JPS62201635A - 噴霧冷却方式によるマイクロカプセルの製造方法 - Google Patents
噴霧冷却方式によるマイクロカプセルの製造方法Info
- Publication number
- JPS62201635A JPS62201635A JP61042276A JP4227686A JPS62201635A JP S62201635 A JPS62201635 A JP S62201635A JP 61042276 A JP61042276 A JP 61042276A JP 4227686 A JP4227686 A JP 4227686A JP S62201635 A JPS62201635 A JP S62201635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forming
- substance
- liquid
- air
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003094 microcapsule Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 238000001816 cooling Methods 0.000 title abstract description 15
- 239000007921 spray Substances 0.000 title description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 49
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 31
- 239000002775 capsule Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000000112 cooling gas Substances 0.000 claims abstract description 11
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 16
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 16
- 238000005538 encapsulation Methods 0.000 claims description 11
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract description 18
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 4
- 239000007790 solid phase Substances 0.000 abstract description 4
- 239000012528 membrane Substances 0.000 abstract 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 7
- 239000000110 cooling liquid Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 239000001993 wax Substances 0.000 description 3
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001112 coagulating effect Effects 0.000 description 2
- 239000003240 coconut oil Substances 0.000 description 2
- 235000019864 coconut oil Nutrition 0.000 description 2
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 2
- 235000019197 fats Nutrition 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 235000019198 oils Nutrition 0.000 description 2
- 235000002316 solid fats Nutrition 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000019482 Palm oil Nutrition 0.000 description 1
- 244000000231 Sesamum indicum Species 0.000 description 1
- 150000001298 alcohols Chemical class 0.000 description 1
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 1
- 239000000084 colloidal system Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 1
- 235000019441 ethanol Nutrition 0.000 description 1
- 235000011187 glycerol Nutrition 0.000 description 1
- 239000002540 palm oil Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000008159 sesame oil Substances 0.000 description 1
- 235000011803 sesame oil Nutrition 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/02—Making microcapsules or microballoons
- B01J13/04—Making microcapsules or microballoons by physical processes, e.g. drying, spraying
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皮果よ立肌■立互
本発明は、3重同心円筒部を有するノズル(以下3重ノ
ズルと称する)を用いて、カプセル体の芯部を構成する
液状物質と、壁膜を構成する液体形体の物質及び加熱加
圧空気とをそれぞれのノズル管から冷却気体中にジェッ
ト流として噴霧することから成る、噴霧冷却方式による
マイクロカプセルの製造方法に関する。
ズルと称する)を用いて、カプセル体の芯部を構成する
液状物質と、壁膜を構成する液体形体の物質及び加熱加
圧空気とをそれぞれのノズル管から冷却気体中にジェッ
ト流として噴霧することから成る、噴霧冷却方式による
マイクロカプセルの製造方法に関する。
l米藍王
従来、3重ノズルを用いてカプセルを製造する方法とし
ては、特開昭51−8176号、特開昭52−1486
35号及び特開昭58−22062号の各方法が知られ
ている。
ては、特開昭51−8176号、特開昭52−1486
35号及び特開昭58−22062号の各方法が知られ
ている。
そして、これらの3重ノズルを用いた公知方法は、いず
れも2重カプセルの製造を対象としたものであって、3
重ノズルの内管から芯形成物質を、中管から内層壁膜形
成物質を、及び外管から外層皮膜をそれぞれ流動する冷
却液体中に連続的に放出してカプセルを製造する方法で
ある。また、カプセル体の壁膜形成物質に、融点以下に
冷却すると固相化する液状物質、例えばワックス、ゲル
化性コロイドを用いてカプセルを製造する方法として米
国特許公報第3,423.489号の方法が知られてい
る。この方法は2重ノズルを用いる方法であって、2重
ノズルの内管から液状の芯形成物質を、外管から熱熔融
した壁膜形成物質を、それぞれのタンクの液面に加圧す
ることにより、気体雰囲気中に放出してカプセルを形成
することから成る。
れも2重カプセルの製造を対象としたものであって、3
重ノズルの内管から芯形成物質を、中管から内層壁膜形
成物質を、及び外管から外層皮膜をそれぞれ流動する冷
却液体中に連続的に放出してカプセルを製造する方法で
ある。また、カプセル体の壁膜形成物質に、融点以下に
冷却すると固相化する液状物質、例えばワックス、ゲル
化性コロイドを用いてカプセルを製造する方法として米
国特許公報第3,423.489号の方法が知られてい
る。この方法は2重ノズルを用いる方法であって、2重
ノズルの内管から液状の芯形成物質を、外管から熱熔融
した壁膜形成物質を、それぞれのタンクの液面に加圧す
ることにより、気体雰囲気中に放出してカプセルを形成
することから成る。
しかしながら、1掲の3重ノズルを用いるカプセルの製
造方法は、冷却液体(膜形成物質を凝固するための液)
を循環回路とし、その循環回路中に3重ノズルをのぞま
せてカプセル形成物質をそれぞれ放出し、上記流動させ
る冷却液体の流速を1til制御することにより形成さ
れるカプセルの粒径をコントロールするものであるため
、200μ■以下の粒径のコントロールが容易でなく、
したがって、粒径の小さいマイクロカプセルの製造には
実際−ヒ適さない。更に上記方法では形成したカプセル
を冷却液体から回収する工程及びその後の乾燥工程が必
要となり、特に回収工程においてはカプセルから硬化液
を除去しなければならず、加うるに、大量生産に際して
は装置の大型化が避けられないのでコスト面でも有利と
は言えない。
造方法は、冷却液体(膜形成物質を凝固するための液)
を循環回路とし、その循環回路中に3重ノズルをのぞま
せてカプセル形成物質をそれぞれ放出し、上記流動させ
る冷却液体の流速を1til制御することにより形成さ
れるカプセルの粒径をコントロールするものであるため
、200μ■以下の粒径のコントロールが容易でなく、
したがって、粒径の小さいマイクロカプセルの製造には
実際−ヒ適さない。更に上記方法では形成したカプセル
を冷却液体から回収する工程及びその後の乾燥工程が必
要となり、特に回収工程においてはカプセルから硬化液
を除去しなければならず、加うるに、大量生産に際して
は装置の大型化が避けられないのでコスト面でも有利と
は言えない。
また、米国特許公報第3.423,489号に開示の方
法は、芯形成物質と壁膜形成物質を収容したタンクの液
面に加圧して単純な構造の2重ノズルから気体中に放射
状に放出することにより壁膜形成物質を固化してカプセ
ル化を行うものであって、カプセルを強制的に微粒化す
るための機構が装置上存在しないので、形成されるカプ
セルの粒径は壁膜形成物質の粘度や表面張力に支配され
ることになり、その結果、粒径が200μm以下のマイ
クロカプセルを得ることは実際上困難である。更に、こ
の方法ではカプセル形成物質をノズルから放射状に気体
中に放出するため、大量生産には大きな冷却機構が必要
となり、生産能力に比してシステム全体が大きくなると
いう不利な点もある。
法は、芯形成物質と壁膜形成物質を収容したタンクの液
面に加圧して単純な構造の2重ノズルから気体中に放射
状に放出することにより壁膜形成物質を固化してカプセ
ル化を行うものであって、カプセルを強制的に微粒化す
るための機構が装置上存在しないので、形成されるカプ
セルの粒径は壁膜形成物質の粘度や表面張力に支配され
ることになり、その結果、粒径が200μm以下のマイ
クロカプセルを得ることは実際上困難である。更に、こ
の方法ではカプセル形成物質をノズルから放射状に気体
中に放出するため、大量生産には大きな冷却機構が必要
となり、生産能力に比してシステム全体が大きくなると
いう不利な点もある。
、aが ンしようとする0 寺
本発明は、上述した従来技術にみられる問題点を解消す
るためになされたものであって、カプセル体の壁膜形成
物質の粘度や表面張力に影響されることなく、カプセル
の粒径を容易にコントロールすることができ、且つカプ
セルからの硬化液の除去工程や乾燥工程も必要とせずに
、簡単な装置を用いてマイクロカプセルを製造し得る方
法を提供することを目的とする。
るためになされたものであって、カプセル体の壁膜形成
物質の粘度や表面張力に影響されることなく、カプセル
の粒径を容易にコントロールすることができ、且つカプ
セルからの硬化液の除去工程や乾燥工程も必要とせずに
、簡単な装置を用いてマイクロカプセルを製造し得る方
法を提供することを目的とする。
以下本発明の詳細な説明する。
又里至構底
本発明の特徴は、3重ノズルの内円筒を構成する管(以
下内管と称する)から芯部形成液状物質を、中円筒を構
成する管(以下中管と称する)から融点以下の温度に冷
却すると固相化する、液状にした壁膜形成物質を、及び
外円筒を構成する管(以下外管と称する)から加熱加圧
空気をそれぞれ同時にジェット流として流動する冷却気
体中に噴霧してカプセル化を行うことにある。
下内管と称する)から芯部形成液状物質を、中円筒を構
成する管(以下中管と称する)から融点以下の温度に冷
却すると固相化する、液状にした壁膜形成物質を、及び
外円筒を構成する管(以下外管と称する)から加熱加圧
空気をそれぞれ同時にジェット流として流動する冷却気
体中に噴霧してカプセル化を行うことにある。
ここで用いる芯部形成液状物質は、常温もしくは加熱で
液状を呈する物質であれば何ら制限がなく、例えば水、
油脂、アルコール及びこれらのエマルジョン等であって
、必要に応じ、これらの液状物質中に所望の各種物質を
溶解したり、又は500μm以下に粉砕して分散させた
ものであってもよい。
液状を呈する物質であれば何ら制限がなく、例えば水、
油脂、アルコール及びこれらのエマルジョン等であって
、必要に応じ、これらの液状物質中に所望の各種物質を
溶解したり、又は500μm以下に粉砕して分散させた
ものであってもよい。
また、液状の壁膜形成物質は、融点以上に加熱すると液
状となり、融点以下に冷却すると固相化するものであっ
て、融点以上の加熱で液状を呈する固体脂肪やワックス
等を好ましいものとして例示し得る。このような固体脂
肪は、例えば常温で液状な油脂を水素添加及び/又はエ
ステル交換して得られるものでもよい。
状となり、融点以下に冷却すると固相化するものであっ
て、融点以上の加熱で液状を呈する固体脂肪やワックス
等を好ましいものとして例示し得る。このような固体脂
肪は、例えば常温で液状な油脂を水素添加及び/又はエ
ステル交換して得られるものでもよい。
また、本発明で用いる上記加熱加圧空気の温度は壁膜形
成物質の融点より若干高い温度とし、また圧力は形成さ
れるマイクロカプセルの粒径をコントロールするのに重
要であって、その圧力を高めることによりマイクロカプ
セルの粒径を小さくすることができる。なお、上記加圧
空気の圧力は、マイクロカプセルの所望の粒径のほかに
芯部形成物質及び壁膜形成物質の粘度並びに表面張力も
考慮して決定される。
成物質の融点より若干高い温度とし、また圧力は形成さ
れるマイクロカプセルの粒径をコントロールするのに重
要であって、その圧力を高めることによりマイクロカプ
セルの粒径を小さくすることができる。なお、上記加圧
空気の圧力は、マイクロカプセルの所望の粒径のほかに
芯部形成物質及び壁膜形成物質の粘度並びに表面張力も
考慮して決定される。
rlI 寺を”°するための ・
本発明によるカプセル化の具体的手段を、本発明に用い
るカプセル化装置を例示した添付図に基づいて説明する
。
るカプセル化装置を例示した添付図に基づいて説明する
。
ここに添付の第1図は、本発明で用いるカプセル化装置
の概略を例示した説明図であり、第2図は、該装置の3
重ノズルの拡大断面図を示したものである。また、第3
図は3重ノズルにおける芯部形成物質、壁膜形成物質及
び加熱加圧空気の流れ状態を示したものである。
の概略を例示した説明図であり、第2図は、該装置の3
重ノズルの拡大断面図を示したものである。また、第3
図は3重ノズルにおける芯部形成物質、壁膜形成物質及
び加熱加圧空気の流れ状態を示したものである。
第1図において、1は本装置の主要部を占める冷却管で
あってその先端に3重ノズル2が、後端にサイクロン3
がそれぞれ配設されている。4にサイクロン3の排気ブ
ロワ−を示す。芯部形成液状物質は、外周をその融点以
上の温度に保たれた浴中のタンク6より、第2図に示す
ように3重ノズルの内管へ圧入され、壁膜形成物質はそ
の融点以上の温度にスチームで外周を加熱されたタンク
5より3重ノズルの中管へ圧入され、加熱加圧空気はニ
アコンプレッサー7より出た後ヒーター9で加熱され3
重ノズルの外管へ圧入され、各ノズルから本装置の冷却
管内へ噴霧される。この際、冷却管内には8より導入さ
れた冷却気体(通常は冷却空気を使用するのが好ましい
)が流動しているので、壁膜形成物質は冷却されて固相
化すると共に上記圧入の加熱加圧空気の作用により第3
図に示すような状態でカプセル化される。この場合、カ
プセルの粒径は加熱加圧空気の温度及び圧力と壁膜形成
物質の上記固相化の性状によって決まるので、壁膜形成
物質をその固相化の性状により選択し、且つカプセル化
に際しての加熱加圧空気の温度及び圧力を調節すること
により、所望の粒径を有するマイクロカプセルを得るこ
とができる。
あってその先端に3重ノズル2が、後端にサイクロン3
がそれぞれ配設されている。4にサイクロン3の排気ブ
ロワ−を示す。芯部形成液状物質は、外周をその融点以
上の温度に保たれた浴中のタンク6より、第2図に示す
ように3重ノズルの内管へ圧入され、壁膜形成物質はそ
の融点以上の温度にスチームで外周を加熱されたタンク
5より3重ノズルの中管へ圧入され、加熱加圧空気はニ
アコンプレッサー7より出た後ヒーター9で加熱され3
重ノズルの外管へ圧入され、各ノズルから本装置の冷却
管内へ噴霧される。この際、冷却管内には8より導入さ
れた冷却気体(通常は冷却空気を使用するのが好ましい
)が流動しているので、壁膜形成物質は冷却されて固相
化すると共に上記圧入の加熱加圧空気の作用により第3
図に示すような状態でカプセル化される。この場合、カ
プセルの粒径は加熱加圧空気の温度及び圧力と壁膜形成
物質の上記固相化の性状によって決まるので、壁膜形成
物質をその固相化の性状により選択し、且つカプセル化
に際しての加熱加圧空気の温度及び圧力を調節すること
により、所望の粒径を有するマイクロカプセルを得るこ
とができる。
なお、装置の冷却管に導入する冷却気体の風量は、形成
するカプセルを微粒化するための上記加熱加圧空気の約
10倍以上の流量になるようにすることが好ましく、該
冷却気体は装置における搬送気体としての作用をするも
のである。
するカプセルを微粒化するための上記加熱加圧空気の約
10倍以上の流量になるようにすることが好ましく、該
冷却気体は装置における搬送気体としての作用をするも
のである。
上述のようにして形成されたマイクロカプセルは、粉体
形体の挙動を示すので、装置の後端に配設したサイクロ
ン(又はバックフィルターでもよい)により効率的に回
収することができる。
形体の挙動を示すので、装置の後端に配設したサイクロ
ン(又はバックフィルターでもよい)により効率的に回
収することができる。
又夙公四来
以上述べたように、本発明によると、3重ノズルを用い
た簡単且つ小型の装置により、10〜1000μ麟程度
の範囲の粒径のマイクロカプセルを大量に粉体形体で製
造することができ、しかもカプセル化形成物質と共にノ
ズルより噴霧する加熱加圧空気の温度及び圧力をコント
ロールすることにより、特に10〜200μmの微小な
マイクロカプセルを効率的に製造することが可能となる
。
た簡単且つ小型の装置により、10〜1000μ麟程度
の範囲の粒径のマイクロカプセルを大量に粉体形体で製
造することができ、しかもカプセル化形成物質と共にノ
ズルより噴霧する加熱加圧空気の温度及び圧力をコント
ロールすることにより、特に10〜200μmの微小な
マイクロカプセルを効率的に製造することが可能となる
。
また、上記加熱加圧空気の温度を壁膜形成物質の融点以
上に保持することにより、該物質の固相化に因るノズル
の閉塞を防止することもできる。
上に保持することにより、該物質の固相化に因るノズル
の閉塞を防止することもできる。
更に、本発明によると、マイクロカプセルを上述したよ
うに、粉体形体で形成し得るので、従来の公知方法にお
けるようなカプセルの回収に際しての凝固液の除去工程
及び乾燥工程が必要でなくなり、作業上及びコスト面上
でも非常に有利である。
うに、粉体形体で形成し得るので、従来の公知方法にお
けるようなカプセルの回収に際しての凝固液の除去工程
及び乾燥工程が必要でなくなり、作業上及びコスト面上
でも非常に有利である。
因に、本発明によるマイクロカプセル化の過程での芯部
形成物質と壁膜形成物質は高温状態での接触時間が極め
て短く、且つ瞬間的に冷却されるので、融点の高い壁膜
形成物質を用いても、それの加熱による芯部物質の品質
が影響を受けることはない。
形成物質と壁膜形成物質は高温状態での接触時間が極め
て短く、且つ瞬間的に冷却されるので、融点の高い壁膜
形成物質を用いても、それの加熱による芯部物質の品質
が影響を受けることはない。
以下に実施例を示して本発明を更に具体的に説明する。
実施例1
添付の第1図に示したカプセル化装置を用い、第2図に
示した3重ノズルの内管から芯部形成物質としてのグリ
セリンを1000cc/分の割合で、同じく中管から壁
膜形成物質としてのヤシ硬化油(融点43℃)を60℃
の温度に保持したものを1800cc/分の割合で、及
び外管から80℃に加熱した加圧空気を24!/分の割
合でそれぞれジェット流として、4℃に冷却した空気を
8ryr/分の流量で装置内に流入して流動させている
中に噴霧した。この噴霧により上記ヤシ硬化油は瞬間的
に冷却されて固相化し、マイクロカプセルを形成した。
示した3重ノズルの内管から芯部形成物質としてのグリ
セリンを1000cc/分の割合で、同じく中管から壁
膜形成物質としてのヤシ硬化油(融点43℃)を60℃
の温度に保持したものを1800cc/分の割合で、及
び外管から80℃に加熱した加圧空気を24!/分の割
合でそれぞれジェット流として、4℃に冷却した空気を
8ryr/分の流量で装置内に流入して流動させている
中に噴霧した。この噴霧により上記ヤシ硬化油は瞬間的
に冷却されて固相化し、マイクロカプセルを形成した。
形成マイクロカプセルは上記冷却空気によりサイクロン
へ搬送され、回収された。得られたマイクロカプセルの
平均粒径は70μ繭である。
へ搬送され、回収された。得られたマイクロカプセルの
平均粒径は70μ繭である。
実施例2
芯部形成物質として胡麻油、壁膜形成物質としてパーム
油の水添硬化油(融点50℃)を用いるほかは実施例1
に記載したと同様の手順でマイクロ ・カプセルを形
成した。得られたマイクロカプセルの平均粒径は80I
I+1)である。
油の水添硬化油(融点50℃)を用いるほかは実施例1
に記載したと同様の手順でマイクロ ・カプセルを形
成した。得られたマイクロカプセルの平均粒径は80I
I+1)である。
実施例3
本例は、芯部形成物質としての染料を水に溶解した溶液
を用いて水溶性染料のマイクロカプセル化を示したもの
である。
を用いて水溶性染料のマイクロカプセル化を示したもの
である。
実施例1で使用したカプセル化装置及び3重ノズルを用
い、3重ノズルの内管から染料溶液を600cc 7分
の割合で、同じく中管から壁膜形成物質としてのワック
ス(融点58℃)を70℃の温度に保持したものを18
00cc/分の割合で及び外管から80℃に加熱した加
圧空気を241/分の割合でそれぞれジェット流として
、10℃に冷却した空気を8nr/分の流量で装置内に
流入して流動させている中に噴霧してマイクロカプセル
化を行った。形成されたマイクロカプセルを上記冷却空
気によりサイクロンに搬送して回収した。得られたマイ
クロカプセルの平均粒径は80μ−であった。
い、3重ノズルの内管から染料溶液を600cc 7分
の割合で、同じく中管から壁膜形成物質としてのワック
ス(融点58℃)を70℃の温度に保持したものを18
00cc/分の割合で及び外管から80℃に加熱した加
圧空気を241/分の割合でそれぞれジェット流として
、10℃に冷却した空気を8nr/分の流量で装置内に
流入して流動させている中に噴霧してマイクロカプセル
化を行った。形成されたマイクロカプセルを上記冷却空
気によりサイクロンに搬送して回収した。得られたマイ
クロカプセルの平均粒径は80μ−であった。
第1図は本発明において用いるカプセル化装置の概略を
示した説明図であり、第2図は該装置における3重ノズ
ルの構造を示した拡大断面図を、第3図は3重ノズルに
おけるカプセル形成物質を流れ状態をそれぞれ示したも
のである。 第1図において、 ■・−・・・カプセル化装置の冷却部(冷却管)2−・
−・・−3重ノズル 3−・・−・−・サイクロン 5−・・・−・・壁膜形成物質のタンク6・−・−・・
・芯部形成物質のタンク7−・・−・・ニアコンプレッ
サー 8−・−・・冷却気体 9・・−・・エアーヒーター
示した説明図であり、第2図は該装置における3重ノズ
ルの構造を示した拡大断面図を、第3図は3重ノズルに
おけるカプセル形成物質を流れ状態をそれぞれ示したも
のである。 第1図において、 ■・−・・・カプセル化装置の冷却部(冷却管)2−・
−・・−3重ノズル 3−・・−・−・サイクロン 5−・・・−・・壁膜形成物質のタンク6・−・−・・
・芯部形成物質のタンク7−・・−・・ニアコンプレッ
サー 8−・−・・冷却気体 9・・−・・エアーヒーター
Claims (4)
- (1)3重同心円筒部を有するノズルの内円筒を構成す
る管からカプセル体の芯部を形成する液状物質を、中円
筒を構成する管から融点以下の温度に冷却すると固相化
して壁膜を形成する液状形体の物質を、及び外円筒を構
成する管から加熱加圧空気をそれぞれジェット流として
、流動する冷却気体中に噴霧してカプセル化を行うこと
を特徴とするマイクロカプセルの製造方法。 - (2)融点以下の温度での冷却で固相化する壁膜形成物
質が融点以上の加熱で液状を呈する油脂類又はワックス
である特許請求の範囲第(1)項記載のマイクロカプセ
ルの製造方法。 - (3)冷却気体が空気、窒素ガス又は炭酸ガスである特
許請求の範囲第(1)項記載のマイクロカプセルの製造
方法。 - (4)マイクロカプセルをサイクロン方式又はバックフ
ィルター方式により回収する特許請求の範囲第(1)項
記載のマイクロカプセルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61042276A JPS62201635A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 噴霧冷却方式によるマイクロカプセルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61042276A JPS62201635A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 噴霧冷却方式によるマイクロカプセルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62201635A true JPS62201635A (ja) | 1987-09-05 |
Family
ID=12631516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61042276A Pending JPS62201635A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 噴霧冷却方式によるマイクロカプセルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62201635A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5204029A (en) * | 1989-09-25 | 1993-04-20 | Morgan Food Products, Inc. | Methods of encapsulating liquids in fatty matrices, and products thereof |
| US5322696A (en) * | 1989-01-17 | 1994-06-21 | Morgan Food Products, Inc. | Flavoring, fragrance, skin texturizing and deodorant materials and method of making same |
| US5820746A (en) * | 1995-08-24 | 1998-10-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Metal surface state evaluation method and semiconductor device production method |
| WO2001080831A3 (en) * | 2000-04-27 | 2002-03-21 | Verion Inc | Zero order release and temperature-controlled microcapsules and process for the preparation thereof |
| WO2007117023A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-18 | Wingturf Co., Ltd. | リポソーム分散液の製造方法ならびに製造装置 |
| JP2008514464A (ja) * | 2004-09-30 | 2008-05-08 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | マルチヘッド同心的カプセル化システム |
| JP2010256911A (ja) * | 1999-04-06 | 2010-11-11 | E Ink Corp | カプセルベースの起電ディスプレイにおける使用のための液滴を作製するための方法 |
| JP2013531549A (ja) * | 2010-04-09 | 2013-08-08 | パシラ ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド | 大直径合成膜小胞を製剤化する方法 |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP61042276A patent/JPS62201635A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5322696A (en) * | 1989-01-17 | 1994-06-21 | Morgan Food Products, Inc. | Flavoring, fragrance, skin texturizing and deodorant materials and method of making same |
| US5328684A (en) * | 1989-01-17 | 1994-07-12 | Morgan Food Products, Inc. | Flavoring, fragance, skin texturizing and deodorant materials and method of making same |
| US5362483A (en) * | 1989-01-17 | 1994-11-08 | Morgan Food Products, Inc. | Flavoring, fragrance, skin texturizing and deodorant materials and method of making same |
| US5204029A (en) * | 1989-09-25 | 1993-04-20 | Morgan Food Products, Inc. | Methods of encapsulating liquids in fatty matrices, and products thereof |
| US5820746A (en) * | 1995-08-24 | 1998-10-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Metal surface state evaluation method and semiconductor device production method |
| JP2010256911A (ja) * | 1999-04-06 | 2010-11-11 | E Ink Corp | カプセルベースの起電ディスプレイにおける使用のための液滴を作製するための方法 |
| WO2001080831A3 (en) * | 2000-04-27 | 2002-03-21 | Verion Inc | Zero order release and temperature-controlled microcapsules and process for the preparation thereof |
| US7179407B2 (en) | 2000-04-27 | 2007-02-20 | Verion Inc. | Zero order release and temperature-controlled microcapsules and process for the preparation thereof |
| US6544646B2 (en) | 2000-04-27 | 2003-04-08 | Verion Inc. | Zero order release and temperature-controlled microcapsules and process for the preparation thereof |
| JP2008514464A (ja) * | 2004-09-30 | 2008-05-08 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | マルチヘッド同心的カプセル化システム |
| WO2007117023A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-18 | Wingturf Co., Ltd. | リポソーム分散液の製造方法ならびに製造装置 |
| US9730892B2 (en) | 2010-04-09 | 2017-08-15 | Pacira Pharmaceuticals, Inc. | Method for formulating large diameter synthetic membrane vesicles |
| US9724302B2 (en) | 2010-04-09 | 2017-08-08 | Pacira Pharmaceuticals, Inc. | Method for formulating large diameter synthetic membrane vesicles |
| JP2013531549A (ja) * | 2010-04-09 | 2013-08-08 | パシラ ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド | 大直径合成膜小胞を製剤化する方法 |
| US9737483B2 (en) | 2010-04-09 | 2017-08-22 | Pacira Pharmaceuticals, Inc. | Method for formulating large diameter synthetic membrane vesicles |
| US9737482B2 (en) | 2010-04-09 | 2017-08-22 | Pacira Pharmaceuticals, Inc. | Method for formulating large diameter synthetic membrane vesicles |
| US9757336B2 (en) | 2010-04-09 | 2017-09-12 | Pacira Pharmaceuticals, Inc. | Method for formulating large diameter synthetic membrane vesicles |
| US9808424B2 (en) | 2010-04-09 | 2017-11-07 | Pacira Pharmaceuticals, Inc. | Method for formulating large diameter synthetic membrane vesicles |
| US10045941B2 (en) | 2010-04-09 | 2018-08-14 | Pacira Pharmaceuticals, Inc. | Method for formulating large diameter synthetic membrane vesicles |
| US10398648B2 (en) | 2010-04-09 | 2019-09-03 | Pacira Pharmaceuticals, Inc. | Method for formulating large diameter synthetic membrane vesicles |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4262306B2 (ja) | 継ぎ目なしカプセル | |
| US4422985A (en) | Method and apparatus for encapsulation of a liquid or meltable solid material | |
| FI107510B (fi) | Menetelmä mikrokapselien valmistamiseksi, jotka sisältävät matriisimateriaaliin kapseloitua aromiainetta ja menetelmän avulla valmistettuja tuotteita | |
| JPS62201635A (ja) | 噴霧冷却方式によるマイクロカプセルの製造方法 | |
| JPH0751343A (ja) | 小球体の製造方法 | |
| EP2359817A3 (en) | Solid oral dosage form containing seamless microcapsules | |
| TW343149B (en) | Apparatus and method for preparing solid forms with controlled release of the active ingredient | |
| US4490407A (en) | Method for preparing galenic formulations particularly for pharmaceutical, dietetical, cosmetic and diagnostic uses | |
| JP4405153B2 (ja) | ミクロンおよびサブミクロン粒子を生成する装置および方法 | |
| Oxley | Coextrusion for food ingredients and nutraceutical encapsulation: principles and technology | |
| JPH06134292A (ja) | シームレスカプセルの製造方法 | |
| Garg et al. | Microencapsulation techniques in pharmaceutical formulation | |
| JPH1147581A (ja) | 徐放性カプセル及びその製造方法 | |
| CN107913651A (zh) | 一种肉桂醛微胶囊制备方法 | |
| CN113662245A (zh) | 一种可包裹水溶性芯材爆珠、制备方法、设备和应用 | |
| USRE19556E (en) | Method of controlling character | |
| JPH01115449A (ja) | 噴霧方式によるマイクロカプセルの製造方法 | |
| JP2784872B2 (ja) | 界面活性剤含有継ぎ目無しカプセル粒子の製造方法 | |
| JPS60172343A (ja) | 多重マイクロカプセルの製造法およびその装置 | |
| JPH0567334B2 (ja) | ||
| JPS61279603A (ja) | 低融点合金粒体の製造方法 | |
| JP4473380B2 (ja) | 乾燥マイクロカプセルの製造方法 | |
| JP3078588B2 (ja) | 噴水型ノズル装置とそれを組込んでなるスプレードライヤー装置 | |
| JPH05179007A (ja) | 均一な液滴群の製造方法 | |
| CA2215313C (en) | Seamless capsules |