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JPS62501193A - 携帯用自動血圧監視装置およびその方法 - Google Patents

携帯用自動血圧監視装置およびその方法

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JPS62501193A
JPS62501193A JP61500125A JP50012586A JPS62501193A JP S62501193 A JPS62501193 A JP S62501193A JP 61500125 A JP61500125 A JP 61500125A JP 50012586 A JP50012586 A JP 50012586A JP S62501193 A JPS62501193 A JP S62501193A
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JP61500125A
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English (en)
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フツチエソン,ジエイ・スタンフオード
ルツツ,チリヤード・ダブユ
オブリスト,ポール
フレウザー,ダビツド・ジエイ
ワツト,チヤールズ・イー
Original Assignee
ユニバ−シテイ・オブ・ノ−ス・カロライナ・アツト・チヤペル・ヒル
ユウテクテツク・エレクトロニクス・インコーポレイテツド
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Publication date
Application filed by ユニバ−シテイ・オブ・ノ−ス・カロライナ・アツト・チヤペル・ヒル, ユウテクテツク・エレクトロニクス・インコーポレイテツド filed Critical ユニバ−シテイ・オブ・ノ−ス・カロライナ・アツト・チヤペル・ヒル
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording for evaluating the cardiovascular system, e.g. pulse, heart rate, blood pressure or blood flow
    • A61B5/021Measuring pressure in heart or blood vessels
    • A61B5/022Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers
    • A61B5/02208Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers using the Korotkoff method

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −の  I… 本発明は、対象者の心臓血管の状態を自動的に測定する医療器に関する。特に、 本発明は、体内に侵入しない聴診技術を使用して測定している間も活動する対象 者の血圧と心拍数を測定するためのシステムと方法に関する。
1に11 対象者の心臓血管の測定は直接(動脈内測定のような)あるいは間接的(たとえ ば、古典的聴診方法)に行われる。直接的測定方法は危険性が高いので、聴診方 法は医学臨床医や研究者のような人が選ぶ方法としてほとんど普遍的に受入れら れてきた。
よく知られているように、患者の血圧を決定する聴診方法は、血液が圧搾された (圧迫された)動脈を通って流れる時に生じる障害音(“コロトコフ音”あるい はに音)を利用する。内科医は典型的に患者の上腕に膨張する圧迫帯を取付け、 圧迫帯と上腕の動脈の付近の腕との間に聴診器の聴覚口を位置させる。圧搾型空 気ポンプは完全に上腕動脈を圧迫するために患者の心臓収縮血圧より多少大きい 圧力に圧迫帯を膨張させるために使用される。圧迫帯が完全に動脈を圧迫すると 、圧迫点の下の動脈を動脈の血管は流れないので、聴診法では何の音も検出され ない。
圧迫帯をゆっくりと収縮させ、上腕動脈の壁に及んだ圧力を減少されるために内 科医は空気バルブを調節し、一方圧迫帯の圧力は持続的にJjl定される(たと えば水銀圧力計等によって)。圧迫帯によって加えられた圧力が微かに患者の心 臓収縮血圧以下に落ちると、心臓収縮のごとに、それによって動脈が一時的に圧 迫されないように、圧迫帯より大きい力を圧迫帯に加えるために、上腕動脈の壁 を圧迫する血液のヘッドフロントが生じる。心臓収縮によって生じる力の下の上 腕動脈が一時的に開くことによって、聴診器で聞くことのできるコロトコフ音が 生じる。内科医は患者の心臓収縮の血圧値を得るために最初のコロトコフ音を聞 くときの圧迫帯の圧力を記録する。
心臓収縮によって生じる血液のヘッドフロントが圧迫点を通過した後動脈は再び 圧迫され、次の心臓収縮が起こるまで圧迫され続ける。圧迫帯の圧力が患者の心 臓弛緩血圧より大きい限り、コロトコフ音は心臓の収縮ごとに生じる(血液のフ ロントヘッドが心臓から動脈圧迫点に行くまでの時間だけ心臓収縮の時間から微 かに遅れる)。内科医は、患者の心拍数をエリ定するために所定の時間の門生じ るコロトコフ音の数を数える。
内科医は、コロトコフ音が聴診器では聞こえなくなる(心臓弛緩の間でさえ動脈 を圧迫するために圧迫帯がもはや動脈の壁に十分な圧力を加えないということを 示す)まで、圧迫帯をゆっくりと収縮し続ける。内科医は、この時の圧迫帯圧力 を患者の弛緩血圧として記録する。
体内に侵入しない血圧と心拍数測定は臨床的で経験的な医学的研究目的にとって 有用である。たとえば、この様な測定技術は手術あるいは回復室で外14思省を 診断したり、他のの臨床患者の診断(臨床的ストレスあるいは実際の検査)にと って有用である。古典的聴診器測定技術は訓練された人によってなされ典型的に 臨床学的環境で使用されるが、池の場合、たとえば毎日の環境的ス1〜レスが生 じている時の活動する患者の心臓血管測定あるいはある時間に亙って測定するよ うな検査の場合には実際的ではない。歩行できる対す者の心臓血管データを自動 的に得ることができる携帯用機器は、たとえば分野研究、バイオフィードバック 研究、あるいは患者の生態調節等を含む広い範囲にわたって心臓血管研究を可能 にするために開発されてきた。
長時間にわたって対象者の心臓血管情報を得ることができる携帯用血圧監視シス テムは米国特許第4,216,779号明1書〈発明者スクワイアズその他、1 980年8月12日)およびDel Mar 、A、vionics of I  rvine California発行の“圧力計■外来用血圧監視モデル1 978年″と題される1979年製品情報広報に開示されている。開示されシス テムは体内に侵入せずに聴診方法を用いて電子工学的的制御によって血圧および 心拍数を測定する。圧迫帯は、対象者の最終に測定された心臓収縮圧力に従って 、それより大きいレベルに予め定められたブ[1グラム可能な時間で自動的に膨 張させる。圧迫帯は続いてECG電極によって検出されるR波に応答して決まっ た減少率で収縮され、一方マイクロフォンはコロトコフ音を感知する。心臓の鼓 動ごとに続く予めセットされた時間内のコロトコフ音の存在あるいは無存在は、 圧迫帯の圧力(N子工学圧力センサによって測定される)が対象者の心臓収縮お よび弛緩血圧に等しい時を決定するために用いられる。各圧迫帯膨張・収縮サイ クルの間に検出された最初と最後のコロトコフ音に相当する心臓収縮および弛緩 の血圧はデジタル信号に変換されて電子的表示器に表示される。
心臓収縮および弛緩の圧力はECG電極からの信号と一緒に1的に動作する携帯 用テープレコーダーにデジタル形式で記録される。多数の動作サイクルがなされ た後、磁気テープはレコーダから外され、通常のチャートで読込む心拍数とそれ に附随する血圧曲線を得るために高速再生のアナライザに挿入される。
米国特許第4,252,127号明細書(発明者ゲメルク1981年2月24日 )では、自動膨張圧迫帯、コロトコフ音センサ、圧迫帯圧力センサ、およびテー プレコーダを具備する携帯用血圧計が開示されている。圧迫帯は定期的に自動的 に膨張し次にゆっくりと収縮される。テープレコーダは圧迫帯圧力が落ち始める とき動作し始める。コロトコフ音マイクロフォンの出力は心臓の鼓動によって生 じた圧迫帯圧力パルスによって生じる信号によってゲートされ、フィルタされ、 バッファされ、また合計増幅器の1つの入力に供給される。合計増幅器の他の入 力は圧迫帯圧力センサの電圧・符号化された出力に接続される。結果として生じ る合成出力は可変周波数で生じる瞬間的オフ・タイムを有する波形を作り出すた めに電圧−周波数変換器によって変調される。この波形はテープレコーダで記憶 される。それぞれの圧力とに音信号は比較器、整流器、周波数−電圧変換器およ びフィルタネットワークを介してテープレコーダからの再生信号を通過すること によって後に個々に再生される。高域通過フィルタはに音信号を残して、復調さ れた合成信号からの圧力信号を消去する。圧力信号は低域通過フィルタで復調さ れた合成信号をフィルタすることによって同様に再生される。
グラハム氏の論文(“μPs監視EKGおよび血圧”、24 E Iectro nic D esian N o、 19、p、28.1976年9月13日) では、偏差が検出されるときだけ情報を処理する携帯用心電図および血圧信号監 視装置を開示している。グラハムは明らかに心臓収縮および弛緩圧力に対応する 予め記憶されたコロトコフ音モデルの特性によって実時間で生じる各に音に匹敵 するコロトコフ音周波数特性の技術を暗示しまたその技術を試みている。197 6年のグラハムの論文にはマイクロプロセサ制御された医学的監視Hdのブロッ ク図と、コロトコフ音検出技術の非常に短い説明がある。ブロック図に示される ようなテープレコーダはM P U [直接接続され、データがデジタルフォー マットでのみテープに記憶されたことを示している。
米国特許第4,270,547号明細書(発明者ステフ、rンその他、1981 年)には心臓血管パラメータのアナログ測定値をデジタル形式で表示するために 変換する心臓徴候監視システムが開示されている。
心臓血管測定値を記憶するために磁気テープレコーダを使用する血圧測定装置を 開示する他の特許には、米国特許第4.211,238号明細溌(発明者シュー その他、1980年7月8日)および米国特許第4,378,807 ’4明細 ♂(発明賃ビーダーリンその他、1983年4月5日)がある。米国特許第、l 、228,506号明@書(発明者リプレイその他、1980年10月14日) では、時間相関デジタル心臓収縮および心臓弛緩血圧データと心拍数データ源で 使用するための情報データロギングプリンタ・ブロックが開示されている。
別の体内に侵入しない自動血圧記録装置はデモブロスキーその他によるハードそ の他によって再版された論文(“ビタースタット自動血圧記録装置の確認”Ca rdiovascularI nstrumentation: Applic ability of New Technologto B 1obihav ioral Research 、メリーランド州、ベセスダ、ナショナルイン スティチュートオブヘルス、1983年)に開示されている。この論文に開示さ れるシステムは取外しできるランダムアクセスメモリバックの聴診データロギン グモジュールとマイクロコンピュータとメモリバックをインターフェースするた めの基本ユニットとを備える。ロギングモジュールはプログラムされ、マイクロ コンピュータからの情報をメモリバックにロードすることによって測定された値 に初期化される。心臓血管測定値は予め定められた決まった時間間隔で自動的に 得られ、デジタル形式でメモリに記憶される。測定が終了した後、メモリバック はロギングモジュールから取外され、メモリバックに記憶されたデータはフロッ ピーディスクに記憶し、印刷し、分析する等のためにデータバスを介してマイク ロプロセサに送られる。
以下の特許明′JfUi!および論文は本発明に関連する他の心臓血管データ取 得装置を開示している。
米国特許第3,654,915号明細8(発明者5anctuary、1972 年) 米国特許第4,003,370号明細書(発明者Emil et at、、19 83年) 米国特許第4,397,317号明細書〈発明者V i l 1a−Reat、 1983年) 米国特許第4,383,534号明細書〈発明者peters 、1983年) 米国特許第4,248,241号明号明tl(発明者7acchi 、 198 1年) 米国特許第4,519,398号明細書〈発明者L 1siecki 、 et  ato、1985年) 米国特許第4,510,942号明@書〈発明者M iyamae、 et a t、、1985年) 米国特許第4,475,557号明細書(発明&flatschek 、 et  at、、1984年) 米国特許第4,459,991号明細書(発明者Hatschelt 。
1984年) 米国特許第4,320,767号明細書(発明者V 1lla −Reat、1 982年) 米国特許第4,248,242号明細書〈発明者7a+u 、 1981年)米 国特許第4,112,929号明細書(発明者Affeldt、 et al、 、1978年) 米国特許第3,996,928号明細書(発明者1ylarx、1976年)米 国特許第3,776.228号明all書〈発明者3emler 。
1973年) 米国特許第3,550.582号明細書(発明者Wilhe1mson、197 0年) 2つの°’BPI520”広告(Medtek Of Carrollton。
Texas、1983年6月) チャペルヒルのノースカロライナ大学のスミス、ハチソン、ラップ、およびヒジ ャオによる論文〈“血圧測定を測定するためのマイクロプロセサシステム゛′、  dvanced Med;catS ystems : A n A aae ament of the contrubutions 。
3ociety for Advanced Medical 3ysteis 、 SymposiaSpecial 1stsの1o周年会議、1979年、 に発表され、イヤーブック医学出版社イリノイ州シカゴから出版される)は自動 的に圧迫帯圧力を制御し、EKGに関して短い窓の間だけコロトコフ音を検出す るマイクロプロセサベースのシステムを開示している。マイクロコンピュータは データを記憶し分析するために使用される。また、オブリスト氏とハチソン氏の 論文、(“生物生態研究における体内に侵入しない血圧測定方法”、゛心臓血管 器具についての会lt:生物生態研究に対する新技術応用″、テキサス州ヒユー ストン、1982年5月16日から19日で発表され、コロトコフ音を正確に識 別するための方法を発表した)、オブリスト氏およびハチソン氏による論文(″ 体内に侵入しない自動血圧監視装置:操作と確実性の原理”、1979年)、お よびジェニックその他による論文(“人体の心拍数研究発表の指針”、18Ps chohsiolo 226−31、精神病理学研究会1981年5月)にも開 示される。
次の特許明細書は(前迷のものより関連性の薄い)、生理学的変数監視システム および/あるいはこの様なシステムで使用する構成物を開示する。
米国特許第4,106,495号明号明(発明者)(ennedy、 197. 8年) 米国特許第4,339,800号明1書(発明者W00dS、1982年)米国 特許第4,417,254号明細書〈発明者W oods、1983年)米国特 許第4.422,081号明細書(発明者Woods、 1983年)米国特許 第4,123,785号明細書(発明者Chery、et al、、1978年 ) 米国特許第Re、29,921号明細書〈発明者Chery、et at、、1 979年) 米国特許第4,073,011号明m1(発明者Chery、et alo、1 978年) 米国特許第4,513,753号明細書〈発明者Tabata、et al、、 1985年) 米国特許第4,483,346号明細書(発明者51avin 、 1984年 ) 米国特許第4,429,699号明細書(発明者Hatschek、1984年 ) 米国特許第4,300,573号明細用(発明者Robbe、et at、、1 981年) 米国特許第4,120,294号明細書〈発明者Wo+re、1978年)米国 特許第4,108,166号明細書〈発明者3chmid 、1978年) 米国特許第4,097,113号明1l1!<発明者Mckelvy、 197 8年) 米国特許第3,906,939号明細書〈発明者A ronson、1975年 ) 米国特許第3,906,937号明細書(発明者A ronson、1975年 ) 米国特許第3,896,791号明細書(発明者Qno、1975年)米国特許 第3,754,545号明号明(発明者E einstein。
1973年) 米国特許第3,704,708号明細書〈発明者1berall、1972年) 米国特許第3,557,779号明細書(発明者W einstein。
1971年) 米国特許第3,542,011号明号明!(発明者L angenbeck 1 1970年) 前述の特許明細書に開示される多くの携帯用血圧監視システムは対象者の心臓収 縮および弛緩血圧と心拍数を一定の時間自動的にM’l定する。しかしながら、 確実性と正確性を高めるためにはこの様な装置の改善が必要である。たとえば、 現在使用できる外来用血圧監視システムはそれぞれ生じたコロトコフ音に基づい て実時間で決定を下す分析アルゴリズムを使用する。測定システムは、コロトコ フ音チャンネルに現われる信号が心臓収縮の時と心臓弛緩の時の圧迫帯圧力点で 生じるコロトコフ音エンベロウプに関連する実際のコロトコフ音を表わしている かどうか、あるいは信号が贋の雑音および/またはコロトコフ音に似ている周波 数性質を有する人工物によって生じるかどうかを決定する方法がないので、現在 のものではこの様なアプローチが間違った圧力決定を導いてしまう可能性がある (またしばしばそうである)。雑音の減少およびダイミックな閾値化のような実 時間信号処理技術は完全にではないが部分的にこれらの影響によって生じるエラ ーを消去する。さらに、対象者のコロトコフ音プロフィールが突然1つの測定サ イクルから次の測定サイクルで大きく変化し、あるいはもつと悪いことには、圧 迫帯が収縮されている間に大きく変化すると、コロトコフ音の実時間分析を使用 するシステムはコロトコフ音エンベロウブプロフィールの変化に対して補償でき ず、また間違って血圧を決定する可能性がある。患者はこの様なエラーによって 不正確な診断を下され、異常な測定値が患者の心臓血管が問題で生じたのか、あ るいは測定エラーによって生じたのかを知る方法はない。
及U 本発明によって対象者の心臓血管情報を自動的に得ることができる。本発明の1 特性に従って、任意の時間が選択されその時間が測定される。任意の時間が経過 すると、対象者の少なくとも1つの心臓血管パラメータが測定される。第2の任 意の時間が選択されその時間が測定されると、心臓血管変数は再び測定される。
このプロセスは複数のパラメータの測定値を得るために繰返される。
任意の時間がランダム数を作り出すことによって好ましく選択される。ランダム 数が予め定められた範囲内に落ちたかどうか、またもし先に得られたランダム値 が予め定められた範囲内に落ちなかった場合、もう1つのランダム数が作られた かどうかを決定するために試験される。時間は試験されるランダム数に合う値に セットされる。予め定められた範囲はプログラム可能である。
本発明のもう1つの特性に従って、測定された心臓血管変数は少なくとも血圧と 心拍数のどちらか1つを備えることができる。対中者に取付けられる圧迫帯は対 象者の心臓収縮血圧以上の圧力に膨張される。圧迫帯の圧力は持続的に感知され Li:1211 して収縮される。圧迫帯が収縮しされている間に生じた対象者 のコロトコフ音は感知される。感知された音の指標と圧力は直列記憶装置にアナ ログ形式で記憶される。対象者の血圧の指標は感知されたコロトコフ音と圧迫帯 圧力に応答して生じ、固体メモリ装置に記憶される。
血圧と心拍数の指標はデジタル形式で心臓収縮および弛緩血圧値を符号化するこ とによって″生l成・するのが好ましく、対象者の心拍数に対応するデジタル値 を生成する。符号・化された血圧値と心拍数はランダムアクセス半導体メモリ装 置で記憶されるのが好ましい。記憶されたデジタル指標は周辺¥i四に選択的に 伝送される。
本発明の他の特性によれば、圧迫帯の圧力は予め定められた時間の間対象者の心 臓収縮血圧以上の予め定められた圧力で維持される。
本発明のさらに他の特性によれば、データは圧迫帯サイクルの期間中記憶され、 圧迫帯サイクルの終わりで分析される。
圧迫帯は対象者の心臓収縮血圧より大きい圧力に膨張され、それから圧迫帯内の 圧力が患者の心臓弛緩血圧以下に落ちるまで制御された速度で直線的に収縮する 。圧迫帯が収縮している間、第1の信号は対象者に取付けられたコロトコフ音変 換器によって検出された音の振幅を示しながら継続的に生じる。また圧迫帯が収 縮している間、圧迫帯内の圧力を示す第2の信号が生じる。対象者の各々の心臓 サイクルの始まりが対象者に結合されたECGt極によって生じる信号に応答し て検出される。検出された各心臓サイクルに対して、第1の信号のピークレベル PKSが決定され、ピークレベルPKSの時に生じる第2の信号のレベルPRE も決定され、ピークレベルPKSとレベルPREは記憶装置に記憶される。
圧迫帯が収縮された後、第1の信号PKSの最高平均ピークレベルを有する予め 定められた数の連続的な心臓サイクルはメモリ装置に記憶されるピークレベルP KSに応答して決定される。記憶装置に記憶されるすべてのピークレベルPKS のうちの平均レベルAKSNが計算され、平均値AKSN以下の記181に記憶 されるすべてのピークレベルPKSの平均!i!ANOISEもまた計尊される 。Kしきい値は次のように計算される。
AKSN−ANOISE +ANOISEにしきい値以下の最高平均ピークレベ ルを有する予め定められた数の連続的心臓サイクルのうらの中央のものの前に生 じる最後の心臓サイクルに対して測定される記憶されたピークレベルPKSが決 定され、この最後の心臓サイクルに対して記憶装置に記憶されたレベルPREは 対象者の心臓収縮血圧として選択される。同様に、Kしきい直以下の第1の信号 の最高平均ピークレベルを有する予め定められた数の連続する心臓サイクルのう ちの中央のものの後に生じる最初の心臓サイクルに対して測定される記憶される ピークレベルPKSが決定され、この第1の心臓サイクルに対する記憶装置に記 憶されるレベルPREは対象者の心臓弛緩血圧として選択される。
本発明による携帯用のコンピュータベースの血圧監視システムはアナログおよび デジタル信号処理モジュール、空気ポンプ、少なくとも1つの電子的空気バ°ル ブ、電池バックおよびマイクロ・カセットテープレコーダを備える取外しできる 器具を提供する。全システムは5ボンド以下の重さで比較的小さいプラスチック ケースに配置され、肩吊りと患者の腰にまくベルトによって患者が肩から吊るす ことのできる成性のポーチに入れることができる。
システムは活動する対象者の心臓収縮および弛緩血圧と心拍数をある期間の量測 定し、測定値が得られる実時間にその測定値を記録する。システムはM準血圧圧 迫帯、ピエゾ電気コロトコフ音マイクロフォン、マイクロスイッチ圧迫帯圧力変 換器、およびECG電極を使用して古典的な体内に侵入しない聴診器技術を行な う。全システムは自動的にオンボード信号プロセサによってυ111]される。
システムは心臓収縮および弛緩圧力と心拍数を測定し、この心臓血管データを分 析する。分析の結果は、サンプル数と、測定値が半導体メモリでデジタル形式で 得られた実時間(たとえば時間、分で)と共に記憶される。24時間まで、およ び24時間を越える時間、決められたあるいはランダムな時間間隔(使用者の選 択で)で測定される。システムはアナログ信号形式でアナログ直列データ記憶媒 体(磁気テープのような)で測定値の結果を記憶する。
記憶されたデータはいくつかの方法で回収される。各測定(“圧迫帯”)サイク ルの最後で、心臓収縮および弛緩血圧と心拍数値はバイオフィードバック処理用 に都合の良いように電子的表示装置に適当に表示される。同じデータはまた各々 の圧迫帯サイクルの最後で内部ビデオ表示装置に示され、あるいはハードコピー プリンタによって印刷される。多くの圧迫帯サイクルを含んだ記録期間が完了す ると、記録データが耐重的プロセスあるいは記憶のために外部デジタルコンピュ ータに直列データリンクを介してデジタル形式で伝達される、あるいはデータ端 末、プリンタ等に表示される。データは通常の電線によって変復調装置を使用し て離れたところに転送されることもできる。
血圧監視システムのすべての重要な動作パラメータ(最大圧迫帯圧力、圧迫帯収 縮の速度、および決められたあるいはランダム内部サンプル間隔タイミング)は 使用者がプログラムすることができる。使用者は手動モード(要求される測定値 のみが得られる)で、あるいは自動モード(圧迫帯測定値サイクルが各々の選択 された時間の最後で生じる)で選択してシステムを動作させることができる。サ ンプル相互間時間は決められた(プログラム可能な)時間あるいはプログラム可 能な時間範囲からランダムに選択してセットされる。
デジタル形式で血圧と心拍数データを獲得し、記憶する他に、本発明によるシス テムはアナログ形式で測定情報を個々に記憶するためのアナログテープ記録88 を使用する。テープに記憶されるアナログ情報はオンボードデジタル信号処理の 正確性を確実にし、また元の圧迫帯圧力信号と対応するコロトコフ音を手動でま た視覚的に分析するために帯状グラフレコーダにまたは類似の装置に使用者が再 生させることを可能にする。
匿亘迎isケ塁」一 本発明のこれら特性とこれ以外の特性は添附の図面と関連した以下の詳細な説明 を読むことによって完全に理解されるであろう。
第1回は本発明に従ったシステム100の好ましい模範的実施例のブロック概要 図であり、第2図は第1図に示されるアナログ信号プロセサの概要図であり、第 3図は本発明に従った圧迫帯サイクルの時間に関する圧迫帯114の圧力のグラ フであり、第4図は本発明に従った圧迫帯サイクルに相当する状態図であり、第 5図は第1図に示されるシステムによってなされるステップの主要なフローチャ ートであり、第6図は第5図に示される測定のブロックを説明するフローチャー トであり、第7図は第5図に示される“リセット圧迫帯サイクル相互間時間タイ マ”を説明するフローチャートであり、第8a図と第8b図は第5図に示される 膨張した圧迫帯”のフローチャートであり、第9図は第5図に示される線圧した 迫帯のブロックのフローチャートであり、第10図は本発明に従ったR波の検出 のグラフ図であり、第11図の(a)乃至(i)は確実にコロトコフ音を検出す るための第1図に示されるシステムによって生じる信号のタイミングの図であり 、第12図は第1図に示されるテープレコーダに記録される情報を復号するため の適切な復号器の概要図であり、第13図は第12図に示される復号器から得ら れる模範的出力信号のグラフ図であり、第14(A)図は第9図に示されるブロ ック323によってなされるステップを説明するフローチャートであり、第14 (B)図はに音と圧迫帯圧力値を記憶するために使用される第1図に示されるR  A M 132内に配置されるレジスタの概要図であり、第14(C)図は記 憶するおよび/または値を針環するために使用されるデジタルプロセサ102の レジスタおよび/または記憶位置の概要図であり、第15図は第9図に示される ブロック326によってなされるステップのフローチャートであり、第16図は 第15図に示されるブロック402および404によってなされるステップを説 明するフローチャートであり、第17図は第15図に示されるブロック408に よってなされるステップを説明するフローチャートであり、第18図は第15図 に示されるブロック410によってなされるステップを説明するフローチャート であり、第19図は第15図に示されるブロック414および416によってな されるステップを説明するフローチャートであり、第20図および第21図は第 1図に示されるシステム100によって生じる2つの模範的圧迫帯サイクルの結 果のグラフ図である。
しい の 第1図は本発明に従ったシステム100の現在好ましい模範的実施例のブロック 図である。システム100はデジタル信号プロセサ102とアナログ信号プロセ サ104を備える。3つのセンサ(圧力変換器106、コロトコフ音(K音)変 換器108およびECG電極110)はアナログ信号プロセサ104に信号を入 力する。アナログ信′号プロセサ104は圧力変換器106、K音度換器108 、およびECG電極110の出力をサンプリングし、サンプリングされた信号を デジタル信号レベルに変換し、そのデジタル信号をデジタルプロセサ102に転 送する。
アナログ信号プロセサ104はまた圧力変換器106とに音度換器108からの サンプリングされた信号を合成アナログ信号に結合させ、合成信号を通常の低周 波テープレコーダ112の信号入力に供給する。デジタルプロセサ102はレコ ーダ112の運動を制御する。
通常の腕を圧迫する帯(゛′圧迫帯”)114は管116によって空気ポンプ1 18と空気バルブ120に接続される。好ましい実施例の空気バルブ120はオ ハイオ州シンシナティのクリッパードインストウルメント研究所(シンシナティ オハイオ州)によって製造される電子的“ミニマチイック(lRinillat ic )”バルブを具備する。空気ポンプ118は少なくとも2501011H 9(気体あるいは液体が圧縮されたタンクのような圧縮された流体のいずれかの 源もポンプ118の代わりとなる)の圧力を作り出すことのできる通常の、小型 、軽ω、低パワー空気コンプレッサを具備する。ポンプ118とバルブ120は 唯音を減少させるために吸音発泡体で包まれていることが好ましい。耐重の電気 的に動作されるバルブ(図には示されない)は、ポンプが動作していない時ポン プを通って圧迫帯114のから空気が漏れないようにポンプ118の出力に設け られる。
圧力変換器106はポンプ118が動作している時生じる圧力変化から変換器を 多少隔離するために管の耐重の部分(図には示されない)を通って圧迫帯114 に接続させる。好ましい実施例の圧力変換器106はマイクロスイッチ社製造の モデル130PCゲージ圧力変換器を具備する。圧力変換器106は電気信号を 生じさせ、その層幅は周囲の室内(大気的)圧力より上の圧迫帯114内の圧力 に直接比例し、そのためデジタルプロセサ102は圧迫帯内の瞬間的圧力を監視 することができる。デジタルプロセサ102はポンプ118が管116を通って 圧縮された空気を圧迫帯114に供給し、それによって圧迫帯を膨張させるため にポンプ118(ドライバ122を介して)を動作させる。デジタルプロセサ1 02はまた圧迫帯114から圧力を解放するために選択的に(また好ましく交互 に)空気バルブ120ドライバ124を介して)を開く。圧力変換器106によ って生じた信号に応答してポンプ118と空気バルブ120を選択して交互に動 作させることによって、デジタルプロセサ102はかなり高い正確さで(±1  m+nHQ )にまで圧迫帯114内の瞬間的圧力を制御する。
好ましい実施例では、デジタル信号プロセサ102は、ペンシルベニア州R,J 、ブラッチマンアソシェイツォブハーバータウン製造のモデルMMC102Aマ イクロスポートCMOSマイクロコンピュータを具備する。デジタルプロセサ1 02は、低パワー6502 CMOSマイクロプロセサ、4個の6522 8ビ ツトI/○ポートコントローラー(そのうちの1つは65210M0Sコントロ ーラーで代用することができる)、複数の16ビツトソフトウエア・制御可能タ イマー、遮断装置等を具備する。デジタルプロセサ102は、双方向データバス 126およびアドレスバス128を介して電気的にプログラム可能な読取り専用 メモリ(EPROM)13゜(27C16EPROMチップのような)およびラ ンダムアクセスメモリ(RAM)’132デジタルプロセサに連続記憶能力を与 える)に接続される。プログラム命令(“)7−ムラエア″)は通常の型のEP ROM139に記憶され、一方RA M 132はシステム100の動作の間得 られるデジタル情報を記憶する。
デジタルプロセサ10は、第2の双方向データバス134と第2のアドレスバス 136とを介してアナログ信号プロセサ104(所望ならば、データバス126 と134は同じブタ−バスを具備し、またアドレスバス128と136は同じア ドレスバスを具備することも可能である)に接続される。デジタルプロセサ10 2は、アナログ信号プロセサをデジタルプロセサ102に同期させるためにクロ ックライン138を介してクロック信号をアナログ信号プロセサ104に供給す る。デジタルプロセサ102は、データバス134と通常のパストランシーバ1 42を介して通常の液晶表示器(LCD)140 (好ましい実施例のL CD  140はカリフォルニア州ブリンティドサーキットインターナショナルオブサ ニバル製造のモデルPCIM200表示ユニットを具備する)に接続される。デ ジタルプロセサ102は、データバス134とパストランシーバ142を介して 液晶表示器140に適切な情報を書込むことによって液晶表示器140に文字・ 数字情報を選択的に表示する。
使用者は、使用者インターフェース装置144を介してシステム100に情報を 選択してプログラムすることができる。インターフェース装置114は、使用者 が情報をデジタルプロセサ102に入力することができるような通常の手段(た とえば断続スイッチ列、”DIP”(デュアルインラインバツケージ)スイッチ 、通常のキーボードあるいはキーバッド等)な備える。好ましい実施例では、イ ンターフェース装置144は” D I R”スイッチ146 、148.15 0 、および152のそれぞれの列と断続単慢単投(SPST)スイッチ154  a −154gの列72具備する。それぞれのスイッチ154 (a)−15 4(Q)システム100にへの異なる命令に割当てられることが好ましい。
好ましい実施例では、′初期化パスイッチ154(a)は、スイッチ100が初 期化動作に入るように押され、゛スタート”スイッチ154(d)は、システム がデータを獲得し始めるように押され、“停止”スイッチ154(b)はデータ 獲得を止めるために押される。′データ引き落とし”スイッチ154(C)が押 されることによって、デジタルプロセサ102はドライバ158を介して連続デ ータ出力ライン156に沿って連続形式でRAM132に記憶されたデータを出 力コネクタ160に転送する。“自動/手動”スイッチ154(e)はシステム 100が自動的に圧迫帯サイクルを開始するかどうか、あるい1よ圧迫帯サイク ルが゛スタート”ボタン154(d)が押されることで開始されるかどうかを選 択する。′固定/機能”スイッチ154(f)は圧迫帯114が“圧迫帯の上限 圧力”つまみスイッチ列152のセツティングによって決定される予め定められ た決まめられた圧迫帯圧力に膨張されたかどうか、あるいは圧迫帯の膨張圧力が 先に測定された患者の心臓収縮血圧から決定されたかどうかを決定する。“ラン ダム/固定”スイッチ154(Q)は決められたサンプル相互間時間(圧迫帯サ イクルが一定間隔で生じ、その長さは“サンプル相互間時間パ“DIP”スイッ チ146によって決定される)、あるはランダムな時間(“サンプル相互間時間 °゛DIP”スイッチ146のセツティングはランダムサンプル相互間時間がシ ステム100によって選択される範囲を指定するだけである)を選択する。゛圧 迫帯の下限圧力”” D I R”スイッチ150の位置は測定値が得られる圧 迫帯の最少圧力を指定する。
″収sIi!速度”” D I R”スイッチ148は、後で簡単に説明される ように、圧迫帯114の収縮速度を決定する。
ラインは、スイッチ154 (a ) −154(Ω)を直接デジタルプロセサ 102のデータポートに接続され、一方“arp”スイッチ146.152は、 通常のデータマルチプレクサ162を介してデジタルプロセサ102に接続され る。デジタルプロセサ102は、使用者が新しい命令をシステム100に入力し たかどうかを決定するために各スイッチ154 (a)−154(a>の位置を 定期的に確認する(通常の方法でなされるデバウンシングの後)。デジタルプロ セサ102は要求されると“DIP″スイッチ146−152のセツティングを 選択的に読取る。スイッチ154 (a)−154(Q)と“DIRスイッチ1 46−152を介してプログラム可能な命令とデータの重要性は第5図乃至第9 図に関連して十分に説明されるであろう。
スイッチ154 (a) −1s4 (d)は好ましく(よスプリングで偏倚さ れた通常のOFFスイッチ(押しボタン等のような)であり、一方スイッチ15 4(e)−154(g)は好ましくはトグルスイッチである。5PSTスイツチ 154 (e ) −154(g)のいくつかは除かれ、その動作はたとえば、 “DIP″スイッチ146乃至152のうちの相当する1つの最も重要な位置ス イッチによってなされることができる。もちろん、通常のデータ入力装置で図示 される5PSTスイツチおよび”DIR”スイッチに代用することができる。例 えば、小型数字あるは文字・数字両用キーバッドはデータ入力のためにL CD 表示器140とソフトウェア(使用者促進型)データ入力ルーチンとともに使用 することもできる。さらに、使用者インターフェース装置144はデジタルプロ セサ102に恒久的に接続される必要はないが、しかし診療空でしか接続されな い(患者が試験手続中にシステム制御を操作しないように)別の制御モジュール を具備することもできる。例えば、制御情報は携帯用コンピュータで発生させ、 通常の方法でシステム100にダウンロードされる。
システム100は、好ましくは比較的軽量で、再充電可能で、少なくとも25時 間システム100に動力を供給するために十分な許容はのバッテリ164(好ま しい実施例においてバ°ツテリ164はその総許容量が4.8アンペア/時の2 個の6ボルト電池を具備する)によって動力を供給される。バッテリ164は、 もちろん、太陽電池、外部バッテリ再充電器等のような補助電源とともに使用す ることができる。テープレコーダ112は、ポンプ118と空気バルブ120の 断続動作が実質上テープレコーダのテープ速度を変えないということを保証する ために、また多分もつと重要なのは、デジタルプロセサ102がテープレコーダ をオンとオフに切替えることによってTTL信号レベル制御可能スイッチ手段を 提供するために電圧調整器(図には示されていない)を介してバッテリ164に よって動力を供給されることが好ましい。
第2図はアナログ信号プロセサ104のi要因を示す。アナログ信号プロセサ1 04は圧力変換器106 、K音度換器108、およびECG7!極110極上 10生じる信号を増幅しまた調整し、これら信号レベルをデジタル値に変換し、 デジタルプロセサ102からの要求に応答してデジタルプロセサ102にデジタ ル値を選択して伝送する。アナログプロセサ104はまた圧力変換器106およ びに音度換器08によって生じるアナログ信号を合計し、合計された信号で搬送 波信号を変調し、変調されたエンベロラブを、後で再生するためにアナログ形式 でテープレコーダに記憶されるようにテープレコーダ112の低周波入力に接続 させる。
好ましい実施例では、圧力変換器106は通常のブリッジ回路(図には示されて いない)に接続され、4ポルトの付勢で2501IIIHg圧迫帯圧力でフルス ケールで30ミリボルトの出力電圧を作り出す。好ましい実施例の増幅器164 は、高い直線性、高い共通モード拒絶性、低いオフセット電圧ドリフト、および 低雑音特性を有するアナログティバイス社製造のAD524精密機器用増幅器を 具備する。好ましい実施例では、増幅器164は約100の利得を有する。圧迫 帯圧力増幅器164の入力ゼロ端子に接続される電位差計166はOオフセット 電圧にするように調節され、それによって増幅器のO信号レベル出力が圧力変換 器106によって大気圧(つまり0圧追帯圧力)の検出に正確に対応するように する。圧迫帯圧力増幅器164の出力は、圧力変換器106のフルスケール力信 号出力(250mml−1gの圧迫帯圧力に相当する)がアナログ・デジタル変 換器(ADC>172の要求するフルスケール入力電圧(4,00ボルト)に変 換されるように、耐重のアクティブ増幅器168(その利得は電位差計170で 調節されるが、はぼ133を中心とする)の入力に接続される。
好ましい実施例のに音度換器108はテキサス州ヒユーストンのナルコバイオシ ステム社製造の通常のピエゾ電気コロトコフ音マイクロフォン(part no 、705−0018)を具備する。
K音度換器108は圧迫帯114で適切に維持される二頭筋の下の患者の上腕動 脈に好ましく配置される。K音度換器108の出力は、△DC172へ入力する ために通常のレベルまで変換器の出力を増幅するアクティブで、利得調節可能な 増幅器174の入力に接続される。増幅器174の出力は、12dB/オクター ブの好ましい実施例でロールオフ速度を有する通常の30ヘルツ能動低帯域フイ ルタ176の入力に接続される。
低帯域フィルタ176はコロトコフ音から得られる信号(最弛緩圧迫帯圧力レベ ルで4O−50Hz>以外の増幅器174の出力から得られるすべての信号を除 去する。増幅器114とフィルタ176は、増幅器114の入力で存在する人工 的その他の異質の雑音(患者の腕の動き、腕の筋肉のまがり、圧迫帯114の収 縮、60Hz電源の誘起雑音等によって生じる雑音のような)を除去する間、高 い信号対雑音比(S/N)でに音度換器108によって検出されるK Tiの主 要な周波数構成要素(およびその(5幅)に相当する信号を生じさせる。フィル タ176の出力は、検出されたに音の極性を無視して圧力変換器108によって 測定されるコロト」フ音の絶対値に等しい信号を生じさせる通常のデザインの絶 対値回路178の入力に供給される。絶対値回路178の出力はADC172の 入力チャンネルに接続される。
ECGN極110は患者の皮膚に電気的に接触して位置される通常のECG電極 列(ECG電極は標準的医療場所に位置され、通常のJ、l−1極ペーストで被 覆され、患者の皮膚の表面にテープではられる)を具備する。正極性(+)のE CG電極110のうちの1つは、第1の単−利?7作動増幅器182の入力に接 続され、負極性(−)のECG電楊の1つは第2の単一利得作動増幅器184に 接続される。増幅器182と184を具備する回路は、検出されたEGG信号を ミリボルト範囲からおよそ4ボルトに増幅するために、非常に高い交流入力イン ピータンス(1oi20hIllS程度)と非常に高い利得(2500>を有す る。フィードバックは増幅器バイアスの安定性のために比較的低い直流インピー ダンスを得、また電極信号負荷を減少させるために使用される。
作動増幅器182と184の出力は合み1増幅器186のそれぞれの入力に接続 される。合計増幅器186の出力は第2の増幅器188に接続される。キャパシ タ190は、増幅器182と184にECG電極を接続する導線によってピック アップされる高周波数雑音をバイパスするために増幅器188のフィードバック ループに設けられる。増幅器188の出力は、ECG電極が導線を逆にして患者 に供給されるとR波が逆になるのでそれを阻止する通常の絶対値回路192の入 力に接続される。絶対値回路192の出力は耐重のバッファ増幅器194を介し てADC172の入力チャンネルに接続される。
好ましい実施例のA D C172は、マサチューセッツ州アナログデバイスオ ブノーウッド社製造のマイクロプロセサに適合する8ビツトで8チヤンネルの△ D7581KNモノリシックデータ獲得システムである。ADC172は8ビツ ト連続近似値アナログ・デジタル変換器、8チヤンネルアナログマルチプレクサ 、データバッファ記憶エリアを持つ8ワードのディユアルポートRAM1アドレ スラッチ、およびマイクロプロセサに適合するai111!l論理装置を具備す る。ADC172によってなされる連続近似値変換は、デジタル信号プロセサ1 02を同期する制御信号を使用して継続的チャンネル・シーケンスペース(つま り圧力変換器106 、K音度換器108、およびECG電極110によって生 じる信号間のシーケンス)でなされる。データは各変換の最後でA D C17 2に対して内部のRAMの予め定められた位置に自動的に転送されるJデジタル プロセサ102は圧力変換器106 、 K音度換器108、およびECG電極 110によって発生された得られ変換された信号を選択的に読取るためにA D  C172をアドレスする。基11!電圧1[173は通常の方法で−4,00 ボルトの信号を生じ、0MO3−レベルアナログ・デジタル変換器出力を提供す るためにこの基準電圧をADC172の基準電圧入力に供給する。
増幅器168の出力で生じる圧力変換器106の増幅された出力は合計増幅器1 96の1つの入力に接続される。合計増幅器196の他の入力は単極双投(SP DT)スイッチ198の共通極に接続される。スイッチ198は増幅器174の 出力で生じる増幅されたコロトコフ音信号のうちの1つと、低帯域フィルタ17 Gによってフィルタされたあとのコロトコフ音信号とを交互に合計増幅器196 の他の入力に接続させる。合計増幅器196の入力に供給されるようなコロトコ フ音信号は双方向性(信号は絶対値回路178によって処理されないので)であ る。
使用者は、信号分析の種類に従って、合計増幅器196に通過されるフィルタさ れたあるいはフィルタされないに音信号のどちらかを選択する。
合計増幅器196は圧迫帯圧力信号に重畳されたコロトコフ音信号からなる合成 信号をその出力に生じる。そのため合計増幅器196は2つの重要なパラメータ についての情報を含む単一の電気的信号を生じさせる。通常の搬送波信号発生器 200好ましい実施例ではNE556関数発生器IC)は150Hzの一定周波 数の対称的な線形三角波信号を生じさせる。搬送波信号発生′a200の出力は 利得調節可能な増幅器202の入力に供給される。増幅器202の出力は合計増 幅器204の一方の入力に接続され、合計増幅器196の出力は合計増幅器20 4の他方の入力に接続される。合計増幅器204は、パルス幅変調器として動作 し、測定された圧力とコロトコフ音の両方で直線状に変化するデユーティ−サイ クルの低レベル両極性パルス幅変調された一定期間の信号を生じさせる。
増幅器202の利得は調節可能なので、250mmHqの圧迫帯の最高圧力範囲 値は合計増幅器204の80%の出力でデユーティ−サイクルく変調率)を生じ させる。
増幅器204の出力は、通常の低周波マイクロカセットテープで記録されるテー プレコーダ112(好ましい実施例ではソニー株式会社製造のモデル1008マ イクロカセツトテープ記録ユニツトを具備する)の低周波入力に接続される。イ ンピーダンス整合回路206はテープレコーダ112の低周波入力と増幅器20 4の出力とをインターフェースする。
システム100の動作は、1圧迫帯サイクル対する圧迫帯圧力時間のグラフ図で ある第3図と、システムの状態示す第4図を研究することによってもつとよく理 解される。システム100の好ましい実施例は5つの状態、″待機”(i>、“ 膨張” (11)、“維持”(iii)、線形収縮” (iv)、および゛急速 な収縮”(v)を有する。tl!I、て、状態(i)−(V)は患者の血圧と心 拍数の測定値を得るためにシステム100によってシーケンスで繰返される。
システム100は大部分の時間“待機”状態(i)で動作する。“待機″状態で は、圧迫帯114は完全に収縮され(すなわち、空気バルブ120は開き、ポン プ118はオフである)、システムは何の情報も獲得しない(すなわち、テープ レコーダ112はオフである)。システム100は圧迫帯サイクルを生じさせる ような状態が生じるまで、“待機”状態(i)に止どまる。圧迫帯サイクルの開 始を引起こす変化には、後に簡単に説明されるように、′スタート”ボタン15 4(d)を押したり(システム100が手動式に動作していれば)、あるいは予 め選択された(一定あるいはランダムな)サンプル相互間時間の終わり(システ ムが自動式に動作しているとき)などがある。圧迫帯サイクルを引起こす変化が 生じると、システム100は“膨張”状9(ii)に入る。
“膨M“状態(11)では、圧迫帯1141i急速に膨張する(すなわち、ポン プ118は付勢され、空気バルブ120は閉じられる〉。好ましい実施例の“膨 張”状態(11)の間は、測定は行われない、すなわち、テープレコーダ112 はオフである(もちろん、その代わりに圧迫帯膨張の間あるいは望ましければ圧 迫帯収縮の間にも測定は行われてもよい)。後に説明されるように、圧力変換器 106によって感知されるような圧迫帯114の圧力が予め定められた時間(た とえば20秒)内に所望のレベルまで落ちると、圧迫帯サイクルは終わりくシス テム100は圧迫帯114に空気の漏れる口がある、あるいは圧迫帯が十分に膨 張しない他の理由があるということを判断する)、システムは“急速な収縮″状 態(V)に直に進行する。しかしながら、圧迫帯114は所望の“上限”圧力( 後に説明されるように使用者がプログラム可能な〉に膨張するのに成功すると、 システム100は直接″維持”状態(iii)に直に移行する。
“維持”状態(iii )では、システム100は上限圧力レベルで圧迫帯11 4の圧力を一定に保つ(すなわち、ポンプ118はオフになり、空気バルブ12 0は閉じられたままである)。
“膨張”状態(ii)のすぐ後では圧迫帯114には空気のリングインクが存在 するので、システム100によってに音に対して誤りが生じる恐れがあるので、 ′維持”状態(iii )では何の測定も行われない(すなわち、テープレコー ダ112はオフのままである)。システム100は、圧迫帯114の空気のリン グインクが弱まるように予め定められた時間(適切なのは1秒)“維持”状態( iii )に止どまる。“維持”期間が過ぎると、システム100は“線形収縮 ”状態(iv)に進む。
血圧と心拍数の測定は′線形収縮”状態(iv)の間システム100によってな される。“線形収縮”状態の間、空気バルブ120は圧迫帯114の圧力を線形 速度でゆっくりと収縮させるために、デジタルプロセサ102の100下で選択 的に開かれる。デジタルプロセサ102によって、圧迫帯114の圧力は、圧力 変換器106によって生じた信号を監視し、空気バルブ120の開閉を選択する ことによって(ポンプ118は、もちろん、圧迫帯圧力がプロツイールレベル以 下にかなり落ちると選択的に付勢されるが、空気バルブ120は実際の圧迫帯圧 力が収縮の闇に所望の圧迫帯圧力を接近して追跡するということを保証にするの に十分な正確さで制御される)予め定められた線状収縮プロフィール(ソフトウ ェアモデルとしてRAM132 アルイハE PR0M130 lc記!サレル ) ヲ追mする。″線形収縮”状@lVの間、空気バルブ120はプロセサ10 2によって開閉を繰返され、バルブが所望の一時的圧迫帯圧力を達成するために 開かれる間継続期間を変化させる。後で説明されるように、圧迫帯圧力プロフィ ールのパラメータは使用者によって選択される。
“線形収縮”状態(罰)の間、システム100はに音度換器108とECG電極 110から血圧と心拍数の情報を獲得し、心拍数と血圧の測定値を得るためにこ の情報を処理し、RAM132にその測定値を記憶し、L CD 140でその 測定値を表示する。さらに、テープレコーダ112は、1粍′形収縮”状態(i v)の間、アナログ形式でに音と圧迫帯圧力情報を記録するために動作される。
圧迫帯圧力が予め定められた(使用者の選択できる)圧迫帯下限圧力(好ましく は患者の心臓収縮血圧より低い)以下に落ちるとき、システム100は“急速な 収縮”ステップ(V)に進む。
“急速な収縮”ステップ(V)の間、圧迫帯114に残っている圧力(全面を包 囲する大気圧以上の)は、空気バルブ120を開くことによって急速に除去され る。ポンプ118はこの状態の間オフのままであり、測定はなされない。圧迫帯 114は患者の不快感を最少限に止どめるために急速に収縮する。圧迫帯114 が完全に収縮した後、システム100は次の圧迫帯サイクルの開始を待って再び “待機”の状態(i)に入る。
第5図乃至第9図はシステム100によってなされるステップの主なフローチャ ートを示す。これらフローチャートに示されるステップは、好ましい実施例のE PROM130に記憶されるファームウェアに従って、デジタル信号プロセサ1 02の制御下であるいはその制御によってなされる。もちろん、デジタルプロセ サ102は予め定められたステップのシーケンスを実行することのできる装置( たとえば別々の論理的コンボーネントが備えられるシーケンス状態マシーン)を 備え、このようにフローチャートはソフトウェアυ制御下でなされる必要はない (EPROM+30の内容を単に変化させることでシステム100によってなさ れるステップを変更する設備は、システムに多面性を与え、そのため低価格で実 用的である)。
フローチャートでは、フローは一般に上方から下方へ移行する。
第5図はデジタルプロセサ102によってなされるステップの主なフローチャー トである。初期化動作開始ブロック208は各電力オンあるいはリセットのあと に一度だけなされる。
初期化動作開始ブロック208はシステム100のすべてのプログラム可能なハ ードウェアの初期化動作を開始させ、また配置させ(たとえば、アナログ信号プ ロセサ104 、LCD140等)、デジタルプロセサ102それ自体の初期化 動作を開始する(たとえばプロセサレジスタ、タイマーとスタック、I10イン ターフェースポート、ソフトウェアクロック等)。
初期化動作開始ブロック208によって、プロセサ102は、使用者インターフ ェース装置144を介して使用者に日時その他の情報を入力するように要求する ため、L CD 140に適切な連路した表示をづる。入力された実時間情報は 実時間クロック(RAM132の記憶位置あるいはデジタルプロセサ102のプ ログラム可能タイマーを備える)の初期化動作を開始させるために使用される。
初期化動作開始ブロック208はシステム100のすべてのコンポーネントが適 切に動作していることを保証するために心臓収縮自己試験ルーチンを生じさせ、 故障が検出されればその表示をする。
初期化動作が開始されたあとくブロック208、決定ブロック210と212を 備える連続したループは使用者によって入力される命令な待つためになされる。
使用者は通常のデータ獲得を始めるく“スタート”ボタン154d)を押すこと によって)、あるいは較正を要求する(好ましい実施例では、“スタート”ボタ ン154dと″データ引き落とし”ボタン154Cを押すことによって)。使用 者が較正を要求するとく決定ブロック210 ) 、較正ブロック214が行わ れる。さもな(プれば、システム100は先に進む前に“スタート”ボタン15 4dが押される(決定ブロック212ことを待つ。
第6図は第5図に示される“較正”ブロック214によって表わされる較正ルー チンを説明する〕O−チャートである。
較正ルーチンは1秒ごとに圧迫帯圧力をサンプルしその結果の値を表示器140 に示す。水銀圧力計と注入器は圧迫帯114に接続することができ、また/ある いはこの期間中圧力変換器106をシステム100を較正するために接続する。
さらに、テープレコーダ112がこの期間オンにされることによって、ECG電 極110とに音”変換器108をよく知られた状態にし、また次にテープレコー ダによって記録される信号を分析することによってアナログ信号プロセサ104 の試験を可能にする。
デジタルプロセサ102は、較正ルーチン中に行われた測定の結果を外部周辺装 置によって情報の実時間標価をすることができるようにデジタル形式で出力コネ クタ160に自動的に転送する。較正ルーチンはシステム100の最初の工場で の較正の時あるいはシステムの正確性を有効にする時に非常に実用的である。
秒正ルーチン循環214に入ると、デジタルプロセサ102はテープレコーダ1 12を付勢しくブロック216、ブロック218−224よりなるループを実行 し始める。1秒の遅延が行われ(ブロック218、圧力変換器106 、K音度 換器108、およびECG電極110の出力に対応するデジタル信号が獲得され (通常の方法でADC172を制御することによって)、R,AM132に記憶 される(ブロック220 ) 、獲得されたデータは表示器140に表示され( ブロック222)コネクタ160を介して転送される。それから、′スタート” ボタン154(1)が押されたかどうかを決定される(決定ブロック224)。
“スタート“ボタン154(d)が押されると、レコーダ112はオフになり( ブロック226 > 、較正ルーチン212が終了する(ブロック226)。し かしながら、′スタート”ボタン154(d)が押されないと、ブロック218 −222はもう一つの測定を得るために再び実施される。ブロック218−22 4は最終的に“スタート”ボタン154(d)が押されるまで繰返し行われる。
第5図に戻ると、“スタート”ボタン154(d)が使用者によって押された後 (ブロック212あるいは224 ) 、システム100は“待機”状態(1) に入る(通常の方法でフラッグをセットすることによって)(ブロック228) 。デジタルプロセサ102はブロック230−246よりなる連続したループを 実行し始める。
決定ブロック230は“停止”スイッチ154(b)が押されたかどうか試験す る。゛′停止″スイッチ1st(b)が押されていないとくその後の測定が行わ れるということを示す)、決定ブロック232は、使用者が“自動/手動“スイ ッチ154(e)の位置を決定することによって“手動式″あるいは“′自動” 式(ブロック232)でシステム100を動作さぜることを望んでいるかどうか を試験する。システム100が手動式で動作すると、圧迫帯サイクルは“スター ト”スイッチ154(d)を押す(ブロック240)ことによって手動式に準備 動作を開始される(手動式は診察室で測定を行なうのに、あるいは対象者に接続 された後システムの動作をまずチェックするのに適している)。
システム100が“自動”式で動作していると、圧迫帯サイクル間期間タイマー が時間切れになったかどうか決定される(決定ブロック234)。時間切れにな るとく初期化動作開始ブロック208はこれがまず本当であると判断する)、決 定ブロック236は、システム100が“急速な収縮゛状態(V)あるいは“持 礪”状態(i)であるかどうか試験する。システム100が“急速な収縮”状態 (V)あるいは°゛待機状態(i)にあると圧迫帯サイクル間期間タイマー23 8は、実際、予め定められたあるいはランダム(ビ1のいずれかに“リセット” される(第7図に関連して後で説明されるように、“ランダム/固定”スイッチ +54(Q)の位置に従って)。圧迫帯サイクルは“膨張”状fi(ii)、( ブロック242 、 ”維持”状態(iii ) (ブロック244 ) iお よび“線形収縮′°と“急速な収縮″状態(ivおよびV)(そのつながりはブ ロック246によって示される)に続いて入ることによってなされる。圧迫帯サ イクルの最後で、システム100は“待機″状態(1)に入り・、制御は決定ブ ロック230に転送して戻される。
システム100が“手動”式で動作しているとくブロック232 ) 、ブロッ ク234−238は迂回され、′スタート”ボタン154(d)を押すことによ って圧迫帯サイクルの準備動作開始する(決定ブロック240)。決定ブロック 234は、圧迫帯サイクルが適当な時間の前に自動式に開始することを阻止し、 一方、決定ブロック236は第2の圧迫帯サイクルが第1の圧迫帯サイクルが終 わる前に開始することを阻止する。
ブロック230−246からなるループは、使用者が“ストップ”ボタン154 (b)を押す(決定ブロック230)まで、“スタート”ボタン154 (d>  (決定ブロック212)が最初に押された後連続して実行される。” ??止 止車ボタン押されると、空気バルブ120は圧迫帯114を収縮させるために開 かれ(ブロック248 ) 、決定ブロック250および252よりなるループ は“データひきおとし”ボタン154(c)あるいは“スタート”ボタン154 (d)のいずれかが押されるのを持つために繰返し行われる。好ましくはく図に は示されていないが)、いつでも“停止”ボタン154(b)によって、デジタ ルプロセサ102はブロック248−252を実施することができる(緊急の時 には、圧迫帯サイクルを自由に中止することができる)。
“データ引き落とし”ボタン154(C)が押される(決定ブロック250)と 、使用者はシステム10が出力ライン156を介して測定の結果を連続して外部 周辺装置(たとえばプリンタ、CRT表示器、コンピュータ等)に転送するよう に要求する。システム100はRA M 132に記憶される情報を除去しく好 ましくは、標準的ASCIIプリンタあるいは表示器によって直接プリントアウ トするのに適するようにこのデータは適当なヘッダ情報とともに予め定められた 方法でRAMに記憶される)、並列2進数から直列ASCIIフォーマットにそ の情報を変換し、適切なプロトコル情報を加え、直列情報を出力コネクタ160 に転送するブロック254を実行する。
好ましい実施例は、存在する周辺装置に適合するように、R3−2320直列通 信プロトコルと慣例を使用して情報を出力コネクタ160に転送する。しかしな がら、どの通常の連続あるいは平行デジタル通信慣例も代わりに使用することが できる。たとえば、通常の変復調器は通常の電話線を介して情報を伝送するため に出力コネクタ160に代用することもできる。また、システム100から外部 周辺装置への情報伝送は無線、低周波、あるいは超音波伝送、赤外線あるいは光 学的光伝送路等を介して自由空間を横切って行われることもできる。特定の使用 者の要求はシステム100によって使用される通信の型式の決定に大きく影響す る。
標準的ASCIIプリンタあるいはCRT表示器が出力コネクタ160に接続さ れ、“データ引き落とし”ボタン154(C)が押されると、プリンタ(表示器 )は好ましくは医師が容易に中断することのできる有用なフォーマットで直接情 報を表示する。表示はサンプル番号、サンプルが取られた時間(実時間)、およ び心臓収縮および弛緩血圧および心拍数を含む。他の情報(各サンプルに対する 中間血圧、複数のサンプル、データに対する中間血圧等のような)も所望に応じ て表示することができる。本発明の現在の好ましい模範的実施例に従ったこの様 な表示の例は、次の表1に示される。
L上 サン ル数 SY A HR 118:15 125 074 0762 18:39 129 078 07 93 18:45 135 080 0784 19:18 138 084  0865 19:27 142 092 0976 19:35 133 08 6 091719二45128075084 8 20:18 123 073 080データが使用者の命令によって出力さ れたあと(ブロック254 ) 、υ11211はブロック248−252を備 えるループに再び転送される。所望ならば、データは“データ引き落とし”ボタ ン154(c)を再び押すことによってもう一つの外部周辺装置あるいは同じ周 辺装置(転送エラーがその前に起こっていたら)に再び伝送される(ブロック2 50)。さらに、“スタート”ボタン154(d)はブロック230−246よ りなるループのシーケンスを再スタートさせるために再び押される。
第7図は“リセット圧迫帯サイクル間期間タイマー”ブロック238のを説明す るフローチャートである。好ましい実施例では、各圧迫帯サイクルの開始のすぐ 前で、次の圧迫帯サイクルが始まる間で時間がブロック238によってセットさ れる(好ましい実施例は、圧迫帯サイクルの始めから次の圧迫帯サイクルの始め に圧迫帯サイクル相互間時間を合せるが、もちろん、この時間は1圧迫帯サイク ルの最後から次の始めに、1圧迫帯サイクルの最後から次の最後等へと合せられ る)。′サンプル相互間時間″″DIP″スイッチ146の設定値は読取られる (通常の方法でM U X 162を介してスイッチそれ自体から直接に、ある いは、スイッチの設定値が準備動作開始ブロック208によってRA M 13 2に既に記憶されていると、RAMの予め定められた位置から)。
“サンプル相互1m時間”スイッチ146の設定値は“ランダム/固定”スイッ チ154(g)の位置による2つの異なる方法のうちの1つでシステム100に よって解釈される。使用者が固定のサンプル相互間時間(たとえば圧迫帯サイク ルの間の時間)を選択すると、スイッチ146の設定は固定サンプル相互間時間 としてシステム100によって使用される。しかしながら、使用者が動作の“ラ ンダム°′モードを遍択プる(“ランダム/固定”スイッチ154(Q)の位置 によって)と、システム100はサンプル相互間時間スイッチ146の値0くτ 、≦一般定の範囲からランダムサンプル相互間時間τを選択する(もちろん、こ の範囲は過渡に繰返す圧迫帯サイクルを阻止するためにサンプル時間が少なくと も2秒以上であることを要求するように変更することができる)。さらに、使用 者がランダムサンプル時間の範囲の低限と上限の両方を入力できるような手段を nULノることもできる。
スイッチ154(g>がパ固定”位置にあると、圧迫帯サイクル時間タイマーは スイッチ146の設定値に設定される(ブロック257)。しかしながら、′ラ ンダム°゛モードが選択されると、システム100はランダム数発生器からラン ダム番号を得る(ブロック258)。ランダム数は通常のデザインのバードウJ アあるいはソフトウェアランダム数発生器から得られる。
ランダム数発生器によって生じたランダム数はプログラムされたサンプル相互間 時間タイマー範囲内であり(決定ブロック260、ランダム数は圧迫帯サイクル 間期間をセットするために使用され、ソフトウェアランダム数発生手段が好まし い実施例で使用される。ソフトウェアランダム数手段によって生じた数は、その 手段がそれ自体でラング1ムというよりむしろ決められているので、疑似ランダ ムである。よく知られているように、この様な通常の手段はランダム性に対する 拡大的試験に合格する一連の番号を作り出した。使用されるソフトウェア手段は 多くの通常の手段のうちのいづれか1つである(たとえば、調和したシフトレジ スタあるいは疑似ランダム数を発生させるための結合発生器)。たとえば、著者 ラルストンでの他による論文(E nCclopedia of om ute rScience and En 1neerin 、 pp、1260−64 、パンツストランドレインホールドCo、1983年)、ヌースD、による論文 1981年)、マサグリアG、による論文″線形調和シーケンスクプレス197 2年)、およびゴロムS、〜■、による論文(hift eaister e  uences1ホールデンデイ1967年)のサイクル時間タイマー(ブロック 262)を参照のこと。ランダム数が所望のサンプル相互間時間内に得られない と、ブロック258は新しいランダム数を得るために再び実行される(ブロック 258は現在の範囲内のランダム数が得られるまで、繰返し実行される)。
対象者は、自分が測定を受けることに気がつくと、血圧洞室の開始直前に自分の 血圧および心拍数をしばしば意識的あるいは潜在的に変化させる。一般に、例え ば患者の血圧は、神経的なものによって、臨床血圧検査の期間中に異常に高い値 となる場合がある。実際に、ある患者は、高血圧という診断を避けるために、血 圧検査期間中およびその直前に、自分の精神状態を意識的にリラックスさせるか 、または他の方法で血圧を異常に減少させる。しかしながら、典型的には、患者 が自分の血圧および心拍数に影響を与えるには一定の時間が必要となるので、測 定を不意に行なうことができれば、患者はそのようなことができなくなる。サン プル値を取る時間間隔をランダムにすることによって、患者は圧迫帯サイクルが 開始される時を前もって予期できなくなるので、測定に影響を与えるような血圧 およびまたは心拍数の変化をおこすことができなくなる。不意に実行された測定 は、患者の本当の心臓血管のパラメタのはるかに正確な表示を自動的にしかも素 早く(この発明によれば)行なう。さらに、ランダムなサンプル相互間の時間間 隔は、ある種の心臓血管の障害を適切に診断するために有用であり、重要である 。
ランダムな圧迫帯サイクル相互間の時間間隔を得るために、純粋なランダム数( この実fluにおいては疑似ランダム数)の発生処理が使用されるが、必要とさ れることは、サンプル相互間の時間間隔を患者が予期できないようにすると云う ことだけである(すなわち、その時間間隔は本質的に任意に選択される必要があ る)。したがって、例えば、EPROM130に複数の無関係なサンプル相互間 の時間間隔の値を記憶し、それらの値を逐次読出せば、“ランダム”なサンプル 相互間の時間を充分に得ることができる。また、先行する1以上のサンプル相互 間の時間から次のサンプル相互間の時間を計算するような数式を使用することや 、次のサンプル相互間の時間を導き出すために他の変数を使用することも可能で ある(これは、導き出されたサンプル相互間の時間が患者によって簡単に予期さ れないという条件下においてである)。請求の範囲で使用される用語“ランダム 値”は、純粋のまたは疑似的なランダム値だけでなく、患者が簡単に予期するこ とができないように選択された値も意味するものである。
第8(a)図および第8(b)図は、第5図に示した膨張ブロック242と維持 ブロック244のフローチャートである。
第8図に示されているステップは、次の圧迫帯サイクルを開始するために実行さ れる。゛固定値/動的値”スイッチ154(f)が“固定値”位置であれば(ブ ロック264、“圧迫帯圧力の上限”スイッチ152の設定1直は、圧迫帯圧力 の上限値として使用された後にレジスタに記憶される(ブロック266)。しか しながら、もし圧迫帯圧力が動的値に設定されるべきであれば、システム100 は、患者の前に測定した1以上の心臓収縮圧力値から圧迫帯圧力の上限を定める (ブロック268)。このようにして、この実施例においては、圧迫帯圧力の超 過によって患者に苦痛を与えることを防止している。
さらに詳細に言えば、この実施例におけるブロック268では、患者の心臓収縮 圧力の最も新しい測定値と20mmHgとの和(低くとも全体で250mmHa >をレジスタに記憶する。
このレジスタは、圧迫帯圧力の上限値を決定するために後で使用されるものであ る。もちろん、圧迫帯圧力の上限値を得るために、前に測定された複数の心臓収 縮圧力値を平均化したり、組合わせたりすることが可渣であることや、この上限 値を心臓弛緩期の圧力から導き出すことが可能であること等が理解されよう。正 確な心臓収縮の圧力測定を行なうために必要とされる圧力の上限1直は、患者の 心臓収縮圧力よりも充分に大きな値となることだけであるが、この圧力の上限値 は、患者に過度の苦痛を与えることが無いように充分に低くすべきである。
圧迫帯サイクルを開始するために、膨張インタバルタイマは初期化〈例えば、リ セット〉され(ブロック270 ) 、ポンプ118は付勢され(ブロック27 2 > 、そして空気バルブ120は開状態にされる(ブロック274)。もし 、システム100が予め定められた時間(例えば20秒)よりも長い期間“膨張 °゛状態11)で動作するならば、システム100は、現在の圧迫帯サイクルを 打切る。なぜなら、圧迫帯114を充分に膨張さけることができないからである (すなわち、圧迫帯がエアーリークを起こすこと、ポンプ118または空気バル ブ120が故障状態となること、圧迫帯が唐者の腕の不適当なところに位置する こと、圧力変換器106またはアナログ信号迅理装置104が故障状態となるこ と等による)。膨張エラーが発生すると、ポンプ118はオフ状態となり(ブロ ック27B > 、空気バルブ120は開状態となり(ブロック280 ) 、 LCD140は圧迫帯の膨、張1ラーを表示するように制御され(ブロック28 2)、そしてシステム100は次の圧迫帯サイクルの開始(“再動作”)を待つ ために“待機”状態(1)に入る(ブロック284)。
膨張タイマが予め定められた期間よりも少ない時間を示した場合には、圧迫帯1 14の圧力は、圧力変換器106の出力信号レベルをディジタル化してディジタ ルプロセサ102に供給するようにアナログプロセサ104を制御することによ って測定される(ブロック286)。この測定された圧迫帯圧力は、ブロック2 66または268の一方によって予め選択された圧迫帯圧力の上限と比較される 〈ブロック288゜もし、実際の圧迫帯圧力が所望の上限値よりも小さいならば 、!jJtill状態は判断ブロック276に戻される。ブロック276 、2 86 、iよび288から唆るブロックは、時間のかかり過ぎの状態(膨張エラ ーが表示される)になるか、実際の圧迫帯圧力が所望の圧迫帯(〔力の上限値に 達するまで繰返し実行される。圧迫帯114の圧力がいったん所望の値に達する とく判断ブロック288)、ポンプ118はオフ状態となり(ブロック290、 圧迫帯圧力を安定化するために0.5秒のポーズが入り〈ブロック292、わず かな遅延をおいて実際の圧迫帯圧力が再び読出され(ブロック294 ) 、そ して、実際の圧迫帯圧力が所望の圧迫帯圧力の上限値と再び比較される(ブロッ ク296)。もしこの圧迫帯圧力が小さければ、もう1度ポンプ118を付勢状 態にして圧迫帯114を所望のレベルにまで膨張させるために、制御状態はブロ ック272に戻される。このようにして、圧迫帯114の実際の圧力は、測定が 実行される前に所望のレベルに達する。もちろん、ブロック292から296は 、所望の圧力に達した後に圧迫帯圧力が下る傾向がなければ、取除くことが可能 である。
“膨張”状態(ii)は、ブロック264から296によって実行される。この “膨張”状態が終了した後、システム100は“維持”状態(iii)に入る。
この“維持“状態は、ブロック298から308で実行されるものである。圧迫 帯内の空気の流動や他の変動を沈めるために、予め定められた時間(この実施例 においては1.0秒に決められているが、所望ならばプログラムすることも可能 である)が経過された後〈ブロック298 ) 、テープレコーダ112はオン 状態となり(ブロック300)、そして、“線形収縮”ステップ(iv)の線形 収縮の速度をυ[御するための値は利用者用にプログラムされたパラメタに従っ てプリセットされる(ブロック302−306 >。さらに詳細に言えば、圧迫 帯圧力の下限値が“圧迫帯圧力の下限”スイッチ150から読出され、収縮速度 は“収縮速度”スイッチ148の設定(この実施例においては1mmHg/秒か ら10mmhl/秒までの間で可変的に設定可能である)よって得られ、そして 収縮タイマがリセットされる(ブロック306 ) 、“維持”状態が完了した 後、“線形収縮”状態(iv)となる(ブロック308)。
第9図は、第5図に示した“収縮”ブロック246の詳細なフローチャートであ る。第9図のブロック310から322は、“線形収縮“状1m(iv)を実行 し、一方ブロック324から332は“急速収縮”状態(V)を実行するための ものである。
システム100が血圧および心拍数を測定するのは、7線形収縮”状態の期間に おいてである。第3図に示したように、“線形収縮”状態(iv)の期間での圧 迫帯114の収縮速度は、測定をさらに反復可能にし正確に行なうために線形で ある。
この実施例における線形性は、±1mmHOよりも良好であり、圧迫帯サイクル 期間で変化のない一定の分析結果が達成されるようになっている。6線形収縮“ 状態(1v)期間では、システム100は圧迫帯114の圧力を周期的に監視し 、それを予め定められ記憶されているソフトウェアの線形収縮プロファイルと比 較して、実際の圧迫帯圧力がソフトウェアプロファイルを確実に追従するように する。圧迫帯圧力は標本化され(ブロック310 > 、ソフトウェアプロファ イルに従って所望の圧迫帯圧力値と比較される(判断ブロック312)。ソフト フェアプロファイルに基づく所望の圧迫帯圧力値は、“線形収縮″状態(iv) 期間中の各時間ポイントで計算することが可能である。この計算は、収縮タイマ の値にスイッチ148によって選択された収縮速度を掛算し、圧迫帯圧力の上限 値からその積を減算するだけのものである。また、演算時間の節約のために、初 期化ルーチン208は、収縮タイマの予め定められた複数の値に対する所望の圧 迫帯圧力プロファイルを予め計算することも可能である。これは、実時間演算お よびデータ解析が可能な処理時間を増加させるためと、1線形収縮”状態(iV )期間中のエアーバルブ120の開閉の数を最少にするためである(もちろん、 圧迫帯収縮の所望の線形性を維持した状態で)。もし、特殊な検査を反復して実 行することが望まれるならば、線形プロファイルの代わりに、特殊な非線形プロ ファイル(対数、指数、周WJ関数など〉を使用することも可能である。
測定された圧迫帯圧力がソフトウェアプロファイルによって定められた所望の圧 迫帯圧力より下がった場合には、エアーバルブ120は閉状態となる(ブロック 314)。しかしながら、測定された圧迫帯圧力が、収縮タイマの現在の値に対 応するプロファイル値よりも大きいならば、エアーバルブ120は開状態となる (ブロック316)。エアーバルブ120の過度の使用を避けるために(適切な 使用度にする)、所望のヒステリシスの度合いをソフトウェアプロファイルか判 断プロツり312のどちらかに組込むことも可能であることが理解されよう。さ らに、空気の流動を静めるために、エアーバルブ120の開閉の直後に短い期間 の測定デッドタイムが観察されることが好ましい(例えば、バルブの開閉は、K −音の発生時に流動を確実に静めるために、ECG電極110からのR−波と同 期させることが可能である)。もし、圧迫帯圧力が圧迫帯圧力の下限値よりも大 きいならば(判断ブロック318)、コロトコフ音および心拍数が検出され(ブ ロック320および322 ) 、制御状態はブロック310−322から成る ループの別の実行のためにブロック310に戻される。
第10図(a>乃至((])は、この発明による信号を示すものであり、これら の信号はECG電極110から供給される心電9 (ECG)波形のR−波(Q RSセグメント)を検出する(ブロック320)ためのものである。この発明に よれば、ECGの2.3周期(第10図(a))が信号のピーク振幅を検出する ために最初に標本化される。ピーク信号振幅は、複数の子め検出されたR−波の ランニングアベレージ、前の1以上の圧迫帯サイクル期間中または“待機”状態 期間中等に検出され記憶されている患者のR−波振幅の統計的な平均に基づいて 決定することが可能である。ディジタル信号処理装置102は、信号波形の変化 によるエラーを避けるために、R−波波形のピークが発生された瞬間にR−波が 供給されたと見なす。
システム100は、2,3のECG周期の振幅に基づ<R−波信号のピークのほ ぼ50%に等しいR−波しきい値を確立n人聞62−501193 (j8) する。受信されたR−波の振幅がこのしきい値よりも大きい場合には必ず、信号 RTHRSH(D’510図(e))が発生する。R−波の振幅が確立されたし きい値を越えるまでの間は、穴−波のスロープが正から負に変化した時にR−波 が発生されたと見なされる。この波形のスロープ変化は通常の方法で検出され、 信号5LOPE (第10図(d))の立ち下がりエツジでトリガされる。信号 RTHR8)−tが存在する期間に5LOPEが立下がりと、信号R−FLAG  (第10図(g))が発生され、ディジタル信号処理装置102内のR−波タ イマは、予め定められた時間間隔(この実施例では、例えば400m5>でタイ ミング動作を開始する(第10図(f))。R−波タイマによって定められたイ ンタバル期間中は、劃110から供給されるECG信号は無視される。なぜなら 、この時間中には、付加的なR−波が送られて来るべきでないからである(心拍 数が予め定められた速度を越えることはないと想定される)。R−FLAG信号 は、R−波タイマがタイムアウトするまでその発生が維持され、R−波タイマが タイムアウトするとR−FLAG信9は外部に現われなくなる。このR−FLA G信号は、コロトコフ音を検出するための周期(ゲーティング)信号として使用 される。
心拍数は、予め定められた数(10が適切である)の受信されたR−波間の平均 時間間隔を測定することによって計算される。この心拍数情報は、所望であれば R−FLAG信号の前縁から得るようにすることも可能である。もちろん、所望 ならば受信されたコロトコフ音、または圧迫帯114の検知された圧力復動から 心拍数を計算することも可能である。
第11図(a)乃至(i)は、コロトコフ音を検出するためにこの実施例で使用 される波形を示すものである。第11図<a>は、(ECGのR−波の発生を表 わす)パルス列である。信号R−FLAGは、R−波が検出さける時間毎に発生 されることを思出されよう(第11図(e)参照)。R−波が検出されるとすぐ に、信号に−DELAY (第11図(b))は、予め定められた期間中発生さ れる。この実施例においてハ、K−DELAYの期間は100m5であるが、所 望ならばこの期間をプログラムすることも可能である。この予め定められた遅延 が経過した時に、信号“K−WINDOW”が発生される(第11図(C))。
システム100が、K−音度換器108によって検出されたコロトコフ音に反応 するのは、K−WINDOW信号が存在する期間である。
信号に−WINDOWを予め定められた期間中(例えば200m5)発生させる ことや、また(心拍数のような)可変ファクタに基づく期間中維持することも可 能である。システム100は、信QK−WINDOWが存在する期間中にだけに 一音に反応するので、この期間中では、ノイズおよび他のアーチファクトが圧力 測定に影響を及ぼす機会が少ない。
K−音しきい値レベルは、検知されたに一音信号内のアーチファクトの除去を助 けるために確立される。もし、しきい値が予め確立されてないならば、この実施 例においては、任意の最初のしきい値0.25ボルトが使用さる。圧迫帯サイク ルが発生された後、新しいしきい値は、このサイクル期間中に得られたに一音信 号のピーク値の全てを平均化し、この平均値の1/3にしきい値を設定すること によって算定される(この平均値を得るために1圧迫帯サイクル期間中のランニ ングアベレージ、または前の1以上の圧迫帯サイクルからめた統計的平均値を使 用することが可能である)、、に−音が検出されるためには、このに−音はに− 1しきい値よりも太き(なければならない。。
しきい値よりも大きいに一音信号が検出される毎に、信号KS FLAGが短い 期間発生される(第11図(d))。
そして、もう1つの信号に−FLAGは、KS FLAGの前縁かに−WIND OWによって確立される時間のWINDOW内にあれば、心周期の残りの時間中 セットされる(第11図(g))。この信号に−FLAGの機能は、次の心周期 が発生するまで任意の付加的なに一音にシステム100が応答するのを防止する (1つの適切なコロトコフ音だけが任意の与えられた心臓収縮期間に発生される ように)ことである。
信号に−FLAGは、次のR−波が検出されるまで時間まで発生され続ける。
K−WINDOW信号が論理レベルOに降下したことによってコロトコフ音が検 出されなかったならば、取落としたコロトコフ音を示すために信号に−Miss が発生される。システム100は、連続する心周期内にコロトコフ音が検出され たかどうかを検出し、圧迫帯サイクル内に発生した取残しコロトコフ音の数だけ のトラックを確保する。もし、予め定められた連続するコロトコフ音の数(4) よりも少ない数が1つの圧迫帯サイクル内で検出されるならば、全体の圧迫帯サ イクル測定は打切られる。また、もし連続するコロトコフ音が圧迫帯サイクル内 で検出される前に、予め定められた数(例えば4〉よりも多いコロトコフ音が取 残されたならば、連続するコロ(〜コツ音が始まるポイントの前に検出されたコ ロトコフ音は無視され、誤ったコロトコフ音として扱われる。
第10図および第11図に示されている信号は、個別的なディジタル論理素子、 あるいはアナログ信号処理コンポーネントによってさえも発生可能である。しか しながらこの実施例においては、第10図および第11図に関連して説明した信 号処理は、ソフトウェアの制御下で、ディジタル領域内のディジタル処理装置1 02によって実行される。
第9図を再び参照すると、圧迫帯114内の圧力は、しばらくすると、スイッチ 150によって設定される圧迫帯圧力の下限値よりも下がるようになる(判断ブ ロック318)。このようなことが生じた場合には、もはや有用な測定を行なう ことはでないく圧迫帯圧力が患者の心臓弛FA1mの圧力よりも下がるため)、 そして、患者にそれ以上の苦痛を与えることがないように、できるだけ速く圧迫 帯圧力を減少させるために“急速収縮”状9(lになる。テープレコーダ112 はオフ状態となり(ブロック324 ) 、患者の心拍数は、圧迫帯114が線 形収縮状態であった期間に検出されたEGG信号の最初の10個の前縁間の平均 時間間隔から計算される(ブ[1ツク326)。最後の圧迫帯サイクルにおける 心拍数の値と心臓収縮および心臓弛緩期の圧力値は、サンプル数くサンプル数カ ウンタを増分することによって17られる)、および実時間(前に説明した実時 間タイマによって得られる)と共にイードバックあるいは他の応用を促進するた めに、心臓収縮および心臓弛ti期の圧力と心拍数とがL CD 140に表示 される(ブロック328 > (所望ならば同様に他の計算を実行することもで きる)。この場合、データの表示は即座に行われることが好ましい。エアーバル ブ120は、圧迫帯114の完全な収縮を確実にするために、少なくとも予め定 められた期間(ブロック330によって決定される)開状態にされる(ブロック 329)。そして、システム100は、次の圧迫帯サイクルの開始を待つために 、“待機”状態(i)となる。
第12図は、再生期間中にテープレコーダのオーディオ出力から情報を取出すた めに使用されるデコーダ500の概略的なブロック線図であり、第13図はデコ ーダ500から得られる情報を示すグラフである。レコーダ112のテープに記 憶された情報を得るために、テープレコーダのオーディオ出力はデコーダ500 の入力ジャック502に接続される(または、レコーダ112からテープを取出 し、そのテープを別個のテーププレイヤにセットして、このテープレコーダ(プ レイヤ)を再生モードにする)。記録された信号のオン、−タイムとオフ−タイ ムとの比はテープスピードによって変化されないので、録音スピードの2倍から 4倍のスピードで再生を行なうことが可能である。再生信号のオン−タイム対オ フ−タイム比は、抽出され表示されるべき有用な測定情報を含んでいる。
テープレコーダ112の出力は、増幅部504によって増幅される。ダイオード 508と510から成る制限器506は、過度の信号レベルがデコーダ500の 出力に歪みをもたらすことを防止する。調節可能なしきい1直を有している比較 器512は、制限器506からの出力信号の振幅と、基Q=電圧源514によっ て発生される決まった基準信号とを比較する。変調された包絡線の振幅が基準電 圧源514からの出力よりも大きい場合は、比較器512は論理レベルOを出力 する。同様に、制限器506の出力に頂われる変調された包絡線レベルが基準電 圧源514からの出力よりも小さい場合には、比較器512は論理レベル1を出 力する。このようにして、変調された包絡線の搬送波成分は、K−音と圧力との 復号信号から除去される(この結果、比較器512の出力はシステム100内の アナログ信号処理装置104の加算増幅器196出力の写しとなる)。比較器5 12の出力は、縦続接続された増幅器516と518によって増幅される(また 、これらの増幅器516および518は、テープレコーダ112自体およびその 前の信号処理の段階とによってもたらされた外部雑音をフィルタする)。
増幅器518の出力は、システム100内の加算増幅器196出力の正確な写し に近いものであり、オシロスコープあるいは他の通常の解析形式により表示する 可能である。適切な遮断周波数を有する低域通過型フィルタ520は、増幅器5 18によって発生される複合出力から圧力信号を取出しくもちろん、圧力波形は 比較的低い周波数である)、高域通過型フィルタ522は複合出力からに一音を 取出す。したがって、低域通過型フィルタ520の出力は、アナログ信号処理装 置104の増幅器168の出力の写しとなり、高域通過型フィルタ522の出力 はアナログ信()処理装置のスイッチ198の出力の写しとなる。
フィルタ520および522によって発生される出力波形の例は、第13図のグ ラフに示されている。時間に対するコロトコフ音と圧迫帯圧力とを表示するため に、これらの信号を通常のチャートレコーダによってプロットすることや、オシ ロスコープに表示することが可能である。もちろん、時間に対するコロトコフ音 と圧迫帯圧力との表示から、心拍数および血圧を通常の方法で決めることも可能 である。
デコーダ500にはさらに回路524も設けられており、この回路524は、テ ープレコーダ112によって再生された予め定められたレベルよりも大きい信号 レベルの存在を示すものである。増幅器504の出力は、トランジスタ増幅部5 26によって制限および増幅され、コンデンサ528によってフィルタされ、ダ ーリントン接続された増幅部530によってさらに増幅されて、そして、スイッ チングトランジスタ532のベース電流として使用される。このスイッチングト ランジスタ532は、このスイッチングトランジスタに充分なベースN流が供給 された時に、発光ダイオード(L E D ) 534を点灯させる。これによ って、有用な信i)情報がテープレコーダ112によって再生されていることが 利用者に知らされる。所望ならば、増幅部530の出力を1以上の増幅器512 −518の利得を自aυj御するために使用することが可能である。これは、テ ープレコーダ112の再生レベルが変化する際の増幅器518の出力の振幅変動 を最少にするためである。
エン”サイクル の2口 これまで説明したシステム100は、圧迫帯サイクル期間中に測定されるどのコ ロトコフ音が息者の心臓収縮期の血圧に対応し、測定されるどのコロトコフ音が 忠考の心臓弛緩用の血圧に対応するかを実時間で決定しようとするものに過ぎな い。しかしながら、これまで説明したように、これは誤った血圧決定を行なうこ とがあり、しかも頻慎に誤りが発生する。
なぜなら、この測定システムは、コロトコフ音チトンネルに現われる信号(K− 音タイムウィンドウ内)が心臓収縮期の圧迫帯ポイントと心臓弛緩用の圧迫帯ポ イントとの間で発生されるコロトコフ音包絡線に関係した本当のコロトコフ音に よって発生されたものかどうか、あるいはこの信号が本当のコロトコフ音と類似 した周波数特性を有するアーチファクトまたはスプリアスノイズのいずれかによ って発生されたものかどうかを決定する手段を備えていないからである。
1以上の圧迫帯サイクル期間中に測定されたコロトコフ音の振幅に基づく動的コ ロトコフ音しきい値レベルを確立すること、そしてこの動的しきい値をコロトコ フ音によって発生されたものでない信号を取り除くために使用すること(例えば 、この動的しきい値レベルより低いレベルでコロトコフ音チャンネルに現われる 信号はどれも無視される)が可能である。あいにく、対象者のコロトコフ音の振 幅および波形の少なくとも一方は、現在において全く理解されてない影響によっ てしばしば変化することがある。もし対象者のコロトコフ音プロファイルがある 圧迫帯サイクルから次の圧迫帯サイクルで、または同じ圧迫帯サイクル内で急激 に変化するならば、実時間に一音解析技術を利用したシステムは、K−音包絡線 プロファイルにおける変化を補償することができなくなり、心臓収縮および弛緩 用の血圧を誤って決定することがある。
この発明の実施例は“エンドサイクル解析技術”を利用しており、この技術はコ ロトコフ音の誤った決定の問題を減少、あるいは全て取除くことに役立つもので ある。この結果、システムの正確度は非常に増大される。エンドサイクル解析技 術は、その用語が意味するように、圧迫帯収縮プロセスの各心円期毎に圧迫帯圧 力およびコロトコフ音情報を実時間で採取し、そしてこの情報をランダムアクセ スメモリ132のバッファ領域に記憶する。このに−音解析および圧力決定アル ゴリズムは、圧迫帯収縮サイクルの1医(すなわら、圧迫帯114の圧力が対象 者の心臓弛緩用の血圧よりも低くなった後に、システム100が″Q速収縮”状 1(lとなっている期間)に呼び出される。
RA M 132のバッファ領域が最初に走査され、システム100は、圧迫帯 収縮期間に発生された全ての心周期におけるに一音を解析する。この実施例では 、最大平均振幅を有する連続する5つのに一音を発見することによって、最大に 一音がいつ発生されたかを最初に決定する。中間の心周期およびこれらの5つの 連続する心臓の鼓動に一致したに一音は、圧迫帯サイクル期間における最大コロ トコフ音の中心を表していると想定される。この最も大きい平均振幅値は、全体 にわたるに一音包絡線の大きさをも表しており、K−音増幅器174の利得が動 的に変化されるべきかどうかを決定するためにシステム100によって使用され る。
次に、システム100は、2つの異なった平均化機能を実行する。第1には、シ ステム100は、線形圧迫帯収縮期間中に発生される各心周期におけるに!ウィ ンドK WINDOW内にあるLLのコロトコフ音の振幅の平均を決定する。こ の全体にわたる平均値は、正常化されたに一音振幅の限界値を表している。この 限界値よりも大きな振幅を右するコロトコフ音は、心臓収縮または心臓弛緩用の 圧力に対応する適当なものと見なされない。第2には、この正常化された限界値 よりも小さな振幅を有するに一音タイムウィンド(K WIN D OW )内 の全てのに一音信号は、低レベル平均値を得るために平均化される。この低レベ ル平均値は、圧迫帯収縮期間における正常化された平均ノイズおよびアーチファ クトのレベルを表している。この低レベル平均値より小さい振幅のに一音もまた 、圧力決定の対象とならない。全体にわたる平均値と低レベル平均値との差の半 分に等しい値は、K−音しきい値として確立される。
最大に一音の付勢状態の中心に対応する心周期が開始されると、この実施例では バッファ領域が2つの方向(前方および後方)に走査され、記憶された各に一音 レベルかに−1しきい値に関して評価される。圧迫帯収縮サイクルの開始位置の 方へ(すなわち、K−音付勢状態の中心から時間的に前方へ)走査すると、この 実施例では、K−音しきい値よりも低い値であり、しかも最大に一音付勢状態の 中心に先立つ時間内の最後のに一音が捜索される。この最後のに一音が発見され ると、この実施例では、その直前にある2つのに一音レベルを評価して、これら かに−&しきい値よりも小さいかどうかを決定する。もしこれらの2つの先行す る値が両方ともしきい値よりも小さいならば、これらに対応する圧迫帯圧力は“ 線形トラック”土にあり(すなわち、ソフトウェア線形収縮モデルによって指示 される予期した結果に接近する)、モしてに一音しきい値よりも小さい最後のに 一音(これは、最大に一音付勢状態の前に発生される)が患者の心臓収縮期の血 圧に対応するに一音として選択される。そして、この心周期に対応する圧迫帯圧 力(これもバッファgA域に記憶されている)は、心臓収縮期の血圧として扱わ れる。しかしながら、これらの2つの先行するに一音に対応する圧迫帯圧力が“ 線形トラック”上にない場合には、この実施例では、聴診ギャップが発生したと 想定されて、K−音しきい値よりも低い先行するに一音レベルに対するバッファ 領域を走査し続ける。
そして、心臓弛緩用の患者の血圧値を決定するために、これと同じ処理が圧迫帯 サイクルの終り近傍で生じる心周期に対応するバッファ領域に記憶された情報を 走査した後に行われる。
この発明によるエンドサイクル解析技術のこれらのの特徴およびその他の特徴は 、第9図および第14図乃至第21図を参照することによってさらに理解されよ う。第9図および第11図を参照して前に説明したように、システム100は、 システム100が“線形収縮”状態(iv)で作動している周期期間中に連続し てR−波およびに一音を検出する4、第9図のブロック320で示したように、 システム100はECG電極110によって発生される信号を持つ。この信号は 新しい心周期の始まりを示すものである。第10図で示したように、RW 王r MER信号は、増幅器194の出力から送られて来るディジタル化された信号を ゲートするために使用され、この結果、システム100は苅9者のECGのR− 波成分だけに反応する(例えば、S−波やT−波成分には反応しない)。
この実施例において、信号RW TIMERは、ECG電極110から送られて 来た信号のR−波成分のピークが発生した時に、論理レベル1に上昇し、この論 理レベル1は300 msの間維持される。そしてこの期間の後、その論理レベ ルは○となる。
この実施例において、第11図(C)に示されている信号K WINDOWは、 信号RW TIMERが立上ってから150m5後に立上り、150m5の期間 維持される。システム100がコロトコフ音を検出するのは、信号K WIND OWが論理レベル1の期間である。R−波が検出された時間からシステム100 がコロトコフ音を捜し始める時間までりは、150m5の遅延時間が設定されて おり、これは、対象者の心臓から対象者の腕(ここに、圧迫帯114およびに一 音変換器108が取付けられる)までへの血圧ヘッドタイムである。
この実施例において、R−波ウインド(信号RW TIMERが論理レベル1の 時間に対応する〉およびに−音ウインド(信号に’1VIND○〜Vが論理レベ ル1時間に対応する)は、同時に(R−波のピークが発生してから約300m5 後)閉じられる。
K−音測定および対応する圧迫帯圧力測定は、この実施例における線形収縮状g (iv>期間中に発生される各心周期(すなわち、各R−波)の期間でRAM1 32に記憶される。
前に説明したように、K−音度換器108の出力は、K−音増幅器174によっ て増幅され、低域通過型フィルタ176によってフィルタされ、そして、絶対値 回路178によって絶対値に変換される。この絶対値回路178の出力は、アナ ログ−ディジタル変換器172によってディジタル化され、そしてこのディジタ ル化された値はディジタル信号処理装置102で処理される。ADC172は、 絶対値178および増幅器168の出力を予め定められた標本化速度で順次標本 化およびディジタル化し、それぞれディジタル値KS’AMPおよびPSAMP としてディジタル処理装置102で処理されるようにする。ディジタル化された に一音値KSAMPは、K−音度換器108の出力をフィルタし増幅した大きさ く絶対値)を示している。ディジタル処理装置102は、各心周期におけるに一 音振幅を示す1つのディジタル値を、圧力変換器106の処理された出力PSA MP (すなわち、増幅器168のディジタル化された出力)と共に、この目的 とは別に設定されたR A M 132のバッファ領域に記憶する(ブロック3 23)。このPSAMPは、記憶されたに一音値が検出された時間における圧迫 帯114の圧力を示すものである。
第14(C)図は、第14(A)図および第15図乃至第19図に示されている ステップを実行するために、ディジタル処理装W102によって使用されるいく つかの記憶場所を慨略的に示すブロック線図である。これらの記憶場所は、処理 装置102内のレジスタ、またはRA M 132の記憶場所であることが可能 である。このことは当業者によって理解されるもである。ディジタル処理装置1 02は、所望ならば、これらの記憶場所およびレジスタの内容を操作(例えば、 内容の減分または増分、内容への加算または内容からの減算、内容の消去等〉す ることが可能である。実行されるべき計算内のエラーを減少させるために、示さ れているいくつかの記憶場所は倍精度型となっている。第14(C)図に示され ている記憶場所の内容の意味は、第14(A)図および第15図乃至第19図と 関連して詳細に説明する。
第14(A>図は、第9図のブロック323によって実行されるステップの詳細 なフローチャートである。R−波の検出(ブロック320)の際に、ディジタル ブロセザ102のレジスタKMAXMはクリアされ。このレジスタは、R−波に よって開始された心周期期間中に、絶対値回路178の最大ディジタル信号出力 を記憶するために使用される。判断ブロック375は、R−波ウインドが開状態 かどうか(この実施例では、第10図に示されている信号RW T I M E  Rが論理レベル1であるかどうかを調べることによって)、およびコロトコフ 音検出ウィンドが開状態であるかどうか(この実施例では、第11図(C)に示 されている信号K WINDOWが論理レベル1であるかどうかを調べることに よって)を決定する。
もしR−波ウインドまたはに一音ウインドのいずれかが開状態でない場合は、シ ステム100は、K−音レベルおよび圧迫帯圧力レベルを表している値を無視す る。しかしながら、もしR−波ウインドとに一音ウインドの両方が開状態である 場合にはく判断ブロック375)、システム100は、これらのウィンドを開状 態にすべきかどうかを決定する(R−波ウインドが開状態になってから300m 5経過したかどうかを決定することによって)くブロック385)。もしこれら のウィンドを閉状態にすべきでないならば、シスうム100は、K−音信号レベ ルを検査して、この信号がその心周期までに測定された最大レベルを越えている かどうかを確める(判断ブロック379〉。判断ブロック379は、fiIKs AMP (ADC172によって発生され、最も最近標本化されたコロトコフ音 信号レベル)とliiKMAXM (現在の心周期期間までに標本化された最大 平均コロトコフ音信号レベル)(KMAXMは新しいR波が受信される毎にOに クリアされる)とを比較する。
もしKSAMP≦KMAXMであれば、現在のコロトコフ音信号レベルKSAM Pは同じ心周期の間に的もって測定されたコロトコフ音信号レベルより小さいの で、これは無視される。しかしながら、もしKSAMP>KMAXMであれば、 最も最近標本化されたコロトコフ音信号レベルは現在の心周期までに測定された 最大のレベルとなり、この値KSAMPはレジスタに前に記憶されていた値に代 わって1込まれる(ブロック381)。これと同時またはその直後に、IilP SAMP(圧迫帯圧力変換器106の最もa近すンプルされ増幅された出力に対 応するADC172の坦在の出力)は、即時の量大に一音レベルの発生時に圧迫 帯114の圧力として別のレジスタPRESMに3込まれる(ブロック383) 。
判断ブロック385は、R−波ウインドおよびに一音ウインドを閉状態にすべき かどうかを決定する(前に説明したように、これらのウィンドが開状態になって から予め定められた期間が経過したか、どうかを決定することによって)。もし に−音およびR−波を開状態のままにしておくべきであれば(すなわち、これら の予め定められた期間が未だ経過していない)、“線形収縮”状態(1v)の続 行が許可され、ブロック310乃至323がもう1度実行される。また、もし判 断ブロック385がR−波およびに一音ウインドを閉状態にすべきであることを 決定したならばくこの場合、現在の心周期は終了されたと見なすべきである)、 これらのウィンドは開状態となる(この実施例では、信号RW T I M E  Rを論理レベルを論理レベル1から論理レベルOに落とすことによって)(ブ ロック387)。
このよう(して、ブロック375乃至ブロック383は、予め定められた速度で 繰返し実行される。心周期期間中に開状態となっていたR−波ウインドおよびに 一音ウインドが両方とも閉状態になると(ブロック385.387 ) 、レジ スタKMAXMは、その心周期期間中に測定された最大(ピーク)K−音レベル を内容として含み(この最大レベルは、不所望な周波数成分がフィルタ176に よって除去された後に心周期期間中に発生されるに一音変換器+08の出力のビ ーク振幅の絶対直に対応する)、レジスタPRESMは、最大に一音レベルの発 生同における圧迫帯114の圧力を内容として含む。
RAM132内の多くの連続した記憶場所は、一時バッファ393(第14(B )図参照)として使用されるように配置されている。バッファ393は、圧迫帯 サイクルの各心周期におけるピークコロトコフ音レベルをディジタル形式で記憶 しくレジスタファイル395 ) 、またその圧迫帯サイクルの各心周期におけ るこれらのピークコロ1−コツ音レベルに対応する圧迫帯圧力値を(ディジタル 形式で)記憶する(レジスタファイル397)。したがって、記憶場所PKS( 1,)は現在の圧迫帯サイクル内の最初の心周期におけるピークコロトコフ音レ ベルを内容として含み、記憶場所PRE(1)は、このコロトコフ音レベルが検 出された瞬間に圧迫帯114の圧力を表す値を内容として含む。同様に、記t! !場所PKS (2)およびPRE(2)は、それぞれ、圧迫帯サイクルの2番 目の心周期におけるピークコロトコフ音レベルおよび圧迫帯圧力値を内容として 含む。そして、記憶場所PKS (n)およびPRE (n)は、圧迫帯サイク ルのn番目の心周期におけるピークコロトコフ音および対応する圧迫帯圧力値を 内容として含む。レジスタファイル395および397の大きさは、この実施例 においては、200心周期におけるコロトコフ音レベルおよび対応づる圧迫帯圧 力値を充分に記憶できるものである。
Xレジスタ(399)は、レジスタファイル395および397内の記憶場所を アドレス指定するためのポインタとして使用される。この実施例において、Xレ ジスタは単にインデックスアドレス指定レジスタであり、1以上の基底アドレス レジスタ(図示せず)を伴って、RA M 132の記憶場所を直接アドレス指 定する。例えば、X=1の時は、Xレジスタ399は、レジスタファイル395 の記憶場所PKS(1)とレジスタファイル397の記憶場所PRE(1)を同 時に指定する。したがって、ディジタルプロセサ102は、心周期数をXレジス タ399に′1込むことだけによって、特定の心周期(例えば、“線形収縮”状 態(iv)期間中に発生される最初の心臓鼓動、2番目の心臓鼓動、n番目の心 臓鼓動等)に対応するレジスタファイル395および397の記憶場所をアクセ スすることができる。
心周期の終りでは(第14(A)図の判断ブロック385)、R−波およびに一 音ウインドが閉状態となった後(ブロック381によって)、ディジタルプロセ サ102は、値KMAXMおよびPRESMをレジスタファイル395および3 97にそれぞれ記憶する。これは、以下に示すような代入を実行することによっ 行われる(ブロック389 ) 。
PKS (X)←KMAXM PRE (X)←PRESM。
ここで、Xはちょうど終了された時の心周期数である。次に、ブロック391は 、次の心周期の準備としてXレジスタ399の内容を増分する。
すでに説明したように、第9図に示したブロック310から323は、圧迫帯1 14の圧力が圧迫帯圧力の下限よりも低くなるまで連続して実行される。対象者 の心拍数と“線形収縮”状態(iv)の持続期間に基づいて、ブロック320は 比較的多くの数のR−波を検出可能であり、ブロック322は比較的大きな数の 対応するピークコロトコフ音レベルを検出可能であり、そしてブロック323は この比較的大きな数の対応するコロトコフ音レベルおよびそれに関係した圧迫帯 圧力値をバッファ393に記憶することが可能である。圧迫帯114の圧力が最 終的に圧迫帯圧力の下限よりも低くなった時(すなわち、第9図の判断ブロック 318によって実行された判断結果が“yes”の時)、バッファ393は、′ 線形収縮”状態(iv)期間中に発生される各々のおよび全体の心周期(すなわ ち、心臓の鼓動)におけるピークコロトコフ音レベルおよび対応する圧迫帯圧力 値を内容として含む。
この実施例におけるシステム100は、このシステム100が″急速収縮”状態 (V)になった後の圧迫帯収縮期間中に発生される各心周期における全体にわた るピークコロトコフ音レベルおよび対応する圧迫帯圧力をブロック326および 327で解析する。第15図は、第9図に示したブロック326で実行されるス テップのフローチャートである。
圧迫帯収縮期間中に発生されるコロトコフ音の付勢状態は単一の極大値を表すこ とが、多くの患者のに一音包絡線の研究を通して分っている。この最大付勢状態 は大部分の対雫者においては4から5の心周期期間持続されるものであり、この 最大は勢状態明間中では、対象者から発生されるコロトコゝ フ音の大きさくζ なりら、ラウドネス)は、この期間の前後に発生されるコロトコフ音の大きさく ラウドネス)よりも実質的に大きい、、II¥には、“アップストリームパウン ディング″として知られている現雫が比較的高振幅の音を発生させる。
これらの音は、圧迫帯収縮が開始された直後のコロトコフ音のように見えるが、 これはコロトコフ音ではない。これらの音の振幅は、一般に、最大コロトコフ音 付勢状態期間中のコロトコフ音の振幅はど大きなものではなく、通常、発生期間 は4心周期よりも短い。システム100は、レジスタファイル395を走査して 、最大絶対値振幅を有する5つの連続するピークコロトコフ音レベルを見つける (ブロック402)。これらの5つのレベルの平均が計算され(ブロック404  ) 、そして、この平均値は、K−音増幅器174の利得を動的に調節するべ きかどうかの決定に使用されるために記憶される(ブロック406 ) 。
次に、全体の心周期の間に測定された全てのに一音レベルの平均値が計算される (ブロック(408,)。理解されるように、ノイズおよびアーチファクトの少 なくとも一方だけがいくつかの心周期期間中に(例えば、圧迫帯114の圧力が 対象者の心臓収縮期の血圧よりも大きくなった時、あるいは、いわゆる“聴診ギ ャップが生じた時)検出されよう。他の心周期期間中における絶対値回路178 の出力でのレベルは、周囲のノイズおよびアーチファクトの少な(とも一方の成 分と一緒に、不十分な]ロトコフ音によりもたらされる成分を含むyA合がある 。ブロック408は、平均値AKSNを得るために、圧迫帯サイクルの全ての心 周期の間でIll定されたピークコロトコフ音レベルを平均化する。
そして、平均ノイズレベル(ANOISE)は、ブロック408で計算されたに 論告包絡線の平均値AKSNより低い全ての測定されたに一音レベルを平均化す ることによって計算される〈ブロック410)。Kしきい値は、AKSNとAN OISEとの平均を取り、この平均値をANOISEに加えることによって計算 さる(412)。Kしきい値は、心臓収縮および心臓弛緩期間中に発生されるに 一音に対応するに一音レベルを見つけるために使用され、これにより、対象者の 心臓収縮および心臓弛緩期の血圧を探知することができる。
レジスタファイル395は、ブロック402で決定されるに一音レベルの最初か らに論告付勢状態の中心まで、2方向で走査される(ブロック414)。最大に 論告付勢状態の中心よりも前の心周期のうちで、発生されたに一音レベルがKし きい値よりも小さくなる最後の心周期の記憶位置を見つけるために、K−音付勢 状態の前に発生された心周期期間中に測定されたビークに一音レベルを記憶して いるレジスタファイル395の記憶場所は、ブロック412で計算された動的し きい値レベルにしきい値と比較される(ブロック414)。同様に、最大に論告 付勢状態の中心よりも後の心周期のうちで、発生されたに一音レベルがKしきい 値よりも小さくなる心周期の記憶位置を見つけるために、最大に一音の付勢状態 の中心の心周期の後に発生される心周期に対応したレジスタファイル395の記 憶場所が見つけられる(ブロック416)。最大に論告付勢状態の期間に先だっ て発生される心周期のうちで、発生されたに一音のレベルがKしきい値よりも小 さくなる最後の心周期m間中に測定された圧迫帯114の圧力は、対蒙者の心臓 収縮期の血圧として扱われる。最大に論告付勢状態の期間後に発生される心周期 のうち、発生されたに一音レベルがKしきい値よりも小さくなる最初の心周期期 間中に測定された圧迫帯114の圧力は、患者の心臓弛緩期の血圧として取扱わ れる。
ブロック414および416で得られた圧力値は、圧迫帯サイクルが解析されて いる間に、対象者の心臓収縮および心臓弛緩期の血圧としてセーブされ(ブロッ ク418 ) 、そしてRAM132 (図示されてないパーマネントレジスタ )に心拍数、時間およびサンプル数(第9図のブロック327)と−緒に記憶さ れる。これらの値もまた表示器140に表示される(ブロック328)。
第16図は、第15図に示したブロック402および404の詳細なフローチャ ートである。第15図では、ブロック402と404は別個のもの、すなわち連 続して実行されるステップとして示されていたが、ブロック404で決定される 5つの最大に論告絶対値の平均は、5つの最大に論告絶対値が見つけられたこと を決定するために、ブロック402によって使用される。したがって、ブロック 402および404は、この実施例では、1つに統合化されたルーチン420で 一緒に実行される。
ルーチン420の曙能は、どの5つの連続するレベルが最大平均レベルかを決定 するために、レジスタファイル395に記憶されている5つの連続するビークに 論告レベル毎の平均を計算することと、この技術を用いることによって、圧迫帯 サイクル期間中に発生する最大コロトコフ音付勢状態の中心における心周期を決 定することである。レジスタAMSIG(平均最大信号)は一時記憶場所として 使用されるもので、5つの連続するに一音までに発見された任意の与えられた時 間における最大に一音レベルを内容として含む。AMSIGは最初にクリアされ る(ブロック422)。Xレジスタは、線形収む。この数は記憶場所ICYLN Oにセーブされ、そしてXレジスタはクリアされる(ブロック424)。Xレジ スタ399の内容は、増分され(ブロック42B ) 、ループカウンタにと加 算レジスタAPKSIGの内容はクリアされる(ブロック428)。そして、ル ープ430は、レジスタAPKSIG内の心周期X、X+1、X+2、X+3お よびX+4におけるビークに一音レベルを加算するために5回実行される。ルー プカウンタKが5に等しくなると(判断ブロック434 ) 、5つのに一音ビ ーク値の平均AVGPKSは、APKSIGの和(ブロック432で計算される )を5で割ることによって計算され、XからX+4までの心周期に対する平均ビ ークコロ1−コフ音が得られるくブロック436゜もし値AVGPKS≦AMS IGであれば、AVGPKSは最初に発生される5つの心周期の平均ピークコロ トコフ音レベルよりも小さくなるので(判断ブロック438 ) 、制御状態は 判断ブロック442に送られる。しかしながら、もし、AVGPKS>へMSI Gであれば、この値AVGPKSは、5つの連続する心円期までに発見されたR 高の平均ピークに論告レベルに対3し、レジスタAMSIGの内容はAVGPK Sに置換えられる(ブロック440)。別のレジスタVAN(平均ビート数)に は、値X+2が記憶される(ブロック440)。このようにして、レジスタMB Nは、最高の平均ピークに論告レベルを得るために、判断ブロック438で発見 された5つの心円期の1つの中心の番号を内容として含む。
ブロック426から442のステップは、5個の心円期の全ての連続する組が検 査されたこと(すなわち、調査された5個の心円明相のX+4番目、つまり5番 目の心円期が心円期ICYLONの数に等しくなる)を判断ブロック442が判 断するまで、繰返し実行される。したがって、ブロック426−442から成る ループは、最初に心円期1から5を検査し、次に心円期2から6を検査し、次に 心円期3から7を検査し、そして最後に心円期n−4から「1(ここで、nは最 後の心円がルーチン420によって処理され終わった時、レジスタMBNは、最 大に論告付勢状態の中心における心円期を内容として含み、レジスタAMS r Gは、はぼ心円期MSNに集中された5つの連続する心円期の組の平均ピークに 論告レベルを内容として含む。
第17図は、第15図に示したブロック408の詳細なフローチャートである。
ブロック408は、全体のに論告包絡線の平均系幅を計算し、この平均値をレジ スタAKSNに記憶する。加算レジスタ5KSNはクリアされ、レジスタ399 ら同様にクリアされる(ブロック444)。レジスタファイル395内に含まれ る全てのピークに論告レベルは、合計でレジスタ5KSNとなる。ブロック44 6および448によって形成されるル−プは、レジスタファイル395を更Σ斤 して、(直PKS(1)からPKS (n)までを1回につき1つ読出し、この 読出した値をレジスタ5KSNの内容に加算する。レジスタファイル395の最 後の入力であるPKS (n>が読出されて、レジスタ5KSNに加えられると く判断ブロック448によって検査される)、加算レジスタ5KSNの内容はレ ジスタファイル395に記憶された全ての値の和になる。レジスタファイル39 5に記憶されたピークに論告レベルの平均値AKSNは、5KSNの和を心円期 数1cYLNOで割ることによって得られる(ブロック450)。この値AKS Nは、測定が実行された圧迫帯サイクルの全体の心円期における平均ビークに論 告レベルである。
AKSNを得るために平均化されたいくつかの値は、実際のに論告レベルに対応 するものではない。これは、この実施例では、K−音に実際に対応する値かどう かに係わらず、“線形収縮”状態(iv)期間中に発生したどの心円期において もレジスタファイル395にその値を記憶するからである(したがって、いくつ かの値は、圧迫帯圧力が対象者の心臓収縮期の血圧よりも低くなる前、または患 者の心臓弛緩用の血圧よりも低くなった後のノイズおよびアーチファクトの少な くとも一方だけを示している)。K−音包絡線がほとんどノイズおよびアーチフ ァクト成分を伴わない場合においてさえも、これらの値は、AKSNの値を僅か に下側に重み付けするために平均化される。
第18図は、第15図に示した“平均ノイズレベルの31算”ブロック410に よって実行されるステップの詳細なフローチャートである。ブロック410は、 最後の圧迫帯サイクル期間中に受信された平均ノイズレベルANOIsEを計算 する。
これは、ブロック408で計算された平均に論告しベルAKSNを越えない全て の測定されたピークコロトコフ音レベルがノイズおよびアーチファクトの少なく とも一方に由来していると云う想定のもとで、全てのこのようなレベルを平均化 することによって行われる。最初に、Xレジスタ399がクリアされ、同様に、 加算レジスタ5NOTSEおよびカウンタレジスタNOLがクリアされる(ブロ ック452)。Xレジスタ399の内容は増分され(ブロック454 ) 、判 断ブロック456は、Xレジスタに含まれている値に対応する心円期期間中に測 定されたピークコロトコフ音レベルをレジスタファイル395から読出して、こ のピークコロトコフ音レベルとブロック408で計算された平均に論告しベル値 AKSNとを比較する。もし、PKS (X)≧AKSNであれば、システム1 00は、そのレベルがコロトコフ音を示し、全くノイズを含んでないと想定する 。また、もしPKS (X)<AKSNであれば、システム100は、このピー クコロトコフ音レベルがノイズおよびまたはアーチファクトにほとんど依存して いると判定し、このレベルを加算レジスタ5NOISEの内容に加算する(ブロ ック458)。さらにこのブロック458は、カウンタNOLの内容を増分する 。そして、Xレジスタ399の内容は、最後の圧迫帯サイクル(I CYLNO )期間中に測定された心円期の数と比較され、最後のピークコロトコフ音レベル PKS (n>がすでに読出されて、判断ブロック456で調べられたかどうか を決定する(ブロック460 ) 、もし、いくつかの測定されたピークコロト コフ音レベルがまだ調べられてない場合には、制御状態はブロック454に戻り 、これらの残っている値が読出されて調べられる。また他の場合には、加算レジ スタSN○ISE (これは、平均ピークコロトコフ音レベルAKSNを越えて いない全てのピークコロトコフ音レベルの和を含んでいる)の内容をこのような 加算された値の数NOLの数で割ることによって、平均ノイズレベルAN018 Eが計算される(ブロック462)。この結果得られる平均ノイズレベル値AN OISEは、ブロック412で計算された値にしきい値のための下限値として用 いられる。
このようにして、ブロック408は、圧迫帯サイクル期間中に発生する全ての心 円期の間で測定されたに論告レベルの平均値(AKSN)を計算する。ブロック 410は、ブロック408で計算された平均ピークコロトコフ音レベルを越えて いない測定された全てのピークコロトコフ音レベルを平均化することによって、 全体のに論告包絡線の平均ノイズレベルANOISEを計算する。ブロック41 2は、次のような等式に従って、Kしきい値を計算する。
にしきい値 ゝ −(AKSN−ANOISE>/2+ANOISEこのように計算されたK しきい値は、平均に論告包絡線しベルAKSNと平均ノイズレベルANOI S Eとの中間に位置し、システム50の通常の動作状態の下では、一般にに論告包 格線振幅のほぼ25%である。
Kしきい値は、解析されるべき圧迫帯サイクル期間の測定の平均に論告レベルと 平均ノイズレベルとから計算されるので、このKしきい値は、特定の対象者に取 付けられている圧迫帯114のみならず、解析される特定の圧迫帯サイクルにも 標準が合せられる。対や者から?%られたコロトコフ音包絡線は、ある圧迫帯サ イクルから次の圧迫帯サイクルで、あるいは種々の原因によって単一の圧迫帯サ クル期間内でさえ変化する場合がある。ある対象者によって生成されたコロトコ フ音包絡線は、充分に理解されてない生理的な理由により、1圧迫帯サイクル期 間中に時間と共に変化する。時々、対象者が従事している特定の動作(例えば、 階段を駆は上がり、自動車の運転、早歩き等)によって、生理的な変化がもたら されたり、または圧迫帯114が付けられている腕の位置の変化によって、圧迫 帯サイクルの間に得られる平均ビークコロトコフ音レベルと同様にノイズおよび アーチファクトレベルが変化される。解析が行われている圧迫帯サイクルにおい て得られたデータからKしきい値を計算することによって、その圧迫帯サイクル に標準が合せられたさらに正確な結果を生成するとか可能となる。
第19図は、第15図に示したブロック414および416によって実行される ステップの詳細なフローチャートである。
ブロック414は、ブロック412で計算される直KLきい値を用いて、ビーク に論告付勢状態より前に発生されKしきい値よりも小さい最後のに一&レベルを 見つけ出す。この測定されたビークに論告レベルに対応する圧迫帯114の記憶 された圧力値は、対象者の心臓収縮期の血圧として扱われる。ブロック416は 、最大に論告付勢状態の後に最初に測定されるビークに論告が値に−THRES HOLDよりも小さいかどうかを決定する。圧迫帯114の対応する記憶された 圧力は、患者の心臓弛緩期の血圧として扱われる。
ブロック402で計算された値MSN(最大ビート数)は、Xレジスタ399に 記憶され、この結果、このXレジスタは、最大コロトコフ音付勢状態の中心にお ける心円期のビークコロトコフ音を記憶しているレジスタファイル395の記憶 場所を指示する(ブロック464)。Xレジスタ399の内容は、減分され(ブ ロック466 ) 、その値が1に等しいかどうかを決定するため(最初の心円 期のピークコロトコフ音を記憶しているレジスタファイル395の記憶場所を指 示しているかどうかを見るため)に調べられる(1’ti断ブロツク468)。
もしX>1であれば、Xレジスタが示しているビークコロトコフ音レベルPKS  (X)がブロック412で計算されたKしきい値と比較される(判断ブロック 470)。もしPKS (X)≧にしきい値であれば、心円期Xは、対象者の心 臓収縮期の血圧が測定された期間の心円期であると見なされず、υ1111がブ ロック466に戻されて、再び最初の心円期に至るまでのコロトコフaが調べら れる。
PKS (X)<KLきい値の場合には、この心円期Xは、心臓収縮期の血圧に 対応する心円期であると試験的に判断される。しかしながら、時々、ゼロまたは 1つの微弱なに論告が心臓収縮期の血圧に対応していない心円期期間中に発生さ 机、これらの1または2の心円期の前および後の両方で測定されたに論告レベル はKしきい値よりも大きくなる場合がある。システム100は、1つ前の心円期 もKしきい値より小さいかどうかを判断(ブロック474)することによって、 ブロック470により心臓収縮期に対応づると試験的に判断された心円期が“ド ロップアウト”または“聴診ギャップでないことを確める。
時折、′聴診ギヤツブ(すなわち、1以上の“誤った“K−音)が発生する。こ れは、対象者の心臓収縮およびまたは心臓弛緩期の血圧に対応する記憶された圧 迫帯圧力値の選択に誤りをもたらすものである。例えば、圧迫帯114内の圧力 が対象者の心臓収縮期の血圧に等しい圧力に落ちたちょうどその時(または直後 )に、充分な圧力が圧迫帯114の外壁に影響されるとく例えば、対栄者の、隣 の筋肉の収縮や、対象者の腕がテーブル上にとどめられていることによって)、 圧迫帯内の圧力は一時的に対象者の心臓収縮期の血圧より大きくなる。システム 100は、通常の線形圧迫帯収縮から得られるに論告を表している比較的大きな 振幅のいくつかのに論告レベルを検出することが可能であり、そして、圧迫帯1 14内の圧力が異常に高められて腕の動脈がもう1度締められた時、かなり低い ″に論告”レベルを検出する(すなわち、′聴診ギャップ”を検出する)。実際 のに論告に由来する測定されたビークに論告レベル内のこのギャップは、最後の ビークに論告レベルがKしきい値より低いかどうかを判断するためのブロック4 86で間違えられる場合がある。
この実施例においては、“聴診ギャップ“が原因で間違った圧迫帯圧力が対象者 の心臓収縮/弛緩期の血圧に対応したものとして選択される可能性を減少させる ために、“検査”が2度実行される。ブロック474は、先行する1または2の 心円期(すなわち、心円期X−1,X−2)から測定されたビークに−fflレ ベルもKしきい値よりも小さいことを確めることによって、短い期間発生するギ ャップを心臓収縮と間違えないことを確実にする。異常に高い圧迫帯圧力を原因 とする長い期間の聴診ギャップを心臓収縮期のものと間違えることを防ぐために 、ブロック416は、心円期Xの間に予め測定された圧迫帯114の圧力が予期 した値(収縮速度に基づくエラー許容範囲内)であることを確める。この予期し た圧力は、心円期(タイム)の機能として最初に説明したソフトウェアモデルか ら決定される。もしブロック476が記憶された圧力PREが予期した値に近い エラー範囲の外であると判断した場合にはくすなわち、圧迫帯圧力は″線形トラ ック”上にない)、聴診ギャップが心円期X期間中に発生したと見なされ、より 早い心円期が検査される(ブロック466)。
したがって、記憶された圧力PREが予期した値あるいはその近くの値であり、 しかもPKS (X−1)<KLきい値、PKS(X>’<KLきい値である場 合に、システム100(よ、Xが心臓収縮に対応すると判断して、この心円期に 対応する圧迫帯圧力値PRE(X>をレジスタファイル397から読出し、この 続出した圧迫帯圧力値をホールディングレジスタSYS’T−に記憶する(ブロ ック418)。まに、もしPKS(X−1)≧にしきい値の場合には、システム 100は、判断ブロック470から取出された心円期゛Xが心臓収縮に対応しな いと判断し、制御状態がブロック466に戻されて、より前の心円期が検査され る。また、判断ブロック474はPKs (X−2><Kl、きい値かどうかを も検査することが好ましい。このようにして、心円期Xの直前の少なくとも2心 周期において発生されるビークに論告レベルがそれぞれKしきい値よりも低いこ とが確められる(l!!診ギャップまたはドロップアウトが2心円期よりも長い 期間持続することは非常に高い比率である)。
もし判断ブロック468がX−1であると判断した場合には、測定された最初の 心円期に対応する圧迫帯圧力PRE(1)は、対少者の心臓収縮期の血圧として 扱われる。しかしながら、もしシステム100の他のパラメタ(例えば、圧迫帯 114の膨張圧力)が正確に設定されていれば、この最初の心円期は心臓収縮に 対応するものでない。したがって、この最初の心円期は、単に不履行な値である 。ブロック478が最終的に実行された時、心臓収縮期の血圧5YSTは、発生 されたビークに論告レベルがKしきい値よりも小さい最大に論告付勢状態にLL 二二元発生れる最後の心1.!1期期間中に;!III定された圧迫帯圧力とし て扱われる。
この心臓収縮期の血圧値は必要なものでなく、典型的には、圧迫帯サイクル期間 中に発生れる最初のに論告が検出された時、圧迫帯114内の圧力に対応しない 。第20図および21図を4照して説明するように、この発明による心臓収縮決 定の技術は、発生された最初のに論告を実時間で検出しようとする従来の方法よ りもさらに正確であり、誤りがない。
ブロック480−490は、第15図に示したブロック41Gのステップを実行 する。ブロック480−490で実行されるステップは、ブロック464−49 0で実行されるステップにたいへん類似しているが、ブロック480−490は 、K−音付勢状態の中心より後に発生される心円期に対応する値のためにレジス タファイル395を走査する。値MBNはXレジスタ399に記憶され〈ブロッ ク480〉、そしてレジスタファイル395が終りになるかくブロック484で 検査される)、レジスタファイルに記憶された値のなかでKしきい値よりも低い 値が発見される(ブロック48G)まで増分される(ブロック482)。
判断ブロック486は、発生されたビークコロトコフ音レベルがKしきい値より も小さいに論告付勢状態の後に発生される最初の心円期が心臓弛緩に対応すると 試験的に判断するが、そ′の後、1または2の心円期において発生されるビーク に論告レベルがKしきい値よりも小さく(判断ブロック488)、圧迫帯圧力が 線形トラック上にあること(判断ブロック489)を確めることによって、低い ビークに論告レベルが聴診ギヤツブまたはドロップアウトに基づくものでないこ とが確められる。もしPKS (X)<KLきい値、PKS (X+1 )<K しきい値である場合(この実施例では、ざらにPKS (X+2)<KLきい値 である)に、心円期Xは、心臓弛緩に対応すると想定され、心円期Xにおいて記 憶された圧迫帯圧力値(PRE (X>)がレジスタファイル397から得られ 、ホールディングレジスタDTAに記憶される(ブロック490)。また他の場 合には、より後の心円期がブロック482−488によって検査される。これは 、これらの後続する周期において適切な状態となっているかどうかを調べるlζ めである。
ブロック416が実行された後、ホールディングレジスタ5YSTは対象者の心 臓収縮期の血圧を内容として含み、ホールディングレジスタDrAは、対少者の 心臓弛緩用の血圧を内容として含む。これらの値は、RAM132の保護された 領域にディジタル形式で記憶され(心拍数、時刻、サンプル数と一緒に)、その 後、前に説明したような出力コネクタ160を介して記憶、解析または印字用の 外部周辺装置にダウンロードされる(ブロック418)。さらに、これらの値は 、第9図に示したブロック328によって、液晶表示装置140に表示される。
またこの時、K−音増幅器174の利得を、ブロック406によってセーブされ た値AMSIG1.:基づいて、プロセサ102によって調節することができる 。
第20図および21図は、システム100の原型によって測定された実際の対象 者の2つの異なった実際の圧迫帯サイクルの測定から得られたデータのプロット である。これらのプロットの各々の横座標は心円期に対応しくしたがって、間接 的に時間対応している)、各プロットの縦座標は測定されたに論告信号レベル〈 ポルト表示)に対応している。示されている隣接した垂直バーは、各心円期にお いて測定されたビークに論告レベルである(この実施例では、各心円期において ビークに論告レベルだけを測定しているので、各周期につき単一の音振幅レベル が得られ、記憶されることが思出されよう)。各プロットの左側上部から右側下 部に引き下ろされた点線は、圧迫帯114の実際の圧力である。
第20図には、さらに心円期数に対する瞬時の背景ノイズのプロットが示されて いる(図の底部におけるのこぎり状の実線)。第20図にプロットされた測定は 、まったく“クリーン”なものではなかった。これは、バルブノイズ(空気バル ブ120の開閉によって生じるノイズ〉によって、システム100がコロトコフ 音に対応するものとして記録している線形収縮状態の最初と最後において多くの ピークコロトコフ音レベルが発生されるためである。第20図において、′本当 のに論告”と記された領域だけが実際のに論告によって生成されたビークに論告 レベルを表している。
第20図および21図は、両方とも第14図乃至第19図で説明したパラメタM BN、AMS IGSAKSN、KLきい値およびANOISEを示している。
第20図に示された測定において、コロトコフ音付勢状態の中心は、心円期数3 2(すなわち、MBN=32)に決定され、心円期32のまわりに集中する5  QUの心円期〈すなわち、心円期30から、 35〉に対応する平均ビークに論 告レベルはほぼ1.9ボルトとわかった(AMSIGと記された水平ライン参照 )。K−音色絡線の平均AKSN (ブロック408によって計算される)は、 1.0ボルトより僅かに低い値であり、平均ノイズレベルANOISEは約0. 3ボルトであると分った。値にしきい値はブロック412で計算され、その値は ほぼ0.65ボルトとなった。ブロック414は、心臓収縮に対応するものとし て心周期数28を取出しくこのプロットに示されている垂直鎖I!iIB sy sがこのことを示している)、ブロック416は、心臓弛緩に対応するものとし て心周期数51を決定する(これは、このプロットにおいて136iaと記され た垂直鎖線で示されている)、システム100は、対象者の心臓収縮および心臓 弛緩用の血圧をそれぞれlO3mmHgおよび48mmH9に決定した。これら の直は、対象者の心臓収縮および弛緩用の実際の血圧に非常に近いものと信じら れる(インベイシブな測定を通して得られるものとするならば)。
第20図には、さらに垂直鎖線A sysおよび、Q、diaが示されており、 これらは、心臓収縮および心臓弛緩に対応するものとして、実時間解析アルゴリ ズム〈同じデータの処理を行なう)によって決定された心円期を記すものである 。測定期間中に発生された比較的大きな値のバルブノイズが原因で、従来の技術 である実時間解析アルゴリズムは、心臓収縮および心臓弛緩に対応するに論告レ ベルとして、バルブノイズに起因するピーク“K−音”し・ベルを−、混、同” 、して選択した。
1ノたがって、この実時間アルゴリズムは、対中者の心臓収縮期の血圧を123 mmHgに決定しく実際の値よりもほぼ20%高い)、対客者の心臓弛緩用の血 圧を30mm1−1(実際の心臓弛ぺ期の血圧よりもかなり低い)に決定した。
第20図に示したプロットは、この発明によるエンドサイクル解析を用いること によって、測定期間中に覗われる実際のに論告に含まれる周波数成分と同じ周波 数成分を含むかなり多くのノイズがある場合でさえも心臓収縮および心臓弛緩用 の血圧を決定できることを明確に実演したものである。
第21図は、この発明によるシステム100の原型によって実行された別の測定 サイクルの結果を示すプロットである。
システム゛100は、この測定期間中の心臓収縮および弛緩用の血圧をそれぞれ 10’7 m m Hg、および62mmHIC決定した(この図のm B s ysおよびBdia参照)。これと同じデータを処理した実時間に論告解−析ル ーチンは、心臓収縮および心臓弛緩用に発生されるに論告とノイズを間違え、対 象者の血圧値を120/46に誤って決定した。対象者の血圧を、圧迫帯、水銀 圧力計およびl!!診器を使用して手動で検査すると、109/60であった。
この発明によるエンド解析技術は、非常に正−確であり(実際の心臓収縮および 弛緩用の血圧に対して0.95から0.98の正確度を有している)、従来の実 時間解析技術よりもはるかにすぐれていることが理解できる。
以上典型的な実施例を1つだけ説明したが、この発明の新規性および特徴の範囲 内で、当業者には多くの変形および改良が考えられよう。さらに、この発明、は これまで説明した特定の構成装置に制限された手段だけでなく、ディジタル論理 素子、アナログ信号処理装置、個′別的なトランジスタ素子等を使用した他の種 々の方式で実施するこ、乏、がで、きる。したがって、このような全ての変形お よび改良は、請求の範囲の技術的範囲内に含まれる。
晴 F/に、10 F / G、 // (にも狡肛つ F / G、 /4(C) FIG、/θ に−雀イ$5 (寸r、”1シト) 手続補正書(力六) ・ ? 昭和62年 3月含日

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)ランダムな値を生成する過程と、(ロ)前記ランダムな値を時間長 に変換する過程と、(ハ)前記時間長の時間を測定する過程と、(ニ)前記(ハ )の過程で測定された時間の経過したとき対象者の1以上の心臓血管パラメータ を測定し、蓄積する過程と、 (ホ)前記(イ)の生成過程と、前記(ロ)の変換過程と、前記(ハ)の時間測 定過程と、前記(ニ)測定蓄積過程とを反復して前記パラメータの一連の測定結 果を得る各過程を有することを特徴とする対象者の心臓血管パラメータを自動的 に測定する方法。
  2. (2)前記(イ)の生成過程後、前記(ロ)の変換過程の前に、 前記(イ)の過程によつて生成されたランダムな値が予め定められた範囲内に入 るか否かを決定し、ランダムな値が予め定められた範囲内にないときには前記( イ)のランダムな値を生成する過程とランダムな値が予め定められた範囲内に入 るか否かを決定する過程とを反復し、前記(ロ)の変換過程は、ランダムな値が 予め定められた範囲内に入るか否かを決定する過程によつて決定されたランダム な値だけを時間長に変換する請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記予め定められた範囲をプログラムする予備段階を有する請求の範囲第 2項記載の方法。
  4. (4)前記(ニ)の測定蓄積過程は、 前記対象者の心臓収縮圧力より過剰の圧力まで対象者に設置されている圧迫帯を 膨脹させ、 この圧迫帯の圧力を連続的に感知し、 前記圧迫帯の収縮を制御し、 この収縮過程中前記対象者によつて発生されるコロトコフ音を感知し、 前記感知した音および圧力を示す信号をアナログ形態でアナログ直列蓄積装置に 蓄積し、 前記圧迫帯圧力感知過程により感知された前記圧力および前記コロトコフ音感知 過程により感知された前記音に対応して前記対象者の心臓血管パラメータを表わ すデジタル信号を生成し、 前記心臓血管パラメータを表わすデジタル信号をデジタル形態で固体記憶装置中 に蓄積する請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)(イ)対象者の心臓収縮血圧の予め定められた過剰圧力に対して前記対象 者に設置された圧迫帯を膨脹させる過程と、 (ロ)前記圧迫帯内の圧力に比例する第1のアナログ信号レベルを連続的に生成 する過程と、 (ハ)前記圧迫帯を制御して収縮させる過程と、(ニ)前記(ハ)の収縮させる 過程中に前記対象者によつて生成されたコロトコフ音の大きさに比例する第2の アナログ信号レベルを生成する過程と、 (ホ)前記第1および第2のアナログ信号レベルをアナログ直列蓄積装置に蓄積 する過程と、 (へ)前記第1および第2のアナログ信号レベルに対応して前記対象者の血圧を 示すデジタル値を生成する過程と、(ト)前記血圧を示すデジタル値を固体記憶 装置中に蓄積する過程との各過程を有することを特徴とする対象者の血圧を自動 的に測定する方法。
  6. (6)前記(へ)の前記対象者の血圧を示すデジタル値を生成する過程において 、 前記第2の信号に応答する対象者の心臓収縮および弛緩時における前記第1の信 号のレベルを決定し、対象者の心臓収縮および弛緩血圧として心臓収縮および弛 緩のそれぞれの決定された時間における前記第1の信号のレベルに対応するデジ タル値を生成し、 前記対象者の心拍速度に対応するデジタル値を生成し、前記(卜)の血圧を示す デジタル値を固体記憶装置中に蓄積する過程において、 前記デジタル血圧値およびデジタル心拍速度値をランダムアクセス半導体記憶装 置中に蓄積する請求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)前記固体記憶装置中に蓄積された前記信号を周辺装置に選択的に伝送する 過程を含む請求の範囲第5項記載の方法。
  8. (8)前記(イ)の圧迫帯を膨脹させる過程に続いて前記(ハ)の圧迫帯を収縮 させる過程の前に、予め定められた時間の間前記圧迫帯の圧力を一定に維持する 段階を有する請求の範囲第5項記載の方法。
  9. (9)対象者のECG(心電図)R波を検出し、検出されたR波の振幅のピーク に対応するウインドウ信号を生成し、前記第2の信号をこのウインドウ信号でゲ ートする請求の範囲第5項記載の方法。
  10. (10)(イ)対象者に設置された圧迫帯を第1の予め定められた圧力に膨脹さ せる過程と、 (ロ)前記圧迫帯内の圧力が前記第1の圧力よりも低い第2の予め定められた圧 力に低下するまで制御された速度で前記圧迫帯を収縮させる過程と、 (ハ)前記(ロ)の圧迫帯を収縮させる過程中前記圧迫帯内の圧力を検出する過 程と、 (ニ)前記(ロ)の収縮させる過程中に前記圧迫帯の収縮結果として前記対象者 によつて生成された音の振幅レベルを検出する過程と、 (ホ)前記(ロ)の収縮させる過程中に検出した圧力および検出した音の振幅レ ベルを表わすレベルを周期的に蓄積する過程と、 (へ)前記(ロ)の収縮させる過程後、前記蓄積された検出された音の振幅レベ ルに応答して前記対象者の心臓収縮および弛緩血圧を示す蓄積された圧力レベル を選択する過程との各過程を有することを特徴とする対象者の血圧を自動的に測 定する方法。
  11. (11)前記(ニ)の音の振幅レベルを検出する過程は、(a)対象者の脳によ つて発生されたR波を検出し、(b)対象者によつて発生された音の振幅レベル を連続的に測定し、(c)前記(a)で検出されたR波の隣接する各R波対の間 で生成される検出された音のピーク振幅レベルを決定する各過程を含み、 前記(ホ)の検出した圧力および検出した音の振幅レベルを表わすレベルを周期 的に蓄積する過程は、前記(C)の各R波対の間で生成される検出された音のピ ーク振幅レベルを決定する過程によつて決定された前記検出された音のピーク振 幅レベルのそれぞれを各検出されたピーク振幅レベルと同時に発生する前記(ハ )の圧迫帯内の圧力を検出する過程で検出された圧力と共に蓄積する過程を含む 請求の範囲第10項記載の方法。
  12. (12)前記(へ)の選択する過程は、(a)前記蓄積された検出された音の振 幅レベルに応答して前記対象者により発生された最大コロトコフ音アクテイビテ イの中心時間を決定し、(b)予め定められたしきい値よりも小さい前記最大コ ロトコツフ音アクテイビテイの中心時間の前の一番遅く測定された蓄積された音 の振幅レベルを決定し、(C)前記対象者の心臓収縮血圧として前記(b)の段 階で決定された前記蓄積された音の振幅レベルと同時に測定された蓄積された圧 力レベルを選択し、(d)前記予め定められたしきい値よりも小さい前記最大コ ロトコツフ音アクテイビテイの中心時間の後の一番最初に測定された蓄積された 音の振幅レベルを決定し、(e)前記対象者の心臓弛緩血圧として前記(d)の 段階で決定された前記蓄積された音の振幅レベルと同時に測定された蓄積された 圧力レベルを選択する請求の範囲第10項記載の方法。
  13. (13)前記(a)の最大コロトコツフ音アクテイビテイの中心時間を決定する 過程は最高の平均レベルを有する時間的に連続して測定された蓄積された音の振 幅レベルの予め定められた数の発生の時間を決定する段階を含んでいる請求の範 囲第12項記載の方法。
  14. (14)前記検出する過程(ニ)は、前記圧迫帯の収縮の結果として対象者によ つて発生される音を検出し、この検出された音を予め定められた利得で増幅して 前記音の振幅レベルを示す信号を生成する請求の範囲第13項記載の方法。
  15. (15)(a1)前記蓄積過程(ホ)によつて蓄積された音の振幅レベルの全て の平均値を計算し、 (a2)この平均値計算過程(a1)で計算された平均値よりも小さい前記蓄積 過程(ホ)によつて蓄積された音の振幅レベルの全ての平均値を計算し、 (a3)前記平均値計算過程(a1)によつて計算された平均値および前記平均 値計算過程(a2)によつて計算された平均値の間の値に前記予め定められたし きい値レベルを設定する段階を含んでいる請求の範囲第12項記載の方法。
  16. (16)前記しきい値を設定する段階(a3)は、前記平均値計算過程(a1) によつて計算された平均値および前記平均値計算過程(a2)によつて計算され た平均値の和の半分の値にに前記平均値計算過程(a2)によつて計算された平 均値が加算された値に前記予め定められたしきい値が設定されている請求の範囲 第15項記載の方法。
  17. (17)前記決定過程(b)はまた前記予め定められたしきい値レベルよりも小 さい最大コロトコフ音アクテイビテイの中心時間前の最も遅く測定された前記音 の振幅レベルの直前に測定された少なくとも一つの音の振幅レベルもまた前記し きい値よりも小さいか否かを決定し、前記決定過程(d)はまた前記予め定めら れたしきい値レベルよりも小さい最大コロトコツフ音アクテイビテイの中心時間 後の最も早く測定された前記蓄積された音の振幅レベルの直後に測定された少な くとも一つの音の振幅レベルもまた前記しきい値よりも小さいか否かを決定する 請求の範囲第12項記載の方法。
  18. (18)(イ)対象者上に圧迫帯と、音響変換装置とECG電極とを配置し、 (ロ)前記対象者の心臓収縮血圧より大きな圧力まで圧迫帯を膨脹させ、 (ハ)前記圧迫帯内の圧力が対象者の心臓弛緩血圧より低下するまで前記圧迫帯 を制御された割合いで直線的に収縮させ、 (ニ)前記(ハ)の収縮させる過程中に前記音響変換装置によつて検出された音 の振幅を表わす第1の信号を連続的に生成し、 (ホ)前記(ハ)の収縮させる過程中に前記圧迫帯内の圧力を表わす第2の信号 を連続的に生成し、(へ)前記ECG電極によつて発生された信号に応答して前 記対象者の各心臓サイクルの開始を検出し、(卜)前記圧迫帯を収縮させる間に 前記過程(へ)によつて検出された各心臓サイクルに対して前記第1の信号のピ ークレベルPKSを検出し、 (チ)前記圧迫帯を収縮させる間に前記過程(へ)によつて検出された各心臓サ イクルに対して、前記過程(卜)によつて検出された前記ピークレベルPKSが 検出されるときに前記第2の信号のレベルPREを検出し、(リ)前記圧迫帯を しほませる間に前記過程(へ)によつて検出された各心臓サイクルに対して、前 記過程(ト)によつて検出された前記ピークレベルPKSおよび前記過程(チ) によつて検出された前記レベルPREを蓄積し、(ヌ)前記蓄積されたピークレ ベルPKSに応答して前記第1の信号の最高の平均ピークレベルを発生する連続 した心臓サイクルの予め定められた数を決定し、(ル)前記過程(リ)によつて 蓄積された前記ピークレベルPKSの全ての平均値AKSNを計算し、(オ)前 記過程(ル)によつて計算された平均値AKSNよりも小さい前記蓄積過程(リ )によつて蓄積された前記ピークレベルPKSの全ての平均値ANOISEを計 算し、(ワ)しきい値レベル:Kしきい値=(AKSN−ANOISE)/2+ ANOISEを計算し、(カ)Kしきい値よりも小さい前記決定過程(ヌ)によ つて決定された連続した心臓サイクルの前記予め定められた数の中心のものの前 に発生した最後の心臓サイクルに対して測定された蓄積されたピークレベルPK Sを決定し、(ヨ)前記蓄積過程(リ)によつて蓄積された前記レベルPREを 前記対象者の心臓収縮血圧として前記決定過程(カ)によつて決定された前記最 後の心臓サイクルに対して選択し、(タ)Kしきい値よりも小さい前記決定過程 (ヌ)によつて決定された連続した心臓サイクルの前記予め定められた数の中心 のものの後に発生した最初の心臓サイクルに対して測定された蓄積されたピーク レベルPKSを決定し、(レ)前記決定過程(タ)によつて決定された前記最初 の心臓サイクルに対して前記蓄積過程(リ)によつて蓄積されたレベルPREを 前記対象者の心臓弛緩血圧として選択することを特徴とする対象者の心臓収縮お よび弛緩血圧を自動的に測定する方法。
  19. (19)ランダムな値を生成し、このランダムな値を時間長に変換する手段と、 この時間長を測定する手段と、 前記時間長測定手段によつて測定された時間が経過したとき対象者の心臓血管の 1以上のパラメータを測定する手段と、前記測定手段によつて測定された前記パ ラメータを蓄積する手段と、 前記ランダムな値を生成し時間長に変換する手段と、前記時間長測定手段と、前 記パラメーター測定手段と、前記蓄積手段とを順次動作させ、(1)前記ランダ ムな値を生成し時間長に変換する手段にランダムな値を生成させてそのランダム な値を時間長に変換させ、(2)前記時間長測定手段に時間長を測定させ、(3 )前記測定手段に前記時間長測定手段によつて測定された時間が経過した後前記 心臓血管パラメータを測定させ、(4)前記蓄積手段に前記測定手段によつて測 定された前記パラメータを蓄積させる動作を反復的に行なわせて前記パラメータ の一連の測定結果を得る自動シーケンス手段とを具備していることを特徴とする 対象者の心臓血管パラメータを自動的に測定するシステム。
  20. (20)前記シーケンス手段はまた、前記ランダムな値を生成し時間長に変換す る手段によつて生成されたランダムな値が予め定められた範囲に入るか否かを決 定し、生成されたランダムな値が予め定められた範囲内にない場合に前記ランダ ムな値を生成し時間長に変換する手段に追加のランダム値を生成させるように制 御する請求の範囲第19項記載のシステム。
  21. (21)前記予め定められた範囲をプログラムする手段を具備している請求の範 囲第20項記載のシステム。
  22. (22)前記測定手段は、前記対象者に設置された圧迫帯と、前記対象者の心臓 収縮血圧より大きい圧力に前記圧迫帯を選択的に膨脹させる手段と、前記圧迫帯 の圧力を連続的に検出する手段と、前記圧迫帯を制御して収縮させる手段と、前 記対象者によつて生成されたコロトコフ音を検出する手段とを具備し、前記シス テムは、検出した音および圧力を示すアナログ値を蓄積するための直列蓄積手段 と、前記圧力検出手段によつて検出された圧迫帯圧力と音検出手段によつて検出 されたコロトコフ音とに応答して前記対象者の心臓血管パラメータを表わすデジ タル信号を生成する手段と、この心臓血管パラメータを表わすデジタル信号を蓄 積する固体メモリ手段とを具備している請求の範囲第19項記載のシステム。
  23. (23)対象者の心臓収縮圧力より過剰の予め定められた圧力まで対象者に設置 されている圧迫帯を膨脹させる手段と、前記圧迫帯内の圧力に比例する第1のア ナログ信号レベルを連続的に生成する手段と、 前記圧迫帯を制御して収縮させる手段と、前記対象者によつて発生されるコロト コフ音の大きさに比例する第2のアナログ信号レベルを連続的に生成する手段と 、前記第1および第2のアナログ信号レベルを蓄積するためのアナログ信号直列 蓄積手段と、 前記第1および第2のアナログ信号レベルを受信するように接続されて、前記対 象者の血圧を示すデジタル値を生成する手段と、 血圧を示す前記デジタル値を蓄積する固体記憶手段とを具備していることを特徴 とする対象者の血圧を自動的に測定するシステム。
  24. (24)前記固体記憶手段中に蓄積された前記デジタル値を選択的に外部周辺装 置に送信する手段を備えている請求の範囲第23項記載のシステム。
  25. (25)前記対象者のECG(心電図)R波を検出する手段と、検出されたR波 の振幅のピークに応答するウインドウ信号を生成する手段と、前記検出されたコ ロトコフ音をこのウインドウ信号でゲートする手段とを備えている請求の範囲第 23項記載のシステム。
  26. (26)前記第2の信号レベルに応答する対象者の心臓収縮および弛緩時におけ る前記第1の信号のレベルを決定する手段と、対象者の心臓収縮および弛緩時に それぞれ心臓収縮および弛緩血圧として前記決定された第1の信号のレベルに対 応するデジタル値を生成する手段と、前記対象者の心拍速度に対応するデジタル 値を生成する手段とを具備し、前記デジタル心拍速度値も固体記憶装置中に蓄積 される請求の範囲第23項記載のシステム。
  27. (27)対象者に設置された圧迫帯を第1の予め定められた圧力に膨脹させる手 段と、 前記圧迫帯内の圧力が前記第1の圧力よりも低い第2の予め定められた圧力に低 下するまで制御された速度で前記圧迫帯を収縮させる手段と、 前記圧迫帯内の圧力を検出する手段と、前記圧迫帯の収縮の結果として前記対象 者によつて生成された音の振幅レベルを検出する手段と、前記圧迫帯の収縮中に 前記圧力検出手段によつて検出した圧力および前記音の振幅レベル検出手段によ つて検出した音の振幅レベルを表わすレベルを周期的に蓄積する手段と、前記蓄 積手段中に蓄積された検出された音の振幅レベルに応答して前記対象者の心臓収 縮および弛緩血圧を示す蓄積された圧力レベルを選択する手段とを具備している ことを特徴とする対象者の血圧を自動的に測定するシステム。
  28. (28)対象者の脳によつて発生されたR波を検出する手段と、前記R波検出手 段によつて検出された隣接するR波対の間で生成される前記音の振幅レベル検出 手段によつて検出された音のピーク振幅レベルを決定する手段とを具備し、前記 蓄積手段は各検出された音のピーク振幅レベルと同時に発生する前記圧力検出手 段によつて検出された圧力と共に前記決定手段によつて決定された各検出された ピーク振幅レベルを蓄積する請求の範囲第27項記載のシステム。
  29. (29)前記選択する手段は、(a)前記蓄積された検出された音の振幅レベル に応答して前記対象者により発生された最大コロトコフ音アクテイビテイの中心 時間を決定し、(b)予め定められたしきい値よりも小さい最大コロトコツフ音 アクテイビテイの前記決定された中心時間の前の一番遅く測定された蓄積された 音の振幅レベルを決定し、(C)前記対象者の心臓収縮血圧として時間的に最後 に測定された前記決定された音の振幅レベルと同時に測定された蓄積された圧力 レベルを選択し、(d)前記予め定められたしきい値よりも小さい最大コロトコ ツフ音アクテイビテイの前記決定された中心時間の後の一番最初に測定された蓄 積された音の振幅レベルを決定し、(e)前記対象者の心臓弛緩血圧として時間 的に最初に決定された前記蓄積された音の振幅レベルと同時に測定された蓄積さ れた圧力レベルを選択するデジタル信号処理手段を備えている請求の範囲第27 項記載のシステム。
  30. (30)前記処理手段は、前記最大コロトコフ音アクテイビテイの中心時間であ る最高の平均レベルを有する時間的に連続して測定された蓄積された音の振幅レ ベルの予め定められた数の発生の時間を決定する請求の範囲第29項記載のシス テム。
  31. (31)前記音の振幅検出手段は、前記圧迫帯の収縮の結果として対象者によつ て発生される音を検出する手段と、この音の検出手段によつて検出された音を予 め定められた利得で増幅して前記音の振幅レベルを示す信号を生成する手段とを 具備し、前記処理手段はまた前記決定された最高平均レベルに応答して前記利得 をダイナミツクに調整する請求の範囲第30項記載のシステム。
  32. (32)前記処理手段は、(a1)前記蓄積手段によつて蓄積された前記音の振 幅レベルの全ての平均値を計算し、(a2)前記蓄積された音の振幅レベルの全 ての前記計算された平均値よりも小さい前記蓄積手段によつて蓄積された音の振 幅レベルの全ての別の平均値を計算し、(a3)前記平均値および前記別の平均 値の間の値に前記予め定められたしきい値を設定する請求の範囲第29項記載の システム。
  33. (33)前記処理手段は、前記平均値および前記別の平均値の和の半分の値にさ らに別の平均値が加算された値に前記予め定められたしきい値を設定する請求の 範囲第32項記載のシステム。
  34. (34)前記処理手段はまた、前記予め定められたしきい値レベルよりも小さい 最大コロトコツフ音アクテイビテイの前記決定された中心時間の前の時間的に最 も遅く測定された前記音の振幅レベルの直前に測定された少なくとも一つの音の 振幅レベルもまた前記しきい値レベルよりも小さいか否かを決定し、また前記予 め定められたしきい値レベルよりも小さい最大コロトコツフ音アクテイビテイの 前記決定された中心時間の後の時間的に最も早く測定された前記蓄積された音の 振幅レベルの直後に測定された少なくとも一つの音の振幅レベルもまた前記しき い値よりも小さいか否かを決定する請求の範囲第29項記載のシステム。
  35. (35)圧迫帯と、コロトホフ音変換装置と、EGC電極とを具備している形式 の対象者の心臓収縮および弛緩血圧を自動的に測定するシステムにおいて、 前記対象者の心臓収縮血圧より大きな圧力に対して前記圧迫帯を膨脹させる手段 と、 前記圧迫帯内の圧力が前記対象者の心臓弛緩血圧より低下するまで前記圧迫帯を 制御された割合いで直線的に収縮させる手段と、 前記前記コロトホフ音変換装置によつて検出された音の振幅を表わす第1の信号 を連続的に生成する手段と、前記圧迫帯内の圧力を表わす第2の信号を連続的に 生成する手段と、 前記ECG電極によつて発生された信号に応答して前記対象者の各心臓サイクル の開始を検出する手段と、デジタル信号を蓄積する手段と、 デジタル信号処理手段であつて、 (a)前記心臓サイクル検出手段によつて検出された各心臓サイクルに対して前 記第1の信号のピークレベルPKSを決定し、 (b)前記ピークレベルPKSが前記心臓サイクル検出手段によつて検出された 各心臓サイクルに対して決定されたときに前記第2の信号のレベルPREを決定 し、(C)前記心臓サイクル検出手段によつて検出された各心臓サイクルに対し て前記ピークレベルPKSおよび前記決定されたレベルPREを前記蓄積手段中 に蓄積し、(d)前記蓄積手段により蓄積された前記ピークレベルPKSに応答 して最高の平均ピークレベルを有する予め定められた数の連続した心臓サイクル を決定し、(e)前記蓄積手段により蓄積された前記ピークレベルPKSの全て の平均値AKSNを計算し、(f)前記平均値AKSNよりも小さい前記蓄積手 段によつて蓄積された前記ピークレベルPKSの全ての平均値ANOISEを計 算し、 (g)しきい値レベル:Kしきい値=(AKSN−ANOISE)/2+ANO ISEを計算し、(h)Kしきい値よりも小さい最高平均ピークレベルを有する ように決定された連続した心臓サイクルの前記予め定められた心臓サイクル数の 中心のものの前に発生した最後の心臓サイクルに対して測定された蓄積されたピ ークレベルPKSを決定し、 (i)前記蓄積手段によつて蓄積された前記レベルPREを前記対象者の心臓収 縮血圧として前記最後の心臓サイクルに対して選択し、 (j)Kしきい値よりも小さい前記最高平均ピークレベルを有するものとして決 定された連流した心臓サイクルの前記予め定められた数の心臓サイクルの中心の ものの後に発生した最初の心臓サイクルに対して測定された蓄積されたピークレ ベルPKSを決定し、 (k)前記蓄積手段によつて蓄積された前記レベルPREを前記対象者の心臓弛 緩血圧として前記最初の心臓サイクルに対して選択するデジタル信号処理手段と を具備していることを特徴とする対象者の血圧を自動的に測定するシステム。
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