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JPH11112724A - ファクシミリサーバ - Google Patents

ファクシミリサーバ

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Publication number
JPH11112724A
JPH11112724A JP28280897A JP28280897A JPH11112724A JP H11112724 A JPH11112724 A JP H11112724A JP 28280897 A JP28280897 A JP 28280897A JP 28280897 A JP28280897 A JP 28280897A JP H11112724 A JPH11112724 A JP H11112724A
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JP
Japan
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printer
image data
output
reception
mail
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Application number
JP28280897A
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English (en)
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Mitsuru Sato
満 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11112724A publication Critical patent/JPH11112724A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 離れたところからでも画像データの受信を直
ちに知ることができ、受信の有無を見廻る労力を必要と
しないファクシミリサーバを提供すること。 【解決手段】 ファクシミリサーバは、ハードディスク
の受信通知ファイルに送信元FAX番号と、所定のクラ
イアントコンピュータのIPアドレス(受信者IPアド
レス)及び出力プリンタIPアドレス、出力部数がと対
応して格納されている。ファクシミリの受信があると、
受信通知ファイルによって送信元FAX番号から受信者
IPアドレス及び出力プリンタIPアドレスを調べ(S
23)、受信者IPアドレスのクライアントコンピュー
タにLANを介して受信通知メイルを送信し(S2
3)、出力プリンタIPアドレスのプリンタに画像デー
タ及び出力部数を送信し画像を出力させる(S29)。
従って、ファクシミリサーバから離れたところでも受信
を知り、画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離れたところから
でも画像データの受信を直ちに知ることができ、受信の
有無を見廻る労力を必要としないファクシミリサーバに
関する。
【0002】
【従来の技術】原稿に記載された文字や図形を画情報と
して読込み、特定の相手先に送信するファクシミリがオ
フィスや工場、家庭等に広く普及している。従来のファ
クシミリは送受信手段とプリンタとが一体になってお
り、出力先はこのプリンタに限られている。そして、オ
フィス等においてはファクシミリはフロアに1台あるい
は部、課に1台であり数人から数十人で共有使用してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ファクシミ
リの受信原稿は、担当者が手の空いた時にあるいは定期
的に見廻ることにより受信者に届けたり、予め受信予定
がある場合は受信者本人が見廻ることにより得ている。
この様に、従来のファクシミリ装置によるファクシミリ
受信では、離れた場所まで受信の有無を見廻りに行く、
届けるまたは取りに行く等の労力、時間を必要とする問
題点がある。また、ファクシミリ受信原稿を数人が必要
とする場合、受信後コピー機で必要部数コピーしてお
り、手間がかかる問題点がある。更に、ファクシミリ受
信時に、紙詰まり、紙ナシ、トナー切れ等が発生すると
これを解除しないと受信が完了していても出力が遅れて
受信してから受信者が実際に受け取るまでに時間がかか
ってしまったり、受信できなくなり、ファクシミリの使
用効率を悪くすることになる問題点がある。
【0004】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、離れたところからでも画像データ
の受信を直ちに知ることができ、受信の有無を見廻る労
力を必要としないファクシミリサーバを提供することを
第1の目的としている。また、本発明は、受信した原稿
を必要部数コピーする手間を必要としないファクシミリ
サーバを提供することを第2の目的としている。更に、
本発明は、使用効率の良好なファクシミリサーバを提供
することを第3の目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
LAN接続されたクライアントコンピュータから画像デ
ータの送信元に関するメール情報を受信するメール受信
手段と、このメール受信手段により受信した送信元と、
前記メール情報を送信したクライアントコンピュータと
を対応付けて記憶する受信通知先記憶手段と、公衆回線
網を介して画像データの受信を行う画像データ受信手段
と、この画像データ受信手段により受信した画像データ
の送信元が、前記受信通知先記憶手段に格納されている
場合、対応する前記クライアントコンピュータに対して
画像データの受信をメールにより通知するメール送信手
段と、を具備するファクシミリサーバを提供することに
より前記第1の目的を達成するものである。請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載のファクシミリサーバに
おいて、前記メール受信手段は、前記メール情報を送信
したクライアントコンピュータから前記LANに接続さ
れる所定のクライアントプリンタに関するプリンタ情報
を受信し、前記受信通知先記憶手段は、メール受信手段
により受信したプリンタ情報と、前記クライアントコン
ピュータとを対応付けて記憶し、前記画像データ受信手
段により受信した画像データの送信元が、前記受信通知
先記憶手段に格納されている場合、対応する前記クライ
アントプリンタに対して画像データを送信し出力させる
ことにより前記第1の目的を達成するものである。請求
項3に記載の発明は、請求項2に記載のファクシミリサ
ーバにおいて、前記クライアントプリンタに出力させる
前記画像データの出力部数を記憶する出力部数記憶手段
を備え、前記出力部数記憶手段に記憶される前記出力部
数を前記画像データとともに前記クライアントプリンタ
に送信して前記出力部数の前記画像データを出力させる
ことにより前記第1の目的及び第2のを達成するもので
ある。請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項
3に記載の発明において、前記クライアントプリンタが
画像データを出力不可能状態下に、前記出力不可能状態
を検知し、前記クライアントプリンタが出力不可能状態
であることを通知するプリンタ異常メイルを前記クライ
アントコンピュータに送信する出力不可能通知手段を備
えることにより前記第1の目的、前記第2の目的及び前
記第3の目的を達成するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のファクシミリサー
バの一実施形態について、図1から図7を参照しながら
詳細に説明する。
【0007】(1)本実施形態の概要 本実施形態のファクシミリサーバ1は、ハードディスク
13の受信通知ファイルに、予め、送信元FAX番号
と、所定のクライアントコンピュータ21のIPアドレ
ス(受信者IPアドレス)及び出力プリンタIPアドレ
ス、出力部数とが対応して格納される。ファクシミリの
受信があると、ハードディスク13の受信通知ファイル
によって送信元FAX番号から受信者IPアドレス及び
出力プリンタIPアドレスを調べる。そして受信者IP
アドレスのクライアントコンピュータ21にLANを介
して受信通知メイルを送信し、出力プリンタIPアドレ
スのプリンタに画像データ及び出力部数を送信し画像を
出力させる。従って、ファクシミリサーバ1から離れた
ところでもファクシミリの受信を知り、画像を得ること
ができる。
【0008】(2)本実施形態の詳細 図1は、本発明のファクシミリサーバの一実施形態の構
成を示すブロック図である。この図1に示すように、本
実施形態のファクシミリサーバ1は、主制御部11、公
衆回線網と接続され、この公衆回線網を介して画像デー
タの送受信および符号化、復号化を行う送受信部12、
ハードディスク13、ハードディスク13に対するデー
タの格納及び読み出しを制御するHD制御部14、LA
Nを介してLANに接続されるクライアントコンピュー
タ21及びクライアントプリンタ22とデータの送受信
を行うネットワーク制御部15、画像データのプリント
アウトを行うFAXプリンタ16を備えている。
【0009】主制御部11は、データバス等のバスライ
ン17を介して、送受信部12、ハードディスク13、
データ記憶制御部としてのHD制御部14、ネットワー
ク制御部15、及びFAXプリンタ16と接続されてい
る。この主制御部11は、ROM等の図示しない記憶部
またはハードディスク13に格納された各種プログラム
に従って、送受信部12、HD制御部14、ネットワー
ク制御部15、及びFAXプリンタ16を制御するよう
になっている。この主制御部11は、ネットワーク制御
部15を介して画像データがクライアントプリンタ22
に送信されないときにこれを検知し、クライアントプリ
ンタ22が出力不可能状態であることを通知するプリン
タ異常メイルを前記ネットワーク制御部15を介してク
ライアントコンピュータ21に送信する出力不可能通知
手段として機能する。
【0010】前記ハードディスク13は、プリンタ登録
ファイル、スプールファイル、及び受信通知ファイルを
備えている。
【0011】図2は、プリンタ登録ファイルの内容を概
念的に示す図である。プリンタ登録ファイルは、図2に
示すように、LANを介して本実施形態のファクシミリ
サーバ1に接続され送受信部12が受信した画像データ
を送信可能なプリンタの数(プリンタ登録数)、FAX
プリンタ16のIPアドレス(FAXプリンタアドレ
ス)、LANを介して本実施形態のファクシミリサーバ
1に接続されるクライアントコンピュータ21のIPア
ドレス(受信者IPアドレス)、クライアントプリンタ
22それぞれの名称(プリンタ名称)及びIPアドレス
(プリンタIPアドレス)、が格納されている。プリン
タ名称とプリンタIPアドレスは、互いに対応して格納
されている。これらのFAXプリンタIPアドレス、受
信者IPアドレス、プリンタ名称、及びプリンタIPア
ドレスは、管理者用ユーティリティーにより電子メイル
によって登録され格納、保存されるようになっている。
【0012】図3は、スプールファイルの内容を概念的
に示す図である。スプールファイルには、図3に示すよ
うに、送受信部12における受信動作毎に、送信元のフ
ァクシミリ番号(受信元FAX番号)、送信元名称、受
信時刻、受信した画像データのページ数、用紙サイズ等
が画像データとともに格納される。尚、送信元FAX番
号及び送信元名称は、公衆回線網接続時のプロトコルか
ら得られる。
【0013】図4は、受信通知ファイルの内容を概念的
に示す図である。受信通知ファイルには、図4に示すよ
うに、送信元FAX番号毎に、クライアントコンピュー
タのIPアドレス(受信者IPアドレス)、FAXプリ
ンタIPアドレス又はプリンタIPアドレスのうち受信
者が画像データの出力を希望する送信先のプリンタアド
レス(出力プリンタIPアドレス)、受信画像データの
出力部数(プリント部数)が格納され、送信先記憶部及
び出力部数記憶部として機能するようになっている。図
7(a)は、受信通知ファイルへの登録を行う際にクラ
イアントコンピュータからファクシミリサーバへ送信さ
れる電子メイルの一例を示す図である。受信通知ファイ
ルへの送信元ファクシミリ番号、受信者IPアドレス、
出力プリンタIPアドレス、及びプリント部数は、当該
受信者IPアドレスのクライアントコンピュータ21か
ら電子メイルによってファクシミリサーバ1に送信元F
AX番号、受信プリンタ名称及びプリント部数を送信す
ることにより、これらのメイルによるデータと、プリン
タ登録データから取得され、格納、保存されるようにな
っている。
【0014】次に、上述の構成を有する本実施形態のフ
ァクシミリサーバの動作について説明する。
【0015】図5は、本実施形態のファクシミリサーバ
1にファクシミリが送信されたときの受信処理の動作を
示すフローチャートである。本実施形態のファクシミリ
サーバ1では、ファクシミリが送信されて送受信部12
が公衆回線網に接続されると(ステップ11;Y)、主
制御部11は、プロトコルから送信元ファクシミリ番号
を取得し、HD制御部14を介してスプールファイルに
格納、保存する(ステップ12)。更に、プロトコルか
ら送信元名称を取得し、HD制御部14を介してスプー
ルファイルに格納、保存する(ステップ13)。続い
て、受信した画像データをHD制御部14を介して順次
スプールファイルに格納する(ステップ14)。画像デ
ータの格納は、回線の切断まで続けられる(ステップ1
5;N)。そして、回線が切断されたら(ステップ1
5;N)、総ページ数や用紙サイズをスプールファイル
に格納、保存し(ステップ16)、次の受信を待つとと
もに、受信した画像データのプリントアウト処理を行
う。
【0016】図6は、本実施形態のファクシミリサーバ
によるプリントアウト処理の動作を示すフローチャート
である。受信処理が終了すると、主制御部11は、受信
した画像データについてのスプールファイルへの保存が
終了したかどうかを確認し(ステップ21)、画像デー
タの保存の終了まで待機する(ステップ21;N)。そ
してスプールファイルへの画像データの保存の終了が確
認されると(ステップ21;Y)、受信通知ファイルに
該当する送信元FAX番号が有るかどうかを調べる(ス
テップ22)。そしてを送信元FAX番号が有った場合
は(ステップ22;Y)、この送信元FAX番号に対応
して格納されている受信者IPアドレス、出力プリンタ
IPアドレス及びプリント部数を取得する(ステップ2
3)。
【0017】受信通知ファイルに該当送信元FAX番号
が無かった場合は(ステップ22;N)、FAXプリン
タIPアドレスを出力プリンタIPアドレスとし、プリ
ント部数は1部とする(ステップ24)。
【0018】次に、主制御部11は、出力プリンタIP
アドレスを有するプリンタ(出力プリンタ)の状態を検
出し(ステップ25)、プリンタレディ状態の場合(ス
テップ25;Y)は、ネットワーク制御部15を介して
出力プリンタへ画像データを送信させる(ステップ2
6)。
【0019】出力プリンタに紙詰まり、紙ナシ、トナー
切れ等が発生して出力プリンタが出力レディ状態でない
場合(ステップ25;N)には、予め定められた所定の
時間が経過しているかどうかを検出(ステップ26)
し、所定時間が経過していない場合には(ステップ3
1;N)、タイムアウトになるまでステップ25からを
繰り返すことにより所定の時間待機する。所定の時間経
過が経過しタイムアウトとなったら(ステップ31;
Y)、プリンタ異常メイルを送信していない場合(ステ
ップ32;N)には受信者にプリンタ異常メイルを送信
し(ステップ33)、ステップ25からを繰り返す。既
にプリンタ異常メイルを送信してある場合、及び送信元
FAX番号が受信通知ファイルに登録されておらず受信
IPアドレスが取得されていない場合(ステップ32;
Y)には、プリンタ異常メイルを送信することなくその
ままステップ25からを繰り返す。図7(b)はプリン
タ異常メイルの一例を示す図である。この図7(b)に
示すように、プリンタ異常メイルにおいては、プリンタ
異常メッセージとプリンタの名称とが表示される。
【0020】出力プリンタへの画像データが送信され
(ステップ26)ると、この画像データについての出力
が行われる。そして、全てのページ及び全ての部数につ
いての出力が終了していない場合には(ステップ27;
N、又はステップ28;N)ステップ25からの行程を
繰り返す。全てのページについて全ての部数の出力が完
了すると(ステップ27;Y且つステップ28;Y)、
受信者IPアドレスが取得されている場合には、主制御
部11はネットワーク制御部15により受信メイルを出
力プリンタIPアドレスに送信し(ステップ29)、受
信通知ファイルに登録されている情報を破棄し(ステッ
プ30)、受信者IPアドレスが取得されていない場合
にはそのまま、プリントアウト処理を終了する。図7
(c)は、受信メイルを示す図である。この図7(c)
に示すように、受信メイルにおいては、送信元FAX番
号が受信終了の旨のメッセージとともに表示される。
【0021】この様に、本実施形態のファクシミリサー
バ1によると、送受信部12がファクシミリデータを受
信すると、LANを介して、予め定められたクライアン
トコンピュータに電子メイルによって受信通知が送信さ
れ表示されるので、ファクシミリサーバから離れた場所
において受信を知ることができ、担当者や受信予定者が
見回る必要がなく、そのための労力を無くすことができ
る。本実施形態のファクシミリサーバ1によると、送受
信部12が受信した画像データが予め登録されているク
ライアントプリンタに送信されプリントアウトされるの
で、ファクシミリサーバから離れた場所においてプリン
トアウトされた画像を得ることができ、担当者がプリン
トアウト画像を配ったり、受信者が取りに行くための労
力を無くすことができる。
【0022】本実施形態のファクシミリサーバ1による
と、受信した画像データから自動的に複数部の画像を出
力させることができるので、コピーをとる手間を省くこ
とができる。
【0023】本実施形態のファクシミリサーバ1による
と、受信した画像データを出力するプリンタに出力不可
能なエラーが発生すると、このエラーが自動的に電子メ
イルで通知されるので、受信と出力のタイムロスが回避
され、良好な使用効率を得ることができる。
【0024】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、主制
御部11とデータ記憶制御部としてのHD制御部14と
が別に設けられているが、主制御部11がHD制御部1
4を兼ねて機能するようにしてもよい。本実施形態で
は、ハードディスク13にスプールファイルを備えてデ
ータ記憶部としているが、データ記憶部を、例えば、R
AMやEAPROM等の、画像データを読み書き可能な
他の記憶手段により構成してもよい。本実施形態では、
1つのネットワーク制御部15が、前記送受信部12が
受信通知メイルをLANを介してクライアントコンピュ
ータ21に送信し、且つ画像データをLANを介してク
ライアントプリンタ22に送信しているが、受信通知メ
イルの送信を制御する第1のネットワーク制御部と画像
データの送信を制御する第2のネットワーク制御部等
と、別々の制御部としてもよい。
【0025】本実施形態では、ハードディスク13がス
プールファイルを備えてデータ記憶部として機能し、且
つと受信通知ファイルを備えて送信先記憶部として機能
しているが、データ記憶部と送信先記憶部とは別の記憶
手段によって構成してもよい。本実施形態では、ハード
ディスク13に受信通知ファイルを備えて送信先記憶部
としているが、送信先記憶部を、ハードディスク13以
外の、例えば、PROM等の読み書き可能な記憶手段に
より構成することもできる。この場合、送信先記憶部は
ファクシミリサーバの電源OFF後も記憶を保持できる
ものであることが好ましいが、ファクシミリサーバの電
源を通常はON状態のままにしておく場合は、RAM等
とすることもできる。
【0026】本実施形態ではハードディスク13が受信
通知ファイルを備えて送信先記憶部として機能している
が、送信先記憶部を備えず、全てのクライアントコンピ
ュータ21に受信通知メイルを送信するようにしてもよ
い。この場合、受信通知に送信元名称を表示すると、こ
れにより受信者の見当がつき、効率的である。受信通知
ファイルに送信元FAX番号に代えて送信元名称を登録
し、送信元名称から、対応するクライアントプリンタ及
び出力プリンタを検出するようにしてもよい。本実施形
態ではハードディスク13が受信通知ファイルを備えて
送信先記憶部として機能しているが、全ての画像データ
の受信通知を特定の担当者に送信するようにしても、担
当者が見廻る労力を軽減することができる。
【0027】ファクシミリサーバ1にFAXプリンタを
備えず、常にLANに接続されているクライアントプリ
ンタ22において画像データを出力するようにしてもよ
い。画像データをクライアントプリンタ22に出力せ
ず、常にFAXプリンタ16により出力することとして
も、離れたところからでも画像データの受信を直ちに知
ることができ、受信の有無を見廻る労力を必要としない
効果は得ることができる。
【0028】受信通知ファイルをサーチし、該当する送
信元FAX番号を検出して送信元FAX番号が無い場合
に、全てのクライアントコンピュータにメールを送信
し、受信者IPアドレスや出力部数を取得するようにし
てもよい。受信通知ファイルにプリント部数を格納せ
ず、常に1部としてもよい。特に、クライアントコンピ
ュータが一人に一台割り当てられている場合等には、各
受信者に対して1部ずつ出力することとすれば、プリン
ト部数を予め登録しておく必要はない。
【0029】受信通知メイルは、送信元FAX番号に代
えて、送信元名称を表示してもよい。また、受信プリン
タは予め定められており受信者は既に知っているので、
表示しなくてもよい。プリント部数についても表示しな
くてもよい。
【0030】送出先のプリンタのプリンタ異常メイルは
全てのクライアントコンピュータに送信されてもよい。
【0031】クライアントコンピュータ21はLANに
接続されてLANを介してデータを送受信可能であれば
よく、このような機能を有するワープロでもよい。クラ
イアントコンピュータ21とクライアントプリンタ22
とは一体となっていてもよい。クライアントプリンタ2
2はLANに直接接続されておらず、クライアントコン
ピュータ21を介してLANと接続されていてもよい。
本実施形態においては送受信部12が備えられてファク
シミリの送信及び受信が可能となっているば、送受信部
12に代えて受信部のみを備え、受信のみを行うものと
してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリサーバによれば、受信部がファク
シミリデータを受信すると、LANを介して、予め定め
られたクライアントコンピュータに受信通知が送信され
表示されるので、ファクシミリサーバから離れた場所に
おいて受信を知ることができ、担当者や受信予定者が見
廻る必要がなく、そのための労力を無くすことができ
る。
【0033】請求項2記載の発明に係るファクシミリサ
ーバによれば、受信部が受信した画像データが予め登録
されているクライアントプリンタに送信されプリントア
ウトされるので、ファクシミリサーバから離れた場所に
おいてプリントアウトされた画像を得ることができ、担
当者がプリントアウト画像を配ったり、受信者が取りに
行くための労力を無くすことができる。
【0034】請求項3記載の発明に係るファクシミリサ
ーバによれば、受信した画像データから自動的に所望の
部数の画像を出力させることができるので、コピーをと
る手間を省くことができる。
【0035】請求項4記載の発明に係るファクシミリサ
ーバによれば、受信した画像データを出力するプリンタ
に出力不可能なエラーが発生すると、このエラーが自動
的に通知されるので、受信と出力のタイムロスが回避さ
れ、良好な使用効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリサーバの一実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態におけるプリンタ登録ファイル
の内容を概念的に示す図である。
【図3】図1の実施形態におけるスプールファイルの内
容を概念的に示す図である。
【図4】図1の実施形態における受信通知ファイルの内
容を概念的に示す図である。
【図5】図1の実施形態にファクシミリが送信されたと
きの受信処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】図1の実施形態によるプリントアウト処理の動
作を示すフローチャートである。
【図7】図1の実施形態において送受信される電子メイ
ルであって、(a)は受信通知ファイルへの登録を行う
際にクライアントコンピュータからファクシミリサーバ
へ送信される電子メイルの一例を示す図、(b)はプリ
ンタ異常メイルの一例を示す図、(c)は受信メイルの
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリサーバ 11 主制御部 12 送受信部 13 ハードディスク 14 HD制御部 15 ネットワーク制御部 16 FAXプリンタ 17 バスライン 21 クライアントコンピュータ 22 クライアントプリンタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LAN接続されたクライアントコンピュ
    ータから画像データの送信元に関するメール情報を受信
    するメール受信手段と、 このメール受信手段により受信した送信元と、前記メー
    ル情報を送信したクライアントコンピュータとを対応付
    けて記憶する受信通知先記憶手段と、 公衆回線網を介して画像データの受信を行う画像データ
    受信手段と、 この画像データ受信手段により受信した画像データの送
    信元が、前記受信通知先記憶手段に格納されている場
    合、対応する前記クライアントコンピュータに対して画
    像データの受信をメールにより通知するメール送信手段
    と、を具備することを特徴とするファクシミリサーバ。
  2. 【請求項2】 前記メール受信手段は、前記メール情報
    を送信したクライアントコンピュータから前記LANに
    接続される所定のクライアントプリンタに関するプリン
    タ情報を受信し、 前記受信通知先記憶手段は、メール受信手段により受信
    したプリンタ情報と、前記クライアントコンピュータと
    を対応付けて記憶し、 前記画像データ受信手段により受信した画像データの送
    信元が、前記受信通知先記憶手段に格納されている場
    合、対応する前記クライアントプリンタに対して画像デ
    ータを送信し出力させることを特徴とする請求項1記載
    のファクシミリサーバ。
  3. 【請求項3】前記クライアントプリンタに出力させる前
    記画像データの出力部数を記憶する出力部数記憶手段を
    備え、 前記出力部数記憶手段に記憶される前記出力部数を前記
    画像データとともに前記クライアントプリンタに送信し
    て前記出力部数の前記画像データを出力させることを特
    徴とする請求項2記載のファクシミリサーバ。
  4. 【請求項4】前記クライアントプリンタが画像データを
    出力不可能状態下に、前記出力不可能状態を検知し、前
    記クライアントプリンタが出力不可能状態であることを
    通知するプリンタ異常メイルを前記クライアントコンピ
    ュータに送信する出力不可能通知手段を備えることを特
    徴とする請求項2または請求項3記載のファクシミリサ
    ーバ。
JP28280897A 1997-09-29 1997-09-29 ファクシミリサーバ Expired - Fee Related JP3623083B2 (ja)

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