JP2001222316A - ロボットの管理システム及びロボットの管理方法 - Google Patents
ロボットの管理システム及びロボットの管理方法Info
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- Toys (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが保持するロボット装置の情報とメー
カが保持しているデータとの有効利用を図るとともに、
ロボット装置への愛着を増加させる。 【解決手段】 個人端末31A〜Dは、ロボット装置1
に関連した情報を示すロボット関連情報を電気通信回線
に送出する送信装置としての機能、及びサーバ38から
電気通信回線を介して所有者に送られてくる回答情報を
受信する受信装置としての機能を併有し、サーバ38
は、個人端末31A〜Dから電気通信回線39等を介し
て送られてきたロボット関連情報と情報記憶手段に予め
記憶されている当該ロボット関連情報に対応される基準
情報とに基づいて回答情報を作成し、この回答情報を個
人端末31A〜Dに電気通信回線を介して送出する。回
答情報は、例えばロボット装置の診断書である。
カが保持しているデータとの有効利用を図るとともに、
ロボット装置への愛着を増加させる。 【解決手段】 個人端末31A〜Dは、ロボット装置1
に関連した情報を示すロボット関連情報を電気通信回線
に送出する送信装置としての機能、及びサーバ38から
電気通信回線を介して所有者に送られてくる回答情報を
受信する受信装置としての機能を併有し、サーバ38
は、個人端末31A〜Dから電気通信回線39等を介し
て送られてきたロボット関連情報と情報記憶手段に予め
記憶されている当該ロボット関連情報に対応される基準
情報とに基づいて回答情報を作成し、この回答情報を個
人端末31A〜Dに電気通信回線を介して送出する。回
答情報は、例えばロボット装置の診断書である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自主的に行動をす
る自律型のロボットの管理をするロボットの管理システ
ム及びロボットの管理方法に関する。
る自律型のロボットの管理をするロボットの管理システ
ム及びロボットの管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、周囲の状況や内部の状況に応じ
て、自主的に行動を決定する自律型のロボット装置が提
案されている。例えば、周囲の状況や内部の状況に応じ
て感情や本能の状態を変化させて、その変化の状態に応
じて行動を出現させる、すなわち、感情や本能を行動に
表出させるロボット装置が提案されている。
て、自主的に行動を決定する自律型のロボット装置が提
案されている。例えば、周囲の状況や内部の状況に応じ
て感情や本能の状態を変化させて、その変化の状態に応
じて行動を出現させる、すなわち、感情や本能を行動に
表出させるロボット装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロボット装
置はメーカによって製造されて、ユーザに販売される。
よって、メーカ側にはロボット装置の情報が保存されて
いる。例えば、メーカ側が保存している情報としては、
上述のように感情等の状態に応じて行動を決定するため
のプログラム等が挙げられる。
置はメーカによって製造されて、ユーザに販売される。
よって、メーカ側にはロボット装置の情報が保存されて
いる。例えば、メーカ側が保存している情報としては、
上述のように感情等の状態に応じて行動を決定するため
のプログラム等が挙げられる。
【0004】よって、メーカ側が保存するデータの有効
的な活用が図られれば、そのようなデータは有用な情報
資源としての価値は高まる。また、そのようなデータの
活用を、ユーザが保持するロボット装置の情報に関連づ
けして或いは結びつけて、それを当該ユーザに提供する
ことができれば、データの有用性はより高まる。また、
ユーザへのそのような関連づけ等された情報の提供は、
当該ユーザのロボット装置の愛着心を増加させるものと
なる。
的な活用が図られれば、そのようなデータは有用な情報
資源としての価値は高まる。また、そのようなデータの
活用を、ユーザが保持するロボット装置の情報に関連づ
けして或いは結びつけて、それを当該ユーザに提供する
ことができれば、データの有用性はより高まる。また、
ユーザへのそのような関連づけ等された情報の提供は、
当該ユーザのロボット装置の愛着心を増加させるものと
なる。
【0005】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであり、ユーザが保持するロボット装置の情
報とメーカが保持しているデータとの有効利用を図ると
ともに、ロボット装置への愛着を増加させることができ
るロボットの管理システム及びロボットの管理方法の提
供を目的としている。
されたものであり、ユーザが保持するロボット装置の情
報とメーカが保持しているデータとの有効利用を図ると
ともに、ロボット装置への愛着を増加させることができ
るロボットの管理システム及びロボットの管理方法の提
供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロボットの
管理システムは、上述の課題を解決するために、外的要
因及び/又は 内的要因に応じて自主的に行動をする自
律型のロボットに関連した情報を示すロボット関連情報
を電気通信回線に送出する送信装置と、送信装置から電
気通信回線を介して送られてきたロボット関連情報と情
報記憶手段に予め記憶されている当該ロボット関連情報
に対応される基準情報とに基づいて回答情報を作成し、
この回答情報をロボットの所有者に電気通信回線を介し
て送出する回答作成装置と、回答作成装置から電気通信
回線を介して所有者に送られてくる回答情報を受信する
受信装置とを備える。
管理システムは、上述の課題を解決するために、外的要
因及び/又は 内的要因に応じて自主的に行動をする自
律型のロボットに関連した情報を示すロボット関連情報
を電気通信回線に送出する送信装置と、送信装置から電
気通信回線を介して送られてきたロボット関連情報と情
報記憶手段に予め記憶されている当該ロボット関連情報
に対応される基準情報とに基づいて回答情報を作成し、
この回答情報をロボットの所有者に電気通信回線を介し
て送出する回答作成装置と、回答作成装置から電気通信
回線を介して所有者に送られてくる回答情報を受信する
受信装置とを備える。
【0007】このような構成を備えるロボットの管理シ
ステムは、外的要因及び/又は内的要因に応じて自主的
に行動をする自律型のロボットに関連した情報を示すロ
ボット関連情報を電気通信回線に送信装置により送出
し、送信装置から電気通信回線を介して送られてきたロ
ボット関連情報と情報記憶手段に予め記憶されている当
該ロボット関連情報に対応される基準情報とに基づいて
回答情報を作成し、この回答情報をロボットの所有者に
電気通信回線を介して回答作成装置により送出し、回答
作成装置から電気通信回線を介して所有者に送られてく
る回答情報を受信装置により受信する。
ステムは、外的要因及び/又は内的要因に応じて自主的
に行動をする自律型のロボットに関連した情報を示すロ
ボット関連情報を電気通信回線に送信装置により送出
し、送信装置から電気通信回線を介して送られてきたロ
ボット関連情報と情報記憶手段に予め記憶されている当
該ロボット関連情報に対応される基準情報とに基づいて
回答情報を作成し、この回答情報をロボットの所有者に
電気通信回線を介して回答作成装置により送出し、回答
作成装置から電気通信回線を介して所有者に送られてく
る回答情報を受信装置により受信する。
【0008】これにより、ロボットの所有者は、自己の
ロボットの状態を、回答情報により知ることができる。
ロボットの状態を、回答情報により知ることができる。
【0009】また、本発明に係るロボットの管理方法
は、上述の課題を解決するために、外的要因及び内的要
因に応じて自主的に行動をする自律型のロボットに関連
した情報を示すロボット関連情報を電気通信回線に送出
する送信工程と、送信工程にて電気通信回線を介して送
られてきたロボット関連情報と情報記憶手段に予め記憶
されている当該ロボット関連情報に対応される基準情報
とに基づいて回答情報を作成し、この回答情報をロボッ
トの所有者に電気通信回線を介して送出する回答作成工
程と、回答作成工程にて電気通信回線を介して所有者に
送られてくる回答情報を受信する受信工程とを有する。
は、上述の課題を解決するために、外的要因及び内的要
因に応じて自主的に行動をする自律型のロボットに関連
した情報を示すロボット関連情報を電気通信回線に送出
する送信工程と、送信工程にて電気通信回線を介して送
られてきたロボット関連情報と情報記憶手段に予め記憶
されている当該ロボット関連情報に対応される基準情報
とに基づいて回答情報を作成し、この回答情報をロボッ
トの所有者に電気通信回線を介して送出する回答作成工
程と、回答作成工程にて電気通信回線を介して所有者に
送られてくる回答情報を受信する受信工程とを有する。
【0010】このようなロボットの管理方法により、ロ
ボットの所有者は、自己のロボットの状態を、回答情報
により知ることができる。
ボットの所有者は、自己のロボットの状態を、回答情報
により知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態は、本
発明を、図1に示すようなロボット装置1を管理するロ
ボット装置の管理システムに適用したものである。
て図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態は、本
発明を、図1に示すようなロボット装置1を管理するロ
ボット装置の管理システムに適用したものである。
【0012】図1に示すロボット装置1は、胴体部ユニ
ット2の前後左右にそれぞれ脚部ユニット3A〜3Dが
連結されると共に、胴体部ユニット2の前端部及び後端
部にそれぞれ頭部ユニット4及び尻尾部ユニット5が連
結されることにより構成されている。
ット2の前後左右にそれぞれ脚部ユニット3A〜3Dが
連結されると共に、胴体部ユニット2の前端部及び後端
部にそれぞれ頭部ユニット4及び尻尾部ユニット5が連
結されることにより構成されている。
【0013】このロボット装置1は、感情モデルや本能
モデルといったモデル化された情報により、自主的に行
動を決定する自律型のロボット装置である。具体的に
は、このロボット装置は、周囲の状況(外的要因)や内
部の状況(内的要因)に応じて感情モデルや本能モデル
の状態を変化させて、その変化の状態に応じて行動を出
現させる、すなわち、感情や本能を行動に表出させる。
ロボット装置1の本能モデルや感情モデルについては、
後で詳述する。
モデルといったモデル化された情報により、自主的に行
動を決定する自律型のロボット装置である。具体的に
は、このロボット装置は、周囲の状況(外的要因)や内
部の状況(内的要因)に応じて感情モデルや本能モデル
の状態を変化させて、その変化の状態に応じて行動を出
現させる、すなわち、感情や本能を行動に表出させる。
ロボット装置1の本能モデルや感情モデルについては、
後で詳述する。
【0014】このロボット装置1が、本発明が適用され
るロボット装置の管理システムにより管理される。
るロボット装置の管理システムにより管理される。
【0015】(1)ロボット装置の管理システムの構成 ロボット装置の管理システムは、具体的には、図2に示
すようなネットワークシステム30により構築されてい
る。
すようなネットワークシステム30により構築されてい
る。
【0016】ネットワークシステム30は、個人端末3
1A,31B,31C,31Dと、各種電気通信回線3
2,33,34,39により接続されている登録サーバ
38とを有している。
1A,31B,31C,31Dと、各種電気通信回線3
2,33,34,39により接続されている登録サーバ
38とを有している。
【0017】このネットワークシステム30において、
個人端末31A〜31Dは、ロボット装置1に関連した
情報を示すロボット関連情報を電気通信回線に送出する
送信装置としての機能、及びサーバ38から電気通信回
線を介して所有者に送られてくる回答情報を受信する受
信装置としての機能を併有し、また、サーバ38は、個
人端末31A〜31Dから電気通信回線32,33,3
4,39を介して送られてきたロボット関連情報と情報
記憶手段に予め記憶されている当該ロボット関連情報に
対応される基準情報とに基づいて回答情報を作成し、こ
の回答情報をロボット装置の所有者の個人端末31A〜
31Dに電気通信回線を介して送出する回答作成装置を
構成している。以下、具体的にネットワークシステム3
0について説明する。
個人端末31A〜31Dは、ロボット装置1に関連した
情報を示すロボット関連情報を電気通信回線に送出する
送信装置としての機能、及びサーバ38から電気通信回
線を介して所有者に送られてくる回答情報を受信する受
信装置としての機能を併有し、また、サーバ38は、個
人端末31A〜31Dから電気通信回線32,33,3
4,39を介して送られてきたロボット関連情報と情報
記憶手段に予め記憶されている当該ロボット関連情報に
対応される基準情報とに基づいて回答情報を作成し、こ
の回答情報をロボット装置の所有者の個人端末31A〜
31Dに電気通信回線を介して送出する回答作成装置を
構成している。以下、具体的にネットワークシステム3
0について説明する。
【0018】ネットワークシステム30において、個人
端末31A〜31Cが衛星通信回線32や、ケーブルテ
レビジョン回線33又は電話回線34等の電気通信回線
を通じてインターネットプロバイダ35と接続されると
ともに、当該インターネットプロバイダ35がインター
ネット36を介してサーバ38と接続され、さらに当該
サーバ38に一般公衆回線39を介して個人端末31D
が直接に接続されている。
端末31A〜31Cが衛星通信回線32や、ケーブルテ
レビジョン回線33又は電話回線34等の電気通信回線
を通じてインターネットプロバイダ35と接続されると
ともに、当該インターネットプロバイダ35がインター
ネット36を介してサーバ38と接続され、さらに当該
サーバ38に一般公衆回線39を介して個人端末31D
が直接に接続されている。
【0019】各個人端末31A〜31Dは、一般家庭等
に設置された通常のパーソナルコンピュータであり、イ
ンターネット36又は一般公衆回線39を介してサーバ
38と通信して当該サーバ38との間で必要なデータを
送受信したり、ロボット装置1との間で通信するように
なされている。
に設置された通常のパーソナルコンピュータであり、イ
ンターネット36又は一般公衆回線39を介してサーバ
38と通信して当該サーバ38との間で必要なデータを
送受信したり、ロボット装置1との間で通信するように
なされている。
【0020】また、ロボット装置1とサーバ38の接続
については、図3に示すように、いわゆるステーション
50を介して行うこともできる。ステーション50は、
モデム機能を有しているもので一般公衆回線39に接続
して、サーバ38に載置されているロボット装置の情報
を送る。なお、ステーション50は、電源装置を併有す
ることもでき、この場合、ステーション50は、サーバ
38へのロボット装置1の情報を送信すると共に、ロボ
ット装置1のバッテリを充電することもできるようにな
る。
については、図3に示すように、いわゆるステーション
50を介して行うこともできる。ステーション50は、
モデム機能を有しているもので一般公衆回線39に接続
して、サーバ38に載置されているロボット装置の情報
を送る。なお、ステーション50は、電源装置を併有す
ることもでき、この場合、ステーション50は、サーバ
38へのロボット装置1の情報を送信すると共に、ロボ
ット装置1のバッテリを充電することもできるようにな
る。
【0021】サーバ38は、インターネット36又は一
般公衆回線39を介してアクセスしてきた個人端末31
A〜31Dに対して各種情報を送出するようになされて
いる。サーバ38としては、メーカ37等が保有するい
わゆるWebサーバ等が挙げられるがこれに限定される
ものでもない。
般公衆回線39を介してアクセスしてきた個人端末31
A〜31Dに対して各種情報を送出するようになされて
いる。サーバ38としては、メーカ37等が保有するい
わゆるWebサーバ等が挙げられるがこれに限定される
ものでもない。
【0022】サーバ38の構成例を図4に示す。サーバ
38は、インターネット36用のインターフェース回路
を内蔵するLAN(Local Area Network)カード40
と、一般公衆回線39用のインターフェース回路として
のモデム41と、サーバ38全体の制御を司るCPU4
2と、CPU42のワークメモリとしての半導体メモリ
等でなる一時記憶メディア43と、サーバ38が後述の
ような処理を行うための各種データが格納されたハード
ディスク装置等のストレージメディア44とから構成さ
れている。
38は、インターネット36用のインターフェース回路
を内蔵するLAN(Local Area Network)カード40
と、一般公衆回線39用のインターフェース回路として
のモデム41と、サーバ38全体の制御を司るCPU4
2と、CPU42のワークメモリとしての半導体メモリ
等でなる一時記憶メディア43と、サーバ38が後述の
ような処理を行うための各種データが格納されたハード
ディスク装置等のストレージメディア44とから構成さ
れている。
【0023】サーバ38においては、インターネット3
6又は一般公衆回線39を介してアクセスしてきた個人
端末31A〜31Dから供給されるデータやコマンドを
LANカード40又はモデム41を介してCPU42に
取り込み、当該データやコマンドと、ストレージメディ
ア44に格納されている制御情報とに基づいて所定の処
理を実行する。
6又は一般公衆回線39を介してアクセスしてきた個人
端末31A〜31Dから供給されるデータやコマンドを
LANカード40又はモデム41を介してCPU42に
取り込み、当該データやコマンドと、ストレージメディ
ア44に格納されている制御情報とに基づいて所定の処
理を実行する。
【0024】CPU42は、この処理結果に応じた対応
する画面の画面データを必要に応じて作成してこれをL
ANカード40又はモデム41を介して対応する個人端
末31A〜31Dに送出するようになされている。
する画面の画面データを必要に応じて作成してこれをL
ANカード40又はモデム41を介して対応する個人端
末31A〜31Dに送出するようになされている。
【0025】以上のように、ネットワークシステム30
が構築されている。次にネットワークシステム30にお
いて、本発明が適用されて実現される処理(手続き)に
ついて説明する。
が構築されている。次にネットワークシステム30にお
いて、本発明が適用されて実現される処理(手続き)に
ついて説明する。
【0026】(2)ネットワークシステム30における
処理 このネットワークシステム30における処理は、大別し
て、ユーザ登録手続き、実際のサービスの提供に分けら
れる。ユーザ登録手続きについては、以下のようにな
る。
処理 このネットワークシステム30における処理は、大別し
て、ユーザ登録手続き、実際のサービスの提供に分けら
れる。ユーザ登録手続きについては、以下のようにな
る。
【0027】(2−1)ユーザの登録手続き 図5に示すように、ユーザ(ロボット装置の所有者)2
00は、サーバ38へのサービスの提供の申請手続きを
行う。申請手続き手段としては、はがき、電子メール、
Webサイト、自動データ吸い上げ等によるものが挙げ
られる。ここで、電子メール、Webサイト、自動デー
タ吸い上げに関しては、個人端末31A〜31Dからの
入力によりなされる。
00は、サーバ38へのサービスの提供の申請手続きを
行う。申請手続き手段としては、はがき、電子メール、
Webサイト、自動データ吸い上げ等によるものが挙げ
られる。ここで、電子メール、Webサイト、自動デー
タ吸い上げに関しては、個人端末31A〜31Dからの
入力によりなされる。
【0028】申請手続きの必要とされる内容としては、
一般的にユーザの確認やデータの配信に必要な情報、例
えば氏名、住所、メールアドレス、ロボット装置のID
等が挙げられる。
一般的にユーザの確認やデータの配信に必要な情報、例
えば氏名、住所、メールアドレス、ロボット装置のID
等が挙げられる。
【0029】サーバ(メーカ)38では、そのような申
請手続きに対応する処理を行う。例えば、申請手続きに
対応する処理として、申請手続きをしてきたユーザの登
録処理を行う。具体的には、ユーザの所有するロボット
装置のIDとユーザに関しての情報とを結びつけた登録
処理を行う。
請手続きに対応する処理を行う。例えば、申請手続きに
対応する処理として、申請手続きをしてきたユーザの登
録処理を行う。具体的には、ユーザの所有するロボット
装置のIDとユーザに関しての情報とを結びつけた登録
処理を行う。
【0030】サーバ38は、そのような登録処理後に、
登録が完了した旨の受付確認の情報をユーザ200に送
る。ユーザ200へ受付確認の情報を送る手段として
は、はがき、電子メール、Webサイト等によるものが
挙げられる。例えば、Webサイトによる場合は、所有
者がWebサイトにアクセスして確認する手続きをと
る。また、受付確認の情報の内容としては、今後のサー
ビスの提供を受けるためたに必要とされる情報、例えば
ユーザID、パスワード、登録内容(氏名、住所等)が
挙げられる。
登録が完了した旨の受付確認の情報をユーザ200に送
る。ユーザ200へ受付確認の情報を送る手段として
は、はがき、電子メール、Webサイト等によるものが
挙げられる。例えば、Webサイトによる場合は、所有
者がWebサイトにアクセスして確認する手続きをと
る。また、受付確認の情報の内容としては、今後のサー
ビスの提供を受けるためたに必要とされる情報、例えば
ユーザID、パスワード、登録内容(氏名、住所等)が
挙げられる。
【0031】このようなユーザの登録手続きにより、サ
ーバ38にロボット装置のユーザとして登録され、ユー
ザは、いわゆる登録ユーザとして、ロボット装置に関し
ての各種サービスの提供を受けることができるようにな
る。
ーバ38にロボット装置のユーザとして登録され、ユー
ザは、いわゆる登録ユーザとして、ロボット装置に関し
ての各種サービスの提供を受けることができるようにな
る。
【0032】(2−2)サービスの提供の手続き 図6に示すように、ユーザ200は、個人端末31A〜
31Dを利用したサービスの依頼を行う。サービスの依
頼のための手続きとして、ユーザは、サービスの依頼の
内容と、認証のためのID等をサーバ38に送る。ま
た、サービスの依頼は、電子メールやWebサイトによ
り行う。
31Dを利用したサービスの依頼を行う。サービスの依
頼のための手続きとして、ユーザは、サービスの依頼の
内容と、認証のためのID等をサーバ38に送る。ま
た、サービスの依頼は、電子メールやWebサイトによ
り行う。
【0033】例えば、Webサイトからサービスの提供
を依頼する場合には、図7に示すように、Webサイト
にアクセスして表示される画面51のロボット装置に関
しての「健康診断」51a、「グリーティングカード」
51b、「修理」51c、「性格改善」51d等のサー
ビスの依頼内容をチェックして依頼する。
を依頼する場合には、図7に示すように、Webサイト
にアクセスして表示される画面51のロボット装置に関
しての「健康診断」51a、「グリーティングカード」
51b、「修理」51c、「性格改善」51d等のサー
ビスの依頼内容をチェックして依頼する。
【0034】ここで、「健康診断」のサービスは、ロボ
ット装置の健康状態の診断を受けるものである。また、
「グリーティングカード」のサービスは、ロボット装置
のユーザにグリーティングカードが送られてくるもので
ある。なお、ロボット装置自身に送ってもよい。また、
「修理」のサービスは、ロボット装置の修理をするもの
である。また、「性格診断」のサービスは、ロボット装
置の性格判断をするものである。
ット装置の健康状態の診断を受けるものである。また、
「グリーティングカード」のサービスは、ロボット装置
のユーザにグリーティングカードが送られてくるもので
ある。なお、ロボット装置自身に送ってもよい。また、
「修理」のサービスは、ロボット装置の修理をするもの
である。また、「性格診断」のサービスは、ロボット装
置の性格判断をするものである。
【0035】そして、ユーザは、そのようなサービスの
提供を受ける時期や手段等を、依頼したサービスに応じ
て具体的な内容(詳細情報)を入力する。
提供を受ける時期や手段等を、依頼したサービスに応じ
て具体的な内容(詳細情報)を入力する。
【0036】具体的に「健康診断」のサービスの提供を
受けようとする場合の手続きについて説明すると、ユー
ザは、どれぐらいの期間で、どのような処置を希望し、
どのような手段で「健康診断」の提供の受けるかの情報
をサーバ38に提供し、サーバ38においてその情報の
登録がなされる。
受けようとする場合の手続きについて説明すると、ユー
ザは、どれぐらいの期間で、どのような処置を希望し、
どのような手段で「健康診断」の提供の受けるかの情報
をサーバ38に提供し、サーバ38においてその情報の
登録がなされる。
【0037】また、ユーザの確認(認証)のための手続
きとして、ユーザは、図8に示すように、画面51に表
示された「ユーザID」51e、「パスワード」51
f、「課金方法」51gについての情報の入力を行う。
「ユーザID」51e及び「パスワード」51fについ
ては、登録手続きにおいて取得したユーザIDやパスワ
ードの入力を入力することにより、上述のサービスの提
供を依頼してきた者が登録ユーザであることが確認され
る。また、「課金方法」51gは、サービスの提供に対
する支払い方法を入力するためのものであり、ここで、
ユーザはクレジット会社の選択やクレジット番号の入力
を行う。
きとして、ユーザは、図8に示すように、画面51に表
示された「ユーザID」51e、「パスワード」51
f、「課金方法」51gについての情報の入力を行う。
「ユーザID」51e及び「パスワード」51fについ
ては、登録手続きにおいて取得したユーザIDやパスワ
ードの入力を入力することにより、上述のサービスの提
供を依頼してきた者が登録ユーザであることが確認され
る。また、「課金方法」51gは、サービスの提供に対
する支払い方法を入力するためのものであり、ここで、
ユーザはクレジット会社の選択やクレジット番号の入力
を行う。
【0038】サーバ38では、上述のようなサービスの
依頼についての情報の登録を行うと、図6に示すよう
に、受付確認の情報をユーザ200(個人端末31A〜
31D)を返信する。
依頼についての情報の登録を行うと、図6に示すよう
に、受付確認の情報をユーザ200(個人端末31A〜
31D)を返信する。
【0039】そして、サーバ38は、依頼されたサービ
スの内容に従って、サービスを提供する。サービスの提
供は、内容、時期、手段等に応じて行う。
スの内容に従って、サービスを提供する。サービスの提
供は、内容、時期、手段等に応じて行う。
【0040】(3)ネットワークシステム30における
サービスの提供のための具体的な手続き (3−1)ロボット装置とサーバとの接続 ユーザのロボット装置とサーバ38とはネットワークを
介して接続されている。
サービスの提供のための具体的な手続き (3−1)ロボット装置とサーバとの接続 ユーザのロボット装置とサーバ38とはネットワークを
介して接続されている。
【0041】上述したように、ロボット装置のユーザ
は、サーバ38によりロボット装置に関して各種サービ
スの提供を受けることができるようになされている。そ
して、「健康診断」、「修理」、「性格改善」等を依頼
する場合には、サーバ38において当該ユーザのロボッ
ト装置の情報が管理されていることが前提とされる。す
なわち、サーバ38では、「健康診断」を、ロボット装
置の状態を参照してその健康状態を診断するものであ
り、「修理」を、ロボット装置の駆動状態を参照して修
理すべき個所等を検出するものであり、「性格改善」
を、ロボット装置の性格の状態を参照して性格改善のた
めの情報を作成するものであるからである。
は、サーバ38によりロボット装置に関して各種サービ
スの提供を受けることができるようになされている。そ
して、「健康診断」、「修理」、「性格改善」等を依頼
する場合には、サーバ38において当該ユーザのロボッ
ト装置の情報が管理されていることが前提とされる。す
なわち、サーバ38では、「健康診断」を、ロボット装
置の状態を参照してその健康状態を診断するものであ
り、「修理」を、ロボット装置の駆動状態を参照して修
理すべき個所等を検出するものであり、「性格改善」
を、ロボット装置の性格の状態を参照して性格改善のた
めの情報を作成するものであるからである。
【0042】このようなことから、図9に示すように、
ロボット装置とサーバ38とをネットワーク上で接続す
ることで、サーバ38は、ロボット装置の情報を吸い上
げて、そのロボット装置の情報を保管し、その保管した
情報に基づいて、上述のような各種サービスが提供され
るようになされる。
ロボット装置とサーバ38とをネットワーク上で接続す
ることで、サーバ38は、ロボット装置の情報を吸い上
げて、そのロボット装置の情報を保管し、その保管した
情報に基づいて、上述のような各種サービスが提供され
るようになされる。
【0043】ロボット装置とサーバ38との接続につい
ては、図2に示したように、個人端末31A〜31Dを
介して行ったり、図3に示すように、ネットワークに接
続されているステーション50により行ったりしてい
る。
ては、図2に示したように、個人端末31A〜31Dを
介して行ったり、図3に示すように、ネットワークに接
続されているステーション50により行ったりしてい
る。
【0044】個人端末31A〜31Dやステーション5
0によりサーバ38に吸い上げられる情報(オンライン
情報の吸い上げ)は、ロボット装置の内部情報データで
あり、例えば、ロボット装置の成長度、性格、使用時間
等である。
0によりサーバ38に吸い上げられる情報(オンライン
情報の吸い上げ)は、ロボット装置の内部情報データで
あり、例えば、ロボット装置の成長度、性格、使用時間
等である。
【0045】サーバ38では、吸い上げた情報を保管
し、上述したようにユーザからサービスの依頼があった
場合に、そのような保管した情報(ロボット関連情報)
に基づいて、依頼されたサービスに対応される情報(回
答情報)を作成する。具体的には、ロボット関連情報と
情報記憶手段に予め記憶されている当該ロボット関連情
報に対応される基準情報とに基づいて回答情報を作成す
る。そして、サーバ38は、この回答情報をユーザ20
0に返信する。ここで、基準情報とは、例えば、出荷時
におけるロボット装置の情報である。
し、上述したようにユーザからサービスの依頼があった
場合に、そのような保管した情報(ロボット関連情報)
に基づいて、依頼されたサービスに対応される情報(回
答情報)を作成する。具体的には、ロボット関連情報と
情報記憶手段に予め記憶されている当該ロボット関連情
報に対応される基準情報とに基づいて回答情報を作成す
る。そして、サーバ38は、この回答情報をユーザ20
0に返信する。ここで、基準情報とは、例えば、出荷時
におけるロボット装置の情報である。
【0046】このように、サーバ38は、個人端末31
A〜31Dやステーション50によりロボット装置の内
部状態データを吸い上げて、その内部情報データに基づ
いて、依頼されたサービスを提供する。
A〜31Dやステーション50によりロボット装置の内
部状態データを吸い上げて、その内部情報データに基づ
いて、依頼されたサービスを提供する。
【0047】例えば、サーバ38によるロボット装置の
内部情報の吸い上げについては、定期的に行っているも
のでもよく、そのようなサービスの依頼があった際に行
うものでもよい。例えば、定期的に行っている場合に
は、依頼が合った際に、定期的に吸い上げて更新されて
いる情報記憶記憶手段に記憶された最新の内部情報デー
タに基づいて、回答情報等を作成し、サービスの提供を
行う。
内部情報の吸い上げについては、定期的に行っているも
のでもよく、そのようなサービスの依頼があった際に行
うものでもよい。例えば、定期的に行っている場合に
は、依頼が合った際に、定期的に吸い上げて更新されて
いる情報記憶記憶手段に記憶された最新の内部情報デー
タに基づいて、回答情報等を作成し、サービスの提供を
行う。
【0048】次にサーバ38における回答情報の作成
と、回答情報により送られてきた回答情報に応じて行う
ロボット装置(ユーザ)における処理とについて具体的
に説明する。
と、回答情報により送られてきた回答情報に応じて行う
ロボット装置(ユーザ)における処理とについて具体的
に説明する。
【0049】(3−2)健康診断のサービス ユーザ200は、個人端末31A〜31Dを操作して、
図7を用いて説明したように、画面51の「健康診断」
51aをチェックして「健康診断」を依頼する。そし
て、ユーザ200は、この際、「健康診断」において希
望する診断項目の情報等についてもサーバ38に送る。
図7を用いて説明したように、画面51の「健康診断」
51aをチェックして「健康診断」を依頼する。そし
て、ユーザ200は、この際、「健康診断」において希
望する診断項目の情報等についてもサーバ38に送る。
【0050】サーバ38は、内部状態データと基準情報
とに基づいて、「健康診断」の依頼についての回答情報
として、健康診断の結果を示す診断書を作成する。
とに基づいて、「健康診断」の依頼についての回答情報
として、健康診断の結果を示す診断書を作成する。
【0051】ロボット装置は、後で詳述するが、行動に
感情を表出させるためのモデル化された感情を示すモデ
ルとしての感情オブジェクトと、行動に本能を表出させ
るためのモデル化された本能を示す本能オブジェクトと
をソフトウェアとして有している。ロボット装置は、こ
のような感情オブジェクトや本能オブジェクトが外的要
因や内的要因に影響されて変化して、それに基づいて行
動を決定することで、おこりっぽい性格ややさしい性格
の行動への表出が実現されている。
感情を表出させるためのモデル化された感情を示すモデ
ルとしての感情オブジェクトと、行動に本能を表出させ
るためのモデル化された本能を示す本能オブジェクトと
をソフトウェアとして有している。ロボット装置は、こ
のような感情オブジェクトや本能オブジェクトが外的要
因や内的要因に影響されて変化して、それに基づいて行
動を決定することで、おこりっぽい性格ややさしい性格
の行動への表出が実現されている。
【0052】また、ロボット装置は、成長度に応じて行
動を決定する成長オブジェクトをソフトウェアとして有
している。ロボット装置は、成長オブジェクトにより成
長段階を行動に表出されることが実現されている。
動を決定する成長オブジェクトをソフトウェアとして有
している。ロボット装置は、成長オブジェクトにより成
長段階を行動に表出されることが実現されている。
【0053】サーバ38では、ロボット装置のこのよう
な性格の情報(感情や本能の状態の情報)、成長度の情
報、及び使用時間(起動時間)等からなる内部状態デー
タを吸い上げて、この内部情報データと基準情報とに基
づいて、診断書を作成する。基準情報としては、それら
性格の情報等の出荷時情報が挙げられ、サーバ38で
は、この基準情報と上述したようにロボット装置から吸
い上げた内部情報データとを比較して、診断書を作成す
る。診断書の作成については、図10に示すように、ス
テップS1において内部状態のチェックを行う。そし
て、続くステップS2において、内部状態チェックの結
果に基づいて診断書を作成する。作成した診断書を、続
くステップS3において、保管する処理を行う。
な性格の情報(感情や本能の状態の情報)、成長度の情
報、及び使用時間(起動時間)等からなる内部状態デー
タを吸い上げて、この内部情報データと基準情報とに基
づいて、診断書を作成する。基準情報としては、それら
性格の情報等の出荷時情報が挙げられ、サーバ38で
は、この基準情報と上述したようにロボット装置から吸
い上げた内部情報データとを比較して、診断書を作成す
る。診断書の作成については、図10に示すように、ス
テップS1において内部状態のチェックを行う。そし
て、続くステップS2において、内部状態チェックの結
果に基づいて診断書を作成する。作成した診断書を、続
くステップS3において、保管する処理を行う。
【0054】そして、サーバ38は、診断書をユーザ2
00に、はがき、電子メール、Webサイトを介して送
る。これによりユーザ200は、自己のロボット装置1
の現在の性格、成長等の状態を知ることができるように
なる。
00に、はがき、電子メール、Webサイトを介して送
る。これによりユーザ200は、自己のロボット装置1
の現在の性格、成長等の状態を知ることができるように
なる。
【0055】また、何ヶ月ごとにこのような「健康診
断」を実施したいか等の情報をサーバ38に登録させて
おくことにより、このような「健康診断」が一定期間ご
とに実施されるようになる。
断」を実施したいか等の情報をサーバ38に登録させて
おくことにより、このような「健康診断」が一定期間ご
とに実施されるようになる。
【0056】(3−3)性格改善のサービス ユーザ200は、個人端末31A〜31Dを操作して、
図7を用いて説明したように、「性格改善」を依頼す
る。例えば、この際、ユーザ200は、希望する性格の
情報等についてもサーバ38に送る。
図7を用いて説明したように、「性格改善」を依頼す
る。例えば、この際、ユーザ200は、希望する性格の
情報等についてもサーバ38に送る。
【0057】サーバ38は、性格情報と基準情報とに基
づいて、「性格改善」の依頼についての回答情報とし
て、性格を矯正するための性格矯正ワクチンを作成す
る。例えば、性格矯正ワクチンは、性格を決定するパラ
メータデータであったり、ソフトウェアプログラムであ
ったりする。
づいて、「性格改善」の依頼についての回答情報とし
て、性格を矯正するための性格矯正ワクチンを作成す
る。例えば、性格矯正ワクチンは、性格を決定するパラ
メータデータであったり、ソフトウェアプログラムであ
ったりする。
【0058】ロボット装置は、先に説明したように、感
情オブジェクトや本能オブジェクトが外的要因や内的要
因に影響されて変化して、それに基づいて行動を決定す
ることで、おこりっぽい性格ややさしい性格の行動への
表出が実現されている。
情オブジェクトや本能オブジェクトが外的要因や内的要
因に影響されて変化して、それに基づいて行動を決定す
ることで、おこりっぽい性格ややさしい性格の行動への
表出が実現されている。
【0059】サーバ38は、このような外的要因や内的
要因により変化した感情オブジェクトや本能オブジェク
トの状態を内部情報データとしてロボット装置から吸い
上げて、この内部情報データと基準情報とに基づいて、
性格矯正ワクチンを作成する。基準情報としては、ロボ
ット装置の出荷時の性格の状態を示す性格情報が挙げら
れる。サーバ38では、この基準情報と上述したように
ロボット装置から吸い上げた情報とを比較して、現在の
性格を特定して、それに応じた性格矯正ワクチンを作成
する。具体的には、サーバ38は、ユーザ200が希望
する性格と現在の性格との差異と、その改善のための情
報とが対応されたデータベースを持っており、そのよう
なデータベースを参照して、希望する性格に対する改善
のための情報(性格矯正ワクチン)を出力する。
要因により変化した感情オブジェクトや本能オブジェク
トの状態を内部情報データとしてロボット装置から吸い
上げて、この内部情報データと基準情報とに基づいて、
性格矯正ワクチンを作成する。基準情報としては、ロボ
ット装置の出荷時の性格の状態を示す性格情報が挙げら
れる。サーバ38では、この基準情報と上述したように
ロボット装置から吸い上げた情報とを比較して、現在の
性格を特定して、それに応じた性格矯正ワクチンを作成
する。具体的には、サーバ38は、ユーザ200が希望
する性格と現在の性格との差異と、その改善のための情
報とが対応されたデータベースを持っており、そのよう
なデータベースを参照して、希望する性格に対する改善
のための情報(性格矯正ワクチン)を出力する。
【0060】そして、サーバ38は、性格矯正ワクチン
を個人端末31A〜31Dやステーション50によりユ
ーザ200(ロボット装置1)に送る。
を個人端末31A〜31Dやステーション50によりユ
ーザ200(ロボット装置1)に送る。
【0061】ユーザ200又はロボット装置1は、性格
矯正ワクチンにより、ロボット装置1の性格の矯正をす
る。ユーザ200が行う性格の矯正については、個人端
末31A〜31Dにより性格矯正ワクチンを受け取った
ユーザ200が、その性格矯正ワクチンによるロボット
装置1の性格に関する情報の更新をすることにより行
う。すなわち、ユーザ200により性格の矯正が行われ
る場合には、性格矯正ワクチンは、性格矯正のための処
方せんとして作用する。
矯正ワクチンにより、ロボット装置1の性格の矯正をす
る。ユーザ200が行う性格の矯正については、個人端
末31A〜31Dにより性格矯正ワクチンを受け取った
ユーザ200が、その性格矯正ワクチンによるロボット
装置1の性格に関する情報の更新をすることにより行
う。すなわち、ユーザ200により性格の矯正が行われ
る場合には、性格矯正ワクチンは、性格矯正のための処
方せんとして作用する。
【0062】また、ロボット装置1自身によって行われ
る性格の矯正については、ステーション50に送られて
きた性格矯正ワクチンにより自身の性格に関する情報の
更新をすることにより行う。例えば、性格矯正ワクチン
については、具体的には、感情オブジェクト(感情の状
態)や本能オブジェクト(本能の状態)を変化させるた
めの情報からなり、具体的には、パラメータデータやソ
フトウェアプログラムである。
る性格の矯正については、ステーション50に送られて
きた性格矯正ワクチンにより自身の性格に関する情報の
更新をすることにより行う。例えば、性格矯正ワクチン
については、具体的には、感情オブジェクト(感情の状
態)や本能オブジェクト(本能の状態)を変化させるた
めの情報からなり、具体的には、パラメータデータやソ
フトウェアプログラムである。
【0063】このように性格矯正ワクチンにより性格の
情報の更新等がなされることで、ロボット装置1は、ユ
ーザの好みの性格に矯正される。
情報の更新等がなされることで、ロボット装置1は、ユ
ーザの好みの性格に矯正される。
【0064】以上が、ユーザ200からの「性格改善」
の依頼により、サーバ38にて性格矯正ワクチンが作成
され、ロボット装置1が、その性格矯正ワクチンにより
性格が矯正される場合の一連の手続きである。
の依頼により、サーバ38にて性格矯正ワクチンが作成
され、ロボット装置1が、その性格矯正ワクチンにより
性格が矯正される場合の一連の手続きである。
【0065】上述した場合と同様な手続きにより、ロボ
ット装置1は、成長状態を改善することもできる。
ット装置1は、成長状態を改善することもできる。
【0066】この場合、ロボット装置1は、外的要因及
び/又は内的要因により成長状態(成長度)が変化し、
その成長状態に応じて出力する行動を変化させるもので
あって、サーバ38では、個人端末31A〜31Dやス
テーション50から吸い上げた成長度と基準情報とに基
づいて、回答情報として成長推移を示す成長推移情報を
作成する。基準情報としては、ロボット装置の出荷時の
成長度を示す成長度情報が挙げられ、サーバ38では、
この基準情報と上述したようにロボット装置から吸い上
げた現在の成長度とを比較して、成長度推移情報を出力
する。
び/又は内的要因により成長状態(成長度)が変化し、
その成長状態に応じて出力する行動を変化させるもので
あって、サーバ38では、個人端末31A〜31Dやス
テーション50から吸い上げた成長度と基準情報とに基
づいて、回答情報として成長推移を示す成長推移情報を
作成する。基準情報としては、ロボット装置の出荷時の
成長度を示す成長度情報が挙げられ、サーバ38では、
この基準情報と上述したようにロボット装置から吸い上
げた現在の成長度とを比較して、成長度推移情報を出力
する。
【0067】そして、サーバ38は、成長度推移情報を
個人端末31A〜31Dやステーション50によりユー
ザ200(ロボット装置1)に送る。
個人端末31A〜31Dやステーション50によりユー
ザ200(ロボット装置1)に送る。
【0068】ユーザ200は、その成長度推移情報に基
づいて、ロボット装置1に命令等をして行動を教示し
て、成長度の改善を図る。
づいて、ロボット装置1に命令等をして行動を教示し
て、成長度の改善を図る。
【0069】(3−4)修理の提供 ユーザ200は、図11に示すように、個人端末31A
〜31Dを操作して、サーバ38に対して診断の要求を
行う。ユーザ200は、このとき、その診断の要求とと
もに、故障状態、ロボット装置1の状態データ、要望す
る措置等の情報をサーバ38に送る。ロボット装置1の
状態データについては、ステーション50によりサーバ
38に送る。
〜31Dを操作して、サーバ38に対して診断の要求を
行う。ユーザ200は、このとき、その診断の要求とと
もに、故障状態、ロボット装置1の状態データ、要望す
る措置等の情報をサーバ38に送る。ロボット装置1の
状態データについては、ステーション50によりサーバ
38に送る。
【0070】サーバ38では、ユーザ200から送られ
てきた診断要求を受けると、診断要求とともに送られて
きた状態データ等と基準情報とに基づいて、回答情報と
して、修理に必要な診断書を作成する。
てきた診断要求を受けると、診断要求とともに送られて
きた状態データ等と基準情報とに基づいて、回答情報と
して、修理に必要な診断書を作成する。
【0071】ここで、ロボット装置1の状態データとし
ては、ロボット装置1における動作部の現在の状態、例
えば動作部を制御するための制御情報が挙げられる。一
方、サーバ38には、このような状態データから診断書
を作成するための基準情報が保管されている。具体的に
は、基準情報としては、ロボットの通常動作時の情報、
或いは状態データに対応される改善(修理)個所の情報
が挙げられ、この情報が状態データベースDB2として
サーバ38に保管されている。
ては、ロボット装置1における動作部の現在の状態、例
えば動作部を制御するための制御情報が挙げられる。一
方、サーバ38には、このような状態データから診断書
を作成するための基準情報が保管されている。具体的に
は、基準情報としては、ロボットの通常動作時の情報、
或いは状態データに対応される改善(修理)個所の情報
が挙げられ、この情報が状態データベースDB2として
サーバ38に保管されている。
【0072】サーバ38は、状態データと基準情報とさ
れる状態データベース37とに基づいて作成した診断書
をユーザ200に送り、ユーザ200は、そのような診
断書に基づいてサーバ38に修理を要請する。
れる状態データベース37とに基づいて作成した診断書
をユーザ200に送り、ユーザ200は、そのような診
断書に基づいてサーバ38に修理を要請する。
【0073】サーバ38は、修理の要請があると、どの
ような措置をとる必要があるかの判断を行う。例えば、
措置の内容や修理業者の選考を行う。
ような措置をとる必要があるかの判断を行う。例えば、
措置の内容や修理業者の選考を行う。
【0074】措置については、現在の内部状態、購入年
月日、故障個所、故障履歴等により判断がなされ、修理
業者についての選考については、修理業者データベース
DB1に基づいて行う。例えば、対応した修理技術を有
する者、修理を要請してきたユーザの近所にいる者等を
基準に修理業者の選考を行う。
月日、故障個所、故障履歴等により判断がなされ、修理
業者についての選考については、修理業者データベース
DB1に基づいて行う。例えば、対応した修理技術を有
する者、修理を要請してきたユーザの近所にいる者等を
基準に修理業者の選考を行う。
【0075】そして、サーバ38は、決定した修理業者
201に修理の要請を行う。例えば、サーバ38では、
修理業者201に電子メール等により修理を要請し、そ
の際に、ロボット装置の状態データ、診断データ(措置
の内容)等の修理に必要とされるデータを修理業者に送
る。一方で、サーバ38は、ユーザ200に対して修理
業者の名前等の情報を連絡する。
201に修理の要請を行う。例えば、サーバ38では、
修理業者201に電子メール等により修理を要請し、そ
の際に、ロボット装置の状態データ、診断データ(措置
の内容)等の修理に必要とされるデータを修理業者に送
る。一方で、サーバ38は、ユーザ200に対して修理
業者の名前等の情報を連絡する。
【0076】修理の要請を受けた修理業者201は、修
理の依頼人であるユーザ200に訪問修理といったよう
な形態による修理を実施し、修理費用を頂く。そして、
修理業者201は、サーバ(メーカ)38に対して、修
理結果を報告したり、修理ロイヤリティーを収める。
理の依頼人であるユーザ200に訪問修理といったよう
な形態による修理を実施し、修理費用を頂く。そして、
修理業者201は、サーバ(メーカ)38に対して、修
理結果を報告したり、修理ロイヤリティーを収める。
【0077】以上述べたように、依頼された「修理」に
対するサービスがサーバ38により提供される。
対するサービスがサーバ38により提供される。
【0078】例えば、修理業者については、次のように
修理業者データベースDB1への登録がなされている。
修理業者データベースDB1への登録がなされている。
【0079】例えば、サーバ(メーカ)38は、ロボッ
ト装置の構造や修理に関する知識についての講習会に開
催している。例えば、講習会は、時期的には定期的に、
手段としてはWebサイト上、電子メールの配信により
行われる。
ト装置の構造や修理に関する知識についての講習会に開
催している。例えば、講習会は、時期的には定期的に、
手段としてはWebサイト上、電子メールの配信により
行われる。
【0080】そして、講習会に参加した者は、サーバ
(メーカ)38に対して修理業者の認定のための要求を
行い、サーバ38では、所定の要因を満たす者を修理業
者として認定する。具体的には次のようにしてなされ
る。
(メーカ)38に対して修理業者の認定のための要求を
行い、サーバ38では、所定の要因を満たす者を修理業
者として認定する。具体的には次のようにしてなされ
る。
【0081】サーバ38は、講習会に参加した者にポイ
ントを付与する。参加者は、講習会に参加して得たポイ
ントをサーバ38に送信して、認定を要求する。サーバ
38では、送られてきた講習会に参加したポイントに基
づいた修理業者としての認定を行う。例えば、複数種類
(技能ごと)の講習会を開催して、それに応じたポイン
トの付与を行うこと、或いは複数回の連続講義により完
了する講習会を開催して、それに応じたポイントの付与
を行うことにより、技能やレベルを加味して修理業者の
認定を行う。また、講習会への参加の事実の確認につい
ては、例えば、Webサイトへのアクセス履歴等のデー
タを利用することにより行う。
ントを付与する。参加者は、講習会に参加して得たポイ
ントをサーバ38に送信して、認定を要求する。サーバ
38では、送られてきた講習会に参加したポイントに基
づいた修理業者としての認定を行う。例えば、複数種類
(技能ごと)の講習会を開催して、それに応じたポイン
トの付与を行うこと、或いは複数回の連続講義により完
了する講習会を開催して、それに応じたポイントの付与
を行うことにより、技能やレベルを加味して修理業者の
認定を行う。また、講習会への参加の事実の確認につい
ては、例えば、Webサイトへのアクセス履歴等のデー
タを利用することにより行う。
【0082】このようにして認定された修理業者によ
り、上述したように、修理の要請のあったユーザ宅を訪
問して当該ユーザのロボット装置の修理を行うことがで
きるようにする。
り、上述したように、修理の要請のあったユーザ宅を訪
問して当該ユーザのロボット装置の修理を行うことがで
きるようにする。
【0083】なお、修理については、ハードウェア、ソ
フトウェアのどちらについてであってもよい。また、通
常、ロボット装置には、メモリカード等にその行動プロ
グラムが記録されている場合もあり、このような場合に
は、メモリカードのデータの修復を、ロボット装置につ
いてした修理とすることもできる。
フトウェアのどちらについてであってもよい。また、通
常、ロボット装置には、メモリカード等にその行動プロ
グラムが記録されている場合もあり、このような場合に
は、メモリカードのデータの修復を、ロボット装置につ
いてした修理とすることもできる。
【0084】(3−5)グリーティングカードの配信サ
ービス ユーザ200は、個人端末31A〜31Dを操作して、
「グリーティングカード」を依頼する。この際、ユーザ
200は、詳細情報として、図12に示すように、「ユ
ーザID」51h、サービス内容を示す情報とされる提
供を受けたい月日である「2月7日」51i、あて先で
ある「鈴木様」51j、グリーティングカードの内容5
1k、依頼するサービスである「グリーティングカード
を送る」51mをサーバ38への登録を行う。
ービス ユーザ200は、個人端末31A〜31Dを操作して、
「グリーティングカード」を依頼する。この際、ユーザ
200は、詳細情報として、図12に示すように、「ユ
ーザID」51h、サービス内容を示す情報とされる提
供を受けたい月日である「2月7日」51i、あて先で
ある「鈴木様」51j、グリーティングカードの内容5
1k、依頼するサービスである「グリーティングカード
を送る」51mをサーバ38への登録を行う。
【0085】サーバ38では、そのように登録された情
報に基づいて、回答情報としてのグリーティングカート゛
をユーザ200に送る。
報に基づいて、回答情報としてのグリーティングカート゛
をユーザ200に送る。
【0086】具体的には、図12に示したような内容で
グリーティングカードの依頼があった場合には、鈴木様
宛に、ロボット装置の誕生日(例えば、起動させた日)
の2月7日に誕生祝いのメッセージが書かれたグリーテ
ィングカードがサーバ38から電子メール、Webサイ
トにより送られてくる。これにより、「鈴木様」(ユー
ザ等)は、ロボット装置の誕生祝いとしてのグリーティ
ングカードを受ける。
グリーティングカードの依頼があった場合には、鈴木様
宛に、ロボット装置の誕生日(例えば、起動させた日)
の2月7日に誕生祝いのメッセージが書かれたグリーテ
ィングカードがサーバ38から電子メール、Webサイ
トにより送られてくる。これにより、「鈴木様」(ユー
ザ等)は、ロボット装置の誕生祝いとしてのグリーティ
ングカードを受ける。
【0087】例えば、グリーティングカードについて
は、誕生日に送られる誕生祝いのためのものに限定され
るものではない。例えば、「3歳まで成長しました。お
めでとうございます。」といった内容の成長祝いのグリ
ーティングカードであってもよく、「小学校に入学おめ
でとうございます。」といった内容の入学祝いのグリー
ティングカードであってもよい。
は、誕生日に送られる誕生祝いのためのものに限定され
るものではない。例えば、「3歳まで成長しました。お
めでとうございます。」といった内容の成長祝いのグリ
ーティングカードであってもよく、「小学校に入学おめ
でとうございます。」といった内容の入学祝いのグリー
ティングカードであってもよい。
【0088】以上のように、ネットワークシステム30
においてサーバ38からユーザ200に各種サービスの
提供がなされる。
においてサーバ38からユーザ200に各種サービスの
提供がなされる。
【0089】なお、サーバ38では、ユーザ200に対
して行ったサービスの提供の内容等を履歴情報として保
持、管理しておくこともできる。
して行ったサービスの提供の内容等を履歴情報として保
持、管理しておくこともできる。
【0090】また、サーバ38の行うサービスについて
は上述のように、診断書の送付等に限定されるものでは
ない。例えば、ロボット装置についての補償期間や保険
金といったようなサービスを提供することもできる。例
えば、サーバ38は、ロボット装置から内部情報データ
を吸い上げているが、吸い上げた内部情報を利用して補
償期間や保険金のサービスを提供することもできる。具
体的には、内部状態データが良好である場合には、補償
期間の設定或いは延長のサービスを受けることができる
といったようにである。そして、このような報償期間や
保険金のサービスの提供の対価として課金処理等をす
る。また、診断書等の内部情報データから得た情報に基
づいても補償期間や保険金のサービスを提供することも
できる。
は上述のように、診断書の送付等に限定されるものでは
ない。例えば、ロボット装置についての補償期間や保険
金といったようなサービスを提供することもできる。例
えば、サーバ38は、ロボット装置から内部情報データ
を吸い上げているが、吸い上げた内部情報を利用して補
償期間や保険金のサービスを提供することもできる。具
体的には、内部状態データが良好である場合には、補償
期間の設定或いは延長のサービスを受けることができる
といったようにである。そして、このような報償期間や
保険金のサービスの提供の対価として課金処理等をす
る。また、診断書等の内部情報データから得た情報に基
づいても補償期間や保険金のサービスを提供することも
できる。
【0091】(4)ロボット装置の構成例 (4−1)ロボット装置のハードウェア構成 ロボット装置1は、図1に示したように、胴体部ユニッ
ト2の前後左右にそれぞれ脚部ユニット3A〜3Dが連
結されると共に、胴体部ユニット2の前端部及び後端部
にそれぞれ頭部ユニット4及び尻尾部ユニット5が連結
されることにより構成されている。
ト2の前後左右にそれぞれ脚部ユニット3A〜3Dが連
結されると共に、胴体部ユニット2の前端部及び後端部
にそれぞれ頭部ユニット4及び尻尾部ユニット5が連結
されることにより構成されている。
【0092】胴体部ユニット2には、図13に示すよう
に、このロボット装置1全体の動作を制御するコントロ
ーラ10と、このロボット装置1の動力源となるバッテ
リ11と、バッテリセンサl2及び熱センサ13からな
る内部センサ部14となどが収納されている。
に、このロボット装置1全体の動作を制御するコントロ
ーラ10と、このロボット装置1の動力源となるバッテ
リ11と、バッテリセンサl2及び熱センサ13からな
る内部センサ部14となどが収納されている。
【0093】頭部ユニット4には、このロボット装置の
「耳」に相当するマイクロホン15と、「目」に相当す
るCCD(Charge Coupled Device)カメラ16と、タ
ッチセンサ17と、「口」に相当するスピーカ18とな
どがそれぞれ所定位置に配設されている。
「耳」に相当するマイクロホン15と、「目」に相当す
るCCD(Charge Coupled Device)カメラ16と、タ
ッチセンサ17と、「口」に相当するスピーカ18とな
どがそれぞれ所定位置に配設されている。
【0094】各脚部ユニット3A〜3Dの関節部分や、
各脚部ユニット3A〜3D及び胴体部ユニット2の各連
結部分、頭部ユニット4及び胴体部ユニット2の連結部
分、並びに尻尾部ユニット5及び胴体部ユニット2の連
結部分などにはそれぞれアクチュエータ191〜19nが
配設されている。
各脚部ユニット3A〜3D及び胴体部ユニット2の各連
結部分、頭部ユニット4及び胴体部ユニット2の連結部
分、並びに尻尾部ユニット5及び胴体部ユニット2の連
結部分などにはそれぞれアクチュエータ191〜19nが
配設されている。
【0095】頭部ユニット4のマイクロホン15は、ユ
ーザから図示しないサウンドコマンダを介して音階とし
て与えられる「歩け」、「伏せ」又は「ボールを追いか
けろ」等の指令音を集音し、得られた音声信号S1をコ
ントローラ10に送出する。またCCDカメラ16は、
周囲の状況を撮像し、得られた画像信号S2をコントロ
ーラ10に送出する。
ーザから図示しないサウンドコマンダを介して音階とし
て与えられる「歩け」、「伏せ」又は「ボールを追いか
けろ」等の指令音を集音し、得られた音声信号S1をコ
ントローラ10に送出する。またCCDカメラ16は、
周囲の状況を撮像し、得られた画像信号S2をコントロ
ーラ10に送出する。
【0096】タッチセンサ17は、頭部ユニット4の上
部に設けられており、ユーザからの「撫でる」や「叩
く」といった物理的な働きかけにより受けた圧力を検出
し、検出結果を圧力検出信号S3としてコントローラ1
0に送出する。
部に設けられており、ユーザからの「撫でる」や「叩
く」といった物理的な働きかけにより受けた圧力を検出
し、検出結果を圧力検出信号S3としてコントローラ1
0に送出する。
【0097】胴体部ユニット2のバッテリセンサ12
は、バッテリ11のエネルギー残量を検出し、検出結果
をバッテリ残量検出信号S4としてコントローラ10に
送出し、熱センサ13は、ロボット装置1内部の熱を検
出して検出結果を熱検出信号S5としてコントローラ1
0に送出する。
は、バッテリ11のエネルギー残量を検出し、検出結果
をバッテリ残量検出信号S4としてコントローラ10に
送出し、熱センサ13は、ロボット装置1内部の熱を検
出して検出結果を熱検出信号S5としてコントローラ1
0に送出する。
【0098】コントローラ10は、マイクロホンl5、
CCDカメラ16、タッチセンサ17、バッテリセンサ
12及び熱センサ13から与えられる音声信号S1、画
像信号S2、圧力検出信号S3、バッテリ残量検出信号
S4及び熱検出信号S5などに基づいて、周囲の状況
や、ユーザからの指令及びユーザからの働きかけの有無
などを判断する。
CCDカメラ16、タッチセンサ17、バッテリセンサ
12及び熱センサ13から与えられる音声信号S1、画
像信号S2、圧力検出信号S3、バッテリ残量検出信号
S4及び熱検出信号S5などに基づいて、周囲の状況
や、ユーザからの指令及びユーザからの働きかけの有無
などを判断する。
【0099】そして、コントローラ10は、この判断結
果及び予めメモリ10Aに格納されている各種制御パラ
メータを含む制御プログラムに基づいて続く行動や動作
を決定し、決定結果に基づいて必要なアクチュエータ1
91〜19nを駆動させることにより、頭部ユニット4を
上下左右に振らせたり、尻尾部ユニット5の尻尾5Aを
動かせたり、各脚部ユニット3A〜3Dを駆動して歩行
させるなどの行動や動作を行わせる。なお、以下におい
ては、動作の集合を行動と定義して使用するものとす
る。
果及び予めメモリ10Aに格納されている各種制御パラ
メータを含む制御プログラムに基づいて続く行動や動作
を決定し、決定結果に基づいて必要なアクチュエータ1
91〜19nを駆動させることにより、頭部ユニット4を
上下左右に振らせたり、尻尾部ユニット5の尻尾5Aを
動かせたり、各脚部ユニット3A〜3Dを駆動して歩行
させるなどの行動や動作を行わせる。なお、以下におい
ては、動作の集合を行動と定義して使用するものとす
る。
【0100】また、この際コントローラ10は、必要に
応じて所定の音声信号S6をスピーカ18に与えること
により当該音声信号S6に基づく音声を外部に出力させ
たり、このロボット装置1の「目」の位置に設けられた
図示しないLED(Light Emitting Diode)を点滅させ
る。
応じて所定の音声信号S6をスピーカ18に与えること
により当該音声信号S6に基づく音声を外部に出力させ
たり、このロボット装置1の「目」の位置に設けられた
図示しないLED(Light Emitting Diode)を点滅させ
る。
【0101】このようにしてこのロボット装置1におい
ては、周囲の状況や、メモリ10Aに格納された制御プ
ログラム等に基づいて自律的に行動し得るようになされ
ている。
ては、周囲の状況や、メモリ10Aに格納された制御プ
ログラム等に基づいて自律的に行動し得るようになされ
ている。
【0102】(4−2)制御プログラムのソフトウェア
構成 ここでロボット装置1における上述の制御プログラムの
ソフトウェア構成を図14に示す。この図14からも明
らかなように、制御プログラムは、意味変換オブジェク
ト20、感情・本能作成オブジェクト21、行動決定オ
ブジェクト22及び行動作成オブジェクト23から構成
されている。
構成 ここでロボット装置1における上述の制御プログラムの
ソフトウェア構成を図14に示す。この図14からも明
らかなように、制御プログラムは、意味変換オブジェク
ト20、感情・本能作成オブジェクト21、行動決定オ
ブジェクト22及び行動作成オブジェクト23から構成
されている。
【0103】このような構成において、意味変換オブジ
ェクト20は、ロボット装置1の外的状態及び内的状態
を認識する部分をなす。意味変化オブジェクト20は、
各種センサによる検出に基づいて、外部状態及び内部状
態を認識する。そして、意味変化オブジェクト20は、
認識結果を感情・本能作成オブジェクト21及び行動決
定オブジェクト22に通知する。
ェクト20は、ロボット装置1の外的状態及び内的状態
を認識する部分をなす。意味変化オブジェクト20は、
各種センサによる検出に基づいて、外部状態及び内部状
態を認識する。そして、意味変化オブジェクト20は、
認識結果を感情・本能作成オブジェクト21及び行動決
定オブジェクト22に通知する。
【0104】感情・本能生成オブジェクト21は、外的
要因及び内的要因に応じて感情を変化させる感情モデル
と本能を変化させる本能モデルとからなり、ロボット装
置1の行動に感情や本能を表出させるための情報を生成
する部分をなす。この感情・本能作成オブジェクト21
は、意味変換オブジェクト20から与えられて認識結果
や他の各種情報に基づいて、感情及び本能の状態を決定
する。そして、感情・本能作成オブジェクト21は、感
情又は本能の状態がある所定レベルを超えた場合に、こ
れを行動決定オブジェクト22に通知する。
要因及び内的要因に応じて感情を変化させる感情モデル
と本能を変化させる本能モデルとからなり、ロボット装
置1の行動に感情や本能を表出させるための情報を生成
する部分をなす。この感情・本能作成オブジェクト21
は、意味変換オブジェクト20から与えられて認識結果
や他の各種情報に基づいて、感情及び本能の状態を決定
する。そして、感情・本能作成オブジェクト21は、感
情又は本能の状態がある所定レベルを超えた場合に、こ
れを行動決定オブジェクト22に通知する。
【0105】行動決定オブジェクト22は、ロボット装
置1の行動を決定する部分をなす。この行動決定オブジ
ェクト22は、意味変換オブジェクト22から与えられ
る認識結果と、感情・本能作成オブジェクト21からの
通知等に基づいて、次の行動を決定する。そして、行動
決定オブジェクト22は、その決定結果を行動作成オブ
ジェクト23に通知する。
置1の行動を決定する部分をなす。この行動決定オブジ
ェクト22は、意味変換オブジェクト22から与えられ
る認識結果と、感情・本能作成オブジェクト21からの
通知等に基づいて、次の行動を決定する。そして、行動
決定オブジェクト22は、その決定結果を行動作成オブ
ジェクト23に通知する。
【0106】行動作成オブジェクト23は、ロボット装
置1を制御して実際に行動や動作を発現する部部をな
す。この行動作成オブジェクト23は、行動決定オブジ
ェクト22からの通知(決定結果)に基づいて、デバイ
スを制御して通知により指定された行動や動作を発現さ
せる。
置1を制御して実際に行動や動作を発現する部部をな
す。この行動作成オブジェクト23は、行動決定オブジ
ェクト22からの通知(決定結果)に基づいて、デバイ
スを制御して通知により指定された行動や動作を発現さ
せる。
【0107】このように制御プログラムは、複数のオブ
ジェクトによって構成されており、ロボット装置1の動
作を制御するように構成されている。以下に各オブジェ
クトについて詳しく説明する。
ジェクトによって構成されており、ロボット装置1の動
作を制御するように構成されている。以下に各オブジェ
クトについて詳しく説明する。
【0108】意味変換オブジェクト20は、マイクロホ
ン15、CCDカメラ16、タッチセンサ17、バッテ
リセンサ12及び熱センサ13から与えられる音声信号
S1、画像信号S2、圧力検出信号S3、バッテリ残量
検出信号S4及び熱検出信号S5を入力し、これらに基
づいて「叩かれた」、「撫でられた」、「ボールを検出
した」、「バッテリ残量が少なくなった」、「内部温度
が高くなった」等の特定の外部状態及び内部状態を認識
し、認識結果を感情・本能作成オブジェクト21及び行
動決定オブジェクト22に通知する。
ン15、CCDカメラ16、タッチセンサ17、バッテ
リセンサ12及び熱センサ13から与えられる音声信号
S1、画像信号S2、圧力検出信号S3、バッテリ残量
検出信号S4及び熱検出信号S5を入力し、これらに基
づいて「叩かれた」、「撫でられた」、「ボールを検出
した」、「バッテリ残量が少なくなった」、「内部温度
が高くなった」等の特定の外部状態及び内部状態を認識
し、認識結果を感情・本能作成オブジェクト21及び行
動決定オブジェクト22に通知する。
【0109】感情・本能作成オブジェクト21は、意味
変換オブジェクト20から与えられる認識結果と、メモ
リ10Aに格納された制御パラメータの1つである個人
情報24と、後述のように行動決定オブジェクト22か
ら与えられる実行した行動を表す通知とに基づいてロボ
ット装置1の感情及び本能の状態を決定し、当該感情及
び本能の状態が所定レベルを越えた場合には、これを行
動決定オブジェクト22に通知する。
変換オブジェクト20から与えられる認識結果と、メモ
リ10Aに格納された制御パラメータの1つである個人
情報24と、後述のように行動決定オブジェクト22か
ら与えられる実行した行動を表す通知とに基づいてロボ
ット装置1の感情及び本能の状態を決定し、当該感情及
び本能の状態が所定レベルを越えた場合には、これを行
動決定オブジェクト22に通知する。
【0110】すなわち、感情・本能作成オブジェクト2
1は、「喜び」、「悲しみ」、「怒り」、「驚き」、
「恐怖」及び「嫌悪」の各情動の強さをそれぞれ表す合
計6つのパラメータを保持する感情モデルと、「愛情
欲」、「探索欲」、「運動欲」及び「食欲」の各欲求の
強さをそれぞれ表す合計4つのパラメータを保持する本
能モデルとを有している。
1は、「喜び」、「悲しみ」、「怒り」、「驚き」、
「恐怖」及び「嫌悪」の各情動の強さをそれぞれ表す合
計6つのパラメータを保持する感情モデルと、「愛情
欲」、「探索欲」、「運動欲」及び「食欲」の各欲求の
強さをそれぞれ表す合計4つのパラメータを保持する本
能モデルとを有している。
【0111】また、メモリ10Aには、個人情報24と
して、例えば「叩かれた」ときには「怒り」のパラメー
タを上げると共に「喜び」のパラメータを下げ、「撫で
られた」ときには「喜び」のパラメータを上げると共に
「怒り」のパラメータを下げ、ある行動を発現したとき
には「運動欲」のパラメータを上げると共に「喜び」の
パラメータを上げるといったような、意味変換オブジェ
クト20の認識結果と、後述の行動決定オブジェクト2
2からの行動を行ったという通知とに対してどの情動又
は欲求のパラメータの値を増加又は減少させるかといっ
たデータが格納されている。
して、例えば「叩かれた」ときには「怒り」のパラメー
タを上げると共に「喜び」のパラメータを下げ、「撫で
られた」ときには「喜び」のパラメータを上げると共に
「怒り」のパラメータを下げ、ある行動を発現したとき
には「運動欲」のパラメータを上げると共に「喜び」の
パラメータを上げるといったような、意味変換オブジェ
クト20の認識結果と、後述の行動決定オブジェクト2
2からの行動を行ったという通知とに対してどの情動又
は欲求のパラメータの値を増加又は減少させるかといっ
たデータが格納されている。
【0112】そして、感情・本能作成オブジェクト21
は、意味変換オブジェクト20から与えられる認識結果
や、行動決定オブジェクト22からの通知などに基づい
て周期的に感情モデル又は本能モデルの対応する情動又
は欲求のパラメータの値を個人情報に基づいて変更す
る。
は、意味変換オブジェクト20から与えられる認識結果
や、行動決定オブジェクト22からの通知などに基づい
て周期的に感情モデル又は本能モデルの対応する情動又
は欲求のパラメータの値を個人情報に基づいて変更す
る。
【0113】感情・本能作成オブジェクト21は、この
ような各パラメータ値の変更(更新)処理の結果として
いずれかの情動又は欲求のパラメータのパラメータ値が
その情動又は本能に対して予め設定された値を越えたと
きに、これを行動決定オブジェクト22に通知する。
ような各パラメータ値の変更(更新)処理の結果として
いずれかの情動又は欲求のパラメータのパラメータ値が
その情動又は本能に対して予め設定された値を越えたと
きに、これを行動決定オブジェクト22に通知する。
【0114】行動決定オブジェクト22は、意味変換オ
ブジェクト20から与えられる認識結果と、感情・本能
作成オブジェクト21からの通知と、メモリ10Aに格
納された制御パラメータの1つのである行動モデル25
とに基づいて続く行動を決定し、決定結果を行動作成オ
ブジェクト23に通知する。
ブジェクト20から与えられる認識結果と、感情・本能
作成オブジェクト21からの通知と、メモリ10Aに格
納された制御パラメータの1つのである行動モデル25
とに基づいて続く行動を決定し、決定結果を行動作成オ
ブジェクト23に通知する。
【0115】なお、この実施の形態の場合、行動決定オ
ブジェクト22は、次の行動を決定する手法として、図
15に示すような1つのノード(状態)NODE0〜N
ODEnから他のどのノードNODE0〜NODEnに遷
移するかを各ノードNODE0〜NODEn間を接続する
アークARC1〜ARCn+1に対してそれぞれ設定された
遷移確率P1〜Pn+1に基づいて確率的に決定する確率オ
ートマトンと呼ばれるアルゴリズムを用いる。
ブジェクト22は、次の行動を決定する手法として、図
15に示すような1つのノード(状態)NODE0〜N
ODEnから他のどのノードNODE0〜NODEnに遷
移するかを各ノードNODE0〜NODEn間を接続する
アークARC1〜ARCn+1に対してそれぞれ設定された
遷移確率P1〜Pn+1に基づいて確率的に決定する確率オ
ートマトンと呼ばれるアルゴリズムを用いる。
【0116】より具体的には、メモリ10Aには行動モ
デル25として各ノードNODE0〜NODEnごとの図
16に示すような状態遷移表26が格納されており、行
動決定オブジェクト22がこれら状態遷移表26に基づ
いて続く行動を設定するようになされている。
デル25として各ノードNODE0〜NODEnごとの図
16に示すような状態遷移表26が格納されており、行
動決定オブジェクト22がこれら状態遷移表26に基づ
いて続く行動を設定するようになされている。
【0117】すなわち、状態遷移表26においては、そ
のノードNODE0〜NODEnにおいて遷移条件とする
入力イベント(認識結果)が「入力イベント」の行に優
先順に列記され、その遷移条件についてのさらなる条件
が「データ名」及び「データ範囲」の行における対応す
る列に記述されている。
のノードNODE0〜NODEnにおいて遷移条件とする
入力イベント(認識結果)が「入力イベント」の行に優
先順に列記され、その遷移条件についてのさらなる条件
が「データ名」及び「データ範囲」の行における対応す
る列に記述されている。
【0118】従って図16の状態遷移表で表されるノー
ドNODE100では、「ボールを検出 (BALL)」
という認識結果が与えられた場合に、当該認識結果と共
に与えられるそのボールの「大きさ(SIZE)」が
「0から1000の範囲(0,1000)」であることや、「障害
物を検出(OBSTACLE)」という認識結果が与え
られた場合に、当該認識結果と共に与えられるその障害
物までの「距離(DISTANCE)」が「0〜100の範
囲(0,100)」であることが他のノードに遷移するため
の条件となっている。
ドNODE100では、「ボールを検出 (BALL)」
という認識結果が与えられた場合に、当該認識結果と共
に与えられるそのボールの「大きさ(SIZE)」が
「0から1000の範囲(0,1000)」であることや、「障害
物を検出(OBSTACLE)」という認識結果が与え
られた場合に、当該認識結果と共に与えられるその障害
物までの「距離(DISTANCE)」が「0〜100の範
囲(0,100)」であることが他のノードに遷移するため
の条件となっている。
【0119】また、このノードNODE100では、認識
結果の入力がない場合においても、行動決定オブジェク
トが周期的に参照する感情・本能作成オブジェクト21
内の感情モデル及び本能モデルの各情動及び各欲求のパ
ラメータ値のうち、「喜び(JOY)」、「驚き(SU
PRISE)」若しくは「悲しみ(SUDNESS)」
のいずれかのパラメータ値が「50〜100の範囲(50,10
0)」であるときには他のノードに遷移することができ
るようになっている。
結果の入力がない場合においても、行動決定オブジェク
トが周期的に参照する感情・本能作成オブジェクト21
内の感情モデル及び本能モデルの各情動及び各欲求のパ
ラメータ値のうち、「喜び(JOY)」、「驚き(SU
PRISE)」若しくは「悲しみ(SUDNESS)」
のいずれかのパラメータ値が「50〜100の範囲(50,10
0)」であるときには他のノードに遷移することができ
るようになっている。
【0120】また、状態遷移表26においては、「他の
ノードヘの遷移確率」の欄における「遷移先ノード」の
列にそのノードNODE0〜NODEnから遷移できるノ
ード名が列記されると共に、「入力イベント名」、「デ
ータ値」及び「データの範囲」の各行に記述された全て
の条件が揃ったときに遷移できる他の各ノードNODE
0〜NODEnへの遷移確率が「他のノードヘの遷移確
率」の欄における「出力行動」の行に記述されている。
なお「他のノードヘの遷移確率」の欄における各行の遷
移確率の和は100〔%〕となっている。
ノードヘの遷移確率」の欄における「遷移先ノード」の
列にそのノードNODE0〜NODEnから遷移できるノ
ード名が列記されると共に、「入力イベント名」、「デ
ータ値」及び「データの範囲」の各行に記述された全て
の条件が揃ったときに遷移できる他の各ノードNODE
0〜NODEnへの遷移確率が「他のノードヘの遷移確
率」の欄における「出力行動」の行に記述されている。
なお「他のノードヘの遷移確率」の欄における各行の遷
移確率の和は100〔%〕となっている。
【0121】従って図16の状態遷移表26で表される
ノートNODE100では、例えば「ボールを検出(BA
LL)」し、そのボールの「大きさ(SIZE)」が
「0〜1000の範囲(0,1000)」であるという認識結果が
与えられた場合には、「30〔%〕」の遷移確率で「ノー
ドNODE120(node 120)」に遷移でき、そのとき
「ACTION 1」の行動が出力されることとなる。
ノートNODE100では、例えば「ボールを検出(BA
LL)」し、そのボールの「大きさ(SIZE)」が
「0〜1000の範囲(0,1000)」であるという認識結果が
与えられた場合には、「30〔%〕」の遷移確率で「ノー
ドNODE120(node 120)」に遷移でき、そのとき
「ACTION 1」の行動が出力されることとなる。
【0122】そして行動モデル25は、このような状態
遷移表26として記述されたノードNODE0〜NOD
Enがいくつも繋がるようにして構成されている。そし
て行動決定オブジェクト22は、意味変換オブジェクト
20から認識結果が与えられたときや、感情・本能作成
オブジェクト21から通知が与えられたときなどに、メ
モリ10Aに格納されている対応するノードNODE0
〜NODEnの状態遷移表26を利用して次の行動や動
作を確率的に決定し、決定結果を行動作成オブジェクト
23に通知するようになされている。
遷移表26として記述されたノードNODE0〜NOD
Enがいくつも繋がるようにして構成されている。そし
て行動決定オブジェクト22は、意味変換オブジェクト
20から認識結果が与えられたときや、感情・本能作成
オブジェクト21から通知が与えられたときなどに、メ
モリ10Aに格納されている対応するノードNODE0
〜NODEnの状態遷移表26を利用して次の行動や動
作を確率的に決定し、決定結果を行動作成オブジェクト
23に通知するようになされている。
【0123】行動作成オブジェクト23は、行動決定オ
ブジェクト22からの通知に基づいて、ロボット装置1
が指定された行動や動作を発現するように、必要に応じ
て対応するアクチュエータ191〜19nを駆動制御した
り、メモリ10Aに格納された制御パラメータの1つで
あるサウンドデータファイル内の対応するサウンドデー
タに基づいて、対応する音声信号S6(図13)を作成
してスピーカ18に送出したり、又はメモリ10Aに格
納された制御パラメータの1つである発光データファイ
ル内の対応する発光データに基づいて、「目」の位置の
LEDを対応する発光パターンで点滅させる。
ブジェクト22からの通知に基づいて、ロボット装置1
が指定された行動や動作を発現するように、必要に応じ
て対応するアクチュエータ191〜19nを駆動制御した
り、メモリ10Aに格納された制御パラメータの1つで
あるサウンドデータファイル内の対応するサウンドデー
タに基づいて、対応する音声信号S6(図13)を作成
してスピーカ18に送出したり、又はメモリ10Aに格
納された制御パラメータの1つである発光データファイ
ル内の対応する発光データに基づいて、「目」の位置の
LEDを対応する発光パターンで点滅させる。
【0124】このようにしてロボット装置1において
は、制御プログラムに基づいて、自己及び周囲の状況
や、ユーザからの指示及び働きかけに応じた自律的な行
動を行うことができるようになされている。
は、制御プログラムに基づいて、自己及び周囲の状況
や、ユーザからの指示及び働きかけに応じた自律的な行
動を行うことができるようになされている。
【0125】次に、成長度合いに応じた行動をするため
にロボット装置1が有する成長モデルについて説明す
る。
にロボット装置1が有する成長モデルについて説明す
る。
【0126】成長モデルは、ロボット装置1があたかも
本物の動物が「成長」するかのごとく行動を変化させる
ようなモデルである。
本物の動物が「成長」するかのごとく行動を変化させる
ようなモデルである。
【0127】ロボット装置1は、この成長モデルによ
り、成長レベル(成長度合い)に応じた行動を発現する
ようになされている。具体的には、ロボット装置1は、
成長モデルにより、「幼年期」、「少年期」、「青年
期」及び「成人期」の4つの「成長段階」に応じた行動
をするようになされている。
り、成長レベル(成長度合い)に応じた行動を発現する
ようになされている。具体的には、ロボット装置1は、
成長モデルにより、「幼年期」、「少年期」、「青年
期」及び「成人期」の4つの「成長段階」に応じた行動
をするようになされている。
【0128】成長モデルは、具体的には、「幼年期」、
「少年期」、「青年期」及び「成人期」の成長段階ごと
に上述したような行動モデル(行動決定オブジェクト)
を備えるものであって、各成長段階に応じた行動モデル
が選択されることにより成長に応じた行動を行うように
なされている。例えば、行動モデルの「成長段階」によ
る違いは、行動や動作の難易度や煩雑さなどによって表
現している。具体的には以下のようになる。
「少年期」、「青年期」及び「成人期」の成長段階ごと
に上述したような行動モデル(行動決定オブジェクト)
を備えるものであって、各成長段階に応じた行動モデル
が選択されることにより成長に応じた行動を行うように
なされている。例えば、行動モデルの「成長段階」によ
る違いは、行動や動作の難易度や煩雑さなどによって表
現している。具体的には以下のようになる。
【0129】「幼年期」の行動モデルは、例えば「歩行
状態」については歩幅を小さくするなどして「よちよち
歩き」となるように、「モーション」については単に
「歩く」、「立つ」、「寝る」程度の「単純」な動きと
なるように、また、「行動」については同じ行動を繰り
返し行うようにするなどして「単調」な行動となるよう
に、さらに、「サウンド」については音声信号の増幅率
を低下させるなどして「小さく短い」鳴き声となるよう
になされている。
状態」については歩幅を小さくするなどして「よちよち
歩き」となるように、「モーション」については単に
「歩く」、「立つ」、「寝る」程度の「単純」な動きと
なるように、また、「行動」については同じ行動を繰り
返し行うようにするなどして「単調」な行動となるよう
に、さらに、「サウンド」については音声信号の増幅率
を低下させるなどして「小さく短い」鳴き声となるよう
になされている。
【0130】そして、このような成長段階の遷移につい
ては、所定の行動及び動作などの予め決められた「成
長」に関与する複数の要素(以下、これらを成長要素と
いう。)について、その発生を常時監視してカウントす
ることにより行っている。
ては、所定の行動及び動作などの予め決められた「成
長」に関与する複数の要素(以下、これらを成長要素と
いう。)について、その発生を常時監視してカウントす
ることにより行っている。
【0131】具体的には、この成長要素の累積度数(カ
ウント値)を成長度合いを示す情報として、各成長要素
の累積度数の合計値(以下、成長要素の総合経験値とい
う。)が予め設定された閾値を越えたときに、使用する
行動モデルを変更して、すなわち例えば、「幼年期」の
行動モデルよりも成長レベル(行動や動作の難易度や煩
雑さなどのレベル)が高い「少年期」の行動モデルに変
更して、成長段階を遷移させている。
ウント値)を成長度合いを示す情報として、各成長要素
の累積度数の合計値(以下、成長要素の総合経験値とい
う。)が予め設定された閾値を越えたときに、使用する
行動モデルを変更して、すなわち例えば、「幼年期」の
行動モデルよりも成長レベル(行動や動作の難易度や煩
雑さなどのレベル)が高い「少年期」の行動モデルに変
更して、成長段階を遷移させている。
【0132】ここで、成長要素とは、例えば、サウンド
コマンダ(リモートコントローラ)を用いた指令入力
や、「なでる」及び「たたく」に該当するタッチセンサ
17を介してのセンサ入力及び決められた行動及び動作
の成功回数などでなる強化学習や、「なでる」及び「た
たく」に該当しないタッチセンサ17を介してのセンサ
入力や、「ボールで遊ぶ」等の所定の行動や動作であ
る。
コマンダ(リモートコントローラ)を用いた指令入力
や、「なでる」及び「たたく」に該当するタッチセンサ
17を介してのセンサ入力及び決められた行動及び動作
の成功回数などでなる強化学習や、「なでる」及び「た
たく」に該当しないタッチセンサ17を介してのセンサ
入力や、「ボールで遊ぶ」等の所定の行動や動作であ
る。
【0133】そして、このように成長段階を遷移させた
後、遷移された成長モデルである「少年期」の行動モデ
ルに従って、例えば「歩行状態」については各アクチュ
エータ191〜19nの回転速度を速くするなどして「少
しはしっかり」と歩くように、「モーション」について
は動きの数を増加させるなどして「少しは高度かつ複
雑」な動きとなるように、「行動」については前の行動
を参照して次の行動を決定するようにするなどして「少
しは目的」をもった行動となるように、また「サウン
ド」については音声信号の長さを延ばしかつ増幅率を上
げるなどして「少しは長く大きい」鳴き声となるよう
に、各アクチュエータ191〜19nやスピーカ18から
の音声出力を制御する。
後、遷移された成長モデルである「少年期」の行動モデ
ルに従って、例えば「歩行状態」については各アクチュ
エータ191〜19nの回転速度を速くするなどして「少
しはしっかり」と歩くように、「モーション」について
は動きの数を増加させるなどして「少しは高度かつ複
雑」な動きとなるように、「行動」については前の行動
を参照して次の行動を決定するようにするなどして「少
しは目的」をもった行動となるように、また「サウン
ド」については音声信号の長さを延ばしかつ増幅率を上
げるなどして「少しは長く大きい」鳴き声となるよう
に、各アクチュエータ191〜19nやスピーカ18から
の音声出力を制御する。
【0134】これと同様にして、この後、成長要素の総
合経験値が「青年期」や「成人期」にそれぞれ対応させ
て予め設定された各閾値を越えるごとに、行動モデルを
より「成長段階」の高い「青年期」又は「成人期」の行
動モデルに順次変更し、当該行動モデルに従って各アク
チュエータ191〜19nの回転速度やスピーカ18に与
える音声信号の長さや増幅率を徐々に上げたりする。
合経験値が「青年期」や「成人期」にそれぞれ対応させ
て予め設定された各閾値を越えるごとに、行動モデルを
より「成長段階」の高い「青年期」又は「成人期」の行
動モデルに順次変更し、当該行動モデルに従って各アク
チュエータ191〜19nの回転速度やスピーカ18に与
える音声信号の長さや増幅率を徐々に上げたりする。
【0135】以上述べたような成長モデルにより、ロボ
ット装置1は、「成長段階」が上がる(すなわち「幼年
期」から「少年期」、「少年期」から「青年期」、「青
年期」から「成人期」に変化する。)に従って、「歩行
状態」が「よちよち歩き」から「しっかりした歩き」
に、「モーション」が「単純」から「高度・複雑」に、
「行動」が「単調」から「目的をもって行動」に、かつ
「サウンド」が「小さく短い」から「長く大きい」に段
階的に変化するように行動を表出させるようになる。
ット装置1は、「成長段階」が上がる(すなわち「幼年
期」から「少年期」、「少年期」から「青年期」、「青
年期」から「成人期」に変化する。)に従って、「歩行
状態」が「よちよち歩き」から「しっかりした歩き」
に、「モーション」が「単純」から「高度・複雑」に、
「行動」が「単調」から「目的をもって行動」に、かつ
「サウンド」が「小さく短い」から「長く大きい」に段
階的に変化するように行動を表出させるようになる。
【0136】このような成長モデルにより、ロボット装
置1は、自己及び周囲の状況や、ユーザからの指示及び
働きかけに基づいて、成長段階に応じた自律的な行動を
行うことができるようになされている。
置1は、自己及び周囲の状況や、ユーザからの指示及び
働きかけに基づいて、成長段階に応じた自律的な行動を
行うことができるようになされている。
【0137】そして、ロボット装置の管理システムで
は、このようなロボット装置1の感情及び本能や成長の
状態を示すパラメータをサーバ38に吸い上げて、それ
ら情報に基づいて傾向診断等のサービスの依頼に対する
回答情報を生成している。
は、このようなロボット装置1の感情及び本能や成長の
状態を示すパラメータをサーバ38に吸い上げて、それ
ら情報に基づいて傾向診断等のサービスの依頼に対する
回答情報を生成している。
【0138】
【発明の効果】本発明に係るロボットの管理システム
は、外的要因及び/又は内的要因に応じて自主的に行動
をする自律型のロボットに関連した情報を示すロボット
関連情報を電気通信回線に送信装置により送出し、送信
装置から電気通信回線を介して送られてきたロボット関
連情報と情報記憶手段に予め記憶されている当該ロボッ
ト関連情報に対応される基準情報とに基づいて回答情報
を作成し、この回答情報をロボットの所有者に電気通信
回線を介して回答作成装置により送出し、回答作成装置
から電気通信回線を介して所有者に送られてくる回答情
報を受信装置により受信することにより、ロボットの所
有者は、自己のロボットの状態を、回答情報により知る
ことができる。
は、外的要因及び/又は内的要因に応じて自主的に行動
をする自律型のロボットに関連した情報を示すロボット
関連情報を電気通信回線に送信装置により送出し、送信
装置から電気通信回線を介して送られてきたロボット関
連情報と情報記憶手段に予め記憶されている当該ロボッ
ト関連情報に対応される基準情報とに基づいて回答情報
を作成し、この回答情報をロボットの所有者に電気通信
回線を介して回答作成装置により送出し、回答作成装置
から電気通信回線を介して所有者に送られてくる回答情
報を受信装置により受信することにより、ロボットの所
有者は、自己のロボットの状態を、回答情報により知る
ことができる。
【0139】また、本発明に係るロボットの管理方法
は、送信工程にて、外的要因及び内的要因に応じて自主
的に行動をする自律型のロボットに関連した情報を示す
ロボット関連情報を電気通信回線に送出し、回答作成工
程にて、送信工程にて電気通信回線を介して送られてき
たロボット関連情報と情報記憶手段に予め記憶されてい
る当該ロボット関連情報に対応される基準情報とに基づ
いて回答情報を作成し、この回答情報をロボットの所有
者に電気通信回線を介して送出し、受信工程にて、回答
作成工程にて電気通信回線を介して所有者に送られてく
る回答情報を受信することにより、ロボットの所有者
は、自己のロボットの状態を、回答情報により知ること
ができる。
は、送信工程にて、外的要因及び内的要因に応じて自主
的に行動をする自律型のロボットに関連した情報を示す
ロボット関連情報を電気通信回線に送出し、回答作成工
程にて、送信工程にて電気通信回線を介して送られてき
たロボット関連情報と情報記憶手段に予め記憶されてい
る当該ロボット関連情報に対応される基準情報とに基づ
いて回答情報を作成し、この回答情報をロボットの所有
者に電気通信回線を介して送出し、受信工程にて、回答
作成工程にて電気通信回線を介して所有者に送られてく
る回答情報を受信することにより、ロボットの所有者
は、自己のロボットの状態を、回答情報により知ること
ができる。
【図1】本発明の実施の形態のロボット装置の管理シス
テムにおいて管理されるロボット装置の構成を示す斜視
図である。
テムにおいて管理されるロボット装置の構成を示す斜視
図である。
【図2】ロボット装置の管理システムが構築されている
ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】ロボット装置がステーションを介してサーバに
接続されている状態を示す図である。
接続されている状態を示す図である。
【図4】サーバの概略構成を示すブロック図である。
【図5】ユーザとサーバとの間でなされるユーザの登録
手続きを説明するために使用したブロック図である。
手続きを説明するために使用したブロック図である。
【図6】ユーザとサーバとの間でなされるサービスの依
頼と提供を説明するために使用しブロック図である。
頼と提供を説明するために使用しブロック図である。
【図7】サービスを依頼する際の画面表示を示す図であ
る。
る。
【図8】サービスを依頼する際のユーザの認証のための
画面表示を示す図である。
画面表示を示す図である。
【図9】ロボット装置からサーバに内部情報データの吸
い上げられる場合を説明するために使用した図である。
い上げられる場合を説明するために使用した図である。
【図10】サーバにおいてなされる診断書の作成の手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図11】「故障」の依頼があった場合について説明す
るために使用したブロック図である。
るために使用したブロック図である。
【図12】「グリーティングカード」の依頼があった場
合について説明するために使用した図である。
合について説明するために使用した図である。
【図13】図1に示すロボット装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図14】ロボット装置のソフトウェア構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図15】確率オートマトンを示す概念図である。
【図16】状態遷移表を示す概念図である。
1 ロボット装置、30 ネットワークシステム、31
A,31B,31C,31D 個人端末、38 サーバ
A,31B,31C,31D 個人端末、38 サーバ
フロントページの続き (72)発明者 松岡 恒太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小西 哲也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大槻 正 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 竹本 国夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 藤田 八重子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小倉 稔也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 3F059 AA00 BA00 BC06 3F060 AA00 BA10 CA14 5H223 AA06 AA20 CC08 DD07 EE06
Claims (15)
- 【請求項1】 外的要因及び/又は内的要因に応じて自
主的に行動をする自律型のロボットに関連した情報を示
すロボット関連情報を電気通信回線に送出する送信装置
と、 上記送信装置から上記電気通信回線を介して送られてき
た上記ロボット関連情報と情報記憶手段に予め記憶され
ている当該ロボット関連情報に対応される基準情報とに
基づいて回答情報を作成し、この回答情報を上記ロボッ
トの所有者に電気通信回線を介して送出する回答作成装
置と、 上記回答作成装置から電気通信回線を介して上記所有者
に送られてくる上記回答情報を受信する受信装置とを備
えたことを特徴とするロボットの管理システム。 - 【請求項2】 上記ロボットが、外的要因及び/又は内
的要因により成長状態が変化し、その成長状態に応じて
出力する行動を変化させるものであって、 上記送信装置は、上記ロボット関連情報として、上記成
長状態を示すロボット成長状態情報を送出し、 上記回答作成装置は、上記ロボット成長状態情報と上記
基準情報とに基づいて、上記回答情報として成長推移を
示す成長推移情報を作成することを特徴とする請求項1
記載のロボットの管理システム。 - 【請求項3】 上記ロボットが、外的要因及び/又は内
的要因により性格状態が変化し、その性格の状態に応じ
て出力する行動を変化させるものであって、 上記送信装置は、上記ロボット関連情報として、上記性
格の状態を示すロボット性格状態情報を送出し、 上記回答作成装置は、上記ロボット性格状態情報と上記
基準情報とに基づいて、上記回答情報として性格を矯正
するための性格矯正情報を作成することを特徴とする請
求項1記載のロボットの管理システム。 - 【請求項4】 上記送信装置は、上記ロボットの動作部
の状態を示す動作部状態情報を送出し、 上記回答作成装置は、上記動作部状態情報とロボットの
通常動作時の情報を示す基準情報とに基づいて、上記回
答情報として診断結果を示す診断結果情報を作成するこ
とを特徴とする請求項1記載のロボットの管理システ
ム。 - 【請求項5】 上記回答作成装置は、上記診断結果と共
に、当該診断結果に対応した修理ができる修理業者のリ
ストを、上記電気通信回線を介して上記所有者に送出す
ることを特徴とする請求項4記載のロボットの管理シス
テム。 - 【請求項6】 上記送信装置は、発信日を示す発信日情
報を送出し、 上記回答作成装置は、上記発信日情報に基づいて、所定
の発信日にグリーティングカート゛を上記所有者に送出す
ることを特徴とする請求項1記載のロボットの管理シス
テム。 - 【請求項7】 上記送信装置は、複数種類の上記ロボッ
ト関連情報を送出し、上記回答作成装置は、上記送信装
置から上記電気通信回線を介して送られてきた上記ロボ
ット関連情報と、当該ロボット関連情報の種類を判別し
て、その判別結果に応じて上記情報記憶手段から取り出
した上記基準情報とに基づいて、上記回答情報を作成す
ることを特徴とする請求項1記載のロボットの管理シス
テム。 - 【請求項8】 上記送信装置は、上記ロボット関連情報
を自動的に作成して、当該ロボット関連情報を送出する
ことを特徴とする請求項1記載のロボットの管理システ
ム。 - 【請求項9】 上記送信装置は、上記ロボット関連情報
として上記ロボットの所有者が作成した所有者作成情報
を送出することを特徴とする請求項1記載のロボットの
管理システム。 - 【請求項10】 外的要因及び/又は内的要因に応じて
自主的に行動をする自律型のロボットに関連した情報を
示すロボット関連情報を電気通信回線に送出する送信工
程と、 上記送信工程にて上記電気通信回線を介して送られてき
た上記ロボット関連情報に基づいて回答情報を作成し、
この回答情報を上記ロボットの所有者に電気通信回線を
介して送出する回答作成工程と、 上記回答作成工程にて電気通信回線を介して上記所有者
に送られてくる上記回答情報を受信する受信工程とを有
することを特徴とするロボットの管理方法。 - 【請求項11】 上記ロボットが、外的要因及び/又は
内的要因により成長状態が変化し、その成長状態に応じ
て出力する行動を変化させるものであって、 上記送信工程では、上記ロボット関連情報として、上記
成長状態を示すロボット成長状態情報を送出し、 上記回答作成工程は、上記ロボット成長状態情報と上記
基準情報とに基づいて、上記回答情報として成長推移を
示す成長推移情報を作成することを特徴とする請求項1
0記載のロボットの管理方法。 - 【請求項12】 上記ロボットが、外的要因及び/又は
内的要因により性格の状態が変化し、その性格の状態に
応じて出力する行動を変化させるものであって、 上記送信工程では、上記ロボット関連情報として、上記
性格の状態を示すロボット性格状態情報を送出し、 上記回答作成工程は、上記ロボット性格状態情報と上記
基準情報とに基づいて、上記回答情報として性格を矯正
するための性格矯正情報を作成することを特徴とする請
求項10記載のロボットの管理方法。 - 【請求項13】 上記送信工程では、上記ロボットの動
作部の状態を示す動作部状態情報を送出し、 上記回答作成工程では、上記動作部状態情報とロボット
の通常動作時の情報を示す基準情報とに基づいて、上記
回答情報として診断結果を示す診断結果情報を作成する
ことを特徴とする請求項10記載のロボットの管理方
法。 - 【請求項14】 上記回答作成工程は、上記診断結果と
共に、当該診断結果に対応した修理ができる修理業者の
リストを、上記電気通信回線を介して上記所有者に送出
することを特徴とする請求項13記載のロボットの管理
方法。 - 【請求項15】 上記送信工程では、発信日を示す発信
日情報を送出し、 上記回答作成工程では、上記発信日情報に基づいて、所
定の発信日にグリーティングカート゛を上記所有者に送出
することを特徴とする請求項10記載のロボットの管理
方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000038131A JP2001222316A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | ロボットの管理システム及びロボットの管理方法 |
| US09/958,363 US6577924B1 (en) | 2000-02-09 | 2001-02-09 | Robot managing system, robot managing method, and information managing device |
| PCT/JP2001/000953 WO2001058650A1 (fr) | 2000-02-09 | 2001-02-09 | Systeme et procede de gestion de robots, et dispositif de gestion d'informations |
| US10/440,829 US6785590B2 (en) | 2000-02-09 | 2003-05-19 | Robotic device management system and method, and information management apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000038131A JP2001222316A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | ロボットの管理システム及びロボットの管理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001222316A true JP2001222316A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18561918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000038131A Withdrawn JP2001222316A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | ロボットの管理システム及びロボットの管理方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6577924B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001222316A (ja) |
| WO (1) | WO2001058650A1 (ja) |
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