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JP2011092936A - 静電霧化装置 - Google Patents

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JP2011092936A JP2010272116A JP2010272116A JP2011092936A JP 2011092936 A JP2011092936 A JP 2011092936A JP 2010272116 A JP2010272116 A JP 2010272116A JP 2010272116 A JP2010272116 A JP 2010272116A JP 2011092936 A JP2011092936 A JP 2011092936A
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洋 須田
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Abstract

【課題】ペルチェユニットを使用することなく、簡単な構成で空気中の水分を結露させて霧化電極に供給することができる。
【解決手段】断熱材よりなる仕切り部7の一部に霧化対象空間1側に開口する凹部8を設けて熱が伝わり易い部分7を構成すると共に該凹部8に上記伝熱部5を挿入して凹部8内面に当接する。又は、仕切り部7の一部を他の部分に比べて熱伝導しやすい材料で構成して熱が伝わり易い部分7を構成すると共に該熱が伝わり易い部分7に上記伝熱部5を位置させる。又は、仕切り部7の一部に霧化対象空間1と冷空間4とを連通する連通孔を設けて熱が伝わり易い部分7を構成すると共に該連通孔に上記伝熱部5を挿入する。伝熱部5の冷却により霧化電極2に結露水を生成させて霧化電極2に水を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電霧化現象によりナノメータサイズの帯電微粒子水を発生させて霧化対象空間に供給するようにした静電霧化装置に関するものである。
従来から霧化電極と、霧化電極に対向して位置する対向電極と、霧化電極に水を供給する供給手段とを備え、霧化電極と対向電極との間に高電圧を印加することで霧化電極に保持される水を霧化させ、ナノメータサイズで強い電荷を持つ帯電微粒子水(ナノメータサイズの帯電イオンミスト)を発生させる静電霧化装置が特許文献1により知られている。
このナノサイズメータの帯電微粒子水は保湿効果があり、また、活性種が水分子に包み込まれるようにして存在するため脱臭効果、カビや菌の除菌や繁殖の抑制効果があり、更にまた、活性種が水分子に包み込まれるようにして存在するナノメータサイズの帯電微粒子水は遊離基単独で存在する場合より寿命が長くなり、且つ、ナノメータサイズと非常に小さいので、空気中に長時間浮遊すると共に拡散性が高く、空気中に長時間満遍なく浮遊して、脱臭効果をより高めることができるという特徴を有している。
しかしながら、上記特許文献1に示された従来の静電霧化装置は、水の供給手段が、水が充填される水タンクと、水タンク内の水を毛細管現象により霧化電極まで搬送する水搬送部を備えた構造であるので、使用者は水タンク内に継続的に水を補給する必要があり、面倒な水補給の手間が強いられるという問題があって、使い勝手が悪いという問題があった。また、上記の静電霧化装置においては、供給する水が水道水のようなCa、Mg等の不純物を含む水であった場合、この不純物が空気中のCOと反応して水搬送部の先端部にCaCOやMgO等を析出付着させ、毛細管現象による水の供給を阻害し、ナノメータサイズの帯電微粒子水の発生を妨げるという問題があった。
そこで、上記問題を解決するために、霧化電極にペルチェユニットの冷却部を接続して霧化電極を冷却し、霧化電極を冷却して空気中の水分を結露させることで霧化電極に水を供給し、霧化電極と対向電極との間に高電圧を印加して霧化電極に供給された水(結露水)を静電霧化するようにしたものが特許文献2により知られている。
この特許文献2の従来例は、水の補給の手間が不要となり、得られた水には不純物が含まれないことからCaCOやMgO等が析出付着しないという特徴を有している。
しかしながら、上記特許文献2に示された従来例にあっては、ペルチェユニット及びペルチェユニットの制御回路が必要であり、また、結露水がペルチェユニット側に浸入しないように防水対策が必要であり、これらの理由によりコストが高くなり、また、ペルチェユニットを設けるためサイズも大きくなるという問題があった。
特許第3260150号公報 特開2006−68711号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ペルチェユニットを使用することなく、簡単な構成で空気中の水分を結露させて霧化電極に供給することができる静電霧化装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る静電霧化装置は、霧化対象空間1に霧化電極2を配置すると共に、霧化電極2に高電圧を印加して霧化電極2に供給される水を静電霧化するように構成し、霧化対象空間1とこの霧化対象空間1よりも低い温度の冷空間4とを仕切る断熱材よりなる仕切り部6を備えると共に仕切り部6の一部に仕切り部6の他の部分よりも熱が伝わり易い部分7を設け、上記霧化電極1に冷空間4との熱のやりとりで冷やされる伝熱部5を設け、上記仕切り部7の一部に霧化対象空間1側に開口する凹部8を設けて熱が伝わり易い部分7を構成すると共に該凹部8に上記伝熱部5を挿入して凹部8内面に当接するか、又は、仕切り部7の一部を他の部分に比べて熱伝導しやすい材料で構成して熱が伝わり易い部分7を構成すると共に該熱が伝わり易い部分7に上記伝熱部5を位置させるか、又は、仕切り部7の一部に霧化対象空間1と冷空間4とを連通する連通孔を設けて熱が伝わり易い部分7を構成すると共に該連通孔に上記伝熱部5を挿入するかして、伝熱部5の冷却により霧化電極2に結露水を生成させて霧化電極2に水を供給することを特徴とするものである。ここで、霧化対象空間1に霧化電極2及びこれに対向する対向電極3を配置すると共に、霧化電極2と対向電極3との間に高電圧を印加して霧化電極2に供給される水を静電霧化するように構成することも好ましい。また、霧化電極2と伝熱部5とを一体に形成していることも好ましい。また、伝熱部5の前面に凹所5aを形成すると共に凹所5aの底に嵌め込み穴5bを形成し、嵌め込み穴5bに霧化電極2の後端部を嵌め込むと共に霧化電極2を伝熱部5の前面より前方に突出させることも好ましい。また、伝熱部の後端部の突出部を凹部に密着させることも好ましい。
また、霧化電極2、対向電極3、霧化電極2と対向電極3との間に高電圧を印加する高電圧印加部9、静電霧化を行うための制御部10を装置ハウジング11内に収納し、装置ハウジング11の後面に設けた孔部12に伝熱部5を臨ませ、装置ハウジング11を霧化対象空間1内の仕切り部に5沿って配設すると共に伝熱部5を仕切り部6の熱が伝わり易い部分7に対向させることが好ましい。
また、霧化電極2に供給された水を静電霧化するために霧化電極2と対向電極3とが所定の電位差となるように電圧を印加するに当って、霧化電極2側の電位を接地電位とするかまたは霧化電極2側の電位を対向電極3側の電位よりも接地電位に近い電位とすることが好ましい。
また、冷空間4との熱のやりとりで冷やされる伝熱部5の温度調整を行うための温度調整手段13を設けることが好ましい。
本発明は、上記のように、霧化電極に設けた伝熱部と冷空間との熱のやりとりにより伝熱部を冷却することで霧化電極に結露水を生成させて静電霧化するものであるから、従来のように高価なペルチェユニットを使用する必要がなく、装置が簡略化してコンパクト化できると共に安価となるという利点がある。
本発明の一実施形態の拡大縦断面図である。 同上の拡大横断面図である。 同上の他の実施形態の拡大縦断面図である。 同上の更に他の実施形態の拡大断面図である。 本発明の全体構成図である。 本発明において霧化電極に供給された水を静電霧化するために霧化電極と対向電極とが所定の電位差となるように電圧を印加するに当って、霧化電極側の電位を接地電位とするかまたは霧化電極側の電位を対向電極側の電位よりも接地電位に近い電位とした場合の概略説明図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の静電霧化装置は、霧化対象空間1と、該霧化対象空間1に隣接した霧化対象空間1より温度が低い冷空間4とを備えた装置Aにおいて、霧化対象空間1に静電霧化により生成されるナノメータサイズの帯電微粒子水が供給するためのものである。
霧化対象空間1と冷空間4とを備えた装置Aとしては、例えば、冷蔵庫やクーラ等を挙げることができる。
以下、一例として霧化対象空間1と冷空間4とを備えた装置Aとして冷蔵庫A1を例にとって説明するが、本発明は必ずしも冷蔵庫に限定されるものではない。
図5には冷蔵庫A1の概略構成図が示してある。図5において20は冷蔵庫本体であって、冷蔵庫本体20内には冷凍室21、野菜室22、冷蔵室23、冷気通路24が設けてあり、冷蔵庫本体20の外郭、冷凍室21、野菜室22、冷蔵室23、冷気通路24をそれぞれ仕切る仕切り部6は断熱材により構成してある。なお、仕切り部6の断熱材の表面には合成樹脂成形品よりなる外皮6aが積層一体化してある。冷気通路24と冷凍室21、野菜室22、冷蔵室23とを仕切る仕切り部6にはそれぞれ冷気通路24と冷凍室21、冷気通路24と野菜室22、冷気通路24と冷蔵室23を連通する連通部27a、27b、27cが設けてある。
冷凍室21、野菜室22、冷蔵室23の前面側はそれぞれ開口している。冷蔵室23の前開口にはヒンジにより回動自在に扉25aが取付けられ、また、冷凍室21や野菜室22には引出しボックス26a、26bが引き出し自在に取付けられると共に各引出しボックス26a、26bの前部に扉25b、25cを一体に設け、引き出しボックス26a、26bを冷凍室21や野菜室22内に押し込んで収納することで、引出しボックス26a、26bの前部に設けた扉25b、25cで冷凍室21や野菜室22の前開口を閉じるようになっている。
冷気通路24内には冷却源28、ファン29が設けてあり、冷却源28により冷気通路24内の空気を冷却し(例えば−20℃程度に冷却し)、冷気通路24内の冷気を連通部27a、27b、27cを介して冷凍室21、野菜室22、冷蔵室23に供給し、冷凍室21、野菜室22、冷蔵室23をそれぞれ目的とする温度とするようになっている。ここで、野菜室22や冷蔵室23は冷凍室21よりも温度が高い(例えば野菜室22は約5℃である)ので、連通部27b、27cは連通路27aよりも小さい開口となっていて冷気通路24からの冷気の流入量が冷凍室21に比べて少なくなるように設定してある。
また、図示を省略しているが、冷凍室21、野菜室22、冷蔵室23からそれぞれ冷気通路24の冷却源28側に空気を返送するための返送通路が設けてある。
上記のような冷蔵庫A1において、本発明においては例えば野菜室22や冷蔵室23が霧化対象空間1となり、断熱材よりなる仕切り部6を介して隣接する冷気通路24が霧化対象空間1よりも温度が低い冷空間4となっている(添付図面においては野菜室22を霧化対象空間1としている)。
霧化対象空間1である野菜室22と冷空間4である冷気通路24とを仕切る仕切り部6の霧化対象空間1側の面には静電霧化装置の主体部Bが取付けてある。
静電霧化装置の主体部Bは、霧化電極2、対向電極3、霧化電極2と対向電極3との間に高電圧を印加する高電圧印加部9、静電霧化を行うための制御部10を装置ハウジング11内に内装することで構成してある。
装置ハウジング11内は高電圧印加部9や制御部10を収納する収納室11aと放電室11bとに仕切られており、高電圧印加部9や制御部10を収納した収納室11aは外部から水等が浸入しないような密閉室となっている。放電室11b内には霧化電極2と対向電極3とが配設され、対向電極3はドーナツ状をした金属板により構成してあって装置ハウジング11の前面に設けた放出用開口14に対向するように放電室11b内の前部寄りに内装してあり、放電室11b内の後部には霧化電極2が取付けてあり、霧化電極2の先端の尖った部分がドーナツ状をした対向電極3の中央孔部のセンターと同一軸線上に位置している。霧化電極2と対向電極3とは高圧リード線を介して高電圧印加部9に電気的に接続してある。
上記霧化電極2の後端部には金属のような熱伝導性の良い伝熱部5が設けてある。ここで、霧化電極2と伝熱部5とを一体に形成したものでもよく、また、霧化電極2に別体の伝熱部5を固着してもよく、また、霧化電極2に別体の伝熱部5を接触させるようにしたものであってもよい。いずれの場合も、伝熱部5と霧化電極2とで熱を効率よくやりとりできるような構成とする。
図1、図2に示す実施形態では、柱状をした金属製の伝熱部5の前面部に凹所5aを形成すると共に凹所5aの底に嵌め込み穴5bを形成し、この嵌め込み穴5bに棒状をした霧化電極2の後端部を嵌めむと共に霧化電極2の先端部を伝熱部5の前面よりも前方に突出させてある。したがって、本実施形態では霧化電極2と伝熱部5とは嵌め込み穴5bの内面と霧化電極2の後端部とが接触することによる熱伝導による熱のやりとりに加え、凹所5aの内面とこれと対向する霧化電極2との放熱による熱のやりとりで効果的に熱のやりとりができるようになっている。
また、図3に示す実施形態では霧化電極2と伝熱部5とを一体に形成したもので霧化電極2の後端部が伝熱部5となっている。
伝熱部5は装置ハウジング11に取付けられる(図1、図2に示す実施形態、図3に示す実施形態では装置ハウジング11の後面部の一部を構成する蓋部11cに伝熱部5が取付けてある)。装置ハウジング11の後面には孔部12が設けてあり(図1、図2に示す実施形態、図3に示す実施形態では蓋部11cに孔部12が設けてあり)、伝熱部5がこの孔部12に臨んでいる。この場合、伝熱部5の後端面部が孔部12から後方に突出しないようにしてもよく、また、図1、図2に示す実施形態、図3に示す実施形態のように伝熱部5の後端部を孔部12から突出させてもよい。
仕切り部6の一部には仕切り部6の他の部分よりも熱が伝わり易い部分7を設けてある。熱が伝わり易い部分7を設けるに当っては、例えば、断熱材により構成した仕切り部6の一部の肉厚を薄くして熱が伝わり易い部分7を構成したり、あるいは、仕切り部6の一部を仕切り部6の他の部分に比べて熱伝導しやすい材料により構成することで熱が伝わり易い部分7を構成したり、あるいは、断熱材により構成した仕切り部6の一部に霧化対象空間1と冷空間4とを連通する連通孔をあけることで熱が伝わり易い部分7を構成する。
仕切り部6の一部を薄くして熱が伝わり易い部分7を構成するに当っては、仕切り部6に凹部8を形成することで簡単に一部を薄くすることができるが、この場合、仕切り部6の霧化対象空間1側に凹部8を形成したり、冷空間4側に凹部8を形成したり、霧化対象空間1側、冷空間4側の両方に凹部8を形成したりすることができる。なお、外皮6aの熱が伝わり易い部分7の周囲に対応した部分は孔をあけて断熱材が霧化対象空間1側に露出するようにする。
装置ハウジング11を仕切り部6の霧化対象空間1側の面に取付けるに当って、伝熱部5を上記仕切り部6に設けた他の部分よりも熱が伝わり易い部分7に当接又は小間隙を介して対向するように取付ける。
このように仕切り部6に設けた熱が伝わり易い部分7に伝熱部5を設けて、伝熱部5が冷空間4との熱のやりとりで冷やされることで、霧化電極2を従来のようにペルチェユニットを用いることなく冷やして霧化電極2に結露水を生成させて水を供給し、静電霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水を霧化対象空間1に供給することができる。
また、仕切り部6の霧化対象空間1側に凹部8を設けて熱が伝わり易い部分7を構成した場合、断熱材よりなる仕切り部6の一部に凹部8を形成するという簡単な構成で仕切り部6の一部に他の部分よりも熱が伝わり易い部分7を構成することができると共に、凹部8内に伝熱部5を挿入することで、熱が伝わり易い部分7を介して伝熱部5と冷空間4との熱のやりとりを効率よく行うことができ、また、静電霧化装置の一部である伝熱部5部分を凹部8内に挿入することで、静電霧化装置の霧化対象空間1への取付けの際の位置決めができると共に、少なくとも挿入長さ分は霧化対象空間1内への静電霧化装置の突出長さが短くでき、霧化対象空間1内を広く使用できる。
また、装置ハウジング11の後面に設けた孔部12に伝熱部5を臨ませ、装置ハウジング11を霧化対象空間1内の仕切り部に5沿って配設すると共に伝熱部5を仕切り部6の熱が伝わり易い部分7に対向させることで、装置ハウジング11に影響されることなく、冷空間4との熱のやりとりで伝熱部5を効果的に冷やすことができ、また、対向電極3、高電圧印加部9、制御部10を装置ハウジング11内に配置することでこれら対向電極3、高電圧印加部9、制御部10が冷空間4との熱のやりとりで不必要に冷却されるのを防止し、これらの部品に結露水が生成しないようにできて、これらの部品に結露水が付着することによる悪影響を防ぐことが可能となる。
ここで、図1、図2に示す実施形態、図3に示す実施形態のように、伝熱部5の孔部12から突出した突出部5cを凹部8内に挿入するようにすることで、伝熱部5と冷空間4との熱のやりとりがより効果的に行えることになる。
また突出部5cを凹部8内に挿入する構成とすることで、装置ハウジング11を仕切り部6の霧化対象空間1側に取付ける際の位置決めができ、伝熱部5を正確に仕切り部6の熱が伝わり易い部分7に対向させることができる。
伝熱部5の突出部5cを凹部8に密着させる構成とした場合は伝熱部5と冷空間4との熱のやりとりがより効果的に行える。
一方、突出部5cの径よりも凹部8の内部の径をやや大径としておくと、凹部8や突出部5cの製造誤差、装置ハウジング11の仕切り部6への取付け位置の誤差等が生じてもこれを吸収して突出部5cを凹部8内に挿入することができる。
上記のように仕切り部6の一部に設けた熱が伝わり易い部分7に霧化電極2の伝熱部5を対向するように位置させることで、断熱材により構成した仕切り部6により霧化対象空間1と冷空間4とが断熱されているにもかかわらず、伝熱部5のみは霧化対象空間1内に設置された静電霧化装置の主体部Bを構成する各部材、各部位よりも低い温度に冷やされ霧化電極2の温度を低下させ、放電室11b内の空気中に含まれる水分を霧化電極2に結露水として生成させる。このようにして霧化電極2には安定して水が供給されることになる。
このように霧化電極2に水が供給されている状態で、高電圧印加部9により霧化電極2と対向電極3との間に高電圧を印加すると、霧化電極2と対向電極3との間にかけられた高電圧により霧化電極2の先端部に供給された水と対向電極3との間にクーロン力が働いて、水の液面が局所的に錐状に盛り上がり(テーラーコーン)が形成される。このようにテーラーコーンが形成されると、該テーラーコーンの先端に電荷が集中してこの部分における電界強度が大きくなって、これによりこの部分に生じるクーロン力が大きくなり、更にテーラーコーンを成長させる。このようにテーラーコーンが成長し該テーラーコーンの先端に電荷が集中して電荷の密度が高密度となると、テーラーコーンの先端部分の水が大きなエネルギー(高密度となった電荷の反発力)を受け、表面張力を超えて分裂・飛散(レイリー分裂)を繰り返してナノメータサイズの帯電微粒子水を大量に生成させる。
このようにして生成されたナノメータサイズの帯電微粒子水は対向電極3の中央孔を通過して装置ハウジング11の前面に設けた放出用開口14から霧化対象空間1内に放出される。霧化対象空間1に放出されたナノメータサイズの帯電微粒子水はナノメータサイズと極めて小さいために空気中に長時間浮遊すると共に拡散性が高いため、霧化対象空間1内の隅々まで浮遊して、霧化対象空間1の内面や霧化対象空間1内に収納した収納物に付着するものであり、しかも、ナノメータサイズの帯電微粒子水活性種が水分子に包み込まれるようにして存在するため脱臭効果、カビや菌の除菌や繁殖の抑制効果があり、霧化対象空間1内の内面や霧化対象空間1内に入れた収納物に付着して脱臭効果、カビや菌の除菌や繁殖の抑制効果を発揮することになる。また、活性種が水分子に包み込まれるようにして存在するナノメータサイズの帯電微粒子水は遊離基単独で存在する場合より寿命が長いため、上記拡散性、脱臭効果、カビや菌の除菌や繁殖の抑制効果がより向上することになる。また、ナノメータサイズの帯電微粒子水は保湿効果があるため、霧化対象空間1内に入れた収納物を保湿する効果がある。
次に、本発明の他の実施形態を図4に基づいて説明する。
上記のように、霧化電極2に設けた伝熱部5と冷空間4との熱のやりとりにより伝熱部5を冷やして霧化電極2を冷却することで、霧化電極2周囲の空気中の水分を結露させて霧化電極2に結露水を生成させて水の供給を行うに当り、冷空間4の温度が変動したり、霧化対象空間1内の温度や湿度が変動すると、霧化電極2周囲の空気中の水分を効果的に霧化電極2に結露水として適正な量生成させ難くなるおそれがある。そこで、本実施形態においては、冷空間4との熱のやりとりで冷やされる伝熱部5の温度調整を行うための温度調整手段13を設けてある。
図4に示す実施形態では伝熱部5の隣り、あるいは周囲に温度調整手段13を設けてある。霧化対象空間1側には霧化対象空間1の温度を検出するための温度センサ30、霧化対象空間1の湿度を検出するための湿度センサ31が設けてあり、実施形態では装置ハウジング11の外面に設けてあるが、放電室11b内に設けてもよい。また、冷空間4側には冷空間4の温度を検出する温度センサ32が設けてある。この温度センサ30、湿度センサ31による霧化対象空間1内の温度情報、湿度情報、温度センサ32による冷空間4内の温度情報が制御部10に送られ、伝熱部5と冷空間4との熱のやりとりにより霧化電極2が何℃になるように冷却すれば霧化電極2の周囲の空気(つまり霧化対象空間1内の空気)中の水分を静電霧化に必要な水として供給できるように効果的に結露させることができるかを求め、霧化電極2が目的の温度となるように温度調整手段13により冷空間4との熱のやりとりで冷やされる伝熱部5の温度調整を行うように制御部10により制御される。
例えば温度調整手段13としてはヒータがあり、冷蔵庫A1において急速冷凍モードに切り替える場合のように冷空間4の温度が低下したり、あるいは、扉25cを開くことで霧化対象空間1内の温度が上昇したり、あるいは霧化対象空間1内に収納物を収納した初めの段階では収納物の温度により霧化対象空間1内の温度が上昇したり、あるいは、湿度が高くなったりした場合、冷空間4との熱のやりとりで必要以上に伝熱部5が冷やされ、霧化電極2が適正量の結露水生成に必要な温度よりも更に冷やされるため、結露水が生成され過ぎたり、あるいは氷結したりする。そこで、このように冷空間4の温度が変動したり、霧化対象空間1内の温度や湿度が変動した場合は、冷空間4との熱のやりとりで冷やされた伝熱部5を温度調整手段13であるヒータにより加熱して温度調整を行うことで最適の温度とし、霧化電極2を周囲の空気を最適の状態で結露水として生成できるような温度に調整することができる。したがって、安定して霧化電極2に水を供給でき、安定して静電霧化ができることになる。
なお、上記実施形態では湿度センサ31を設けた例で説明したが、霧化対象空間1の温度を検出するための温度センサ30と冷空間4の温度を検出する温度センサ32とを設けたものであってもよい。
上記いずれの実施形態においても霧化電極2と対向電極3との間に高電圧を印加して霧化電極2に供給された水を静電霧化するに当り、例えば対向電極3側が霧化電極2側よりも5kV程電位が高くなるように霧化電極2と対向電極3との間に電圧を印加することで、霧化電極2の先端部に供給された水を効果的に静電霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水を生成することができる。
この場合、霧化電極2側の絶対電圧値が対向電極3側の絶対電圧値よりも大きくなるようにしてもよい(つまり、対向電極3側の電位を接地電位(0V)とするかまたは対向電極3側の電位を霧化電極2側の電位よりも接地電位(0V)に近い電位とするようにしてもよい)が、対向電極3側の絶対電圧値が霧化電極2側の絶対電圧値よりも大きくなるようにしてもよい(つまり、霧化電極2側の電位を接地電位(0V)とするかまたは霧化電極2側の電位を対向電極3側の電位よりも接地電位(0V)に近い電位とするようにしてもよい)。
霧化電極2側の電位を接地電位(0V)とするかまたは霧化電極2側の電位を対向電極3側の電位よりも接地電位(0V)に近い電位とするように対向電極3との間に所定電位差(例えば5kV)となるように電圧を印加する場合につき更に説明する。
例えば、霧化電極2側の電位を接地電位(0V)とするかまたは霧化電極2側の電位を対向電極3側の電位よりも接地電位(0V)に近い電位とするように対向電極3との間に所定電圧(例えば5kV)を印加する場合で且つ、霧化電極2側でマイナスイオンIが発生するように霧化電極2と対向電極3との間に電圧を印加した場合(例えば、図6に示すように、対向電極3側を+5kV、霧化電極2側を0Vとなるようにした場合)は、対向電極3側がプラス極側となるため、霧化電極2側で発生したマイナスイオンIの殆どがプラス極である対向電極3に付着し、静電霧化の際に発生したマイナスイオンIが霧化対象空間1内面あるいは霧化対象空間1内に収納した収納物Cに大量に付着することがなく、霧化対象空間1内面あるいは霧化対象空間1内に収納した収納物Cが帯電し難くなり、霧化対象空間1内面あるいは霧化対象空間1内に収納した収納物Cに手で触れても帯電による不快感がないようにできる。
また、図示は省略しているが、霧化電極2側でプラスイオンが発生するように霧化電極2と対向電極3との間に電圧を印加した場合は、対向電極3側がマイナス極側となるため、霧化電極2側で発生したプラススイオンの殆どがマイナス極である対向電極3に付着し、これによりプラスイオンが霧化対象空間1内面あるいは霧化対象空間1内に収納した収納物に大量に付着することがなく、霧化対象空間1内面あるいは霧化対象空間1内に収納した収納物が帯電し難くなり、霧化対象空間1内面あるいは霧化対象空間1内に収納した収納物に手で触れても帯電による不快感がないようにできる。
一方、上記いずれの場合も、マイナス又はプラスに帯電している帯電微粒子水Mはナノメータサイズときわめて小さいが、マイナスイオンI(又はプラスイオン)に比べるとはるかに質量が大きいため、電気力線φにより移動力が与えられると慣性により霧化対象空間1内に放出されて浮遊しながら、霧化対象空間1内に入れられた収納物C、あるいは霧化対象空間1の内面にも付着し、殺菌、抗菌、消臭、保湿等を効果的に行う。
上記のように、本実施形態においては、霧化対象空間1内に入れられた収納物C、あるいは霧化対象空間1の内面へのマイナスイオン(又はプラスイオン)の付着量を少なくして、収納物Cや霧化対象空間1の内面等の帯電物の帯電によるトラブルや感電の恐れがないようにできるので、特に、霧化対象空間1として帯電が問題となる小さな閉空間に(例えば冷蔵庫A1の野菜室や冷蔵室)に静電霧化により生成した帯電微粒子水Mを放出する際に好適である。
ここで、上記例では霧化電極2が0V、対向電極3が+5kVとなるように電圧を印加した例で説明したが、霧化電極2に供給された水を静電霧化するために霧化電極2と対向電極3とが所定の電位差となるように電圧を印加するに当って、霧化電極2側の電位を接地電位(0V)とするかまたは霧化電極2側の電位を対向電極3側の電位よりも接地電位(0V)に近い電位となるように霧化電極2と対向電極3との間に電圧を印加するものであれば、上記例にのみ限定されない。好ましくは絶対電圧値が低い側となる霧化電極2に印加する電圧値を±1kV以内に設定し、対向電極3側が霧化電極2側よりも高い絶対電圧値となるように電圧を印加すれば、上記帯電低減効果に加え、帯電物からの感電防止効果が図れることになるのでより好ましい。
1 霧化対象空間
2 霧化電極
3 対向電極
4 冷空間
5 伝熱部
5c 突出部
6 仕切り部
7 熱が伝わり易い部分
8 凹部
9 高電圧印加部
10 制御部
11 装置ハウジング
12 孔部
13 温度調整手段

Claims (8)

  1. 霧化対象空間に霧化電極を配置すると共に、霧化電極に高電圧を印加して霧化電極に供給される水を静電霧化するように構成し、霧化対象空間とこの霧化対象空間よりも低い温度の冷空間とを仕切る断熱材よりなる仕切り部を備えると共に仕切り部の一部に仕切り部の他の部分よりも熱が伝わり易い部分を設け、上記霧化電極に冷空間との熱のやりとりで冷やされる伝熱部を設け、上記仕切り部の一部に霧化対象空間側に開口する凹部を設けて熱が伝わり易い部分を構成すると共に該凹部に上記伝熱部を挿入して凹部内面に当接するか、又は、仕切り部の一部を他の部分に比べて熱伝導しやすい材料で構成して熱が伝わり易い部分を構成すると共に該熱が伝わり易い部分に上記伝熱部を位置させるか、又は、仕切り部の一部に霧化対象空間と冷空間とを連通する連通孔を設けて熱が伝わり易い部分を構成すると共に該連通孔に上記伝熱部を挿入するかして、伝熱部の冷却により霧化電極に結露水を生成させて霧化電極に水を供給することを特徴とする静電霧化装置。
  2. 霧化対象空間に霧化電極及びこれに対向する対向電極を配置すると共に、霧化電極と対向電極との間に高電圧を印加して霧化電極に供給される水を静電霧化するように構成することを特徴とする請求項1記載の静電霧化装置。
  3. 霧化電極と伝熱部とを一体に形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の静電霧化装置。
  4. 伝熱部の前面に凹所を形成すると共に凹所の底に嵌め込み穴を形成し、嵌め込み穴に霧化電極の後端部を嵌め込むと共に霧化電極を伝熱部の前面より前方に突出させて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の静電霧化装置。
  5. 伝熱部の後端部の突出部を凹部に密着させていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに一項に記載の静電霧化装置。
  6. 霧化電極、対向電極、霧化電極と対向電極との間に高電圧を印加する高電圧印加部、静電霧化を行うための制御部を装置ハウジング内に収納し、装置ハウジングの後面に設けた孔部に伝熱部を臨ませ、装置ハウジングを霧化対象空間内の仕切り部に沿って配設すると共に伝熱部を仕切り部の熱が伝わり易い部分に対向させて成ることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の静電霧化装置。
  7. 霧化電極に供給された水を静電霧化するために霧化電極と対向電極とが所定の電位差となるように電圧を印加するに当って、霧化電極側の電位を接地電位とするかまたは霧化電極側の電位を対向電極側の電位よりも接地電位に近い電位として成ることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載した静電霧化装置。
  8. 冷空間との熱のやりとりで冷やされる伝熱部の温度調整を行うための温度調整手段を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の静電霧化装置。
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