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JPH11510829A - ポリシロキサン類 - Google Patents

ポリシロキサン類

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Publication number
JPH11510829A
JPH11510829A JP8530107A JP53010796A JPH11510829A JP H11510829 A JPH11510829 A JP H11510829A JP 8530107 A JP8530107 A JP 8530107A JP 53010796 A JP53010796 A JP 53010796A JP H11510829 A JPH11510829 A JP H11510829A
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JP
Japan
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liquid crystal
compound
formula
alkyl
independently
Prior art date
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Pending
Application number
JP8530107A
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English (en)
Inventor
レイシー,デイビツド
マン,テイモシー・アール
ハーレイ,ジユリー・アン
マクドネル,デイミアン・ジエラード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UK Secretary of State for Defence
Original Assignee
UK Secretary of State for Defence
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UK Secretary of State for Defence filed Critical UK Secretary of State for Defence
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Abstract

(57)【要約】 一般式(I)の化合物を開示する。式中、n=3−30;XおよびYは独立してC1-6アルキル、フェニルまたは式(II):(CH2pO−Mから選択され、ここに、p=1−20であって、Mは式(III)の基(ここで、a、bおよびgは独立して0および1より選択され;GはCO2、COOから選択され、g=0である場合は単結合であり;j=0−4;Fは1以上のフェニル環が側方にフッ素化され得ることを示し;ZはR、OR、CO2R、OCOR、CNから選択され、RはC1-20分岐または直鎖アルキルから選択され、キラル中心を含み得る)、但し、XおよびYのうちの少なくとも一方は式(II)から選択される。式(I)の化合物は液晶デバイスを含めた広範囲の用途で使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリシロキサン類 本発明は、液晶混合物で使用するのに適した液晶ポリシロキサン類および液晶 装置におけるそれらの使用に関する。 液晶は、種々の相で存在できる。本質的には、3つの異なるクラスの液体結晶 性物質があり、各々は特徴的な分子配列を保有する。これらのクラスはネマチッ ク、コレステリック、(キラルネマチック)およびスメクチックである。広範囲 のスメクチック相、例えば、スメクチックAおよびスメクチックCが存在する。 いくつかの液晶物質は温度を変えることにより多数の液晶相を有し、他のものは ただ1つの相を保有する。例えば、液晶物質はアイソトロピック(等方)相から 冷却されると以下の相:アイソトロピック−ネマチック−スメクチックA−スメ クチックC−固体を示し得る。もし物質がスメクチックAとして記載されると、 該物質は有用な作業温度範囲にわたってスメクチックA相を保有する。 アキラルなホストおよびキラルなドーパントを混合することによって生成され る強誘電性スメクチック液晶物質は、傾斜キラルスメクチックC、F、G、H、 I、JおよびK相の強誘電 特性を使用する。キラルスメクチックC相はSc *で示され、星印はキラル性(キ ラリティー)を示す。Sc相は最も粘性が低いので、一般に、最も有用であると 考えられている。強誘電性スメクチック液晶物質は、理想的には、以下の特性: 低粘度、制御可能な自発分極(Ps)および雰囲気温度を含めた広範囲の温度に わたって存在し、かつ化学的および光化学的安定性を呈するSc相を保有すべき である。これらの特性を保有する物質は、非常に高速のスイッチング液晶含有デ バイスを提供し得る。強誘電性液晶のいくつかの適用がJ.S.Patelおよ びJ.W.Goodby in Opt.Eng.,1987,26,273に 記載されている。 強誘電性液晶デバイスにおいて、分子は、印加される電場の分極に依存する異 なる配向方向の間でスイッチする。これらのデバイスは、分子が、他のスイッチ された状態にスイッチされるまでは2つの状態のうちの1つに止まる傾向がある 双安定性を呈する。かかるデバイスは表面安定化強誘電性デバイスと呼ばれ、例 えば、米国特許第506147号および米国特許第4367924号および米国 特許第456359号に記載されている。この双安定性はかなり大きくかつ複雑 なデバイスの多 重アドレッシングを可能とする。 強誘電性液晶デバイス技術の分野では、デバイスから最高の性能を達成するた めには、デバイスのタイプに応じて最も適当な強誘電性スメクチック特性を保有 する物質を与える化合物の混合物を使用するのが重要であることは公知である。 デバイス混合物の熱的および物理的特性は、最後には、混合物中の成分の濃度お よび種類を調整することによって変化させ得る。 コレステリックまたはキラルネマチック液晶は、らせんピッチの長さの変化を 通じて、温度変化に応答できるねじれらせん構造を保有する。従って、温度が変 化すると、平面コレステリック構造から反射される光の波長が変化し、もし反射 光が可視光範囲をカバーすれば、区別される色変化が温度の変化に伴って起こる 。これは、サーモグラフィーおよびサーモオプティックスの領域を含めた多くの 可能な適用があることを意味する。 コレステリック中間相は、コレステリック相では空間において配向ベクトルが 一定ではないが、らせん歪みを受ける点でネマチック相と異なる。らせんのピッ チ長は360°にわたって配向ベクトルが回転する距離の尺度である。 コレステリック物質はキラル中心を含む物質であると定義付 けられる。また、コレステリック物質は電気光学ディスプレイにおいてドーパン トとしても使用でき、例えば、それを用いて逆ねじれ欠点を除去できるねじれネ マチックディスプレイで使用できる。また、それは、コレステリックないしネマ チック色相変化ディスプレイでも使用でき、そこでは、それを用いて導波を妨げ ることによってコントラストを増強することができる。 コントラスト液晶物質のサーモクロミック用途は、通常、次いで黒色バックグ ラウンドで観察されるコレステロゲンの薄層調製物を用いる。これらの温度感知 デバイスはサーモメトリー、医学サーモグラフィー、非破壊テスト、放射線検知 および装飾目的を含めた多数の用途に入れることができる。これらの例はD.G .McDonnell,Thermotropic Liquid Cryst als,Critical Reports on Applied Chem istry,Vol.22,G.W.Gray編,1987 120−44頁に 見い出すことができ;この文献はサーモクロミックコレステリック液晶の一般的 記載を含む。 一般に、商業的サーモクロミック用途は、低融点、短ピッチ長および所要の温 度感知領域の直下のスメクチック転移を保有 する混合物の処方を要する。好ましくは、混合物または物質は、低融点および高 スメクチック−コレステリック転移温度を保有すべきである。 一般に、サーモクロミック液晶デバイスは、透明支持体および黒色吸収層の間 にサンドイッチされたコレステロゲンの薄膜を有する。製造方法の1つは、液晶 をポリマー中にカプセル化し、印刷技術を用いてそれを支持体に適用することに よって、液晶で「インク」を生じさせることを含む。インクを製造する方法は、 ゼラチンマイクロカプセル化(米国特許第3,585,318号)およびポリマ ー分散(米国特許第1,161,039号および第3,872,050号)を含 む。コレステリック液晶の十分配向した薄膜構造を調製する方法のうちの1つは 、2つのエンボス加工したプラスチックシートの間に液晶を積層することを含む 。この技術は英国特許第2,143,323号に記載されている。 1つのクラスの液晶物質はポリマー液晶として公知である。 ポリマーの基本的形成ブロックの単位はモノマーと呼ばれている。 液晶ポリマーにおいては、実質的に2つの方法でモノマーを 一緒に結合させることができる。ポリマーの液晶部分またはメソゲニック単位は 、その結果主鎖液晶(MCLC)ポリマーとなるポリマー骨格の一部であり得る 。別法として、メソゲニック単位は、例えば、ポリマー骨格から外に伸びるペン ダント基としてポリマー骨格に結合させることができる。この結果、側鎖液晶( SCLC)ポリマーとなる。これらの異なるタイプのポリマー液晶を、模式的に 以下に示す。メソゲニック単位は矩形によって示す。 側鎖液晶ポリマーは、一般に、以下に模式的に示すフレキシブルな(または剛 直な)単位がその長さに沿って結合した剛直セグメント(メソゲニック単位)を 持つポリマー骨格を有すると考えることができる。液晶相で配向のオーダーを示 すのはメソゲニック単位の異方性剛直セクションである。液晶によって 呈される相およびその結果としての光学特性に影響を与えるためには、変更でき る多くの特徴があり、それらの特徴のうちいくつかは側鎖液晶ポリマーに特に関 連する。これらの特徴のうちの1つは、メソゲニック単位を、一般にスペーサー 基と呼ばれるポリマー骨格に連結させるフレキシブルな部分である。このスペー サー基の長さおよび柔軟性を変更することができる。 多数の側鎖液晶ポリマーが知られている。例えば、英国特許第214687A 号参照。 液晶ポリアクリレートは公知のクラスの液晶ポリマー(LC P)である。LCPは公知であって、電気光学適用、例えば、焦電性デバイス、 非線形光学デバイスおよび光学貯蔵デバイスで使用される。例えば、英国特許第 214687号およびMakromol.Chem.(1985)186263 9−47参照。 例えば、式: [式中、(CH2m−Xは側鎖メソゲニック単位であり、Rは水素またはアルキ ルを示す] の側鎖液晶ポリアクリレートはPolymer Communications (1988),24,364−365頁に記載されている。 例えば、式: の側鎖液晶ポリクロロアクリレートはMakromol.Chem.Rapid Commun.(1984),5,393−398頁に記載されている。 以下の反復単位を有するホモ−またはコ−ポリアクリーレートの製法は英国特 許出願第9203730.8号に記載されている。 [式中、R1およびR2は独立してアルキルまたは水素であり、R3はアルキル、 水素、または塩素であり、mは0または1−20の整数であり、Wは連結基CO OまたはOOC、Oであり、Xはメソゲニック基である] 低モル質量液晶を配向させるための技術は、典型的には、以 下の通りである。支持体の表面に透明電極を作成し、該支持体は典型的にはガラ ス、例えばガラススライドより作成される。ねじれネマチックまたは超ねじれネ マチックデバイスにおいては、例えば、配向プロセスは両支持体で必要である。 薄い配向層を沈積させて、液晶分子を配向させ、典型的には有機または無機配向 層を用い、例えば蒸着によって析出させたSiOは典型的な無機配向層である。 配向層を形成するための1つの方法は、テクスチャーまたはクロスによって表面 を擦ることを含む。また、層の表面配向のために、ポリイミドが使用されてきた 。ポリイミドはスピナーによって電極を担持する支持体にコートされ、次いで、 硬化させてほぼ50nm厚みの層を形成する。次いで、各層表面を、適当な材料 で実質的に1つの方向に反復して擦る。もし液晶分子がその層上に沈積すれば、 それらは、擦ることによって作成された方向に自動的に配向する。分子が小さな 角度のプレ傾斜、典型的には2−3°を保有するのがしばしば好ましい。より大 きいプレ傾斜が時々必要である。 次いで、例えば、接着剤によって2つの支持体を一緒に固定し、スペーサーに よって離したままとする。この結果、均一で正確なセル間隔が得られる。典型的 な接着剤はエポキシ樹脂で ある。このシーリング物質を通常は次いでプレ硬化させる。次いで、電極を正確 に配向させて、例えばディスプレイ画素を形成させる。次いで、例えば100− 150℃でセルを硬化させる。この時点で、空の液晶セルは完成する。 セルに液晶材料を充填するのはこの時点である。液晶セルのシーリング領域に おける開口サイズはむしろ小さく、従って、セルは例えば真空チャンバー中で排 気することができ、液晶をガス圧によりセルに入れる。シーリング領域において 1を超える孔を使用することができる。空のセルを真空チャンバーに入れ、次い で、真空チャンバーをポンプダウンする。セルが排気されたら、シーラントの開 口領域を液晶物質に浸漬し、真空チャンバーを常圧に戻す。液晶物質は毛管作用 の結果としてセルに吸い込まれ、外部ガスを適用して圧力を増加させることがで きる。充填プロセスが完了すると、シーラントの孔または複数の孔に蓋をし、液 晶物質の透明点を超えた温度でセルを硬化させて、液晶分子の配向を安定させ、 蓋材料を硬化させる。 ポリマー液晶分子は低分子量液晶物質よりも粘性の傾向があり、従って、配向 させるのがより困難であり、デバイスに充填するのがより困難である。低分子量 を持つ液晶ポリマーのみが セルに流動充填でき、一旦ほぼ30または40反復単位よりも大きい重合度に到 達すれば、ほとんどの液晶ポリマーはひどく粘性となって、流動充填は極端に困 難である。よりゆっくりとした冷却が液晶ポリマーを配向させるために必要であ り、これは通常は配向の貧弱な均一性となる。 貧弱に配向した液晶分子は、一般に要求されている高速スイッチング高コント ラストデバイスとはならない。 前記技術は、スメチック中間相を呈しそれを利用する液晶物質、例えば強誘電 体を用いるデバイスを含めた多くの液晶物質に適する。適当な配向技術も英国特 許第2210469B号に見い出すことができる。 Dijon,Liquid Crystals Applications and Uses,vol 1,Bahadur編,World Scient ific Publishing Co.Pte.Ltd.,1990,305 −360頁およびその引用文献による強誘電性LCDは、低モル質量物質用のス メチック相のための配向プロセスを議論している。セルの充填は、スメチック相 の粘度のためアイソトロピックまたはネマチック相のみで可能であると信じられ てい る。一般に、以下の相配列: I→N*→SA→Sc * または I→SA→Sc * を持つ物質は良好な配向を与え、他方、以下の相配列: I→N*→Sc * を持つ物質は配向がより困難である。 従って、典型的には、スメチック相で液晶物質を使用するためには、それは、 ネマチックまたはアイソトロピック相まで加熱し、それをゆっくりと配向したス メチック状態まで冷却することを含む。もしこの技術をポリマー液晶物質に適用 すれば、非常にしばしば配向は貧弱ではあるが、配向を助けるには、冷却時間は 通常は非常に長い。 Liquid Crystals Applications and Us es,vol 1,Bahadur編,World Scientific P ublishing Co.Pte.Ltd.,1990,171−194頁に おけるMorozumiによる表題「Materials and Assem bling Process of LDCs」およびその引用文献は、液晶デ バイスを組み立てる 方法を示唆し、議論している。 液晶ポリマーを配向させるもう1つの方法は英国特許出願GB 942063 2.3号に見い出すことができる。 液晶ポリマーとして記載できるもう1つのクラスの化合物は側鎖液晶環状ポリ シロキサン類である。これらは以下の文献に記載されている。 K.D.Greshamら,J.Pol.Sci.,Part A,Poly mer Chem.,32,2039,1994; I.Sledzinskaら,J.of inorganic and or ganometallic polymers,4,199,1994; Kreuzerら,Mol.Cryst.Liq.Cryst.,199,3 45,1991; Richardsら,J.Chem.Soc.Commun.,2,95,1 990; P.Spesら,ドイツ国特許出願DE 394148号; Kreuzerら,米国特許第4,410,570号 ポリシロキサン類は以下の一般式: [式中、nは、より通常には4以上であるが、3以上の範囲であり得る] によって表すことができる。相互の置換基XおよびYの位置により異性体が存在 し得る。例えば、前記式でn=4を想定されたい。 各ケイ素において、XおよびY置換基(□−または■−)の一方はケイ素の平 面の上方にあり、他方はケイ素の平面の下方にある。以下の表示を使用できる。 かくして、n=4である場合、4つの異性体が存在し得る。 XまたはY位置のいずれかにおいてメソゲニック側鎖を含有するポリシロキサ ンを作成することは知られている。本発明の目的は、既に知られているものより も増強された特性を呈する側鎖液晶環状ポリシロキサンを提供することにある。 さらに、側鎖液晶環状ポリシロキサン類の純粋な異性体を合成しようと試みな かったのは、本発明者らの信念である。純粋な異性体は、純粋な異性体を含有す る異性体混合物と比較した場合、異なる特性を呈し得る。 本発明により、一般式I: [式中、n=3−30;XおよびYは独立してC1-6アルキル、フェニルまたは 式II: (CH2pO−M II {式中、p=1−20であり、Mは式III: (式中、a、bおよびgは独立して0および1より選択され;GはCO2、OC Oから選択され、g=0である場合は単結合であり;j=0−4;Fは1以上の フェニル環が側方にフッ素化されることを示し;ZはR、OR、CO2R、OC OR、CNから選択され、ここで、RはC1-20分岐または直鎖アル キルから選択され、キラル中心を含むことができる) の基である} から選択され、 但し、XおよびYのうちの一方は式IIから選択される] の化合物が提供される。 好ましくは、XまたはYはメチルまたはエチルから選択され;n=4−16; p=1−16;j=0または1である。 より好ましくは、XまたはYはメチルであり;n=4−10;p=1−12; j=1である。 本発明のさらなる態様によると、式Iの化合物は純粋な異性体形態で存在し得 る。 本発明の化合物は相互に混合して有用な液晶混合物を形成することができ、ま た、本発明の化合物は他の液晶ポリマーまたは低質量非ポリマー液晶物質と混合 することができる。特に、本発明の物質は線状ポリシロキサン類と混合すること ができる。 本発明の物質を含むことができる適当なデバイスは、ビーム指向体(stee rer)、シャッター/変調機、および焦電/圧電センターを含む。 本発明の物質は、多重化できる、強誘電性液晶におけるドー パントして有用であり得、あるいはそれらは背面強誘電性液晶系で使用できる。 また、本発明の物質はホスト物質としても有用である。本発明の物質は、1種以 上のドーパントを含む混合物に含ませることもできる。 式Iの化合物は、広範囲のホスト、例えば、スメクチックホストと混合して有 用な液晶組成物を形成することができる。かかる組成物は、広範囲の自然発生分 極(Ps)を有することができる。式Iの化合物はホストVIIIないしXII Iのうちの1以上と混合することができる。これらの異なるタイプのホストを一 緒に混合し、一般式Iの化合物をそれに添加することもできる。 典型的なホストは以下のものを含む: PCT/GB86/00040に記載されている化合物、例えば、式VIII : [式中、R1およびR2は独立してC3−C12アルキルまたはアルコキシである] の化合物。 EPA84304894.3およびGBA8725928に記載されているフ ルオロ−ターフェニル、例えば、式IX: [式中、R1およびR2は独立してC3−C12アルキルまたはアルコキシ、xは1 であり、Fは特定のフェニル環上の利用可能な置換基のうちのいずれかに存在す る] の化合物を含む。 GBA8905422.5に記載されたジフルオロ−ターフェニル、例えば、 式X: [式中、R1およびR2は独立してC3−C12アルキルまたはアルコキシである] の化合物。 WO 86/00087に記載されているフェニル−ピリミジン類、例えば、 R1がC3−C12アルキルであって、R2が一般式(CH2n−CHXCH2CH3 [式中、nは1ないし5であり、XはCNまたはClである]である化合物を含 めた式XI: のもの。 R.Eidenschinkら,Cyclohexanederivativ e mit Getilteneten Smektischen Phase n at the 16th Freiberg Liquid Crystal Conference,Freiberg,German p8によって記載 されている化合物。E.Merck Ltd.,ドイツ国から入手可能であり、 例えば、式XII: の化合物であり、R1およびR2が独立してC1−C15アルキルであるものを含む 。 欧州特許出願EP 0 332 024 A1に記載されているジフルオロフ ェニルビリミジン類、式: のものを含み、R1およびR2が独立してC3−C9アルキルであるものを含む。 また、本発明の物質はサーモクロミックデバイス、例えば、D.G.McDo nnell,Thermotropic Liquid Crystals,C ritical Reports on Applied Chemistry ,Vol.22,G.W.Gray編,1987,120−44頁およびその引 用文献によって記載されているもので有用である。 本発明を例示の目的でのみ添付の図面を参照して説明する。 図1−9は、化合物の合成のための合成図式を示す。 図10は、本発明の物質を含めることができる液晶デバイス を示す。 図11は、本発明の物質を含めることができる焦電デバイスを示す。 図12は、本発明の化合物を含む混合物のDSCプロットを示す。 図13は、本発明の化合物を含む混合物のDSCプロットを示す。 図1ないし9の合成経路で使用した試薬は、対応する図式1ないし9で後記す る。 図式1 1.1 クロロギ酸メチル、水酸化ナトリウム、エタノール、水 1.2 S(−)−2−メチル−ブタノール、DEAD、トリフェニルホスフ ィン、THF 1.3 エタノール、アンモニア 図式2 2.1 氷酢酸/水、濃硫酸 2.2 S(−)−2−メチル−1−ブタノールまたはR(−)−2−オクタノー ル、DEAD、トリフェニルホスフィン、T HF 図式3 3.1 S(−)−2−メチル−1−ブタノールまたはR(−)−2−オクタノー ル、DEAD、トリフェニルホスフィン、THF 3.2 金属ナトリウム、1−ブタノール 図式4 4.1 クロロギ酸メチル、水酸化ナトリウム、エタノール、水 4.2 S(−)−2−メチル−1−ブタノールまたはR(−)−2−オクタノー ル、DEAD、トリフェニルホスフィン、THF 4.3 エタノール、アンモニア 図式5 5.1 6−ブロモヘキサ−1−エン、水酸化ナトリウム/水、エタノール 5.2 10−ウンデセン−1−オール、DEAD、トリフェニルホスフィン 、THF 5.3 水酸化ナトリウム/水、エタノール 図式6 6.1 メタノール、濃硫酸 6.2 6−ブロモヘキサ−1−エン、炭酸カリウム、ブタノン、ヨウ化カリ ウム 6.3 水酸化ナトリウム/水、エタノール 6.4 10−ウンデセン−1−オール、DEAD、トリフェニルホスフィン 、THF 6.5 工程6.3と同様 図式7 7.1 DCC、DMAP、ジクロロメタン 図式8 8.1 DCC、DMAP、ジクロロメタン 図式9 9.1 ヘキサクロロ白金酸、トルエン、適当な末端アルケン 図式における省略 DEAD:ジエチルアゾジカルボキシレート、 THF:テトラヒドロフラン DCC:ジシクロヘキシルカルボジイミド、 DMAP:N,N−ジメチルアミノピリジン 特に断りのない限り、出発物質はAldrich Chemical Com pany Ltd.Gillingham,Dorsetから入手した。キラル アルコールはFluka Chemicals Ltd.,Gillingha m,Dorsetから購入した。環状ポリマー骨格分子はFluorochem Ltd,Old Glossop,Derbyshireから購入した。4’ −シアノ−4−ヒドロキシビフェニルはMerck Ltd.,Poole,D orsetから購入した。 以下のものは本発明によって製造された化合物の1例である。 5、n=6または11、m=1または2、p=1または2 n=6または11、m=1または2、p=1または2 n=6または11、m=1または2、p=1または2 =6または11、m=1または2、p=1または2 5、n=6または11、m=1または2、p=1または2 n=6または11、m=1または2、p=1または2 n=6または11、m=1または2、p=1または2 =6または11、m=1または2、p=1または2 表1−3において、以下の 表示を使用する。 以下の表1は図式7のための参照を容易とするための化合物番号および構造の 詳細を与える。 以下の表2は図式8のための参照を容易とするための化合物番号および構造の 詳細を与える。 以下の表3は図式9のための参照を容易とするための化合物番号および構造の 詳細を与える。 以下の化合物をその構成異性体1−4に分離した。 異性体1および2は、2つの置換基が上を向き、2つが下を向く異性体に対応 する。異性体1および2の間の相違は、それ らの一方が相互に隣接して同一方向を向く置換基を保有し、他方が相互に対して 対角線状に同一方向を向く置換基を保有する点である。異性体1および2は12 .7%および28.5%の量で存在する。異性体3は置換基の3つが同一方向を 向き、第4のものが反対方向を向く場合に対応し、これは、53.0%で存在す る。異性体4は、すべての置換基が同一方向を向く場合であり、この異性体は5 .8%で存在する。 環状ポリシロキサン類の4つの異性体の分離は、以下のものよりなるMerc k/Hitachi分取用HPLCを用いて行った。 1.L−6200A インテリジェントポンプ 2.L−4000 UV検出器、254nmに設定 3.D−6000 インターフェイス 4.T−6300 カラムサーモスタット 5.データ取り扱いシステム 6.Dupont Zorbac ODSカラム(21.2mm×25cm) 異性体混合物からの不純物は以下の条件を用いて除去した。 a.グラジエント分取用HPLC b.移動相は5分間は50/50クロロホルム/アセトニトリルの混合液であ り、次いで、40/60クロロホルム/アセトニトリルの移動相混合液までグラ ジエント溶出。 c.40/60クロロホルム/アセトニトリル5cm3中に異性体混合物0. 1gを含有する溶液1cm3の複数回注入。 異性体4は以下の条件を用い、異性体混合物から分離した。 a.アイソクラチック分取用HPLC b.移動相は40/60クロロホルム/アセトニトリルであった。 c.40/60クロロホルム/アセトニトリル10cm3中に異性体混合物2 gを含有する溶液1cm3の複数回注入。 異性体1、2および3は以下の条件を用い、異性体混合物から分離した。 a.アイソクラチック分取用HPLC b.移動相は39/61クロロホルム/アセトニトリルであった。 c.39/61クロロホルム/アセトニトリル5cm3中に異性体混合物0. 01gを含有する溶液1cm3の複数回注入。 d.カラムオーブンは30℃に設定。 4つの純粋な異性体の転移温度を以下に与える。 異性体1: K Sc 100.9℃ I 異性体2: K 80.3 Sc 97.7℃ I 異性体3: K 65.7 Sc 101.3℃ I 異性体4: K 60.0 Sl 102.5 Sc 116.1℃ I 前記したごとく、式Iの化合物は別の化合物、および種々の線状側鎖液晶ポリ シロキサン類と混合することができる。図13は、それらをほぼ50%の濃度ま で線状SCLCポリシロキサン類と混合できることを示す。より高濃度は関連構 造を注意深く選択することによって達成できる。 本発明の化合物は、広範囲の用途で有用である。 式Iの化合物の多くおよび式Iの化合物を含む混合物は、液状結晶性挙動を示 し、かくして、液晶デバイスで有用に使用される。かかるデバイスの例は光学デ バイスおよび電気光学デバイス、マグネト−オプティックスデバイス、および温 度変化および全圧および部分圧の変化のごとき刺激に対する応答を与えるデバイ スを含む。また、式Iの化合物は混合物に含ませるこ とができ、該混合物は少なくとも2種の化合物よりなる。典型的な混合物は式I の複数の化合物よりなる混合物、また、式Iの少なくとも1種の化合物および式 I以外の少なくとも1種の化合物の混合物を含む。 さて、本発明を使用するデバイスにおける一般式Iの化合物の使用の例を、図 10を参照して記載する。 液晶デバイスは2つの透明平板1および2(この場合はガラス製)よりなる。 これらの平板は、その内面が透明導電性電極3および4でコートされている。液 晶物質を形成する分子の平面配向がガラス面1および2に対してほぼ平行または それに対して小さい角度となるように、配向相5、6をセルの内面に導入する。 いくつかのタイプのディスプレイでは、配向方向は直角方向である。各縦列およ び横列の間の交点がアドレス可能な要素または画素のx、yマトリックスを形成 するように、電極3、4は横列または縦列電極に形成することができる。例えば ポリメチルメタクリレート製のスペーサー7はガラス平板1および2を適当な距 離例えば2ミクロンに離す。液晶物質8は、スペーサーをガラス平板1,2間に 充填することによってガラス平板の間に導入することができる。公知技術を用い て真空中 にてスペーサー7を接着剤9でシールする。偏光子10、11をセルの前方およ び後方に配置する。いくつかのデバイスでは、1つしか偏光子が必要でないか、 あるいは全く必要でない。 別の具体例において、それらの上に配向した層を持つ支持体を加熱し、剪断し て配向させ、別法として、適用する分野と組み合わせて、配向層を持つ支持体を 、ガラス転移点を超え、液晶からアイソトロピック相への転移点未満の温度で加 熱アニールする。さらなる具体例はこれらの配向技術の組合せを含むことができ る。これらの組合せのいくつかでは、配向層は必要ではない。 該デバイスは透過または反射モードで作動させることができる。前者において 、例えば、タングステン灯からデバイスを通過した光を選択的に透過させ、ある いはブロックして所望のディスプレイを形成させる。反射モードにおいては、鏡 (12)を第2の偏光子11の背後に置して、セルおよび2つの偏光子を通って 戻る雰囲気光を反射させる。鏡を部分的に反射させることによって、デバイスを 透過および反射の双方のモードで作動させることができる。 配向層5、6は2つの機能を有し、1つは接触液晶分子を好 ましい方向に配向させることであり、他のものはこれらの分子に数度、典型的に は4°または5°の傾斜を与えることである(いわゆる、表面傾斜)。配向層5 、6はポリイミドの数滴をセル上に置き、均一な厚みが得られるまで壁を回転さ せることによって形成させることができる。次いで、所定の温度で所定の時間加 熱し、続いて、ナイロンクロスを被覆したローラーで一方向に擦ることによって ポリイミドを硬化させる。 別の具体例において、使用するデバイスの物質および単一の偏光子と共に染料 物質を含ませることができる。 物質はレーザーでアドレスする用途に提案されており、ここに、レーザービー ムを用いて物質の表面を横切ってスキャンし、あるいはその上に書き込まれたイ ンプレッションを残す。種々の理由で、これらの物質のうち多くは、可視領域に おいて少なくとも部分的に透明な有機物質よりなるものであった。技術は、局所 的加熱を引き起こし、レーザービームに接触した領域において別に透明物質の光 学特性を改変するレーザーエネルギーの局所的吸収に頼ってきた。かくして、ビ ームが物質を進むに従って、その経路の書き込みインプレッションが後に残る。 これらの適用のうち最も重要のものの1つは、レーザーでアドレス される光学所蔵デバイス、およびレーザーでアドレスされる保護ディスプレイに おけるものであり、後者においては、光を物質を含有するセルを通して方向付け し、スクリーン上に投映する。かかるデバイスはKhan Appl.Phys .Lett.Vol.22,111頁,1973;およびHaroldおよびS teele,Proceedings of Euro Display 84 ,29−31頁,1984年9月、パリ、フランスによって記載されており、こ こに、デバイス中の物質はスメクチック液晶物質であった。液晶物質を光学貯蔵 媒体として使用するデバイスはかかるデバイスの重要なクラスである。半導体レ ーザー、特にxが0から1、好ましくは1であるGaxAl1-xレーザーの使用は 前記適用においてポピュラーとなっている。というのは、見ることができず、か くして、可視光線ディスプレイに干渉せず、かつはっきりとした強度の熱エネル ギーの有用な源を供することができる近赤外の波長範囲のレーザーエネルギーを 供することができるからである。ヒ化ガリウムレーザーは約850nmの波長の レーザー光を供し、前記適用に有用である。Al含有量を増加させると(x<1 )、レーザー波長を約750nmに低下させることが できる。貯蔵密度は短い波長のレーザーを使用することによって増大させること ができる。 本発明の化合物は光学貯蔵媒体として適し、レーザーでアドレスされる系、例 えば、光学記録媒体において使用する染料と組み合わせることができる。 本発明によって記載されるスメクチックおよび/またはネマチック特性を開発 することができる。 例えば、本発明の物質は強誘電性混合物およびデバイスを製造するのに使用で きる。 また、本発明の化合物は焦電デバイス、例えば、ディテクター、ステアリング アレイおよびビジコンカメラで使用することもできる。 図11は本発明の物質を含む簡単な焦電ディテクターを示す。 焦電ディテクターは電極板1,2よりなり、その少なくとも一方は画素化でき る。操作において、ディテクターを放射、例えば赤外放射に暴露し、これは電極 1によって吸収される。この結果、温度が上昇し、これは伝導によって焦電物質 の層3に伝達される。温度変化の結果、熱膨張が生じ、電荷が発生する。自発分 極の変化、温度の変化に伴うPsによる電荷出力と比較 してこの電荷の変化は通常は小さく、これは、一次焦電効果を構成する。電荷の 変化の結果、電極間の電位差の変化が生じる。各絵素上の電荷を読み出すことが でき、得られた信号を用いて、例えば、ビデオモニターにおけるスキャンニング 回路を変調し、また、紫外線スキャンの可視像で使用される。 また、本発明の物質の選択的反射特性は、本発明の物質がインクおよび塗料で 用いられるのを可能とし、従って、それらは偽造防止操作で有用であり得る。ま た、それらはいわゆる安全インク(security ink)で使用される。他の適用は熱 制御管理を含み、例えば、該物質をコーティングに含ませることができ、これは 赤外線放射を反射させるために1以上の窓に適用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マン,テイモシー・アール イギリス国、ハル・エイチ・ユー・6・ 7・アール・エツクス、デパートメント・ オブ・ケミストリー、ユニバーシテイ・オ ブ・ハル(番地なし) (72)発明者 ハーレイ,ジユリー・アン イギリス国、ハル・エイチ・ユー・6・ 7・アール・エツクス、デパートメント・ オブ・ケミストリー、ユニバーシテイ・オ ブ・ハル(番地なし) (72)発明者 マクドネル,デイミアン・ジエラード イギリス国、ウスター・ダブリユ・アー ル・14・3・ピー・エス、マルバーン、セ ント・アンドリユーズ・ロード、デイフエ ンス・リサーチ・エージエンシー(番地な し)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式I: [式中、n=3−30;XおよびYは独立してC1-6アルキル、フェニルまたは 式II: (CH2pO−M II {式中、p=1−20であり、Mは式III: (式中、a、bおよびgは独立して0および1より選択され;GはCO2、OC Oから選択されるが、g=0である場合は単結合であり;j=0−4;Fは1以 上のフェニル環は側方にフ ッ素化され得ることを示し;ZはR、OR、CO2R、OCOR、CNから選択 され、ここでRはC1-20分岐または直鎖アルキルから選択され、キラル中心を含 むことができる) の基である} から選択され、 但し、XおよびYのうちの少なくとも一方は式IIから選択される] の化合物。 2. XまたはYがメチルまたはエチルから選択され;n=4−16;p=1− 16;j=0または1である請求項1記載の化合物。 3. XまたはYがメチルである請求項2記載の化合物。 4. 請求項1記載の化合物の少なくとも1種を含む液晶混合物。 5. 請求項1記載の化合物の少なくとも1種を含む強誘電性液晶混合物。 6. 請求項1記載の化合物の少なくとも1種を含むコレステリック液晶混合物 。 7. 請求項1記載の化合物および以下の一般式: [式中、R1およびR2は独立してC3−C12アルキルまたはアルコキシである] のホスト物質を含有する液晶混合物。 8. 請求項1記載の化合物および以下の一般式: [式中、R1およびR2は独立してC3−C12アルキルまたはアルコキシであり、 xは1であり、Fは特定のフェニル環上の利用可能な置換位置の少なくとも1つ に存在し得る] のホスト物質を含有する液晶混合物。 9. 請求項1記載の化合物および以下の一般式: [式中、R1およびR2は独立してC3−C12アルキルまたはアルコキシである] のホスト物質を含有する液晶混合物。 10. 請求項1記載の化合物および以下の一般式: [式中、R1はC3−C12アルキルであり、R2はnが1ないし5であって、Xが CNまたはClである一般式(CH2n−CHXCH2CH3によって示される] のホスト物質を含有する液晶混合物。 11. 請求項1記載の化合物および以下の一般式: [式中、R1およびR2は独立してC1−C15アルキルまたはアルコキシである] のホスト物質を含有する液晶混合物。 12. 請求項1記載の化合物および以下の一般式: [式中、R1およびR2は独立してC3−C9アルキルまたはアルコキシである] のホスト物質を含有する液晶混合物。 13. 請求項1の化合物および線状側鎖液晶ポリシロキサンを含有する液晶混 合物。 14. 請求項4、5または6のいずれかに記載の混合物を含むことを特徴とす る液晶電気光学ディスプレイデバイス。 15. 請求項4、5または6のいずれかに記載の液晶混合物を含むことを特徴 とする、2つの離間して設けられたセル壁および該セル壁間に封入された液晶物 質の層を含むデバイスであって、各セル壁が電極構造を担持し、かつ少なくとも 1つの表面が配向層で処理されているデバイス。 16. 請求項4記載の液晶混合物を含むことを特徴とする、2つの離間して設 けられた電極および該電極の間に封入された液晶物質の層を含む焦電デバイス。 17. 請求項1記載の1種以上の化合物および染料物質を含む記録層を含む光 学記録媒体。
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