JPH11324452A - 自動車ドアロック - Google Patents
自動車ドアロックInfo
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- JPH11324452A JPH11324452A JP8440999A JP8440999A JPH11324452A JP H11324452 A JPH11324452 A JP H11324452A JP 8440999 A JP8440999 A JP 8440999A JP 8440999 A JP8440999 A JP 8440999A JP H11324452 A JPH11324452 A JP H11324452A
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- locking lever
- door lock
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Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 8
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 abstract description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B77/00—Vehicle locks characterised by special functions or purposes
- E05B77/22—Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle
- E05B77/24—Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like
- E05B77/28—Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like for anti-theft purposes, e.g. double-locking or super-locking
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/12—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
- E05B81/16—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on locking elements for locking or unlocking action
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/02—Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
- E05B81/04—Electrical
- E05B81/06—Electrical using rotary motors
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内側施錠レバーが空走運動を行い、外側施
錠レバーが作用するように、電動の盗難防止装置が形成
された、自動車ドアロックを提供する。 【解決手段】 自動車ドアロックは盗難防止装置を備え
ている。支承軸に、中央施錠レバー8と外側施錠レバー
7と連結レバー13が揺動可能に支承されている。この
支承軸に対して平行な回転軸には、盗難防止被駆動要素
17と盗難防止ディスク18が回転可能に支承されてい
る。盗難防止装置は中央施錠レバー上で作動する中央施
錠駆動装置を介して作動させられる。更に、盗難防止被
駆動要素上で作動する盗難防止駆動装置25が設けられ
ている。盗難防止装置が作動しているときに、内側施錠
レバーは空走運動を行い、連結レバーは動かないように
保持される。この連結レバー13は係止爪2を備えた回
転ラッチ1と施錠機構または盗難防止装置との間の連結
部材を形成している。
錠レバーが作用するように、電動の盗難防止装置が形成
された、自動車ドアロックを提供する。 【解決手段】 自動車ドアロックは盗難防止装置を備え
ている。支承軸に、中央施錠レバー8と外側施錠レバー
7と連結レバー13が揺動可能に支承されている。この
支承軸に対して平行な回転軸には、盗難防止被駆動要素
17と盗難防止ディスク18が回転可能に支承されてい
る。盗難防止装置は中央施錠レバー上で作動する中央施
錠駆動装置を介して作動させられる。更に、盗難防止被
駆動要素上で作動する盗難防止駆動装置25が設けられ
ている。盗難防止装置が作動しているときに、内側施錠
レバーは空走運動を行い、連結レバーは動かないように
保持される。この連結レバー13は係止爪2を備えた回
転ラッチ1と施錠機構または盗難防止装置との間の連結
部材を形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ラッチ、係止
爪および係止爪(または回転ラッチ)用レリース部材を
備えた自動車ドアロックに関し、更に詳しくは、レリー
ス部材に作用する操作レバー装置を具備し、この操作レ
バー装置が内側操作レバーと外側操作レバーを備え、更
に、施錠レバー装置を具備し、この施錠レバー装置が内
側施錠レバーに作用連結された施錠中央レバーと、中央
施錠要素と、外側施錠レバーを備え、更に、電動の可逆
式中央施錠駆動装置を具備し、この中央施錠駆動装置が
中央施錠要素を機能位置“解錠”と“施錠”に移行さ
せ、施錠中央レバーが連結レバーを介して操作レバー装
置に連結され、内側操作レバーと外側操作レバーが連結
レバーの機能位置“施錠”において空走運動で操作可能
である、自動車ドアロックに係る。
爪および係止爪(または回転ラッチ)用レリース部材を
備えた自動車ドアロックに関し、更に詳しくは、レリー
ス部材に作用する操作レバー装置を具備し、この操作レ
バー装置が内側操作レバーと外側操作レバーを備え、更
に、施錠レバー装置を具備し、この施錠レバー装置が内
側施錠レバーに作用連結された施錠中央レバーと、中央
施錠要素と、外側施錠レバーを備え、更に、電動の可逆
式中央施錠駆動装置を具備し、この中央施錠駆動装置が
中央施錠要素を機能位置“解錠”と“施錠”に移行さ
せ、施錠中央レバーが連結レバーを介して操作レバー装
置に連結され、内側操作レバーと外側操作レバーが連結
レバーの機能位置“施錠”において空走運動で操作可能
である、自動車ドアロックに係る。
【0002】
【従来の技術】施錠中央レバーと中央施錠要素が分離さ
れた協働する部品として形成されているこのような自動
車ドアロックが知られている(ドイツ連邦共和国特許第
19533199号公報参照)。盗難防止機能を備えた
この公知の実施形の場合には、連結レバーが盗難防止要
素を備えている。中央施錠駆動装置は制御ピンを有する
被駆動要素を備えている。この制御ピンは機能位置“盗
難防止”に制御可能である。この機能位置“盗難防止”
では、制御ピンが盗難防止要素を介して連結レバーをそ
の機能位置“施錠”に動かないように保持する。そのた
めに、盗難防止要素は連結レバーの盗難防止脚部に設け
られ、制御ピンの機能位置“盗難防止”で制御ピンの背
後に係合する固定保持エッジを備えている。更に、盗難
防止要素は機能位置“通常運転”と機能位置“緊急時施
錠”との間で揺動可能である。
れた協働する部品として形成されているこのような自動
車ドアロックが知られている(ドイツ連邦共和国特許第
19533199号公報参照)。盗難防止機能を備えた
この公知の実施形の場合には、連結レバーが盗難防止要
素を備えている。中央施錠駆動装置は制御ピンを有する
被駆動要素を備えている。この制御ピンは機能位置“盗
難防止”に制御可能である。この機能位置“盗難防止”
では、制御ピンが盗難防止要素を介して連結レバーをそ
の機能位置“施錠”に動かないように保持する。そのた
めに、盗難防止要素は連結レバーの盗難防止脚部に設け
られ、制御ピンの機能位置“盗難防止”で制御ピンの背
後に係合する固定保持エッジを備えている。更に、盗難
防止要素は機能位置“通常運転”と機能位置“緊急時施
錠”との間で揺動可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、内側施錠レバーが空走運動を行い、外側施錠レバ
ーが作用するように、すなわち盗難防止装置が作動し、
例えば動かないように保持されているときあるいは自動
車電子装置が故障しているときに自動車ドアロックが外
側施錠レバーを操作することによって解錠可能であるよ
うに、電動の盗難防止装置が形成された、冒頭に述べた
実施形の自動車ドアロックを提供することである。
題は、内側施錠レバーが空走運動を行い、外側施錠レバ
ーが作用するように、すなわち盗難防止装置が作動し、
例えば動かないように保持されているときあるいは自動
車電子装置が故障しているときに自動車ドアロックが外
側施錠レバーを操作することによって解錠可能であるよ
うに、電動の盗難防止装置が形成された、冒頭に述べた
実施形の自動車ドアロックを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明では、冒頭に述べた実施形の自動車ドアロッ
クにおいて、施錠中央レバーと中央施錠要素が一体の中
央施錠レバーにまとめられ、この中央施錠レバーと連結
レバーが操作方向“施錠”において形状補完的に、そし
て操作方向“解錠”において戻しばねを介して摩擦的に
互いに連結され、中央施錠レバーと外側施錠レバーと連
結レバーが共通の支承軸に揺動可能に支承され、支承軸
に対して平行な回転軸に、中央施錠駆動装置の被駆動要
素と盗難防止被駆動要素と盗難防止ディスクが回転可能
に支承され、盗難防止被駆動要素が歯セグメントと弧状
の連結切欠きまたは連結ピンを備え、盗難防止ディスク
が盗難防止被駆動要素の連結切欠きに係合する連結ピン
を備えているかあるいはその逆に盗難防止被駆動要素が
盗難防止ディスクの連結切欠きに係合する連結ピンを備
え、盗難防止ディスクが連結レバーの盗難防止切欠きに
係合する盗難防止ピンを備え、盗難防止被駆動要素と盗
難防止ディスクが弾性要素によって互いに連結され、こ
の弾性要素が連結ピンを連結切欠きの一方の端部または
他方の端部に押し付け、盗難防止被駆動要素の歯セグメ
ントに電動の可逆式盗難防止駆動装置が作用し、連結レ
バーが盗難防止駆動装置によって盗難防止被駆動要素と
盗難防止ディスクを機能位置“盗難防止オン”に移行さ
せた後で、盗難防止ピンによって動かないように保持さ
れている。
に、本発明では、冒頭に述べた実施形の自動車ドアロッ
クにおいて、施錠中央レバーと中央施錠要素が一体の中
央施錠レバーにまとめられ、この中央施錠レバーと連結
レバーが操作方向“施錠”において形状補完的に、そし
て操作方向“解錠”において戻しばねを介して摩擦的に
互いに連結され、中央施錠レバーと外側施錠レバーと連
結レバーが共通の支承軸に揺動可能に支承され、支承軸
に対して平行な回転軸に、中央施錠駆動装置の被駆動要
素と盗難防止被駆動要素と盗難防止ディスクが回転可能
に支承され、盗難防止被駆動要素が歯セグメントと弧状
の連結切欠きまたは連結ピンを備え、盗難防止ディスク
が盗難防止被駆動要素の連結切欠きに係合する連結ピン
を備えているかあるいはその逆に盗難防止被駆動要素が
盗難防止ディスクの連結切欠きに係合する連結ピンを備
え、盗難防止ディスクが連結レバーの盗難防止切欠きに
係合する盗難防止ピンを備え、盗難防止被駆動要素と盗
難防止ディスクが弾性要素によって互いに連結され、こ
の弾性要素が連結ピンを連結切欠きの一方の端部または
他方の端部に押し付け、盗難防止被駆動要素の歯セグメ
ントに電動の可逆式盗難防止駆動装置が作用し、連結レ
バーが盗難防止駆動装置によって盗難防止被駆動要素と
盗難防止ディスクを機能位置“盗難防止オン”に移行さ
せた後で、盗難防止ピンによって動かないように保持さ
れている。
【0005】本発明のこの手段により、一方では盗難防
止装置が作動していないとき、他方では中央施錠レバー
ひいては内側施錠レバーが機能位置“解錠”にあるとき
にのみ、回転ラッチをレリースするために外側操作レバ
ーを操作可能であり、それによって回転ラッチは回転ラ
ッチばねによって機能位置“開放”に移行する。中央施
錠レバーの機能位置“施錠”では、盗難防止装置が作動
してまたは作動しない状態で、外側操作レバーひいては
内側操作レバーは空走運動を行う。盗難防止装置が作動
している際、中央施錠レバーが機能位置“解錠”にある
とき、更に中央施錠レバーが機能位置“施錠”にあると
きに、外側操作レバーと内側操作レバーは空走運動を行
う。両方の場合、操作レバー装置に作用連結するため
に、連結レバーを連行しないで、中央施錠レバーは空走
運動を行う。更に、内側施錠レバーが中央施錠レバーの
ように、この機能位置で空走運動を強制的に行う。外側
施錠レバーだけがまだ作用している。すなわち、中央施
錠レバーが機能位置“解錠”および“施錠”にあるとき
でもおよび盗難防止装置が作動しているときでも、外側
施錠レバーによって相変わらず、権限のある人は自動車
ドアロックを解錠することができる。これにより、例え
ば自動車電子装置の故障時または盗難防止駆動装置が動
かないときに、外側施錠レバーによって手動で、中央施
錠レバー、連結レバーおよび盗難防止ディスクを戻し回
転することにより、緊急時解錠が可能である。
止装置が作動していないとき、他方では中央施錠レバー
ひいては内側施錠レバーが機能位置“解錠”にあるとき
にのみ、回転ラッチをレリースするために外側操作レバ
ーを操作可能であり、それによって回転ラッチは回転ラ
ッチばねによって機能位置“開放”に移行する。中央施
錠レバーの機能位置“施錠”では、盗難防止装置が作動
してまたは作動しない状態で、外側操作レバーひいては
内側操作レバーは空走運動を行う。盗難防止装置が作動
している際、中央施錠レバーが機能位置“解錠”にある
とき、更に中央施錠レバーが機能位置“施錠”にあると
きに、外側操作レバーと内側操作レバーは空走運動を行
う。両方の場合、操作レバー装置に作用連結するため
に、連結レバーを連行しないで、中央施錠レバーは空走
運動を行う。更に、内側施錠レバーが中央施錠レバーの
ように、この機能位置で空走運動を強制的に行う。外側
施錠レバーだけがまだ作用している。すなわち、中央施
錠レバーが機能位置“解錠”および“施錠”にあるとき
でもおよび盗難防止装置が作動しているときでも、外側
施錠レバーによって相変わらず、権限のある人は自動車
ドアロックを解錠することができる。これにより、例え
ば自動車電子装置の故障時または盗難防止駆動装置が動
かないときに、外側施錠レバーによって手動で、中央施
錠レバー、連結レバーおよび盗難防止ディスクを戻し回
転することにより、緊急時解錠が可能である。
【0006】本発明による他の手段について、次に説明
する。中央施錠レバーの特に曲がった連行突起は操作方
向“施錠”において形状補完的に連結されながら連結レ
バーの連行突起に接触している。更に、中央施錠レバー
は好ましくは、施錠係止の機能を有するブラケットを備
えている。それによって、自動車ドア開放時に自動車ド
アロックは施錠されず、従って使用者は誤って自動車キ
ーを自動車内に閉じ込めることがない。この施錠係止は
勿論、通常は運転席ドアにのみ生じる。本発明では更
に、外側施錠レバーが弧状の長穴を有し、中央施錠レバ
ーの連行突起がこの長穴を貫通し、盗難防止装置が作動
しているときでも中央施錠レバーの空走運動を可能にす
る。弧状の長穴は外側錠止レバーと相対的な中央施錠レ
バーの空走運動を行うことができる。なぜなら、連行突
起が機能位置“解錠”、“施錠”と戻りの間で描く円弧
が、外側施錠レバーの弧状の長穴よりも小さいからであ
る。ぴったり合うキーが挿入されないときには、外側施
錠レバーは動かないように保持される。なぜなら、外側
施錠レバー(または鎖錠シリンダ被駆動部、例えば偏心
体))に連結されているからである。従って、外側施錠
レバーは緊急解錠時に大きな円弧を描く。この場合、最
初に空走ストロークにわたって移動し、弧状の長穴のエ
ッジが中央施錠レバーの連行突起に当たったときに、本
来の操作が開始される。本発明では、外側施錠レバーは
操作フィンガーを備え、この操作フィンガーは盗難防止
ディスクの制御カムと協働する。それにより、外側施錠
レバーの操作時に、盗難防止装置の作動を解除すること
ができる。中央施錠駆動装置と中央施錠レバーと盗難防
止被駆動要素と盗難防止ディスクと外側施錠レバーと連
結レバーは層状に重ねて配置されている。従って、偏平
でコンパクトな構造となる。
する。中央施錠レバーの特に曲がった連行突起は操作方
向“施錠”において形状補完的に連結されながら連結レ
バーの連行突起に接触している。更に、中央施錠レバー
は好ましくは、施錠係止の機能を有するブラケットを備
えている。それによって、自動車ドア開放時に自動車ド
アロックは施錠されず、従って使用者は誤って自動車キ
ーを自動車内に閉じ込めることがない。この施錠係止は
勿論、通常は運転席ドアにのみ生じる。本発明では更
に、外側施錠レバーが弧状の長穴を有し、中央施錠レバ
ーの連行突起がこの長穴を貫通し、盗難防止装置が作動
しているときでも中央施錠レバーの空走運動を可能にす
る。弧状の長穴は外側錠止レバーと相対的な中央施錠レ
バーの空走運動を行うことができる。なぜなら、連行突
起が機能位置“解錠”、“施錠”と戻りの間で描く円弧
が、外側施錠レバーの弧状の長穴よりも小さいからであ
る。ぴったり合うキーが挿入されないときには、外側施
錠レバーは動かないように保持される。なぜなら、外側
施錠レバー(または鎖錠シリンダ被駆動部、例えば偏心
体))に連結されているからである。従って、外側施錠
レバーは緊急解錠時に大きな円弧を描く。この場合、最
初に空走ストロークにわたって移動し、弧状の長穴のエ
ッジが中央施錠レバーの連行突起に当たったときに、本
来の操作が開始される。本発明では、外側施錠レバーは
操作フィンガーを備え、この操作フィンガーは盗難防止
ディスクの制御カムと協働する。それにより、外側施錠
レバーの操作時に、盗難防止装置の作動を解除すること
ができる。中央施錠駆動装置と中央施錠レバーと盗難防
止被駆動要素と盗難防止ディスクと外側施錠レバーと連
結レバーは層状に重ねて配置されている。従って、偏平
でコンパクトな構造となる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、1つの実施の形態を示す図
に基づいて本発明を詳しく説明する。
に基づいて本発明を詳しく説明する。
【0008】図には、回転ラッチ1と、係止爪2と、係
止爪2または回転ラッチ用のレリース部材3とを備えた
自動車ドアロックが示してある。更に、解錠部材3に作
用する操作レバー機構が設けられている。この操作レバ
ー機構は内側操作レバー4と外側操作レバー5を備えて
いる。更に、施錠レバー機構が設けられている。この施
錠レバー機構は内側施錠レバーに作用連結された施錠中
央レバーと、中央施錠要素と、外側施錠レバー7を備え
ている。施錠中央レバーと中央施錠要素は、一体の中央
施錠レバー8にまとめられ、一体の構造ユニットを形成
している。
止爪2または回転ラッチ用のレリース部材3とを備えた
自動車ドアロックが示してある。更に、解錠部材3に作
用する操作レバー機構が設けられている。この操作レバ
ー機構は内側操作レバー4と外側操作レバー5を備えて
いる。更に、施錠レバー機構が設けられている。この施
錠レバー機構は内側施錠レバーに作用連結された施錠中
央レバーと、中央施錠要素と、外側施錠レバー7を備え
ている。施錠中央レバーと中央施錠要素は、一体の中央
施錠レバー8にまとめられ、一体の構造ユニットを形成
している。
【0009】電動の可逆式中央施錠駆動装置9は、中央
施錠レバー8を機能位置“解錠”と“施錠”に移行させ
る。そのために、中央施錠駆動装置9は、偏心的な制御
ピン11を備えた被駆動要素10を備えている。この制
御ピンは中央施錠レバー8の二叉収容部12に係合し、
中央施錠駆動装置9を介して制御する際に、回転弧に沿
って左側および右側に回転して操作運動を行う。それに
よって、中央施錠レバー8は機能位置“解錠”と“施
錠”に移行する。制御ピン11が機能位置“施錠”にあ
ると、制御ピンは中央施錠レバー8から解放されてい
る。それによって、機能位置“施錠”と機能位置“解
錠”との間で中央施錠レバー8の手動操作が可能とな
る。
施錠レバー8を機能位置“解錠”と“施錠”に移行させ
る。そのために、中央施錠駆動装置9は、偏心的な制御
ピン11を備えた被駆動要素10を備えている。この制
御ピンは中央施錠レバー8の二叉収容部12に係合し、
中央施錠駆動装置9を介して制御する際に、回転弧に沿
って左側および右側に回転して操作運動を行う。それに
よって、中央施錠レバー8は機能位置“解錠”と“施
錠”に移行する。制御ピン11が機能位置“施錠”にあ
ると、制御ピンは中央施錠レバー8から解放されてい
る。それによって、機能位置“施錠”と機能位置“解
錠”との間で中央施錠レバー8の手動操作が可能とな
る。
【0010】中央施錠レバー8と、操作レバーを施錠レ
バー機構に連結する連結レバー13は、“施錠”の操作
方向において形状補完的に互いに連結され、“解錠”の
操作方向において戻しばね14を介して互いに摩擦的に
連結される。中央施錠レバー8と外側施錠レバー7と連
結レバー13は同じ支承軸15に揺動可能に支承されて
いる。この支承軸15に対して平行な回転軸16には、
中央施錠駆動装置9の被駆動要素10と盗難防止ディス
ク18が回転可能に支承されている。盗難防止被駆動要
素17は歯セグメント19と、盗難防止ディスク18の
回転方向に弧状に延びる連結切欠き20を備えている。
一方、盗難防止ディスク18は盗難防止被駆動要素17
の連結切欠き20に係合する連結ピン21と、連結レバ
ー13の盗難防止切欠き22に係合する盗難防止ピン2
3を備えている。しかし、連結切欠き20を盗難防止デ
ィスク18に設け、連結ピン21を盗難防止被駆動要素
17に設けることができる。盗難防止被駆動要素17と
盗難防止ディスク18はばね要素24、例えば傾動ばね
によって互いに連結されている。この傾動ばねは連結ピ
ン21を持続的に時計回りに付勢して連結切欠き20の
端部に押し付けている。盗難防止被駆動要素17の歯セ
グメント19には、電動の可逆式盗難防止駆動装置25
がかみ合っている。
バー機構に連結する連結レバー13は、“施錠”の操作
方向において形状補完的に互いに連結され、“解錠”の
操作方向において戻しばね14を介して互いに摩擦的に
連結される。中央施錠レバー8と外側施錠レバー7と連
結レバー13は同じ支承軸15に揺動可能に支承されて
いる。この支承軸15に対して平行な回転軸16には、
中央施錠駆動装置9の被駆動要素10と盗難防止ディス
ク18が回転可能に支承されている。盗難防止被駆動要
素17は歯セグメント19と、盗難防止ディスク18の
回転方向に弧状に延びる連結切欠き20を備えている。
一方、盗難防止ディスク18は盗難防止被駆動要素17
の連結切欠き20に係合する連結ピン21と、連結レバ
ー13の盗難防止切欠き22に係合する盗難防止ピン2
3を備えている。しかし、連結切欠き20を盗難防止デ
ィスク18に設け、連結ピン21を盗難防止被駆動要素
17に設けることができる。盗難防止被駆動要素17と
盗難防止ディスク18はばね要素24、例えば傾動ばね
によって互いに連結されている。この傾動ばねは連結ピ
ン21を持続的に時計回りに付勢して連結切欠き20の
端部に押し付けている。盗難防止被駆動要素17の歯セ
グメント19には、電動の可逆式盗難防止駆動装置25
がかみ合っている。
【0011】連結レバー13は盗難防止被駆動要素17
と盗難防止ディスク18を盗難防止駆動装置25によっ
て機能位置“盗難防止オン”に移行または回転させた後
で、盗難防止ピン23によってロックされる。
と盗難防止ディスク18を盗難防止駆動装置25によっ
て機能位置“盗難防止オン”に移行または回転させた後
で、盗難防止ピン23によってロックされる。
【0012】中央施錠レバー8の曲がった連行突起26
は、操作方向“施錠”において形状補完的に連結され
て、連結レバー13の連行突出部27に接触する。中央
施錠レバー8は車両ドアが開放したときに施錠ロックの
ためのブラケット28を備えている。外側施錠レバー7
は中央施錠レバー8の揺動方向に延びる弧状の長穴29
を備えている。中央施錠レバー8の連行突起26がこの
長穴を貫通している。外側施錠レバー7は更に、操作フ
ィンガー30を備えている。この操作フィンガーは盗難
防止ディスク18の制御カム31と協働し、この盗難防
止ディスクを解放することができる。
は、操作方向“施錠”において形状補完的に連結され
て、連結レバー13の連行突出部27に接触する。中央
施錠レバー8は車両ドアが開放したときに施錠ロックの
ためのブラケット28を備えている。外側施錠レバー7
は中央施錠レバー8の揺動方向に延びる弧状の長穴29
を備えている。中央施錠レバー8の連行突起26がこの
長穴を貫通している。外側施錠レバー7は更に、操作フ
ィンガー30を備えている。この操作フィンガーは盗難
防止ディスク18の制御カム31と協働し、この盗難防
止ディスクを解放することができる。
【0013】中央施錠駆動装置9と中央施錠レバー8と
盗難防止被駆動要素17と盗難防止ディスク18と外側
錠止レバー7と連結レバー13は重ねて積層または配置
されている。
盗難防止被駆動要素17と盗難防止ディスク18と外側
錠止レバー7と連結レバー13は重ねて積層または配置
されている。
【0014】図1には、機能位置“解錠”が示してあ
る。内側操作部または外側操作部を介して作用または中
断させられるレリースチェーンが形成されている。図3
では、中央施錠レバー8は機能位置“施錠”へ下方に揺
動させられ、形状補完的連結部を介して連結レバー13
を連行している。この位置から、連結レバー13は、中
央施錠レバー8の揺動時に、中央施錠レバー8と連結レ
バー13の間の戻しばね14を介して内側施錠レバー6
によって機能位置“解錠”に戻し連行される。図3で
は、盗難防止駆動装置25を介して、ひいては第2の可
逆運転の電動機によって、および盗難防止被駆動要素1
7の歯セグメント19を介して、盗難防止が行われる。
盗難防止被駆動要素17は調節ばねまたは傾動ばね24
を介して、盗難防止ディスク18を時計回りに連行して
いる。盗難防止ディスク18の盗難防止ピン23は連結
レバー13を上方に揺動しないように、従って戻らない
ように保持するので、中央施錠レバー8は空走運動を行
う。というのは、中央施錠レバー8が連結レバー13を
連行しないで戻しばね14を偏位させながら揺動し得る
からである。普通の運転時には、(盗難防止を行うため
に盗難防止被駆動要素17を前もって回転させた後で)
盗難防止被駆動要素17を戻し回転させることにより、
盗難防止は盗難防止駆動装置25を介して、盗難防止被
駆動要素17の歯セグメント19にかみ合う被駆動ピニ
オン32によって再び解除される。しかしながら、盗難
防止の解除が電気式盗難防止駆動装置25によって中止
されると、外側施錠レバー7に作用する操作機構を介し
て車両キーによって盗難防止ディスク18を手動で戻し
回転させることができる。その際、盗難防止被駆動要素
17と盗難防止ディスク18が分離される。この盗難防
止被駆動要素はその歯セグメント19と盗難防止駆動装
置25の被駆動ピニオン32またはその被駆動スピンド
ルを介して動かないように保持されるかまたは動きが緩
慢になる。これは図5に示してある。
る。内側操作部または外側操作部を介して作用または中
断させられるレリースチェーンが形成されている。図3
では、中央施錠レバー8は機能位置“施錠”へ下方に揺
動させられ、形状補完的連結部を介して連結レバー13
を連行している。この位置から、連結レバー13は、中
央施錠レバー8の揺動時に、中央施錠レバー8と連結レ
バー13の間の戻しばね14を介して内側施錠レバー6
によって機能位置“解錠”に戻し連行される。図3で
は、盗難防止駆動装置25を介して、ひいては第2の可
逆運転の電動機によって、および盗難防止被駆動要素1
7の歯セグメント19を介して、盗難防止が行われる。
盗難防止被駆動要素17は調節ばねまたは傾動ばね24
を介して、盗難防止ディスク18を時計回りに連行して
いる。盗難防止ディスク18の盗難防止ピン23は連結
レバー13を上方に揺動しないように、従って戻らない
ように保持するので、中央施錠レバー8は空走運動を行
う。というのは、中央施錠レバー8が連結レバー13を
連行しないで戻しばね14を偏位させながら揺動し得る
からである。普通の運転時には、(盗難防止を行うため
に盗難防止被駆動要素17を前もって回転させた後で)
盗難防止被駆動要素17を戻し回転させることにより、
盗難防止は盗難防止駆動装置25を介して、盗難防止被
駆動要素17の歯セグメント19にかみ合う被駆動ピニ
オン32によって再び解除される。しかしながら、盗難
防止の解除が電気式盗難防止駆動装置25によって中止
されると、外側施錠レバー7に作用する操作機構を介し
て車両キーによって盗難防止ディスク18を手動で戻し
回転させることができる。その際、盗難防止被駆動要素
17と盗難防止ディスク18が分離される。この盗難防
止被駆動要素はその歯セグメント19と盗難防止駆動装
置25の被駆動ピニオン32またはその被駆動スピンド
ルを介して動かないように保持されるかまたは動きが緩
慢になる。これは図5に示してある。
【0015】盗難防止被駆動要素17と盗難防止ディス
ク18は図9,10の実施の形態では、傾動ばねによっ
てではなく、弾性唇部24によって互いに連結されてい
る。この弾性唇部は合成樹脂部品として形成された盗難
防止被駆動要素17に、弧状の連結切欠き20によって
成形されている。この変形実施の形態の場合、連結ピン
21は、中央が連結切欠き20の方に湾曲している弾性
唇部24によって、連結切欠きの一方の端部または他方
の端部に対して押し付けられている。図9には普通の状
態が示してある。図10は外側施錠レバー7を介して緊
急時解錠した後の状態が示してある。この実施の形態の
利点は、盗難防止被駆動要素17と盗難防止ディスク1
8の間に設けられた別個の部品としての普通の傾動ばね
が省略されることにある。他の利点は、加えられる力が
異なることにある。外側施錠レバー7ひいてはキーを介
して緊急時解錠する際、大きな力を加えることができる
ので、ばね唇部24のつぎ足し部、通常は運転中連結ピ
ン21が押し付けられる連結切欠き20の一方の端部の
近くにある。盗難防止ディスク18ひいては連結ピン2
1は盗難防止被駆動要素17と同様に、例えば主バッテ
リを交換した後で、機能位置“緊急時解錠”で盗難防止
駆動装置まで再び移動する。緊急時解錠の後で、盗難防
止ディスク18は機能位置“盗難防止オフ”にあり(反
時計回りに回転して)、盗難防止被駆動要素17は機能
位置“盗難防止オン”にある。同期のために、盗難防止
被駆動要素17は時計回りと反対方向に電動的に回転さ
せられる。その際、盗難防止ディスク18は図示してい
ないストッパーに保持されるので、回転中、弾性唇部2
4が押し戻され、湾曲部が連結ピン21のそばを通過す
る。その際、同期のときの力は緊急時解錠のときの力よ
りも小さい。なぜなら、連結ピン21が弾性唇部24の
つぎ足し部から離れて接触し、それによって大きなてこ
長さを有するからである。
ク18は図9,10の実施の形態では、傾動ばねによっ
てではなく、弾性唇部24によって互いに連結されてい
る。この弾性唇部は合成樹脂部品として形成された盗難
防止被駆動要素17に、弧状の連結切欠き20によって
成形されている。この変形実施の形態の場合、連結ピン
21は、中央が連結切欠き20の方に湾曲している弾性
唇部24によって、連結切欠きの一方の端部または他方
の端部に対して押し付けられている。図9には普通の状
態が示してある。図10は外側施錠レバー7を介して緊
急時解錠した後の状態が示してある。この実施の形態の
利点は、盗難防止被駆動要素17と盗難防止ディスク1
8の間に設けられた別個の部品としての普通の傾動ばね
が省略されることにある。他の利点は、加えられる力が
異なることにある。外側施錠レバー7ひいてはキーを介
して緊急時解錠する際、大きな力を加えることができる
ので、ばね唇部24のつぎ足し部、通常は運転中連結ピ
ン21が押し付けられる連結切欠き20の一方の端部の
近くにある。盗難防止ディスク18ひいては連結ピン2
1は盗難防止被駆動要素17と同様に、例えば主バッテ
リを交換した後で、機能位置“緊急時解錠”で盗難防止
駆動装置まで再び移動する。緊急時解錠の後で、盗難防
止ディスク18は機能位置“盗難防止オフ”にあり(反
時計回りに回転して)、盗難防止被駆動要素17は機能
位置“盗難防止オン”にある。同期のために、盗難防止
被駆動要素17は時計回りと反対方向に電動的に回転さ
せられる。その際、盗難防止ディスク18は図示してい
ないストッパーに保持されるので、回転中、弾性唇部2
4が押し戻され、湾曲部が連結ピン21のそばを通過す
る。その際、同期のときの力は緊急時解錠のときの力よ
りも小さい。なぜなら、連結ピン21が弾性唇部24の
つぎ足し部から離れて接触し、それによって大きなてこ
長さを有するからである。
【図1】回転ラッチおよび係止爪と共に、本発明による
自動車ドアロックの機能位置“解錠”を示す概略全体図
である。
自動車ドアロックの機能位置“解錠”を示す概略全体図
である。
【図2】図1の自動車ドアロックのための中央施錠駆動
装置を被駆動要素の方向に見た図であり、この被駆動要
素の制御ピンは中央施錠レバーの二叉状切欠きに係合し
ている。
装置を被駆動要素の方向に見た図であり、この被駆動要
素の制御ピンは中央施錠レバーの二叉状切欠きに係合し
ている。
【図3】中央施錠レバーが機能位置“施錠”にある状態
の、図1の自動車ドアロックを示す図である。
の、図1の自動車ドアロックを示す図である。
【図4】盗難防止装置が盗難防止駆動装置を介して解錠
された状態の、図3の自動車ドアロックを示す図であ
る。
された状態の、図3の自動車ドアロックを示す図であ
る。
【図5】外側施錠レバーが操作された状態の図4の自動
車ドアロックを示す図である。
車ドアロックを示す図である。
【図6】図1の自動車ドアロックの斜視図である。
【図7】図6の自動車ドアロックの部分拡大図である。
【図8】回転ラッチが“閉鎖”位置にあるときの、図1
の自動車ドアロックを錠ボックス方向に見た図である。
の自動車ドアロックを錠ボックス方向に見た図である。
【図9】図1の自動車ドアロックのための盗難防止ディ
スクと、盗難防止被駆動要素の変形実施の形態を示す図
である。
スクと、盗難防止被駆動要素の変形実施の形態を示す図
である。
【図10】図9の盗難防止ディスクと盗難防止被駆動要
素の他の機能位置を示す図である。
素の他の機能位置を示す図である。
1 回転ラッチ 2 係止爪 3 レリース部材 4 内側操作レバー 5 外側操作レバー 6 内側施錠レバー 7 外側施錠レバー 8 中央施錠レバー 9 中央施錠駆動装置 10 被駆動要素 13 連結レバー 17 盗難防止被駆動要素 18 盗難防止ディスク 19 歯セグメント 20 連結切欠き 21 連結ピン 22 盗難防止切欠き 24 弾性要素 25 盗難防止駆動装置 26 連行突起 27 連行突出部 28 ブラケット 29 長穴 30 操作フィンガー 31 制御カム
Claims (8)
- 【請求項1】 回転ラッチ、係止爪および係止爪用レリ
ース部材を備えた自動車ドアロックであって、 レリース部材に作用する操作レバー装置を具備し、この
操作レバー装置が内側操作レバーと外側操作レバーを備
え、 更に、施錠レバー装置を具備し、この施錠レバー装置が
内側施錠レバーに作用連結された施錠中央レバーと、中
央施錠要素と、外側施錠レバーを備え、 更に、電動の可逆式中央施錠駆動装置を具備し、この中
央施錠駆動装置が中央施錠要素を機能位置“解錠”と
“施錠”に移行させ、 施錠中央レバーが連結レバーを介して操作レバー装置に
連結され、 内側操作レバーと外側操作レバーが連結レバーの機能位
置“施錠”において空走運動で操作可能である、 自動車ドアロックにおいて、 施錠中央レバーと中央施錠要素が一体の中央施錠レバー
(8)にまとめられ、 この中央施錠レバー(8)と連結レバー(13)が操作
方向“施錠”において形状補完的に、そして操作方向
“解錠”において戻しばね(14)を介して摩擦的に互
いに連結され、 中央施錠レバー(8)と外側施錠レバー(7)と連結レ
バー(13)が共通の支承軸(15)に揺動可能に支承
され、 支承軸(15)に対して平行な回転軸(16)に、中央
施錠駆動装置(9)の被駆動要素(10)と盗難防止被
駆動要素(17)と盗難防止ディスク(18)が回転可
能に支承され、 盗難防止被駆動要素(17)が歯セグメント(19)と
弧状の連結切欠き(20)または連結ピンを備え、 盗難防止ディスク(18)が盗難防止被駆動要素(1
7)の連結切欠き(20)に係合する連結ピン(21)
を備えているかあるいはその逆に盗難防止被駆動要素
(17)が盗難防止ディスク(18)の連結切欠きに係
合する連結ピンを備え、盗難防止ディスク(18)が連
結レバー(13)の盗難防止切欠き(22)に係合する
盗難防止ピン(23)を備え、 盗難防止被駆動要素(17)と盗難防止ディスク(1
8)が弾性要素(24)によって互いに連結され、この
弾性要素が連結ピン(21)を連結切欠き(20)の一
方の端部または他方の端部に押し付け、 盗難防止被駆動要素(17)の歯セグメントに電動の可
逆式盗難防止駆動装置(25)が作用し、 連結レバー(13)が盗難防止駆動装置(25)によっ
て盗難防止被駆動要素(17)と盗難防止ディスク(1
8)を機能位置“盗難防止オン”に移行させた後で、盗
難防止ピン(23)によって動かないように保持されて
いることを特徴とする自動車ドアロック。 - 【請求項2】 中央施錠レバー(8)の連行突起(2
6)が操作方向“施錠”において形状補完的に連結され
ながら連結レバー(13)の連行突起(27)に接触し
ていることを特徴とする請求項1記載の自動車ドアロッ
ク。 - 【請求項3】 中央施錠レバー(8)が車両ドア開放時
に施錠係止するためのブラケット(28)を備えている
ことを特徴とする請求項1または2記載の自動車ドアロ
ック。 - 【請求項4】 外側施錠レバー(7)が弧状の長穴(2
8)を有し、中央施錠レバー(8)の連行突起(26)
がこの長穴を貫通していることを特徴とする請求項1〜
3のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。 - 【請求項5】 外側施錠レバー(7)が操作フィンガー
(30)を備え、この操作フィンガーが盗難防止ディス
ク(18)の制御カム(31)と協働することを特徴と
する請求項1〜4のいずれか一つに記載の自動車ドアロ
ック。 - 【請求項6】 中央施錠駆動装置(9)と中央施錠レバ
ー(8)と盗難防止被駆動要素(17)と盗難防止ディ
スク(18)と外側施錠レバー(7)と連結レバー(1
3)が重ねて配置されていることを特徴とする請求項1
〜5のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。 - 【請求項7】 弾性要素(24)が傾動ばねとして形成
されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一
つに記載の自動車ドアロック。 - 【請求項8】 弾性要素(24)が盗難防止被駆動要素
(19)の弾性唇部として形成され、かつ連結切欠き
(20)の側面を形成し、連結切欠きと反対の弾性唇部
(24)の側に、中央が連結切欠き(20)の方に湾曲
した弾性唇部(24)のための逃げ室が設けられている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の
自動車ドアロック。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19814003A DE19814003C1 (de) | 1998-03-28 | 1998-03-28 | Kraftfahrzeugtürverschluß |
| DE19814003:7 | 1998-03-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11324452A true JPH11324452A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=7862843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8440999A Withdrawn JPH11324452A (ja) | 1998-03-28 | 1999-03-26 | 自動車ドアロック |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11324452A (ja) |
| DE (1) | DE19814003C1 (ja) |
| GB (1) | GB2335946B (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4154627B2 (ja) * | 1998-06-30 | 2008-09-24 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロックアクチュエータ |
| DE19941267B4 (de) * | 1999-08-31 | 2010-04-08 | Witte-Velbert Gmbh & Co. Kg | Elektromechanischer Umschalter für einen Kraftfahrzeug-Türverschluß |
| DE19943483B4 (de) * | 1999-09-10 | 2008-03-06 | Kiekert Ag | Kraftfahrzeugtürverschluss |
| DE10112790B4 (de) * | 2000-03-17 | 2012-09-13 | Aisin Seiki K.K. | Türblockiersystem für ein Kraftfahrzeug |
| JP3758929B2 (ja) | 2000-03-17 | 2006-03-22 | アイシン精機株式会社 | 自動車用ドアロック装置 |
| DE10331622A1 (de) * | 2003-07-12 | 2005-02-03 | Happich Fahrzeug- Und Industrieteile Gmbh | Verschlussvorrichtung |
| DE202004020037U1 (de) * | 2004-10-21 | 2006-03-02 | Brose Schließsysteme GmbH & Co.KG | Kraftfahrzeugschloß |
| DE102005002493A1 (de) * | 2005-01-19 | 2006-07-27 | Marquardt Gmbh | Elektrisches Türschloß |
| DE202005004391U1 (de) * | 2005-03-16 | 2006-07-27 | Brose Schließsysteme GmbH & Co.KG | Kraftfahrzeugschloß und Haltevorrichtung für eine Fahrzeugsicherheitseinrichtung |
| DE102019133324A1 (de) * | 2019-12-06 | 2021-06-10 | Kiekert Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug-Schloss, insbesondere Kraftfahrzeug-Türschloss |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19533199C1 (de) * | 1995-09-08 | 1997-03-13 | Kiekert Ag | Kraftfahrzeugtürverschluß |
| DE19632781C2 (de) * | 1996-08-15 | 1998-08-27 | Kiekert Ag | Kraftfahrzeug-Türverschluß mit Zentralverriegelungssystem und Diebstahlsicherungssystem |
-
1998
- 1998-03-28 DE DE19814003A patent/DE19814003C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-02-04 GB GB9902356A patent/GB2335946B/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-26 JP JP8440999A patent/JPH11324452A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2335946B (en) | 2001-10-17 |
| DE19814003C1 (de) | 1999-08-26 |
| GB9902356D0 (en) | 1999-03-24 |
| GB2335946A (en) | 1999-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |