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JPS59175435A - 虫歯治療剤 - Google Patents

虫歯治療剤

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Publication number
JPS59175435A
JPS59175435A JP58044537A JP4453783A JPS59175435A JP S59175435 A JPS59175435 A JP S59175435A JP 58044537 A JP58044537 A JP 58044537A JP 4453783 A JP4453783 A JP 4453783A JP S59175435 A JPS59175435 A JP S59175435A
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JP
Japan
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caries
solution
teeth
group
acid
Prior art date
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Application number
JP58044537A
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English (en)
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JPH0159251B2 (ja
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ジエンナデイイ・ニコラエビチ・パコモフ
アニタ・ヤノブナ・ルステ
アナトリイ・グリゴリエビチ・コレスニク
ガリナ・イバノブナ・カドニコバ
リリア・バシリエブナ・モロゾバ
リデイア・ミハイロブナ・ボジンスカヤ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIJIYUSUKII MEDETSUINSUKII INST
RIZHSKIJ MED INST
TSNII SUTOMATOROGII
TSUENTORARUNII NAUCHINO ISUREDOBATERUSUKII INST SUTOMATOROGII
Original Assignee
RIJIYUSUKII MEDETSUINSUKII INST
RIZHSKIJ MED INST
TSNII SUTOMATOROGII
TSUENTORARUNII NAUCHINO ISUREDOBATERUSUKII INST SUTOMATOROGII
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Filing date
Publication date
Application filed by RIJIYUSUKII MEDETSUINSUKII INST, RIZHSKIJ MED INST, TSNII SUTOMATOROGII, TSUENTORARUNII NAUCHINO ISUREDOBATERUSUKII INST SUTOMATOROGII filed Critical RIJIYUSUKII MEDETSUINSUKII INST
Priority to JP58044537A priority Critical patent/JPS59175435A/ja
Publication of JPS59175435A publication Critical patent/JPS59175435A/ja
Publication of JPH0159251B2 publication Critical patent/JPH0159251B2/ja
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  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は口腔科学に関し、さらに詳しくは虫歯治療剤
に関する。この発明の薬剤は経口投与することを意図し
ており、そして虫歯の予防及び治療に使用することがで
きる。
活性成分として弗化ナトVウムを含有する種々の虫歯予
防及び治療用錠剤が知られている(Farmocope
ia romona 1972,460頁、Briti
shPharmaeopeia 1973,431頁)
さらに虫歯予防錠剤が知られているOすなわち・カルシ
ポット(Ca1cipot ) −F (Arznei
mittel−Verzeichnis 1982.T
e1l 1 、ベルリン、1981年 S、76)が知
られておシ、この錠剤は、活性成分としてカルシウム及
び弗素化合物を含んで成る。この薬剤の組成G)は次の
通シである。
CaHPO40,29 クエン酸カルシウム    0.05 乳酸カルシウム      0.01 サツカロース       0.50 ラクトース         0.047弗化珪素酸マ
グネシウム   0.0024錠剤1個の重量    
  1g この錠剤の全体としての虫歯予防効果は限られている。
この錠剤においては、唾液中の弗素、カルシウム及び燐
酸イオンの濃度が低く、硬組織及び軟組織の耐性増加に
限界があり、歯垢の虫歯誘発作用の抑制にも限界がある
この発明の主たる目的は、口腔内の硬組織及び軟組織の
虫歯に耐性を供する効果的な抗虫歯剤を提供することに
ある。
この発明の他の目高は、歯垢の虫歯誘発作用を抑制する
医剤を提供することにある。
この発明の前記の目的及び他の目的は、活性成分と医薬
希釈剤をに23.5〜24.5の比率で含んで成り、該
活性成分がモノフルオロ燐酸ナトリウムと抗虫歯成分と
から成り、該抗虫歯成分が次の方法、すなわち骨組織に
含まれている無機質成分と水溶性蛋白質が完全に溶解す
るまで骨組織を希鉱酸で処理し、こうして生成した溶液
を分離し、この溶液を水で希釈し、そして安定剤として
のクエン酸又はその塩を加え、次にこの溶液を中和しそ
して乾燥することによって調製されたものであり、そし
て次の成分(重量%)、すなわちカルシウム     
 2〜6 ナトリウム     19〜23 カリウム       0.04〜0.18鉱酸陰イオ
ン     6〜10.6 オルト燐酸陰イオン   15〜5.0水溶性蛋白質 
     1,0〜5.0マグネシウム      0
.05〜0.2弗素、〜ンfン、錫、亜鉛   。、。
1〜。、。2及び鉄を含む微紅素 を含有する虫歯治療剤により達成される。
この発明の治療剤は錠剤の形で経口投与することを意図
している。1個の錠剤は、活性成分としてモノフルオロ
燐酸ナトリウム0.0065−0.0075 gと抗虫
歯成分0.16〜o、isgを含有するのが好ましい。
医薬増量剤としては澱粉又は乳糖が好ましい。
前記のごとく、この発明の薬剤は錠剤又は丸剤の形で投
与する。
錠剤は白色無臭であシ、そして甘い味を有する。
錠剤は水及び唾液によく溶解する。錠剤は飲み込む前に
かみ砕く必要がある。錠剤を2〜3分間力1むことによ
り局所治療効果が生ずる。飲み込んだ場合、錠剤は一般
的な治療効果を生じさせ、口腔内の硬組織及び軟組織の
虫歯に対する耐性を上昇せしめ、そして歯垢の虫歯誘発
作用を低下せしめる。この発明の抗虫歯剤の効果とカル
シポット−Fのそれを比較する。前者では後者に比べて
弗素イオン濃度が6〜7倍、カルシウムイオン濃度が2
〜2.5倍、そして燐酸イオン濃度が2倍上昇する。こ
の発明の薬剤の抗虫歯作用はカルシポット−Fのそれの
2倍である。この発明の薬剤で治療を行った場合、エナ
メル質の透過性は3分の1に低下し、歯垢の虫歯誘発性
は、カルシポット−Fで治療した後に比べて2分の1に
低下する。この発明の抗虫歯剤及びその活性成分の動物
に対する実験室試験とヒトに対する臨床試験を行った。
虫歯予防成分の3チ溶液を対照と比較して試験した。
試験は1箇月齢のウィスターラット80匹を使用(40
匹を試験溶液のために使用し、他の40匹は対照群のた
めに使用)しだ。すべての動物に虫歯誘発性餌ステファ
”/ (5tephan) −580を与え、そして4
週間の試験期間にわたって、毎日3分間、試験溶液を歯
に適用した。実験が終了した後歯を取シ出し、一般に認
められる方法に従って虫歯指数を測定した。
以下余白 この発明の虫歯予防成分の3%溶液を、年齢7〜10の
子供に対して1月に2回ずつの投与計画に従って1.5
年間以上使用した場合、虫歯予防効率は、DMF−T指
数の増加の相対的低下によれば、44.1〜53.7%
であシ、DMF−8指数に従えば40.2〜58.0%
であり、CRT−試験のデータに従えばエナメル質の耐
酸性は和尚に増加する。
初期段階の虫歯治療における虫歯予防成分の3チ溶液の
効果は高く、治療の積極効果、すなわち鉱物質欠損斑点
の消失又は減少は症例の72.4〜84%において観察
され、経過の安定化は14〜31.9%において観察さ
れ、治療効果が認められないのは症例の2〜8%であっ
た。
硬歯組織の感覚過敏の治療における虫歯予防成分の3%
溶液の効果は良好であり、歯頚の十分に強化された感覚
が症例の23.2〜36.4%において除去された。
虫歯予防成分の臨床試験を、子供及び妊娠した女性に対
する予防効果を研究する観点、並びに歯エナメル質の巣
状鉱物質欠損の保存療法における効率を研究する観点か
ら行った。虫歯予防成分は1.5〜3%の投与溶液の形
で使用した。
疫学的検査の結果に従って年齢7・−8の子供176人
を選んで、これらを2群に分けた。
第一群の81人には虫歯予防溶液を適用により投与し、
第二群の95人は対照群とした。
衛生用練歯磨剤によシあらかじめ歯を暦いた後で溶液を
適用した。そして、リグニン耐着によシ歯を唾液から隔
離し、そして空気の噴射によって乾燥した。柔軟性のあ
るプラスチックで作ったスプーン上に十分に溶液をふく
ませた木綿法をおいて、これによシ溶液をすべての歯表
面に適用した。
適用時間は各類につき10分間とした。適用後、子供に
対して2時間飲食を行わないように注意を与えた。その
後2週間に1回ずつ行う適用はすべて上記の方法によシ
行った。
口腔内の予備観察により虫歯のDMF −T値は112
士0.13〜1.30±0.13の比較的均一なレベル
に達していることが認められた。
虫歯予防溶液の適用の結果を第2表に示す。
この表から、第一群の子供における虫歯の増加は、DM
F−T及びmσ−8を基礎としてそれぞれ44.7%及
び49.5%低くなることが明らかである。
歯の種類に関する被験成分の虫歯予防効果の解析におい
て、すでに萌出している第一臼歯に対する効果及び観察
期間中に萌出した切歯に対する効果が確認された。
被験成分の溶液を、年齢7〜14の生徒81人の歯の鉱
物質欠損の治療に使用した。
生徒を、鉱物質欠損の型に応じて2つの亜群に分けた。
すなわち、 第3a群(合計42人):緩慢に進行している鉱物質欠
損を有する生徒、及び 第3b群(合計39人):急速に進行している鉱物質欠
損を有する生徒、 とした。
第3a群の生徒については合計229本の歯において、
第3b群の生徒については合計248本の歯において、
それぞれ鉱物質欠損が観察された(第3表)。対照群は
前記の群に対応して表中に第1ai及び第1b群として
示した。
被験成分の溶液による歯の治療によシ積極的効果を得る
ためには、第3a群においては10〜15回の適用(平
均)を行うことが必要であシ、第3b群においては20
〜25回の適用を行うことが必要であった。
鉱質再強化治療は、緩慢に進行している鉱物質欠損過程
の治療においてより効果的であった。小形の斑点(2關
8のもの及び2〜3 mx”のもの)は、それより大形
のものよシ急速に減少し、そして消失した。第3b群の
生徒の歯における急速に進行している鉱物質欠損の保存
療法は効果的でなかった。但し、治療効果と斑点の大き
さとの間に直線関係が認められた(第4表)。
第3a群においては、積極的治療効果すなわち斑点の消
失は229本中193本(84チ±2.4%)の歯につ
いて観察されたのに対して、対照群においては270本
中100本(36%±2,9チ)の歯についてのみ積極
的治療効果が認められた。   ″安定化過程は、第3
a群においては31本の歯(14チ±6.23%)にお
いて認められ、対照群においては87本の歯(31%±
2.8%)において認められた。
斑点拡大と窩洞の形成は、第3a群においては229本
中5本(2チ±0.9チ)の歯に認められたに過ぎない
が、対照群においては279本中92本(33%±2.
8%)の歯に認められた。
第3a群と第1a群(対照群)との差は統計的に有意で
あった。(第4表)。
第3b群の急速に進行している鉱物質欠損の治療におい
ては248本中155本(63%±3.0%)の歯にお
いて積極的治療効果が生じたが、対照群においては30
5本中33本(11チ±1.8%)の歯においてのみ自
然的消失が認められたのみである。第3b群の生徒の6
0本(24チ士2.7%)の歯において鉱物質欠損過程
が安定化した。第3b群の生徒の33本の歯(13%±
2.1%)の鉱物質欠損床において窩洞が形成された。
第3b群と第1b群(対照群)の特性の間に統計的有意
差が存在した(第4表)。
以上の結果、歯エナメル質の急速鉱物質欠損過程及び緩
慢鉱物質欠損過程の治療における平均的積極効果は73
.5 %であった。
以下余白 第3表 第3群及び第1群(対象)における種々の大きさの鉱物
質欠損後を有する歯の数 この発明の虫歯予防効果を有する成分の溶液を妊婦に対
して試験した。疫学的調査にょ)、妊婦においては、妊
娠期間の経過と共に歯のエナメル質の巣状鉱物質欠損が
増加することが見出された。
このような現象に対する予防効果を試験するため゛に、
69人の妊婦(第1群)に、この発明の虫歯予防効果を
有する成分の溶液を適用した。64人の妊婦を対象群(
第2群)とした。
両群の妊婦(妊娠期間4〜12週間)において巣状鉱物
質欠損による歯の損傷レベルは、29〜30%であった
。歯の損傷は平均1.8±0.3本であった。
妊娠の終点において、対照群における歯のエナメル質の
巣状鉱物質欠損の増加は64チになシ、歯の損傷は平均
5.23±0.7本であった。
この発明の虫歯予防効果を有する成分を第1群の妊婦に
使用することによシ、エナメル質の新たな巣状病変の形
成が予防できるのみならず、すでに存在する巣状病変の
過程を安定化することができた。すなわち鉱物質欠損巣
拡大又は窩洞の形成は観察され々かった。
この発明の抗虫歯剤を錠剤の形に調製し、そして動物の
基本機能に対する影響を急性試験及び慢性試験によシ試
験した。急性試験はホワイトマウス及びラットによシ行
った。慢性試験はラット、テンジクネズミ及びコイヌを
用いて行った。すなわち実験は4の動物糧を用いて行っ
た。種々の実験手法を、用い、毒性試験、生化学試験及
び組織学的試験を行うことによシ、この発明の薬剤が毒
性を有しないことを確認した。
この発明の抗虫歯成分の30%水性懸濁液の急性毒性を
、体重15〜31gの雌及び雄のホワイトマウスを用い
て行った。被験動物を、6,000q〆眩81OOOm
9/ゆ、i3.ooo4勺、14.0007V#、15
.000rIvkg及び16,000m9AIの量で、
金属グローブを用いて経口投与した。これよシ多量の投
与はできなかった。抗虫歯剤を投与した後10日間動物
を観察した。
投与可能な最大量においても動物が死ななかったためし
D5oを決定することはできなかった。試験した全動物
(6動物)の内2匹のマウスにおいて、抗虫歯成分16
.000mgAl を投与した後5分間にわたって、振
せん、後脚の一時性麻痺が観察された。これよシ低い投
与量においては動物の挙動に変化がなかった。
錠剤の形で経口投与する場合、この発明の抗虫歯成分は
低い毒性レベルにあることが実験によシ示された。
抗虫歯成分の急性毒性を体重90〜110gの雄及び雌
のラットを用いて試験した。この成分を30チ水性懸濁
液として、14,500%’に9及び16、000my
/kgの投与量で投与し、そしてその後10日間観察し
た。この期間の後動物に通常の飼料を与えた。死んだ動
物はなかった。最初の2〜3時間動物は疲労し、挙動が
鈍くなった。最高投与量においても動物が死ななかった
ためLD5oを決定することはできなかった。
この発明の抗虫歯成分は、経口投与において毒性が低い
ものと結論された。
この成分の慢性毒性を若いテンジクネズミ、ラット及び
コインを用いて試験した。この成分は動物の一般状態及
び成育になんら影響を与えなかった。血液試験(すなわ
ち、赤血球及び白血球数、ヘモグロビンレベル、赤血球
沈降速度の測定、並びに識別血球計算→、並びに試験動
物の血液及び尿の生化学的分析の結果は、なんらの病理
変化も示さなかった。この発明の抗虫歯成分を長期間に
わたって経口投与しても心臓血管系、内分湿紙び造血器
官に影響が生じなかった。殺した動物の器官にはなんら
の病理変化も観察されなかった。
この発明の抗虫歯成分が刺激性及びアレルギー性を有し
ない点も重要である。
この発明の抗虫歯成分のヒトに対する影響を、カルシボ
ッI−−Fのそれと比較した。
カルシポット−F錠剤及びこの発明の抗虫歯成分を含む
錠剤をかみ砕いた直後の20人の口腔病専門学校学生の
唾液を分析することによシ、錠剤中の活性成分の唾液へ
の移行を調べた。イオン化した弗素及び水溶性弗素の含
量を、弗素選択性電極を用いて測定した。燐の量を分光
分析法によシ求めた。Ca含量は原子吸光法によシ求め
た。
エナメル質におけるCa45の透過性に及ぼす上記の抗
虫歯剤の影響を、生後2〜4年のイヌの犬歯24本に対
して、両薬剤から調製した砥削を30分間にわた91回
適用することによシ試験した。
透過率(%)を、対照すなわち薬剤を適用しなかった犬
歯と比較して計算した。
2種の薬剤の抗虫歯効果、弗素化合物のエナメル質表面
層への移行、及びエナメル質の耐酸性を、生後4週間の
ウィスターラット75匹を用いて試験した。2つの試験
群は、それぞれ25匹ずつの動物で構成した。他の25
匹は対照群とした。すべての動物に、4週間にわたシ虫
歯誘発性餌ステンアンー580を供与した。カルシポッ
ト−Fの懸濁液及びこの発明の抗虫歯成分の懸濁液を、
λ 60〜90秒間にわたシ第1及び第2試験群の動物の歯
に適用した。適用は小さいブラシを用いて行った。実験
終了時に歯を取シ出し、そして常用法に従って虫歯指数
を測定した。生検によシ、エナメル表面層中の弗素含量
を電気化学的に測定した。
エナメル質の耐酸性(CRT試験)を、ムーレマン(M
uhlemann)及びウォールグンシンガー(Wol
gensinger)法(ムーレマン1ウオールダンシ
ンガー、He1v、odonf、、Acta、 195
9年、3゜35〜38)によシ測定した。このためにラ
ットの上切歯を用い、他方臼歯は、カルシポット−Fと
この発明の薬剤の抗虫歯効果の試験、及び弗素のエナメ
ル質への移行の試験に用いた。
歯垢の虫歯誘発作用を、実験に志願した45人について
試験した。この内の30人を15人ずつの2つの試験群
に分けた。実験は、ハードウィック(Hardwick
 )法(ハードクイック、Br1t。
dent、、1960年、108,255〜260 )
に基いて行った。実験に先立ち、被験者に対して、24
時間歯を磨かないようにとの指示がなされた。対照群は
15人とした。
歯垢の酸生成微生物相の阻害を、カルシポット−Fの錠
剤及びこの発明の抗虫歯成分を含む錠剤を投与した同じ
く45人の志願者について試験した。錠剤は十分にかみ
砕くようにした。適当に測シ取った歯垢サンプルを生理
的塩溶液で次々と希釈しながら分析した。歯垢から分離
したストレプトコッカス及び2クトバクテリアを培養す
るために耐性及び選択性液体培地、並びに栄養寒天培地
を用いた。微生物の力価に基いて定量的評価を行った。
歯肉炎初期の同様の症状を有する30人の患者を選択し
、オプソノーパゴシティックインデックス(opgon
o−phagocytic 1ndex)及び唾液中の
リゾチーム含量を測定し、そしてカルシボッiFとこの
発明の抗虫歯成分の抗炎症作用を比較した。若干の患者
には前者を投与し、他の患者には後者を投与した。抗炎
症作用は、常法に従って評価した。歯とガムの間の溝中
の成分から分離したスタフィロコッカス・アウレウス(
5taphylococcusaureus )を試験
菌として使用した。−接種当だシの抜食微生物の総数を
計測し、そして白血球当たりの算術平均を計算し、オグ
ソノー・ぞゴシテイツクインデックスとして表わした。
リゾチームの活性は局所保護因子の状態の指標となる。
この活性は朝食後90〜120分後に、混合唾液におい
て、ビッタレート寒天中での放射拡散によシ測定した。
リゾチームのレベルはmy / mlとして表わす。試
験結果を第5表及び第6表に示す。
以下余白 第5表 錠剤の活性成分の唾液への移行 上記のデータの解析によシ、この発明の抗虫歯成分の場
合、口腔中における活性成分、すなわち、弗素化合物及
び燐酸−カルシウム塩の濃度がカルシボッ)−Fの場合
よシ2〜7倍高いことが示された。この発明の抗虫歯成
分の錠剤を患者に投与した場合、C1に対するエナメル
質の透過性は約30%低下し、これによシ唾液から歯の
硬組織への右側物質の透過が防止される。この発明の薬
剤の抗虫歯作用は、カルシボッ)−Fのそれよ93倍高
い。この発明の薬剤においては、カルシボッ)−Fに比
べて、活性成分、特に弗素の歯組織への透過性は2.5
倍高く、そしてエナメル質の耐酸性は80チ高い。酸生
成微生物相の力価の低下によシ歯垢の虫歯誘発作用は非
常に低下する。この発明の抗虫歯成分の錠剤を患者に投
与することにより、オプソノーノ9ゴシティックインデ
ックスは正常な生理的レベルと異ならない。同時に、こ
の発明の薬剤は、唾液中のりゾチーム含量が高いことに
よシ示されるごとく、自然保護因子に影響を与えない。
この発明の抗虫歯剤は、常法に従って錠剤化することが
できる。
薬剤中に含まれる抗虫歯成分は次のようにして調製する
ことができる。鉱酸を骨組織にそそぎこむ。組織を鉱酸
中で溶解し、骨組織に含有されている無機成分及び水溶
性蛋白質が完全に溶解するように攪拌する。
溶液を分離し、水で希釈する。この溶液にクエン酸又は
その塩を加え、そしてこれを中和する。
次にこの溶液を乾燥室で噴霧し、貯蔵及び輸送に便利な
乾燥生成物を得る。
この生成物は、白色不定形で無臭の粉末であυ、塩から
味を有する。このものは水によく溶解し、95%エタノ
ールにわずかに溶解し、そしてエーテルにほとんど溶解
しない。
この薬剤の日用量はモノフルオロ燐酸ナトリウム0.0
065〜0.0075g、この発明の抗虫歯成分0.1
6〜0.18.9である。薬剤は250日にわたって毎
日投与する。錠剤は飲み込む前にかみ砕く必要がある。
この発明の抗虫歯剤は副作用を有しない。この薬剤の使
用において禁忌は存在しない。
特許出願人 リジスキイ メディツインスキイ インスティチュト(
外1名) 特許出願代理人 弁理士 青 木   朗 弁理士西舘和之 弁理士 福 本   積 弁理士 山 口 昭 之 第1頁の続き 0発 明 者 ガリナ・イバノブナ・カドニコバ ソ連国すガ・ウリツア・ヤ・ル ズタカ60クワルチーラ10 0発 明 者 リリア・バシリエブナ・モロゾバ ソ連国モスクワ・ウリツア・ク ラスノボ・マヤカ8コルプス2 クワルチーラ264 [相]発 明 者 リゾイア・ミハイロブナ・ボジンス
カヤ ソ連国オデインッオボ・モスコ ブスコイ・オブラスチ・モツア イスコニ・ショツセ49クワルチ ーラ232 ■出 願 人 ツエントラルニイ・ナウチノーイスレド
バテルヌキイ・インス テイチュト・ストマトロギイ ソ連国モスクワ・ウリツア・テ ィムラ・フルンゼ16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、活性成分としてのモノフルオロ燐酸ナトリウムと抗
    虫歯酸物との混合物、及び医薬希釈剤を、該活性成分と
    該希釈剤との比率を1:23.5〜24.5として含ん
    で成り、該抗虫歯成分が、次の方法すなわち、骨組織に
    含まれている無を成分と水溶性蛋白質が完全に溶解する
    まで骨組織を希鉱酸で処理し、こうして生成した溶液を
    分離し、この溶液を水で希釈し、そして安定剤としての
    クエン酸又はその塩を加え、次にこの溶液を中和しそし
    て乾燥することによって調製されたものであり、そして
    次の成分(京葉%)、すなわちカルシウム      
      2〜6 ナトリウム       19〜23 カリウム        0,04〜0,18鉱酸陰イ
    オン      6.〜10.6オルト燐酸陰イオン 
      1.5〜5.0水溶性蛋白質     x、6〜5
    .0マグネシウム     0.05〜0.2弗素、マ
    ンガン、錫、亜鉛 。、。1〜。、02及び鉄を含む微
    量元素 p’c 7酸化合物(り−c:4 全体が100になる
    量陰イオンとして) を含有する虫歯治療剤。 2、 モノフルオロ燐酸ナトリウム0.0065〜0.
    0075gと虫歯予防成分0.16〜0.18 gとか
    らなる活性成分を含んで成る錠剤である特許請求の範囲
    第1項記載の治療剤。 3、医薬希釈剤が澱粉及びラクトースから成る群から選
    ばれた増量剤である特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の治療剤。
JP58044537A 1983-03-18 1983-03-18 虫歯治療剤 Granted JPS59175435A (ja)

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