JPH05117230A - プロスタグランジン誘導体 - Google Patents
プロスタグランジン誘導体Info
- Publication number
- JPH05117230A JPH05117230A JP4102776A JP10277692A JPH05117230A JP H05117230 A JPH05117230 A JP H05117230A JP 4102776 A JP4102776 A JP 4102776A JP 10277692 A JP10277692 A JP 10277692A JP H05117230 A JPH05117230 A JP H05117230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- group
- compound
- compound expressed
- pge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のPGE1誘導体よりも薬効が優れ、か
つ副作用が軽減された新規なPGE1誘導体を提供す
る。 【構成】 式 (式中、R1は水素原子、炭素原子数1〜6個のアルキ
ル基またはアリル基を示し、R2は炭素原子数5〜10
個の分岐脂肪族炭化水素基を示し、nは4〜8の整数を
示す。)で表されるプロスタグランジン誘導体及びその
塩。
つ副作用が軽減された新規なPGE1誘導体を提供す
る。 【構成】 式 (式中、R1は水素原子、炭素原子数1〜6個のアルキ
ル基またはアリル基を示し、R2は炭素原子数5〜10
個の分岐脂肪族炭化水素基を示し、nは4〜8の整数を
示す。)で表されるプロスタグランジン誘導体及びその
塩。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なプロスタグランジ
ン(以下PGと略称する)誘導体に関する。
ン(以下PGと略称する)誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】PGは微量で種々の重要な生理作用を発
揮することから、医薬への応用を意図して天然PG及び
夥しい数のその誘導体の合成と生物活性の検討が行なわ
れてきた。その中でもPGE1は血小板凝集抑制作用、
血圧低下作用等の特徴ある作用を有し末梢循環障害を改
善する医薬として実用されており、このため多数のPG
E1誘導体も検討されてきた。ところで、PGE1の1
3,14位の二重結合を三重結合に変えた13,14−
ジデヒドロPGE1類縁体としては13,14−ジデヒ
ドロPGE1 メチルエステルなどが知られている。
揮することから、医薬への応用を意図して天然PG及び
夥しい数のその誘導体の合成と生物活性の検討が行なわ
れてきた。その中でもPGE1は血小板凝集抑制作用、
血圧低下作用等の特徴ある作用を有し末梢循環障害を改
善する医薬として実用されており、このため多数のPG
E1誘導体も検討されてきた。ところで、PGE1の1
3,14位の二重結合を三重結合に変えた13,14−
ジデヒドロPGE1類縁体としては13,14−ジデヒ
ドロPGE1 メチルエステルなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のPGE
1誘導体よりも薬効が優れ、かつ副作用が軽減された新
規なPGE1誘導体を提供することを目的とする。
1誘導体よりも薬効が優れ、かつ副作用が軽減された新
規なPGE1誘導体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、式
【0005】
【0006】(式中、R1は水素原子、炭素原子数1〜
6個のアルキル基またはアリル基を示し、R2は炭素原
子数5〜10個の分岐脂肪族炭化水素基を示し、nは4
〜8の整数を示す。)で表されるPG誘導体及びその塩
である。
6個のアルキル基またはアリル基を示し、R2は炭素原
子数5〜10個の分岐脂肪族炭化水素基を示し、nは4
〜8の整数を示す。)で表されるPG誘導体及びその塩
である。
【0007】本発明において、炭素原子数1〜6個のア
ルキル基とは、直鎖状または分枝鎖状のものをいい、例
えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、イソペンチル基などである。炭素原子数
5〜10個の分岐脂肪族炭化水素基とは、そのα位また
はβ位に分岐を有する脂肪族炭化水素基であり、具体的
には分枝鎖状アルキル基(例えば1−メチルペンチル
基、2−メチルペンチル基、1−メチルヘキシル基、2
−メチルヘキシル基、2,4−ジメチルペンチル基、2
−エチルペンチル基、2−メチルヘプチル基、2−エチ
ルヘキシル基、2−プロピルペンチル基、2,6−ジメ
チルヘプチル基など)、シクロアルキル基(例えばシク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基な
ど)、シクロアルキル基で置換された炭素原子数1また
は2個のアルキル基(例えばシクロペンチルメチル基、
シクロヘキシルメチル基、シクロヘプチルメチル基、シ
クロペンチルエチル基、シクロヘキシルエチル基、シク
ロヘプチルエチル基など)、分枝鎖状アルケニル基(例
えば上記分枝鎖状アルキル基においてその任意の位置の
単結合の一つを二重結合に変えた基で、2,6−ジメチ
ルヘプタ−5−ニル基など)、分枝鎖状アルキニル基
(例えば上記分枝鎖状アルキル基においてその任意の位
置の単結合の一つを三重結合に変えた基で、1−メチル
ペント−3−イニル基、1−メチルヘキサ−3−イニル
基、2−メチルヘキサ−3−イニル基など)である。
ルキル基とは、直鎖状または分枝鎖状のものをいい、例
えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、イソペンチル基などである。炭素原子数
5〜10個の分岐脂肪族炭化水素基とは、そのα位また
はβ位に分岐を有する脂肪族炭化水素基であり、具体的
には分枝鎖状アルキル基(例えば1−メチルペンチル
基、2−メチルペンチル基、1−メチルヘキシル基、2
−メチルヘキシル基、2,4−ジメチルペンチル基、2
−エチルペンチル基、2−メチルヘプチル基、2−エチ
ルヘキシル基、2−プロピルペンチル基、2,6−ジメ
チルヘプチル基など)、シクロアルキル基(例えばシク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基な
ど)、シクロアルキル基で置換された炭素原子数1また
は2個のアルキル基(例えばシクロペンチルメチル基、
シクロヘキシルメチル基、シクロヘプチルメチル基、シ
クロペンチルエチル基、シクロヘキシルエチル基、シク
ロヘプチルエチル基など)、分枝鎖状アルケニル基(例
えば上記分枝鎖状アルキル基においてその任意の位置の
単結合の一つを二重結合に変えた基で、2,6−ジメチ
ルヘプタ−5−ニル基など)、分枝鎖状アルキニル基
(例えば上記分枝鎖状アルキル基においてその任意の位
置の単結合の一つを三重結合に変えた基で、1−メチル
ペント−3−イニル基、1−メチルヘキサ−3−イニル
基、2−メチルヘキサ−3−イニル基など)である。
【0008】式(I)の化合物は、例えば以下に挙げる
方法により容易に製造できる。
方法により容易に製造できる。
【0009】
【0010】
【0011】(反応式中、R3およびR4は同一または異
なって水酸基の保護基を示し、R5は水素原子を除くR1
であり、R2及びnは前記と同意義である。ここで、水
酸基の保護基とはプロスタグランジンの分野で通常用い
られるものであり、例えばtーブチルジメチルシリル
基、トリエチルシリル基、フェニルジメチルシリル基、
テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基、メ
トキシメチル基、エトキシエチル基、ベンジル基などで
ある。)すなわち,式(II)の化合物に式(III)の化
合物を反応させてPGのω−側鎖を導入し式(IV)の化
合物とする。これに式(V)の化合物を反応させてPG
のα−側鎖を導入し式(VI)の化合物とする。次にこれ
を酸で処理して式(VII)の化合物とする。続いて保護
基をはずすと式(I)においてR1が炭素数1〜6個の
アルキル基またはアリル基の化合物が得られる。さらに
このエステルを加水分解すると式(I)においてR1が
水素原子の化合物が得られる。
なって水酸基の保護基を示し、R5は水素原子を除くR1
であり、R2及びnは前記と同意義である。ここで、水
酸基の保護基とはプロスタグランジンの分野で通常用い
られるものであり、例えばtーブチルジメチルシリル
基、トリエチルシリル基、フェニルジメチルシリル基、
テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基、メ
トキシメチル基、エトキシエチル基、ベンジル基などで
ある。)すなわち,式(II)の化合物に式(III)の化
合物を反応させてPGのω−側鎖を導入し式(IV)の化
合物とする。これに式(V)の化合物を反応させてPG
のα−側鎖を導入し式(VI)の化合物とする。次にこれ
を酸で処理して式(VII)の化合物とする。続いて保護
基をはずすと式(I)においてR1が炭素数1〜6個の
アルキル基またはアリル基の化合物が得られる。さらに
このエステルを加水分解すると式(I)においてR1が
水素原子の化合物が得られる。
【0012】本発明の化合物は、経口的にまたは静脈内
もしくは直腸内などの非経口的に投与される。経口投与
の剤型としては、例えば錠剤、顆粒剤、カプセル剤など
の固形製剤、溶液剤、脂肪乳剤、リポソ−ム懸濁剤など
の液体製剤を用いることができる。静脈内投与の製剤と
しては、水性または非水性溶液剤、乳化剤、懸濁剤、使
用直前に注射用溶媒に溶解して使用する固形製剤等を用
いることができる。また、直腸内投与の製剤としては坐
剤、膣内投与の製剤としてはペッサリ等の剤型を用いる
ことができる。本発明の化合物は,α,β,もしくはγ
−シクロデキストリンまたはメチル化シクロデキストリ
ン等と包接化合物を形成させて製剤化することができ
る。
もしくは直腸内などの非経口的に投与される。経口投与
の剤型としては、例えば錠剤、顆粒剤、カプセル剤など
の固形製剤、溶液剤、脂肪乳剤、リポソ−ム懸濁剤など
の液体製剤を用いることができる。静脈内投与の製剤と
しては、水性または非水性溶液剤、乳化剤、懸濁剤、使
用直前に注射用溶媒に溶解して使用する固形製剤等を用
いることができる。また、直腸内投与の製剤としては坐
剤、膣内投与の製剤としてはペッサリ等の剤型を用いる
ことができる。本発明の化合物は,α,β,もしくはγ
−シクロデキストリンまたはメチル化シクロデキストリ
ン等と包接化合物を形成させて製剤化することができ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明の化合物は,ADPで誘発するヒ
ト血小板の凝集を強く抑制した。また、モルモットに経
口投与し4時間後に採取した血小板のADPまたはコラ
ーゲン凝集を有意に抑制しこのとき下痢は殆ど認められ
なかった。麻酔イヌに静脈内投与すると持続的な血圧低
下作用が認められた。このように本発明の化合物は,確
実な薬理作用を示す用量でPGで最も問題となっている
下痢を殆ど誘発しないことから、末梢循環障害をはじめ
とする種々の疾患を治療する医薬として有用である。
ト血小板の凝集を強く抑制した。また、モルモットに経
口投与し4時間後に採取した血小板のADPまたはコラ
ーゲン凝集を有意に抑制しこのとき下痢は殆ど認められ
なかった。麻酔イヌに静脈内投与すると持続的な血圧低
下作用が認められた。このように本発明の化合物は,確
実な薬理作用を示す用量でPGで最も問題となっている
下痢を殆ど誘発しないことから、末梢循環障害をはじめ
とする種々の疾患を治療する医薬として有用である。
【0014】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。 注)化合物の命名中、例えば「17,18,19,20
−テトラノル」のように「ノル」とは、その位置の炭素
鎖がないことを意味し(例の場合だと17〜20位の炭
素鎖がないことを意味する。)、例えば「2a,2b−
ジホモ」のように「ホモ」とは、その位置に炭素鎖が多
くなることを意味する(例の場合だと2位と3位の間に
2a,2bの2つの炭素鎖があることを意味する。)。
説明する。 注)化合物の命名中、例えば「17,18,19,20
−テトラノル」のように「ノル」とは、その位置の炭素
鎖がないことを意味し(例の場合だと17〜20位の炭
素鎖がないことを意味する。)、例えば「2a,2b−
ジホモ」のように「ホモ」とは、その位置に炭素鎖が多
くなることを意味する(例の場合だと2位と3位の間に
2a,2bの2つの炭素鎖があることを意味する。)。
【0015】実施例1(17S)−17,20−ジメチル−13,14−ジデ
ヒドロ−PGE 1 メチルエステル (1)(3S,5S)−3−(t−ブチルジメチルシロ
キシ)−5−メチルノナ−1−イン(3.85g)をベ
ンゼン28.8mlに溶解し,0℃でn−ブチルリチウ
ム(1.95M,ヘキサン溶液,6.4ml)を加え,
同温度で30分間攪拌した。この溶液に0℃でジエチル
アルミニウムクロリド(0.97M,ヘキサン溶液,1
4.8ml)を加え,室温まで昇温後30分間攪拌し
た。この溶液に室温で(4R)−2−(N,N−ジエチ
ルアミノ)メチル−4−(t−ブチルジメチルシロキ
シ)シクロペント−2−エン−1−オン(0.25M,
ベンゼン溶液,38.4ml)を加え,15分間攪拌し
た。反応液をヘキサン(100ml)−飽和塩化アンモ
ニウム水溶液(100ml)−塩酸水溶液(3M,30
ml)の混合液に攪拌しながら注いだ後,有機層を分離
し,飽和重曹水溶液(50ml)で洗浄した。得られた
有機層を乾燥,濃縮して得られた残査をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィ−(展開溶媒;ヘキサン:エーテル
=10:1)で精製して(3R,4R)−2−メチレン
−3−[(3’S,5’S)−3’−(t−ブチルジメ
チルシロキシ)−5’−メチルノナ−1’−イニル]−
4−(t−ブチルジメチルシロキシ)シクロペンタン−
1−オン3.72gを得た。
ヒドロ−PGE 1 メチルエステル (1)(3S,5S)−3−(t−ブチルジメチルシロ
キシ)−5−メチルノナ−1−イン(3.85g)をベ
ンゼン28.8mlに溶解し,0℃でn−ブチルリチウ
ム(1.95M,ヘキサン溶液,6.4ml)を加え,
同温度で30分間攪拌した。この溶液に0℃でジエチル
アルミニウムクロリド(0.97M,ヘキサン溶液,1
4.8ml)を加え,室温まで昇温後30分間攪拌し
た。この溶液に室温で(4R)−2−(N,N−ジエチ
ルアミノ)メチル−4−(t−ブチルジメチルシロキ
シ)シクロペント−2−エン−1−オン(0.25M,
ベンゼン溶液,38.4ml)を加え,15分間攪拌し
た。反応液をヘキサン(100ml)−飽和塩化アンモ
ニウム水溶液(100ml)−塩酸水溶液(3M,30
ml)の混合液に攪拌しながら注いだ後,有機層を分離
し,飽和重曹水溶液(50ml)で洗浄した。得られた
有機層を乾燥,濃縮して得られた残査をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィ−(展開溶媒;ヘキサン:エーテル
=10:1)で精製して(3R,4R)−2−メチレン
−3−[(3’S,5’S)−3’−(t−ブチルジメ
チルシロキシ)−5’−メチルノナ−1’−イニル]−
4−(t−ブチルジメチルシロキシ)シクロペンタン−
1−オン3.72gを得た。
【0016】(2)−70℃において5−カルボメトキ
シペンチル亜鉛(II)ヨージド(0.86M テトラヒ
ドロフラン溶液,6.70ml,5.76mmol)に
シアン化銅(I)・2塩化リチウム(1.26g,7.
20mmol)のテトラヒドロフラン溶液(7.20m
l)を加え同温度で15分間攪拌した。この溶液に−7
0℃で上記(1)で得た化合物(1.42g,2.88
mmol)およびトリメチルシリルクロリド(0.65
8ml,5.18mmol)のジエチルエーテル溶液
(10ml)を加え、攪拌しながら約2時間かけて室温
まで昇温した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液
(43ml)を加え、n−ヘキサンで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄後、乾燥、濃縮して得られた残渣を
エーテル−イソプロピルアルコール(1:4,14.4
ml)に溶解し、p−トルエンスルホン酸ピリジン塩
(36.2mg,0.144mmol)を加えた後、室
温で12時間攪拌した。反応液にエーテル(50ml)
および飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10ml)を加え
抽出後、有機層を乾燥、濃縮して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;n−ヘキサ
ン:エーテル=4:1)にかけ(17S)−17,20
−ジメチル−13,14−ジデヒドロ−PGE1 メチ
ルエステル 11,15−ビス(t−ブチルジメチルシ
リルエーテル)1.19gを得た。
シペンチル亜鉛(II)ヨージド(0.86M テトラヒ
ドロフラン溶液,6.70ml,5.76mmol)に
シアン化銅(I)・2塩化リチウム(1.26g,7.
20mmol)のテトラヒドロフラン溶液(7.20m
l)を加え同温度で15分間攪拌した。この溶液に−7
0℃で上記(1)で得た化合物(1.42g,2.88
mmol)およびトリメチルシリルクロリド(0.65
8ml,5.18mmol)のジエチルエーテル溶液
(10ml)を加え、攪拌しながら約2時間かけて室温
まで昇温した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液
(43ml)を加え、n−ヘキサンで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄後、乾燥、濃縮して得られた残渣を
エーテル−イソプロピルアルコール(1:4,14.4
ml)に溶解し、p−トルエンスルホン酸ピリジン塩
(36.2mg,0.144mmol)を加えた後、室
温で12時間攪拌した。反応液にエーテル(50ml)
および飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10ml)を加え
抽出後、有機層を乾燥、濃縮して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;n−ヘキサ
ン:エーテル=4:1)にかけ(17S)−17,20
−ジメチル−13,14−ジデヒドロ−PGE1 メチ
ルエステル 11,15−ビス(t−ブチルジメチルシ
リルエーテル)1.19gを得た。
【0017】(3)上記(2)で得た化合物(536m
g,0.861mmol)をアセトニトリル(29m
l)に溶解し、0℃で50%フッ化水素酸水溶液(6.
9ml)を加えた。0℃で90分間攪拌した後、反応液
を酢酸エチル(40ml)と飽和重炭酸ナトリウム水溶
液(245ml)中に注いだ。酢酸エチルで抽出し、飽
和重炭酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄後、
乾燥、濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=4
0:1)で精製して標記化合物320mgを得た。
g,0.861mmol)をアセトニトリル(29m
l)に溶解し、0℃で50%フッ化水素酸水溶液(6.
9ml)を加えた。0℃で90分間攪拌した後、反応液
を酢酸エチル(40ml)と飽和重炭酸ナトリウム水溶
液(245ml)中に注いだ。酢酸エチルで抽出し、飽
和重炭酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄後、
乾燥、濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=4
0:1)で精製して標記化合物320mgを得た。
【0018】1H−NMR(CDCl3,300MHz)
δppm:0.82〜0.96(m,6H),1.07
〜1.85(m,19H),2.16〜2.33(m,
2H),2.29(t,J=7.4Hz,2H),2.
62(ddd,J=1.8Hz,8.4Hz,11.3
Hz,1H),2.73(ddd,J=1.1Hz,
7.2Hz,18.4Hz,1H),3.65(s,3
H),4.25〜4.35(m,1H),4.46(d
t,J=1.5Hz,7.1Hz,1H) IR(neat):3400,2920,2230,1
730,1440,1160cm-1
δppm:0.82〜0.96(m,6H),1.07
〜1.85(m,19H),2.16〜2.33(m,
2H),2.29(t,J=7.4Hz,2H),2.
62(ddd,J=1.8Hz,8.4Hz,11.3
Hz,1H),2.73(ddd,J=1.1Hz,
7.2Hz,18.4Hz,1H),3.65(s,3
H),4.25〜4.35(m,1H),4.46(d
t,J=1.5Hz,7.1Hz,1H) IR(neat):3400,2920,2230,1
730,1440,1160cm-1
【0019】実施例1と同様にして以下の化合物を得
た。
た。
【0020】(16RS)−16,20−ジメチル−1
3,14,18,18,19,19−ヘキサデヒドロ−
PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.98〜1.14(m,6H),1.20〜2.42
(m,17H),2.26(t,J=7.8Hz,2
H),2.62(t,J=10.0Hz,1H),2.
73(dd,J=7.1Hz,18.4Hz,1H),
3.65(s,3H),4.25〜4.36(m,1
H),4.37〜4.47(m,1H) IR(neat):3400,2920,2850,2
320,1750,1700,1435,1320,1
160,1075,1010cm-1 (17R)−17,20−ジメチル−13,14−ジデ
ヒドロ−PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.80〜0.98(m,6H),1.08〜1.86
(m,19H),2.16〜2.35(m,2H),
2.31(t,J=7.4Hz,2H),2.55〜
2.81(m,1H),2.74(dd,J=7.0H
z,18.2Hz,1H),3.67(s,3H),
4.26〜4.53(m,2H) IR(neat):3390,2930,2860,2
240,1740,1460,1260,1170,1
070,730cm-1
3,14,18,18,19,19−ヘキサデヒドロ−
PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.98〜1.14(m,6H),1.20〜2.42
(m,17H),2.26(t,J=7.8Hz,2
H),2.62(t,J=10.0Hz,1H),2.
73(dd,J=7.1Hz,18.4Hz,1H),
3.65(s,3H),4.25〜4.36(m,1
H),4.37〜4.47(m,1H) IR(neat):3400,2920,2850,2
320,1750,1700,1435,1320,1
160,1075,1010cm-1 (17R)−17,20−ジメチル−13,14−ジデ
ヒドロ−PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.80〜0.98(m,6H),1.08〜1.86
(m,19H),2.16〜2.35(m,2H),
2.31(t,J=7.4Hz,2H),2.55〜
2.81(m,1H),2.74(dd,J=7.0H
z,18.2Hz,1H),3.67(s,3H),
4.26〜4.53(m,2H) IR(neat):3390,2930,2860,2
240,1740,1460,1260,1170,1
070,730cm-1
【0021】17,18,19,20−テトラノル−1
6−シクロヘキシル−13,14−ジデヒドロ−PGE
1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.80〜1.98(m,23H),2.10〜2.4
5(m,2H),2.31(t,J=7.3Hz,1
H),2.62(t,J=9.8Hz,1H),2.7
3(dd,J=7.1Hz,18.3Hz,1H),
3.71(s,3H),4.20〜4.35(m,1
H),4.45(t,J=6.8Hz,1H) IR(neat):3450,2940,2320,1
735,1720,1450,1250,1160,8
35cmー1 (17RS)−20−ノル−17−メチル−19−
(2’−メチルプロパ−1’−エニル)−13,14−
ジデヒドロ−PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.95(d,J=6.4Hz,3H),1.13〜
1.86(m,15H),1.60(s,3H),1.
68(s,3H),1.92〜2.07(m,2H),
2.17〜2.35(m,2H),2.30(t,J=
7.5Hz,2H),2.60〜2.68(m,1
H),2.75(dd,J=7.1Hz,18.4H
z,1H),3.66(s,3H),4.28〜4.3
7(m,1H),4.42〜4.53(m,1H),
5.09(t,J=6.2Hz,1H) IR(neat):3380,2920,2220,1
750,1430,1160,1070,830,72
0cm-1
6−シクロヘキシル−13,14−ジデヒドロ−PGE
1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.80〜1.98(m,23H),2.10〜2.4
5(m,2H),2.31(t,J=7.3Hz,1
H),2.62(t,J=9.8Hz,1H),2.7
3(dd,J=7.1Hz,18.3Hz,1H),
3.71(s,3H),4.20〜4.35(m,1
H),4.45(t,J=6.8Hz,1H) IR(neat):3450,2940,2320,1
735,1720,1450,1250,1160,8
35cmー1 (17RS)−20−ノル−17−メチル−19−
(2’−メチルプロパ−1’−エニル)−13,14−
ジデヒドロ−PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.95(d,J=6.4Hz,3H),1.13〜
1.86(m,15H),1.60(s,3H),1.
68(s,3H),1.92〜2.07(m,2H),
2.17〜2.35(m,2H),2.30(t,J=
7.5Hz,2H),2.60〜2.68(m,1
H),2.75(dd,J=7.1Hz,18.4H
z,1H),3.66(s,3H),4.28〜4.3
7(m,1H),4.42〜4.53(m,1H),
5.09(t,J=6.2Hz,1H) IR(neat):3380,2920,2220,1
750,1430,1160,1070,830,72
0cm-1
【0022】(17S)−17,20−ジメチル−1
3,14−ジデヒドロ−PGE 1 n−ブチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.78〜0.99(m,9H),1.05〜1.85
(m,23H),2.14〜2.35(m,2H),
2.27(t,J=7.9Hz,2H),2.56〜
2.69(m,1H),2.73(dd,J=7.2H
z,18.4Hz,1H),4.05(t,J=6.6
Hz,2H),4.24〜4.34(m,1H),4.
45(t,J=6.6Hz,1H) IR(neat):3400,2930,2320,1
735,1720,1460,1160cmー1 (17RS)−20−エチル−17−メチル−13,1
4−ジデヒドロ−PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.89(t,J=7.0Hz,3H),0.87〜
0.96(m,3H),1.20〜1.98(m,21
H),2.20〜2.31(m,1H),2.23(d
d,J=9.4Hz,18.5Hz,1H),2.31
(t,J=7.5Hz,2H),2.65(ddd,J
=1.8Hz,8.0Hz,11.1Hz,1H),
2.75(ddd,J=1.4Hz,7.2Hz,1
8.5Hz,1H),3.67(s,3H),4.28
〜4.37(m,1H),4.47(dt,J=1.8
Hz,8.0Hz,1H) IR(neat):3412,2929,2858,2
236,1742,1461,1439,1168,1
077,726cmー1 (17S)−2−ノル−17,20−ジメチル−13,
14−ジデヒドロ−PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.90(t,J=6.8Hz,3H),0.92
(d,J=6.4Hz,3H),1.13〜1.86
(m,17H),2.19〜2.30(m,1H),
2.22(d,J=5.6Hz,1H),2.23(d
d,J=9.1Hz,18.5Hz,1H),2.32
(t,J=7.4Hz,2H),2.54(d,J=
3.5Hz,1H),2.64(ddd,J=1.8H
z,8.3Hz,11.3Hz,1H),2.75(d
dd,J=1.3Hz,7.3Hz,18.5Hz,1
H),3.67(s,3H),4.27〜4.38
(m,1H),4.43〜4.54(m,1H) IR(neat):3412,2930,2859,2
237,1746,1461,1439,1240,1
166,1077,729cmー1
3,14−ジデヒドロ−PGE 1 n−ブチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.78〜0.99(m,9H),1.05〜1.85
(m,23H),2.14〜2.35(m,2H),
2.27(t,J=7.9Hz,2H),2.56〜
2.69(m,1H),2.73(dd,J=7.2H
z,18.4Hz,1H),4.05(t,J=6.6
Hz,2H),4.24〜4.34(m,1H),4.
45(t,J=6.6Hz,1H) IR(neat):3400,2930,2320,1
735,1720,1460,1160cmー1 (17RS)−20−エチル−17−メチル−13,1
4−ジデヒドロ−PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.89(t,J=7.0Hz,3H),0.87〜
0.96(m,3H),1.20〜1.98(m,21
H),2.20〜2.31(m,1H),2.23(d
d,J=9.4Hz,18.5Hz,1H),2.31
(t,J=7.5Hz,2H),2.65(ddd,J
=1.8Hz,8.0Hz,11.1Hz,1H),
2.75(ddd,J=1.4Hz,7.2Hz,1
8.5Hz,1H),3.67(s,3H),4.28
〜4.37(m,1H),4.47(dt,J=1.8
Hz,8.0Hz,1H) IR(neat):3412,2929,2858,2
236,1742,1461,1439,1168,1
077,726cmー1 (17S)−2−ノル−17,20−ジメチル−13,
14−ジデヒドロ−PGE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.90(t,J=6.8Hz,3H),0.92
(d,J=6.4Hz,3H),1.13〜1.86
(m,17H),2.19〜2.30(m,1H),
2.22(d,J=5.6Hz,1H),2.23(d
d,J=9.1Hz,18.5Hz,1H),2.32
(t,J=7.4Hz,2H),2.54(d,J=
3.5Hz,1H),2.64(ddd,J=1.8H
z,8.3Hz,11.3Hz,1H),2.75(d
dd,J=1.3Hz,7.3Hz,18.5Hz,1
H),3.67(s,3H),4.27〜4.38
(m,1H),4.43〜4.54(m,1H) IR(neat):3412,2930,2859,2
237,1746,1461,1439,1240,1
166,1077,729cmー1
【0023】(17S)−2a−ホモ−17,20−ジ
メチル−13,14−ジデヒドロ−PGE 1 メチルエ
ステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.84〜0.96(m,3H),0.91(d,J=
6.4Hz,3H),1.10〜1.84(m,21
H),2.10〜2.35(m,1H),2.23(d
d,J=9.2Hz,18.5Hz,1H),2.30
(t,J=7.5Hz,2H),2.65(ddd,J
=1.8Hz,8.3Hz,11.3Hz,1H),
2.75(ddd,J=1.3Hz,7.2Hz,1
8.5Hz,1H),3.67(s,3H),4.27
〜4.39(m,1H),4.47(dt,J=1.8
Hz,7.2Hz,1H) IR(neat):3412,2929,2857,2
236,1746,1461,1438,1167,1
077cmー1 (17R)−17,20−ジメチル−13,14−ジデ
ヒドロ−PGE 1 アリルエステル 1H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.84〜0.98(m,3H),0.93(d,J=
6.6Hz,3H),1.08〜1.84(m,19
H),2.16(d,J=5.2Hz,1H),2.1
9〜2.29(m,1H),2.23(dd,J=9.
2Hz,18.5Hz,1H),2.33(t,J=
7.5Hz,2H),2.64(ddd,J=1.7H
z,8.3Hz,11.3Hz,1H),2.71
(d,J=3.6Hz,1H),2.75(ddd,J
=1.3Hz,7.2Hz,18.5Hz,1H),
4.27〜4.38(m,1H),4.42〜4.52
(m,1H),4.57(ddd,J=1.4Hz,
1.4Hz,5.7Hz,2H),5.23(ddt,
J=1.4Hz,1.4Hz,10.4Hz,1H),
5.31(ddt,J=1.4Hz,1.4Hz,1
7.2Hz,1H),5.92(ddt,J=5.7H
z,10.4Hz,17.2Hz,1H), IR(neat):3412,2931,2859,2
235,1741,1650,1461,1382,1
236,1163,1073,990,933,771
cm-1
メチル−13,14−ジデヒドロ−PGE 1 メチルエ
ステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.84〜0.96(m,3H),0.91(d,J=
6.4Hz,3H),1.10〜1.84(m,21
H),2.10〜2.35(m,1H),2.23(d
d,J=9.2Hz,18.5Hz,1H),2.30
(t,J=7.5Hz,2H),2.65(ddd,J
=1.8Hz,8.3Hz,11.3Hz,1H),
2.75(ddd,J=1.3Hz,7.2Hz,1
8.5Hz,1H),3.67(s,3H),4.27
〜4.39(m,1H),4.47(dt,J=1.8
Hz,7.2Hz,1H) IR(neat):3412,2929,2857,2
236,1746,1461,1438,1167,1
077cmー1 (17R)−17,20−ジメチル−13,14−ジデ
ヒドロ−PGE 1 アリルエステル 1H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.84〜0.98(m,3H),0.93(d,J=
6.6Hz,3H),1.08〜1.84(m,19
H),2.16(d,J=5.2Hz,1H),2.1
9〜2.29(m,1H),2.23(dd,J=9.
2Hz,18.5Hz,1H),2.33(t,J=
7.5Hz,2H),2.64(ddd,J=1.7H
z,8.3Hz,11.3Hz,1H),2.71
(d,J=3.6Hz,1H),2.75(ddd,J
=1.3Hz,7.2Hz,18.5Hz,1H),
4.27〜4.38(m,1H),4.42〜4.52
(m,1H),4.57(ddd,J=1.4Hz,
1.4Hz,5.7Hz,2H),5.23(ddt,
J=1.4Hz,1.4Hz,10.4Hz,1H),
5.31(ddt,J=1.4Hz,1.4Hz,1
7.2Hz,1H),5.92(ddt,J=5.7H
z,10.4Hz,17.2Hz,1H), IR(neat):3412,2931,2859,2
235,1741,1650,1461,1382,1
236,1163,1073,990,933,771
cm-1
【0024】実施例2(17S)−17,20−ジメチル−13,14−ジデ
ヒドロ−PGE 1 実施例1で得た化合物290mg(0.735mmo
l)を14.5mlの50%(v/v)アセトン−水に
溶かし、130.5mlのリン酸緩衝液(10mM,p
H7.0)を加え、さらに500μl(242ユニッ
ト)のブタ肝臓エステラーゼを加え室温で攪拌した。反
応を薄層クロマトグラフィーで追跡し、原料の消失を確
認した後(約15時間)、反応混合物を酢酸エチルで抽
出し、飽和食塩水で洗浄後、乾燥濃縮して得られた粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;酢酸エチル:メタノール=40:1)で精製し、標
記化合物115mgを得た。1H−NMR(CDCl3,
300MHz)δppm:0.80〜1.00(m,6
H),1.05〜1.90(m,19H),2.15〜
2.32(m,2H),2.30(t,J=7.4H
z,2H),2.62(dd,J=8.4Hz,11.
3Hz,1H),2.73(dd,J=7.2Hz,1
8.4Hz,1H),4.25〜4.35(m,1
H),4.45(dt,J=1.5Hz,7.1Hz,
1H) IR(neat):3392,2931,2859,2
238,1740,1713,1463,1411,1
380,1235,1162,1077,758cm-1
ヒドロ−PGE 1 実施例1で得た化合物290mg(0.735mmo
l)を14.5mlの50%(v/v)アセトン−水に
溶かし、130.5mlのリン酸緩衝液(10mM,p
H7.0)を加え、さらに500μl(242ユニッ
ト)のブタ肝臓エステラーゼを加え室温で攪拌した。反
応を薄層クロマトグラフィーで追跡し、原料の消失を確
認した後(約15時間)、反応混合物を酢酸エチルで抽
出し、飽和食塩水で洗浄後、乾燥濃縮して得られた粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;酢酸エチル:メタノール=40:1)で精製し、標
記化合物115mgを得た。1H−NMR(CDCl3,
300MHz)δppm:0.80〜1.00(m,6
H),1.05〜1.90(m,19H),2.15〜
2.32(m,2H),2.30(t,J=7.4H
z,2H),2.62(dd,J=8.4Hz,11.
3Hz,1H),2.73(dd,J=7.2Hz,1
8.4Hz,1H),4.25〜4.35(m,1
H),4.45(dt,J=1.5Hz,7.1Hz,
1H) IR(neat):3392,2931,2859,2
238,1740,1713,1463,1411,1
380,1235,1162,1077,758cm-1
【0025】実施例2と同様にして以下の化合物を得
た。
た。
【0026】(16RS)−16,20−ジメチル−1
3,14,18,18,19,19−ヘキサデヒドロ−
PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.95〜1.17(m,6H),1.18〜2.46
(m,17H),2.35(t,J=6.9Hz,2
H),2.65(q,J=9.8Hz,1H),2.7
5(dd,J=7.3Hz,18.6Hz,1H),
4.26〜4.40(m,1H),4.43and
4.47(2d,J=6.6Hz and J=4.1
Hz,1H) IR(neat):3400,2920,2320,2
230,1700,1680,1375,1240,1
160,1035cm-1 (17R)−17,20−ジメチル−13,14−ジデ
ヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.85〜0.97(m,3H),0.93(d,J=
6.6Hz,3H),1.10〜1.84(m,19
H),2.17〜2.30(m,1H),2.24(d
d,J=9.2Hz,18.5Hz,1H),2.35
(t,J=7.3Hz,1H),2.65(ddd,J
=1.7Hz,8.3Hz,11.4Hz,1H),
2.76(ddd,J=1.2Hz,7.3Hz,1
8.5Hz,1H),4.27〜4.37(m,1
H),4.43〜4.52(m,1H) IR(neat):δppm:3330,2930,2
860,2240,1740,1460,1380,1
240,1160,1100,1080,850cm-1 17,18,19,20−テトラノル−16−シクロヘ
キシル−13,14−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.81〜1.95(m,23H),2.14〜2.4
0(m,2H),2.31(t,J=7.3Hz,2
H),2.62(t,J=9.7Hz,1H),2.7
3(dd,J=7.1Hz,18.4Hz,1H),
4.22〜4.33(m,1H),4.45(t,J=
6.8Hz,1H) IR(neat):3380,2920,2320,1
735,1710,1450,1150,1100cm
ー1
3,14,18,18,19,19−ヘキサデヒドロ−
PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.95〜1.17(m,6H),1.18〜2.46
(m,17H),2.35(t,J=6.9Hz,2
H),2.65(q,J=9.8Hz,1H),2.7
5(dd,J=7.3Hz,18.6Hz,1H),
4.26〜4.40(m,1H),4.43and
4.47(2d,J=6.6Hz and J=4.1
Hz,1H) IR(neat):3400,2920,2320,2
230,1700,1680,1375,1240,1
160,1035cm-1 (17R)−17,20−ジメチル−13,14−ジデ
ヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.85〜0.97(m,3H),0.93(d,J=
6.6Hz,3H),1.10〜1.84(m,19
H),2.17〜2.30(m,1H),2.24(d
d,J=9.2Hz,18.5Hz,1H),2.35
(t,J=7.3Hz,1H),2.65(ddd,J
=1.7Hz,8.3Hz,11.4Hz,1H),
2.76(ddd,J=1.2Hz,7.3Hz,1
8.5Hz,1H),4.27〜4.37(m,1
H),4.43〜4.52(m,1H) IR(neat):δppm:3330,2930,2
860,2240,1740,1460,1380,1
240,1160,1100,1080,850cm-1 17,18,19,20−テトラノル−16−シクロヘ
キシル−13,14−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.81〜1.95(m,23H),2.14〜2.4
0(m,2H),2.31(t,J=7.3Hz,2
H),2.62(t,J=9.7Hz,1H),2.7
3(dd,J=7.1Hz,18.4Hz,1H),
4.22〜4.33(m,1H),4.45(t,J=
6.8Hz,1H) IR(neat):3380,2920,2320,1
735,1710,1450,1150,1100cm
ー1
【0027】(17RS)−20−ノル−17−メチル
−19−(2’−メチルプロパ−1’−エニル)−1
3,14−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.94(d,J=6.3Hz,3H),1.10〜
1.81(m,15H),1.60(s,3H),1.
68(s,3H),1.90〜2.04(m,2H),
2.18〜2.29(m,1H),2.23(dd,J
=9.3Hz,18.4Hz,1H),2.34(t,
J=7.2Hz,2H),2.60〜2.69(m,1
H),2.75(dd,J=7.1Hz,18.4H
z,1H),4.27〜4.36(m,1H),4.4
8(t,J=6.2Hz,1H),5.09(t,J=
6.3Hz,1H) IR(neat):3350,2920,2330,1
710,1440,1380,1260,1160,1
070,830,720cm-1 (17RS)−20−エチル−17−メチル−13,1
4−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.89(t,J=7.3Hz,3H),0.91 and
0.93(d,J=6.6Hz,3H),1.10〜
1.84(m,21H),2.20〜2.32(m,1
H),2.24(dd,J=9.2Hz,18.5H
z,1H),2.35(t,J=7.2Hz,2H),
2.57〜2.70(m,1H),2.75(ddd,
J=1.3Hz,7.3Hz,18.5Hz,1H),
4.27〜4.38(m,1H),4.48(dt,J
=1.7Hz,8.0Hz,1H) IR(neat):3392,2929,2858,2
240,1740,1714,1463,1380,1
240,1163,1078,727cmー1
−19−(2’−メチルプロパ−1’−エニル)−1
3,14−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.94(d,J=6.3Hz,3H),1.10〜
1.81(m,15H),1.60(s,3H),1.
68(s,3H),1.90〜2.04(m,2H),
2.18〜2.29(m,1H),2.23(dd,J
=9.3Hz,18.4Hz,1H),2.34(t,
J=7.2Hz,2H),2.60〜2.69(m,1
H),2.75(dd,J=7.1Hz,18.4H
z,1H),4.27〜4.36(m,1H),4.4
8(t,J=6.2Hz,1H),5.09(t,J=
6.3Hz,1H) IR(neat):3350,2920,2330,1
710,1440,1380,1260,1160,1
070,830,720cm-1 (17RS)−20−エチル−17−メチル−13,1
4−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.89(t,J=7.3Hz,3H),0.91 and
0.93(d,J=6.6Hz,3H),1.10〜
1.84(m,21H),2.20〜2.32(m,1
H),2.24(dd,J=9.2Hz,18.5H
z,1H),2.35(t,J=7.2Hz,2H),
2.57〜2.70(m,1H),2.75(ddd,
J=1.3Hz,7.3Hz,18.5Hz,1H),
4.27〜4.38(m,1H),4.48(dt,J
=1.7Hz,8.0Hz,1H) IR(neat):3392,2929,2858,2
240,1740,1714,1463,1380,1
240,1163,1078,727cmー1
【0028】(17S)−2−ノル−17,20−ジメ
チル−13,14−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.85〜0.98(m,3H),0.92(d,J=
6.3Hz,3H),1.12〜1.89(m,17
H),2.18〜2.29(m,1H),2.24(d
d,J=9.0Hz,18.4Hz,1H),2.36
(t,J=7.1Hz,2H),2.64(ddd,J
=1.6Hz,8.2Hz,11.2Hz,1H),
2.75(ddd,J=1.3Hz,7.3Hz,1
8.4Hz,1H),4.25〜4.38(m,1
H),4.49(dt,J=1.7Hz,7.2Hz,
1H) IR(neat):3368,2930,2859,2
237,1740,1713,1462,1382,1
235,1162,1076,758,667cmー1 (17S)−2a−ホモ−17,20−ジメチル−1
3,14−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.85〜0.96(m,3H),0.91(d,J=
6.4Hz,3H),1.10〜1.85(m,21
H),2.18〜2.31(m,1H),2.24(d
d,J=9.1Hz,18.4Hz,1H),2.35
(t,J=7.3Hz,2H),2.66(ddd,J
=1.8Hz,8.3Hz,11.3Hz,1H),
2.76(ddd,J=1.3Hz,7.2Hz,1
8.4Hz,1H),4.27〜4.38(m,1
H),4.48(dt,J=1.8Hz,7.2Hz,
1H) IR(neat):3368,2930,2858,2
237,1741,1713,1465,1411,1
380,1235,1162,1076,758,66
8cmー1
チル−13,14−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.85〜0.98(m,3H),0.92(d,J=
6.3Hz,3H),1.12〜1.89(m,17
H),2.18〜2.29(m,1H),2.24(d
d,J=9.0Hz,18.4Hz,1H),2.36
(t,J=7.1Hz,2H),2.64(ddd,J
=1.6Hz,8.2Hz,11.2Hz,1H),
2.75(ddd,J=1.3Hz,7.3Hz,1
8.4Hz,1H),4.25〜4.38(m,1
H),4.49(dt,J=1.7Hz,7.2Hz,
1H) IR(neat):3368,2930,2859,2
237,1740,1713,1462,1382,1
235,1162,1076,758,667cmー1 (17S)−2a−ホモ−17,20−ジメチル−1
3,14−ジデヒドロ−PGE 1 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.85〜0.96(m,3H),0.91(d,J=
6.4Hz,3H),1.10〜1.85(m,21
H),2.18〜2.31(m,1H),2.24(d
d,J=9.1Hz,18.4Hz,1H),2.35
(t,J=7.3Hz,2H),2.66(ddd,J
=1.8Hz,8.3Hz,11.3Hz,1H),
2.76(ddd,J=1.3Hz,7.2Hz,1
8.4Hz,1H),4.27〜4.38(m,1
H),4.48(dt,J=1.8Hz,7.2Hz,
1H) IR(neat):3368,2930,2858,2
237,1741,1713,1465,1411,1
380,1235,1162,1076,758,66
8cmー1
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 亀尾 一弥
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製
薬株式会社内
(72)発明者 田名見 亨
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製
薬株式会社内
(72)発明者 武藤 賢
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製
薬株式会社内
(72)発明者 小野 直哉
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製
薬株式会社内
(72)発明者 五藤 准
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製
薬株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 式 (式中、R1は水素原子、炭素原子数1〜6個のアルキ
ル基またはアリル基を示し、R2は炭素原子数5〜10
個の分岐脂肪族炭化水素基を示し、nは4〜8の整数を
示す。)で表されるプロスタグランジン誘導体及びその
塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4102776A JPH05117230A (ja) | 1991-04-22 | 1992-04-22 | プロスタグランジン誘導体 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18211291 | 1991-04-22 | ||
| JP3-182112 | 1991-04-22 | ||
| JP29673991 | 1991-08-27 | ||
| JP3-296739 | 1991-08-27 | ||
| JP4102776A JPH05117230A (ja) | 1991-04-22 | 1992-04-22 | プロスタグランジン誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05117230A true JPH05117230A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=27309795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4102776A Pending JPH05117230A (ja) | 1991-04-22 | 1992-04-22 | プロスタグランジン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05117230A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994008960A1 (en) * | 1992-10-20 | 1994-04-28 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Prostaglandin e1 analog |
| WO1994008961A1 (en) * | 1992-10-21 | 1994-04-28 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Prostaglandin e1 analog |
| US5597938A (en) * | 1993-02-19 | 1997-01-28 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Process for producing intermediate for 13,14-didehydroprostaglandin E |
| WO1999061419A1 (fr) * | 1998-05-25 | 1999-12-02 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Derive de prostaglandine |
| WO2018220888A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 国立大学法人東北大学 | Pge1コアブロック誘導体およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP4102776A patent/JPH05117230A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994008960A1 (en) * | 1992-10-20 | 1994-04-28 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Prostaglandin e1 analog |
| WO1994008961A1 (en) * | 1992-10-21 | 1994-04-28 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Prostaglandin e1 analog |
| US5583158A (en) * | 1992-10-21 | 1996-12-10 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Prostaglandin E1 analogues |
| US5597938A (en) * | 1993-02-19 | 1997-01-28 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Process for producing intermediate for 13,14-didehydroprostaglandin E |
| WO1999061419A1 (fr) * | 1998-05-25 | 1999-12-02 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Derive de prostaglandine |
| US6329539B1 (en) | 1998-05-25 | 2001-12-11 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Prostagladin derivatives |
| WO2018220888A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 国立大学法人東北大学 | Pge1コアブロック誘導体およびその製造方法 |
| JPWO2018220888A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2020-05-07 | 国立大学法人東北大学 | Pge1コアブロック誘導体およびその製造方法 |
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