JPS6135276A - 被記録材 - Google Patents
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- JPS6135276A JPS6135276A JP15544184A JP15544184A JPS6135276A JP S6135276 A JPS6135276 A JP S6135276A JP 15544184 A JP15544184 A JP 15544184A JP 15544184 A JP15544184 A JP 15544184A JP S6135276 A JPS6135276 A JP S6135276A
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- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B41M5/502—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
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- B41M5/5254—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、インクジェット記録法に好適に用いられる被
記録材に関し、特にインク受容性と記録画像の鮮明性等
に優れ、且つ該被記録材が透光性被記録材であるときは
、インク受容性とともに透光性に優れた被記録材に関す
る。
記録材に関し、特にインク受容性と記録画像の鮮明性等
に優れ、且つ該被記録材が透光性被記録材であるときは
、インク受容性とともに透光性に優れた被記録材に関す
る。
(従来の技術)
インクジェット記録法は、種々のインク(記録液)吐出
方式、例えば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記録液
に機械的振動また変移を与える方式、記録液を加熱して
発泡させ、その圧力を利用する方式等により、インクの
小滴を発生さて飛翔させ、それらの一部若しくは全部を
紙などの被記録材に付着させて記録を行うものであるが
、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の行なえる
記録法として注目されている。
方式、例えば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記録液
に機械的振動また変移を与える方式、記録液を加熱して
発泡させ、その圧力を利用する方式等により、インクの
小滴を発生さて飛翔させ、それらの一部若しくは全部を
紙などの被記録材に付着させて記録を行うものであるが
、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の行なえる
記録法として注目されている。
インクジェット記録用のインクとしては、安全性、記録
特性の面から、主に水を主成分とするものが使用され、
ノズルの目詰り防止および吐出特性の向上のために多価
アルコール等が添加されている場合が多い。
特性の面から、主に水を主成分とするものが使用され、
ノズルの目詰り防止および吐出特性の向上のために多価
アルコール等が添加されている場合が多い。
このインクジェット記録法に使用される被記録材としと
は、従来1通常の紙やインクジェット記録用紙と称され
る大村上に多孔質のインク吸収層を設けてなる被記録材
が使用されてきた。しかし、記録の高速化あるいは多色
化等、インクジェット記録装置の性能の重上と普及に伴
ない、被記録材に対してもより高度で広範な特性が要求
されつつある。すなわち、高解像度、高品質の記録画像
を得るためのインクジェット記録用の被記録材としては
、 (1)インクの被記録材への定着が可及的速やかである
こと、 (2)インクドツトが重複した場合でも、後で付着した
インクが前に付着したドツト中に流れ出さないこと、 (3)インク液滴が被記録材上である程度拡散するが、
インクドツトの径が必要以上に大きくならず、所望の大
きさになること、 (4)インクドツトの形状が真円に近く、またその円周
が滑らかであること、 (5)インクドツトのoD(光学濃度)が高く、ドツト
周辺がぼやけないこと、 等の基本的諸要求を満足させる必要がある。
は、従来1通常の紙やインクジェット記録用紙と称され
る大村上に多孔質のインク吸収層を設けてなる被記録材
が使用されてきた。しかし、記録の高速化あるいは多色
化等、インクジェット記録装置の性能の重上と普及に伴
ない、被記録材に対してもより高度で広範な特性が要求
されつつある。すなわち、高解像度、高品質の記録画像
を得るためのインクジェット記録用の被記録材としては
、 (1)インクの被記録材への定着が可及的速やかである
こと、 (2)インクドツトが重複した場合でも、後で付着した
インクが前に付着したドツト中に流れ出さないこと、 (3)インク液滴が被記録材上である程度拡散するが、
インクドツトの径が必要以上に大きくならず、所望の大
きさになること、 (4)インクドツトの形状が真円に近く、またその円周
が滑らかであること、 (5)インクドツトのoD(光学濃度)が高く、ドツト
周辺がぼやけないこと、 等の基本的諸要求を満足させる必要がある。
更に、多色インクジェット記録法によりカラー写真に匹
敵する程度の高解像度の記録画質を得るには、上記要求
性能に加え、 (6)インクの着色成分の発色性に優れたものであるこ
と。
敵する程度の高解像度の記録画質を得るには、上記要求
性能に加え、 (6)インクの着色成分の発色性に優れたものであるこ
と。
(7)インクの色の数と同数の液滴が同一箇所に重ねて
付着することがあるので、インク定着性が特に侵れてい
ること、 (8)表面に光沢があること、 (9)白色度の高いこと、 等の性能が加重して要求される。
付着することがあるので、インク定着性が特に侵れてい
ること、 (8)表面に光沢があること、 (9)白色度の高いこと、 等の性能が加重して要求される。
また、インクジェット記録法による記録画像は、従来は
専ら表面画像観察用に使用されてきたが、インクジェッ
ト記録装置の性能の向上や普及に伴ない表面画像観察用
以外の用途に適した被記録材が要求されつつある0表面
画像観察用以外の被記録材の用途としては、スライドや
0HP(オーバーヘ−/ トプロジェクター)等の光学
機器により、記録画像をスクリーン等へ投影して、それ
らの画像を観察するのに用いるもの、カラー印刷のポジ
版を作成する際の色分解版、液晶等のカラーディスプレ
イに用いるCMF(カラーモザイクフィルター)等が挙
げられる。
専ら表面画像観察用に使用されてきたが、インクジェッ
ト記録装置の性能の向上や普及に伴ない表面画像観察用
以外の用途に適した被記録材が要求されつつある0表面
画像観察用以外の被記録材の用途としては、スライドや
0HP(オーバーヘ−/ トプロジェクター)等の光学
機器により、記録画像をスクリーン等へ投影して、それ
らの画像を観察するのに用いるもの、カラー印刷のポジ
版を作成する際の色分解版、液晶等のカラーディスプレ
イに用いるCMF(カラーモザイクフィルター)等が挙
げられる。
被記録材が表面画像観察用に使用される場合には、主に
記録画像の拡散光が観察されるのに対し、これらの用途
における被記録材に・おいては主に記録画像の透過光が
問題となる。従って、透光性、特に直線透光率に優れた
ものであることが前述の一般的なインクジェット記録用
の被記録材の要求性能に加重されて要求される。
記録画像の拡散光が観察されるのに対し、これらの用途
における被記録材に・おいては主に記録画像の透過光が
問題となる。従って、透光性、特に直線透光率に優れた
ものであることが前述の一般的なインクジェット記録用
の被記録材の要求性能に加重されて要求される。
(発明が解決しようとしている問題点)しかしながら、
これら要求性能を全て満たした被記録材は未だ知られて
いないのが実状である。
これら要求性能を全て満たした被記録材は未だ知られて
いないのが実状である。
また、従来の表面画像観察用の被記録材の多くは、表面
に多孔性のインク吸収層を設け、その多孔性空隙中に記
録液を吸収させ記録剤を定着させる方式を用いている。
に多孔性のインク吸収層を設け、その多孔性空隙中に記
録液を吸収させ記録剤を定着させる方式を用いている。
一方、インク吸収層の表面が非多孔性の場合には、記録
実施後インク中の多価アルコール等の不揮発性成分が被
記録材表面に長時間残存し、インクの乾燥定着時間が長
いために、記録画像に接触すると衣服が汚れたり、記録
画像が損なわれたりするという欠点があった。
実施後インク中の多価アルコール等の不揮発性成分が被
記録材表面に長時間残存し、インクの乾燥定着時間が長
いために、記録画像に接触すると衣服が汚れたり、記録
画像が損なわれたりするという欠点があった。
本発明の目的は、特にインク受容性および記録画像の鮮
明性に優れたインクジェット記録用の被記録材を提供す
ることにある。
明性に優れたインクジェット記録用の被記録材を提供す
ることにある。
本発明の更にもう一つの目的は、スライドやOHP等の
光学機器により記録画像をスクリーン等への投影により
観察に用いるもの、カラー印刷のポジ版を作成する際の
色分解版、あるいは液晶等のカラーディスプレイに用い
るCMF等の透過光a測用に用いることのできるインク
ジェット記録用の透光性被記録材を提供することにある
。
光学機器により記録画像をスクリーン等への投影により
観察に用いるもの、カラー印刷のポジ版を作成する際の
色分解版、あるいは液晶等のカラーディスプレイに用い
るCMF等の透過光a測用に用いることのできるインク
ジェット記録用の透光性被記録材を提供することにある
。
上記および他の本発明の目的は、以下の本発明のよって
達成される。
達成される。
(発明の開示)
すなわち、本発明は、インク保持層とインク透過層とを
有してなり、インク透過層が微細な粒子層であることを
特徴とする被記録材である。
有してなり、インク透過層が微細な粒子層であることを
特徴とする被記録材である。
本発明の詳細な説明すると、本発明の被記録材は、その
インク保持層の上に、微細な粒子層からなるインク透過
層を設けることを主たる特徴としており、主としてそれ
により本発明の目的が達成された。
インク保持層の上に、微細な粒子層からなるインク透過
層を設けることを主たる特徴としており、主としてそれ
により本発明の目的が達成された。
末完IJIの被記録材は、一般に支持体としての基材、
その表面に設けたインク保持層および該インク保持層上
に設けた微細な粒子層であるインク透渦層からなるもの
であり、例えば特に好ましい主たる態様として、 (1)基材、インク保持層およびインク透過層のいずれ
も透光性であり、被記録材全体として透光性である態様
、 (2)、i材、インク保持層およびインク透過層の少な
くとも1層が不透明であり、被記録材全体として不透明
である態様等があげられる。
その表面に設けたインク保持層および該インク保持層上
に設けた微細な粒子層であるインク透渦層からなるもの
であり、例えば特に好ましい主たる態様として、 (1)基材、インク保持層およびインク透過層のいずれ
も透光性であり、被記録材全体として透光性である態様
、 (2)、i材、インク保持層およびインク透過層の少な
くとも1層が不透明であり、被記録材全体として不透明
である態様等があげられる。
尚、上記いずれの場合においても、インク保持層に支持
体としての機1走を併せ持たせてもよい。
体としての機1走を併せ持たせてもよい。
以上の如き2種の好ましい態様を代表例として、発明を
更に詳しく説明すると、本発明で支持体として用いるこ
とのできる基材としては、透明性、不透明性等従来公知
の基材はいずれも使用でき、透明性基材として好適な例
としては1例えばポリエステル系樹脂、ジアセテート系
樹脂、トリアセテート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカ
ーボネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリイミド
系樹脂、セロハン、セルロイド等のフィルムもしくは板
およびガラス板等があげられる。また不透りJ性基材と
して好ましいものとしては、例えば−・般の紙、布、木
材、金属板、合成紙等の外、上記の透明性)、ti材を
公知の手段により不透明性化処理したものがあげられる
。このような基材はその厚さが約lθ〜200 ILm
の範囲のものであるのが好ましい。
更に詳しく説明すると、本発明で支持体として用いるこ
とのできる基材としては、透明性、不透明性等従来公知
の基材はいずれも使用でき、透明性基材として好適な例
としては1例えばポリエステル系樹脂、ジアセテート系
樹脂、トリアセテート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカ
ーボネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリイミド
系樹脂、セロハン、セルロイド等のフィルムもしくは板
およびガラス板等があげられる。また不透りJ性基材と
して好ましいものとしては、例えば−・般の紙、布、木
材、金属板、合成紙等の外、上記の透明性)、ti材を
公知の手段により不透明性化処理したものがあげられる
。このような基材はその厚さが約lθ〜200 ILm
の範囲のものであるのが好ましい。
本発明において、上記基材上に設けるインク保持層は、
主として水性のインキを受容できる親水性の旧料から形
成されるものであって、このような材料として好ましい
ものは、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、
カチオンでんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ等
の天然樹脂、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリビ
ニルピロリドン、四級化ポリビニルピロリドン、ポリエ
チレンイミン、ポリビニルピリシリウムハライド、メラ
ミン樹脂、ポリウレタン、カルボキシメチルセルロース
、ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアル
コール、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ等の合成
樹脂があげられ、これらの材料の1種以上が所望により
使用される。
主として水性のインキを受容できる親水性の旧料から形
成されるものであって、このような材料として好ましい
ものは、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、
カチオンでんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ等
の天然樹脂、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリビ
ニルピロリドン、四級化ポリビニルピロリドン、ポリエ
チレンイミン、ポリビニルピリシリウムハライド、メラ
ミン樹脂、ポリウレタン、カルボキシメチルセルロース
、ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアル
コール、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ等の合成
樹脂があげられ、これらの材料の1種以上が所望により
使用される。
更に、インク保持層の強度補強および/または基材との
密着性を改善するために、必要に応じて、SBRラテッ
クス、NBRラッテクス、ポリビニルホルマール、ポリ
メチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリア
クリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、フ
ェノール樹脂。
密着性を改善するために、必要に応じて、SBRラテッ
クス、NBRラッテクス、ポリビニルホルマール、ポリ
メチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリア
クリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、フ
ェノール樹脂。
アルッキド樹脂等の樹脂を併用してもよい。
このようなインク保持層を形成する方法としては、上記
の如きポリマーの単独あるいは混合物を、適当な溶剤に
溶解または分散させて塗工液を調製し、該塗工液を、例
えばロールコーティング法、 ’ −/ F バーコー
チインク法、エアナイフコーティング法、スプレーコー
ティング法等の公知の方法により前記基材上に塗工し、
その後速やかに乾燥させる方法が好ましく、また、上記
の如き材料から、熱展伸法、Tダイ法等の公知の方法に
より、単独のインク保持層を形成して、インク保持層に
、支持体としての機能を併せ持つようにして用いるか、
あるいは、該シートを上記基材にラミネートする方法、
上記ポリマー材料をホットメルトコーティングする方法
等により、基材上にインク保持層を形成してもよい。
の如きポリマーの単独あるいは混合物を、適当な溶剤に
溶解または分散させて塗工液を調製し、該塗工液を、例
えばロールコーティング法、 ’ −/ F バーコー
チインク法、エアナイフコーティング法、スプレーコー
ティング法等の公知の方法により前記基材上に塗工し、
その後速やかに乾燥させる方法が好ましく、また、上記
の如き材料から、熱展伸法、Tダイ法等の公知の方法に
より、単独のインク保持層を形成して、インク保持層に
、支持体としての機能を併せ持つようにして用いるか、
あるいは、該シートを上記基材にラミネートする方法、
上記ポリマー材料をホットメルトコーティングする方法
等により、基材上にインク保持層を形成してもよい。
このようにして形成されるインク保持層の厚さは、イン
クを保持できる範囲であればよく、記録するインクの量
にもよるが、0.1gm以上あれば、特に限定されるも
のではない、実用的には、0.5〜30gmの範囲が好
適である。
クを保持できる範囲であればよく、記録するインクの量
にもよるが、0.1gm以上あれば、特に限定されるも
のではない、実用的には、0.5〜30gmの範囲が好
適である。
本発明で使用し1本発明を主として特徴づけるインク透
過層とは、上記の如くして形成されたインク保持層上に
設けられた天然または合成樹脂の微細粒子からなるの薄
層であって、その表面にインクの小滴が付着したときに
、該小滴が、互いに隣接する他の小滴と過大に重複しな
い程度に接触面積を速やかに(例えば数秒間内)拡大さ
せ、且つインク保持層への浸透、およびインク保持層に
よるインクの受容を促進させる機能を有するものである
。
過層とは、上記の如くして形成されたインク保持層上に
設けられた天然または合成樹脂の微細粒子からなるの薄
層であって、その表面にインクの小滴が付着したときに
、該小滴が、互いに隣接する他の小滴と過大に重複しな
い程度に接触面積を速やかに(例えば数秒間内)拡大さ
せ、且つインク保持層への浸透、およびインク保持層に
よるインクの受容を促進させる機能を有するものである
。
木発明者は、上述の如き機能をインク保持層に賦与すべ
く鋭意研究したところ、全く予想外にも、前記インク保
持層上へ、インク保持層を構成するポリマーと同程度ま
たは親水性の程度の劣るポリマーの微細粒子からなる薄
層を形成することにより、上記の機能が容易に達成され
ることを知見したものである。このような機能が、例え
ば水に対して全く、あるいは殆ど溶解しないポリマーの
微細粒子からなる薄層によっても達成されたことは、誠
に驚くべきことであった。
く鋭意研究したところ、全く予想外にも、前記インク保
持層上へ、インク保持層を構成するポリマーと同程度ま
たは親水性の程度の劣るポリマーの微細粒子からなる薄
層を形成することにより、上記の機能が容易に達成され
ることを知見したものである。このような機能が、例え
ば水に対して全く、あるいは殆ど溶解しないポリマーの
微細粒子からなる薄層によっても達成されたことは、誠
に驚くべきことであった。
上記の如き機能を有するインク透過層は、インク保持層
を形成しているポリマー材料に対して同程度または相対
的に親水性の劣るポリマーの微細粒子により、約110
1L以下、好ましくは約0゜1〜5pmの範囲の厚さの
薄層を形成することにより達成された。このような薄層
の形成に有用なポリマー材料としては、酢酸ビニル、ア
クリル酸エステル、エチレン、塩化ビニル、その他のビ
ニルモノマーからなるホモポリマーあるいはコポリマー
、および上記の如きビニルモノマーと各種親水性ビニル
モノマーとからなるポリマー、更に、ビ°ニロン、ポリ
ウレタン、セルロース!導体、ポリエステル、ポリアミ
ド等のポリマー、および前述のインク保持層形成用親木
性ポリマーの単独、あるいは混合物からインク保持層に
対比してインク保持層と同程度または親水性の劣るもの
として選択するのが好適である。
を形成しているポリマー材料に対して同程度または相対
的に親水性の劣るポリマーの微細粒子により、約110
1L以下、好ましくは約0゜1〜5pmの範囲の厚さの
薄層を形成することにより達成された。このような薄層
の形成に有用なポリマー材料としては、酢酸ビニル、ア
クリル酸エステル、エチレン、塩化ビニル、その他のビ
ニルモノマーからなるホモポリマーあるいはコポリマー
、および上記の如きビニルモノマーと各種親水性ビニル
モノマーとからなるポリマー、更に、ビ°ニロン、ポリ
ウレタン、セルロース!導体、ポリエステル、ポリアミ
ド等のポリマー、および前述のインク保持層形成用親木
性ポリマーの単独、あるいは混合物からインク保持層に
対比してインク保持層と同程度または親水性の劣るもの
として選択するのが好適である。
また、i2!択するポリマーは、有機溶剤または、水性
媒体中のエマルジョン、有機溶剤あるいは水性媒体中の
微分散体としての形状で使用するのが好ましい、いずれ
にしても、これらのポリマーは、比較的稀薄なエマルジ
ョンまたは分散体として、形成される層が上記範囲内と
なる0葉で使用するのが好ましい。
媒体中のエマルジョン、有機溶剤あるいは水性媒体中の
微分散体としての形状で使用するのが好ましい、いずれ
にしても、これらのポリマーは、比較的稀薄なエマルジ
ョンまたは分散体として、形成される層が上記範囲内と
なる0葉で使用するのが好ましい。
上記の如き材料を使用して、微細粒子からなる透過層を
形成する方法は、インク保持層上に前述の如き樹脂液を
一定の厚みに塗布後、乾燥時の温度に注意して、ポリマ
ーの微細粒子が互いに融着しないかあるいは過度には融
着しない温度で乾殻して媒体を除去することによって容
易に作成することができる。
形成する方法は、インク保持層上に前述の如き樹脂液を
一定の厚みに塗布後、乾燥時の温度に注意して、ポリマ
ーの微細粒子が互いに融着しないかあるいは過度には融
着しない温度で乾殻して媒体を除去することによって容
易に作成することができる。
この様にして形成されたポリマーの微細粒子からなるイ
ンク透過層の〃みは、記録に必要なインク量にもよるが
、10ILm以下であれば特に限定されるものではない
、実用的には0.1〜5絡mの範囲が好適である。また
、水性インクが透過後、水性インクによって透過膜が膨
潤、または溶解し、微細粒子構造がつぶれてしまう材質
を使用して透過層を形成してもさしつかえないが、一般
的には高温高湿度下のような苛酷な状況下でも使用に供
する事ができ、且つこのような状況下でインク保持層を
保護できるように、水性インクによって膨潤、溶解しに
くい層を形成し得る透過層形成材料を選択するのが好ま
しい。
ンク透過層の〃みは、記録に必要なインク量にもよるが
、10ILm以下であれば特に限定されるものではない
、実用的には0.1〜5絡mの範囲が好適である。また
、水性インクが透過後、水性インクによって透過膜が膨
潤、または溶解し、微細粒子構造がつぶれてしまう材質
を使用して透過層を形成してもさしつかえないが、一般
的には高温高湿度下のような苛酷な状況下でも使用に供
する事ができ、且つこのような状況下でインク保持層を
保護できるように、水性インクによって膨潤、溶解しに
くい層を形成し得る透過層形成材料を選択するのが好ま
しい。
上記のようにして作られた透過層を構成する微細粒子は
、一般的なポリマーのエマルジョンあるいは分散体の粒
子径の範囲でよく、例えば約0゜O1〜0.51Lm程
度のサイズの粒子であるのが好ましい、このような粒子
を使用することによって、それらの粒子間には、水性イ
ンクが毛細管現象によって十分に透過できる間隙が無数
に形成され1本発明のfI著な効果が達成される。
、一般的なポリマーのエマルジョンあるいは分散体の粒
子径の範囲でよく、例えば約0゜O1〜0.51Lm程
度のサイズの粒子であるのが好ましい、このような粒子
を使用することによって、それらの粒子間には、水性イ
ンクが毛細管現象によって十分に透過できる間隙が無数
に形成され1本発明のfI著な効果が達成される。
以上の如き基本的構成を有する本発明の被記録材は、そ
のインク透過層の親水性が、インク保持層の親水性と同
程度または劣るにもかかわらず、未発1jの被記録材は
、この様なインク透過層の存在しない従来の被記録材に
比して、インク受容性およびインク定着性が顕著に向上
しているのは驚くべきことである。
のインク透過層の親水性が、インク保持層の親水性と同
程度または劣るにもかかわらず、未発1jの被記録材は
、この様なインク透過層の存在しない従来の被記録材に
比して、インク受容性およびインク定着性が顕著に向上
しているのは驚くべきことである。
このような茂〈べき効果は、水性インクが、インク保持
層へ浸透できる極微な間隙がインク透過層中に無数に存
在してインク透過層が多孔性となっているとともに、そ
の表面がミクロ単位で不規則であり、その結果、付着し
たインク小滴が素早くその表面で拡散して、それらの接
触面積が拡大し、且つ無数の微細孔の毛細管現象によっ
て、インク保持層によるインク吸収性および定着性が顕
著に促進されているものである。
層へ浸透できる極微な間隙がインク透過層中に無数に存
在してインク透過層が多孔性となっているとともに、そ
の表面がミクロ単位で不規則であり、その結果、付着し
たインク小滴が素早くその表面で拡散して、それらの接
触面積が拡大し、且つ無数の微細孔の毛細管現象によっ
て、インク保持層によるインク吸収性および定着性が顕
著に促進されているものである。
また、未発IJIの被記録材は、そのインク透過層が、
インク保持層に比較して同程度または親水性の低いポリ
マーから形成することができるので、例えば高温高湿の
雰囲気においても、一旦受容されたインクが表面に浸出
して、機器、オペレータ−あるいは周囲を汚染すること
がなく、また、高温高湿下で表面かベタついたりするこ
ともない。
インク保持層に比較して同程度または親水性の低いポリ
マーから形成することができるので、例えば高温高湿の
雰囲気においても、一旦受容されたインクが表面に浸出
して、機器、オペレータ−あるいは周囲を汚染すること
がなく、また、高温高湿下で表面かベタついたりするこ
ともない。
以上が本発明の基本的構成であるが、本発明の被記録材
が透光性である態様では、基材として透光性の材料を使
用し、インク保持層およびインク透過層の形成゛に際し
ては、それらの層も透光性を損なわない様にする必要が
ある。しかしながら、その透光性を損なわない程度に1
例えばシリカ。
が透光性である態様では、基材として透光性の材料を使
用し、インク保持層およびインク透過層の形成゛に際し
ては、それらの層も透光性を損なわない様にする必要が
ある。しかしながら、その透光性を損なわない程度に1
例えばシリカ。
クレー、タルク、ケイソウ±、炭酸カルシウム、硫酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼ
オライト、アルミナ、酸化夏鉛、リトポン、サチンホワ
イト等の充填剤をインク保持層および/またはインク透
過層中に分散させることもできる。
ルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼ
オライト、アルミナ、酸化夏鉛、リトポン、サチンホワ
イト等の充填剤をインク保持層および/またはインク透
過層中に分散させることもできる。
本発明で言う充分な透光性とは、被記録材の直線透光率
が、少なくとも2%以上呈することを言い、好ましくは
直線透光率が10%以上であることが望ましい。
が、少なくとも2%以上呈することを言い、好ましくは
直線透光率が10%以上であることが望ましい。
直線透光率が2%以上であれば、例えばO’HPにより
記録画像をスクリーンへ投影して観察することがIIf
能であり、更に記録画像のIII部が鮮E51に観察さ
れるためには、直線透光率が105以上であることが望
ましい。
記録画像をスクリーンへ投影して観察することがIIf
能であり、更に記録画像のIII部が鮮E51に観察さ
れるためには、直線透光率が105以上であることが望
ましい。
ここで言う直線透光率T(%)とは、サンプルに垂直に
入射し、サンプルを透過し、サンプルから少なくとも8
C腸以上はなれた入射光路の延長線上にある受光側スリ
ットを通過し、検出器に受光される直線光の分光透過率
を1例えば323型日立自記分光光度計(日立製作新製
)等を使用して測定し、更に測定された分光透過率より
、色の三刺激値のY値を求め1次式より求められる値で
ある。
入射し、サンプルを透過し、サンプルから少なくとも8
C腸以上はなれた入射光路の延長線上にある受光側スリ
ットを通過し、検出器に受光される直線光の分光透過率
を1例えば323型日立自記分光光度計(日立製作新製
)等を使用して測定し、更に測定された分光透過率より
、色の三刺激値のY値を求め1次式より求められる値で
ある。
7=y/y、xtoo (1)
T ;直線透光率
Y :サンプルのY値
Y、ニブランクのY値
従って1本発明で言う直線透光率は、直線光に対するも
のであり、拡散透光率(サンプルの後方に積分球を設け
て拡散光をも含めて透光率を求める。)や、不透明度(
サンプルの裏に、白および黒の裏当てを当ててそれらの
比から求める。)等の拡散光により透光性を評価する方
法とは異なる。
のであり、拡散透光率(サンプルの後方に積分球を設け
て拡散光をも含めて透光率を求める。)や、不透明度(
サンプルの裏に、白および黒の裏当てを当ててそれらの
比から求める。)等の拡散光により透光性を評価する方
法とは異なる。
光学技術を利用した機器などで問題となるのは直線光の
挙動であるから、それらの機器で使用しようとする被記
録材の透光性を評価する上で、被記録材の直線透光率を
求めることは、特に重要である。
挙動であるから、それらの機器で使用しようとする被記
録材の透光性を評価する上で、被記録材の直線透光率を
求めることは、特に重要である。
例えば、OHPで投影画像を観察する場合、記録部と非
記録部とのコントラストが高く、鮮明で見やすい画像を
得るためには、投影画像における非記録部が明るいこと
、すなわち被非記録材の直線透光率がある一定以上の水
準にあることが要求される。OHPでのテストチャート
による試験では、上記目的に適した画像を得るためには
、被記録材の直線透過率が2%以上、より鮮明な画像を
得るためには、好ましくは、105以上であることが必
要とされ、更に好適には、50%以上であることが望ま
しい、従って、この目的に適した被記録材は、その直線
透過率が2%以上であることが必要である。
記録部とのコントラストが高く、鮮明で見やすい画像を
得るためには、投影画像における非記録部が明るいこと
、すなわち被非記録材の直線透光率がある一定以上の水
準にあることが要求される。OHPでのテストチャート
による試験では、上記目的に適した画像を得るためには
、被記録材の直線透過率が2%以上、より鮮明な画像を
得るためには、好ましくは、105以上であることが必
要とされ、更に好適には、50%以上であることが望ま
しい、従って、この目的に適した被記録材は、その直線
透過率が2%以上であることが必要である。
また、本発明の被記録材が不透明である態様では、基材
、インク保持層、およびインク透過層のうち少なくとも
一層を不透明性材料を使用すればよい。
、インク保持層、およびインク透過層のうち少なくとも
一層を不透明性材料を使用すればよい。
この様な態様において使用する各層の形成方法は、」二
記の透明性の態様におけると同様である。
記の透明性の態様におけると同様である。
この不透明の態様においては、インク保持層およびイン
ク透過層の形成に際し、成膜性を損なわない程度に、多
量の前記充填剤を使用し、更に優れたインク受容性およ
び定着性を向上させることができる0、。
ク透過層の形成に際し、成膜性を損なわない程度に、多
量の前記充填剤を使用し、更に優れたインク受容性およ
び定着性を向上させることができる0、。
以上1本発明の被記録材の代表的な態様を例示して本発
明を説QI L、たが、勿論本発明の被記録材はこれら
の態様に限定されるものではない、なお、いずれの態様
の場合においても、インク保持層には1分散剤、蛍光染
ム、pHWffi剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活
性剤等の公知の各種添加剤を包含させることができる。
明を説QI L、たが、勿論本発明の被記録材はこれら
の態様に限定されるものではない、なお、いずれの態様
の場合においても、インク保持層には1分散剤、蛍光染
ム、pHWffi剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活
性剤等の公知の各種添加剤を包含させることができる。
なお1本発明の被記録材は必ずしも無色である必要はな
く、着色された被記録材であってもよい。
く、着色された被記録材であってもよい。
以上の如き本発明の被記録材は、前述の説明の通り、ま
た後述の実施例において実証する通り、インクの受容お
よび定着が顕著に改善されており、例えば、モノカラー
の場合は勿論、フルカラーの記録に際して、異色の記録
液が短時間内に同一箇所に重複して付着した場合にも記
録液の流れ出しやしみ出し現象がなく、高解像度の鮮明
で優れた発色性のある画像が得られる。また、スライド
やOHP等の光学機器により記録画像をスクリーン等へ
の投影により観察に用いる場合にも、付着したインク小
滴が、従来の被記録材の場合と比較し、隣接する他の領
域と過度に重なり合わない程度に拡大されて定着してい
るので、透過光がより一層均−になり、すぐれた均一濃
度の投影画像を与えるものである。更に、カラー印刷の
ポジ版を作成する際の色分解版、あるいは液晶等のカラ
ーディスプレイに用いるCMF等、従来の表゛面画像観
察用以外の用途に好適に適用することができる。
た後述の実施例において実証する通り、インクの受容お
よび定着が顕著に改善されており、例えば、モノカラー
の場合は勿論、フルカラーの記録に際して、異色の記録
液が短時間内に同一箇所に重複して付着した場合にも記
録液の流れ出しやしみ出し現象がなく、高解像度の鮮明
で優れた発色性のある画像が得られる。また、スライド
やOHP等の光学機器により記録画像をスクリーン等へ
の投影により観察に用いる場合にも、付着したインク小
滴が、従来の被記録材の場合と比較し、隣接する他の領
域と過度に重なり合わない程度に拡大されて定着してい
るので、透過光がより一層均−になり、すぐれた均一濃
度の投影画像を与えるものである。更に、カラー印刷の
ポジ版を作成する際の色分解版、あるいは液晶等のカラ
ーディスプレイに用いるCMF等、従来の表゛面画像観
察用以外の用途に好適に適用することができる。
以下、実施例に従って本発明の方法を更に詳細に説明す
る。なお、文中、部とあるのは重量基準である。
る。なお、文中、部とあるのは重量基準である。
実施例1
透光性ノ^材として厚さ100JL騰のポリエチレンテ
レフタレートフィルム(東し製)ヲ使用し、このフィル
ム上に下記の組成の塗工液Aを、乾燥後の膜厚が20
、ILIとなるようにバーコ・−ター法により塗工し、
60℃で20分間の条件で乾燥し、インク保持層を形成
した0次いで、下記塗工液Bをインク保持層上に、乾燥
膜厚が3ル瓜となるように塗布し、60℃で15分間乾
燥させて、微細粒子からなるインク透過層を形成し、本
発明の透光性被記録材を得た。
レフタレートフィルム(東し製)ヲ使用し、このフィル
ム上に下記の組成の塗工液Aを、乾燥後の膜厚が20
、ILIとなるようにバーコ・−ター法により塗工し、
60℃で20分間の条件で乾燥し、インク保持層を形成
した0次いで、下記塗工液Bをインク保持層上に、乾燥
膜厚が3ル瓜となるように塗布し、60℃で15分間乾
燥させて、微細粒子からなるインク透過層を形成し、本
発明の透光性被記録材を得た。
塗工液入組成;
ポリビニルピロリドン
(K−90、GAF製) 15部水
85
部塗工液B組成; ポリ酢酸ビニル(モビニール 303、ヘキスト製) to部水
90部
このようにして得られた本発明の被記録材は、無色透明
なものであった。
85
部塗工液B組成; ポリ酢酸ビニル(モビニール 303、ヘキスト製) to部水
90部
このようにして得られた本発明の被記録材は、無色透明
なものであった。
実施例2
基材としてアート紙を用いたことを除き、実施例1と同
様な方法により本発明の被記録材を得た。この被記録材
は白色の不透明なものであり、微細孔のサイズも実施例
1と同様であった。
様な方法により本発明の被記録材を得た。この被記録材
は白色の不透明なものであり、微細孔のサイズも実施例
1と同様であった。
実施例3
厚さtoox履のポリエチレンテレフタレートフィルム
(音大製)を使用し、このフィルム上に下記の組成の塗
工液Aを、乾燥後の膜厚が100終扉となるようにバー
コーター法により塗工し、80℃で1時間20分間の条
件で乾燥し、インク保持層を形成しへ0次いで、下記塗
工液Bをインク保持層上に、乾燥膜厚が51部mとなる
ように塗布し、80℃で20分間乾燥させて、微細粒子
からなるインク透過層を形成し、インク保持層とインク
透過層を合せて基材よりはくすし本発明の透光性被記録
材を得た。 − 塗工液入組成; ポリビニルアルコール (PVA 420、クラレ製) 10部水
90
部塗工液B組成; アクリル酸エステル(セビアン A45125.ダイセル製) 10部水
90
部上記実施例1〜3で得られた被記録材に対して、下記
の4種のインクを用いて、−ピエゾ振動子によってイン
クを吐出させるオンデマンド型インクジェット記録ヘッ
ド(吐出オリフィス径65終鳳、ピエゾ振動子駆動電圧
70v1周波数3KHz)を有する記録装置を使用して
インクジェット記録を実施した。
(音大製)を使用し、このフィルム上に下記の組成の塗
工液Aを、乾燥後の膜厚が100終扉となるようにバー
コーター法により塗工し、80℃で1時間20分間の条
件で乾燥し、インク保持層を形成しへ0次いで、下記塗
工液Bをインク保持層上に、乾燥膜厚が51部mとなる
ように塗布し、80℃で20分間乾燥させて、微細粒子
からなるインク透過層を形成し、インク保持層とインク
透過層を合せて基材よりはくすし本発明の透光性被記録
材を得た。 − 塗工液入組成; ポリビニルアルコール (PVA 420、クラレ製) 10部水
90
部塗工液B組成; アクリル酸エステル(セビアン A45125.ダイセル製) 10部水
90
部上記実施例1〜3で得られた被記録材に対して、下記
の4種のインクを用いて、−ピエゾ振動子によってイン
クを吐出させるオンデマンド型インクジェット記録ヘッ
ド(吐出オリフィス径65終鳳、ピエゾ振動子駆動電圧
70v1周波数3KHz)を有する記録装置を使用して
インクジェット記録を実施した。
イエローインク(組成)
C0!、ダイレクトイエロー86 2部N−メチル−
2−ピロリドン 10部ジエチレングリコール
20部ポリエチレングリコール井200 15f
ill水
55部マゼンタインク(組成) C,1,アシッドレッド35 2部N−メチル
−2−ピロリドン 10部ジエチレングリコール
20部ポリエチレングリコール#200 15部
水 55
部シアンインク(組成) C,1,ダイレクトブルー86 2部N−メチル−
2−ピロリドン 10部ジエチレングリコール
20部ポリエチレングリコール#20Q 151
1J水
55部ブラックインク(組成) C,1,フードブラック2 2部N−メチル
−2−ピロリドン 10部ジエチレングリコール
20−v&ポリエチレングリコール#200 1
5fifl水
55部実施例1〜3の被記録材の評価結果を第
1表に示した。第1表における各評価項目の測定は下記
の方法に従った。
2−ピロリドン 10部ジエチレングリコール
20部ポリエチレングリコール井200 15f
ill水
55部マゼンタインク(組成) C,1,アシッドレッド35 2部N−メチル
−2−ピロリドン 10部ジエチレングリコール
20部ポリエチレングリコール#200 15部
水 55
部シアンインク(組成) C,1,ダイレクトブルー86 2部N−メチル−
2−ピロリドン 10部ジエチレングリコール
20部ポリエチレングリコール#20Q 151
1J水
55部ブラックインク(組成) C,1,フードブラック2 2部N−メチル
−2−ピロリドン 10部ジエチレングリコール
20−v&ポリエチレングリコール#200 1
5fifl水
55部実施例1〜3の被記録材の評価結果を第
1表に示した。第1表における各評価項目の測定は下記
の方法に従った。
(1)インク定71時間は、記録実施後被記録材を室温
下に放置し、記録画像に指触したときに、インクが乾燥
して指に付着しなくなる時間を測定した。
下に放置し、記録画像に指触したときに、インクが乾燥
して指に付着しなくなる時間を測定した。
(2)ドツト濃度は、JISK7505を印字マイクロ
ドツトに応用してサクラマイクロデンシドメーターPD
M−5(小西六写真工業製)を用いて黒ドツトにつき測
定した。
ドツトに応用してサクラマイクロデンシドメーターPD
M−5(小西六写真工業製)を用いて黒ドツトにつき測
定した。
(3)OHP適性は、光学機器の代表例として測定した
もので、記録画像をOHPによりスクリーンに投影し、
目視により観察して判定したもので、非記録部が明るく
、記録画像の00(オプチカルデンシティ)が高く、コ
ントラストの高い鮮IJIで見やすい投影画像の得られ
るものを0、非記録部がやや暗く、記録画像のODがや
や低く、ピッチ巾0.5mm、太さ0.25mmf)l
aが明瞭に判別できないものをΔ、非記録部がかなり暗
く、記録画像のODがかなり低く、ピッチ101mm、
太さ0.3mmの線が明瞭に判別できないものあるいは
非記録部と記録画像の見分けがつかないものをXとした
。
もので、記録画像をOHPによりスクリーンに投影し、
目視により観察して判定したもので、非記録部が明るく
、記録画像の00(オプチカルデンシティ)が高く、コ
ントラストの高い鮮IJIで見やすい投影画像の得られ
るものを0、非記録部がやや暗く、記録画像のODがや
や低く、ピッチ巾0.5mm、太さ0.25mmf)l
aが明瞭に判別できないものをΔ、非記録部がかなり暗
く、記録画像のODがかなり低く、ピッチ101mm、
太さ0.3mmの線が明瞭に判別できないものあるいは
非記録部と記録画像の見分けがつかないものをXとした
。
(4)直線透光率は、323型日立自記分光光度計(日
立製作新製)を使用し、サンプルから受光側のマドまで
の距離を約9cmに保ち、分光透過率を測定し、前記(
1)式により求めた。
立製作新製)を使用し、サンプルから受光側のマドまで
の距離を約9cmに保ち、分光透過率を測定し、前記(
1)式により求めた。
比較例1〜3
インク透過層を形成しなかったことを除き、実施例1〜
3と同様にして、比較用被記録材を作成し、これについ
で実施例1〜3と同様なインクジェット記録を実施した
。実施例1〜3と同様にして行なった記録特性の評価結
果をtJS1表に示した。
3と同様にして、比較用被記録材を作成し、これについ
で実施例1〜3と同様なインクジェット記録を実施した
。実施例1〜3と同様にして行なった記録特性の評価結
果をtJS1表に示した。
(以千公白)
−なニー1−3〈−
一実施例−
1ヱ 旦
工Z!]乙1咋b
20℃E15m 45秒 45
秒 40秒20℃85項1 1分
1分 40秒直重しムJ1 78%
80%五、工上」E遺 1
.1 1.0 1.020℃65
211 3分 3分 l勢20℃ 8
5DH記録不能 記録不能 記録不能色」
し透」(」 ・80% 8
0%上−2−上一濾一塵 0.8
1.0 1.OQ一旦−ヱー適−性
O。
秒 40秒20℃85項1 1分
1分 40秒直重しムJ1 78%
80%五、工上」E遺 1
.1 1.0 1.020℃65
211 3分 3分 l勢20℃ 8
5DH記録不能 記録不能 記録不能色」
し透」(」 ・80% 8
0%上−2−上一濾一塵 0.8
1.0 1.OQ一旦−ヱー適−性
O。
Claims (1)
- インク保持層とインク透過層とを有してなり、インク透
過層が微細な粒子層であることを特徴とする被記録材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15544184A JPS6135276A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 被記録材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15544184A JPS6135276A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 被記録材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6135276A true JPS6135276A (ja) | 1986-02-19 |
Family
ID=15606098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15544184A Pending JPS6135276A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 被記録材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135276A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997033758A1 (en) * | 1996-03-12 | 1997-09-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Inkjet recording medium |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15544184A patent/JPS6135276A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997033758A1 (en) * | 1996-03-12 | 1997-09-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Inkjet recording medium |
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