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JPWO2018163895A1 - 固体撮像装置、およびそれを用いるカメラシステム - Google Patents

固体撮像装置、およびそれを用いるカメラシステム Download PDF

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JPWO2018163895A1 JP2019504486A JP2019504486A JPWO2018163895A1 JP WO2018163895 A1 JPWO2018163895 A1 JP WO2018163895A1 JP 2019504486 A JP2019504486 A JP 2019504486A JP 2019504486 A JP2019504486 A JP 2019504486A JP WO2018163895 A1 JPWO2018163895 A1 JP WO2018163895A1
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Abstract

固体撮像装置は、列毎のAD変換部(40)を備え、AD変換部(40)は、第1の比較器(404)を用いて、アナログ信号の電位が含まれる範囲を二分探索により第1の電位(V1)と第2の電位(V2)の差分に応じた電位の範囲に絞り込み、更に、二分探索の結果に基づいてデジタル信号の上位側部分である第1のデジタル信号を生成する第1のAD変換を行い、ランプ信号(Vramp)および二分探索の結果に基づいて、第2の比較器(405)の出力が反転するまでの時間を計測することで、デジタル信号の残りの下位側部分である第2のデジタル信号を生成する第2のAD変換を行う。

Description

本開示は、固体撮像装置、およびそれを用いるカメラシステムに関する。
周辺回路を同一チップ内に混在させることができるMOS型イメージセンサは、特に画素数の多いイメージセンサにおいて、列毎の画素出力信号を同時にAD変換するカラムAD変換方式が主流である。
また、近年、更に固体撮像装置の高フレームレート化が進むとともに、デジタル出力データの高ビット化も進んでおり、高速でかつ高分解能なAD変換を行うため、上位ビット側と下位ビット側とで異なるAD変換方式を取るような構成のAD変換回路が提案されるようになってきている。
その一例として、特許文献1は、上位ビットを逐次比較型AD変換方式でデジタル変換し、下位ビットをシングルスロープ型AD変換方式でデジタル変換するカラムAD変換回路を開示している。
特開2014−007527号公報
上位ビットのAD変換を逐次比較AD変換(以降、SAR変換と呼ぶ)で行い、下位ビットのAD変換をシングルスロープ型AD変換(以降、SS変換と呼ぶ)で行うSAR+SS型AD変換においては、SAR変換時に入力信号の二分探索を行ってアナログ値の絞込みを行い、絞り込んだアナログ信号に対してSS変換を行う。
特許文献1において、より高ビット化を実現するためには、基準信号Vrefの電圧と、ランプ信号Vrmpの変化の範囲とを合わせる必要がある。なぜなら、Vrefの電圧がランプ信号Vrmpの変化の範囲に対して大きいと、SS変換においてAD変換できない領域が発生し、正しくAD変換できなくなってしまい、またVrefの電圧に対してVrmpの変化の範囲が大きいと、SS変換に使う時間が必要以上に長くなってしまい、時間短縮効果が薄れてしまうためである。
特に、AD変換する入力アナログ信号の電圧範囲を可変にするためには、VrefとVrmpの変化の範囲が連動して、それぞれの電圧が変化する必要がある。
前記課題を鑑み、本開示は、SAR変換時のAD変換レンジと、SS変換時のAD変換レンジとが、一定の関係を保つように基準信号とランプ信号を連動させることにより、高速なSAR変換を実現し、高画質で高フレームレートな読み出しを行う固体撮像装置およびそれを用いるカメラシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本開示の一態様における固体撮像装置は、光信号を電気信号に変換する光電変換部を各々に持ち、X方向およびY方向に配列される複数の画素セルと、複数の前記画素セルに接続され、前記電気信号をアナログ信号として伝達するX方向に配列される複数の垂直信号線と、複数の前記垂直信号線に接続され、前記アナログ信号をデジタル信号に変換するX方向に配列される複数のAD変換部と、を備え、前記AD変換部は、第1の比較器と第2の比較器とを有し、前記第1の比較器を用いて、前記アナログ信号の電位が含まれる範囲を二分探索により第1の電位と第2の電位の差分に応じた電位の範囲に絞り込み、更に、二分探索の結果に基づいて前記デジタル信号の上位側部分である第1のデジタル信号を生成する第1のAD変換を行い、ランプ信号および前記二分探索の結果に基づいて、前記第2の比較器の出力が反転するまでの時間を計測することで、前記デジタル信号の残りの下位側部分である第2のデジタル信号を生成する第2のAD変換を行う。
また、本開示におけるカメラシステムは、上記の固体撮像装置を備える。
本開示によると、高分解能なAD変換を高速に行うことができ、高フレームレート・高画質な撮像が出来る。
図1は、実施の形態1に係る固体撮像装置の構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る画素セルの構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1に係るAD変換部の構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1に係るバイアス生成回路の構成例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係るDAC回路の構成例を示す図である。 図6は、実施の形態1に係る固体撮像装置の動作を説明する図である。 図7は、実施の形態1に係る固体撮像装置の動作タイミングチャートである。 図8は、実施の形態1に係る固体撮像装置の動作タイミングチャートである。 図9は、実施の形態1に係る固体撮像装置の動作タイミングチャートである。 図10Aは、入力容量を有する第1の比較器の構成例を示す図である。 図10Bは、入力容量を有する第2の比較器の構成例を示す図である。 図10Cは、第1の比較器の構成例を示す図である。 図10Dは、第1の比較器の他の構成例を示す図である。 図10Eは、第2の比較器の構成例を示す図である。 図10Fは、第2の比較器の他の構成例を示す図である。 図11は、実施の形態1に係るAD変換部の構成例を示す図である。 図12Aは、出力端子同士が互いに接続されたバッファ回路を示す図である。 図12Bは、出力端子同士が互いに接続されたバッファ回路を示す図である。 図13Aは、実施の形態1に係る画素セルの他の構成例を示す図である。 図13Bは、実施の形態1に係る画素セルの他の例の構成例を示す断面図である。 図14は、実施の形態2に係る固体撮像装置の構成例を示す図である。 図15は、実施の形態2に係るAD変換部の構成例を示す図である。 図16は、実施の形態2に係るバイアス生成回路の構成例を示す図である。 図17は、実施の形態2に係るオペアンプ(差動増幅回路)の構成例を示す図である。 図18は、実施の形態2に係るAD変換部の構成例を示す図である。 図19は、実施の形態3に係る固体撮像装置の構成例を示す図である。 図20は、実施の形態3に係るAD変換部の構成例を示す図である。 図21は、実施の形態3に係るバッファ回路の構成例を示す図である。 図22は、実施の形態3に係るバイアス生成回路の構成例を示す図である。 図23は、実施の形態4に係るカメラシステムの構成例を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、駆動タイミング等は、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうちの、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、必ずしも厳密に図示したものではない。各図において、実質的に同一の構成について、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る固体撮像装置の構成例を示す図である。
本実施の形態に係る固体撮像装置は、画素アレイ部1、垂直走査回路2、電流源部3、AD部4、メモリ部5および出力選択回路6を備える。
画素アレイ部1は、光信号を電気信号に変換する光電変換部を各々に持つ複数の画素セル(単位セル)10を有する。複数の画素セル10は、X方向およびY方向にアレイ状に(つまり二次元状に)配列される。同じ列に属する画素セル10は共通の垂直信号線11が接続される。また同じ行に属する画素セル10は共通の転送信号線12、リセット信号線13および選択信号線15が接続される。
垂直走査回路2は、転送信号線12、リセット信号線13、選択信号線15を用いて画素アレイ部1を行単位で順次走査する。
電流源部3は、X方向に複数配列される電流源30を有する。各電流源30は、走査により選択された画素セル10内の読み出しトランジスタと対をなす、ソースフォロア回路を形成する。
AD部4は、X方向に複数配列される複数のAD変換部40と、複数のAD変換部40に共通のバイアス生成回路45およびDAC回路47とを有する。
メモリ部5は、メモリ回路50がX方向に複数配列される。
出力選択回路6は、メモリ回路50を選択し画素セル10毎のデジタル信号を出力する。
図2は、実施の形態1に係る画素セル10の構成例を示す図である。図2に示す画素セル10は、フォトダイオード100と、FD部101と、転送トランジスタ(転送Tr)102と、リセットトランジスタ(リセットTr)103と、読み出しトランジスタ(読み出しTr)104と、選択トランジスタ(選択Tr)105とを有する。
フォトダイオード100は、光信号を電気信号に変換する光電変換素子(光電変換部、受光部、画素とも呼ばれる)である。
FD部101は、フォトダイオード100で発生した信号電荷が転送され、電気信号として一時的に保持する。
転送トランジスタ102は、フォトダイオード100とFD部101との間に設けられ、フォトダイオード100からFD部101に信号電荷を転送する。
リセットトランジスタ103は、FD部101と接続され、FD部101をリセットする。
読み出しトランジスタ104は、ゲートがFD部101に接続され、FD部101の電位に応じた電位を出力する。
選択トランジスタ105は、読み出しトランジスタ104と垂直信号線11との間に設けられ、読み出しトランジスタ104の出力を選択し、画素セル10から垂直信号線11に電位信号を出力する。
転送トランジスタ102のゲートは転送信号線12に、リセットトランジスタ103のゲートはリセット信号線13に、選択トランジスタ105のゲートは選択信号線15にそれぞれ接続される。
垂直走査回路2は、転送信号線12、リセット信号線13および選択信号線15に接続され、画素セル10が行毎に、光信号に応じた電気信号を発生し出力するよう各画素セル10の制御を行う。
電流源部3は、列ごとに設けられた電流源30を有する。電流源30は、各列の垂直信号線11に接続され、対応する列の各画素セル10の読み出しトランジスタ104と合わせソースフォロア回路を形成し、FD部101の電位は形成されるソースフォロア回路によって垂直信号線11に読み出される。
AD部4は、列毎に設けられた垂直信号線11毎に設けられたAD変換部40と、バイアス生成回路45と、DAC(Digital Analog converter)回路47とを有する。AD変換部40は、垂直信号線11とバイアス信号を生成するバイアス生成回路45およびRAMP信号を生成するDAC回路47が接続され、垂直信号線11に読み出されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
メモリ部5は、列毎に設けられたメモリ回路50を有する。メモリ回路50は、AD変換部40でデジタル値に変換されたデジタル信号を一時的に保持する。
出力選択回路6は、メモリ回路50に保持されたデジタル信号を、あらかじめ定められている列の単位毎に順次選択し、出力する。
図3は、本実施の形態に係るAD変換部40の構成例を示す図である。
図3に示すAD変換回路は、複数のキャパシタ400_0〜4からなるキャパシタ群400と、第1のスイッチ401と、第1の比較器404と、第2の比較器405と、第1の制御回路406と第2の制御回路407と、前記複数のキャパシタ400_1〜4に対応して設けられる複数のスイッチ408_1〜4からなる第2のスイッチ群408と、第2のノード411と、第3のノード412と、RAMP信号線413と、基準信号線414と、を有する。
複数のキャパシタ400_0〜4は第1のノードn1に結合される。また、重みづけされた容量値を持ち、本実施例では2×C、2×C、2×C、2×C、2×C、2×C、のようなバイナリウェイト型の容量値としているが、必ずしもこれに限定はされない。
第1のスイッチ401は、垂直信号線11と第1のノードn1の間に配置され、オン状態になることにより、垂直信号線11から出力されるアナログ信号を第1のノードn1に伝達し、オフ状態となることによりキャパシタ群400の総電荷量を保持する。
第1の比較器404は、第1のノードn1と基準信号線414とに接続され、第1のノードn1の電位と基準信号線414の基準電位Vrefとの大小関係を比較し、その結果を第1の制御回路406に出力する。
第2のスイッチ408_1〜408_Nは、対応するキャパシタ400_1〜Nに第2のノードn2か第3のノードn3のどちらか一方を、第1の制御回路407の出力に応じて選択し、接続する。
第1の制御回路407は、第1のノードn1の電位が含まれる範囲を二分探索により絞り込まれるように、第1の比較器404の出力に応じて第2のスイッチ408_1〜408_Nの制御を行うとともに、二分探索の結果に応じた第1のデジタル信号を生成する。第1のデジタル信号は、垂直信号線11のアナログ信号を変換したデジタル信号の上位側部分である。
第2の比較器405は、第1のノードn1とRAMP信号線413とに接続され、第1のノードn1の電位VshとRAMP信号線のランプ信号との大小関係を比較し、その結果を第2の制御回路407に出力する。
第2の制御回路407は、第1のノードn1の電位VshとRAMP信号線の電位との大小関係が入れ替わるまでの時間を計測し、計測した時間に応じた第2のデジタル信号を生成する。第2のデジタル信号は、垂直信号線11のアナログ信号を変換したデジタル信号の残りに下位側部分である。
バイアス生成回路45は、第1のデジタル信号を生成するために必要な信号であって、第1のAD変換の基準となる2つの信号を生成する。すなわち、バイアス生成回路45は、第1の電位Vをもつ第1の信号と、第2の電位Vをもつ第2の信号とを生成する。
図4は、実施の形態1にかかるバイアス生成回路45の構成例を示す図である。
図4のバイアス生成回路45は、ソースフォロア回路450とソースフォロア回路460を持ち、第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbを用いて、第1の電位Vおよび第2の電位Vを生成する。
ソースフォロア回路450はトランジスタ451及びトランジスタ452を持ち、トランジスタ451のソースとトランジスタ452のドレインと第2のノードn2とを接続する。トランジスタ451のゲートを第1入力電位Vaにすることで、第2のノードn2の電位Vは、V=Va−Vsf1となる。ここで、Vsf1はトランジスタ451やトランジスタ452、トランジスタ452のゲート電位等を調整することで、設計者が適切な値にすることが可能である。
同様に、ソースフォロア回路460はトランジスタ461及びトランジスタ462を持つ。トランジスタ461のソースとトランジスタ462のドレインと第3のノードn3とを接続する。トランジスタ461のゲートを第2入力電位Vbにすることで、第3のノードn3の電位Vは、V=Vb−Vsf2となる。ここで、Vsf2はトランジスタ461やトランジスタ462、トランジスタ462のゲート電位等を調整することで、設計者が適切な値にすることが可能である。トランジスタ451とトランジスタ461、トランジスタ452とトランジスタ462とをそれぞれ同一のサイズとし、図4のようにトランジスタ452とトランジスタ461のゲートとを共通の電位Vgにすることで、Vsf1=Vsf2となり、VとVの電位差は、VaとVbの電位差と同じになる。
DAC回路47は、第2のデジタル信号を生成するために必要なRAMP信号を生成する。
図5は、実施の形態1に係るDAC回路47の構成例を示すである。DAC回路47は、抵抗値がRの単位抵抗が214個直列に接続される抵抗471と、一方の端子が任意の位置の単位抵抗から連続する210個の単位抵抗と接続し、もう一方の端子が共通に接続されるスイッチ群472と、スイッチ群472に接続されるバッファ回路473を備える。抵抗471の上端は第1入力電位Vaが入力され、抵抗471の下端は第2入力電位Vbが入力される。バッファ回路473の出力はRAMP信号線413と接続する。
任意の抵抗に接続されるスイッチをスタートとして、隣接する抵抗に接続されるスイッチに順番にオンさせることで、RAMP信号線には、図6に示すような、(V−V)/16が変化の範囲となるランプ信号が出力される。
出力選択回路6は、各列で生成される第1のデジタル信号及び第2のデジタル信号を、読み出す列を順次指定し、読み出しを行う。
図7、図8および図9は、図1の固体撮像装置の動作タイミングチャートである。
図7、図8および図9において、横軸は時刻、縦軸は各信号の電位を表す。φRSは、所定の行のリセットトランジスタを共通に制御するパルス信号を示す。φTXは、所定の行の転送トランジスタを共通に制御するパルス信号を示す。φSELは、所定の行の選択トランジスタを共通に制御するパルス信号を示す。Vpixは所定の画素セルに接続される垂直信号線11の電位を示す。φSHは第1のスイッチ401を共通に制御するパルス信号を示す。Vshは所定の列AD変換回路の第1のノードn1の電位を示す。VrampはRAMP信号線413の電位を示す。Vrefは基準信号線414の電位を表す。V(図中のV1)は第1の電位を示す。V(図中のV2)は第2の電位、を示す。φSW2_1〜φSW2_4は、所定の列の複数の第2のスイッチを制御するパルス信号を表す。
第2のスイッチ408_1〜408_4は、それぞれを制御するパルス信号φSW2_1〜φSW2_4が“L”レベルの時にはVを対応するキャパシタ400_1〜400_4に供給し、“H”レベルの時にはVを対応するキャパシタ400_1〜400_4に供給する。
まず、図7において、時刻t1でφSEL及びφRSを“H”レベルにすると、φSEL及びφRSと接続される選択トランジスタ105およびリセットトランジスタ103が全てオンし、該当する行のFD部101の電位はリセットされ、垂直信号線11の電位Vpixはリセット御レベルを示すVrstとなる。
時刻t2でφSHが“H”レベルにすると、φSHと接続する第1のスイッチ401が全てオンし、各列の垂直信号線11の電位と、各列の第1のノードn1の電位は等しくなる。従って、VshはVrstへと遷移する。時刻t3でφSHを“L”レベルにすることで、VshはVrstで保持されることとなる。
時刻t4〜時刻t5の間に第1のAD変換を行うが、その詳細については図8に示す。
図8において、時刻t21でφSW2_1を“H”レベルにすると、キャパシタ400_1に供給される信号が第2の電位Vから第1の電位Vに切り替わる。φSH1は“L”レベルであるので、キャパシタ400_0〜Nの総電荷量は変化しないことから、Vshは(V−V)/2だけ上昇する。
時刻t22で第1の比較器404にてVrefとVshを比較し、Vshの方が高ければ第1の制御回路406はφSW2_1を“L”レベルに戻し、低ければ“H”レベルを維持するように動作する。ここでは、Vshの方が高いため、φSW2_1は“L”レベルに戻り、キャパシタ400_1に供給される信号も第2の電位Vに戻り、VshはVrstに戻る。
時刻t23でφSW2_2を“H”レベルにすると、Vshは(V−V)/2だけ上昇する。t24でVrefとVshを比較し、Vshが高ければ第1の制御回路406はφSW2_2を“L”レベルに戻し、低ければ“H”レベルを維持するように動作する。ここでは、Vshの方が高いため、φSW2_2は“L”レベルに戻り、キャパシタ400_2に供給される信号もVに戻り、VshはVrstに戻る。
時刻t25でφSW2_3を“H”レベルにすると、Vshは(V−V)/2だけ上昇する。t26でVrefとVshを比較し、Vshが高ければ第1の制御回路406はφSW2_3“L”レベルに戻し、低ければ“H”レベルを維持するように動作する。ここでは、Vshの方が低いため、φSW2_3は“H”レベルを維持し、キャパシタ400_3に供給される信号も第1の電位Vが維持され、VshもVrst+(V−V)/2が維持される。
時刻t27でφSW2_4を“H”レベルにすると、Vshは(V−V)/2だけ上昇する。t28でVrefとVshを比較し、Vshが高ければ第1の制御回路406はφSW2_4を“L”レベルに戻し、低ければ“H”レベルを維持するように動作する。ここでは、Vshの方が高いため、φSW2_2は“L”レベルに戻り、キャパシタ400_4に供給される信号もVに戻り、VshもVrst+(V−V)/2に戻る。
φSW2_1〜φSW2_4の状態r1〜r4を、それぞれ“L”レベルにある時を0、“H”レベルにある時を1とすると、上記に示した第1のAD変換動作により第1の制御回路は、第1のデジタル信号D1_rst={r1、r2、r3、r4}={0、0、1、0}を出力し、VshはVrst+(V−V)/2となる。
図7において、時刻t6でVrampはスウィープを開始し、第2の制御回路407は、VshとVrampの大小関係が入れ替わる時刻t7(t7は図示されていない)までの時間Tdを計測、Tdに応じた第2のデジタル信号D2_rstを出力する。Vrampのスウィープは時刻t8で停止する。
時刻t3〜t8の間にφTXが“H”レベルにすると、φTXに接続される転送トランジスタ102が全てオンし、該当する行のフォトダイオード100で発生する電子がFD部101に転送され、垂直信号線11の電位Vpixは転送される電子の数に対応する電位分だけVrstから低下した、Vsigとなる。
時刻t9でφSHが“H”レベルにすると、φSHと接続される第1のスイッチ401が全てオンし、各列の垂直信号線電位と、各列の第1のノードn1の電位は等しくなる。従って、VshはVsigへと遷移する。時刻t10でφSHを“L”レベルにすることで、VshはVsigで保持されることとなる。
時刻t11〜時刻t12の間に第1のAD変換を行うが、その詳細については図9に示す。
なお、図示されていないが、時刻t8〜時刻t9の間にSW2_1〜SW2_4は全て“L”レベルにリセットされる。
図9において、時刻t31でφSW2_1を“H”レベルにすると、キャパシタ400_1に供給される信号が第1の電位Vから第2の電位Vに切り替わり、Vshは(V−V)/2だけ上昇する。
時刻t32で第1の比較器404にてVrefとVshを比較し、Vshの方が高ければ第1の制御回路406はφSW2_1を“L”レベルに戻し、低ければ“H”レベルを維持するように動作する。ここでは、Vshの方が高いため、φSW2_1は“L”レベルに戻り、キャパシタ400_1に供給される信号も第2の電位Vに戻り、VshはVrstに戻る。
時刻t33でφSW2_2を“H”レベルにすると、Vshは(V−V)/2だけ上昇する。t34でVrefとVshを比較し、Vshが高ければ第1の制御回路406はφSW2_2を“L”レベルに戻し、低ければ“H”レベルを維持するように動作する。ここでは、Vshの方が低いため、φSW2_2は“H”レベルを維持し、キャパシタ400_2に供給される信号もVが維持され、VshもVrst+(V−V)/2が維持される。
時刻t35でφSW2_3を“H”レベルにすると、Vshは(V−V)/2だけ上昇する。t16でVrefとVshを比較し、Vshが高ければ第1の制御回路406はφSW2_3“L”レベルに戻し、低ければ“H”レベルを維持するように動作する。ここでは、Vshの方が高いため、φSW2_3はL”レベルに戻り、キャパシタ400_1に供給される信号もVに戻り、VshはVrst+(V−V)/2に戻る。
時刻t37でφSW2_4を“H”レベルにすると、Vshは(V−V)/2だけ上昇する。t38でVrefとVshを比較し、Vshが高ければ第1の制御回路406はφSW2_4を“L”レベルに戻し、低ければ“H”レベルを維持するように動作する。ここでは、Vshの方が低いため、φSW2_4は“H”レベルを維持し、キャパシタ400_4に供給される信号もVが維持され、VshもVrst+(V−V)/2+(V−V)/2が維持される。
φSW2_1〜φSW2_4の状態s1〜s4を、それぞれ“L”レベルにある時を0、“H”レベルにある時を1とすると、上記に示した第1のAD変換動作により第1の制御回路406は、第1のデジタル信号D1_rst={s1、s2、s3、s4}={0、1、0、1}を出力し、VshはVrst+(V−V)/2+(V−V)/2となる。
図7において、時刻t13でVrampはスウィープを開始し、第2の制御回路407は、VshとVrampの大小関係が入れ替わる時刻t14(t14は図示されていない)までの時間Tuを計測、Tuに応じた第2のデジタル信号D2_sigを出力する。Vrampのスウィープは時刻t15で停止する。
ここで、第2のAD変換動作におけるVshが取りうる範囲は、Vref〜Vref−(V−V)/16である。それに対してVrampが取りうる範囲も、DAC回路におけるスタートの抵抗の位置をVrefに設定することで、Vref〜Vref−(V−V)/16になる。すなわち、Vrampの範囲を第2のAD変換に必要な電位に対して過不足なく設定することができ、最短の時間で第2のAD変換を行うことができる。また、VとVの電位差を調整することにより、AD変換する入力範囲を任意に設定することができるため、画素部に入射する光量に応じて、適切なレンジでAD変換することができ、高分解能なAD変換を高速に行うことが出来、高画質・高フレームレートなイメージセンサが実現できる。
本実施形態では、バイアス発生回路及びDAC回路を具体的な構成を示して説明したが、その限りではない。
図10Aおよび図10Bに示すように、第1の比較器404及び第2の比較器405の入力部に容量素子C1、C2、C3、C4を挿入することでDC成分(つまり直流成分)をカットすることができ、DAC回路におけるスタート位置をVrefにする必要がなくなり、任意の電位にすることができる。
上述の通り、第1の比較器404は、二分探索により第1のデジタル信号の取得する第1のAD変換に用いられる。第1の比較回路404のノイズは、第1のデジタル信号にノイズを重畳することになるが、上式に示すとおり、第1のノードn1の電位にもそのノイズを足すことになるため、第2のAD変換時にそのノイズはキャンセルされ、最終的に得られるデジタル変換値に影響を与えない。一方で、第1の比較器404の動作速度が遅いと、第1のAD変換に必要な時間が長くなってしまう。
このように、第1のAD変換動作におけるノイズは最終的に得られるデジタル変換値に影響を与えないことから、第1の比較器404には高速性に優れた、例えば図10Cに示すようなラッチ型比較回路や図10Dに示すようなチョッパ型比較回路を用いることで、AD変換精度に影響を与えることなく、高速なデジタル変換が出来る。
それに対して、第2の比較器405のノイズは、第2のデジタル信号にノイズを重畳することとなり、AD変換の誤差の要因となる。一方、第2のAD変換に必要な変換時間は、時間計測を行うためのクロック周波数に依存し、第2の比較器405の動作速度が遅くても、第2のAD変換に必要な時間は長くはならない。そこで、第2の比較回路405には低ノイズ性に優れた、例えば図10Eや図10Fに示すような差動増幅型の比較回路を用いることで、AD変換速度に影響を与えることなく、高精度なデジタル変換が出来る。
また、図11に示すように、各々のAD変換回路40のノードn2およびノードn3に、それぞれバッファ回路421、バッファ回路422を挿入しても良い。各々のAD変換回路40に挿入するバッファ回路で、各々のAD変換回路40のキャパシタ400_1〜4の電荷充放電を行うため、キャパシタ400_1〜4高速に行うことができ、第2のAD変換時間を短縮することができる。また、図12Aおよび図12Bに示すように、AD変換部内に配置されるバッファ回路421同士や、バッファ回路422同士の出力を複数のAD変換部間で接続してもよい。製造ばらつきに伴う列間のばらつきを低減することができる。
なお、図2の画素セル10は、フォトダイオード100、転送トランジスタ102、FD部101、リセットトランジスタ103、読み出しトランジスタ104及び選択トランジスタ105を有する構造、いわゆる1画素1セル構造である。これに限らず、画素セル10は、複数の画素(つまり複数のフォトダイオード100)を含み、さらに、FD部101、リセットトランジスタ103、読み出しトランジスタ104及び選択トランジスタ105のいずれか、あるいは、すべてを1つの画素セル内で共有する構造、いわゆる多画素1セル構造を用いることが出来る。すなわち、図2の画素セル10では、一つの画素(つまりフォトダイオード100)に対応してリセットトランジスタ103、読み出しトランジスタ104及び選択トランジスタ105がひとつずつ設けられているが、隣接する複数の画素セルでリセットトランジスタ103、読み出しトランジスタ104及び選択トランジスタ105が共有化されれば、実質的に1画素あたりのトランジスタ数を少なくすることが出来る。
また、図1の固体撮像装置は、画素が半導体基板の表面、すなわち、トランジスタのゲート端子及び配線が形成される面と同じ面側に形成される構造とともに、画素が半導体基板の裏面、すなわちトランジスタのゲート端子及び配線が形成される面に対して裏面側に形成される、いわゆる、裏面照射型イメージセンサ(裏面照射型固体撮像装置)の構造を用いることも出来る。
他にも、図13Aに示すように、光電変換膜(一例として、有機材料を用いた光電変換膜)を用いるイメージセンサの構造を用いることも出来る。
光電変換膜110を用いるイメージセンサの場合は、図13Bに示す断面図のように、透明電極810と、画素電極808と、これらの間に介在する光電変換層809とを有した構成となる。図13Bは、実施の形態1に係る画素セルの他の構成例を示す断面図である。図13Bの画素セルは、半導体基板801と、ゲート電極802と、コンタクトプラグ803と、配線層807と、光電変換膜110と、カラーフィルタ812と、オンチップレンズ813とを備える。ここで、FD部101は、半導体基板801内に設けられ、コンタクトプラグ803を介して画素電極808に電気的に接続される。上記の光電変換層809に光が照射され、透明電極810と画素電極808との間にバイアス電位が印加されると、電界が生じ、光電変換によって生じる正および負の電荷のうちの一方が画素電極808によって収集され、収集される電荷はFD部101に蓄積される。FD部101に蓄積される電荷の読み出しは、基本的には図2のフォトダイオードタイプと同様である。
また、図13Bでは、転送トランジスタなしの画素回路例を示したが、転送トランジスタを用いることも出来る。
以上のように、実施の形態1に係る固体撮像装置は、光信号を電気信号に変換する光電変換部を各々に持ち、X方向およびY方向に配列される複数の画素セル10と、複数の画素セル10に接続され、電気信号をアナログ信号として伝達するX方向に配列される複数の垂直信号線11と、複数の垂直信号線11に接続され、アナログ信号をデジタル信号に変換するX方向に配列される複数のAD変換部40と、を備え、AD変換部40は、第1の比較器404と第2の比較器405とを有し、第1の比較器404を用いて、アナログ信号の電位が含まれる範囲を二分探索により第1の電位Vと第2の電位Vの差分に応じた電位の範囲に絞り込み、更に、二分探索の結果に基づいてデジタル信号の上位側部分である第1のデジタル信号を生成する第1のAD変換を行い、ランプ信号Vrampおよび二分探索の結果に基づいて、第2の比較器405の出力が反転するまでの時間を計測することで、デジタル信号の残りの下位側部分である第2のデジタル信号を生成する第2のAD変換を行う。
これによれば、第1の電位Vおよび第2の電位Vが基準となって第1のAD変換における変換レンジが定まる。また、ランプ信号に従って第2のAD変換における変換レンジが定まる。しがって、第1のAD変換の基準となる第1の電位Vおよび第2の電位Vと、第2のAD変換のレンジを定めるランプ信号とを、との容易に対応させることができ、その結果、AD変換の高速化を実現できる。
ここで、個体撮像装置は、バイアス生成回路45と、DAC回路47と、を備え、バイアス回路45は、第1の電位Vおよび第2の電位Vを生成し、DAC回路47は、ランプ信号Vrampを生成してもよい。
これによれば、第1の電位Vおよび第2の電位Vによって定まる第1のAD変換の変換レンジと、ランプ信号によって定まる第2のAD変換の変換レンジとを、容易に対応させることができる。
ここで、第2の比較器405は、垂直信号線に接続可能な第1のノードの電位とランプ信号の電位との大小関係を比較し、バイアス回路45は、第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbを用いて、第1の電位V1及び第2の電位Vを生成し、DAC回路47は、第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbを用いて、ランプ信号を生成してもよい。
これによれば、第1の電位Vおよび第2の電位Vは、第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbを用いて定められる。また、ランプ信号も第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbを用いて定められる。よって、第1のAD変換における変換レンジと、第2のAD変換における変換レンジと最適な関係に対応させることができる。
さらに、第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbを変更した場合であっても、第1のAD変換における変換レンジと、第2のAD変換における変換レンジと最適な関係に対応させることができる。
ここで、(AD変換部40は、第1のバッファ回路421と第2のバッファ回路422とを有し、第1のバッファ回路421の入力端子には、バイアス生成回路45で生成された第1の電位が入力され、第1のバッファ回路421の出力端子は第1の信号線に接続され、第2のバッファ回路422の入力端子には、バイアス生成回路45で生成された第2の電位が入力され、第2のバッファ回路422の出力端子は第2の信号線に接続されてもよい。
これによれば、第1の電位Vおよび第2の電位Vを安定化し、第1のAD変換の誤差を抑制することができる。
ここで、複数のAD変換部40における第1のバッファ回路421の出力端子同士は互いに接続され、複数のAD変換部40における第2のバッファ回路422の出力端子同士は互いに接続されてもよい。
これによれば、複数のAD変換部40における第1の電位V1および第2の電位Vのバラツキを抑制し、第1のAD変換の精度を高めることできる。
ここで、第1のAD変換を行った後に、第2のAD変換を行ってもよい。
ここで、第1の比較器404と第2の比較器405とは、異なる構成であってもよい。
ここで、第1の比較器404は、ラッチ型の比較回路であってもよい。
ここで、第1の比較器404は、チョッパ型の比較回路であってもよい。
ここで、第2の比較器405は、差動増幅回路型の比較回路であってもよい。
ここで、光電変換部は、光電変換膜を有していてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る固体撮像装置については、図14〜図17を用いて、上述した実施形態との相違点を中心に説明する。
図14は、本発明の実施の形態2に係る固体撮像装置の全体構成を示す図である。図14は、図1の固体撮像装置と比べて、AD部4の代わりにAD部9を備える点が異なっている。以下では、異なる点を中心に説明する。
AD部9は、図1中のAD部4と比べて、AD変換部40の代わりにAD変換部90を備える点と、バイアス生成回路45の代わりにバイアス生成回路95を備える点とが異なっている。
図15は、本実施の形態に係るAD変換部90の構成例を示す図である。図15は、図3のAD変換部40と比べて、第3のノードn3が削除され(または接地され)、第2の信号線S2がグランド線に変更された点が異なっている。
バイアス生成回路95は、第1のデジタル信号を生成するために必要な信号を生成する。例えば、バイアス生成回路95は、二つの入力端子と一つの出力端子とを有する減算回路を備え、減算回路の二つの入力端子には前記第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbが入力され、第1の電位Vを出力する。バイアス生成回路95の一例を図16に示す。バイアス生成回路95は、第1のオペアンプ851と、第2のオペアンプ852と、第3のオペアンプ853と、第1の抵抗854と、第2の抵抗855と、第3の抵抗856と、第4の抵抗857と、第5の抵抗858と、を有する。
オペアンプには、例えば、図17に示す差動増幅回路を使用することも出来るが、これに限定はされない。
第1のオペアンプ851の+側の入力には第1入力電位Vaが入力される。第2のオペアンプ852の+側の入力には第2入力電位Vbが入力される。第1のオペアンプ851の−側の入力と、第2のオペアンプ852の−側の入力は、第1の抵抗854を介して接続される。第1のオペアンプ851及び第2のオペアンプ852は、それぞれ出力端子とマイナス側の入力端子とが接続される。また、第1のオペアンプ851の出力は、第2の抵抗855を介して第3のオペアンプ853の−側の入力と接続される。第2のオペアンプ852の出力は、第3の抵抗856を介して第3のオペアンプ853の+側の入力と接続される。更に第3のオペアンプ853の−側の入力は第4の抵抗857を介して第3のオペアンプ853の出力と接続される。第3のオペアンプ853の+側の入力は、第5の抵抗858を介してGND線と接続される。第3のオペアンプ853の出力は、第2のノードn2と接続される。この構成において、第3のオペアンプ853は、第2の抵抗855及び第3の抵抗856の抵抗値=R、第4の抵抗857及び第5の抵抗858の抵抗値=Rとして、以下の式で表される電位=V15を第2のノードn2に出力する。
15=(Va−Vb)×R/R
ここで、R=Rとして設計すると、V15=Va−Vbとなる。
本実施の形態に係る固体撮像装置の動作は、実施の形態1の固体撮像装置の動作タイミングチャートとして示した図7、図8、図9とほぼ同じであるが、VがGND線となるため、電位は0である。
ここで、第2のAD変換動作におけるVshが取りうる範囲は、Vref〜Vref−(V−V)/16である。それに対してVrampが取りうる範囲も、DAC回路におけるスタートの抵抗の位置をVrefに設定することで、Vref〜Vref−(V−V)/16になる。すなわち、Vrampの範囲を第2のAD変換に必要な電位に対して過不足なく設定することができ、最短の時間で第2のAD変換を行うことができる。また、VとVの電位差を調整することにより、AD変換する入力範囲を任意に設定することができるため、画素部に入射する光量に応じて、適切なレンジでAD変換することができ、高分解能なAD変換を高速に行うことが出来、更に、データサンプリング時の基準電位を低インピーダンスなGNDにすることで、サンプリングデータのノイズ抑制や、速度の向上が可能となり、高画質・高フレームレートなイメージセンサが実現できる。
AD変換部90及びバイアス生成回路95のGND線は、その電位を0Vに固定する必要はない。なぜなら、バイアス生成回路95が生成する電位は、GND線の電位を基準に生成されるため、GND線電位によらず、第2のAD変換動作におけるVshが取りうる範囲は、Vref〜Vref−(Va−Vb)/16となるためである。
また、本実施形態ではR2=R3としたが、R2≠R3とし、オペアンプ等のオフセットによる電位のずれを補正し、V15=Va−Vbを実現する構成も考えられる。
なお、図14においてAD変換部40の代わりにAD変換部80(図18)を備えてもよい。
以上のように、実施の形態2に係る固体撮像装置において、AD変換部80は、バッファ回路921を有し、バッファ回路921の入力端子には、バイアス生成回路95で生成された第1の電位Vが入力され、バッファ回路921の出力端子が第1の信号線S1に接続される。
これによれば、第1の電位Vを安定化し、第1のAD変換の誤差を抑制することができる。
ここで、複数のAD変換部80におけるバッファ回路921の出力端子同士は互いに接続されてもよい。
これによれば、複数のAD変換部40における第1の電位Vおよび第2の電位Vのバラツキを抑制し、第1のAD変換の精度を高めることできる。
ここで、バイアス生成回路95は、二つの入力端子と一つの出力端子とを有する減算回路を備え、減算回路の二つの入力端子には第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbが入力され、減算回路は、出力端子から第1の電位V1を出力してもよい。
これによれば、バイアス生成回路45の回路構成を簡単にすることができる。
ここで、第2の電位Vは、電源電位またはグランド電位であってもよい。
これによれば、バイアス生成回路およびAD変換部の回路構成を簡単にすることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る固体撮像装置について、図19〜図22を用いて、上述した実施形態との相違点を中心に説明する。
図19は、本発明の実施の形態3に係る固体撮像装置の構成例を示す図である。図19は、図1の固体撮像装置と比べて、AD部4の代わりにAD部1000を備える点が異なっている。
AD部1000は、図1のAD部4と比べて、AD変換部40のかわりにAD変換部1100を備える点と、バイアス生成回路45の代わりにバイアス生成回路1150を備える点とが異なっている。
図20は、本実施の形態に係るAD変換部1100の構成例を示す図である。図20は、図3のAD変換部40と比べて、第2のノードn2にバッファ回路1121が追加された点と、第3のノードn3が削除(または接地された)点と、第2の信号線S2がGND線に変更された点とが異なっている。
バッファ回路1121は、入力部に第2のノードn2を接続し、出力部にスイッチ群408を接続し、第2のノードn2の信号(つまり第1の電位V)をバッファリングしてスイッチ群408に伝搬する。バッファ回路1121は、例えば、図21に示すようなソースフォロア回路があるが、それに限定されない。
バイアス生成回路1050は、第1のデジタル信号を生成するために必要な信号を生成する。図22は、バイアス生成回路1050の構成例を示す図である。
バイアス生成回路1050は、第1入力電位Vaおよび第2入力電位Vbから、SAR変換を行うための第1の電位Vを生成し、第2のノードn2に出力する。図22は、図16のバイアス生成回路95と比べて、第4のオペアンプ1151が追加された点と、第3のバッファ回路1122に接続される点とが異なっている。
第4のオペアンプ1151の+側の入力は第3のオペアンプ853の出力に接続される。第4のオペアンプ1151の−側の入力と出力は、第3のバッファ回路1122を介して接続される。第3のバッファ回路1122は、バッファ回路1121と同じ回路が複数並列に接続されるレプリカ回路である。第4のオペアンプ1151の出力には、第2のノードn2に接続される。この構成において、第3のオペアンプは、第2の抵抗及び第3の抵抗の抵抗値=R、第4の抵抗及び第5の抵抗の抵抗値=Rとして、以下の式で表される電位=V23を第3のオペアンプに出力する。
23=(Va−Vb)×R/R
ここで、R=Rとして設計すると、V23=Va−Vbとなる。第2のバッファ回路と第1のバッファ回路は同じ電位が入力されると、同じ電位を出力するので、第4のオペアンプは、以下の式で表される電位V21を第2のノードn2に出力する。
21=Va−Vb
本実施の形態に係る固体撮像装置の動作は、実施の形態1の固体撮像装置の動作タイミングチャートとして示した図7、図8、図9とほぼ同じであるが、VがGND線となるため、電位は0である。
ここで、第2のAD変換動作におけるVshが取りうる範囲は、Vref〜Vref−(V−V)/16である。それに対してVrampが取りうる範囲も、DAC回路におけるスタートの抵抗の位置をVrefに設定することで、Vref〜Vref−(V−V)/16になる。すなわち、Vrampの範囲を第2のAD変換に必要な電位に対して過不足なく設定することができ、最短の時間で第2のAD変換を行うことができる。また、VとVの電位差を調整することにより、AD変換する入力範囲を任意に設定することができるため、画素部に入射する光量に応じて、適切なレンジでAD変換することができ、高分解能なAD変換を高速に行うことが出来、更に、二分探索を行うための信号を各回路で一度バッファリングして供給することで、二分探索時の電位の変化が高速になり、高分解能なAD変換を高速に行うことが出来、高画質・高フレームレートなイメージセンサが実現できる。
AD変換回路及びバイアス生成回路のGND線は、その電位を0Vに固定する必要はない。なぜなら、バイアス生成回路が生成する第15の電位は、GND線の電位を基準に生成されるため、GND線電位によらず、第2のAD変換動作におけるVshが取りうる範囲は、Vref〜Vref−(V−V)/16となるためである。
また、本実施形態ではR2=R3としたが、R2≠R3とし、オペアンプ等のオフセットによる電位のずれを補正し、V21=V−Vを実現する構成も考えられる。
以上のように、実施の形態3に係る固体撮像装置において、バッファ回路1121と同じ構成の回路が複数並列に接続されるレプリカ回路1122と、オペアンプ1151とを有し、オペアンプ1151の一方の入力端子には減算回路の出力端子が接続され、オペアンプの他方の入力端子にはレプリカ回路の出力線が接続され、オペアンプの出力端子は第1の信号線に接続される。
これによれば、複数のAD変換部における第1の電位Vおよび第2の電位Vのバラツキを抑制し、第1のAD変換の精度を高めることできる。
ここで、減算回路は、増幅率の切り替を行ってもよい。
これによれば、増幅率の切り替によっても第1の電位Vを所望の電位にすることができる。
ここで、バッファ回路は、ソースフォロア回路であってもよい。
これによれば、バッファ回路は簡単な回路構成とすることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4に係るカメラシステムについて説明する。図23に、実施の形態4に係る、固体撮像装置を備えたカメラシステムの構成の一例を示す。
本カメラシステムは、光学系231、固体撮像装置232、システムコントローラ234を備える。
光学系231は、1つ以上のレンズを含む。
固体撮像装置232は、上述した実施の形態(実施の形態1〜3)のいずれかの固体撮像装置である。
信号処理部233は、固体撮像装置で撮ったデータを信号処理し、画像またはデータとして出力する。
システムコントローラ234は、固体撮像装置やカメラ信号処理部を制御する。
本実施の形態におけるカメラシステムは、上述した実施の形態(実施の形態1〜3)のいずれかの固体撮像装置を用いることにより、ノイズを抑制しつつ、高速なAD変換を実現し、高フレームレート・高画質な撮像が出来る。したがって、高速高精度なセンサ撮像が出来、結果、画像特性の良好なカメラシステムを提供することが出来る。
以上のように、実施の形態4に係るカメラシステムは、実施の形態1〜3のいずれかの固体撮像装置を備える。
これによれば、第1のAD変換の基準となる第1の電位Vおよび第2の電位Vと、第2のAD変換のレンジを定めるランプ信号とを、との容易に対応させることができ、その結果、AD変換の高速化を実現できる。
本開示は、本開示は、固体撮像装置およびカメラに好適に利用可能である。
10 画素セル
11 垂直信号線
40 AD変換部
45、95、1150 バイアス生成回路
47 DAC回路
404 第1の比較器
405 第2の比較器
421 第1のバッファ回路
422 第2のバッファ回路
921、1121 バッファ回路
1122 第3のバッファ回路(レプリカ回路)
1151 オペアンプ(減算回路)

Claims (19)

  1. 光信号を電気信号に変換する光電変換部を各々に持ち、X方向およびY方向に配列される複数の画素セルと、
    複数の前記画素セルに接続され、前記電気信号をアナログ信号として伝達するX方向に配列される複数の垂直信号線と、
    複数の前記垂直信号線に接続され、前記アナログ信号をデジタル信号に変換するX方向に配列される複数のAD変換部と、を備え、
    前記AD変換部は、
    第1の比較器と第2の比較器とを有し、
    前記第1の比較器を用いて、前記アナログ信号の電位が含まれる範囲を二分探索により第1の電位と第2の電位の差分に応じた電位の範囲に絞り込み、更に、二分探索の結果に基づいて前記デジタル信号の上位側部分である第1のデジタル信号を生成する第1のAD変換を行い、
    ランプ信号および前記二分探索の結果に基づいて、前記第2の比較器の出力が反転するまでの時間を計測することで、前記デジタル信号の残りの下位側部分である第2のデジタル信号を生成する第2のAD変換を行う
    固体撮像装置。
  2. バイアス生成回路と、DAC回路と、を備え、
    前記バイアス回路は、前記第1の電位および前記第2の電位を生成し、
    前記DAC回路は、前記ランプ信号を生成する
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第2の比較器は、前記垂直信号線に接続可能な第1のノードの電位と前記ランプ信号の電位との大小関係を比較し、
    前記バイアス回路は、第1入力電位および第2入力電位を用いて、前記第1の電位及び前記第2の電位を生成し、
    前記DAC回路は、前記第1入力電位および前記第2入力電位を用いて、前記ランプ信号を生成する
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記AD変換部は、
    第1のバッファ回路と第2のバッファ回路とを有し、
    前記第1のバッファ回路の入力端子には、前記バイアス生成回路で生成された第1の電位が入力され、前記第1のバッファ回路の出力端子は第1の信号線に接続され、
    前記第2のバッファ回路の入力端子には、前記バイアス生成回路で生成された第2の電位が入力され、前記第2のバッファ回路の出力端子は第2の信号線に接続される
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  5. 複数の前記AD変換部における前記第1のバッファ回路の出力端子同士は互いに接続され、
    複数の前記AD変換部における前記第2のバッファ回路の出力端子同士は互いに接続される
    請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 前記AD変換部は、
    バッファ回路を有し、前記バッファ回路の入力端子には、前記バイアス生成回路で生成された第1の電位が入力され、前記バッファ回路の出力端子が第1の信号線に接続される
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  7. 複数の前記AD変換部における前記バッファ回路の出力端子同士は互いに接続される
    請求項6に記載の固体撮像装置。
  8. 前記バイアス生成回路は、二つの入力端子と一つの出力端子とを有する減算回路を備え、
    前記減算回路の二つの入力端子には前記第1入力電位および前記第2入力電位が入力され、
    前記減算回路は、前記出力端子から前記第1の電位を出力する
    請求項6または7に記載の固体撮像装置。
  9. 前記第2の電位は、電源電位またはグランド電位である
    請求項6〜8のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  10. 前記バッファ回路と同じ構成の回路が複数並列に接続されるレプリカ回路と、オペアンプとを有し、
    前記オペアンプの一方の入力端子には前記減算回路の出力端子が接続され、
    前記オペアンプの他方の入力端子には前記レプリカ回路の出力線が接続され、
    前記オペアンプの出力端子は第1の信号線に接続される
    請求項8に記載の固体撮像装置。
  11. 前記減算回路は、増幅率の切り替を行う
    請求項8または10に記載の固体撮像装置。
  12. 前記バッファ回路は、ソースフォロア回路である
    請求項4〜11のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  13. 前記第1のAD変換を行った後に、前記第2のAD変換を行う
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  14. 前記第1の比較器と前記第2の比較器とは、異なる構成をもつ
    請求項1〜13のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  15. 前記第1の比較器は、ラッチ型の比較回路である
    請求項1〜14のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  16. 前記第1の比較器は、チョッパ型の比較回路である
    請求項1〜15のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  17. 前記第2の比較器は、差動増幅回路型の比較回路である
    請求項1〜16のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  18. 前記光電変換部は、光電変換膜を有する
    請求項1〜17のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  19. 請求項1〜18のいずれか一項に記載の固体撮像装置を備えるカメラシステム。
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