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JPH07503867A - 被験者の脊椎を回避した歯科用三次元パノラミックラジオグラフィー法及びその方法を実施する装置 - Google Patents

被験者の脊椎を回避した歯科用三次元パノラミックラジオグラフィー法及びその方法を実施する装置

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JPH07503867A
JPH07503867A JP5511041A JP51104193A JPH07503867A JP H07503867 A JPH07503867 A JP H07503867A JP 5511041 A JP5511041 A JP 5511041A JP 51104193 A JP51104193 A JP 51104193A JP H07503867 A JPH07503867 A JP H07503867A
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ray
teeth
dental
dental radiography
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JP5511041A
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ウェバー リチャード ライル
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ウエイク フォレスト ユニバーシティ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 被験者のを椎を回避した歯科用三次元パフラミックラジオグラフィー法及びその 方法を実施する装置日 の 本発明はラジオグラフィック画像形成に関するもので、特に歯科用のラジオグラ フィー画像形成に関する。
Dの トモグラフィー(X線断層撮影法)は、ラジオグラフィック画像形成法として広 く用いられているアナログ式の画像形成処理である。
トモグラフィー法では、X線ビーム供給源とX線フィルムとが互いに相対関係を 保って所定の方向に動かされることによって、その供給源とフィルムとの間で相 対関係を保って動く支点が対象領域の輪郭を描く。支点における相対的な動きは ゼロであるので、この領域はX線フィルム上では無変化ではっきりと投影される 。この領域の外側にある全ての組織のラジオグラフィックなプロジェクション( 映像)は露光が行われている間中動くので、それらのプロジェクションは支点か らの距離に応じて多かれ少なかれぼんやりとした状態になる。その不鮮明となる 量は、支点からの距離とまさしく比例し”Cいる。したがって、その領域あるい は支点は、′焦点面(focalplane)”と言われることがある。
要約するとトモグラフィー法では、X線供給源とX線検出器との間での相対的な 位置関係を保った動きによりつくられるアングラ−ディスパリティ−(the  angular disparity)を利用することによっである領域を選択 的に分離することができる。その領域の位置の選定は、診たい組織に関連してい る動きをコントロールすれば変えることができる。トモグラフィツクな画像形成 法においては、その供給源と検出器の直線状の動きを用いることができる(「リ ニアトモグラフィー法(直線状X線断層撮影法)」)シ、またその供給源と検出 器の環状の動きを用いることもできる(「サーキュラ−トモグラフィー法(環状 X線断層撮影法)」)。診断作業によっては、他のより多くの複合的な動き、例 えば超すイクロイダルな動き(「ハイバーサイクロイダル トモグラフィー(超 すイクロイダルなX線断層撮影法)」)を用いることができる。
トモグラフィー法を行う際の「切片画像(スライス)」を得るためになされるコ ンピュータ処理でのみ明瞭にできるような画像処理は、コンピユータ化トモグラ フィー法といわれる。コンピユータ化トモグラフィー法におけるプロジェクショ ンの幾何学的な模様は、検出器と同じ面に位置する扇形X線ビームによって決っ てくる。この幾何学模様は一つの焦点面上に細部力(他の焦点面上の細部とは独 立して形成される力(X線供給源の面と検出器の動きとを焦点面で一致させるよ うにするには費用がかさんでしまう。
リニア トモグラフィー法は、個々の歯や−まとまりの歯のイメージを得るため に歯科用のラジオグラフィー法で用いられてきた。
コンピユータ化されたトモグラフィー法もまた歯科用のラジオグラフィー法で用 いられており、その方法では被験者の頭部を通ってその被験者の歯の面に平行な 切片画像が得ることができる。
上記の説明及び以下の説明において「歯の面」という用語は、わかりやすくする ためにつくられたもので、それは被験者の上列の歯と下列の歯の共通部分によっ て形成される平面として定義される。
この平面は顎の基底面に対して平行であり、それは被験者が正常に起きている( 立っているかあるいは座っている)状態にある場合、たいて水平になっている平 面である。したがって「水平状の」という用語は、歯の面に対して平行方向であ ることをいう場合に用いられる。それは典型的には水平方向の平面である。 「 垂直の」という用語は、歯の面に対して垂直方向であることを言う場合に用いら れる。それは典型的には被験者のを椎に平行であり、被験者が典型的には起きて いる状態においては垂直である。
トモグラフィー法のプロセスは、ディジタル型のトモシンセンス法(tomos ynthesis) にまでその可能性が伸ばされてきている。そのトモシンセ ンス法では、固定された支点の周りでX線供給源と検出器とが動くのにつれて、 異なった位置から一連の個別の画像がっくり出される。別個のそれぞれの画像は 、連続的につくり出された一個の画像であると言うよりはむしろ、X線供給源と フィルム面が相対関係を保っている別々の位置に対応した画像である。リニアの トモグラフィー法やリニアのトモシンセンス法においては、リコンストラクショ ンではっきりと画像が見られるように、X線供給源と検出器は面をつくる組織に 存在していて支点の近くをとおる直線上を動く。
トモシンセンス法のプロセスには、診たい箇所の最小の大きさの細部まで特定す ることができることと、別個のプロジェクションの数が充分に大きいことが備わ っていて、トモグラフィー法のプロセスと理論的には区別することができないと いうことがわがっている。
これらのプロセスは、どちらも上記に説明したようにぼやけをコントロールする ことで焦点面を分離して診ることができ点で区別することができない。しかしな がらトモシンセシスは次の点でトモグラフィーよりも利点を有している。それは 、ラジオグラフィーのたくさんの画像から得られる強度のデータを簡単に操作す るだけで、焦点面の位置を撮影が終わったあとで調整することができることであ る。したがってコンピュータを用いれば、多重画像を検索し、それがどこにあろ うとも、興味の持たれる特定の構造の画像だけに選択的に焦点を当てることがで きる。
トモシンセティックX線装置について理論的にまた実際的になされている設計は 、当業者にとってはよく知られている。それは、たとえばトモシンセシス(To mosynthesis)という表題の文献、即ちDG、 Grantによる[ 三次元ラジオグラフィック画像法(Three−Dimensional Ra diographic Imaging Technique ) Jと題さね 、Bio−Medical Engineering、 Vol、 BME−1 9,No。1. January、 1972. pp、 20−28に基づき 、IEEE)ランスアクションで公開された技術文献を参照されたい。同様に、 この出願の発明者もコンピユータ化されたトモシンセシスについて説明をしてい る共同執筆の多くの技術文献を持っている。たとえば、0ral Surger y、 Vol、 56.No、 2. pp、 206−214. Augus t、 1983において公表されている、GroenhuisとRuttima nnとともに共同執筆した[コンピユータ化された歯科組織のトモシンセシス( Computerized Too+osynthesis of Denta l Ti5sues)と題された文献、また、Medical Images  and Icons、 July 24−27.1984、 pp、 21g− 221に基づき、I EEEインターナショナルシンポジウムで公開をおこなっ た、GroenhuisとRuttimannとともに共同執筆した「プロトタ イプのディジタルトモグラフィツクX線装置の歯科への応用(A Protot ype Digital Tomographic X−Ray System  For Dental Applications) Jと題された文献、ま た、Medical Imaging。
Vol、 MI−3September、 1984. pp、 141−14 8に基づき、IEEEトランスアクションで公表をおこなった、Ruttima nnとGroenhuisとともに共同執筆した[強制反復法を用いた歯科用多 重面トモシンセシスの再生(Restoration of Digital  Multiplane Tomosynthesis Bya Con5tra ined Iteration Method) J と題された文献、また、 エンジニアの光−光学インスツルメンテーション協会(Society of  Photo−Optical Instrumentation of Eng ineers)、光学装置の応用(Application of 0ptic al Instrumentation in Medicine XIII、  Vo1535、 pp、 84−90.1985) において発表をおこなっ たRuttimann。
Groenhuis及びEdholmとともに共同執筆した「測定可能な数が存 在するX線プロジェクンヨンから任意の数のX線プロジェクションを合成する方 法(Synthesis of Arbitrary X−ray Proje ctions from aFinite Number of Existi ng Projections) J と題された文献を参照されたい。
歯科用のバフラミツクラジオグラフィー法もまた、歯科用の画像形成法として広 く用いられている。従来の単に歯を投影するだけの手法とは対照的に、歯科用バ ノラミックラジオグラフィーでは、湾曲した顎と歯とが重ならないようにして平 面的なパノラミック画像を形成しようとする努力がなされている。言い換えると 歯科用バフラミソクラジオグラフィー法は、全ての歯と関連のある歯科組織とを 一枚の投影フィルム上に、単一の「パノラミック走査(pnoramic5we ep) Jをおこなった状態で見せるためのユニークな画像形成手法である。そ れは結果的には、水平方向と垂直方向の異なる方向の焦点を結ぶ露光ジオメトリ −を利用していて、走査されるプロジェクションを力学的に変化させるシステム から得られる。
バフラミソクラジオグラフィー法はリニアのトモグラフィー法に似ていて、前者 はシャープな焦点領域をX線ビームとX線フィルムを照射組織に対して相対的に 動かすことによってコントロールして結び、その焦点領域で決ってくる画像を形 成するように能力を高めたものである。しかしながら、画像が扇形X線ビームか ら形作られるトモグラフィー法とは似ていない。ここでの扇形X線ビームは、放 射線供給源が被験者の頭部の周りを複雑に通過して動くのにつれて可動型フィル ムを横切るように走査されている。結果として得られる画像は、歯の湾曲面から 重なっていないような歯についてはかなりシャープな画像となっている力(興味 のもたれている領域から遠く離れたところにある他の組織についてはぼんやりし たものになってしまう。
パフラミックラジオグラフィー法では、単一の扇形X線ビームと例えば感光板な どのX線検出器とは、被験者のを椎にだいたい平行であってその被験者の歯の面 に対しては直交するような軸を中心として水平方向に回転する。単一の扇形ビー ムは垂直なビームであって、歯の面に対して直交する方向に延びている。これに 対してトモグラフィー法では、X線フィルムもX線ビームと相対関係を保って動 かされる。その場合の動く速度は、X線供給源とX線フィルムの回転に同期して 一定である。その極限状態(即ち扇形のビームが無限に薄い場合)では、この動 きはトモグラフィー法における有効な支点で無限に小さくなり、したがってトモ グラフィー法を行った場合のすべてのぼやけが排除される。これに対して扇形ビ ームの厚さを増した場合には、形成されるバノラミックラジオグラフの中にトモ グラフィー法を行ったことによるより多くのぼやけを導入することが可能になり 、供給源と検出器の相対関係を保った動きによって決定される焦点面にある構造 の画像のみをシャープにすることができる。
まとめて言うとバフラミツクラジオグラフィー法で41.調節下にある扇形のビ ームを用いて広がっているフィルムを走査することによって、一方向からだけ照 射したのでは直接は得ることのできない横方向に広がりのある画像を得ることが できる。平面から外れた不要部分の構造がトモグラフィー法をおこなったことで ぼんやりする度合は、可動型フィルム上に投射されるときの扇形ビームの水平方 向の幅によって、また支点面形成に関与するX線供給源と照射組織との相対的な 動きによって決まってくる。これらのことをまとめると、これらの方法は結果的 鳳実際の歯は被験者の頭部の内側で湾曲した配列を形成しているにもかかわらず 、その歯をトモグラフィー法でおこなったようにみせることができるようにした 画像形成装置であるということができる。
バノラミックラジオグラフィー装置は、Nieminenによる米国特許明細書 第4,589. 122号において、名称[バノラミックトモグラフ、(−X線 装置(Panorammic Tomography X−ray Appar atus) Jと題されて記述されている。また、Virtaらによる米国特許 明細書第4,783,793号において、名称「コントロールシステムを用いた パフラミックトモグラフィー法のためのX線装置(X−ray Apparat us for Panoramic Tomography Includin g Control System) Jと題されて記述されている。また、H euberkによる米国特許明細書第4.847,881号において、名称[被 験者の顎のパノラミックトモグラムを形成するための歯科用X線診断装置(De ntal X−ray Diagnostics In5tallation  For Producing Panoramic Toa+ograms o fthe Jaw of a Patient) Jと題されて記述されている 。さら鳳Pheifferらによる米国特許明細書第4,878,234号にお いて、名称「被験者の顎のパノラマスライス照射写真を形成するための歯科用X 線診断装置(Dental X−ray Diagnostics In5ta llation forProducing Panorama 5lice  Exposures of the Jaw of a Patient) J と題されて記述されている。
被験者の歯のバノラミックイメージを形成するためには役立つ力(従来の歯科用 パノラミックラジオグラフィー装置は多くの短所を有している。たとえば、歯科 用パフラミックラジオグラフィー法でL興味のもたれる構造が焦点面近くにある ことがその有効性の度合に大いにかかわっている。かりにあまりぼやけていない 領域が広すぎると、歯や顎以外の構造もはっきりと現れてしま(\診断の対象と している構造の細部が不明確になる。したがって不要な部分の特徴がはっきりと 現れないようにするためにX線断層撮影のぼやけ度は、典型的な場合においては 相対的な焦点がある焦点面のかなり近くのイメージだけを現すように調節される 。残念ながらこのような設計の装置で広被験者の位置決めを非常に敏感なものに する。かりに被験者の位置決めが適切になされないと、診たい箇所の歯科的な構 造をトモグラフィーを行う場合のはっきりした焦点領域内に現わすことができな い。したがって診断を行うのに重要な細部のイメージがぼやけたものになってし まう。
歯科用バフラミツクラジオグラフィー法に関係する特殊な問題点は、はっきりと した焦点領域の外側の不要な構造のイメージが完全になくなるというわけでなく てぼんやりとするだけであるという事実から生じる。したがって、大きく異なる 構造の方が、小さくシャープに区画された組織の細部よりも、ぼんやりとさせる プロセスを経ることでその影響は小さくなる。この点は、歯科用のパフラミック ラジオグラフィー法においてはとくに問題となる。なぜな引f1垂直方向の扇形 X線ビームは被験者のを椎を通過するからである。
これまでは、を椎の中心線上の位置はを椎を避けるX線照射を排除してきた。
歯科用ラジオグラフィー法を適用する場合において、X線ビームがを椎を通るた めに必要なことを満足させると、二つの心身に有害な影響が生じる。まずはじめ に、を椎を通った後で歯を通ることができるほどの充分なX線強度を有するため には、別の方法で必要とされるX線の放射線量以上の高い放射線量のX線が必要 とされることである。そのうえ、診たい部分を不明瞭にしてしまう可能性の大き い、普通以上の大きなぼやけをX線フィルム上に生じることである。
従来のバノラミックラジオグラフィー装置の有するもう一つの問題点は、パノラ マ型のX線撮影写真において、歯がオーバーラツプしてしまうことである。この オーバーラツプは、X線が隣接する歯の表面の間に常にまっすぐに当たらないた めに生じる。したがって、たくさんの歯の隣接歯間の領域力(パノラマ型のX線 撮影写真では一般的にオーバーラツプしてしまい、そのために必要な細部が不明 瞭になってしまう。
多重ビーム力(適当なコリメーターを備えた一個のX線供給源から生成できるこ とはよく知られている。この点に関しては、Tosswillらによる米国特許 明細書第4. 264,824号において、 「ファーフィールドイメージング (Far Field Imaging) J と題された文献を参照されたい 。その文献中には、ファーフィールド画像形成法で用いられるコリメーターが記 載されている。また、Richeyらによる米国特許明細書第4,304,99 9号において、 「回転型CTスキャナー供給源に用いられる偏心供給のコリメ ーターアセンブリ (Eccentric 5ource ColliColl i As5enbly for Rotating 5ourceCT 5ca nner) J と題された文献も参照されたい。−個の供給源をコリメートす ることによって生成させることのできる多重ビームは、Barnesによる米国 特許明細書第4,315. 157号において、 「多重ビームがコンピュータ 制御されたトモグラフィー(CT)スキャナー(Multiple Beam  Computed Tomography (CT) 5canner) Jと 題された文献中に記述されているよう置多数本のビームをコンピュータ制御する トモグラフィー法において用いることができる。また、異なるエネルギースペク トルを持つ少なくとも二つの扇形ビーム群を用いることができることも知られて おり、それらのビーム群(戴数個の露光されない部分あるいは一個の露光された 部分か領域を生成するよう(へ まだこれらの露光部分が重なるようCミ −個 のX線供給源から供給される。この点に関しては、Plessisらによる米国 特許明細書において、 [X線検査装置(X−ray Examination  Apparatus) Jと題された記述を参照されたい。
最後に、多数本に分岐し、歯の面に対して直交するように広がっている扇形のビ ーム群から、歯科用のパノラミック画像を得ることについても知られている。こ れは、扇形のビーム群と対応する検出器とを、歯の面に対して直、交する軸の周 りで同期して回転させることによる。この点に関しては、Kinanenによる 米国特許明細書第4゜481.650号を参照されたい。5本の垂直な扇形のビ ームが用いられ、そのうちの一本のビームは中心部に位置していて、被験者のを 椎を通るように放射されている。残るビーム1転中心ビームの周りに対照的に並 んでいる。
まとめると、従来より知られた歯科用のラジオグラフィー法は、−個あるいは複 数個の扇形X線ビーム群を用いる方法であって、その方法は非常に位置に対して 敏感で、被験者の歯の隣接歯間領域の過度のオーバーラツプを含んでいる。また 高いX線量が必要であり、さらに被験者のを椎に影響を与えることに起因して解 釈上のアーティファクト (artifacts)を生成する。
Hの 11 そこで本発明の目的は、改良された歯科用バフラミツクラジオグラフィー法及び その方法を実施するための装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、X線量を減らしてを椎への影響をなくするととも( ミ質の高い画像をつくる歯科用バフラミツクラジオグラフィー法及びその方法を 実施するための装置を提供することにある。
本発明にかかるこれらの目的、及び他の目的は、複数の垂直方向(即ち、被験者 の歯の平面に直交する方向)に分岐して、被験者の歯を通過する扇形を形成する 放射ビーム群力(この扇形を形成するそれぞれのビームが被験者のを椎を避けた 状態で同時に投射されることによって達成される。その歯を通過して発生する減 衰放射線は、被験者のを椎によって生成される減衰を含まない減衰放射線として 検出される。X線供給手段及びX線検出手段は、歯の平面に直交する軸(即ち、 被験者の歯の面に直交する軸)の周りで同期回転する。
それらの手段を回転させる間中、扇形ビームのそれぞれは被験者のを椎を避けて 通る。検出された減衰放射線は、歯のパノラミック画像を形成するが、その画像 にはを椎の照射によって生成されるアーティファクトイメージが含まれていない 。
本発明によれば、複数本に分岐して、垂直方向の扇形を形成する放射ビーム群は 、被験者の頭部を通っているものの、扇形を形成するそれぞれのビームはその被 験者のを椎を避けている。この扇形を形成するビーム群は、を椎のいずれかの側 部を通ってはいる力(それらのビームはを椎を通過してはいない。したがって、 を椎を照射したことによって形成されるようなアーティファクトイメージは現れ ない。さらIへ そのままのX線ビームがを椎を通過する必要がないので、結果 的にX線照射量を減少することができる。最後番へ 放射線感受性の強いを髄を 生成するを椎への照射をなくすることができる。
複数本に分岐して、垂直方向の扇形を形成するX線ビーム群は、コリメートされ たX線供給源によって生成させることができる。直線状に配列させた放射線検出 器は、例えば垂直方向で直線状のチャージカップル化装置(CD D : Ch arge Coupled Device)配列などであり、被験者の頭部から 発生する扇形を形成するビーム群のそれぞれのビームを受け取る位置に位置づけ られている。この際それぞれのビームは、被験者のを椎を避けて通っている。検 出器によって検出された信号は、歯のパノラミック画像を形成するために、従来 のバノラミックデータと同様に処理される。そのようにして形成された画像は、 被験者の位置に対する感度が小さく、また、従来のバノラミック画像と比較して 隣接歯間のオーバーラツプが減少している。
本発明によって形成された画像は、仮定的な次の二段階のプロセスを経て得られ る画像と同等であると考えてもよいであろう。
1)頭の後ろから開いてそれを平らにするような変形をがなり非線形状に反らせ て行うことによって、歯が正常の場合に占めているような湾曲形状の位置に配置 されるのではなくて、比較的直線状の位置を占めるように配置されるように修正 する工程、2)大ざっばに組織の実質をゆがめて生成したものに、リニアのトモ シンセシス法を適用する工程。トモシンセシス法を行うのに望ましい状態の切片 画像は、 「重なり合っていない」状態の歯を備えるように先に平らにされた平 面に平行な焦点面より形成される。
本発明は、被験者の位置に対して極端に敏感にならなくてもぼやけを減少させる ことができる。を椎による歪みやを椎における高放射線量の影響はなくすること ができ、また、隣接歯間のオーバーラツプも減少させることができる。本発明は 、従来のディジタル式のトモシンセシス装置を改良して実施することができる。
そのトモシンセシス装置は、を椎を回避する多数の垂直方向の扇形を形成するビ ーム群と多数の垂直方向の直線状に配列された検出器とを備えており、多重のバ ノラミックブロジエクションを、それぞれ異なる角度で形成して同時に得ること ができる。それからトモシンセシス法の工程を経ることで、三次元の情報を得る ことができる。
の ニー な 舌 l 第1図は、従来のコンピュータ制御されたトモグラフィー装置を概略的に示した 図である。
第2図は、従来の歯科用バノラミックラジオグラフィー装置を概略的に示した図 である。
第3図は、本発明にかかる歯科用トモシンセティック パノラミック ラジオグ ラフィー装置を概略的に示した図である。
第4図は、第3図に示された歯科用トモシンセティック バノラミソク ラジオ グラフィー装置を、歯の面に沿って切断した断面図を概略的に示した図である。
第5図は、第3図に示された装置の機械的な配置を概略的に示した図である。
第6A図及び第6B図は、第3図に示された装置の検出器配列の他の形状を示し た図である。
第7図は、第3図に示された装置の一般的な電気的概略ブロック図である。
第8図は、第7図に示した電気コントローラのより詳細な電気的概略ブロック図 である。
第9A−9C図は、パノラミックラジオグラフィー処理によって被験者の頭部を 理論的であって形態学的に変形させたところを示す図である。
第10A図及び第10B図は、従来のパフラミックラジオグラフィー法と本発明 のパノラミックトモシンセシス法とによって、第9C図に示された形態学的に変 形させた頭部を照射したところを示す図である。
第11図は、本発明の歯科用パノラミックラジオグラフィー装置の他の実施例を 示す一般的な概略図である。
な の!日 ここで本発明を関連する図を用いてより詳細に説明し、本発明の好ましい実施例 を示す。しかしながら本発明は、数多くの異なる形態で実施できるのでここに示 す実施例にのみ限定されると解釈すべきではない。むしろこの実施例によってこ の発明の開示が完全なものになり、発明の全体像が当業者に充分に伝わるように するためのものである。全体を通して同じ数字は同一の部分を示しているものと する。
バフラミツクラジオグラフィー法と本発明に係る装置を説明するに先立ち、まず コンピュータ制御されたトモグラフィー装置について述べ、それから通常のパノ ラミックラジオグラフィー装置について述べる。第1図のスキーム44 コンピ ュータ制御されたトモグラフィー装置を示したものであり、これは歯の面を含ん だ頭部切片画像を得るようにセットされている。ここに示したよう1.− コン ピュータ制御されたトモグラフィー装置10は、単一の水平扇形のX線ビーム1 1をX線供給源12から、直線状に配列した検出器配列13に向けて照射する。
X線供給源12と直線状に配列した虚像検出器配列13は水平方向の回転経路1 4に沿って回転する力(X線供給源12と検出器13の相互の位置関係は一定に 保たれる。水平方向の回転は典型的には垂直軸15を中心とするもので、この垂 直軸は被験者19のを椎付近にくるようになっている。
サーキュラ−トモグラフィー (circular tomography)  の場合、検出器配列13はX線フィルムカセットで置き換えることもでき、この ときの回転は典型的には連続回転である。コンピュータ制御されたトモグラフィ ーの場合、幾つもの異なる線積分が得られる力(そのひとつひとつは供給源と検 出器の相対的な位置に対応したものであり、この点で連続再生トモグラフィーと は異なる。
トモグラフィーやトモシンセシスは、どちらもシャープな焦点を結ぶ領域の外側 にある不要な細部のぼやけに影響される。しかしながら、トモシンセシスの方は トモグラフィーに比べると独特な利点を有している。それは多重画像から得られ たデータを簡単に操作するだけで、焦点面の位置を撮影が終わった後で調整でき ることである。特に、コンピュータを用いれば多重画像を検索し、それがどこに あろうとも、興味の持たれる特定の構造の画像だけに選択的に焦点を当てること ができる。そのうえ、ぼやけの原因になる照射の幾何学的な形態を、焦点面から の距離で、前もって知ることができる。
従って、不要な構造によって引き起こされるぼやけの発生プロセスの正確な性質 を正しく予知することができる。これ憾デコンヴオルーティングなアルゴリズム (deconvoliting algorithms)を使えば焦点面の外側 にある構造に起因するぼやけを減らすことができるということである。
今度は第2図に関して説明すると、これはパノラミックラジオグラフィー装置を 概略的に説明するための図である。装置20には単一の垂直扇形のX線ビーム2 1をX線フィルム23の上に照射するX線供給源22が備わっている。スリット コリメーター26は余分な照射による影響を減らすためのものである。供給源2 2とフィルム23は水平回転経路24に沿って可動垂直軸25のまわりで回転す る力(この軸は典型的には被験者29のを椎の前側に置かれている。第1図に示 されているトモシンセシス装置とは対照的1.−供給源22とフィルム23は相 互に位置が変わる。この相対的な動きは、供給源22およびフィルム23の軸2 5のまわりの回転運動と同期して起こる。その結果、引き延ばされたフィルム2 3はモジュレートされた扇形のビームによって走査されるので、一方向からだけ 照射したのでは直接は得ることのできない横方向にも拡張された画像が得られる ことになる。
第2図に示された装置は歯科用のパノラミックラジオグラフィーとして一般的に 使用できる力ζ この装置は被験者の位置に非常に敏感であることがわかってい る。またビームが被験者のを椎を通ってくるので、X線の照射量を、通常歯や顎 のイメージングに使用するよりも高くする必要がある。そのうえ、を椎によって 、パノラミック画像にアーティファクトなぼやけが生じゃすく、これが正しい診 断の妨げになるおそれがある。
第1図および第2図の説明や本発明に関する以下の説明では、 「水平」および 「垂直」という用語は、起立姿勢または腰をがけた姿勢で直立した被験者19な らびに29に関してのものである。直立した被験者に対して装置1oや2oは水 平方向に回転し、ビーム11は水平面内で扇形のビームであるのに対して、ビー ム21は垂直面内で扇形のビームである。しかしながら、 「水平」や「垂直」 という用語を一般的に定義しようとすれ4f、歯の面に対して定義すべきである と当業者ならば考えるであろう。ここで言う歯の面とは上列の歯17.27と下 列の歯18.28の共通部分によって作らゎ、顎の基底部に平行な面のことであ る。従ってこの記述では、歯の面に平行な方向が「水平」であり、歯の面に直交 する方向が「垂直」と呼ばれることになる。
今度は第3図の説明に移る。ここでは本発明による歯科用のバノラミックラジオ グラフィー装置が説明されている。第3図に示したように、バノラミソクラジオ グラフィー装置3oにはそれぞれ異なる複数の、ここでは6個の垂直な(歯の面 に直交する)扇形のビーム31a−31fが含まれており、これらは供給源32 によって作られる。当業者にはよく知られたことであるが、ビーム31は単一の 供給源32から6−ウェイコリメーター(a six−way collima tor)を使って作りだすこともできる。第3図にはまた、垂直型検出器配列も 示しであるが、これも複数の、ここでは6個の直線状に配列された検出器33a −33fから成り、ビーム31のひとつひとつが被験者39を通過してきた後に 複数の検出器33のひとつひとつに当たるように配置されている。わかりゃすい ように歯の上列37ならびに下列38も示しである。また供給源32と検出器3 3は、被験者のを椎を通る垂直軸35を中心にして、水平回転経路34に沿って 回転することができる。
第3図の装置は非常に幅の狭いビームを照射する装置と見ることもでき、これが ため1ミ比較的広範囲にわたってシャープな焦点を得ることが可能となっている 。その結果、診断したい部分以外の組織によって引き起こされる大きなぶれを排 除することができる。注意深く選んだ角度から多重露光を行うことにより、診断 したい箇所すべてを診ることができ、少なくとも一回照射しただけでは関係のな い組織の画像が重なってあいまいになるようなところも鮮明に見ることができる 。これによって多重バノラミックスキャン(multiple panoram ic 5cans)を特徴とする装置ができたことになり、各スキャンはそれぞ れに異なる照射角で照射さね、その結果それぞれ別個の多重非対称パノラミック ブロジェクションを得ることができる。
被験者の位置に対してどのような角度で照射すればどのようなプロジェクション になるかを記憶させておき、トモシンセテイツクな方法で、組織の二次元プロジ ェクションを三次元プロジェクションに画像合成することが可能である。
次に第4図の説明に移る。これは歯の面に沿って切った第3図の断面図である。
第4図は装置が被験者の周りを360度回転すれ1f1ビーム31aから31f まですべてのビームがを椎41のいずれかの側を通ることを説明している。特に ビーム31aから31cまではを推41の一方の側に当り、またビーム31dか ら31fまではを推41のもう一方の側に当たる。したがってを椎に当たるX線 量は最小量に抑えらね、を椎が得られる画像のぼやけの原因になることはない。
第4図の幾何学的な形態の一例として、ビーム31aから31fまでをほぼセン ターラインを中心に6度、10度、16度と増加させるように置き、各ビームの 長さはそれぞれ約40インチとし、供給源32から中心軸35までの距離は約2 0インチとする。
軸35はを推41の中心と一致する力\あるいはを椎41と歯37の間にくるよ うにする。
検出器33aから33fによってつくられる信号は、トモグラフィツクな方法で 処理する。しかし通常のトモシンセシスとは対照的へバノラミックトモシンセテ ィック リコンストラクション(panoramic tomosynthet ic reconstruction)に必要な多重の異なる角度のプロジェク ション(マルチプルディスクリートアンギュラ−プロジェクションは経時的にで はなく同時的に作られる。これは多重の扇形X線ビーム群を使うことによって達 成できる力(これは単一のX線源と多重検出装置が固定式ないしは可動式の中心 軸のまわりを回転するにつれて、それぞれのビームが組織を異なる方向から露光 させることによって行われる。
本発明は既存の歯科用パノラミックラジオグラフィー装置に比べて数多くの利点 を持っている。X線はを椎を完全に避けて通すことができ、従って照射されるX 線の主要部分はX線に敏感な骨髄に到達しないようにできる。そのうえを椎によ って引き起こされるアーティファクトは、作り出される多重バノラミック画像に 入り込む余地がない。最後にX線照射量に関しても、X線はを椎を貫通しなくて よいため少なくて済むという利点がある。
本発明はまた、頭部に照射されるX線量の分布のしかたを調節し、診たい組織に X線を集中させることができる。たとえばもう一度第4図にもどって、ビーム3 1cと31dにはさまれた扇形領域は、装置を360度回転させると円板状にな る力(ここはX線にまったくさらされない。ビーム31bと31cの間(および ビーム31eと31fの間)にできる環状の領域法 これらのビームが回転する と二本のビームにさらされる。ビーム31aと31bの間(およびビーム31e と31fの間)にできる環状の領域は四本のビームにさらされる。残りの環状領 域は計六本のビームにさらされる。従ってこの装置ではX線の最大強度分布を減 少させかつ均等にすることができる。
本発明は多重プロジェクションを作り出すので、少なくともそのプロジェクショ ンのうちのひとつは歯の間のほとんどの隣接歯間接合点(a points o f interproximal contact) を開いて見せる可能性が ある。ラジオグラフィー装置では、隣接歯間接合点が正確に写ることが望ましい ことは当業者にはよく知られた事実である。
本発明のパノラミック画像では、従来のように被験者の位置を正確に決めなくて もよい。最後へ理論によってもまた現在存在するソフトウェアからも、トモグラ フィツクなデータは必要に応じてどのような二次元プロジェクションにも加工で きることがわかっているので、すでに得られているバノラミツクラジオグラフと 本発明によるものとを注意深く比較すれ(fl 組織変化を定量的に知ることが できる。
本発明ではよく知られた市販の部品を使って改良された結果を得ることができる 。特にモリタコ−ポレーションから発売されているPanex−Elモデルのよ うな機械に使われている通常の供給源32、ならびに受注生産されるマルチ−ス リットコリメーターなどを使って多重垂直扇形ビームを作ることができる。複数 個の検出器、たとえばトンプソンCS F (Thoo+pson C3F)か ら発売されているシックスモデルTHX 1089 直線型X線検出器(six  model THX 10891inear x−ray detector )のようなものを使って、X線を検出することができる。この装置は1000  ccdエレメントが4゜5インチ直列になったものである。
第2図に示すような従来のラジオグラフィーとは対照的鳳検出器33と供給源3 2とが相互に位置を変えることは必ずしも必要ではなく、機械的にこれらの動き を同期させる必要もない。検出器33からの信号は通常行われているようなトモ グラフィツクな処理法を用いて処理すればよいので、処理のために新たにアルゴ リズムを開発する必要はなく、既知のトモシンセティックエンハンスメント技術 を使うことができる。たとえばコントラストをいろいろに変えると力\倍率を変 えるとかいったアーティファクトをコンピュータを使って補正したり、さらには 、コンピュータを使ったパターン認識の技術を使うことができる。得られてくる 電子画像は一台のコンピュータから別のコンピュータへと送ることができるので 、診断や討論の際のコミュニケーションが容易になる。
今度は第5図に移って、これは本発明にかかる装置30の機械的な配置を簡略に スキームとして示したものである。ここに示されているよう1ミX線供給源32 とコリメーター43は支持アーム44の一端に取り付けられており、検出器33 aから33fはそれとは反対側の端に取り付けられている。検出器33は検出器 支持台47に取り付けることもできる。ここに示したように支持アーム44は、 軸35を中心にして、支持部材46に固定されたモーター45によって水平方向 に動くように取り付けられている。
装置30にはまた、被験者の位置を決める手段も設けられている。
すなわちこれは、供給源32ならびに検出器配列33に対して被験者の位置力( 第3図および第4図に関連して述べたような相対配置になるように決めるもので ある。被験者の支持手段は基盤49に取り付けられた顎を載せる支持台48と、 必須ではないが頭蓋支持体51からなる。支持台48と支持体51は適当な位置 にくるように調節できるので、被験者の頭部39を装置30に対して適正な位置 に決めることができる。詳細な機械設計は既知の歯科用バノラミックX線装置に 基づいて行えばよく、ここにこれ以上詳しく述べる必要はない。たとえばJ、  Morita Corp、、 Tustin、 CAから発売されているPan ex−Eを改良すればよい。
今度は第6A図および第6B図に移って、これは第5図に示した検出器の別の型 の実例である。第6A図は四組の一連に配列された検出器配列33a゛から33 d′を示したもので、各検出器配列には複数個の(たとえば三個の)CCDが一 列に配置されている。二次元検出器配列33°は、いっばいに広がってはいるが コリメートされた扇形のビームを受け取ることができる。従ってトモシンセティ ックリコンストラクションのために必要な相互に独立した投影角の数はCODの 列の数にかけ算しなければならない。第6A図に示すような配列にすれば装置の フレキシビリティ−が増し、特殊な画像撮影のためにも照射の配置を自由に決め ることができる。たとえ4f、重要な構造を診る場合は、低角度ならびに高角度 から特殊な回転角を持つ扇形ビームを照射して位置異方的に解像するハイブリッ ドシステムを作ることもできる。第6B図は単独の大きな二次元マトリックス検 出器53を示したもので、これがフレキシビリティ−という点では一番すぐれて いる。
ここで第7図を参照して、本発明の装置30の一般的なハードウェアのブロック 図について説明する。ここに示されているよう1′。
例えばプログラムを備えたマイクロコンピュータからなる電気制御装[4& 電 気的にX線供給源32とモーター45、及び検出器配列33と接続されて、X線 供給源32によるX線の発生と、モーター45の回転とを電気的に制御している 。検出器配列33から得られる信号はコントローラ50で記憶されて、そこで第 8図を参照しながら以下に説明するように処理がなされる。処理がなされた信号 1叡分析あるいは監視を離れたところで行うべく、リモートコンピュータ52に 移行される。その画像はまた、例えば陰極線管(CRT)スクリーンなどの可視 化ディスプレイ54に入力される。第7図の構成要素を接続する方式についてL  当業者にはよく知られており、ここではこれ以上詳細を説明する必要はない。
つぎに第8図を参照して、コントローラ50の詳細な説明を行う。
この図に示されているように、複数本の信号線55が検出器配列33をコントロ ーラ50のバッファ56に接続していることによって、データを高速度でパラレ ルに伝達することができるように構成されている。この様式に代えて、一連の伝 達をもっと少ない数の信号線に載せて行うこともできる。装置がスキャンされて いるとき1′、全てよりは少ない直線状の配列が活性化されることによって、デ ータの加工処理を通して、焦点面の周りでフィールドの深さを変化させることが できることも、当業者にとっては理解できることであろう。
このようにすれ(11必要とされるバッファのフレームの大きさと必要なデータ の伝達速度とは小さくなる。
バッファ56内に信号が適切に記憶されると、第3図に示されているような湾曲 した検出器の幾何学的形状を、第1図に示されているような平らな検出器の幾何 学的形状と同等になるように変えるために、非線形の変換が変換手段57によっ て行われる。他の実施例においてはこの変換を行う必要はなく、第3図に示され た幾何学的形状の検出器によってつくられたデータを、以下に説明するように直 接トモシンセティックな方法で加工することができる。トモシンセティックな切 片画像を合成するためには、従来のトモシンセティック処理手段58を用いるこ とができる。また従来のディスプレイ変換器59を用いて、ディスプレイ54上 に表示するできるようなフォーマット(ミ トモシンセティック信号を変換する ことができる。
これらの構成部材の設計は、当業者にはよく知られていることであるので、ここ ではこれ以上説明する必要はない。
第3図に示されているような幾何学的形態の装置によってつくられたデータは、 そのままトモシンセティックな方法で処理することができる。というの叫 従来 のパノラミック画像に対応できるようなプロジェクションの処理は、被験者の実 際の頭部に形態学的な変換処理を適用する工程、続いて、従来のX線発生装置か ら発生させることのできるコリメートされた平行なX線を用いて組織の実質を大 ざっばにゆがめて生成したものに照射する工程を行うことと概念的には同等であ るからである。第9A図−第9C図には、被験者の頭部39を線62に沿って切 断し、上記の結果になるように引き伸ばされる過程が概略的に示されている。複 数の矢印の63i転 ゆがんで移動する方向を示しており、またそれらの矢印6 3は、X線が組織を通る場合のX線照射の変化する方向もほぼ示している。極限 状態ではそれらの矢印63は平行になり、その歪められた組織の実質に従来の固 定されたトランスミッションラジオグラフィーを行った場合、従来のバノラミッ クラジオグラフィーを行った場合と同等の物を形成することが示唆される。
次に第10図を参照して説明する。第10A図に示されている場合は、−個の供 給源から供給されるコリメートされたX線の一本のビームをゆがめられた組織の 実質に照射しており、これに対して、第10B図に示されている場合には、歪め られた組織の実質には多数の角度を有するように方向付けられた多数本のビーム 群が照射されている。第10B図には3つの任意の角度を持つ場合が示されてお り、それぞれのプロジェクションは、互いに他のプロジェクションとは独立して 形成される。64aと64bと64cと符号を付しであるX線フィルム上にでき たプロジェクションは、三つ(あるいはいくつかの可能な数)のトモシンセティ ックな構成要素であるプロジェクションに相当するものと考えられる。これらの プロジェクションは、横方向にシフトさせるだけで作られ、そしてトモシンセテ ィックな切片画像を得るべく組み合わせられる。この切片画像はこのような概念 的なシミュレーションにおいてはフィルム面が平行であり、歪められた組織の実 質の望ましい深さを通っている。本発明において用いられる多重の扇形ビーム群 は、バノラミック走査が行なわれている間、同時にこの効果を奏する。その結果 、シフトされて切片画像を作り出すように組み合わせられたハイブリッドなト  ゛モシンセシス用の構成要素であるプロジェクションとなる。その切片画像は、 歪められていない頭部に関連する場合は、不均一な厚さであって、歯の領域にお けるデンタルアーチに平行なパターンに湾曲している。
次に第11図を参照すると、同図には本発明の他の実施例が示されている。第1 1図は、第4図に示されたのと同じ幾何学的形態の投射法を示している力(装置 を90度時計周りに回転させた点だけは異なっている。このような位置では、半 分のビーム群31d、31e、及び31. fは歯科の対象領域を通過しない。
したがって、被験者の受ける放射線量を減少させる目的で、ある部分を回転して いる間はそのビーム群の少なくとも一本が被験者に当たるのが妨げられる。さら に特定すると、シールド部材61aが装置の回転と同期してビーム群31d、1 3e及び31fをブロックするために設けられている。同様に、シールド部材6 1bも回転にかかる適当な時間だけ、ビーム群31a、31b及び31cをブロ ックできるように設けられている。シールド部材61a、61bは、矢印62a 。
62bで示される方向に動かされることによって、診たい領域の画像形成に関係 していないような一個あるいはそれ以上の扇形ビーム群をブロックすることがで きる。それによって、ラジオグラフィー画像の質と分解能を悪くすることなく、 さらに放射線用量を減少することができる。また、ビーム群をブロックするので はなく、そのビーム群をさまざまな回転位置になるまで独立して回転させること によって、そのビームを抑制し かつ被験者に当たる放射線量を減少させること ができることも、当業者にとっては容易に想到しうろことであろう。
図面の簡単な説明の項には、本発明の一般的で好適な実施例が示されている。そ してそこでは特定の用語が用いられている力(それらは一般的な意味、また説明 的な意味としてのみ用いられているのであって、それらが本発明を限定するもの ではない。本発明の権利範囲は、次に記載した請求の範囲において述べられてい る。
第1図 1 (僅咥教端)・ 第3図 第4r!!J 第5図 第8図 第1OA図 第108r:l:i 第11図 国際刺審紹牛 −PCT/US 92/10615 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,SN、 TD。
TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH。
C3,DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、 MG、MN、MW、NL、N。
、NZ、PL、PT、RO,RU、SD、SE、UA

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の構成、即ち、 被験者の歯を通過する複数の分岐線からなり扇形を形成する照射ビーム群を同時 に投射するためのX線供給手段であって、前記扇形を形成するそれぞれのビーム が、被験者の脊椎を避ける位置であってその被験者の歯の面に対して直交する平 面に並んで位置づけられることを特徴とするX線供給手段、 前記被験者の歯を通過して発生する減衰放射線を検出するためのX線検出手段で あって、その検出された減衰放射線が、被験者の脊椎によって生成される減衰を 含まないことを特徴とするX線検出手段、 歯の面に直交する軸を中心として前記X線供給手段及び前記X線検出手段を同期 回転させるための手段であって、これらの手段が回転している間前記扇形を形成 するそれぞれのビームが間被験者の脊椎を避けて通ることによって、検出された 減衰放射線は歯のパノラミック画像を形成するがその画像には脊椎の照射によっ て生成されるアーティファクトイメージが含まれていないことを特徴とする同期 回転手段、 からなることを特徴とする歯科用ラジオグラフィー装置。
  2. 2.前記複数の分岐線からなり扇形を形成するビーム群が被験者の脊椎の周辺に 対称的に投射され、かつ前記扇形を形成するそれぞれのビームがその被験者の脊 椎を避けて通ることを特徴とする請求の範囲第1項記載の歯科用ラジオグラフィ ー装置。
  3. 3.請求の範囲第1項記載の歯科用ラジオグラフィー装置がさらに、前記複数に 分岐する扇形のビームが前記被験者の歯を通過するとともに同ビームが前記被験 者の歯の面に直交する平面に並んで位置づけられかつ同ビームが前記被験者の脊 椎を避けて通るように被験者の頭部を位置決めするための位置決め手段を備え、 また前記X線供給手段及び前記X線検出手段が前記被験者の頭部に対して対向す る側であってその被験者の歯の面に直交する軸の周りで同期して回転し、それら の手段が回転している間前記扇形を形成するそれぞれのビームがその被験者の脊 椎を避けて通ることによって検出された減衰放射線はその被験者の歯のパノラミ ック画像を形成するがその画像には脊椎の照射によって生成されるアーティファ クトイメージが含まれないことを特徴とする歯科用ラジオグラフィー装置。
  4. 4.前記X線検出手段が、歯の面に対して直交する同じ数の直線状のX線検出器 を備え、それらのX線検出器のそれぞれは、歯を通過して発生する扇形のそれぞ れのビームを受け取るが被験者の脊椎によって生成される減衰を含まないような 位置に位置付けられていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の歯科用ラジ オグラフィー装置
  5. 5.前記それぞれの直線状のX線検出器が前記歯の面に直交する一列に沿って連 続状態の検出器が直線状に並べられた配列からなることを特徴とする請求の範囲 第4項記載の歯科用ラジオグラフィー装置。
  6. 6.前記それぞれの直線状のX線検出器が、前記歯の面に直交する複数列に沿っ て連続状態の検出器が直線状に並べられた配列からなることを特徴とする請求の 範囲第4項記載の歯科用ラジオグラフィー装置。
  7. 7.前記X線検出手段が歯を通過して発生する減衰は含むがその被験者の脊椎に よって生成する減衰は含まない前記扇形の全てのビームを遮断するように連続状 態の検出器が二次元に並べられた配列からなることを特徴とする請求の範囲第1 項記載の歯科用ラジオグラフィー装置。
  8. 8.前記同期回転手段が、前記X線供給手段と前記X線検出手段とを歯の面に対 して垂直であってかつ被験者の脊椎を通る軸の周りに同期して回転させる手段か らなることを特徴とする請求の範囲第1項記載の歯科用ラジオグラフィー装置。
  9. 9.請求の範囲第1項記載の歯科用ラジオグラフィー装置がさらに、前記X線検 出手段に電気的に接続された電気制御手段であって前記検出された歯を通って発 生する減衰放射線から歯のパノラミック画像の表示を形成するための電気制御手 段を備えることを特徴とする歯科用ラジオグラフィー装置。
  10. 10.前記扇形を形成するビーム群のうちの少なくとも一本のビームが、前記軸 の周りで一部分だけ回転する間に歯を通らないことを特徴とする請求の範囲第1 項記載の歯科用ラジオグラフィー装置であって、前記歯科用ラジオグラフィー装 置がさらに、前記少なくとも一本の照射ビームが一部分だけ回転する間その照射 ビームを選択的に遮断して被験者の放射線量を減少させる選択的抑制手段を備え たことを特徴とする歯科用ラジオグラフィー装置。
  11. 11.前記選択的抑制手段が、前記少なくとも一本の照射ビームが一部分だけ回 転する間その照射ビームを選択的にブロックするための可動型照射ビームシール ドからなることを特徴とする請求の範囲第10項記載の歯科用ラジオグラフィー 装置。
  12. 12.以下のステップ、即ち、 被験者の歯を通過する複数の分岐線からなり扇形を形成する照射ビーム群を同時 に照射するステップであって、前記扇形を形成するそれぞれのビームが、被験者 の歯の面に対して直交する平面に位置決めされていて、かつ被験者の脊椎を避け て通ることを特徴とする照射ステップ、 歯の平面に直交する軸の周りで前記複数本の分岐した扇形を形成する照射ビーム 群が回転するステップであって、前記扇形を形成するそれぞれのビームがそれら が回転する間被験者の脊椎を避けて通ることを特徴とする回転ステップ、 前記被験者の歯を通過して発生する減衰放射線を検出するステップであって、そ の検出された減衰放射線が被験者の脊椎によって生成される減衰を含まず、その 歯のパノラミック画像を生成するがその脊椎の照射によって生成されるアーティ ファクトイメージを含まないことを特徴とする減衰放射線検出ステップ、を含む ことを特徴とする歯科用ラジオグラフィー法。
  13. 13.前記同時に照射するステップが、複数の分岐線からなり扇形を形成するビ ーム群を、被験者の脊椎の周辺に対称的にかつその扇型を形成するビーム群のそ れぞれが被験者の脊椎を避けて通るように照射するステップであることを特徴と する請求の範囲第12項記載の歯科用ラジオグラフィー法。
  14. 14.前記検出ステップが、前記複数本の扇形を形成するそれぞれの照射ビーム を別個の放射線検出器で別々に検出するステップであることを特徴とする請求の 範囲第12項記載の歯科用ラジオグラフィー法。
  15. 15.前記回転ステップが、前記X線ビームを前記歯の面に直交しかつ被験者の 脊椎を通る軸を中心として回転させるステップであることを特徴とする請求の範 囲第12項記載の歯科用ラジオグラフィー法。
  16. 16.請求の範囲第12項記載の歯科用X線撮影法がさらに、その被験者の脊椎 によって生成する減衰は含まれず歯を通過して発生する前記検出された減衰放射 線から歯のパノラミック画像の表示を生成させるステップを備えたことを特徴と する歯科用ラジオグラフィー法。
  17. 17.前記扇形を形成するビーム群のうちの少なくとも一本のビームが、前記軸 の周りで一部分だけ回転する間に歯を通らないことを特徴とする請求の範囲第1 2項記載の歯科用ラジオグラフィー法であって、前記歯科用ラジオグラフィー法 がさらに、前記少なくとも一本の照射ビームが一部分だけ回転する間その照射ビ ームを選択的に遮断して被験者の放射線量を減少させる選択的抑制ステップを備 えたことを特徴とする歯科用ラジオグラフィー法。
  18. 18.前記選択的抑制ステップが、前記少なくとも一本の照射ビームが一部分だ け回転する間その照射ビームを選択的にブロックするステップであることを特徴 とする請求の範囲第17項記載の歯科用ラジオグラフィー法。
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