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JPS61145167A - 1,3−二置換−5−フルオロ−6−クロロウラシル誘導体及び抗腫瘍剤 - Google Patents

1,3−二置換−5−フルオロ−6−クロロウラシル誘導体及び抗腫瘍剤

Info

Publication number
JPS61145167A
JPS61145167A JP59265482A JP26548284A JPS61145167A JP S61145167 A JPS61145167 A JP S61145167A JP 59265482 A JP59265482 A JP 59265482A JP 26548284 A JP26548284 A JP 26548284A JP S61145167 A JPS61145167 A JP S61145167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
fluoro
compound
chlorouracil
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59265482A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Fuchigami
渕上 高正
Akiko Yamanouchi
山之内 明子
Kunikazu Sakai
酒井 邦和
Kaoru Yamada
薫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
Priority to JP59265482A priority Critical patent/JPS61145167A/ja
Publication of JPS61145167A publication Critical patent/JPS61145167A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的及び産業上の利用分野〕 本発明は一般式 (式中 R1及びHI2はアルキル基、アルケニル基、
アラルキル基又は含酸素複素環基である。)で表わされ
る1、3−二置換−5−フルオロ−6−クロロウラシル
誘導体及びそれを主成分とする抗腫瘍剤に関する。
〔従来の技術〕
5−フルオロウラシルは広く汎用されている抗腫瘍剤で
あるが、毒性が強い為、適用範囲が限られたシ、長期使
用が困難であったり、又、経口投与し難いなどの欠点を
有している。
近年、5−フルオロウラシルを化学修飾して前記欠点を
克服すべく研究が盛んに行われ、1位や3位に置換基を
導入した化合物が注目されている。
しかし化学修飾することによシ、前記欠点はある程度克
服されるものの逆に悪性腫瘍細胞増殖抑制率が低下する
という欠点が生じてくる0又、これらの5−フルオロウ
ラシル誘導体を合成するためにはフッ素ガス等の危険な
フッ素化剤を用いねばならないという欠点も有している
〔発明が解決した問題点〕
今回発明者らは、従来の欠点を克服すべく、5−フルオ
ロウラシルの1位及び3位を化学修飾した上で、更に悪
性腫瘍増殖抑制率も高い抗腫瘍剤の開発を鋭意研究した
結果、本発明の前記一般式(I)で表わされる化合物が
その目的を充分に達成できることを見出し本発明を完成
した。
〔発明の概要〕
本発明の前記一般式■で表わされる1、3−二置換−5
−フルオロ−6−クロロウラシル誘導体社例えば下記の
反応酸に従い製造することができる。
〔第二工程〕
本発明において式中のX及びYは各々ハロゲン、R”及
びR2はアルキル基、アルケニルM、79 A。
キル基又は含酸素複素環基である。具体的にアルキル基
としては無置換あるいは置換アルキル基、アルケニル基
としては無置換あるいは置換アルケニル基、アラルキル
基としては無置換あるいは置換アラルキル基であり含酸
素複素環基としては無置換あるいは置換基を有していて
もよい含酸素複素環基である。
更に上記各記号の定義を具体的に述べると、ハロゲンと
してはフルオロ、クロロ、フ゛ロモ、ヨードなどを例示
しうるがX及びYで示されるハロゲンとしてはクロロ、
ブロモ、ヨードが好tLい。
無置換アルキル基としては低級アルキル詳しくは炭素数
1〜8のアルキル基を意味し、メチル、エチル、プロピ
ル、イングロビル、ブチル、5ec−フ゛チル、t−フ
゛チル、ペンチル、ネオペンチル、オクチルなどを包含
する。
置換アルキル基とは、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨー
ドなどのハロゲン、アルコキン、アルキルチオ、トリア
ルキルシリルオキシ、ニトロ、シアノ、アシル、アシル
オキシ、ベンゼン核にハロケン、ニトロなどを有してい
てもよいフェニルオキシ、フェニルチオ、アロイルオキ
シfxどt1〜3個置換基として有する前記アルキル基
を意味するり無置換アラルキル基とはベンジル、フェネ
チル、などを意味し、置換アラルキル基と1アルキル、
ハロケン、ニトロアルコキシなどで置換サレfp−1ラ
ルキル基を意味する。
°無置換アルケニル基とは低級アルケニル、詳しくは炭
素数3〜5のアルケニル基を意味し、アリル、イソプロ
ペニル、フチニル、ペンテニルナトを包含する。置換ア
ルケニル基とはI・ロゲン、アルコキシなどで置換され
たアルケニル基を意味する。
無置換含酸素複素環基とはテトラヒドロフリル、テトラ
ヒドロピラニル、5−オキソ−2,3,4,5−テトラ
ヒドロ−2−フリル、2−オキソ−2,3,4゜5−テ
トラヒドロ−3−フリル、3−オキソ−1゜3−ジヒド
ロ−1−イソペ/ゾフラニル、2−オキソ−テトラヒド
ロ−2−ピラニルなどの酸素原子を含む5又は6員複素
環基を意味する。置換含酸素複素JR基上とはヒドロキ
シ、低級アルキル、アルコキシ、トリアルキルシリルオ
キシ、アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、ハロアル
コキシカルボニルアミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ
又はカルボキシアルキルなどで置換された前記含酸素′
!M、素環基を意味し、置換基唸1〜2個有していても
よい。アルコキシとは炭素a1〜5のアルコキシであり
、たとえばメトキシ、エトキシ、グロボキシ、インブト
キシ、ブトキシ、インブトキシ、t−ブトキシ、ペンチ
ルオキシ、イソペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、
t−ペンチルオキシなどである。トリアルキルシリルオ
キシとは同一または相異なる炭素数1〜4のアルキル基
を3つ有するシリルオキ、シでアシ、トリメチルシリル
オキシ、トリエチルシリルオキシ、トリプロピルシリル
オキシ、ジメチルエチルシリルオキシ、九。
ジエチルメチルシリルオキシ、ジエチルメチルシリルオ
キシ、メチルエチルクロビルシリルオキシ、ジメチルブ
チル7リルオキシ、ジメチルt−ブチルシリルオキシな
どを意味する。アルコキシカルボニルアミノとは前述の
アルコキシ基を有スるカルボニルアミノであり、ハロア
ルコキシカルボニルアミノとはアルコキシカルボニルア
ミノのアルキル部分にクロロ、ブロモ、ヨードなどのハ
ロゲンt−置換基として有するものを意味する。
以下罠各工程について説明する。
〔第一工程〕
本工程は前記一般式(2)で表わされる5−フルオロバ
ルビッール酸銹導体とオキシ塩化リンとを反応させ、前
記一般式(至)で表わされる3−置換−5−フルオロ−
6−クロロウラシル訪導体を製造するものである。
本工程で使用する前記一般式(2)で表わされる5一フ
ルオロパルビツール酸誘導体はフルオロマロン酸ジエス
テルと尿素類から容易に製造することができる(下記参
考側参照)。
本工程は通常無溶媒下にオキシ塩化リンを前記一般式■
で嵌わされる化合物に対して当量から過11Jfi、好
ましくは5〜30当量作用させるものでおる。
反応は通常基塩〜150cの範囲で行なう。又、ジメチ
ルアニリン、トリエチルアミンなどのよつな三級アミン
を反応系に添加しておくことが望ましい。
〔第二工程〕
本工程は前記一般式(7)で表わされるハロゲン化物を
用いる5−フルオa−5−クロロウ9シybW)の置換
反応である。5−フルオロ−6−9aロウラシル(転)
は5−フルオロバルビッール酸tg一工程と同様の反応
に付することにょシ容易に製造することができる(下記
参考側参照)。
ハロゲン化物曹の使用量は用いるハロゲン化物の種類に
よって(異なるが通常1〜5当員用いる。
本工程は通常テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジ
メチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメ
チルリン酸トリアミドなどの非プロトン性溶媒中又はそ
れらの混液中、冷却下〜150C・で行う。又、本反応
の結果、生成する)・ロゲン化水素を取除くため、トリ
エチルアミン、トリーt−ブチルアミン、ピリジン、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの塩基を脱酸剤として
反応系に添加しておくことが望ましい。
〔第三工程〕
本工程社曲記第一工程又り第二工程で得られた前記一般
式(至)で表わされる3−置換−5−フルオロ−6−り
田ロウラシル紡導体と前記一般式(ロ)で表わされるハ
ロゲン化物とを反応させることにより前記一般式田で表
わされる1、3−二置換−5−フルオロ−6−クロロウ
ラシル訪導体を製造するものでおる。
ハロゲン化物(ロ)の使用量は当景〜過剰用いる0本工
程は第二工程と同様の反応条件下で進行し、第二工程と
同様の通常非プロトン性溶媒中、冷却下〜150tll
’の範囲で行い、反応は円滑に進行する。反応を収率よ
く行なうには第二工程と同様に脱酸剤を添加しておくの
が望ましい。
以上の如くして得られる1、3−二置換−5−フルオロ
−6−りVロウラシル誘導体は抗腫瘍剤として使用する
ことができる。
抗腫瘍剤としての有用性は悪性腫瘍細胞増殖抑制試験を
行なうことにより確認した。試験はマウスのリンパ性白
血病細胞(p388)t−用いよく知られた方法で実施
し対照に対する抑制率を求めた(下記試験例参照)。
本発明に係る抗腫瘍剤は1.3−二置換−5−フルオロ
−6−クロロウラシル誘導体自体を投与してもよいが、
通常用いられる方法によシ生理的に計容しつる担体、賦
形剤、希釈剤などを使用して、例えば粉末、順粒、錠剤
、カプセル剤、全開、注射剤などの形態で経口的あるい
は非経口的に投与することができる。
以下、実施例、試験例及び参考例により本発明を更に詳
細に貌明する。
参考例1 ナトリウムメトキシド(1,63g、30mmol)K
エタノール(32d)t−加え溶解させた後、尿素(1
,4tge 24mmol) f加え完全に溶解させた
この溶液にフルオロマロン酸ジエチル(3,56g。
29mmo l )を滴下し10分間攪拌した後80C
で14時間加熱攪拌した。減圧で溶媒を留去し、残貿物
(水(8IRt)及び3規定塩醸水溶at加えpH1と
し、冷却した。析出した固体tp取し水及びエタノール
で洗浄することにより5−フルオロバルビッール酸2.
67g(収率91チ)を得た。
またF液を水−エタノールで再結晶することによりさら
に146q(収率5%)t−得、5−フルオロバルビッ
ール酸の全収率は97%であり九。
mp:300C以上 IHNMル(CD、8UCD、:TM8):δ3.4 
(bs。
2H)19.4 (bs、 IH) −I會F NMR
(CD、80CD、:CFCI艦):δ−205,5(
S)・ IR(KBr): 1710= 1675.16353
−’。
(’C=O) Mass :m/e (rel・int、 ) M”1
46 (15) +’103 (51)、60 (10
0)、44 (68)。
43  (100)+  28 (34)、20  (
98)。
−前例2 ナトリウムメトキシド(810Iq、15.0mmo+
)にエタノール(12d)を加え溶解させた後、メチル
尿素(667”F−9,0mmol)を加え完全に溶解
させた。この溶液にフルオロマロン酸ジエチル(1,3
4g、 7.5mmo I) ′fI:滴下し10分間
攪拌した後80Cで16時間加熱攪拌した。減圧で溶媒
を留去し、残留物に水C31R1>及び3規定塩酸水溶
液を加えpH1とし、冷却した。析出した固体をP取し
水で洗浄することによりl−メチル−5−フルオロバル
ビッール#!591av(収率49チ)を得た。またP
液を水−エタノールで再結晶することによりさらに27
21PC収率23チ)を得、1−/lチルー5−フルオ
ロバルビッール酸の全収率は72チであった。
mp : 300L以上(分解) 雪)I NMR<cD、5oCo、−cD、oD:TM
8):δ2.9B (st 3H)= 3.9 (bs
、 2H)。
19F  NMI(、(CI)、80CD、 :CFC
I 、)  二δ−203,3<s> IR(KBr): 1715,1695,1670,1
615crIIt。
Mass =m/e (reL int、 ) M”1
60 (16L 103”1 (22)、60 (78)、44 (100)、28参
考例3 ナトリウムメトキシド(1,03g、19mmof)に
エタノール(20xl)を加え溶解させた後、ベンジル
尿素(2,25gy 15mmol)を加え完全に溶解
させた。この溶液にフルオロマロン酸ジエチル(2,2
3g= 12.5mmol)を滴下し1o分間攪拌した
後80Cで16時間加熱攪拌した。減圧で溶媒を留去し
、残留物に水(10a!り及び3規定塩酸水溶液を加え
l) H1とし、酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧で留去した。残留
物を酢酸エチル−クロロポルムで再結晶することによシ
1−ベンジルー5−フルオaハルヒッ−ル酸923w 
(収EK31 %) を得た。またP液をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製すること
にょシさらに793〜(収率27チ)を得、1−ベンジ
ル−5−フルオロバルビッール酸の全収率は58チであ
った。
mp: 182〜183C。
’HNMR(CD、C0CD、 : TMS) : a
 4.95 (s。
2H)、6.00 (d、J=22Hz、IH)。
7.27 (m、 5H)、 10.4 (bs、 I
H)。
1’F NMR(CD、C0CD、 : CFCI り
 : J −209,3(d、 J=1.4Hz) 。
IR(KHr)  二 1780 、1755 、17
30+  1705□−1(W c =Q ) Mass : m/e (tel、 int、 ) M
+236 (78)+ 165C36)t 132 (
100L 122 (49)。
104 (25)、 91 (52)、 77 C34
)。
65 (25)、51  (20)− 参考例4 ジメチルアニリン(1,21g、lQmmo鳳)及びオ
キシ塩化リン(15,3g、100mmol)O混合物
に5−フルオロバルビッールfR(730’9. 5 
mmol)を加え、80Cで15分間加熱攪拌した。冷
却後過剰のオキシ塩化リンを減圧で留去し、残留物に氷
を加えエーテル(30mtX4回)抽出した。無水ff
t酸ナトリウムで乾燥後エーテルを減圧留去した。残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
:クロロホルム=1:1)で精製することにより5−フ
ルオロ−6−クロロウ’flシル403q(収率49%
)を得た。
昇華点 247〜249C 19F NMR(C1)、C0CD、:CFCI 、)
:δ−1664<s>・ I几(KHr)  :  1735. 1690.16
70aπ−凰(’c=o) Mass : m/e (rel、 int、 ) M
”166 (24) +164 (71)、123 (
23)、121(66)、86 (100)、58 (
25)。
参考例5 )l チに7=’) ン(2,36gw 19.5mm
ol)及びオキシ塩化り7 (23g v  15Qm
mo t)の混合物に1−メチル−5−フルオロバルビ
ッール酸(’2.4 g+  15mmol)を加え8
0Cで15分間加熱攪拌した。冷却後過剰のオキシ塩化
リンを減圧で留去し、残留物に氷を加えエーテルで抽出
した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後エーテルを減圧で留
去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル:クロロホルム=11)で精製することに
より3−メチル−5−フルオロ−6−クロロウラシル1
.93g(収率72%)t−得た。
昇華点 205〜207C ’HNMR(CD、C0CD3:TMS):δ3.21
(S。
CH,) ”F NMR(CD、C0(1)、: CFCI 、)
:δ−164,9(S) IN、(KHr): 1725,1670,1650c
rn ’(’c=o) Mass  :  m/e  (rel、  int、
)M”180  (27)+178(82)、123 
(28)、121 (81)。
86 (100)、58 (35)・ 参考例6 ジメチルアニリン(236v* 1.95mmol)及
びオキシ塩化リン(2,3g+  15 mmol)の
混合物に1−ベンジル−5−フルオロバルビッール酸(
354W、 1.5mmol)を加え80Uで15分間
加熱攪拌した。冷却後過剰のオキシ塩化リンを減圧で留
去し、残留物に氷を加え、エーテル抽出した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後エーテルを減圧留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:クロロホルム=1 : 3)で精製することによ
ジ3−ベンジルー5−フルオo −6−クロロウラシル
358キ(収率94%)′5r:得たO 融点 197〜198C IHNM几(CDCI 3−CD3UD: Tへ(S)
:δ4.2(b S、NH) 、5.19 (S+ C
H2) +7.1〜7.6 (m、 C,)l、) 。
”F NMl((CDCI、−CD3(JD: CFC
I 3):  δ−163,5(s)・ IR(KHr): 1720,1650Crn ’ (
’c=o)吃前例7 5−フルオロ−6−クロロウラシル(70■。
0.43mmo1)のTHE’ (2/njり溶液に、
テトラヒドロフラン(2,4/d)及び塩化スルフリル
(1081’lF 、 0.80mmo l )から調
製したα−クロロテトラヒドロフラン溶液とトリエチル
アミン(218%2.16mmo l )のTHF (
1,21d)溶液を同時にン葡下した。室温で15時間
攪拌した後、減圧で溶媒を留去した。残留物に希塩酸を
加え酸性にした恢、酢酸エチルで抽出した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧で溶媒を留去した。残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:クロ
ロホルム−2:3)で精製することによ)5−フルオロ
−6−クロロウラシル20.9〜を回収すると共に、3
−(2−テトラヒドロフリル)−5−91%)を得た。
融点:12FI:付近で軟化しかけるが以後240Cま
1化なし IHNMIIシ(CD3COCD3 二 TMS)  
δ 1.7〜2.7(m、 4t−1) 13.7〜4
.4 (m、 3H) 。
6.5 (In、 IH) 。
!9F NM)L(CD3CUCD3:CFCI 3)
:δ−164,8(d、J=lHz)。
IR(KBr): 1750,1680,1670.1
625cm−” (’C=O) Mass : m/e (rel、 int、 )M+
236 (2) + 234(4)、 105 (12
)、 71 (100)。
70 (12)、 43 (43)、 41 (40)
実施例1 3−ヘ/シル−5−フルオロ−6−クロロウラシル(5
20n!、2.04mmo l)のジメチルホルムアミ
ド(3m/)溶液に炭酸カリウム(1,38g、 10
mmol)を加え続いてヨウ化メチル(2,84g、 
20mmol)を加えた。100Cの油浴で2時間加熱
攪拌後金塩酸を加え酸性にした後エーテル抽出した。
エーテル層をチオ硫酸ナトリウム水溶液で況浄した後無
水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧で溶媒を留去した。残留
物ケシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム)で精製することにより1−メチル−3−ベンジル−
5−フルオロ−6−クロロウラシル468’9(収率8
6%)を得た。
融点 87〜88C IHNMR(C3)C13: TMS) :δ3.51
 (s、 3H) 。
5.10 (s、 2H) 、’!、1〜7.6 (r
n。
5)1)・ 1’F NMR(CDCI 3:CFCl 3):δ−
157,1(S)・ IR(KBr): 1720,1670,1660cr
r1’(’c=o) Mass :m/e (rel、 int、 ) M”
270 (6) + 268(17)、91 (100
)・ 実施例2 3−(2−テトラヒドロフリル)−5−フルオロ−6−
りooウラシ/’ (105”Pt  O,43mmo
 l)のジメチルホルムアミド(24溶液)に炭酸カリ
ウム(138”P+  1.0mmol) ft加え、
続いてヨウ化メチル(142”F、1.0mmol)を
加え密栓した。100Cの油浴で10分間加熱攪拌後希
塩酸を加え酸性にしエーテル抽出した。エーテル層をチ
オ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し減圧で溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(クロロホルム)で精製するこ
とにより1−メチル−3−(2−テトラヒドロフリル)
−5−フルオロ−6−クロロウ2シル87〜(収率81
%)を得た。
融点 122.5〜123C ’HNM)L(CDel 3:TMS):δ1.7〜2
.7 (m。
4H)、3.50 (s、 3H)−3,9(m。
IH)、 4.3 (m、 IH)、 6.60 (d
、d、。
J=7.7Hz、5.7Hz、IH)−”9F NMR
(CDCI 3:CFCI 、):δ−157,9(b
s)・ ■几(KBr): 1720,1660crn−1(’
c=o)Mass : m/e (rel、 int、
) M+250 (1,2) v248 (3,9)、
179 (14)、100(11)、 71 (100
)、 70 (11)?43 (41)、 41 (1
5)・ 実施例3 3−メチル−5−フルオロ−6−クロロウラシル(80
19,0,45mmo 1 )のジメチルホルムアミド
(2ml )溶液に炭酸カリウム(300〜、2.17
mmol)f加え、続いてヨウ化メチル(6841rl
i。
4.82mmol)を加えた。100Cの油浴で1時間
だ。エーテル層をチオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄後無
水4A酸ナトリウムで乾燥した。減圧で浴媒ヲ留去後、
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(クロロ
ホルム)で精製することによシ1.3−ジメチル−5−
フルオロ−6−クロロウラシル82〜(収率95%)を
得た。
融点 100〜100.5 tl; IHNM几(CDCI 3:TMS)  : a 3.
40 (s、 3)1)。
3.57 (s、 3H)。
19F NMR(CDCI 3:CFCl 3) :δ
−157,9(s)IR(KBr): 1720,16
70,1655crR’(’c=o) Mass : m/e (rel、 1nt) M+1
94 (12)p192 (35)、 135 (33
)、 100(100)、72 (26)。
実施例4 3−メチル−5−フルオロ−6−クロロウラシル(50
〜+  0.28mmo l )のジメチルホルムアミ
ド(2rrl )溶液に炭酸カリウム(58岬、0.4
2mmol)を加え続いて臭化ベンジル(72HI+0
.42mmol)を加えた。100Cの油浴で2時間加
熱かくはん後希塩酸を加え酸性にした後エーテル抽出し
た。エーテル層を水洗した後無水硫酸マグネシウムで乾
燥し減圧で溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(n −ヘキサンニエーテル=3 
: 2)で精製することに!、91−ベンジルー3−メ
チルー5−フルオロ−″“6−クロロウラシル44.7
〜(収率59%>を得た。
融点 98C 1)(NM几(CL)C13:TMS): δ3.38
 (S、 3)1)。
5.25 (s、  2H)、  7.32 (s、 
 5H)。
”F NMR(CDCI 3:CFCI s): δ−
156,4(S)・ IRCKBr):  1720,1675.1650t
M−”(’c=o)・ Mass : m/e (rel、 int、 ) M
”  270 (12L268 (33)、92 (4
4)、91(Zoo)、65 (60)。
試験例 増殖抑制試験は、マウスのリンパ性白血病細胞(p38
8)を、10%仔牛脂児血清含有のRPMI−1640
培養液に加え、培養細胞数t−5,4X10’個/lに
調製し、本発明化合物の水溶液lXl0”pmol /
 m、I X 10− ” ttmol / IIまた
はlXl0−’μmol/dを加えた後、37Cで43
時間靜置培賞した。測定はコールタ−カウンターを用い
、浮遊細胞数を測り対照に対する抑制率を求めた0結果
を表に示す。
手  続  補  正  書(自発) 昭和60年2月28日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる1,3−二置換−5−フルオロ−6−クロ
    ロウラシル誘導体(式中、R^1及びR^2はアルキル
    基、アルケニル基、アラルキル基又は含酸素複素環基で
    ある。)。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる1,3−二置換−5−フルオロ−6クロロ
    ウラシル誘導体を主成分とする、抗腫瘍剤(式中、R^
    1及びR^2はアルキル基、アルケニル基、アラルキル
    基又は含酸素複素環基である。)。
JP59265482A 1984-12-18 1984-12-18 1,3−二置換−5−フルオロ−6−クロロウラシル誘導体及び抗腫瘍剤 Pending JPS61145167A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996013498A3 (en) * 1994-10-24 1996-10-03 Genencor Int L-erythrosyl nucleosides
WO2007049820A1 (ja) 2005-10-28 2007-05-03 Takeda Pharmaceutical Company Limited 複素環アミド化合物及びその用途

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651460A (en) * 1979-10-04 1981-05-09 Ono Pharmaceut Co Ltd Pyrimidine derivative, its preparation, and antitumor agent comprising its derivative

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