JP2006318341A - 検知対象画像判定装置、検知対象画像判定方法および検知対象画像判定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】与えられた濃淡画像が検知対象画像であるか否かを判定する検知対象画像判定装置である。濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して設けられ、画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、求めた特徴量に基づいて前記画素の組が検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を算出する弱判別手段の複数個を設ける。判定手段は、複数個の弱判別手段により算出された推定値に基づいて、与えられた濃淡画像が検知対象画像であるか否かを判定する。
【選択図】図1
Description
与えられた濃淡画像が検知対象画像であるか否かを判定する検知対象画像判定装置であって、
前記濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して設けられ、前記画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、前記特徴量に基づいて前記画素の組が前記検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を算出する弱判別手段の複数個と、
前記複数個の弱判別手段により算出された前記推定値に基づいて、前記与えられた濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する判定手段と
を備えることを特徴とする検知対象画像判定装置を提供する。
濃淡画像中から検知対象画像を検出判定する検知対象画像判定装置であって、
前記濃淡画像を縮小し、複数の異なる大きさの画像を生成する画像縮小手段と、
前記画像縮小手段からの前記複数の異なる大きさの縮小画像のそれぞれを、固定サイズのウインドウ単位で走査する走査手段と、
前記走査手段から得られる前記ウインドウ単位の濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して設けられ、前記画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、前記特徴量に基づいて前記画素の組が前記検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を算出する弱判別手段の複数個と、
前記複数個の弱判別手段により算出された前記推定値に基づいて、前記ウインドウ単位の濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する判定手段と
を備えることを特徴とする検知対象画像判定装置を提供する。
この実施形態における判定部23は、アンサンブル学習(集団学習)を利用して、その入力画像(ウインドウ画像)が検知対象画像であるか否かを判定する。なお、この判定部23は、請求項1の発明の実施形態を構成するものである。
ブースティングアルゴリズムを用いて集団学習する集団学習機部24は、上述したように複数の弱判別器を複数個組み合わせ、結果的に強い判定結果が得られるよう学習するものである。
この実施の形態における判定部23は、これを構成する複数個の弱判別器20tが、当該複数個の弱判別器20tに入力される画像に含まれる全画素において選択された、隣接するまたは近接する2つの画素の輝度値の差分(制約ピクセル間差分特徴量)により、検知対象画像例えば顔か否かを判別する極めて簡単な構成とすることで、判別工程において弱判別器20tの判別結果の算出を高速化するものである。弱判別器20tに入力される画像は、学習工程では、学習サンプルであり、判別工程では、スケーリング画像から切り出されたウインドウ画像である。
制約ピクセル間差分特徴量:d=I1−I2 ・・・(式a)
と定義する。
確定的な2値出力をする弱判別器は、制約ピクセル間差分特徴量の値に応じて、検知対象画像か否かの2クラス判別を行なう。対象画像領域(ウインドウ画像)中のある隣接するまたは近接する2つのピクセルの輝度値をI1、I2とし、制約ピクセル間差分特徴量により検知対象画像か否かを判別するための閾値をThとすると、
I1−I2>Th ・・・(式b)
を満たすか否かで、いずれのクラスに属するかを決定することができる。
Th1>I1−I2>Th2 ・・・(式c)
I1−I2>Th1 and Th2>I1−I2 ・・・(式d)
でそれぞれ表わされる(式c)又は(式d)に示す2つの閾値を用いることもできる。
確率的な出力をする弱判別器としては、上述した如く、例えばリアル・アダブースト(Real−AdaBoost)やジェントルブースト(Gentle Boost)などのように弱判別器が連続値を出力するものがある。この場合は、或る決められた一定値(閾値)により判別問題を解き、2値出力(f(x)=1又は−1)ではなく、入力された画像が検知対象画像である度合いを、例えば確率密度関数として出力する。
次に、打ち切り閾値について説明する。ブースティングを用いた集団学習機においては、通常は、上述したように判定部23を構成する全ての弱判別器の出力の重み付き多数決により、ウインドウ画像が検知対象画像か否かを判別する。重み付き多数決は、弱判別器の判別結果(推定値)を逐次足し合わせていくことで算出される。例えば、弱判別器20tのそれぞれに対応する多数決の重み(信頼度)を前述したようにWt、各弱判別器の出力をft(x)としたとき、アダブーストにおける重み付き多数決の値F(x)は、図Aの(式f)により求めることができる。
次に、集団学習機部24における学習方法について説明する。与えられたデータが、例えば顔か否かを判別する問題など、一般的な2クラス判別のパターン認識問題の前提として、予め人手によりラベリング(正解付け)された学習サンプルとなる画像(訓練データ)を用意する。学習サンプルは、検出したい検知対象画像の領域を切り出した画像群(検知対象画像群)と、検出したい検知対象画像とは全く関係のない例えば風景画などを切り出したランダムな画像群(非検知対象画像群)とからなる。
(A)隣接するまたは近接する2つのピクセル位置の組(T個)
(B)弱判別器の閾値(T個)
(C)重み付き多数決の重み(弱判別器の信頼度)(T個)
(D)打ち切り閾値(T個)
である。
図10の処理フローに先立ち、上述のように、予め検知対象画像又は非検知対象画像であることがラベリングされた学習サンプル(xi,yi)を用意する。
学習サンプル(xi,yi):(x1,y1),・・・,(xN,yN)
xi∈X,yi∈{−1,1}
X:学習サンプルのデータ
Y:学習サンプルのラベル(正解)
N:学習サンプル数
をそれぞれ示す。
ブースティングにおいては、各学習サンプルの重み(データ重み)を異ならせ、判別が難しい学習サンプルに対するデータ重みを相対的に大きくしていく。判別結果は、弱判別器を評価する誤り率(エラー)の算出に使用されるが、判別結果にデータ重みを乗算することで、より難しい学習サンプルの判別を誤った弱判別器の評価が実際の判別率より下まわることになる。データ重みは、後述する方法によって逐次更新されるが、先ず最初にこの学習サンプルのデータ重みの初期化を行なう。学習サンプルのデータ重みの初期化は、全学習サンプルの重みを一定にすることにより行なわれ、図Bの(式1)に示すように定義される。
次に、以下に示すステップS12〜ステップS17の処理を繰り返すことで判定部23を生成する。ここで、繰り返し処理回数をt=1,2,・・・,Tとする。1回の繰り返し処理を行う毎に1つの弱判別器、すなわち、隣接または近接する1組の画素と、その組の制約ピクセル間差分特徴量が学習され、従って繰り返し処理回数(T回)分、弱判別器が生成されて、T個の弱判別器からなる判定部23が生成されることになる。
ステップS12では、弱判別器の学習(生成)を行うが、この学習方法については後述する。この実施の形態においては、1回の繰り返し処理毎に、1つの弱判別器を、後述する方法に従って生成する。
次に、ステップS12にて生成された弱判別器の重み付き誤り率etを、図Bの(式2)により算出する。
次に、上述の(式2)に示す重み付き誤り率etに基づき、重み付き多数決の重みWtを、図Bの(式3)により算出する。この、重み付き多数決の重みWtは、繰り返し回数t回目に生成された弱判別器の信頼度を示す。以下、この重み付き多数決の重みWtを、信頼度Wtという。
次に、上記(式3)にて得られた信頼度Wtを使用して、図Bの(式4)により学習サンプルのデータ重みDt,iを更新する。データ重みDt,iは、通常全部足し合わせると1になるよう正規化されており、図Bの(式5)はデータ重みDt,iを正規化するためのものである。
次に、上述したように、判別工程にて、各弱判別器20tの段階で判別を打ち切るための打ち切り閾値Rtを算出する。打ち切り閾値Rtは、上述した図Aの(式g)に従って、検知対象画像である学習サンプル(ポジディブな学習サンプル)x1〜xJの重み付き多数決の値又は0のうち最も小さい値が選択される。なお、上述したように、最小値又は0を打ち切り閾値に設定するのは、0を閾値 にして判別を行なうアダブーストの場合である。いずれにせよ、打ち切り閾値Rtは、少なくとも全てのポジティブな学習サンプルが通過できる最大の値となるよう設定する。
ステップS17においては、所定回数(=T回)のブースティングが行われたか否かを判別し、行なわれていないと判別した場合は、ステップS17からステップS12に戻り、上述したステップS12〜ステップS17の処理を繰り返す。所定回数の学習が終了したと判別した場合は、図10の学習処理を終了する。この実施の形態では、学習サンプルなどの与えられる画像から、検出対象とする検知対象画像を十分判別できる数の弱判別器を学習すると終了するものとする。
次に、上述したステップS12における弱判別器の学習方法(生成方法)について説明する。弱判別器の生成は、弱判別器が2値出力の場合と、図Aの(式e)に示した関数f(x)として連続値を出力する場合とで異なる。また、2値出力の場合においても、前述の(式b)に示したような1つの閾値Thで判別する場合と、前述の(式c)、(式d)に示したような2つの閾値Th1、Th2で判別する場合とで処理が若干異なる。
ここでは、学習サンプルにおける全画素から隣接または近接する任意の2つの画素を選択する。例えば24×24画素の学習サンプルを使用する場合に、その全ての2画素の組ではなく、隣接または近接する2つの画素の組の1つをランダムに選択する。
次に、全ての学習サンプルに対して、ステップS21にて選択した隣接または近接した2つの画素の輝度値の差(I1−I2)として、制約ピクセル間差分特徴量dを求め、図7(A)に示したようなヒストグラム(頻度分布)を求める。
次に、ステップS22にて求めた頻度分布から、前記図17の(式2)に示した重み付き誤り率etを、その最小値eminにする閾値Thminを求める。
次に、ステップS22にて求めた頻度分布から、前記図17の(式2)に示した重み付き誤り率etを、その最大値emaxにする閾値Thmaxを求め、図18の(式7)に示す方法によって閾値を反転する。すなわち、弱判別器は1つの閾値Thより大きいか否かで正解か不正解かの2つの値を出力するものであり、したがって、重み付き誤り率etが0.5未満である場合は、閾値を反転することで、重み付き誤り率を0.5以上にすることができる。
次に、上述のeminとemax’とから、弱判別器を構成する各パラメータ、すなわち、隣接または近接する2つの画素P1、P2の位置と、その閾値Thとを決定する。すなわち、
emin<emax’の場合:P1、P2、Thmin、
emin>emax’の場合:P1’(=P2)、P2’(=P1)、Thmin、
とする。
そして、ステップS26において、学習サンプルについて隣接または近接する2つの画素の組の全ての数M分について、ステップS21〜25の処理を繰り返したか否かを判別し、全ての画素の組数Mについて、未だステップS21〜25を繰り返してはいない判別したときには、ステップS21に戻り、ステップS21〜ステップS26の処理を繰り返す。このように、1つの弱判別器の生成にあたって、m(=1,2,・・・,M)回の繰り返し処理が行われる。
ステップS26で、全ての画素の組数Mについて、未だステップS21〜25を繰り返したと判別したときには、ステップS27に進み、M回の繰り返し処理にて生成された弱判別器のうち、誤り率etが最も小さかった弱判別器のパラメータ候補を最終的な弱判別器のパラメータとして採用する。そして、この図11の処理を終了し、図10に示したステップS13に進む。
次に、図1に示した検知対象画像検出装置における検知対象画像検出方法の実施形態について説明する。図15は、検知対象画像検出方法の実施形態を示すフローチャートであり、図2に示した処理のフローチャートよりは、詳細な処理説明図である。
先ず、図1に示した検知対象画像判定装置部2では、スケーリング部21が、入力画像供給装置部1から与えられた濃淡画像(入力画像)を一定の割合で縮小スケーリングする。この場合、入力画像供給装置部1は、入力画像として濃淡画像が入力されたものをそのまま検知対象画像判定装置部2に出力するようにしてもよく、また、入力画像供給装置部2にて、その入力画像を濃淡画像に変換した後、検知対象画像判定装置部2に出力するようにしてもよい。
走査部22は、スケーリング部22からのスケーリング画像の情報を受け取り、当該スケーリング画像上において、ウインドウWDの位置を縦横に走査し、各走査位置におけるウインドウ画像を判定部23に出力する。
判定部23は、走査部22から出力されるウインドウ画像が検知対象画像であるか否かを判定する。判定部23は、ウインドウ画像に対して、上述した複数の弱判別器20t(=201〜20T)の推定値ft(x)を、逐次、重み付き加算し、その重み付け加算値(重み付き多数決の値の更新値)を評価値sとして算出する。そして、この評価値sに基づき、ウインドウ画像が検知対象画像か否か、及び判別を打ち切るか否かを判定する。
そして、判定部23(または処理制御部20)は、上述に示した例えば4つの方法の何れかにより得られた(更新された)評価値sが、打ち切り閾値Rtより大きいか否かを判定する(ステップS35)。このステップS35で評価値sが打ち切り閾値Rtより大きいと判別された場合は、所定回数(=T回)繰り返したか否かを判別し(ステップS36)、T回繰り返していないと判別したときには、ステップS33に戻り、このステップS33からステップS36までの処理を繰り返す。
ステップS39で、次のスケーリング画像がなくなったと判別したときには、検知対象画像であると検知判定されたウインドウ画像領域についての重なり領域の有無を判定し、重なり領域があるときには、当該重なり領域の削除処理を実行する。
Claims (10)
- 与えられた濃淡画像が検知対象画像であるか否かを判定する検知対象画像判定装置であって、
前記濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して設けられ、前記画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、前記特徴量に基づいて前記画素の組が前記検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を算出する弱判別手段の複数個と、
前記複数個の弱判別手段により算出された前記推定値に基づいて、前記与えられた濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する判定手段と
を備えることを特徴とする検知対象画像判定装置。 - 請求項1に記載の検知対象画像判定装置において、
前記複数個の弱判別手段のそれぞれからの前記推定値に対して、前記学習により求められた重み付け係数を乗算する重み付け付与手段と、
前記判定手段は、前記重み付け付与手段からの前記重み付けが付与された前記推定値に基づいて、前記与えられた濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する
ことを特徴とする検知対象画像判定装置。 - 濃淡画像中から検知対象画像を検出判定する検知対象画像判定装置であって、
前記濃淡画像を縮小し、複数の異なる大きさの画像を生成する画像縮小手段と、
前記画像縮小手段からの前記複数の異なる大きさの縮小画像のそれぞれを、固定サイズのウインドウ単位で走査する走査手段と、
前記走査手段から得られる前記ウインドウ単位の濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して設けられ、前記画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、前記特徴量に基づいて前記画素の組が前記検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を算出する弱判別手段の複数個と、
前記複数個の弱判別手段により算出された前記推定値に基づいて、前記ウインドウ単位の濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する判定手段と
を備えることを特徴とする検知対象画像判定装置。 - 請求項3に記載の検知対象画像判定装置において、
前記複数個の弱判別手段のそれぞれからの前記推定値に対して、前記学習により求められた重み付け係数を乗算する重み付け付与手段と、
前記判定手段は、前記重み付け付与手段からの前記重み付けが付与された前記推定値に基づいて、前記与えられた濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する
ことを特徴とする検知対象画像判定装置。 - 与えられた濃淡画像が検知対象画像であるか否かを判定する検知対象画像判定方法であって、
前記濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して行なうものであって、前記画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、前記特徴量に基づいて前記画素の組が前記検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を、前記複数個の画素の組のそれぞれについて算出する弱判別工程と、
前記弱判別工程で算出された前記複数個の推定値に基づいて、前記与えられた濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する判定工程と
を備えることを特徴とする検知対象画像判定方法。 - 請求項5に記載の検知対象画像判定方法において、
前記弱判別工程で算出された前記複数個の推定値のそれぞれに対して、前記学習により求められた重み付け係数を乗算する重み付け付与工程と、
前記判定工程では、前記重み付け付与工程で前記重み付けが付与された前記推定値に基づいて、前記ウインドウ単位の濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する
ことを特徴とする検知対象画像判定方法。 - 濃淡画像中から検知対象画像を検出判定する検知対象画像判定方法であって、
前記濃淡画像を縮小し、複数の異なる大きさの縮小画像を生成する画像縮小工程と、
前記画像縮小工程で生成された前記複数の異なる大きさの縮小画像のそれぞれを、固定サイズのウインドウ単位で走査する走査工程と、
前記走査工程で得られる前記ウインドウ単位の濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して行なうものであって、前記画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、前記特徴量に基づいて前記画素の組が前記検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を、前記複数個の画素の組のそれぞれについて算出する弱判別工程と、
前記弱判別工程で算出された前記複数個の推定値に基づいて、前記ウインドウ単位の濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する判定工程と
を備えることを特徴とする検知対象画像判定方法。 - 請求項7に記載の検知対象画像判定方法において、
前記弱判別工程で算出された前記複数個の推定値のそれぞれに対して、前記学習により求められた重み付け係数を乗算する重み付け付与工程と、
前記判定工程では、前記重み付け付与工程で前記重み付けが付与された前記推定値に基づいて、前記ウインドウ単位の濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する
ことを特徴とする検知対象画像判定方法。 - 与えられた濃淡画像が検知対象画像であるか否かを判定するためにコンピュータを、
前記濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して設けられ、前記画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、前記特徴量に基づいて前記画素の組が前記検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を算出する弱判別手段の複数個、および、
前記複数個の弱判別手段により算出された前記推定値に基づいて、前記与えられた濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する判定手段
として機能させるための検知対象画像判定プログラム。 - 濃淡画像中から検知対象画像を検出判定するためにコンピュータを、
前記濃淡画像を縮小し、複数の異なる大きさの画像を生成する画像縮小手段と、
前記画像縮小手段からの前記複数の異なる大きさの縮小画像のそれぞれを、固定サイズのウインドウ単位で走査する走査手段、
前記走査手段から得られる前記ウインドウ単位の濃淡画像を構成する画素のうちの、予め学習により定められた隣接または近接する2つの位置の画素の組の複数個のそれぞれの組に対して設けられ、前記画素の組の2画素間の輝度値の差分を特徴量として求め、前記特徴量に基づいて前記画素の組が前記検知対象画像の輪郭部分であるか否かを示す推定値を算出する弱判別手段の複数個、および、
前記複数個の弱判別手段により算出された前記推定値に基づいて、前記ウインドウ単位の濃淡画像が前記検知対象画像であるか否かを判定する判定手段
として機能させるための検知対象画像判定プログラム。
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