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JP2002057820A - 画像プリント装置 - Google Patents

画像プリント装置

Info

Publication number
JP2002057820A
JP2002057820A JP2000238633A JP2000238633A JP2002057820A JP 2002057820 A JP2002057820 A JP 2002057820A JP 2000238633 A JP2000238633 A JP 2000238633A JP 2000238633 A JP2000238633 A JP 2000238633A JP 2002057820 A JP2002057820 A JP 2002057820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
processing
screen
button
printing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000238633A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Okubo
隆幸 大久保
Mitsuhiko Ando
実彦 安藤
Naoji Shibazaki
直司 柴崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2000238633A priority Critical patent/JP2002057820A/ja
Priority to DE60141797T priority patent/DE60141797D1/de
Priority to EP01306714A priority patent/EP1185073B1/en
Priority to US09/923,375 priority patent/US20020003963A1/en
Publication of JP2002057820A publication Critical patent/JP2002057820A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/48Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データのプリントのための設定やプリン
トアウト中において、プリントアウトすべき画像につい
てのプライバシーや秘密性を確保することが可能な画像
プリント装置を提供する。 【解決手段】 画像プリント装置において、画像データ
を入力する画像データ入力手段と、出力すべき画像の指
定を含むプリント指示を入力する指示入力手段と、画像
を表示する表示手段と、前記出力すべき画像に対してプ
ライバシー保護処理を施して保護処理画像を作成する処
理手段と、前記出力すべき画像をプリントするプリント
手段と、ユーザの指定に応じて、保護処理画像と前記出
力すべき画像のいずれか一方を前記表示手段上に表示す
る制御手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタルカ
メラのような撮像装置で撮影した写真画像の画像データ
を記録メディアから読み込むか或いはスキャナーのよう
な画像読取り装置により写真画像を直接読み込んで出力
する、画像プリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラ等で撮像した画像
をプリントアウトするには、銀塩写真フィルムと同様
に、撮像した画像を記録した記録メディアをラボに持参
してプリント処理してもらうのが一般的であるが、日に
ちや時間がかかる点で利用者を十分に満足させることが
できない。
【0003】また、デジタルカメラ等で撮像した画像は
デジタルデータで記録されるので、家庭にあるパソコン
とプリンターを利用してプリントアウトできる。また、
デジタルカメラ等で撮像したデジタル画像データを、家
庭にあるパソコンを利用してインターネットを経由して
最寄りのラボに送信し、ラボでプリント処理を行い、プ
リント物を受け取りに出向いたり宅配してもらうシステ
ムが提案されている(特開平11−154218号)。
【0004】また、デジタルカメラ等で撮像した画像の
デジタルデータを読み込んで出力することができ、且
つ、店舗内や街頭の一角を占める比較的小さなスペース
に設置することができる比較的コンパクトな画像出力装
置が提案されている(以下において「ポスト型画像出力
装置」という)。例えば、特開平10−341303号
には、種類の異なる複数の記録メディアに対応して各種
のインターフェースを備え、各種の記録メディアから画
像のデジタルデータを読み込んで出力することができる
ポスト型画像出力装置が記載されている。ポスト型画像
出力装置は、顧客が自由に操作して所望の写真画像を即
時プリントアウトし、持ち帰ることができる手軽さを備
えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】店舗や街頭などに設置
されたポスト型画像出力装置を利用して画像のデジタル
データをプリントアウトする場合、プリントすべき画像
が画像出力装置の表示部などに表示される。すなわち、
プリントすべき画像データを画像出力装置にロードした
際には、表示部にその画像自体が表示される。よって、
プリント指示の入力時や画像データのプリント中にはプ
リントすべき画像データが比較的周囲の人から見やすい
状態で表示されることになる。しかし、プリントすべき
画像の中には、周囲の人などにあまり見られたくない性
質のものもある。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、画像データのプリントのための設定やプリ
ントアウト中において、プリントアウトすべき画像につ
いてのプライバシーや秘密性を確保することが可能な画
像プリント装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像プリント装置において、画像データを入力する
画像データ入力手段と、出力すべき画像の指定を含むプ
リント指示を入力する指示入力手段と、画像を表示する
表示手段と、前記出力すべき画像に対してプライバシー
保護処理を施して保護処理画像を作成する処理手段と、
前記出力すべき画像をプリントするプリント手段と、ユ
ーザの指定に応じて、保護処理画像と前記出力すべき画
像のいずれか一方を前記表示手段上に表示する制御手段
と、を備える。
【0008】上記のように構成された画像プリント装置
によれば、ユーザにより画像データが入力され、出力す
べき画像の指定を含むプリント指示が入力される。ま
た、出力すべき画像に対してプライバシー保護処理が行
われて保護処理画像が作成される。ユーザの指定に応じ
て、出力すべき画像と保護処理画像の一方が表示手段上
に表示される。出力すべき画像はプリント手段によりプ
リントされる。よって、ユーザは希望に応じてプライバ
シー保護処理を施した画像を表示手段に表示させること
ができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像プリント装置において、前記制御手段は、前記保
護処理画像と前記出力すべき画像の択一的な表示を前記
プリント手段によるプリント中に行う。よって、ユーザ
が希望すればプリント中にプライバシー保護処理を施し
た画像が表示されることになる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の画像プリント装置において、前記制御手段は、
前記保護処理画像と前記出力すべき画像の択一的な表示
を前記プリント指示の入力中に行う。よって、ユーザが
希望すればプリント指示の入力中にプライバシー保護処
理を施した画像が表示されることになる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の画像プリント装置において、前記処
理手段は、プライバシー保護処理として、前記出力すべ
き画像に対して画像暗化処理、コントラスト低下処理、
画像縮小化処理、画像の2値化処理、エッジ光彩処理、
及びエンボス処理の少なくとも1つを施す。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の画像プリント装置において、前記制御手段は、プライ
バシー保護処理として画像暗化処理、コントラスト低下
処理、画像縮小化処理、画像の2値化処理、エッジ光彩
処理、及びエンボス処理のいずれかを施す旨のユーザの
指定を受け取り、指定された処理によって保護処理画像
を作成する。よって、ユーザの指定する処理方法により
プライバシー保護処理がなされる。
【0013】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の概要について図1
を参照して説明する。本発明の画像プリント装置はスタ
ンドアローンタイプであり、画像のプリント(出力)依
頼を受け付けて即時プリントを行うことのできる本体部
1を有している。本体部1は、少なくとも次の各手段、
すなわち、(1)画像データを入力する画像データ入力
手段、(2)出力すべき画像に関する注文内容を入力す
る注文内容入力手段、(3)入力された前記画像データ
と前記注文内容に基づいて、出力すべき画像及び付随す
る条件を記録した出力内容指示データを生成する出力内
容指示データ生成手段、(4)画像を即時プリントする
プリント手段、とを備えている。
【0014】本発明の画像プリント装置を利用して所望
の画像をプリントするには、先ず、写真画像を記録した
画像データを、画像データ入力手段4を用いて本体部1
に入力する。入力されるべき画像データは、主に、デジ
タルカメラ等で撮影し、何らかの記録メディアにデジタ
ルデータ化して記録された写真画像であるが、それに限
定されない。例えば、パソコンで作成したコンピュータ
グラフィックスの画像や、写真をパソコンで編集処理し
た合成画像などのデジタル画像データでもよいし、すで
にプリント物となっている写真画像、合成画像、コンピ
ュータグラフィックスの画像、手書きのイラストであっ
てもよい。
【0015】画像データ入力手段4としては、例えば、
コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ(CF)、ス
マートメディア、コンパクトディスク(CD)、光磁気
ディスク(MO)、フロッピー(登録商標)ディスク
(FD)、PCカード等の各記録メディアに対応する各
読み取り機や、デジタルカメラに接続して当該デジタル
カメラのメモリーから画像データを読み取ることのでき
るコネクタを用いることができる。画像データ入力手段
4としては、ハードコピーやフィルム或いはその他のプ
リント物から画像を読み取ってデジタルデータに変換で
きるスキャナ等の読み出し装置を用いてもよい。画像デ
ータ入力手段4に記録メディアの読取装置と共に、画像
を直接スキャニングできる画像読取装置を含めることに
より、デジタル画像データを持っていない場合でも本発
明の画像プリント装置を利用することができるようにな
り、例えば、ネガフィルムを紛失してしまった場合には
プリント物の写真から手軽に焼き増しすることができ
る。本発明の画像プリント装置の汎用性を高めるため
に、画像データ入力手段4には種類の異なる複数の読み
出し装置を含めるのが好ましい。
【0016】次に、出力すべき画像に関する注文内容
を、注文内容入力手段6を用いて本体部1に入力する。
注文内容は、画像プリント装置側で予め用意されてお
り、用意された中から顧客が自由に選択することができ
る。図示していない表示手段により選択可能な注文内容
を顧客に提示し、注文内容の入力操作を案内するのが好
ましい。表示手段としては、CRTや液晶パネル等が一
般的であるが、操作方法を箇条書きした掲示板のよう
に、もっと単純なものであってもよい。
【0017】注文内容の選択肢としては、例えば、入力
された複数コマ分の画像データのうち何コマ目の画像を
プリントするかの特定、プリント枚数やサイズの決定、
プリカットシール等の特殊印刷を行うか否かの決定、本
プリントシステムが入力画像をトリミング、拡大/縮
小、フレームとの合成などの加工することができる手段
ないし機能を備えている場合にはフレームの種類やレイ
アウト等のデザインその他の素材を用意しておくことが
できる。
【0018】注文内容入力手段6としては、例えば、C
RTや液晶パネル等の表示手段と一体化されたタッチパ
ネルや、キーボード、マウスやトラックボールのような
各種ポインタを用いることができる。また、デジタルカ
メラが備えるDPOF機能(Digital Print Order Form
at)を用いてもよい。
【0019】画像データ5と注文内容7が入力される
と、本体部1内において出力内容指示データ生成手段8
が実行される。その結果、画像データ5と注文内容7に
基づいて、出力すべき画像及び付随する条件を記録した
出力内容指示データ9が生成する。出力内容指示データ
とは、入力された画像データのうち出力したい画像を特
定するデータ或いは入力された画像データを元に加工さ
れた画像のデータのように出力すべき画像を再生するた
めのデータと、プリント枚数、サイズ、用紙の種類など
のように出力すべき画像データ以外の注文内容のデータ
からなり、注文通りにプリント物を出力するために後述
するプリント手段に指示する必要のある内容を記録した
データをいう。
【0020】上記出力内容指示データ生成手段8の実行
により出力内容指示データ9が生成されると、当該出力
内容指示データ9に基づいて本体部1に備えられたプリ
ント手段11を実行させることにより、画像のプリント
物を出力させることができる。
【0021】プリント手段11としては、ポスト型画像
出力装置の手軽さを最大限に発揮できる即時性と、ポス
ト型画像出力装置の筐体内で実行できるコンパクト性を
考慮し、注文される頻度が最も多いプリント物に対応し
て設定されたプリンターを設置する。ポスト型画像出力
装置の筐体内にプリント手段を2機以上設置するスペー
スがある場合には、やはりポスト型画像出力装置の手軽
さを最大限に発揮できるように、例えば、プリカットシ
ールのプリント物に対応して設定されたプリンターなど
を増設するのが好ましい。
【0022】プリント手段11の具体的な出力方法とし
ては、例えば、昇華型熱転写法、溶融型熱転写法、イン
クジェット等のように、デジタル化された画像データに
基づいてプリントを行うのに適した出力方法を利用する
ことができる。
【0023】本発明の画像プリント装置の本体部1に
は、画像を出力し提供するための対価を徴収するため
に、図示していない課金手段を設けてもよい。課金手段
を設ける場合には、注文内容入力手段を実行した後、よ
り好ましくは出力方法選択手段を実行した後であり、且
つ、プリント手段の実行によりプリント物を出力する前
に、課金手段を実行する。課金手段により徴収すべき金
額は、図示していない表示手段に注文内容と併せて表示
し顧客に提示するのが好ましい。顧客が表示手段による
金額表示に案内されて課金手段に紙幣及び/又は硬貨を
投入すると、課金手段は受け入れた金額を計算し、おつ
りを必要とする場合にはその分を返却する。課金手段に
はレシート発行手段が付随していてもよく、当該レシー
ト発行手段は、課金手段による手数料の徴収が完了した
後、徴収金額や注文内容を印刷したレシートを自動発行
する。レシート発行手段は、利用者がレシートを必要と
しない場合に、レシート発行を省略することを選択でき
るレシート発行省略手段を備えていてもよい。その場合
には、手数料の徴収が完了した後、図示していない表示
手段に「レシートを発行しますか?」などの操作案内を
表示し、発行する又はしない旨の選択肢を実行するため
に対応するタッチパネルボタンやキーボードを利用者に
押させる。
【0024】次に、本発明による画像プリント装置の一
態様を図面を参照しつつ説明する。図2に、本発明に係
る画像プリント装置の一例に用いられる本体部1の外観
を示す。図2において本体部1の上段部正面には、タッ
チパネル付きモニター14の画面が配置されている。タ
ッチパネル付きモニター14はCRTや液晶パネルで構
成される。タッチパネル付きモニター14は、操作の案
内や、操作の状況や、読み取った画像或いは加工した画
像等を表示する表示手段としての機能を発揮すると共
に、注文内容入力、受付票発行、個人情報入力等におい
て入力操作を行う手段としての機能も発揮する。
【0025】タッチパネル付きモニター14の画面の横
には、各種記録メディアの挿入口15乃至19が設置さ
れ、上段部と下段部を分けている水平部には、プリント
物の画像を読み取ってデジタルデータ化するスキャナの
読み取り面20が設置される。この例では、各種記録メ
ディアの挿入口として具体的には、フロッピーディスク
挿入口15、CD−ROM挿入口16、PCカード挿入
口17、スマートメディア挿入口18、コンパクトフラ
ッシュ挿入口19がひとまとめの位置に配置されてい
る。また、本体部1の筐体内には上記各記録メディアの
挿入口に対応して、それぞれの読取装置の本体が設置さ
れている。各挿入口には、手数料の徴収が完了するまで
記録メディアを取り出せないように、図示しないシャッ
タを備えていても良い。
【0026】本体部1の下段部には、メンテナンスキー
21、スピーカ22、硬貨投入口23、硬貨返却レバー
24、紙幣挿入口25、釣銭返却口26、レシート取出
口27、プリント物(標準プリント用)取出口28、プ
リント物(プリカットシール用)取出口29、前面ドア
開閉キー30が、それぞれ配置されている。メンテナン
スキー21は、顧客を受け付けることのできる通常の運
転モードと、管理者が画像プリントシステムの設定やメ
ンテナンスを行う管理モードを切り替えるキーである。
スピーカー22は、待機中や操作中に音声、BGM、効
果音などを再生する。
【0027】硬貨投入口23、硬貨返却レバー24、紙
幣挿入口25、及び、釣銭返却口26は、この例におい
て課金手段の一部を構成している。顧客は、硬貨投入口
23に硬貨を投入し及び/又は紙幣挿入口25に紙幣を
挿入することにより料金を支払う。釣銭がある場合には
釣銭返却口26から放出されるので、それを受け取れ
る。また、硬貨が詰まった時には硬貨返却レバー24を
回すことにより釣銭返却口26から放出されるので、そ
れを受け取れる。
【0028】レシート取出口27は、この例においてレ
シート発行手段及び受付票発行手段の一部を構成してい
る。このレシート取出口27から徴収した金額や注文内
容が印刷されたレシートが放出される。
【0029】プリント物(標準プリント用)取出口2
8、及び、プリント物(プリカットシール用)取出口2
9は、この例においてプリント手段を構成している。顧
客がプリントを指示した場合には、指示入力後、プリン
ト処理が完了するまで本体部1の前で待って、プリント
物取出口28又はプリント物取出口29から放出される
プリント物を受け取る。
【0030】前面ドア開閉キー30を回すと前面ドアが
開いて、筐体内部に設置されている各装置のメンテナン
スを行うことができる。本体部1の筐体内部には、タッ
チパネル付きモニターの画面、各記録メディアの挿入
口、スキャナの読み取り面に対応して、それぞれの本体
が設置されている。スピーカ22に対応してボリューム
調節部が設置されている。硬貨投入口23、硬貨返却レ
バー24、紙幣挿入口25、及び、釣銭返却口26に対
応して、硬貨の識別、収納、釣銭返却を行うコインメッ
ク(硬貨処理装置)、紙幣の識別、収納を行うビルバリ
(紙幣処理装置)、コインメックが満杯になった時に硬
貨を貯める金庫が設置されている。レシート取出口27
に対応して、レシートプリンタが設置されている。プリ
ント物取出口28、プリント物取出口29に対応してプ
リンターが設置されている。
【0031】また、外観からは明確に認識できないが、
本体部1の筐体内には、本体部1の各装置を制御するた
めの制御部を含むパソコンや、電圧の変換を行う電源ボ
ックス、停電時に制御部のCPUやハードディスクなど
の破損を防ぐ無停電電源装置等が設置されている。
【0032】図3に、上記図2に例示した本体部1を有
する画像プリント装置の一例につきブロック図を示す。
この例では、本体部1は、制御部31、ハードディスク
32、CD−ROM読取装置33、タッチパネル付きモ
ニタ14、n個の画像データ読取装置34、n個のシャ
ッタ35、コインメック36、ビルバリ37、レシート
ジャーナル処理部38、2台のプリンタ39及び40、
及び、通信制御装置41が、バス42を介して接続され
ている。
【0033】本体部1の制御部31は、CPU、RO
M、RAMで構成され、大容量記憶媒体としてのハード
ディスク32に格納されたプログラムに従って、バスを
介して接続された各装置を駆動制御する。ハードディス
ク32には、各装置を駆動制御するプログラム、例えば
各記録メディアに対応する読取プログラム、シャッタの
開閉制御プログラム、課金プログラム等の他に、入力さ
れた画像を加工するための画像処理プログラムや、画像
の合成に用いるフレーム等の情報を記憶した素材データ
ベース、などが格納されており、必要に応じて読み出さ
れてRAMに記憶され、各種の手段が実行される。CD
−ROM読取装置33は、本体部1のROMやハードデ
ィスクに記憶されているプログラムや情報をバージョン
アップするために用い、メンテナンスキーにより本体部
を管理モードに切り替えて、CD−ROM読取装置33
にバージョンアップ用のCD−ROMを挿入し、データ
の書き換えを行う。
【0034】図3において、本体部1のタッチパネル付
きモニタ14に表示された操作案内に従って、同タッチ
パネル付きモニタ14に表示されたタッチパネルボタン
を選択、実行することにより、画像データの読み込みか
ら、プリント物の出力までの一連の操作を行うことがで
きる。この例では、先ず、タッチパネル付きモニタ14
に表示された操作案内に従ってプリント物のメニューを
選択し、タッチパネルボタンを押すと、画像データの入
力を案内する操作画面がタッチパネル付きモニタ14に
表示される。
【0035】画像データ読取装置34は、各種の記録メ
ディアに対応した種々の読取装置1〜nを含んでおり、
顧客は持参した記録メディアに記録されている写真画像
のデータを、対応する読取装置を用いて本体部1に入力
することができる。画像データ読取装置34にはスキャ
ナも含まれており、プリント物から画像を読み取り、デ
ジタルデータ化して本体部1に入力することができる。
なお、各画像データ読取装置34が読み取り専用ではな
く、画像データを何らかの記録メディアに記録可能な場
合には、顧客は本体部1を操作して作成した加工画像の
画像データを記録メディアに保存し、持ち帰ることがで
きる。シャッタ35は、各読取装置1〜nの記録メディ
ア挿入口に設けられ、当該記録メディア挿入口を開閉
し、読取処理の最中に記録メディアを取り出せないよう
にしたり、課金処理が完了するまで記録メディアを取り
出せないようにすることができる。
【0036】タッチパネル付きモニタ14の操作案内に
従って、持参した画像を画像データ読取装置34を用い
てデジタルデータの形で入力すると、入力した画像がモ
ニタ14に表示され、タッチパネル付きモニタ14の操
作案内に従って画像を選択できる。この時、サムネイル
画像等の形で一覧表示し、タッチパネル方式で画像の選
択をできるようにすると便利である。
【0037】画像を選択すると、すでに選択したプリン
トメニューに沿った画像処理プログラムが実行され、顧
客は、タッチパネル付きモニタ14の操作案内に従っ
て、画像の縮小拡大、回転、変形、他画像との合成等の
加工を行うことができる。この時に、素材データベース
に記憶されているフレーム等の素材画像を利用すること
ができる。
【0038】画像の加工、合成の完了後に、タッチパネ
ル付きモニタ14の操作案内に従って、プリントメニュ
ーと加工内容以外の注文内容、例えばプリント希望枚
数、プリントサイズ等を入力する。この時も、タッチパ
ネルに表示されたボタンやテンキーを押すことにより注
文内容を入力できる。なお、スタート時に画像の加工、
合成を要しないプリントメニューを選択した場合には、
画像の加工、合成の操作を案内する操作画面が省略さ
れ、直ちにその他の注文内容を案内する操作案内が表示
される。
【0039】全ての注文内容が入力し終わると、プリン
ト指示がなされる。タッチパネル付きモニタ14の操作
案内に従ってプリント指示がなされると、当該モニタ1
4に請求金額が注文内容と共に表示され、料金の支払い
が要求される。支払要求に応じて本体部1に硬貨を投入
し及び/又は紙幣を挿入すると、コインメック36及び
/又はビルバリ37が作動し、料金支払いのために本体
部1に投入された硬貨又は挿入された紙幣の真偽判定、
金種判定、金額計算、釣銭放出等の課金処理を実行す
る。プリントを指示した場合には、課金処理が終了した
後に、レシートジャーナル処理部38がレシート用紙に
プリントメニューや領収金額等を印字し、レシートを放
出する。なお、料金の請求を要しない場合には、課金手
段の実行を省略するようにシステムを設定することがで
きる。
【0040】レシートの放出後、前記シャッタが開放
し、挿入されていた記録メディアが取り出せるようにな
り、タッチパネル付きモニタ14に記録メディアの取り
出しを案内する操作画面が表示される。記録メディアの
取り出しが完了すると、プリンタ39又は40によりプ
リント物が出力される。プリンタ39は標準サイズのプ
リント物を標準画質で出力することができ、プリンタ4
0はプリカットシールのプリント物を出力することがで
きる。
【0041】次に、本発明に係る画像プリント装置の一
例による注文受付処理及びプリント処理の手順を、フロ
ーチャート及びタッチパネル付きモニタ14の表示を図
示しつつ説明する。
【0042】本発明に係る画像プリント装置の一例にお
いて、本体部に備えられたタッチパネル付きモニタ14
の画面には、図12に示すようなスタート画面が表示さ
れている。このスタート画面の任意の位置を手で触ると
図13に示すようなメインメニュー画面が表示される。
メインメニュー画面は、一定時間放置するとスタート画
面に戻る。メインメニュー画面には、選択可能なプリン
ト物の種類が列挙されており、具体的には、「デジタル
フォト」、「フレーム合成」、「インデックスプリン
ト」、「シール」、「証明写真」、及び「ハガキプリン
ト」それぞれのタッチパネルボタンが上下2段に配列さ
れている。
【0043】メインメニュー画面において「デジタルフ
ォト」を選択し、そのタッチパネルボタンに触れた場合
には、スマートメディア、PCカード、コンパクトフラ
ッシュカード、CD−ROM、フロッピーディスク(F
D)から画像データを読み取るか、又は、写真等のプリ
ント物からスキャナを用いて画像データを読み取って、
プリントアウトすることができる。
【0044】「フレーム合成」を選択した場合には、ス
マートメディア、PCカード、コンパクトフラッシュカ
ード、CD−ROM、フロッピーディスク(FD)から
画像データを読み取るか、又は、写真等のプリント物か
らスキャナを用いて画像データを読み取り、読み取った
画像とシステム側が用意しているフレームとを合成して
プリントアウトすることができる。
【0045】「インデックスプリント」を選択した場合
には、スマートメディア、PCカード、コンパクトフラ
ッシュカード、CD−ROM、フロッピーディスク(F
D)から画像データを読み取り、サムネイル画像を一覧
表示したインデックスプリントをプリントアウトするこ
とができる。
【0046】「シール」を選択した場合には、スマート
メディア、PCカード、コンパクトフラッシュカード、
CD−ROM、フロッピーディスク(FD)から画像デ
ータを読み取るか、又は、写真等のプリント物からスキ
ャナを用いて画像データを読み取り、読み取った画像と
システム側が用意しているフレームとを合成し、プリカ
ットシールをプリントアウトすることができる。プリカ
ットシール1枚の中には同じ画像の小画面(コマ)が複
数プリントされ、各小画面はハーフカットにより分割さ
れている。
【0047】「証明写真」を選択した場合には、店内で
証明写真用画像をデジタルカメラで撮影してフロッピー
ディスクに保存し、保存した画像データを本体部で読み
取り、免許証サイズ、履歴書サイズ、パスポートサイ
ズ、ビザサイズの中からサイズを選び、さらにカラー又
はモノクロを選んでプリントすることができる。
【0048】「ハガキプリント」を選択した場合には、
スマートメディア、CFカード、フロッピーディスク
(FD)、PCカード、又はCD−ROMから画像デー
タを読み取るか、又は、写真等のプリント物からスキャ
ナを用いて画像データを読み取り、読み取った画像を加
工してハガキデータを作成し、作成したハガキデータを
記録メディアに保存し、保存した記録メディアからハガ
キデータを読み取ってプリントすることができる。 (1)デジタルフォト 先ず、「デジタルフォト」を選択した場合の手順を説明
する。前記のメインメニュー画面において「デジタルフ
ォト」の位置に手を触れると、図4に示すような「デジ
タルフォト」の手順がスタートする。なお、「デジタル
フォト」の手順がスタートした以降に表示される各操作
画面には、原則的に「キャンセル」ボタンと「前画面に
戻る」ボタンが用意されていて、「キャンセル」ボタン
を押すとスタート画面に戻り、「前画面に戻る」ボタン
を押すと一段階前の操作画面に戻り、操作をやり直すこ
とができる。
【0049】「デジタルフォト」の手順がスタートする
と、図14に示すように、画像データの読取り元を列挙
した操作画面が表示され、いずれかの読取り元を選択す
ることができる(S100)。この時の操作画面には、
最上段に「入力メディアを下から選んでください」のメ
ッセージが横書きされ、その下側に、スマートメディ
ア、コンパクトフラッシュカード(CFカード)、フロ
ッピーディスク、PCカード、CD−ROM、又は、写
真(スキャナ)それぞれの名称を付した各タッチパネル
ボタンが列挙されている。この操作画面において、いず
れかのタッチパネルボタンに手を触れると、対応する読
取り元が選択される。
【0050】スマートメディア、CFカード、フロッピ
ーディスク、PCカード、又は、CD−ROMいずれか
の読取り元を選択すると、選択した記録メディアに対応
する挿入方法を示す操作画面が表示され、記録メディア
を挿入することができ(S101)、その後、S101
〜S105の手順が続く。
【0051】スマートメディアを選択した時の操作画面
には、図15に示すように、最上段に「スマートメディ
アをセットして読取開始を押して下さい」のメッセージ
が横書きされ、最下段に「キャンセル」ボタン、「前画
面へ戻る」ボタンと共に、「読取開始」のボタンが設け
られている。同様に、CFカードを選択した場合には図
16に示すような操作画面が現われ、フロッピーディス
クを選択した場合には図17に示すような操作画面が現
われ、PCカードを選択した場合には図18に示すよう
な操作画面が現われ、CD−ROMを選択した場合には
図19に示すような操作画面が現われる。
【0052】操作画面の案内に従って、いずれかの記録
メディアを所定の挿入口に挿入し(S101)、タッチ
パネルの読取開始ボタンに手を触れると、記録メディア
を挿入した挿入口がシャッタにより閉鎖され、画像デー
タの読取が開始される(S102)。
【0053】図20に示すように、読み取られた全画像
のサムネイル画像を一覧表示した操作画面が現われる
(S103)。この時の操作画面には、最上段に「プリ
ントする画像を選んで、枚数を入れて下さい」のメッセ
ージが横書きされ、その下側にサムネイル画像が横方向
2列に合計6個配列され、各サムネイル画像には注文枚
数の入力欄が設けられている。サムネイル画像の下側に
は、注文枚数を増減するために、「選択画像」の「+」
「−」ボタンと、全画像の「+」「−」ボタンが設けら
れている。画面上いずれかのサムネイル画像に触れて画
像を選択し「選択画像」の「+」「−」ボタンに触れる
ことにより、選択した画像の注文枚数を個別に増減する
ことができる。一方、全画像の「+」「−」ボタンに触
れることにより、画面上に表示されている全画像の注文
枚数を増減できる。
【0054】サムネイル画像の数が多くて一画面に収ま
らない場合には、複数のページに分けて全てのサムネイ
ル画像が列挙されるが、現在画面に現れているページ数
とページを前進後退させる三角形のスクロールボタン
は、画面上、注文枚数を増減するボタンと同じ段に表示
される。また、この時の操作画面の最下段には、「キャ
ンセル」ボタンと「前段階に戻る」ボタンと共に、「決
定」ボタンが設けられている。この操作画面においてプ
リントしたい画像を選択し、各画像のプリント枚数をそ
れぞれ設定し、決定ボタンを押すと、注文内容が確定す
る(S104)。
【0055】次にプリント対象として選択された画像の
表示処理がなされる(S105)。図5に画像表示処理
の詳細を示す。画像表示処理では、図6(A)のよう
に、まず顧客がプライバシー保護モードを選択するか否
かを尋ねる(S201)。プライバシー保護モードが選
択されると、画像データに対してプライバシー保護処理
がなされ(S202)、処理後の画像が表示される(S
203)。一方、顧客がプライバシー保護モードを選択
しないと、画像はそのまま表示される(S204)。そ
して、処理は図4に示すメインルーチンへ戻る。
【0056】プライバシー保護モードとは、顧客がプリ
ントのために必要な設定(プリントする画像データの指
定、プリント枚数の指定など)をしている間や、実際の
プリント処理中に画像プリント装置の画面上に表示され
る画像に所定の処理を施して表示することにより、その
画像を周囲の第三者などに見られにくくする処理であ
る。具体的には、画像の暗化処理、コントラスト低下処
理、縮小化処理、2値化処理、エッジ光彩処理、エンボ
ス処理などがあり、これらの少なくとも1つを適用す
る。
【0057】なお、これらの処理は、画像を周囲の第三
者から見にくくするために行われるためプリントしよう
とする顧客自体にもある程度見にくくなる。しかし、顧
客本人はプリンとしようとする画像自体についてはある
程度知っているので、プライバシー保護処理によりある
程度画像が見にくくなったとしても、プリントしたい画
像を識別できれば十分である。また、プライバシー保護
処理として行われる処理は上述のように複数用意され、
顧客自身が選択することができるように構成すれば、顧
客は自分が一番見やすい処理を選択するので、プライバ
シー保護処理によって顧客自身がプリントのために必要
な処理を実行できなくなるような事態は十分に避けるこ
とができる。
【0058】各処理について簡単に説明すると、画像の
暗化処理は、図7(A)に示すように階調ビット数を下
げることにより画像全体の輝度レベルを下げて画像全体
を暗くし、周囲から見にくくする。コントラスト低下処
理は、図7(B)に示すように画像全体の輝度の平均値
に対してシャドー部のレンジを狭めてコントラストを下
げる。縮小化処理は、表示画像の大きさを小さくする。
2値化処理は、画像の輝度レベルを適当な閾値レベルに
より2値化して表示する。エッジの光彩処理は、画像の
輪郭部分を抽出し、輪郭部分の輝度を上げて表示する。
エンボス処理は、画像処理により浮き出し模様化して表
示する。これらのうちの複数の処理を組み合わせること
もできる。プライバシー保護処理として特に好適なもの
は、エッジの光彩処理、エンボス処理、又はそれらの組
み合わせである。プライバシー保護処理として実行する
処理は、画像プリント装置側で予め決定した上記のうち
の1つの処理としてもよく、ユーザがそれらのいずれか
を図6(A)に例示する画面上で指定するように構成し
てもよい。なお、これらの処理自体は既知であるので、
さらなる詳細の説明は省略する。
【0059】「デジタルフォト」の手順においては、読
取り元として「写真(スキャナ)」を選択し、スキャナ
を用いて写真等のプリント物から画像データを読み取る
こともできる(S106〜S111)。図14の操作画
面において「写真(スキャナ)」を読取り元として選択
すると、図21に示すように、読取サイズを選択する操
作画面が現れる(S106)。この時の操作画面には、
最上段に「読取りサイズを選んで下さい」のメッセージ
が横書きされ、その下側に、写真サイズを選ぶボタンと
A5サイズを選ぶボタンが設けられている。写真サイズ
を選択すると、縦89mm×横127mmの通常の写真
サイズ以内の大きさの原稿を読み取り、A5サイズを選
択すると、通常の写真サイズを超えて縦148.5mm
×横210mmまでの大きさの原稿を読み取る。
【0060】写真サイズまたはA5サイズいずれかのボ
タンに触れると対応する読取サイズが選択され、図22
に示すように、スキャナで原稿を読取る操作画面が現れ
る(S107)。この時の操作画面には、最上段に「ス
キャナーに原稿をセットして読取開始を押して下さい」
のメッセージが横書きされ、最下段に「キャンセル」ボ
タン、「前画面へ戻る」ボタンと共に、「読取開始」ボ
タンが設けられている。
【0061】図22の操作画面に従ってスキャナに原稿
をセットし、読取開始のボタンに触れると、原稿を走査
読取りし画像データが得られる(S108)。読取が終
了すると、画像表示処理がなされる(S109)。この
処理は、先に説明したステップS104と同様であり、
顧客の希望に応じてプライバシー保護処理を施した画像
を表示する。この時の操作画面には、図23に示すよう
に、最上段に「写真の位置と大きさを調整して下さい」
のメッセージが横書きされ、メッセージの下側の半面に
読み取られた画像が表示され、他の半面には拡大縮小、
及び、移動の各操作パネルが上下2段に配列され、最下
段には「キャンセル」ボタン、「前画面に戻る」ボタ
ン、「元に戻す」ボタン、「確認」ボタンが設けられて
いる。顧客がプライバシー保護処理を選択した場合は、
図23の左側に表示される画像はプライバシー保護処理
後のものとなる。
【0062】拡大縮小パネルには拡大用ボタンと縮小用
ボタンが設けられ、これらのボタンに触れることで読み
取った画像の大きさを変更することができる。移動パネ
ルには上下左右の各移動ボタンが設けられ、これらのボ
タンに触れることで画像の位置を調節することができ
る。元に戻すボタンに触れると、元の画像サイズと位置
に戻る。画像の調整が終了し確認ボタンに触れると、画
像の調節が完了(S110)する。
【0063】画像の調節が完了すると、図24に示すよ
うに、画像のプリント枚数を設定する操作画面が現れる
(S111)。この時の操作画面には、最上段に「注文
枚数を設定して下さい」のメッセージが横書きされ、メ
ッセージの下側には注文枚数の入力欄と注文枚数を増減
する入力ボタンが設けられ、最下段には「キャンセル」
ボタン、「前画面に戻る」ボタン、「決定」ボタンが設
けられている。入力ボタンには上向き三角形の枚数増加
ボタンと下向きの三角形枚数減少ボタンがあり、これら
に触れることで注文枚数を増減できる。入力が終了し決
定ボタンに触れると、注文枚数を含むすべての注文内容
が確定する(S111)。
【0064】記録メディアから画像データを読み取って
注文内容を確定するか(S105)、或いは、写真等の
プリント物からスキャナで画像データを読み取って注文
内容を確定すると(S111)、次に顧客は出力指示を
行う(S112)。そして、図25に示すように料金を
請求する案内画面が現れ、課金処理が行われ(S11
3)、その後、S114〜S116の手順が続く。
【0065】課金処理の案内画面には、最上段に「お金
を入れて下さい」のメッセージが横書きされ、その下側
に、注文枚数、1枚料金(単価)、合計金額(請求額合
計)、投入料金(投入済みの金額)が上から順次4段に
横書きされる。案内画面の説明に従って硬貨投入口及び
/又は紙幣挿入口に投入した金額が請求額合計に達し又
は超えると、合計金額を確認するだけのモードになって
いる場合には、釣銭放出口から必要に応じて釣銭が放出
され、図26に示すように課金内容の確認を求める案内
画面が現れる。この時の案内画面には、最上段に「これ
でよろしければ確認ボタンを押して下さい」のメッセー
ジが横書きされ、その下側に、注文枚数、1枚料金、合
計料金が上から順次3段に横書きされ、最下段に「キャ
ンセル」ボタン、「全画面へ戻る」ボタンと共に、「確
認」ボタンが設けられる。この案内画面において確認ボ
タンに触れると課金処理が完了し、次のステップに移行
する。
【0066】課金処理が完了すると、レシートが発行さ
れ、レシート取出口から放出される(S114)。レシ
ートの発行後、画像データの読取り元である記録メディ
ア又は原稿を取り外すための操作画面が現れ、さらに記
録メディアを読取り機に挿入している場合には挿入口の
シャッタが開放される(S115)。スマートメディア
が挿入されている時の操作画面には、図27に示すよう
に、最上段に「スマートメディアを取出してプリント開
始を押して下さい」のメッセージが横書きされ、最下段
に「プリント開始」ボタンが設けられている。同様に、
CFカードが挿入されている場合には図28に示すよう
な操作画面が現われ、フロッピーディスクが挿入されて
いる場合には図29に示すような操作画面が現われ、P
Cカードが挿入されている場合には図30に示すような
操作画面が現われ、CD−ROMが挿入されている場合
には図31に示すような操作画面が現われる。
【0067】また、写真等のプリント物をスキャナで読
み取った場合の操作画面には、図32に示すように、最
上段に「スキャナから原稿を取出してプリント開始を押
して下さい」のメッセージが横書きされ、最下段に「プ
リント開始」のボタンが設けられている。
【0068】操作画面の案内に従って、読取り機に挿入
されていた記録メディア又はスキャナのガラス面に置か
れていた原稿を取り外し、プリント開始ボタンに触れる
と、本体部に設置されたプリンターにより即時プリント
が開始する。プリント処理している間は、図33に示す
ような案内画面が現れる。この時の案内画面には、最上
段に「プリント中です」のメッセージが横書きされ、そ
の下側にプリント中の画像が表示され、画像の下側に
は、プリント処理のおおよその進行状況を示すタイムラ
インが点灯する。また、プライバシー保護モードになっ
ている場合には、表示画像には所定の処理が施され、周
囲からは見にくい状態で画像が表示される。そして、プ
リント処理が終了すると、プリント物が本体部のプリン
ト物取出口(標準プリント)から放出され、図34に示
すような終了画面が現れる。この終了画面は、しばらく
するとスタート画面に復帰する。 (2)フレーム合成 次に、「フレーム合成」を選択した場合の手順を説明す
る。前記のメインメニュー画面において「フレーム合
成」の位置に手を触れると、図8に示すような「フレー
ム合成」の手順がスタートする。なお、「フレーム合
成」の手順がスタートした以降に表示される各操作画面
には、原則的に「キャンセル」ボタンと「前画面に戻
る」ボタンが用意されていて、「キャンセル」ボタンを
押すとスタート画面に戻り、「前画面に戻る」ボタンを
押すと一段階前の操作画面に戻り、操作をやり直すこと
ができる。
【0069】「フレーム合成」の手順がスタートする
と、図35に示すように、フレームを列挙した操作画面
が表示され、いずれかのフレームを選択することができ
る(S301)。この時の操作画面には、最上段に「お
好きなフレームデザインを選んで下さい」のメッセージ
が横書きされ、メッセージの下側に、フレームデザイン
が列挙され、最下段に「キャンセル」ボタン、「全画面
へ戻る」ボタン、「拡大表示」ボタン、「決定」ボタン
が設けられている。フレームデザインは素材データベー
スから呼び出されて画面に表示される。
【0070】画面に表示されているフレームの一つに触
れてから拡大表示ボタンに触れると、図36に示すよう
に、選択したフレームの拡大イメージが表示される。こ
の時の操作画面には、最上段に「よろしければ確認ボタ
ンを押して下さい」のメッセージが横書きされ、メッセ
ージの下側に、拡大されたフレームデザインが表示さ
れ、最下段に「キャンセル」ボタン、「全画面へ戻る」
ボタンと共に、「確認」ボタンが設けられている。拡大
したフレームが気に入らない場合には全画面へ戻るボタ
ンに触れることによりフレームを一覧表示する画面に戻
し、別のフレームを選択することができる。
【0071】図35の画面においてフレームを選択して
直ちに決定ボタンに触れるか、或いは、図36の画面で
拡大イメージを表示させてから確認ボタンに触れると、
使用するフレームが確定する。
【0072】フレームが確定すると、図14に示すよう
に、画像データの読取り元を選択する操作画面が現れる
(S302)。この操作画面において、いずれかのタッ
チパネルボタンに手を触れると、対応する読取り元が選
択される。
【0073】スマートメディア、CFカード、フロッピ
ーディスク、PCカード、又は、CD−ROMいずれか
の読取り元を選択すると、選択した記録メディアに対応
する挿入方法を示す操作画面(図15〜図19)が表示
され、記録メディアを挿入することができ(S30
3)、その後、S304〜S309の手順が続く。
【0074】操作画面の案内に従って、いずれかの記録
メディアを所定の挿入口に挿入し(S303)、タッチ
パネルの読取開始ボタンに手を触れると、記録メディア
を挿入した挿入口がシャッタにより閉鎖され、画像デー
タの読取が開始される(S304)。
【0075】読取が終了すると、図37に示すように、
読み取られた全画像のサムネイル画像を一覧表示した操
作画面が現われる(S305)。この時の操作画面に
は、最上段に「プリントする画像を選んで下さい」のメ
ッセージが横書きされ、メッセージの下側にサムネイル
画像が横方向2列に合計6個配列され、サムネイル画像
の下側には、操作画面に表示されているサムネイル画像
のページ数、前進用スクロールボタン、後退用スクロー
ルボタンが設けられ、最下段には「キャンセル」ボタ
ン、「前画面に戻るボタン」と共に、「決定」ボタンが
設けられている。
【0076】一覧表示されたサムネイル画像のなかから
プリントしたい画像を一つだけ選択し、決定ボタンに触
れると、画像表示処理が行われる(S306)。画像表
示処理は図5に示すものと同様であり、ユーザの選択に
よりプライバシー保護モードか否かが選択される。そし
て、図38に示すように、選択した画像とフレームを合
成した画像を表示した操作画面が現われ(S307)、
合成画像を調整することができる(S308)。プライ
バシー保護モードの場合は、この際に表示される画像は
処理の処理を施された状態で表示されることになる。こ
の時の操作画面には、最上段に「デザインにあわせて写
真の位置と大きさを調整して下さい」のメッセージが横
書きされ、メッセージの下側の半面に合成画像が表示さ
れ、他の半面には拡大縮小、及び、移動の各操作パネル
が上下2段に配列され、最下段には「キャンセル」ボタ
ン、「前画面に戻る」ボタン、「元に戻す」ボタン、
「確認」ボタンが設けられている。
【0077】拡大縮小パネルには拡大用ボタンと縮小用
ボタンが設けられ、これらのボタンに触れることで読み
取った画像の大きさを変更してフレームに合わせること
ができる。移動パネルには上下左右の各移動ボタンが設
けられ、これらのボタンに触れることで画像の位置をフ
レームに合わせることができる。元に戻すボタンに触れ
ると、元の画像サイズと位置に戻る。画像の調整が終了
し確認ボタンに触れると、合成画像が確定する。
【0078】合成画像が確定すると、図24に示すよう
に、プリント枚数を設定する操作画面が現われる(S3
09)。この時の操作画面には、最上段に「注文枚数を
設定して下さい」のメッセージが横書きされ、メッセー
ジの下側には注文枚数の入力欄と注文枚数を増減する入
力ボタンが設けられ、最下段には「キャンセル」ボタ
ン、「前画面に戻る」ボタン、「決定」ボタンが設けら
れている。入力ボタンには上向き三角形の枚数増加ボタ
ンと下向きの三角形枚数減少ボタンがあり、これらに触
れることで注文枚数を増減できる。入力が終了し決定ボ
タンに触れると、注文枚数を含むすべての注文内容が確
定する。
【0079】「フレーム合成」の手順においては、読取
り元として写真等のプリント物を選択し、スキャナを用
いて画像データを読み取ることもできる(S310〜S
312)。スキャナを用いて画像データを読み取る手順
は、デジタルフォトの手順S106〜108と同じであ
る。すなわち、画像データの読取り元を選択する操作画
面(図14)において写真(スキャナ)を読取り元とし
て選択すると(S302)、読取サイズを選択する操作
画面(図21)が現れ、写真サイズ又はA5サイズを選
ぶことができる(S310)。読取サイズを選択する
と、スキャナで原稿を読取る操作画面(図22)が現れ
る。操作画面に従ってスキャナに原稿をセットし、読取
開始のボタンに触れると(S311)、原稿を走査読取
りし画像データが得られる(S312)。
【0080】画像データの読取が終了すると、画像表示
処理が行われる(S313)。画像表示処理は図5に示
すものと同様であり、ユーザの選択に応じてプライバシ
ー保護モードが設定される。そして図38に示すよう
に、選択した画像とフレームを合成した画像を表示した
操作画面が現われ、合成画像の調整(S314)とプリ
ント枚数の設定(S315)を行うことができる。スキ
ャナで読み取った画像の調整とプリント枚数の設定(S
313〜S315)は、記録メディアで画像を読み取っ
た場合の手順S307〜S309と同じである。ステッ
プS3313でプライバシー保護モードが設定された場
合は、図38の左側に示す画像はプライバシー保護処理
後のものとなる。
【0081】手順S309又はS315において注文内
容が確定した後は、デジタルフォトの場合と同様に出力
指示が入力され(S316)、プリントを行う。なお、
それ以降の処理は図4のステップS113〜S116と
同一であるので説明は省略する。 (3)インデックスプリント 次に、「インデックスプリント」を選択した場合の手順
を説明する。前記のメインメニュー画面において「イン
デックスプリント」の位置に手を触れると、図9に示す
ような「インデックスプリント」の手順がスタートす
る。なお、「インデックスプリント」の手順がスタート
した以降に表示される各操作画面には、原則的に「キャ
ンセル」ボタンと「前画面に戻る」ボタンが用意されて
いて、「キャンセル」ボタンを押すとスタート画面に戻
り、「前画面に戻る」ボタンを押すと一段階前の操作画
面に戻り、操作をやり直すことができる。
【0082】「インデックスプリント」の手順がスター
トすると、図39に示すように、画像データの読取り元
を列挙した操作画面が表示され、いずれかの読取り元を
選択することができる(S401)。この時の操作画面
には、最上段に「入力メディアを下から選んで下さい」
のメッセージが横書きされ、その下側に、スマートメデ
ィア、CFカード、フロッピーディスク、PCカード、
又は、CD−ROMそれぞれの名称を付した各タッチパ
ネルボタンが列挙されている。この操作画面において、
いずれかのタッチパネルボタンに手を触れると、対応す
る読取り元が選択される。なお、「インデックスプリン
ト」の手順では読取り元として写真等の画像(スキャ
ナ)を選ぶことができない。
【0083】この操作画面において、いずれかのタッチ
パネルボタンに手を触れると、対応する読取り元が選択
され、選択した記録メディアの挿入方法を示す操作画面
(図15〜図19)が現れる。操作画面の案内に従っ
て、いずれかの記録メディアを所定の挿入口に挿入し
(S402)、タッチパネルの読取開始ボタンに手を触
れると、記録メディアを挿入した挿入口がシャッタによ
り閉鎖され、画像データの読取が開始される(S40
3)。
【0084】読取が終了すると、画像表示処理が行われ
る(S404)。画像表示処理は図5に示すものと同様
であり、ユーザの選択に応じてプライバシー保護機能が
設定される。次に図40に示すように、読み取られた全
画像をインデックス表示した操作画面が現われるが(S
404)、この時の画像はステップ303で顧客がプラ
イバシー保護モードを設定してあれば対応する処理後の
画像が表示される。この時の操作画面には、最上段に
「画面を確認して決定を押して下さい」のメッセージが
横書きされ、メッセージの下側にインデックスイメージ
が表示され、インデックスイメージの右肩余白にページ
数が表示され、インデックスイメージの左右余白に前進
用スクロールボタン、後退用スクロールボタンが設けら
れ、最下段には「キャンセル」ボタンと「前画面に戻
る」ボタンと共に、「決定」ボタンが設けられている。
【0085】画像のコマ数が多い場合にはインデックス
は複数ページに分けられ、画面に表示されているインデ
ックスのページ数が表示され、前進用スクロールボタン
又は後退用スクロールボタンに触れることにより別のペ
ージへ移動できる。スクロールボタンで各ページのイン
デックスイメージを確認後、確認ボタンに触れると、注
文内容が確定する(S405)。
【0086】手順S405において注文内容が確定した
後は、デジタルフォトの場合と同様の手順で出力指示を
入力し(S406)、プリントを行う。S407及びS
412の課金処理においては、図25の案内画面に代え
て図41の案内画面が現れ、料金を投入すると図26の
案内画面に代えて図41の案内画面に対応する支払い確
認画面が現れる。インデックスプリントにおける課金処
理の案内画面では、「注文枚数」ではなく「インデック
ス枚数」が表示される。インデックスプリントでは、S
404において画面表示されたインデックスイメージの
全ページを1セットでプリントし、インデックス枚数と
はインデックスイメージの総ページ数のことである。従
って、デジタルフォトにおける注文枚数は顧客の意志で
変更できる。 (4)シール 次に、「シール」を選択した場合の手順を説明する。前
記のメインメニュー画面において「シール」の位置に手
を触れると、「シール」の手順がスタートし、複数の小
画面に分割されたプリカットシールが得られる。この手
順は、プリントされる紙がシール用紙である点以外は図
4に示す処理と同じであるので、説明は省略する。 (5)証明写真 次に、「証明写真」を選択した場合の手順を説明する。
前記のメインメニュー画面において「証明写真」の位置
に手を触れると、図10に示すような「証明写真」の手
順がスタートする。なお、「証明写真」の手順がスター
トした以降に表示される各操作画面には、原則的に「キ
ャンセル」ボタンと「前画面に戻る」ボタンが用意され
ていて、「キャンセル」ボタンを押すとスタート画面に
戻り、「前画面に戻る」ボタンを押すと一段階前の操作
画面に戻り、操作をやり直すことができる。
【0087】「証明写真」の手順がスタートすると、図
42に示すように、プリントタイプを選択する操作画面
が現われる(S501)。この時の操作画面には、最上
段に「どのサイズでプリントしますか?」のメッセージ
が横書きされ、その下側に、サイズ指定パネルと色指定
パネルが2段に配列され、最下段に「キャンセル」ボタ
ン、「前画面に戻る」ボタン、「決定」ボタンが設けら
れている。サイズ指定パネルには、ビザサイズ、免許証
サイズ、履歴書サイズ、パスポートサイズの各タッチパ
ネルボタンが縦に配列され、色指定パネルには、カラー
とモノクロの各タッチパネルボタンが横に配列されてい
る。これらのタッチパネルボタンに触れることにより、
サイズと色を指定した後、決定ボタンに触れるとプリン
トタイプが確定する。
【0088】プリントタイプが確定すると、図43に示
すように料金を請求する案内画面が現れ、課金処理が行
われる(S502)。証明写真の手順における課金処理
の案内画面には、最上段に「お金を入れて下さい」のメ
ッセージが横書きされ、その下側には、1枚料金(単
価)、及び、投入済みの金額が上下2段に横書きされ、
最下段に「キャンセル」ボタン、及び、「前画面に戻
る」ボタンが設けられている。なお、この例では、同一
の画像を1つ又は複数有する証明写真を、一回の注文に
つき1枚だけプリントアウトするが、課金前に任意の枚
数をプリントアウトできるように設定できるようにして
もよい。案内画面の説明に従って硬貨投入口及び/又は
紙幣挿入口に投入した金額が請求額合計に達し又は超え
ると、釣銭放出口から必要に応じて釣銭が放出され、課
金処理が完了する。
【0089】課金処理が完了すると、図19に示す操作
画面が現われ、証明写真の画像を記録したフロッピーデ
ィスク(FD)を読取装置に挿入するように要求され
る。この例では、本体部が設置されている店舗内に無地
の背景を備えた撮影用スペースを用意しておき、店員が
デジタルカメラを用いて証明写真作成の目的で顧客を撮
影し、撮影した画像データをFDに保存して顧客に手渡
す。証明写真の画像を加工することは許されないので、
無地の背景を有し且つ証明写真に適した大きさに撮影し
た画像を顧客に提供するためである。一方、本体部は、
証明写真の手順においてFDからしか画像データを読み
取れないように設定される。なお、本体部を任意に設定
して、いかなる記録メディアから証明写真用の画像デー
タを読み取れるようにしてもよい。
【0090】操作画面の案内に従って、顧客が証明写真
用の画像を保存したFDを本体部のFD読取り装置に挿
入すると(S503)、図44に示すように、フロッピ
ーに保存されている証明写真用画像のサムネイル画像を
一覧表示した操作画面が現れる(S504)。この時の
操作画面には、最上段に「プリントする画像を選んで下
さい」とメッセージが横書きされ、その下側に読み取っ
た全画像のサムネイル画像が列挙され、サムネイル画像
の表示領域の余白右下に、画像の選択方法を説明する
「写真をタッチして選んで下さい」のメッセージが記載
され、最下段に「キャンセル」ボタンと「決定」ボタン
が設けられている。この操作画面において画像を一つだ
け選んで、その画像に触れ決定ボタンに触れると、プリ
ントする画像が確定する。
【0091】次に、図5に示すのと同様の画像表示処理
が実行される(S505)。よって、選択された画像は
ユーザが希望した場合はプライバシー保護処理をした状
態で表示される。
【0092】プリントする画像が確定すると、FDを取
出すための操作画面が現われるので、操作画面の案内に
従ってFDを取外す(S506)。FDの取外しが完了
すると、注文された証明写真は別個の場所において実行
されるバックヤードプリントに振り分けられたことを顧
客に伝える案内画面が現れる。バックヤードプリントと
は、この画像プリント装置以外の他のプリンタによりプ
リント処理を行うものであるが、本発明とは直接関係な
いので詳細な説明は省略する。この例では、証明写真の
プリントアウトは本体部のプリンターでは対応できない
ので、証明写真の注文については全てバックヤードプリ
ントが自動的に選択されるようにシステムが設定されて
いる。
【0093】上記手順を経てプリントアウトされた証明
写真の各小画面には、画像部分を目的、用途に則したサ
イズでカットできるように、画像の四隅にカットマーク
が付与されているのが好ましい。 (6)ハガキプリント 次に、「ハガキプリント」を選択した場合の手順を説明
する。前記のメインメニュー画面において「ハガキプリ
ント」の位置に手を触れると、図11に示すような「ハ
ガキプリント」の手順がスタートする。なお、「ハガキ
プリント」の手順がスタートした以降に表示される各操
作画面には、原則的に「キャンセル」ボタンと「前画面
に戻る」ボタンが用意されていて、「キャンセル」ボタ
ンを押すとスタート画面に戻り、「前画面に戻る」ボタ
ンを押すと一段階前の操作画面に戻り、操作をやり直す
ことができる。
【0094】「ハガキプリント」の手順がスタートする
と、図45に示すようなサブメニューを表示する案内画
面が現われ、「はがきデータ新規作成」又は「FD読込
/フォトプリンタ出力」を選ぶことができる(S60
1)。この時の操作画面には、最上段に「ボタンにタッ
チして選択して下さい」のメッセージが横書きされ、そ
の下側に、「はがきデータ新規作成」のボタンと「FD
読込/フォトプリンタ出力」のボタンが上下に配列さ
れ、最下段には「キャンセル」ボタンと「前画面へ戻
る」ボタンが設けられている。
【0095】はがきデータ新規作成の手順においては、
写真等の画像データを記録メディア又はプリント物から
読み取って加工してハガキデータを作成し、フロッピー
ディスク(FD)に保存することができる。なお、サン
プルが1枚プリントされて保存FDに添付される。一
方、FD読込/フォトプリンタ出力の手順においては、
はがきデータ新規作成の手順により作成したハガキデー
タをFDから読み取ってプリントアウトすることができ
る。このサブメニュー画面において、いずれかの手順の
タッチパネルボタンに手を触れると、対応する手順が選
択される。
【0096】はがきデータ新規作成が選択されると、図
14に示すように、画像データの読取り元を列挙した操
作画面が表示され、いずれかの読取り元のボタンに触れ
ることにより、対応する読取り元が選択される(S60
2)。この操作画面において、スマートメディア、CF
カード、フロッピーディスク、PCカード、又はCD−
ROMいずれかの読取り元を選択すると、選択した記録
メディアに対応する挿入方法を示す操作画面(図15〜
図19)が表示される。操作画面の案内に従って、いず
れかの記録メディアを所定の挿入口に挿入し(S60
3)、タッチパネルの読取開始ボタンに手を触れると、
記録メディアを挿入した挿入口がシャッタにより閉鎖さ
れ、画像データの読取が開始される(S604)。読取
が終了すると、読み取られた全画像のサムネイル画像を
一覧表示した操作画面(図示せず)が現われる(S60
5)。列挙されたサムネイル画像からハガキ作成に使用
したい画像を一つだけ選んで触れると、画像が選択され
る(S606)。はがきデータ新規作成におけるS60
2〜S606の手順は、フレーム合成におけるS302
〜S306と同じである。
【0097】一方、画像データの読取り元を選択する操
作画面(図14)において写真(スキャナ)を読取り元
として選択すると(S602)、読取サイズを選択する
操作画面(図21)が現れ、写真サイズ又はA5サイズ
を選ぶことができる(S607)。読取サイズを選択す
ると、スキャナで原稿を読取る操作画面(図22)が現
れる。操作画面に従ってスキャナに原稿をセットし、読
取開始のボタンに触れると(S608)、原稿から画像
データが読取られる(S609)。はがきデータ新規作
成におけるS602及びS607〜S609の手順は、
フレーム合成におけるS302及びS310〜S312
と同じである。
【0098】次に、画像表示処理が行われる(S61
0)。この処理はは図5に示すのと同様である。これに
より、画像プリント装置上ではプライバシー保護処理が
施された状態の画像データを表示することができる。S
606において選択され或いはS609において読取ら
れた画像は、図示しない操作画面に表示され、当該操作
画面において画像を加工し、ハガキデータを作成するこ
とができる(S611)。ハガキデータの作成が終了す
ると、図46に示すような案内画面が現れ、課金処理が
行われる。案内画面の説明に従って請求通り又はそれ以
上の金額を投入すると、釣銭放出口から必要に応じて釣
銭が放出され、課金処理が完了する(S612)。課金
処理が完了すると、レシートが発行され、レシート取出
し口から放出される(S613)。
【0099】レシートの発行後、画像データの読取り元
である記録メディア又は原稿を取り外すための操作画面
(図27〜図32)が現れ、さらに記録メディアを読取
り機に挿入している場合には挿入口のシャッタが開放さ
れる(S614)。操作画面の説明に従って記録メディ
ア又は原稿を取り外すと、保存用FDの挿入を要求する
操作画面(図示せず)が現れる。この例では、作成した
ハガキデータをFDにしか保存できないが、本体部を任
意に設定して、いかなる記録メディアにハガキデータを
保存できるようにしてもよい。操作画面の説明に従っ
て、保存用FDを挿入し保存開始のボタンに触れると
(S615)、ハガキデータがFDに保存される(S6
16)。ハガキデータの保存が完了すると、保存用FD
を取り外すための操作画面(図示せず)が現れ、操作画
面の説明に従って保存用FDを取り外すことができる
(S617)。保存用FDが取り外されると、サンプル
をプリントする案内画面(図示せず)が現われ、サンプ
ルが1枚だけ即時プリントされる。サンプルのプリント
が終了すると、図34に示す終了画面が現れる。
【0100】ハガキプリントのサブメニューにおいてF
D読込/フォトプリンタ出力が選択されると、ハガキデ
ータ新規作成の手順で作成したハガキデータを保存した
FDを挿入する操作画面(図示せず)が現れる(S61
9)。操作画面の説明に従って保存用FDを読取装置に
挿入し、読取開始ボタンに触れると、ハガキデータが読
み取られ(S620)、読み取られたハガキデータのサ
ムネイル画像を一覧表示する操作画面(図示せず)が現
れ、この画面においてプリントアウトしたいハガキのサ
ムネイル画像を一つ又は複数選び、選んだハガキデータ
それぞれのプリント枚数を入力すると、注文内容が確定
すると共に画像表示処理が行われる(S622)。画像
表示処理は図5に示すのと同じであり、プライバシー保
護モードで画像を表示することができる。
【0101】次に、出力指示を行い、プリントがなされ
る(S623)。そして、プリントが完了すると、図3
4に示す終了画面が現れる。プリントがなされた後の各
手順は、デジタルフォトの場合と同じである。
【0102】なお、上述の例は、画像表示処理中に顧客
の指示に応じてプライバシー保護処理を行うこととして
いるが、その代わりに、図6(B)に例示するように画
像のプリント処理中にプライバシー保護処理を指示でき
るように構成することもできる。こうすれば、プリント
指示入力まではオリジナル画像を見ながら必要な処理を
行い、プリント開始後にプライバシー保護処理を行うよ
うにすることができる。また、いったん開始したプライ
バシー保護処理の種類を途中で変更することもできる。
画像によってはある処理方法のプライバシー保護機能が
十分でないことがありうるからである。また、プリント
開始後にはプライバシー保護処理として、上述のような
画像処理を施して画像を表示するのではなく、画像自体
を全く表示しないように構成することもできる。
【0103】また、図5に示す画像表示処理において顧
客にプライバシー保護モードとするか否かを問い合わせ
る際に、直ちにプライバシー保護モードとする方法と、
プリント中にのみプライバシー保護モードにする方法と
を選択させることもできる。
【0104】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る画像
プリント装置によれば、プリントすべき画像が画像プリ
ント装置の表示部に表示される際に、種々の画像処理を
施して周囲の人から見えにくいように表示して、プライ
バシー保護を図ることができる。
【0105】また、プライバシー保護処理として行う画
像処理は、顧客が選択することができるので、顧客は自
分の見やすい処理を選んで実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像プリント装置の概要を示す説
明図である。
【図2】本発明に係る画像プリント装置に用いられる本
体部の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る画像プリント装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、デジタルフォトの手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、プライバシー保護処理を含む画像表示処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】プライバシー保護処理時の表示画面例である。
【図7】画像の暗化処理及びコントラスト低下処理を説
明する図である。
【図8】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、フレーム合成及びシールプリントの手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、インデックスプリントの手順を示すフローチャート
である。
【図10】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、証明写真の手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、ハガキプリントの手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、スタート画面である。
【図13】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、メインメニュー画面である。
【図14】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、画像データの読取り元を選択する操作画面である。
【図15】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、スマートメディア挿入方法の案内画面である。
【図16】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、コンパクトフラッシュカード挿入方法の案内画面で
ある。
【図17】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、フロッピーディスク挿入方法の案内画面である。
【図18】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、PCカード挿入方法の案内画面である。
【図19】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、CD−ROM挿入方法の案内画面である。
【図20】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、デジタルフォトのために読み取った画像を列挙する
サムネイル画像表示画面である。
【図21】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、スキャナの読取りサイズを選択する操作画面であ
る。
【図22】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、スキャナの原稿セット方法を案内する操作画面であ
る。
【図23】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、デジタルフォトのためにスキャナで読取った画像の
表示画面である。
【図24】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、デジタルフォトのためにスキャナで読取った画像の
プリント枚数を設定する操作画面である。
【図25】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、デジタルフォトを行った時に表示される料金支払の
案内画面である。
【図26】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、デジタルフォトを行った時に料金の確認を求める案
内画面である。
【図27】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、スマートメディア取外し方法の案内画面である。
【図28】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、コンパクトフラッシュカード取外し方法の案内画面
である。
【図29】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、フロッピーディスク取外し方法の案内画面である。
【図30】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、PCカード取外し方法の案内画面である。
【図31】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、CD−ROM取外し方法の案内画面である。
【図32】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、スキャナ原稿取外し方法の案内画面である。
【図33】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、即時プリント実行中の案内画面である。
【図34】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、終了画面である。
【図35】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、フレーム合成及びシールプリントで用いるフレーム
のサムネイル画像表示画面である。
【図36】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、選択したフレームの拡大表示画面である。
【図37】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、フレーム合成及びシールプリントで用いるために読
取った画像を列挙するサムネイル画像表示画面である。
【図38】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、フレーム合成及びシールプリントの合成画像を調整
する操作画面である。
【図39】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、インデックスプリントの画像読取り元を選択する操
作画面である。
【図40】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、インデックスプリントのプリントイメージを確認す
る案内画面である。
【図41】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、インデックスプリントの料金支払の案内画面であ
る。
【図42】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、証明写真のプリントタイプを選択する操作画面であ
る。
【図43】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、証明写真の料金支払の案内画面である。
【図44】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、証明写真で用いるために読取った画像を列挙するサ
ムネイル画像表示画面である。
【図45】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、ハガキプリントのサブメニューを選択する操作画面
である。
【図46】本発明に係る画像プリント装置の一例におい
て、ハガキプリントのハガキデータ作成を行った時に表
示される料金支払の案内画面である。
【符号の説明】
1…本体部 4…画像データ入力手段 5…画像データ 6…注文内容入力手段 7…注文内容 8…出力内容指示データ生成手段 9…出力内容指示データ 11…プリント手段 13…サーバ 14…タッチパネル付きモニタ 15…フロッピーディスク挿入口 16…CD−ROM挿入口 17…PCカード挿入口 18…スマートメディア挿入口 19…コンパクトフラッシュカード挿入口 20…スキャナ 21…メンテナンスキー 22…スピーカー 23…硬貨投入口 24…コイン返却バー 25…紙幣挿入口 26…釣銭返却口 27…レシート取出口 28…プリント物(標準プリント)取出口 29…プリント物(プリカットシール)取出口 30…前面ドア開閉キー 31…本体部の制御部 32…ハードディスク 33…CD−ROM読取装置 34…画像データ読取装置 35…シャッタ 36…コインメック 37…ビルバリ 38…レシートジャーナル処理部 39…プリンタ 40…プリンタ 41…本体部の通信制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06T 3/40 A 5C052 G06T 3/40 5/00 100 5C053 5/00 100 200Z 5C062 200 H04N 1/393 5C076 H04N 1/393 5/262 5C077 1/40 5/76 E 5/262 101:00 5/76 B41J 29/00 Z 5/91 H04N 1/40 Z // H04N 101:00 5/91 J (72)発明者 柴崎 直司 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C061 BB17 CL10 2H106 AA72 BA55 BA58 BA95 BH00 5B057 BA02 BA28 BA30 CA01 CA08 CB01 CC01 CD05 CE03 CE12 5B058 CA24 CA25 KA02 KA04 KA05 KA06 KA08 KA21 KA40 YA20 5C023 AA02 AA07 AA08 AA18 AA21 AA38 BA07 BA08 CA02 CA05 DA02 DA03 DA04 DA08 5C052 AA11 AB04 DD02 EE02 EE03 EE08 FA02 FA03 FA04 FB01 FC01 FC08 FD02 FD04 FD07 FD08 FE04 5C053 FA04 FA05 FA08 KA24 LA03 LA06 5C062 AA05 AB20 AB22 AB23 AB43 AC05 AC21 AC51 AE03 BA00 5C076 AA22 BA02 BA06 CA02 CB02 5C077 LL14 PP03 PP15 PP19 PP20 PQ08 RR02 SS05 SS06 TT09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する画像データ入力手
    段と、 出力すべき画像の指定を含むプリント指示を入力する指
    示入力手段と、 画像を表示する表示手段と、 前記出力すべき画像に対してプライバシー保護処理を施
    して保護処理画像を作成する処理手段と、 前記出力すべき画像をプリントするプリント手段と、を
    備え、 ユーザの指定に応じて、保護処理画像と前記出力すべき
    画像のいずれか一方を前記表示手段上に表示する制御手
    段と、を備える画像プリント装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記保護処理画像と前
    記出力すべき画像の択一的な表示を前記プリント手段に
    よるプリント中に行う請求項1に記載の画像プリント装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記保護処理画像と前
    記出力すべき画像の択一的な表示を前記プリント指示の
    入力中に行う請求項1又は2に記載の画像プリント装
    置。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、プライバシー保護処理
    として、前記出力すべき画像に対して画像暗化処理、コ
    ントラスト低下処理、画像縮小化処理、画像の2値化処
    理、エッジ光彩処理、及びエンボス処理の少なくとも1
    つを施す請求項1乃至3のいずれかに記載の画像プリン
    ト装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、プライバシー保護処理
    として画像暗化処理、コントラスト低下処理、画像縮小
    化処理、画像の2値化処理、エッジ光彩処理、及びエン
    ボス処理のいずれかを施す旨のユーザの指定を受け取
    り、指定された処理によって保護処理画像を作成する請
    求項4に記載の画像プリント装置。
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