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JP2010140847A - 防水コネクタ - Google Patents

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JP2010140847A
JP2010140847A JP2008318182A JP2008318182A JP2010140847A JP 2010140847 A JP2010140847 A JP 2010140847A JP 2008318182 A JP2008318182 A JP 2008318182A JP 2008318182 A JP2008318182 A JP 2008318182A JP 2010140847 A JP2010140847 A JP 2010140847A
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JP
Japan
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peripheral surface
cavity
rubber plug
inner peripheral
waterproof connector
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Pending
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JP2008318182A
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English (en)
Inventor
Akira Sao
明 佐生
Masaya Horiuchi
雅也 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】端子金具の接続信頼性の向上を図る。
【解決手段】防水コネクタ10は、電線90の端末に接続される端子金具60と、電線90の外周面に嵌着されるゴム栓80と、後方から端子金具60とゴム栓80とが挿入されるキャビティ21を有するハウジング本体22とを備える。ハウジング本体22の後面には、キャビティ21と連通する筒部31が突出して設けられている。ゴム栓80は、ハウジング本体22と筒部31とに跨って配され、ハウジング本体22側に、キャビティ21の内周面に密着することでキャビティ21内をシールするシール部83を有し、筒部31側に、筒部31の内周面に当接することでゴム栓80のがた付きを規制する振れ止め部82を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、防水コネクタに関する。
特許文献1には、電線の端末に接続される端子金具と、電線の外周面に嵌着されるゴム栓と、後方から端子金具及びゴム栓が挿入されるキャビティを有するハウジングとを備え、ゴム栓がキャビティの内周面に密着することでハウジング内を液密状にシールする防水コネクタが開示されている。ハウジングの後面は凹凸なく切り立って配され、ゴム栓はその全体がキャビティ内に挿入されている。
特開2006−344475公報
ところで、例えば、防水コネクタが車両に搭載されてエンジン等が振動すると、ハウジングの後面から引き出された電線がその延び方向と交差する方向に振れ、さらに電線の振れに同調してゴム栓が変形し、電線の振動力がゴム栓で食い止められずに端子金具にも伝わることがある。その結果、端子金具が相手端子に対する正規の接続姿勢から傾いて接続信頼性が損なわれるおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の接続信頼性の向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、電線の端末に接続される端子金具と、前記電線の外周面に嵌着されるゴム栓と、後方から前記端子金具と前記ゴム栓とが挿入されるキャビティを有するハウジング本体とを備えた防水コネクタであって、前記ハウジング本体の後面には、前記キャビティと連通する筒部が突出して設けられ、前記ゴム栓は、前記ハウジング本体と前記筒部とに跨って配され、前記ハウジング本体側に、前記キャビティの内周面に密着することで前記キャビティ内をシールするシール部を有し、前記筒部側に、前記筒部の内周面に当接することで前記ゴム栓のがた付きを規制する振れ止め部を有している構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記筒部の内周面は後方へ向かって拡開する形状とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記シール部には前記キャビティの内周面に密着するリップが周方向に突出して設けられ、前記振れ止め部には前記筒部の内周面に当接する鍔部が周方向に突出して設けられており、前記鍔部の突出寸法は前記リップの突出寸法よりも大きくされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
ハウジング本体側にはゴム栓のシール部が設けられ、筒部側にはゴム栓の振れ止め部が設けられているから、電線が振れたときに、その振動力が振れ止め部で抑えられてシール部側に伝わるのが防止され、ひいては端子金具側に伝わるのが防止される。その結果、端子金具の接続信頼性の向上を図ることができる。
<請求項2の発明>
筒部の内周面が後方へ向かって拡開する形状とされているから、電線が振れたときに、傾倒する電線の外周面が筒部の内周面に沿るように配される。このため、振れた電線が筒部の後端開口縁に当接して屈曲されるのが防止され、電線の屈曲に伴ってゴム栓が変形されるのが防止される結果、接続信頼性のさらなる向上を図ることができる。
<請求項3の発明>
鍔部の突出寸法がリップの突出寸法よりも大きくされているから、電線の振動力が鍔部で効率よく吸収され、端子金具側に伝わるのが確実に防止される。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。本実施形態に係る防水コネクタ10は、ハウジング20、端子金具60、ゴム栓80を備え、ハウジング20は図示しない相手コネクタと嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、相手コネクタとの嵌合面側を前方とする。
ハウジング20は合成樹脂製であって、図1に示すように、端子金具60を挿入可能な複数のキャビティ21を有するハウジング本体22と、ハウジング本体22の周囲を取り囲む嵌合筒部23とを備えている。嵌合筒部23とハウジング本体22との間には前方に開放された組付空間24が保有され、ここに前方から相手コネクタのフードが嵌合可能とされている。キャビティ21の内周面には、前方へ突出するランス25が撓み可能に設けられ、正規挿入された端子金具60がランス25によって弾性的に抜け止め係止されるようになっている。各キャビティ21は幅方向に対をなして横並びで設けられている。
また、ハウジング本体22と嵌合筒部23とは連結部26を介して互いに連結されている。連結部26はハウジング本体22の外面から外向きに突出する形状とされ、ハウジング本体22の外周面には連結部26よりも前方に図示しないシールリングが嵌着されている。
ハウジング本体22の外面の上部にはロックアーム27が設けられている。ロックアーム27は、前後方向に細長い形状をなし、上下方向に弾性変位可能(揺動変位可能)とされている。ハウジング20と相手コネクタとが正規嵌合されると、ロックアーム27が相手コネクタのロック受け部を弾性的に係止して、ハウジング20と相手コネクタとが嵌合状態に保持されるようになっている。ロックアーム27の後端部にはロック受け部との係止状態を解除する際に押圧される操作部28が一段高く設けられている。嵌合筒部23には、ロックアーム27と対応する部位に切欠部29が設けられ、図4に示すように、切欠部29を通してロックアーム27を上方から視認可能とされている。ロックアーム27の両側には、図2に示すように、切欠部29を画成する一対の保護部30が立設されており、図3に示すように、側面視において、ロックアーム27が保護部30によって隠れるようになっている。
また、ハウジング20は、ハウジング本体22の後面に一体に連なり、かつハウジング本体22の後面から後方に突出する筒部31を備えている。筒部31は、全体として円筒状をなし、ゴム栓80の前後長の半分に満たない短い前後長を有している。詳しくは筒部31は、各キャビティ21と対応するよう幅方向に対をなして設けられ、各キャビティ21と連通する孔32を有している。両筒部31は、図2に示すように、ハウジング20における幅方向の中央部で一体に接合されている。筒部31の外周面は前後方向に同一高さで連なる水平面33とされ、筒部31の内周面、言い換えれば筒部31の孔32の内面は、筒部31の前端(キャビティ21の後端)から後端にかけて、全周に亘ってラッパ状に拡開するテーパ面34とされている。
端子金具60は導電性の金属板を所定形状に打ち抜いて曲げ加工等して一体に成形され、図1に示すように、相手端子と接続可能な筒状の接続部61と、接続部61よりも後方に位置して電線90の端末芯線91に外側からかしめ付けられるオープンバレル状のワイヤバレル62と、ワイヤバレル62よりも後方に位置して電線90の外周面に嵌着されたゴム栓80に外側からかしめ付けられるオープンバレル状のインシュレーションバレル63とからなる。接続部61の顎状の後端縁にはランス25が弾性的に係止されるようになっている。電線90は、銅又は銅合金からなる素線を撚り合わせた芯線91と芯線91の周りを覆う絶縁樹脂性の被覆92とによって構成されている。
ゴム栓80はシリコンゴム等のゴム製であって、全体として前後方向に細長い円筒状をなしている。ゴム栓80の内部には電線90を密着状態で通す図示しない電線密着孔が前後方向に貫通して設けられている。詳しくはゴム栓80は、前端部に位置してインシュレーションバレル63に圧着されるバレル受け部81と、後端部に位置してゴム栓80のがた付きを抑える振れ止め部82と、振れ止め部82とバレル受け部81との間に位置してキャビティ21内のシールをとるシール部83とからなる。バレル受け部81の外周面は凹凸のないフラット面とされ、ここにインシュレーションバレル63が圧着されるようになっている。
シール部83と振れ止め部82とは前後方向に細長い胴部84を共用してなり、この胴部84は前後方向に沿ったフラットな外周面を有している。胴部84はハウジング本体22側と筒部31側とに跨って配され、ハウジング本体22側にシール部83が配され、筒部31側に振れ止め部82が配されている。
シール部83はゴム栓80全体の長さの半分以上を占有してなり、シール部83の胴部84の外周面には前後方向に間隔をあけて配される複数条のリップ85が周方向の全周に亘って設けられている。各リップ85の先端部はキャビティ21の内周面に弾縮状態で密着され、キャビティ21内を液密状にシールする役割を果たす。
振れ止め部82の胴部84の外周面には、1条の鍔部86が周方向の全周に亘って設けられている。鍔部86はゴム栓80の最後端に配され、リップ85の突出寸法よりも大きい突出寸法をもって構成されている。鍔部86の先端部は、筒部31のテーパ面34に弾縮状態で当接され、その当接状態ではテーパ面34に沿って斜めに圧潰されている。
次に、本実施形態に係る防水コネクタ10の作用効果について説明する。
電線90の外周面にゴム栓80を嵌着させ、さらに電線90の端末芯線91にワイヤバレル62を圧着するとともにゴム栓80にインシュレーションバレル63を圧着することにより、電線90の端末にゴム栓80及び端子金具60を接続する。次いで、ハウジング本体22のキャビティ21内に後方から上記の電線90及びゴム栓80付き端子金具60を挿入する。キャビティ21内に正規挿入された端子金具60は、略水平に配され、キャビティ21の前壁によって前止まりがなされるとともに、ランス25によって後方への抜け止めがなされる。また、こうして端子金具60がキャビティ21内に正規挿入された状態では、ゴム栓80のバレル受け部81及びシール部83がハウジング本体22側に配されるとともに、ゴム栓80の振れ止め部82が筒部31側に配され、かつ筒部31の後端開口から電線90が外部に引き出される。その後、ハウジング20に前方から相手コネクタが嵌合され、両コネクタが正規嵌合されるに伴い、端子金具60と相手端子とが互いに導通接続される。
ところで、例えば、防水コネクタが車両に搭載されると、エンジン等の振動に伴って電線90がその延び方向と交差する方向に振れることがある。しかるに本実施形態によれば、電線90の振れ方向に筒部31のテーパ面34が構成されているため、振れによって傾倒する電線90が筒部31内に逃がされ、電線90が筒部31の後端開口縁に当接して屈曲されるのが防止される。また、電線90の振動力は、肉厚の鍔部86によって吸収されて振れ止め部82よりも前方に位置するシール部83及び端子金具60に伝わるのが防止される。このため、シール部83のリップ85が過度に圧潰されることがなく、また端子金具60が正規の挿入姿勢から傾くこともない。その結果、シール部83のシール性が良好に保たれるのに加え、端子金具60の接続信頼性が確保される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)筒部の内周面は、キャビティの内周面との間に、段差なく又は段差を介して、前後方向に略水平に連なる形状であってもよい。
(2)電線はアルミニウム又はアルミニウム合金からなる素線を撚り合わせた芯線を有するアルミ線であってもよい。
(3)振れ止め部はシール部よりも高い硬度に成形されてもよい。こうすると、振れ止め部の振動抑止効果がより高められる。
本発明の実施形態1に係る防水コネクタの断面図である。 ハウジングの背面図である。 防水コネクタの側面図である。 防水コネクタの平面図である。
符号の説明
10…防水コネクタ
20…ハウジング
21…キャビティ
22…ハウジング本体
31…筒部
60…端子金具
80…ゴム栓
82…振れ止め部
83…シール部
90…電線

Claims (3)

  1. 電線の端末に接続される端子金具と、
    前記電線の外周面に嵌着されるゴム栓と、
    後方から前記端子金具と前記ゴム栓とが挿入されるキャビティを有するハウジング本体とを備えた防水コネクタであって、
    前記ハウジング本体の後面には、前記キャビティと連通する筒部が突出して設けられ、
    前記ゴム栓は、前記ハウジング本体と前記筒部とに跨って配され、前記ハウジング本体側に、前記キャビティの内周面に密着することで前記キャビティ内をシールするシール部を有し、前記筒部側に、前記筒部の内周面に当接することで前記ゴム栓のがた付きを規制する振れ止め部を有していることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記筒部の内周面は後方へ向かって拡開する形状とされている請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 前記シール部には前記キャビティの内周面に密着するリップが周方向に突出して設けられ、前記振れ止め部には前記筒部の内周面に当接する鍔部が周方向に突出して設けられており、前記鍔部の突出寸法は前記リップの突出寸法よりも大きくされている請求項1又は2記載の防水コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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