JPH1152863A - 布製品の貸与供給方法及びデ−タコ−ド印刷シ−ト - Google Patents
布製品の貸与供給方法及びデ−タコ−ド印刷シ−トInfo
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- JPH1152863A JPH1152863A JP9227302A JP22730297A JPH1152863A JP H1152863 A JPH1152863 A JP H1152863A JP 9227302 A JP9227302 A JP 9227302A JP 22730297 A JP22730297 A JP 22730297A JP H1152863 A JPH1152863 A JP H1152863A
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- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5254—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ユニホーム等の布製品にばバーコード印刷シー
トを貼着し、その布製品をバーコードによる管理のもと
で貸与及び洗濯を繰り返して供給する場合、100回も
の洗濯を行っても、依然としてバーコードの成功率10
0%の読み取りを可能として貸与を円滑に行い得るよう
にする。 【解決手段】布製品にデータコード印刷シートを貼着
し、その布製品をデータコードによる管理のもとで貸与
及び洗濯を繰り返して供給する方法において、上記デー
タコード印刷シートに、粘度平均分子量が50万〜10
00万の超高分子ポリエチレンの多孔質層をインク受容
層とし、平均表面粗さRaが5μm以下で、収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%
以下であり、インク受容層にデータコードを印刷してな
るデータコード印刷シートを用いる。
トを貼着し、その布製品をバーコードによる管理のもと
で貸与及び洗濯を繰り返して供給する場合、100回も
の洗濯を行っても、依然としてバーコードの成功率10
0%の読み取りを可能として貸与を円滑に行い得るよう
にする。 【解決手段】布製品にデータコード印刷シートを貼着
し、その布製品をデータコードによる管理のもとで貸与
及び洗濯を繰り返して供給する方法において、上記デー
タコード印刷シートに、粘度平均分子量が50万〜10
00万の超高分子ポリエチレンの多孔質層をインク受容
層とし、平均表面粗さRaが5μm以下で、収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%
以下であり、インク受容層にデータコードを印刷してな
るデータコード印刷シートを用いる。
Description
【0001】
【従来の技術】本発明は、布製品、例えば、仕事服等の
ユニホ−ムを貸与供給する方法に関するものである。
ユニホ−ムを貸与供給する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】布製品、例えば、仕事服等のユニホ−ム
を貸与供給(レンタル)する場合、貸与終了ごとにクリ
−ニングを行い、再度貸与することを繰り返している。
周知の通り、商品の販売管理には、バ−コ−ド方式が汎
用されており、上記ユニホ−ムのレンタル管理にもバ−
コ−ド方式の使用が考えられる。本出願人においては、
バ−コ−ド印刷シ−トとして、粒度平均分子量が30万
〜1000万の超高分子ポリエチレンからなる、平均孔
径100μm以下の多孔質層をインク受容層とし、この
インク受容層層に熱転写方式等でバ−コ−ドを印刷して
なるものを既に提案した(特開平9−39141号)。
このバ−コ−ド印刷シ−トにおいては、超高分子ポリ
エチレン自体が優れた耐摩耗性を有し、かつインクが多
孔内に含浸保持されているために、抜群の耐摩耗性を呈
し、オ−バコ−トなしでも商品移送中での頻繁な払拭接
触に耐え得る、インク受容層の熱伝導率が低く熱転写
印刷に要する熱エネルギ−を少なくでき、熱転写ヘッド
の蓄熱量を低減でき、熱転写印刷を容易に行い得る等の
利点を有する。
を貸与供給(レンタル)する場合、貸与終了ごとにクリ
−ニングを行い、再度貸与することを繰り返している。
周知の通り、商品の販売管理には、バ−コ−ド方式が汎
用されており、上記ユニホ−ムのレンタル管理にもバ−
コ−ド方式の使用が考えられる。本出願人においては、
バ−コ−ド印刷シ−トとして、粒度平均分子量が30万
〜1000万の超高分子ポリエチレンからなる、平均孔
径100μm以下の多孔質層をインク受容層とし、この
インク受容層層に熱転写方式等でバ−コ−ドを印刷して
なるものを既に提案した(特開平9−39141号)。
このバ−コ−ド印刷シ−トにおいては、超高分子ポリ
エチレン自体が優れた耐摩耗性を有し、かつインクが多
孔内に含浸保持されているために、抜群の耐摩耗性を呈
し、オ−バコ−トなしでも商品移送中での頻繁な払拭接
触に耐え得る、インク受容層の熱伝導率が低く熱転写
印刷に要する熱エネルギ−を少なくでき、熱転写ヘッド
の蓄熱量を低減でき、熱転写印刷を容易に行い得る等の
利点を有する。
【0003】そこで、本発明者等は、上記ユニホ−ム等
のレンタル管理に、上記特開平9−39141号により
開示したバ−コ−ド印刷シ−トを使用することを試み
た。このバ−コ−ド印刷シ−トにおいては、人工汗で濡
らした布で一万回擦っても、100%の成功率で読み取
り得る高い耐摩耗性を呈する。特に、表面粗さRaが小
さいものほど、単位面積当りのインクの接触面積が大き
くなり、インクの多孔質層内への浸透が促され、かつ、
熱転写印刷ヘッドからの熱伝達の均一化が図られるの
で、インクとインク受容層との結合強度が高められて耐
摩耗性の一層の向上が期待できる。
のレンタル管理に、上記特開平9−39141号により
開示したバ−コ−ド印刷シ−トを使用することを試み
た。このバ−コ−ド印刷シ−トにおいては、人工汗で濡
らした布で一万回擦っても、100%の成功率で読み取
り得る高い耐摩耗性を呈する。特に、表面粗さRaが小
さいものほど、単位面積当りのインクの接触面積が大き
くなり、インクの多孔質層内への浸透が促され、かつ、
熱転写印刷ヘッドからの熱伝達の均一化が図られるの
で、インクとインク受容層との結合強度が高められて耐
摩耗性の一層の向上が期待できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等の検討結果によれば、上記超高分子ポリエチレン多
孔質層をインク受容層とするバ−コ−ド印刷シ−トであ
って、平均表面粗さRaが5μm以下と小なるものを使
用しても、一回70℃×30分の洗濯を100回行う
と、バ−コ−ドリ−ダによる成功率100%の読み取り
が不可となるケ−スが多い。この原因を究明するため
に、更に、鋭意検討した結果、インク受容層の熱収縮性
に原因があることを知った。
者等の検討結果によれば、上記超高分子ポリエチレン多
孔質層をインク受容層とするバ−コ−ド印刷シ−トであ
って、平均表面粗さRaが5μm以下と小なるものを使
用しても、一回70℃×30分の洗濯を100回行う
と、バ−コ−ドリ−ダによる成功率100%の読み取り
が不可となるケ−スが多い。この原因を究明するため
に、更に、鋭意検討した結果、インク受容層の熱収縮性
に原因があることを知った。
【0005】上記超高分子ポリエチレン多孔質層のイン
ク受容層は、超高分子ポリエチレン粉体の多孔焼結体を
フィルム状に切削したり、超高分子ポリエチレンの押出
し成形シ−トを延伸加工することにより製作され、その
製作過程において分子鎖が強制的に伸ばされた状態で固
化凍結されるために、熱収縮性の帯有は不可避的であ
る。この熱収縮性に基づいて発生する最大の熱応力f
は、熱収縮率をk、ヤング率をeとすれば、f=keで
与えられ、超高分子ポリエチレンのヤング率が大であっ
ても、多孔組織のもとでのヤング率が著しく小であるか
ら、前記の熱応力keも低くなる。
ク受容層は、超高分子ポリエチレン粉体の多孔焼結体を
フィルム状に切削したり、超高分子ポリエチレンの押出
し成形シ−トを延伸加工することにより製作され、その
製作過程において分子鎖が強制的に伸ばされた状態で固
化凍結されるために、熱収縮性の帯有は不可避的であ
る。この熱収縮性に基づいて発生する最大の熱応力f
は、熱収縮率をk、ヤング率をeとすれば、f=keで
与えられ、超高分子ポリエチレンのヤング率が大であっ
ても、多孔組織のもとでのヤング率が著しく小であるか
ら、前記の熱応力keも低くなる。
【0006】かかる低熱応力にもかかわらず、上記の実
験結果で判明した熱収縮性への依存性は、多回数の洗濯
中での頻繁な界面活性剤やアリカリ及び高温度(70℃
程度)溶剤との接触により、超高分子ポリエチレンの応
力亀裂が促され、上記低熱応力のもとでも、超高分子ポ
リエチレン多孔質組織が崩壊されるためであると推定さ
れる。
験結果で判明した熱収縮性への依存性は、多回数の洗濯
中での頻繁な界面活性剤やアリカリ及び高温度(70℃
程度)溶剤との接触により、超高分子ポリエチレンの応
力亀裂が促され、上記低熱応力のもとでも、超高分子ポ
リエチレン多孔質組織が崩壊されるためであると推定さ
れる。
【0007】本発明の目的は、ユニホ−ム等の布製品に
ばバ−コ−ド印刷シ−トを貼着し、その布製品をバ−コ
−ドによる管理のもとで貸与及び洗濯を繰り返して供給
する場合、100回もの洗濯を行っても、依然としてバ
−コ−ドの成功率100%の読み取りを可能として貸与
を円滑に行い得るようにすることにある。
ばバ−コ−ド印刷シ−トを貼着し、その布製品をバ−コ
−ドによる管理のもとで貸与及び洗濯を繰り返して供給
する場合、100回もの洗濯を行っても、依然としてバ
−コ−ドの成功率100%の読み取りを可能として貸与
を円滑に行い得るようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る布製品の貸
与供給方法は、布製品にデ−タコ−ド印刷シ−トを貼着
し、その布製品をデ−タコ−ドによる管理のもとで貸与
及び洗濯を繰り返して供給する方法において、上記デ−
タコ−ド印刷シ−トに、粒度平均分子量が50万〜10
00万の超高分子ポリエチレンの多孔質層をインク受容
層とし、平均表面粗さRaが5μm以下で、収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%
以下であり、インク受容層にデ−タコ−ドを印刷してな
るデ−タコ−ド印刷シ−トを用いることを特徴とする構
成である。
与供給方法は、布製品にデ−タコ−ド印刷シ−トを貼着
し、その布製品をデ−タコ−ドによる管理のもとで貸与
及び洗濯を繰り返して供給する方法において、上記デ−
タコ−ド印刷シ−トに、粒度平均分子量が50万〜10
00万の超高分子ポリエチレンの多孔質層をインク受容
層とし、平均表面粗さRaが5μm以下で、収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%
以下であり、インク受容層にデ−タコ−ドを印刷してな
るデ−タコ−ド印刷シ−トを用いることを特徴とする構
成である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における貸与供給対象の布
製品としては、作業服等のユニホ−ム、ホテルやレスト
ラン等で使用するシ−ツや寝具やテ−ブルクロス、病院
で使用するシ−ツや寝具等を挙げることができる。洗濯
は、水と洗剤を使用するランドリ−の使用も可能である
が、水以外の溶剤、例えば、石油炭化水素、塩化炭化水
素等を用いるドライクリ−ニングを使用することが好ま
しく、ドライクリ−ニングの場合、陰イオン系または非
イオン系界面活性剤を主とした洗剤を使用しつつ、溶剤
濃度をコントロ−ルして水溶性汚れも除去することがで
きる。洗濯においては、炭酸ナトリウム等のアルカリ性
物質を用い、汚れの油脂類等の遊離脂肪酸をケン化して
可溶化し、また澱粉質等の含水炭化系汚れを膨潤させて
水中に除去させることもできる。本発明により布製品の
貸与供給するには、粒度平均分子量が50万〜1000
万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であり、平均表面
粗さRaが5μm以下で、空気接触下での熱収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での熱収縮率が5
%以下であるインク受容層にバ−コ−ドを印刷してなる
バ−コ−ド印刷シ−トを布製品に貼着し、その布製品を
バ−コ−ドによる管理のもとで貸与及び洗濯を繰り返し
て行く。
製品としては、作業服等のユニホ−ム、ホテルやレスト
ラン等で使用するシ−ツや寝具やテ−ブルクロス、病院
で使用するシ−ツや寝具等を挙げることができる。洗濯
は、水と洗剤を使用するランドリ−の使用も可能である
が、水以外の溶剤、例えば、石油炭化水素、塩化炭化水
素等を用いるドライクリ−ニングを使用することが好ま
しく、ドライクリ−ニングの場合、陰イオン系または非
イオン系界面活性剤を主とした洗剤を使用しつつ、溶剤
濃度をコントロ−ルして水溶性汚れも除去することがで
きる。洗濯においては、炭酸ナトリウム等のアルカリ性
物質を用い、汚れの油脂類等の遊離脂肪酸をケン化して
可溶化し、また澱粉質等の含水炭化系汚れを膨潤させて
水中に除去させることもできる。本発明により布製品の
貸与供給するには、粒度平均分子量が50万〜1000
万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であり、平均表面
粗さRaが5μm以下で、空気接触下での熱収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での熱収縮率が5
%以下であるインク受容層にバ−コ−ドを印刷してなる
バ−コ−ド印刷シ−トを布製品に貼着し、その布製品を
バ−コ−ドによる管理のもとで貸与及び洗濯を繰り返し
て行く。
【0010】図1は本発明において使用するバ−コ−ド
印刷シ−トの一例を示している。図1において、1はイ
ンク受容層を示し、粒度平均分子量が50万〜1000
万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であって、平均表
面粗さRa〔触針の先端半径2μmの触針式表面粗さ測
定器をカットオフ0.8mm、速度0.3mm/秒で移
動させ、触針の上下動の変位の平均値を測定〕が5μm
以下で、空気接触下での通常の収縮率またはpH10〜
11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%以下とされて
いる。2は印刷されたバ−コ−ドを示し、多孔層1内に
インクが含浸保持されている。3は支持体としての不透
光層、例えば白色層、4は支持体3の裏面に設けられた
接着剤層である。
印刷シ−トの一例を示している。図1において、1はイ
ンク受容層を示し、粒度平均分子量が50万〜1000
万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であって、平均表
面粗さRa〔触針の先端半径2μmの触針式表面粗さ測
定器をカットオフ0.8mm、速度0.3mm/秒で移
動させ、触針の上下動の変位の平均値を測定〕が5μm
以下で、空気接触下での通常の収縮率またはpH10〜
11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%以下とされて
いる。2は印刷されたバ−コ−ドを示し、多孔層1内に
インクが含浸保持されている。3は支持体としての不透
光層、例えば白色層、4は支持体3の裏面に設けられた
接着剤層である。
【0011】上記インク受容層は、超高分子ポリエチレ
ンシ−トを延伸する方法、超高分子ポリエチレン粉体
(平均粒径100μm以下)の多孔焼結体をフィルム状
に切削する方法、微粒子分散超高分子ポリエチレンフィ
ルムまたは塗工層から微粒子を溶出処理等により除去す
る方法、超高分子ポリエチレン粉末を加熱下で融着する
方法(特許第2020026号)等により得ることがで
き、インク受容層の形成方法に応じ、支持体上にコ−テ
ング等により直接形成すること、別途成形して支持体上
にラミネ−トすることを選択できる。上記インク受容層
の多孔質は、通常連続気泡構造であり、気孔率は通常1
0〜80%、好ましくは、20〜70%とされる(10
%以下では、インクが含浸され難くなり、80%以上で
は、機械的強度が不充分となる)。上記インク受容層の
厚みは、通常10〜500μm、好ましくは20〜30
0μm、特に好ましくは30〜200μmとされる(1
0μm以下では、インクの含浸深さが浅くなって含浸イ
ンクの保持性が不足し、500μm以上では剪断による
層内破壊が生じ易くなる)。上記インク受容層のインク
浸透性を向上させるためにコロナ処理、プラズマ処理、
ケミカルエッチング処理を施すこと、耐熱性を向上させ
るために電子照射により架橋させること等も可能であ
る。上記インク受容層には着色剤や酸化防止剤を配合す
ることができ、通常着色剤の配合量は超高分子ポリエチ
レン100重量部に対し30重量部以下とされ、酸化防
止剤の配合量は超高分子ポリエチレン100重量部に対
し10重量部以下とされる。着色剤としては、インクの
着色剤とのコントラストが強いものが使用され、後述す
るインクの着色剤から選択でき、酸化防止剤としては、
例えば、芳香族アミン類、硫黄系化合物、リン系化合
物、ヒドラジン類、オキサミド類を使用できる。
ンシ−トを延伸する方法、超高分子ポリエチレン粉体
(平均粒径100μm以下)の多孔焼結体をフィルム状
に切削する方法、微粒子分散超高分子ポリエチレンフィ
ルムまたは塗工層から微粒子を溶出処理等により除去す
る方法、超高分子ポリエチレン粉末を加熱下で融着する
方法(特許第2020026号)等により得ることがで
き、インク受容層の形成方法に応じ、支持体上にコ−テ
ング等により直接形成すること、別途成形して支持体上
にラミネ−トすることを選択できる。上記インク受容層
の多孔質は、通常連続気泡構造であり、気孔率は通常1
0〜80%、好ましくは、20〜70%とされる(10
%以下では、インクが含浸され難くなり、80%以上で
は、機械的強度が不充分となる)。上記インク受容層の
厚みは、通常10〜500μm、好ましくは20〜30
0μm、特に好ましくは30〜200μmとされる(1
0μm以下では、インクの含浸深さが浅くなって含浸イ
ンクの保持性が不足し、500μm以上では剪断による
層内破壊が生じ易くなる)。上記インク受容層のインク
浸透性を向上させるためにコロナ処理、プラズマ処理、
ケミカルエッチング処理を施すこと、耐熱性を向上させ
るために電子照射により架橋させること等も可能であ
る。上記インク受容層には着色剤や酸化防止剤を配合す
ることができ、通常着色剤の配合量は超高分子ポリエチ
レン100重量部に対し30重量部以下とされ、酸化防
止剤の配合量は超高分子ポリエチレン100重量部に対
し10重量部以下とされる。着色剤としては、インクの
着色剤とのコントラストが強いものが使用され、後述す
るインクの着色剤から選択でき、酸化防止剤としては、
例えば、芳香族アミン類、硫黄系化合物、リン系化合
物、ヒドラジン類、オキサミド類を使用できる。
【0012】上記インク受容層とバ−コ−ドとのコント
ラストを強くするために、インク受容層に着色顔料(白
色顔料)を配合することの外、インク受容層内に白色の
不透光層、例えば、紙、不織布、樹脂フィルム、金属シ
−ト、金属ネット等を介在させることも可能である。こ
の紙としては、上質紙、ア−ト紙、コ−ト紙等の天然
紙、ポリプロピレン等の合成紙を挙げることができる。
また、樹脂フィルムの樹脂としては、エチレンセルロ−
スやセルロ−スアセテ−ト等のセルロ−ス系樹脂、他種
のポリエチレンやポリプロピレンやエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体等のオレフイン系樹脂、ポリスチレンやポリ
塩化ビニル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレ
−トやポリスチレンナフタレ−ト等のポリエステル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、キシレン
系樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリカ−ボネ−トア
クリル系樹脂、ポリアリレ−ト等を挙げることができ
る。更に、同上樹脂として、ポリイミド、ポリエ−テル
エ−テルケトン、ポリエ−テルスルホン、ポリエ−テル
イミド、ポリスルホン、ポリフェニレンサルファイド、
ポリアミドイミド、芳香族ポリアミド、ポリパラバン
酸、シリコ−ン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂等の耐
熱性樹脂やエポキシアクリル系樹脂、ウレタンアクリル
系樹脂、ポリエステルアクリル系樹脂、アクリル酸エス
テル系樹脂、アルキッドアクリル系樹脂、シリコ−ンア
クリル系樹脂、ポリエチレン/ポリオ−ル系樹脂、アミ
ノアルキッド系樹脂等の紫外線硬化系樹脂も挙げること
ができる。
ラストを強くするために、インク受容層に着色顔料(白
色顔料)を配合することの外、インク受容層内に白色の
不透光層、例えば、紙、不織布、樹脂フィルム、金属シ
−ト、金属ネット等を介在させることも可能である。こ
の紙としては、上質紙、ア−ト紙、コ−ト紙等の天然
紙、ポリプロピレン等の合成紙を挙げることができる。
また、樹脂フィルムの樹脂としては、エチレンセルロ−
スやセルロ−スアセテ−ト等のセルロ−ス系樹脂、他種
のポリエチレンやポリプロピレンやエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体等のオレフイン系樹脂、ポリスチレンやポリ
塩化ビニル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレ
−トやポリスチレンナフタレ−ト等のポリエステル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、キシレン
系樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリカ−ボネ−トア
クリル系樹脂、ポリアリレ−ト等を挙げることができ
る。更に、同上樹脂として、ポリイミド、ポリエ−テル
エ−テルケトン、ポリエ−テルスルホン、ポリエ−テル
イミド、ポリスルホン、ポリフェニレンサルファイド、
ポリアミドイミド、芳香族ポリアミド、ポリパラバン
酸、シリコ−ン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂等の耐
熱性樹脂やエポキシアクリル系樹脂、ウレタンアクリル
系樹脂、ポリエステルアクリル系樹脂、アクリル酸エス
テル系樹脂、アルキッドアクリル系樹脂、シリコ−ンア
クリル系樹脂、ポリエチレン/ポリオ−ル系樹脂、アミ
ノアルキッド系樹脂等の紫外線硬化系樹脂も挙げること
ができる。
【0013】上記バ−コ−ドの印刷は、熱転写方式やイ
ンクジェツト方式によって行うことができる。インクに
は、1種または2種以上の着色剤とポリオレフィンをロ
−ルミルやポットミル等の混練機で加熱混合したものを
使用でき、適宜、溶剤により流動性を調製することがで
きる。ポリオレフィンには、例えば、粘度平均分子量が
500〜30万、好ましくは1000〜1万のポリエチ
レンやポリプロピレンを使用できる。着色剤には、無機
系または有機系が使用される。無機系としてはカ−ボン
等の黒色物の外、シリカ、チタニア、アルミナ、亜鉛
華、ジリコニア、酸化カルシウム、炭酸カルシウム、マ
イカ等の白色物、酸化マンガン/アルミナ、酸化クロム
/酸化錫、酸化鉄、硫化カドミウム/硫化セレン等の赤
色物、酸化コバルト、ジルコニア/酸化バナジウム、酸
化クロム/五酸化二バナジウム等の青色物、酸化クロム
/酸化コバルト/酸化鉄/酸化マンガン、クロム酸塩、
過マンガン酸塩等の黒色物、ジリコニウム/珪素/プラ
セオジム、バナジウム/錫、クロム/チタン/アンチモ
ン等の黄色物、酸化クロム、コバルト/クロム、アルミ
ナ/クロム等の緑色物、アルミニウム/マンガン、鉄/
珪素/ジリコニウム等の桃色物等を挙げることができ
る。有機系としては、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔
料、トリフェニルメタン系顔料、バット系染色顔料、キ
ナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料等を挙げる
ことができる。これら顔料の添加料は、通常ポリオレフ
ィン100重量部に対し、50〜500重量部、好まし
くは100〜300重量部とされる。上記熱転写印刷に
おいて使用する印字リボンには、支持基材(例えば、ポ
リレエステル、ポリイミド、フッ素樹脂のフィルムや
布)にインクを塗布または含浸したものを用いることが
でき(塗布厚みは通常0.2〜5μm、好ましくは0.
8〜1.5μm)、インク層の密着性を向上するため
に、支持基材にワックス塗布等のアンダ−コ−ティグを
施すことが好ましい。上記印刷には、熱転写方式以外に
ジエット方式等の使用も可能であり、印刷方式の如何に
よっては、パタ−ン付与後に、熱ロ−ル等による加熱加
圧処理でインクの多孔インク受容層内への浸透を増進す
こともできる。上記インク受容層に印刷するデ−タコ−
ドのパタ−ンには、通常バ−コ−ドが使用されるが、ド
ットコ−ド等を使用することも可能である。
ンクジェツト方式によって行うことができる。インクに
は、1種または2種以上の着色剤とポリオレフィンをロ
−ルミルやポットミル等の混練機で加熱混合したものを
使用でき、適宜、溶剤により流動性を調製することがで
きる。ポリオレフィンには、例えば、粘度平均分子量が
500〜30万、好ましくは1000〜1万のポリエチ
レンやポリプロピレンを使用できる。着色剤には、無機
系または有機系が使用される。無機系としてはカ−ボン
等の黒色物の外、シリカ、チタニア、アルミナ、亜鉛
華、ジリコニア、酸化カルシウム、炭酸カルシウム、マ
イカ等の白色物、酸化マンガン/アルミナ、酸化クロム
/酸化錫、酸化鉄、硫化カドミウム/硫化セレン等の赤
色物、酸化コバルト、ジルコニア/酸化バナジウム、酸
化クロム/五酸化二バナジウム等の青色物、酸化クロム
/酸化コバルト/酸化鉄/酸化マンガン、クロム酸塩、
過マンガン酸塩等の黒色物、ジリコニウム/珪素/プラ
セオジム、バナジウム/錫、クロム/チタン/アンチモ
ン等の黄色物、酸化クロム、コバルト/クロム、アルミ
ナ/クロム等の緑色物、アルミニウム/マンガン、鉄/
珪素/ジリコニウム等の桃色物等を挙げることができ
る。有機系としては、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔
料、トリフェニルメタン系顔料、バット系染色顔料、キ
ナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料等を挙げる
ことができる。これら顔料の添加料は、通常ポリオレフ
ィン100重量部に対し、50〜500重量部、好まし
くは100〜300重量部とされる。上記熱転写印刷に
おいて使用する印字リボンには、支持基材(例えば、ポ
リレエステル、ポリイミド、フッ素樹脂のフィルムや
布)にインクを塗布または含浸したものを用いることが
でき(塗布厚みは通常0.2〜5μm、好ましくは0.
8〜1.5μm)、インク層の密着性を向上するため
に、支持基材にワックス塗布等のアンダ−コ−ティグを
施すことが好ましい。上記印刷には、熱転写方式以外に
ジエット方式等の使用も可能であり、印刷方式の如何に
よっては、パタ−ン付与後に、熱ロ−ル等による加熱加
圧処理でインクの多孔インク受容層内への浸透を増進す
こともできる。上記インク受容層に印刷するデ−タコ−
ドのパタ−ンには、通常バ−コ−ドが使用されるが、ド
ットコ−ド等を使用することも可能である。
【0014】図1における接着剤層4には、感圧型の使
用も可能であるが、ホットメルト型を使用することが好
ましく、このホットメルト型としては、例えば、エチレ
ン/酢酸ビニル系、ポリオレフィン系、ポリアミド系、
スチレン系、エラストマ−系、ポリエステル系、ポリウ
レタン系等を挙げることができ、その厚みは通常1〜5
00μmとされる。
用も可能であるが、ホットメルト型を使用することが好
ましく、このホットメルト型としては、例えば、エチレ
ン/酢酸ビニル系、ポリオレフィン系、ポリアミド系、
スチレン系、エラストマ−系、ポリエステル系、ポリウ
レタン系等を挙げることができ、その厚みは通常1〜5
00μmとされる。
【0015】本発明によりユニホ−ム等の布製品を貸与
供給するには、上記のバ−コ−ド印刷シ−トを布製品に
アイロン等で接着剤層により貼着し、このバ−コ−ド貼
着ユニホ−ムを工場や病院等に貸与し、所定の使用期間
を待って回収し、洗濯し、この洗濯で洗剤による浸透作
用(洗剤溶液の繊維と汚れとの間への浸透)、吸着作用
(洗剤分子の親油基が垢や油汚れに吸着する)、膨潤作
用(前記洗剤分子の吸着により垢や油汚れが膨潤され、
繊維から離れる)、分散作用(繊維から分離された膨潤
垢が機械的に細断され、この細断粒子が洗剤分子で包囲
されて繊維への再付着が防止される)及び乳化作用(前
記分散が更に進んで微粒子化と洗剤分子による完全包囲
が促される)等と溶剤の流動による機械的作用で汚れを
除去していく。アルカリ性物質を用い、汚れの油脂類等
の遊離脂肪酸をケン化して可溶化し、そのセッケンで澱
粉質等の含水炭素系汚れを膨潤させて水中に除去させる
こともできる。この洗濯後は、再貸与を行い、以後、回
収−洗濯−貸与を繰り返していく。
供給するには、上記のバ−コ−ド印刷シ−トを布製品に
アイロン等で接着剤層により貼着し、このバ−コ−ド貼
着ユニホ−ムを工場や病院等に貸与し、所定の使用期間
を待って回収し、洗濯し、この洗濯で洗剤による浸透作
用(洗剤溶液の繊維と汚れとの間への浸透)、吸着作用
(洗剤分子の親油基が垢や油汚れに吸着する)、膨潤作
用(前記洗剤分子の吸着により垢や油汚れが膨潤され、
繊維から離れる)、分散作用(繊維から分離された膨潤
垢が機械的に細断され、この細断粒子が洗剤分子で包囲
されて繊維への再付着が防止される)及び乳化作用(前
記分散が更に進んで微粒子化と洗剤分子による完全包囲
が促される)等と溶剤の流動による機械的作用で汚れを
除去していく。アルカリ性物質を用い、汚れの油脂類等
の遊離脂肪酸をケン化して可溶化し、そのセッケンで澱
粉質等の含水炭素系汚れを膨潤させて水中に除去させる
こともできる。この洗濯後は、再貸与を行い、以後、回
収−洗濯−貸与を繰り返していく。
【0016】本発明においては、バ−コ−ド印刷シ−ト
に、粒度平均分子量が50万〜1000万の超高分子ポ
リエチレンの多孔質層であり、平均表面粗さRaが5μ
m以下で、収縮率が5%以下であるインク受容層にバ−
コ−ドを印刷したものを使用しており、次の実施例から
明らかな通り、業務用洗濯機で100回洗濯したのちで
も、バ−コ−ドの読み取りが可能であり、1回/1週間
の割合で洗濯を行うものとしても、約2年も円滑にバ−
コ−ド管理できる。
に、粒度平均分子量が50万〜1000万の超高分子ポ
リエチレンの多孔質層であり、平均表面粗さRaが5μ
m以下で、収縮率が5%以下であるインク受容層にバ−
コ−ドを印刷したものを使用しており、次の実施例から
明らかな通り、業務用洗濯機で100回洗濯したのちで
も、バ−コ−ドの読み取りが可能であり、1回/1週間
の割合で洗濯を行うものとしても、約2年も円滑にバ−
コ−ド管理できる。
【0017】多孔質インク受容層の平均表面粗さRaを
小にすることは、単位面積当りのインクの接触面積を大
きくでき、インクの多孔質層内への浸透を促し得、か
つ、熱転写印刷ヘッドからの熱伝達の均一化を図りえる
ので、インクとインク受容層との結合強度を高め得、バ
−コ−ドの読み取り感度の保持に有効である。しかしな
がら、次の実施例と比較例との対比から明らかなよう
に、多孔質インク受容層の平均表面粗さRaを5μm以
下というように小さくしても、収縮率が5%を越える
と、バ−コ−ドの読み取りを満足に行い得ない。その理
由としては、インク受容層に洗濯時の加熱(70℃程
度)や貼着時の加熱で発生する熱応力が通常では不問に
される弱応力であっても、界面活性剤やアルカリとの接
触のもとでは、超高分子ポリエチレンの応力亀裂が進行
し、インク受容層とインクとの結合界面が崩壊されてバ
−コ−ドの表示が不鮮明化されていくものと推定され
る。
小にすることは、単位面積当りのインクの接触面積を大
きくでき、インクの多孔質層内への浸透を促し得、か
つ、熱転写印刷ヘッドからの熱伝達の均一化を図りえる
ので、インクとインク受容層との結合強度を高め得、バ
−コ−ドの読み取り感度の保持に有効である。しかしな
がら、次の実施例と比較例との対比から明らかなよう
に、多孔質インク受容層の平均表面粗さRaを5μm以
下というように小さくしても、収縮率が5%を越える
と、バ−コ−ドの読み取りを満足に行い得ない。その理
由としては、インク受容層に洗濯時の加熱(70℃程
度)や貼着時の加熱で発生する熱応力が通常では不問に
される弱応力であっても、界面活性剤やアルカリとの接
触のもとでは、超高分子ポリエチレンの応力亀裂が進行
し、インク受容層とインクとの結合界面が崩壊されてバ
−コ−ドの表示が不鮮明化されていくものと推定され
る。
【0018】なお、収縮率ξは所定温度下での加熱で収
縮が進行しなくなったときの寸法L0と初期寸法Lとか
ら、ξ=(L−L0)×100/Lで与えられるが、加
熱温度を130℃とし、この温度での加熱後30分での
寸法をL0とし求めることができる。また、請求項にお
ける「pH10〜11のアリカリ水溶液中での収縮率5
%以下」の条件は、上記したアルカリ物質使用による洗
濯を行う場合の条件であり、その洗濯条件はpH10〜
11、温度100℃以下である。
縮が進行しなくなったときの寸法L0と初期寸法Lとか
ら、ξ=(L−L0)×100/Lで与えられるが、加
熱温度を130℃とし、この温度での加熱後30分での
寸法をL0とし求めることができる。また、請求項にお
ける「pH10〜11のアリカリ水溶液中での収縮率5
%以下」の条件は、上記したアルカリ物質使用による洗
濯を行う場合の条件であり、その洗濯条件はpH10〜
11、温度100℃以下である。
【0019】
【実施例】各実施例及び比較例で使用したバ−コ−ド印
刷シ−トは次の通りである。 〔実施例1〕粒度平均分子量が約350万の超高分子ポ
リエチレン(融点135℃)粉末(平均粒径30μm)
を金型に充填し、160℃で加熱焼結して連続気孔の多
孔質丸棒を成形し、冷却後、旋盤で切削して、表面平均
粗さ1μm,収縮率1%,平均孔径20μm,気孔率2
5%,厚み100μmの超高分子ポリエチレン多孔質フ
ィルムを得、このフィルムを厚さ40μmの白色超高分
子ポリエチレンフィルム(非多孔、収縮率2%)にラミ
ネ−トした。このラミネ−トシ−トのインク受容層(超
高分子ポリエチレン多孔質フィルム層)に市販の熱転写
プリンタ−とインクシ−ト(粒度平均分子量が約800
0のホリエチレン100重量部とカ−ボン粉100重量
部とを約200℃で混合したインクを厚さ6μmのポリ
エステルフィルム上にグラビア塗工機で厚さ0.6μm
にて塗布したもの)を用いてバ−コ−ドを印刷すること
によりバ−コ−ド印刷シ−トを作成した。
刷シ−トは次の通りである。 〔実施例1〕粒度平均分子量が約350万の超高分子ポ
リエチレン(融点135℃)粉末(平均粒径30μm)
を金型に充填し、160℃で加熱焼結して連続気孔の多
孔質丸棒を成形し、冷却後、旋盤で切削して、表面平均
粗さ1μm,収縮率1%,平均孔径20μm,気孔率2
5%,厚み100μmの超高分子ポリエチレン多孔質フ
ィルムを得、このフィルムを厚さ40μmの白色超高分
子ポリエチレンフィルム(非多孔、収縮率2%)にラミ
ネ−トした。このラミネ−トシ−トのインク受容層(超
高分子ポリエチレン多孔質フィルム層)に市販の熱転写
プリンタ−とインクシ−ト(粒度平均分子量が約800
0のホリエチレン100重量部とカ−ボン粉100重量
部とを約200℃で混合したインクを厚さ6μmのポリ
エステルフィルム上にグラビア塗工機で厚さ0.6μm
にて塗布したもの)を用いてバ−コ−ドを印刷すること
によりバ−コ−ド印刷シ−トを作成した。
【0020】〔実施例2〕実施例1に対し加熱焼結条件
を変え、超高分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、
表面平均粗さ2μm,収縮率1.5%,平均孔径30μ
m,気孔率35%,厚み100μmのものを使用した以
外、実施例1に同じとした。 〔実施例3〕実施例1に対し加熱焼結条件を変え、超高
分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、表面平均粗さ
0.5μm,収縮率1%,平均孔径20μm,気孔率5
%,厚み100μmのものを使用した以外、実施例1に
同じとした。 〔実施例4〕実施例1に対し加熱焼結条件を変え、超高
分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、表面平均粗さ
5μm,収縮率1.5%,平均孔径60μm,気孔率3
5%,厚み100μmのものを使用した以外、実施例1
に同じとした。
を変え、超高分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、
表面平均粗さ2μm,収縮率1.5%,平均孔径30μ
m,気孔率35%,厚み100μmのものを使用した以
外、実施例1に同じとした。 〔実施例3〕実施例1に対し加熱焼結条件を変え、超高
分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、表面平均粗さ
0.5μm,収縮率1%,平均孔径20μm,気孔率5
%,厚み100μmのものを使用した以外、実施例1に
同じとした。 〔実施例4〕実施例1に対し加熱焼結条件を変え、超高
分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、表面平均粗さ
5μm,収縮率1.5%,平均孔径60μm,気孔率3
5%,厚み100μmのものを使用した以外、実施例1
に同じとした。
【0021】上記の各実施例のバ−コ−ド印刷シ−トを
10着のユニホ−ム(綿1/ポリエステル1の混紡)に
190℃×10秒で貼着し、業務用洗濯機で70℃×3
0分を1回とする洗濯を10回、30回、50回及び1
00回行った時点でのバ−コ−ドリ−ダによるバ−コ−
ドの読み取り成功率を求めたところ、表1の通り、10
0回後でも100%の読み取り成功率であり、長期にわ
たり円滑なバ−コ−ド管理が可能なことが明らかであ
る。
10着のユニホ−ム(綿1/ポリエステル1の混紡)に
190℃×10秒で貼着し、業務用洗濯機で70℃×3
0分を1回とする洗濯を10回、30回、50回及び1
00回行った時点でのバ−コ−ドリ−ダによるバ−コ−
ドの読み取り成功率を求めたところ、表1の通り、10
0回後でも100%の読み取り成功率であり、長期にわ
たり円滑なバ−コ−ド管理が可能なことが明らかであ
る。
【0022】 表1 洗濯10回目 洗濯30回目 洗濯50回目 洗濯100回目 実施例1 100% 100% 100% 100% 実施例2 100% 100% 100% 100% 実施例3 100% 100% 100% 100% 実施例4 100% 100% 100% 100% 比較例1 100% 70% 20% 0% 比較例2 100% 50% 10% 0% 実施例5 100% 100% 100% 100%
【0023】〔比較例1〕実施例1に対し加熱焼結条件
を変え、超高分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、
表面平均粗さ1μm,収縮率6%,平均孔径30μm,
気孔率35%,厚み100μmのものを使用した以外、
実施例1に同じとした。 〔比較例2〕実施例1に対し加熱焼結条件を変え、超高
分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、表面平均粗さ
7μm,収縮率1.5%,平均孔径30μm,気孔率3
5%,厚み100μmのものを使用した以外、実施例1
に同じとした。これら比較例のバ−コ−ド印刷シ−トに
ついても、実施例と同様にして洗濯を行い、バ−コ−ド
の読み取り成功率を求めたところ、表1の通りであっ
た。
を変え、超高分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、
表面平均粗さ1μm,収縮率6%,平均孔径30μm,
気孔率35%,厚み100μmのものを使用した以外、
実施例1に同じとした。 〔比較例2〕実施例1に対し加熱焼結条件を変え、超高
分子ポリエチレン多孔質フィルムとして、表面平均粗さ
7μm,収縮率1.5%,平均孔径30μm,気孔率3
5%,厚み100μmのものを使用した以外、実施例1
に同じとした。これら比較例のバ−コ−ド印刷シ−トに
ついても、実施例と同様にして洗濯を行い、バ−コ−ド
の読み取り成功率を求めたところ、表1の通りであっ
た。
【0024】比較例1では、表面平均粗さが1μmとい
うように小さくても、収縮率が5%を越えているため
に、洗濯50以上では読み取り成功率が20%以下であ
り、信頼性のあるバ−コ−ド管理は不可であり、比較例
2では、収縮率が1.5%という低収縮率であっても、
表面平均粗さが7μmというように大きいために、洗濯
30以上で読み取り成功率が50%以下であり、といて
い信頼性のあるバ−コ−ド管理は望めない。
うように小さくても、収縮率が5%を越えているため
に、洗濯50以上では読み取り成功率が20%以下であ
り、信頼性のあるバ−コ−ド管理は不可であり、比較例
2では、収縮率が1.5%という低収縮率であっても、
表面平均粗さが7μmというように大きいために、洗濯
30以上で読み取り成功率が50%以下であり、といて
い信頼性のあるバ−コ−ド管理は望めない。
【0025】〔実施例5〕粒度平均分子量200万の超
高分子ポリエチレンフィルムを延伸処理して得た表面平
均粗さ0.8μm,収縮率2.5%,平均孔径10〜9
0μm,気孔率20%,厚み100μmの超高分子ポリ
エチレン多孔質フィルムをインク受容層として使用した
以外、実施例1と同じとしてバ−コ−ド印刷シ−トを製
作した。この実施例品についても、実施例1〜4と同様
にして洗濯を行い、バ−コ−ドの読み取り成功率を求め
たところ、表1の通りであり、多孔質超高分子ポリエチ
レンのインク受容層に延伸法によるものを使用しても、
焼結切削法(実施例1〜4)によるものを使用する場合
と同様、100回の洗濯後でも、依然としてバ−コ−ド
を100%成功率で読み取り得ることが明らかである。
高分子ポリエチレンフィルムを延伸処理して得た表面平
均粗さ0.8μm,収縮率2.5%,平均孔径10〜9
0μm,気孔率20%,厚み100μmの超高分子ポリ
エチレン多孔質フィルムをインク受容層として使用した
以外、実施例1と同じとしてバ−コ−ド印刷シ−トを製
作した。この実施例品についても、実施例1〜4と同様
にして洗濯を行い、バ−コ−ドの読み取り成功率を求め
たところ、表1の通りであり、多孔質超高分子ポリエチ
レンのインク受容層に延伸法によるものを使用しても、
焼結切削法(実施例1〜4)によるものを使用する場合
と同様、100回の洗濯後でも、依然としてバ−コ−ド
を100%成功率で読み取り得ることが明らかである。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ユニホ−ム等の布製品
にバ−コ−ド印刷シ−トを貼着し、その布製品をバ−コ
−ドによる管理のもとで貸与及び洗濯を繰り返して供給
する場合、その繰返し回数が100回を越え、100回
以上の洗濯を行っても、バ−コ−ドを100%の読み取
り成功率で読み取ることができ、バ−コ−ドによる高信
頼性の管理のもとで、レンタル事業を円滑に営むことが
可能となる。
にバ−コ−ド印刷シ−トを貼着し、その布製品をバ−コ
−ドによる管理のもとで貸与及び洗濯を繰り返して供給
する場合、その繰返し回数が100回を越え、100回
以上の洗濯を行っても、バ−コ−ドを100%の読み取
り成功率で読み取ることができ、バ−コ−ドによる高信
頼性の管理のもとで、レンタル事業を円滑に営むことが
可能となる。
【図1】本発明において使用するバ−コ−ド印刷シ−ト
の一例を示す図面である。
の一例を示す図面である。
1 インク受容層 2 バ−コ−ド 3 支持体 4 接着剤層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】布製品、例えば、仕事服等のユニホーム
を貸与供給(レンタル)する場合、貸与終了ごとにクリ
ーニングを行い、再度貸与することを繰り返している。
周知の通り、商品の販売管理には、バーコード方式が汎
用されており、上記ユニホームのレンタル管理にもバー
コード方式の使用が考えられる。本出願人においては、
バーコード印刷シートとして、粘度平均分子量が30万
〜1000万の超高分子ポリエチレンからなる、平均孔
径100μm以下の多孔質層をインク受容層とし、この
インク受容層層に熱転写方式等でバーコードを印刷して
なるものを既に提案した(特開平9−39141号)。
このバーコード印刷シートにおいては、超高分子ポリ
エチレン自体が優れた耐摩耗性を有し、かつインクが多
孔内に含浸保持されているために、抜群の耐摩耗性を呈
し、オーバコートなしでも商品移送中での頻繁な払拭接
触に耐え得る、インク受容層の熱伝導率が低く熱転写
印刷に要する熱エネルギーを少なくでき、熱転写ヘッド
の蓄熱量を低減でき、熱転写印刷を容易に行い得る等の
利点を有する。
を貸与供給(レンタル)する場合、貸与終了ごとにクリ
ーニングを行い、再度貸与することを繰り返している。
周知の通り、商品の販売管理には、バーコード方式が汎
用されており、上記ユニホームのレンタル管理にもバー
コード方式の使用が考えられる。本出願人においては、
バーコード印刷シートとして、粘度平均分子量が30万
〜1000万の超高分子ポリエチレンからなる、平均孔
径100μm以下の多孔質層をインク受容層とし、この
インク受容層層に熱転写方式等でバーコードを印刷して
なるものを既に提案した(特開平9−39141号)。
このバーコード印刷シートにおいては、超高分子ポリ
エチレン自体が優れた耐摩耗性を有し、かつインクが多
孔内に含浸保持されているために、抜群の耐摩耗性を呈
し、オーバコートなしでも商品移送中での頻繁な払拭接
触に耐え得る、インク受容層の熱伝導率が低く熱転写
印刷に要する熱エネルギーを少なくでき、熱転写ヘッド
の蓄熱量を低減でき、熱転写印刷を容易に行い得る等の
利点を有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る布製品の貸
与供給方法は、布製品にデータコード印刷シートを貼着
し、その布製品をデータコードによる管理のもとで貸与
及び洗濯を繰り返して供給する方法において、上記デー
タコード印刷シートに、粘度平均分子量が50万〜10
00万の超高分子ポリエチレンの多孔質層をインク受容
層とし、平均表面粗さRaが5μm以下で、収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%
以下であり、インク受容層にデータコードを印刷してな
るデータコード印刷シートを用いることを特徴とする構
成である。
与供給方法は、布製品にデータコード印刷シートを貼着
し、その布製品をデータコードによる管理のもとで貸与
及び洗濯を繰り返して供給する方法において、上記デー
タコード印刷シートに、粘度平均分子量が50万〜10
00万の超高分子ポリエチレンの多孔質層をインク受容
層とし、平均表面粗さRaが5μm以下で、収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%
以下であり、インク受容層にデータコードを印刷してな
るデータコード印刷シートを用いることを特徴とする構
成である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における貸与供給対象の布
製品としては、作業服等のユニホーム、ホテルやレスト
ラン等で使用するシーツや寝具やテーブルクロス、病院
で使用するシーツや寝具等を挙げることができる。洗濯
は、水と洗剤を使用するランドリーの使用も可能である
が、水以外の溶剤、例えば、石油炭化水素、塩化炭化水
素等を用いるドライクリーニングを使用することが好ま
しく、ドライクリーニングの場合、陰イオン系または非
イオン系界面活性剤を主とした洗剤を使用しつつ、溶剤
濃度をコントロールして水溶性汚れも除去することがで
きる。洗濯においては、炭酸ナトリウム等のアルカリ性
物質を用い、汚れの油脂類等の遊離脂肪酸をケン化して
可溶化し、また澱粉質等の含水炭化系汚れを膨潤させて
水中に除去させることもできる。本発明により布製品の
貸与供給するには、粘度平均分子量が50万〜1000
万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であり、平均表面
粗さRaが5μm以下で、空気接触下での熱収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での熱収縮率が5
%以下であるインク受容層にバーコードを印刷してなる
バーコード印刷シートを布製品に貼着し、その布製品を
バーコードによる管理のもとで貸与及び洗濯を繰り返し
て行く。
製品としては、作業服等のユニホーム、ホテルやレスト
ラン等で使用するシーツや寝具やテーブルクロス、病院
で使用するシーツや寝具等を挙げることができる。洗濯
は、水と洗剤を使用するランドリーの使用も可能である
が、水以外の溶剤、例えば、石油炭化水素、塩化炭化水
素等を用いるドライクリーニングを使用することが好ま
しく、ドライクリーニングの場合、陰イオン系または非
イオン系界面活性剤を主とした洗剤を使用しつつ、溶剤
濃度をコントロールして水溶性汚れも除去することがで
きる。洗濯においては、炭酸ナトリウム等のアルカリ性
物質を用い、汚れの油脂類等の遊離脂肪酸をケン化して
可溶化し、また澱粉質等の含水炭化系汚れを膨潤させて
水中に除去させることもできる。本発明により布製品の
貸与供給するには、粘度平均分子量が50万〜1000
万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であり、平均表面
粗さRaが5μm以下で、空気接触下での熱収縮率また
はpH10〜11のアリカリ水溶液中での熱収縮率が5
%以下であるインク受容層にバーコードを印刷してなる
バーコード印刷シートを布製品に貼着し、その布製品を
バーコードによる管理のもとで貸与及び洗濯を繰り返し
て行く。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図1は本発明において使用するバーコード
印刷シートの一例を示している。図1において、1はイ
ンク受容層を示し、粘度平均分子量が50万〜1000
万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であって、平均表
面粗さRa〔触針の先端半径2μmの触針式表面粗さ測
定器をカットオフ0.8mm、速度0.3mm/秒で移
動させ、触針の上下動の変位の平均値を測定〕が5μm
以下で、空気接触下での通常の収縮率またはpH10〜
11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%以下とされて
いる。2は印刷されたバーコードを示し、多孔層1内に
インクが含浸保持されている。3は支持体としての不透
光層、例えば白色層、4は支持体3の裏面に設けられた
接着剤層である。
印刷シートの一例を示している。図1において、1はイ
ンク受容層を示し、粘度平均分子量が50万〜1000
万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であって、平均表
面粗さRa〔触針の先端半径2μmの触針式表面粗さ測
定器をカットオフ0.8mm、速度0.3mm/秒で移
動させ、触針の上下動の変位の平均値を測定〕が5μm
以下で、空気接触下での通常の収縮率またはpH10〜
11のアリカリ水溶液中での収縮率が5%以下とされて
いる。2は印刷されたバーコードを示し、多孔層1内に
インクが含浸保持されている。3は支持体としての不透
光層、例えば白色層、4は支持体3の裏面に設けられた
接着剤層である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本発明においては、バーコード印刷シート
に、粘度平均分子量が50万〜1000万の超高分子ポ
リエチレンの多孔質層であり、平均表面粗さRaが5μ
m以下で、収縮率が5%以下であるインク受容層にバー
コードを印刷したものを使用しており、次の実施例から
明らかな通り、業務用洗濯機で100回洗濯したのちで
も、バーコードの読み取りが可能であり、1回/1週間
の割合で洗濯を行うものとしても、約2年も円滑にバー
コード管理できる。
に、粘度平均分子量が50万〜1000万の超高分子ポ
リエチレンの多孔質層であり、平均表面粗さRaが5μ
m以下で、収縮率が5%以下であるインク受容層にバー
コードを印刷したものを使用しており、次の実施例から
明らかな通り、業務用洗濯機で100回洗濯したのちで
も、バーコードの読み取りが可能であり、1回/1週間
の割合で洗濯を行うものとしても、約2年も円滑にバー
コード管理できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【実施例】各実施例及び比較例で使用したバーコード印
刷シートは次の通りである。 〔実施例1〕粘度平均分子量が約350万の超高分子ポ
リエチレン(融点135℃)粉末(平均粒径30μm)
を金型に充填し、160℃で加熱焼結して連続気孔の多
孔質丸棒を成形し、冷却後、旋盤で切削して、表面平均
粗さ1μm,収縮率1%,平均孔径20μm,気孔率2
5%,厚み100μmの超高分子ポリエチレン多孔質フ
ィルムを得、このフィルムを厚さ40μmの白色超高分
子ポリエチレンフィルム(非多孔、収縮率2%)にラミ
ネートした。このラミネートシートのインク受容層(超
高分子ポリエチレン多孔質フィルム層)に市販の熱転写
プリンターとインクシート(粘度平均分子量が約800
0のホリエチレン100重量部とカーボン粉100重量
部とを約200℃で混合したインクを厚さ6μmのポリ
エステルフィルム上にグラビア塗工機で厚さ0.6μm
にて塗布したもの)を用いてバーコードを印刷すること
によりバーコード印刷シートを作成した。
刷シートは次の通りである。 〔実施例1〕粘度平均分子量が約350万の超高分子ポ
リエチレン(融点135℃)粉末(平均粒径30μm)
を金型に充填し、160℃で加熱焼結して連続気孔の多
孔質丸棒を成形し、冷却後、旋盤で切削して、表面平均
粗さ1μm,収縮率1%,平均孔径20μm,気孔率2
5%,厚み100μmの超高分子ポリエチレン多孔質フ
ィルムを得、このフィルムを厚さ40μmの白色超高分
子ポリエチレンフィルム(非多孔、収縮率2%)にラミ
ネートした。このラミネートシートのインク受容層(超
高分子ポリエチレン多孔質フィルム層)に市販の熱転写
プリンターとインクシート(粘度平均分子量が約800
0のホリエチレン100重量部とカーボン粉100重量
部とを約200℃で混合したインクを厚さ6μmのポリ
エステルフィルム上にグラビア塗工機で厚さ0.6μm
にて塗布したもの)を用いてバーコードを印刷すること
によりバーコード印刷シートを作成した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】〔実施例5〕粘度平均分子量200万の超
高分子ポリエチレンフィルムを延伸処理して得た表面平
均粗さ0.8μm,収縮率2.5%,平均孔径10〜9
0μm,気孔率20%,厚み100μmの超高分子ポリ
エチレン多孔質フィルムをインク受容層として使用した
以外、実施例1と同じとしてバーコード印刷シートを製
作した。この実施例品についても、実施例1〜4と同様
にして洗濯を行い、バーコードの読み取り成功率を求め
たところ、表1の通りであり、多孔質超高分子ポリエチ
レンのインク受容層に延伸法によるものを使用しても、
焼結切削法(実施例1〜4)によるものを使用する場合
と同様、100回の洗濯後でも、依然としてバーコード
を100%成功率で読み取り得ることが明らかである。
高分子ポリエチレンフィルムを延伸処理して得た表面平
均粗さ0.8μm,収縮率2.5%,平均孔径10〜9
0μm,気孔率20%,厚み100μmの超高分子ポリ
エチレン多孔質フィルムをインク受容層として使用した
以外、実施例1と同じとしてバーコード印刷シートを製
作した。この実施例品についても、実施例1〜4と同様
にして洗濯を行い、バーコードの読み取り成功率を求め
たところ、表1の通りであり、多孔質超高分子ポリエチ
レンのインク受容層に延伸法によるものを使用しても、
焼結切削法(実施例1〜4)によるものを使用する場合
と同様、100回の洗濯後でも、依然としてバーコード
を100%成功率で読み取り得ることが明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 19/02 C08J 9/24 CES // C08J 9/24 CES G06K 19/00 A (72)発明者 伊藤 栄聡 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】布製品にデ−タコ−ド印刷シ−トを貼着
し、その布製品をデ−タコ−ドによる管理のもとで貸与
及び洗濯を繰り返して供給する方法において、上記デ−
タコ−ド印刷シ−トに、粒度平均分子量が50万〜10
00万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であり、平均
表面粗さRaが5μm以下で、収縮率が5%以下である
インク受容層にデ−タコ−ドを印刷してなるデ−タコ−
ド印刷シ−トを用いることを特徴とする布製品の貸与供
給方法。 - 【請求項2】粒度平均分子量が50万〜1000万の超
高分子ポリエチレンの多孔質層であり、平均表面粗さR
aが5μm以下で、収縮率が5%以下であるインク受容
層にデ−タコ−ドを印刷してなることを特徴とするデ−
タコ−ド印刷シ−ト。 - 【請求項3】布製品にデ−タコ−ド印刷シ−トを貼着
し、その布製品をデ−タコ−ドによる管理のもとで貸与
及び洗濯を繰り返して供給する方法において、上記デ−
タコ−ド印刷シ−トに、粒度平均分子量が50万〜10
00万の超高分子ポリエチレンの多孔質層であり、平均
表面粗さRaが5μm以下で、pH10〜11のアリカ
リ水溶液中での収縮率が5%以下であるインク受容層に
デ−タコ−ドを印刷してなるデ−タコ−ド印刷シ−トを
用いることを特徴とする布製品の貸与供給方法。 - 【請求項4】粒度平均分子量が50万〜1000万の超
高分子ポリエチレンの多孔質層であり、平均表面粗さR
aが5μm以下で、pH10〜11のアリカリ水溶液中
での収縮率が5%以下であるインク受容層にデ−タコ−
ドを印刷してなることを特徴とするデ−タコ−ド印刷シ
−ト。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227302A JPH1152863A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 布製品の貸与供給方法及びデ−タコ−ド印刷シ−ト |
| AT98114938T ATE215886T1 (de) | 1997-08-08 | 1998-08-07 | Datenkodebedruckte polyethylenfarbstoffempfangsschicht |
| DE69804726T DE69804726T2 (de) | 1997-08-08 | 1998-08-07 | Datenkodebedruckte Polyethylenfarbstoffempfangsschicht |
| EP98114938A EP0895870B1 (en) | 1997-08-08 | 1998-08-07 | A data code-printed polyethylene ink-receiver layer |
| CA002244592A CA2244592C (en) | 1997-08-08 | 1998-08-07 | Method for renting fabric articles and data code-printed sheet |
| US09/131,674 US6152374A (en) | 1997-08-08 | 1998-08-10 | Method for renting fabric articles and data code-printed sheet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227302A JPH1152863A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 布製品の貸与供給方法及びデ−タコ−ド印刷シ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1152863A true JPH1152863A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16858693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9227302A Pending JPH1152863A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 布製品の貸与供給方法及びデ−タコ−ド印刷シ−ト |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6152374A (ja) |
| EP (1) | EP0895870B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1152863A (ja) |
| AT (1) | ATE215886T1 (ja) |
| CA (1) | CA2244592C (ja) |
| DE (1) | DE69804726T2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010254304A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Daiwa Can Co Ltd | 断熱性を備えた筒状ラベル |
| JP2017524553A (ja) * | 2014-04-07 | 2017-08-31 | アベリー・デニソン・リテイル・インフォメーション・サービシズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーAvery Dennison Retail Information Services, Llc | 特定イベントの特定マーチャンダイジング物品用の熱転写物及びその使用方法 |
| JP2017527452A (ja) * | 2014-05-19 | 2017-09-21 | アベリー・デニソン・リテイル・インフォメーション・サービシズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーAvery Dennison Retail Information Services, Llc | スキャン可能なマークを有する合成イメージ熱転写物 |
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| US6786420B1 (en) | 1997-07-15 | 2004-09-07 | Silverbrook Research Pty. Ltd. | Data distribution mechanism in the form of ink dots on cards |
| US6618117B2 (en) | 1997-07-12 | 2003-09-09 | Silverbrook Research Pty Ltd | Image sensing apparatus including a microcontroller |
| US6690419B1 (en) | 1997-07-15 | 2004-02-10 | Silverbrook Research Pty Ltd | Utilising eye detection methods for image processing in a digital image camera |
| US6624848B1 (en) | 1997-07-15 | 2003-09-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Cascading image modification using multiple digital cameras incorporating image processing |
| US6879341B1 (en) | 1997-07-15 | 2005-04-12 | Silverbrook Research Pty Ltd | Digital camera system containing a VLIW vector processor |
| US20040119829A1 (en) | 1997-07-15 | 2004-06-24 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead assembly for a print on demand digital camera system |
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| CN108891144B (zh) * | 2018-07-04 | 2020-04-10 | 广东晋泽科技有限公司 | 一种瓦楞纸板的环保绿色印刷工艺 |
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| USRE33054F1 (en) | 1984-04-13 | 1999-12-07 | Herbert L Markham | Inventory control and reporting system for drycleaning stores |
| NL8502290A (nl) * | 1985-08-20 | 1987-03-16 | Robert Allard Van Der Laan | Weefsel met ingeweven streepjescode. |
| US4981742A (en) * | 1989-03-02 | 1991-01-01 | Penn Emblem Co. | Dye impermeable, distortion resistant textile identification products |
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-
1997
- 1997-08-08 JP JP9227302A patent/JPH1152863A/ja active Pending
-
1998
- 1998-08-07 EP EP98114938A patent/EP0895870B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-08-07 CA CA002244592A patent/CA2244592C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-07 AT AT98114938T patent/ATE215886T1/de not_active IP Right Cessation
- 1998-08-07 DE DE69804726T patent/DE69804726T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-10 US US09/131,674 patent/US6152374A/en not_active Expired - Fee Related
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| DE69804726T2 (de) | 2002-08-08 |
| ATE215886T1 (de) | 2002-04-15 |
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