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JPH054035A - ガス発生器用容器及びその製造方法並びにガス発生器 - Google Patents

ガス発生器用容器及びその製造方法並びにガス発生器

Info

Publication number
JPH054035A
JPH054035A JP3193307A JP19330791A JPH054035A JP H054035 A JPH054035 A JP H054035A JP 3193307 A JP3193307 A JP 3193307A JP 19330791 A JP19330791 A JP 19330791A JP H054035 A JPH054035 A JP H054035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
gas generator
cooling
chamber
combustion chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3193307A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Kanazawa
輝男 金沢
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
Tsukasa Motohira
司 本平
Toshinori Kon
敏則 今
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority to JP3193307A priority Critical patent/JPH054035A/ja
Priority to US07/755,518 priority patent/US5217697A/en
Publication of JPH054035A publication Critical patent/JPH054035A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/264Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
    • B60R21/2644Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス発生器をより軽量化し、量産性が良く安
価に製造できるとともに、いかなる場合でも運転者に対
し危害を与えるおそれのないガス発生器用容器及びその
製造方法並びにガス発生器を提供することにある。 【構成】 ガス発生器用容器は、燃焼室9の上壁11と
燃焼室9及び冷却捕集室14を仕切る隔壁15と冷却捕
集室14の下壁12とが一体形成され、その断面がクラ
ンク形状で、かつプレス加工用金属材料で形成されたシ
ェル10と、同シェル10に接合された点火ケース2
と、ガス排出口22を有しシェル10と冷却捕集室14
を形成する冷却用シェル20と、シェル10と燃焼室9
を形成するカバー13とからなっている。また、接合部
をレーザ又は電子線で溶接することによりガス発生器用
容器が製造される。さらに、このガス発生器用容器から
車両用のガス発生器が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のハンド
ルに装着され、乗員の衝突保護用として用いられるエア
バックを膨張させるためのガス発生器(以下単にガス発
生器と称する)用容器及びその製造方法並びにガス発生
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の大部分のガス発生器は、例えば米
国特許第4547342号明細書に示されている構造を
有している。このガス発生器について図7に基づいて説
明する。
【0003】フランジ部32aを有し、上方が開口した
有底円筒状の基部32の上方には、下方が開口した有蓋
円筒状のハウジング31が嵌合され、嵌合部が摩擦溶接
により接合されている。これら基部32及びハウジング
31はアルミニウムで形成されている。なお、フランジ
部32aはガス発生器をステアリングホイールの図示し
ないベースプレートに取り付けるためのものである。
【0004】これら基部32とハウジング31とで形成
される空間内の中心部には、点火室33が設けられ、同
点火室33内下部中央にはスクイブ34が立設されてい
る。点火室33内におけるスクイブ34の外周部にはス
クイブ34の発熱に基づいて、ガス発生剤35に対して
着火の役目を果たす点火薬36が充填されている。
【0005】同点火室33の外周部には、隔壁37を介
して燃焼室38が設けられ、隔壁37に透設された複数
の開口部39によって点火室33と連通している。この
燃焼室38内にはペレット状のガス発生剤35が充填さ
れている。同燃焼室38の外周部には隔壁40を介して
冷却捕集室41が設けられ、隔壁40に設けられた開口
部43によって燃焼室38と連通している。この冷却捕
集室41内と燃焼室38内の外周部には、ガス発生剤3
5の燃焼分解により生成するガスを冷却すると同時に、
生成ガス以外の固体副産物を捕集するための冷却捕集材
44が装填されている。
【0006】一方、上記とは異なる構造のガス発生器も
知られている(特公昭62ー5094号公報)。このガ
ス発生器を図8に基づいて説明する。ガス発生器の中心
部には点火器51が配設され、同点火器51内の底部に
はスクイブ52が配置され、その上部外周には点火薬5
3が充填されている。この点火器51の外周下部には冷
間加工により一体成形された断面S字状のケーシング5
4の一端が電子線照射により溶接固定されている。この
ケーシング54は断面S字状に形成されているため、強
度的な面から、その厚さを前記従来のものと比べると薄
くでき、約2.5 mmの厚さに形成されている。また、冷却
捕集室55部分をU字型にするとともに、ガス排出口5
6をスリット形状にしている。
【0007】同ケーシング54は燃焼室57の下壁58
と冷却捕集室55の上壁59及び周壁60を構成してい
る。同ケーシング54の周壁60の上部と点火器51の
上部との間にはカバー61が溶接固定されている。そし
て、点火器51の周壁62と、ケーシング54の下壁5
8及び周壁60と、カバー61とから燃焼室57が構成
されている。この燃焼室57の内部にはガス発生剤63
が充填されている。この燃焼室57は点火器51の周壁
62の開口部64を介して前記点火器51と連通してい
る。
【0008】また、前記ケーシング54の周壁60の下
部には、円環状の支持用固定板65が固着されている。
そして、ケーシング54の周壁60より外周部及び支持
用固定板65によって冷却捕集室55が構成されてい
る。同冷却捕集室55内には冷却捕集材66が充填され
ている。この冷却捕集室55は、ケーシング54の周壁
60に設けられた開口部67を介して前記燃焼室57と
連通している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ガス発生器に
要求される性能のうち、最も困難とされている項目の中
に、軽量化と量産性がある。ガス発生器の組み込まれた
ハンドルがガス発生器の組み込まれていないハンドルに
比べて重いため、ハンドルの回転操作が不安定となる傾
向にあった。また、省エネルギーを目的として燃料消費
率向上のために少しでも車体重量を軽減する必要があ
り、ガス発生器のより軽量化が望まれている。
【0010】さらには、事故による運転者の傷害を少し
でも減少させるため、多くの自動車にエアバッグシステ
ムを搭載することが望まれている。そのためにはガス発
生器の量産性を向上させて、ガス発生器を少しでも安価
に提供しなければならない。
【0011】ところが、前記図7に示されるガス発生器
の場合、点火室33、燃焼室38及び冷却捕集室41
は、強度の弱いアルミニウムで一体的に形成されてい
る。そのために、強度を高くする必要から肉厚の部材を
使用せざるを得ず、ガス発生器の重量が増加し、軽量化
を図ることができないという問題点があった。
【0012】また、図8に示されるガス発生器の場合、
S字型のケーシング54を用いているために、前記図7
に示されるガス発生器のように摩擦溶接ではなく電子線
による溶接を行うことができる。よって、溶接面の面積
を大きくする必要がなく、そのため軽量化されるもの
の、材質等の理由により各部材の厚さはまだ薄いとはい
えず、従って軽量化が不十分である。また、ケーシング
54は溶接部等において厚さが異なり、しかも溶接部を
密着させるには切削などの機械加工を必要とするるの
で、プレス成形できず、冷間加工により製造されている
ために、量産性に欠けるという問題点があった。
【0013】さらに、燃焼室57は前記ケーシング54
とカバー61とを溶接することによって形成している
が、このカバー61がエアバッグ68の展開方向、即ち
運転者側に設けられているために、前記溶接部に不均質
な部分があると、その部分より破壊が生じ、破壊された
カバー61が運転者を直撃して傷害を与えるおそれがあ
った。
【0014】一方、従来からガス発生器用のケーシング
材料として、プレス加工されたステンレススチール製の
ものも使用されているが、高い燃焼圧力に耐える必要か
ら肉厚の板を使用しているため、軽量化の点で問題があ
った。また、軽量化のためにアルミニウム製のものも使
用されているが、アルミニウム製のものは強度が弱いの
で厚さを厚くし、アルミニウム母材を冷間鍛造で製造す
る必要がある。さらに、加工後熱処理を行なう場合もあ
って、量産性を向上させることができず、従って経済性
の点で不十分であるという問題点があった。
【0015】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、ガス発生器をより軽量
化し、量産性が良く安価に製造できるとともに、いかな
る場合でも運転者に対し危害を与えるおそれのないガス
発生器用容器及びその製造方法並びにガス発生器を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記従来
の問題点を解決するために、ガス発生器の構造体に関
し、ガス発生器を形成する容器の形状、部品間の結合の
仕方、強度、加工性等の面から長年にわたって検討した
結果、特定のシェルと冷却用シェルとカバーとを組み合
わせることによって、前記従来の問題点が解消できるこ
とを見出し本発明を完成した。
【0017】即ち、本発明の第1の発明は、点火室と、
同点火室の外周に環状に配置された燃焼室と、同燃焼室
の外周に環状に配置された冷却捕集室とからなり、前記
点火室、燃焼室及び冷却捕集室が開口部を介して互いに
連通しているガス発生器用容器において、前記燃焼室上
壁と燃焼室及び冷却捕集室を仕切る隔壁と冷却捕集室下
壁とが一体形成され、その断面がクランク形状で、かつ
プレス加工用金属材料で形成されたシェルと、同シェル
に接合された点火ケースと、ガス排出口を有し前記シェ
ルと冷却捕集室を形成する冷却用シェルと、前記シェル
と燃焼室を形成するカバーとを備えたガス発生器用容器
をその要旨とする。
【0018】また、第2の発明は、第1の発明のガス発
生器用容器におけるシェルをプレス成形により一体形成
するとともに、同シェルにおける冷却用シェルとカバー
との接合部に対して冷却用シェル及びカバーをそれぞれ
圧入嵌合した後、これら冷却用シェル及びカバーを接合
部にレーザ又は電子線で溶接するガス発生器用容器の製
造方法をその要旨とする。
【0019】また、第3の発明は、第1の発明のガス発
生器用容器における点火室には点火手段を備え、燃焼室
にはガス発生剤を収納し、冷却捕集室には冷却捕集材を
収納するとともに、車両搭載時には前記燃焼室の上壁を
運転者側に配設するガス発生器をその要旨とする。
【0020】
【作用】第1及び第2の発明では、一体的に折曲形成さ
れて断面クランク形状をなすシェルに点火ケースが接合
されて点火室が形成される。その外周においてシェルに
カバーがレーザ又は電子線による接合によって燃焼室が
形成される。さらに、その外周においてシェルに冷却用
シェルが接合されることにより冷却捕集室が形成される
ことによってガス発生器用容器が強固なものとして得ら
れる。
【0021】上記シェルはプレス加工用金属材料で形成
されているため、プレス加工により加工硬化してその強
度が高くなるため、その分シェルの厚さを薄くできる。
その結果、ガス発生器用容器の重量の軽減を図ることが
できる。
【0022】さらに、シェルに冷却用シェルとカバーを
それぞれ圧入嵌合することによって密着させるので、シ
ェルと冷却用シェル及びカバーの接合部はレーザ又は電
子線溶接で容易に接合できる。従って、切削等の機械加
工が不要となる。その結果、ガス発生器用容器を量産性
良く、しかも安価に製造できる。
【0023】また、第3の発明のガス発生器では、例え
ばガス発生装置を装着した自動車が衝突すると、衝突検
出装置によりガス発生装置の電源が投入されて点火器が
発火する。その火炎が燃焼室内のガス発生剤へ伝播され
てガス発生剤が燃焼を開始し、この燃焼に伴い燃焼室の
内圧が上昇する。その際、シェルの構造が、燃焼室上壁
と燃焼室及び冷却捕集室を仕切る隔壁と冷却捕集室下壁
とをプレス成形により一体成形した断面クランク形状の
もので、かつプレス加工用金属材料で形成されているの
で、燃焼室のガス圧に対しシェルの厚さが従来のものよ
り薄くても耐えることができる。
【0024】燃焼室で発生した高温の燃焼ガス及び固体
副産物は開口部を通過して冷却捕集室に流入する。そし
て冷却捕集材を通過するとき、燃焼ガスは冷却されると
ともに、固体副産物が捕集される。そして、冷却された
ガスは冷却用シェルのガス排出口からエアバッグ内に排
出されてエアバッグを膨張展開させる。
【0025】
【実施例】
(第1実施例)以下に本発明を具体化した一実施例を図
1〜4に基づいて説明する。
【0026】図2は本実施例のガス発生器用容器を示す
平面図であり、図1は図2のA−A線断面図である。ま
た、図3はガス発生器用容器を示す正面図である。図1
に示すように、ガス発生器用容器の中心部には、点火室
1が配設されている。この点火室1は後述するシェル1
0の中心部内面に溶接固定された蓋(以下頂部という)
を有する有蓋筒状の点火ケース2とこの点火ケース2の
下部の点火室カバー3によって形成されている。この点
火室カバー3は、その雄ネジ部3aが点火ケース2下部
の雌ネジ部2cに螺合されることにより点火ケース2に
取付けられている。また、点火ケース2の外周部には複
数の開口部8が透設され、点火室1と後述する燃焼室9
とが連通するようになっている。
【0027】上記点火ケース2の頂部2aとシェル10
の内面の接触箇所4bはスポット、レーザ又は電子線溶
接機で溶接されている。この点火室1の外周部には、環
状の燃焼室9が同心円状に配置されている。この燃焼室
9はシェル10の上壁11と、燃焼室9及び後述する冷
却捕集室14とを仕切る隔壁15と、下部の環状に形成
された燃焼室カバー13とによって形成され、断面クラ
ンク形状に形成されている。
【0028】また、燃焼室カバー13はその外周縁にお
いて直角に折曲げられることにより形成された折曲部1
3aが、シェル10の隔壁15下部に斜状に折曲げられ
ることにより形成された接合部4に溶接固定されてい
る。燃焼室カバー13の内周部は前記点火ケース2の下
端部と点火室カバー3とで挟持され、取付強度が確保さ
れている。上記シェル10は、前述のように燃焼室9の
上壁11と、隔壁15と、後述する冷却捕集室14の下
部を構成し、プレス加工を可能とするために、その断面
がクランク形状で、かつ厚さがほぼ均一でなければなら
ない。
【0029】燃焼室9の外周部には、環状の冷却捕集室
14が点火室1と同心円状に形成されている。同冷却捕
集室14は環状に形成された冷却用シェルとしてのディ
フューザシェル20の内周縁の折曲部20bが上記燃焼
室9を構成するシェル10の上部に斜状に折曲げられる
ことにより形成された接合部4に溶接固定されている。
同ディフューザシェル20の下部に同じく斜状に折曲げ
られることにより形成された接合部20cは、シェル1
0の外周縁4aに溶接固定されている。また、前記シェ
ル10の隔壁15には開口部19が透設され、燃焼室9
と冷却捕集室14とを連通している。
【0030】前記シェル10と燃焼室カバー13の材質
は、プレス加工用金属材料で形成され、例えばステンレ
ススチール、チタン及びチタン合金、調質(即ち加工、
熱処理又はそれらの複合処理)されたアルミニウム合金
あるいはマグネシウム合金等があげられる。このプレス
加工用金属材料はプレス加工によって加工硬化し、その
強度が高くなる性質がある。従って、本発明では、シェ
ル10と燃焼室カバー13の厚さを、所定の強度を保持
した状態で従来より薄く形成することが可能となる。そ
の厚さは、通常0.8 〜1mm程度であり、好ましくは1mm
程度である。
【0031】本実施例ではステンレススチール(日本工
業規格SUS304L)が用いられている。ステンレス
スチールはプレス加工によって加工硬化してその強度が
高くなるため、好適な材料である。本実施例では厚さ1
mmのものが用いられている。なお、従来品では厚さが1.
5 〜4mmであったのに比べて相当薄くすることができ
る。なお、開口部8及び開口部19は内部防湿を目的と
してアルミニウム箔を接着して塞いでおいてもよい。
【0032】耐食性及び軽量で、かつ強度を必要とする
場合、チタン及びチタン合金を、耐食性及び軽量で、か
つ加工の容易さを必要とする場合、調質されたアルミニ
ウム合金又はマグネシウム合金を用いることが好まし
く、その厚さは通常1〜3mm程度である。
【0033】なお、図2に示すように、燃焼室9の上壁
11には、補強用凹部18が放射状に複数設けられ、ガ
ス発生剤の燃焼時における燃焼室9内の圧力上昇に十分
耐え得るようになっている。
【0034】上記ディフューザシェル20の上部外周に
は、図3に示すように、複数のガス排出口22が透設さ
れている。上記ディフューザシェル20のフランジ部2
0aには、取付孔24が透設され、図示しないボルトに
よってハンドルの本体に固定されるようになっている。
なお、ガス発生器の形状は、高さが約30〜40mm程度
であり、フランジ部20aを除いた直径が約90〜11
0mm程度に設定されている。
【0035】次に、ガス発生器用容器の製造方法につい
て説明する。まず、シェル10の材料である厚さ1mmの
ステンレススチールをプレス加工により折曲げ、所定の
断面クランク形状に成形する。次に、このシェル10に
対し点火ケース2、ディフューザシェル20及び燃焼室
カバー13を前述のように溶接することにより順次接合
する。
【0036】ガス発生器は自動車の乗員保護以外の目的
に使用されないために、分解が容易にできないようにし
なければならない。そのためには、シェル10と冷却用
シェル20及び燃焼室カバー13を溶接により接合する
ことが最適である。しかし、ガス発生剤16を燃焼室9
に封入したまま溶接すると、溶接の熱によってガス発生
剤16(約400℃で発火)が発火燃焼するおそれがあ
る。
【0037】ガス発生剤16の発火を防止するために
は、母材を加熱溶融する面積範囲が狭く、かつ、溶接速
度の速いレーザ又は電子線を用いた溶接機による溶接で
なければならない。下記表1に溶接条件の比較を示す。
なお、表1において、TIGはタングステンイナートガ
スアーク溶接機を示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1に示すように、レーザ又は電子線によ
る溶接では、燃焼室温度を低く、しかもビード幅を狭く
することができる。レーザ又は電子線溶接機で溶接する
場合、通常溶接棒を使用しないため接合部を密着させる
必要がある。母材が互いに密着しておらず隙間がある状
態で溶接を行うと、レーザ又は電子線の熱で溶融した金
属が流れて溶接部を形成せず溶接が不十分となるためで
ある。母材を密着させるために機械仕上げを行うのが通
常であり、プレス加工による成形品では密着が得られる
ほどの寸法精度を得ることは困難であり、特に厚さ1mm
程度の薄い板の場合不可能であった。なぜなら、ステン
レススチールをプレス加工するとスプリングバックとい
われる元の形に戻ろうとする力が働き、真円度や直角度
が得られにくく、特に厚さ1mm以下の薄い板となるとさ
らに困難であったからである。
【0040】しかし、本発明においては、シェル10が
薄い板であってもその接合部4に対し、ディフューザシ
ェル20の折曲部20bや燃焼室カバー13の折曲部1
3aを圧入嵌合することによって密着させ、溶融金属が
流れてしまうことを防止して溶接を可能とした。このよ
うに、密着をより完全とするには接合箇所を図1に示す
ようなソケット型に嵌合する方法が望ましい。
【0041】上記のような製造方法を採用することによ
り、燃焼室9に収納されるガス発生剤16を燃焼させる
ことなく、シェル10とディフューザシェル20及び燃
焼室カバー13とを容易かつ確実に、しかも強固に接合
することができる。
【0042】次に、図4はガス発生器の一例を示す断面
図である。同図に示すように、前記点火室1の内底部に
は点火手段を構成するスクイブ5が点火室カバー3に立
設固定されている。同スクイブ5には同じく点火手段を
構成するリード線6が接続されているとともに、その上
部周辺には点火手段としての点火薬7が充填被覆されて
いる。点火室1の外側に環状に形成された燃焼室9内に
は、ガス発生剤16を収容したアルミニウム製のケース
17が収納されている。
【0043】このガス発生剤16は、従来から知られて
いるものを全て用いることができる。例えばアジ化ナト
リウムに代表されるアルカリ金属やアルカリ土類金属の
アジ化物と金属酸化物との組合せからなるもの等が挙げ
られる。その形状は例えばペレット状であってもディス
ク状であってもよい。図4に示したガス発生剤16はペ
レット状のものである。
【0044】また、前記冷却捕集室14内には冷却捕集
材21が配設されている。この冷却捕集材21として
は、例えば、金属と無機繊維とからなるフィルターが用
いられる。そして、冷却捕集室14からガス排出口22
を経て噴出したガスをその外周部のエアバッグ23内に
導入してエアバッグ23を膨張展開させるようになって
いる。
【0045】前記のように構成された本実施例のガス発
生器は以下のようにして製造される。まず、予めシェル
10と、ディフューザシェル20と、燃焼室カバー13
とをプレス加工で製作しておく。これらはいずれも均一
な厚さに形成されているので、プレス加工が容易に行わ
れる。このシェル10の冷却捕集室14部分に冷却捕集
材21を組み込み、シェル10の上部外周の接合部4に
ディフューザシェル20の折曲部20bを、また、シェ
ル10の外周縁4aにディフューザシェル20の下部に
斜状に折曲形成された接合部20cを嵌合した後、各接
合箇所をレーザ又は電子線で溶接し耐圧構造にする。
【0046】それととともに、シェル10の中央部下面
に点火ケース2を接合箇所4bにおいて、スポット、レ
ーザ又は電子線溶接により溶接固定する。次に、ペレッ
ト状のガス発生剤16を封入したケース17をシェル1
0の燃焼室9内へ装填し、燃焼室カバー13を嵌め込ん
で、シェル10の接合部4と燃焼室カバー13の折曲部
13aとを溶接して耐圧構造にする。最後にガス発生器
用容器の中央部の点火ケース2内にスクイブ5及び点火
薬7を組み込み、点火室カバー3を点火ケース2の下部
に螺合することによりガス発生器が得られる。このよう
に構成することにより、点火室1の耐圧が向上する。
【0047】上記のように構成されたガス発生器につい
て、作用及び効果を説明する。例えば、自動車に装着さ
れた図示しないセンサが衝突を感知すると、リード線6
を介してスクイブ5に通電され、スクイブ5が発熱し、
その上部外周に充填されている点火薬7が着火する。点
火薬7の着火による火炎と熱は点火ケース2の開口部8
から燃焼室9内へ伝播され、燃焼室9内のケース17に
収容されたガス発生剤16が燃焼して窒素ガス及びその
他の固体副産物を生成する。
【0048】これらの生成物は、燃焼室9と冷却捕集室
14とを仕切るシェル10の隔壁15に設けられた開口
部19を通過して冷却捕集室14に入る。冷却捕集室1
4では固体副産物が冷却捕集材21によって濾過され
る。そして、窒素ガスのみが冷却捕集室14上部のガス
排出口22を通ってその外周部に折りたたんで収容され
ているエアバッグ23内に噴出され、エアバッグ23が
展開する。
【0049】上記のように、ガス発生器は、前記ガス発
生器用容器の構成に基づき、しかもガス発生剤16を燃
焼させることなく製造できるので、製造が簡易であり、
量産が可能となって製造コストが低減される。さらに、
前述のように軽量化を達成することができ、自動車のハ
ンドルに装着した場合において運転操作が容易となり、
運転者の負担を軽減できる。また、ガス発生器の燃焼室
9を構成するシェル10と燃焼室カバー13との溶接箇
所が運転者の反対側に位置することになるので、運転者
に対して危害を与えるおそれがなくなる。 (第2実施例)次に、本発明を具体化した別の実施例に
ついて図5に従って説明する。なお、本実施例において
は、主に前記第1実施例と異なる部分について説明す
る。
【0050】図5は、ガス発生器用容器を示す断面図で
ある。同図に示すように、前記第1実施例において点火
ケース2に頂部2aがない点で第1実施例と異なり、点
火ケース2の上端部2bが前記シェル10の内面にスポ
ット、レーザ又は電子線溶接機で溶接されることによっ
てガス発生器用容器が構成されている。
【0051】このように構成することによって、前記頂
部2aを点火ケース2に一体成形する必要がないため、
加工が容易になるとともに、その他前記第1実施例のガ
ス発生器用容器と同等の効果を奏する。 (第3実施例)次に、本発明を具体化したさらに別の実
施例について図6に従って説明する。なお、本実施例に
おいては、主に前記第1実施例と異なる部分について説
明する。
【0052】図6はガス発生器用容器の断面図である。
同図に示すように、シェル10の上壁11の中心部に設
けられた折曲部11aに点火ケース2を圧入嵌合し、点
火ケース2の頂部2aの周面とシェル10の折曲部11
aとが接合箇所4bにレーザ又は電子線溶接機で溶接固
定されている。その他の構成は前記図1に示したガス発
生器用容器と同様である。
【0053】このように構成することにより、シェル1
0に点火ケース2を溶接固定する際の点火ケース2の位
置決めが容易となるので、ガス発生器の組立時における
作業性が向上する。また、点火ケース2とシェル10の
接合箇所4bとの接合は、両者を嵌合させた後に溶接を
行うため、容易かつ確実である。その他、前記第1実施
例のガス発生器用容器と同等の効果を奏する。
【0054】
【発明の効果】本発明の第1の発明のガス発生器用容器
によれば、シエルの断面形状をクランク形状にして、燃
焼室上壁と燃焼室及び冷却捕集室の隔壁と冷却捕集室下
壁とを一体化するとともに、プレス加工用金属材料で形
成することによって、燃焼圧力に対する抵抗力が大きく
なる。即ち、一定の燃焼圧力に対しシェルの厚さを薄く
することができ、ガス発生器の軽量化を達成することが
できる。また、燃焼室と冷却捕集室とを、シェルと冷却
用シェルとカバーとの3つの部品から構成することによ
り、特にシェルのプレス加工を容易にすることができ、
しかも切削等の機械加工や加工後の熱処理が不要となる
ことによって、量産性及び経済性に優れたものとなると
いう効果を奏する。
【0055】また、第2の発明のガス発生器用容器の製
造方法によれば、シェルと冷却用シェル及びカバーとの
接合部を圧入嵌合することにより溶接を容易かつ確実に
行うことができ、その接合部をレーザあるいは電子線で
溶接することにより、燃焼室に収容されたガス発生剤を
燃焼させることなく強固に接合することができるという
効果を奏する。
【0056】さらに、第3の発明のガス発生器によれ
ば、前記ガス発生器用容器の点火室には点火手段を備
え、燃焼室にはガス発生剤を収納し、冷却捕集室には冷
却捕集材を収納したものであり、前記ガス発生器用容器
の製造方法に基づいて製造が簡易であり、量産が可能と
なって製造コストの低減を図ることができる。さらに、
軽量化を達成することができ、自動車のハンドルに装着
した場合において運転操作が容易となり、運転者の負担
を軽減できる。また、ガス発生器の燃焼室を構成するシ
ェルとカバーとの溶接箇所が運転者の反対側に位置させ
ることができるので、運転者に対して危害を与えるおそ
れがないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のガス発生器用容器を示
し、図2のA−A線断面図である。
【図2】第1実施例のガス発生器用容器を示す平面図で
ある。
【図3】第1実施例のガス発生器用容器を示す正面図で
ある。
【図4】第1実施例のガス発生器を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のガス発生器用容器を示す
断面図である。
【図6】本発明の第3実施例のガス発生器用容器を示す
断面図である。
【図7】従来のガス発生器を示す断面図である。
【図8】従来の別のガス発生器を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1…点火室、2…点火ケース、4…接合部、5…点火手
段としてのスクイブ、6…点火手段としてのリード線、
7…点火手段としての点火薬、8…開口部、9…燃焼
室、10…シェル、11…上壁、12…下壁、13…カ
バーとしての燃焼室カバー、14…冷却捕集室、15…
隔壁、16…ガス発生剤、19…開口部、20…冷却用
シェルとしてのディフューザシェル、21…冷却捕集
材、22…ガス排出口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火室(1)と、同点火室(1)の外周
    に環状に配置された燃焼室(9)と、同燃焼室(9)の
    外周に環状に配置された冷却捕集室(14)とからな
    り、前記点火室(1)、燃焼室(9)及び冷却捕集室
    (14)が開口部(8,19)を介して互いに連通して
    いるガス発生器用容器において、前記燃焼室(9)上壁
    (11)と燃焼室(9)及び冷却捕集室(14)を仕切
    る隔壁(15)と冷却捕集室(14)下壁(12)とが
    一体形成され、その断面がクランク形状で、かつプレス
    加工用金属材料で形成されたシェル(10)と、同シェ
    ル(10)に接合された点火ケース(2)と、ガス排出
    口(22)を有し前記シェル(10)と冷却捕集室(1
    4)を形成する冷却用シェル(20)と、前記シェル
    (10)と燃焼室(9)を形成するカバー(13)とを
    備えたことを特徴とするガス発生器用容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガス発生器用容器にお
    けるシェル(10)をプレス成形により一体形成すると
    ともに、同シェル(10)における冷却用シェル(2
    0)とカバー(13)との接合部(4)に対して冷却用
    シェル(20)及びカバー(13)をそれぞれ圧入嵌合
    した後、これら冷却用シェル(20)及びカバー(1
    3)を接合部(4)にレーザ又は電子線で溶接すること
    を特徴とする請求項1に記載のガス発生器用容器の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のガス発生器用容器にお
    ける点火室(1)には点火手段(5,6,7)を備え、
    燃焼室(9)にはガス発生剤(16)を収納し、冷却捕
    集室(14)には冷却捕集材(21)を収納するととも
    に、車両搭載時には前記燃焼室(9)の上壁(11)を
    運転者側に配設することを特徴とするガス発生器。
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