JPS63155124A - 光走査装置の調整方法 - Google Patents
光走査装置の調整方法Info
- Publication number
- JPS63155124A JPS63155124A JP61304539A JP30453986A JPS63155124A JP S63155124 A JPS63155124 A JP S63155124A JP 61304539 A JP61304539 A JP 61304539A JP 30453986 A JP30453986 A JP 30453986A JP S63155124 A JPS63155124 A JP S63155124A
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- Japan
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- reproduction
- hologram
- point
- incidence point
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
二つの発散球面波の干渉によって形成されたホログラム
上の、最適再生入射点は目視で検知することは不可能で
ある。そこで再生入射点を移動せしめて回折角の変化が
極小となる点を検出することによって、ホログラム上の
最適再生入射点の検知を可能にしたものである。
上の、最適再生入射点は目視で検知することは不可能で
ある。そこで再生入射点を移動せしめて回折角の変化が
極小となる点を検出することによって、ホログラム上の
最適再生入射点の検知を可能にしたものである。
本発明は二つの発散球面波の干渉によって形成されたホ
ログラムを有する光走査装置に係り、特にホログラム上
の最適再生入射点を検知する光走査装置の調整方法に関
する。
ログラムを有する光走査装置に係り、特にホログラム上
の最適再生入射点を検知する光走査装置の調整方法に関
する。
レーザプリンタ等においてレーザ光を走査するために、
回転円板上にホログラムを形成したホログラムディスク
が用いられる。しかしホログラムディスクには面ぶれや
軸ずれ等による変動があり、通常の手段で形成されたホ
ログラムでは高精度な直線走査ができない。
回転円板上にホログラムを形成したホログラムディスク
が用いられる。しかしホログラムディスクには面ぶれや
軸ずれ等による変動があり、通常の手段で形成されたホ
ログラムでは高精度な直線走査ができない。
そこでホログラムを形成する際に二つの発散球面波を干
渉せしめ、再生する際に光ビームが最適再生入射点に入
射したときに、空間周波数(ffi位長さ当りの干渉縞
の数)が極値を持つホログラムの採用が提案されている
。
渉せしめ、再生する際に光ビームが最適再生入射点に入
射したときに、空間周波数(ffi位長さ当りの干渉縞
の数)が極値を持つホログラムの採用が提案されている
。
しかしかかるホログラムディスク上の最適再生入射点を
、光走査装置を組立る際に目視によって検知することは
不可能で、最適再生入射点を容易に検出できる調整方法
の実現が望まれている。
、光走査装置を組立る際に目視によって検知することは
不可能で、最適再生入射点を容易に検出できる調整方法
の実現が望まれている。
第3図は光走査装置の概要を示す構成図、第4図は発散
球面波を干渉せしめ形成したホログラムの作用を説明す
る図である。
球面波を干渉せしめ形成したホログラムの作用を説明す
る図である。
第3図において回転軸lの廻りを高速で回転するホログ
ラムディスク2に、所定のパターンを有するホログラム
3が形成されており、レーザ光源4からレンズ5を介し
て照射された再生光ビーム6がホログラム3に入射し、
ホログラム3内に形成されている干渉縞によって回折さ
れ、出射光ビーム7がスクリーン8上を直線的に走査す
る。
ラムディスク2に、所定のパターンを有するホログラム
3が形成されており、レーザ光源4からレンズ5を介し
て照射された再生光ビーム6がホログラム3に入射し、
ホログラム3内に形成されている干渉縞によって回折さ
れ、出射光ビーム7がスクリーン8上を直線的に走査す
る。
しかしホログラムディスクは面ぶれや軸ずれ等の機械的
変動を伴い、ホログラムディスクを構成するホログラム
の回折角の変化が単調であれば、僅かな機械的変動がス
クリーン上に大きく拡大されるため、出射光ビームがス
クリーン上に描く走査線の位置変動に大きい影響を及ぼ
す。
変動を伴い、ホログラムディスクを構成するホログラム
の回折角の変化が単調であれば、僅かな機械的変動がス
クリーン上に大きく拡大されるため、出射光ビームがス
クリーン上に描く走査線の位置変動に大きい影響を及ぼ
す。
そこで再生光ビームが入射する点の近傍における回折角
変化を小さくしたホログラムを具え、かかる機械的変動
に伴う走査線の直線性の劣化を低減する装置による、光
ビーム走査方法が提案されている(特開昭60−194
419)。
変化を小さくしたホログラムを具え、かかる機械的変動
に伴う走査線の直線性の劣化を低減する装置による、光
ビーム走査方法が提案されている(特開昭60−194
419)。
即ち第4図(a)に示す光ビーム走査装置の再生光学系
において、ホログラム3に入射する再生光ビーム6の入
射角を011ホログラムによる回折角をθd、ディスク
2の面ぶれdφに伴う回折された出射光ビーム7の角度
変動をdθdとすると、次の一次近似式が成立する。
において、ホログラム3に入射する再生光ビーム6の入
射角を011ホログラムによる回折角をθd、ディスク
2の面ぶれdφに伴う回折された出射光ビーム7の角度
変動をdθdとすると、次の一次近似式が成立する。
dθd=(cosθi/ cosθd−1) dφ上式
からディスクの面ふれに対する許容値を高めるには、入
射角θiと回折角θdが等しくなるように設定すればよ
い。
からディスクの面ふれに対する許容値を高めるには、入
射角θiと回折角θdが等しくなるように設定すればよ
い。
またディスク2の軸ずれdrに伴う出射光ビーム7の角
度変動をdθdとすると、次の一次近似式が成立する。
度変動をdθdとすると、次の一次近似式が成立する。
dθd−f’(R) λdr/cos fl dなお
f’ (R)はホログラムの空間周波数分布f fr)
の半径Rでの微分値であり、λは再生光ビーム6の波長
である。上式からディスクの軸ずれに対する許容値を高
めるには、f’(R)=0、即ち半径Rで空間周波数分
布f (r)が極値をもてばよい。
f’ (R)はホログラムの空間周波数分布f fr)
の半径Rでの微分値であり、λは再生光ビーム6の波長
である。上式からディスクの軸ずれに対する許容値を高
めるには、f’(R)=0、即ち半径Rで空間周波数分
布f (r)が極値をもてばよい。
第4図(blにおいてディスクはy軸に垂直にr軸に沿
って配置されており、再生入射点Pに照射される物体波
12と参照波14によってディスク上にホログラムが作
成される。なお光源11は物体波用光源、光源13は参
照波用光源である。
って配置されており、再生入射点Pに照射される物体波
12と参照波14によってディスク上にホログラムが作
成される。なお光源11は物体波用光源、光源13は参
照波用光源である。
作成波(物体波および参照波)の波長をλ1、再生入射
点Pのr座標値をR1光源11のr座標値を)’2、)
!座標値をfB、光源13のr座標値を0、y座標値を
fAとすると、この時の物体波12と参照波14が発散
球面波である場合f(R)は次式で与えられる。
点Pのr座標値をR1光源11のr座標値を)’2、)
!座標値をfB、光源13のr座標値を0、y座標値を
fAとすると、この時の物体波12と参照波14が発散
球面波である場合f(R)は次式で与えられる。
At f/1’+ビ’ fB’ +(y2−R
)’上式においてfA = fBで且つy2=2Rの時
にこれを微分してなるf’(R)=Oとなり、空間周波
数分布f (r)が半径Rで極値をもち軸ずれに対する
許容値が最大になる。しかもP点を通りy軸に平行な直
線P−P’ に対し物体波および参照波が対称であるた
め、入射角θiと回折角θdが等しくなって面ぶれに対
する許容値が最大になる。
)’上式においてfA = fBで且つy2=2Rの時
にこれを微分してなるf’(R)=Oとなり、空間周波
数分布f (r)が半径Rで極値をもち軸ずれに対する
許容値が最大になる。しかもP点を通りy軸に平行な直
線P−P’ に対し物体波および参照波が対称であるた
め、入射角θiと回折角θdが等しくなって面ぶれに対
する許容値が最大になる。
このようにホログラムを形成する際に二つの発散球面波
を干渉せしめて、再生光ビームが再生入射点に入射した
ときに空間周波数が極値を持つホログラムを作成し、そ
れを用いてホログラムディスクを構成することによって
、再生光ビームが入射する点の近傍における回折角の変
化が最小になり、面ぶれや軸ずれ等の機械的変動に伴う
走査線の位置変動の劣化を低減することができる。
を干渉せしめて、再生光ビームが再生入射点に入射した
ときに空間周波数が極値を持つホログラムを作成し、そ
れを用いてホログラムディスクを構成することによって
、再生光ビームが入射する点の近傍における回折角の変
化が最小になり、面ぶれや軸ずれ等の機械的変動に伴う
走査線の位置変動の劣化を低減することができる。
二つの発散球面波の干渉によって形成されたホログラム
上の最適再生入射点を、光走査装置を組み立てる際に目
視で検知することができない。しかるに従来の光走査装
置の調整方法では最適再生入射点の検知方法が確立され
ていないため、かかるホログラムの利点を十分活用でき
ないという問題があった。
上の最適再生入射点を、光走査装置を組み立てる際に目
視で検知することができない。しかるに従来の光走査装
置の調整方法では最適再生入射点の検知方法が確立され
ていないため、かかるホログラムの利点を十分活用でき
ないという問題があった。
第1図は本発明になる光走査装置の調整方法を示す斜視
図である。なお全図を通し同じ対象物は同一記号で表し
ている。
図である。なお全図を通し同じ対象物は同一記号で表し
ている。
上記問題点は二つの発散球面波の干渉によって形成され
たホログラムで、ホログラムディスクを構成してなる光
走査装置において、ホログラム3に入射する再生光ビー
ム6の入射角を変えることなく、その再生入射点をホロ
グラムディスク2の中心線に沿って移動せしめ、ホログ
ラム3による回折角の変化が極小となる点を検出するこ
とによって、ホログラム3上の最適再生入射点Pを検知
する本発明の光走査装置の調整方法によって解決される
。
たホログラムで、ホログラムディスクを構成してなる光
走査装置において、ホログラム3に入射する再生光ビー
ム6の入射角を変えることなく、その再生入射点をホロ
グラムディスク2の中心線に沿って移動せしめ、ホログ
ラム3による回折角の変化が極小となる点を検出するこ
とによって、ホログラム3上の最適再生入射点Pを検知
する本発明の光走査装置の調整方法によって解決される
。
二つの発散球面波の干渉によって形成されたホログラム
は、ホログラム3上の最適再生入射点Pにおいて回折角
の変化が極小となる。したがって第1図においてホログ
ラム3に入射する再生光ビーム6の入射角を変えること
なく、その再生入射点をホログラムディスク2の中心線
に沿って移動せしめ、ホログラム2による回折角の変化
が極小となる点を検出することによって、ホログラム3
上の最適再生入射点Pを検知することができる。
は、ホログラム3上の最適再生入射点Pにおいて回折角
の変化が極小となる。したがって第1図においてホログ
ラム3に入射する再生光ビーム6の入射角を変えること
なく、その再生入射点をホログラムディスク2の中心線
に沿って移動せしめ、ホログラム2による回折角の変化
が極小となる点を検出することによって、ホログラム3
上の最適再生入射点Pを検知することができる。
以下添付図により本発明の実施例について説明する。第
2図は本発明になる調整方法の効果を説明する図である
。
2図は本発明になる調整方法の効果を説明する図である
。
第2図において二つの発散球面波の干渉によって形成さ
れたホログラムは、再生光ビームの再生入射点が最適再
生入射点Pから離れるに伴って、ホログラムによる回折
角が小さくなり且つその変化量が増大する。
れたホログラムは、再生光ビームの再生入射点が最適再
生入射点Pから離れるに伴って、ホログラムによる回折
角が小さくなり且つその変化量が増大する。
したがって第1図に示す如くホログラム3に入射する再
生光ビーム6の入射角を変えることなく、その再生入射
点をホログラムディスク2の中心線に沿って移動せしめ
ることによって、再生入射点が最適再生入射点Pに近づ
くに従って回折角が大きくなり、再生入射点が最適再生
入射点Pを通過すると回折角が再び減少しはじめる。こ
の回折角が増大から減少に転じる点が最適再生入射点P
で回折角の変化量が最も小さく、その点を検出すること
によって最適再生入射点Pを容易に検知することができ
る。勿論この時の再生光ビーム6の入射角をθi−θd
となるように設定していれば、これでホログラムディス
クへの入射光の設定が終わることはいうまでもない。
生光ビーム6の入射角を変えることなく、その再生入射
点をホログラムディスク2の中心線に沿って移動せしめ
ることによって、再生入射点が最適再生入射点Pに近づ
くに従って回折角が大きくなり、再生入射点が最適再生
入射点Pを通過すると回折角が再び減少しはじめる。こ
の回折角が増大から減少に転じる点が最適再生入射点P
で回折角の変化量が最も小さく、その点を検出すること
によって最適再生入射点Pを容易に検知することができ
る。勿論この時の再生光ビーム6の入射角をθi−θd
となるように設定していれば、これでホログラムディス
クへの入射光の設定が終わることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明によれば最適再生入射点を容易に検知
できる光走査装置の調整方法を提供することができる。
できる光走査装置の調整方法を提供することができる。
第1図は本発明になる光走査装置の調整方法を示す斜視
図、 第2゛図は本発明になる調整方法の効果を説明する図、 第3図は光走査装置の概要を示す構成図、第4図は発散
球面波を干渉せしめ形成したホログラムの作用を説明す
る図、 である。図において lは回転軸、 2はホログラムディスク、3は
ホログラム、 6は再生光ビーム、7は出射光ビーム
、 8はスクリーン、をそれぞれ表す。 7ゼー・−・。
図、 第2゛図は本発明になる調整方法の効果を説明する図、 第3図は光走査装置の概要を示す構成図、第4図は発散
球面波を干渉せしめ形成したホログラムの作用を説明す
る図、 である。図において lは回転軸、 2はホログラムディスク、3は
ホログラム、 6は再生光ビーム、7は出射光ビーム
、 8はスクリーン、をそれぞれ表す。 7ゼー・−・。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 二つの発散球面波の干渉によって形成されたホログラム
で、ホログラムディスクを構成してなる光走査装置にお
いて、 ホログラム(3)に入射する再生光ビーム(6)の入射
角を変えることなく、その再生入射点をホログラムディ
スク(2)の中心線に沿って移動せしめ、ホログラム(
3)による回折角の変化が極小となる点を検出すること
によって、該ホログラム(3)上の最適再生入射点Pを
検知することを特徴とした光走査装置の調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61304539A JPS63155124A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 光走査装置の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61304539A JPS63155124A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 光走査装置の調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63155124A true JPS63155124A (ja) | 1988-06-28 |
Family
ID=17934218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61304539A Pending JPS63155124A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 光走査装置の調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63155124A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6025644A (en) * | 1996-03-29 | 2000-02-15 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal display and apparatus using the same |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP61304539A patent/JPS63155124A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6025644A (en) * | 1996-03-29 | 2000-02-15 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal display and apparatus using the same |
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