液晶表示素子の製法は、(a)一
方が他方より幅広の2枚の絶縁性透明基板にそれぞれ電
極パターンを形成すると共に、前記幅広の絶縁性透明基
板の幅の広い部分に該電極パターンの端部および電極端
子部と該電極端子部に接続される配線を形成し、該2枚
の基板を一定間隙を有するように貼着し、該一定間隙部
に液晶材料を充填して液晶パネルを形成し、(b)前記
電極パターンの端部および前記電極端子部と接続される
配線の間に半導体チップを接続し、(c)該半導体チッ
プの上面から該半導体チップの裏面側の前記絶縁性透明
基板の裏面にかけて遮光性フィルムを貼着し、(d)該
遮光性フィルムと前記半導体チップとの間隙部および前
記絶縁性透明基板の幅の広い部分に露出する電極パター
ンおよび電極端子部に接続される配線上に保護膜を塗布
することを特徴とする。このように、遮光性フィルムを
貼着してから保護膜を設けることにより、半導体チップ
の表面の凹凸により遮光性フィルムの貼着が充分でなく
ても、オーバーコート用の樹脂がその間隙部に染み込
み、半導体チップを完全に保護することができる。
方が他方より幅広の2枚の絶縁性透明基板にそれぞれ電
極パターンを形成すると共に、前記幅広の絶縁性透明基
板の幅の広い部分に該電極パターンの端部および電極端
子部と該電極端子部に接続される配線を形成し、該2枚
の基板を一定間隙を有するように貼着し、該一定間隙部
に液晶材料を充填して液晶パネルを形成し、(b)前記
電極パターンの端部および前記電極端子部と接続される
配線の間に半導体チップを接続し、(c)該半導体チッ
プの上面から該半導体チップの裏面側の前記絶縁性透明
基板の裏面にかけて遮光性フィルムを貼着し、(d)該
遮光性フィルムと前記半導体チップとの間隙部および前
記絶縁性透明基板の幅の広い部分に露出する電極パター
ンおよび電極端子部に接続される配線上に保護膜を塗布
することを特徴とする。このように、遮光性フィルムを
貼着してから保護膜を設けることにより、半導体チップ
の表面の凹凸により遮光性フィルムの貼着が充分でなく
ても、オーバーコート用の樹脂がその間隙部に染み込
み、半導体チップを完全に保護することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の液晶表示素子について説明をする。
明の液晶表示素子について説明をする。
【0013】本発明の液晶表示素子は、図1(a)〜
(b)にその一実施形態の平面説明図および断面説明図
が示されるように、電極パターン(図示せず)が形成さ
れた2枚の絶縁性透明基板1、2により液晶層(図示せ
ず)が挟持されて液晶パネル10が形成されている。そ
の2枚の絶縁性透明基板1、2の一方は他方の絶縁性透
明基板2よりその側部が幅広に形成され、一方の絶縁性
透明基板1の幅広によりはみ出した部分(以下、幅広部
という)1aに前記電極パターンの端部(図示せず)が
導出されると共に外部回路と接続するための電極端子部
(図1ではその電極端子を挟むようにリードピン4が設
けられている)およびその配線(図示せず)が形成さ
れ、その配線と前記電極パターンの端部との間に半導体
チップ3が接続されている。
(b)にその一実施形態の平面説明図および断面説明図
が示されるように、電極パターン(図示せず)が形成さ
れた2枚の絶縁性透明基板1、2により液晶層(図示せ
ず)が挟持されて液晶パネル10が形成されている。そ
の2枚の絶縁性透明基板1、2の一方は他方の絶縁性透
明基板2よりその側部が幅広に形成され、一方の絶縁性
透明基板1の幅広によりはみ出した部分(以下、幅広部
という)1aに前記電極パターンの端部(図示せず)が
導出されると共に外部回路と接続するための電極端子部
(図1ではその電極端子を挟むようにリードピン4が設
けられている)およびその配線(図示せず)が形成さ
れ、その配線と前記電極パターンの端部との間に半導体
チップ3が接続されている。
【0014】そして、本発明の液晶表示素子では、図1
(a)に平面図が示されるように、電極端子部(リード
ピン4)と半導体チップ3とが共に絶縁性透明基板1の
幅広部1aの側縁部1bに面して設けられ、かつ、図1
(b)に図1(a)のB−B線断面図が示されるよう
に、半導体チップ3の上面から一方の絶縁性透明基板1
の半導体チップ3の裏面部分までが絶縁性透明基板1の
側縁部1bを経て遮光テープ6で覆われている。遮光テ
ープ6は、たとえばポリエステルなどのフィルムに黒色
の塗料が印刷されたもので、厚さが0.05〜0.2mm
程度で、可撓性が充分にあると共に、光を透過させない
ものである。この遮光テープ6は、たとえばアクリル系
樹脂などの接着剤により貼着される。なお、図1におい
て、5は保護膜、11は液晶材料の注入口を封止した封
口樹脂、19a、19bは偏光板である。
(a)に平面図が示されるように、電極端子部(リード
ピン4)と半導体チップ3とが共に絶縁性透明基板1の
幅広部1aの側縁部1bに面して設けられ、かつ、図1
(b)に図1(a)のB−B線断面図が示されるよう
に、半導体チップ3の上面から一方の絶縁性透明基板1
の半導体チップ3の裏面部分までが絶縁性透明基板1の
側縁部1bを経て遮光テープ6で覆われている。遮光テ
ープ6は、たとえばポリエステルなどのフィルムに黒色
の塗料が印刷されたもので、厚さが0.05〜0.2mm
程度で、可撓性が充分にあると共に、光を透過させない
ものである。この遮光テープ6は、たとえばアクリル系
樹脂などの接着剤により貼着される。なお、図1におい
て、5は保護膜、11は液晶材料の注入口を封止した封
口樹脂、19a、19bは偏光板である。
【0015】半導体チップ3は、リードピン4から入力
されるデータ信号に基づき、各セグメント(画素)電極
にオンオフの信号を印加して制御することにより、所望
の表示をすることができるように、信号処理回路が形成
されている。この半導体チップ3は、たとえばその接続
端子がバンプにより形成され、そのバンプ側が絶縁性透
明基板1の幅広部1aに形成された電極パターンの端部
および電極端子に延びる配線との間に直接ハンダ付けな
どにより接続されるようになっている。
されるデータ信号に基づき、各セグメント(画素)電極
にオンオフの信号を印加して制御することにより、所望
の表示をすることができるように、信号処理回路が形成
されている。この半導体チップ3は、たとえばその接続
端子がバンプにより形成され、そのバンプ側が絶縁性透
明基板1の幅広部1aに形成された電極パターンの端部
および電極端子に延びる配線との間に直接ハンダ付けな
どにより接続されるようになっている。
【0016】本発明では、この半導体チップ3がボンデ
ィングされる場所が、電極端子部(リードピン4)と表
示部(偏光板19a、19bが設けられている部分)と
の間に設けられるのではなく、電極端子部(リードピン
4)が横にずらせて設けられ、半導体チップ3も直接絶
縁性透明基板1の側縁部1bに面して設けられている。
その結果、電極端子部に至る配線のスペースが絶縁性透
明基板の側縁部1b側に必要であるが、電極端子部自身
は横側にずらされているため、半導体チップ3も充分に
側縁部1bに近接して設けられ、前述のように、遮光テ
ープ6を半導体チップ3の上面側から絶縁性透明基板1
の裏面側に巻き付けるように貼着することができる。
ィングされる場所が、電極端子部(リードピン4)と表
示部(偏光板19a、19bが設けられている部分)と
の間に設けられるのではなく、電極端子部(リードピン
4)が横にずらせて設けられ、半導体チップ3も直接絶
縁性透明基板1の側縁部1bに面して設けられている。
その結果、電極端子部に至る配線のスペースが絶縁性透
明基板の側縁部1b側に必要であるが、電極端子部自身
は横側にずらされているため、半導体チップ3も充分に
側縁部1bに近接して設けられ、前述のように、遮光テ
ープ6を半導体チップ3の上面側から絶縁性透明基板1
の裏面側に巻き付けるように貼着することができる。
【0017】図1に示される例では、電極端子部にリー
ドピン4が設けられている。このリードピン4は、図4
(b)に示されるように、その先端部のスプリング部に
より絶縁性透明基板1を挟み付けることにより、各電極
端子に接触して電気的に接続される構造になっている。
このリードピン4による接続では、そのピッチが1.5
〜1.8mm程度は少なくとも必要であるが、いわゆる
フレキシブルケーブルと呼ばれるような細いリード線を
可撓性のフィルムに固定して自由に曲げられるもので接
続すれば、一層狭い範囲に電極端子部を集中させること
ができる。前述のリードピンで接続する場合には、その
電極端子部を一方向に集めて設けなくても、たとえば図
2に図1(a)と同様の平面図が示されるように、半導
体チップ3を挟んで両側に半分づつ電極端子部4aを設
けることもできる。両側に分離して設けることにより、
電極端子部4aから半導体チップ3への配線4bが集中
しないで分散させることができるため、一層半導体チッ
プ3を絶縁性透明基板1の側縁部1aに近付けることが
できる。図2で図1と同じ部分には同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
ドピン4が設けられている。このリードピン4は、図4
(b)に示されるように、その先端部のスプリング部に
より絶縁性透明基板1を挟み付けることにより、各電極
端子に接触して電気的に接続される構造になっている。
このリードピン4による接続では、そのピッチが1.5
〜1.8mm程度は少なくとも必要であるが、いわゆる
フレキシブルケーブルと呼ばれるような細いリード線を
可撓性のフィルムに固定して自由に曲げられるもので接
続すれば、一層狭い範囲に電極端子部を集中させること
ができる。前述のリードピンで接続する場合には、その
電極端子部を一方向に集めて設けなくても、たとえば図
2に図1(a)と同様の平面図が示されるように、半導
体チップ3を挟んで両側に半分づつ電極端子部4aを設
けることもできる。両側に分離して設けることにより、
電極端子部4aから半導体チップ3への配線4bが集中
しないで分散させることができるため、一層半導体チッ
プ3を絶縁性透明基板1の側縁部1aに近付けることが
できる。図2で図1と同じ部分には同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
【0018】なお、電極端子部に接続される配線および
絶縁性透明基板1の幅広部1aに導出されている電極パ
ターンの露出部には、たとえばポリイミドなどからなる
オーバーコート用の樹脂が塗布されて保護膜5が設けら
れている。この保護膜5は、遮光テープ6が貼着される
前に塗布されても、遮光テープ6が貼着された後に塗布
されてもよいが、遮光テープ6の貼着後に塗布されれ
ば、遮光テープ6と半導体チップ3の接着が不十分なと
ころがあっても、その間隙部に保護膜5用の樹脂が浸透
して完全に充填することができるため好ましい。
絶縁性透明基板1の幅広部1aに導出されている電極パ
ターンの露出部には、たとえばポリイミドなどからなる
オーバーコート用の樹脂が塗布されて保護膜5が設けら
れている。この保護膜5は、遮光テープ6が貼着される
前に塗布されても、遮光テープ6が貼着された後に塗布
されてもよいが、遮光テープ6の貼着後に塗布されれ
ば、遮光テープ6と半導体チップ3の接着が不十分なと
ころがあっても、その間隙部に保護膜5用の樹脂が浸透
して完全に充填することができるため好ましい。
【0019】液晶パネル10は通常の液晶パネルと同様
の構造で、たとえば図3に示されるように構成されてい
る。すなわち、絶縁性透明基板1、2の一表面に電極パ
ターン13、14がそれぞれ形成されると共に、液晶分
子を一定の方向に配向させる配向膜15、16がさらに
設けられている。2枚の絶縁性透明基板1、2は図示し
ないスペーサにより一定の間隙を保持しながら、前述の
電極パターン13、14が対向するように、その周囲で
シール剤17により貼着されて、その間隙に液晶材料が
注入されることにより液晶層18が2枚の絶縁性透明基
板1、2により挟持されている。さらに、絶縁性透明基
板1、2の外側にはそれぞれ偏光板19a、19bが設
けられ、これらにより液晶パネル10が形成されてい
る。この対向する電極パターン13、14に電圧が印加
されることにより、その間の液晶分子の配列方向が変化
し、偏光板19a、19bの吸収軸の方向と共に図示し
ないバックライトからの光の透過および不透過が制御さ
れ、画素ごとにオンオフされて所望の表示がなされる。
の構造で、たとえば図3に示されるように構成されてい
る。すなわち、絶縁性透明基板1、2の一表面に電極パ
ターン13、14がそれぞれ形成されると共に、液晶分
子を一定の方向に配向させる配向膜15、16がさらに
設けられている。2枚の絶縁性透明基板1、2は図示し
ないスペーサにより一定の間隙を保持しながら、前述の
電極パターン13、14が対向するように、その周囲で
シール剤17により貼着されて、その間隙に液晶材料が
注入されることにより液晶層18が2枚の絶縁性透明基
板1、2により挟持されている。さらに、絶縁性透明基
板1、2の外側にはそれぞれ偏光板19a、19bが設
けられ、これらにより液晶パネル10が形成されてい
る。この対向する電極パターン13、14に電圧が印加
されることにより、その間の液晶分子の配列方向が変化
し、偏光板19a、19bの吸収軸の方向と共に図示し
ないバックライトからの光の透過および不透過が制御さ
れ、画素ごとにオンオフされて所望の表示がなされる。
【0020】本発明によれば、電極端子部の位置をずら
せて、半導体チップが絶縁性透明基板の側縁部側に設け
られている。そのため、半導体チップの上面から絶縁性
透明基板の裏面側に遮光テープを巻き付けるように簡単
に貼着することができ、簡単な製造工程で、遮光テープ
により半導体チップを完全に被覆することができる。そ
の結果、オーバーコート用の樹脂を塗布する場合でも、
その垂れにより半導体チップが露出するのを気にする必
要がなく、半導体チップの光による誤動作の虞れを完全
に排除することができる。また、平坦部の電極パターン
や配線上には樹脂の垂れはなく、保護膜により完全に被
覆することができるため、一度薄くオーバーコート用の
樹脂を塗布するだけで充分に保護膜を設けることができ
る。さらに、半導体チップと絶縁性透明基板の側縁部と
の距離が短くなるため、一方の絶縁性透明基板の幅が広
い部分(幅広部)を狭くすることができ、同じ大きさの
表示画面でありながら液晶パネルの大きさを小さくする
ことができる。
せて、半導体チップが絶縁性透明基板の側縁部側に設け
られている。そのため、半導体チップの上面から絶縁性
透明基板の裏面側に遮光テープを巻き付けるように簡単
に貼着することができ、簡単な製造工程で、遮光テープ
により半導体チップを完全に被覆することができる。そ
の結果、オーバーコート用の樹脂を塗布する場合でも、
その垂れにより半導体チップが露出するのを気にする必
要がなく、半導体チップの光による誤動作の虞れを完全
に排除することができる。また、平坦部の電極パターン
や配線上には樹脂の垂れはなく、保護膜により完全に被
覆することができるため、一度薄くオーバーコート用の
樹脂を塗布するだけで充分に保護膜を設けることができ
る。さらに、半導体チップと絶縁性透明基板の側縁部と
の距離が短くなるため、一方の絶縁性透明基板の幅が広
い部分(幅広部)を狭くすることができ、同じ大きさの
表示画面でありながら液晶パネルの大きさを小さくする
ことができる。
【0021】この液晶表示素子を製造するには、まず、
前述のように、一方が他方より幅広の2枚の絶縁性透明
基板1、2にそれぞれ電極パターン13、14を形成す
ると共に配向膜15、16を設ける。この電極パターン
13、14を形成する際に、一方の絶縁性透明基板1の
幅広部1aの電極パターンの端部および電極端子および
その配線をITO膜のパターニングにより形成する。そ
して、2枚の絶縁性透明基板1、2を図示しないスペー
サなどにより一定の間隙に保持して対向させ、シール剤
17により貼着する。この際、他方の絶縁性基板2に設
けられる電極パターン14の端部も一方の絶縁性透明基
板1に銀点などにより移し、電極パターンの全ての端部
が一方の絶縁性透明基板1の幅広部1aに導出する。つ
いで、液晶材料をその間隙部に注入し、その注入口をU
V樹脂などの封口樹脂11などにより封止し、両面に偏
光板19a、19bを貼着することにより液晶パネル1
0を形成する。
前述のように、一方が他方より幅広の2枚の絶縁性透明
基板1、2にそれぞれ電極パターン13、14を形成す
ると共に配向膜15、16を設ける。この電極パターン
13、14を形成する際に、一方の絶縁性透明基板1の
幅広部1aの電極パターンの端部および電極端子および
その配線をITO膜のパターニングにより形成する。そ
して、2枚の絶縁性透明基板1、2を図示しないスペー
サなどにより一定の間隙に保持して対向させ、シール剤
17により貼着する。この際、他方の絶縁性基板2に設
けられる電極パターン14の端部も一方の絶縁性透明基
板1に銀点などにより移し、電極パターンの全ての端部
が一方の絶縁性透明基板1の幅広部1aに導出する。つ
いで、液晶材料をその間隙部に注入し、その注入口をU
V樹脂などの封口樹脂11などにより封止し、両面に偏
光板19a、19bを貼着することにより液晶パネル1
0を形成する。
【0022】つぎに、前記電極パターンの端部および前
記電極端子部と接続される配線の間に半導体チップ3の
電極のハンダバンプがパターンと一致するように重ね、
ハンダ付けなどにより半導体チップ3を接続する。
記電極端子部と接続される配線の間に半導体チップ3の
電極のハンダバンプがパターンと一致するように重ね、
ハンダ付けなどにより半導体チップ3を接続する。
【0023】その後、半導体チップ3の上面から半導体
チップ3の裏面側の絶縁性透明基板1の裏面に巻き込む
ように遮光テープ6を貼着する。そして、遮光テープ6
と半導体チップ3との間隙部および絶縁性透明基板1の
幅広部1aに露出する電極パターンおよび電極端子部に
接続される配線上にシリコーン系またはエポキシ系の黒
い樹脂をディスペンサなどにより塗布して、保護膜5を
形成する。この樹脂の塗布は、幅広部1aの一端側から
他端側へディスペンサの先端部を移動させながら樹脂を
吐出させることにより1回の動作で完全に塗布すること
ができる。このように、遮光テープを貼着してから保護
膜を設けることにより、半導体チップの表面の凹凸によ
り遮光テープの貼着が充分でなくても、オーバーコート
用の樹脂がその間隙部に染み込み、半導体チップを完全
に保護することができる。
チップ3の裏面側の絶縁性透明基板1の裏面に巻き込む
ように遮光テープ6を貼着する。そして、遮光テープ6
と半導体チップ3との間隙部および絶縁性透明基板1の
幅広部1aに露出する電極パターンおよび電極端子部に
接続される配線上にシリコーン系またはエポキシ系の黒
い樹脂をディスペンサなどにより塗布して、保護膜5を
形成する。この樹脂の塗布は、幅広部1aの一端側から
他端側へディスペンサの先端部を移動させながら樹脂を
吐出させることにより1回の動作で完全に塗布すること
ができる。このように、遮光テープを貼着してから保護
膜を設けることにより、半導体チップの表面の凹凸によ
り遮光テープの貼着が充分でなくても、オーバーコート
用の樹脂がその間隙部に染み込み、半導体チップを完全
に保護することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、オーバーコート用樹脂
の塗布工程が非常に容易で短時間で行うことができ、工
数削減になりコストダウンを行うことができる。さら
に、半導体チップが上下両面から完全に遮光テープによ
り被覆されるため、光による半導体チップの誤動作が完
全になくなり、信頼性が非常に向上する。また、電極端
子部の位置がずらされることにより、表示部位外の部分
の液晶パネルの大きさを小さくすることができ、電子機
器の小形化に寄与する。
の塗布工程が非常に容易で短時間で行うことができ、工
数削減になりコストダウンを行うことができる。さら
に、半導体チップが上下両面から完全に遮光テープによ
り被覆されるため、光による半導体チップの誤動作が完
全になくなり、信頼性が非常に向上する。また、電極端
子部の位置がずらされることにより、表示部位外の部分
の液晶パネルの大きさを小さくすることができ、電子機
器の小形化に寄与する。
【0025】さらに、本発明の製法によれば、遮光テー
プの貼着後に保護膜を形成するため、ICチップと遮光
テープとの間隙部にもオーバーコート用樹脂が流れ込
み、ICチップを完全に被覆することができる。
プの貼着後に保護膜を形成するため、ICチップと遮光
テープとの間隙部にもオーバーコート用樹脂が流れ込
み、ICチップを完全に被覆することができる。
【図1】本発明の液晶表示素子の平面説明図およびその
断面説明図である。
断面説明図である。
【図2】図1の電極端子部の配置を変更した変形例を示
す図である。
す図である。
【図3】図1の液晶パネルの構成例の説明図である。
【図4】従来の半導体チップをマウントした液晶表示素
子の説明図である。
子の説明図である。
3 半導体チップ 4 リードピン 5 保護膜 6 遮光テープ
Claims (3)
- 【請求項1】 電極パターンが形成された2枚の絶縁性
透明基板により液晶層が挟持され、該2枚の絶縁性透明
基板の一方は他方の絶縁性透明基板よりその側部が幅広
に形成され、前記一方の絶縁性透明基板の幅広によりは
み出した部分に前記電極パターンの端部が導出されると
共に外部回路と接続するための電極端子部およびその配
線が形成され、該配線と前記電極パターンの端部との間
に半導体チップが接続されてなる液晶表示素子であっ
て、前記電極端子部と前記半導体チップとが共に前記絶
縁性透明基板のはみ出した側縁部に面して設けられ、か
つ、前記半導体チップの上面から前記絶縁性透明基板の
半導体チップの裏面部分までが前記絶縁性透明基板の側
縁部を経て遮光テープで覆われてなる液晶表示素子。 - 【請求項2】 前記電極端子部が、前記半導体チップを
挟んで両側に分離して設けられてなる請求項1記載の液
晶表示素子。 - 【請求項3】 (a)一方が他方より幅広の2枚の絶縁
性透明基板にそれぞれ電極パターンを形成すると共に、
前記幅広の絶縁性透明基板の幅の広い部分に該電極パタ
ーンの端部および電極端子部と該電極端子部に接続され
る配線を形成し、該2枚の基板を一定間隙を有するよう
に貼着し、該一定間隙部に液晶材料を充填して液晶パネ
ルを形成し、(b)前記電極パターンの端部および前記
電極端子部と接続される配線の間に半導体チップを接続
し、(c)該半導体チップの上面から該半導体チップの
裏面側の前記絶縁性透明基板の裏面にかけて遮光性フィ
ルムを貼着し、(d)該遮光性フィルムと前記半導体チ
ップとの間隙部および前記絶縁性透明基板の幅の広い部
分に露出する電極パターンおよび電極端子部に接続され
る配線上に保護膜を塗布することを特徴とする液晶表示
素子の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6242598A JPH11258618A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 液晶表示素子およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6242598A JPH11258618A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 液晶表示素子およびその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11258618A true JPH11258618A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13199804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6242598A Pending JPH11258618A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 液晶表示素子およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11258618A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7126655B2 (en) * | 1996-08-06 | 2006-10-24 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal display device and electronic device using the same |
| US7292290B2 (en) | 2004-06-25 | 2007-11-06 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device and electronic apparatus |
| US7764341B2 (en) * | 2002-12-24 | 2010-07-27 | Lg Display Co., Ltd. | Single unit liquid crystal display touch panel having reduced light leakage and method of fabricating the same |
| US9030625B2 (en) | 2012-11-02 | 2015-05-12 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| JP2021128237A (ja) * | 2020-02-13 | 2021-09-02 | 凸版印刷株式会社 | 給電機構、転写層転写フィルムおよび調光体 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP6242598A patent/JPH11258618A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7126655B2 (en) * | 1996-08-06 | 2006-10-24 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal display device and electronic device using the same |
| US7764341B2 (en) * | 2002-12-24 | 2010-07-27 | Lg Display Co., Ltd. | Single unit liquid crystal display touch panel having reduced light leakage and method of fabricating the same |
| US7292290B2 (en) | 2004-06-25 | 2007-11-06 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device and electronic apparatus |
| CN100399127C (zh) * | 2004-06-25 | 2008-07-02 | 精工爱普生株式会社 | 电光装置和电子设备 |
| US9030625B2 (en) | 2012-11-02 | 2015-05-12 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| JP2021128237A (ja) * | 2020-02-13 | 2021-09-02 | 凸版印刷株式会社 | 給電機構、転写層転写フィルムおよび調光体 |
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