JPS607494B2 - コンタクトレンズ消毒方法および装置 - Google Patents
コンタクトレンズ消毒方法および装置Info
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- JPS607494B2 JPS607494B2 JP51098262A JP9826276A JPS607494B2 JP S607494 B2 JPS607494 B2 JP S607494B2 JP 51098262 A JP51098262 A JP 51098262A JP 9826276 A JP9826276 A JP 9826276A JP S607494 B2 JPS607494 B2 JP S607494B2
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コンタクトレンズ物品の化学的消毒(滅菌)
方法および装置に関するものである。
方法および装置に関するものである。
本発明は特に、化学反応の実施を所定時間の間遅延させ
ることを包含する改善された化学的消毒方法、およびそ
れに類似のタイプの化学的方法ならびにこれらの新規方
法に有利に使用できる装置に関する。本発明はコンタク
トレンズ消毒技術の改善を第1の目的として完成された
ものであるので、本明細書のでは、本発明がこの特定の
技術分野における応用例について特に詳細に記載されて
いる。
ることを包含する改善された化学的消毒方法、およびそ
れに類似のタイプの化学的方法ならびにこれらの新規方
法に有利に使用できる装置に関する。本発明はコンタク
トレンズ消毒技術の改善を第1の目的として完成された
ものであるので、本明細書のでは、本発明がこの特定の
技術分野における応用例について特に詳細に記載されて
いる。
しかしながら「 このような具体例は単に例示のために
記載されたものにすぎず「本発明の範囲は決して該具体
例の範囲内にのみ限定されるものではないことが理解さ
れるべきである。今迄長年月にわたって、比較的硬質の
プラスチックから作られた角膜装着コンタクトレンズ(
comealcontactle船)が使用されていた
。
記載されたものにすぎず「本発明の範囲は決して該具体
例の範囲内にのみ限定されるものではないことが理解さ
れるべきである。今迄長年月にわたって、比較的硬質の
プラスチックから作られた角膜装着コンタクトレンズ(
comealcontactle船)が使用されていた
。
このレンズは効果的なものであるが、次の如き欠点も有
する。すなわち、これはいよいよ装着者に不快感を与え
、かつ多く場合において短時間しか装着できない。最近
、非常に柔軟なコンタクトレンズが開発されたが、これ
は柔難なプラスチック材料(すなわち可榛性を有するプ
ラスチック材料)から造られたものであって、不快感が
比較的少ない。この柔軟性プラスチックは親水性が大き
く、したがって微生物により汚染され易い。それゆえに
、この新型の柔軟コンタクトレンズの使用者はこれを毎
日消毒しなければならない。上記の目的のための若干の
消毒技術が既に開発されている。
する。すなわち、これはいよいよ装着者に不快感を与え
、かつ多く場合において短時間しか装着できない。最近
、非常に柔軟なコンタクトレンズが開発されたが、これ
は柔難なプラスチック材料(すなわち可榛性を有するプ
ラスチック材料)から造られたものであって、不快感が
比較的少ない。この柔軟性プラスチックは親水性が大き
く、したがって微生物により汚染され易い。それゆえに
、この新型の柔軟コンタクトレンズの使用者はこれを毎
日消毒しなければならない。上記の目的のための若干の
消毒技術が既に開発されている。
これらの技術のうちのいくつかは、コンタクトレンズを
閉鎖容器の中で塩水(saline肌ter)の存在下
に加熱することを包含するものであって、この加熱操作
によりレンズが、微生物の如き汚染物を充分分解し得る
程度の高温に加熱されるのである。もう1つの公知消毒
方法は比較的新しいものであって、これは加熱工程を含
ます、その代物こ、微生物殺滅剤含有液たとえば過酸化
水素(弦02)溶液の使用を包含するものである。加熱
工程を含む旧式消毒方法を行なう場合にレンズ装着者が
守るべき注意事項は、レンズおよびカプセル(加熱容器
)を充分に冷却すべきであるということであった。一方
、微生物毅滅剤を含む消毒液を使用した場合には、消毒
後のレンズを眼に装着する前に、議しンズの入っている
該消毒液を何らかの方法で分解させて無毒化しておかな
ければならない。これを行なわない場合には眼が悪くな
ることがあり、あるいは、少なくともレンズ装着者に不
快感を与えるであろう。このような公知消毒方法の1例
を示す。
閉鎖容器の中で塩水(saline肌ter)の存在下
に加熱することを包含するものであって、この加熱操作
によりレンズが、微生物の如き汚染物を充分分解し得る
程度の高温に加熱されるのである。もう1つの公知消毒
方法は比較的新しいものであって、これは加熱工程を含
ます、その代物こ、微生物殺滅剤含有液たとえば過酸化
水素(弦02)溶液の使用を包含するものである。加熱
工程を含む旧式消毒方法を行なう場合にレンズ装着者が
守るべき注意事項は、レンズおよびカプセル(加熱容器
)を充分に冷却すべきであるということであった。一方
、微生物毅滅剤を含む消毒液を使用した場合には、消毒
後のレンズを眼に装着する前に、議しンズの入っている
該消毒液を何らかの方法で分解させて無毒化しておかな
ければならない。これを行なわない場合には眼が悪くな
ることがあり、あるいは、少なくともレンズ装着者に不
快感を与えるであろう。このような公知消毒方法の1例
を示す。
微生物毅滅剤として過酸化水素を比較的濃度で「たとえ
ば濃度約3%位の溶液の形で使用して消毒を行なう。そ
の後に中和、分解反応を行なうが、このとき該消毒液は
反応体となり、この反応体は白金の如き触媒(caPl
ytica鉾nt)との接触時に化学反応を起し、その
結果「前記の過酸化水素が中和または分解する。この反
応では酸素が遊離し、過酸化水素自体は水に還元される
。この全プロセスはある時間にわたって行なわれ、この
時間の長さは勿論触媒の性状および該反応実施前の消毒
液の濃度(強度)に左右されて種々変わるであろう。し
かし最後には消毒液が充分分解し、そしてこのときレン
ズを液から敬出して使用者の角膜上に装着することがで
き、しかもこの場合には、危険も不快感も全くない。上
記の消毒方法においてさえ、安全性確保のために考慮す
べきことが若干ある。
ば濃度約3%位の溶液の形で使用して消毒を行なう。そ
の後に中和、分解反応を行なうが、このとき該消毒液は
反応体となり、この反応体は白金の如き触媒(caPl
ytica鉾nt)との接触時に化学反応を起し、その
結果「前記の過酸化水素が中和または分解する。この反
応では酸素が遊離し、過酸化水素自体は水に還元される
。この全プロセスはある時間にわたって行なわれ、この
時間の長さは勿論触媒の性状および該反応実施前の消毒
液の濃度(強度)に左右されて種々変わるであろう。し
かし最後には消毒液が充分分解し、そしてこのときレン
ズを液から敬出して使用者の角膜上に装着することがで
き、しかもこの場合には、危険も不快感も全くない。上
記の消毒方法においてさえ、安全性確保のために考慮す
べきことが若干ある。
たとえば、消毒液の濃度は約3%程度という非常に低い
値でなければならない。この低濃度は安全ファクターと
して利用されるものである。すなわち、もしレンズの使
用者が、この低濃度の過酸化水素液の分解前に、あやま
ってこのレンズを装着したとしても、この場合には重大
な事故は起らず、ただ不快感が残るだけである。しかし
ながらまた次の問題も起こる。すなわち「所望程度の消
毒を完全に実施するためには、コンタクトレンズを適度
の濃度(強度)の消毒液に充分な時間接触させなければ
ならないのである。上記の公知消毒方法では過酸化水素
含有消毒液を化学反応により分解させる操作が行なわれ
るから、過酸化水素の濃度低下が急速に起こり、すなわ
ち消毒液が速やかに分解する。この分解プロセスは全体
として、溶液濃度および時間の関数として取扱うことが
でき、そしてこれは添付図面第9図のグラフにおいては
、一般に点線112の曲線で表わされる。このグラフの
縦軸は過酸化水素の濃度(%)、横軸は時間(時)であ
る。強い消毒液(すなわち高濃度消毒液)の使用は実用
上好ましくなく、かつ過酸化水素の分解はそれが触媒と
接触すると同時に始まるから、この公知方法に従って低
濃度消毒液を使用した場合には消毒が不充分にしか行な
われない場合もあり得るであろう。本発明は、上記の公
知消毒方法に従って消毒を行なうときに、充分な消毒を
安全かつ確実に行なうためにコンタクトレンズを充分に
消毒液と接触させるにはどうすればよいかという技術的
問題の完全な解決方法を提供するものである。
値でなければならない。この低濃度は安全ファクターと
して利用されるものである。すなわち、もしレンズの使
用者が、この低濃度の過酸化水素液の分解前に、あやま
ってこのレンズを装着したとしても、この場合には重大
な事故は起らず、ただ不快感が残るだけである。しかし
ながらまた次の問題も起こる。すなわち「所望程度の消
毒を完全に実施するためには、コンタクトレンズを適度
の濃度(強度)の消毒液に充分な時間接触させなければ
ならないのである。上記の公知消毒方法では過酸化水素
含有消毒液を化学反応により分解させる操作が行なわれ
るから、過酸化水素の濃度低下が急速に起こり、すなわ
ち消毒液が速やかに分解する。この分解プロセスは全体
として、溶液濃度および時間の関数として取扱うことが
でき、そしてこれは添付図面第9図のグラフにおいては
、一般に点線112の曲線で表わされる。このグラフの
縦軸は過酸化水素の濃度(%)、横軸は時間(時)であ
る。強い消毒液(すなわち高濃度消毒液)の使用は実用
上好ましくなく、かつ過酸化水素の分解はそれが触媒と
接触すると同時に始まるから、この公知方法に従って低
濃度消毒液を使用した場合には消毒が不充分にしか行な
われない場合もあり得るであろう。本発明は、上記の公
知消毒方法に従って消毒を行なうときに、充分な消毒を
安全かつ確実に行なうためにコンタクトレンズを充分に
消毒液と接触させるにはどうすればよいかという技術的
問題の完全な解決方法を提供するものである。
また本発明は、上記の消毒方法を確実に実施するために
使用できる消毒装置にも関する。一層具体的にいえば、
本発明は次の如き新規方法を提供するものである。すな
わち、コンタクトレンズを閉鎖容器内の消毒液の中に入
れる(この消毒液は、既述のタイプの消毒液以外の中和
可能一過酸化水素含有微生物殺減剤溶液であってもよい
)。また、触媒も容器内に配置するが、これは消毒液の
はるか上の地点に置き、触媒が消毒液と接触しないよう
にする。この閉鎖容器を「第1位置」に保って(すなわ
ち、消毒液と触媒とが接触しないような位置に該容器を
保って)、該容器を、タイマー機構(timingme
ohanism)と結合している軸受付支持部材に取付
ける。このタイマーは所定時間経過後に作動するように
なっており、この作動により該容器(カプセルともいう
)が自動的に回転または転倒し、これによって消毒液が
触媒と接触するようになり、そのために所望の分解反応
または中和反応が開始されるようになっている。上記の
本発明方法における時間と溶液濃度との関数関係の1例
を第9図のグラフに、実線の曲線114で示した。
使用できる消毒装置にも関する。一層具体的にいえば、
本発明は次の如き新規方法を提供するものである。すな
わち、コンタクトレンズを閉鎖容器内の消毒液の中に入
れる(この消毒液は、既述のタイプの消毒液以外の中和
可能一過酸化水素含有微生物殺減剤溶液であってもよい
)。また、触媒も容器内に配置するが、これは消毒液の
はるか上の地点に置き、触媒が消毒液と接触しないよう
にする。この閉鎖容器を「第1位置」に保って(すなわ
ち、消毒液と触媒とが接触しないような位置に該容器を
保って)、該容器を、タイマー機構(timingme
ohanism)と結合している軸受付支持部材に取付
ける。このタイマーは所定時間経過後に作動するように
なっており、この作動により該容器(カプセルともいう
)が自動的に回転または転倒し、これによって消毒液が
触媒と接触するようになり、そのために所望の分解反応
または中和反応が開始されるようになっている。上記の
本発明方法における時間と溶液濃度との関数関係の1例
を第9図のグラフに、実線の曲線114で示した。
このグラフに示されているように、この具体例では分解
反応が既述の公知方法の場合よりも1時間遅れて開始さ
れるのである。容易に理解され得るように、レンズを比
較的高い濃度において消毒液で処理するときの処理時間
が、本発明の場合には「前記公知方法(すなわち、レン
ズ消毒液をすぐに触媒と接触させることを包含する方法
)の場合よりも実質的に長いのである。また、本発明に
従えば、低濃度すなわち安全濃度の消毒液を用いて消毒
処理を開始させることも可能であり、かつ、必要な暴露
時間(すなわち、レンズを消毒液に暴露して消毒する時
間)が必らず確保できるのである。本発明方法では前記
カプセル(すなわち前記容器)を手で動かして反転また
は倒置すること可能であるけれども、これは多く場合に
おいても実用的ではない。
反応が既述の公知方法の場合よりも1時間遅れて開始さ
れるのである。容易に理解され得るように、レンズを比
較的高い濃度において消毒液で処理するときの処理時間
が、本発明の場合には「前記公知方法(すなわち、レン
ズ消毒液をすぐに触媒と接触させることを包含する方法
)の場合よりも実質的に長いのである。また、本発明に
従えば、低濃度すなわち安全濃度の消毒液を用いて消毒
処理を開始させることも可能であり、かつ、必要な暴露
時間(すなわち、レンズを消毒液に暴露して消毒する時
間)が必らず確保できるのである。本発明方法では前記
カプセル(すなわち前記容器)を手で動かして反転また
は倒置すること可能であるけれども、これは多く場合に
おいても実用的ではない。
本発明の好ましい具体例に従えば、使用者のすいみん中
に、すなわち使用者がコンタクトレンズの装着を必要と
しないときに、このコンタクトレンズの消毒が有利に実
施できるのである。この目的のために、本発明に従えば
消毒液含有カプセルを自動的に転倒(倒置)する装置が
使用できる。したがって本明細書では、全消毒プロセス
のうちの分解反応実施工程において反応開始期を遅延さ
せるために使用できる装置の好ましい具体例について詳
細に説明することにする。この場合には、レンズを消毒
液(消毒薬)に所定時間暴露させた後でのみ消毒液含有
カプセルを転倒させて最初の「第1番目の位置」から「
第2番目の位置」(すなわち転倒して逆さまになったと
きの位置)に変える転倒操作が行なわれ、これによって
分解反応開始期を所定通りに遅延させることができるの
である。本発明は、たとえば添付図面第1図〜第8図に
示された装置を用いて有利に実施できるものである。次
に、本発明の好ましい具体例について添付面参照下に詳
細に説明することにする。しかしながら、本発明は添付
図面記載の装置以外の種々の装置を用いて実施すること
も可能であり、すなわち、所定時定経過後にカプセルを
所望通りを転倒できるような任意の装置が使用できるこ
とが理解されるべきである。さて、本発明の好ましい具
体例において使用できる添付図面記載の装置について詳
細に説明する。
に、すなわち使用者がコンタクトレンズの装着を必要と
しないときに、このコンタクトレンズの消毒が有利に実
施できるのである。この目的のために、本発明に従えば
消毒液含有カプセルを自動的に転倒(倒置)する装置が
使用できる。したがって本明細書では、全消毒プロセス
のうちの分解反応実施工程において反応開始期を遅延さ
せるために使用できる装置の好ましい具体例について詳
細に説明することにする。この場合には、レンズを消毒
液(消毒薬)に所定時間暴露させた後でのみ消毒液含有
カプセルを転倒させて最初の「第1番目の位置」から「
第2番目の位置」(すなわち転倒して逆さまになったと
きの位置)に変える転倒操作が行なわれ、これによって
分解反応開始期を所定通りに遅延させることができるの
である。本発明は、たとえば添付図面第1図〜第8図に
示された装置を用いて有利に実施できるものである。次
に、本発明の好ましい具体例について添付面参照下に詳
細に説明することにする。しかしながら、本発明は添付
図面記載の装置以外の種々の装置を用いて実施すること
も可能であり、すなわち、所定時定経過後にカプセルを
所望通りを転倒できるような任意の装置が使用できるこ
とが理解されるべきである。さて、本発明の好ましい具
体例において使用できる添付図面記載の装置について詳
細に説明する。
第1図には、本発明に従って有利に使用できる転倒ユニ
ット(転倒位置)10が示されている。
ット(転倒位置)10が示されている。
転倒ユニット10はハウジング12を有するが、このハ
ウジング12は、第2図に示されているように上部ハウ
ジングセグメント14と下部ハウジングセグメント16
とからなるものである。一般にハウジング12はL字形
に作られる。なぜならばこのデザインによってコンパク
トかつ安定な装置が製作できるからである。第1図に示
されているように、タイマーダイヤル18がハウジング
12の前面から手前の方に遅延した形で取付けられてい
る。このダイヤル亀8には目盛りをつけることができ、
しかしてこの目盛はタイマーの内部機構に応じてキャリ
ブレ−トできるようになっている。かように、分解反応
開始期の遅延の程度(遅延時間)がダイヤル上の種々の
目盛により肉眼で確認できるようになっている。第2図
には転倒装置(転倒ユニット)亀0の裏側が示されてる
。
ウジング12は、第2図に示されているように上部ハウ
ジングセグメント14と下部ハウジングセグメント16
とからなるものである。一般にハウジング12はL字形
に作られる。なぜならばこのデザインによってコンパク
トかつ安定な装置が製作できるからである。第1図に示
されているように、タイマーダイヤル18がハウジング
12の前面から手前の方に遅延した形で取付けられてい
る。このダイヤル亀8には目盛りをつけることができ、
しかしてこの目盛はタイマーの内部機構に応じてキャリ
ブレ−トできるようになっている。かように、分解反応
開始期の遅延の程度(遅延時間)がダイヤル上の種々の
目盛により肉眼で確認できるようになっている。第2図
には転倒装置(転倒ユニット)亀0の裏側が示されてる
。
反応容器(またはカプセル)22中でコンタクトレンズ
の消毒が行なわれ、かつ消毒液の分解反応も行なわれる
ようになっている。転倒ユニットIQ‘こはト一般にU
字形または二股の形の支持ブラケット24が配置されて
おり、このブラケツト24にカプセル22が把持される
ようになっている。この装置18を操作される場合には
、最初にタイマーダイヤル亀8を回転させて所定の目盛
に合わせることによりタイマー機構をセットする(タイ
マー機構の詳細は後で述べる)。
の消毒が行なわれ、かつ消毒液の分解反応も行なわれる
ようになっている。転倒ユニットIQ‘こはト一般にU
字形または二股の形の支持ブラケット24が配置されて
おり、このブラケツト24にカプセル22が把持される
ようになっている。この装置18を操作される場合には
、最初にタイマーダイヤル亀8を回転させて所定の目盛
に合わせることによりタイマー機構をセットする(タイ
マー機構の詳細は後で述べる)。
この問題により、プラケット24が自動的に所定の配向
位置(一般に垂直位置)に配向できるようになっている
が、その詳細は後で述べる。所定時間経過後にタイマー
機構の作動により支持ブラケット24が自動的に180
度回転し「カプセル22を転倒させるので、消毒液と触
媒とが接触し「該液の分解反応が所望適切こ起る。この
カプセルの転倒状態は第3A図に例示れている。次に、
第3図および第3A図を参照されたい。
位置(一般に垂直位置)に配向できるようになっている
が、その詳細は後で述べる。所定時間経過後にタイマー
機構の作動により支持ブラケット24が自動的に180
度回転し「カプセル22を転倒させるので、消毒液と触
媒とが接触し「該液の分解反応が所望適切こ起る。この
カプセルの転倒状態は第3A図に例示れている。次に、
第3図および第3A図を参照されたい。
第3図には転倒ユニット10の基本的内部機構が示され
ており、すなわち、所望の作動態様で作動するために必
要な基本的内部機構が示されている。第3A図には、好
ましい形のコンタクトレンズ消毒用カプセル(レンズカ
プセル)22が示されている。最初に〜レンズカプセル
22について説明する。一般にこのレンズカプセル22
は、米国特許第3770113号明細書〔発行日197
3年11月6日;発明者ミカェル、D.トーマス(本発
明の発明者のうちの1人)〕に記載のレンズカプセルと
類似のデザインのものである。原則として、カプセル2
2は、一般に円筒形でありかつ両端が開放状態であるハ
ウジング30を有する。ハウジング30の1端にキャッ
プ部材32をはめこむ。キャップ部材32には、1対の
ヒンジカバー36を有するレンズ収容床(ホルダー)3
4があり、ここには〜理想的なしンズ収容空間に近い空
間が確保されている。最初に、レンズをこのレンズ収容
空間に入れ、ヒンジカバー36を閉鎖してレンズを所定
の位置に保つ。カバー36には適当な穴をあげて「消毒
液が流入してレンズと充分接触できるようにするのが有
利である。ハウジング301こおける前記末端部とは反
対側の末端部には、第2末端キャップ40をはめる。そ
してこのキャップ4Q‘こは「本発明に従って添付図面
に示されているように触媒を取付けることができる。添
付図面記載の具体例に使用された触媒は白金被覆プラス
チックリング42の形をしたものであって、このリング
42は末端キャップ4Q‘乙直接に取付けられている。
カプセル22の中でコンタクトレンズの消毒操作を行な
う場合には、最初にこのカプセルを第3図記載の如き「
最初の位置」(すなわち「第1番目の位置Dに置く。
ており、すなわち、所望の作動態様で作動するために必
要な基本的内部機構が示されている。第3A図には、好
ましい形のコンタクトレンズ消毒用カプセル(レンズカ
プセル)22が示されている。最初に〜レンズカプセル
22について説明する。一般にこのレンズカプセル22
は、米国特許第3770113号明細書〔発行日197
3年11月6日;発明者ミカェル、D.トーマス(本発
明の発明者のうちの1人)〕に記載のレンズカプセルと
類似のデザインのものである。原則として、カプセル2
2は、一般に円筒形でありかつ両端が開放状態であるハ
ウジング30を有する。ハウジング30の1端にキャッ
プ部材32をはめこむ。キャップ部材32には、1対の
ヒンジカバー36を有するレンズ収容床(ホルダー)3
4があり、ここには〜理想的なしンズ収容空間に近い空
間が確保されている。最初に、レンズをこのレンズ収容
空間に入れ、ヒンジカバー36を閉鎖してレンズを所定
の位置に保つ。カバー36には適当な穴をあげて「消毒
液が流入してレンズと充分接触できるようにするのが有
利である。ハウジング301こおける前記末端部とは反
対側の末端部には、第2末端キャップ40をはめる。そ
してこのキャップ4Q‘こは「本発明に従って添付図面
に示されているように触媒を取付けることができる。添
付図面記載の具体例に使用された触媒は白金被覆プラス
チックリング42の形をしたものであって、このリング
42は末端キャップ4Q‘乙直接に取付けられている。
カプセル22の中でコンタクトレンズの消毒操作を行な
う場合には、最初にこのカプセルを第3図記載の如き「
最初の位置」(すなわち「第1番目の位置Dに置く。
コンタクトレンズは最初にホルダー(レンズ収容床)3
4に入れし末端キャップ部材32を所定の位置に取付け
る。次いで消毒剤(好ましくは過酸化水素)をカプセル
中にトレンズを充分浸債せしめる程度のレベルのところ
まで入れる。次いでキャップ48を取付るが「 この場
合には、このキャップ4川こ取付けられている触媒42
が消毒剤のはるか上方部に位置して、触媒が消毒剤と接
触しないようにしなければならない。次いで、カプセル
22をこの第1配向位置に保ちながらU字形ブラケット
24に取付ける。U字形または二股の形のブラケット2
4は可孫性(pliable)プラスチック材料から製
造でき「したがってこのプラケツト24は弾性構造を有
し、スナップーフイツト型(snap−fittype
)の作動により(すなわち弾性を利用した舷合作動によ
り)、カプセル22のハウジング38と密着係合し得る
のである。すなわち「このときの係合は、「このカプセ
ルを所定の位置に確実に保つがこのカプセルを手で取外
すことも可能であるという程度の強さの係合力」でなさ
れているものである。第3図の左半分に例示されいるよ
うに「 U字形の支持プラケット24はシャフト44の
末端部に取付けられており、しかしてシャフト44は支
持プレート46に、回転自在に取付けられている。
4に入れし末端キャップ部材32を所定の位置に取付け
る。次いで消毒剤(好ましくは過酸化水素)をカプセル
中にトレンズを充分浸債せしめる程度のレベルのところ
まで入れる。次いでキャップ48を取付るが「 この場
合には、このキャップ4川こ取付けられている触媒42
が消毒剤のはるか上方部に位置して、触媒が消毒剤と接
触しないようにしなければならない。次いで、カプセル
22をこの第1配向位置に保ちながらU字形ブラケット
24に取付ける。U字形または二股の形のブラケット2
4は可孫性(pliable)プラスチック材料から製
造でき「したがってこのプラケツト24は弾性構造を有
し、スナップーフイツト型(snap−fittype
)の作動により(すなわち弾性を利用した舷合作動によ
り)、カプセル22のハウジング38と密着係合し得る
のである。すなわち「このときの係合は、「このカプセ
ルを所定の位置に確実に保つがこのカプセルを手で取外
すことも可能であるという程度の強さの係合力」でなさ
れているものである。第3図の左半分に例示されいるよ
うに「 U字形の支持プラケット24はシャフト44の
末端部に取付けられており、しかしてシャフト44は支
持プレート46に、回転自在に取付けられている。
支持プレート46にはタイマー機構47も取付けられて
いるが、これについては後で詳細に説明する。シャフト
44の1端には前記の如くプラケツト24が取付けられ
ているが、その反対側の末端部にはギャ部材48が取付
けられている。ギャ部材48と一列になるようにディス
ク部村52が回転自在に取付けられている。ディスク部
材52の周囲の一部には一連のギャ歯50が刻まれてい
て〜ギャ歯50がギャ部村28と俵合できるようになっ
ているが「 これについては後で詳細に説明する。第2
図に示されているように、上部ハウジング部材12およ
び下部ハウジング部材1Wこは半円形溝部5亀および5
鱈が設けられており、そして該溝部を介してシャフト亀
母が外部にのびている。
いるが、これについては後で詳細に説明する。シャフト
44の1端には前記の如くプラケツト24が取付けられ
ているが、その反対側の末端部にはギャ部材48が取付
けられている。ギャ部材48と一列になるようにディス
ク部村52が回転自在に取付けられている。ディスク部
材52の周囲の一部には一連のギャ歯50が刻まれてい
て〜ギャ歯50がギャ部村28と俵合できるようになっ
ているが「 これについては後で詳細に説明する。第2
図に示されているように、上部ハウジング部材12およ
び下部ハウジング部材1Wこは半円形溝部5亀および5
鱈が設けられており、そして該溝部を介してシャフト亀
母が外部にのびている。
ハウジング亀2においても前記の側部と反対側の側部に
は、タイマーダイヤル亀8を充分収容できる程度の寸法
を有する半円形溝部が設けられている。ハウジング部材
亀亀および富登の各々の内部には溝部があり(図示せず
)もその中に支持プレート46のエッジが収容され、こ
れによって、前記プレート46がハウジング12の中の
適当な位置に確実に保持できるようになっている。なお
第2図には「転倒状態のカプセル22が示されており〜
すなわち、消毒液と触媒とを接触させた後のカプセル2
2の状態が示されている。転倒装置亀0を操作する場合
には、最初に〜所望遅延時間に応じてタイマー亀7を適
当にプレセットする。次いで、前もって内部に薬品を入
れておいたカプセル22を「第3図記載の状態を保ちな
がら支持ブラケット2亀と係合させる。その後に「 タ
イマーを所定のプログラムに従って所定時間作動させる
。プレセット時間の経過後にディスク部材52が比較的
短かし、距離(円弧距離)にわたって速やかに回転し、
前記ディスク部材52に存在するギャ歯50がギャ部材
48と競合し、これによってシャフト44が回転し、こ
のシャフトに付いている支持体2叫こ担持されているカ
プセル22が回転する。このカプセル22は180度回
転し「すなわちカプセルは転倒して、第2図および第3
A図に記載の転倒状態になる。これによってト触媒42
の付いているキャップ40が最低位置に来て消毒液41
が触媒42に接触するようになる。触媒42は消毒剤(
過酸化水素)と反応し「すなわち前記分解反応が起こる
。この反応はたとえさま約6時間後に終り、過酸化水素
は水に還元され、これによってコンタクトレンズの安全
性が確保され「不快感または副作用ないこしンズが使用
者の眼に装着できるのである。転倒装置10を使用すれ
ば前記の消毒操作およびカプセル22の転倒操作が確実
に実施できるが「次に、該装置10の特定のメカニズム
について詳細に説明する。
は、タイマーダイヤル亀8を充分収容できる程度の寸法
を有する半円形溝部が設けられている。ハウジング部材
亀亀および富登の各々の内部には溝部があり(図示せず
)もその中に支持プレート46のエッジが収容され、こ
れによって、前記プレート46がハウジング12の中の
適当な位置に確実に保持できるようになっている。なお
第2図には「転倒状態のカプセル22が示されており〜
すなわち、消毒液と触媒とを接触させた後のカプセル2
2の状態が示されている。転倒装置亀0を操作する場合
には、最初に〜所望遅延時間に応じてタイマー亀7を適
当にプレセットする。次いで、前もって内部に薬品を入
れておいたカプセル22を「第3図記載の状態を保ちな
がら支持ブラケット2亀と係合させる。その後に「 タ
イマーを所定のプログラムに従って所定時間作動させる
。プレセット時間の経過後にディスク部材52が比較的
短かし、距離(円弧距離)にわたって速やかに回転し、
前記ディスク部材52に存在するギャ歯50がギャ部材
48と競合し、これによってシャフト44が回転し、こ
のシャフトに付いている支持体2叫こ担持されているカ
プセル22が回転する。このカプセル22は180度回
転し「すなわちカプセルは転倒して、第2図および第3
A図に記載の転倒状態になる。これによってト触媒42
の付いているキャップ40が最低位置に来て消毒液41
が触媒42に接触するようになる。触媒42は消毒剤(
過酸化水素)と反応し「すなわち前記分解反応が起こる
。この反応はたとえさま約6時間後に終り、過酸化水素
は水に還元され、これによってコンタクトレンズの安全
性が確保され「不快感または副作用ないこしンズが使用
者の眼に装着できるのである。転倒装置10を使用すれ
ば前記の消毒操作およびカプセル22の転倒操作が確実
に実施できるが「次に、該装置10の特定のメカニズム
について詳細に説明する。
第8図にはタイマー機構47の1例の説明図が記載され
ている。この図面で示されたメカニズムは一般的な標準
設計のものであり、そしてこれはコイルばねである主ば
ねにより駆動させるのに適したものである。すなわち、
装置10‘ま電力ないと作動し得るものである。第8図
記載の構造を有するタイマー機構47(その詳細は後で
詳細に説明する)は、使用し得るタイマー機構の1具体
例にすぎないものであり、そして「以下の詳細な説明は
、本発明の好ましい1具体例を説明したものにすぎない
ことが理解されるべきである。また、本明細書に記載の
事項に基し・て種々の種類のタイマー機構を利用するこ
と、およびタイマー機構とジャーナルシャフト44との
カップリングのための種々のカップリング方式を利用す
ること自体は当業者にとって容易なことであるから、こ
れらのことも全部本発明の範囲内に入るものであること
が理解されるべきである。第8図記載のタイマー機構4
7について詳細に説明する。タイマー機構47には中央
シャフト(主シャフト)60があり、これに主ギャ部材
62が付いている。主コイルばね部材64が作動可能状
態でシャフト62に係合していて「該シャフト62に、
逆時計まわりの方向に回転させるようなバイヤス力を与
える。ギャ669 67,68,69970,71,7
2および73からなる減速ギャ列を介しても主ギャ62
が作動可能状態でエスケープ部村74と連結されている
。エスケープ部材74‘ま、ピボット結合した腕部T6
と1対のエスケープピン78および80とを有し、そし
てエスケープピン78および80はギヤ73と係合して
いて、該ギャ73がインクレメンタル運動(iMrem
en仇movement)のみ行ない得るよう0になっ
ている。容易に理解され得るように、上記の具体例に示
された構造は一般に周知のものであって、これによって
主ばね64が回転でき、かつエスケープ機構74により
ギャ部材はインクレメンタル運動のみなし得るようにな
っている。ギャ列66〜73からなるギャ減速機構によ
り、主シャフト60を所望速度で運動させることができ
るようになっている。なお〜一般にギヤ62の周辺部の
なかの特定の区域82にはギャ歯が刻まれていないが「
この点については後で詳細に説明する。第8図には、タ
イマー機構471こ最初のセット操作がなされたときの
各部材の配向状態が示されている。
ている。この図面で示されたメカニズムは一般的な標準
設計のものであり、そしてこれはコイルばねである主ば
ねにより駆動させるのに適したものである。すなわち、
装置10‘ま電力ないと作動し得るものである。第8図
記載の構造を有するタイマー機構47(その詳細は後で
詳細に説明する)は、使用し得るタイマー機構の1具体
例にすぎないものであり、そして「以下の詳細な説明は
、本発明の好ましい1具体例を説明したものにすぎない
ことが理解されるべきである。また、本明細書に記載の
事項に基し・て種々の種類のタイマー機構を利用するこ
と、およびタイマー機構とジャーナルシャフト44との
カップリングのための種々のカップリング方式を利用す
ること自体は当業者にとって容易なことであるから、こ
れらのことも全部本発明の範囲内に入るものであること
が理解されるべきである。第8図記載のタイマー機構4
7について詳細に説明する。タイマー機構47には中央
シャフト(主シャフト)60があり、これに主ギャ部材
62が付いている。主コイルばね部材64が作動可能状
態でシャフト62に係合していて「該シャフト62に、
逆時計まわりの方向に回転させるようなバイヤス力を与
える。ギャ669 67,68,69970,71,7
2および73からなる減速ギャ列を介しても主ギャ62
が作動可能状態でエスケープ部村74と連結されている
。エスケープ部材74‘ま、ピボット結合した腕部T6
と1対のエスケープピン78および80とを有し、そし
てエスケープピン78および80はギヤ73と係合して
いて、該ギャ73がインクレメンタル運動(iMrem
en仇movement)のみ行ない得るよう0になっ
ている。容易に理解され得るように、上記の具体例に示
された構造は一般に周知のものであって、これによって
主ばね64が回転でき、かつエスケープ機構74により
ギャ部材はインクレメンタル運動のみなし得るようにな
っている。ギャ列66〜73からなるギャ減速機構によ
り、主シャフト60を所望速度で運動させることができ
るようになっている。なお〜一般にギヤ62の周辺部の
なかの特定の区域82にはギャ歯が刻まれていないが「
この点については後で詳細に説明する。第8図には、タ
イマー機構471こ最初のセット操作がなされたときの
各部材の配向状態が示されている。
タイマー機構47はセット当初から時間が経つにつれて
主ギャ62は矢印鷲4で示したように逆時計回りの方向
に回転する。主ギャ62が逆時計回りの方向に回転する
から、結局主ギャ62の平滑部82がギャ66と隣接し
て向かい合うようになるであろう。このときには主ギヤ
82は、もはやギヤ列66〜?3を介してエスケープ部
村74と作動可能状態で係合しておらず、すなわち、主
ギャ62はエスケープメント機構74の作動に拘束され
ずにフリーの状態になっている。したがってこの場合に
はばね64のバイヤス作動により〜主ギヤ62およびシ
ャフト鯵8!ま、「主ギャ62のなかのギャ歯のない平
滑部82の長さ」に大体等しい円弧距離にわたって迅速
に回転する。上記のメカニズムに関しても主シャフト6
Qには、ギャ歯50を有する回転ディスク52もまた取
付けられていることに注目されたい。
主ギャ62は矢印鷲4で示したように逆時計回りの方向
に回転する。主ギャ62が逆時計回りの方向に回転する
から、結局主ギャ62の平滑部82がギャ66と隣接し
て向かい合うようになるであろう。このときには主ギヤ
82は、もはやギヤ列66〜?3を介してエスケープ部
村74と作動可能状態で係合しておらず、すなわち、主
ギャ62はエスケープメント機構74の作動に拘束され
ずにフリーの状態になっている。したがってこの場合に
はばね64のバイヤス作動により〜主ギヤ62およびシ
ャフト鯵8!ま、「主ギャ62のなかのギャ歯のない平
滑部82の長さ」に大体等しい円弧距離にわたって迅速
に回転する。上記のメカニズムに関しても主シャフト6
Qには、ギャ歯50を有する回転ディスク52もまた取
付けられていることに注目されたい。
前記の如くシャフト60の迅速回転によりディスク52
も回転し、ギャ歯50がギャ部材48と鉄合し、これに
よってシャフト44が回転し、その1端にある支持ブラ
ケット24(およびそれに担持されたカプセル22)を
転倒させるようになっている。第4図〜第?図には、既
述の如きタイマー機構47の作動下に装置10を操作す
る場合における回転ディスク部材52とギャ部材48と
の間の関係の経時的変化が示されている。さらに〜第4
図〜第7図には、ブラケット24を所定の配向位置に保
っために使用される「位贋ぎめ手段」の好ましい具体例
もまた示されている。これによって、カプセル22を前
記遅延期間の間所望位置に確実に維持することができる
。すなわち「過酸化水素液と触媒42との接触によって
分解反応が起こる前に、コンタクトレンズを高強度(高
濃度)過酸化水素液で消毒する操作がト上記の遅延手段
を利用することにより確実に実施できるようになるので
ある。第4図には、回転ディスク52の内側の一部も示
されている。
も回転し、ギャ歯50がギャ部材48と鉄合し、これに
よってシャフト44が回転し、その1端にある支持ブラ
ケット24(およびそれに担持されたカプセル22)を
転倒させるようになっている。第4図〜第?図には、既
述の如きタイマー機構47の作動下に装置10を操作す
る場合における回転ディスク部材52とギャ部材48と
の間の関係の経時的変化が示されている。さらに〜第4
図〜第7図には、ブラケット24を所定の配向位置に保
っために使用される「位贋ぎめ手段」の好ましい具体例
もまた示されている。これによって、カプセル22を前
記遅延期間の間所望位置に確実に維持することができる
。すなわち「過酸化水素液と触媒42との接触によって
分解反応が起こる前に、コンタクトレンズを高強度(高
濃度)過酸化水素液で消毒する操作がト上記の遅延手段
を利用することにより確実に実施できるようになるので
ある。第4図には、回転ディスク52の内側の一部も示
されている。
第4図記載の如く該ディスク52には「それと共に回転
する「位層ぎめリング部材餐区」が取付けられているが
〜 これについては後で詳細に説明する。既知の如く回
転ディスク52は〜 タイマーダイヤル亀登の場合と同
様に、タイマー機構47の主シャフト881こ取付けら
れている。ディスク62の周辺部には、互いに向かい合
っている1対の止め部村92および9亀がある。さらに
〜第3図および第4図に示されているように、ギャ部材
鬼飢こは「半径方向に伸びた台形フランジ96および9
8が設けられている。ギャ部村4塁のすぐうしろに〜た
だし回転ディスク部材52の背後から少し離れたところ
にtコンペックス面の部分(convexsmface
po比ion)102を有するカム状部材貫88が配燈
されている。したがって、タイマー機構47のセット時
にはダイヤルー溝が時計回りの方向に回転し、これによ
って主シャフトも対応角度だけ回転し、主ばね82も巻
取られる。ダイヤル亀8の時計回り方向の回転角度は、
図面に示されているように止め部村94とギャ部材4奪
上の台形フランジ96との係合により制限される。すな
わち「 この係合が起こるときが、タイマーの最高セッ
ト値となる。前記のダイヤル亀8およびディスク52の
時計回り方向の回転によりリングセグメント90の配向
位置が決まり「すなわちリングセグメント登川まある特
定の位置に保たれるようになる(第4図参照)。この位
置では「リングセグメント98の弓形面(arcuaに
suがace)は、部材量 Q8のコンペックス面量Q
2と、互いに向かい合うような形で接している。この状
態では、互いに向かい合った前記の2つの表面の係合に
より部材IQQ‘ま回転できない。部村188‘まシャ
フト亀Wこ取付けてあるから「前記の係合はまた、支持
体を所望垂直方向に配同した状態で固定される役目も果
している。前記の記載から明らかなようにも一旦タイマ
ー47をセットしかつカプセル22を支持ブラケツト2
4と係合させた場合には、カプセル22の節向方向が規
制されるのである。次に「シャフト44を回転可能状態
にする方法、およびこの回転を実施する方法について詳
細に説明する。第4図記載の如き出発地点にタイマー機
構47をセットすると、その直後にシャフト6Qおよび
ディスク52が逆時計回りの方向に回転し始めるであろ
う。タイマー機構47により行なわれる連続的なインク
レメンタル運動は、各部材の配向位置が第5図記載のよ
うになるまで続くであろう(すなわち、リング52のギ
ャ歯存在部58がギヤ部材48の近くに倒達するまで、
前記のインクレメンタル運動が続くであろう)。第8図
に例示されたタイマー機構の作動の説明は既に行なった
が「第8図およびその説明の参照下に次のことが容易に
理解されるであろう。装置10の作動中に各部材の配向
位置が第5図記載の如くなったときには、主ギャ62の
平滑部(すなわちギャ歯の無い部分)80がギャ66の
向かい側にきており「このために〜主ギャ62へのエス
ケープ機構74の遅延作用(retardingef史
ct)が中断される。この場合には、ギャ62が既述の
如く短かし、距離(円弧距離)にわたって迅速に回転し
、そしてこれによって〜シャフト68およびディスク部
村52も矢印IG4の方向に回転する。ディスク52が
上記の如く回転することによりも第6図記載の如くギャ
歯50とギャ部材4登との鉄合が非常に速やかに起こり
〜 これによってギャ部材48が第T図記載の位置まで
回転する。すなわち「矢印IQ6の向きから明らかなよ
うに、ギャ部村48の付いているシャフト44の向き(
配向位置)は約180度変わるのである。第5図に示さ
れているように、ギャ部材蔓8がギャ歯58と係合する
直前には、回転ディスク部材52に付いているリングセ
グメント90が回転して「 コンペツクス面亀02との
孫合から既にはずれてしまっているであろう。
する「位層ぎめリング部材餐区」が取付けられているが
〜 これについては後で詳細に説明する。既知の如く回
転ディスク52は〜 タイマーダイヤル亀登の場合と同
様に、タイマー機構47の主シャフト881こ取付けら
れている。ディスク62の周辺部には、互いに向かい合
っている1対の止め部村92および9亀がある。さらに
〜第3図および第4図に示されているように、ギャ部材
鬼飢こは「半径方向に伸びた台形フランジ96および9
8が設けられている。ギャ部村4塁のすぐうしろに〜た
だし回転ディスク部材52の背後から少し離れたところ
にtコンペックス面の部分(convexsmface
po比ion)102を有するカム状部材貫88が配燈
されている。したがって、タイマー機構47のセット時
にはダイヤルー溝が時計回りの方向に回転し、これによ
って主シャフトも対応角度だけ回転し、主ばね82も巻
取られる。ダイヤル亀8の時計回り方向の回転角度は、
図面に示されているように止め部村94とギャ部材4奪
上の台形フランジ96との係合により制限される。すな
わち「 この係合が起こるときが、タイマーの最高セッ
ト値となる。前記のダイヤル亀8およびディスク52の
時計回り方向の回転によりリングセグメント90の配向
位置が決まり「すなわちリングセグメント登川まある特
定の位置に保たれるようになる(第4図参照)。この位
置では「リングセグメント98の弓形面(arcuaに
suがace)は、部材量 Q8のコンペックス面量Q
2と、互いに向かい合うような形で接している。この状
態では、互いに向かい合った前記の2つの表面の係合に
より部材IQQ‘ま回転できない。部村188‘まシャ
フト亀Wこ取付けてあるから「前記の係合はまた、支持
体を所望垂直方向に配同した状態で固定される役目も果
している。前記の記載から明らかなようにも一旦タイマ
ー47をセットしかつカプセル22を支持ブラケツト2
4と係合させた場合には、カプセル22の節向方向が規
制されるのである。次に「シャフト44を回転可能状態
にする方法、およびこの回転を実施する方法について詳
細に説明する。第4図記載の如き出発地点にタイマー機
構47をセットすると、その直後にシャフト6Qおよび
ディスク52が逆時計回りの方向に回転し始めるであろ
う。タイマー機構47により行なわれる連続的なインク
レメンタル運動は、各部材の配向位置が第5図記載のよ
うになるまで続くであろう(すなわち、リング52のギ
ャ歯存在部58がギヤ部材48の近くに倒達するまで、
前記のインクレメンタル運動が続くであろう)。第8図
に例示されたタイマー機構の作動の説明は既に行なった
が「第8図およびその説明の参照下に次のことが容易に
理解されるであろう。装置10の作動中に各部材の配向
位置が第5図記載の如くなったときには、主ギャ62の
平滑部(すなわちギャ歯の無い部分)80がギャ66の
向かい側にきており「このために〜主ギャ62へのエス
ケープ機構74の遅延作用(retardingef史
ct)が中断される。この場合には、ギャ62が既述の
如く短かし、距離(円弧距離)にわたって迅速に回転し
、そしてこれによって〜シャフト68およびディスク部
村52も矢印IG4の方向に回転する。ディスク52が
上記の如く回転することによりも第6図記載の如くギャ
歯50とギャ部材4登との鉄合が非常に速やかに起こり
〜 これによってギャ部材48が第T図記載の位置まで
回転する。すなわち「矢印IQ6の向きから明らかなよ
うに、ギャ部村48の付いているシャフト44の向き(
配向位置)は約180度変わるのである。第5図に示さ
れているように、ギャ部材蔓8がギャ歯58と係合する
直前には、回転ディスク部材52に付いているリングセ
グメント90が回転して「 コンペツクス面亀02との
孫合から既にはずれてしまっているであろう。
この作動によりシャフト44およびギヤ部材塁8が回転
可能状態になってこれらは回転し「この回転はギャ歯5
0との再係合が起るまで続く。ただしこの再結合はこの
回転の直後に起こるであろう。第7図中の矢印IQ6か
ら明らかなように、ギャ部材48は約180度回転して
しまう。
可能状態になってこれらは回転し「この回転はギャ歯5
0との再係合が起るまで続く。ただしこの再結合はこの
回転の直後に起こるであろう。第7図中の矢印IQ6か
ら明らかなように、ギャ部材48は約180度回転して
しまう。
これによって「シャフト44も上記のギャ部材48の回
転角度に相当する角度だけ回転し、すなわち約180度
回転しし カプセル22の転倒が行なわれるのである。
リングセグメント90‘まカム状部村100の区域を通
り越すように回転するから「談部材10Gののコンペッ
クス面畳02も、ディスク部材52の周辺部の背後にお
いて無拘束状態で半径方向に動き、すなわち該都材52
の内側を通り越すように動く。逆時計回りの方向へのI
Jング52の回転は、第7図記載の如く止め部92と台
形部材108との係合により制限される。
転角度に相当する角度だけ回転し、すなわち約180度
回転しし カプセル22の転倒が行なわれるのである。
リングセグメント90‘まカム状部村100の区域を通
り越すように回転するから「談部材10Gののコンペッ
クス面畳02も、ディスク部材52の周辺部の背後にお
いて無拘束状態で半径方向に動き、すなわち該都材52
の内側を通り越すように動く。逆時計回りの方向へのI
Jング52の回転は、第7図記載の如く止め部92と台
形部材108との係合により制限される。
ギャ部材48の上記回転により、台形フランジ98がデ
ィスク52の周辺部を係合するようになる。上記の2つ
の孫合は「「支持ブラケット22が時計回りの方向にさ
らに回転しようとする力が原因となって装置1QIこか
かる歪み」を吸収するのに役立つものである。すなわち
、歪みをもたらすような運動は前記の複数の台形部村に
より充分抑制され、ギャ部材の破損をもたらすような力
がギャ部材にかかることは全くない。また、次のことに
も注目されたい。
ィスク52の周辺部を係合するようになる。上記の2つ
の孫合は「「支持ブラケット22が時計回りの方向にさ
らに回転しようとする力が原因となって装置1QIこか
かる歪み」を吸収するのに役立つものである。すなわち
、歪みをもたらすような運動は前記の複数の台形部村に
より充分抑制され、ギャ部材の破損をもたらすような力
がギャ部材にかかることは全くない。また、次のことに
も注目されたい。
ギャ歯50は「第7図記載の位置では、ギャ部材48と
駆動係合(drivingenga度ment)した状
態になっている。したがって、ダイヤル18を矢印11
0で示したような時計回りの方向に回転して装置10を
リセットした場合には「ギャ48は第5図記載の位置の
方に回転し、位贋ぎめ用リングセグメント9川まコンペ
ツクス面102と再び係合する。この作動の正味の効果
は、タイマー47のリセット時にブラケット22を適切
な位置に「確実に配向させることができることである。
ブラケツト22が矢印亀06で示された位置に、すなわ
ち垂直鴎向位置にきた場合には「ギャ48とギャ歯60
との鉄合が解放され、かつ、タイマーをセットするため
にリング52が時計回りの方向に回転できるようになり
、シャフト48に付いた各部材は「ブラケット22の華
直配向を行なうために適当な位置まで動く。既述の如く
第9図は、本発明方法と前記の公知消毒方法(触媒を消
毒液と直ちに接触させることを包含する方法)との差異
をグラフで例示したものである。
駆動係合(drivingenga度ment)した状
態になっている。したがって、ダイヤル18を矢印11
0で示したような時計回りの方向に回転して装置10を
リセットした場合には「ギャ48は第5図記載の位置の
方に回転し、位贋ぎめ用リングセグメント9川まコンペ
ツクス面102と再び係合する。この作動の正味の効果
は、タイマー47のリセット時にブラケット22を適切
な位置に「確実に配向させることができることである。
ブラケツト22が矢印亀06で示された位置に、すなわ
ち垂直鴎向位置にきた場合には「ギャ48とギャ歯60
との鉄合が解放され、かつ、タイマーをセットするため
にリング52が時計回りの方向に回転できるようになり
、シャフト48に付いた各部材は「ブラケット22の華
直配向を行なうために適当な位置まで動く。既述の如く
第9図は、本発明方法と前記の公知消毒方法(触媒を消
毒液と直ちに接触させることを包含する方法)との差異
をグラフで例示したものである。
すなわち第9図のグラフは過酸化水素液の濃度(%;縦
軸)と経過時間(時:機軸)との関係を示したものであ
る。破線で示された曲線1 12は前記公知方法の特性
を図示したものである。一方「実線で示された曲線軍電
4は本発明方法の特性を図示したものであって、このグ
ラフに示されているように本発明方法に従えば前記分解
反応または中和反応がある時間遅れて開始されるのであ
る。これらのグラフの曲線量亀2およびj亀恥ま単にこ
れらの方法の特性を例示したものにすぎずち これらの
曲線の勾配自体は決して正確な値を示すものではないこ
とが理解されるべきである。本明細書には「本発明がそ
の好ましい具体例について詳細に説明されているが〜本
発明の範囲は決してこれらの具体例の範囲内のみに限定
されるものではないことが理解されるべきである。
軸)と経過時間(時:機軸)との関係を示したものであ
る。破線で示された曲線1 12は前記公知方法の特性
を図示したものである。一方「実線で示された曲線軍電
4は本発明方法の特性を図示したものであって、このグ
ラフに示されているように本発明方法に従えば前記分解
反応または中和反応がある時間遅れて開始されるのであ
る。これらのグラフの曲線量亀2およびj亀恥ま単にこ
れらの方法の特性を例示したものにすぎずち これらの
曲線の勾配自体は決して正確な値を示すものではないこ
とが理解されるべきである。本明細書には「本発明がそ
の好ましい具体例について詳細に説明されているが〜本
発明の範囲は決してこれらの具体例の範囲内のみに限定
されるものではないことが理解されるべきである。
本明細書中に記載されている特定の装置および処理段階
は種々の態様変化が可能であるが「 このことは当業者
には明らかであろう。したがってもこれらの態様変化も
すべても本発明の範囲内に入るものでありもしかして本
発明の範囲は、特許法に従って特許請求の範囲の記載に
基いて定められるべきものである。
は種々の態様変化が可能であるが「 このことは当業者
には明らかであろう。したがってもこれらの態様変化も
すべても本発明の範囲内に入るものでありもしかして本
発明の範囲は、特許法に従って特許請求の範囲の記載に
基いて定められるべきものである。
第亀図は「本発明の1具体例に使用される薮鰯装置の前
部の斜視図である。 第2図は」簾電図記載の転倒装置を一部分解したものの
後部の斜視図であるが、この図にはもコンタクふレンズ
消毒用カプセル(容器)る示されている。第釜図には〜
タイマー機横と支持部材とコンタクトレンズ消叢用カプ
セルとを示すための部分的斜視図である。なお「 この
図は「前記のカプセルの1具体例の展開斜視図も含んで
いる。第鶴A図はも第3図記載のカプセルを転倒させた
ときの状態を示す該カプセルの部分的断面図である。第
母図は、第認図記載のタイマー機構の前部の正面図であ
るが、この図には「 タイマーをT全サイクル動作jに
セットしたときの作動リングおよび駆動機機を図示する
ためにノッブ部の言己戦は省略されており、かつ若干の
都村は一部断面図の形で画かれている。簾議図は第母図
に似た図面であるが、この第5図は、カプセルが転倒す
る直前の前記装置の状態を示したものである。第6図も
、第4図に示した図面であるがもこの第6図は、転倒作
動開始直後の前記装置の状態を示したものである。第?
図はト転倒作動完了後の前記装置の状態を示した図面で
ある。第8図は「本発明に使用できるタイマー機構の1
具体例の説明図である。第9図は本発明方法と公知方法
との差異を例示したグラフである。縦轍は過酸化水素の
濃度(%)を表わし、機軸は経過時間(時)を表わす。
溝小……転倒装置も 軍潔…岬ハウジング「 1亀州…
上部バウジングセグメント「 奮い…M下部ハウジング
セグメントも 富穣側肌タイマーのダイヤル〜 鰹露…
…カプセル(容器入 2母…・・・支持ブラケット塞げ
…M円筒状ハウジング「 藷琴……キャップ部村〜 3
亀側…ホルダーもS6……ヒンジカバ岬も傘小…的第2
キャップ部材も4露…仙台金(触媒)被覆プラスチック
リングト亀小…Mシャフトも亀鯵……支持プレート、亀
y……タイマー機構も 亀鰍側肌ギャ部材へ 6ぜ帆M
ギャ歯「馬愛…側ディスタ部材も霊4および蚤縞側…半
円形の溝部ち韓鮫……中央シャフト(主シャフが)〜
蟻盤……主ギャ部材、鱈亀……主コイルばね部村も鶴6
〜す翁側…ギャもす4……エスケープ部村〜 7俺…。 ・腕部もず蟹および登区……1対のヱスケ凧プピン「溝
露……ギャ歯の無い区域ト銭餌側…リングセグメントト
9冨および翼覇……1対のフランジ〜 芸蝿化…”カム
状部材も亀囚零……コンペッタス面存在区域「 亀再認
……公知消蓑方法の特性を示す曲線、首亀小…W本発明
方法の特性を示す曲線。‘′○.′ ‘JG.2 付G.3 F′G.34 ‘JG.4 打〇−う ‘rG.6 付GIア 打G.8 F′G.9
部の斜視図である。 第2図は」簾電図記載の転倒装置を一部分解したものの
後部の斜視図であるが、この図にはもコンタクふレンズ
消毒用カプセル(容器)る示されている。第釜図には〜
タイマー機横と支持部材とコンタクトレンズ消叢用カプ
セルとを示すための部分的斜視図である。なお「 この
図は「前記のカプセルの1具体例の展開斜視図も含んで
いる。第鶴A図はも第3図記載のカプセルを転倒させた
ときの状態を示す該カプセルの部分的断面図である。第
母図は、第認図記載のタイマー機構の前部の正面図であ
るが、この図には「 タイマーをT全サイクル動作jに
セットしたときの作動リングおよび駆動機機を図示する
ためにノッブ部の言己戦は省略されており、かつ若干の
都村は一部断面図の形で画かれている。簾議図は第母図
に似た図面であるが、この第5図は、カプセルが転倒す
る直前の前記装置の状態を示したものである。第6図も
、第4図に示した図面であるがもこの第6図は、転倒作
動開始直後の前記装置の状態を示したものである。第?
図はト転倒作動完了後の前記装置の状態を示した図面で
ある。第8図は「本発明に使用できるタイマー機構の1
具体例の説明図である。第9図は本発明方法と公知方法
との差異を例示したグラフである。縦轍は過酸化水素の
濃度(%)を表わし、機軸は経過時間(時)を表わす。
溝小……転倒装置も 軍潔…岬ハウジング「 1亀州…
上部バウジングセグメント「 奮い…M下部ハウジング
セグメントも 富穣側肌タイマーのダイヤル〜 鰹露…
…カプセル(容器入 2母…・・・支持ブラケット塞げ
…M円筒状ハウジング「 藷琴……キャップ部村〜 3
亀側…ホルダーもS6……ヒンジカバ岬も傘小…的第2
キャップ部材も4露…仙台金(触媒)被覆プラスチック
リングト亀小…Mシャフトも亀鯵……支持プレート、亀
y……タイマー機構も 亀鰍側肌ギャ部材へ 6ぜ帆M
ギャ歯「馬愛…側ディスタ部材も霊4および蚤縞側…半
円形の溝部ち韓鮫……中央シャフト(主シャフが)〜
蟻盤……主ギャ部材、鱈亀……主コイルばね部村も鶴6
〜す翁側…ギャもす4……エスケープ部村〜 7俺…。 ・腕部もず蟹および登区……1対のヱスケ凧プピン「溝
露……ギャ歯の無い区域ト銭餌側…リングセグメントト
9冨および翼覇……1対のフランジ〜 芸蝿化…”カム
状部材も亀囚零……コンペッタス面存在区域「 亀再認
……公知消蓑方法の特性を示す曲線、首亀小…W本発明
方法の特性を示す曲線。‘′○.′ ‘JG.2 付G.3 F′G.34 ‘JG.4 打〇−う ‘rG.6 付GIア 打G.8 F′G.9
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 触媒との接触時に分解反応を行なう消毒液を閉鎖容
器に入れて使用してコンタクトレンズを消毒する方法に
おいて、(イ) 前記消毒液を部分的にみたした閉鎖反
応容器を用意し、(ロ) 消毒すべき前記コンタクトレ
ンズを前記容器に入れて前記消毒液と接触させ、(ハ)
前記触媒を前記容器の内部に配置し、(ニ) 前記消
毒液と前記触媒との間に起こり得る分解反応を遅延させ
ることにより前記消毒液の強度(濃度)を維持し、しか
してこの工程は次の段階を含むものであり(a) 前記
容器を第1垂直配向位置に置き、しかしてこの配向位置
では前記コンタクトレンズは前記消毒液と接触するが、
前記触媒は上方に存在するために前記消毒液とは接触し
ないまま保たれ、(b) 所定の時間が経過した後に前
記容器を転倒して該容器を第2垂直配向位置に置いて前
記触媒を前記消毒液と接触させ、これりよって前記分解
反応を開始させ、しかして該分解反応は、最終的には前
記消毒液の分解をもたらし得るものであり、そして(c
) 前記消毒液を、それが分解して所定の規格濃度値よ
り低いレベルの濃度値を有するものになるまで放置する
ことを特徴とするコンタクトレンズの消毒方法。 2 コンタクトレンズを消毒する装置において、(イ)
ハウジングと、(ロ) 該ハウジング中に配置された
タイマー機構と、(ハ) 容器を第1垂直配向位置に保
ちながら支持するのに適した回転自在に配置された支持
手段とを有し、しかして該容器は前記消毒液と前記触媒
とを収容するに適した構造を有するものであって、該容
器が前記第1垂直配向位置にあるときには該触媒は該消
毒液と接触しないようになっており、(ニ) さらに、
前記の回転自在に配置された支持手段を前記タイマー機
構に作動可能状態において連結するための連結手段をも
有し、しかしてこの連結手段により、プリセツトされた
所定時間の経過後に前記支持手段を回転させて該容器を
第2垂直配向位置に置き、これによって、前記消毒液を
前記触媒と接触させて該消毒液の分解反応が実施できる
ように構成したことを特徴とするコンタクトレンズの消
毒装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51098262A JPS607494B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | コンタクトレンズ消毒方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51098262A JPS607494B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | コンタクトレンズ消毒方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5324848A JPS5324848A (en) | 1978-03-08 |
| JPS607494B2 true JPS607494B2 (ja) | 1985-02-25 |
Family
ID=14215025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51098262A Expired JPS607494B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | コンタクトレンズ消毒方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607494B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02123256A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-10 | Isuzu Motors Ltd | シリンダボディ構造 |
-
1976
- 1976-08-19 JP JP51098262A patent/JPS607494B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02123256A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-10 | Isuzu Motors Ltd | シリンダボディ構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5324848A (en) | 1978-03-08 |
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