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JPWO2008038792A1 - チェーンテンショナ - Google Patents

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Abstract

シリンダ部(13)にリターンスプリング(11)とともにプランジャ(12)が摺動可能に組み込まれたチェーンテンショナ(1)において、プランジャ(12)を挿通させる貫通孔(22a)が形成されたストッパ板(22)と、ストッパ板(22)の端部に付勢力を与えることにより、ストッパ板(22)に傾きを発生させ、プランジャ(12)の移動を不能とする付勢部材(24)とを備え、ストッパ板(22)にエンジンの作動油の油圧を作用させることにより、付勢部材(24)の付勢力に抗してストッパ板(22)の傾きを小さくし、プランジャ(12)の移動を許容する構成にした。

Description

本発明は、例えば温度変化や経年変化による伝動用チェーンの張力変化を吸収し、チェーンの張力を適性に保つために用いるチェーンテンショナに関する。
クランクシャフトの回転をチェーンを介してカム軸に伝達する伝動機構においては、チェーンの弛み側にチェーンテンショナを設け、当該チェーンテンショナの調整力をチェーンに付与することでチェーンの張力を一定に保つようにしている。
一般的なチェーンテンショナは、ハウジングに形成されたシリンダ部に、スプリングとプランジャとが組み込まれて構成されている。チェーンが弛んだ場合には、スプリングによって付勢されたプランジャが前進することよりチェーンを押圧して適度な張力を保つように作用する。一方、チェーンに張力が生じてプランジャを押し込む力が発生した場合には、プランジャの背部に供給される作動油の油圧により、プランジャの後退を緩衝するように作用する。
上記のような従来のチェーンテンショナにおいては、エンジン停止時のカムの停止位置によっては、チェーンに大きな張力が生じて、プランジャを大きく後退させる場合がある。この場合、エンジンを再始動させると、チェーンが急激に弛み、プランジャが大きく前進して異音を発生させてしまうことがある。
上記のような問題を解決するために、プランジャの戻り量を制限することができるようにしたチェーンテンショナが提案されている。
例えば、特許文献1には、ラチェットを利用することでプランジャの後退を制限したチェーンテンショナが開示されている。
また、特許文献2には、ハウジングのシリンダ部に形成されたガイド溝の後部側面に、プランジャに形成された円周溝を締め付けるレジスタクリップが当接して、さらにプランジャの外周に設けられた円周溝の係合面がレジスタクリップに当接することでプランジャの後退を制限したチェーンテンショナが開示されている。
また、特許文献3には、プランジャの周面に形成されたラックに直行方向から噛合するピストンによりプランジャの後退を阻止するロック機構が記載されており、ピストンに油圧を作用させることでロックを解除するチェーンテンショナが開示されている。
また、特許文献4には、テンションロッドを挿通させる貫通孔が形成された平ワッシャーと、テンションロッドの前進及び後退動により平ワッシャーを傾かせて摩擦力を与えることにより、平ワッシャーに傾きを変化させて、テンションロッドの移動を許容及び不能とするチェーンテンショナが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されたチェーンテンショナにおいては、構造が複雑で大きなラチェット機構を設ける必要がある。また、特許文献2に開示されたチェーンテンショナにおいては、複雑な形状の溝を複数形成する必要がある。また、特許文献3に開示されたチェーンテンショナにおいては、ラックを形成する必要があり、ロック機構が複雑で部品点数が多くなってしまう。また、特許文献4に開示されたチェーンテンショナにおいては、テンションロッドの前進及び後退動により平ワッシャーに摩擦力を与えて、平ワッシャーの傾きを変化させることで、テンションロッドの移動を不能にする構成である。そのため、作動を正常なものとするためには、テンションロッドの外径と平ワッシャーの内径において厳しい寸法精度が要求される。また、初期状態、すなわち不使用時の状態からテンションロッドの前進を許容する際には、ストッパーピンが必要であり、ストッパーピンのための加工をハウジングに施す必要がある。以上のように、いずれの従来技術においても、構造や加工が複雑であり、製造コストが高くなってしまうという問題がある。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、プランジャの戻り量を制限することができるようにしたチェーンテンショナであって、構造が簡易、かつ製造が容易で、コストダウンを図ることのできるチェーンテンショナを提供することを目的とする。
特開2004−263779号公報 特開2001−146946号公報 実開平5−86057号公報 特開平2−309042号公報
本発明のチェーンテンショナは、有底のシリンダ部を有するハウジングと、前記シリンダ部に摺動自在に組み込まれたプランジャと、前記プランジャに前記シリンダ部から突出させる方向に付勢力を与えるスプリングと、前記シリンダ部の底部と前記プランジャとの間に形成される流体圧室に流体を供給し、その逆流を防止するチェックバルブと、を有するチェーンテンショナであって、前記プランジャを挿通させる貫通孔が形成されたストッパ板と、前記ストッパ板の端部に付勢力を与えることにより、前記ストッパ板に傾きを発生させ、前記プランジャの移動を不能とする付勢部材とを備え、前記ストッパ板に流体圧を作用させることにより、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ストッパ板の傾きを小さくし、前記プランジャの移動を許容する構成にしたことを特徴とする。
また、上記に記載のチェーンテンショナにおいて、前記チェックバルブは、前記シリンダ部の内周面であって底部の近傍に設けられていることを特徴とする。
また、上記に記載のチェーンテンショナにおいて、前記ハウジングには、前記ストッパ板の端部を挟んで両側に室が形成されており、一方の室に前記付勢部材が設けられ、他方の室に前記ストッパ板の傾きを小さくするための流体が導かれる構成にしたことを特徴とする。
また、上記に記載のチェーンテンショナにおいて、前記付勢部材が設けられる室を外部に連通する穴が形成されていることを特徴とする。
また、上記に記載のチェーンテンショナにおいて、前記チェックバルブを介して前記流体圧室に供給される流体と、前記ストッパ板の傾きを小さくするための流体とは、エンジンからの作動油であることを特徴とする。
また、上記に記載のチェーンテンショナにおいて、前記付勢部材は、板ばねであることを特徴とする。
また、上記に記載のチェーンテンショナにおいて、前記ハウジングには、前記ストッパ板の端部を遊挿するための係止溝が形成されることを特徴とする。
また、上記に記載のチェーンテンショナにおいて、前記ハウジングには、前記プランジャの後退時に傾いた状態の前記ストッパ板と当接する段部が設けられることを特徴とする。
以上のような本発明のチェーンテンショナによれば、例えばエンジンの停止と同時にストッパ板に傾きを発生させてプランジャの移動を不能とすることにより、エンジン停止時にチェーンに大きな張力が生じたときでも、プランジャが大きく後退することを防ぐことができる。また、エンジン作動時には、直ちにストッパ板に流体圧を作用させてストッパ板の傾きを小さくすることにより、プランジャの移動を許容し、迅速にチェーンに調整力を付与する状態とすることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るチェーンテンショナの断面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るチェーンテンショナの側面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るストッパ板を示す図である。 図4Aは、本発明の第1の実施形態に係るチェーンテンショナの作動について説明するための図である。 図4Bは、本発明の第1の実施形態に係るチェーンテンショナの作動について説明するための図である。 図4Cは、本発明の第1の実施形態に係るチェーンテンショナの作動について説明するための図である。 図4Dは、本発明の第1の実施形態に係るチェーンテンショナの作動について説明するための図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係るチェーンテンショナの平面断面図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係るチェーンテンショナにおいて用いるプランジャを説明するための図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の第1の実施形態に係るチェーンテンショナ1を示しており、図1は図2のI-I線断面図、図2は側面図である。
本実施形態に係るチェーンテンショナ1の概略構成として、ハウジング10のシリンダ部13にリターンスプリング11とプランジャ12とを組み込む。そして、リターンスプリング11によってプランジャ12を突出方向に付勢することにより、不図示のチェーンに対して調整力を付与する。以下、細部の構成について説明する。
図中において、10はアルミダイキャスト等で成形されたハウジングである。13はハウジング10に穿設された有底のシリンダ部であり、このシリンダ部13にリターンスプリング11とともにプランジャ12が摺動可能に組み込まれる。シリンダ部13にプランジャ12が組み込まれることにより、シリンダ部13の底部とプランジャ12との間には油圧室14が形成される。15a及び15bはハウジング10に形成された取付穴であり、チェーンテンショナ1をエンジンに取り付ける際に用いられる。
16はシリンダ部13の前縁部付近とハウジング10の端面Aとを連通するように形成されたストッパ板収納部であり、後述するストッパ板22が収納される。17はシリンダ部13の底部付近とハウジング10の端面Aとを連通するように形成されたチェックバルブ取付穴であり、チェックバルブ18が装着される。
18はチェックバルブ取付穴17に装着されたチェックバルブである。チェックバルブ18は、チェックバルブ取付穴17に圧入固定された弁座18aと、弁座に着座するボール18bと、ボール18bの飛び出しを規制する規制部材18cとからなる。不図示のチェーンが弛んでプランジャ12が前進する場合には、油圧室14の油圧が低くなるので、チェックバルブ18が開いて油圧室14に作動油が流れ込む。一方、チェーンに張力が生じてプランジャ12を押し込む力が発生した場合には、その押し込み力は油圧室14の作動油によって緩衝される。このとき、チェックバルブ18は閉じたままで、油圧室14内の作動油が逆流するのを防止する。押し込み力がリターンスプリング11の付勢力を超えると、プランジャ12が後退し、油圧室14内の作動油はシリンダ部13とプランジャ12の摺動面間から外部にリークする。
19はハウジング10の端面Aに溝状に形成された作動油通路であり、ストッパ板収納部16とチェックバルブ取付穴17とを連通する。20はエンジン側から作動油が供給される作動油供給部である。21はハウジング10の端面Aに溝状に形成された作動油通路であり、チェックバルブ取付穴17と作動油供給20とを連通する。
22はストッパ板であり、図3に示されるように、金属プレートに貫通穴22aが形成されたものである。貫通穴22aの径は、プランジャ12の外径と同一又は僅かに大きく設定されており、プランジャ12が挿通可能なように形成される。
23はストッパ板収納部16に形成された係止溝であり、ストッパ板収納部16にストッパ板22を収納した状態で、ストッパ板22の一端部が挿入される。このように係止溝23にストッパ板22の端部が挿入されることにより、ストッパ板22が前後にずれ動いてしまうのを防止する。ただし、係止溝23は、後述するようにストッパ板22がある程度傾くことを許容するように寸法設計されている。即ち、係止溝23は、例えば図1に参照されるようにストッパ板22の板厚よりも幅広に形成され、ストッパ板22の端部の一部を遊挿(即ち、余裕をもった状態で挿入する)するようになっている。ストッパ板22をストッパ板収納部16に収納すると、ストッパ板22の端部を挟んで両側には、作動油通路19に連通する室16aと、室16bが形成されることになる。
24は室16bに設けられた板ばねであり、ストッパ板22の係止溝23側と対向する側の他端部にプランジャ12の押し込み方向の付勢力を与える。25は油抜き穴であり、ストッパ板収納部16の板ばね24が設けられた室16bを外部に連通するように形成される。なお、図示例では油抜き穴25を穿設したが、作動油通路19、21と同様にハウジング10の端面Aに溝状に形成してもよい。
以上述べたチェーンテンショナ1においては、ハウジング10の端面Aに不図示のカバーが取り付けられる。或いは、ハウジング10の端面Aがエンジン側の取り付け面に直接固定される。これにより、ストッパ板収納部16、チェックバルブ取付穴17、作動油通路19及び作動油通路21が密封される。このようにチェーンテンショナ1を取り付けるに際しては、取付穴15a及び15bが利用される。
チェーンテンショナ1が取り付けられた状態において、作動油供給部20にエンジン側から作動油が供給されると、その作動油は、作動油通路21を通ってチェックバルブ18へ、更に作動油通路19に分岐して室16aへ流入するようになっている。
本実施形態に係るチェーンテンショナ1は、プランジャ12の移動をストッパ板22によって許容したり、不能にしたりすることができる。以下、図4A〜4Cを参照しながらその詳細について説明する。
図4Aは、チェーンテンショナ1の初期状態、即ち、エンジンに取り付けられていない状態を示している。本状態において、ストッパ板22は、その端部が板ばね24によって付勢されているため、プランジャ12の押し込み方向に傾いた状態となっている。これにより、プランジャ12と貫通穴22aとが干渉して、プランジャ12の移動が不能となっている。
図4B、及び図4Cは、チェーンテンショナ1をエンジンに取り付けた状態である。図4Bは、エンジンを作動させたときの状態を示している。エンジンの作動開始と同時に作動油供給部20にエンジン側から作動油が供給され、その作動油は、作動油通路21を通ってチェックバルブ18へ、更に作動油通路19に分岐して室16aへ流入する。室16aに流入した作動油は、その油圧によって板ばね24の付勢力に抗してストッパ板22の傾きを小さくするように押圧する。このようにストッパ板22の傾きが小さくなることで、貫通穴22aとプランジャ12との干渉がなくなり、プランジャ12の移動が許容され、チェーンに対して調整力を付与する状態となる。
図4Cは、エンジンを停止したときの状態を示している。エンジンの停止と同時に作動油供給部20にはエンジン側から作動油が供給されなくなる。したがって、室16aの作動油の油圧が低下して、板ばね24の付勢力によって再びストッパ板22が傾いた状態となり、プランジャ12の移動が不能とされる。すなわち、エンジン停止時のカムの停止位置により、チェーンに大きな張力が生じてプランジャ12を後退させようとする力が働いた場合には、ストッパ板22が係止溝23の端部に当接するため、プランジャ12の後退が阻止される(図4Dを参照のこと)。この際、プランジャ12には、ストッパ板22の貫通穴22aにおける2点及びシリンダ部13の内周面によって摩擦力が与えられるため、プランジャ12の後退は確実に阻止される。なお、本作用の詳細については第2の実施形態において詳述する。なお、本実施形態では、溝形状の係止溝23の端部にストッパ板22が当接してプランジャ54の後退が阻止されるが、溝形状とせずにプランジャ54の後退時に傾いた状態のストッパ板22と当接する段部を設けるだけでも、プランジャ54の後退を阻止することができる。
なお、エンジン作動時の作動油が流入している状態において、室16aから板ばね24が設けられた室16bへと作動油が漏れる場合があるが、油抜き穴25を設けておくことで、室16bから作動油が抜けるため、ストッパ板22や板ばね24の作用に影響を及ぼすことはない。
以上のように構成された本実施形態のチェーンテンショナ1によれば、エンジンの停止と同時にプランジャ12の移動を不能とするため、エンジン停止時にチェーンに大きな張力が生じたときでも、プランジャ12が大きく後退することを防ぐことができる。また、エンジン作動時には、直ちに作動油が供給されてプランジャ12の移動を許容し、迅速にチェーンに調整力を付与する状態とすることができる。
このようなプランジャ12の移動の許容及び不能については、プランジャ12を挿通させる貫通穴22aを有したストッパ板22と、ストッパ板22に付勢力を与える板ばね24とを設け、油圧を利用した簡易な構造であるため、製造が容易で、コストダウンを図ることができる。
なお、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば、本実施形態ではチェックバルブ18をハウジング10の端面A側、即ちシリンダ部13の内周面の底部近傍に設けて、プランジャ12の軸方向長さを短くするようにしたが、チェックバルブ18をシリンダ部13の底部に設けるようにしてもよい。
また、ストッパ板22に付勢力を与える付勢部材として板ばね24を用いたが、他の付勢部材、例えばコイルばね等を用いてもよい。また、ストッパ板収納部16にストッパ板22によって形成された2室16a、16bのいずれかに付勢部材を設けるかは設計事項である。例えば作動油流入側の室16aに付勢部材を設けて、プランジャ12の押し込み方向にストッパ板22を引っ張るようにしてもよい。
また、チェーンテンショナ1においては、ストッパ板22の貫通穴22aの内周面の表面粗さをプランジャ12の外周面の表面粗さよりも粗くするのが好ましい。プランジャ12の外周面の表面粗さを粗くすると、プランジャ12の外周面及びシリンダ部11の内周面の摩耗は進行する。その一方で、プランジャ12の外周面の表面粗さを小さくして摩耗の発生を抑制しようとすると、プランジャ12とストッパ板22との間で作用する摩擦力は当然低くなり、ストッパ板22によるプランジャ12のロックが不十分となる。したがって、摩耗とロックの両側面を考慮し、ストッパ板22の内周面の表面粗さをプランジャ12の外周面の面精度をよりも粗くするのがよい。
また、プランジャ12とストッパ板22との間には摩擦力が作用するため、ストッパ板22には耐摩耗性に優れた材料を選定する必要があり、また作動油等からの圧力も負荷されるため強度も必要とされる。一方で製造の容易さ製造コストを考慮すると、ストッパ板22はプレス等の打ち抜きにより加工されることが好ましい。これら材料特性及び製造コストの両側面を考慮すると、打ち抜き加工が可能であると共に、強度、焼入れ性、耐摩耗性に優れた材料を選定するのが好ましく、例えばSAE1050やSAE5046やSK5等の合金鋼を用いるのがよい。また、耐摩耗性や強度の向上のために部分的に熱処理を施すのもよい。この場合、例えばストッパ板22の貫通穴22aの内周部にのみ浸炭焼入れや高周波焼入れを施すようにすれば、部分的に耐摩耗性や強度を向上させることができる。
また、チェーンテンショナ1においては、エンジン側から供給される作動油の油圧と付勢部材として板ばね24のばね荷重の関係を適正に設定する必要がある。前述したように、チェーンテンショナ1においては、板ばね24がストッパ板22を傾斜させることでプランジャ12の前進及び後退を阻止し、傾斜したストッパ板22に油圧が作用して、ストッパ板22の傾きを小さくすることで前進及び後退を許容する。そのため、ストッパ板22が受ける油圧と板ばね24との間には、(供給圧×プレート面積)>(ばね荷重)の関係が必要となる。
なお、プレート面積は、ストッパ板22の油圧を受ける部分である。
上記の関係をもって、油圧及び付勢部材のばね荷重を適宜設定をすることで、チェーンテンショナ1は適正な作動が可能となる。
また、ストッパ板22の端部が板ばね24によって付勢され、プランジャ12の押し込み方向に傾いた状態(例えば、図4Aや図4Cの状態)における傾斜角度に関しては、角度が小さい程、ストッパ板収納部16や係止溝23のスペースを小さくすることができ、また板ばね24の大きさも小さくすることができるため、コンパクト化を図ることができる。また、ストッパ板22の傾斜角度が小さい程、プランジャ12の移動の許容及び不能の切り替えを速くすることができる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態を説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係るチェーンテンショナ50の平面断面図を示している。
本実施形態に係るチェーンテンショナ50の概略構成は、第1の実施形態と同様であり、ハウジング51のシリンダ部52にリターンスプリング53とプランジャ54とが組み込まれる。そして、リターンスプリング53によってプランジャ54を突出方向に付勢し、不図示のチェーンに対して調整力を付与する。以下、細部の構成について説明する。
図中において、51は金属製のハウジングであり、アルミダイキャスト等で成形したり、鉄を鋳造等したりしてなる。52はハウジング51に穿設されたシリンダ部であり、このシリンダ部52にリターンスプリング53とともにプランジャ54が摺動可能に組み込まれる。シリンダ部52にプランジャ54が組み込まれることにより、シリンダ部52の底部とプランジャ54との間には油圧室55が形成される。56は作動油通路Aであり、シリンダ部52の底部からハウジング51の端面Bとを連通し、油圧室55にエンジン側からの作動油を供給する。作動油通路A56は、図に参照されるように、シリンダ部52の底部からプランジャ54の押し込み方向に延伸し、その途中で直角に折れ曲がり、端面B方向へ延伸する。
57はチェックバルブであり、作動油通路A56の一部に形成されたチェックバルブ取付穴58に取り付けられる。チェックバルブ57は、チェックバルブ取付穴58に圧入固定された弁座57aと、弁座57aに着座するボール57bと、ボール57bの飛び出しを規制する規制部材57cとからなる。係るチェックバルブ57の基本構造は第1の実施形態で説明したものと同様であるため、動作に関する説明は省略する。
59はハウジング51の端面Bに溝状に形成された作動油通路Bであり、チェックバルブ取付穴58とストッパ板収納部60とを連通する。60はシリンダ部52の前縁部付近に形成されたストッパ板収納部であり、ストッパ板61が収納される。
61はストッパ板であり、金属プレートに貫通穴61aが形成されたものである。貫通穴61aの径は、プランジャ54の外径と同一又は僅かに大きく設定されており、プランジャ54が挿通可能なように形成される。
62はストッパ板収納部60に形成された係止溝であり、ストッパ板収納部60にストッパ板61を収納した状態で、ストッパ板61の一端部が挿入される。このように係止溝62にストッパ板61の端部が挿入されることにより、ストッパ板61が前後にずれ動いてしまうのを防止する。ただし、係止溝62は、ストッパ板61がある程度傾くことを許容するように寸法設計されている。即ち、係止溝62は、図5に参照されるようにストッパ板61の板厚よりも幅広に形成され、ストッパ板61の端部の一部を遊挿(即ち、余裕をもった状態で挿入する)するようになっている。ストッパ板61をストッパ板収納部60に収納すると、ストッパ板61の端部を挟んで両側には、作動油通路59に連通する室60aと、室60bが形成されることになる。
63は室60bに設けられた板ばねであり、ストッパ板61の端部にプランジャ54の押し込み方向の付勢力を与える。
以上のように構成された本実施形態に係るチェーンテンショナ50は、第1の実施形態と同様の簡易な構造で、プランジャ54の移動をストッパ板61によって許容したり、不能にしたりすることができる。
ここで、チェーンテンショナ50におけるプランジャ54の後退の阻止について詳述する。第1の実施形態でも述べたように、エンジン停止時のカムの停止位置により、チェーンに大きな張力が生じてプランジャ54を後退させようとする力が働いた場合には、ストッパ板61が係止溝62の端部に当接するため、プランジャ54の後退が阻止される。図5に参照されるストッパ板61の状態は、プランジャ54の後退を阻止している状態である。以下、図5を用いてプランジャ54の後退を阻止する様子を詳細に説明する。
図5の平面断面図および拡大図に参照されるように、プランジャ54の後退を阻止する場合、ストッパ板収納部60の係止溝62の端部cにストッパ板61が当接することでプランジャ54の後退が阻止される。この際、プランジャ54は、ストッパ板61の貫通穴61aにおける2端点(a、b)及びシリンダ部52の内周面(d)によって摩擦力が与えられる。貫通穴61aにおける端点(a、b)がプランジャ54に与える摩擦力は、ストッパ板61が板ばね63によって傾けられて、プランジャ54に干渉し、端点(a、b)からプランジャ54の外周面に直交する力を与えることで発生する。また、貫通穴61aの端点(a、b)がプランジャ54に干渉した際に板ストッパ61が傾いているため、プランジャ54はモーメントMを受けることになる。シリンダ部52の内周面(d)がプランジャ54に与える摩擦力は、モーメントMにより、プランジャ54がシリンダ部52の内周面(d)に押し付けられることで発生する。
このように、本実施形態におけるチェーンテンショナ50において、ストッパ板61がプランジャ54の移動を阻止する際は、ストッパ板61の貫通穴61aにおける2端点(a、b)及びシリンダ部52の内周面(d)がプランジャ54に対して摩擦力を与える。そのため、プランジャ54の後退が確実に阻止されることになる。
また、本実施形態において本発明を適用する場合、プランジャ54の外周面に溝等を形成しなくてよいので、プランジャ54は絞り加工又はプレス加工等により鋼管を塑性変形するだけで作成することができる。図6にプランジャ54の加工の一例を説明するための図を示す。
図6において、上段に加工前の鋼管54aを示し、下段に加工後のプランジャ54を示す。本例では、鋼管54aに対して図中矢印方向(鋼管の中心方向)に力を与えてプレス加工をすることで、下段に示すような先端が塞がれた円筒状のプランジャ54が成形される。なお、この例では、プランジャ54の先端に作動油のリーク穴54bが形成され、プランジャ54から作動油のリークを行うことができる構成になっている。また、この例の他に円状の鉄板を絞り加工することでもプランジャ54と同様のプランジャを成形することもできる。
以上のようにした本実施形態のチェーンテンショナ50においては、プランジャ54を絞り加工又はプレス加工等により成形しており、製造が容易で、製造コストを大幅に削減することができる。なお、第1の実施形態で説明したチェーンテンショナ1と第2の実施形態で説明したチェーンテンショナ50は細部の形状等が異なる部分があるものの、基本構造は同様であり、第2の実施形態で説明したプランジャ54を第1の実施形態のチェーンテンショナ1において用いることも当然可能である。また、第1の実施形態で説明した事項、例えばプランジャとストッパ板の表面粗さの関係や、ストッパ板の材質等については、第2の実施形態でも同様に当てはまる事項である。
以上のように本発明によれば、プランジャの移動の許容及び不能については、プランジャを挿通させる貫通穴を有したストッパ板と、ストッパ板に付勢力を与える付勢部材とを設け、流体圧を利用した簡易な構造であるため、製造が容易で、コストダウンを図ることができる。

Claims (8)

  1. 有底のシリンダ部を有するハウジングと、前記シリンダ部に摺動自在に組み込まれたプランジャと、前記プランジャに前記シリンダ部から突出させる方向に付勢力を与えるスプリングと、前記シリンダ部の底部と前記プランジャとの間に形成される流体圧室に流体を供給し、その逆流を防止するチェックバルブと、を有するチェーンテンショナであって、
    前記プランジャを挿通させる貫通孔が形成されたストッパ板と、
    前記ストッパ板の端部に付勢力を与えることにより、前記ストッパ板に傾きを発生させ、前記プランジャの移動を不能とする付勢部材とを備え、
    前記ストッパ板に流体圧を作用させることにより、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ストッパ板の傾きを小さくし、前記プランジャの移動を許容する構成にしたことを特徴とするチェーンテンショナ。
  2. 前記チェックバルブは、前記シリンダ部の内周面であって底部の近傍に設けられていることを特徴とする請求の範囲1に記載のチェーンテンショナ。
  3. 前記ハウジングには、前記ストッパ板の端部を挟んで両側に室が形成されており、一方の室に前記付勢部材が設けられ、他方の室に前記ストッパ板の傾きを小さくするための流体が導かれる構成にしたことを特徴とする請求の範囲1に記載のチェーンテンショナ。
  4. 前記付勢部材が設けられる室を外部に連通する穴が形成されていることを特徴とする請求の範囲3に記載のチェーンテンショナ。
  5. 前記チェックバルブを介して前記流体圧室に供給される流体と、前記ストッパ板の傾きを小さくするための流体とは、エンジンからの作動油であることを特徴とする請求の範囲1に記載のチェーンテンショナ。
  6. 前記付勢部材は、板ばねであることを特徴とする請求の範囲1に記載のチェーンテンショナ。
  7. 前記ハウジングには、前記ストッパ板の端部を遊挿するための係止溝が形成されることを特徴とする請求の範囲1〜6のいずれか1項に記載のチェーンテンショナ。
  8. 前記ハウジングには、前記プランジャの後退時に傾いた状態の前記ストッパ板と当接する段部が設けられることを特徴とする請求の範囲1〜6のいずれか1項に記載のチェーンテンショナ。
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