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JPH1173148A - 発光表示装置及びその製造方法 - Google Patents

発光表示装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH1173148A
JPH1173148A JP9246231A JP24623197A JPH1173148A JP H1173148 A JPH1173148 A JP H1173148A JP 9246231 A JP9246231 A JP 9246231A JP 24623197 A JP24623197 A JP 24623197A JP H1173148 A JPH1173148 A JP H1173148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
light
display
display device
emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9246231A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Ito
博樹 伊藤
Junji Takahashi
淳司 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Corp
Original Assignee
Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku Pioneer Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Tohoku Pioneer Corp
Priority to JP9246231A priority Critical patent/JPH1173148A/ja
Publication of JPH1173148A publication Critical patent/JPH1173148A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲面への取り付けが容易であり、取り付け汎
用性が高く、また表示能力が高い発光表示装置、及び、
その発光表示装置を精度良く安定して製造することので
きる製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 曲面を有する表示面又は、曲面に沿って
曲げられる表示面、を有する発光表示装置及びその製造
方法であって、金属製シートの上に、一面が略全面発光
する発光シート、透明樹脂板、表示用シート、透光性を
有する樹脂シートを、順次積層し、加熱手段等により金
属製シートを加熱して、透明樹脂板を熱により曲げ、金
属製シートと樹脂シートを接着して発光シート、透明樹
脂板及び表示用シートを封止して形成されることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字又は図形の表
示を行う表示面が曲面である発光表示装置及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示面が取り付けられる物体形状
に対応して曲げて用いられる表示手段の一例として図8
に示す電信柱用の看板101等がある。同図において看
板101は、例えば電信柱102の外形(曲面)に沿っ
て湾曲させた略長方形の鉄板等に、塗料等を用いて描写
した文字や図形104等を不特定の通行人等に対し表示
してその情報を比較的広い範囲に提供するものである。
この時この看板101は止め具103等により電信柱1
02の外形に沿って取り付けられる。また、図に示すよ
うに、看板101を取り付ける箇所に足掛け棒105等
がある場合は、必要に応じて足掛け棒105に対応する
箇所に逃げ孔106を設けることにより、電信柱102
への取り付けを可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の看板101
は、通常、ペイント等の塗料によって文字や図形104
などを描写するので、周囲が明るい昼間では容易にその
情報を視認することができるが、夜間等においては、表
示された情報を認識することが困難となる。
【0004】このため、蛍光塗料等を用いて看板101
に文字や図形104を描く場合もあるが、これとて光が
充分に照射されなければ表示された情報を認識すること
が困難である。
【0005】また、電球や蛍光灯等の照明器具を透光性
を有する筐体内部に収め、筐体の外面に塗料等によって
文字や図形を描き、筐体内部から放射される電球や蛍光
灯の光によって文字や図形のパターンを投影させて表示
させる場合もあるが、筐体を電柱の外形に沿って薄くか
つコンパクトに形成させることが困難であり、取り付け
も容易でない。また、電信柱の外形が異なる場合には、
それ専用の筐体を新たに設ける必要があり、その分製造
コストが増大する。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、曲面への取り付けが容易であり、取り付け汎用
性が高く、また表示能力が高い発光表示装置、及び、そ
の発光表示装置を精度良く安定して製造することのでき
る製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、曲面への取り付けが可能であり、曲面に沿って曲げ
られる表示面によって文字又は図形の表示を行う発光表
示装置であって、表示面は、金属製シートの上に、一面
が略全面発光する発光シート、透明樹脂板、文字又は図
形に対応する領域と他の領域のうちの一方の領域が透光
性を有し且つ他方の領域が非透光性を有する表示用シー
ト、及び透光性を有する樹脂シートを、順次積層し、金
属製シートと樹脂シートを接着して発光シート、透明樹
脂板及び表示用シートを封止して形成されることを特徴
とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、曲面を有
する表示面によって文字又は図形の表示を行う発光表示
装置であって、表示面は、曲面を有する金属製シートの
上に、一面が略全面発光する発光シート、透明樹脂板、
文字又は図形に対応する領域と他の領域のうちの一方の
領域が透光性を有し且つ他方の領域が非透光性を有する
表示用シート、及び透光性を有する樹脂シートを、順次
金属製シートが有する曲面に沿って積層し、金属製シー
トと樹脂シートを接着して発光シート、透明樹脂板及び
表示用シートを封止して形成されることを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
ないしは2に記載の発光表示装置において、表示用シー
トは、透明樹脂板に接着される非透光性のシートから文
字又は図形に対応するパターンを除去してなることを特
徴とする。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないしは2に記載の発光表示装置において、表示用シー
トは、透明樹脂板に接着される透光性シートに文字又は
図形に対応するパターンをプリントしてなることを特徴
とする。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないしは4に記載の発光表示装置において、金属製シー
トと樹脂シートは、加熱接着によって互いに接着するこ
とを特徴とする。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
ないしは5に記載の発光表示装置において、発光シート
の発光は、透明樹脂板、表示用シートの透光性を有する
領域、ならびに樹脂シートを通じて外部に放射されるこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
ないしは6に記載の発光表示装置において、発光シート
は、EL素子にて構成されることを特徴とする。
【0014】また、請求項8に記載の発明は、曲面を有
する表示面によって文字又は図形の表示を行う発光表示
装置の製造方法であって、表示面は、金属製シートの上
に、一面が略全面発光する発光シート、透明樹脂板、文
字又は図形に対応する領域と他の領域のうちの一方の領
域が透光性を有し且つ他方の領域が非透光性を有する表
示用シート、及び透光性を有する樹脂シートを順次積層
する工程と、金属製シートと樹脂シートを接着して発光
シート、透明樹脂板及び表示用シートを封止する工程
と、加熱手段により金属製シートを加熱して透明樹脂板
を熱により曲げる工程と、により形成されることを特徴
とする。
【0015】また、請求項9に記載の発明は、曲面を有
する表示面によって文字又は図形の表示が可能な発光表
示装置の製造方法であって、表示面は、金属製シートの
上に、一面が略全面発光する発光シート、透明樹脂板、
文字又は図形に対応する領域と他の領域のうちの一方の
領域が透光性を有し且つ他方の領域が非透光性を有する
表示用シート、及び透光性を有する樹脂シートを順次積
層する工程と、加熱手段により金属製シートを加熱し
て、金属製シートと樹脂シートを加熱接着により接着し
て発光シート、透明樹脂板及び表示用シートを封止する
と共に透明樹脂板を熱により曲げる工程と、により形成
されることを特徴とする。
【0016】また、請求項10に記載の発明は、請求項
8ないしは9に記載の発光表示装置の製造方法におい
て、表示用シートは、透明樹脂板に接着される非透光性
のシートから文字又は図形に対応する領域を除去して形
成されることを特徴とする。
【0017】また、請求項11に記載の発明は、請求項
8ないしは9に記載の発光表示装置の製造方法におい
て、表示用シートは、透明樹脂板に接着される透光性シ
ートに文字又は図形に対応するパターンをプリントして
形成されることを特徴とする。
【0018】また、請求項12に記載の発明は、請求項
8ないしは11に記載の発光表示装置の製造方法におい
て、発光シートは、EL素子にて構成されることを特徴
とする。
【0019】
【作用】本発明は、以上のように構成したため、本発明
の発光表示装置は、曲面を有する対象物に容易に取り付
けることができ、曲面への取り付け汎用性が高くなる。
【0020】また、本発明の製造方法によれば、金属製
シートを加熱して、金属製シートの上に積層された透明
樹脂板を、金属製シートを伝導する熱によって曲げるよ
うにしたので、透明樹脂板の上にさらに積層される表示
用シートには熱が直接加わらず、表示用シートの熱収縮
を極力おさえることができる。したがって、表示用シー
トに形成された文字図形等の領域を、曲面を有する表示
面に沿って安定して形成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施形態に
ついて図をもとに説明する。図1は、本発明の一実施形
態における発光表示装置の概略構造図であり、発光表示
装置は、電信柱102に取り付けられるものとする。図
1において、(a)は発光表示装置の外観図を示し、
(b)は、(a)における発光表示装置のA−A断面の
概略構造図を示している。
【0022】図1において、発光表示装置1は、熱伝導
性が良好で且つ、屈曲性を有するアルミ等の金属からな
り、曲面を有する金属製シート2の上に、EL(Electr
oLuminescence)シート3、比較的剛性の高い透明な樹
脂板4、表示用シート5、透明な樹脂シート6、が順次
積層されている。透明な樹脂シート6は、金属製シート
2に接着して、ELシート3、透明な樹脂板4、表示用
シート5、を内部に封止する。
【0023】金属製シート2は、電信柱102の外形の
曲面に沿って取り付けることができるように、電信柱1
02の外形とほぼ等しく湾曲した曲面Rを有するように
形成され、金属製シート2上に積層されるELシート
3、樹脂板4、表示用シート5、樹脂シート6もそれぞ
れこの曲面Rに沿って湾曲して形成される。また、金属
製シート2の端部には、複数の取り付け孔8が設けられ
ている。
【0024】図2は、ELシート3の一例を示す概略構
造図である。ELシート3は、背面電極を構成する金属
膜3a、発光層3b、絶縁層3c、表面電極を構成する
透明なITOシート3dが積層されたEL発光体を用い
て形成された、厚さが0.3mm程度の可撓性を有する
発光シートであり、ここでは長方形の発光面を有する。
また、表面電極は、比較的導電抵抗が高いため、その周
縁には導電性の高い金属等を用いたバスライン3eがプ
リント形成されていて陽極の導電性を高めている。ま
た、バスライン3eが周縁に形成されているので、厚さ
が0.3mm程度のELシート3の補強枠としての役割
も有する。
【0025】また、電線7は、ELシート3の背面電極
及び表面電極のバスラインに接続されていて、ELシー
ト3が金属製シート2と樹脂シート6によって封止され
た場合に電線7を通じて封止されたELシート3を発光
駆動できるように構成されている。
【0026】また、表示用シート5は、図1に示すよう
に、非透光性を有し、可撓性を有する樹脂等からなるシ
ートから文字や図形等のパターン(領域5bの部分)を
切り抜いて形成されたカッティングシートであり、樹脂
板4を挟み、ELシート3と反対側に位置し樹脂板4に
接着されている。
【0027】したがって、表示用シート5は、文字や図
形等のパターンが切り抜かれて形成された領域5b(図
1では「パ」という文字パターンで示している)が透光
性を有し、その他の領域5aが非透光性を有し、領域5
aが樹脂板4に接着されている。
【0028】本発明の一実施形態における発光表示装置
1は概ねこのように構成され、金属製シート2の上に積
層される各層が曲面Rに沿った外形形状で形成され、表
示用シート5が形成される範囲が表示面を形成する。し
たがって、発光表示装置1は、例えば止め具等をそれぞ
れ各取り付け孔8に係合させて金属製シート2を電信柱
の外形(曲面)に沿って取り付けることにより、表示面
を電信柱の外形(曲面)に沿って表示させることができ
る。
【0029】なお、金属製シート2が有する曲面Rは、
後述する手法によって曲面Rに沿った形状に形成された
樹脂板4によって補強されてその形状を維持している。
【0030】発光層3bが発する光は、透明なITOシ
ート3dを通して、ITOシート3d上に積層する透明
な樹脂板4を通過した後、表示用シート5に入射する。
【0031】表示用シート5に入射した光は、非透光性
を有する領域5aは通過せず、透光性を有する領域5b
を通過して、さらに、表示用シート5上に積層される透
明な樹脂シート6を通過して発光表示装置1の外部に放
射される。
【0032】したがって、発光表示装置1は、曲面を有
する表示面から、領域5bに対応する文字や図形の切り
抜きパターンを発光させた状態で外部に表示することが
できる。したがって、夜間等においても表示面に表示さ
れた情報を容易に認識することができるので、表示能力
が高い。
【0033】次に、発光表示装置1の製造方法について
説明する。図3、図4は、発光表示装置1の製造工程を
示した図であり、図3は図4に示す製造工程の前工程を
示す。先ず、前工程を図3を用いて説明する。図3にお
いて、(a)に示すように、樹脂板4を形成するために
用いられる透明な樹脂平板4a上に非透光性を有するシ
ート9を全面接着させる。次に、(b)に示すように、
シート9から表示のための文字又は図形に対応するパタ
ーン(ここでは「パ」という文字パターン)を切り抜い
て除去すると、領域5a、5bを有するカッティングシ
ート即ち表示用シート5が樹脂平板4a上に全面接着さ
れて形成される。
【0034】ここで、シート9を予め樹脂平板4a上に
全面接着するのは以下の理由に基づく。即ち、文字又は
図形に対応するパターンをシート9から切り抜いたカッ
ティングシートが、連続した1枚の状態で形成されない
場合がある。具体的には、図3(b)に示す「パ」とい
う文字パターンをシート9から切り抜くと、表示用シー
ト5は、2つのシートの部分即ち、「ハ」のパターン及
び「パ」の半濁音符の一部を表すパターンが形成される
シートの部分と、「パ」の半濁音符のその他の一部を表
すパターンが形成されるシートの部分とに分離する。
【0035】よって、分離によるパターンの位置ずれを
防ぐために、一旦、シート9を伸び縮みのない平面上に
全面に亘って接着固定してから、適宜、シート9から文
字や図形のパターンを切り抜いて除去することが望まし
い。
【0036】しかし、これを実現すべくシート9をEL
シート3上に接着して文字や図形のパターンを切り取る
場合はELシート3のITOシート3dを傷つける場合
があり、ELシート3の発光不良を招いてしまう恐れが
ある。
【0037】そこで、本来、発光表示装置1の金属製シ
ート2が有する曲面Rを補強するために用いられる樹脂
板4に着目し、樹脂板4の曲面Rが形成される以前の状
態の樹脂平板4a上にシート9を全面に亘って接着さ
せ、シート9から文字や図形のパターンを切り抜いて除
去すれば、例え複数部分に分離するような文字や図形の
パターンを形成したとしても、樹脂平板4a上に分離し
て残存するシート9の各部分は、樹脂平板4a上におい
てずれることがない。よって、文字や図形のパターンに
精度良く対応した領域5a、5bを形成することができ
る。
【0038】また、樹脂平板4aを熱加工等によって曲
げて曲面Rを形成して樹脂板4を形成する場合にも、表
示用シート5は、樹脂平板4aと一体で曲げられるの
で、文字や図形のパターンに対応する領域5a、5bは
互いにずれることなく精度良く曲面Rに沿って曲げられ
る。したがって、表示用シート5に形成された文字や図
形等のパターンに関する情報は比較的広い範囲から認識
され、表示能力が高くなる。以上の理由から、表示用シ
ート5を形成する際に、樹脂平板4a上にシート9を全
面に亘って接着させるのである。
【0039】次に、図3で作成した表示用シート5及び
樹脂平板4aを用いて発光表示装置1を作成する工程を
図4を用いて説明する。先ず、図4(a)に示すよう
に、金属製シート2を形成するために用いられる金属製
平板2a上に、電線7が接続されたELシート3、先の
図3で説明した前工程によって表示用シート5が形成さ
れた樹脂平板4a、樹脂シート6、をそれぞれ順次積層
して配置させる。
【0040】なお、同図に示すように、樹脂平板4a
は、表示用シート5が形成される面を樹脂シート6に対
向させる。つまり、樹脂平板4aをELシート3と表示
用シート5の間に介在するようにして配置させる。
【0041】つぎに、加熱した成形機10を用いて図中
金属製平板2aの下側から加熱させ、熱を樹脂平板4a
に伝導させて樹脂平板4aを軟化させ、金属製平板2
a、ELシート3、樹脂平板4a、表示用シート5、樹
脂シート6をそれぞれ密着させた状態で同時に曲げて、
図4(b)に示すように曲面Rに沿った形状に加工す
る。
【0042】この場合に、金属製平板2aから伝導する
熱は、樹脂平板4aを介して表示用シート5に伝導され
るので、表示用シート5には樹脂平板4aを軟化させる
ための熱が直接加わらない。このため、樹脂平板4aが
すでに軟化した状態においても、表示用シート5は、ま
だ充分に熱を受けないので、熱収縮を極力おさえること
ができる。したがって、樹脂平板4a上に全面接着する
表示用シート5は、樹脂平板4aと一体になって曲げら
れ、表示用シート5に形成された文字図形等を、曲面を
有する表示面に沿って安定して形成することができる。
【0043】このことにより、図4(a)の金属製平板
2aは、図4(b)に示すように曲面Rを有する金属製
シート2となり、図4(a)の表示用シート5が形成さ
れる樹脂平板4aは、図4(b)に示すように表示用シ
ート5と共に曲面を有する樹脂板4となる。
【0044】したがって、金属製シート2の上にELシ
ート3、樹脂板4、表示用シート5、樹脂シート6が順
次積層されて、それぞれ密着した状態で曲面Rに沿って
精度良く形成される。また、曲面Rに沿って曲げられた
表示用シート5は、比較的剛性の高い樹脂板4上に接着
されているのでその形状が安定して維持される。また、
樹脂板4は、曲面Rに沿って曲げられた金属製シート
2、ELシート3、樹脂シート6に密着してそれぞれを
補強しその形状を維持するので、曲面を有する表示面が
精度良く形成される。
【0045】次に、これらの各層を密着させた状態で、
表示面の周囲の金属製シート2と樹脂シート6を熱溶着
させて、ELシート3、樹脂板4、表示用シート5を、
金属製シート2と樹脂シート6の間に封止する。なお、
この場合に、電線7は、外部に引き出すように形成す
る。
【0046】次に、抜き加工等により、図1に示すよう
に金属製シート2と樹脂シート6が接着された複数の箇
所に取り付け孔8を形成すると、発光表示装置1が形成
される。発光表示装置1は、以上のようにして製造さ
れ、金属製シート2の上に積層される各層が曲面Rに沿
った外形形状で形成され、樹脂板4によって補強されて
その形状を維持する。
【0047】なお、本実施形態では、表示用シート5
は、非透光性を有し可撓性を有する樹脂等からなるシー
ト9を樹脂平板4aに全面に亘って接着させた後、文字
や図形等のパターンを切り抜いて除去することで、透光
性を有する領域5b及び、非透光性を有する領域5aが
形成されるとして説明したが、これに限らない。
【0048】図5は、表示用シート5の他の例を示した
図である。即ち、非透光性を有し可撓性を有する樹脂等
からなるシート9を樹脂平板4aに全面に亘って接着さ
せた後、文字や図形等のパターン以外の部分を切り抜い
て除去することで、図5(a)に示すように、透光性を
有する領域5b及び、非透光性を有する領域5aが形成
されるようにしても良い。
【0049】また、表示用シート5は、必ずしもシート
9から文字や図形のパターンに対応する領域を切り抜く
ことにより形成されるだけでなく、例えば、図5(b)
に示すように、透光性を有するシート11b上に非透光
性を有する塗料等によって文字や図形が描かれたパター
ン11aを印刷しても良いし、図5(c)に示すよう
に、透光性を有するシート11b上に非透光性を有する
塗料等によって文字や図形が切り抜かれて描かれたパタ
ーン11aを印刷しても良い。
【0050】図5(b)の場合は、文字や図形が描かれ
たパターン11aを印刷した部分が非透光性を有する領
域を形成し、印刷を施さないシート11bの部分が透光
性を有する領域を形成する。また、図5(c)の場合
は、文字や図形が切り抜かれて描かれたパターン11a
を印刷した部分が非透光性を有する領域を形成し、印刷
を施さないシート11bの部分が透光性を有する領域を
形成する。
【0051】なお、本実施形態においては、発光表示装
置1を製造する際に、金属製シート2と樹脂シート6
を、熱溶着加工によって互いに接着してELシート3、
樹脂板4、表示用シート5を、金属製シート2と樹脂シ
ート6の間に封止するようにしたが、この熱溶着加工
は、成形機10の加熱による熱を用いて、発光表示装置
1の各層の曲面Rの形成と同時に行うようにしても良
い。この場合は、封止と曲げの各工程は、加熱する成形
機10が有する曲面Rに沿って一括して1つの工程でお
こなわれるので、発光表示装置1は精度良く形成され
る。
【0052】また、封止加工は、金属製シート2と樹脂
シート6を接着剤等によって互いに接着することで行わ
れるようにしても良い。
【0053】また、発光表示装置1を電信柱102の外
形に沿って取り付ける場合に、電信柱102の取り付け
箇所によっては足掛け棒105が存在することもあり、
これを避ける必要がある。図6は、発光表示装置1に用
いられるELシートの他の例を示す図である。したがっ
て、このような場合には、ELシート3の代りに、図6
(a)、(b)にそれぞれ示すELシート12、13等
を用いて形成された発光表示装置1を用いる。
【0054】図6(a)に示すELシート12では、足
掛け棒105を挿通させる部分に貫通する孔12aが設
けられている。
【0055】また、ELシート12が有するITOシー
ト3d上の孔12aの周縁部分には、ELシート12を
補強するための金属ライン12bが形成されている。こ
の金属ライン12bは、ELシート12のバスライン3
eに用いる材料と同一の材料を用いてバスライン3eと
同時に形成可能であり、ELシート12は、ELシート
3に比べて金属ライン12bを設けることによる格別の
コスト増大はない。
【0056】このELシート12を用いた発光表示装置
を製造する場合は、以下の方法によりなされる。即ち、
先ず、樹脂平板上に表示用シートを形成した後に、樹脂
平板及び表示用シートに対し抜き加工等を施して、孔1
2aに対応する箇所に孔を開口形成する前工程を行う。
次いで、金属製平板上に、電線7が接続されたELシー
ト12、前工程を行った樹脂平板及び表示用シート、樹
脂シートを順次積層して封止すると、孔12aの開口部
分を、曲面Rを有する金属製平板即ち金属製シートと、
樹脂シートが塞ぐことになる。
【0057】よって、しかる後、金属製シート及び樹脂
シートに対し、抜き加工等を施して足掛け棒105が挿
通可能な大きさの孔を開口形成することにより、発光表
示装置が形成される。なお、ELシート12の孔12a
の周縁部分には補強のための金属ライン12bが形成さ
れているので、ELシート12が補強されるので非発光
部が発生する等の不具合が生じない。
【0058】ELシート12を用いた場合の発光表示装
置は、このようにして形成され、金属製シートを電信柱
の外形に沿って取り付ける際に、この孔12aに足掛け
棒を通すことにより、表示面を電信柱の外形に沿って密
着して取り付けることができる。
【0059】また、図6(b)に示すELシート13
は、足掛け棒105の両側に配置されるように形成され
た2枚のELシート13a、13bからなる。
【0060】図7は、ELシート13を用いて形成され
た発光表示装置1が電信柱102に取り付けられている
状態を示した図であり、図7(a)は、発光表示装置1
が足掛け棒105の左右の側に配置される場合を示して
いて、図7(b)は、発光表示装置1が足掛け棒105
の上下の側に配置される場合を示している。同図からわ
かるように、ELシート13を用いて形成された発光表
示装置1は、ELシート13a、13bに対応する2つ
に分離した表示面で形成され、互いに足掛け棒105を
挟むように配置され、止め具103を用いて取り付けら
れる。また、各表示面が有する曲面は、それぞれ電信柱
102の外形に沿って形成される。
【0061】ELシート13を用いて発光表示装置1を
形成する場合は、2枚に分離した発光シート(つまり、
ELシート13a、13b)を用いて各表示面が形成さ
れるので、1枚あたりの発光シートの面積が小さくて済
み発光シートの製造上の歩留まりが向上するので、発光
表示装置1をより安定して製造することができる。
【0062】また、上述した各実施形態においては、発
光表示装置は、電信柱等に取り付けるために、表示面が
湾曲した単一の曲面Rで形成されるものとして説明した
が、これに限らず、取り付け対象物が有する複数の曲面
に沿って表示面を形成しても良いし、屈折する面に沿っ
て表示面を形成しても良い。また、発光表示装置の発光
シートは、送電線から供給される交流電源等によって容
易に電源供給できる交流駆動が可能であれば、発光表示
装置を電柱等に用いる場合に駆動電源を簡単に構成でき
る。このため、発光表示装置の発光シートとしてELシ
ートを用いる場合は、ELシートは、分散型EL素子で
あることが望ましい。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明の発光表示装置
は、曲面を有する対象物に容易に取り付けることがで
き、曲面への取り付け汎用性が高くなる。
【0064】また、本発明の製造方法によれば、金属製
シートを加熱して、金属製シートの上に積層された透明
樹脂板を、金属製シートを伝導する熱によって曲げるよ
うにしたので、透明樹脂板の上にさらに積層される表示
用シートには熱が直接加わらず、表示用シートの熱収縮
を極力おさえることができる。したがって、表示用シー
トに形成された文字図形等の領域を、曲面を有する表示
面に沿って安定して形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における発光表示装置の概
略構造図である。
【図2】ELシートの一例を示す概略構造図である。
【図3】発光表示装置の製造工程を示した図である。
【図4】発光表示装置の製造工程を示した図である。
【図5】表示用シートの他の例を示した図である。
【図6】発光表示装置に用いられるELシートの他の例
を示す図である。
【図7】ELシートを用いて形成された発光表示装置が
電信柱に取り付けられている状態を示した図である。
【図8】従来の表示手段の一例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・発光表示装置 2・・・・・金属製シート 2a・・・・金属製平板 3・・・・・ELシート 3a・・・・金属膜 3b・・・・発光層 3c・・・・絶縁層 3d・・・・ITOシート 3e・・・・バスライン 4・・・・・樹脂板 4a・・・・樹脂平板 5・・・・・表示用シート 5a・・・・領域 5b・・・・領域 6・・・・・樹脂シート 7・・・・・電線 8・・・・・取り付け孔 9・・・・・シート 10・・・・成形機 11a・・・パターン 11b・・・シート 12・・・・ELシート 12a・・・孔 12b・・・金属ライン 13・・・・ELシート 13a・・・ELシート 13b・・・ELシート 102・・・電信柱 103・・・止め具 105・・・足掛け棒

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲面への取り付けが可能であり、前記曲
    面に沿って曲げられる表示面によって文字又は図形の表
    示を行う発光表示装置であって、 前記表示面は、金属製シートの上に、一面が略全面発光
    する発光シート、透明樹脂板、前記文字又は図形に対応
    する領域と他の領域のうちの一方の領域が透光性を有し
    且つ他方の領域が非透光性を有する表示用シート、及び
    透光性を有する樹脂シートを、順次積層し、前記金属製
    シートと前記樹脂シートを接着して前記発光シート、前
    記透明樹脂板及び前記表示用シートを封止して形成され
    ることを特徴とする発光表示装置。
  2. 【請求項2】 曲面を有する表示面によって文字又は図
    形の表示を行う発光表示装置であって、 前記表示面は、前記曲面を有する金属製シートの上に、
    一面が略全面発光する発光シート、透明樹脂板、前記文
    字又は図形に対応する領域と他の領域のうちの一方の領
    域が透光性を有し且つ他方の領域が非透光性を有する表
    示用シート、及び透光性を有する樹脂シートを、順次前
    記金属製シートが有する曲面に沿って積層し、前記金属
    製シートと前記樹脂シートを接着して前記発光シート、
    前記透明樹脂板及び前記表示用シートを封止して形成さ
    れることを特徴とする発光表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示用シートは、前記透明樹脂板に
    接着される非透光性のシートから前記文字又は図形に対
    応する領域を除去してなることを特徴とする請求項1な
    いしは2に記載の発光表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示用シートは、前記透明樹脂板に
    接着される透光性シートに前記文字又は図形に対応する
    パターンをプリントしてなることを特徴とする請求項1
    ないしは2に記載の発光表示装置。
  5. 【請求項5】 前記金属製シートと前記樹脂シートは、
    加熱接着によって互いに接着することを特徴とする請求
    項1ないしは4に記載の発光表示装置。
  6. 【請求項6】 前記発光シートの発光は、前記透明樹脂
    板、前記表示用シートの透光性を有する領域、ならびに
    前記樹脂シートを通じて外部に放射されることを特徴と
    する請求項1ないしは5に記載の発光表示装置。
  7. 【請求項7】 前記発光シートは、EL素子にて構成さ
    れることを特徴とする請求項1ないしは6に記載の発光
    表示装置。
  8. 【請求項8】 曲面を有する表示面によって文字又は図
    形の表示を行う発光表示装置の製造方法であって、 前記表示面は、金属製シートの上に、一面が略全面発光
    する発光シート、透明樹脂板、前記文字又は図形に対応
    する領域と他の領域のうちの一方の領域が透光性を有し
    且つ他方の領域が非透光性を有する表示用シート、及び
    透光性を有する樹脂シートを順次積層する工程と、 前記金属製シートと前記樹脂シートを接着して前記発光
    シート、前記透明樹脂板及び前記表示用シートを封止す
    る工程と、 加熱手段により前記金属製シートを加熱して前記透明樹
    脂板を熱により曲げる工程と、により形成されることを
    特徴とする発光表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 曲面を有する表示面によって文字又は図
    形の表示が可能な発光表示装置の製造方法であって、 前記表示面は、金属製シートの上に、一面が略全面発光
    する発光シート、透明樹脂板、前記文字又は図形に対応
    する領域と他の領域のうちの一方の領域が透光性を有し
    且つ他方の領域が非透光性を有する表示用シート、及び
    透光性を有する樹脂シートを順次積層する工程と、 加熱手段により前記金属製シートを加熱して、前記金属
    製シートと前記樹脂シートを加熱接着により接着して前
    記発光シート、前記透明樹脂板及び前記表示用シートを
    封止すると共に前記透明樹脂板を熱により曲げる工程
    と、により形成されることを特徴とする発光表示装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記表示用シートは、前記透明樹脂板
    に接着される非透光性のシートから前記文字又は図形に
    対応する領域を除去して形成されることを特徴とする請
    求項8ないしは9に記載の発光表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記表示用シートは、前記透明樹脂板
    に接着される透光性シートに前記文字又は図形に対応す
    るパターンをプリントして形成されることを特徴とする
    請求項8ないしは9に記載の発光表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記発光シートは、EL素子にて構成
    されることを特徴とする請求項8ないしは11に記載の
    発光表示装置の製造方法。
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